JPH05210148A - レンズ付フィルムユニット - Google Patents

レンズ付フィルムユニット

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Publication number
JPH05210148A
JPH05210148A JP1584492A JP1584492A JPH05210148A JP H05210148 A JPH05210148 A JP H05210148A JP 1584492 A JP1584492 A JP 1584492A JP 1584492 A JP1584492 A JP 1584492A JP H05210148 A JPH05210148 A JP H05210148A
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JP
Japan
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film
lens
camera
light emission
light
Prior art date
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Application number
JP1584492A
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English (en)
Inventor
Zenichi Sakai
善一 境
Masaru Ishida
賢 石田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH05210148A publication Critical patent/JPH05210148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 普通画角の撮影またはパノラマ撮影を行うよ
うにしたストロボ内蔵のレンズ付フィルムユニットで、
カメラのコンパクト性を維持しつつ、ストロボ撮影の撮
影結果の向上をはかる。 【構成】 固定焦点、固定絞り、固定シャッタスピード
および内蔵ストロボを有したパノラマ撮影を行うレンズ
付フィルムユニットで、図7(a)に示すように、発光
部の反射傘SBの形状を上下方向に狭くして上下方向の
光を集光させ、発光部前面の発光パネルSPの上下寸法
を画角に合わせて狭くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光およびフィルム巻
取機能を備えていて、予め装填された未露光フィルムに
対し直ちに写真撮影を行うことの出来るストロボを内蔵
したレンズ付フィルムユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ付フィルムユニットは、「撮りっ
きりカメラ」とも呼ばれている写真撮影の機能を備えた
いわばフィルム一体型カメラのことであって、周知の如
く装填されている一本のフィルムの撮影にのみ使用さ
れ、露光済のフィルムを取り出したあとカメラ本体は廃
棄されるものであることから、簡易な構造をもって低い
コストで製造されている。
【0003】従って、これらのレンズ付フィルムユニッ
トは低コストを指向する余り、通常のカメラと異なり駆
動系、光学系、電気系が大幅に簡易化されているため
に、現像仕上がり、プリント品質に不満足な点が多く改
善が望まれている。
【0004】またカメラは多くの場合旅行等の外出先で
購入し使用されるのであるが、携行に便利であるとは言
い難く、f=35mmの撮影レンズを備え外形も110mm×60m
m×35mm程度で、ワイシャツの胸にも入らず不便をかこ
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】レンズ付フィルムユニ
ットは一般に絞り値を大きくして固定焦点の簡易レンズ
でも被写体深度を深くして、広範囲にピントが合うよう
に設計されているが、感度が不足するのでフィルムとし
てはISO感度が320以上のものが一般に用いられてい
る。しかしながら夜間や室内の撮影シーンでは内蔵スト
ロボによるストロボ撮影を行っても光量の不足が認めら
れる。
【0006】本発明は普通画角の撮影またはパノラマ撮
影を行うようにしたストロボ内蔵のレンズ付フィルムユ
ニットで、カメラのコンパクト性を維持しつつ良好なス
トロボ撮影がなされるレンズ付フィルムユニットを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、固定焦点、
固定絞りおよび内蔵ストロボを有し、予め未露光フィル
ムを撮影可能の状態に装填したパノラマ撮影を行うレン
ズ付フィルムユニットにおいて、前記内蔵ストロボの発
光部は上下方向の光を集光させ、発光部前面の上下方向
を挟めるよう構成したことを特徴とするレンズ付フィル
ムユニット、および、固定焦点、固定絞りおよび内蔵ス
トロボを有し、予め未露光フィルムを撮影可能の状態に
装填したパノラマ撮影を行うレンズ付フィルムユニット
において、前記内蔵ストロボの発光部は横位置に配置し
た2灯式の発光部であることを特徴とするレンズ付フィ
ルムユニット、によって達成される。
【0008】
【実施例】図1は本発明のレンズ付フィルムユニット
(以後本カメラともいう)すなわちフィルム一体型カメ
ラの外観を示したもので、該カメラは予め35mmフィルム
(J135)を装填して販売され、撮影終了後には巻戻し
をすることなくフィルムをカメラに収めたままの状態で
メーカーサイドに送られフィルムの現像とプリントが行
われる。
【0009】本カメラに使用される未露光のフィルムは
ISO感度400のフィルムで、パトローネに入った状態
で装填され、カメラが光密の状態にされた後、フィルム
巻取室側の巻取軸を駆動してパトローネ内のフィルムを
全てフィルム巻取室に巻取る。使用者は撮影の都度巻上
げを行うことによってパトローネ内に撮影済みのフィル
ムを巻込むようになっている。従ってメーカーサイドに
おいては撮影済のフィルムを明室においてパトローネの
ままカメラから取出すことが出来る。
【0010】また、撮影済フィルムの取出しは裏蓋の一
部を折曲げることにより容易に可能であり、従って裏蓋
を交換すれば新たに未露光フィルムを装填して再使用す
なわちリユースカメラとして使用することも出来る。
【0011】前記カメラに装填されるパトローネは、一
般に使用されるパトローネ(JISK7528)とは異なる
外径がφ20.6mmのパトローネが用いられる。
【0012】その結果、撮影レンズを有した鏡胴部を除
いてカメラの厚さを24mm前後に抑えることが可能とな
り、超薄型のコンパクトカメラを実現している。
【0013】本カメラはその外面の一部に、商品名や簡
単な使用方法等を表示した厚紙製のカートンを装着して
提供される。
【0014】図2は前記カメラの構成を示す展開図であ
る。
【0015】10,20および30はそれぞれ前記カメラの主
要構成部材であるカメラ本体、前カバーおよび裏蓋であ
り、また40は内蔵されるストロボユニットさらに50,60
および70はそれぞれフィルム巻上、セクタチャージおよ
びフィルムカウンタの各機構である。
【0016】前記カメラ本体10は単体時においてフィル
ム巻上機構50ならびにセクタチャージ機構60、フィルム
カウンタ機構70を構成する各部材が装着され、さらにセ
クタを収めるシャッタケース11が取付けられる。
【0017】前記シャッタケース11は両側部に突設した
爪11Aをカメラ本体10前面の係止部10Aに係合して固定
され、セクタを前記のセクタチャージ機構60に連係させ
る。
【0018】さらに前記シャッタケース11の前面には焦
点距離f=30mmの単玉レンズで絞りはF9.5の固定絞り
である撮影用レンズ12が落し込まれ、ガイドピン11Bに
係合する摺割13Aを備えたレンズ押え13によってカバー
される。
【0019】前記のカメラ本体10とシャッタケース11
は、前述の前カバー20、裏蓋30を含めて何れも若干の弾
性を備える黒色艶消のプラスチック材によって形成され
ている。
【0020】一方前記ストロボユニット40は、カメラ本
体10前面のガイドピン10Bと10Cにそれぞれ係合する基
板上の穴40Aと40Bを基準として装着支持される。
【0021】前記ストロボユニット40は一体とする上下
の電池切片41をカメラ本体10上下のスリット穴10Dを挿
通してカメラ本体10の背面の電池室に突出させてストロ
ボ充電電源としての電池Eを挟持する。
【0022】また一体とするメインコンデンサCは前記
シャッタケース11下部に形成したコンデンサ室に格納さ
れる。
【0023】前記のレンズ押え13とストロボユニット40
のカメラ本体10への固定一体化は、前記前カバー20のカ
メラ本体10への装着によって完成される。
【0024】前記前カバー20はカメラ本体10への装着に
先立って予めその前面にファインダの対物レンズ21を落
し込み、化粧カバー22の係合によって固定している。前
記化粧カバー22は背面にガイドピン22Aと4本の爪22B
を突設していて、それぞれ前カバー20前面の穴20Aと4
個所の係止部20Bに係合して取付けられる。
【0025】前記前カバー20はさらに背面にファインダ
の接眼レンズ23を係合して取付けた上でカメラ本体10の
前面に装着される。
【0026】前記前カバー20は背面に穴20Cと爪20Dと
さらに3個所の係止部20Eを備えていて、それぞれをカ
メラ本体10前面のガイドピン10Eと爪10Fおよび側面の
係止部10Gに係合して取付けられる。
【0027】前記前カバー20のカメラ本体10への係合装
着により、前記のレンズ押え13ならびにストロボユニッ
ト40がカメラ本体10に対して固定される。
【0028】前カバー20を装着した前記カメラ本体10
は、その背面に形成したパトローネ室15Aとスクロール
室(フィルム巻取室)15BにそれぞれパトローネP1と
未露光フィルムFの先端を係止されたスプールS2が装
填される。
【0029】前記フィルムFの他端はパトローネP1内
のスプールS1に係止されており、フィルム装填後パト
ローネ内のフィルムを一旦スプールS2によって巻上げ
ても上記他端はスプールS1に係止されているのでパト
ローネP1内に撮影完了毎に巻込みが出来る。
【0030】フィルムFを装填した前記カメラ本体10の
背面には裏蓋30が装着されて前記フィルムFの遮光とピ
ント面位置への規制が保たれる。
【0031】前記裏蓋30はその前面に爪30Aと30B、側
面に係止用の穴30Cと30Dを備えていて、カメラ本体10
への装着に当り、爪30Aと30Bがカメラ本体10の係止部
10Hと10Jに、一方穴30Cと30Dがカメラ本体10の爪10
Kと10Lに係合して固定される。
【0032】裏蓋30の装着後所定のフィルム巻上操作が
行われて撮影可能の画面がセットされ、図1に示したカ
ートンを装着して完成される。
【0033】次に前記のフィルム巻上機構50、セクタチ
ャージ機構60、フィルムカウンタ機構70の各細部につい
て説明する。
【0034】図3および図4は前記の各機構部をカメラ
の背面側より見た角度で示したものである。
【0035】前記カメラ本体10には、露光部である画面
枠16を挟んで両側の同一平面内に、フィルム巻取用およ
びフィルム装填用の2つの収納室としてパトローネ室15
Aおよびスクロール室15Bが設けられていて、図4に示
す収納容器であるパトローネP1に巻き込まれたJ135
フィルムFが装填されるようになっている。
【0036】本実施例の本カメラに使用されるフィルム
Fは、一般のカメラ同様ロールフィルムJ135や若干薄
手の130〜140μmのロールフィルムを、パトローネを収
納容器として予め暗室内等でパトローネP1のスプール
S1にその端部を固定して所定駒数が撮影可能の長さ巻
き込み、パトローネP1のフィルム引き出し口からは一
定の長さフィルムが出た状態となっている。この状態の
フィルムをカメラに装填することになるが装填方法につ
いて次に述べる。
【0037】パトローネP1をパトローネ室15Aに、パ
トローネP1のスプールS1が巻上用フォーク52の二叉
部に係合する様に装填する。一方、スプールS2もスク
ロール室15Bに挿入する。そして、フィルムFのフィル
ムノッチャFNの先端が、下側レール面の下部の指標17
Aに合う迄フィルムFを引き出し、フィルムFの先端を
スプールS2のスリットSLに差し込んでフィルムFの
パーフォレーションPを爪Hに引掛ける。
【0038】次に、裏蓋30を被せて蓋をし光密にする。
そして、この状態の本カメラをフィルム巻取装置に取り
付け、フィルムF全部(但し他端がパトローネP1のス
プールS1から離脱しない範囲で)をスクロール室15B
のスプールS2に巻き取ってフィルムの装填は終ること
になる。すなわち、この様にフィルムFを装填すること
によりフィルムFは撮影毎に順次パトローネP1の中に
巻き込まれることになり、所定枚数の撮影が終了した後
2枚の空送りを行なうと、フィルムFの先端部はパトロ
ーネ内に巻き込まれることなく必要長さを残して撮影済
みフィルムはパトローネP1の中に巻き込まれることに
なる。従って、このパトローネは明室において本カメラ
から取り出すことが出来る。
【0039】次に、本体部の機構を説明する。
【0040】前記カメラ本体10には撮影用レンズ12を始
めとするフィルム巻上機構50、セクタチャージ機構60、
それにフィルムカウンタ機構70の主要機構が組み込まれ
ている。
【0041】まず、フィルム巻上機構、セクタチャージ
機構の説明を行う。
【0042】51はフィルム巻上ノブで、前述の様に装填
されたフィルムFはフィルム巻上ノブ51を反時計方向に
回すことによって巻き上げられる。フィルムFのパーフ
ォレーションPと噛み合っている8枚歯のスプロケット
歯車54と同軸の、下部に扇形カム部55Bを有するカム55
は、フィルムの巻上げによって反時計方向に丁度1回転
する様になっている。
【0043】すなわち、フィルムはスプロケット歯車の
歯数である8ヶのパーフォレーションの長さを1駒とし
て巻き上げられ、駒サイズはいわゆるフルサイズの駒サ
イズで24×36mmである。
【0044】カム55の反時計方向の回転により、前述の
様に当然のことながら扇形カム部55Bも反時計方向に
回転し、その過程で扇形カム部55Bによりチャージレバ
ー61を、チャージレバー軸63を回転軸として反時計方向
に付勢するチャージレバーバネ64のばね力に抗して時計
方向に回転し、チャージレバー61に設けられた三角形状
のケトバシ61Cにより、セクタレバー65の立上り部65B
を押圧し、やがて立上り部65Bを乗り越えて図示の状態
の様にセクタチャージ機構をチャージする。
【0045】セクタレバー65のピン65Cとカメラ本体10
に設けたピン18Cの間にはセクタバネ67が張設してあ
り、セクタバネ67による引張力により、セクタレバー65
の長穴を摺動回動自在に案内するカメラ本体10に設けた
ピン18Bに前記長穴の左端を当接し、且つセクタレバー
65に設けられた腕板65Dをカメラ本体10に設けたピン18
Eに当接する様になっている。またカメラ本体10に設け
たセクタピン18Dにより軸支されたセクタ66を作動する
セクタ駆動ピン65Aがセクタ66の二叉部に挿入されてい
る。
【0046】後述する様に、撮影終了後のカムストッパ
62の突出部62Dは、カム55の溝部55Aより抜けており、
巻上ストッパ57の腕部57Aは、図示の状態から変化して
チャージレバー61の腕部61A及びカムストッパ62の腕部
62Aの各エッジより外れ、時計方向に付勢する巻上スト
ッパバネ58のばね力により前記腕部61Aの端面に当接し
ている。そして、フィルム巻上げによりカム55が前述の
様に丁度1回転してカム55の溝部55Aが最初の位置に戻
ると、チャージレバーバネ64の先端水平部によるカムス
トッパ62を時計方向に付勢するばね力によりカムストッ
パ62の突出部62Dは前記溝部55Aに飛び込むことにな
る。そして、この飛び込み作動により、この時点ではカ
ムストッパ62の腕部62Aの端面に係止されていた巻上ス
トッパ57の腕部57Aの係止が外れる。
【0047】フィルム巻上ノブ51の外周円筒面はラチェ
ット歯車となっており、前記係止の外れにより巻上スト
ッパ57の先端のV形突起部が、巻上ストッパバネ58の前
記ばね力により前記ラチェット歯車51Aの歯溝にとび込
み、フィルム巻上ノブ51の反時計方向の巻上げ回転を阻
止することになる。すなわち、フィルムの巻き上げ完了
によりフィルム巻上ノブ51はそれ以上の巻上回転を阻止
されることになる。
【0048】また、カメラ本体10には樹脂材の弾性を利
用した逆転防止爪53の先端が前記ラチェット歯車51Aに
圧接されており、フィルム巻上ノブ51の巻上反対方向の
回転は阻止する様になっている。
【0049】前カバー20のレリーズ釦25を押すことによ
りレリーズ釦25の裏面に植設されたレリーズ釦ピン25A
の先端は矢印A方向に作動する。すなわち、前カバー20
をカメラ本体10に取り付けた時は、図において巻上ノブ
51上に記した矢印A方向のレリーズ釦ピン25Aの先端の
作動により巻上ストッパ57は巻上ストッパバネ58の前記
ばね力に抗して反時計方向に回転する。そして、巻上ス
トッパ57の腕部57Aの端面よりチャージレバー61の腕部
61Aのエッジが外れてチャージレバー61が、従ってカム
ストッパ62がチャージレバーバネ64のばね力により反時
計方向に回転する。
【0050】そして、チャージレバー61の反時計方向の
回転により、チャージレバー61の前記ケトバシ61Cは、
セクタレバー65の立上り部65Bをたたき、そして立上り
部65Bから外れる。従ってセクタレバー65はセクタレバ
ーの長溝中のピン18Bを中心に、セクタバネ67の引張力
に抗して時計方向に回転し、そしてセクタバネ67の引張
力により元に戻る。従って、セクタ駆動ピン65Aはセク
タ66をセクタピン18Dを中心に回転してフィルムに露光
を与えた後閉じることになる。セクタ66の開閉によって
行われるシャッタスピードTは本実施例では1/100sec
に設定される。そしてストロボ切替えがなされていると
きは、シャッタ全開の時点においてストロボ発光が行わ
れる。
【0051】一方、カムストッパ62も前記の様にチャー
ジレバー61と一緒に反時計方向に回転し、カムストッパ
62の突出部62Dはカム55の溝部55Aより抜けることにな
る。そこでレリーズ釦の押圧を止めても、巻上ストッパ
57の腕部57Aは巻上ストッパバネ58のばね力により時計
方向に付勢されているが、チャージレバー61の腕部61A
の端面に阻止されて停止し、巻上ストッパ57の先端のV
形突起部は巻上ノブ51のラチェット歯車51Aを係止しな
い。従って次のフィルム巻上げが可能となる。
【0052】次に、フィルムカウンタ機構について説明
する。
【0053】72は前述の様に、スプロケット歯車54と一
体的に回転するカム55に植設されたカム軸56の上方先端
に設けられたV溝56Aと噛み合い、フィルムが1駒巻き
上げられカム軸56が1回転する毎に1歯ずつ時計方向に
回転する指数盤歯車である。
【0054】指数盤歯車72の上面には指数盤71が一体成
形品として印刷されていて、フィルムの撮影可能残数を
前カバー20の上面のフィルムカウンタ窓26より表示する
様になっている。
【0055】指数盤歯車72の下面には突出部72Aが設け
られ、所定駒数の撮影が終了後の次のフィルム巻き上げ
により、前記突出部72Aはチャージレバー61の突出部61
Eとカムストッパ62の別の突出部62Eの間に割って入り
込む様になっている。そして、突出部72Aが両突出部61
E、62Eの間に入り込むことにより、フィルムが1駒分
巻き上げられ、カム55が1回転してセクタのチャージが
終了しても前記両突出部61E、62Eが指数盤歯車72の突
出部72Aに動きを阻止されて、チャージレバー61は作動
出来ないしカムストッパ62の突出部62Dもカム55の溝部
55Aには飛び込めないことになる。そして、カムストッ
パ62の腕部62Aの端面に巻上ストッパバネ58の前記ばね
力により巻上ストッパ57の腕部57Aが当接し、巻上スト
ッパ57の先端のV形突起部はラチェット歯車51Aを係止
しないし、またチャージレバー61を作動してセクタを
開閉してフィルムに露光を与えることも出来ない。
【0056】この様にして、2駒のフィルムの空巻き上
げが行なわれると、指数盤歯車72は2歯分回転する
が、この回転により指数盤歯車72の突出部72Aは、前記
突出部61Eをいぜん押さえてチャージレバー61の動きは
阻止するが、カムストッパ62の突出部62Eからは外れる
様になっている。従って前記突出部62Dはカム55の溝部
55Aに飛びこみ、巻上ストッパ57の係止が外れ巻上スト
ッパ57による巻上ノブ51の係止が行なわれ、フィルムの
巻上は出来なくなる。そして前述の様にチャージレバー
61の動きは阻止されているのでフィルムへの露光も出来
ない。この様にしてフィルムの先端がパトローネの中に
巻き込まれてしまうことは防止される。
【0057】図5に示したのは、本実施例の内蔵ストロ
ボの回路図である。
【0058】図において、SW1はストロボ撮影の切替
えスイッチで、SW1スイッチをONすることで、電源
Eの電圧はトランスTrによつて昇圧されてメインコン
デンサCに充電される。SW2はトリガースイッチでセ
クタ66の全開時点においてONとなり、メインコンデン
サCに充電された電気量は瞬間的に発光管SLに流れて
ストロボ発光がなされる。ここでメインコンデンサCに
は高耐圧性のケミカルコンデンサやペーパコンデンサが
多く用いられ、コンデンサの断面形状は従来の円形のも
のが用いられていたが、本実施例のメインコンデンサC
は図6に示すように、四角形(a)又は楕円系(b)の
断面形状のものが用いられる。コンデンサの断面形状を
四角形或いは楕円形とすることによって、本実施例のよ
うな極めて小型なレンズ付フィルムユニットにあっても
カメラ内の空間を有効に利用することができ、同一空間
に対してユニット内の隙間をへらして容量の大きいコン
デンサを内蔵することが可能となる。
【0059】また、本実施例ではメインコンデンサとし
て1個のコンデンサの場合についてこれを示したが、カ
メラ内の配置関係によっては複数の空間に分割して複数
個の静電容量C1,C2のコンデンサとしてこれを並列接
続することで、C1+C2の容量をもったコンデンサと等
価の発光光量を得て、ストロボガイドナンバーGNOを大
きくすることができる。ガイドナンバーGNOは11以上に
設定することが望ましい。
【0060】更にまたストロボの光量を多くするにはメ
インコンデンサCの耐圧を330V以上とし、充電電圧を
高圧とすることによって可能となる。ストロボ撮影の必
要とする充電時間を短縮するには、電源Eとして例えば
Ni−Cd電池のような内部抵抗が小さく大電流が流れる
2次電池を用い、トランスTrでは2A以上の電流を効
率よく昇圧するよう巻線の径を大きくすることが望まし
い。電流の流れを良くし、コンデンサやトランス等のロ
ス電流を小さくすることでガイドナンバーGNOを向上さ
せることが可能である。
【0061】以上、小型のレンズ付フィルムユニットに
ついて狭いユニット内の空間を有効に利用してガイドナ
ンバーGNOを向上させ、夜間や室内においても適正なス
トロボ撮影を可能とした実施例について説明した。しか
しパノラマのレンズ付フィルムユニットについては、画
面サイズが上下方向の画角が狭く左右方向に広い関係か
ら内蔵ストロボもこれに対応した配光特性の発光部を有
していることが望ましいが、従来は特にかかる配慮はな
されていなかった。
【0062】図7はパノラマサイズのレンズ付フィルム
ユニットの発光部の縦及び横断面図とその配光特性を示
すもので、図7(a)は本発明の一実施例を示し、図7
(b)は24×36mmのフルサイズの画面に対する発光部の
断面図を対比して示したものである。図においてSLは
横方向の棒状をしたクセノンの発光管で、SBはイルミ
ナイト等の内面が高反射率をもった反射傘、SPは反射
傘SB前面を覆うようにしたアクリル等の透明樹脂から
なる発光パネルである。図7(a)に示す実施例は、反
射傘SBの形状を上下方向に狭くして上下方向の光を集
光させ、発光部前面の発光パネルSPの上下寸法を画角
に合せて狭くしたもので、配光特性が大幅に改善された
もので、パノラマサイズの撮影について良好なストロボ
撮影結果を得ることができる。
【0063】図7(a)に示した実施例によってパノラ
マサイズのストロボ撮影について大幅の改善が認められ
た。しかし対角あるいは長辺の画面隅部については光量
の不足が認められた。パノラマサイズの画角は対角及び
長辺と較べて上下方向の短辺が極めて狭くなっている。
またレンズの性能からも中心に比較して周辺はCOS4
θ則によって減光する。またストロボの配光特性も周辺
は中心と較べて減光している。従ってパノラマでは画面
の対角と長辺端部では顕著にアンダの画像となる。
【0064】図8には上記の問題を解決したレンズ付フ
ィルムユニットを示したもので、図8(a)に示すよう
に2組のストロボ発光部をカメラ前面に横位置に設け、
かつ図8(b)に示すように2組のストロボ発光部の中
心光軸YY(ST1),YY(ST2)が開くような角
度に設置されている。このようにすることによってパノ
ラマサイズで最も撮影頻度の高いカメラの前方2.5mで
のストロボ照度は画面隅部においても甚だしい低下は防
止され、良好なパノラマサイズのストロボ撮影がなされ
ることとなった。
【0065】
【発明の効果】本発明によるときは、従来のアンダ気味
の撮影結果しか得られなかったストロボ内蔵のレンズ付
フィルムユニットによるストロボ撮影でも良好な撮影結
果が得られることとなった。またパノラマサイズの小型
レンズ付フィルムユニットにあっては、図7(a)或い
は図8に示す発光部とすることによって、画面全域に亘
って良好な写真画像が得られることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ付フィルムユニットの外観斜視
図である。
【図2】前記ユニットの構成を示す展開斜視図である。
【図3】前記ユニットのフィルム巻上機構等を示す展開
斜視図である。
【図4】前記ユニットに装填されるフィルムユニットの
説明図である。
【図5】本発明に用いられるストロボ回路の1例を示し
たものである。
【図6】本発明の1実施例のメインコンデンサの断面形
状を示している。
【図7】パノラマサイズ用のストロボ発光部を示したも
ので、(a)は本発明の1実施例によるもの、(b)は
従来例を示す。
【図8】本発明のパノラマサイズ用のレンズ付フィルム
ユニットの1実施例を示すもので、(a)はカメラの前
面図、(b)はストロボ照度分布を示す。
【符号の説明】
10 カメラ本体 12 撮影レンズ 40 ストロボユニット C メインコンデンサ E 電源 SB 反射傘(ストロボ) SL 発光管(ストロボ) SP 発光パネル SW1 切替スイッチ(ストロボ用)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定焦点、固定絞りおよび内蔵ストロボ
    を有し、予め未露光フィルムを撮影可能の状態に装填し
    たパノラマ撮影を行うレンズ付フィルムユニットにおい
    て、前記内蔵ストロボの発光部は上下方向の光を集光さ
    せ、発光部前面の上下方向を挟めるよう構成したことを
    特徴とするレンズ付フィルムユニット。
  2. 【請求項2】 固定焦点、固定絞りおよび内蔵ストロボ
    を有し、予め未露光フィルムを撮影可能の状態に装填し
    たパノラマ撮影を行うレンズ付フィルムユニットにおい
    て、前記内蔵ストロボの発光部は横方向に並べて配置し
    た2灯式の発光部であることを特徴とするレンズ付フィ
    ルムユニット。
JP1584492A 1992-01-31 1992-01-31 レンズ付フィルムユニット Pending JPH05210148A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313943A (ja) * 2003-02-18 2006-11-16 Sharp Corp 半導体発光装置、その製造方法および電子撮像装置

Cited By (2)

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JP2006313943A (ja) * 2003-02-18 2006-11-16 Sharp Corp 半導体発光装置、その製造方法および電子撮像装置
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