JPH0520201A - 仮想記憶管理システム - Google Patents
仮想記憶管理システムInfo
- Publication number
- JPH0520201A JPH0520201A JP3172255A JP17225591A JPH0520201A JP H0520201 A JPH0520201 A JP H0520201A JP 3172255 A JP3172255 A JP 3172255A JP 17225591 A JP17225591 A JP 17225591A JP H0520201 A JPH0520201 A JP H0520201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- page
- storage device
- working set
- unused
- pages
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】主記憶装置11上の未使用ページを有効に利用
できるようにし、ページの置き換えによるオーバーヘッ
ドの低減を図る。 【構成】主記憶装置11上の空き領域を利用してその主
記憶装置11上にキャッシュメモリ空間を動的に設定す
ることが可能となり、ページアウト対象のページは、2
次記憶装置12に退避されること無く、そのまま主記憶
装置11上に蓄積される。そして、そのページアウト要
求を発行したワーキングセットには、その未使用ページ
が新たに割り当てられる。また、ページインが必要とさ
れた時には、まず、主記憶装置11上にキャッシュメモ
リ空間として蓄積されているページアウト対象のページ
群内に該当するページがあるか否か調べられ、ある場合
には、2次記憶装置12からページを呼び出すこと無
く、そのページがページイン要求を発行したワーキング
セットに割り当てられる。
できるようにし、ページの置き換えによるオーバーヘッ
ドの低減を図る。 【構成】主記憶装置11上の空き領域を利用してその主
記憶装置11上にキャッシュメモリ空間を動的に設定す
ることが可能となり、ページアウト対象のページは、2
次記憶装置12に退避されること無く、そのまま主記憶
装置11上に蓄積される。そして、そのページアウト要
求を発行したワーキングセットには、その未使用ページ
が新たに割り当てられる。また、ページインが必要とさ
れた時には、まず、主記憶装置11上にキャッシュメモ
リ空間として蓄積されているページアウト対象のページ
群内に該当するページがあるか否か調べられ、ある場合
には、2次記憶装置12からページを呼び出すこと無
く、そのページがページイン要求を発行したワーキング
セットに割り当てられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子計算機上で多重プ
ログラミング環境を実現するための仮想記憶管理システ
ムに関し、特に複数のジョブにそれぞれ対応する複数の
ワーキングセットを主記憶装置上に割り当て、主記憶装
置と2次記憶装置との間でページ置き換えを行うワーキ
ングセット方式の仮想記憶管理システムに関する。
ログラミング環境を実現するための仮想記憶管理システ
ムに関し、特に複数のジョブにそれぞれ対応する複数の
ワーキングセットを主記憶装置上に割り当て、主記憶装
置と2次記憶装置との間でページ置き換えを行うワーキ
ングセット方式の仮想記憶管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子計算機システムにおいて
は、主記憶装置上の実記憶容量の上限を意識せずにプロ
グラムを作成できるように、主記憶装置の実アドレス空
間よりも大きな論理アドレス空間を実現する仮想記憶方
式が用いられている。特に、多重プログラミング環境を
実現するための仮想記憶の管理システムとしては、ワー
キングセット方式の仮想記憶管理システムが最も広く用
いられている。
は、主記憶装置上の実記憶容量の上限を意識せずにプロ
グラムを作成できるように、主記憶装置の実アドレス空
間よりも大きな論理アドレス空間を実現する仮想記憶方
式が用いられている。特に、多重プログラミング環境を
実現するための仮想記憶の管理システムとしては、ワー
キングセット方式の仮想記憶管理システムが最も広く用
いられている。
【0003】ワーキングセット方式の仮想記憶管理シス
テムは、並行して実行されるジョブ(アクティブジョ
ブ)全てについて主記憶装置上にワーキングセットを割
り当てるものであり、主記憶装置と2次記憶装置との間
でのページ置き換えが各ワーキングセット毎に行われ
る。ここで、ワーキングセットとは、対応するジョブに
よって参照されるページを主記憶装置上に格納するため
に使用される記憶範囲である。
テムは、並行して実行されるジョブ(アクティブジョ
ブ)全てについて主記憶装置上にワーキングセットを割
り当てるものであり、主記憶装置と2次記憶装置との間
でのページ置き換えが各ワーキングセット毎に行われ
る。ここで、ワーキングセットとは、対応するジョブに
よって参照されるページを主記憶装置上に格納するため
に使用される記憶範囲である。
【0004】すなわち、主記憶装置上に割り当てられた
ある特定のワーキングセットを利用するジョブは、その
ワーキングセットをウインドとして使用し、参照すべき
ページを2次記憶装置から読み出してそれをワーキング
セットに順次格納する。この場合、もし、そのジョブに
対応するワーキングセット内部に未使用ページが存在し
ない場合には、置換対象のページがそのワーキングセッ
ト内から選定され、それがページアウトされて2次記憶
装置に退避される。そして、その2次記憶装置に退避し
たページが必要になると、そのページは、2次記憶装置
から主記憶装置上に再び呼び戻される。
ある特定のワーキングセットを利用するジョブは、その
ワーキングセットをウインドとして使用し、参照すべき
ページを2次記憶装置から読み出してそれをワーキング
セットに順次格納する。この場合、もし、そのジョブに
対応するワーキングセット内部に未使用ページが存在し
ない場合には、置換対象のページがそのワーキングセッ
ト内から選定され、それがページアウトされて2次記憶
装置に退避される。そして、その2次記憶装置に退避し
たページが必要になると、そのページは、2次記憶装置
から主記憶装置上に再び呼び戻される。
【0005】通常、このような2次記憶装置へのアクセ
スは、主記憶装置をアクセスする場合に比べ多くの時間
を要するので、仮想記憶管理システムにとって大きなオ
ーバーヘッドとなる。このため、2次記憶装置に対する
ページの退避、および呼び出しの回数は、できるだけ少
なくすることが好ましい。
スは、主記憶装置をアクセスする場合に比べ多くの時間
を要するので、仮想記憶管理システムにとって大きなオ
ーバーヘッドとなる。このため、2次記憶装置に対する
ページの退避、および呼び出しの回数は、できるだけ少
なくすることが好ましい。
【0006】しかしながら、従来の仮想記憶管理システ
ムでは、ページの置き換えは各ワーキングセット毎に別
個に行われているので、たとえ主記憶装置上の他のワー
キングセットに未使用ページが存在しても、対応するワ
ーキングセット内部に未使用ページが存在しない場合に
は、ページアウト対象のページを必ず2次記憶装置に退
避する必要があった。このため、前述のようなページの
置き換えに伴う2次記憶装置へのアクセスが頻繁に発生
され、これによってオーバーヘッドが増大するという欠
点があった。
ムでは、ページの置き換えは各ワーキングセット毎に別
個に行われているので、たとえ主記憶装置上の他のワー
キングセットに未使用ページが存在しても、対応するワ
ーキングセット内部に未使用ページが存在しない場合に
は、ページアウト対象のページを必ず2次記憶装置に退
避する必要があった。このため、前述のようなページの
置き換えに伴う2次記憶装置へのアクセスが頻繁に発生
され、これによってオーバーヘッドが増大するという欠
点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来では、ページの置
き換えを各ワーキングセット毎に別個に行なっているの
で、主記憶装置上に未使用ページが存在している場合で
も2次記憶装置にページを退避する必要があり、オーバ
ーヘッドが増大される欠点があった。
き換えを各ワーキングセット毎に別個に行なっているの
で、主記憶装置上に未使用ページが存在している場合で
も2次記憶装置にページを退避する必要があり、オーバ
ーヘッドが増大される欠点があった。
【0008】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、主記憶装置上の未使用ページを有効に利用でき
るようにし、ページの置き換えによるオーバーヘッドの
低減を図ることができる仮想記憶管理システムを提供す
ることを目的とする。
もので、主記憶装置上の未使用ページを有効に利用でき
るようにし、ページの置き換えによるオーバーヘッドの
低減を図ることができる仮想記憶管理システムを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
複数のジョブにそれぞれ対応する複数のワーキングセッ
トを主記憶装置上に割り当て、主記憶装置と2次記憶装
置との間でページ置き換えを行うワーキングセット方式
の仮想記憶管理システムにおいて、ページアウト要求が
発生した際、前記複数のワーキングセット内に未使用ペ
ージが存在するか否かを検出し、未使用ページの存在が
検出された時には、そのページアウト対象のページを前
記主記憶装置上に蓄積すると共に、検出した未使用ペー
ジをそのページアウト要求を発行したワーキングセット
の一部として割り当てる手段と、ページイン要求が発生
した際、前記主記憶装置上に蓄積されているページアウ
ト対象のページ群内にページイン対象のページが存在す
るか否かを検出し、その存在が検出された時には、その
ページイン対象のページをページイン要求を発行したワ
ーキングセットの一部として割り当てる手段とを具備す
ることを第1の特徴とする。
複数のジョブにそれぞれ対応する複数のワーキングセッ
トを主記憶装置上に割り当て、主記憶装置と2次記憶装
置との間でページ置き換えを行うワーキングセット方式
の仮想記憶管理システムにおいて、ページアウト要求が
発生した際、前記複数のワーキングセット内に未使用ペ
ージが存在するか否かを検出し、未使用ページの存在が
検出された時には、そのページアウト対象のページを前
記主記憶装置上に蓄積すると共に、検出した未使用ペー
ジをそのページアウト要求を発行したワーキングセット
の一部として割り当てる手段と、ページイン要求が発生
した際、前記主記憶装置上に蓄積されているページアウ
ト対象のページ群内にページイン対象のページが存在す
るか否かを検出し、その存在が検出された時には、その
ページイン対象のページをページイン要求を発行したワ
ーキングセットの一部として割り当てる手段とを具備す
ることを第1の特徴とする。
【0010】この仮想記憶管理システムにおいては、主
記憶装置上に割り当てられている複数のワーキングセッ
ト内のいずれかに未使用ページが存在する場合には、ペ
ージアウト対象のページは、2次記憶装置に退避される
こと無く、そのまま主記憶装置上に蓄積される。そし
て、そのページアウト要求を発行したワーキングセット
には、その未使用ページが新たに割り当てられる。した
がって、ページアウトが必要な時であっても、2次記憶
装置への退避が不要となる分だけ、ページングによるオ
ーバーヘッドを低減できる。また、ページインが必要と
された時には、まず、主記憶装置上に蓄積されているペ
ージアウト対象のページ群内に該当するページがあるか
否か調べられ、ある場合には、2次記憶装置からページ
を呼び出すこと無く、そのページがページイン要求を発
行したワーキングセットに割り当てられる。したがっ
て、ページインが必要な時においても、そのページがペ
ージアウト対象のページ群にあれば2次記憶装置からの
呼び出しが不要となり、その分だけ、ページングによる
オーバーヘッドを低減できる。
記憶装置上に割り当てられている複数のワーキングセッ
ト内のいずれかに未使用ページが存在する場合には、ペ
ージアウト対象のページは、2次記憶装置に退避される
こと無く、そのまま主記憶装置上に蓄積される。そし
て、そのページアウト要求を発行したワーキングセット
には、その未使用ページが新たに割り当てられる。した
がって、ページアウトが必要な時であっても、2次記憶
装置への退避が不要となる分だけ、ページングによるオ
ーバーヘッドを低減できる。また、ページインが必要と
された時には、まず、主記憶装置上に蓄積されているペ
ージアウト対象のページ群内に該当するページがあるか
否か調べられ、ある場合には、2次記憶装置からページ
を呼び出すこと無く、そのページがページイン要求を発
行したワーキングセットに割り当てられる。したがっ
て、ページインが必要な時においても、そのページがペ
ージアウト対象のページ群にあれば2次記憶装置からの
呼び出しが不要となり、その分だけ、ページングによる
オーバーヘッドを低減できる。
【0011】また、この発明の仮想記憶管理システム
は、前記複数のワーキングセット内で未使用ページが無
くなった時、前記主記憶装置上に蓄積されているページ
アウト対象のページを前記2次記憶装置にページアウト
する手段をさらに具備することを特徴とする。この仮想
記憶管理システムにおいては、蓄積されているページア
ウト対象のページを各ワーキングセットに解放できるの
で、使用できるページ数を全てのワーキングセットにつ
いて均等に保証することができる。
は、前記複数のワーキングセット内で未使用ページが無
くなった時、前記主記憶装置上に蓄積されているページ
アウト対象のページを前記2次記憶装置にページアウト
する手段をさらに具備することを特徴とする。この仮想
記憶管理システムにおいては、蓄積されているページア
ウト対象のページを各ワーキングセットに解放できるの
で、使用できるページ数を全てのワーキングセットにつ
いて均等に保証することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
明する。
【0013】図1はこの発明の一実施例に関わる仮想記
憶管理システムのシステム構成が示されている。この仮
想記憶管理システムは、コンピュータシステムにおいて
多重プログラミング環境を効率良く実現するためのもの
であり、並行して動作する複数のジョブ(ジョブ1、ジ
ョブ2、ジョブ3、…)にそれぞれ対応する複数のワー
キングセットWS1、WS2、WS3、…が主記憶装置
11上に確保されている。各ジョブは、主記憶装置11
上の対応するワーキングセットをウインドとして用い、
2次記憶装置12に定義された仮想メモリ空間上のプロ
グラムやデータを参照する。
憶管理システムのシステム構成が示されている。この仮
想記憶管理システムは、コンピュータシステムにおいて
多重プログラミング環境を効率良く実現するためのもの
であり、並行して動作する複数のジョブ(ジョブ1、ジ
ョブ2、ジョブ3、…)にそれぞれ対応する複数のワー
キングセットWS1、WS2、WS3、…が主記憶装置
11上に確保されている。各ジョブは、主記憶装置11
上の対応するワーキングセットをウインドとして用い、
2次記憶装置12に定義された仮想メモリ空間上のプロ
グラムやデータを参照する。
【0014】主記憶装置11上のワーキングセットWS
1、WS2、WS3の各々の実メモリ空間は例えば25
6Kバイトであり、2次記憶装置12上の仮想的なワー
キングセットWS1´、WS2´、WS3´の各々の仮
想メモリ空間は例えば4Mバイトである。実メモリ空間
の記憶域は、ページと称する割り付け単位で管理され
る。1ページは、例えば4Kバイトの連続した固定長の
領域である。仮想メモリ空間の記憶域も、実メモリ空間
と同じサイズのページによって管理される。
1、WS2、WS3の各々の実メモリ空間は例えば25
6Kバイトであり、2次記憶装置12上の仮想的なワー
キングセットWS1´、WS2´、WS3´の各々の仮
想メモリ空間は例えば4Mバイトである。実メモリ空間
の記憶域は、ページと称する割り付け単位で管理され
る。1ページは、例えば4Kバイトの連続した固定長の
領域である。仮想メモリ空間の記憶域も、実メモリ空間
と同じサイズのページによって管理される。
【0015】図1においては、説明を簡単にするため
に、ワーキングセットWS1、WS2、WS3の各々の
実メモリ空間が4ページ分の記憶域を有し、仮想ワーキ
ングセットWS1´、WS2´、WS3´の各々の仮想
メモリ空間がn(n>4)ぺージ分の記憶域を有する場
合が示されている。
に、ワーキングセットWS1、WS2、WS3の各々の
実メモリ空間が4ページ分の記憶域を有し、仮想ワーキ
ングセットWS1´、WS2´、WS3´の各々の仮想
メモリ空間がn(n>4)ぺージ分の記憶域を有する場
合が示されている。
【0016】すなわち、ジョブ1については、仮想ワー
キングセットWS1´に定義されたページP1−1から
ページP1−nまでのnページ分の仮想アドレス空間を
プログラミングに利用することができ、それらnページ
のプログラム内で必要なページが主記憶装置11上のワ
ーキングセットWS1に格納される。ワーキングセット
WS1の4ページの内容は、仮想ワーキングセットWS
1´との間のページ置き換えによって必要に応じて更新
される。このページ置き換えにより、ワーキングセット
WS1には、仮想ワーキングセットWS1´のnページ
の中の任意の4ページが格納される。したがって、ジョ
ブ1は、ワーキングセットWS1の4ページをウインド
として用いることにより、仮想ワーキングセットWS1
´のnページ全てについて参照することができる。
キングセットWS1´に定義されたページP1−1から
ページP1−nまでのnページ分の仮想アドレス空間を
プログラミングに利用することができ、それらnページ
のプログラム内で必要なページが主記憶装置11上のワ
ーキングセットWS1に格納される。ワーキングセット
WS1の4ページの内容は、仮想ワーキングセットWS
1´との間のページ置き換えによって必要に応じて更新
される。このページ置き換えにより、ワーキングセット
WS1には、仮想ワーキングセットWS1´のnページ
の中の任意の4ページが格納される。したがって、ジョ
ブ1は、ワーキングセットWS1の4ページをウインド
として用いることにより、仮想ワーキングセットWS1
´のnページ全てについて参照することができる。
【0017】ページ置き換えは、2次記憶装置12の仮
想ワーキングセットWS1´から主記憶装置11のワー
キングセットWS1へのページ読み込み(ページイン)
と、その主記憶装置11のワーキングセットWS1から
2次記憶装置12の仮想ワーキングセットWS1´への
ページ書き出し(ページアウト)とによって実行され
る。このようなページインおよびページアウトによるペ
ージの置き換えは、仮想記憶管理部13によって制御さ
れる。
想ワーキングセットWS1´から主記憶装置11のワー
キングセットWS1へのページ読み込み(ページイン)
と、その主記憶装置11のワーキングセットWS1から
2次記憶装置12の仮想ワーキングセットWS1´への
ページ書き出し(ページアウト)とによって実行され
る。このようなページインおよびページアウトによるペ
ージの置き換えは、仮想記憶管理部13によって制御さ
れる。
【0018】ジョブ2についても、ジョブ1と同様に、
仮想ワーキングセットWS2´に定義されたページP2
−1からページP2−nまでのnページ分の仮想アドレ
ス空間を利用することができ、それらnページの内で必
要なページが主記憶装置11上のワーキングセットWS
2に格納される。また、ジョブ3についても、仮想ワー
キングセットWS3´に定義されたページP3−1から
ページP3−nまでのnページ分の仮想アドレス空間を
利用することができ、それらnページの内で必要なペー
ジが主記憶装置11上のワーキングセットWS3に格納
される。
仮想ワーキングセットWS2´に定義されたページP2
−1からページP2−nまでのnページ分の仮想アドレ
ス空間を利用することができ、それらnページの内で必
要なページが主記憶装置11上のワーキングセットWS
2に格納される。また、ジョブ3についても、仮想ワー
キングセットWS3´に定義されたページP3−1から
ページP3−nまでのnページ分の仮想アドレス空間を
利用することができ、それらnページの内で必要なペー
ジが主記憶装置11上のワーキングセットWS3に格納
される。
【0019】ジョブ2、ジョブ3の各々においても、ペ
ージインおよびページアウトによるページの置き換えが
実行される。このページの置き換えは、仮想記憶管理部
13によって制御される。
ージインおよびページアウトによるページの置き換えが
実行される。このページの置き換えは、仮想記憶管理部
13によって制御される。
【0020】仮想記憶管理部13は、主記憶装置11上
のワーキングセットWS1〜WS3をページ単位で管理
し、ワーキングセットWS1〜WS3それぞれにおける
ページ書き替えを制御する。
のワーキングセットWS1〜WS3をページ単位で管理
し、ワーキングセットWS1〜WS3それぞれにおける
ページ書き替えを制御する。
【0021】このページ書き替え制御において、仮想記
憶管理部13は、ワーキングセットWS1〜WS3の中
に未使用ページが存在する場合には、2次記憶装置への
アクセスを極力少なくするために、その未使用ページを
利用することにより主記憶装置11上にキャッシュメモ
リ空間を動的に設定する。このキャッシュメモリ空間
は、2次記憶装置12へのページアウト対象のページを
一時的に保持するものである。仮想記憶管理部13によ
るキャッシュメモリ空間の設定は、次のように行われ
る。
憶管理部13は、ワーキングセットWS1〜WS3の中
に未使用ページが存在する場合には、2次記憶装置への
アクセスを極力少なくするために、その未使用ページを
利用することにより主記憶装置11上にキャッシュメモ
リ空間を動的に設定する。このキャッシュメモリ空間
は、2次記憶装置12へのページアウト対象のページを
一時的に保持するものである。仮想記憶管理部13によ
るキャッシュメモリ空間の設定は、次のように行われ
る。
【0022】例えば、図1に示されているように、ワー
キングセットWS1の4ページ分の格納領域にはページ
P1−1〜P1−4の4ページが格納され、その4ペー
ジ分の格納領域全てが使用中であり、ワーキングセット
WS2については4ページ分の格納領域の内の2ページ
だけが使用中で、残りの2ページについては未使用であ
る場合を想定する。
キングセットWS1の4ページ分の格納領域にはページ
P1−1〜P1−4の4ページが格納され、その4ペー
ジ分の格納領域全てが使用中であり、ワーキングセット
WS2については4ページ分の格納領域の内の2ページ
だけが使用中で、残りの2ページについては未使用であ
る場合を想定する。
【0023】この状況において、ジョブ1によって例え
ば第n番目のページP1−nの参照が要求されると、そ
のページP1−nはワーキングセットWS1に格納され
てないので、ページフォールトが発生する。ページフォ
ールトが発生すると、ページP1−nを2次記憶装置1
2からページインすることが必要となる。しかし、ワー
キングセットWS1には空き領域がないので、空き領域
を生成するために、ページP1−1〜P1−4の中で最
も使用されそうにないページ(例えば、ページP1−
1)をLRU等のアルゴリズムにしたがって選定し、そ
のページを2次記憶装置12にページアウトすることが
必要となる。通常であれば、そのページアウト対象のペ
ージP1−1は、他のワーキングセットWS2,WS3
における未使用ページの有無に拘らず、2次記憶装置1
2にページアウトされる。
ば第n番目のページP1−nの参照が要求されると、そ
のページP1−nはワーキングセットWS1に格納され
てないので、ページフォールトが発生する。ページフォ
ールトが発生すると、ページP1−nを2次記憶装置1
2からページインすることが必要となる。しかし、ワー
キングセットWS1には空き領域がないので、空き領域
を生成するために、ページP1−1〜P1−4の中で最
も使用されそうにないページ(例えば、ページP1−
1)をLRU等のアルゴリズムにしたがって選定し、そ
のページを2次記憶装置12にページアウトすることが
必要となる。通常であれば、そのページアウト対象のペ
ージP1−1は、他のワーキングセットWS2,WS3
における未使用ページの有無に拘らず、2次記憶装置1
2にページアウトされる。
【0024】ところが、ここでは、ワーキングセットW
S2の未使用ページが存在するので、仮想記憶管理部1
3は、ページアウトの必要が生じてた時、そのページア
ウト対象のページP1−1をページアウトせずにそのま
ま主記憶装置11上にプールしておく。そして、仮想記
憶管理部13は、例えばワーキングセットWS2の4番
目のページP2−4に対応する記憶領域を、ページアウ
トが必要なワーキングセットWS1の空き領域として割
り当て、その空き領域にページP1−nをページインす
る。
S2の未使用ページが存在するので、仮想記憶管理部1
3は、ページアウトの必要が生じてた時、そのページア
ウト対象のページP1−1をページアウトせずにそのま
ま主記憶装置11上にプールしておく。そして、仮想記
憶管理部13は、例えばワーキングセットWS2の4番
目のページP2−4に対応する記憶領域を、ページアウ
トが必要なワーキングセットWS1の空き領域として割
り当て、その空き領域にページP1−nをページインす
る。
【0025】この場合、仮想記憶管理部13は、ページ
P1−2、P1−3、P1−4、およびP2−4をワー
キングセットWS1のページとして管理する。したがっ
て、2次記憶装置12上のページP1−2,P1−3、
P1−4、P1−nの仮想アドレスは、仮想記憶管理部
13によってそれぞれ主記憶装置11上のページP1−
2,P1−3、P1−4、P2−4の実アドレスに変換
される。このため、ジョブ1は、ページP1−nを仮想
アドレスを指定することによって、主記憶装置11上の
ページP2−4を参照することができる。
P1−2、P1−3、P1−4、およびP2−4をワー
キングセットWS1のページとして管理する。したがっ
て、2次記憶装置12上のページP1−2,P1−3、
P1−4、P1−nの仮想アドレスは、仮想記憶管理部
13によってそれぞれ主記憶装置11上のページP1−
2,P1−3、P1−4、P2−4の実アドレスに変換
される。このため、ジョブ1は、ページP1−nを仮想
アドレスを指定することによって、主記憶装置11上の
ページP2−4を参照することができる。
【0026】また、ページアウト対象のページP1−1
は、仮想記憶管理部13によってキャッシュメモリ空間
として管理される。すなわち、ページインが必要な際に
は、キャッシュメモリとして管理されているページアウ
ト対象のページ群の中に該当するページが存在するか否
かが調べられ、存在する場合には、2次記憶装置12か
らページインを行わずに、そのページイン対象のページ
がキャッシュメモリ空間から取り出され、それがページ
インが必要なワーキングセットに割り当てる。
は、仮想記憶管理部13によってキャッシュメモリ空間
として管理される。すなわち、ページインが必要な際に
は、キャッシュメモリとして管理されているページアウ
ト対象のページ群の中に該当するページが存在するか否
かが調べられ、存在する場合には、2次記憶装置12か
らページインを行わずに、そのページイン対象のページ
がキャッシュメモリ空間から取り出され、それがページ
インが必要なワーキングセットに割り当てる。
【0027】さらに、仮想記憶管理部13は、主記憶装
置11上に設定したキャッシュメモリ空間を解放する機
能を有している。つまり、キャッシュメモリ空間は未使
用ページの存在を利用して設定されているので、主記憶
装置11上に未使用ページが無くなった時には、前記主
記憶装置上11にプールされているページアウト対象の
ページ群は2次記憶装置12にページアウトされる。例
えば、ワーキングセットWS2のページP2−3、P2
−4が他のワーキングセットに使用されている場合にお
いて、ジョブ2の要求によって新たなページのページイ
ンが必要とされた時には、ワーキングセットWS2の中
のページではなく、キャッシュメモリ空間として管理さ
れているページが優先してページアウトされ、その領域
がワーキングセットWS2の空き領域として設定され
る。これによって、キャッシュメモリ空間として利用さ
れていた記憶領域が各ワーキングセットに解放できるよ
うになり、使用できるページ数を全てのワーキングセッ
トについて均等に保証することができる。
置11上に設定したキャッシュメモリ空間を解放する機
能を有している。つまり、キャッシュメモリ空間は未使
用ページの存在を利用して設定されているので、主記憶
装置11上に未使用ページが無くなった時には、前記主
記憶装置上11にプールされているページアウト対象の
ページ群は2次記憶装置12にページアウトされる。例
えば、ワーキングセットWS2のページP2−3、P2
−4が他のワーキングセットに使用されている場合にお
いて、ジョブ2の要求によって新たなページのページイ
ンが必要とされた時には、ワーキングセットWS2の中
のページではなく、キャッシュメモリ空間として管理さ
れているページが優先してページアウトされ、その領域
がワーキングセットWS2の空き領域として設定され
る。これによって、キャッシュメモリ空間として利用さ
れていた記憶領域が各ワーキングセットに解放できるよ
うになり、使用できるページ数を全てのワーキングセッ
トについて均等に保証することができる。
【0028】図2には、仮想記憶管理部13の具体的な
構成の一例が示されている。図示のように、仮想記憶管
理部13は、キャッシュメモリ管理テーブル21、未使
用ページ管理テーブル22、ワーキングセットWS1用
管理テーブル23、ワーキングセットWS2用管理テー
ブル24、ワーキングセットWS3用管理テーブル25
を備えている。
構成の一例が示されている。図示のように、仮想記憶管
理部13は、キャッシュメモリ管理テーブル21、未使
用ページ管理テーブル22、ワーキングセットWS1用
管理テーブル23、ワーキングセットWS2用管理テー
ブル24、ワーキングセットWS3用管理テーブル25
を備えている。
【0029】キャッシュメモリ管理テーブル21は、キ
ャッシュメモリ空間として主記憶装置11にプールされ
ているページアウト対象のページ群についてその仮想ア
ドレスと実アドレスとの対応関係をページ単位で管理す
るためのものである。未使用ページ管理テーブル22
は、主記憶装置11上に割り当てられた全てのワーキン
グセットWS1〜WS3…における未使用ページについ
てその仮想アドレスと実アドレスとの対応関係をページ
単位で管理している。
ャッシュメモリ空間として主記憶装置11にプールされ
ているページアウト対象のページ群についてその仮想ア
ドレスと実アドレスとの対応関係をページ単位で管理す
るためのものである。未使用ページ管理テーブル22
は、主記憶装置11上に割り当てられた全てのワーキン
グセットWS1〜WS3…における未使用ページについ
てその仮想アドレスと実アドレスとの対応関係をページ
単位で管理している。
【0030】ワーキングセットWS1用管理テーブル2
3、ワーキングセットWS2用管理テーブル24、およ
びワーキングセットWS3用管理テーブル25は、それ
ぞれ対応するワーキングセットについて使用可能な主記
憶装置11上の記憶容量(256Kバイト)と、実際に
使用中の記憶容量とを管理しており、使用中の記憶領域
についてはページ単位でその仮想アドレスと実アドレス
のを保持している。
3、ワーキングセットWS2用管理テーブル24、およ
びワーキングセットWS3用管理テーブル25は、それ
ぞれ対応するワーキングセットについて使用可能な主記
憶装置11上の記憶容量(256Kバイト)と、実際に
使用中の記憶容量とを管理しており、使用中の記憶領域
についてはページ単位でその仮想アドレスと実アドレス
のを保持している。
【0031】ここでは、図1と同様に、ワーキングセッ
トWS1〜WS3の使用可能な記憶容量が4ページであ
り、ワーキングセットWS1についてはページP1−1
からP1−4までの4ページ全てが使用中であり、ワー
キングセットWS2についてはページP2−1、P2−
2が使用中で、残りのページP2−3、P2−4は未使
用である場合について考える。
トWS1〜WS3の使用可能な記憶容量が4ページであ
り、ワーキングセットWS1についてはページP1−1
からP1−4までの4ページ全てが使用中であり、ワー
キングセットWS2についてはページP2−1、P2−
2が使用中で、残りのページP2−3、P2−4は未使
用である場合について考える。
【0032】この場合、ワーキングセットWS1用管理
テーブル23には使用中のページP1−1〜P1−4全
てについてのアドレスが管理され、ワーキングセットW
S2用管理テーブル24には使用中のページP2−1と
P2−2についてだけアドレスが管理され、未使用のペ
ージP2−3とP2−4のアドレスは未使用ページ管理
テーブル22で管理される。
テーブル23には使用中のページP1−1〜P1−4全
てについてのアドレスが管理され、ワーキングセットW
S2用管理テーブル24には使用中のページP2−1と
P2−2についてだけアドレスが管理され、未使用のペ
ージP2−3とP2−4のアドレスは未使用ページ管理
テーブル22で管理される。
【0033】この様な状況下で、ワーキングセットWS
1のページP1−1をページアウトする必要性が生じた
時、そのページアウト対象のページP1−1は、ワーキ
ングセットWS1用管理テーブル23からキャッシュメ
モリ管理テーブル21に管理が移され、キャッシュメモ
リ空間として管理される。また、未使用ページP2−4
は、未使用ページ管理テーブル22からワーキングセッ
トWS1用管理テーブル23に管理が移され、ワーキン
グセットWS1の記憶領域として管理される。
1のページP1−1をページアウトする必要性が生じた
時、そのページアウト対象のページP1−1は、ワーキ
ングセットWS1用管理テーブル23からキャッシュメ
モリ管理テーブル21に管理が移され、キャッシュメモ
リ空間として管理される。また、未使用ページP2−4
は、未使用ページ管理テーブル22からワーキングセッ
トWS1用管理テーブル23に管理が移され、ワーキン
グセットWS1の記憶領域として管理される。
【0034】図3には、図1の仮想記憶管理システムに
おける主記憶装置11の利用形態の一例が示されてい
る。図示のように、主記憶装置11には、ワーキングセ
ットWS1〜WS3、…が割り当て割れており、これら
ワーキングセットWS1〜WS3の中の未使用ページ
は、空き領域110として管理される。キャッシュメモ
リ空間111は、空き領域110の一部を利用している
ワーキングセットについてそのページアウト対象のペー
ジを一時的に保持する。
おける主記憶装置11の利用形態の一例が示されてい
る。図示のように、主記憶装置11には、ワーキングセ
ットWS1〜WS3、…が割り当て割れており、これら
ワーキングセットWS1〜WS3の中の未使用ページ
は、空き領域110として管理される。キャッシュメモ
リ空間111は、空き領域110の一部を利用している
ワーキングセットについてそのページアウト対象のペー
ジを一時的に保持する。
【0035】ここでは、ワーキングセットWS2,WS
3の未使用ページから構成される空き領域110にペー
ジP1−nが格納されており、そのページP1−nをワ
ーキングセットWS1が利用している。そして、ワーキ
ングセットWS1のページアウト対象のページP1−1
は、キャッシュメモリ空間111に登録管理されてい
る。
3の未使用ページから構成される空き領域110にペー
ジP1−nが格納されており、そのページP1−nをワ
ーキングセットWS1が利用している。そして、ワーキ
ングセットWS1のページアウト対象のページP1−1
は、キャッシュメモリ空間111に登録管理されてい
る。
【0036】このように、この仮想記憶管理システムに
おいては、主記憶装置11上の空き領域110を有効に
利用することによって、ページアウト対象のページを2
次記憶装置12に退避すること無く、それを主記憶装置
11上にプールしてキャッシュメモリ空間111として
管理することができる。
おいては、主記憶装置11上の空き領域110を有効に
利用することによって、ページアウト対象のページを2
次記憶装置12に退避すること無く、それを主記憶装置
11上にプールしてキャッシュメモリ空間111として
管理することができる。
【0037】このため、ページアウトが必要な時であっ
ても、2次記憶装置12への退避が不要となる分だけ、
ページングによるオーバーヘッドを低減できる。また、
ページインが必要とされた時には、まず、キャッシュメ
モリ空間111にプールされているページアウト対象の
ページ群内に該当するページがあるか否か調べられ、あ
る場合には、2次記憶装置12からの呼び出しが不要と
なり、その分だけ、ページングによるオーバーヘッドを
低減できる。次に、図4乃至図6のフローチャートを参
照して、図1の仮想記憶管理部13による動作について
説明する。まず、図4のフローチャートを参照して、2
次記憶装置12へのページアウトが必要とされた時の動
作を説明する。
ても、2次記憶装置12への退避が不要となる分だけ、
ページングによるオーバーヘッドを低減できる。また、
ページインが必要とされた時には、まず、キャッシュメ
モリ空間111にプールされているページアウト対象の
ページ群内に該当するページがあるか否か調べられ、あ
る場合には、2次記憶装置12からの呼び出しが不要と
なり、その分だけ、ページングによるオーバーヘッドを
低減できる。次に、図4乃至図6のフローチャートを参
照して、図1の仮想記憶管理部13による動作について
説明する。まず、図4のフローチャートを参照して、2
次記憶装置12へのページアウトが必要とされた時の動
作を説明する。
【0038】例えば、ワーキングセットWS1について
ページアウトが必要とされた時、仮想記憶管理部13
は、未使用ページ管理テーブル22を参照して、他のワ
ーキングセットWS2,WS3に未使用ページが存在す
るか否かを調べる(ステップS11)。未使用ページが
ない場合には、ページアウト対象のページを2次記憶装
置12に退避し、これによつてワーキングセットWS1
に空き領域を生成する(ステップS12)。
ページアウトが必要とされた時、仮想記憶管理部13
は、未使用ページ管理テーブル22を参照して、他のワ
ーキングセットWS2,WS3に未使用ページが存在す
るか否かを調べる(ステップS11)。未使用ページが
ない場合には、ページアウト対象のページを2次記憶装
置12に退避し、これによつてワーキングセットWS1
に空き領域を生成する(ステップS12)。
【0039】一方、未使用ページが存在する場合には、
ページアウト対象のページをそのまま主記憶装置11上
にプールし、その管理をワーキングセットWS1用管理
テーブル23からキャッシュメモリ管理テーブル21に
移す(ステップS13)。そして、未使用ページをワー
キングセットWS1用管理テーブル23に登録すること
によって、その未使用ページをワーキングセットWS1
の新たなページとして割り当てる(ステップS14)。
次いで、図5のフローチャートを参照して、ページイン
が必要とされた時の動作を説明する。
ページアウト対象のページをそのまま主記憶装置11上
にプールし、その管理をワーキングセットWS1用管理
テーブル23からキャッシュメモリ管理テーブル21に
移す(ステップS13)。そして、未使用ページをワー
キングセットWS1用管理テーブル23に登録すること
によって、その未使用ページをワーキングセットWS1
の新たなページとして割り当てる(ステップS14)。
次いで、図5のフローチャートを参照して、ページイン
が必要とされた時の動作を説明する。
【0040】例えば、ワーキングセットWS1について
ページフォールトが発生した時、仮想記憶管理部13
は、キャッシュメモリ管理テーブル21を参照して、キ
ャッシュメモリ空間111上にページイン対象のページ
が存在するか否かを調べる(ステップS21)。ページ
イン対象のページが存在しない場合には、ページアウト
対象のページを2次記憶装置12から呼び込み、これを
ワーキングセットWS1にページインする(ステップS
22)。
ページフォールトが発生した時、仮想記憶管理部13
は、キャッシュメモリ管理テーブル21を参照して、キ
ャッシュメモリ空間111上にページイン対象のページ
が存在するか否かを調べる(ステップS21)。ページ
イン対象のページが存在しない場合には、ページアウト
対象のページを2次記憶装置12から呼び込み、これを
ワーキングセットWS1にページインする(ステップS
22)。
【0041】一方、キャッシュメモリ空間111上にペ
ージイン対象のページが存在する場合には、そのページ
イン対象のページの管理をキャッシュメモリ管理テーブ
ル21からワーキングセットWS1用管理テーブル23
に移し、そのページイン対象のページをワーキングセッ
トWS1に割り当てる(ステップS23)。次に、図6
のフローチャートを参照して、主記憶装置11上に空き
領域が不足した場合の動作について説明する。
ージイン対象のページが存在する場合には、そのページ
イン対象のページの管理をキャッシュメモリ管理テーブ
ル21からワーキングセットWS1用管理テーブル23
に移し、そのページイン対象のページをワーキングセッ
トWS1に割り当てる(ステップS23)。次に、図6
のフローチャートを参照して、主記憶装置11上に空き
領域が不足した場合の動作について説明する。
【0042】キャッシュメモリ空間111として利用さ
れている記憶領域は、本来は、未使用ページを有してい
る他のワーキングセットの記憶領域である。このため、
空き領域が不足した場合には、キャッシュメモリ空間1
11として利用されている記憶領域を解放する必要があ
る。
れている記憶領域は、本来は、未使用ページを有してい
る他のワーキングセットの記憶領域である。このため、
空き領域が不足した場合には、キャッシュメモリ空間1
11として利用されている記憶領域を解放する必要があ
る。
【0043】したがって、空き領域が不足した場合に
は、仮想記憶管理部13は、まず、キャッシュメモリ管
理テーブル21を参照することによって、主記憶装置1
1上にキャッシュメモリ空間111として管理されてい
るページが存在するか否かを調べる(ステップS3
1)。キャッシュメモリ空間111として管理されてい
るページが存在する場合には、仮想記憶管理部13は、
そのページを2次記憶装置12に退避する(ステップS
32)。そして、仮想記憶管理部13は、キャッシュメ
モリ空間111として管理されているページの管理を、
キャッシュメモリ管理テーブル21から未使用ページ管
理テーブル22に移し、それを未使用ページとして割り
当てる(ステップS33)。
は、仮想記憶管理部13は、まず、キャッシュメモリ管
理テーブル21を参照することによって、主記憶装置1
1上にキャッシュメモリ空間111として管理されてい
るページが存在するか否かを調べる(ステップS3
1)。キャッシュメモリ空間111として管理されてい
るページが存在する場合には、仮想記憶管理部13は、
そのページを2次記憶装置12に退避する(ステップS
32)。そして、仮想記憶管理部13は、キャッシュメ
モリ空間111として管理されているページの管理を、
キャッシュメモリ管理テーブル21から未使用ページ管
理テーブル22に移し、それを未使用ページとして割り
当てる(ステップS33)。
【0044】以上のように、この実施例においては、主
記憶装置11上の空き領域を利用してその主記憶装置1
1上にキャッシュメモリ空間111を動的に設定するこ
とが可能となり、ページアウト対象のページは、2次記
憶装置12に退避されること無く、そのまま主記憶装置
12上に蓄積される。そして、そのページアウト要求を
発行したワーキングセットには、その未使用ページが新
たに割り当てられる。したがって、ページアウトが必要
な時であっても、2次記憶装置12への退避が不要とな
る分だけ、ページングによるオーバーヘッドを低減でき
る。
記憶装置11上の空き領域を利用してその主記憶装置1
1上にキャッシュメモリ空間111を動的に設定するこ
とが可能となり、ページアウト対象のページは、2次記
憶装置12に退避されること無く、そのまま主記憶装置
12上に蓄積される。そして、そのページアウト要求を
発行したワーキングセットには、その未使用ページが新
たに割り当てられる。したがって、ページアウトが必要
な時であっても、2次記憶装置12への退避が不要とな
る分だけ、ページングによるオーバーヘッドを低減でき
る。
【0045】また、ページインが必要とされた時には、
まず、主記憶装置上にキャッシュメモリ空間111とし
て蓄積されているページアウト対象のページ群内に該当
するページがあるか否か調べられ、ある場合には、2次
記憶装置12からページを呼び出すこと無く、そのペー
ジがページイン要求を発行したワーキングセットに割り
当てられる。したがって、ページインが必要な時におい
ても、そのページがページアウト対象のページ群にあれ
ば2次記憶装置12からの呼び出しが不要となり、その
分だけ、ページングによるオーバーヘッドを低減でき
る。
まず、主記憶装置上にキャッシュメモリ空間111とし
て蓄積されているページアウト対象のページ群内に該当
するページがあるか否か調べられ、ある場合には、2次
記憶装置12からページを呼び出すこと無く、そのペー
ジがページイン要求を発行したワーキングセットに割り
当てられる。したがって、ページインが必要な時におい
ても、そのページがページアウト対象のページ群にあれ
ば2次記憶装置12からの呼び出しが不要となり、その
分だけ、ページングによるオーバーヘッドを低減でき
る。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、主記
憶装置上の未使用ページを有効に利用できるようにな
り、ページの置き換えによるオーバーヘッドの低減を実
現できる。
憶装置上の未使用ページを有効に利用できるようにな
り、ページの置き換えによるオーバーヘッドの低減を実
現できる。
【図1】この発明の一実施例に係わる仮想記憶管理シス
テムの構成を示すブロック図。
テムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施例の仮想記憶管理システムに設けられて
いる仮想記憶管理部の具体的構成の一例を示すブロック
図。
いる仮想記憶管理部の具体的構成の一例を示すブロック
図。
【図3】同実施例の仮想記憶管理システムにおける主記
憶装置の利用形態の一例を示すブロック図。
憶装置の利用形態の一例を示すブロック図。
【図4】同実施例のページアウト必要時の動作を説明す
るフローチャート。
るフローチャート。
【図5】同実施例のページイン必要時の動作を説明する
フローチャート。
フローチャート。
【図6】同実施例の未使用メモリ不足時の動作を説明す
るフローチャート。
るフローチャート。
11…主記憶装置、12…2次記憶装置、13…仮想記
憶管理装置、21…キャッシュメモリ管理テーブル、2
2…未使用ページ管理テーブル、23〜25…ワーキン
グセット管理テーブル。
憶管理装置、21…キャッシュメモリ管理テーブル、2
2…未使用ページ管理テーブル、23〜25…ワーキン
グセット管理テーブル。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のジョブにそれぞれ対応する複数の
ワーキングセットを主記憶装置上に割り当て、主記憶装
置と2次記憶装置との間でページ置き換えを行うワーキ
ングセット方式の仮想記憶管理システムにおいて、 ページアウト要求が発生した際、前記複数のワーキング
セット内に未使用ページが存在するか否かを検出し、未
使用ページの存在が検出された時には、そのページアウ
ト対象のページを前記主記憶装置上に蓄積すると共に、
検出した未使用ページをそのページアウト要求を発行し
たワーキングセットの一部として割り当てる手段と、 ページイン要求が発生した際、前記主記憶装置上に蓄積
されているページ内にページイン対象のページが存在す
るか否かを検出し、その存在が検出された時には、その
ページイン対象のページをページイン要求を発行したワ
ーキングセットの一部として割り当てる手段とを具備す
ることを特徴とする仮想記憶管理システム。 - 【請求項2】 前記複数のワーキングセット内で未使用
ページが無くなった時、前記主記憶装置上に蓄積されて
いるページを前記2次記憶装置にページアウトする手段
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の仮想
記憶管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3172255A JPH0520201A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 仮想記憶管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3172255A JPH0520201A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 仮想記憶管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0520201A true JPH0520201A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15938504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3172255A Pending JPH0520201A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 仮想記憶管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0520201A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010061220A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Sony Computer Entertainment Inc | データ転送装置、データ転送方法およびプロセッサ |
| JP2013033369A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Lenovo Singapore Pte Ltd | メイン・メモリのフリー・メモリ量を拡大する方法およびコンピュータ |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP3172255A patent/JPH0520201A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010061220A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Sony Computer Entertainment Inc | データ転送装置、データ転送方法およびプロセッサ |
| JP2013033369A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Lenovo Singapore Pte Ltd | メイン・メモリのフリー・メモリ量を拡大する方法およびコンピュータ |
| US9021243B2 (en) | 2011-08-02 | 2015-04-28 | Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. | Method for increasing free memory amount of main memory and computer therefore |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6026475A (en) | Method for dynamically remapping a virtual address to a physical address to maintain an even distribution of cache page addresses in a virtual address space | |
| US6591355B2 (en) | Distributed shared memory system with variable granularity | |
| EP0557050B1 (en) | Apparatus and method for executing processes in a multiprocessor system | |
| US5802341A (en) | Method for the dynamic allocation of page sizes in virtual memory | |
| JP4160255B2 (ja) | 仮想記憶システムにおける物理メモリの割り振りをアプリケーションプログラムによって制御するアプリケーション・プログラミング・インターフェイス | |
| KR101893451B1 (ko) | 메모리 관리 방법 및 장치 | |
| US5897660A (en) | Method for managing free physical pages that reduces trashing to improve system performance | |
| US5996055A (en) | Method for reclaiming physical pages of memory while maintaining an even distribution of cache page addresses within an address space | |
| JPH05225048A (ja) | 分散メモリシステムを備えるディジタルデータプロセッサ | |
| US10942683B2 (en) | Reducing page invalidation broadcasts | |
| US6016529A (en) | Memory allocation technique for maintaining an even distribution of cache page addresses within a data structure | |
| US6457107B1 (en) | Method and apparatus for reducing false sharing in a distributed computing environment | |
| US6138216A (en) | Microprocessor cache consistency | |
| EP0919927A2 (en) | Dynamic memory allocation technique for maintaining an even distribution of cache page addresses within an address space | |
| JPH0520201A (ja) | 仮想記憶管理システム | |
| JPH07248967A (ja) | メモリ制御方式 | |
| EP0871128A2 (en) | Method and apparatus for providing a shared data region using shared page tables | |
| US5761738A (en) | Computer system which stores management or control information in different address space but same offset as corresponding data | |
| JP3875358B2 (ja) | 記憶装置、記憶方法および記録媒体 | |
| US7853771B2 (en) | Page allocation management for virtual memory | |
| US20080270676A1 (en) | Data Processing System and Method for Memory Defragmentation | |
| EP0919928A2 (en) | Memory allocation method and apparatus with an even distribution of cache page addresses within virtual memory regions | |
| JP3456727B2 (ja) | データ処理装置 | |
| JPH09190375A (ja) | 共有メモリ管理方法 | |
| JP3013735B2 (ja) | メモリ管理方式 |