JPH05207132A - 通信網設計のための交換機間接続経路の生成、整理及び決定方法 - Google Patents

通信網設計のための交換機間接続経路の生成、整理及び決定方法

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JPH05207132A
JPH05207132A JP4031335A JP3133592A JPH05207132A JP H05207132 A JPH05207132 A JP H05207132A JP 4031335 A JP4031335 A JP 4031335A JP 3133592 A JP3133592 A JP 3133592A JP H05207132 A JPH05207132 A JP H05207132A
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JP4031335A
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Norio Shimamoto
憲夫 島本
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信網の設計に際し、交換機の配置と対地間
トラヒックが与えられれば、伝送路、経路、容量を同時
に設計することが可能な、通信網設計のための交換機間
接続経路の生成、整理及び決定方法を提供する。 【構成】 各交換機に識別番号を付与し、交換機組み合
わせテーブルを作成し、発交換機から着交換機への接続
経路を識別番号による文字列で表わすこととして先ずそ
の初期値を定めて各テーブルに設定する。次に二つの文
字列を選択してきてそれぞれ二つに分け、部分的に互い
に入れ替えて新しい文字列を生成しテーブルに追加す
る。次に各テーブルで、経路評価基準に基づいて文字列
を整理し、順位付けて並べ替える。各テーブルの一位の
文字列を抜き出して集めれば、所望の交換機間接続経路
が決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信網設計のための交
換機間接続経路の生成、整理及び決定方法に関するもの
である。
【0002】一般に、新しく設計される通信網、例えば
企業を対象とした個別通信網などの新規網の設計、およ
び、電話網をはじめとする既存の通信網において、通信
需要の変更に伴って新たに交換設備を設けたり、交換機
間に布設されている伝送容量の変更などの、布設設備変
更の設計、に際し、当該通信網を構成する交換機間接続
経路を最終的に決定する必要があるが、本発明は、この
際に有効な通信網設計のための交換機間接続経路の生
成、整理及び決定方法に関するものである。
【0003】従って本発明は、また、通信需要の変化な
どによってもたらされる、呼損率や回線使用率など通信
品質の保証を行うための経路変更などに際しても、有効
に適用可能なものである。
【0004】
【従来の技術】一般に、基本的な通信網の設計では、ま
ず所与の交換機の配置から、交換機間に伝送路となるリ
ンクがあまり長くならないように設定し、基本的な網の
トポロジを決めてから、接続要求のある交換機の間に、
経路を探索し設定する。すなわち、網のトポロジと経路
を同時に探索していく一般的な方法は少なく、網のトポ
ロジと経路設定は別々に行われている。
【0005】網のトポロジを決める交換機間のリンク
は、既存の伝送路に固定した状態で行われたり、また交
換機間の距離が短いものを機械的に結び合わせて決定し
ていく方法や、あるリンクを付加したり、あるいは削除
してみてコスト評価が良ければ更新保存し、そうでなけ
れば更新しないといった部分的な変更を行いながら探索
する方法などがある。
【0006】経路の設定については、例えば伝送路の容
量が最小になるように網内の経路構成の探索が行なわれ
るのが一般的である。経路設定の方法としては、設定可
能な経路の候補を全て数え上げ、網トポロジの探索と同
様、ある初期の経路構成から一部分の経路を変更してみ
て、それで今までより良くなれば、新たにその解を保存
更新し、そうでなければ更新しないといった手順を全て
の組み合わせについて行う全探索方式、また徐々に経路
を付加あるいは削除していく積み上げあるいは積み下げ
による方式などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような、網のトポ
ロジを決めた後、経路を設定していくといった従来の方
法では、それぞれを別々な最適化の問題として探索を行
うために、評価の指標を双方別々に設けなくてはならな
い。そのため、評価の項目が多種多様に複雑に絡み合っ
た場合には、このようなやりかたは有効でなくなる。
【0008】また経路探索の方法では、距離や転送遅延
を評価にとった、言わば効率の良い経路をいかに効率良
く見つけ出すかが主眼に置かれ、いろいろな経路のパタ
ーン生成については、全探索による方法や、ランダム探
索を行う方法が用いられ、このような探索では、経路探
索のもれをなくそうとするため、順序たてられて数え上
げの手法が用いられる。
【0009】このような方法では、各交換機間の経路に
ついて全てを探索してはじめて所望の経路が得られるこ
とになり、網の規模が大きくなると爆発的な計算量が必
要となり、現実的な手法ではなくなる。また積み上げ・
積み下げによる方式では、初期値の設定が結果に大きく
影響を与えるため、良い解を求めるためには、設計を行
う網の要求条件に最も適合する初期値の設定に特別の手
法や経験則が必要となる。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
克服し、通信網の設計に際し、交換機(ノード)の配置
と対地間トラヒックが与えられれば、伝送路、経路、容
量を同時に設計することが可能になる如き、通信網設計
のための交換機間接続経路の生成、整理及び決定方法を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、通信網の構
成を、いろいろな経路の集まりとして考え、この経路の
組み合せ方を最適にすることで網の構成を行う。設定可
能な経路の候補を、発信・着信の交換機に対応して分け
た経路テーブルの中に分散して持ち、このテーブル間で
経路情報を相互交換して、新しい経路のパターンを分散
的に生成していく。そして生成された経路候補を表す文
字列をつくり、これら複数の経路候補(文字列)を評価
基準に基づいて、その配列順位を並び換え整理すること
で、どれを選択するかを決め、かくして網のトポロジと
経路の設定を同時に実行することが可能になる。
【0012】
【作用】本発明では、各経路テーブルが経路情報を相互
交換して、経路を組換え生成していく方法になっている
ため、分散的に網内の経路を探索することができる。ま
た網の構成を経路の組み合わせとして表現しているた
め、網のトポロジと経路設定が同時に行える。経路構成
の方法として、経路設定を行うパスを並べた文字列を用
いているので、部分的な変更についても、該当する部分
の修正や、新たに付加する経路などを容易に設定するこ
とが可能となる。
【0013】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。本発明は、既に述べたように、通信網を構成すべき
各交換機の配置が予め与えられ、それら交換機の中で、
発側となる交換機と着側となる交換機との間で、トラヒ
ックを転送していく接続経路を生成し、生成された各接
続経路を、所与の経路評価基準に基づいて整理する通信
網設計のための交換機間接続経路の生成、整理及び決定
方法であるので、先ず、各交換機に識別番号を付与する
ことが必要になる。
【0014】図7は、通信網を構成すべき交換機の数が
8つの場合における識別番号付与の例を示した説明図で
ある。同図に示すように、各交換機には、予め番号を付
与しておく。そして各交換機には、他の交換機に向けた
通信トラヒックの接続要求があるわけである。
【0015】通信網を構成する複数の交換機において、
発信側となった交換機から着信側となった交換機まで、
通信トラヒックを運ぶための経路を設定する必要があ
る。この経路設定を表す情報として、発信側の交換機か
ら着信側の交換機に達するまでにトラヒックが転送され
ていく交換機の識別番号を、転送されていく順番に、並
べたもの、で表現する。したがって、この識別番号の列
を順番にたどることで一つの経路が再現できる。
【0016】図8は、図7に示す各交換機の識別番号に
もとづき、発信側の交換機が1で、着信側の交換機が
7、途中経由する交換機が、8、5、4の場合の、経路
設定情報の表示例を示した説明図である。
【0017】次に、通信網を構成する各交換機に対応し
て、通信を送りたい相手方交換機への経路の情報を蓄え
ておくテーブル(経路テーブルと呼ぶ)を設ける。例え
ば交換機1を発側とし交換機2を相手方とする経路テー
ブルは、1−2間の経路テーブル、交換機1を発側とし
交換機3を相手方とする経路テーブルは、1−3間の経
路テーブル、交換機7を発側とし交換機8を相手方とす
る経路テーブルは、7−8間の経路テーブル、という具
合に、全部の組み合わせを考えて経路テーブル設ける。
【0018】そしてそれらの経路テーブルには、経路の
初期値を用意して設定する。この経路の初期値は、通常
一般的に用いられる、最短経路および混雑時や交換設備
障害時に迂回のために使用される2あるいは3本程度の
迂回経路であっても良いし、また全くランダムに探索し
た経路でも良い。
【0019】図9は、初期値を設定された経路テーブル
の例を示す説明図である。同図には、交換機1について
の、1−2間の経路テーブルと、1−3間の経路テーブ
ル、それに交換機7についての、7−8間の経路テーブ
ルの例が示されている。
【0020】1−2間の経路テーブルでは、初期値とし
て、[1]〜[4]の経路情報が設定されていることが
分かる。[1]〜[4]の順番は、一例として、経路長
さが短いものから順番に[1]〜[4]として付与され
たものである。他の経路テーブルも同様である。
【0021】次に経路の一部組換えによる新たな経路の
生成方法を説明する。各経路テーブルに初期設定された
経路情報は、交換機の識別番号の並びで表された経路情
報であり、その幾つかが初期値として格納されているわ
けである。しかし実際には、発信側交換機から着信側交
換機への経路パターンは、網の規模に応じて多数存在す
る。
【0022】そこで、次にこのような識別番号の並びか
ら、新しい経路情報としての識別番号の並びを生成する
作業を行う。このような識別番号の並びを、同一の経路
テーブルの中から、あるいは他の異なる経路テーブルの
中から、2本選択する。
【0023】(1)同一の経路テーブルから選択された
場合 選ばれた二本の経路(識別番号の並び)は、それぞれ確
率的に選択された位置で二つのサブ経路に分けられる。
例えば、二本の経路の中の経路1は、分けられた結果と
してサブ経路1−1とサブ経路1−2になり、二本の経
路の中の残りの経路2では、分けられた結果としてサブ
経路2−1とサブ経路2−2になる。
【0024】このようにして分けられた二本の経路は、
その後半部分のサブ経路を、互いに相手方のサブ経路と
交換する。その結果、経路1は、始めはサブ経路1−1
をたどり、その先からはサブ経路2−2をたどる。同様
に経路2では、サブ経路2−1をはじめにたどり、次に
サブ経路1−2をたどる。このようにして生成される新
しい経路パターンを経路1’,経路2’とする。
【0025】図10は、かかる同一の経路テーブルから
二本の経路が選択された場合の新しい経路パターンの生
成方法の一例を示した説明図である。同図に示す例で
は、交換機1から交換機7への経路テーブルから選ばれ
た二本の経路として、経路1(1 3 2 7)、経路
2(1 8 5 4 7)を想定した場合の例である。
【0026】経路1では、確率的に選択された位置が交
換機3と2の間にあり、また経路2では、確率的に選択
された位置が交換機8と5の間にあり、これらの位置で
二つのサブ経路に分けられるものとしている。即ち、サ
ブ経路1−1は(1 3)、サブ経路1−2は(2
7)であり、サブ経路2−1は(1 8)、サブ経路2
−2は(5 4 7)である。従って、後半部分のサブ
経路交換を行うことにより生成される新しい経路は、そ
れぞれ、経路1’は(1 3 5 4 7)、経路2’
は(1 8 2 7)となる。
【0027】(2)他の異なる経路テーブルから選択さ
れた場合 二本の経路(識別番号の並び)の選択対象とする経路テ
ーブルが異なると、発信交換機や着信交換機の識別番号
が、それぞれの経路(識別番号の並び)で異なる。そこ
で経路テーブルからの経路選択にあたり、選択される経
路は、便宜上、発信側あるいは着信側の交換機識別番号
が同一であるものに限ることにする。
【0028】このようにして選ばれた経路1、経路2
は、上記(1)の場合の手順と同様に確率的な二つのサ
ブ経路に分けられる。それを経路1では、サブ経路1−
1とサブ経路1−2、経路2では、サブ経路2−1とサ
ブ経路2−2とする。このとき例えば発信側交換機が同
一であった場合は、経路1については、サブ経路2−1
をたどり続いてサブ経路1−2、また経路2では、まず
サブ経路1−2、続いてサブ経路2−2となるように、
お互いの経路の一部(サブ経路)を交換する。
【0029】同様に、着信側交換機が同一であった場合
は、上記の逆に、経路1では、サブ経路1−1に続いて
サブ経路2−2、また経路2では、サブ経路2−1に続
いてサブ経路1−2となるように、入れ換えを行い、新
しいパターンの経路を生成する。
【0030】図11は、かかる異なる経路テーブルから
二本の経路が選択された場合の新しい経路パターンの生
成方法の一例を示した説明図である。同図に示す例で
は、交換機1から交換機7への経路テーブルと、交換機
1から交換機4への経路テーブルから、それぞれ経路が
選ばれた例である。
【0031】ここで選ばれた経路は、経路1(1 3
2 7)、経路2(1 8 5 4)であり、経路1で
は、交換機3と2の間で、また経路2では、交換機8と
5の間で分けられる。即ち、サブ経路1−1は(1
3)、サブ経路1−2は(27)であり、サブ経路2−
1は(1 8)、サブ経路2−2は(5 4)である。
【0032】この場合は発信側交換機が同一なので、前
半部分のサブ経路の交換を行って、その結果の新しい生
成された経路はそれぞれ、経路1’は(1 8 2
7)、経路2’は(1 3 5 4)となる。
【0033】次に経路の淘汰について説明する。上記の
ようなサブ経路の組換え作業は、全く確率的に行われる
ために、新しく生成された経路の中に、一度通過した交
換機を再び通過するようなループが生じてしまう可能性
がある。このようなループは効率的な通信トラヒック輸
送のためには無駄であるため、このループを削除する。
また、組換えにより生成した新しい経路が、既に経路テ
ーブルの中に格納されている経路の一つと同じものであ
った場合には、これも削除する。
【0034】この例を図12に示す。即ち図12は、初
期に設定した経路(ランダムに生成した経路)と、サブ
経路の組換えにより新しく生成された経路と、上記の理
由で削除を受けて残った経路と、の例を示した説明図で
ある。図12については、改めて説明しなくても、図1
2自体からその内容が理解されるであろう。
【0035】説明を付加すれば、サブ経路の組換えによ
り新しく生成された経路は、それぞれ例えばその経路長
さを計算し、発着の交換機識別番号に照らし合わせて、
対応す経路テーブルに蓄えられていく。図12では、交
換機1から交換機2への、1−2間経路テーブルにおい
て、ランダムに設定した初期の経路から、サブ経路の組
換えにより新しい経路を生成し、その中から重複などの
削除を行っていく手順の例を示しているわけである。
【0036】以上の如くして、各経路テーブルには、交
換機間の経路を最終的に決定するための経路情報(いわ
ば経路候補としての情報)が蓄えられたことになる。通
信網を構成することは、このような交換機の間を、どの
ような経路で結ぶかを(最終的に)決めることであると
言える。各経路テーブルから、その中に蓄えられている
経路情報の中から何番目の経路を選択するのかを、各経
路テーブルと対応させて、選択表示するものとし、それ
を各経路情報番号の並びで表す。
【0037】各経路テーブルでは、経路は経路長さの短
いものから順番に番号が付与されて蓄えられている。例
えば、交換機間の経路を最短にするという条件が与えら
れ、これが所与の経路評価基準であるとすれば、上述の
ように順番付けて経路を蓄えている経路テーブルでは、
全ての経路テーブルから、その中の第1番目の経路を選
択し集めて、通信網を構成する交換機間接続経路として
決定すればよいことになる。このような、実際に決定さ
れる接続経路の候補としての、各経路情報番号を、全て
の経路テーブルから一つ宛て取り出してきて並べたその
並びを経路構成列と呼ぶことにする。
【0038】図1は、全ての経路テーブルから、経路情
報番号を一つ宛て取り出してきて並べることにより、経
路構成列を作成する手順を示した説明図である。即ち同
図において、1−2間の経路テーブルには、通信網を構
成する交換機8個の中で、交換機1と2の間の接続経路
path(1)の候補として、経路情報[1]〜経路情
報[4]が蓄えられている。
【0039】同様に、1−3間の経路テーブルには、交
換機1と3の間の接続経路path(2)の候補とし
て、経路情報[1]〜経路情報[3]が蓄えられ、7−
8間の経路テーブルには、交換機7と8の間の接続経路
path(28)の候補として、経路情報[1]〜経路
情報[4]が蓄えられている。
【0040】この場合、1−2間の経路テーブルからは
経路情報[2]を、1−3間の経路テーブルからは経路
情報[1]を、1−4間の経路テーブルからは経路情報
[4]を、以下同様にして、7−8間の経路テーブルか
らは経路情報[3]を、それぞれ取り出して、path
(1),path(2),path(3),……pat
h(28)として並べることにより、経路構成列が作成
されるわけである。
【0041】このように、経路構成列は、要するに経路
情報番号の並びである。この番号の並びが変ると、通信
網内の経路の構成が変ることになる。通信網では、要求
される条件(評価基準)によって経路の構成も変化す
る。したがってこの経路番号の並びを、要求条件に最も
適合する並びになるように並び換える作業を行う。
【0042】本実施例では次の方法により行う。かかる
経路構成列をいくつか無作為に生成する。図2は、通信
網として設定する接続経路の本数が8本(path
(1)〜path(8))で、経路構成列の数が10個
の例を示した説明図である。このような経路構成列の集
まりの中から、適当に2つを選択し(経路構成列1、経
路構成列2とする)、選ばれた経路構成列を、確率的に
選択した同一の位置で複数のサブ経路構成列に分離す
る。
【0043】図3の経路構成列の組換え説明図では、一
つの経路構成列を3つのサブ経路構成列に分離した例を
示している。分離した各サブ経路構成列は、その番号列
を交互に交換する。
【0044】例えば、経路構成列1(図2でいうと2番
目の経路構成列)が、サブ構成列1−1、サブ構成列1
−2、サブ構成列1−3に、また経路構成列2(図2で
いうと6番目の経路構成列)が、サブ構成列2−1、サ
ブ構成列2−2、サブ構成列2−3に分離されたとし
て、ここから交互に番号列を入れ換えると、新しい構成
列1’の番号列の中身は、サブ構成列1−1・サブ構成
列2−2・サブ構成列1−3となり、また経路構成列
2’は、サブ構成列2−1・サブ構成列1−2・サブ構
成列2−3となる。このような経路情報番号列の部分的
な交換により、新しい経路構成列を生成する。
【0045】次に、このようにして生成された経路構成
列の評価について説明する。経路構成列の番号の並び
は、各経路テーブルからどの経路を選ぶかを決める役割
を果たし、この番号列によって、通信網を構成する一つ
の経路網が表される。
【0046】次に、この経路網について評価を行う訳だ
が、例えばその評価項目を、網を設計する条件として、
網設備を布設するために必要なコスト(伝送路の布設コ
スト+伝送路容量)のようにすると、各経路構成列が示
す経路網を布設するために必要なコストを、各々につい
て算出し、コストが良ければ、その経路構成列を保存
し、悪くなければ削除していく。このような手順を一回
ないし複数回実行して、コストがより良い経路構成列が
保存されていく。
【0047】このような網の布設コストを最適にするよ
うな経路構成列の並びを探索する方法としては他に、構
成列の一部を変更してみて、評価値が良くなれば経路構
成列の番号の並びを更新していく確率的な探索方法など
がある。
【0048】上記のような方法を用い、布設コストを最
小にするなどといった網設計の条件に最も適合する経路
構成列を探索し、この経路構成列の中の番号列に従っ
て、各経路テーブルから経路を選び、経路網を構成する
ことで所望の通信網が構成できる。
【0049】さきに、図10,図11を参照して、各経
路テーブルに初期設定されたそれぞれの文字列経路情報
の中から、任意の二つを選択してきて、それぞれの文字
列経路情報を、文字の並びの途中の位置で切断して、そ
れぞれ二つのサブ文字列経路情報に分けることを説明し
たが、その際、何らかの理由で、その位置での切断(分
離)は不可とする制約条件がある場合がある。
【0050】即ち、例えば図4に示すような、各ノード
間に引かれている線の部分にしか、伝送路を布設しては
いけないという条件があったとする。この場合には、先
の実施例の説明で述べたように、自由に線路の組換えを
行うことができなくなる。このような場合には、文字列
経路情報を、文字の並びの途中の位置で切断して二つの
サブ文字列経路情報に分ける際、その位置での切断は不
可とする制約条件があることになるから、切断位置を他
にずらすことで制約条件を満たすか、或いはその位置で
一旦切断した上、所要の文字列を付加することで制約条
件を満たすことにする。
【0051】具体的に説明する。図4と同じ例で、発信
ノード(交換機)が1、着信ノード(交換機)が7、で
ある経路テーブルでの組換えを考える。次の2本が組換
えのために選ばれたとする(図10の例と同じ経路であ
る)。 経路1 (1 3 2 7) 経路2 (1 8 5 4 7)
【0052】これを今、図10のそれと同じ位置で切断
したとすると、図5に示すように、経路2’は、上記条
件を満たして経路を設定することができるが、経路1’
では、ノード8とノード2の間に直接伝送路を布設して
はいけないという条件なので、経路1’は成立できなく
なる。
【0053】そこで、経路1’については、図6に示す
ように、ノード8とノード2の間に、ノード3を加える
ことを行う。こうして、制約条件を満足できるような部
分的な線路を文字列で補充することを行うわけである。
このように、制約条件を満たすように、組換えのとき
に、ノードを加えてやれば、実際的には部分的な経路を
補充したことに相当する。書き加えられるノードの数
は、1個に限らず、複数個考えられる。
【0054】以上、述べた実施例では、評価項目とし
て、伝送路の建設も考慮した設備の布設コスト(伝送路
の布設コスト+伝送路容量)を条件にして、新規の網を
設計する場合の例であったが、経路構成列を評価する項
目を、例えば伝送路容量にかかるコストだとすれば、既
存の網に設備を付加する増設設計としても使え、また網
内のリンクの最悪の呼損率や回線使用率などのようにと
れば、かかる通信品質を最良にする経路変更の設計とし
ても、本発明は適用することが可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信網の設計に際し、交換機(ノード)の配置と対地間
トラヒックが与えられれば、伝送路、経路、容量を同時
に設計することが可能になり、好都合であるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における経路構成列を作成する手順を示
した説明図である。
【図2】通信網として設定する接続経路の本数が8本
で、経路構成列の数が10個の例を示した説明図であ
る。
【図3】経路構成列の組換え説明図である。
【図4】網構成の制約条件を示すための通信網説明図で
ある。
【図5】網構成の制約条件による問題点を示すための通
信網説明図である。
【図6】網構成の制約条件による問題点を解決する手法
を示すための通信網説明図である。
【図7】通信網を構成すべき交換機の数が8つの場合に
おける識別番号付与の例を示した説明図である。
【図8】経路設定情報の表示例を示した説明図である。
【図9】初期値を設定された経路テーブルの例を示す説
明図である。
【図10】同一の経路テーブルから二本の経路が選択さ
れた場合の新しい経路パターンの生成方法の一例を示し
た説明図である。
【図11】異なる経路テーブルから二本の経路が選択さ
れた場合の新しい経路パターンの生成方法の一例を示し
た説明図である。
【図12】初期に設定した経路(ランダムに生成した経
路)とサブ経路の組換えにより新しく生成された経路と
削除を受けて残った経路との例を示した説明図である。
【符号の説明】
1〜8…交換機識別番号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を構成すべき各交換機の配置が予
    め与えられ、それら交換機の中で、発側となる交換機と
    着側となる交換機との間で、トラヒックを転送していく
    接続経路を生成し、生成された各接続経路を、所与の経
    路評価基準に基づいて整理する通信網設計のための交換
    機間接続経路の生成、整理方法において、 通信網を構成すべき前記各交換機に識別符号を付与する
    第1の段階と、 前記各交換機の各々を発側交換機とするとき、他の残り
    の交換機をそれぞれ着側交換機とする発側及び着側の交
    換機組み合わせ、に着目した交換機組み合わせテーブル
    を全て設定する第2の段階と、 発側交換機から着側交換機へ、他の交換機を経て、或い
    は経ずして至る経路を少なくとも一つ任意に選定し、交
    換機識別符号をその順に並べた文字列経路情報として、
    前記交換機組み合わせテーブルの各々に初期設定する第
    3の段階と、 前記各テーブルに初期設定されたそれぞれの文字列経路
    情報の中から、任意の二つを選択してきて、それぞれの
    文字列経路情報を、文字の並びの途中の位置で切断し
    て、それぞれ二つのサブ文字列経路情報に分け、互いに
    サブ文字列経路情報を入れ替えることで新たな文字列経
    路情報を二つ生成し、生成された新たな文字列経路情報
    を、その発側及び着側の交換機組み合わせに依存して、
    対応のテーブルに追加設定する第4の段階と、 前記第4の段階を繰り返すことにより、前記各テーブル
    に新たな文字列経路情報を生成していく第5の段階と、 各テーブルにおいて、生成後当該テーブルに属する複数
    の文字列経路情報を、所与の経路評価基準に基づいて整
    理する第6の段階と、を含んで成ることを特徴とする通
    信網設計のための交換機間接続経路の生成、整理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信網設計のための交
    換機間接続経路の生成、整理方法において、前記第4の
    段階で、文字列経路情報を、文字の並びの途中の位置で
    切断して二つのサブ文字列経路情報に分ける際、その位
    置での切断は不可とする制約条件がある場合には、切断
    位置を他にずらすことで制約条件を満たすか、或いはそ
    の位置で一旦切断した上、所要の文字列を付加すること
    で制約条件を満たすことを特徴とする通信網設計のため
    の交換機間接続経路の生成、整理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の前記第6の段階
    を経て、前記発側及び着側の交換機組み合わせテーブル
    に整理された文字列経路情報の中から、最も順位の高い
    文字列経路情報を、全部の交換機組み合わせテーブルか
    ら一つ宛て選択してきて、設計対象とする通信網内で実
    際に設定する交換機間接続経路とすることを特徴とする
    通信網設計のための交換機間接続経路決定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997031470A1 (en) * 1996-02-20 1997-08-28 Athena Telecom Lab, Inc. Method and device for combining communication channels
JP2014017842A (ja) * 2007-12-26 2014-01-30 Nortel Networks Ltd 最短経路決定のタイブレイク
WO2025099977A1 (ja) * 2023-11-09 2025-05-15 横浜ゴム株式会社 対象物の遠隔管理システムおよび方法

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