JPH05205695A - 多段多重電極及び質量分析装置 - Google Patents
多段多重電極及び質量分析装置Info
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- JPH05205695A JPH05205695A JP4012921A JP1292192A JPH05205695A JP H05205695 A JPH05205695 A JP H05205695A JP 4012921 A JP4012921 A JP 4012921A JP 1292192 A JP1292192 A JP 1292192A JP H05205695 A JPH05205695 A JP H05205695A
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- electrodes
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- H01J37/02—Details
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- H01J37/10—Lenses
- H01J37/12—Lenses electrostatic
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/02—Details
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- H01J2237/0492—Lens systems
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- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多段多重電極の構造の簡略化を図りつつ、各
段のレンズ軸ずれひいては収差を極力少なくして精度を
高める。 【構成】 円筒ケース2内には計4本の電極支持用の軸
棒4が内挿される。軸棒4は荷電ビーム通路(レンズ中
心軸)の周りに等間隔で配置され、各軸4に第1段,第
2段,第3段の各多重電極レンズ1A,1B,1Cの電
極3A,3B,3Cが直列配置状態で貫通支持される。
軸棒4は各多重電極レンズ1A,1B,1Cを仕切るシ
ールド円板7も貫通し、その両端が支持円板5に支持さ
れる。
段のレンズ軸ずれひいては収差を極力少なくして精度を
高める。 【構成】 円筒ケース2内には計4本の電極支持用の軸
棒4が内挿される。軸棒4は荷電ビーム通路(レンズ中
心軸)の周りに等間隔で配置され、各軸4に第1段,第
2段,第3段の各多重電極レンズ1A,1B,1Cの電
極3A,3B,3Cが直列配置状態で貫通支持される。
軸棒4は各多重電極レンズ1A,1B,1Cを仕切るシ
ールド円板7も貫通し、その両端が支持円板5に支持さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電ビームを収束する
レンズ系等に用いる多段多重電極に係り、例えば粒子線
加速器,質量分析器,イオンビーム分析器等に応用され
る。
レンズ系等に用いる多段多重電極に係り、例えば粒子線
加速器,質量分析器,イオンビーム分析器等に応用され
る。
【0002】
【従来の技術】2重収束質量分析装置等においては、特
開昭59−215650号公報等に開示されるように、
荷電粒子(イオンビーム)を収束させる手段として4重
電極系レンズが広く用いられているが、1段(1個)の
レンズでは十分な収束性が得られない場合、このレンズ
を2段,3段と直列に多段に並べて使用する場合があ
る。
開昭59−215650号公報等に開示されるように、
荷電粒子(イオンビーム)を収束させる手段として4重
電極系レンズが広く用いられているが、1段(1個)の
レンズでは十分な収束性が得られない場合、このレンズ
を2段,3段と直列に多段に並べて使用する場合があ
る。
【0003】図4は従来の多段多重電極系レンズの一例
を示す透視斜視図である。
を示す透視斜視図である。
【0004】この従来例は3段4重電極の場合を示し、
円筒ケース2にそれぞれ独立した構成体よりなる第1段
の4重電極レンズ1A,第2段の4重電極レンズ1B,
第3段の4重電極レンズ1Cが連ねて収納される。
円筒ケース2にそれぞれ独立した構成体よりなる第1段
の4重電極レンズ1A,第2段の4重電極レンズ1B,
第3段の4重電極レンズ1Cが連ねて収納される。
【0005】これらの多重電極系レンズは、各段とも荷
電ビームの通路の周りに4本のロッド状の電極3(第1
段の4本の電極3A,第2段の4本の電極3B,第3段
の4本の電極3Cの総称を電極3とする)が90°間隔
で平行配置され、各電極3の中心には軸方向に電極支持
用の軸4´が挿通してある。4重電極はその軸方向の両
端に円板5−1,5−2が対向配置され、この円板5−
1,5−2に各電極3の支持軸4´の両端が固着され
る。円板5にはビーム通過孔6が設けてある。
電ビームの通路の周りに4本のロッド状の電極3(第1
段の4本の電極3A,第2段の4本の電極3B,第3段
の4本の電極3Cの総称を電極3とする)が90°間隔
で平行配置され、各電極3の中心には軸方向に電極支持
用の軸4´が挿通してある。4重電極はその軸方向の両
端に円板5−1,5−2が対向配置され、この円板5−
1,5−2に各電極3の支持軸4´の両端が固着され
る。円板5にはビーム通過孔6が設けてある。
【0006】なお、従来の多重電極レンズとしては、特
表昭59−500642号、特開平2−257558
号、特開平2−270256号公報等に開示されたもの
がある。
表昭59−500642号、特開平2−257558
号、特開平2−270256号公報等に開示されたもの
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の多段多重電極系
のレンズは、前述したように、それぞれ独立した多重電
極を1段1段と組み合わせて直列に並べるが、この方式
によれば、次のような改善すべき点があった。
のレンズは、前述したように、それぞれ独立した多重電
極を1段1段と組み合わせて直列に並べるが、この方式
によれば、次のような改善すべき点があった。
【0008】(1)多段にするには、レンズの軸ずれを
なくすため、各段の電極の中心軸をよく合わせて多重電
極を一直線上に並べて組み立てる必要があるが、各段の
電極の支持軸が別々に存在するため、電極同士の軸合わ
せ精度を出すのが難しい。なお、電極の軸合わせに誤差
が出ると、荷電ビームに対してレンズの軸ずれ収差が発
生し、理論予測通りの収束性が得られなくなる。
なくすため、各段の電極の中心軸をよく合わせて多重電
極を一直線上に並べて組み立てる必要があるが、各段の
電極の支持軸が別々に存在するため、電極同士の軸合わ
せ精度を出すのが難しい。なお、電極の軸合わせに誤差
が出ると、荷電ビームに対してレンズの軸ずれ収差が発
生し、理論予測通りの収束性が得られなくなる。
【0009】(2)また、n段の多重電極レンズには、
n倍の部品点数が必要になり、組立に手間がかかると共
にコスト高になる。
n倍の部品点数が必要になり、組立に手間がかかると共
にコスト高になる。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、簡単な構造にして精度の高い多段多重電極を提供
することにある。
的は、簡単な構造にして精度の高い多段多重電極を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数の多重電極を直列に並べて成る多段
多重電極において、直線上(直列)に並んだ各電極を支
持する軸を共通にすると共に、前記各電極がその軸より
電気的に絶縁されて独自の電圧が印加できる機能を与え
た。
成するために、複数の多重電極を直列に並べて成る多段
多重電極において、直線上(直列)に並んだ各電極を支
持する軸を共通にすると共に、前記各電極がその軸より
電気的に絶縁されて独自の電圧が印加できる機能を与え
た。
【0012】
【作用】本発明は、上記構成をなすことにより、多段多
重電極系レンズの直列に並ぶ各段の電極を共通の支持軸
により一直線上に精度良く配列することができるので、
レンズの軸ずれひいてはそれに伴う収差を極力少なくす
る。
重電極系レンズの直列に並ぶ各段の電極を共通の支持軸
により一直線上に精度良く配列することができるので、
レンズの軸ずれひいてはそれに伴う収差を極力少なくす
る。
【0013】また、共通の支持軸としたため、部品点数
も少なくなり、組立も容易になる。
も少なくなり、組立も容易になる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図3により説明す
る。
る。
【0015】図1は本発明の一実施例に係る多段多重電
極(一例として、3段4重電極を例示する)で、その
(a)が透視側面図、(b)が(a)のA方向矢視図
(正面図)を示す。なお、図中、図3の従来例で説明し
た符号と同一のものは同一或いは共通する要素を示す。
極(一例として、3段4重電極を例示する)で、その
(a)が透視側面図、(b)が(a)のA方向矢視図
(正面図)を示す。なお、図中、図3の従来例で説明し
た符号と同一のものは同一或いは共通する要素を示す。
【0016】図1において、円筒ケース2の両端にはビ
ーム通過孔6付きの電極支持用の円板5−1,5−2が
固定配置され、円筒ケース2の内部に4本の電極支持用
の軸棒(以下、支持軸とする)4が荷電ビームの通路の
周りに90°間隔の配置状態で挿通され、支持軸4はそ
の両端が各円板5−1,5−2により保持される。円板
5−1,5−2への支持軸4への固定は、ねじ等の固着
手段や圧入等を介して可能である。
ーム通過孔6付きの電極支持用の円板5−1,5−2が
固定配置され、円筒ケース2の内部に4本の電極支持用
の軸棒(以下、支持軸とする)4が荷電ビームの通路の
周りに90°間隔の配置状態で挿通され、支持軸4はそ
の両端が各円板5−1,5−2により保持される。円板
5−1,5−2への支持軸4への固定は、ねじ等の固着
手段や圧入等を介して可能である。
【0017】各支持軸4は、第1段,第2段,第3段の
4重電極系レンズ1A,1B,1Cの直列配置の電極3
A,3B,3Cの中心を一通しで貫通して、これらの電
極3A,3B,3Cを支持する共通の支持軸4としての
役割をなす。電極3A,電極3B,電極3Cはそれぞれ
4本づつよりなる。
4重電極系レンズ1A,1B,1Cの直列配置の電極3
A,3B,3Cの中心を一通しで貫通して、これらの電
極3A,3B,3Cを支持する共通の支持軸4としての
役割をなす。電極3A,電極3B,電極3Cはそれぞれ
4本づつよりなる。
【0018】また、円筒ケース2内には、各段の4重電
極レンズ1A,1B,1Cを仕切るシールド円板7,7
が配設される。このシールド円板7には荷電ビーム通過
孔10(図2に示す)が設けてある。各支持軸4は電極
3A,3B,3Cの他にシールド円板7も貫通する。シ
ールド円板7は補助的に散乱粒子を除去したり、端縁電
界をシールドする役割をなす。
極レンズ1A,1B,1Cを仕切るシールド円板7,7
が配設される。このシールド円板7には荷電ビーム通過
孔10(図2に示す)が設けてある。各支持軸4は電極
3A,3B,3Cの他にシールド円板7も貫通する。シ
ールド円板7は補助的に散乱粒子を除去したり、端縁電
界をシールドする役割をなす。
【0019】本実施例では、支持軸4を絶縁材(例えば
アルミナ製)で構成することで、直列配置の各段の電極
3A,3B,3Cが電気的に絶縁され、各電極に独自の
電圧が印加される。
アルミナ製)で構成することで、直列配置の各段の電極
3A,3B,3Cが電気的に絶縁され、各電極に独自の
電圧が印加される。
【0020】上記構成をなす多段多重電極は、例えば次
のようにして組立られる。
のようにして組立られる。
【0021】まず、各段の4重電極レンズの電極3A,
3B,3C及びシールド円板7を共通の支持軸4に貫通
装着しておき、これを円筒ケース2の一端側から内挿
し、その後、各支持軸4の端部を円板5の取付穴に嵌合
固着しつつ円板5−1,5−2を円筒ケース2の両端に
取付ける。
3B,3C及びシールド円板7を共通の支持軸4に貫通
装着しておき、これを円筒ケース2の一端側から内挿
し、その後、各支持軸4の端部を円板5の取付穴に嵌合
固着しつつ円板5−1,5−2を円筒ケース2の両端に
取付ける。
【0022】本実施例によれば、多段多重電極系レンズ
の各段の電極3A,3B,3Cが共通の支持軸4上に直
列に軸ずれが生じることなく一直線上に配列される。そ
の結果、各段のレンズの軸ずれも極力少なくし収差の発
生が少なくなる。
の各段の電極3A,3B,3Cが共通の支持軸4上に直
列に軸ずれが生じることなく一直線上に配列される。そ
の結果、各段のレンズの軸ずれも極力少なくし収差の発
生が少なくなる。
【0023】また、共通の支持軸4としたため、多段多
重電極系レンズの部品点数を少なくでき、構造簡単にし
て装置全体の組立も容易になる。例えば図3に示した従
来の方式と本実施例とを比較した場合、部品点数は31
点と21点で、本実施例の方が10点部品を少なくする
ことができる。
重電極系レンズの部品点数を少なくでき、構造簡単にし
て装置全体の組立も容易になる。例えば図3に示した従
来の方式と本実施例とを比較した場合、部品点数は31
点と21点で、本実施例の方が10点部品を少なくする
ことができる。
【0024】図2は本発明の第2実施例を示す部分断面
図である。
図である。
【0025】本実施例も3段4重電極系レンズを示す。
本実施例も第1実施例と同様に共通の支持軸4により各
段の多重電極レンズ1A,1B,1Cの各電極3A,3
B,3Cを貫通支持するが、支持軸4としては金属棒
(導電部材)を用い、この支持軸4に電気絶縁筒8を介
して各電極3A,3B,3Cを挿着したことにある。支
持軸4の両端は円板5−1,5−2の位置決め穴に嵌合
してねじ9により固着してある。
本実施例も第1実施例と同様に共通の支持軸4により各
段の多重電極レンズ1A,1B,1Cの各電極3A,3
B,3Cを貫通支持するが、支持軸4としては金属棒
(導電部材)を用い、この支持軸4に電気絶縁筒8を介
して各電極3A,3B,3Cを挿着したことにある。支
持軸4の両端は円板5−1,5−2の位置決め穴に嵌合
してねじ9により固着してある。
【0026】本実施例においても、第1実施例同様の効
果を奏する。
果を奏する。
【0027】なお、上記各実施例では、3段4重電極の
場合を例示したが、段数は任意でよく、また6重極,8
重極…と多重電極も任意の数のものに適用できる。
場合を例示したが、段数は任意でよく、また6重極,8
重極…と多重電極も任意の数のものに適用できる。
【0028】図3は上記実施例の多段多重電極をタンデ
ム形質量分析装置に収束用の静電レンズとして適用した
応用例である。
ム形質量分析装置に収束用の静電レンズとして適用した
応用例である。
【0029】図3において、第1の2重収束質量分析計
30−1は、イオン源31、イオン源スリット32、静
電4重電極レンズ33、扇形磁場34、扇形電場35、
コレクタスリット36をイオンビーム通路に順に配列し
て成り、第2の2重収束質量分析計30−2は、ソース
スリット39、静電4重電極レンズ40、扇形磁場4
1、扇形磁場42、検出スリット43、イオン検出器4
4をイオンビーム通路に順に配列して成る。
30−1は、イオン源31、イオン源スリット32、静
電4重電極レンズ33、扇形磁場34、扇形電場35、
コレクタスリット36をイオンビーム通路に順に配列し
て成り、第2の2重収束質量分析計30−2は、ソース
スリット39、静電4重電極レンズ40、扇形磁場4
1、扇形磁場42、検出スリット43、イオン検出器4
4をイオンビーム通路に順に配列して成る。
【0030】第1,第2の質量分析計30−1及び30
−2は、インターフェース要素たる静電4重電極37及
び衝突室38を介して光学的に直列に接続される。イオ
ン源31と一様磁場34との間及びソーススリット39
と一様磁場41との間に配置される4重電極レンズ3
3,40は、軌道平面と垂直方向に収束作用を持ち、イ
ンターフェースにおける4重電極レンズ37は、軌道平
面と水平方向に収束作用を持つ。
−2は、インターフェース要素たる静電4重電極37及
び衝突室38を介して光学的に直列に接続される。イオ
ン源31と一様磁場34との間及びソーススリット39
と一様磁場41との間に配置される4重電極レンズ3
3,40は、軌道平面と垂直方向に収束作用を持ち、イ
ンターフェースにおける4重電極レンズ37は、軌道平
面と水平方向に収束作用を持つ。
【0031】このようなタンデム形質量分析装置は、第
1段の2重収束質量分析計30−1で特定の親イオンを
選択した後、ガス衝突室38で解離させ発生した娘イオ
ンを、第2段の2重収束質量分析計30−2でより高い
分解能で分析するものとして評価されている。
1段の2重収束質量分析計30−1で特定の親イオンを
選択した後、ガス衝突室38で解離させ発生した娘イオ
ンを、第2段の2重収束質量分析計30−2でより高い
分解能で分析するものとして評価されている。
【0032】そして、本実施例のように、4重電極レン
ズ33,37,40として多段の4重電極レンズを用い
る場合に、前述の第1、第2実施例のように多段に直列
配置された電極を共通の軸により支持する多段多重電極
を用いることで、レンズ系の軸ずれ収差を少なくして、
高精度の質量分析装置を実現できる。
ズ33,37,40として多段の4重電極レンズを用い
る場合に、前述の第1、第2実施例のように多段に直列
配置された電極を共通の軸により支持する多段多重電極
を用いることで、レンズ系の軸ずれ収差を少なくして、
高精度の質量分析装置を実現できる。
【0033】なお、タンデム形以外の単一質量分析装置
であっても、イオンビーム通路に静電4重電極レンズを
組み込む場合、例えばイオン源と一様磁場との間及び磁
場と電場との間にそれぞれ4重電極レンズを組み込み場
合において、少なくともその一つを上記の共通の支持軸
使用の多段多重電極を用いることができ、その他の荷電
制御機器にも本発明を適用できる。
であっても、イオンビーム通路に静電4重電極レンズを
組み込む場合、例えばイオン源と一様磁場との間及び磁
場と電場との間にそれぞれ4重電極レンズを組み込み場
合において、少なくともその一つを上記の共通の支持軸
使用の多段多重電極を用いることができ、その他の荷電
制御機器にも本発明を適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、多段多重
電極の直列配置の各段の電極を共通の軸棒で支持する方
式を採用することにより、各段の多重電極系レンズの中
心軸のずれを極力少なくして、レンズ精度を高め軸ずれ
に起因する収差を極力少なくすることができる。また、
多段多重電極における装置全体の部品点数を従来より大
幅に削減して、組立性の向上,生産コストの低減を図る
ことができる。
電極の直列配置の各段の電極を共通の軸棒で支持する方
式を採用することにより、各段の多重電極系レンズの中
心軸のずれを極力少なくして、レンズ精度を高め軸ずれ
に起因する収差を極力少なくすることができる。また、
多段多重電極における装置全体の部品点数を従来より大
幅に削減して、組立性の向上,生産コストの低減を図る
ことができる。
【0035】さらに、この多段多重電極を質量分析装置
等に適用することで、質量分析等の応用機器の精度を高
めることができる。
等に適用することで、質量分析等の応用機器の精度を高
めることができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る透視斜視図及び正面
図(A方向矢視図)
図(A方向矢視図)
【図2】本発明の第2実施例を示す部分断面図
【図3】上記実施例の応用例(第3実施例)たるタンデ
ム形質量分析装置を示す説明図
ム形質量分析装置を示す説明図
【図4】従来の多段多重電極の一例を示す透視斜視図
1A,1B,1C…多段の各多重電極、2…円筒ケー
ス、3A,3B,3C…電極、4…支持軸(軸棒)、5
…支持円板、6…ビーム通過孔、7…シールド円板、3
0−1,30−2…第1,第2の質量分析装置、31…
イオン源、33,37,40…多段多重電極系レンズ
(静電4重電極レンズ)、34,41…磁場、35,4
2…電場、36…コレクタスリット、38…衝突室、3
9…ソーススリット、43…検出スリット、44…イオ
ン検出器。
ス、3A,3B,3C…電極、4…支持軸(軸棒)、5
…支持円板、6…ビーム通過孔、7…シールド円板、3
0−1,30−2…第1,第2の質量分析装置、31…
イオン源、33,37,40…多段多重電極系レンズ
(静電4重電極レンズ)、34,41…磁場、35,4
2…電場、36…コレクタスリット、38…衝突室、3
9…ソーススリット、43…検出スリット、44…イオ
ン検出器。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の多重電極を直列に並べて成る多段
多重電極において、直線上(直列)に並んだ各電極を支
持する軸を共通にすると共に、前記各電極がその軸より
電気的に絶縁されて独自の電圧が印加できる機能を有す
ることを特徴とする多段多重電極。 - 【請求項2】 請求項1において、前記各電極を支持す
る共通の軸は、絶縁材により成形された軸棒で、この軸
棒を直線上に並んだ前記各電極に貫通させたことを特徴
とする多段多重電極。 - 【請求項3】 請求項1において、前記各電極を支持す
る共通の軸は、金属により成形された軸棒で、この軸棒
を直線上に並んだ前記各電極に絶縁材を介して貫通させ
たことを特徴とする多段多重電極。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
において、前記多段の多重電極は円筒ケースに収納さ
れ、且つ前記円筒ケースの内部には前記各多重電極を仕
切るシールド円板が前記電極の支持軸を貫通させて配置
されて成ることを特徴とする多段多重電極。 - 【請求項5】 イオン源、静電多重電極レンズ、磁場、
電場、イオン検出器等を備えた質量分析装置において、 イオンビーム通路に配置される前記静電多重電極レンズ
の少なくとも一つが複数の多重電極レンズを直列に並べ
てその直列に並んだ各電極を共通の軸により支持する多
段構造の多重電極で構成され、この共通の軸により支持
される前記各電極がその軸と電気的に絶縁されて独自の
電圧が印加できる機能を有することを特徴とする質量分
析装置。 - 【請求項6】 イオン源、多重電極レンズ、磁場、電
場、コレクタスリットを有する第1の質量分析計と、ソ
ーススリット、多重電極レンズ、磁場、電場、検出スリ
ット、イオン検出器を有する第2の質量分析系とをイン
タフェース要素たる多重電極レンズ及び衝突室を介して
光学的に直列に接続したタンデム形質量分析装置におい
て、 前記第1,第2の質量分析計及びインタフェースに用い
る多重電極レンズの少なくとも一つが複数の多重電極レ
ンズを直列に並べてその直列に並んだ各電極を共通の軸
により支持する多段構造の多重電極で構成され、この共
通の軸により支持される前記各電極がその軸と電気的に
絶縁されて独自の電圧が印加できる機能を有することを
特徴とするタンデム形質量分析装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4012921A JPH05205695A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 多段多重電極及び質量分析装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4012921A JPH05205695A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 多段多重電極及び質量分析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05205695A true JPH05205695A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11818802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4012921A Pending JPH05205695A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 多段多重電極及び質量分析装置 |
Country Status (2)
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