JPH0520536Y2 - - Google Patents

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JPH0520536Y2
JPH0520536Y2 JP1987089185U JP8918587U JPH0520536Y2 JP H0520536 Y2 JPH0520536 Y2 JP H0520536Y2 JP 1987089185 U JP1987089185 U JP 1987089185U JP 8918587 U JP8918587 U JP 8918587U JP H0520536 Y2 JPH0520536 Y2 JP H0520536Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コピーをすると本物でないことが一
目で分かる印刷物を製造するのに使用するフイル
ムポジ原版に関する。
[従来の技術] コピーによる偽造を防止するために、万線又は
網点からなる潜像と、網点又は万線からなる背景
を肉眼では分からないように用紙の表面に施して
おき、複写機にかけると万線が再現され、網点が
再現されない原理を利用して、潜像が背景と区別
して視認されることにより複写物であることを知
らしめるようにした印刷物は公知である(例えば
特開昭60−79991号公報、及び特開昭60−119560
号公報参照)。
このうち前者の技術は、一方には潜像と背景の
原版、他方には花柄等の模様の原版を用意し、潜
像と背景を印刷した後に模様をコピーで再現され
ない薄色インキで重ね刷りする手段をとるもので
ある。この技術によると模様によつて印刷物上の
潜像が隠蔽されるとともに装飾効果をもたせるこ
とができ、複写機にかけた場合は薄色の模様が飛
ぶので潜像が背景と識別され視認できるというも
のである。
また後者の技術は、潜像と背景の原版にカムフ
ラージパターンを組み込んでおき、印刷物表面の
潜像と背景にカムフラージパターンによる微細な
分断模様が形成されることによつて肉眼では潜像
が識別されないようにしたものである。
[考案が解決しようとする課題] 原版を二枚用いる前者の技術では、印刷物を製
作するのに2回刷り工程を必要とするため手数と
費用がかかるうえ、模様不用書類には妥当しない
欠点がある。
また後者の技術は一回刷りではあるが、潜像と
背景がカムフラージパターンによつて分断される
ので印刷物表面が不自然な体裁になるのとコピー
後においても潜像と背景がパターンの干渉を受け
るので肉眼が眩惑されて潜像が鮮明に認められな
いという問題点があつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記した従来技術の問題点を解決する
ために次ぎのような技術手段をとるものであつて
すなわち、製版用フイルム基版の表面に塗設され
た感光膜に、万線からなる背景と網点からなる潜
像、又は網点からなる背景と万線からなる潜像が
焼き込まれ、且つ背景及び潜像とともに、万線よ
りも幅広の間隔を有し万線と交差する方向の線模
様が焼き込まれてなる印刷用フイルムポジ原版で
ある。
[作用] 基版の感光膜に焼き込まれた背景が万線の場合
潜像は網点で構成され、背景が網点の場合潜像は
万線で構成されるので、本案原版を用いて印刷さ
れた用紙には構成子形状の異なる背景と潜像が施
されると同時に原版に焼き込まれている線模様が
用紙の表面全体にも印刷される。そしてこの印刷
物を原稿として複写機にかけると、万線で構成さ
れた背景又は潜像は再現されるが網点で構成され
た潜像又は背景は再現されないため両者に濃淡の
差が生じるとともに、線模様も万線同様に再現さ
れるが万線よりも間隔幅が広いためこれが障害と
なることはなく、したがつて背景と万線は明瞭に
認められる。
[実施例] 製版用フイルム基版1は、表面に感光膜2を塗
設してあり、光源(図示せず)からの第1露光に
よつてまず65線10%の横方向とした万線からなる
背景3が焼込まれる。そして第2露光によつて
175線10%の網点からなる「コピー」と表示した
潜像4が背景3の白抜き部分に焼き込まれ、更に
第3露光によつて背景3の万線と交差する縦方向
の線模様5が焼き込まれ、かくして背景3と潜像
4及び線模様5はいずれも第1図示のように同一
平面上に形成される。
線模様5の線と線の間隔は極端に狭いと印刷物
をコピーしたときに潜像が見えにくくなり、また
広すぎるとコピー前におけるカムフラージ効果が
うすれるので万線間隔の倍程度の大きさであるこ
とが好ましい。すなわち本案原版は第2図示のよ
うに背景3と潜像4及び線模様5が基版1上に設
けられた一版構成のもので、この原版を用いて用
紙に一色刷りをすると用紙上には原版と同様の万
線からなる背景と網点からなる潜像、及び線模様
が同時に施される。もともと万線と網点は微細形
状のため潜像がそれほど明瞭に認められるわけで
はないが注意深く観察すると視認される。そこで
線模様を施すと万線と網点が干渉を受けるので肉
眼が眩惑され、その結果、潜像は全く識別されな
いようになる。そしてこのように形成された印刷
物を複写機にかけると万線は再現されるためコピ
ー用紙1′上には背景3′が濃色に現出するのに対
し網点は再現されないため潜像4′は白地状とな
り、両者のコントラストにより潜像4′が明瞭と
なる。このとき線模様5′も再現されるが、線間
隔は万線よりも広く万線及び網点のコピー効果は
いささかも影響を受けないので、潜像4′が十分
に視認される(第3図参照)。
なお上述実施例では背景3を万線で、潜像4を
網点で構成しているが、この逆に背景3を網点で
潜像4を万線で構成するようにしてもよく、また
潜像4は基版1に複数箇所設けるようにしてもよ
い。
[考案の効果] 本考案は以下のような特有の効果を奏する。
(1) 線模様は背景又は潜像を構成する万線と交差
状に配されているので万線を肉眼からそらせる
効果と、線模様が網点にも干渉するため印刷物
上の潜像が判読されることはなく、線模様によ
つて印刷物表面が一様平面に観察され頗る体裁
がよい。
(2) 線模様は、従来のカムフラージパターンのよ
うに潜像をランダムなかたちに分断することが
なく、またほどよい線間隔をもつので万線及び
網点のコピー効果に影響はないので印刷物をコ
ピーした場合に潜像が鮮明に視認される。
(3) 線模様は、波形・直線等印刷物の用途に応じ
た形状を採用することによつて印刷物に美麗な
装飾効果を付与する。
(4) 全体が一版一色刷りとなるので、重ね刷り方
式と異なつて印刷工程が一回ですみ能率的であ
り印刷物を安価に提供できるとともに、花柄等
による部分的隠蔽手段をとらないので広範な書
類に活用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案原版の実施例を示す断面図、第2
図は本案原版の平面図、第3図は本案原版からな
る印刷物をコピーした状態の平面図である。 1……基版、2……感光膜、3……背景、4…
…潜像、5……線模様。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 製版用フイルム基版の表面に塗設された感光膜
    に、万線からなる背景と網点からなる潜像、又は
    網点からなる背景と万線からなる潜像が焼き込ま
    れ、且つ背景及び潜像とともに、万線よりも幅広
    の間隔を有し万線と交差する方向の線模様が焼き
    込まれてなる印刷用フイルムポジ原版。
JP1987089185U 1987-06-10 1987-06-10 Expired - Lifetime JPH0520536Y2 (ja)

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JP1987089185U JPH0520536Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JP1987089185U JPH0520536Y2 (ja) 1987-06-10 1987-06-10

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JPS63198074U JPS63198074U (ja) 1988-12-20
JPH0520536Y2 true JPH0520536Y2 (ja) 1993-05-27

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ID=30947941

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029658U (ja) * 1983-08-04 1985-02-28 株式会社 細川活版所 コピ−不能用紙
JPS6079991A (ja) * 1983-10-07 1985-05-07 Hosokawa Katsupanshiyo:Kk 複写防止に適する印刷物
JPS60119560A (ja) * 1983-12-01 1985-06-27 Hosokawa Katsupanshiyo:Kk 複写による悪用防止印刷物を作るフィルム原版の製造方法
JPS61213190A (ja) * 1985-03-19 1986-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 複写防止原稿シ−ト

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JPS63198074U (ja) 1988-12-20

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