JPH05203166A - 蓄熱床暖房装置 - Google Patents
蓄熱床暖房装置Info
- Publication number
- JPH05203166A JPH05203166A JP1244092A JP1244092A JPH05203166A JP H05203166 A JPH05203166 A JP H05203166A JP 1244092 A JP1244092 A JP 1244092A JP 1244092 A JP1244092 A JP 1244092A JP H05203166 A JPH05203166 A JP H05203166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- heat
- floor heating
- storage material
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 47
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 title abstract 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 claims description 94
- 239000012782 phase change material Substances 0.000 claims description 10
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
- 239000011232 storage material Substances 0.000 description 59
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 42
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 14
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 13
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 7
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- DNIAPMSPPWPWGF-UHFFFAOYSA-N Propylene glycol Chemical compound CC(O)CO DNIAPMSPPWPWGF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 5
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 5
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 150000001336 alkenes Chemical class 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 239000012188 paraffin wax Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 239000007790 solid phase Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003925 fat Substances 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
- 235000014593 oils and fats Nutrition 0.000 description 1
- JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N olefin Natural products CCCCCCCC=C JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度範囲をコントロールすることができる蓄
熱床暖房装置を提供する。 【構成】 このような蓄熱床暖房装置は、内部に熱交換
器2を有し搬送媒体12が入れられるようになっている
蓄熱槽1と床暖房用パネル8が配管4,5により接続さ
れ、前記配管5には蓄熱槽1内の搬送媒体12を床暖房
用パネル8に導き、蓄熱槽1に戻すように流すためのポ
ンプ7が設けられていて、搬送媒体12として、連続相
となる液体にこの液体に不溶で同液体よりも高い温度で
融解する相変化材料が分散されてなる分散液が用いられ
ている。
熱床暖房装置を提供する。 【構成】 このような蓄熱床暖房装置は、内部に熱交換
器2を有し搬送媒体12が入れられるようになっている
蓄熱槽1と床暖房用パネル8が配管4,5により接続さ
れ、前記配管5には蓄熱槽1内の搬送媒体12を床暖房
用パネル8に導き、蓄熱槽1に戻すように流すためのポ
ンプ7が設けられていて、搬送媒体12として、連続相
となる液体にこの液体に不溶で同液体よりも高い温度で
融解する相変化材料が分散されてなる分散液が用いられ
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、相変化に伴って発生
する潜熱を利用した潜熱蓄熱材(以下、「P.C.
M.」と言うことがある。)を用いて、蓄熱(蓄冷)ま
たは熱搬送する装置(またはシステム)に関するもので
ある。
する潜熱を利用した潜熱蓄熱材(以下、「P.C.
M.」と言うことがある。)を用いて、蓄熱(蓄冷)ま
たは熱搬送する装置(またはシステム)に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄熱床暖房装置(「蓄熱式床暖房
システム」とも言う)は、図4にみるように、ボードま
たはシート状の蓄熱材31,31でヒーター32を挟ん
でなる床暖房パネル33を床面に敷き詰めるようになっ
ている。そして、床面に敷き詰められた蓄熱材31を深
夜電力を使ってヒーター32で加熱して蓄熱材31に熱
を蓄えておき、昼間は蓄熱材31に蓄えられた熱量を自
然に放熱させていた。
システム」とも言う)は、図4にみるように、ボードま
たはシート状の蓄熱材31,31でヒーター32を挟ん
でなる床暖房パネル33を床面に敷き詰めるようになっ
ている。そして、床面に敷き詰められた蓄熱材31を深
夜電力を使ってヒーター32で加熱して蓄熱材31に熱
を蓄えておき、昼間は蓄熱材31に蓄えられた熱量を自
然に放熱させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の蓄熱床暖房装置
は、自然放熱により暖房を行っているので、温度範囲を
コントロールすることができなかった。この発明は、温
度範囲をコントロールすることができる蓄熱床暖房装置
を提供することを課題とする。
は、自然放熱により暖房を行っているので、温度範囲を
コントロールすることができなかった。この発明は、温
度範囲をコントロールすることができる蓄熱床暖房装置
を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、内部に熱交換器を有し搬送媒体が入れ
られるようになっている蓄熱槽と床暖房用パネル(床暖
房パネル)が配管により接続され、前記配管には蓄熱槽
内の搬送媒体を床暖房用パネルに導き、蓄熱槽に戻すよ
うに流すためのポンプが設けられていて、前記搬送媒体
として、連続相となる液体にこの液体に不溶で同液体よ
りも高い温度で融解する相変化材料が分散されてなる分
散液が用いられる蓄熱床暖房装置を提供する。
解決するために、内部に熱交換器を有し搬送媒体が入れ
られるようになっている蓄熱槽と床暖房用パネル(床暖
房パネル)が配管により接続され、前記配管には蓄熱槽
内の搬送媒体を床暖房用パネルに導き、蓄熱槽に戻すよ
うに流すためのポンプが設けられていて、前記搬送媒体
として、連続相となる液体にこの液体に不溶で同液体よ
りも高い温度で融解する相変化材料が分散されてなる分
散液が用いられる蓄熱床暖房装置を提供する。
【0005】この発明では、搬送媒体として流動蓄熱
材、すなわち、連続相となる液体にこの液体に不溶で同
液体よりも高い温度で融解する相変化材料が分散されて
なる分散液(以下、「流動蓄熱材」と言う)を用いる。
この流動蓄熱材は相変化材料が液相のときでも固相のと
きでも連続相が液相を保つことが可能であるので、これ
を配管内に流すことにより搬送することができる。蓄熱
槽で熱交換した流動蓄熱材は、床暖房用パネルまで送ら
れて、そこで熱交換を行い、蓄熱槽に戻される。このよ
うに流動蓄熱材を搬送することにより暖房または冷房を
行うことができ、暖房(または冷房)が不要なときには
流動蓄熱材を搬送しないで蓄熱槽中に溜めておくことが
できる。流動蓄熱材を搬送するかしないか、また、搬送
する場合には流動蓄熱材の搬送量などを適宜変更するこ
とにより温度制御を行うことができる。配管には、流量
調整バルブ(制御バルブ)を設けておき、配管内の流動
蓄熱材の流量を調整することができるようにしておいて
もよい。
材、すなわち、連続相となる液体にこの液体に不溶で同
液体よりも高い温度で融解する相変化材料が分散されて
なる分散液(以下、「流動蓄熱材」と言う)を用いる。
この流動蓄熱材は相変化材料が液相のときでも固相のと
きでも連続相が液相を保つことが可能であるので、これ
を配管内に流すことにより搬送することができる。蓄熱
槽で熱交換した流動蓄熱材は、床暖房用パネルまで送ら
れて、そこで熱交換を行い、蓄熱槽に戻される。このよ
うに流動蓄熱材を搬送することにより暖房または冷房を
行うことができ、暖房(または冷房)が不要なときには
流動蓄熱材を搬送しないで蓄熱槽中に溜めておくことが
できる。流動蓄熱材を搬送するかしないか、また、搬送
する場合には流動蓄熱材の搬送量などを適宜変更するこ
とにより温度制御を行うことができる。配管には、流量
調整バルブ(制御バルブ)を設けておき、配管内の流動
蓄熱材の流量を調整することができるようにしておいて
もよい。
【0006】連続相としては、たとえば、エチレングリ
コール水溶液、プロピレングリコール水溶液などの水溶
液、または、単なる水などの液体が使用される。分散相
としては、その連続相の液体よりも高い温度で融解する
(または凝固する)相変化材料(融点(凝固点)の高い
相変化材料)が使用され、たとえば、その連続相の液体
に不溶であるもの、パラフィン、油脂、オレフィンなど
が挙げられる。相変化材料は、たとえば、使用しようと
する放熱温度などに応じて適宜の融点を有するものが使
用される。
コール水溶液、プロピレングリコール水溶液などの水溶
液、または、単なる水などの液体が使用される。分散相
としては、その連続相の液体よりも高い温度で融解する
(または凝固する)相変化材料(融点(凝固点)の高い
相変化材料)が使用され、たとえば、その連続相の液体
に不溶であるもの、パラフィン、油脂、オレフィンなど
が挙げられる。相変化材料は、たとえば、使用しようと
する放熱温度などに応じて適宜の融点を有するものが使
用される。
【0007】流動蓄熱材は、分散相の粒径が、たとえ
ば、0.2〜50μmの範囲のエマルションあるいはサ
スペンションとなるように調製される。分散相である相
変化材料が融解しているときには、流動蓄熱材はエマル
ション(またはエマルション蓄熱材)であり、凝固して
いるときには、流動蓄熱材はサスペンションである。こ
の発明の蓄熱床暖房装置は、さらに、温度制御をスムー
ズに行うために上記床パネル内配管中の流動蓄熱材を往
復動させる。これは、蓄熱量を有効に取り出して熱伝達
促進を行うためである。
ば、0.2〜50μmの範囲のエマルションあるいはサ
スペンションとなるように調製される。分散相である相
変化材料が融解しているときには、流動蓄熱材はエマル
ション(またはエマルション蓄熱材)であり、凝固して
いるときには、流動蓄熱材はサスペンションである。こ
の発明の蓄熱床暖房装置は、さらに、温度制御をスムー
ズに行うために上記床パネル内配管中の流動蓄熱材を往
復動させる。これは、蓄熱量を有効に取り出して熱伝達
促進を行うためである。
【0008】実際の作用は、一旦、床暖房用パネル内配
管に送り出された流動蓄熱材(エマルション蓄熱材)か
ら放熱される際、当該配管内底部に滞った熱量を、エマ
ルション蓄熱材を往復させることで有効に取り出すこと
ができる。上記流動蓄熱材を往復動させる手段は、ダイ
アフラム、ベローズなどの往復可動空間形成体(往復強
制循環機構部)とその往復可動空間形成体を往復動作さ
せるための原動力(ソレノイド、圧電素子、モータカム
などの往復機構部)で構成される。往復機構部により往
復強制循環機構部を往復動させることにより配管内の流
動蓄熱材を往復動および/または振動させ、これにより
配管内で流動蓄熱材を攪拌するのである。このため、配
管には、逆止弁を設けておくのが良い。逆止弁は、たと
えば、流動蓄熱材を配管内に流すためのポンプ(搬送用
ポンプまたは循環ポンプ)の前および/または後に設け
られる。
管に送り出された流動蓄熱材(エマルション蓄熱材)か
ら放熱される際、当該配管内底部に滞った熱量を、エマ
ルション蓄熱材を往復させることで有効に取り出すこと
ができる。上記流動蓄熱材を往復動させる手段は、ダイ
アフラム、ベローズなどの往復可動空間形成体(往復強
制循環機構部)とその往復可動空間形成体を往復動作さ
せるための原動力(ソレノイド、圧電素子、モータカム
などの往復機構部)で構成される。往復機構部により往
復強制循環機構部を往復動させることにより配管内の流
動蓄熱材を往復動および/または振動させ、これにより
配管内で流動蓄熱材を攪拌するのである。このため、配
管には、逆止弁を設けておくのが良い。逆止弁は、たと
えば、流動蓄熱材を配管内に流すためのポンプ(搬送用
ポンプまたは循環ポンプ)の前および/または後に設け
られる。
【0009】蓄熱槽には、必要に応じて槽内の流動蓄熱
材を攪拌するための分散手段(または簡易な分散手段)
が設けられうる。簡易な分散手段は、たとえば、蓄熱槽
の上部(または下部)から流動蓄熱材を取り出し、同蓄
熱槽の下部(または上部)に戻す配管と循環ポンプから
なる。
材を攪拌するための分散手段(または簡易な分散手段)
が設けられうる。簡易な分散手段は、たとえば、蓄熱槽
の上部(または下部)から流動蓄熱材を取り出し、同蓄
熱槽の下部(または上部)に戻す配管と循環ポンプから
なる。
【0010】
【作用】一般にエマルション(またはサスペンション)
は、潜熱を搬送することができるため、これを流動蓄熱
材に用いて床暖房用パネルに搬送することによりパネル
の表面温度を一定にすることができる。配管内にエマル
ション蓄熱材を送り込み、保有熱量を放熱させる際に、
エマルション蓄熱材を往復動させたり振動させたりする
ことにより、粘性の高いエマルション蓄熱材の底部熱量
を有効に取り出すことができる。
は、潜熱を搬送することができるため、これを流動蓄熱
材に用いて床暖房用パネルに搬送することによりパネル
の表面温度を一定にすることができる。配管内にエマル
ション蓄熱材を送り込み、保有熱量を放熱させる際に、
エマルション蓄熱材を往復動させたり振動させたりする
ことにより、粘性の高いエマルション蓄熱材の底部熱量
を有効に取り出すことができる。
【0011】
【実施例】以下に、この発明を、その実施例を表す図面
を参照しながら詳しく説明するが、この発明は下記実施
例に限定されない。図1は、この発明の蓄熱床暖房装置
の1実施例を表す。図1にみるように、この蓄熱床暖房
装置は、内部に熱交換器(たとえばヒーター)2を有す
る蓄熱槽1を有している。蓄熱槽1とは別に、内部配管
9を有する床暖房用パネル8が設置されている。床暖房
用パネル8は、たとえば、通常の床材の内部に配管(内
部配管またはパネル内配管)9を有してなるものであ
る。蓄熱槽1には、流入用配管4と流出用配管5がそれ
ぞれ接続されている。配管4は床暖房用パネル8の内部
配管9の一端に、配管5はその他端にそれぞれ接続され
ている。配管4の途中には、制御バルブ(流量調整バル
ブ)6が設けられていて、流動蓄熱材12の流量が適宜
調整されるようになっている。配管5の途中には、ポン
プ(搬送用ポンプまたは循環ポンプ)7が設けられてい
る。この発明では、配管においてポンプ7の前後どちら
かに逆止弁と往復動強制循環手段(往復動強制循環機構
部)を設けることが特徴であり、この実施例では、ポン
プ7と床暖房用パネル8の間に逆止弁13と往復動強制
循環手段(ベローズ11およびこれを往復動させるソレ
ノイド10a)とが設けられている。往復動強制循環手
段としては、図1に示すもの以外にも、図2にみるよう
に、ベローズ11およびこれを往復動させるモータカム
10bが使用されたり、あるいは、図3にみるように、
上面が圧電素子10cであるベローズ110が使用され
たりすることができ、特に限定はない。蓄熱槽1には、
また、攪拌インペラー3が設けられていて、必要に応じ
て槽内の流動蓄熱材12が攪拌されるようになってい
る。
を参照しながら詳しく説明するが、この発明は下記実施
例に限定されない。図1は、この発明の蓄熱床暖房装置
の1実施例を表す。図1にみるように、この蓄熱床暖房
装置は、内部に熱交換器(たとえばヒーター)2を有す
る蓄熱槽1を有している。蓄熱槽1とは別に、内部配管
9を有する床暖房用パネル8が設置されている。床暖房
用パネル8は、たとえば、通常の床材の内部に配管(内
部配管またはパネル内配管)9を有してなるものであ
る。蓄熱槽1には、流入用配管4と流出用配管5がそれ
ぞれ接続されている。配管4は床暖房用パネル8の内部
配管9の一端に、配管5はその他端にそれぞれ接続され
ている。配管4の途中には、制御バルブ(流量調整バル
ブ)6が設けられていて、流動蓄熱材12の流量が適宜
調整されるようになっている。配管5の途中には、ポン
プ(搬送用ポンプまたは循環ポンプ)7が設けられてい
る。この発明では、配管においてポンプ7の前後どちら
かに逆止弁と往復動強制循環手段(往復動強制循環機構
部)を設けることが特徴であり、この実施例では、ポン
プ7と床暖房用パネル8の間に逆止弁13と往復動強制
循環手段(ベローズ11およびこれを往復動させるソレ
ノイド10a)とが設けられている。往復動強制循環手
段としては、図1に示すもの以外にも、図2にみるよう
に、ベローズ11およびこれを往復動させるモータカム
10bが使用されたり、あるいは、図3にみるように、
上面が圧電素子10cであるベローズ110が使用され
たりすることができ、特に限定はない。蓄熱槽1には、
また、攪拌インペラー3が設けられていて、必要に応じ
て槽内の流動蓄熱材12が攪拌されるようになってい
る。
【0012】流動蓄熱材12として、連続相(エチレン
グリコール水溶液、プロピレングリコール水溶液など、
または、単なる水)に当該連続相より融点(凝固点)の
高い分散相(パラフィン、油脂、オレフィンなど)を分
散させたエマルション(あるいはサスペンション)を用
いる。このエマルション(あるいはサスペンション)で
は、該分散相の粒径がたとえば0.2〜50μmの範囲
である。
グリコール水溶液、プロピレングリコール水溶液など、
または、単なる水)に当該連続相より融点(凝固点)の
高い分散相(パラフィン、油脂、オレフィンなど)を分
散させたエマルション(あるいはサスペンション)を用
いる。このエマルション(あるいはサスペンション)で
は、該分散相の粒径がたとえば0.2〜50μmの範囲
である。
【0013】この蓄熱床暖房装置の動作は、たとえば、
次のとおりである。蓄熱槽1に入れられた流動蓄熱材1
2は、深夜電力などを利用した熱交換器2から熱を受け
る。流動蓄熱材12中の相変化材料は液相に転移し、流
動蓄熱材12はエマルションとなる。このように相転移
が起こると、単に流動蓄熱材12が温度上昇する場合よ
りも大きな熱量が蓄えられる。このとき、インペラー3
を作動させて蓄熱槽1中の流動蓄熱材12を攪拌し、均
一に蓄熱が行われるようにすることができる。床暖房を
行う際には、制御バルブ6が開のときにポンプ7の作動
により、流動蓄熱材12が配管5を通って床暖房用パネ
ル8の内部配管9に導入される。ここで、流動蓄熱材1
2中の相変化材料は固相に転移して熱を放出し、流動蓄
熱材12はサスペンションとなる。この熱が床暖房用パ
ネル8から放出され、暖房が行われる。放熱した流動蓄
熱材12は配管4を通って蓄熱槽1内に戻る。このよう
な流動蓄熱材12の循環は連続的に行ってもよいし、あ
る程度の時間間隔ごと(たとえば、床暖房用パネル8中
に送られた流動蓄熱材12が放熱し終えるまでの時間ご
と)に行ってもよいし、制御バルブ6により流動蓄熱材
12の流量を適宜調節することにより、床暖房用パネル
8中の温度調整を行うことができる。ポンプ7を止めて
流動蓄熱材12を循環させないようにすることもでき
る。
次のとおりである。蓄熱槽1に入れられた流動蓄熱材1
2は、深夜電力などを利用した熱交換器2から熱を受け
る。流動蓄熱材12中の相変化材料は液相に転移し、流
動蓄熱材12はエマルションとなる。このように相転移
が起こると、単に流動蓄熱材12が温度上昇する場合よ
りも大きな熱量が蓄えられる。このとき、インペラー3
を作動させて蓄熱槽1中の流動蓄熱材12を攪拌し、均
一に蓄熱が行われるようにすることができる。床暖房を
行う際には、制御バルブ6が開のときにポンプ7の作動
により、流動蓄熱材12が配管5を通って床暖房用パネ
ル8の内部配管9に導入される。ここで、流動蓄熱材1
2中の相変化材料は固相に転移して熱を放出し、流動蓄
熱材12はサスペンションとなる。この熱が床暖房用パ
ネル8から放出され、暖房が行われる。放熱した流動蓄
熱材12は配管4を通って蓄熱槽1内に戻る。このよう
な流動蓄熱材12の循環は連続的に行ってもよいし、あ
る程度の時間間隔ごと(たとえば、床暖房用パネル8中
に送られた流動蓄熱材12が放熱し終えるまでの時間ご
と)に行ってもよいし、制御バルブ6により流動蓄熱材
12の流量を適宜調節することにより、床暖房用パネル
8中の温度調整を行うことができる。ポンプ7を止めて
流動蓄熱材12を循環させないようにすることもでき
る。
【0014】床暖房装置では、床暖房用パネル上面から
放熱することにより室内を効率良く暖房することができ
る。しかし、内部配管9中の底の方の流動蓄熱材12
は、パネル上面での熱交換に関与せずに蓄熱槽1に戻さ
れてしまうことがある。このため、パネル内で流動蓄熱
材12を攪拌するような状況を作り出すことにより、内
部配管内の底部に貯まった熱量を取り出すことができ
る。この場合、ポンプ7を止めて循環することなく、ソ
レノイド10aを作動させてベローズ11を往復動させ
ることにより、熱交換促進することができる。
放熱することにより室内を効率良く暖房することができ
る。しかし、内部配管9中の底の方の流動蓄熱材12
は、パネル上面での熱交換に関与せずに蓄熱槽1に戻さ
れてしまうことがある。このため、パネル内で流動蓄熱
材12を攪拌するような状況を作り出すことにより、内
部配管内の底部に貯まった熱量を取り出すことができ
る。この場合、ポンプ7を止めて循環することなく、ソ
レノイド10aを作動させてベローズ11を往復動させ
ることにより、熱交換促進することができる。
【0015】流動蓄熱材12から有効に熱量を取り出し
た後は、ポンプ7によって配管内の流動蓄熱材12を総
入れ替えする。
た後は、ポンプ7によって配管内の流動蓄熱材12を総
入れ替えする。
【0016】
【発明の効果】この発明の蓄熱床暖房装置は、エマルシ
ョンまたはサスペンションである流動蓄熱材を循環、さ
らには往復動させる手段を持つ床暖房に利用するように
している。このため、この発明の蓄熱床暖房装置は、次
のような制御性のあるものとなる。
ョンまたはサスペンションである流動蓄熱材を循環、さ
らには往復動させる手段を持つ床暖房に利用するように
している。このため、この発明の蓄熱床暖房装置は、次
のような制御性のあるものとなる。
【0017】 昼間など暖かいときは流動蓄熱材を循
環あるいは往復動させないことで、蓄熱を無駄に放熱す
ることなく、と同時に熱すぎるようなこともない。 配管内底部に貯まった流動蓄熱材の熱量を取り出し
たいときは流動蓄熱材を循環することなく往復動させる
ことで熱交換が促進するので、循環動力は少しで済む。
環あるいは往復動させないことで、蓄熱を無駄に放熱す
ることなく、と同時に熱すぎるようなこともない。 配管内底部に貯まった流動蓄熱材の熱量を取り出し
たいときは流動蓄熱材を循環することなく往復動させる
ことで熱交換が促進するので、循環動力は少しで済む。
【図1】この発明の蓄熱床暖房装置の1実施例を表す説
明図である。
明図である。
【図2】この発明の装置に用いる、流動蓄熱材を往復動
させる手段の別の1例を表す説明図である。
させる手段の別の1例を表す説明図である。
【図3】この発明の装置に用いる、流動蓄熱材を往復動
させる手段のさらに別の1例を表す説明図である。
させる手段のさらに別の1例を表す説明図である。
【図4】従来の蓄熱床暖房装置を表す部分斜視図であ
る。
る。
1 蓄熱槽 2 熱交換器(ヒーター) 3 攪拌インペラー 4 流入用配管 5 流出用配管 6 制御バルブ 7 循環ポンプ 8 床暖房用パネル 9 パネル内配管 10a ソレノイド 10b モータカム 10c 圧電素子 11 ベローズ 110 ベローズ 12 流動蓄熱材 13 逆止弁
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に熱交換器を有し搬送媒体が入れら
れるようになっている蓄熱槽と床暖房用パネルが配管に
より接続され、前記配管には蓄熱槽内の搬送媒体を床暖
房用パネルに導き、蓄熱槽に戻すように流すためのポン
プが設けられていて、前記搬送媒体として、連続相とな
る液体にこの液体に不溶で同液体よりも高い温度で融解
する相変化材料が分散されてなる分散液が用いられる蓄
熱床暖房装置。 - 【請求項2】 配管に往復動強制循環手段を有し、床暖
房用パネルに送られた搬送媒体を往復動強制循環手段に
より往復動させるようになっている請求項1記載の蓄熱
床暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1244092A JPH05203166A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 蓄熱床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1244092A JPH05203166A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 蓄熱床暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05203166A true JPH05203166A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11805371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1244092A Pending JPH05203166A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 蓄熱床暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05203166A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6283835B1 (en) | 1994-12-06 | 2001-09-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for manufacturing a semiconductor integrated circuit |
| JP2014185785A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-02 | Toshiba Corp | 温熱システム、及び温熱制御方法 |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP1244092A patent/JPH05203166A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6283835B1 (en) | 1994-12-06 | 2001-09-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for manufacturing a semiconductor integrated circuit |
| JP2014185785A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-02 | Toshiba Corp | 温熱システム、及び温熱制御方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5711155A (en) | Temperature control system with thermal capacitor | |
| JP2000241091A (ja) | 蓄熱装置 | |
| US4807584A (en) | Fuel tank heating system | |
| GB2049922A (en) | Process for improvement the heat exchange in a latent heat store, and apparatus for performing the process | |
| KR101990592B1 (ko) | 상변화 냉각모듈 및 이를 이용하는 배터리팩 | |
| JPH05203166A (ja) | 蓄熱床暖房装置 | |
| EP1797385B1 (en) | Heat exchanger with temperature-controlled valve | |
| JP4385575B2 (ja) | 冷却装置及び方法 | |
| EP0183343B1 (en) | Fuel tank heating system | |
| JP2022188976A (ja) | 蓄熱装置 | |
| JP3777051B2 (ja) | 温度調節装置 | |
| JP2016217664A (ja) | 蓄熱システム | |
| US8505619B2 (en) | Heat exchanger with temperature-controlled valve | |
| JP2001228924A (ja) | 熱交換器における温調流体温度の高速設定変更方法及びその装置を備えたサーキュレータ | |
| JPH05118568A (ja) | 蓄熱式床暖房システム | |
| JPH02267462A (ja) | 蓄熱型電気温水・蒸気発生器 | |
| US4412651A (en) | Heating unit | |
| JPH06257973A (ja) | 蓄熱装置 | |
| JPH06313688A (ja) | 蓄熱システム | |
| JPS58500863A (ja) | 乗物エンジンを冷却する際にむだにされる火力から家庭向きの熱水を作るための方法と装置 | |
| JP4679548B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
| JP3044305B1 (ja) | 蓄熱装置 | |
| JP3957929B2 (ja) | 定着用加熱ローラ及び定着装置 | |
| JPH0634148A (ja) | 蓄熱床暖房装置 | |
| JPH05196379A (ja) | 蓄冷熱装置 |