JPH05201993A - メイラード反応阻害剤 - Google Patents

メイラード反応阻害剤

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JPH05201993A
JPH05201993A JP4222325A JP22232592A JPH05201993A JP H05201993 A JPH05201993 A JP H05201993A JP 4222325 A JP4222325 A JP 4222325A JP 22232592 A JP22232592 A JP 22232592A JP H05201993 A JPH05201993 A JP H05201993A
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JP
Japan
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phenyl
lower alkyl
phenyl ring
alkyl group
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Application number
JP4222325A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Miyajima
啓介 宮嶋
Bonpei Yasui
凡平 安井
Masaaki Motoyama
晶章 本山
Shintaro Ishikawa
伸太郎 石川
Koichi Yasumura
貢一 安村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】下記式で表される化合物を有効成分とするメイ
ラード反応阻害剤。 【化1】 1 はH、カルボキシ低級アルキル等、R2 は−NHR
4 、−N=R6 (R4 はH、フェニルスルホニル等、R
6 は低級アルキリデン等)、R3 はH2 、フェニル低級
アルキリデン等、Xは−S−、−N(R7 )−(R7
H、カルボキシ低級アルキル等)、R4 はR1 又はR7
と共にオキソエチレン基を示してもよい。 【効果】メイラード反応を阻害し糖尿病合併症や老化に
伴う疾患の治療に有用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なメイラード反応阻
害剤に関する。
【0002】
【従来の技術】生体内でのメイラード反応は、蛋白質中
に存在する遊離アミノ基によってグルコースなどの還元
糖のアルデヒド基が求核反応によって攻撃され、アルジ
ミンと呼ばれるシッフ塩基を形成することから始まる。
次に引き続いて転移を起こしてより安定なアマドリ化合
物を形成(非酵素的グリケーション)する。アマドリ化
合物は、更に他の蛋白質状のアミノ基と一連の反応をす
ることによって、褐色の蛍光性物質を形成して蛋白質間
の架橋を引き起こす。歴史的には、1912年、メイラ
ード(Maillard)が、アミノ酸と還元糖の混合液を加熱
すると褐色に着色することを報告し[Maillard,L,C.,Com
pt.Rend.Soc.Biol.,72,599(1912)]、それ以降、この反
応は、メイラード反応と呼ばれている。この時彼は既に
この反応が、生体中でも起こり得る事を示唆した。19
68年、ラーバー(Rabbar)らは、ヘモグロビンの微小
画分であるヘモグロビンA1Cが、糖尿病患者血中で増加
するのを見いだし[Rabbar,S.,Clin.Chim.Acta.,22,296
(1968)]、更にこのヘモグロビンA1Cが、ヘモグロビン
β鎖N末端バリンにグルコースがアマドリ転移した型で
結合したものであること[Stevens,V.J., Vlassara,H.,
Abati,A.,& Cerami,A.,J.Biol.Chem.,252,2998(1977)]
等が判明し生体内での非酵素的グリケーションの存在が
証明された。
【0003】近年では、更に種々の生体蛋白質がメイラ
ード反応をうけることが確認されている。例えば、グリ
ケーションを受けたヘモグロビン量は、糖尿病患者にお
いて約3倍に増加していた[Abraham,E.C.et al.,J.La
b.Clin.Med.102,187(1983) ]。糖尿病患者血清アルブ
ミンでもグリケーション量の増加がみられている[R.Do
lhofer and O.H. Wieland,Diabetes,29,417(1980) ]。
また、糖尿病患者から得られた皮膚コラーゲンにおい
て、蛍光の増大が認められている[Vincent M.Monnier,
et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,81,583(1984)]。非酵
素的グリケーションは、健常人においても見られる現象
であるが、この褐色の蛍光性物質の蓄積は代謝回転速度
の遅い蛋白質で、老化や血糖値の上昇する糖尿病状態に
おいて、顕著に観察される。これは、メイラード反応生
成物の蓄積量が、血糖値とその標的蛋白質の代謝回転速
度等によって決定されるためであるとパトリック(Patr
ick )らによって論じられている[Patrick,J.S., Thor
pe,S.R.,Baynes,J.W.Journal of Gerontology 45,1,B18
-23 1990]。
【0004】この様なメイラード反応生成物と糖尿病及
び老化に関わる種々の病因との関連が論じられている。
たとえば、グリケーション化血清蛋白質をマウスに12
週間にわたって静脈内投与すると糖尿病で見られる様な
典型的な腎障害を引き起こすこと[B.A.McVerry et al.
The Lancet 5,738(1980)]が報告されている。糖尿病性
神経障害の成因の一つとして神経ミエリン蛋白質の非酵
素的グリケーションの関与も考えられている[Monnier,
V.M.etal.,Clin.Endocrinol.Metab.11.431(1982)]。
【0005】眼球レンズクリスタリンは、生合成された
後は代謝回転の無い特殊な蛋白質であるが、セラミ(Ce
rami)らは、このクリスタリンがグリケーションを受け
るとジスルフィド結合を有する無色の架橋体と、有色で
蛍光を有する架橋体が形成されることを見いだした[Mo
nnier,V.M.& Cerami,A.,Science, 211,491(1981) Monn
ier,V.M.& Cerami,A.,Biochim.Biophys.Acta,760,97(19
83) ]。クリスタリンがグリケーションを受けることに
よって生じる重合、不溶性化、蛍光の増大、及び褐色化
は、加齢に伴うレンズの変化と酷似している[Chiou,S.
H.,et al.,J.Biol.Chem.256,5176(1981)]。
【0006】結合組織を構成する蛋白質であるコラーゲ
ン、エラスチンは、代謝回転の非常に遅い蛋白質である
が、腎糸球体基底膜、皮膚、腱などにおいて、グルコー
スとの結合物が見いだされている[Monnier,V.M.,et a
l.,Maillard Reaction in Food,Prog.Food Nutr.Sci.5,
315,Pergamon Press, London ]。ブラウンリー(Brown
lee)らは、糖尿病ラットにおいて血管壁コラーゲンの
架橋が増加し蛍光性物質が蓄積すること、またそれが非
酵素的な機構によることを示し[Brownlee, M.etal.,Sc
ience,232,1629(1986) ]、動脈壁の硬化との関連も考
えられている[Rosenburg,H., et al.,Biochem.Biophy
s.,Res.Commun,91,498 (1979)]。
【0007】以上のように生体内メイラード反応は、糖
尿病並びに老化に関わる種々の疾患に関与しているもの
と考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は新規なメイラ
ード反応阻害剤を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば下記一般
式(1)
【0010】
【化3】
【0011】[式中、R1 は水素原子、低級アルキル
基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボ
ニル低級アルキル基、フェニル環上に低級アルコキシカ
ルボニル基を有することのあるフェノキシ低級アルカノ
イル基又は低級シクロアルキル基を示し、R2 は基−N
HR4 {R4 は水素原子、フェニル環上にハロゲン原
子、ニトロ基、低級アルコキシ基及び低級アルキル基か
ら選ばれる置換基を1〜3個有することのあるフェニル
スルホニル基、フェニル低級アルカノイル基又は基−C
O−NHR5 (R5 は低級アルキル基、フェニル環上に
ハロゲン原子を有することのあるフェニル基、フェニル
低級アルキル基又はナフチル基を示す。)}を示すか、
又はR2 は基−N=R6 {R6 は低級アルキリデン基、
低級シクロアルキル基を1〜2個有する低級アルキリデ
ン基、フェニル環上にハロゲン原子、カルボキシル基、
低級アルコキシカルボニル基、ニトロ基、水酸基、低級
アルコキシ基及びハロゲン化低級アルキル基から選ばれ
る置換基を1〜3個有することのあるフェニル低級アル
キリデン基、フェニル環上にニトロ基を有することのあ
るフェニル低級アルケニリデン基、低級アルケニリデン
基、低級シクロアルキリデン基又はフェニル環上にカル
ボキシル基を有することのあるフェノキシ低級アルキリ
デン基を示す。}を示し、R3 は水素原子2個、フェニ
ル環上にハロゲン原子及びハロゲン化低級アルキル基か
ら選ばれる置換基を有することのあるフェニル低級アル
キリデン基又はフェニル低級アルケニリデン基を示し、
Xは−S−又は−N(R7 )−(R7 は水素原子、低級
アルキル基、カルボキシ低級アルキル基又は低級アルコ
キシカルボニル低級アルキル基を示す。)を示し、R1
とR4 、又はR4 とR7 は、結合してオキソエチレン基
を形成していてもよい。]で示される化合物又はその塩
から選ばれる化合物の少なくとも一つを有効成分として
含有するメイラード反応阻害剤が提供される。
【0012】本発明化合物及びその塩は、メイラード反
応を阻害することにより、種々の糖尿病合併症、例え
ば、冠動脈性疾患、末梢循環障害、脳血管障害、糖尿病
性神経症、腎症、動脈硬化症、関節硬化症、白内障およ
び網膜症、また、老化によって引き起こされる疾患、例
えば、アテローム性動脈硬化症、老人性白内障の治療及
び/または予防に有用である。
【0013】本明細書に於て示される各基は、より具体
的には夫々次の通りである。
【0014】低級アルキル基としては、それが独立に存
在する場合又は他の基中に存在する場合の如何を問わ
ず、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等の炭素数1
〜6の直鎖又は分枝状のアルキル基を例示できる。
【0015】低級アルコキシ基としては、それが独立に
存在する場合又は他の基中に存在する場合の如何を問わ
ず、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、tert−ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキ
シルオキシ基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝状のアル
コキシ基を例示できる。
【0016】ハロゲン原子としては、それが独立に存在
する場合又は他の基中に存在する場合の如何を問わず、
弗素、塩素、臭素及び沃素原子を示す。
【0017】カルボキシ低級アルキル基としてはカルボ
キシメチル、2−カルボキシエチル、1−カルボキシエ
チル、3−カルボキシプロピル、4−カルボキシブチ
ル、1,1−ジメチル−2−カルボキシエチル、5−カ
ルボキシペンチル、6−カルボキシヘキシル、2−メチ
ル−3−カルボキシプロピル基等のアルキル部分が炭素
数1〜6の直鎖又は分枝状のアルキル基であるカルボキ
シアルキル基を例示できる。
【0018】低級アルコキシカルボニル低級アルキル基
としては、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボ
ニルメチル、3−メトキシカルボニルプロピル、4−エ
トキシカルボニルブチル、6−プロポキシカルボニルヘ
キシル、5−イソプロポキシカルボニルペンチル、1,
1−ジメチル−2−ブトキシカルボニルエチル、2−メ
チル−3−tert−ブトキシカルボニルプロピル、2−ペ
ンチルオキシカルボニルエチル、ヘキシルオキシカルボ
ニルメチル基等のアルコキシ部分の炭素数が1〜6及び
アルキル部分の炭素数が1〜6であるアルコキシカルボ
ニルアルキル基を例示できる。
【0019】フェノキシ低級アルカノイル基としては、
2−フェノキシアセチル、3−フェノキシプロピオニ
ル、4−フェノキシブチリル、2−フェノキシブチリ
ル、6−フェノキシヘキサノイル、2−フェノキシプロ
ピオニル、3−フェノキシブチリル、4−フェノキシ−
3−メチルブチリル、5−フェノキシペンタノイル、2
−メチル−3−フェノキシプロピオニル基等のアルカノ
イル部分が炭素数2〜6の直鎖又は分枝状のフェノキシ
低級アルカノイル基を例示できる。
【0020】フェニル環上に低級アルコキシカルボニル
基を有するフェノキシ低級アルカノイル基としては、2
−(4−メトキシカルボニルフェノキシ)アセチル、2
−(3,4−ジメトキシカルボニルフェノキシ)アセチ
ル、2−(3,4,5−トリメトキシカルボニルフェノ
キシ)アセチル、2−(3−メトキシカルボニルフェノ
キシ)アセチル、2−(2−メトキシカルボニルフェノ
キシ)アセチル、3−(2−プロポキシカルボニルフェ
ノキシ)プロピオニル、4−(4−ペンチルオキシカル
ボニルフェノキシ)ブチリル、5−(3−プロポキシカ
ルボニルフェノキシ)ペンタノイル、6−(4−イソブ
トキシカルボニルフェノキシ)ヘキサノイル、2−(4
−ヘキシルオキシカルボニルフェノキシ)アセチル、2
−(4−ブトキシフェノキシ)アセチル等のフェニル環
上に置換基としてアルコキシ部分の炭素数が1〜6の直
鎖又は分枝状のアルコキシカルボニル基を有するフェノ
キシ基を有する炭素数2〜7の直鎖又は分枝状のアルカ
ノイル基を例示できる。
【0021】低級シクロアルキル基としては、シクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、シクロオクチル基等の炭素数が3
〜8の低級シクロアルキル基を例示できる。
【0022】フェニル低級アルカノイル基としてはフェ
ニルアセチル、3−フェニルプロピオニル、4−フェニ
ルブチリル、2,2−ジメチル−3−フェニルプロピオ
ニル、5−フェニルペンタノイル、6−フェニルヘキサ
ノイル、2−メチル−3−フェニルプロピオニル基等の
アルカノイル部分の炭素数が2〜6の直鎖又は分枝状の
アルカノイル基であるフェニルアルカノイル基を例示で
きる。
【0023】フェニル環上にハロゲン原子、ニトロ基、
低級アルコキシ基及び低級アルキル基から選ばれる置換
基を1〜3個有することのあるフェニルスルホニル基と
しては、フェニルスルホニル、2−クロルフェニルスル
ホニル、3−クロルフェニルスルホニル、4−クロルフ
ェニルスルホニル、2−フルオロフェニルスルホニル、
3−フルオロフェニルスルホニル、4−フルオロフェニ
ルスルホニル、2−ブロムフェニルスルホニル、3−ブ
ロムフェニルスルホニル、4−ブロムフェニルスルホニ
ル、2−ヨードフェニルスルホニル、4−ヨードフェニ
ルスルホニル、3,5−ジクロルフェニルスルホニル、
2,6−ジクロルフェニルスルホニル、3,4−ジクロ
ルフェニルスルホニル、3,4−ジフルオロフェニルス
ルホニル、3,5−ジブロムフェニルスルホニル、3,
4,5−トリクロルフェニルスルホニル、2−メチルフ
ェニルスルホニル、3−メチルフェニルスルホニル、4
−メチルフェニルスルホニル、2−エチルフェニルスル
ホニル、3−エチルフェニルスルホニル、4−エチルフ
ェニルスルホニル、3−イソプロピルフェニルスルホニ
ル、4−ヘキシルフェニルスルホニル、3,4−ジメチ
ルフェニルスルホニル、2,5−ジメチルフェニルスル
ホニル、3,4,5−トリメチルフェニルスルホニル、
2−メトキシフェニルスルホニル、3−メトキシフェニ
ルスルホニル、4−メトキシフェニルスルホニル、2−
エトキシフェニルスルホニル、3−エトキシフェニルス
ルホニル、4−エトキシフェニルスルホニル、4−イソ
プロポキシフェニルスルホニル、4−ヘキシルオキシフ
ェニルスルホニル、3,4−ジメトキシフェニルスルホ
ニル、3,4−ジエトキシフェニルスルホニル、3,
4,5−トリメトキシフェニルスルホニル、2,5−ジ
メトキシフェニルスルホニル、2−ニトロフェニルスル
ホニル、3−ニトロフェニルスルホニル、4−ニトロフ
ェニルスルホニル、2,4−ジニトロフェニルスルホニ
ル、3−メチル−4−クロロフェニルスルホニル、2−
クロル−6−メチルフェニルスルホニル、2−メトキシ
−3−クロロフェニルスルホニル基等のフェニル環上に
置換基としてハロゲン原子、ニトロ基、炭素数1〜6の
直鎖又は分枝状のアルコキシ基及び炭素数1〜6の直鎖
又は分枝状のアルキル基から選ばれた基を1〜3個有す
ることのあるフェニルスルホニル基を例示できる。
【0024】置換基としてフェニル環上にハロゲン原子
を有することのあるフェニル基としては、フェニル、2
−クロルフェニル、3−クロルフェニル、4−クロルフ
ェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニ
ル、4−フルオロフェニル、2−ブロムフェニル、3−
ブロムフェニル、4−ブロムフェニル、2−ヨードフェ
ニル、4−ヨードフェニル、3,5−ジクロルフェニ
ル、2,6−ジクロルフェニル、3,4−ジクロルフェ
ニル、3,4−ジフルオロフェニル、3,5−ジブロム
フェニル、3,4,5−トリクロルフェニル基等のハロ
ゲン原子を1〜3個有することのあるフェニル基を例示
できる。
【0025】フェニル低級アルキル基としてはベンジ
ル、2−フェニルエチル、1−フェニルエチル、3−フ
ェニルプロピル、4−フェニルブチル、1,1−ジメチ
ル−2−フェニルエチル、5−フェニルペンチル、6−
フェニルヘキシル、2−メチル−3−フェニルプロピル
基等のアルキル部分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝状
のアルキル基であるフェニルアルキル基を例示できる。
【0026】低級アルキリデン基としてはメチレン、エ
チリデン、プロピリデン、イソプロピリデン、ブチリデ
ン、tert- ブチリデン、ペンチリデン、ヘキシリデン基
等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝状のアルキリデン基を
例示できる。
【0027】低級シクロアルキル基を1〜2個有する低
級アルキリデン基としては、2−シクロプロピルエチリ
デン、1−シクロブチルエチリデン、3−シクロペンチ
ルプロピリデン、4−シクロヘキシルブチリデン、1,
1−ジメチル−2−シクロヘプチルエチリデン、5−シ
クロオクチルペンチリデン、6−シクロヘキシルヘキシ
リデン、2−メチル−3−シクロヘキシルプロピリデ
ン、ジシクロプロピルメチレン、2−ジシクロプロピル
エチリデン基等の炭素数3〜8のシクロアルキル基を1
〜2個有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝状アルキリデ
ン基を例示できる。
【0028】フェニル低級アルキリデン基としては、ベ
ンジリデン、2−フェニルエチリデン、1−フェニルエ
チリデン、3−フェニルプロピリデン、4−フェニルブ
チリデン、1,1−ジメチル−2−フェニルエチリデ
ン、5−フェニルペンチリデン、6−フェニルヘキシリ
デン、2−メチル−3−フェニルプロピリデン基等のア
ルキリデン部分の炭素数が1〜6の直鎖又は分枝状のア
ルキリデン基であるフェニルアルキリデン基を例示でき
る。
【0029】フェニル環上にハロゲン原子、カルボキシ
ル基、低級アルコキシカルボニル基、ニトロ基、水酸
基、低級アルコキシ基、ハロゲン化低級アルキル基から
選ばれる置換基を1〜3個有するフェニル低級アルキリ
デン基としては、2−クロルベンジリデン、4−フルオ
ロベンジリデン、2−(3−クロルフェニル)エチリデ
ン、1−(4−クロルフェニル)エチリデン、3−(2
−フルオロフェニル)プロピリデン、4−(3−フルオ
ロフェニル)ブチリデン、1,1−ジメチル−2−(4
−フルオロフェニル)エチリデン、5−(2−ブロムフ
ェニル)ペンチリデン、6−(3−ブロムフェニル)ヘ
キシリデン、2−メチル−3−(4−ブロムフェニル)
プロピリデン、3−ヨードベンジリデン、2−(4−ヨ
ードフェニル)エチリデン、1−(3,5−ジクロルフ
ェニル)エチリデン、2−(3,4−ジクロルフェニ
ル)エチリデン、3−(2,6−ジクロルフェニル)プ
ロピリデン、4−(3,4−ジクロルフェニル)ブチリ
デン、1,1−ジメチル−2−(3,4−ジフルオロフ
ェニル)エチリデン、5−(3,5−ジブロムフェニ
ル)ペンチリデン、6−(3,4,5−トリクロルフェ
ニル)ヘキシリデン、4−フルオロメチルベンジリデ
ン、4−クロロメチルベンジリデン、4−ブロモメチル
ベンジリデン、4−ヨードメチルベンジリデン、4−ジ
フルオロメチルベンジリデン、4−トリフルオロメチル
ベンジリデン、4−トリクロロメチルベンジリデン、2
−(2−フルオロメチルフェニル)エチリデン、1−
(3−クロロメチルフェニル)エチリデン、3−(3−
ブロモメチルフェニル)プロピリデン、4−[4−(2
−フルオロエチル)フェニル]ブチリデン、5−[4−
(2−クロロエチル)フェニル)プロピリデン、6−
[3−(3−クロロプロピル)フェニル]ヘキシリデ
ン、2−メチル−3−[3−(4−クロロヘキシル)フ
ェニル]プロピリデン、2−(3,4−ジフルオロメチ
ルフェニル)エチリデン、2−(2,5−ジブロモメチ
ルフェニル)エチリデン、2−(3,4,5−トリクロ
ロメチルフェニル)エチリデン、4−メトキシベンジリ
デン、3,4−ジメトキシベンジリデン、3,4,5−
トリメトキシベンジリデン、1−(3−メトキシフェニ
ル)エチリデン、2−(2−メトキシフェニル)エチリ
デン、3−(2−エトキシフェニル)プロピリデン、4
−(4−エトキシフェニル)ブチリデン、5−(3−エ
トキシフェニル)ペンチリデン、6−(4−イソプロポ
キシフェニル)ヘキシリデン、4−ブトキシベンジリデ
ン、1,1−ジメチル−2−(4−ヘキシルオキシフェ
ニル)エチリデン、2−メチル−3−(3,4−ジメト
キシフェニル)プロピリデン、2−(3,4−ジメトキ
シフェニル)エチリデン、2−(3,4−ジエトキシフ
ェニル)エチリデン、2−(3,4,5−トリメトキシ
フェニル)エチリデン、1−(2,5−ジメトキシフェ
ニル)エチリデン、2−カルボキシベンジリデン、3−
カルボキシベンジリデン、4−カルボキシベンジリデ
ン、1−(2−カルボキシフェニル)エチリデン、2−
(4−カルボキシフェニル)エチリデン、3−(2,4
−ジカルボキシフェニル)プロピリデン、4−(3−カ
ルボキシフェニル)ブチリデン、5−(2−カルボキシ
フェニル)ペンチリデン、6−(3−カルボキシフェニ
ル)ヘキシリデン、2−メトキシカルボニルベンジリデ
ン、2−(2−エトキシカルボニル)ベンジリデン、2
−ニトロベンジリデン、3−ニトロベンジリデン、4−
ニトロベンジリデン、3,4,5−トリニトロベンジリ
デン、1−(2−ニトロフェニル)エチリデン、2−
(4−ニトロフェニル)エチリデン、3−(2,4−ジ
ニトロフェニル)プロピリデン、4−(3−ニトロフェ
ニル)ブチリデン、5−(3−ニトロフェニル)ペンチ
リデン、6−(3−ニトロフェニル)ヘキシリデン、2
−メトキシ−3−クロルベンジリデン、2−ヒドロキシ
ベンジリデン、2−(3,4−ジヒドロキシフェニル)
エチリデン、1−(3,4−ジヒドロキシフェニル)エ
チリデン、2−(3−ヒドロキシフェニル)エチリデ
ン、3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピリデン、6
−(3,4−ヒドロキシフェニル)ヘキシリデン、2,
4−ジヒドロキシベンジリデン、3,4,5−トリヒド
ロキシベンジリデン、4−メトキシカルボニルベンジリ
デン、3,4−ジメトキシカルボニルベンジリデン、3
−(2−エトキシカルボニルフェニル)プロピリデン、
6−(4−イソプロポキシカルボニルフェニル)ヘキシ
リデン、4−ブトキシカルボニルベンジリデン、4−ヘ
キシルオキシカルボニルベンジリデン基等のフェニル環
上に置換基として炭素数1〜6の直鎖又は分枝状のアル
コキシ基、炭素数1〜6の直鎖又は分枝状のハロゲン化
アルキル基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキ
シ部分の炭素数が1〜6であるアルコキシカルボニル
基、ニトロ基、水酸基から選ばれた基を1〜3個を有す
るフェニル基を有する炭素数1〜6の直鎖又は分枝状の
アルキリデン基を例示できる。
【0030】フェニル環上にニトロ基を有することのあ
るフェニル低級アルケニリデン基としては、フェニルビ
ニリデン、4−ニトロフェニルビニリデン、3−フェニ
ルアリリデン、3−(4−ニトロ)フェニルアリリデ
ン、4−フェニル−2−ブテニリデン、4−フェニル−
3−ブテニリデン、1−メチル−3−フェニルアリリデ
ン、2−メチル−3−フェニルアリリデン、5−フェニ
ル−2−ペンテニリデン、6−フェニル−2−ヘキセニ
リデン基等のアルケニリデン部分が炭素数2〜6の直鎖
又は分枝状のアルケニリデン部分を有し、フェニル環上
にニトロ基を1〜3個有することのあるフェニルアルケ
ニリデン基を例示できる。
【0031】低級アルケニリデン基としては、ビニリデ
ン、アリリデン、2−ブテニリデン、3−ブテニリデ
ン、2−ペンテニリデン、2−ヘキセニリデン基等の炭
素数2〜6の直鎖又は分枝状のアルケニリデン基を例示
できる。
【0032】低級シクロアルケニリデン基としては、2
−シクロプロペニリデン、2−シクロブテニリデン、2
−シクロペンテニリデン、2−シクロヘキセニリデン、
2−シクロヘプテニリデン、2−シクロオクテニリデン
基等の炭素数3〜8のシクロアルケニリデン基を例示で
きる。
【0033】フェニル環上にカルボキシル基を有するこ
とのあるフェノキシ低級アルキリデン基としては、フェ
ノキシメチレン、2−フェノキシエチリデン、1−フェ
ノキシエチリデン、3−フェノキシプロピリデン、4−
フェノキシブチリデン、1,1−ジメチル−2−フェノ
キシエチリデン、5−フェノキシペンチリデン、6−フ
ェノキシヘキシリデン、2−メチル−3−フェノキシプ
ロピリデン、2−カルボキシルフェノキシメチレン、1
−(3−カルボキシルフェノキシ)エチリデン、2−
(4−カルボキシルフェノキシ)エチリデン、3−(2
−カルボキシルフェノキシ)プロピリデン、4−(3−
カルボキシルフェノキシ)ブチリデン、1,1−ジメチ
ル−2−(4−カルボキシルフェノキシ)エチリデン、
5−(2−カルボキシルフェノキシ)ペンチリデン、6
−(3−カルボキシルフェノキシ)ヘキシリデン、2−
メチル−3−(4−カルボキシルフェノキシ)プロピリ
デン基等のアルキリデン基部分が炭素数1〜6の直鎖又
は分枝状のアルキリデン基であるフェニル環上にカルボ
キシル基を有することのあるフェノキシ低級アルキリデ
ン基を例示できる。
【0034】フェニル環上にハロゲン原子及びハロゲン
化低級アルキル基から選ばれる置換基を有することのあ
るフェニル低級アルキリデン基としては、ベンジリデ
ン、2−フェニルエチリデン、1−フェニルエチリデ
ン、3−フェニルプロピリデン、4−フェニルブチリデ
ン、1,1−ジメチル−2−フェニルエチリデン、5−
フェニルペンチリデン、6−フェニルヘキシリデン、2
−メチル−3−フェニルプロピリデン、4−フルオロベ
ンジリデン、4−クロロベンジリデン、4−ブロモベン
ジリデン、4−ヨードベンジリデン、2−(2−フルオ
ロフェニル)エチリデン、1−(3−クロロフェニル)
エチリデン、3−(3−ブロモフェニル)プロピリデ
ン、4−フルオロメチルベンジリデン、4−クロロメチ
ルベンジリデン、4−ブロモメチルベンジリデン、4−
ヨードメチルベンジリデン、4−ジフルオロメチルベン
ジリデン、4−トリフルオロメチルベンジリデン、4−
トリクロロメチルベンジリデン、2−(2−フルオロメ
チルフェニル)エチリデン、1−(3−クロロメチルフ
ェニル)エチリデン、3−(3−ブロモメチルフェニ
ル)プロピリデン、4−[4−(2−フルオロエチル)
フェニル]ブチリデン、5−[4−(2−クロロエチ
ル)フェニル)プロピリデン、6−[3−(3−クロロ
プロピル)フェニル]ヘキシリデン、2−メチル−3−
[3−(4−クロロヘキシル)フェニル]プロピリデ
ン、2−(3,4−ジフルオロメチルフェニル)エチリ
デン、2−(2,5−ジブロモメチルフェニル)エチリ
デン、2−(3,4,5−トリクロロメチルフェニル)
エチリデン等のハロゲン原子及び炭素数1〜6の直鎖又
は分枝状のアルキリデン部分を有し、フェニル環上に炭
素数1〜6の直鎖又は分枝状のハロゲン化アルキル基か
らなる置換基を1〜3個有することのあるフェニルアル
キリデン基を例示できる。
【0035】本発明化合物(1)においてR1 =Hの
時、下記(1A)〜(1C)の異性体構造をとり得る。
【0036】
【化4】
【0037】本発明は、これらの異性体、その他の立体
異性体、光学異性体、幾何異性体を全て包含する。
【0038】本発明化合物(1)の中には一部公知の化
合物が含まれるが、ほとんどの化合物は新規化合物であ
る。
【0039】本発明化合物(1)は種々の方法により製
造することができ、例えば下記反応工程式1〜10に示
す方法により製造できる。
【0040】[反応工程式1]
【0041】
【化5】
【0042】[式中R1 、R2 及びR7 は前記に同じ。
8 は通常のエステル残基を示す。]R8 で示されるエ
ステル残基としては、例えば炭素数1〜6の低級アルキ
ル基、フェニル低級アルキル基等が挙げられる。
【0043】本反応は、適当な溶媒中、室温〜200℃
程度、好ましくは60〜100℃程度で行われる。本反
応に適当な溶媒としては、メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール等の低級アルコール類、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン(THF)、エチレングリコールジメ
チルエーテル、ジエチルエーテル等のエーテル類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、トリ
エチルアミン、トリプロピルアミン等の第3級アミン、
ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシ
ド(DMSO)等の極性溶媒を挙げることができる。一
般式(3)の化合物の使用量は一般式(2)の化合物に
対し、等モル量以上、好ましくは1〜3倍モル量程度使
用するのがよい。一般に1〜24時間程度で反応は終了
する。
【0044】[反応工程式2]
【0045】
【化6】
【0046】[式中R1 、R2 及びR8 は前記に同じ。
Yはハロゲン原子を示す。]本反応は、通常の溶媒を用
い脱酸剤の存在下で行われる。適当な脱酸剤としては、
例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアミン、トリプロ
ピルアミン、ピリジン、キノリン、4−ジメチルアミノ
ピリジン、酢酸ナトリウム等の塩基性化合物を挙げるこ
とができる。溶媒としては通常のものを広く使用でき、
例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール等の
低級アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロフラン
(THF)、エチレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチルエーテル等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、トリエチルアミン、ト
リプロピルアミン等の第3級アミン、ジメチルホルムア
ミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)等
の極性溶媒を挙げることができる。反応温度は、室温か
ら150℃程度、好ましくは50〜100℃程度がよ
い。一般式(5)の化合物の使用量は、一般式(4)の
化合物に対し等モル量以上、好ましくは1〜3倍モル量
程度がよい。脱酸剤の使用量は、一般式(4)の化合物
に対し1〜10倍モル量程度、好ましくは1〜3倍モル
量程度である。反応時間は一般に1〜24時間程度であ
る。
【0047】[反応工程式3]
【0048】
【化7】
【0049】[式中、X、R1 及びR6 は前記に同じ。
Aはハロゲン原子を示す。]本反応は、R1 が低級アル
キル基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカ
ルボニル低級アルキル基又は低級シクロアルキル基であ
る場合は、触媒としてアルカリの存在下、通常の置換反
応に従って行われる。本反応に使用される適当なアルカ
リとしては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、ナトリウムアミド、水
素化ナトリウム、トリエチルアミン、トリプロピルアミ
ン等を例示できる。溶媒としては、通常のものを広く使
用でき、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノ
ール等の低級アルコール類、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン(THF)、エチレングリコールジメチルエーテ
ル、ジエチルエーテル等のエーテル類、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素類、トリエチルアミ
ン、トリプロピルアミン等の第3級アミン、ジメチルホ
ルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMS
O)等の極性溶媒を挙げることができる。反応温度は0
〜100℃程度がよい。反応時間は1〜20時間程度で
ある。一般式(6)の化合物の一般式(1c)の化合物
に対する使用割合は1〜3倍モル量程度である。上記ア
ルカリの使用量は、一般式(1c)の化合物1モルに対
し1〜3モル程度とすればよい。
【0050】一般式(1c)に於てXが−N(R7 )−
でR7 が水素原子の場合は、一般式(6)の化合物の使
用割合を一般式(1c)の化合物に対し2〜5倍モル量
に増大させて反応を行うと、上記置換反応の条件下で同
時にR1 及びR7 (=R1 )で表される上記の基が1位
と3位の双方に導入される。
【0051】R1 がフェニル環上に低級アルコキシカル
ボニル基を有することのあるフェノキシ低級アルカノイ
ル基である場合、本反応は通常のアミド結合生成反応、
例えば酸ハライド法に従って行われる。上記酸ハライド
法は、脱酸剤の存在下、適当な溶媒中で行われる。脱酸
剤としては通常アミド結合生成反応に用いられる各種の
もの、例えば炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、ピリジン、トリエチルアミン等を使用する
ことができる。溶媒も通常用いられるもの、例えば水、
ベンゼン、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等を使用できる。一般
式(6)の化合物の使用割合は、化合物(1c)に対し
て、通常少なくとも等モル程度、好ましくは等モル〜3
倍モル程度とするのが適当である。また、脱酸剤の使用
量は、一般式(1c)の化合物1モルに対し1〜3モル
程度とすればよい。反応温度は通常−30〜100℃程
度、好ましくは室温〜80℃程度であり、20分〜20
時間程度で反応は終了する。
【0052】[反応工程式5]
【0053】
【化8】
【0054】[式中R1 及びXは前記に同じである。R
6aは低級アルキリデン基を示し、R6bはフェニル環上に
ハロゲン原子、カルボキシル基、ニトロ基、水酸基、低
級アルコキシ基及びハロゲン化低級アルキル基から選ば
れる置換基を1〜3個有することのあるフェニル低級ア
ルキリデン基、フェニル低級アルケニリデン基又はフェ
ニル環上にカルボキシル基を有することのあるフェノキ
シ低級アルキリデン基を示す。]上記反応は、溶媒中、
塩基性化合物又は酸性化合物の存在下において行われ
る。溶媒としては、酢酸、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、メタノール、エタノール、プロパノール、ピリジ
ン、ピコリン、DMF、DMSO等が使用できる。上記
塩基性化合物としては、酢酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、ナトリウムアルコキシド等
が、酸性化合物としては、塩化アンモニウム、硫酸アン
モニウム、濃硫酸等が使用できる。一般式(7)の化合
物は、一般式(1d)の化合物1モルに対し、通常少な
くとも等モル程度、好ましくは1〜2モル程度使用され
る。また、塩基性化合物又は酸性化合物は、一般式(1
d)の化合物1モルに対し1〜2モル程度使用される。
反応温度は室温〜150℃程度、好ましくは50〜10
0℃程度であり、反応は1〜60時間程度で終了する。
【0055】[反応工程式6]
【0056】
【化9】
【0057】[式中R1 及びXは前記に同じである。R
2aは基−N=R6a、−N=R6b又は基−NHR4a(R6b
は前記に同じであり、R6aは低級アルキリデン基を示
し、R4aはフェニル環上にハロゲン原子、ニトロ基、低
級アルコキシ基及び低級アルキル基から選ばれる置換基
を1〜3個有することのあるフェニルスルホニル基)を
示し、R3aはフェニル環上にハロゲン化低級アルキル基
を有することのあるフェニル低級アルキリデン基又はフ
ェニル低級アルケニリデン基を示し、R2bは基−N=R
3a、−N=R6b又は基−NHR4a(R3a、R6b及びR4a
は上記に同じ)を示す。]上記反応は、一般式(1f)
においてR2aが基−N=R6aの場合は、反応行程式5と
同様にして一般式(8)の化合物を一般式(1f)の化
合物1モルに対し、通常少なくとも2モル程度、好まし
くは2〜3モル程度使用して行なわれ、こうして一般式
(1g)においてR2bが基−N=R3aである化合物を得
る。
【0058】一般式(1f)においてR2aが基−N=R
6b又は−NHR4aの場合は、反応行程式5と同様にし
て、一般式(8)の化合物を一般式(1f)の化合物に
対し、通常少なくとも等モル程度、好ましくは1〜2倍
モル程度使用して行なわれ、こうして一般式(1g)に
おいてR2bが基−N=R6b又は−NHR4aである化合物
を得る。
【0059】[反応工程式7]
【0060】
【化10】
【0061】[式中R1 、R3 、R6 及びXは前記に同
じ。]本反応は、有機又は無機の酸性化合物の存在下で
行われる。上記に於いて有機又は無機の酸性化合物とし
ては例えば塩酸、硫酸、トリフルオロ酢酸、酢酸、ギ酸
等を使用することができ、このうち特に塩酸、硫酸等の
稀薄な強酸が好ましい。溶媒としては酸に安定な通常の
溶媒が使用でき、例えばメタノール、エタノール、ジオ
キサン、THF、水等が使用できる。酸性化合物の使用
量は、一般式(1d′)の化合物に対し1〜20倍モル
量程度である。反応は通常30〜120℃程度で、5〜
60分程度行われる。
【0062】[反応工程式8]
【0063】
【化11】
【0064】[式中R1 、R3 及びXは前記に同じ。R
9 はフェニル環上にハロゲン原子、ニトロ基、低級アル
コキシ基及び低級アルキル基から選ばれる置換基を1〜
3個有することのあるフェニル基を示す。Bはハロゲン
原子を示す。]本発明化合物(1)のうちR4 がフェニ
ル環上にハロゲン原子、ニトロ基、低級アルコキシ基及
び低級アルキル基から選ばれる置換基を1〜3個有する
ことのあるフェニルスルホニル基である化合物は、反応
工程式8に従い通常のスルホン化反応で合成できる。上
記反応は、例えば、ジエチルエーテル、ジオキサン、T
HF、水等又はこれらの混液中で、炭酸カリウム等のア
ルカリの存在下で行なわれる。化合物(9)は、一般式
(1h)の化合物1モルに対して通常1〜3モル程度使
用される。反応は通常0〜60℃程度で1〜24時間程
度行なわれる。
【0065】[反応工程式9]
【0066】
【化12】
【0067】[式中R3 、R6 及びXは前記に同じ。R
10は低級アルキル基を示す。] [反応工程式10]
【0068】
【化13】
【0069】[式中R1 、R3 、R6 及びXは前記に同
じ。R10は低級アルキル基を示す。]反応工程式9又は
反応工程式10は、本発明化合物(1)に於いてR1
び/又はR7 が低級アルコキシカルボニルメチル基であ
る場合、これらのいずれかの基と2位の=N−R2 基と
が結合してオキソエチレン基を形成する反応を表す。上
記閉環反応は、反応行程式7におけると同様にして行わ
れる。反応は通常室温〜150℃程度、好ましくは30
〜120℃程度で5〜60分間程度行われる。上記反応
は一般式(1j)の化合物を真空中に昇華させることに
よっても行い得る。
【0070】一般式(1)においてR1 又はR7 が低級
アルコキシカルボニル低級アルキル基である化合物は、
通常のエステル加水分解により対応するカルボキシ低級
アルキル基を有する化合物に変化させることができる。
上記反応には通常の溶媒を広く用いることができ、例え
ばメタノール、エタノール、ジオキサン、THF、水等
を用いることができる。反応は通常室温〜120℃程
度、好ましくは室温〜60℃程度で、通常1〜24時間
程度行われる。上記反応には一般にエステル加水分解に
使用されるアルカリが用いられ、好ましくは水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等のアルカリが用いられる。
【0071】反応工程式2の原料に用いられる化合物
(4)には一部公知でないものが含まれる。以下にこれ
ら原料化合物の製造法を示す。
【0072】[反応工程式11]
【0073】
【化14】
【0074】[式中R1 及びR5 は前記に同じ。]上記
反応は、不活性溶媒、例えばジエチルエーテル、TH
F、ジオキサン、水又はこれらの混液中で行われる。化
合物(11)は、化合物(10)1モルに対して通常1
〜3モル程度使用される。反応は通常0〜50℃程度
で、1〜20時間程度行われる。
【0075】本発明化合物のうち、下記一般式で表わさ
れる化合物は、新規化合物である。
【0076】
【化15】
【0077】[式中、R1 は水素原子、低級アルキル
基、カルボキシ低級アルキル基、低級アルコキシカルボ
ニル低級アルキル基、フェニル環上に低級アルコキシカ
ルボニル基を有することのあるフェノキシ低級アルカノ
イル基又は低級シクロアルキル基を示し、R2 は基−N
HR4 {R4 は水素原子、フェニル環上にハロゲン原
子、ニトロ基、低級アルコキシ基及び低級アルキル基か
ら選ばれる置換基を1〜3個有することのあるフェニル
スルホニル基、フェニル低級アルカノイル基又は基−C
O−NHR5 (R5 は低級アルキル基、フェニル環上に
ハロゲン原子を有することのあるフェニル基、フェニル
低級アルキル基又はナフチル基を示す。)}を示すか、
又はR2 は基−N=R6 {R6 は低級アルキリデン基、
低級シクロアルキル基を1〜2個有する低級アルキリデ
ン基、フェニル環上にハロゲン原子、カルボキシル基、
低級アルコキシカルボニル基、ニトロ基、水酸基、低級
アルコキシ基及びハロゲン化低級アルキル基から選ばれ
る置換基を1〜3個有することのあるフェニル低級アル
キリデン基、フェニル環上にニトロ基を有することのあ
るフェニル低級アルケニリデン基、低級アルケニリデン
基、低級シクロアルキリデン基又はフェニル環上にカル
ボキシル基を有することのあるフェノキシ低級アルキリ
デン基を示す。}を示し、R3 は水素原子2個、フェニ
ル環上にハロゲン原子及びハロゲン化低級アルキル基か
ら選ばれる置換基を有することのあるフェニル低級アル
キリデン基又はフェニル低級アルケニリデン基を示し、
Xは−S−又は−N(R7 )−(R7 は水素原子、低級
アルキル基、カルボキシ低級アルキル基又は低級アルコ
キシカルボニル低級アルキル基を示す。)を示し、R1
とR4 、又はR4 とR7 は、結合してオキソエチレン基
を形成していてもよい。
【0078】但し、R1 が水素原子、R3 が水素原子2
個で且つXが−S−の場合は、R2 は基−NHR4 (R
4 は水素原子又はフェニル環上に低級アルコキシ基を有
することのあるフェニルスルホニル基)、又はR2 は基
−N=R6 (R6 は低級アルキリデン基、フェニル環上
にハロゲン原子、ニトロ基、水酸基及び低級アルコキシ
基から選ばれる置換基を有することのあるフェニル低級
アルキリデン基又はフェニル環上にニトロ基を有するこ
とのあるフェニル低級アルケニリデン基)であってはな
らない。
【0079】更に、R1 が水素原子、R2 が基−N=R
6 且つXが−S−又は−NH−の場合は、R3 とR6
同時にフェニル低級アルキリデン基であってはならな
い。
【0080】更にまた、R2 が基−NHR4 、R3 が水
素原子2個で且つXが−S−の場合は、R1 とR4 は結
合してオキソエチレン基を形成してはならない。]本発
明化合物は、医薬的に許容される酸又は塩基化合物の付
加塩を包含する。上記塩は上記酸又は塩基を作用させる
ことにより容易に形成される。塩形成に使用される酸と
しては、例えば、塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の
無機酸、また、場合によっては、シュウ酸、マレイン
酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸
等の有機酸を挙げることができる。また上記塩形成に使
用される塩基化合物としては、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム等を挙げることができる。
【0081】上記各方法で製造される一般式(1)の化
合物及びその塩は、通常の分離手段、例えば蒸留法、再
結晶法、カラムクロマトグラフィー、プレパラティブ薄
層クロマトグラフィー、溶媒抽出法等により容易に反応
系から単離精製できる。
【0082】本発明メイラード反応阻害剤は、通常一般
的な医薬製剤の形態で用いられる。製剤は通常使用され
る充填剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性
剤、滑沢剤等の希釈剤または賦形剤を用いて調製され
る。この医薬製剤としては各種の形態が治療目的に応じ
て選択でき、その代表的なものとして錠剤、丸剤、散
剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、坐剤、
注射剤(液剤、懸濁剤等)、軟膏剤等が挙げられる。錠
剤の形態に成型するに際しては、担体として例えば乳
糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプ
ン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース、ケイ
酸等の賦形剤、水、エタノール、プロパノール、単シロ
ップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボ
キシメチルセルロース、セラック、メチルセルロース、
リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤、乾
燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラミ
ナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル
硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプ
ン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバタ
ー、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4級アンモニウム塩
基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤、グリセリ
ン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カオリン、
ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、精製タル
ク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコー
ル等の滑沢剤等を使用できる。更に錠剤は必要に応じ通
常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包
錠、腸溶被錠、フィルムコーティング錠或いは二重錠、
多層錠とすることができる。丸剤の形態に成型するに際
しては、担体として例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、
カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、
アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール
等の結合剤、ラミナラン、カンテン等の崩壊剤等を使用
できる。坐剤の形態に成型するに際しては、担体として
例えばポリエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコ
ール、高級アルコールのエステル類、ゼラチン、半合成
グリセライド等を使用できる。カプセル剤の調製は常法
に従い、通常上記で例示した各種の担体と本発明化合物
を混合し、硬質ゼラチンカプセル、硬質カプセル等に充
填して行われる。注射剤として調製される場合、液剤、
乳剤及び懸濁剤は殺菌され、且つ血液と等張であるのが
好ましい。これらの形態に成型するに際しては、希釈剤
として例えば水、乳酸水溶液、エチルアルコール、プロ
ピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコー
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等
を使用できる。なお、この場合、等張性の溶液を調製す
るのに充分な量の食塩、ブトウ糖或いはグリセリンを医
薬製剤中に含有させてもよく、また通常の溶解補助剤、
緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。さらに必要に応
じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の医
薬品を医薬製剤中に含有させてもよい。ペースト、クリ
ーム及びゲルの形態に製剤するに際しては、希釈剤とし
て例えば白色ワセリン、パラフィン、グリセリン、セル
ロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコン、ベ
ントナイト等を使用できる。
【0083】本発明医薬製剤中に含有されるべき本発明
化合物の量は、特に限定されず広い範囲から適宜選択さ
れるが、通常医薬製剤中に1〜70重量%とするのがよ
い。
【0084】本発明医薬製剤の投与方法は特に制限はな
く、患者の年齢、性別その他の条件、疾患の状態等、ま
た各種製剤形態等に応じて各種決定されるが、通常全身
的或いは局所的に、経口または非経口で投与される。例
えば錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプ
セル剤の形態で経口投与され、注射剤の形態で、必要に
応じ通常の補液と混合して静脈内、筋肉内、皮内、皮下
又は腹腔内投与される他、坐剤として直腸内投与され、
又は軟膏剤として塗布される。
【0085】本発明医薬製剤の人に対する投与量は、年
齢、体重、症状、治療効果、投与方法、処理時間等によ
り適宜選択されるが、通常1日当り体重1kg当り約0.
1〜100mgの範囲で投与され、該製剤は1日1回から
数回に分けて投与されてもよい。もちろん、前記のよう
に投与量は種々の条件で変動するので、上記投与量範囲
より少ない量で充分な場合もあるし、また範囲を越えて
必要な場合もある。
【0086】
【実施例】以下、本発明で使用する化合物の製造例を実
施例として挙げ、次いで、これら化合物の薬理試験結果
及び製剤例を示す。
【0087】実施例1 (1) 1.61gの金属ナトリウムを100mlのメタノ
ールに溶かして、調製したナトリウムメトキシドのメタ
ノール溶液に、イソプロピリデンアミノグアニジン4.
00gを加え、室温下に1時間撹拌した後、グリシンエ
チルエステル塩酸塩5.88gを加え、16時間加熱還
流した。反応混合物を冷却後、水とクロロホルムを加え
て分配し、水層をさらに3回クロロホルムで抽出した。
有機層と抽出液を合せて、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにチャージし、クロロホルム−メタノール10
0:1(V/V)混合溶媒により、溶出して白色結晶と
して、2−イソプロピリデンヒドラゾノイミダゾリジン
−4−オン0.81gを得た。
【0088】NMR(CD3 OD)δppm: 3.93(s,2H) 1.99(d,J=5.71Hz,6H) m.p.182〜187℃ 上記(1) と同様の操作を行い、下記化合物を得た。
【0089】(2) 2−ベンジリデンヒドラゾノイミダゾ
リジン−4−オン m.p.246〜248℃。
【0090】(3) 2−α−メチルシンナミリデンヒドラ
ゾノイミダゾリジン−4−オン m.p.243〜245℃。
【0091】(4) 2−シクロペンチリデンヒドラゾノイ
ミダゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 3.75(s,2H) 2.29〜2.49(m,4H) 1.65〜1.88(m,4H)。
【0092】(5) 2−(1−シクロプロピルエチリデン
ヒドラゾノ)イミダゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 3.81(s,2H) 1.74(s,3H) 1.50〜1.63(m,1H) 0.64〜0.85(m,4H) m.p.169〜172℃。
【0093】(6) 2−シクロヘキシルメチレンヒドラゾ
ノイミダゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 7.36(d,J=5.61Hz,1H) 3.76(s,2H) 2.17〜2.29(m,1H) 1.64〜1.75(m,4H) 1.15〜1.30(m,5H)。
【0094】(7) 2−シクロヘキシリデンヒドラゾノイ
ミダゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 3.97(s,2H) 2.50〜2.53(m,2H) 2.28〜2.31(m,2H) 1.66〜1.69(m,6H)。
【0095】(8) 2−n−ブタリデンヒドラゾノイミダ
ゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 7.47(t,J=5.61Hz,1H) 3.76(s,2H) 2.17〜2.29(m,2H) 1.41〜1.57(m,2H) 0.90(t,J=7.26Hz,3H) m.p.158〜162℃。
【0096】(9) 2−ジシクロプロピルメチレンヒドラ
ゾノイミダゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 3.79(s,2H) 0.47〜1.06(m,10H)。
【0097】(10)2−(1−トリフルオロメチルエチリ
デンヒドラゾノ)イミダゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.28(s,1H) 7.79(s,1H) 3.98(s,2H) 2.06(s,3H)。
【0098】(11)2−ヘキサフルオロイソプロピリデン
ヒドラゾノイミダゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 3.99(s,2H)。
【0099】実施例2 (1) 2.30gの金属ナトリウムを150mlのメタノ
ールに溶解して調製したナトリウムメトキシドのメタノ
ール溶液に、ベンジリデンアミノグアニジン5.70g
を加え、室温下、1時間撹拌した後、イミノジアセテッ
クアシッドジエチルエステル11.35gを加え、17
時間加熱還流した。
【0100】反応混合物を冷却後、水とクロロホルムを
加えて、分配し、水層をさらに、3回クロロホルムで抽
出した。有機層と抽出液を合せて、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにチャージし、クロロホルム−メタノー
ル100:1(V/V)混合溶媒により溶出して、2−
ベンジリデンヒドラゾノ−1−メトキシカルボニルメチ
ルイミダゾリジン−4−オン2.61gを得た。
【0101】NMR(CDCl3 )δppm: 8.26(s,1H) 7.32〜7.68(m,5H) 4.23(s,2H) 4.01(s,2H) 3.77(s,3H) m.p.149〜153℃。
【0102】(2) 上記で得た化合物2.61gにメタノ
ール40mlおよび2N水酸化ナトリウム14mlを加
え、室温下にて、4時間撹拌した。反応混合物を減圧下
濃縮し、残渣に水10mlを加え、1N塩酸で中和し
た。不溶物を濾取し、水及びエーテルで洗浄し、2−ベ
ンジリデンヒドラゾノ−1−カルボキシメチルイミダゾ
リジン−4−オン1.82gを得た。
【0103】NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.37(brs,1H) 8.16(s,1H) 7.34〜7.86(m,5H) 4.08(s,2H) 4.02(s,2H) m.p.218〜222℃。
【0104】上記と同様の操作により下記化合物を得
た。
【0105】(3) 2−イソプロピリデンヒドラゾノ−1
−メトキシカルボニルメチルイミダゾリジン−4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 4.15(s,2H) 4.02(s,2H) 3.76(s,3H) 1.97(s,3H) 1.94(s,3H)。
【0106】(4) 1−メトキシカルボニルメチル−2−
α−メチルシンナミリデンヒドラゾノイミダゾリジン−
4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 8.04(s,1H) 7.26(s,5H) 6.72(s,1H) 4.22(s,2H) 4.09(s,2H) 3.78(s,3H)。
【0107】(5) 2−(4−カルボキシベンジリデンヒ
ドラゾノ)−1−カルボキシメチルイミダゾリジン−4
−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.47(brs,1H) 8.20(s,1H) 7.49(brs,4H) 4.08(s,2H) 3.84(s,2H) m.p.205〜209℃。
【0108】実施例3 (1) 2−イソプロピリデンヒドラゾノイミダゾリジン−
4−オン154mg、酢酸ナトリウム198mg、酢酸5m
l、シンナミックアルデヒド317mgの混合液を60℃
で19時間撹拌した。反応混合液に、水とクロロホルム
を加え、分配し、水層をさらにクロロホルムで3回抽出
した。有機層と抽出液を合せて、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにチャージし、クロロホルム−酢酸エチル
=1:1(V/V)混合溶媒により溶出し、2−シンナ
ミリデンヒドラゾノ−5−シンナミリデンイミダゾリジ
ン−4−オン62mgを得た。m.p.154〜156
℃。
【0109】上記と同様の操作により、下記化合物を得
た。
【0110】(2) 2−ベンジリデンヒドラゾノ−5−ベ
ンジリデンチアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.49(s,1H) 7.21〜7.93(m,11H)。
【0111】(3) 2−シンナミリデンヒドラゾノ−5−
シンナミリデンチアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 12.35(brs,1H) 8.26(d,J=8.13Hz,1H) 6.79〜7.68(m,15H)。
【0112】(4) 2−(4−トリフルオロメチルベンジ
リデンヒドラゾノ)−5−(4−トリフルオロメチルベ
ンジリデン)チアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.61(s,1H) 7.67〜8.07(m,9H)。
【0113】実施例4 (1) 2−ベンジリデンヒドラゾノ−1−メトキシカルボ
ニルメチルイミダゾリジン−4−オン1.10g、酢酸
ナトリウム520mg、酢酸10ml、シンナミックアル
デヒド1.34gの混合液を60〜70℃で、16時間
撹拌した。
【0114】反応混合液を冷却後、水と酢酸エチルを加
えて、分配し、水層をさらに、酢酸エチルで3回抽出し
た。有機層と抽出液を合せて、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにチャージし、n−ヘキサン−酢酸エチル=
1:1(V/V)混合溶媒により溶出し、2−シンナミ
リデンヒドラゾノ−5−シンナミリデン−1−メトキシ
カルボニルメチルイミダゾリジン−4−オン620mgを
得た。
【0115】NMR(CDCl3 )δppm: 8.02〜8.33(m,2H) 7.18〜7.78(m,12H) 6.69(d,J=15.8Hz,1H) 5.95(d,J=11.4Hz,1H) 4.53(s,2H) 3.81(s,3H)。
【0116】(2) 上記で得た化合物620mgにメタノー
ル20mlおよび2N水酸化ナトリウム2.4mlを加
え、室温下にて、24時間撹拌した。反応混合物に1N
塩酸を加えて中和した。減圧下濃縮し、エタノールによ
り再結晶し、1−カルボキシメチル−2−シンナミリデ
ンヒドラゾノ−5−シンナミリデンイミダゾリジン−4
−オン417mgを得た。m.p.246〜248℃。
【0117】実施例5 (1) チオセミカルバジド2.73gをTHF80ml、
水20mlの混合溶媒に溶解後、フェニルイソシアネー
ト3.57gを加え、室温下にて、6時間撹拌した。反
応混合物を減圧濃縮し、残渣に水100mlを加えて、
沈殿を破砕し、濾取し、水洗し、さらに、メタノールに
より再結晶を行い、白色結晶物1.80gを得た。
【0118】(2) これをエタノール80mlに溶解さ
せ、クロロ酢酸エチル1.26g、酢酸ナトリウム84
0mgを加えて、16時間加熱還流した。反応混合物を冷
却し、析出した結晶を濾取して2−(4−フェニルセミ
カルバゾノ)チアゾリジン−4−オン 1.65gを得
た。
【0119】NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.64(brs,1H) 9.01(s,1H) 8.92(s,1H) 6.82〜7.52(m,5H) 3.91(s,2H)。
【0120】上記と同様の操作を行い、下記化合物を得
た。
【0121】(3) 2−(4−ナフチルセミカルバゾノ)
チアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.56(brs,1H) 9.12(s,1H) 8.69(s,1H) 7.35〜8.07(m,7H) 3.97(s,2H)。
【0122】(4) 2−〔4−(4−クロロフェニル)セ
ミカルバゾノ〕チアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.47(brs,1H) 9.02(s,2H) 7.50(d,J=9.01Hz,2H) 7.26(d,J=8.79Hz,2H) 3.92(s,2H)。
【0123】(5) 2−(4−ベンジルセミカルバゾノ)
チアゾリジン−4−オン m.p.218〜220℃。
【0124】(6) 2−〔4−(4−フルオロフェニル)
セミカルバゾノ〕チアゾリジン−4−オン m.p.223〜225℃ (7) 2−(4−ブチルセミカルバゾノ)チアゾリジン−
4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.43(brs,1H) 8.56(s,1H) 6.41(t,J=5.9Hz,1H) 3.88(s,2H) 2.87〜3.19(m,2H) 1.25(brs,4H) 0.88(t,J=6.3Hz,3H)。
【0125】実施例6 (1) 2−イソプロピリデンヒドラゾノ−1−メトキシカ
ルボニルメチルイミダゾリジン−4−オン226mgに、
メタノール10mlおよび2N水酸化ナトリウム1ml
を加え、室温下にて、16時間撹拌した。反応混合物
に、1N塩酸を加えて中和し、減圧下濃縮し、メタノー
ルにより再結晶し、1,4,5,7−テトラアザビシク
ロ〔4,3,0〕ノナン−5−エン−3,8−ジオン7
5mgを得た。 NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.00(brs,1H) 10.07(brs,1H) 3.79(s,2H) 3.73(s,2H) m.p.300℃以上。
【0126】実施例7 (1) 60%水素化ナトリウム96mgをDMF20mlに
氷冷下に懸濁させ、これに、2−ベンジリデンヒドラゾ
ノ−1−メトキシカルボニルメチルイミダゾリジン−4
−オン548mgのDMF溶液5mlを徐々に加えて30
分間撹拌させた後、クロロ酢酸エチル254mgをゆっく
り滴下し、80℃で、1時間撹拌した。反応混合物を冷
却後、水とクロロホルムを加えて分配し、水層をさらに
クロロホルムで3回抽出した。有機層と抽出液を合せ
て、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、残渣
をクロロホルム−n−ヘキサンより再結晶して、2−ベ
ンジリデンヒドラゾノ−3−エトキシカルボニルメチル
−1−メトキシカルボニルメチルイミダゾリジン−4−
オン320mgを得た。
【0127】NMR(CDCl3 )δppm: 8.13(s,1H) 7.25〜7.60(m,5H) 4.71(s,2H) 4.41(s,2H) 4.14(s,2H) 4.17(q,J=5.9Hz,2H) 3.71(s,3H) 1.29(t,J=7.0Hz,3H)。
【0128】(2) これにメタノール15ml、2N水酸
化ナトリウム3mlを加えて、室温下にて2時間撹拌し
た。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣に水3mlを加
え、1N塩酸で中和した。不溶物を濾過し、濾液を再び
減圧濃縮し、メタノールにより、再結晶して2−ベンジ
リデンヒドラゾノ−1,3−ジカルボキシメチルイミダ
ゾリジン−4−オン180mgを得た。
【0129】NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.12(s,1H) 7.33〜7.79(m,5H) 4.67(s,2H) 4.26(s,2H) 4.19(s,2H)。
【0130】実施例8 (1) 実施例7の(1) で得た2−ベンジリデンヒドラゾノ
−3−エトキシカルボニルメチル−1−メトキシカルボ
ニルメチルイミダゾリジン−4−オン230mgに、0.
5N塩酸10mlを加え、水蒸気蒸留を40分間行っ
た。反応混合物を冷却後、減圧濃縮し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにチャージし、クロロホル
ム−酢酸エチル=1:2(V/V)混合溶媒により溶出
し、7−エトキシカルボニルメチル−1,4,5,7−
テトラアザビシクロ〔4,3,0〕ノナン−5−エン−
3,8−ジオン60mgを得た。
【0131】NMR(DMSO−d6 )δppm: 10.24(s,1H) 4.20(s,2H) 4.04(q,J=6.91Hz,2H) 3.98(s,2H) 1.20(t,J=6.81Hz,3H) m.p.188〜193℃。
【0132】(2) これにエタノール5ml、2N水酸化
ナトリウム0.3mlを加えて、室温下にて、2時間撹
拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣を水に溶解さ
せ、1N塩酸で中和し、再び減圧下濃縮しメタノールに
より、再結晶し、7−カルボキシメチル−1,4,5,
7−テトラアザビシクロ〔4,3,0〕ノナン−5−エ
ン−3,8−ジオン29mgを得た。
【0133】NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.44(brs,1H) 4.33(s,2H) 4.09(s,2H) 3.93(s,2H)。
【0134】実施例9 (1) 60%水素化ナトリウム192mgをDMF20ml
に氷冷下に懸濁させ、これに、2−イソプロピリデンヒ
ドラゾノチアゾリジン−4−オン716mgのDMF溶液
約5mlを徐々に加えて、30分間撹拌した後、クロロ
酢酸エチル588mgをゆっくり滴下し、室温下にて3時
間撹拌した。
【0135】反応混合物に水とクロロホルムを加えて分
配し、有機層を水で2回洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧濃縮し残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにチャージし、クロロホルム−酢酸エチル
=10:1(V/V)混合溶媒により溶出し、3−エト
キシカルボニルメチル−2−イソプロピリデンヒドラゾ
ノチアゾリジン−4−オン870mgを得た。
【0136】NMR(CDCl3 )δppm: 4.49(s,2H) 4.21(q,J=7.03Hz,2H) 3.82(s,2H) 2.01(d,J=6.38Hz,6H) 1.26(t,J=7.25Hz,3H) m.p.60〜62℃。
【0137】(2) 上記で得た化合物870mgに、氷冷
下、メタノール20mlおよび水酸化ナトリウム3ml
を加え、1時間撹拌した。反応混合物に、1N塩酸を加
えて、中和し、減圧下濃縮し、エタノールにより再結晶
し、3−カルボキシメチル−2−イソプロピリデンヒド
ラゾノチアゾリジン−4−オン280mgを得た。
【0138】NMR(DMSO−d6 )δppm: 3.97(s,2H) 3.81(s,2H) 1.97(s,6H)。
【0139】上記(1) 及び(2) と同様の操作により、適
当な出発原料を用いて、下記各化合物を得た。
【0140】(3) 5−ベンジリデン−2−ベンジリデン
ヒドラゾノ−3−カルボキシメチルチアゾリジン−4−
オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.53(s,1H) 7.50〜7.81(m,11H) 4.16(s,2H) m.p.300℃以上。
【0141】(4) 3−(3−カルボキシプロピル)−2
−シンナミリデンヒドラゾノ−5−シンナミリデンチア
ゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 7.12(d,J=9.01Hz,1H) 6.81〜7.83(m,15H) 3.93(t,J=6.1Hz,2H) 1.71〜2.38(m,4H)。
【0142】(5) 3−(5−カルボキシペンチル)−2
−シンナミリデンヒドラゾノ−5−シンナミリデンチア
ゾリジン−4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 8.21(s,1H) 6.83〜7.59(m,15H) 3.91(t,J=6.03Hz,2H) 1.44〜2.54(m,8H)。
【0143】実施例10 (1) 実施例9の(1) で得た3−エトキシカルボニルメチ
ル−2−イソプロピリデンヒドラゾノチアゾリジン−4
−オン2.0g、0.5N塩酸30mlを加えて、水蒸
気蒸留を15分間行った。反応混合物を冷却し、析出し
た沈殿を濾去し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣に飽和
炭酸水素ナトリウム溶液とクロロホルムを加えて、分配
し、有機層を水で3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにチャージし、クロロホルム−酢酸エチル
=4:1(V/V)混合溶媒により溶出し、3−エトキ
シカルボニルメチル−2−ヒドラゾノチアゾリジン−4
−オン870mgを得た。
【0144】NMR(DMSO−d6 )δppm: 5.26(s,2H) 4.29(s,2H) 4.12(q,J=7.03Hz,2H) 1.19(t,J=7.04Hz,3H)。
【0145】(2) また、飽和炭酸水素ナトリウム層と水
層とを合せて、減圧濃縮し、残渣をエタノールに懸濁
後、不溶物を濾去し、濾液を再び減圧濃縮し、水により
再結晶を行い、閉環体として、2H−チアゾロ〔2,3
−c〕〔1,2,4〕トリアジン−3,6(4H,7
H)−ジオン315mgを得た。
【0146】NMR(DMSO−d6 )δppm: 10.79(s,1H) 4.09(s,4H)。
【0147】(3) 上記(1) で得た化合物200mgに、氷
冷下、ジオキサン15ml、水3ml、炭酸カリウム7
6mgおよび2,4−ジニトロベンゼンスルホニルクロラ
イド300mgを加えた後、室温下にて、1時間撹拌し
た。反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにチャージし、クロロホルム−
酢酸エチル=1:1(V/V)混合溶媒により溶出し、
2−(2,4−ジニトロベンゼンスルホノヒドラゾノ)
−3−エトキシカルボニルメチルチアゾリジン−4−オ
ン180mgを得た。
【0148】NMR(CDCl3 )δppm: 8.63(s,1H) 8.54(d,J=8.57Hz,1H) 8.26(d,J=8.35Hz,1H) 4.29(s,2H) 4.14(q,J=7.01Hz,2H) 3.92(s,2H) 1.24(t,J=7.04Hz,3H) m.p.163〜165℃。
【0149】(4) 上記(3) で得た化合物180mgに、エ
タノール5mlと水酸化ナトリウム0.5mlを加えて
室温下20時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、
残渣に水を加え、1N塩酸で中和した。不溶物を濾取
し、水およびエーテルで洗浄し、3−カルボキシメチル
−2−(2,4−ジニトロベンゼンスルホノヒドラゾ
ノ)チアゾリジン−4−オン130mgを得た。
【0150】NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.86(s,1H) 8.63(d,J=8.57Hz,1H) 8.23(d,J=8.57Hz,1H) 4.21(s,2H) 4.14(s,2H)。
【0151】上記(3) 〜(4) と同様の操作により下記化
合物を得た。
【0152】(5) 3−カルボキシメチル−2−(2−ニ
トロベンゼンスルホノヒドラゾノ)チアゾリジン−4−
オン NMR(CD3 OD)δppm: 7.59〜8.04(m,4H) 4.21(s,2H) 3.95(s,2H)。
【0153】(6) 2−(4−ブロモベンゼンスルホノヒ
ドラゾノ)−3−カルボキシメチルチアゾリジン−4−
オン NMR(CD3 OD)δppm: 7.74(s,4H) 4.32(s,2H) 3.98(s,2H)。
【0154】(7) 3−エトキシカルボニルメチル−2−
フェニルアセチルヒドラゾノチアゾリジン−4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 7.24(s,5H) 4.58(s,2H) 4.19(q,J=7.0Hz,2H) 4.01(s,2H) 3.72(s,2H) 1.23(t,J=6.9Hz,3H) m.p.200〜203℃。
【0155】(8) 3−エトキシカルボニルメチル−2−
(4−メトキシベンゼンスルホノヒドラゾノ)チアゾリ
ジン−4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 7.80(d,J=8.79Hz,2H) 6.95(d,J=8.79Hz,2H) 4.35(s,2H) 4.13(q,J=7.25Hz,2H) 3.86(s,5H) 1.22(t,J=7.0Hz,3H)。
【0156】実施例11 (1) 実施例9の(1) で得た3−エトキシカルボニルメチ
ル−2−イソプロピリデンヒドラゾノチアゾリジン−4
−オン1.03gに、酢酸ナトリウム984mg、酢酸1
0ml、シンナムアルデヒド2.54gを加え、110
〜120℃で16時間撹拌した。反応混合液に、水20
mlを加え、析出する結晶を濾取し、ベンゼン−n−ヘ
キサンより再結晶し、淡黄色結晶として3−エトキシカ
ルボニルメチル−2−シンナミリデンヒドラゾノ−5−
シンナミリデンチアゾリジン−4−オン810mgを得
た。m.p.210〜212℃。
【0157】(2) 以下実施例2(2) と同様の操作により
3−カルボキシメチル−2−シンナミリデンヒドラゾノ
−5−シンナミリデンチアゾリジン−4−オンを得た。
【0158】NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.29(d,J=8.13Hz,1H) 6.89〜7.72(m,15H) 4.48(s,2H) m.p.300℃以上。
【0159】上記と同様の操作により、下記化合物を得
た。
【0160】(3) 3−カルボキシメチル−2−(4−フ
ルオロベンジリデンヒドラゾノ)−5−(4−フルオロ
ベンジリデン)チアゾリジン−4−オンを得た。
【0161】NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.53(s,1H) 7.22〜7.89(m,9H) 4.13(s,2H)。
【0162】実施例12 (1) 2−ヒドラゾノチアゾリジン−4−オン1.31g
に、氷冷下、エーテル20ml、水5ml、炭酸水素ナ
トリウム840mgおよび2,4−ジニトロベンゼンスル
ホニルクロライド3.20gを加え、同温度で2時間、
室温下で20時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮
し、残渣に水と酢酸エチルを加えて分配し、有機層を水
で3回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、再び減
圧濃縮し、残渣をエタノール−水で再結晶し、微黄色針
晶として2−(2,4−ジニトロベンゼンスルホノヒド
ラゾノ)チアゾリジン−4−オン600mgを得た。m.
p.204〜206℃。
【0163】上記と同様の操作により、下記化合物を得
た。
【0164】(2) 2−(4−トルエンスルホノヒドラゾ
ノ)チアゾリジン−4−オン m.p.163〜165℃。
【0165】(3) 2−(2,4−ジニトロベンゼンスル
ホノヒドラゾノ)イミダゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.85(s,1H) 8.69(d,J=8.58Hz,1H) 8.31(d,J=8.58Hz,1H) 3.87(s,2H)。
【0166】実施例13 (1) 実施例9の(1) で得た3−エトキシカルボニルメチ
ル−2−イソプロピリデンヒドラゾノチアゾリジン−4
−オン514mg、酢酸ナトリウム197mg、酢酸10m
l、テレフタルアルデヒドリックアシッドメチルエステ
ル393mgの混合液を80℃で3時間撹拌した。反応混
合液を冷却し、水を加え、析出する結晶を濾取し、水お
よびエーテルで洗浄し、710mgの3−エトキシカルボ
ニルメチル−2−(4−メトキシカルボニルベンジリデ
ンヒドラゾノ)チアゾリジン−4−オンを得た。
【0167】(2) 実施例2の(2) と同様の加水分解反応
により、2−(4−カルボキシベンジリデンヒドラゾ
ノ)−3−カルボキシメチルチアゾリジン−4−オンを
得た。
【0168】NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.52(s,1H) 7.71〜8.12(m,4H) 4.41(s,2H) 4.09(s,2H)。
【0169】上記(1) 及び(2) と同様の操作により下記
化合物を得た。
【0170】(3) 3−カルボキシメチル−2−サリチリ
デンヒドラゾノチアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 10.72(s,1H) 8.68(s,1H) 6.83〜7.63(m,4H) 4.40(s,2H) 4.14(s,2H) m.p.258〜263℃。
【0171】実施例14 (1) 実施例9の(1) と同様にして3−シクロペンチル−
2−イソプロピリデンヒドラゾノチアゾリジン−4−オ
ンを得た。m.p.61〜63℃。
【0172】上記と同様にして、下記化合物を得た。
【0173】(2) 2−イソプロピリデンヒドラゾノ−3
−フェノキシアセチルチアゾリジン−4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 6.89〜7.26(m,5H) 4.84(s,2H) 4.15(s,2H) 2.02(s,6H) m.p.172〜175℃。
【0174】(3) 2−イソプロピリデンヒドラゾノ−3
−メトキシカルボニルフェノキシアセチルチアゾリジン
−4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 7.98(d,J=8.35Hz,2H) 6.94(d,J=8.35Hz,2H) 4.89(s,2H) 4.16(s,2H) 3.87(s,3H) 2.01(s,6H)。
【0175】(4) 2−イソプロピリデンヒドラゾノ−1
−メトキシカルボニルメチル−3−メチルイミダゾリジ
ン−4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 4.58(s,2H) 3.95(s,2H) 3.72(s,3H) 3.07(s,3H) 1.93(d,J=2.64Hz,6H) m.p.90〜92℃。
【0176】(5) 2−イソプロピリデンヒドラゾノ−3
−メチルイミダゾリジン−4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 5.65(brs,1H) 3.97(s,2H) 3.11(s,3H) 2.02(d,J=2.63Hz,6H)。
【0177】(6) 2−イソプロピリデンヒドラゾノ−
1,3−ジメチルイミダゾリジン−4−オン NMR(CDCl3 )δppm: 3.83(s,2H) 3.37(s,3H) 3.05(s,3H) 1.99(s,6H)。
【0178】実施例15 (1) 公知の方法[Can.J.Chem.,37,1597-1607(1959)]に
より合成した2−イソプロピリデンヒドラゾノチアゾリ
ジン−4−オン716mg、酢酸ナトリウム394mg、酢
酸10ml、テレフタルアルデヒドリックアシッド72
0mgの混合液を80℃で16時間撹拌した。反応混合液
に水とクロロホルムで加え、分配し、水層をさらにクロ
ロホルムで3回抽出した。有機層と抽出液を合わせて、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、残査をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにチャージし、クロ
ロホルム・メタノール=50:1(v/v)混合溶媒に
より溶出し、2−(4−カルボキシベンジリデンヒドラ
ゾノ)チアゾリジン−4−オンを得た。
【0179】NMR(DMSO−d6 )δppm: 8.46(s,1H) 7.77〜8.12(m,4H) 3.91(s,2H) m.p.300℃以上。
【0180】上記と同様の方法により下記化合物を得
た。
【0181】(2) 2−(4−カルボキシフェノキシエチ
リデンヒドラゾノ)チアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 12.20(brs,1H) 7.83〜7.93(m,3H) 7.06(d,J=8.57Hz,2H) 4.86(d,J=4.62Hz,2H) 3.85(s,2H) m.p.255〜260℃。
【0182】(3) 2−(3,4,5−トリメトキシベン
ジリデンヒドラゾノ)チアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.87(brs,1H) 8.29(s,1H) 7.07(s,2H) 3.81(s,9H) 3.71(s,2H)。
【0183】(4) 2−フェニルプロピリデンヒドラゾノ
チアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 11.69(brs,1H) 7.71(t,J=5.1Hz,1H) 7.23(s,5H) 3.80(s,2H) 2.49〜2.83(m,4H)。
【0184】(5) 2−(2−ニトロシンナミリデンヒド
ラゾノ)チアゾリジン−4−オン NMR(DMSO−d6 )δppm: 7.0〜8.25(m,7H) 3.81(s,2H) 実施例16 (1) 実施例10の(3) で得た2−(2,4−ジニトロベ
ンゼンスルホノヒドラゾノ)−3−エトキシカルボニル
メチルチアゾリジン−4−オンについて実施例4の(1)
と同様の操作を行い5−シンナミリデン−2−(2,4
−ジニトロベンゼンスルホノヒトラゾノ)−3−エトキ
シカルボニルメチルチアゾリジン−4−オンを得た。
【0185】NMR(CDCl3 )δppm: 8.68(s,1H) 8.55(d,J=8.35Hz,1H) 8.27(d,J=8.57Hz,1H) 6.63〜7.60(m,8H) 4.41(s,2H) 4.15(q,J=6.81Hz,2H) 1.23(t,J=5.49Hz,3H)。
【0186】上記と同様の操作により下記化合物を得
た。
【0187】(2) 2−(2,4−ジニトロベンゼンスル
ホノヒドラゾノ)−3−エトキシカルボニルメチル−5
−(2−α−メチルシンナミリデン)チアゾリジン−4
−オン NMR(CDCl3 )δppm: 8.69(s,1H) 8.55(d,J=8.79Hz,1H) 8.28(d,J=7.92Hz,1H) 6.80〜7.59(m,7H) 4.42(s,2H) 4.15(q,J=7.25Hz,2H) 2.30(s,3H) 1.23(t,J=6.59Hz,3H)。
【0188】薬理試験1 下記の方法に従い、試験管内におけるメイラード反応を
阻害する本発明化合物の効果を測定した。即ち、pH
7.4の0.5M燐酸ナトリウム緩衝液に、100mg/
mlの濃度のウシ血清アルブミン、400mMの濃度の
グルコース、さらに5mMの試験薬剤を溶解させ、37
℃で2週間培養した。ただし、試験薬剤のうち、実施例
1(3)、実施例2(5)、実施例5(3)及び
(4)、実施例6(1)、実施例9(2)、実施例10
(5)、実施例12(1)及び実施例15(1)の各化
合物については、6mM濃度になるように溶解させ37
℃で12日間培養した。培養後、培養液を0.01%
(w/v)Tween80を含む燐酸緩衝化生理食塩水
で100倍希釈し、励起波長370nm、蛍光波長44
0nmで蛍光測定した。阻害率は、以下の式により算出
した。
【0189】阻害率(%)={[(A−B)−(C−
D)]/(A−B)}×100 [式中、Aは、(ウシ血清アルブミン+グルコース)の
蛍光、Bは、ウシ血清アルブミンの蛍光、Cは、(ウシ
血清アルブミン+グルコース+本発明化合物)の蛍光、
Dは、(ウシ血清アルブミン+本発明化合物)の蛍光を
それぞれ示す。]結果を下記表1に示す。
【0190】
【表1】
【0191】薬理試験2 DIABETES,第40巻,第1328〜1334頁
(1991年)に記載の方法に準じて試験を行なった。
即ち、絶食雄性SDラット(体重170〜200g)
へ、ストレプトゾシン(以下「STZ」という)(50
mg/kg)を静注し、6日後に血糖を測定し、200
mg/dl以上を示したものを用いた。このSTZ糖尿
病ラットについて、24時間の蓄尿中のアルブミンをE
LISAにより定量し、2群に分け、1群(n=7)に
試験薬剤(実施例12(1)の化合物、10mg/k
g)を、1群(n=7)には、試験薬剤を含まない溶液
を投与し対照群とした。試験薬剤の溶解液には、0.0
1%のポリソルベイト80を含む生理食塩液を使用し、
対照群にはこの溶解液のみを投与した。また、無処置の
同系ラットを正常対照群(n=6)とし、比較検討を行
なった。投与方法は、腹腔内投与を用い、1日1回の投
与を6週間行なった。投与開始から2週間後、4週間後
及び6週間後の尿中アルブミン排泄量を求めた。結果を
図1に示す。
【0192】図1から次のことがわかる。即ち、尿中ア
ルブミン排泄量において、投与後2週間目より、試験薬
剤投与群に抑制効果が認められた。そして、この抑制効
果は、その後、6週間持続し、最終的に対照群と比較し
た場合、54%抑制を示していた。
【0193】製剤例 以下の各成分を常法により混合した後打錠して一錠中に
50mgの活性成分を有する錠剤100錠を得た。
【0194】 実施例10の(3) 5g ラウリル硫酸ナトリウム 0.2g ステアリン酸マグネシウム 0.2g 結晶セルロース 4.6g
【図面の簡単な説明】
【図1】尿中アルブミン排泄量の経時的変化を示すグラ
フである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 277/54 9051−4C 487/04 144 7019−4C 513/04 341 8415−4C (72)発明者 石川 伸太郎 京都府京都市左京区山端8−59 修学院住 宅A−302 (72)発明者 安村 貢一 滋賀県大津市打出浜8番11−401

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 [式中、R1 は水素原子、低級アルキル基、カルボキシ
    低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキ
    ル基、フェニル環上に低級アルコキシカルボニル基を有
    することのあるフェノキシ低級アルカノイル基又は低級
    シクロアルキル基を示し、 R2 は基−NHR4 {R4 は水素原子、フェニル環上に
    ハロゲン原子、ニトロ基、低級アルコキシ基及び低級ア
    ルキル基から選ばれる置換基を1〜3個有することのあ
    るフェニルスルホニル基、フェニル低級アルカノイル基
    又は基−CO−NHR5 (R5 は低級アルキル基、フェ
    ニル環上にハロゲン原子を有することのあるフェニル
    基、フェニル低級アルキル基又はナフチル基を示
    す。)}を示すか、又はR2 は基−N=R6 {R6 は低
    級アルキリデン基、低級シクロアルキル基を1〜2個有
    する低級アルキリデン基、フェニル環上にハロゲン原
    子、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニル基、ニ
    トロ基、水酸基、低級アルコキシ基及びハロゲン化低級
    アルキル基から選ばれる置換基を1〜3個有することの
    あるフェニル低級アルキリデン基、フェニル環上にニト
    ロ基を有することのあるフェニル低級アルケニリデン
    基、低級アルケニリデン基、低級シクロアルキリデン基
    又はフェニル環上にカルボキシル基を有することのある
    フェノキシ低級アルキリデン基を示す。}を示し、 R3 は水素原子2個、フェニル環上にハロゲン原子及び
    ハロゲン化低級アルキル基から選ばれる置換基を有する
    ことのあるフェニル低級アルキリデン基又はフェニル低
    級アルケニリデン基を示し、 Xは−S−又は−N(R7 )−(R7 は水素原子、低級
    アルキル基、カルボキシ低級アルキル基又は低級アルコ
    キシカルボニル低級アルキル基を示す。)を示し、 R1 とR4 、又はR4 とR7 は、結合してオキソエチレ
    ン基を形成していてもよい。但し、R1 が水素原子、R
    3 が水素原子2個で且つXが−S−の場合は、R2 は基
    −NHR4 (R4 は水素原子又はフェニル環上に低級ア
    ルコキシ基を有することのあるフェニルスルホニル
    基)、又はR2 は基−N=R6 (R6 は低級アルキリデ
    ン基、フェニル環上にハロゲン原子、ニトロ基、水酸基
    及び低級アルコキシ基から選ばれる置換基を有すること
    のあるフェニル低級アルキリデン基又はフェニル環上に
    ニトロ基を有することのあるフェニル低級アルケニリデ
    ン基)であってはならない。更に、R1 が水素原子、R
    2 が基−N=R6 且つXが−S−又は−NH−の場合
    は、R3 とR6 は同時にフェニル低級アルキリデン基で
    あってはならない。更にまた、R2 が基−NHR4 、R
    3 が水素原子2個で且つXが−S−の場合は、R1 とR
    4 は結合してオキソエチレン基を形成してはならな
    い。]で示される化合物又はその塩。
  2. 【請求項2】 R1 が水素原子、低級アルキル基、カル
    ボキシ低級アルキル基又は低級アルコキシカルボニル低
    級アルキル基であり、 R2 が基−NHR4 であるか、又はR2 が基−N=R6
    {R6 は低級アルキリデン基、低級シクロアルキル基を
    1〜2個有する低級アルキリデン基、フェニル環上にカ
    ルボキシル基を有することのあるフェニル低級アルキリ
    デン基、フェニル低級アルケニリデン基、低級アルケニ
    リデン基又は低級シクロアルキリデン基を示す。}であ
    り、 R3 が水素原子2個又はフェニル低級アルケニリデン基
    であり、 Xが−N(R7 )−であり、 R1 とR4 が結合してオキソエチレン基を形成すること
    はなく、R2 が基−NHR4 である場合は、必ずR4
    7 が結合してオキソエチレン基を形成する請求項1に
    記載の化合物又はその塩。
  3. 【請求項3】 R1 が水素原子、カルボキシ低級アルキ
    ル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基、フェ
    ニル環上に低級アルコキシカルボニル基を有することの
    あるフェノキシ低級アルカノイル基又は低級シクロアル
    キル基であり、 R2 が基−NHR4 であるか、又はR
    2 は基−N=R6 {R6 は低級アルキリデン基、フェニ
    ル環上にハロゲン原子、カルボキシル基、低級アルコキ
    シカルボニル基、水酸基及びハロゲン化低級アルキル基
    から選ばれる置換基を有することのあるフェニル低級ア
    ルキリデン基、フェニル環上にニトロ基を有することの
    あるフェニル低級アルケニリデン基又はフェニル環上に
    カルボキシル基を有することのあるフェノキシ低級アル
    キリデン基を示す。}であり、 R3 が水素原子2個、フェニル環上にハロゲン原子及び
    ハロゲン化低級アルキル基から選ばれる置換基を有する
    ことのあるフェニル低級アルキリデン基又はフェニル低
    級アルケニリデン基であり、 Xが−S−であり、 R1 とR4 、及びR4 とR7 が結合してオキソエチレン
    基を形成することはない請求項1に記載の化合物又はそ
    の塩。
  4. 【請求項4】 一般式 【化2】 [式中、R1 は水素原子、低級アルキル基、カルボキシ
    低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキ
    ル基、フェニル環上に低級アルコキシカルボニル基を有
    することのあるフェノキシ低級アルカノイル基又は低級
    シクロアルキル基を示し、 R2 は基−NHR4 {R4 は水素原子、フェニル環上に
    ハロゲン原子、ニトロ基、低級アルコキシ基及び低級ア
    ルキル基から選ばれる置換基を1〜3個有することのあ
    るフェニルスルホニル基、フェニル低級アルカノイル基
    又は基−CO−NHR5 (R5 は低級アルキル基、フェ
    ニル環上にハロゲン原子を有することのあるフェニル
    基、フェニル低級アルキル基又はナフチル基を示
    す。)}を示すか、又はR2 は基−N=R6 {R6 は低
    級アルキリデン基、低級シクロアルキル基を1〜2個有
    する低級アルキリデン基、フェニル環上にハロゲン原
    子、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニル基、ニ
    トロ基、水酸基、低級アルコキシ基及びハロゲン化低級
    アルキル基から選ばれる置換基を1〜3個有することの
    あるフェニル低級アルキリデン基、フェニル環上にニト
    ロ基を有することのあるフェニル低級アルケニリデン
    基、低級アルケニリデン基、低級シクロアルキリデン基
    又はフェニル環上にカルボキシル基を有することのある
    フェノキシ低級アルキリデン基を示す。}を示し、 R3 は水素原子2個、フェニル環上にハロゲン原子及び
    ハロゲン化低級アルキル基から選ばれる置換基を有する
    ことのあるフェニル低級アルキリデン基又はフェニル低
    級アルケニリデン基を示し、 Xは−S−又は−N(R7 )−(R7 は水素原子、低級
    アルキル基、カルボキシ低級アルキル基又は低級アルコ
    キシカルボニル低級アルキル基を示す。)を示し、 R1 とR4 、又はR4 とR7 は、結合してオキソエチレ
    ン基を形成していてもよい。]で示される化合物又はそ
    の塩から選ばれる化合物の少なくとも一つを有効成分と
    して含有するメイラード反応阻害剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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