JPH05203410A - 光周波数領域反射点測定方法及びその装置 - Google Patents
光周波数領域反射点測定方法及びその装置Info
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- JPH05203410A JPH05203410A JP1216692A JP1216692A JPH05203410A JP H05203410 A JPH05203410 A JP H05203410A JP 1216692 A JP1216692 A JP 1216692A JP 1216692 A JP1216692 A JP 1216692A JP H05203410 A JPH05203410 A JP H05203410A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発振周波数が非線形的に変化する光源を使用
した場合でも、その全周波数変化量によって制限される
最大空間分解能が実現されるOFDRを提供する。 【構成】 発振周波数が一定量増加あるいは減少する毎
にTTLレベルのパルスを発生させるクロックパルス発
生装置7からパルスを発生させ、これを外部クロックと
して波形デジタイザー/フーリエ変換器8によりビート
信号をサンプリングし、フーリエ変換を施すことによ
り、被測定導波路4の反射率分布を最大空間分解能で測
定する。
した場合でも、その全周波数変化量によって制限される
最大空間分解能が実現されるOFDRを提供する。 【構成】 発振周波数が一定量増加あるいは減少する毎
にTTLレベルのパルスを発生させるクロックパルス発
生装置7からパルスを発生させ、これを外部クロックと
して波形デジタイザー/フーリエ変換器8によりビート
信号をサンプリングし、フーリエ変換を施すことによ
り、被測定導波路4の反射率分布を最大空間分解能で測
定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバや光導波路
内での反射点分布をその発振周波数が時間的に変化する
レーザ光を用いて高空間分解能で測定する方法及び装置
(OFDRと呼ぶ)に関するものである。
内での反射点分布をその発振周波数が時間的に変化する
レーザ光を用いて高空間分解能で測定する方法及び装置
(OFDRと呼ぶ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の技術を示す図であって、1
は周波数が時間的に変化する光を出射するレーザ、2は
ファイバカプラ、3は反射鏡、4は被測定導波路、5は
光検出器、6はスペクトラムアナライザである。レーザ
1からの出射光はカプラ2により2分される。一方は反
射鏡3で全反射されて一定時間遅延した参照光となり、
他方は被測定導波路4内を伝搬する。導波路4内に存在
する屈折率の揺らぎや導波路−空気間のフレネル反射に
よって生じた後方反射光は、ファイバカプラ2により参
照光と合波される。ビート信号S(t)は実時間により
サンプリングされた場合(実時間クロックを使用した場
合)、時刻tにおけるサンプル値は次式で与えられる。
は周波数が時間的に変化する光を出射するレーザ、2は
ファイバカプラ、3は反射鏡、4は被測定導波路、5は
光検出器、6はスペクトラムアナライザである。レーザ
1からの出射光はカプラ2により2分される。一方は反
射鏡3で全反射されて一定時間遅延した参照光となり、
他方は被測定導波路4内を伝搬する。導波路4内に存在
する屈折率の揺らぎや導波路−空気間のフレネル反射に
よって生じた後方反射光は、ファイバカプラ2により参
照光と合波される。ビート信号S(t)は実時間により
サンプリングされた場合(実時間クロックを使用した場
合)、時刻tにおけるサンプル値は次式で与えられる。
【0003】 ここで、akexp(iεk )、τk はそれぞれk番目
の散乱点によって生じた反射光の複素振幅値、参照光に
対する遅延時間差であり、ν(t) は時間tにおける光周
波数である。入射光の発振周波数が時間的に変化してい
るため、後方反射光を発生させた散乱点に応じて参照光
との時間差が異なり、生じるビート周波数が異なる。合
波光の干渉強度S(t)を光検出器5で受光し、これを
スペクトラムアナライザ6でスペクトル分解すると、図
6に示す様に、被測定導波路4内で発生した後方散乱分
布が測定される。ここで、横軸のビート周波数はファイ
バ各点に対応し、縦軸は後方散乱強度分布に対応する。
発振周波数が時間に対して直線的に変化すれば、後方散
乱光と参照光との遅延時間差と、生じるビート周波数が
一対一に対応するので、周波数掃引幅によって決定され
た最大分解能が実現される。
の散乱点によって生じた反射光の複素振幅値、参照光に
対する遅延時間差であり、ν(t) は時間tにおける光周
波数である。入射光の発振周波数が時間的に変化してい
るため、後方反射光を発生させた散乱点に応じて参照光
との時間差が異なり、生じるビート周波数が異なる。合
波光の干渉強度S(t)を光検出器5で受光し、これを
スペクトラムアナライザ6でスペクトル分解すると、図
6に示す様に、被測定導波路4内で発生した後方散乱分
布が測定される。ここで、横軸のビート周波数はファイ
バ各点に対応し、縦軸は後方散乱強度分布に対応する。
発振周波数が時間に対して直線的に変化すれば、後方散
乱光と参照光との遅延時間差と、生じるビート周波数が
一対一に対応するので、周波数掃引幅によって決定され
た最大分解能が実現される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際には発振周
波数は直線的に変化せず、生じるビート周波数と遅延時
間差が一対一に対応せず、実際の空間分解能は最大分解
能に比して劣化するという問題があった。また、発振周
波数を直線的に変化させようとすれば、高精度温度コン
トローラ(半導体レーザ光源の場合)等の制御装置が必
要となり、システム全体のコストアップにつながるとい
う問題があった。
波数は直線的に変化せず、生じるビート周波数と遅延時
間差が一対一に対応せず、実際の空間分解能は最大分解
能に比して劣化するという問題があった。また、発振周
波数を直線的に変化させようとすれば、高精度温度コン
トローラ(半導体レーザ光源の場合)等の制御装置が必
要となり、システム全体のコストアップにつながるとい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、発振周波数が非線形的に
変化する光源を使用した場合でも、その全周波数変化量
によって制限される最大空間分解能が実現されるOFD
Rを提供することにある。
変化する光源を使用した場合でも、その全周波数変化量
によって制限される最大空間分解能が実現されるOFD
Rを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、光周波数が時間的に掃引する
光源を使用し、該光源出射光を二分し、二分された一方
を参照光、他方を被測定導波路への入射光とし、該参照
光と被測定導波路からの反射光とを干渉せしめ、生じる
干渉強度中のビート信号のスペクトル解析により該測定
導波路中の反射分布を測定する光周波数領域反射点測定
方法において、光源からの出射光の一部または全部を二
分し、二分された一方にまたは他方に対して一定の遅延
時間を与えた後に再び合波することにより光周波数の掃
引と共に新たにビート信号(参照ビート信号と呼ぶ)を
生ぜしめ、該参照ビート信号より光源出射光が一定の周
波数増加ないし減少するごとにサンプリングパルスを発
生せしめ、これを外部クロックとして前記ビート信号を
サンプリングし、該サンプリングデータのフーリエ解析
により該導波路中の反射分布を求める。請求項2では、
光周波数が時間的に掃引する光源を使用し、該光源出射
光を二分し、二分された一方を参照光、他方を被測定導
波路への入射光とし、該参照光と被測定導波路からの反
射光とを干渉せしめ、生じる干渉強度中のビート信号の
スペクトル解析により該測定導波路中の反射分布を測定
する光周波数領域反射点測定装置において、光源からの
出射光の一部または全部を二分し、二分された一方にま
たは他方に対して一定の遅延時間を与えた後に再び合波
することにより光周波数の掃引と共に新たにビート信号
(参照ビート信号と呼ぶ)を生ぜしめる手段と、該参照
ビート信号より光源出射光が一定の周波数増加ないし減
少するごとにサンプリングパルスを発生せしめる手段
と、これを外部クロックとして前記ビート信号をサンプ
リングし、該サンプリングデータのフーリエ解析により
該導波路中の反射分布を求める手段とを有する。請求項
3では、請求項1において、外部クロックの発生装置と
して、アーム長の異なるファイバ型のマッハ・ツェンダ
干渉計を用いる。請求項4では、請求項1において、外
部クロックの発生装置として、前記光源からの出射光を
二分する光学部分と被測定導波路を結ぶ光学経路上に伝
搬光の一部を反射する部分を設置し、該反射光と前記参
照光とのビート信号を参照ビート信号とする。
するため、請求項1では、光周波数が時間的に掃引する
光源を使用し、該光源出射光を二分し、二分された一方
を参照光、他方を被測定導波路への入射光とし、該参照
光と被測定導波路からの反射光とを干渉せしめ、生じる
干渉強度中のビート信号のスペクトル解析により該測定
導波路中の反射分布を測定する光周波数領域反射点測定
方法において、光源からの出射光の一部または全部を二
分し、二分された一方にまたは他方に対して一定の遅延
時間を与えた後に再び合波することにより光周波数の掃
引と共に新たにビート信号(参照ビート信号と呼ぶ)を
生ぜしめ、該参照ビート信号より光源出射光が一定の周
波数増加ないし減少するごとにサンプリングパルスを発
生せしめ、これを外部クロックとして前記ビート信号を
サンプリングし、該サンプリングデータのフーリエ解析
により該導波路中の反射分布を求める。請求項2では、
光周波数が時間的に掃引する光源を使用し、該光源出射
光を二分し、二分された一方を参照光、他方を被測定導
波路への入射光とし、該参照光と被測定導波路からの反
射光とを干渉せしめ、生じる干渉強度中のビート信号の
スペクトル解析により該測定導波路中の反射分布を測定
する光周波数領域反射点測定装置において、光源からの
出射光の一部または全部を二分し、二分された一方にま
たは他方に対して一定の遅延時間を与えた後に再び合波
することにより光周波数の掃引と共に新たにビート信号
(参照ビート信号と呼ぶ)を生ぜしめる手段と、該参照
ビート信号より光源出射光が一定の周波数増加ないし減
少するごとにサンプリングパルスを発生せしめる手段
と、これを外部クロックとして前記ビート信号をサンプ
リングし、該サンプリングデータのフーリエ解析により
該導波路中の反射分布を求める手段とを有する。請求項
3では、請求項1において、外部クロックの発生装置と
して、アーム長の異なるファイバ型のマッハ・ツェンダ
干渉計を用いる。請求項4では、請求項1において、外
部クロックの発生装置として、前記光源からの出射光を
二分する光学部分と被測定導波路を結ぶ光学経路上に伝
搬光の一部を反射する部分を設置し、該反射光と前記参
照光とのビート信号を参照ビート信号とする。
【0007】
【作用】光周波数が時間的に掃引する光源を使用し、光
源からの出射光の一部または全部を二分し、二分された
一方にまたは他方に対して一定の遅延時間を与えた後に
再び合波することにより光周波数の掃引と共に新たにビ
ート信号(参照ビート信号と呼ぶ)を生ぜしめ、該参照
ビート信号より光源出射光が一定の周波数増加ないし減
少するごとにサンプリングパルスを発生せしめ、これを
外部クロックとして参照光と反射光によって生じるビー
ト信号をサンプリングし、該サンプリングデータのフー
リエ解析により該導波路中の反射分布を求める。
源からの出射光の一部または全部を二分し、二分された
一方にまたは他方に対して一定の遅延時間を与えた後に
再び合波することにより光周波数の掃引と共に新たにビ
ート信号(参照ビート信号と呼ぶ)を生ぜしめ、該参照
ビート信号より光源出射光が一定の周波数増加ないし減
少するごとにサンプリングパルスを発生せしめ、これを
外部クロックとして参照光と反射光によって生じるビー
ト信号をサンプリングし、該サンプリングデータのフー
リエ解析により該導波路中の反射分布を求める。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例であって、1
は周波数が時間的に変化する光を出射するレーザ、2は
ファイバカプラ、3は反射鏡、4は被測定導波路、5は
光検出器、7は0.4GHz毎にTTLレベルのパルス
を発生させるクロックパルス発生装置、8は波形デジタ
イザー/フーリエ変換器である。
は周波数が時間的に変化する光を出射するレーザ、2は
ファイバカプラ、3は反射鏡、4は被測定導波路、5は
光検出器、7は0.4GHz毎にTTLレベルのパルス
を発生させるクロックパルス発生装置、8は波形デジタ
イザー/フーリエ変換器である。
【0009】これを動作させるには、クロックパルス発
生装置7からのパルスに同期して波形デジタイザー8に
入力するビート信号をサンプリングしこれをフーリエ変
換する。周波数νi において、サンプリングされたビー
ト信号S(t)のサンプル値Si は(1) 式より となる。(2) 式より、サンプリングデータ{Si }(j
=1,2,,,N)と後方散乱振幅値{ ak exp(i
εk ) }(k=1,2,,,N)は複素フーリエ変換に
よって一対一に対応するため、本方式における空間分解
能は周波数掃引幅で決定される最大空間分解能となる。
生装置7からのパルスに同期して波形デジタイザー8に
入力するビート信号をサンプリングしこれをフーリエ変
換する。周波数νi において、サンプリングされたビー
ト信号S(t)のサンプル値Si は(1) 式より となる。(2) 式より、サンプリングデータ{Si }(j
=1,2,,,N)と後方散乱振幅値{ ak exp(i
εk ) }(k=1,2,,,N)は複素フーリエ変換に
よって一対一に対応するため、本方式における空間分解
能は周波数掃引幅で決定される最大空間分解能となる。
【0010】図2は被測定物として厚さ1mmのガラス
板の両面からの反射光を本発明の実施例(図1)と従来
の実施例(図5)で測定したときの比較を示す。横軸は
反射光と参照光との光路長差を示し、散乱点の相対位置
はこれを2n(nは屈折率)で割った値となる。光源に
1.55μmの半導体レーザを用いその発振周波数を4
00GHz連続変化させた。本方式を用いると、両面か
らの反射光がはっきりと分解されたのに対し、従来方式
では分解できなかった。本方式の分解能は、ピーク波形
の半値690μmを2nで割った240μmとなり、全
発振周波数変位400GHzからの予想値260μmと
ほぼ一致し、最大分解能が実現されたことが確認され
た。
板の両面からの反射光を本発明の実施例(図1)と従来
の実施例(図5)で測定したときの比較を示す。横軸は
反射光と参照光との光路長差を示し、散乱点の相対位置
はこれを2n(nは屈折率)で割った値となる。光源に
1.55μmの半導体レーザを用いその発振周波数を4
00GHz連続変化させた。本方式を用いると、両面か
らの反射光がはっきりと分解されたのに対し、従来方式
では分解できなかった。本方式の分解能は、ピーク波形
の半値690μmを2nで割った240μmとなり、全
発振周波数変位400GHzからの予想値260μmと
ほぼ一致し、最大分解能が実現されたことが確認され
た。
【0011】図3は本実施例で使用したクロックパルス
発生装置を示す。系は、本装置はファイバ型のマッハ・
ツェンダ干渉計9と光検出器10、パルス発生回路11
で構成される。干渉計9では、一方のアームが24cm
長い為、周波数の変化する光がこの干渉計9内を伝搬す
ると、出射ビート信号は(1) 式より S(t)=S0 COS[2πν(t)τ0 ] (3) となる。ここで、τ0 は両アーム間の遅延時間差であ
り、τ0 =1.1nsecである。(3) 式より、ビート信号
は周波数の変化とともに1/τ0 =0.4GHzの周期
で変化する。そこで、パルス発生回路11は、ビート信
号S(t)がゼロクロスする時にTTLレベルのパルス
発生する。このような構成であるため、本装置により
0.424GHzサンプリング用のクロックパルスが得
られる。
発生装置を示す。系は、本装置はファイバ型のマッハ・
ツェンダ干渉計9と光検出器10、パルス発生回路11
で構成される。干渉計9では、一方のアームが24cm
長い為、周波数の変化する光がこの干渉計9内を伝搬す
ると、出射ビート信号は(1) 式より S(t)=S0 COS[2πν(t)τ0 ] (3) となる。ここで、τ0 は両アーム間の遅延時間差であ
り、τ0 =1.1nsecである。(3) 式より、ビート信号
は周波数の変化とともに1/τ0 =0.4GHzの周期
で変化する。そこで、パルス発生回路11は、ビート信
号S(t)がゼロクロスする時にTTLレベルのパルス
発生する。このような構成であるため、本装置により
0.424GHzサンプリング用のクロックパルスが得
られる。
【0012】図4は本発明の第2の実施例であって、第
1の実施例との違いは、ファイバアーム内の一点に反射
発生器12(具体的には、コネクタによるファイバ接続
部)を設け、反射発生器12で生じた反射光と参照光と
のビート信号をクロックパルス発生用のための入力とし
たものである。すなわち、第1の実施例では、マッハ・
ツェンダ干渉計とOFDR本体が別々であったのに対
し、第2の実施例では、両者が一体となっている。本装
置では、クロックパルス発生用のビート信号と被測定物
からの反射光で生じたビート信号を分離するための電気
的フィルターと、サンプリング定理を満足するためにク
ロクパルス発生用ビート信号をてい倍する回路が不可欠
である。
1の実施例との違いは、ファイバアーム内の一点に反射
発生器12(具体的には、コネクタによるファイバ接続
部)を設け、反射発生器12で生じた反射光と参照光と
のビート信号をクロックパルス発生用のための入力とし
たものである。すなわち、第1の実施例では、マッハ・
ツェンダ干渉計とOFDR本体が別々であったのに対
し、第2の実施例では、両者が一体となっている。本装
置では、クロックパルス発生用のビート信号と被測定物
からの反射光で生じたビート信号を分離するための電気
的フィルターと、サンプリング定理を満足するためにク
ロクパルス発生用ビート信号をてい倍する回路が不可欠
である。
【0013】本実施例では、参照ビート信号のゼロクロ
スの点からのサンプリング用のクロックパルスを発生さ
せたため、周波数の増減方向が識別できないという欠点
がある。しかし、下記参考文献1に示したように、マッ
ハ・ツェンダ干渉計のファイバアームの一方に位相変調
を印加しビート信号中の変調周波数fに対する基本成分
(周波数f)と第2高調波成分(2f)の振幅を検波す
ると、それぞれ Sf (t)=a0 sin [2πν(t) τ], (4) Sf (t)=a0 cos [2πν(t) τ], (5) となることから、ロータリーエンコーダ等で使われてい
るアップ/ダウン弁別器により周波数の増減方向が識別
できる。このため、周波数がジグザグに変化した場合で
も、一定周波数間隔のサンプリングが可能となる。ま
た、両アーム内を伝搬する光の位相を調整し、一方のア
ームを伝搬した光の出射光を直線偏光、他方を円偏光と
し、合波光を偏光ビームスプリッタで分岐しても(4) −
(5) と同様な信号が得られる(参考文献2)。
スの点からのサンプリング用のクロックパルスを発生さ
せたため、周波数の増減方向が識別できないという欠点
がある。しかし、下記参考文献1に示したように、マッ
ハ・ツェンダ干渉計のファイバアームの一方に位相変調
を印加しビート信号中の変調周波数fに対する基本成分
(周波数f)と第2高調波成分(2f)の振幅を検波す
ると、それぞれ Sf (t)=a0 sin [2πν(t) τ], (4) Sf (t)=a0 cos [2πν(t) τ], (5) となることから、ロータリーエンコーダ等で使われてい
るアップ/ダウン弁別器により周波数の増減方向が識別
できる。このため、周波数がジグザグに変化した場合で
も、一定周波数間隔のサンプリングが可能となる。ま
た、両アーム内を伝搬する光の位相を調整し、一方のア
ームを伝搬した光の出射光を直線偏光、他方を円偏光と
し、合波光を偏光ビームスプリッタで分岐しても(4) −
(5) と同様な信号が得られる(参考文献2)。
【0014】参考文献1:K. Takada, M. Kobayashi, a
nd J. Noda, "Fiber-optic Fourier transform spectro
meter with a coherent interferogram averaging sche
me," Appl. Opt., 29, pp. 5170-5176, 1990. 参考文献2:S. K. Sheem, T. G. Giallorenzi, and K.
Koo, "Optical technique to solve the signal fadin
g problem in fiber interferometers, "Appl. Opt., 2
1, pp. 689-693. 1982.
nd J. Noda, "Fiber-optic Fourier transform spectro
meter with a coherent interferogram averaging sche
me," Appl. Opt., 29, pp. 5170-5176, 1990. 参考文献2:S. K. Sheem, T. G. Giallorenzi, and K.
Koo, "Optical technique to solve the signal fadin
g problem in fiber interferometers, "Appl. Opt., 2
1, pp. 689-693. 1982.
【0015】
【発明の効果】以上説明した如く、請求項1の発明によ
れば、発振周波数の掃引を精密に制御する回路を使用す
ることなく高空間分解能OFDRが実現できることか
ら、光ファイバコネクタ、光アイソレータ等のバックリ
フレクションが重要となる光部品の反射率分布測定装置
を低価格で供給できるという効果がある。また請求項2
乃至4の発明によれば、請求項1による方法を適確に実
現できる。
れば、発振周波数の掃引を精密に制御する回路を使用す
ることなく高空間分解能OFDRが実現できることか
ら、光ファイバコネクタ、光アイソレータ等のバックリ
フレクションが重要となる光部品の反射率分布測定装置
を低価格で供給できるという効果がある。また請求項2
乃至4の発明によれば、請求項1による方法を適確に実
現できる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図
【図2】同一のサンプルに対して、本実施例と従来の装
置で得られた反射分布の比較図
置で得られた反射分布の比較図
【図3】本発明の実施例で使用したクロックパルス発生
装置の構成図
装置の構成図
【図4】本発明の第2の実施例を示す構成図
【図5】従来の装置を説明する構成図
【図6】図5の装置によって得られた被測定導波路内の
反射分布図
反射分布図
1…レーザ、2…ファイバカプラ、3…反射鏡、4…被
測定導波路、5…光検出器、6…スペクトラムアナライ
ザ、7…サンプリングパルス発生回路、8…波形デジタ
イザ/フーリエ変換器、9…ファイバ型マッハ・ツェン
ダ干渉計、10…光検出器、11…パルス発生回路、1
2…反射点発生器。
測定導波路、5…光検出器、6…スペクトラムアナライ
ザ、7…サンプリングパルス発生回路、8…波形デジタ
イザ/フーリエ変換器、9…ファイバ型マッハ・ツェン
ダ干渉計、10…光検出器、11…パルス発生回路、1
2…反射点発生器。
Claims (4)
- 【請求項1】光周波数が時間的に掃引する光源を使用
し、該光源出射光を二分し、二分された一方を参照光、
他方を被測定導波路への入射光とし、該参照光と被測定
導波路からの反射光とを干渉せしめ、生じる干渉強度中
のビート信号のスペクトル解析により該測定導波路中の
反射分布を測定する光周波数領域反射点測定方法におい
て、 光源からの出射光の一部または全部を二分し、二分され
た一方にまたは他方に対して一定の遅延時間を与えた後
に再び合波することにより光周波数の掃引と共に新たに
ビート信号(参照ビート信号と呼ぶ)を生ぜしめ、 該参照ビート信号より光源出射光が一定の周波数増加な
いし減少するごとにサンプリングパルスを発生せしめ、 これを外部クロックとして前記ビート信号をサンプリン
グし、 該サンプリングデータのフーリエ解析により該導波路中
の反射分布を求めることを特徴とする光周波数領域反射
点測定方法。 - 【請求項2】光周波数が時間的に掃引する光源を使用
し、該光源出射光を二分し、二分された一方を参照光、
他方を被測定導波路への入射光とし、該参照光と被測定
導波路からの反射光とを干渉せしめ、生じる干渉強度中
のビート信号のスペクトル解析により該測定導波路中の
反射分布を測定する光周波数領域反射点測定装置におい
て、 光源からの出射光の一部または全部を二分し、二分され
た一方にまたは他方に対して一定の遅延時間を与えた後
に再び合波することにより光周波数の掃引と共に新たに
ビート信号(参照ビート信号と呼ぶ)を生ぜしめる手段
と、 該参照ビート信号より光源出射光が一定の周波数増加な
いし減少するごとにサンプリングパルスを発生せしめる
手段と、 これを外部クロックとして前記ビート信号をサンプリン
グし、該サンプリングデータのフーリエ解析により該導
波路中の反射分布を求める手段とを有することを特徴と
する光周波数領域反射点測定装置。 - 【請求項3】外部クロックの発生装置として、アーム長
の異なるファイバ型のマッハ・ツェンダ干渉計を用いる
ことを特徴とする請求項1記載の光周波数領域反射点測
定装置。 - 【請求項4】外部クロックの発生装置として、前記光源
からの出射光を二分する光学部分と被測定導波路を結ぶ
光学経路上に伝搬光の一部を反射する部分を設置し、該
反射光と前記参照光とのビート信号を参照ビート信号と
することを特徴とする請求項1記載の光周波数領域反射
点測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1216692A JPH05203410A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 光周波数領域反射点測定方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1216692A JPH05203410A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 光周波数領域反射点測定方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05203410A true JPH05203410A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11797855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1216692A Pending JPH05203410A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 光周波数領域反射点測定方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05203410A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0692705A1 (de) * | 1994-07-16 | 1996-01-17 | Felten & Guilleaume Energietechnik AG | Verfahren zur Auswertung optisch rückgestreuter Signale zur Bestimmung eines streckenabhängigen Messprofils eines Rückstreumediums |
| WO1996024038A1 (en) * | 1995-02-02 | 1996-08-08 | Yokogawa Electric Corporation | Optical fibre detecting device |
| KR100691871B1 (ko) * | 2005-03-25 | 2007-03-12 | 광주과학기술원 | 광주파수영역반사측정 시스템의 비선형주파수변위 보상장치및 방법과, 광주파수영역반사측정 시스템 |
| CN101769762B (zh) | 2010-01-29 | 2011-10-19 | 武汉理工大学 | 一种光纤啁啾光栅传感解调系统 |
| CN105783763B (zh) * | 2016-05-17 | 2018-08-31 | 安徽师范大学 | 一种高精度动态光纤应变传感装置及其传感方法 |
| US10718658B2 (en) | 2014-08-07 | 2020-07-21 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber sensor, seismic prospecting method, method of measuring distribution of petroleum/natural gas reservoir layer, strain detection method, and method of specifying position of a fissure in stratum |
| JP2023067611A (ja) * | 2021-11-01 | 2023-05-16 | キヤノントッキ株式会社 | 反射率測定装置、成膜装置 |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP1216692A patent/JPH05203410A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0692705A1 (de) * | 1994-07-16 | 1996-01-17 | Felten & Guilleaume Energietechnik AG | Verfahren zur Auswertung optisch rückgestreuter Signale zur Bestimmung eines streckenabhängigen Messprofils eines Rückstreumediums |
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| JP2023067611A (ja) * | 2021-11-01 | 2023-05-16 | キヤノントッキ株式会社 | 反射率測定装置、成膜装置 |
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