JPH05209235A - 加熱炉の炉内温度制御装置 - Google Patents
加熱炉の炉内温度制御装置Info
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- JPH05209235A JPH05209235A JP1480592A JP1480592A JPH05209235A JP H05209235 A JPH05209235 A JP H05209235A JP 1480592 A JP1480592 A JP 1480592A JP 1480592 A JP1480592 A JP 1480592A JP H05209235 A JPH05209235 A JP H05209235A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 炉況変化時の炉内温度推定精度を高くし加熱
炉温度制御精度および安定性を向上する。 【構成】 パラメ−タ演算手段51で、最新最適な学習パ
ラメ−タα1=α1s,α0=α0sを算出し、それを用いる熱
平衡モデル式(1)および次時刻の炉況に基づいて次時刻
の炉内温度Teeを推定演算し、現時刻の炉内温度Tgiから
該次時刻の炉内温度Teeまでの炉内温度変化率(Tee-Tgi)
/dt1を加熱炉の炉内温度変化率上限値K5以下とする値α
1i,α0iに、前記学習パラメ−タα1s,α0sを時系列i=1
〜nで変更し、燃料流量算出手段51で該値α1i,α0iに対
応して燃料流量目標値Feiを算出する。 【効果】 炉況変化による炉内温度推定誤差が小さい。
多種多様な材料の加熱にも最適な燃料を精度良く推定で
き、材料焼き上げ品質の確保と大きな省エネルギー効果
が得られる。
炉温度制御精度および安定性を向上する。 【構成】 パラメ−タ演算手段51で、最新最適な学習パ
ラメ−タα1=α1s,α0=α0sを算出し、それを用いる熱
平衡モデル式(1)および次時刻の炉況に基づいて次時刻
の炉内温度Teeを推定演算し、現時刻の炉内温度Tgiから
該次時刻の炉内温度Teeまでの炉内温度変化率(Tee-Tgi)
/dt1を加熱炉の炉内温度変化率上限値K5以下とする値α
1i,α0iに、前記学習パラメ−タα1s,α0sを時系列i=1
〜nで変更し、燃料流量算出手段51で該値α1i,α0iに対
応して燃料流量目標値Feiを算出する。 【効果】 炉況変化による炉内温度推定誤差が小さい。
多種多様な材料の加熱にも最適な燃料を精度良く推定で
き、材料焼き上げ品質の確保と大きな省エネルギー効果
が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱炉の温度制御に関
し、特に、熱平衡モデル式に基づいて所要炉温をもたら
す燃料流量を演算し該燃料流量を加熱炉に設定して該所
要炉温を得る炉温制御に関する。
し、特に、熱平衡モデル式に基づいて所要炉温をもたら
す燃料流量を演算し該燃料流量を加熱炉に設定して該所
要炉温を得る炉温制御に関する。
【0002】
【従来技術】加熱炉の温度は、熱収支すなわちそれへの
入熱量とそれからの放熱量による定まる。特開平2−1
56017号公報には、加熱炉の入熱量,温度および放
熱量の関係を表わす熱平衡モデル式を用いて炉温および
現在炉内にある材料(加熱対象材)の温度を推定演算
し、これを基点に将来の各時刻の材料温度を各時刻の操
業条件をかえながら推定演算しかつ目標温度までの焼上
げまでの時系列で変わる操業条件を所定の評価関数を用
いて評価値に換算しこの評価値が小さくなるように各時
刻の操業条件は変更して、評価値が最小となる材料温度
推移すなわち時系列の操業条件を設定する。熱平衡モデ
ル式は、線形的な損失熱係数なるパラメータを含むもの
として、熱平衡モデル式に実績燃料流量と実績炉内温度
を代入して該パラメ−タの値を算出し、熱平衡モデル式
の該パラメ−タを該算出した値に定め、そしてこのよう
にして更新した熱平衡モデル式を、炉温の算出に用い
る。このように更新する熱平衡モデル式は、有る程度の
炉内状態変化には、追従するためそれなりの効果が上が
っている。
入熱量とそれからの放熱量による定まる。特開平2−1
56017号公報には、加熱炉の入熱量,温度および放
熱量の関係を表わす熱平衡モデル式を用いて炉温および
現在炉内にある材料(加熱対象材)の温度を推定演算
し、これを基点に将来の各時刻の材料温度を各時刻の操
業条件をかえながら推定演算しかつ目標温度までの焼上
げまでの時系列で変わる操業条件を所定の評価関数を用
いて評価値に換算しこの評価値が小さくなるように各時
刻の操業条件は変更して、評価値が最小となる材料温度
推移すなわち時系列の操業条件を設定する。熱平衡モデ
ル式は、線形的な損失熱係数なるパラメータを含むもの
として、熱平衡モデル式に実績燃料流量と実績炉内温度
を代入して該パラメ−タの値を算出し、熱平衡モデル式
の該パラメ−タを該算出した値に定め、そしてこのよう
にして更新した熱平衡モデル式を、炉温の算出に用い
る。このように更新する熱平衡モデル式は、有る程度の
炉内状態変化には、追従するためそれなりの効果が上が
っている。
【0003】図1の(a)に1つの加熱炉の平面概略
を、(b)に縦断面概略を示す。このような加熱炉の燃
焼制御系においては、加熱炉の炉内温度、特に将来の炉
内温度を推定をするために、熱平衡モデル式を用いてお
り、そのモデルの精度を向上させるには炉況の変化に追
従して、自動的にモデルパラメータを修正する学習方式
が有効とされている。加熱炉をいくつかの制御領域に分
けてそれぞれの領域について熱平衡を考慮し、時間的非
定常項は小さいとして無視すると、燃焼ガスについて以
下の関係式が成立する。なおjは加熱帯を表わし、j=
1は炉尻11を、j=2は予熱帯12を、j=3は第二
加熱帯13を、j=4は第三加熱帯14を、j=5は均
熱帯を意味する。
を、(b)に縦断面概略を示す。このような加熱炉の燃
焼制御系においては、加熱炉の炉内温度、特に将来の炉
内温度を推定をするために、熱平衡モデル式を用いてお
り、そのモデルの精度を向上させるには炉況の変化に追
従して、自動的にモデルパラメータを修正する学習方式
が有効とされている。加熱炉をいくつかの制御領域に分
けてそれぞれの領域について熱平衡を考慮し、時間的非
定常項は小さいとして無視すると、燃焼ガスについて以
下の関係式が成立する。なおjは加熱帯を表わし、j=
1は炉尻11を、j=2は予熱帯12を、j=3は第二
加熱帯13を、j=4は第三加熱帯14を、j=5は均
熱帯を意味する。
【0004】 Qj=Qgj-1+Qhj+Qaj−Qsj−Qwj−Qgj−QLj=0 ・・・(1) 但し、単位は(Kcal/h)。
【0005】Qgj-1:燃焼ガス持ち込み熱量 Qgj-1=Cgj-1・Vj-1・Θgj-1 ・・・(2) Cgj-1:ガス熱容量(Kcal/°C・Nm3) Vj-1 :領域(j-1)から流れ込むガス流量(Nm3/h) Θgj-1:領域(j-1)のガス温度(°C) Qhj :燃焼発熱量 Qhj =hj ・Fj ・・・(3) hj:発熱率(Kcal/Nm3) Fj:燃料流量(Nm3/h) Qaj :予熱空気持ち込み熱量 Qaj =Caj ・Faj ・Θaj ・・・(4) Caj :空気熱容量(Kcal/°C・Nm3) Faj =Arj ・Fj ・・・(5) Arj:空燃比 Θaj :空気温度(℃) Qsj :材料への移動熱量 σ:シュテファンボルツマン定数、 Sjk:材料の表面積、 Φ:総括熱吸収率、 T:温度(°K) 小文字はそれぞれ、gはガス、sは材料、uは上面、l
は下面を意味する。
は下面を意味する。
【0006】Qwj :炉壁持ち出し熱量 Qwj =σ・Swj・Φgwj・(Tgj 4−Twj 4) ・・・(7) Sw:炉壁の面積(m2)、小文字のwは炉壁を意味す
る。 Qgj :燃焼ガス持ち出し熱量 Qgj =Cgj・Vj・Θgj ・・・(8) Vj=G・ΣFj ・・・(9) G:燃焼ガス発生率 QLj :損失熱量及び補正項 QLj =α1 ・Vj+α0 ・・・(10) α1:係数,α0:定数 さて前述のような従来の方式では、各加熱帯についての
熱平衡モデルすなわち前記(1)式は、 fa (T,F)+α1 ・F+α0 =0 ・・・(11) と表現される。Tは炉内温度、Fは燃料流量(流速)、
α1およびα0がモデルパラメ−タすなわち学習パラメ−
タである。i=1〜nの各時点についての、上記(1)式
に基づいて燃料流量Fei(目標値)を定め、炉内温度を
Teiと推定して炉温制御したときすなわち各時点で加熱
炉にFeiを目標値として燃料を供給したとき、各時点で
炉温がTi(測定値)、燃料流量がFi(測定値)であっ
たとすると、評価関数Pを、 ここで右辺第1項は推定演算式、右辺第2項は実績演算
式であり、右辺第1項の推定演算式{fa (Tei,
Fei)+α1 ・Vei+α0 }は(1)式より零であるので と定めて、この評価関数Pを最小にするα1 およびα0
を求める。
る。 Qgj :燃焼ガス持ち出し熱量 Qgj =Cgj・Vj・Θgj ・・・(8) Vj=G・ΣFj ・・・(9) G:燃焼ガス発生率 QLj :損失熱量及び補正項 QLj =α1 ・Vj+α0 ・・・(10) α1:係数,α0:定数 さて前述のような従来の方式では、各加熱帯についての
熱平衡モデルすなわち前記(1)式は、 fa (T,F)+α1 ・F+α0 =0 ・・・(11) と表現される。Tは炉内温度、Fは燃料流量(流速)、
α1およびα0がモデルパラメ−タすなわち学習パラメ−
タである。i=1〜nの各時点についての、上記(1)式
に基づいて燃料流量Fei(目標値)を定め、炉内温度を
Teiと推定して炉温制御したときすなわち各時点で加熱
炉にFeiを目標値として燃料を供給したとき、各時点で
炉温がTi(測定値)、燃料流量がFi(測定値)であっ
たとすると、評価関数Pを、 ここで右辺第1項は推定演算式、右辺第2項は実績演算
式であり、右辺第1項の推定演算式{fa (Tei,
Fei)+α1 ・Vei+α0 }は(1)式より零であるので と定めて、この評価関数Pを最小にするα1 およびα0
を求める。
【0007】このようにして求めたパラメ−タα1,α0
の値に、(1)式つまりは(11)式のα1,α0の値を更新す
る。すなわち学習パラメ−タα1,α0を更新する。そし
てまたこのように更新した熱平衡モデル式を用いて燃料
流量対応の炉内温度を推定演算して、加熱対象材を目標
温度に焼上げるための最適燃料流量を算出する。この燃
適燃料流量を加熱炉に与えた結果に基づいてまた学習パ
ラメ−タα1,α0を更新する。以下同様である。
の値に、(1)式つまりは(11)式のα1,α0の値を更新す
る。すなわち学習パラメ−タα1,α0を更新する。そし
てまたこのように更新した熱平衡モデル式を用いて燃料
流量対応の炉内温度を推定演算して、加熱対象材を目標
温度に焼上げるための最適燃料流量を算出する。この燃
適燃料流量を加熱炉に与えた結果に基づいてまた学習パ
ラメ−タα1,α0を更新する。以下同様である。
【0008】したがって、パラメ−タα1,α0は最新の
炉内状況に対応して修正されており、この状況が継続す
る場合、ならびに、この状況が比較的に緩やかに変化す
る場合には、実プロセスすなわち加熱炉の状況と熱平衡
モデル式との対応が良く、炉内温度制御精度が高い。
炉内状況に対応して修正されており、この状況が継続す
る場合、ならびに、この状況が比較的に緩やかに変化す
る場合には、実プロセスすなわち加熱炉の状況と熱平衡
モデル式との対応が良く、炉内温度制御精度が高い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、学習パラメ−
タα1,α0を更新すると、そこで熱平衡モデル式に基づ
いた炉内温度推定値Teeが変化しこれに伴って燃料流量
目標値が変化する。この変化により学習パラメ−タ
α1,α0の更新時には、特に燃料流量操業条件の変化が
大きいとき、推定計算上の炉内温度が物理的にはあり得
ない大きな変化を示すことがあり得る。このような場合
には実際には推定計算した炉内温度Teeが実現しないの
で、大きな制御誤差を発生する可能性が高く、これがそ
の後の制御の安定性を乱す可能性が高い。
タα1,α0を更新すると、そこで熱平衡モデル式に基づ
いた炉内温度推定値Teeが変化しこれに伴って燃料流量
目標値が変化する。この変化により学習パラメ−タ
α1,α0の更新時には、特に燃料流量操業条件の変化が
大きいとき、推定計算上の炉内温度が物理的にはあり得
ない大きな変化を示すことがあり得る。このような場合
には実際には推定計算した炉内温度Teeが実現しないの
で、大きな制御誤差を発生する可能性が高く、これがそ
の後の制御の安定性を乱す可能性が高い。
【0010】本発明は、操業条件の変化に対する加熱炉
温度制御の精度を高くし、制御の安定性と信頼性を更に
向上することを目的とする。
温度制御の精度を高くし、制御の安定性と信頼性を更に
向上することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱炉(15)の
入熱量,炉内温度および放熱量の関係を表わす熱平衡モ
デル式(1式)および与えられた該式の学習パラメ−タ値
を用いて、燃料流量(F)対応の炉内温度を推定演算し加
熱対象材を目標温度に焼上げるに要する将来の各時刻(i
=1〜n)の燃料流量(Fei)を算出する燃料流量算出手段(5
1);加熱炉(15)の燃料流量(Fi)を該各時刻の算出された
燃料流量(Fei)に制御する燃料流量制御手段(40);加熱
炉(15)の炉内温度すなわち実績炉内温度(Tgi)を検出す
る温度検出手段(24);および、評価関数(12式)を用い
て、各時刻の前記実績炉内温度(Tgi)および実績燃料流
量(Fi)より前記熱平衡モデル式(1)式の、これらの実績
炉内温度(Tgi)および実績燃料流量(Fi)に整合する学習
パラメ−タ(α1=α1s,α0=α0s)を算出するパラメ−
タ演算手段(51);を備える加熱炉の炉内温度制御装
置において、パラメ−タ演算手段(51)が算出した学習パ
ラメ−タ(α1=α1s,α0=α0s)を用いる前記熱平衡モデ
ル式(1式)および次時刻の炉況に基づいて次時刻の炉内
温度(Tee)を推定演算し、現時刻の炉内温度(Tgi)から該
次時刻の炉内温度(Tee)までの炉内温度変化率((Tee-Tg
i)/dt1)を加熱炉の炉内温度変化率上限値(K5)以下とす
る値(α1i,α0i)に、パラメ−タ演算手段(51)が算出し
た学習パラメ−タ(α1s,α0s)を時系列(i=1〜n)で変更
して将来の各時刻の学習パラメ−タ(α1i,α0i)を算出
し前記燃料流量算出手段(51)に与えるパラメ−タ修正手
段(51);を備えることを特徴とする。
入熱量,炉内温度および放熱量の関係を表わす熱平衡モ
デル式(1式)および与えられた該式の学習パラメ−タ値
を用いて、燃料流量(F)対応の炉内温度を推定演算し加
熱対象材を目標温度に焼上げるに要する将来の各時刻(i
=1〜n)の燃料流量(Fei)を算出する燃料流量算出手段(5
1);加熱炉(15)の燃料流量(Fi)を該各時刻の算出された
燃料流量(Fei)に制御する燃料流量制御手段(40);加熱
炉(15)の炉内温度すなわち実績炉内温度(Tgi)を検出す
る温度検出手段(24);および、評価関数(12式)を用い
て、各時刻の前記実績炉内温度(Tgi)および実績燃料流
量(Fi)より前記熱平衡モデル式(1)式の、これらの実績
炉内温度(Tgi)および実績燃料流量(Fi)に整合する学習
パラメ−タ(α1=α1s,α0=α0s)を算出するパラメ−
タ演算手段(51);を備える加熱炉の炉内温度制御装
置において、パラメ−タ演算手段(51)が算出した学習パ
ラメ−タ(α1=α1s,α0=α0s)を用いる前記熱平衡モデ
ル式(1式)および次時刻の炉況に基づいて次時刻の炉内
温度(Tee)を推定演算し、現時刻の炉内温度(Tgi)から該
次時刻の炉内温度(Tee)までの炉内温度変化率((Tee-Tg
i)/dt1)を加熱炉の炉内温度変化率上限値(K5)以下とす
る値(α1i,α0i)に、パラメ−タ演算手段(51)が算出し
た学習パラメ−タ(α1s,α0s)を時系列(i=1〜n)で変更
して将来の各時刻の学習パラメ−タ(α1i,α0i)を算出
し前記燃料流量算出手段(51)に与えるパラメ−タ修正手
段(51);を備えることを特徴とする。
【0012】なお、カッコ内の記号は、図面を参照して
後述する実施例の対応要素又は対応事項を示す。
後述する実施例の対応要素又は対応事項を示す。
【0013】
【作用】パラメ−タ修正手段(51)が、パラメ−タ演算手
段(51)が算出した学習パラメ−タ(α1=α1s,α0=α0s)
を用いる前記熱平衡モデル式(1式)および次時刻の炉況
に基づいて次時刻の炉内温度(Tee)を推定演算し、現時
刻の炉内温度(Tgi)から該次時刻の炉内温度(Tee)までの
炉内温度変化率((Tee-Tgi)/dt1)を加熱炉の炉内温度
変化率上限値(K5)以下とする値(α1i,α0i)に、パラメ
−タ演算手段(51)が算出した学習パラメ−タ(α1s,
α0s)を時系列(i=1〜n)で変更して将来の各時刻の学習
パラメ−タ(α1i,α0i)を算出し、燃料流量算出手段(5
1)に与える。
段(51)が算出した学習パラメ−タ(α1=α1s,α0=α0s)
を用いる前記熱平衡モデル式(1式)および次時刻の炉況
に基づいて次時刻の炉内温度(Tee)を推定演算し、現時
刻の炉内温度(Tgi)から該次時刻の炉内温度(Tee)までの
炉内温度変化率((Tee-Tgi)/dt1)を加熱炉の炉内温度
変化率上限値(K5)以下とする値(α1i,α0i)に、パラメ
−タ演算手段(51)が算出した学習パラメ−タ(α1s,
α0s)を時系列(i=1〜n)で変更して将来の各時刻の学習
パラメ−タ(α1i,α0i)を算出し、燃料流量算出手段(5
1)に与える。
【0014】これにより、特に、操業条件が変化し炉内
状況が変化して学習パラメ−タ値の変更量が大きく推定
計算上の炉内温度が物理的にはあり得ない大きな変化を
示すときには自動的に、パラメ−タ演算手段(51)が算出
した学習パラメ−タ(α1s,α0s)が時系列(i=1〜n)で変
更されて、現時刻の炉内温度(Tgi)から該次時刻の炉内
温度(Tee)までの炉内温度変化率((Tee-Tgi)/dt1)を加
熱炉の炉内温度変化率上限値(K5)以下とする時系列値
(α1i,α0i)となる。
状況が変化して学習パラメ−タ値の変更量が大きく推定
計算上の炉内温度が物理的にはあり得ない大きな変化を
示すときには自動的に、パラメ−タ演算手段(51)が算出
した学習パラメ−タ(α1s,α0s)が時系列(i=1〜n)で変
更されて、現時刻の炉内温度(Tgi)から該次時刻の炉内
温度(Tee)までの炉内温度変化率((Tee-Tgi)/dt1)を加
熱炉の炉内温度変化率上限値(K5)以下とする時系列値
(α1i,α0i)となる。
【0015】しかして燃料流量算出手段(51)が、加熱炉
(15)の入熱量,炉内温度および放熱量の関係を表わす熱
平衡モデル式(1式)および与えられた該式の学習パラメ
−タ値(α1i,α0i)を用いて、燃料流量(F)対応の炉内温
度を推定演算し加熱対象材を目標温度に焼上げるに要す
る将来の各時刻(i=1〜n)の燃料流量(Fei)を算出する。
(15)の入熱量,炉内温度および放熱量の関係を表わす熱
平衡モデル式(1式)および与えられた該式の学習パラメ
−タ値(α1i,α0i)を用いて、燃料流量(F)対応の炉内温
度を推定演算し加熱対象材を目標温度に焼上げるに要す
る将来の各時刻(i=1〜n)の燃料流量(Fei)を算出する。
【0016】そして燃料流量制御手段(40)が、加熱炉(1
5)の燃料流量(Fi)を該各時刻の算出された燃料流量(Fe
i)に制御する。
5)の燃料流量(Fi)を該各時刻の算出された燃料流量(Fe
i)に制御する。
【0017】したがって、学習パラメ−タ値の急変によ
り推定計算上の炉内温度が物理的にはあり得ない大きな
変化を示すことが実質上無くなり、大きな制御誤差を発
生する可能性が低減し、したがってその後の制御の安定
性が乱されることがなく、加熱炉温度制御の精度が高く
なり、制御の安定性と信頼性が更に向上する。
り推定計算上の炉内温度が物理的にはあり得ない大きな
変化を示すことが実質上無くなり、大きな制御誤差を発
生する可能性が低減し、したがってその後の制御の安定
性が乱されることがなく、加熱炉温度制御の精度が高く
なり、制御の安定性と信頼性が更に向上する。
【0018】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0019】
【実施例】図1に本発明の一実施例の概要を示す。加熱
炉1は、平面を示す図1の(a)に示すように、炉尻1
1,予熱帯12,第2加熱帯13,第3加熱帯14およ
び均熱帯15を有する。縦断面を示す図1の(b)に示
すように、各帯には、炉内温度検出器21〜24および
炉壁温度検出器31〜35が装備されている。予熱帯1
2〜均熱帯15のそれぞれには燃料流量制御装置40が
各帯別に燃料を供給する。燃料流量制御装置40には、
最適制御装置50のスケジュ−ル計算機51が、各帯の
燃料流量目標値を与え、燃料流量制御装置40は、各帯
の燃料流量検出器(図示せず)の検出値を参照して、検
出値が目標値に合致するように各帯の燃料流量を制御す
る。炉内温度検出器21〜24および炉壁温度検出器3
1〜35による各帯の検出温度はスケジュ−ル計算機5
1に与えられる。
炉1は、平面を示す図1の(a)に示すように、炉尻1
1,予熱帯12,第2加熱帯13,第3加熱帯14およ
び均熱帯15を有する。縦断面を示す図1の(b)に示
すように、各帯には、炉内温度検出器21〜24および
炉壁温度検出器31〜35が装備されている。予熱帯1
2〜均熱帯15のそれぞれには燃料流量制御装置40が
各帯別に燃料を供給する。燃料流量制御装置40には、
最適制御装置50のスケジュ−ル計算機51が、各帯の
燃料流量目標値を与え、燃料流量制御装置40は、各帯
の燃料流量検出器(図示せず)の検出値を参照して、検
出値が目標値に合致するように各帯の燃料流量を制御す
る。炉内温度検出器21〜24および炉壁温度検出器3
1〜35による各帯の検出温度はスケジュ−ル計算機5
1に与えられる。
【0020】最適制御装置50には、燃料流量制御装置
40とデ−タを交換しかつ検出温度を読込むための入/
出力装置52,読込んだデ−タを所定期間保存するため
の入力デ−タメモリ53,出力したデ−タを所定期間保
存するための出力デ−タメモリ54,演算したデ−タを
保存するための演算値デ−タメモリ55、および、加熱
炉1の材料装入および抽出を管理する制御計算機60と
デ−タを交換するための入/出力装置56が備わってい
る。
40とデ−タを交換しかつ検出温度を読込むための入/
出力装置52,読込んだデ−タを所定期間保存するため
の入力デ−タメモリ53,出力したデ−タを所定期間保
存するための出力デ−タメモリ54,演算したデ−タを
保存するための演算値デ−タメモリ55、および、加熱
炉1の材料装入および抽出を管理する制御計算機60と
デ−タを交換するための入/出力装置56が備わってい
る。
【0021】図2に、最適制御装置50のスケジュ−ル
計算機51の制御動作の概要を示し、図3,図4および
図5に、図2に示す「Feiの算出」(2)の内容を示し、
図6に、図2に示す「パラメ−タの更新」(10)の内容を
示す。
計算機51の制御動作の概要を示し、図3,図4および
図5に、図2に示す「Feiの算出」(2)の内容を示し、
図6に、図2に示す「パラメ−タの更新」(10)の内容を
示す。
【0022】まず図2を参照して最適制御装置50の制
御動作の概要を説明する。加熱炉1の炉温制御を開始す
る最初には、スケジュ−ル計算機51は、「初期値設
定」(1)で、制御計算機60から表1に示す材料情報を
受けて入力デ−タメモリ53に書込み、かつ温度測定値
および燃料流量測定値を読込んでデ−タメモリ53に書
込む。
御動作の概要を説明する。加熱炉1の炉温制御を開始す
る最初には、スケジュ−ル計算機51は、「初期値設
定」(1)で、制御計算機60から表1に示す材料情報を
受けて入力デ−タメモリ53に書込み、かつ温度測定値
および燃料流量測定値を読込んでデ−タメモリ53に書
込む。
【0023】
【表1】
【0024】なお、スケジュ−ル計算機51は、予熱帯
12〜均熱帯15のそれぞれについて温度制御を行なう
が、以下においては均熱帯15の温度制御のみを説明す
る。他の帯の温度制御は均熱帯15の温度制御と同様で
ある。
12〜均熱帯15のそれぞれについて温度制御を行なう
が、以下においては均熱帯15の温度制御のみを説明す
る。他の帯の温度制御は均熱帯15の温度制御と同様で
ある。
【0025】スケジュ−ル計算機51は次に、これから
n×dt1(i=1〜n)の時間の間の新規材料情報お
よび抽出材料情報(表2)を制御計算機60からもら
い、現在の測定値を入力デ−タメモリ53に読込み、こ
れらのデ−タを自身の演算情報レジスタに書込む(セ−
ブする)と共に、演算値デ−タメモリ55に書込む(ス
テップA11:以下カッコ内ではステップという語を省
略)。
n×dt1(i=1〜n)の時間の間の新規材料情報お
よび抽出材料情報(表2)を制御計算機60からもら
い、現在の測定値を入力デ−タメモリ53に読込み、こ
れらのデ−タを自身の演算情報レジスタに書込む(セ−
ブする)と共に、演算値デ−タメモリ55に書込む(ス
テップA11:以下カッコ内ではステップという語を省
略)。
【0026】
【表2】
【0027】スケジュ−ル計算機51は次に、セ−ブし
たデ−タより、現在からn×dt1の間の炉況情報を摘
出して、後述する「パラメ−タの更新」(10)で算出
したしパラメ−タα1=α1s,α0=α0sを、該炉況情報対
応の時系列の学習パラメ−タα1=α1i,α0=α0i,i=
1〜n、に修正し、演算値デ−タメモリ55の、n個の
レジスタα1iおよびn個のレジスタα0iに書込む。スケ
ジュ−ル計算機51は次に、現在時刻(i=1),それ
からdt1経過後の時刻(i=2),それから更にdt
1経過後の時刻(i=3),・・・終端時刻(i=
n)、のそれぞれにおいて均熱帯15に設定すべき燃料
流量Feiを算出する(2)。
たデ−タより、現在からn×dt1の間の炉況情報を摘
出して、後述する「パラメ−タの更新」(10)で算出
したしパラメ−タα1=α1s,α0=α0sを、該炉況情報対
応の時系列の学習パラメ−タα1=α1i,α0=α0i,i=
1〜n、に修正し、演算値デ−タメモリ55の、n個の
レジスタα1iおよびn個のレジスタα0iに書込む。スケ
ジュ−ル計算機51は次に、現在時刻(i=1),それ
からdt1経過後の時刻(i=2),それから更にdt
1経過後の時刻(i=3),・・・終端時刻(i=
n)、のそれぞれにおいて均熱帯15に設定すべき燃料
流量Feiを算出する(2)。
【0028】そして、これらn個のデ−タFeiを、各
時刻の燃料流量目標値として燃料流量制御装置40に与
え、かつ、これらのデ−タを出力デ−タメモリ54に、
また算出過程の所要の演算デ−タを演算値デ−タメモリ
55に書込む(3)。
時刻の燃料流量目標値として燃料流量制御装置40に与
え、かつ、これらのデ−タを出力デ−タメモリ54に、
また算出過程の所要の演算デ−タを演算値デ−タメモリ
55に書込む(3)。
【0029】燃料流量制御装置40は与えられた各時刻
の目標値デ−タを読込んで、第1時刻(i=1)のもの
を参照値に設定し、その後時間経過に連動してdt1経
過毎に参照値を経過時間対応のもの(i=2,3,4・・・)に更
新して、流量検出器(図示せず)が検出する燃料流量
(実績値)が参照値に合致するように、均熱帯15の燃
料流量を制御する。
の目標値デ−タを読込んで、第1時刻(i=1)のもの
を参照値に設定し、その後時間経過に連動してdt1経
過毎に参照値を経過時間対応のもの(i=2,3,4・・・)に更
新して、流量検出器(図示せず)が検出する燃料流量
(実績値)が参照値に合致するように、均熱帯15の燃
料流量を制御する。
【0030】スケジュ−ル計算機51は、このように制
御装置40が燃料流量を制御している間、dt1周期で
(正確には制御装置40が参照値を切換える直前に)炉
内温度Tgiおよび炉壁温度Twi、ならびに燃料流量実績
値Fi(流量検出器の検出値)を読込んで入力デ−タメ
モリ53に書込む(5,6)。そしてn回の温度および
流量実績値の読込みを行なうと、ここまでn×dt1の間
の実績値TgiおよびFiに基づいて、これらの実績値に
整合する熱平衡モデル式(1式)のパラメ−タα1=α1s,
α0=α0sを算出する(10)。算出されたパラメ−タα
1=α1s,α0=α0sは、新たな炉状情報の発生に対応した
ものとなる。
御装置40が燃料流量を制御している間、dt1周期で
(正確には制御装置40が参照値を切換える直前に)炉
内温度Tgiおよび炉壁温度Twi、ならびに燃料流量実績
値Fi(流量検出器の検出値)を読込んで入力デ−タメ
モリ53に書込む(5,6)。そしてn回の温度および
流量実績値の読込みを行なうと、ここまでn×dt1の間
の実績値TgiおよびFiに基づいて、これらの実績値に
整合する熱平衡モデル式(1式)のパラメ−タα1=α1s,
α0=α0sを算出する(10)。算出されたパラメ−タα
1=α1s,α0=α0sは、新たな炉状情報の発生に対応した
ものとなる。
【0031】パラメ−タを更新するとスケジュ−ル計算
機51は、またステップA11に戻って、炉況情報(表
1)をこれからn×dt1の間のものに更新する。そし
て、また、炉況情報に対応してパラメ−タα1=α1s,α
0=α0sを時系列のパラメ−タα1=α1i,α0=α0i,i=
1〜n、に修正しそして現在時刻からn×dt1までの
各時刻iのそれぞれにおいて均熱帯15に設定すべき燃
料流量Feiを算出して(2)、これらn個のデ−タ
を、各時刻の燃料流量目標値として燃料流量制御装置4
0に与える(3)。以下同様である。
機51は、またステップA11に戻って、炉況情報(表
1)をこれからn×dt1の間のものに更新する。そし
て、また、炉況情報に対応してパラメ−タα1=α1s,α
0=α0sを時系列のパラメ−タα1=α1i,α0=α0i,i=
1〜n、に修正しそして現在時刻からn×dt1までの
各時刻iのそれぞれにおいて均熱帯15に設定すべき燃
料流量Feiを算出して(2)、これらn個のデ−タ
を、各時刻の燃料流量目標値として燃料流量制御装置4
0に与える(3)。以下同様である。
【0032】次に、図3,図4および図5を参照して
「Feiの算出」(2)の内容を説明する。ここではスケ
ジュ−ル計算機51は、まず後述の「パラメ−タの更
新」(10)で算出した最新の(次時刻以降で使用す
る)学習パラメ−タに基づいて、仮想上、現時刻の燃料
流量目標値Fei(i=1)を算出する(図3の21〜3
0)。
「Feiの算出」(2)の内容を説明する。ここではスケ
ジュ−ル計算機51は、まず後述の「パラメ−タの更
新」(10)で算出した最新の(次時刻以降で使用す
る)学習パラメ−タに基づいて、仮想上、現時刻の燃料
流量目標値Fei(i=1)を算出する(図3の21〜3
0)。
【0033】この現時刻の燃料流量目標値Fei(i=1)の
算出(21〜30)においてまずFei(i=1)を、現在の
燃料流量実績値(ステップ6で読込んだ直近値)Feipよ
り設定量Fai小さい値Feieと仮定して(22)、(1)式
の各値Qgj-1 ,Qhj ,Qaj ,Qwj ,Qgj を算出する(23
A〜23E)。Qgj-1 は、第三加熱帯14に関して算出した
値(第三加熱帯の燃焼ガス持出し熱量)を用いる。これ
らの値Qgj-1 ,Qhj ,Qaj ,Qwj ,Qgj を熱平衡モデ
ル式(1式)に代入して材料への移動熱量Qsj を算出す
る(24)。
算出(21〜30)においてまずFei(i=1)を、現在の
燃料流量実績値(ステップ6で読込んだ直近値)Feipよ
り設定量Fai小さい値Feieと仮定して(22)、(1)式
の各値Qgj-1 ,Qhj ,Qaj ,Qwj ,Qgj を算出する(23
A〜23E)。Qgj-1 は、第三加熱帯14に関して算出した
値(第三加熱帯の燃焼ガス持出し熱量)を用いる。これ
らの値Qgj-1 ,Qhj ,Qaj ,Qwj ,Qgj を熱平衡モデ
ル式(1式)に代入して材料への移動熱量Qsj を算出す
る(24)。
【0034】材料の温度及び炉壁の温度の計算は、1次
元非定常熱伝導モデルを重み付き残差法を用いて解いた
以下の近似式を用いて行う。
元非定常熱伝導モデルを重み付き残差法を用いて解いた
以下の近似式を用いて行う。
【0035】 T(t,x)=f00 +Ka ・α・t +{(f01 −Kb )・g1 (t)+Kb }・f1 (x) +{(f02 −Ka /2)・g2 (t)+Ka /2} ・f2 (x)−(5/12)・(f01 −Kb ) ・g1 (t)・f3 (x)−(7/8) ・(f02 −Ka /2)・g2 (t)・f4 (x) ・・・(13) 但し、 g1 (t)=exp(−(5/2)・α・t) ・・・(14) g2 (t)=exp(−(60/7)・α・t) ・・・(15) f1 (x)=x ・・・(16) f2 (x)=x2 −1/3 ・・・(17) f3 (x)=x3 −(3/5)・x ・・・(18) f4 (x)=x4 −(6/7)・x2 +3/35 ・・・(19) ここでf00 ,f01 ,f02 ,Ka ,α ,Kb は定数と
し、温度Tは、平均温度がT=1となり、位置xは領域
内で(−1〜+1)となるように、規格化されている。
まず、材料の温度計算では、Xは材料の厚さ方向にと
り、下面をX=−1、中央をX=0、上面をX=+1に
とる。
し、温度Tは、平均温度がT=1となり、位置xは領域
内で(−1〜+1)となるように、規格化されている。
まず、材料の温度計算では、Xは材料の厚さ方向にと
り、下面をX=−1、中央をX=0、上面をX=+1に
とる。
【0036】境界条件は
【0037】
【数20】
【0038】
【数21】
【0039】となり、この場合炉内の該当材についての
上下部熱流束は qsuk =σ・Φgsuk ・(Tgk 4−Tsuk 4) ・・・(22) qslk =σ・Φgslk ・(Tgk 4−Tslk 4) ・・・(23) である。但し、λsk :材料の熱伝導率(Kcal/h
m℃)、 Φ:総括熱吸収率、 T:温度(°K)、 小文字はそれぞれgはガス、sは材料、uは上面、lは
下面を意味する。
上下部熱流束は qsuk =σ・Φgsuk ・(Tgk 4−Tsuk 4) ・・・(22) qslk =σ・Φgslk ・(Tgk 4−Tslk 4) ・・・(23) である。但し、λsk :材料の熱伝導率(Kcal/h
m℃)、 Φ:総括熱吸収率、 T:温度(°K)、 小文字はそれぞれgはガス、sは材料、uは上面、lは
下面を意味する。
【0040】つぎに、炉壁の温度計算では、Xは炉壁の
厚さ方向にとり、炉内をX=−1、中央をX=0、外壁
をX=+にとる。
厚さ方向にとり、炉内をX=−1、中央をX=0、外壁
をX=+にとる。
【0041】境界条件は
【0042】
【数24】
【0043】
【数25】
【0044】となり、この場合の熱流束は qwek =μwk ・σ・Φgwk ・(Tgk 4 −Twek 4) ・・・(26) qwok =μwok ・βoak ・(Toak −Twok ) ・・・(27) になる。
【0045】但し、λwk :炉壁の熱伝導率(Kcal
/hm℃)、 Φ:炉壁内面の総括熱吸収率、 β:外壁の熱伝達率(Kcal/hm2℃)、Tは温度
(°K) 小文字はそれぞれgはガス、wは炉壁、
eは炉内、oは外壁を意味する。
/hm℃)、 Φ:炉壁内面の総括熱吸収率、 β:外壁の熱伝達率(Kcal/hm2℃)、Tは温度
(°K) 小文字はそれぞれgはガス、wは炉壁、
eは炉内、oは外壁を意味する。
【0046】さて、炉壁の内面温度は(15)式より、x=
−1,t=0とおくと Twek =B1k ・μwok +B0k ・・・(28) となる。
−1,t=0とおくと Twek =B1k ・μwok +B0k ・・・(28) となる。
【0047】このようにして得た材料各部の温度(推定
値)と目標値との差すなわち誤差(各材料の各部)を算
出し、「誤差の総和」を算出する(図3の26,27)。
値)と目標値との差すなわち誤差(各材料の各部)を算
出し、「誤差の総和」を算出する(図3の26,27)。
【0048】以上に説明した上記「誤差の総和」の算出ま
でを、同様に、燃料流量仮定値Feieを1ステップ
(Δ)づつFeip+Faiまで大きくし、各ステップ(各燃
料流量仮定値)について同様に実行する(図3の28,
29,23A〜23E−24〜27の繰返し)。そし
て、これらの各ステップの「誤差の総和」の内最小のも
のが得られた燃料流量仮定値を、i=1(現時刻)の燃
料流量目標値Fei(i=1)と定める(30)。なお、この
「Feiの算出」(2)において燃料流量の最適値は、演
算速度を高くするため、公知の急降下法を用いてもよ
い。例えば、Feie=Feip−Fai,Feie=Feip−Fai
/2,Feie=Feip,Feie=Feip+Fai/2およびFe
ie=Feip+Faiの5点について上述の「誤差の総和」
を算出してそれらの内最小値をもたらしたものがFeie
=Feip−Fai/2であると、次にはFeie=Feip−(3/
4)FaiおよびFeie=Feip−(1/4)Faiの「誤差の総
和」を算出して、それを最小とする燃料流量が、Feie
=Feip−FaiからFeie=Feip−(3/4)Faiの領域,F
eie=Feip−(3/4)FaiからFeie=Feip−Fai/2の
領域,Feie=Feip−Fai/2からFeie=Feip−(1/
4)Faiの領域およびFeie=Feip−(1/4)FaiからFei
e=Feipの領域、のいずれにあるか判定し、このように
最小値が存在する領域を順次狭くして最後には燃料流量
の最小単位で「誤差の総和」が最小値となった燃料流量
を、最適値と決定する。このような急降下法を用いる
と、最適燃料流量を算出する演算時間が短くなる。
でを、同様に、燃料流量仮定値Feieを1ステップ
(Δ)づつFeip+Faiまで大きくし、各ステップ(各燃
料流量仮定値)について同様に実行する(図3の28,
29,23A〜23E−24〜27の繰返し)。そし
て、これらの各ステップの「誤差の総和」の内最小のも
のが得られた燃料流量仮定値を、i=1(現時刻)の燃
料流量目標値Fei(i=1)と定める(30)。なお、この
「Feiの算出」(2)において燃料流量の最適値は、演
算速度を高くするため、公知の急降下法を用いてもよ
い。例えば、Feie=Feip−Fai,Feie=Feip−Fai
/2,Feie=Feip,Feie=Feip+Fai/2およびFe
ie=Feip+Faiの5点について上述の「誤差の総和」
を算出してそれらの内最小値をもたらしたものがFeie
=Feip−Fai/2であると、次にはFeie=Feip−(3/
4)FaiおよびFeie=Feip−(1/4)Faiの「誤差の総
和」を算出して、それを最小とする燃料流量が、Feie
=Feip−FaiからFeie=Feip−(3/4)Faiの領域,F
eie=Feip−(3/4)FaiからFeie=Feip−Fai/2の
領域,Feie=Feip−Fai/2からFeie=Feip−(1/
4)Faiの領域およびFeie=Feip−(1/4)FaiからFei
e=Feipの領域、のいずれにあるか判定し、このように
最小値が存在する領域を順次狭くして最後には燃料流量
の最小単位で「誤差の総和」が最小値となった燃料流量
を、最適値と決定する。このような急降下法を用いる
と、最適燃料流量を算出する演算時間が短くなる。
【0049】次に図4を参照する。このように次のn×
dt1期間の第1期間(i=1のdt1)の燃料流量目
標値Feeを算出すると、この直前のn×dt1期間の最
終期間(i=nのdt1)の燃料流量Fiと対比して、
炉況の比較的に大きい変化があるかを判定する(31〜
34)。これにおいてはまず現在の燃料流量Fiが第1
〜第3領域のいずれにあるかを判定する。第1領域はF
i≦F5L、第2領域はF5L<Fi≦F5H、第3領域はF
5H<Fiである。次に算出した燃料流量目標値Feeがこ
れらの領域のいずれにあるかを判定して、FiとFeeが
同一領域にあるときには、炉内温度の急変が実質上現わ
れないので、レジスタα1iとα0i(いずれもn個)のす
べてに、最新に算出した学習パラメ−タα1sとα0sを書
込む(35,36)。FiとFeeが同一領域でないとき
には、炉内温度の急変が予想されるのでこれを回避する
ために以下の処理を行なう。
dt1期間の第1期間(i=1のdt1)の燃料流量目
標値Feeを算出すると、この直前のn×dt1期間の最
終期間(i=nのdt1)の燃料流量Fiと対比して、
炉況の比較的に大きい変化があるかを判定する(31〜
34)。これにおいてはまず現在の燃料流量Fiが第1
〜第3領域のいずれにあるかを判定する。第1領域はF
i≦F5L、第2領域はF5L<Fi≦F5H、第3領域はF
5H<Fiである。次に算出した燃料流量目標値Feeがこ
れらの領域のいずれにあるかを判定して、FiとFeeが
同一領域にあるときには、炉内温度の急変が実質上現わ
れないので、レジスタα1iとα0i(いずれもn個)のす
べてに、最新に算出した学習パラメ−タα1sとα0sを書
込む(35,36)。FiとFeeが同一領域でないとき
には、炉内温度の急変が予想されるのでこれを回避する
ために以下の処理を行なう。
【0050】まず、Feeによる炉内温度Teeを算出し
(37)、炉内温度を現在の温度TgiからTeeに、均熱
帯15の温度変化率上限値(許容上限値)K5で昇温す
るに要する時間τ=(Tee−Tgi)/K5を算出し(3
8)、この時間τを燃料流量切換周期dt1で割って、
時間τの間の燃料流量切換周期数xを算出する(3
9)。xは小数点以下の端数がある場合があるので、x
に最も新い整数Xを算出する(40)。そしてX×dt
1≒τの間に炉内温度をTgiからTeeに上昇させると想
定して、それに対応して学習パラメ-タα1とα0を、現
在値(先のn×dt1)の期間の最後の期間dt1の燃
料流量目標値算出に用いたもの)α1pとα0pから次のn
×dt1の期間宛ての最新値α1sとα0sに切換えかつ後
者に収束する時系列値α1iとα0iを補間法により算出す
る(41〜48)。これにより、レジスタα1iとα0iに
は、例えば図7の点1から点3までの実線に示すよう
な、α1pとα0pから次第にα1sとα0sに近づいて後者に
収束するパラメ−タ値が書込まれたことになる。なお、
このパラメ−タ修正計算は図7の点1の時点で行なって
いることになる。
(37)、炉内温度を現在の温度TgiからTeeに、均熱
帯15の温度変化率上限値(許容上限値)K5で昇温す
るに要する時間τ=(Tee−Tgi)/K5を算出し(3
8)、この時間τを燃料流量切換周期dt1で割って、
時間τの間の燃料流量切換周期数xを算出する(3
9)。xは小数点以下の端数がある場合があるので、x
に最も新い整数Xを算出する(40)。そしてX×dt
1≒τの間に炉内温度をTgiからTeeに上昇させると想
定して、それに対応して学習パラメ-タα1とα0を、現
在値(先のn×dt1)の期間の最後の期間dt1の燃
料流量目標値算出に用いたもの)α1pとα0pから次のn
×dt1の期間宛ての最新値α1sとα0sに切換えかつ後
者に収束する時系列値α1iとα0iを補間法により算出す
る(41〜48)。これにより、レジスタα1iとα0iに
は、例えば図7の点1から点3までの実線に示すよう
な、α1pとα0pから次第にα1sとα0sに近づいて後者に
収束するパラメ−タ値が書込まれたことになる。なお、
このパラメ−タ修正計算は図7の点1の時点で行なって
いることになる。
【0051】次に、図5を参照して、このようにレジス
タα1iとα0iに設定したパラメ−タに基づいた、これか
ら将来のn×dt1期間の、dt1周期で切換える燃料
流量目標値Fi,i=1〜n(i=1のFiが現時点で
切換え設定すべき値)の算出を説明する。ここではスケ
ジュ−ル計算機51は、まず第1時刻(i=1)宛ての
学習パラメ−タをレジスタα1iとα0i(i=1)から読
み出して熱平衡モデル式(1式)の学習パラメ-タα1とα0
を読出した値に設定して(51,52)、燃料流量目標
値Fei(i=1)を算出する(22’〜30’)。この内容
は、先に説明したFeeの算出(図3の22〜30)と同様
である。
タα1iとα0iに設定したパラメ−タに基づいた、これか
ら将来のn×dt1期間の、dt1周期で切換える燃料
流量目標値Fi,i=1〜n(i=1のFiが現時点で
切換え設定すべき値)の算出を説明する。ここではスケ
ジュ−ル計算機51は、まず第1時刻(i=1)宛ての
学習パラメ−タをレジスタα1iとα0i(i=1)から読
み出して熱平衡モデル式(1式)の学習パラメ-タα1とα0
を読出した値に設定して(51,52)、燃料流量目標
値Fei(i=1)を算出する(22’〜30’)。この内容
は、先に説明したFeeの算出(図3の22〜30)と同様
である。
【0052】以上に説明した「i=1(現時刻)の燃料流
量目標値Fei(i=1)」の決定と同様にして、dt1(=1
0×12sec)後(i=2)の燃料流量目標値Vei(i=2)から
n×dt1後の燃料流量目標値Vei(i=n)まで、それぞ
れを、レジスタα1iとα0i(i=2,3,・・・n)の
学習パラメ−タを読出し熱平衡モデル式(1式)の学習パ
ラメ-タα1とα0を読出した値に更新して、決定する(3
1,32,22’〜30’)。決定された燃料流量目標
値Fei(i=1〜n)は、図1のステップ3で燃料流量
制御装置40に与えられ、燃料流量制御装置40が、目
標値をFei(i=1)として均熱帯15の燃料流量Fiを制
御し、dt1が経過すると目標値をFei(i=2)に切換え
て均熱帯15の燃料流量Fiを制御する。以下同様であ
る。
量目標値Fei(i=1)」の決定と同様にして、dt1(=1
0×12sec)後(i=2)の燃料流量目標値Vei(i=2)から
n×dt1後の燃料流量目標値Vei(i=n)まで、それぞ
れを、レジスタα1iとα0i(i=2,3,・・・n)の
学習パラメ−タを読出し熱平衡モデル式(1式)の学習パ
ラメ-タα1とα0を読出した値に更新して、決定する(3
1,32,22’〜30’)。決定された燃料流量目標
値Fei(i=1〜n)は、図1のステップ3で燃料流量
制御装置40に与えられ、燃料流量制御装置40が、目
標値をFei(i=1)として均熱帯15の燃料流量Fiを制
御し、dt1が経過すると目標値をFei(i=2)に切換え
て均熱帯15の燃料流量Fiを制御する。以下同様であ
る。
【0053】以上により、図2の「パラメ−タの更新」
(10)で最新の学習値α1sとα0sを算出する(例えば
図7の点1)と、次のn×dt1の期間の燃料流量目標
値は例えば図7の点1〜3に示す学習パラメ−タ値に基
づいて算定したものとなり、学習パラメ−タ値の急激な
変化(例えば図7の点1の、α1pとα0pからα1sとα0s
への急激な切換わり)が無くなる。その結果炉内温度
は、例えば図7の点1から点2の間に実線で示すように
円滑に推移し、炉内温度制御の安定性が向上する。
(10)で最新の学習値α1sとα0sを算出する(例えば
図7の点1)と、次のn×dt1の期間の燃料流量目標
値は例えば図7の点1〜3に示す学習パラメ−タ値に基
づいて算定したものとなり、学習パラメ−タ値の急激な
変化(例えば図7の点1の、α1pとα0pからα1sとα0s
への急激な切換わり)が無くなる。その結果炉内温度
は、例えば図7の点1から点2の間に実線で示すように
円滑に推移し、炉内温度制御の安定性が向上する。
【0054】次に、図6を参照して「パラメ−タの更
新」(10)の内容を説明する。なお、「パラメ−タの
更新」(10)は、n×dt1前にステップ2(図2:
詳細は図3〜5)で与えた各時点(i=1〜n)の燃料
流量目標値Feiと、それによって現われた結果すなわち
実績値(図2のステップ4〜8による検出値:燃料流量F
i,炉内温度Tgi)とを、時系列の対応付けをして、(1
2)式に示す評価関数Pに基づいて(1)式に示す熱平衡モ
デル式の学習パラメ−タα1とα0の最適値α1sとα0sを
算出するものである。
新」(10)の内容を説明する。なお、「パラメ−タの
更新」(10)は、n×dt1前にステップ2(図2:
詳細は図3〜5)で与えた各時点(i=1〜n)の燃料
流量目標値Feiと、それによって現われた結果すなわち
実績値(図2のステップ4〜8による検出値:燃料流量F
i,炉内温度Tgi)とを、時系列の対応付けをして、(1
2)式に示す評価関数Pに基づいて(1)式に示す熱平衡モ
デル式の学習パラメ−タα1とα0の最適値α1sとα0sを
算出するものである。
【0055】まず、図6に従って説明すると、n×dt
1の間の第1時点(i=1)の燃料流量実績値Fiおよ
び炉内温度実績値Tgiを(1)式に示す熱平衡モデル式に
導入して誤差の2乗 pi={fa(Ti,Fi)+α1s・Fi+α0s}2 ・・・(12as) を算出し(101〜104)、同様にして第2時点以降
(i=2〜n)それぞれの誤差の2乗を算出し、これら
の誤差の2乗の積算値Pを算出する(102〜10
7)。この積算値Pはα1s,α0sをパラメ−タとしてい
る。
1の間の第1時点(i=1)の燃料流量実績値Fiおよ
び炉内温度実績値Tgiを(1)式に示す熱平衡モデル式に
導入して誤差の2乗 pi={fa(Ti,Fi)+α1s・Fi+α0s}2 ・・・(12as) を算出し(101〜104)、同様にして第2時点以降
(i=2〜n)それぞれの誤差の2乗を算出し、これら
の誤差の2乗の積算値Pを算出する(102〜10
7)。この積算値Pはα1s,α0sをパラメ−タとしてい
る。
【0056】 そしてこの積算値Pが最小となるα1s,α0sの値を算出
する(108)。
する(108)。
【0057】実際には、公知の急降下法により誤差の2
乗の総和を最小とするα1s,α0sの値を算出する。これ
においては、上述の「Feiの算出」で最適燃料流量Fei
を算出したように、α1s,α0sに仮定値を与えて積算値
Pを算出し、公知の急降下法により積算値Pが最小とな
るα1s,α0sの値を求める。積算値Pの変化が一定値よ
り小さくなった場合、つまり △P < ε ・・・(29) のときとする。すなわち(29)式が成立したときのα1s,
α0sの値を、図6のステップ108の算出値とする。
乗の総和を最小とするα1s,α0sの値を算出する。これ
においては、上述の「Feiの算出」で最適燃料流量Fei
を算出したように、α1s,α0sに仮定値を与えて積算値
Pを算出し、公知の急降下法により積算値Pが最小とな
るα1s,α0sの値を求める。積算値Pの変化が一定値よ
り小さくなった場合、つまり △P < ε ・・・(29) のときとする。すなわち(29)式が成立したときのα1s,
α0sの値を、図6のステップ108の算出値とする。
【0058】α1s,α0sの値を算出すると、最新パラメ
−タ値を格納するレジスタα1sとα0sの値を前回パラメ
−タ値を格納するレジスタα1pとα0pに書込み(10
9,110)、レジスタα1sとα0sに、今回算出したα
1sとα0sの値を書込む(111,112)。
−タ値を格納するレジスタα1sとα0sの値を前回パラメ
−タ値を格納するレジスタα1pとα0pに書込み(10
9,110)、レジスタα1sとα0sに、今回算出したα
1sとα0sの値を書込む(111,112)。
【0059】したがって、図2のステップ2の「Feiの
算出」(詳細は図3〜5)では、レジスタα1pとα0pに
前回の(直近過去n×dt1期間宛ての)学習パラメ−
タが格納され、レジスタα1sとα0sには、これからの
(直近未来n×dt1期間宛ての)学習パラメ−タが格
納されていることになり、これらの学習パラメ−タが例
えば図7の点1に示すように大きく異なるときには、同
図の点1から点2の間に実線で示すように、これから
(直近未来n×dt1期間宛て)使用する学習パラメ−
タが時系列でα1p,α0pからα1s,α0sに連続して変化
する値に修正される。これにより、炉内温度変化は自然
な変化に近くなる。
算出」(詳細は図3〜5)では、レジスタα1pとα0pに
前回の(直近過去n×dt1期間宛ての)学習パラメ−
タが格納され、レジスタα1sとα0sには、これからの
(直近未来n×dt1期間宛ての)学習パラメ−タが格
納されていることになり、これらの学習パラメ−タが例
えば図7の点1に示すように大きく異なるときには、同
図の点1から点2の間に実線で示すように、これから
(直近未来n×dt1期間宛て)使用する学習パラメ−
タが時系列でα1p,α0pからα1s,α0sに連続して変化
する値に修正される。これにより、炉内温度変化は自然
な変化に近くなる。
【0060】図8に、均熱帯15の炉内温度の予測温度
と実績温度を示す。従来法では、炉内の状況変化がある
と学習パラメ−タがそこで比較的に大きく不連続に変化
するので予測温度に飛躍を生じその実現がむつかしい場
合も生ずるが、本発明によれば学習パラメ−タが比較的
に大きく不連続に変化するときには、炉内温度変化率上
限値以下で炉内温度が連続して推移するように学習パラ
メ−タが時系列で修正されるので、滑らかな温度変化が
得られ予測と実績との偏差が小さくなり、温度制御の安
定性が向上する。
と実績温度を示す。従来法では、炉内の状況変化がある
と学習パラメ−タがそこで比較的に大きく不連続に変化
するので予測温度に飛躍を生じその実現がむつかしい場
合も生ずるが、本発明によれば学習パラメ−タが比較的
に大きく不連続に変化するときには、炉内温度変化率上
限値以下で炉内温度が連続して推移するように学習パラ
メ−タが時系列で修正されるので、滑らかな温度変化が
得られ予測と実績との偏差が小さくなり、温度制御の安
定性が向上する。
【0061】
【効果】本発明によれば、炉況の変化があっても、熱平
衡モデル式の学習パラメ−タが自動的に炉況対応のもの
に変更され、しかも、学習パラメ−タの切換えが連続か
つ円滑に行なわれるので、炉内温度推定値の変化が加熱
炉の実挙動範囲内に実質上収まるため、実プロセスに近
い温度予測が実現し特に炉況変化時の推定誤差が小さく
なり温度制御が安定する。多種多様な材料の加熱にも最
適な燃料を精度良く推定でき、材料焼き上げ品質の確保
と大きな省エネルギー効果が得られる。
衡モデル式の学習パラメ−タが自動的に炉況対応のもの
に変更され、しかも、学習パラメ−タの切換えが連続か
つ円滑に行なわれるので、炉内温度推定値の変化が加熱
炉の実挙動範囲内に実質上収まるため、実プロセスに近
い温度予測が実現し特に炉況変化時の推定誤差が小さく
なり温度制御が安定する。多種多様な材料の加熱にも最
適な燃料を精度良く推定でき、材料焼き上げ品質の確保
と大きな省エネルギー効果が得られる。
【図1】 1つの加熱炉と加熱炉と本発明の一実施例を
示すブロック図であり、(a)は加熱炉の平面図、
(b)は縦断面図である。
示すブロック図であり、(a)は加熱炉の平面図、
(b)は縦断面図である。
【図2】 図1の(b)に示すスケジュ−ル計算機51
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トである。
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トである。
【図3】 図1の(b)に示すスケジュ−ル計算機51
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トであり、図2に示
す「Feiの算出」(2)の内容を示す。
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トであり、図2に示
す「Feiの算出」(2)の内容を示す。
【図4】 図1の(b)に示すスケジュ−ル計算機51
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トであり、図2に示
す「Feiの算出」(2)の内容を示す。
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トであり、図2に示
す「Feiの算出」(2)の内容を示す。
【図5】 図1の(b)に示すスケジュ−ル計算機51
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トであり、図2に示
す「Feiの算出」(2)の内容を示す。
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トであり、図2に示
す「Feiの算出」(2)の内容を示す。
【図6】 図1の(b)に示すスケジュ−ル計算機51
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トであり、図2に示
す「パラメ−タの更新」(10)の内容を示す。
の演算処理内容を示すフロ−チャ−トであり、図2に示
す「パラメ−タの更新」(10)の内容を示す。
【図7】 図1の(b)に示すスケジュ−ル計算機51
による図2に示す「Feiの算出」(2)によって実現さ
れる学習パラメ−タの時系列推移とそれによってもたら
される炉内温度推移を示すグラフである。
による図2に示す「Feiの算出」(2)によって実現さ
れる学習パラメ−タの時系列推移とそれによってもたら
される炉内温度推移を示すグラフである。
【図8】 均熱帯15の炉内温度の変化を示すグラフで
ある。
ある。
1:加熱炉 11:炉尻 12:予熱帯 13:第
2加熱帯 14:第3加熱帯 15:均
熱帯 21〜24:炉内温度検出器(温度検出手段) 31〜35:炉壁温度検出器 40:燃料流量制御装置(燃料流量制御手段) 50:最適制御装置 51:スケジュ−ル計算機(燃料流量算出手段,パラメ
−タ演算手段,パラメ−タ修正手段) 55:演算値デ−タメモリ
2加熱帯 14:第3加熱帯 15:均
熱帯 21〜24:炉内温度検出器(温度検出手段) 31〜35:炉壁温度検出器 40:燃料流量制御装置(燃料流量制御手段) 50:最適制御装置 51:スケジュ−ル計算機(燃料流量算出手段,パラメ
−タ演算手段,パラメ−タ修正手段) 55:演算値デ−タメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】加熱炉の入熱量,炉内温度および放熱量の
関係を表わす熱平衡モデル式および与えられた該式の学
習パラメ−タ値を用いて、燃料流量対応の炉内温度を推
定演算し加熱対象材を目標温度に焼上げるに要する将来
の各時刻の燃料流量を算出する燃料流量算出手段;加熱
炉の燃料流量を該各時刻の算出された燃料流量に制御す
る燃料流量制御手段;加熱炉の炉内温度すなわち実績炉
内温度を検出する温度検出手段;および、評価関数を用
いて、各時刻の前記実績炉内温度および実績燃料流量よ
り前記熱平衡モデル式の、これらの実績炉内温度および
実績燃料流量に整合する学習パラメ−タを算出するパラ
メ−タ演算手段;を備える加熱炉の炉内温度制御装置に
おいて、 パラメ−タ演算手段が算出した学習パラメ−タを用いる
前記熱平衡モデル式および次時刻の炉況に基づいて次時
刻の炉内温度を推定演算し、現時刻の炉内温度から該次
時刻の炉内温度までの炉内温度変化率を加熱炉の炉内温
度変化率上限値以下とする値に、パラメ−タ演算手段が
算出した学習パラメ−タを時系列で変更して将来の各時
刻の学習パラメ−タを算出し前記燃料流量算出手段に与
えるパラメ−タ修正手段;を備えることを特徴とする、
加熱炉の炉内温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1480592A JPH05209235A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 加熱炉の炉内温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1480592A JPH05209235A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 加熱炉の炉内温度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05209235A true JPH05209235A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11871260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1480592A Withdrawn JPH05209235A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 加熱炉の炉内温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05209235A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006104490A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Jfe Steel Kk | 連続式加熱炉の燃焼制御方法 |
| JP2011162804A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 連続式加熱炉における燃料流量算出方法、鋼材の製造方法、及び連続式加熱炉 |
| CN121209297A (zh) * | 2025-12-01 | 2025-12-26 | 哈尔滨工业大学 | 一种基于mpc的焦化过程智能控制方法 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1480592A patent/JPH05209235A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006104490A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Jfe Steel Kk | 連続式加熱炉の燃焼制御方法 |
| JP2011162804A (ja) * | 2010-02-04 | 2011-08-25 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 連続式加熱炉における燃料流量算出方法、鋼材の製造方法、及び連続式加熱炉 |
| CN121209297A (zh) * | 2025-12-01 | 2025-12-26 | 哈尔滨工业大学 | 一种基于mpc的焦化过程智能控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |