JPH05203751A - シンチレーションカメラの放射線検出器の回転位置ずれ補正方法及びその方法に使用するシンチレーションカメラ - Google Patents

シンチレーションカメラの放射線検出器の回転位置ずれ補正方法及びその方法に使用するシンチレーションカメラ

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JPH05203751A
JPH05203751A JP3689192A JP3689192A JPH05203751A JP H05203751 A JPH05203751 A JP H05203751A JP 3689192 A JP3689192 A JP 3689192A JP 3689192 A JP3689192 A JP 3689192A JP H05203751 A JPH05203751 A JP H05203751A
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radiation detector
radiation
rotation center
center axis
rotational
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JP3689192A
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Masaji Kondo
正司 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シンチレーションカメラの放射線検出器の回転
位置ずれ補正方法において、上記放射線検出器の機械的
回転中心軸と電気的回転中心軸とが傾いている場合の回
転位置ずれを補正する。 【構成】被検体テーブル上の離れた2点に置かれた二つ
の放射線源の回りにシンチレーションカメラの放射線検
出器を回転してその放射線源の平面像を収集し、上記放
射線検出器が互いに180度で対向した位置における上記
放射線源の平面像の回転位置ずれ量を求め、この回転位
置ずれ量から放射線検出器の機械的回転中心軸に対する
電気的回転中心軸の傾き角を求めると共に、これら両回
転中心軸の交点を求め、次に上記傾き角と交点の座標と
を用いて座標の回転変換により上記放射線源の平面像の
正しい位置を求め、その後この回転変換の演算を上記放
射線検出器で得られる被検体の収集データに適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体内に投与し分布
したラジオアイソトープから放射されるガンマ線を上記
被検体の回りに放射線検出器を回転してデータを収集し
画像表示するシンチレーションカメラにおいて、上記放
射線検出器の機械的回転中心軸と電気的回転中心軸とが
傾いている場合の該放射線検出器の回転位置ずれを補正
する方法及びこの方法の実施に使用するシンチレーショ
ンカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシンチレーションカメラ
は、被検体の回りを回転しながら該被検体内から放出さ
れる放射線を検出してX,Y方向の位置情報を出力する
放射線検出器と、この放射線検出器からの位置情報を入
力してデータの蓄積を制御するデータ収集制御部と、こ
のデータ収集制御部の制御により上記検出した放射線の
収集データを蓄積するイメージメモリと、このイメージ
メモリに蓄積された収集データを表示するための制御を
行う表示制御部と、上記イメージメモリから読み出した
データを表示する画像表示装置と、上記イメージメモリ
に蓄積された収集データを格納する記憶装置と、上記各
構成要素の制御及び演算を行う制御装置とを有して成っ
ていた。そして、このようなシンチレーションカメラに
おけるデータ収集のうち重要度の高いものとして、被検
体の体軸の回りを放射線検出器が一回転してデータを収
集する手法がある。この手法においては、被検体の回り
を一回転してデータ収集を行ったあと、コンピュータに
よって画像再構成を行い、X線CT装置と同様な体軸断
層像を得ることができる。そこで、この手法を一般的に
エミッションCT(ECT)収集と呼んでいる。
【0003】このECT収集においては、上記放射線検
出器を被検体の体軸回りに一回転する際に、図5(a)
に示すような回転位置ずれが生じることがあった。すな
わち、放射線検出器の保持部の機械的な回転中心軸と、
該放射線検出器や位置演算部での電気的な回転中心軸と
のずれに起因して、図5(a)に示すように、検出器視
野F上における機械的回転中心軸Mと電気的回転中心軸
Eとが例えば平行にずれることがあった。この場合は、
次のようにしてその回転位置ずれを補正していた。すな
わち、被検体についてデータ収集する前に、被検体テー
ブル上の任意の一点に放射線源を置き、まず放射線検出
器をその回転方向の0度の位置にセットして、上記放射
線源の平面像を収集する。これを図5(b)において符
号Aで示す。次に、上記放射線検出器を被検体テーブル
の回りに回転し、上記0度の位置に対向する180度の位
置にセットして、上記放射線源の平面像を再び収集す
る。これを図5(b)において符号Bで示す。このと
き、図5(b)に示すように、検出器視野Fの理想的な
中心軸をCとし、この中心軸Cからの平面像A,Bまで
の距離をそれぞれa,bとすると、この場合の機械的回
転中心軸Mと電気的回転中心軸Eとのずれ量ΔLは、Δ
L=a−bとなる。従って、図5(a)に示す機械的回
転中心軸Mと電気的回転中心軸Eとを一致させるための
回転位置ずれの補正量は、ΔL/2となる。そこで、上
記放射線検出器からのデータ収集系において、得られた
データについて上記補正量ΔL/2だけ左又は右へずら
す補正演算を設定し、その後この状態で実際の被検体に
ついてECT収集を行うことにより、放射線検出器の回
転位置ずれを補正していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のシンチレーションカメラにおける放射線検出器の回
転位置ずれ補正においては、図5(a)に示すように、
機械的回転中心軸Mと電気的回転中心軸Eとが平行にず
れている場合を想定しており、この場合には回転位置ず
れの補正を有効に行うことができるが、例えば図6に示
すように、検出器視野F上における機械的回転中心軸M
に対して電気的回転中心軸Eがある傾き角φで傾斜して
いる場合には、その回転位置ずれは補正できないもので
あった。従って、被検体についてECT収集を実行した
際の再構成像において、リング状のアーチファクトが発
生し、得られる断層像の分解能が低下し診断がしにくく
なるものであった。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、放射線検出器の機械的回転中心軸と電気的回転中
心軸とが傾いている場合の該放射線検出器の回転位置ず
れを補正する方法及びこの方法の実施に使用するシンチ
レーションカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるシンチレーションカメラの放射線検出
器の回転位置ずれ補正方法は、被検体テーブル上の離れ
た2点に置かれた二つの放射線源の回りにシンチレーシ
ョンカメラの放射線検出器を回転してその放射線源の平
面像を収集し、上記放射線検出器が互いに180度で対向
した位置における上記放射線源の平面像の回転位置ずれ
量を求め、この回転位置ずれ量から放射線検出器の機械
的回転中心軸に対する電気的回転中心軸の傾き角を求め
ると共に、これら両回転中心軸の交点を求め、次に上記
傾き角と交点の座標とを用いて座標の回転変換により上
記放射線源の平面像の正しい位置を求め、その後この回
転変換の演算を上記放射線検出器で得られる被検体の収
集データに適用することにより放射線検出器の回転位置
ずれを補正するものである。
【0007】また、上記放射線検出器の回転位置ずれ補
正方法の関連発明としてのシンチレーションカメラは、
被検体の回りを回転しながら該被検体内から放出される
放射線を検出してX,Y方向の位置情報を出力する放射
線検出器と、この放射線検出器からの位置情報を入力し
てデータの蓄積を制御するデータ収集制御部と、このデ
ータ収集制御部の制御により上記検出した放射線の収集
データを蓄積するイメージメモリと、このイメージメモ
リに蓄積された収集データを表示するための制御を行う
表示制御部と、上記イメージメモリから読み出したデー
タを表示する画像表示装置と、上記イメージメモリに蓄
積された収集データを格納する記憶装置と、上記各構成
要素の制御及び演算を行う制御装置とを有するシンチレ
ーションカメラにおいて、上記制御装置の制御及び演算
により、被検体テーブル上の離れた2点に置かれた二つ
の放射線源の回りに放射線検出器を回転しその放射線源
の平面像を収集して求めた該放射線検出器の機械的回転
中心軸に対する電気的回転中心軸の傾き角とこれら両回
転中心軸の交点のデータを入力し、座標の回転変換によ
り上記放射線源の平面像の正しい位置を求める回転位置
ずれ補正手段を設け、この回転位置ずれ補正手段により
上記回転変換の演算を上記放射線検出器で得られる収集
データに適用することにより放射線検出器の回転位置ず
れを補正するようにしたものである。
【0008】
【作用】このように構成された放射線検出器の回転位置
ずれ補正方法及びその方法に使用するシンチレーション
カメラは、まず被検体テーブル上の離れた2点に置かれ
た二つの放射線源の回りにシンチレーションカメラの放
射線検出器を回転してその放射線源の平面像を収集し、
次に上記放射線検出器が互いに180度で対向した位置に
おける上記放射線源の平面像の回転位置ずれ量を求め、
次にこの回転位置ずれ量から放射線検出器の機械的回転
中心軸に対する電気的回転中心軸の傾き角を求めると共
に、これら両回転中心軸の交点を求める。次に、上記傾
き角と交点の座標とを用いて座標の回転変換により上記
放射線源の平面像の正しい位置を求め、その後この回転
変換の演算を上記放射線検出器で得られる被検体の収集
データに適用する。これにより、上記放射線検出器の回
転位置ずれを補正することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1及び図2は、本発明によるシンチ
レーションカメラの放射線検出器の回転位置ずれ補正方
法を説明するための図である。この方法は、被検体につ
いてデータ収集する前に、まず、被検体テーブル上の離
れた2点に二つの放射線源を置き、この二つの放射線源
の回りに放射線検出器を回転してその放射線源の平面像
を収集する。このとき、最初は、放射線検出器をその回
転方向の0度の位置にセットして上記放射線源の平面像
を収集する。これを図1において符号P,Qで示す。次
に、上記放射線検出器を被検体テーブルの回りに回転
し、上記0度の位置に対向する180度の位置にセットし
て、上記放射線源の平面像を再び収集する。このとき、
図1において、機械的回転中心軸Mが理想的な中心軸の
位置にあるとして、上記機械的回転中心軸Mと電気的回
転中心軸Eとが一致している場合は、点P及びQに対応
する放射線源の平面像は、それぞれ機械的回転中心軸M
に対して線対称の位置P′及びQ′に得られる。しか
し、図6及び図1に示すように、電気的回転中心軸Eが
機械的回転中心軸Mに対して適宜の角度だけ傾いている
場合は、上記点P及びQに対応する放射線源の平面像
は、図1において例えば点P″及びQ″に得られる。こ
こでは、この後者の場合について、回転位置ずれの補正
を問題とする。
【0010】次に、上記放射線検出器が互いに180度で
対向した位置における放射線源の平面像P,P″又は
Q,Q″の回転位置ずれ量を求める。ここで、図1にお
いて、点P,P′を結ぶ直線を例えばX軸とし、この直
線PP′の中点に立てた垂線と一致する機械的回転中心
軸Mを例えばY軸として、点Pの座標を(X1,Y1)と
し、点P″の座標を(X2,Y2)とすると、X軸方向の
回転位置ずれ量ΔXは(X1−X2)となり、Y軸方向の
回転位置ずれ量ΔYは(Y1−Y2)となる。すなわち、 ΔX=X1−X2, ΔY=Y1−Y2 …(1) である。
【0011】次に、上記回転位置ずれ量ΔX,ΔYから
放射線検出器の機械的回転中心軸Mに対する電気的回転
中心軸Eの傾き角φを求める。ここで、図1において、
上記機械的回転中心軸Mと電気的回転中心軸Eとの交点
をOとし、直線PP″と機械的回転中心軸M及び電気的
回転中心軸Eとの交点をそれぞれR,Sとし、点P″か
ら直線PP′へ下した垂線の足をTとする。このとき、
ΔORSとΔPP″Tとは相似になるので、 ∠P″PT=∠ROS=φ …(2) である。そこで、ΔPP″Tに着目して、 となる。このように、上記回転位置ずれ量ΔX=X1
2及びΔY=Y1−Y2を求め、第(3)式を適用する
ことにより、両回転中心軸M,Eが交わる傾き角φを求
めることができる。
【0012】次に、このように傾き角φが求められたと
ころで、機械的回転中心軸Mを表す式と、電気的回転中
心軸Eを表す式とを出し、この両式から交点Oの座標
(X0 ,Y0)を計算により求める。そして、上記傾き
角φと交点Oの座標(X0,Y0 )とを用いて座標の回
転変換により前記放射線源の平面像P,Qの正しい位置
を求める。すなわち、図2において、上記機械的回転中
心軸Mと電気的回転中心軸Eとの交点O(X0,Y0)を
X,Y座標の原点におき、一つの放射線源の平面像をP
(X1,Y1)とし、この点P(X1,Y1)を上記傾き角
φの分だけずらして補正した正しい位置をZ(X,Y)
とすると、この正しい位置Zの座標(X,Y)は、次の
回転変換の式により求められる。 図1における平面像Qについても、上記第(4)式と同
様の回転変換の式により補正後の正しい位置を求めるこ
とができる。
【0013】その後、上記座標の回転変換の演算を前記
放射線検出器で得られる被検体の収集データに適用する
ことにより、放射線検出器の回転位置ずれを補正する。
この結果、従来のリング状のアーチファクトを除去し、
分解能の高い断層像が得られる。
【0014】図3は上記のように構成された放射線検出
器の回転位置ずれ補正方法の関連発明としてのシンチレ
ーションカメラの実施例を示すブロック図である。この
シンチレーションカメラは、上記放射線検出器の回転位
置ずれ補正方法の実施に使用するもので、放射線検出器
1と、データ収集制御部2と、イメージメモリ3と、表
示制御部4と、画像表示装置5と、記憶装置6と、CP
U7とを有し、さらに回転位置ずれ補正部8を備えて成
る。
【0015】上記放射線検出器1は、被検体テーブル上
に寝載された被検体の回りを回転しながら該被検体内か
ら放出される放射線を検出してX,Y方向の位置情報を
出力するものである。データ収集制御部2は、上記放射
線検出器1から出力される位置情報を入力して後続のイ
メージメモリ3へのデータの蓄積を制御するものであ
る。イメージメモリ3は、上記データ収集制御部2の制
御により上記検出した放射線の収集データを蓄積するも
のである。表示制御部4は、上記イメージメモリ3に蓄
積された収集データを読み出し、後続の画像表示装置5
に表示するための制御を行うものである。そして、画像
表示装置5は、上記イメージメモリ3から読み出したデ
ータを、表示制御部4の制御を受けて表示するもので、
例えばCRTから成る。また、記憶装置6は、上記イメ
ージメモリ3に蓄積された収集データを格納するもので
ある。さらに、中央処理装置(CPU)7は、上記各構
成要素の制御及び各種演算を行う制御装置となるもので
ある。
【0016】ここで、本発明においては、上記放射線検
出器1とデータ収集制御部2との間に、回転位置ずれ補
正部8が設けられている。この回転位置ずれ補正部8
は、上記CPU7の制御及び演算により、被検体テーブ
ル上の離れた2点に置かれた二つの放射線源の回りに放
射線検出器1を回転しその放射線源の平面像を収集して
求めた該放射線検出器1の機械的回転中心軸Mに対する
電気的回転中心軸Eの傾き角φとこれら両回転中心軸の
交点Oのデータを入力し、座標の回転変換により上記放
射線源の平面像の正しい位置を求める補正手段となるも
のである。すなわち、前述の放射線検出器の回転位置ず
れ補正方法において、図1に示す傾き角φと両回転中心
軸M,Eの交点O(X0,Y0)はCPU7で前述の第
(3)式などを用いて演算し、この演算結果のφと座標
(X0,Y0)とを回転位置ずれ補正部8に入力し、該回
転位置ずれ補正部8は、前述の第(4)式に示す回転変
換の式により放射線源の平面像の正しい位置を求めるよ
うに動作する。
【0017】そして、上記回転位置ずれ補正部8の内部
構成の一例は、例えば図4に示すブロック図のようにな
っている。すなわち、第一の減算器9で(X1−X0)を
計算し、第一の乗算器10で三角関数ジェネレータ11
で発生されたcosφと上記(X1−X0)とを乗算する。
一方、第二の減算器12で(Y1−Y0)を計算し、第二
の乗算器13で三角関数ジェネレータ11で発生された
sinφと上記(Y1−Y0)とを乗算する。次に、上記第
一の乗算器10の出力(X1−X0)cosφと、第二の乗
算器13の出力(Y1−Y0)sinφとを第一の加算器1
4で足し算を行う。その後、この演算結果を第二の加算
器15へ入力し、第一の減算器9の入力部から取り込ん
だX0と足し算を行う。この結果、前述の第(4)式に
示す座標Xが算出されて出力される。なお、図4におい
ては、X側の座標を計算する構成しか示していないが、
Y側の座標を計算する構成も全く同様とされている。こ
のような回転位置ずれ補正部8を用い、前述の第(4)
式に示す回転変換の演算を上記放射線検出器1で得られ
る収集データに適用することにより、該放射線検出器1
の回転位置ずれをリアルタイムで補正することができ
る。
【0018】なお、上記回転位置ずれの補正をリアルタ
イムで行わない場合は、上記回転位置ずれ補正部8を設
けることなく、被検体について全データを収集及び記録
後、それぞれのイメージのデータに対して、例えばCP
U7を回転位置ずれ補正手段として、前述の第(4)式
に示す回転変換の演算を行って回転位置ずれの補正を行
うようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
まず被検体テーブル上の離れた2点に置かれた二つの放
射線源の回りにシンチレーションカメラの放射線検出器
1を回転してその放射線源の平面像P,Q,P″,Q″
を収集し、次に上記放射線検出器1が互いに180度で対
向した位置における上記放射線源の平面像の回転位置ず
れ量を求め、次にこの回転位置ずれ量から放射線検出器
1の機械的回転中心軸Mに対する電気的回転中心軸Eの
傾き角φを求めると共に、これら両回転中心軸の交点O
を求める。次に、上記傾き角φと交点Oの座標(X0
0)とを用いて座標の回転変換により上記放射線源の
平面像の正しい位置を求め、その後この回転変換の演算
を上記放射線検出器1で得られる被検体の収集データに
適用する。これにより、図6に示すように、放射線検出
器1の機械的回転中心軸Mと電気的回転中心軸Eとが傾
いている場合の該放射線検出器1の回転位置ずれを補正
することができる。従って、被検体についてECT収集
を実行した際の再構成像において、従来のようなリング
状のアーチファクトが発生するのを防止し、得られる断
層像の分解能を向上することができる。このことから、
画像診断がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転位置ずれ補正方法において放射
線検出器の機械的回転中心軸に対する電気的回転中心軸
の傾き角及び両回転中心軸の交点を求める状態を説明す
るための図
【図2】 上記回転位置ずれ補正方法において座標の回
転変換により放射線源の平面像の正しい位置を求める状
態を示す説明図
【図3】 本発明によるシンチレーションカメラの実施
例を示すブロック図
【図4】 回転位置ずれ補正部の内部構成の一例を示す
ブロック図
【図5】 放射線検出器の機械的回転中心軸と電気的回
転中心軸とが平行にずれた場合及びそのときの補正方法
を説明するための図
【図6】 放射線検出器の機械的回転中心軸に対して電
気的回転中心軸が傾いている場合を示す説明図
【符号の説明】
1 放射線検出器 2 データ収集制御部 3 イメージメモリ 4 表示制御部 5 画像表示装置 6 記憶装置 7 CPU 8 回転位置ずれ補正部 M 機械的回転中心軸 E 電気的回転中心軸 O 交点 φ 傾き角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体テーブル上の離れた2点に置かれた
    二つの放射線源の回りにシンチレーションカメラの放射
    線検出器を回転してその放射線源の平面像を収集し、上
    記放射線検出器が互いに180度で対向した位置における
    上記放射線源の平面像の回転位置ずれ量を求め、この回
    転位置ずれ量から放射線検出器の機械的回転中心軸に対
    する電気的回転中心軸の傾き角を求めると共に、これら
    両回転中心軸の交点を求め、次に上記傾き角と交点の座
    標とを用いて座標の回転変換により上記放射線源の平面
    像の正しい位置を求め、その後この回転変換の演算を上
    記放射線検出器で得られる被検体の収集データに適用す
    ることにより放射線検出器の回転位置ずれを補正するこ
    とを特徴とするシンチレーションカメラの放射線検出器
    の回転位置ずれ補正方法。
  2. 【請求項2】被検体の回りを回転しながら該被検体内か
    ら放出される放射線を検出してX,Y方向の位置情報を
    出力する放射線検出器と、この放射線検出器からの位置
    情報を入力してデータの蓄積を制御するデータ収集制御
    部と、このデータ収集制御部の制御により上記検出した
    放射線の収集データを蓄積するイメージメモリと、この
    イメージメモリに蓄積された収集データを表示するため
    の制御を行う表示制御部と、上記イメージメモリから読
    み出したデータを表示する画像表示装置と、上記イメー
    ジメモリに蓄積された収集データを格納する記憶装置
    と、上記各構成要素の制御及び演算を行う制御装置とを
    有するシンチレーションカメラにおいて、上記制御装置
    の制御及び演算により、被検体テーブル上の離れた2点
    に置かれた二つの放射線源の回りに放射線検出器を回転
    しその放射線源の平面像を収集して求めた該放射線検出
    器の機械的回転中心軸に対する電気的回転中心軸の傾き
    角とこれら両回転中心軸の交点のデータを入力し、座標
    の回転変換により上記放射線源の平面像の正しい位置を
    求める回転位置ずれ補正手段を設け、この回転位置ずれ
    補正手段により上記回転変換の演算を上記放射線検出器
    で得られる収集データに適用することにより放射線検出
    器の回転位置ずれを補正するようにしたことを特徴とす
    るシンチレーションカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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