JPH05202113A - 光化学的に反応性の遊離基重合用の開始剤 - Google Patents

光化学的に反応性の遊離基重合用の開始剤

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JPH05202113A
JPH05202113A JP28114192A JP28114192A JPH05202113A JP H05202113 A JPH05202113 A JP H05202113A JP 28114192 A JP28114192 A JP 28114192A JP 28114192 A JP28114192 A JP 28114192A JP H05202113 A JPH05202113 A JP H05202113A
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formula
initiator
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photochemically
alkyl
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JP28114192A
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Ludger Heiliger
ルトガー・ハイリガー
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Bayer AG
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/028Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
    • G03F7/031Organic compounds not covered by group G03F7/029
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/46Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation
    • C08F2/48Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light
    • C08F2/50Polymerisation initiated by wave energy or particle radiation by ultraviolet or visible light with sensitising agents

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 その一般的構造が式(I) 【化1】 A−L−B-〔-L−A〕y (I) 式中、A は光化学的に反応性の単位であり、B は遊離
基形成性の単位であり、L は結合剤基であり、y は 0
または1の数であるに相当する光化学的に反応性の開
始剤。 【効果】 本発明の開始剤は、公知の遊離基連鎖重合条
件下で重合させ得るいかなる単量体化合物の遊離基重合
にも適している。これらの単量体から本発明の開始剤を
用いて製造した重合体は、開始剤の分解により生じた光
化学的に活性な末端基を有しており、この重合体の光化
学的に活性な末端基との光化学反応に受容し得るいかな
る物質とも、選択的に共有結合することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、その一般的構造が式(I):
【0002】
【化2】 A−L−B-〔-L−A〕y (I) 式中、 A は光化学的に反応性の単位であり、 B は遊離基形成性の単位であり、 L は結合剤基であり、 y は 0 または1の数、好ましくは数1であるに相当す
る光化学的に反応性の開始剤に関するものである。
【0003】光化学的に活性な単位には、たとえばアク
リジン染料、フロクマリン、フェナントリジン、フェナ
ジン、フェノチアジン、キノリン、アントラチクリン、
ネトロプシン、ジスタマイシンまたはビスベンズイミダ
ゾール(以下のリスト(表1)を参照)が可能である。
【0004】
【表1】 表 1 光化学的に活性な単位 A のリスト単位 A 文献 − アクリジン染料: ラーマン(Lerman),分子生物学雑誌(J. Mol. Biol.)3:18(1961);ブルームフィールド (Bloomfield)ら,“核酸の物理化学(Physical Chemistry of Nucleic Acids)”7 章,429 − 476 ページ,ハーパー・アンド・ローウェ(Ha rper and Rowe,N.Y)(1974) プロフラビン、アク ミラー(Miller)ら,生物重合体(Biopolymers) リジンオレンジ、キ 19:2091(1980) ナクリドン、アクリ フラビン − フェンナントリジン: ブルームフィールドら,上掲 ミラーら,上掲 エチジウム、コラリン ウイルソン(Wilson)ら,医化学雑誌(J. Med. Chem.)19:1261(1976) エリプチシン、エリ フェティー(Fety)ら,FBES レター 17: プチシンカチオンお 321(1971);コーン(Kohn)ら、癌研究(Can よび誘導体 cer Res.)35:71(1976);ルペック(Le Pecq) ら,PNAS(USA)71:5078(1974);ペ ラプラト(Pelaprat)ら,医化学雑誌(J. Med. Chem.)23:1330(1980) − フェナジン: ブルームフィールドら,上掲 5-メチルフェナジン カチオン − フェノチアジン: ブルームフィールドら,上掲 クロルプロマジン − キノリン: ブルームフィールドら,上掲 クロロキノン、キニン単位 A 文献 − アントラチクリン: ブルームフィールドら,上掲 B-ローダマイシン A ドーナマイシン − フロクマリン: アンゲリシン ベネマ(Venema)ら,MGG(Mol. Gen. Genet.) 179:1(1980) 4,5'-ジメチルアン ベダルディー(Vedaldi)ら,化学生物学の交流 ゲリシン (Chem. Biol. Interact)36:275(1981) プソラレン マルキアーニ(Marciani)ら,自然研究雑誌(Z. Naturforsch.)B 27(2):196(1972) 8-メトキシプソラレ ベロニゾフ(Belognzov)ら,変異研究(Mutat. ン Res.)84:11(1981);スコット(Scott)ら, 光化学光生物学(Photochem. Photobiol.)34: 63(1981) 5-アミノメチル-8- ハンセン(Hansen)ら,テトラヘドロンレター メトキシプソラレン (Tet. Lett.)22:1847(1981) 4,5,8-トリメチルプ ベンハー(Ben-Hur)ら,生物化学生物物理学雑 ソラレン 誌(Biochem. Biophys. Acta)331:181(1973) 4'-アミノメチル 4, アイザックス(Issacs)ら,生物化学(Biochem.) 5,8-トリメチルプソ 16:1058(1977) ラレン キサントトキシン フラデクマ(Hradecma)ら,生物学雑誌(Acta Virol.)(英語版)26:305(1982) ケリン ボーモン(Beaumont)ら,生物化学生物物理学雑 誌(Biochem. Biophys. Acta)608:1829(1980) フロクマリンおよびフェナントリジンが光化学的に反応
性の単位 A として好ましい。
【0005】特に好ましい光化学的に反応性の単位 A
は、一般式(II)
【0006】
【化3】
【0007】式中、R1、R2 および R3 は相互に独立
に水素または C1-4 アルキルを表し、R4 は水素、C
1-4 アルキル、またはヒドロキシ、C1-4 アルコキシ、
アミノ、ハロゲンにより、および/または基
【0008】
【化4】
【0009】により置換されている C1-4 アルキルで
あるに相当するアンゲリシン、ならびに、一般式(II
I)
【0010】
【化5】
【0011】式中、R5、R6、R7 および R8 は相互
に独立に水素または C1-4 アルキルを表し、R9 は水
素、C1-4 アルキル、またはヒドロキシ、C1-4 アルコ
キシ、アミノ、ハロゲンにより、および/または基
【0012】
【化6】
【0013】により置換されている C1-4 アルキルを
表し、R10 は水素、ヒドロキシ、C1-4 アルキル、カ
ルボキシ、C1-4 アルコキシカルボニルまたは C1-4
アルコキシであるに相当するプソラレンである。
【0014】式(II)および(III)において、R1、R
2、R3 および R5、ならびに R6、R7 および R8
相互に独立に、好ましくは水素またはメチルである。
【0015】式(II)において R4 は好ましくは水
素、メチルまたはアミノメチルである。式(VI)におい
て R9 は好ましくは水素、メチル、ヒドロキシメチル
またはアミノメチルであり、R10 は水素、メチル、ヒ
ドロキシ、カルボキシまたはメトキシカルボニルであ
る。
【0016】式(IIa)
【0017】
【化7】
【0018】に相当する 4'-アミノメチル-4,5'-ジメチ
ルアンゲリシン、および式(IIIa)
【0019】
【化8】
【0020】に相当する化合物が特に好ましい。
【0021】以下の式(II)のアンゲリシンを例として
挙げることができる:
【0022】
【表2】
【0023】適当な結合剤基 L はスルホン酸エステ
ル、エステル、スルホンアミド、アミド、ウレタン、チ
オウレタン、尿素、チオ尿素、エーテル、スルフィドで
ある。好ましい結合剤基はアミドおよび尿素および/ま
たはエステルおよびウレタンである。アミドおよび尿素
が特に好ましい。
【0024】結合剤基 L は、光化学的に反応性の単位
と遊離基形成剤単位 B との間の共有結合を形成する。
【0025】単位 A および/または B の移動性の増
加が必要である場合には、L はまたスペーサー機能を
も達成することができ、この場合には L は以下の式
(IV):
【0026】
【化9】 L1−R−L1 (IV) 式中、L1 は L に関して定義した意味を有し、R は
1-20 アルキレン、好ましくは C3-15 アルキレン、
より好ましくは C5-10 アルキレン、C6-10 アリーレ
ン-C2-10 アルキレン、好ましくはフェニレン- もしく
はナフチレン-C2-8 アルキレン、または n = 1 ない
し 20、好ましくは 3 ないし 15、より好ましくは 5 な
いし 10 である(CH2−CH2−O)n であるに相当す
る下位単位よりなるものであってもよい。
【0027】遊離基形成性単位 B は、たとえば以下の
化合物により形成させることができる: 1) 一般式(V)
【0028】
【化10】 R11−N=N−R12 (V) 式中、R11 および R12 は C1-20 アルキル、C3-10
シクロアルキル、C7-20アラールキルまたは基 を表し、Y は CN、N3 または であり、R13、R14 および R15 は相互に独立に C
1-20 アルキル、C3-6 シクロアルキルを表すか、また
は、R13 と R14 とが連結している場合にはC2-30
ルキレンを表し、また、これに加えて置換基 R13 また
は R14の双方ではなく一方がフェニル、トリル、キシ
リル、ベンジルまたはフェニチルを表し、R16 は独立
に C1-6 アルキル、C3-6 シクロアルキルまたは C
6-12 アリ−ルを表すに相当するアゾ構造体; 2) 一般式(X)
【0029】
【化11】 式中、Z はヒドロキシ、C1-6 アルキルまたは C6-20
アリ−ルを、より特定的にはヒドロキシ、メチル、エ
チル、n- もしくはイソプロピル、フェニルまたはナフ
チルを表し、R17 および R18 は相互に独立に C1-6
アルキルまたは C6-20 アリ−ルを、より特定的にはメ
チル、エチル、n- もしくはイソプロピル、フェニルま
たはナフチルを表し、n は1ないし 6 の数、好ましく
は1、2、3、4 または 5 の数であるに相当するテトラ
アリ−ル/アルキルエタン; 3) 式(VII)
【0030】
【化12】
【0031】式中、R20、R21 および R23 は相互に
独立に、式中の m が1ないし 6 の数、好ましくは
1、2、3、4 または 5 の数である(CH2-)m−H を表
すに相当するジニトリル; 4) 一般式(VIII)
【0032】
【化13】 式中、l は 0 ないし 6 の数、好ましくは数 0、1、2、
3 または 4、より好ましくは 0、1、または 2 の数であ
り、R24 はフェニレン、ナフチレン、C3-6 アルキレ
ンまたは C3-6 シクロアルキレンを表すに相当する過
酸化物。
【0033】構造体 1)および 4)が単位 B に好まし
い。
【0034】式(V)ないし(VIII)に相当する化合物
は周知されている(たとえば US-PS 3,956,269、フ
ーベン・ワイル(Houben-Weyl),高分子物質(Makromo
lekulare Sttoffe),1部,16 − 19 ページを参
照)。
【0035】式(V)に相当する好ましいアゾ構造体
は、式(Va):
【0036】
【化14】 式中、p は1ないし 20 の、好ましくは1ないし 15
の、より好ましくは 2 ないし 10 の数であり、Y1
CN、N3 または COOR26 であり、R25 および R
26 は相互に独立に C1-6 アルキルを、より特定的には
メチル、エチル、n- もしくはイソプロピルを、または
3-6 シクロアルキルを、より特定的にはシクロプロ
ピルもしくはシクロヘキシルを表すに相当する化合物で
ある。
【0037】1)に挙げた単位 B に特に好ましい構造
体は、式(Vb)
【0038】
【化15】 を有するもの、すなわち p が 2 であり、R25 が C
3 であり、Y1 が CNであるものである。
【0039】4)に挙げた単位 B の特に好ましい構造
は、l = 0、かつ R24 = フェニレンである式(VII
I)に相当するものである。
【0040】遊離基形成性単位を構成する式(V)ない
し(VIII)に相当する構造体は、1個(式(I)におい
て y = 0)または 2 個(式(I)において y = 2)
の反応性基 X1 を有する(式(IX)の定義を参照)。
【0041】式(V)に相当するアゾ構造体において、
置換基 R11 および R12 はこの/これらの基を有す
る。式(Va)、(Vb)、(VI)および(VIII)に相
当する構造体において、末端水素原子はこの/これらの
基で置き換えられている。式(VII)に相当するジニト
リルは、R20、R21 および/または R23 の中心結合
の周囲に対称的にこの/これらの基を有する。
【0042】以下の式(I)に相当する光化学的に活性
な開始剤を例として列記する(アンゲリシン A は 4'-
アミノメチル-4,5'-ジメチルアンゲリシンを意味す
る):
【0043】
【化16】
【0044】本発明はまた、式(IX)
【0045】
【化17】 X1−B-(X1)y (IX) 式中、B は上に定義したものと同様であり、X1 には
NCO、NCS、COCl、COOH、CO−O−NH
S、OH、NH2、SH、Cl、Br または I が可能で
あり、Y は 0 または1、好ましくは1であるに相当す
る遊離基形成性の化合物を1または 2 当量の光化学的
に活性な物質 Aと、X1 で挙げた基に対して化学的に
不活性な溶媒、たとえば塩素化脂肪族炭化水素、ケト
ン、ニトリル、スルホキシド、スルホン等の中で、0 な
いし 40℃ の範囲の温度で反応させることを特徴とす
る、式(I)
【0046】
【化18】 A−L−B-〔-L−A〕y (I) に相当する、光化学的に活性な遊離基連鎖開始剤の製造
方法に関するものでもある。
【0047】式(IX)
【0048】
【化19】 X1−B-(X1)y (IX) 式中、X1 は COCl または CONHSO2Cl であ
るに相当する化合物の場合には陽子捕捉剤、たとえばピ
リジンまたはトリエチルアミンを反応混合物に添加する
のが最良であり、一方、X = COOH の場合には反
応をカルボジイミド、たとえばジシクロヘキシルカルボ
ジイミドの存在下に実施する。
【0049】式中の X1 が NCO または COCl で
ある化合物は、本発明記載の方法において化合物 X1
B-(-X1)y として好適に使用される。
【0050】この反応は好ましくは 0 ないし 30℃ の
温度で、より好ましくは 15 ないし25℃ の温度で、最
も好ましくは 20℃ 近傍の温度で実施する。CH2
l2、アセトンまたはアセトニトリルが溶媒として好適に
使用される。
【0051】一般式(XIII)に相当する化合物は周知さ
れているか、または周知の方法で製造することができる
(たとえば US-PS 4,155,937 を参照)。
【0052】結合剤基 L は、式 X1−B-(-X1)y
1 と光化学的に反応性の単位 A中の反応性基、たと
えばアンゲリシン A 中のアミノ基との反応により形成
される。
【0053】光化学的に活性な遊離基連鎖開始剤は、そ
れ自体は公知の方法により、たとえば生成した全ての
(アニオン性の)二次生成物を濾過したのちに、低沸点
溶媒を使用する場合には高真空中で溶媒を蒸発させて、
また、適当な沈澱剤を添加し、沈澱させて単離する。こ
の場合には本発明記載の生成物が一般には純粋な形状で
得られる。二次生成物が揮発性でないか、または、溶解
と結晶化または濾過とによっては本発明記載の化合物か
ら分離し得ない場合には、本発明記載の化合物をそれ自
体は公知の液体クロマトグラフィー法、たとえばカラム
クロマトグラフィーまたは製造的 HPLC により単離
する。
【0054】本発明記載の化合物は、公知の遊離基連鎖
重合条件下で重合させ得るいかなる単量体化合物の遊離
基重合にも開始剤として適している。これらの単量体か
ら本発明記載の化合物を開始剤として用いて製造した重
合体は、開始剤の分解により生じた光化学的に活性な末
端基を有しており、この重合体の光化学的に活性な末端
基との光化学反応に受容し得るいかなる物質とも、選択
的に共有結合することができる。
【0055】この方法では、一般に重合体あたりに1個
のみの、最高でも 2 個の架橋性基が関与し得るに過ぎ
ないので、結合用の反応剤と多重結合との間の架橋を全
く起こすことなく、重合体との結合反応が可能である。
したがって、本発明記載の化合物は、これらの価値ある
単官能性の(反応性の)重合体への簡単な経路を提供す
る。
【0056】これらの重合体に適した単量体単位は、た
とえばアクリル単量体、メタクリル単量体、ビニル単量
体もしくはスチリル単量体、またはこれらの混合物であ
る。問題の単位には、たとえばその酸、エステル、アミ
ドもしくはケトン誘導体の形状が可能である。これらの
単量体単位は、たとえばキーレート剤(たとえば 1,3-
ジアミノ-2-ヒドロキシプロパン-N,N,N',N'-テトラ
酢酸)との共有結合を可能にする反応性の、または活性
化可能な基を含有していてもよい。この種の基には、た
とえば酸ハロゲン化物基、イミドエステル基、ベンズト
リアゾリル基、イソシアナト基、イソチオシアナト基、
オキシラン基またはジイミド基が可能である。好ましい
単量体単位は(メタ)アクリル酸塩化物、(メタ)アク
リル酸N-ヒドロキシスクシニミドエステル、(メタ)
アクリル酸 N-ヒドロキシフタリミドエステル、N-(メ
タ)アクリロイルベンズトリアゾール、(メタ)アクリ
ル酸 3- または 4-イソチオシアナトフェニル、(メ
タ)アクリル酸 2-イソシアナトエチル、イソシアナト
イソプロペニルベンゼン、イソプロペニル-α,α-ジメ
チルベンジルイソシアネート、ビニルオキシランまたは
(メタ)アクリル酸とカルボジイミドとの組合わせであ
る。
【0057】本発明記載の方法を以下の実施例により説
明する。
【0058】式(I)に相当する光化学的に活性な遊離
基連鎖開始剤の製造:
【0059】
【実施例1】1ミリモルの 4'-アミノメチル-4,5'-ジメ
チルアンゲリシンと1ミリモルの3,3'-ジシアノ-3,3'-
アゾジブチルイアオシアネートとを、20 ml の無水CH
2Cl2中、室温で、高純度の窒素雰囲気で、NCO 基の
IR 吸収帯が消失するまで撹拌し、その後、回転蒸発
器中、室温で蒸発させて溶媒を除去する。残留物は、本
発明記載の生成物を純粋な(1H-NMR)形状で与え
る。
【0060】
【実施例2】過酸化 p,p'-ビス-イソシアナトメチル
ベンゾイルを 4'-アミノメチル-4,5'-ジメチルアンゲリ
シンと、CH2Cl2 中で、実施例1の記載と同様にして
反応させる。反応生成物を単離し、同一の方法で同定す
る。
【0061】
【実施例3】1ミリモルの塩化 4,4'-ジシアノ-4,4'-ア
ゾジペンタノイルと1ミリモルの4'-ヒドロキシメチル-
4,5'-ジメチルアンゲリシンとを、20 ml の無水CH2
l2と1.1 ミリモルのピリジンとの中で、高純度の窒素雰
囲気で、COCl 基の IR吸収帯が消失するまで撹拌
する。反応が完了したところでピリジン塩酸塩を濾別
し、真空中、回転蒸発器中での室温における蒸発により
濾液を濃縮する。得られる生成物は純粋である(1H-N
MR)。
【0062】光化学的に活性な基により停止したポリア
クリル酸の製造
【0063】
【実施例4】アクリル酸 5 g を窒素下で 10 ml のジメ
チルスルホキシドと 10 ml の脱イオン水とに溶解さ
せ、得られる溶液を 65℃ に加熱し、実施例1の遊離基
開始剤50 mg を添加する。2 時間撹拌したのちに、この
高度に粘稠な溶液を 20 ml の脱イオン水で希釈し、さ
らに 15 時間撹拌する。この粗重合体をアセトン中で沈
澱させ、吸引濾別し、高真空中で乾燥する。この重合体
は 0.9 %の NaCl 溶液について測定して 8.5 dl/g
の固有制限粘性を有する。
【0064】使用:
【0065】
【実施例5】 実施例 4 と DNA との光反応 1.7 kb の DNA 分画 50 μl(0.4 μg DNA/μl)
を、光反応性のポリアクリル酸(実施例 4)のジメチル
ホルムアミド溶液(10.6 mg/ml)2 μl とともに、365 n
m の光に1時間暴露する。
【0066】結合の挙動を観察するために、反応混合物
をアガロースゲル電気泳動法(0.5%ないし 1 %のアガ
ロース、1X TBE 緩衝液;60 V;2 時間)により分
離する。(TBE =トリス-〔トリス-(ヒドロキシメト
キシル)-メチルアミン〕-ホウ酸 EDTA(エチレンジ
アミン四酢酸))。
【0067】EDTA との光反応を行った反応混合物
は、純粋な 1.7 kb の DNA の未暴露のバッチと比較
して、重合体負荷した DNA の明白な“遅滞”(混合
の減少)を示す。
【0068】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0069】1. その一般的構造が式(I)
【0070】
【化20】 A−L−B-〔-L−A〕y (I) 式中、A は光化学的に反応性の単位であり、B は遊離
基形成性の単位であり、L は結合剤基であり、y は 0
または1の数であるに相当する光化学的に反応性の開
始剤。
【0071】2. 式中の A が、アクリジン、フロク
マリン、フェナントリジン、フェナジン、フェノチアジ
ン、キノリン、アントラチクリン、ネトロプシン、ジス
タマイシンまたはビスベンズイミダゾールよりなるグル
ープから選択したものであることを特徴とする 1.記載
の式(I)に相当する光化学的に反応性の開始剤。
【0072】3. L がスルホン酸基、エステル基、ス
ルホンアミド基、アミド基、ウレタン基、チオウレタン
基、尿素基、チオ尿素基、エーテル基、アミン基または
スルフィド基であることを特徴とする 1.記載の式
(I)に相当する光化学的に反応性の開始剤。
【0073】4. B が以下の構造体: 1) 一般式(V)
【0074】
【化21】 R11−N=N−R12 (V) 式中、R11 および R12 は C1-20 アルキル、C3-10
シクロアルキル、C7-20アラールキルまたは基 を表し、Y は CN、N3 または であり、R13、R14 および R15 は相互に独立に C
1-20 アルキル、C3-6 シクロアルキルを表すか、また
は、R13 と R14 とが連結している場合にはC2-30
ルキレンを表し、また、これに加えて置換基 R13 また
は R14の双方ではなく一方がフェニル、トリル、キシ
リル、ベンジルまたはフェニチルを表すこともあり、R
16 は独立に C1-6 アルキル、C3-6 シクロアルキルま
たは C6-12 アリ−ルを表すに相当するアゾ構造体; 2) 一般式(VI)
【0075】
【化22】 式中、Z はヒドロキシ、C1-6 アルキルまたは C6-20
アリ−ルを、より特定的にはヒドロキシ、メチル、エ
チル、n- もしくはイソプロピル、フェニルまたはナフ
チルを表し、R17 および R18 は相互に独立に C1-6
アルキルまたは C6-20 アリ−ルを、より特定的にはメ
チル、エチル、n- もしくはイソプロピル、フェニルま
たはナフチルを表し、n は1ないし 6 の数、好ましく
は1、2、3、4 または 5 の数であるに相当するテトラ
アリ−ル/アルキルエタン; 3) 式(VII)
【0076】
【化23】
【0077】式中、R20、R21 および R23 は相互に
独立に、式中の m が1ないし 6 の数、好ましくは
1、2、3、4 または 5 の数である(CH2-)m−H を表
すに相当するジニトリル; 4) 一般式(VIII)
【0078】
【化24】 式中、l は 0 ないし 6 の数、好ましくは数 0、1、2、
3 または 4、より好ましくは 0、1、または 2 の数であ
り、R24 はフェニレン、ナフチレン、C3-6 アルキレ
ンまたは C3-6 シクロアルキレンを表すに相当する過
酸化物から選択したものであることを特徴とする 1.記
載の式(I)に相当する光化学的に活性な開始剤。
【0079】5. A がフロクマリンとフェナントリジ
ンとよりなるグループから選択したものであることを特
徴とする 1.記載の式(I)に相当する光化学的に活性
な開始剤。
【0080】6. 式中の A が一般式(II)
【0081】
【化25】
【0082】式中、R1、R2 および R3 は相互に独立
に水素または C1-4 アルキルを表し、R4 は水素、C
1-4 アルキル、またはヒドロキシ、C1-4 アルコキシ、
アミノ、ハロゲンにより、および/または基
【0083】
【化26】
【0084】により置換されている C1-4 アルキルで
あるに相当するアンゲリシンよりなるグループから、お
よび一般式(III)
【0085】
【化27】
【0086】式中、R5、R6、R7 および R8 は相互
に独立に水素または C1-4 アルキルを表し、R9 は水
素、C1-4 アルキル、またはヒドロキシ、C1-4 アルコ
キシ、アミノ、ハロゲンにより、および/または基
【0087】
【化28】
【0088】により置換されている C1-4 アルキルを
表し、R10 は水素、ヒドロキシ、C1-4 アルキル、カ
ルボキシ、C1-4 アルコキシカルボニルまたは C1-4
アルコキシであるに相当するプソラレンよりなるグルー
プから選択したものであることを特徴とする 1.記載の
式(I)に相当する光化学的に反応性の開始剤。
【0089】7. 式中の L がアミド基、尿素基、エ
ステル基またはウレタン基であることを特徴とする 1.
記載の式(I)に相当する光化学的に反応性の開始剤。
【0090】8. 式中の B が構造体 1)および 4)
から選択したものであることを特徴とする 1.記載の式
(I)に相当する光化学的に反応性の開始剤。
【0091】9. 一般式(IX)
【0092】
【化29】 X1−B-(X1)y (IX) 式中、X1 には NCO、NCS、COCl、COOH、
CO−O−NHS、OH、NH2、SH、Cl、Br また
は I が可能であるに相当する遊離基形成性の化合物を
1当量または 2 当量の光化学的に活性な物質 A と反
応させることを特徴とする、一般式(I)
【0093】
【化30】 A−L−B-〔-L−A〕y (I) 式中、A は光化学的に反応性の単位であり、B は遊離
基形成性の単位であり、L は結合剤基であり、y は 0
または1の数であるに相当する光化学的に活性な開始
剤の製造方法。
【0094】10. 1.記載の式(I)に相当する光化
学的に活性な開始剤の遊離基重合用の使用。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その一般的構造が式(I) 【化1】 A−L−B-〔-L−A〕y (I) 式中、 A は光化学的に反応性の単位であり、 B は遊離基形成性の単位であり、 L は結合剤基であり、 y は 0 または1の数であるに相当する光化学的に反応
    性の開始剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の式(I)に相当する光化
    学的に活性な開始剤の遊離基重合用の使用。
JP28114192A 1991-09-30 1992-09-28 光化学的に反応性の遊離基重合用の開始剤 Pending JPH05202113A (ja)

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DE19914132467 DE4132467A1 (de) 1991-09-30 1991-09-30 Fotochemisch reaktive initiatoren fuer die radikalische polymerisation
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