JPH05201626A - 空かご割当てにより混雑時サービスを改善する方法及び装置 - Google Patents
空かご割当てにより混雑時サービスを改善する方法及び装置Info
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Abstract
テムレスポンスを計算する際に、もしかごが空であれ
ば、空かごボーナスを使用するエレベータシステムを提
供することである。 【構成】 本発明の方法は、ある階からホール呼びを受
け、あるエレベータかごの現乗客荷重を決定し、その階
に関して混雑信号が生成されているか否かを決定し、も
しその階に関して混雑信号が生成されていれば、現乗客
荷重からそのエレベータかごが「空」であるか否かを決
定し、もしそのエレベータかごが「空」であることが決
定されればそのエレベータかごに「空かごボーナス」値
を割当て、そのエレベータかごの「相対システムレスポ
ンス」を決定する際に「空かごボーナス」値を使用する
諸段階を具備する。
Description
関し、具体的には所定の階に停止するエレベータかごを
割当てる方法及び装置に関する。本発明は、1990年 4月
12日付 Z. S. Bahjat らの合衆国特許出願 07/508,319
号「混雑関連予測に基づいて運動パターン及びパラメタ
を変化させるエレベータシステム」に関連する。
ロプロセッサのようなエレベータかご制御手段の形状の
分散された知能を含むことが多い。これらのエレベータ
システムでは、任意の階における混雑状態にサービスさ
せるためにエレベータかごの割当てを制御するファクタ
(または要因)は、その混雑にサービスさせるのに使用
可能な空かごを考慮に入れていない。これらのファクタ
は、典型的には、複数のかごホール停止、あるホール呼
びへのかごの接近、かごの走行方向等を表すように考慮
されている。これらのファクタは全てが重要ではある
が、混雑状況の発生に応じて所定の階へのかごの割付け
または割当てに影響を及ぼす最適のファクタの集合を表
していないかも知れない。
望ましいから、既に混雑しているかごを‘混雑してい
る’階に向かって走行させ、停止させて乗客を拾わせる
ことは可能ではあるが、僅か数人しか乗り込めないこと
は明白である。しかしながら、この既に混雑しているか
ごでも、未だに群衆を拾うように割当てられたかごの集
合の中の1台のかごであると考えられている。従って、
全ての人が割当てられたかごに乗り込むことはできない
かも知れない。これが群衆内の全ての人々に対するサー
ビスの遅れと、人々が異なる階へ行こうとして混雑して
いる階に対して最適とは言えないサービスとをもたらす
ことになる。
特許 5,024,295号「人工知能を使用してボーナス及びペ
ナルティを変化させる相対システムレスポンスエレベー
タディスパッッチャシステム」には、エレベータかごと
通信して相対システムレスポンス(RSR)アプローチ
に基づいてかごをホール呼びに割当てるマイクロプロセ
ッサをベースとする群制御装置が記載されている。割当
てられるボーナス及びペナルティは、組合された履歴及
び実時間トラフィック予測に基づく“人工知能”技術を
使用して変化させられる。システムは、ホール呼びの背
後の人数を予測することができ、また平均乗り込み率及
び降り率に基づいてそのホール呼び階において予測され
るかご荷重を予測することができる。数人を拾うために
重荷重のかごを停止させることは、かご荷重ペナルティ
を使用してペナルティが課せられる。Col.11に記載さ
れているように、ホール呼びの背後の人数が予測され、
かご荷重が決定されると、そのホール呼び階に一致する
かご呼びによる停止が予定されていないにも拘わらず重
荷重のかごを停止させることは、かご荷重ペナルティ
(CLP)を使用してペナルティが課せられる。このペ
ナルティは可変でありかご内の人数に比例して増加す
る。
4,323,142号「動的に再評価されるエレベータ呼び割当
て」に記載されているエレベータ制御システムでは、全
ての未応答ホール呼びに対して、システムの実際の現状
に配慮しながら運転中のエレベータかごを動的に割当て
る。1982年12月14日付 J. Bittarの合衆国特許 4,363,3
81号「相対システムレスポンスエレベータ呼び割当て」
には、各登録されたホール呼びに対する各かご毎の相対
システムレスポンスファクタ(かごが満載であるか否か
のファクタを含む)の合計に基づいて、複数の階におい
て登録されたホール呼びにかごを割当てるようにしたエ
レベータシステムが記載されている。
ステムレスポンスを計算する際に、もしかごが空であれ
ば、空かごボーナスを使用するエレベータシステムを提
供することである。本発明の別の目的は、最高の容量を
有するエレベータかごに対して、混雑状態が検出され
た、または予測される階にそれらが割当てられる見込み
を増大させるように、より大きい重みを与えるようにし
たエレベータシステムを提供することである。
して、または履歴もしくは実時間乗客データに基づいて
行われる予測を通して、ホール呼びの背後の群衆の存在
を決定し、混雑が測定された、または予測される階にエ
レベータかごを割当てるに当たって空かごボーナスを使
用することである。
を制御する方法を用いて、及びこの方法を達成する装置
を用いて実現される。本方法は、(a)ある階からホー
ル呼びを受ける段階と、(b)あるエレベータかごの現
乗客荷重を決定する段階と、(c)その階に関して混雑
信号が生成されているか否かを決定する段階とを含み、
もしその階に関して混雑信号が生成されていれば、
(d)そのエレベータかごの現乗客荷重がそのかごが
「空」であることを指示しているか否か、即ちそのかご
がある所定の乗客荷重重量より軽いか否かを決定する。
もしそのエレベータかごの現乗客荷重が所定の乗客荷重
より軽い、即ちそのかごが「空」であることが決定され
れば、本方法は更に、(e)そのエレベータかごに「空
かごボーナス」を割当てる段階と、(f)そのエレベー
タかごの「相対システムレスポンス」を決定する際のフ
ァクタとして「空かごボーナス」値を使用する段階を含
む。相対システムレスポンスは、複数のボーナス及びペ
ナルティの関数である。
定の乗客荷重より重い、即ちそのかごが「空」ではない
ことが決定されれば、本方法は、決定された乗客荷重の
関数として「かご荷重ペナルティ」を決定する段階を含
む。本発明の一実施例では、階に関して混雑信号が生成
されているか否かを決定する段階は、その階に配置され
ている混雑センサハードウエアを用いて混雑信号を生成
する初期段階を含む。本発明の別の実施例では、階に関
して混雑信号が生成されているか否かを決定する段階
は、少なくとも部分的にその階で乗り込む乗客の履歴記
録に基づく予測技術を用いて混雑信号を生成する初期段
階を含む。
を説明する。
K. Thangaveluの合衆国特許 5,024,295号「人工知能を
使用してボーナス及びペナルティを変化させる相対シス
テムレスポンスエレベータディスパッッチャシステ
ム」、1982年 4月 6日付 J. Bittarの合衆国特許 4,32
3,142号「動的に再評価されるエレベータ呼び割当
て」、及び1982年12月14日付の J. Bittarの合衆国特許
4,363,381号「相対システムレスポンスエレベータ呼び
割当て」を参照している。
願 S.N. 07/029,495号「エレベータ群制御用双方向環状
通信システム」に記載されている型のエレベータシステ
ムのブロック線図である。このエレベータシステムは、
本発明を実施する1つの適当な構成を表している。上記
出願に記載されているように、エレベータ群制御機能
は、エレベータかご毎に、マイクロプロセッサのような
分離したデータプロセッサに分散させることができる。
以下に運転制御サブシステム(OCSS)101と称す
るこれらのマイクロプロセッサは一緒に双方向環状通信
バス(102、103)に結合されている。図示実施例
では、エレベータ群は8台のエレベータかご(かご1−
かご8)からなり、従って8つのOCSS101ユニッ
トを含んでいる。
エレベータかごを有していることができる。更に、各群
は1台からある最大の指定された数までの、典型的には
最大8台のエレベータかごを含むことができる。ホール
ボタン、及び灯は、遠隔ステーション104及び遠隔直
列通信リンク105と共に切り替えモジュール(SO
M)106を介して各OCSS101に接続されてい
る。エレベータかごボタン、灯、及びスイッチは、同じ
ような遠隔ステーション107及び直列リンク108を
通してOCSS101に接続されている。
なエレベータかご特定ホール機能は、遠隔ステーション
109及び遠隔直列通信リンク110を通してOCSS
101に接続されている。各エレベータかご及び関連O
CSS101が上述のような表示灯、スイッチ、通信リ
ンク等の同一配列を有していることを理解すべきであ
る。簡略化のために図1にはかご8に付随する配列だけ
を示してある。
分であるドア制御サブシステム(DCSS)111によ
って周期的に読み取られる。荷重測定は、これもかご制
御手段の1つの成分である運動制御サブシステム(MC
SS)112へ送られる。次いで荷重測定はOCSS1
01へ送られる。DCSS111及びMCSS112は
マイクロプロセッサで実現し、OCSS101の制御の
下にかごドア動作及びかご運動を制御することが好まし
い。またMCSS112は、駆動及びブレーキサブシス
テム(DBSS)112Aと共に働く。
(ICSS)114を通して各OCSS101と通信す
るアドバンストディスパッチャサブシステム(ADS
S)113と共にOCSS101によって実行される。
例えば、測定されたかご荷重はMCSS112によって
乗降客計数に変換されてOCSS101へ送られる。O
CSS101はこのデータを通信バス102、103を
通してICSS114へ送り、それを介してADSS1
13へ伝送する。また例えば、かごのドア枠上に取り付
けられているハードウエアドア休止センサからのデータ
は乗り込みトラフィックを検知することができ、この検
知された情報はそのかごのOCSS101へ供給され
る。
の情報を使用してこの情報を処理しDCSS111を通
してドア休止時間を適切に変化させる。以上から、IC
SS114がADSS113のための通信バスインタフ
ェースとして機能し、ADSS113は高レベルエレベ
ータかご制御機能に作用することが理解できよう。
DSS113は、1日中の個々のかご及び群要求に関す
るデータを収集して各曜日の異なる時間間隔のトラフィ
ック要求の履歴記録を作成することもできる。またAD
SS113は、予測される要求と実際の要求とを比較し
てエレベータかご派遣シーケンスを調整し、群及び個々
のかごの性能を最適のレベルに到達させることもでき
る。
の全活動時間中の、例えば1分間隔のような短時間毎に
建物の各階における、及び各トラフィック方向における
以下のようなトラフィックデータが収集される。このト
ラフィックデータは、(a)停止が行われたホール呼び
の数、(b)それらの階におけるかご荷重測定を使用
し、かごに乗り込む乗客の数、(c)停止が行われたか
ご呼びの数、及び(d)再びそれらの階におけるかご荷
重測定を使用し、かごから降りる乗客の数を含む。
去の3つの間隔が、乗客計数及びかご停止計数に関して
解析される。もし、例えば過去3分間の中の2分間内に
任意の階において何れかの方向におけるかご停止が行わ
れて平均2人以上の乗客が乗り込むか、または少なくと
も2つの間隔中にその階において及びその方向に2人の
乗客が各かごを降りたことをデータが示せば、その階及
びその方向の実時間予測が開始される。
例では、建物の人口または階の人口のあるパーセンテー
ジ値に基づいて、重要なトラフィック、即ち“混雑”の
存在を検出する。現在では実時間予測を開始させるため
の好ましいしきい値は、例えばその階の人口の3%であ
る。次いで例えば線形指数平滑化モデルを使用する予測
アルゴリズムを使用して、その階、方向及びトラフィッ
ク型(乗りまたは降り)に関して次の2または3分間隔
のトラフィックが予測される。乗客計数及びかご停止計
数(ホール呼び停止またはかご呼び停止)の両方がこの
ようにして予測される。
その階の人口またはその建物の人口のあるパーセンテー
ジ以下に低下すると、実時間予測は終了する。現在では
好ましいしきい値は1%である。パーセンテージではな
く、乗る乗客または降りる乗客の数を固定することも可
能である。即ち、階の人口の3%が混雑、または混雑状
態に向かう傾向を一般的に指示し、履歴データ収集を開
始させる。また、トラフィックが階の人口の1%以下に
低下した場合には、この履歴データ収集を終了させても
差し支えない。
ィックレベルが観測されて実時間トラフィック予測が行
われると、種々の間隔の間に実時間収集されたデータは
ADSS113によって履歴データベース内に保管され
る。乗り計数または降り計数で表したトラフィックが観
測された階、トラフィック方向、及びトラフィックの
型、ホール呼び停止、またはかご呼び停止が履歴データ
ベース内に記録される。そのトラフィックの開始時刻及
び終了時刻、及び曜日も記録される。
データは、それまでの日々のデータと比較される。も
し、例えば開始時刻及び終了時刻が3分の許容差以内
で、また例えば最初の4つ及び最後の4つの短い間隔中
のトラフィックボリューム変動が15%の許容差以内
で、同一トラフィックサイクルが繰り返されれば、当日
のデータが「通常トラフィックパターンファイル」内に
保管される。
いが、もしパターンが例えば開始時刻及び終了時刻が3
分の許容差以内で、また例えば最初の4つ及び最後の4
つの短い間隔中のトラフィックボリューム変動が15%
の許容差以内で、各同一曜日に繰り返されれば、当日の
データは「通常毎週パターンファイル」内に保管され
る。同じことが「毎日トラフィックパターン」を確立す
る場合にも行われる。
て解析し通常パターンファイル及び通常毎週パターンフ
ァイルの両方または何れか一方内に保管した後の、種々
の階、方向及びトラフィック型に関するこれらのファイ
ル内の全てのデータは、翌日のトラフィックを予測する
ために使用される。各階、方向及びトラフィック型毎の
履歴パターンの種々の出現は1つずつ識別される。この
ような各出現毎に、先行出現時のデータ及び最終出現時
の予測データを使用して、また指数平滑化モデルのよう
な予測アルゴリズムを使用して翌日のトラフィックが予
測される。翌日に出現することが予測される全ての通常
トラフィックパターン及び通常毎週トラフィックパター
ンがこのようにして予測され、当日履歴予測データベー
ス内に保管される。
ィックが観測された階及び方向が識別される。重要なト
ラフィック型に関する実時間トラフィックを予測した後
に、当日の履歴予測データベースを調べ、この階及び方
向において同一トラフィック型の履歴トラフィック予測
が次の間隔のためになされていたか否かを識別する。こ
の履歴パターンは、毎週及び毎日の両トラフィックパタ
ーンを含む。
予測値を組合せて最適予測を得る。これらの予測は履歴
及び実時間予測に重みを与える。つまり全ての型の予測
に対してあるパーセンテージの重み係数を使用するので
ある。しかし、トラフィックサイクルが始動した後に、
もし実時間予測と履歴予測(毎週及び毎日)とが、例え
ば6つの1分間隔の中の4つにおいて例えば20%以上
異なっていれば、実時間予測には例えば3/4の、また
履歴予測には1/4の重みを与えて組合せ予測を最適化
する。即ち、 予測=x(実時間)+y(毎週予測)+z(毎日予測) x、y、及びzが重み係数である。
同一方向及びトラフィック型の履歴予測がなされていな
ければ、次の3または4分に関しては実時間予測された
乗客計数及びかご計数を最適予測として使用する。次い
でこの予測されたデータを使用して、重要なトラフィッ
クが発生した階における乗客乗り率及び降り率が計算さ
れる。乗り率は、その期間中にその階においてその方向
のかごに乗る乗客の合計数と、同一間隔中にその階にお
いてその方向になされたホール呼び停止の数との比とし
て計算される。降り率は、その間隔中にその階において
その方向のかごから降りる乗客数と、同一間隔中にその
階においてその方向になされたかご呼び停止の数との比
として計算される。
れた階及び方向に関する次の3乃至4分のための乗り率
及び降り率は、1分に1回計算される。もしその階及び
方向におけるトラフィックが重要でなければ、即ち例え
ばかごに乗降するその階の人口のあるパーセンテージ以
下であれば、乗り率及び降り率は計算されない。以上の
説明の特定例として、及び本発明に使用する混雑予測方
法の実施例として図3及び4に示す流れ図は、トラフィ
ックを収集して予測し、乗り率及び降り率を計算する。
段階1及び2において、例えば6:00AMから真夜中
までのような少なくとも1日の活動時間の全てをカバー
する適切な時間フレーム中の例えば各1分毎に、各階に
おける“上昇”及び“下降”方向の、かごに乗る乗客
数、行われたホール呼び停止数、かこから降りる乗客
数、行われたかご呼び停止数で表されたトラフィックデ
ータを収集する。例えば最新の1時間の間に収集された
データがデータベース内に保管される(段階1a)。
タが解析され、例えば3つの1分間隔の中の2つの間隔
中に何れかの階において“上昇”及び“下降”方向のか
ご停止が行われたか否か、及びこれらの間隔中に平均2
人より多い乗客が各かごに乗り込んだか、またはかごか
ら降りたか否かが識別される。もしそうであれば、重要
なトラフィックが指示されたものと見做される。
好ましくは線形指数平滑化モデルとを使用して、例えば
次の3乃至4分間のその階の、及びその方向のトラフィ
ックを予測する。1つの適当なモデルが、 Makridakis
& Wheelwright 著「予測方法及び応用」( 1978 年 Joh
n Wiley & Sons, Inc.)3.6 節「線形指数平滑法」に記
載されている。もしトラフィック“今日”が前日までの
トラフィックから大きく変化すれば、予測を行う際にこ
の変化が斟酌される。
ーンが各日または各曜日に繰り返されれば、このデータ
は毎日予測データベース内に記憶される。もしこのよう
な予測が使用可能であれば、履歴及び実時間予測が組合
されて最適予測が求められる(段階10)。これらの予
測は、次の関係に従って実時間及び履歴予測の両者を組
合せることができる。
測であり、“xD ”は毎日予測であり、“xW ”は毎週
予測であり、“xR ”は実時間予測である。また
“a”、“b”、及び“c”は係数である。これらの係
数は、実際のトラフィックと予測したトラフィックとを
如何に精密に整合させるかの関数として変化させること
ができる。
予測を最適予測として使用する(段階11)。図3及び
4の流れ図に含まれている他の段階の詳細は、各段階の
ブロック内に記入してある動作の説明から明白であろ
う。次に段階12において、重要なトラフィックが予測
された各階及び方向毎に、例えばその間隔中にかごに乗
ることが予測される人数と、その間隔中に行われたホー
ル呼び停止の数との比として平均乗り率が計算される。
平均降り率は、段階13において、ある間隔中にかごか
ら降りることが予測される人数と、その間隔中に行われ
たかご呼び停止の数との比として計算される。これらの
率はつぎの3乃至4分のために計算され、ADSS11
3によって維持されているデータベース内に保管され
る。
えば各15秒間隔(または他の適切なプログラム可能な
間隔)の終りに混雑を予測するための方法論の例を示す
ものである。図5の混雑予測方法は、例えば15秒置き
に1回のように、周期的に実行される。このアルゴリズ
ムは各階及び方向を調べて、混雑予測がそのトラフィッ
クに関して進行中であるか否かを判断する(段階1及び
2)。もし進行中でなければ段階3において、ある分の
終りに、及びその階について実時間トラフィック予測が
なされたか否か(従って、重要なトラフィックが過去数
分間の間に観測されたか否か)が判断され、次いで段階
4において、混雑開始時間が最終分の最新開始時に、ま
たはこの階及び方向のホール呼びに対してかごが停止し
た最後の時間にセットされる。次に段階5において、過
去の分の予測された乗り計数を使用して、予測された
“混雑”(現時点までの)が混雑累積時間と乗客乗り計
数/分との積として計算される。
れば、“混雑”が予測された最後の時間は、この階にお
けるホール呼びに対してかごが停止して乗客を拾う前の
15秒であるか、またはその最終時点であるかも知れな
い。従って、段階6において最後の混雑更新からの時間
と、実際のまたは予測された乗り計数/分とを使用して
現混雑の大きさが決定される。
きさが例えば12人を越えていれば段階7aにおいて
“混雑信号”が生成される。この混雑信号はADSS1
13からICSS114及び環状通信バス(102、1
03)を通してエレベータ群の各0CSS101へ伝送
される。図6に、混雑している階のために1台またはそ
れ以上のかごを選択する一方法を示す。各階及び方向毎
に(段階1)、混雑は予測されていたか、及びこの大き
さが例えば12人(または建物または階の人口のあるパ
ーセンテージ)の“混雑限界”を越えるか否かの検査が
行われる(段階2)。もしある階においてある方向の混
雑が予測されていれば、段階3においてその階からその
方向のホール呼びを受けていないか否かが判断され、も
し例えば過去3分間の間その階のその方向のホール呼び
に対してかごが停止していなければ、またはもしその階
のその方向のホール呼びに対して停止したかごがそのド
アを閉じた時に部分的に荷重を負っていれば(つまり、
空でも満員でもなければ)、段階4において1台のかご
がその階及び方向に割当てられる。しかしもし過去3分
間の間にその階のその方向にかごが停止し、その階で積
み残しがあれば、段階5において、“2台のかごオプシ
ョン”が使用されていればその階のその方向に2台のか
ごを割当てる決定がなされ、“2台のかごオプション”
が使用されていなければ、1台のかごの予備容量が現在
予測される混雑を収容しきれるならば、1台のかごが送
られる。もしそのかごが十分な容量を有していなけれ
ば、2台のかごがその階のその方向のために送られる。
へのホール呼びが受信されれば、“2台のかごオプショ
ン”が使用されている場合には2台のかごが送られる。
もし使用されていなければ1台のかごだけを送る決定が
なされるか、または第1のかごが現在予測される混雑を
受け入れるための十分な予備容量を有しているか否かに
依存して2台のかごが送られる。
受信していても、段階2において混雑が予測されなかっ
た場合には、前記 1991 年 6月19日付 K. Thangaveluの
合衆国特許 5,024,295号「人工知能を使用してボーナス
及びペナルティを変化させる相対システムレスポンスエ
レベータディスパッッチャシステム」に記載されている
ように、そのホール呼びに1台のかご(段階7参照)、
または2台のかごが割当てられる。
隔で循環的なかご割当てが実行されるのであれば、混雑
予測方法が何れかの階における“混雑”を予測すると、
その混雑している階のために1台またはそれ以上のかご
を選択する方法が後続する。適切なかご割当て方法が実
行され、混雑している階及びホール呼びにかごが割当て
られる。
階の裁定待ち点に到着した時に、もしその階のホール呼
びが未解決であれば、またはもしあるホール呼びに停止
した最後のかごがその階に積み残しをしていれば、かご
はその階のために減速する。かごが混雑している階に到
着してドアを開いた時に、もしそのかごに乗る乗客が居
なければ、そしてそのかごが空であれば、その時点にト
ラフィックが存在していなければそのかごはその階に駐
止して予測されている混雑が到来するのを待機する。
のかごが空ではなく、また空にならなければ、そのかご
がドアを閉じる時にその乗客乗り計数をエレベータ群の
他のかごに送る。もしそのかごが部分的に荷重を負って
いれば、そのかごを待っている全ての乗客がそのかごに
乗り込んだものとして、混雑の大きさが0にリセットさ
れる。それに応答して、混雑予測方法は混雑の大きさを
この0状態から更新する。一方、もしそのかごがそのド
アを閉じる時に満載であれば、混雑の大きさは最後の混
雑更新からの推定到着を加算し、次いでこのかごの乗り
計数を減算することによって更新される。
には、もし別のかごもこの混雑緩和のためにこの階に割
当てられていれば、その割当ては取り消される。混雑の
大きさが0ではないが、混雑限界を越えていなければ、
現在この階への途上にあるかごはその割当てを維持す
る。混雑している階にホール呼びが存在する場合には、
入力される次の呼びに関して混雑の大きさが予測され
る。混雑の大きさが“混雑限界”を越えていれば、そし
て先行かごが満載であれば、“2台のかごオプション”
が使用されているか、または第1のかごの予備容量が予
想される混雑を処理しきれない場合には2台のかごを送
る決定がなされる。先にその階を離れたかごが満載状態
でなければ、混雑状態が予測されていてもこの階へ1台
のかごしか送らない。
らの合衆国特許出願 07/508,319 号「混雑関連予測に基
づいて運動パターン及びパラメタを変化させるエレベー
タシステム」にも記載されている上述した方法は、乗客
の待ち行列の累積及び解消を動的に追跡する。もし混雑
が予測されれば、ホール呼びが登録される前に混雑階へ
かごが派遣される。またホール呼びがその階から受信さ
れた場合、または先にこのホール呼び階に停止したかご
が積み残しをした場合には、複数のかごがその混雑階へ
派遣される。
さが、かご割当て方法によって選択された2台の連続す
るかごの容量が予測されるトラフィックを受け入れられ
ず、且つ乗客の過大数が例えば5人のようなある最小計
数を越えるようであれば、2台より多いかごを選択する
ことである。トラフックデータは“上昇”及び“下降”
方向に別々に予測されるから、混雑予測もまたこれらの
方向の予測されたトラフィックレベルに基づいて別々に
なされる。したがって、混雑トラフィックが上昇、下
降、または両方向の何れの場合に対しても同一の方法を
適用することができる。
平日”のことであり、また過去“数日”とはそれ以前の
数“通常”の日、つまり平日のことであり、これらは全
て典型的には働く平日を含んでいることを理解された
い。従って週末(土曜日及び日曜日)及び祝日は意味
(即ち真のピーク期間)を有しておらず、それらのデー
タは、事実上それらの日々にもピーク期間が現れない限
り、記録された履歴データには現れない。
る方法の例を説明したが、以下に混雑検知システムのハ
ードウエアを説明する。本発明の一面によれば、エレベ
ータシステムは、ある階における混雑状態の存在を検出
する機構をも含む。この機構は、各OCSS101に結
合されているハードウエア混雑センサ115内に、及び
1日中を所定の間隔で各階における上昇及び下降の両方
向に乗る及び降りる人数を予測する前述の人工知能論理
を有するADSS113のような中央知能プロセッサを
通しての両者または何れか一方で実現することができ
る。
サ115(もし使用すれば)は、ある階における混雑を
検出する能力を有している。ここで言う混雑とは、例え
ば12人のような所定のしきい値数に等しいかまたはそ
れを越える数の人の群と考えている。混雑検知は、例え
ば超音波変換器、赤外線送信機及び検出器、階の床に埋
め込まれた近接または重量センサ、またはこれらの技術
の組合せを通して達成することができる。単なる例であ
るが、複数の赤外線送信機及び受信機対を戦略的に配置
して、待っている人が群れているエレベータ乗場のある
領域をカバーさせる。(m)送信機及び受信機対を使用
し、その中の(n)対の送信機と受信機との間に送信さ
れたビームが、待っている人々の存在によって遮られた
ものとすれば(但し、(n)≦(m))混雑状態が検出
されたものと見做され、その階に関係付けられて信号さ
れる。各OCSS101は各階の各混雑センサから入力
を受信する。例えば、混雑が検出された階にはかご当た
り3センサが設けられ、また5台のかごが存在している
ものとすれば、かご当たり3入力と、群全体として15
の入力とが存在する。
アセンサ115から、またはADSS113から)を検
出済であれば、ある階からのホール信号を検出すると直
ちに(もし自分のかごが「空」であれば)自分自身に
「空かごボーナス」(ECB)を割当てる。次いでこの
ECBを使用してかごのRSRを計算する。もしかごが
部分的に荷重を負っていれば、代わりに、かご内の荷重
と共に増加する「荷重かごペナルティ」が使用される。
従って最高の容量(できる限り「空」)を有するかごに
は、混雑している階にそれらが割当てられる見込みが増
すように、大きい論理的重みが与えられる。
ブロックAにおいてOCSS101はホール呼びが登録
されたか否かを判断する。もしYESならば、かご荷重
の決定がなされる。これは、かごの総重量を決定し、か
ごの自重を減算し、残りを平均乗客体重を表すある所定
の数で除すことによる普通の手法で達成する。平均乗客
体重の1つの適当な値は150ポンドである。ブロック
Cにおいては、ホール呼びを発した階に関する混雑信号
が生成されているか否かが決定される。混雑信号はハー
ドウエアセンサ115及び上述した予測アプローチの両
方または何れか一方によって生成させることができる。
ブロックCの結果がNOであれば、ブロックDにおいて
かご荷重ペナルティが決定される。この決定は前述の 1
990 年 4月12日付 Z. S. Bahjat らの合衆国特許出願 0
7/508,319 号「混雑関連予測に基づいて運動パターン及
びパラメタを変化させるエレベータシステム」に記載さ
れているようにして達成することができる。かご荷重ペ
ナルティを決定した後、複数のボーナス及びペナルティ
を基にした相対システムレスポンス(RSR)がブロッ
クEにおいて決定される。ブロックFにおいて、決定さ
れたRSRがあるしきい値(T)に等しいかまたは大き
ければ、ホール呼びに応えるためにかごが派遣される。
の結果がYESであれば、ブロックGにおいてさらなる
決定、即ちそのかごが「空」か否かの決定が行われる。
即ちブロックBにおけるかご荷重の決定に基づいて、か
ごには現在1人も乗客が乗っていないか、またはかごに
は多くとも1人の乗客が乗っていることを決定する。こ
れは、かご荷重を、ある所定のしきい値、例えば300
ポンドと比較することによって達成する。もしこの決定
の結果がNO、即ちかごに少なくとも2人またはそれ以
上の乗客が乗っていれば、ブロックDは上述したように
してかご荷重ペナルティの決定を実行する。
定のしきい値、例えば300ポンドより軽ければ「空」
であると考えている。本発明の他の実施例では、しきい
値を300ポンド以外の値とすることができることを理
解されたい。例えば、もししきい値を301ポンドと4
50ポンドとの間に選択すれば、平均体重の乗客2人が
乗っていても「空」かごと判断される。もししきい値を
150ポンドに設定すれば、「空」かごと考えるために
は平均体重の乗客は1人も乗っていてはならない。もし
ブロックGにおいて、もしかごが「空」であると判断さ
れれば、「空かごボーナス」(ECB)がそのかごに割
当てられる。ECBは比較的大きい値、例えば200で
ある。つまりECBは、かご割当て決定手順中に重要で
あると考えられる値を有しているのである。次いで方法
はブロックEに戻ってRSRが決定される。ESRを決
定する際に大きいECBが存在することは、混雑状態が
検出または予測された階のホール呼びに応えて「空」か
ごが割当てられる、または派遣される確率を増大させる
ことになる。本発明の使用はエレベータシステムの効率
を高め、またホール呼びの背後で待っている群衆を有す
るホール呼びに「空」かごが割当てられる確率を増加さ
せることによってホール呼びの背後で待つ人々の待ち時
間を短縮させるのに役立つ。
くのペナルティ及びボーナスの1つに過ぎないことを注
意すべきである。例えば、前述の 1991 年 6月19日付
K. Thangaveluの合衆国特許 5,024,295号「人工知能を
使用してボーナス及びペナルティを変化させる相対シス
テムレスポンスエレベータディスパッッチャシステム」
の図7には、かご荷重及びホール呼びの背後で待つ人数
に伴う「かご荷重ペナルティ」の典型的な変化、「予備
容量ボーナス」の変化が示されている。
多くの変更が可能であることを理解されたい。例えば、
図2において、若干の段階は図示の順序以外の順序で実
行しても同一の結果が得られる。また、図3、4及び5
において説明した特定の時間及び他のパラメタは単なる
例示であって本発明の実施を制限するものではない。例
えば、図5の段階7の数12は他のある適当な値にする
ことができる。更に、本発明は図1に特定的に示したア
ーキテクチャとは異なるアーキテクチャを有するエレベ
ータシステムにおいても実現可能である。従って、本発
明は上述した実施例だけに限定されるものではなく、特
許請求の範囲によってのみ限定されることを意図するも
のである。
システムのブロック図である。
る本発明の方法を示す論理流れ図である。
乗り率及び降り率予測するために使用される論理流れ図
の一部分である。
きさを決定するために使用される論理流れ図である。
当てる際に、各階に1台またはそれ以上のかごを割当て
るようにする方法を示す論理流れ図である。
DSS) 114 情報制御サブシステム(ICSS) 115 ハードウエア混雑センサ
Claims (13)
- 【請求項1】 エレベータかごの派遣を制御する方法で
あって、 ある階からホール呼びを受ける段階と、 あるエレベータかごの現乗客荷重を決定する段階と、 その階に関して混雑信号が生成されているか否かを決定
する段階と、 もしその階に関して混雑信号が生成されていれば、 現乗客荷重から、そのエレベータかごが空であるか否か
を決定し、 もしそのエレベータかごが空であることが決定されれ
ば、 そのエレベータかごに空かごボーナス値を割当てる段階
と、 そのエレベータかごの、複数のボーナス及びペナルティ
の関数である相対システムレスポンスを決定する際に、
空かごボーナス値を使用する段階とを具備することを特
徴とする方法。 - 【請求項2】 もしそのエレベータかごが空ではないこ
とが決定されれば、決定された乗客荷重の関数としてか
ご荷重ペナルティを決定する段階を含む請求項1に記載
の方法。 - 【請求項3】 もしその階に関して混雑信号が生成され
ていなければ、決定された乗客荷重の関数としてかご荷
重ペナルティを決定する段階を含む請求項1に記載の方
法。 - 【請求項4】 その階に関して混雑信号が生成されてい
るか否かを決定する段階は、その階に配置されているセ
ンサ手段を用いて混雑信号を生成する初期段階を含む請
求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 その階に関して混雑信号が生成されてい
るか否かを決定する段階は、少なくとも部分的にその階
の乗客トラフィックの履歴記録に基づく予測技術を用い
て混雑信号を生成する初期段階を含む請求項1に記載の
方法。 - 【請求項6】 エレベータかごの派遣を制御する方法で
あって、 ある階からホール呼びを受ける段階と、 あるエレベータかごの現乗客荷重を決定する段階と、 その階に関して混雑信号が生成されているか否かを決定
する段階と、 もしその階に関して混雑信号が生成されていれば、 そのエレベータかごの現乗客荷重から、そのエレベータ
かごが空であるか否かを決定する段階とを具備し、 もしそのエレベータかごが空ではないことが決定されれ
ば、 決定された乗客荷重の関数としてかご荷重ペナルティを
決定する段階と、 そのエレベータかごの、複数のボーナス及びペナルティ
の関数である相対システムレスポンスを決定する際に、
空かごペナルティを使用する段階とをも含み、 一方もしそのエレベータかごが空であることが決定され
れば、 そのエレベータかごに空かごボーナス値を割当てる段階
と、 そのエレベータかごの相対システムレスポンスを決定す
る際に、空かごボーナス値を使用する段階とをも含むこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項7】 もしその階に関して混雑信号が生成され
ていなければ、決定された乗客荷重の関数としてかご荷
重ペナルティを決定する段階を含む請求項6に記載の方
法。 - 【請求項8】 その階に関して混雑信号が生成されてい
るか否かを決定する段階は、その階に配置されているセ
ンサ手段を用いて混雑信号を生成する初期段階を含む請
求項6に記載の方法。 - 【請求項9】 その階に関して混雑信号が生成されてい
るか否かを決定する段階は、少なくとも部分的にその階
の乗客トラフィックの履歴記録に基づく予測技術を用い
て混雑信号を生成する初期段階を含む請求項6に記載の
方法。 - 【請求項10】 エレベータかごの派遣を制御する装置
であって、 あるエレベータホール呼びの背後で待っている、または
待っていることが予測される所定の人数に応答して混雑
信号を生成する手段と、 各エレベータかご毎に、 ある階からホール呼びを受ける手段と、 そのエレベータかごの現乗客荷重を決定する手段と、 上記生成手段に結合されている入力を有し、その階に関
して混雑信号が生成されているか否かを決定する手段
と、 混雑信号の存在に応答し、そのエレベータかごの現乗客
荷重から、そのエレベータかごが空であるか否かを決定
する手段と、 混雑信号の存在と、そのエレベータかごが空であること
の決定とに応答して、そのエレベータかごに空かごボー
ナス値を割当てる手段とを具備することを特徴とする装
置。 - 【請求項11】 そのエレベータかごの、複数のボーナ
ス及びペナルティの関数である相対システムレスポンス
を決定する際に空かごボーナスを使用する手段をも具備
することを特徴とする装置。 - 【請求項12】 上記生成手段は、その階に配置されて
いる混雑センサ手段を含む請求項10に記載の装置。 - 【請求項13】 上記生成手段は、少なくとも部分的に
その階で乗り込む乗客の履歴記録に基づく予測技術を用
いて混雑信号を生成する手段を含む請求項10に記載の
装置。
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1992
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