JPH05209552A - エンジンの制御装置 - Google Patents
エンジンの制御装置Info
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- JPH05209552A JPH05209552A JP4016516A JP1651692A JPH05209552A JP H05209552 A JPH05209552 A JP H05209552A JP 4016516 A JP4016516 A JP 4016516A JP 1651692 A JP1651692 A JP 1651692A JP H05209552 A JPH05209552 A JP H05209552A
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- compression ratio
- engine
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/0269—Controlling the valves to perform a Miller-Atkinson cycle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/0203—Variable control of intake and exhaust valves
- F02D13/0215—Variable control of intake and exhaust valves changing the valve timing only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/0002—Controlling intake air
- F02D2041/001—Controlling intake air for engines with variable valve actuation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの運転状態に応じて稀薄燃焼運転と
通常運転とを適宜切換制御するにあたって、エンジンの
有効圧縮比を稀薄燃焼運転に適した圧縮比と通常運転に
適した圧縮比とに切換えることができる耐久信頼性の高
いエンジンの制御装置を提供する。 【構成】 各種センサ類8,16,18,20でエンジ
ン2の運転状態を検知し、稀薄燃焼可能な場合には空燃
比を理論空燃比よりもリーンに設定し、また稀薄燃焼不
可能な場合には理論空燃比の近傍に設定して空燃比制御
ユニット14で燃料噴射弁12の作動を制御する。ま
た、バルブタイミング制御ユニット24で吸気カム切換
機構24の作動を制御し、リーン制御時には非リーン制
御時よりも吸気弁の閉弁時期を下死点に近づけてエンジ
ンの有効圧縮比を高める。
通常運転とを適宜切換制御するにあたって、エンジンの
有効圧縮比を稀薄燃焼運転に適した圧縮比と通常運転に
適した圧縮比とに切換えることができる耐久信頼性の高
いエンジンの制御装置を提供する。 【構成】 各種センサ類8,16,18,20でエンジ
ン2の運転状態を検知し、稀薄燃焼可能な場合には空燃
比を理論空燃比よりもリーンに設定し、また稀薄燃焼不
可能な場合には理論空燃比の近傍に設定して空燃比制御
ユニット14で燃料噴射弁12の作動を制御する。ま
た、バルブタイミング制御ユニット24で吸気カム切換
機構24の作動を制御し、リーン制御時には非リーン制
御時よりも吸気弁の閉弁時期を下死点に近づけてエンジ
ンの有効圧縮比を高める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの運転状態を
検知して、所定のリーン制御実行条件成立時に空燃比を
理論空燃比よりもリーン側に制御する一方、リーン制御
実行条件不成立時に空燃比を理論空燃比の近傍でリッチ
に制御するエンジンの制御装置に係わり、特に、空燃比
がリッチに制御される通常運転時のエミッション性能の
向上と、リーンに制御される稀薄燃焼運転時の燃焼安定
性の向上との両立を可及的に図ったエンジンの制御装置
に関する。
検知して、所定のリーン制御実行条件成立時に空燃比を
理論空燃比よりもリーン側に制御する一方、リーン制御
実行条件不成立時に空燃比を理論空燃比の近傍でリッチ
に制御するエンジンの制御装置に係わり、特に、空燃比
がリッチに制御される通常運転時のエミッション性能の
向上と、リーンに制御される稀薄燃焼運転時の燃焼安定
性の向上との両立を可及的に図ったエンジンの制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、回転数や吸入空気量等からエ
ンジンの運転状態を検知して、稀薄燃焼運転が可能な所
定条件が成立した時には当該エンジンに供給する混合気
の空燃比を理論空燃比(A/F=14.7)よりもリー
ン側に制御してその燃費の向上を図る一方、上記所定条
件が成立しない通常運転時には前記空燃比を理論空燃比
の近傍にリッチに制御して、三元触媒等による排気浄化
性能を確保しつつ十分な出力を得るようにしたエンジン
の制御技術が、例えば特開昭59−208141号公報
等で公知になっている。
ンジンの運転状態を検知して、稀薄燃焼運転が可能な所
定条件が成立した時には当該エンジンに供給する混合気
の空燃比を理論空燃比(A/F=14.7)よりもリー
ン側に制御してその燃費の向上を図る一方、上記所定条
件が成立しない通常運転時には前記空燃比を理論空燃比
の近傍にリッチに制御して、三元触媒等による排気浄化
性能を確保しつつ十分な出力を得るようにしたエンジン
の制御技術が、例えば特開昭59−208141号公報
等で公知になっている。
【0003】また、エンジンの運転状態に応じて吸・排
気弁のバルブタイミングを可変させることにより、当該
エンジンの低回転領域から高回転領域に亘ってエンジン
の吸気充填効率を向上させて十分な出力を確保するエン
ジンの制御技術も既に公知になっている。
気弁のバルブタイミングを可変させることにより、当該
エンジンの低回転領域から高回転領域に亘ってエンジン
の吸気充填効率を向上させて十分な出力を確保するエン
ジンの制御技術も既に公知になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンを
稀薄燃焼運転させる場合、その稀薄燃焼下におけるエン
ジンの燃焼効率と燃焼安定性とを十分に確保するために
は、混合気の圧縮比は空燃比を理論空燃比の近傍に保っ
てリッチに燃焼させる通常運転時に比較して高く設定す
る必要がある。
稀薄燃焼運転させる場合、その稀薄燃焼下におけるエン
ジンの燃焼効率と燃焼安定性とを十分に確保するために
は、混合気の圧縮比は空燃比を理論空燃比の近傍に保っ
てリッチに燃焼させる通常運転時に比較して高く設定す
る必要がある。
【0005】しかしながら、稀薄燃焼に適した高めの圧
縮比にエンジンを設定してしまうと、通常運転時におけ
る燃焼速度が必要以上に速くなって、NOx エミッショ
ンの悪化や異常燃焼によるエンジンの損傷を招くと言っ
た問題が発生してしまう。このため、従来にあっては稀
薄燃焼下における空燃比を燃焼安定性と熱効率並びに燃
費との面で十分に高い効果が得られる程までリーン化さ
せることができなかった。
縮比にエンジンを設定してしまうと、通常運転時におけ
る燃焼速度が必要以上に速くなって、NOx エミッショ
ンの悪化や異常燃焼によるエンジンの損傷を招くと言っ
た問題が発生してしまう。このため、従来にあっては稀
薄燃焼下における空燃比を燃焼安定性と熱効率並びに燃
費との面で十分に高い効果が得られる程までリーン化さ
せることができなかった。
【0006】尚、エンジンを稀薄燃焼に適した高めの圧
縮比に設定した場合において、通常運転時の燃焼速度を
緩慢にする方法として、点火時期を遅らせる,混合
気をよりリッチ化させる,と言った2つの方法が考えら
れるが、点火時期を遅らせて燃焼速度の緩慢化を図るよ
うにすると排気ガス温度が上昇して排気系に損傷を与え
やすくなってしまうし、また混合気をよりリッチ化させ
て燃焼速度の緩慢化並びに排気ガス温度の低下とを図る
ようにすると燃費の悪化やHCエミッションの悪化等の
弊害が発生してしまうことになり、共に有効な対策とは
なり得ない。
縮比に設定した場合において、通常運転時の燃焼速度を
緩慢にする方法として、点火時期を遅らせる,混合
気をよりリッチ化させる,と言った2つの方法が考えら
れるが、点火時期を遅らせて燃焼速度の緩慢化を図るよ
うにすると排気ガス温度が上昇して排気系に損傷を与え
やすくなってしまうし、また混合気をよりリッチ化させ
て燃焼速度の緩慢化並びに排気ガス温度の低下とを図る
ようにすると燃費の悪化やHCエミッションの悪化等の
弊害が発生してしまうことになり、共に有効な対策とは
なり得ない。
【0007】すなわち、エンジンの出力性能と燃費性能
との両立をより高度に達成するには、エンジンの運転状
態に応じて稀薄燃焼運転と通常運転とを適宜切換制御す
るに際して、エンジンの有効圧縮比を稀薄燃焼運転に適
した圧縮比と通常運転に適した圧縮比とに切換える制御
も同時に行うようにすれば良い。
との両立をより高度に達成するには、エンジンの運転状
態に応じて稀薄燃焼運転と通常運転とを適宜切換制御す
るに際して、エンジンの有効圧縮比を稀薄燃焼運転に適
した圧縮比と通常運転に適した圧縮比とに切換える制御
も同時に行うようにすれば良い。
【0008】ここで、エンジンの有効圧縮比を可変させ
る機構としては、コンロッドとクランクシャフト或いは
コンロッドとピストンとの連結部の相対位置を変更し
て、燃焼室容積を増減するようにした機構が知られてい
るが(実開昭61−192541号公報等)、このよう
な有効圧縮比の可変機構は爆発圧力を直に受ける部分に
設けるものなので、現状ではその耐久信頼性等の面で問
題があり実用的ではない。
る機構としては、コンロッドとクランクシャフト或いは
コンロッドとピストンとの連結部の相対位置を変更し
て、燃焼室容積を増減するようにした機構が知られてい
るが(実開昭61−192541号公報等)、このよう
な有効圧縮比の可変機構は爆発圧力を直に受ける部分に
設けるものなので、現状ではその耐久信頼性等の面で問
題があり実用的ではない。
【0009】そこで、本出願人は上記の事情に鑑み、吸
・排気弁のバルブタイミング可変手段を利用して吸気弁
の閉弁時期を制御することで有効圧縮比を可変し得るこ
とに着目し、本発明を創案するに至った。
・排気弁のバルブタイミング可変手段を利用して吸気弁
の閉弁時期を制御することで有効圧縮比を可変し得るこ
とに着目し、本発明を創案するに至った。
【0010】すなわち、本発明の目的は、エンジンの出
力と燃費との両立を図るために、エンジンの運転状態に
応じて稀薄燃焼運転と通常運転とを適宜切換制御するに
あたって、エンジンの有効圧縮比を稀薄燃焼運転に適し
た圧縮比と通常運転に適した圧縮比とに切換える制御も
同時に行うことができ、しかも耐久信頼性の高いエンジ
ンの制御装置を提供することにある。
力と燃費との両立を図るために、エンジンの運転状態に
応じて稀薄燃焼運転と通常運転とを適宜切換制御するに
あたって、エンジンの有効圧縮比を稀薄燃焼運転に適し
た圧縮比と通常運転に適した圧縮比とに切換える制御も
同時に行うことができ、しかも耐久信頼性の高いエンジ
ンの制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るエンジンの制御装置は、エンジンの
運転状態を検知して、所定のリーン制御実行条件成立時
に空燃比を理論空燃比よりもリーン側に設定して制御す
る一方、リーン制御実行条件不成立時に空燃比を理論空
燃比の近傍にリッチに設定して制御する空燃比制御手段
と、該空燃比制御手段による空燃比のリーン制御時にエ
ンジンの有効圧縮比を高めるべく吸気弁の閉弁時期を下
死点に近づける一方、非リーン制御時にエンジンの有効
圧縮比を低めるべく該閉弁時期を下死点から離すバルブ
タイミング可変制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
めに、本発明に係るエンジンの制御装置は、エンジンの
運転状態を検知して、所定のリーン制御実行条件成立時
に空燃比を理論空燃比よりもリーン側に設定して制御す
る一方、リーン制御実行条件不成立時に空燃比を理論空
燃比の近傍にリッチに設定して制御する空燃比制御手段
と、該空燃比制御手段による空燃比のリーン制御時にエ
ンジンの有効圧縮比を高めるべく吸気弁の閉弁時期を下
死点に近づける一方、非リーン制御時にエンジンの有効
圧縮比を低めるべく該閉弁時期を下死点から離すバルブ
タイミング可変制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0012】また、前記バルブタイミング可変制御手段
は、吸気弁の駆動用カムを低圧縮比用カムと高圧縮比用
カムとに切換え可能な吸気カム切換機構と、該切換機構
の作動を制御するバルブタイミング制御ユニットとから
構成し、該低圧縮比用カムには吸気弁を上死点前から開
弁させて下死点後に閉弁させるバルブリフト特性を付与
するとともに、該高圧縮比用カムには該低圧縮比用カム
に比較して開弁時期が上死点に近く、かつ閉弁時期が下
死点に近いバルブリフト特性を付与し、該バルブタイミ
ング制御ユニットには、前記リーン制御時に吸気弁の駆
動用カムを高圧縮比用カムに切換える一方、非リーン制
御時に前記駆動用カムを低圧縮比用カムに切換える機能
を付与することが望ましい。
は、吸気弁の駆動用カムを低圧縮比用カムと高圧縮比用
カムとに切換え可能な吸気カム切換機構と、該切換機構
の作動を制御するバルブタイミング制御ユニットとから
構成し、該低圧縮比用カムには吸気弁を上死点前から開
弁させて下死点後に閉弁させるバルブリフト特性を付与
するとともに、該高圧縮比用カムには該低圧縮比用カム
に比較して開弁時期が上死点に近く、かつ閉弁時期が下
死点に近いバルブリフト特性を付与し、該バルブタイミ
ング制御ユニットには、前記リーン制御時に吸気弁の駆
動用カムを高圧縮比用カムに切換える一方、非リーン制
御時に前記駆動用カムを低圧縮比用カムに切換える機能
を付与することが望ましい。
【0013】あるいは、前記バルブタイミング可変制御
手段は、カムシャフトの位相角を変更可能な位相角変更
機構と、該位相角変更機構の作動を制御するバルブタイ
ミング制御ユニットとから構成し、該バルブタイミング
制御ユニットには前記リーン制御時にカムシャフトの位
相角を進角させて吸気弁の閉弁時期を下死点に近付ける
一方、非リーン制御時に前記位相角を遅角させて前記閉
弁時期を下死点から離す機能を付与することが望まし
い。
手段は、カムシャフトの位相角を変更可能な位相角変更
機構と、該位相角変更機構の作動を制御するバルブタイ
ミング制御ユニットとから構成し、該バルブタイミング
制御ユニットには前記リーン制御時にカムシャフトの位
相角を進角させて吸気弁の閉弁時期を下死点に近付ける
一方、非リーン制御時に前記位相角を遅角させて前記閉
弁時期を下死点から離す機能を付与することが望まし
い。
【0014】
【作用】上記構成の本発明によれば、検知したエンジン
の運転状態が稀薄燃焼運転可能な所定のリーン制御実行
条件を満足している場合には、空燃比制御手段はエンジ
ンに供給する混合気の空燃比を理論空燃比よりもリーン
側に設定して燃料供給量を制御するとともに、バルブタ
イミング可変手段は吸気弁の閉弁時期を下死点に近づけ
てピストンの有効圧縮ストロークを長くし、もってエン
ジンの有効圧縮比を高める。また、上記リーン制御実行
条件を満足していない場合には、空燃比制御手段はエン
ジンに供給する混合気の空燃比をリッチに理論空燃比の
近傍に設定して燃料供給量を制御するとともに、バルブ
タイミング可変手段は吸気弁の閉弁時期を下死点から離
してピストンの有効圧縮ストロークを短くし、もってエ
ンジンの有効圧縮比を低くする。
の運転状態が稀薄燃焼運転可能な所定のリーン制御実行
条件を満足している場合には、空燃比制御手段はエンジ
ンに供給する混合気の空燃比を理論空燃比よりもリーン
側に設定して燃料供給量を制御するとともに、バルブタ
イミング可変手段は吸気弁の閉弁時期を下死点に近づけ
てピストンの有効圧縮ストロークを長くし、もってエン
ジンの有効圧縮比を高める。また、上記リーン制御実行
条件を満足していない場合には、空燃比制御手段はエン
ジンに供給する混合気の空燃比をリッチに理論空燃比の
近傍に設定して燃料供給量を制御するとともに、バルブ
タイミング可変手段は吸気弁の閉弁時期を下死点から離
してピストンの有効圧縮ストロークを短くし、もってエ
ンジンの有効圧縮比を低くする。
【0015】また、吸気弁の閉弁時期を変更するための
機構に、吸気弁駆動用カムの切換機構を採用して、リー
ン制御時に閉弁時期を下死点に近づけるとともに開弁時
期を上死点に近づけるようにすると、排気弁とのオーバ
ーラップ期間を縮小して、内部EGRの低減化による燃
焼安定性の向上も図れる。
機構に、吸気弁駆動用カムの切換機構を採用して、リー
ン制御時に閉弁時期を下死点に近づけるとともに開弁時
期を上死点に近づけるようにすると、排気弁とのオーバ
ーラップ期間を縮小して、内部EGRの低減化による燃
焼安定性の向上も図れる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の好適な一実施例を添付図面
に基づき詳述する。
に基づき詳述する。
【0017】図1は本発明に係わるエンジンの制御装置
が備え付けられたDOHCエンジンの概略構成を示す。
同図において、2はエンジンであり、このエンジン2の
吸気通路4にはその上流側からエアクリーナ6,エアー
フローメータ8,スロットルバルブ10,燃料噴射弁1
2が順次設けられている。
が備え付けられたDOHCエンジンの概略構成を示す。
同図において、2はエンジンであり、このエンジン2の
吸気通路4にはその上流側からエアクリーナ6,エアー
フローメータ8,スロットルバルブ10,燃料噴射弁1
2が順次設けられている。
【0018】上記燃料噴射弁12は、マイクロコンピュ
ータでなる空燃比制御ユニット14の出力側に接続され
て、これに内蔵されたソフトプログラムに従ってエンジ
ン2の運転状態に応じてその作動が制御されるようにな
っており、この空燃比制御ユニット14の入力側には上
記エアフローメータ8他、エンジン回転センサ16、冷
却水温センサ18、空燃比センサ20等のエンジン2の
運転状態を検出するための各種センサ類が接続されてい
る。つまり、各種センサ類8,16,18,20,…と
空燃比制御ユニット14並びに燃料噴射弁12等により
空燃比制御手段が構成されている。
ータでなる空燃比制御ユニット14の出力側に接続され
て、これに内蔵されたソフトプログラムに従ってエンジ
ン2の運転状態に応じてその作動が制御されるようにな
っており、この空燃比制御ユニット14の入力側には上
記エアフローメータ8他、エンジン回転センサ16、冷
却水温センサ18、空燃比センサ20等のエンジン2の
運転状態を検出するための各種センサ類が接続されてい
る。つまり、各種センサ類8,16,18,20,…と
空燃比制御ユニット14並びに燃料噴射弁12等により
空燃比制御手段が構成されている。
【0019】また、空燃比制御ユニット14にはこれか
ら信号を受けて、エンジン2の吸・排気弁2a,2bの
開閉タイミングを制御するバルブタイミング可変制御手
段が接続されている。このバルブタイミング可変制御手
段は上記空燃比制御ユニット14に接続されてこれより
信号を受けるバルブタイミング制御ユニット22を有
し、このバルブタイミング制御ユニット22の出力側に
はこの制御ユニット22によって各々その作動が制御さ
れる吸気カム切換機構24と吸気カムシャフトの位相角
変更機構26並びに排気カムシャフトの位相角変更機構
28とが接続されている。
ら信号を受けて、エンジン2の吸・排気弁2a,2bの
開閉タイミングを制御するバルブタイミング可変制御手
段が接続されている。このバルブタイミング可変制御手
段は上記空燃比制御ユニット14に接続されてこれより
信号を受けるバルブタイミング制御ユニット22を有
し、このバルブタイミング制御ユニット22の出力側に
はこの制御ユニット22によって各々その作動が制御さ
れる吸気カム切換機構24と吸気カムシャフトの位相角
変更機構26並びに排気カムシャフトの位相角変更機構
28とが接続されている。
【0020】図2は上記吸気カム切換機構24の具体的
な一例を示すもので、この吸気カム切換機構24は、ス
プライン状に形成された吸気カムシャフト240と、こ
のカムシャフト240に固着された高圧縮比用カム24
1と、この吸気カムシャフト240上を摺動して高圧縮
比用カム241に近設離間移動可能な低圧縮比用カム2
42と、高圧縮比用カム241側に設けられて低圧縮比
用カム242をこれより離間させるように付勢するスプ
リング243と、このスプリング243の付勢力に抗し
て低圧縮比用カム242を高圧縮比用カム241側に移
動させて当接させる油圧プランジャー244と、カムシ
ャフト240に穿設形成されて油圧プランジャー244
に作動油を供給する給油通路245と、前記バルブタイ
ミング制御ユニット22によって駆動制御されて給油通
路245に供給する作動油の油圧を調整する図外の油圧
調整手段とから主になる。
な一例を示すもので、この吸気カム切換機構24は、ス
プライン状に形成された吸気カムシャフト240と、こ
のカムシャフト240に固着された高圧縮比用カム24
1と、この吸気カムシャフト240上を摺動して高圧縮
比用カム241に近設離間移動可能な低圧縮比用カム2
42と、高圧縮比用カム241側に設けられて低圧縮比
用カム242をこれより離間させるように付勢するスプ
リング243と、このスプリング243の付勢力に抗し
て低圧縮比用カム242を高圧縮比用カム241側に移
動させて当接させる油圧プランジャー244と、カムシ
ャフト240に穿設形成されて油圧プランジャー244
に作動油を供給する給油通路245と、前記バルブタイ
ミング制御ユニット22によって駆動制御されて給油通
路245に供給する作動油の油圧を調整する図外の油圧
調整手段とから主になる。
【0021】高圧縮比用カム241は吸気バルブ2aの
上端部に設けられた油圧タペット246に摺接する位置
に固定配置され、低圧縮比用カム242は高圧縮比用カ
ム241に近接すると上記タペット246に摺接し、離
間するとこのタペット246から離脱するようになって
いる。
上端部に設けられた油圧タペット246に摺接する位置
に固定配置され、低圧縮比用カム242は高圧縮比用カ
ム241に近接すると上記タペット246に摺接し、離
間するとこのタペット246から離脱するようになって
いる。
【0022】また、高圧縮比用カム241のカムプロフ
ィールはピストンの上死点(TDC)でバルブリフトを
開始して下死点(BDC)でバルブリフトを終了するよ
うになっている一方、低圧縮比用カム242のカムプロ
フィールは上死点前からバルブリフトを開始して下死点
後にバルブリフトを終了するようになっていて、高圧縮
比用カム241のカムプロフィールは低圧縮比用カム2
42のカムプロフィールに内包される形状に形成されて
おり、低圧縮比用カム242がタペット246に摺接す
ると吸気バルブ2aはこの低圧縮比用カム242によっ
て開閉駆動されるようになっている。
ィールはピストンの上死点(TDC)でバルブリフトを
開始して下死点(BDC)でバルブリフトを終了するよ
うになっている一方、低圧縮比用カム242のカムプロ
フィールは上死点前からバルブリフトを開始して下死点
後にバルブリフトを終了するようになっていて、高圧縮
比用カム241のカムプロフィールは低圧縮比用カム2
42のカムプロフィールに内包される形状に形成されて
おり、低圧縮比用カム242がタペット246に摺接す
ると吸気バルブ2aはこの低圧縮比用カム242によっ
て開閉駆動されるようになっている。
【0023】図3は吸気カムシャフトの位相角変更機構
26の具体的な一例を示し、図4はこの位相角変更機構
26の概略構成図を示す。位相角変更機構26は、図外
のタイミングベルトを介してクランクシャフト回転を入
力するタイミングギア312と、図外の吸気弁2aを駆
動する吸気カムシャフト240との間に配置し、タイミ
ングギア312の内周に嵌合するアドバンシングプレー
ト316と、このアドバンシングプレート316の内周
に螺合するドラム318と、このドラム318を一定回
転方向に付勢するリターンスプリング320と、カムシ
ャフト240に固設するハブ322とを備えて概略構成
される。
26の具体的な一例を示し、図4はこの位相角変更機構
26の概略構成図を示す。位相角変更機構26は、図外
のタイミングベルトを介してクランクシャフト回転を入
力するタイミングギア312と、図外の吸気弁2aを駆
動する吸気カムシャフト240との間に配置し、タイミ
ングギア312の内周に嵌合するアドバンシングプレー
ト316と、このアドバンシングプレート316の内周
に螺合するドラム318と、このドラム318を一定回
転方向に付勢するリターンスプリング320と、カムシ
ャフト240に固設するハブ322とを備えて概略構成
される。
【0024】前記タイミングギア312の内周には第1
爪部材312aを一体に突設すると共に、前記アドバン
シングプレート316の外周には第1係合溝316aを
形成し、この第1係合溝316aに前記第1爪部材31
2aが摺動可能に係合することにより、タイミングギア
312とアドバンシングプレート316とは、軸方向の
相対移動を可能にしつつ相対回転が規制される。
爪部材312aを一体に突設すると共に、前記アドバン
シングプレート316の外周には第1係合溝316aを
形成し、この第1係合溝316aに前記第1爪部材31
2aが摺動可能に係合することにより、タイミングギア
312とアドバンシングプレート316とは、軸方向の
相対移動を可能にしつつ相対回転が規制される。
【0025】前記アドバンシングプレート316の内周
には雌ねじ316bを形成すると共に、前記ドラム31
8の外周に雄ねじ318aを形成し、これら雌ねじ31
6bと雄ねじ318aとを螺合する。そして、アドバン
シングプレート316とドラム318とを相対回転する
ことにより、前記雌ねじ316bおよび雄ねじ318a
を介してアドバンシングプレート316はドラム318
に対して軸方向に移動する。
には雌ねじ316bを形成すると共に、前記ドラム31
8の外周に雄ねじ318aを形成し、これら雌ねじ31
6bと雄ねじ318aとを螺合する。そして、アドバン
シングプレート316とドラム318とを相対回転する
ことにより、前記雌ねじ316bおよび雄ねじ318a
を介してアドバンシングプレート316はドラム318
に対して軸方向に移動する。
【0026】一方、前記リターンスプリング320は渦
巻きスプリングとして構成し、その内周端部320aを
前記ドラム318に係止すると共に、外周端部320b
を前記ハブ322に係止し、このリターンスプリング3
20によりドラム318を一方の回転方向に付勢する。
巻きスプリングとして構成し、その内周端部320aを
前記ドラム318に係止すると共に、外周端部320b
を前記ハブ322に係止し、このリターンスプリング3
20によりドラム318を一方の回転方向に付勢する。
【0027】前記ハブ322の外周には第2爪部材32
2aを一体に突設すると共に、前記アドバンシングプレ
ート316の外周に第2係合溝316cを形成し、この
第2係合溝316cに前記第2爪部材322aが摺動可
能に係合することにより、これらアドバンシングプレー
ト316とハブ322とは、軸方向の相対移動を可能に
しつつ相対回転が規制される。
2aを一体に突設すると共に、前記アドバンシングプレ
ート316の外周に第2係合溝316cを形成し、この
第2係合溝316cに前記第2爪部材322aが摺動可
能に係合することにより、これらアドバンシングプレー
ト316とハブ322とは、軸方向の相対移動を可能に
しつつ相対回転が規制される。
【0028】また、前記ドラム318の内周に摩擦ドラ
ム324を圧入固定すると共に、この摩擦ドラム324
の内周に一対のブレーキシュー326,326aを対向
配置する。そして、このブレーキシュー326,326
aを、リンク328,328aを介してソレノイドアク
チュエータ330に連動することにより、これら摩擦ド
ラム324,ブレーキシュー326,326aおよびソ
レノイドアクチュエータ330により電磁ブレーキ33
2を構成する。
ム324を圧入固定すると共に、この摩擦ドラム324
の内周に一対のブレーキシュー326,326aを対向
配置する。そして、このブレーキシュー326,326
aを、リンク328,328aを介してソレノイドアク
チュエータ330に連動することにより、これら摩擦ド
ラム324,ブレーキシュー326,326aおよびソ
レノイドアクチュエータ330により電磁ブレーキ33
2を構成する。
【0029】ここで、本実施例にあっては図4に示した
ように、前記第1爪部材312aを軸方向に対して傾斜
してヘリカル角θ1 を持たせると共に、前記第2爪部材
322aを同様に軸方向に傾斜してヘリカル角θ2 を持
たせる。尚、これらヘリカル角θ1 およびθ2 は軸方向
に対して互いに逆関係に設定する。
ように、前記第1爪部材312aを軸方向に対して傾斜
してヘリカル角θ1 を持たせると共に、前記第2爪部材
322aを同様に軸方向に傾斜してヘリカル角θ2 を持
たせる。尚、これらヘリカル角θ1 およびθ2 は軸方向
に対して互いに逆関係に設定する。
【0030】以上の位相角変更機構26にあっては、電
磁ブレーキ332のソレノイドアクチュエータ330に
電圧を印加(オン信号入力)して励磁することにより、
ブレーキシュー326,326aは摩擦ドラム24の内
周に圧接して制動状態となる。一方、ソレノイドアクチ
ュエータ330に印加した電圧を遮断(オフ信号入力)
して消磁することにより、ブレーキシュー326,32
6aは摩擦ドラム324から離反して非制動状態とな
る。
磁ブレーキ332のソレノイドアクチュエータ330に
電圧を印加(オン信号入力)して励磁することにより、
ブレーキシュー326,326aは摩擦ドラム24の内
周に圧接して制動状態となる。一方、ソレノイドアクチ
ュエータ330に印加した電圧を遮断(オフ信号入力)
して消磁することにより、ブレーキシュー326,32
6aは摩擦ドラム324から離反して非制動状態とな
る。
【0031】前記電磁ブレーキ332が制動状態になる
と、摩擦ドラム324と一体の前記ドラム318は、前
記アドバンシングプレート316に対して回転遅れを生
ずる。すると、雌ねじ316bと雄ねじ318aを介し
てアドバンシングプレート316は軸方向(図1中右方
向)に移動するが、このとき、第1爪部材312aおよ
び第2爪部材322aを共に傾斜させてヘリカル角θ1
およびθ2 を設定してあるため、前記アドバンシングプ
レート316および前記ハブ322はそれぞれタイミン
グギア312に対して同一方向に相対回転して進角す
る。このとき、ハブ322はリターンスプリング320
の付勢力に抗して回転する。
と、摩擦ドラム324と一体の前記ドラム318は、前
記アドバンシングプレート316に対して回転遅れを生
ずる。すると、雌ねじ316bと雄ねじ318aを介し
てアドバンシングプレート316は軸方向(図1中右方
向)に移動するが、このとき、第1爪部材312aおよ
び第2爪部材322aを共に傾斜させてヘリカル角θ1
およびθ2 を設定してあるため、前記アドバンシングプ
レート316および前記ハブ322はそれぞれタイミン
グギア312に対して同一方向に相対回転して進角す
る。このとき、ハブ322はリターンスプリング320
の付勢力に抗して回転する。
【0032】従って、タイミングギア312とハブ32
2とは、前記第1爪部材312aのヘリカル角θ1 で決
定される相対回転量と第2爪部材322aのヘリカル角
θ2で決定される相対回転量とを合わせた回転量をもっ
て相対回転することになる。このため、タイミングギア
312に入力したクランクシャフト回転をカムシャフト
240に伝達する間において、前記タイミングギア31
2とハブ322との間の相対回転量は、そのままカムシ
ャフト240の回転変位量として伝達され、吸気弁2a
のバルブタイミングを変化することができる。
2とは、前記第1爪部材312aのヘリカル角θ1 で決
定される相対回転量と第2爪部材322aのヘリカル角
θ2で決定される相対回転量とを合わせた回転量をもっ
て相対回転することになる。このため、タイミングギア
312に入力したクランクシャフト回転をカムシャフト
240に伝達する間において、前記タイミングギア31
2とハブ322との間の相対回転量は、そのままカムシ
ャフト240の回転変位量として伝達され、吸気弁2a
のバルブタイミングを変化することができる。
【0033】一方、前記電磁ブレーキ332が非制動状
態になると、ドラム318はリターンスプリング320
の付勢力で逆方向に回転して、アドバンシングプレート
316を図3中左方向に移動し、図示する初期位置に復
帰させる。従って、このアドバンシングプレート316
の復帰移動に伴って、タイミングギア312とハブ32
2とは逆方向に相対回転し、カムシャフト240の位相
を初期状態に設定する。
態になると、ドラム318はリターンスプリング320
の付勢力で逆方向に回転して、アドバンシングプレート
316を図3中左方向に移動し、図示する初期位置に復
帰させる。従って、このアドバンシングプレート316
の復帰移動に伴って、タイミングギア312とハブ32
2とは逆方向に相対回転し、カムシャフト240の位相
を初期状態に設定する。
【0034】尚、排気カムシャフトの位相角変更機構2
8も上記吸気カムシャフトの位相角変更機構26と全く
同様に構成されている。
8も上記吸気カムシャフトの位相角変更機構26と全く
同様に構成されている。
【0035】ところで、空燃比制御ユニット14は各種
センサ類8,16,18,20から入力される情報信号
に基づいてエンジン2の運転状態を検知し、その運転状
態が所定のリーン制御実行条件を満足していると、エン
ジン2に供給する混合気の空燃比を理論空燃比よりもリ
ーン側に設定して燃料噴射弁12の作動を制御する一
方、リーン制御実行条件が満足されていないと、空燃比
を理論空燃比の近傍にリッチに設定して燃料噴射弁12
の作動を制御する。
センサ類8,16,18,20から入力される情報信号
に基づいてエンジン2の運転状態を検知し、その運転状
態が所定のリーン制御実行条件を満足していると、エン
ジン2に供給する混合気の空燃比を理論空燃比よりもリ
ーン側に設定して燃料噴射弁12の作動を制御する一
方、リーン制御実行条件が満足されていないと、空燃比
を理論空燃比の近傍にリッチに設定して燃料噴射弁12
の作動を制御する。
【0036】また、バルブタイミング制御ユニット22
は空燃比制御ユニット14からの信号を受けて、リーン
制御実行時にはエンジン2の有効圧縮比を高めるべく、
また非リーン制御実行時には上記有効圧縮比を低めるべ
く、吸気カム切換機構24と吸気カムシャフト位相角変
更機構26並びに排気カムシャフト位相角変更機構28
との作動を制御する。
は空燃比制御ユニット14からの信号を受けて、リーン
制御実行時にはエンジン2の有効圧縮比を高めるべく、
また非リーン制御実行時には上記有効圧縮比を低めるべ
く、吸気カム切換機構24と吸気カムシャフト位相角変
更機構26並びに排気カムシャフト位相角変更機構28
との作動を制御する。
【0037】図6は空燃比制御ユニット14とバルブタ
イミング制御ユニット22とによって実行される制御内
容の概要を示すフローチャートであり、図示するように
まず各種センサ類8,16,18,20,…からの信号
を読み込んでエンジンの運転状態を検知すると共に(S
10)、吸入空気流量Qaとエンジン回転数とから吸気
充填率CEを算出し(S20)、この吸気充填率CEか
ら理論空燃比に制御するために必要な燃料噴射弁12の
基本駆動信号Tmを算出する(S30)。
イミング制御ユニット22とによって実行される制御内
容の概要を示すフローチャートであり、図示するように
まず各種センサ類8,16,18,20,…からの信号
を読み込んでエンジンの運転状態を検知すると共に(S
10)、吸入空気流量Qaとエンジン回転数とから吸気
充填率CEを算出し(S20)、この吸気充填率CEか
ら理論空燃比に制御するために必要な燃料噴射弁12の
基本駆動信号Tmを算出する(S30)。
【0038】次に、リーン制御を実行するための負荷条
件が満足されているか否かを判断する(S40)。この
負荷条件は、吸気充填率CEとエンジン回転数との関係
で規定された所定のリーン制御実行領域内に、算出した
吸気充填率CEと検出したエンジン回転数とがともに含
まれているか否かで判断され、そのリーン制御実行領域
は予め空燃比制御ユニット14にマップとして内蔵され
ている。
件が満足されているか否かを判断する(S40)。この
負荷条件は、吸気充填率CEとエンジン回転数との関係
で規定された所定のリーン制御実行領域内に、算出した
吸気充填率CEと検出したエンジン回転数とがともに含
まれているか否かで判断され、そのリーン制御実行領域
は予め空燃比制御ユニット14にマップとして内蔵され
ている。
【0039】負荷条件が満足されていると(S40,Y
es)、次にリーン制御実行条件の水温条件、すなわち
冷却水温度が所定値THWL以上になっているか否かを
判断する(S50)。
es)、次にリーン制御実行条件の水温条件、すなわち
冷却水温度が所定値THWL以上になっているか否かを
判断する(S50)。
【0040】そして、ステップS50での判断がNoの
場合、並びに上記ステップS40での判断がNoの場合
には、ステップS110に進み、空燃比が理論空燃比の
近傍でリッチになるように、基本駆動信号Tmに通常運
転時における補正係数Cを乗じてリッチ時の実駆動信号
Ti(=Tm*C)を算出した後、吸気カム切換機構2
4のアクチュエータ(油圧調整手段)と吸気カムシャフ
ト位相角変更機構26のソレノイドアクチュエータ,並
びに排気カムシャフト位相角変更機構28のソレノイド
アクチュエータに対して低圧縮比バルブタイミングの信
号を出力する(S120)と共に、燃料噴射弁12に実
駆動信号Ti(=Tm*C)を出力する(S130)。
場合、並びに上記ステップS40での判断がNoの場合
には、ステップS110に進み、空燃比が理論空燃比の
近傍でリッチになるように、基本駆動信号Tmに通常運
転時における補正係数Cを乗じてリッチ時の実駆動信号
Ti(=Tm*C)を算出した後、吸気カム切換機構2
4のアクチュエータ(油圧調整手段)と吸気カムシャフ
ト位相角変更機構26のソレノイドアクチュエータ,並
びに排気カムシャフト位相角変更機構28のソレノイド
アクチュエータに対して低圧縮比バルブタイミングの信
号を出力する(S120)と共に、燃料噴射弁12に実
駆動信号Ti(=Tm*C)を出力する(S130)。
【0041】ここで、吸気カム切換機構24のアクチュ
エータ(油圧調整手段)に低圧縮比バルブタイミングの
信号が入力されると、このアクチュエータ(油圧調整手
段)は作動油の供給油圧を高圧側に切換え、プランジャ
ー244を伸長作動させて低圧縮比用カム242を吸気
バルブ2aの油圧タペットに係合させ、吸気バルブ2a
をこの低圧縮比用カム242で開閉駆動させる。また、
吸気カムシャフト位相角変更手段26のソレノイドアク
チュエータ330に低圧縮比バルブタイミングの信号
(電圧ON)が入力されると、吸気カムシャフト240
は進角側にセットされる。またさらに、排気カムシャフ
ト位相角変更機構28のソレノイドアクチュエータに低
圧縮比バルブタイミング信号(電圧OFF)が入力され
ると、排気カムシャフトは遅角側にセットされる。
エータ(油圧調整手段)に低圧縮比バルブタイミングの
信号が入力されると、このアクチュエータ(油圧調整手
段)は作動油の供給油圧を高圧側に切換え、プランジャ
ー244を伸長作動させて低圧縮比用カム242を吸気
バルブ2aの油圧タペットに係合させ、吸気バルブ2a
をこの低圧縮比用カム242で開閉駆動させる。また、
吸気カムシャフト位相角変更手段26のソレノイドアク
チュエータ330に低圧縮比バルブタイミングの信号
(電圧ON)が入力されると、吸気カムシャフト240
は進角側にセットされる。またさらに、排気カムシャフ
ト位相角変更機構28のソレノイドアクチュエータに低
圧縮比バルブタイミング信号(電圧OFF)が入力され
ると、排気カムシャフトは遅角側にセットされる。
【0042】つまり、このときの吸気弁2aのバルブリ
フト特性は、図5中に破線Aで示す如く上死点前から開
弁され始めて下死点後に閉じられるようになり、その吸
気弁2aが遅閉される分だけピストンの有効圧縮ストロ
ークSaが短くなってエンジンの有効圧縮比が低くな
る。一方、排気バルブ2bのバルブリフト特性は同図中
に破線Bで示す如く下死点前から開弁され始めて上死点
後に閉じられるようになり、吸気弁2aと排気弁2bと
には非リーン制御時の通常運転時に適した所定のオーバ
ーラップ期間が設定される。
フト特性は、図5中に破線Aで示す如く上死点前から開
弁され始めて下死点後に閉じられるようになり、その吸
気弁2aが遅閉される分だけピストンの有効圧縮ストロ
ークSaが短くなってエンジンの有効圧縮比が低くな
る。一方、排気バルブ2bのバルブリフト特性は同図中
に破線Bで示す如く下死点前から開弁され始めて上死点
後に閉じられるようになり、吸気弁2aと排気弁2bと
には非リーン制御時の通常運転時に適した所定のオーバ
ーラップ期間が設定される。
【0043】一方、上記ステップS50での判断がYe
sで冷却水温が所定値THWL以上になっていれば、空
燃比のリーン制御が行われることになるが、その前に次
のステップS60でエンジン回転数が所定回転数Ncよ
り高い高回転領域にあるか否かを判断する。そして、こ
の判断がNoでエンジン回転が低回転領域にあると、ス
テップS70に進み、空燃比が理論空燃比よりもリーン
になるように、基本駆動信号Tmに通常運転時における
補正係数Cとリーン補正係数CLEANとを乗じてリー
ン時の実駆動信号Ti(=Tm*C*CLEAN)を算
出した後、吸気カム切換機構24のアクチュエータ(油
圧調整手段)と吸気カムシャフト位相角変更機構26の
ソレノイドアクチュエータ,並びに排気カムシャフト位
相角変更機構28のソレノイドアクチュエータに対して
低回転高圧縮比バルブタイミングの信号を出力する(S
80)と共に、燃料噴射弁12に実駆動信号Ti(=T
m*C*CLEAN)を出力する(S130)。
sで冷却水温が所定値THWL以上になっていれば、空
燃比のリーン制御が行われることになるが、その前に次
のステップS60でエンジン回転数が所定回転数Ncよ
り高い高回転領域にあるか否かを判断する。そして、こ
の判断がNoでエンジン回転が低回転領域にあると、ス
テップS70に進み、空燃比が理論空燃比よりもリーン
になるように、基本駆動信号Tmに通常運転時における
補正係数Cとリーン補正係数CLEANとを乗じてリー
ン時の実駆動信号Ti(=Tm*C*CLEAN)を算
出した後、吸気カム切換機構24のアクチュエータ(油
圧調整手段)と吸気カムシャフト位相角変更機構26の
ソレノイドアクチュエータ,並びに排気カムシャフト位
相角変更機構28のソレノイドアクチュエータに対して
低回転高圧縮比バルブタイミングの信号を出力する(S
80)と共に、燃料噴射弁12に実駆動信号Ti(=T
m*C*CLEAN)を出力する(S130)。
【0044】ここで、吸気カム切換機構24のアクチュ
エータ(油圧調整手段)に低回転高圧縮比バルブタイミ
ングの信号が入力されると、このアクチュエータ(油圧
調整手段)は作動油の供給油圧を低圧側に切換え、プラ
ンジャー244をスプリング243で押し戻して低圧縮
比用カム242を吸気バルブ2aの油圧タペットから離
脱させ、吸気バルブ2aを高圧縮比用カム241で開閉
駆動させる。また、吸気カムシャフト位相角変更手段2
6のソレノイドアクチュエータ330に低回転高圧縮比
バルブタイミングの信号(電圧ON)が入力されると、
吸気カムシャフト240は進角側にセットされる。また
さらに、排気カムシャフト位相角変更機構28のソレノ
イドアクチュエータに低回転高圧縮比バルブタイミング
信号(電圧ON)が入力されると、排気カムシャフトは
進角側にセットされる。
エータ(油圧調整手段)に低回転高圧縮比バルブタイミ
ングの信号が入力されると、このアクチュエータ(油圧
調整手段)は作動油の供給油圧を低圧側に切換え、プラ
ンジャー244をスプリング243で押し戻して低圧縮
比用カム242を吸気バルブ2aの油圧タペットから離
脱させ、吸気バルブ2aを高圧縮比用カム241で開閉
駆動させる。また、吸気カムシャフト位相角変更手段2
6のソレノイドアクチュエータ330に低回転高圧縮比
バルブタイミングの信号(電圧ON)が入力されると、
吸気カムシャフト240は進角側にセットされる。また
さらに、排気カムシャフト位相角変更機構28のソレノ
イドアクチュエータに低回転高圧縮比バルブタイミング
信号(電圧ON)が入力されると、排気カムシャフトは
進角側にセットされる。
【0045】つまり、このときの吸気弁2aのバルブリ
フト特性は、図5中に実線Cで示す如くほぼ上死点から
開弁され始めてほぼ下死点で閉じられるようになり、ピ
ストンの有効圧縮ストロークScが長くなってエンジン
の有効圧縮比が高くなる。一方、排気バルブ2bのバル
ブリフト特性は同図中に実線Dで示す如く進角されて下
死点前から開弁され始めてほぼ上死点で閉じられるよう
になり、吸気弁2aと排気弁2bとにはオーバーラップ
期間が殆どなくなって、内部EGRの低減による燃焼の
安定化が図られる。
フト特性は、図5中に実線Cで示す如くほぼ上死点から
開弁され始めてほぼ下死点で閉じられるようになり、ピ
ストンの有効圧縮ストロークScが長くなってエンジン
の有効圧縮比が高くなる。一方、排気バルブ2bのバル
ブリフト特性は同図中に実線Dで示す如く進角されて下
死点前から開弁され始めてほぼ上死点で閉じられるよう
になり、吸気弁2aと排気弁2bとにはオーバーラップ
期間が殆どなくなって、内部EGRの低減による燃焼の
安定化が図られる。
【0046】また、上記ステップS60での判断がYe
sでエンジン回転が高回転領域にあると、ステップS9
0(S70と同じ)に進み、空燃比が理論空燃比よりも
リーンになるように、基本駆動信号Tmに通常運転時に
おける補正係数Cとリーン補正係数CLEANとを乗じ
てリーン時の実駆動信号Ti(=Tm*C*CLEA
N)を算出した後、吸気カム切換機構24のアクチュエ
ータ(油圧調整手段)と吸気カムシャフト位相角変更機
構26のソレノイドアクチュエータ,並びに排気カムシ
ャフト位相角変更機構28のソレノイドアクチュエータ
に対して高回転高圧縮比バルブタイミングの信号を出力
する(S100)と共に、燃料噴射弁12に実駆動信号
Ti(=Tm*C*CLEAN)を出力する(S13
0)。
sでエンジン回転が高回転領域にあると、ステップS9
0(S70と同じ)に進み、空燃比が理論空燃比よりも
リーンになるように、基本駆動信号Tmに通常運転時に
おける補正係数Cとリーン補正係数CLEANとを乗じ
てリーン時の実駆動信号Ti(=Tm*C*CLEA
N)を算出した後、吸気カム切換機構24のアクチュエ
ータ(油圧調整手段)と吸気カムシャフト位相角変更機
構26のソレノイドアクチュエータ,並びに排気カムシ
ャフト位相角変更機構28のソレノイドアクチュエータ
に対して高回転高圧縮比バルブタイミングの信号を出力
する(S100)と共に、燃料噴射弁12に実駆動信号
Ti(=Tm*C*CLEAN)を出力する(S13
0)。
【0047】ここで、吸気カム切換機構24のアクチュ
エータ(油圧調整手段)に高回転高圧縮比バルブタイミ
ングの信号が入力されると、このアクチュエータ(油圧
調整手段)は低回転高圧縮比の場合と同様に、作動油の
供給油圧を低圧側に切換え、吸気バルブ2aを高圧縮比
用カム241で開閉駆動させる。また、吸気カムシャフ
ト位相角変更手段26のソレノイドアクチュエータ33
0に高回転高圧縮比バルブタイミングの信号(電圧OF
F)が入力されると、吸気カムシャフト240は遅角側
にセットされる。また、排気カムシャフト位相角変更機
構28のソレノイドアクチュエータに高回転高圧縮比バ
ルブタイミング信号(電圧ON)が入力されると、低回
転高圧縮比の場合と同様に排気カムシャフトは進角側に
セットされる。
エータ(油圧調整手段)に高回転高圧縮比バルブタイミ
ングの信号が入力されると、このアクチュエータ(油圧
調整手段)は低回転高圧縮比の場合と同様に、作動油の
供給油圧を低圧側に切換え、吸気バルブ2aを高圧縮比
用カム241で開閉駆動させる。また、吸気カムシャフ
ト位相角変更手段26のソレノイドアクチュエータ33
0に高回転高圧縮比バルブタイミングの信号(電圧OF
F)が入力されると、吸気カムシャフト240は遅角側
にセットされる。また、排気カムシャフト位相角変更機
構28のソレノイドアクチュエータに高回転高圧縮比バ
ルブタイミング信号(電圧ON)が入力されると、低回
転高圧縮比の場合と同様に排気カムシャフトは進角側に
セットされる。
【0048】つまり、高回転高圧縮比の場合には、図5
中に一点鎖線Eで示す如く吸気弁2aのバルブリフト特
性を低回転高圧縮比のときよりも若干遅角側にシフトさ
せることにより、高回転時における吸気の慣性過給作用
を利用して吸気充填効率の向上を図る。また、このよう
に吸気弁2aの閉弁時期を若干遅らせても、ピストンの
有効圧縮ストロークSeは殆ど変わらないので、エンジ
ン2の有効圧縮比は高く保ち得る。
中に一点鎖線Eで示す如く吸気弁2aのバルブリフト特
性を低回転高圧縮比のときよりも若干遅角側にシフトさ
せることにより、高回転時における吸気の慣性過給作用
を利用して吸気充填効率の向上を図る。また、このよう
に吸気弁2aの閉弁時期を若干遅らせても、ピストンの
有効圧縮ストロークSeは殆ど変わらないので、エンジ
ン2の有効圧縮比は高く保ち得る。
【0049】尚、上記実施例では吸気弁駆動用カムを低
圧縮比用カムと高圧縮比用カムとに切換可能な吸気カム
切換機構を用いて、エンジンの有効圧縮比を変更するよ
うにしているが、本発明は基本的には空燃比のリーン制
御時における吸気弁の閉弁時期を非リーン制御時よりも
下死点に近づけることで有効圧縮比を高めれば良く、従
って吸気カムシャフトに位相角変更機構を取付けてリー
ン制御時には非リーン制御時よりもその閉弁時期を下死
点に近づけることだけで、有効圧縮比を変更するように
しても良い。
圧縮比用カムと高圧縮比用カムとに切換可能な吸気カム
切換機構を用いて、エンジンの有効圧縮比を変更するよ
うにしているが、本発明は基本的には空燃比のリーン制
御時における吸気弁の閉弁時期を非リーン制御時よりも
下死点に近づけることで有効圧縮比を高めれば良く、従
って吸気カムシャフトに位相角変更機構を取付けてリー
ン制御時には非リーン制御時よりもその閉弁時期を下死
点に近づけることだけで、有効圧縮比を変更するように
しても良い。
【0050】また、本発明は上記実施例のDOHCエン
ジンに限定されることはなくSOHCエンジンにも適用
できる。そしてこの場合にも、吸気弁と排気弁とを駆動
する単一のカムシャフトに位相角変更機構を取付けて、
リーン制御時に吸気弁の閉弁時期を下死点に近づけるよ
うにしても良いし、カムシャフトに低圧縮比用と高圧縮
比用の2つの吸気弁駆動用カムを設けておいてこれらを
適宜切換えるようにしても良い。そして、カムの切換機
構としてはカム自体を移動させる機構のものでも良い
し、ロッカアーム側を移動させる機構のものであっても
良い。更には、位相角変更機構と吸気カム切換機構との
双方を設けて、カムの切換えにより圧縮比の変更を行
い、かつ位相角変更機構で排気弁のバルブタイミングを
進角させてオーバーラップをなくすようにしても良い。
また、位相角変更機構には差動遊星歯車機構などを採用
しても良い。
ジンに限定されることはなくSOHCエンジンにも適用
できる。そしてこの場合にも、吸気弁と排気弁とを駆動
する単一のカムシャフトに位相角変更機構を取付けて、
リーン制御時に吸気弁の閉弁時期を下死点に近づけるよ
うにしても良いし、カムシャフトに低圧縮比用と高圧縮
比用の2つの吸気弁駆動用カムを設けておいてこれらを
適宜切換えるようにしても良い。そして、カムの切換機
構としてはカム自体を移動させる機構のものでも良い
し、ロッカアーム側を移動させる機構のものであっても
良い。更には、位相角変更機構と吸気カム切換機構との
双方を設けて、カムの切換えにより圧縮比の変更を行
い、かつ位相角変更機構で排気弁のバルブタイミングを
進角させてオーバーラップをなくすようにしても良い。
また、位相角変更機構には差動遊星歯車機構などを採用
しても良い。
【0051】
【発明の効果】以上実施例で詳細に説明したように、本
発明に係るエンジンの制御装置によれば、次のような優
れた効果を発揮する。
発明に係るエンジンの制御装置によれば、次のような優
れた効果を発揮する。
【0052】(1)エンジンの運転状態を検知して、そ
の状態が稀薄燃焼可能である場合にはエンジンに供給す
る混合気の空燃比を理論空燃比よりもリーン側に設定し
て制御する一方、稀薄燃焼不可能な場合には空燃比を理
論空燃比の近傍でリッチに制御するにあたって、リーン
制御時には非リーン制御時よりもエンジンの有効圧縮比
を高めるので、稀薄燃焼下における空燃比を燃焼安定性
と熱効率並びに燃費との面で十分に高い効果が得られる
までリーン化させることができるばかりか、非リーン制
御される通常運転時のエミションの悪化や異常燃焼の発
生を可及的に防止できる。
の状態が稀薄燃焼可能である場合にはエンジンに供給す
る混合気の空燃比を理論空燃比よりもリーン側に設定し
て制御する一方、稀薄燃焼不可能な場合には空燃比を理
論空燃比の近傍でリッチに制御するにあたって、リーン
制御時には非リーン制御時よりもエンジンの有効圧縮比
を高めるので、稀薄燃焼下における空燃比を燃焼安定性
と熱効率並びに燃費との面で十分に高い効果が得られる
までリーン化させることができるばかりか、非リーン制
御される通常運転時のエミションの悪化や異常燃焼の発
生を可及的に防止できる。
【0053】(2)エンジンの有効圧縮比を可変させる
機構として、コンロッドとクランクシャフト或いはコン
ロッドとピストンとの連結部の相対位置を変更して燃焼
室容積を増減するようにした機構を用いることなく、吸
気弁の閉弁時期を変えることでエンジンの有効圧縮比を
変更させるので、圧縮比を変更させるための機構部分に
はエンジンの爆発圧力が作用することがなく、信頼耐久
性の面で優れる。
機構として、コンロッドとクランクシャフト或いはコン
ロッドとピストンとの連結部の相対位置を変更して燃焼
室容積を増減するようにした機構を用いることなく、吸
気弁の閉弁時期を変えることでエンジンの有効圧縮比を
変更させるので、圧縮比を変更させるための機構部分に
はエンジンの爆発圧力が作用することがなく、信頼耐久
性の面で優れる。
【0054】(3)吸気カムを切換えて吸気弁のバルブ
タイミングを変更するようにすれば、稀薄燃焼時に吸気
弁の閉弁時期を下死点に近づけられるばかりか、その開
弁時期も上死点に近づけられるので、吸気弁と排気弁と
のオーバーラップ期間を縮小して内部EGRを低減させ
ることができ、燃焼安定性の可及的な向上が図れる。
タイミングを変更するようにすれば、稀薄燃焼時に吸気
弁の閉弁時期を下死点に近づけられるばかりか、その開
弁時期も上死点に近づけられるので、吸気弁と排気弁と
のオーバーラップ期間を縮小して内部EGRを低減させ
ることができ、燃焼安定性の可及的な向上が図れる。
【図1】本発明に係わるエンジンの制御装置の概略構成
図である。
図である。
【図2】図1中に示す吸気カム切換機構の一例を示すず
である。
である。
【図3】図1中に示される吸気カムシャフト位相角変更
機構の一例を示す図である。
機構の一例を示す図である。
【図4】図3の要部を示す概略構成図である。
【図5】本発明に係わるエンジンの制御よる作用を説明
する図である。
する図である。
【図6】本発明に係わるエンジンの制御装置による制御
内容の一例を概略的に示すフローチャートである。
内容の一例を概略的に示すフローチャートである。
2 エンジン 2a 吸気弁 8 エアフローメータ 12 燃料噴射弁 14 空燃比制御ユニット 16 エンジン回転センサ 18 水温センサ 20 空燃比センサ 22 バルブタイミング制御ユニット 24 吸気カム切換機構 26 (吸気)カムシャフト位相角変更機構 240 (吸気)カムシャフト 241 高圧縮比用カム 242 低圧縮比用カム
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンの運転状態を検知して、所定の
リーン制御実行条件成立時に空燃比を理論空燃比よりも
リーン側に設定するリーン制御手段を備える一方、リー
ン制御実行条件不成立時に空燃比を理論空燃比の近傍に
リッチに設定する非リーン制御手段を備える空燃比制御
手段と、 該空燃比制御手段による空燃比のリーン制御時に、エン
ジンの有効圧縮比を高めるべく吸気弁の閉弁時期を下死
点に近づける一方、非リーン制御時にエンジンの有効圧
縮比を低めるべく該閉弁時期を下死点から離すバルブタ
イミング可変制御手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの制御装置。 - 【請求項2】 前記バルブタイミング可変制御手段が、 吸気弁の駆動用カムを低圧縮比用カムと高圧縮比用カム
とに切換え可能な吸気カム切換機構と、 該切換機構の作動を制御するバルブタイミング制御ユニ
ットと、からなり、 該低圧縮比用カムは吸気弁を上死点前から開弁させて下
死点後に閉弁させるバルブリフト特性を有するととも
に、 該高圧縮比用カムは該低圧縮比用カムに比較して開弁時
期が上死点に近く、かつ閉弁時期が下死点に近いバルブ
リフト特性を有し、 該バルブタイミング制御ユニットは、前記リーン制御時
に吸気弁の駆動用カムを高圧縮比用カムに切換える一
方、非リーン制御時に前記駆動用カムを低圧縮比用カム
に切換える機能を有する、 ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの制御装
置。 - 【請求項3】 前記バルブタイミング可変制御手段が、 カムシャフトの位相角を変更可能な位相角変更機構と、 該位相角変更機構の作動を制御するバルブタイミング制
御ユニットと、からなり、 該バルブタイミング制御ユニットは前記リーン制行時に
カムシャフトの位相角を進角させて吸気弁の閉弁時期を
下死点に近付ける一方、非リーン制御時に前記位相角を
遅角させて前記閉弁時期を下死点から離す機能を有す
る、 ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4016516A JPH05209552A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4016516A JPH05209552A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | エンジンの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05209552A true JPH05209552A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11918440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4016516A Pending JPH05209552A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05209552A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002242710A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Mazda Motor Corp | 自動車用リーンバーンエンジン |
| JP2002339737A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
| WO2009007837A3 (en) * | 2007-07-12 | 2009-02-26 | Toyota Motor Co Ltd | Spark-ignited internal combustion engine and method of controlling the same |
| JP2021008874A (ja) * | 2019-07-03 | 2021-01-28 | 株式会社Subaru | エンジンシステム |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4016516A patent/JPH05209552A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002242710A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Mazda Motor Corp | 自動車用リーンバーンエンジン |
| JP2002339737A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化装置 |
| WO2009007837A3 (en) * | 2007-07-12 | 2009-02-26 | Toyota Motor Co Ltd | Spark-ignited internal combustion engine and method of controlling the same |
| US8555832B2 (en) | 2007-07-12 | 2013-10-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Spark-ignited internal combustion engine and method of controlling the same |
| JP2021008874A (ja) * | 2019-07-03 | 2021-01-28 | 株式会社Subaru | エンジンシステム |
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