JPH05213191A - 車両用暖房器 - Google Patents
車両用暖房器Info
- Publication number
- JPH05213191A JPH05213191A JP4021260A JP2126092A JPH05213191A JP H05213191 A JPH05213191 A JP H05213191A JP 4021260 A JP4021260 A JP 4021260A JP 2126092 A JP2126092 A JP 2126092A JP H05213191 A JPH05213191 A JP H05213191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- vehicle
- cover
- vehicle heater
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 暖房器の全長方向において、熱気の温度分布
をほぼ均一化し、安全で、暖房容量を大きくできる車両
用暖房器を得る。 【構成】 略平面状をして、車体の壁面2に取り付けら
れるベース1と、多数の通気孔4aを有するコ字形断面
をしたカバー4とにより箱状器体を構成し、この器体内
部に両端末部分を近接させるように屈曲したシーズヒー
タ14を設置し、両端末部分を下方に配置する。
をほぼ均一化し、安全で、暖房容量を大きくできる車両
用暖房器を得る。 【構成】 略平面状をして、車体の壁面2に取り付けら
れるベース1と、多数の通気孔4aを有するコ字形断面
をしたカバー4とにより箱状器体を構成し、この器体内
部に両端末部分を近接させるように屈曲したシーズヒー
タ14を設置し、両端末部分を下方に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電車等に用いられる
車両用暖房器に関するものである。
車両用暖房器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の車両用暖房器を示す切欠正
面図、図8はこの車両用暖房器の側断面図、図9はこの
車両用暖房器内のシーズヒータの切欠拡大図、図10は
この車両用暖房器のカバー上面部上方の空気温度特性図
である。
面図、図8はこの車両用暖房器の側断面図、図9はこの
車両用暖房器内のシーズヒータの切欠拡大図、図10は
この車両用暖房器のカバー上面部上方の空気温度特性図
である。
【0003】図において、1は鋼板を折曲加工し、略平
板形状としたベースであり、上部および下部に取付脚1
aを有し、車体の壁面2にネジ3で固定される。4は断
面が略コ字形状をし全面に多数の通気孔4aを有するカ
バーであり、ベース1とにより箱状器体を構成してい
る。
板形状としたベースであり、上部および下部に取付脚1
aを有し、車体の壁面2にネジ3で固定される。4は断
面が略コ字形状をし全面に多数の通気孔4aを有するカ
バーであり、ベース1とにより箱状器体を構成してい
る。
【0004】5はU字形をした棒状のシーズヒータで、
取付金具6と絶縁碍子7とによりベース1に固定され
る。8はシーズヒータ5に接続する電源電線、9はシー
ズヒータ5の表面を形成する外管、10は電源電線8が
接続され、シーズヒータ5の両端末内部へ組み込まれる
口出線、11は口出線10に接続されシーズヒータ5内
部へ組み込まれたコイル状の発熱線、12は口出線10
および発熱線11の周囲に設けられた絶縁粉末、13は
シーズヒータ5の両端末部に設けられた吸湿防止用シー
ル材であり、通常シリコンゴム等が使用されるため、耐
熱性が180℃程度となる。そこで、この温度以下にな
るように口出線10の長さを設定するため、U字形シー
ズヒータでは、口出線10の長さが約80〜100mm
程度必要であった。
取付金具6と絶縁碍子7とによりベース1に固定され
る。8はシーズヒータ5に接続する電源電線、9はシー
ズヒータ5の表面を形成する外管、10は電源電線8が
接続され、シーズヒータ5の両端末内部へ組み込まれる
口出線、11は口出線10に接続されシーズヒータ5内
部へ組み込まれたコイル状の発熱線、12は口出線10
および発熱線11の周囲に設けられた絶縁粉末、13は
シーズヒータ5の両端末部に設けられた吸湿防止用シー
ル材であり、通常シリコンゴム等が使用されるため、耐
熱性が180℃程度となる。そこで、この温度以下にな
るように口出線10の長さを設定するため、U字形シー
ズヒータでは、口出線10の長さが約80〜100mm
程度必要であった。
【0005】次に、動作について説明する。まず、電源
電線8から口出線10を介して発熱線11に通電すると
発熱線11が発熱し、絶縁粉末12,外管9へ熱伝導し
ていきシーズヒータ5が発熱する。そして、カバー4内
の空気が加熱され、図8の矢印に示すようにカバー4上
面部の通気孔4aから熱気として上昇するとともに、カ
バー4の下面部の通気孔4aからは外気が取り込まれ
る。以上を繰り返し、ほぼ垂直方向に空気の対流が発生
する。
電線8から口出線10を介して発熱線11に通電すると
発熱線11が発熱し、絶縁粉末12,外管9へ熱伝導し
ていきシーズヒータ5が発熱する。そして、カバー4内
の空気が加熱され、図8の矢印に示すようにカバー4上
面部の通気孔4aから熱気として上昇するとともに、カ
バー4の下面部の通気孔4aからは外気が取り込まれ
る。以上を繰り返し、ほぼ垂直方向に空気の対流が発生
する。
【0006】次に車両用暖房器からの熱気の温度分布に
ついて説明する。まず、シーズヒータ5の全長方向にお
いて、非発熱部相当する電源電線8口出線10,シール
材13の各部分の周囲は当然のことながら他の部分に比
べて温度が低くなる。さらに、シーズヒータ5からの直
接の輻射およびカバー4からの二次輻射についても前述
の非発熱部近傍の輻射効果は低くなり、車内の暖房時に
おけるカバー4上面部上方の空気の温度分布は図10に
示すように不均一になる。
ついて説明する。まず、シーズヒータ5の全長方向にお
いて、非発熱部相当する電源電線8口出線10,シール
材13の各部分の周囲は当然のことながら他の部分に比
べて温度が低くなる。さらに、シーズヒータ5からの直
接の輻射およびカバー4からの二次輻射についても前述
の非発熱部近傍の輻射効果は低くなり、車内の暖房時に
おけるカバー4上面部上方の空気の温度分布は図10に
示すように不均一になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用暖房器
は、以上のように構成されているので、全長方向におけ
る非発熱相当部、すなわち、電源電線8や口出線10,
シール材13の各部分では暖房効率が低くなってしま
う。また、シーズヒータ5の長さが短い場合は、発熱線
11の組み込まれた発熱部の長さに対して非発熱相当部
の長さの比率が大きくなるため、熱気が局部的に発生
し、部分的な高温状態になってしまい、カバー4の安全
温度、例えば80℃を保つには全長に対する暖房容量を
小さくしなければならない等の課題があった。
は、以上のように構成されているので、全長方向におけ
る非発熱相当部、すなわち、電源電線8や口出線10,
シール材13の各部分では暖房効率が低くなってしま
う。また、シーズヒータ5の長さが短い場合は、発熱線
11の組み込まれた発熱部の長さに対して非発熱相当部
の長さの比率が大きくなるため、熱気が局部的に発生
し、部分的な高温状態になってしまい、カバー4の安全
温度、例えば80℃を保つには全長に対する暖房容量を
小さくしなければならない等の課題があった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、全長方向において、熱気のほぼ
均一な温度分布が得られるとともに、安全でかつ暖房容
量の大きくできる車両用暖房器を得ることを目的とす
る。
ためになされたもので、全長方向において、熱気のほぼ
均一な温度分布が得られるとともに、安全でかつ暖房容
量の大きくできる車両用暖房器を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用暖
房器は車両壁面に設置される略平面形状のベース、多数
の通気孔を有し、ベースに取り付けられる断面コ次形状
のカバーからなるケースと、このケース内に設置され、
両端末部分を近接させるように屈曲した棒状発熱体とを
備え、両端末部分をケース内の下方に配置するものであ
る。
房器は車両壁面に設置される略平面形状のベース、多数
の通気孔を有し、ベースに取り付けられる断面コ次形状
のカバーからなるケースと、このケース内に設置され、
両端末部分を近接させるように屈曲した棒状発熱体とを
備え、両端末部分をケース内の下方に配置するものであ
る。
【0010】
【作用】この発明における車両用暖房器は、棒状発熱体
の非発熱部を示す両端末部分をケース内の下方に配置す
ることにより、全長に対して、棒状発熱体から上昇する
熱気の温度分布をほぼ均一にする。
の非発熱部を示す両端末部分をケース内の下方に配置す
ることにより、全長に対して、棒状発熱体から上昇する
熱気の温度分布をほぼ均一にする。
【0011】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す車両用暖房
器の切欠正面図、図2はこの車両用暖房器の側断面図、
図3はこの車両用暖房器内のシーズヒータの切欠拡大
図、図4は車両用暖房器のカバー上面図上方の空気温度
特性図である。
器の切欠正面図、図2はこの車両用暖房器の側断面図、
図3はこの車両用暖房器内のシーズヒータの切欠拡大
図、図4は車両用暖房器のカバー上面図上方の空気温度
特性図である。
【0012】図において、1〜4,6〜13は従来例と
同一または相当部分のため説明を省略する。14は両端
末部分を近接させるように屈曲したシーズヒータであ
り、棒状発熱体を示す。また、口出線10はカバー4内
の下方に位置している。このため、シール材13はシー
ズヒータ14自体からの熱影響の少ない位置となり、口
出線10を従来例と比べて約40〜50mmと短くする
ことができる。尚、ベース1およびカバー4はケース
を、口出線10やシール13は両端末部分をそれぞれ示
す。
同一または相当部分のため説明を省略する。14は両端
末部分を近接させるように屈曲したシーズヒータであ
り、棒状発熱体を示す。また、口出線10はカバー4内
の下方に位置している。このため、シール材13はシー
ズヒータ14自体からの熱影響の少ない位置となり、口
出線10を従来例と比べて約40〜50mmと短くする
ことができる。尚、ベース1およびカバー4はケース
を、口出線10やシール13は両端末部分をそれぞれ示
す。
【0013】次に、動作について説明する。まず、電源
電線8から口出線10を介して発熱線11に通電する
と、発熱線11が発熱し、絶縁粉末12,外管9を介し
てカバー4内の空気が加熱され、図2の矢印で示すよう
にほぼ垂直方向の空気の対流が発生する。
電線8から口出線10を介して発熱線11に通電する
と、発熱線11が発熱し、絶縁粉末12,外管9を介し
てカバー4内の空気が加熱され、図2の矢印で示すよう
にほぼ垂直方向の空気の対流が発生する。
【0014】次に、車両用暖房器14からの熱気の温度
分布について説明する。まず、非発熱部に相当する電源
電線8,口出線10,シール材13の各部の周囲は他の
発熱部の周囲と比較して温度が低くなるが、これらの上
方には発熱線11が存在し、熱気が発生するため、シー
ズヒータ14全体では比較的滑らかな温度分布が得られ
る。さらに、シーズヒータ14からの直接の輻射および
カバー4からの二次輻射についても前述の非発熱部近傍
では周囲の輻射効果により比較的均一な輻射となるた
め、車内の暖房時におけるカバー4上面部上方の空気の
温度分布は図4に示すように比較的均一な分布となる。
分布について説明する。まず、非発熱部に相当する電源
電線8,口出線10,シール材13の各部の周囲は他の
発熱部の周囲と比較して温度が低くなるが、これらの上
方には発熱線11が存在し、熱気が発生するため、シー
ズヒータ14全体では比較的滑らかな温度分布が得られ
る。さらに、シーズヒータ14からの直接の輻射および
カバー4からの二次輻射についても前述の非発熱部近傍
では周囲の輻射効果により比較的均一な輻射となるた
め、車内の暖房時におけるカバー4上面部上方の空気の
温度分布は図4に示すように比較的均一な分布となる。
【0015】実施例2.図5はこの発明の実施例2を示
す車両用暖房器の切欠正面図であり、図において、15
は屈曲した棒状発熱体を示すシーズヒータであり、一方
の端末部分を上方に曲げ加工し、もう一方の端末部分を
下方に折り曲げ加工し、端末部分を上下に配置してい
る。これにより、電源電線8,口出線10からなる非発
熱部の長さが車両用暖房器全体の長さに対して短く設定
できる。よって、車両用暖房器の熱気の温度分布が実施
例1よりもさらに均一になる。
す車両用暖房器の切欠正面図であり、図において、15
は屈曲した棒状発熱体を示すシーズヒータであり、一方
の端末部分を上方に曲げ加工し、もう一方の端末部分を
下方に折り曲げ加工し、端末部分を上下に配置してい
る。これにより、電源電線8,口出線10からなる非発
熱部の長さが車両用暖房器全体の長さに対して短く設定
できる。よって、車両用暖房器の熱気の温度分布が実施
例1よりもさらに均一になる。
【0016】実施例3.図6はこの発明の実施例3を示
す車両用暖房器の切欠正面図であり、図において、16
は屈曲した棒状発熱体を示すシーズヒータであり、両端
末部分を対称形に上部から下方に曲げ加工している。こ
れにより、電源電線8および口出線10からなる非発熱
部の長さが車両用暖房器全体の長さに対してさらに短く
なる。よって、車両用暖房器の熱気の温度分布が実施例
2よりもさらに均一になる。
す車両用暖房器の切欠正面図であり、図において、16
は屈曲した棒状発熱体を示すシーズヒータであり、両端
末部分を対称形に上部から下方に曲げ加工している。こ
れにより、電源電線8および口出線10からなる非発熱
部の長さが車両用暖房器全体の長さに対してさらに短く
なる。よって、車両用暖房器の熱気の温度分布が実施例
2よりもさらに均一になる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ケー
ス内の棒状発熱体を屈曲させ、両端末部分を下方に配置
することにより、車両用暖房器の全長方向において、ほ
ぼ均一な温度分布の熱気を生じることができるととも
に、乗客に対して快適な暖房を行えるという効果があ
る。また、耐熱性を必要とする両端末部分は棒状発熱体
の加熱部分に対して下方に位置し、熱影響を受けにくい
ため、耐熱性を低くすることができ、これにより暖房容
量を大きくしたり、容量の幅を持たせることができると
いう効果がある。
ス内の棒状発熱体を屈曲させ、両端末部分を下方に配置
することにより、車両用暖房器の全長方向において、ほ
ぼ均一な温度分布の熱気を生じることができるととも
に、乗客に対して快適な暖房を行えるという効果があ
る。また、耐熱性を必要とする両端末部分は棒状発熱体
の加熱部分に対して下方に位置し、熱影響を受けにくい
ため、耐熱性を低くすることができ、これにより暖房容
量を大きくしたり、容量の幅を持たせることができると
いう効果がある。
【図1】この発明の実施例1による車両用暖房器の切欠
正面図である。
正面図である。
【図2】この発明の実施例1による車両用暖房器の側断
面図である。
面図である。
【図3】この発明の実施例1によるシーズヒータの切欠
拡大図である。
拡大図である。
【図4】この発明の実施例1による車両用暖房器上方の
空気温度特性図である。
空気温度特性図である。
【図5】この発明の実施例2による車両用暖房器の切欠
正面図である。
正面図である。
【図6】この発明の実施例3による車両用暖房器切欠正
面図である。
面図である。
【図7】従来の車両用暖房器の切欠正面図である。
【図8】従来の車両用暖房器の側断面図である。
【図9】従来の車両用暖房器内のシーズヒータの切欠拡
大図である。
大図である。
【図10】従来の車両用暖房器上方の空気温度特性図で
ある。
ある。
1 ベース 4 カバー 4a 通気孔 8 電源電線 10 口出線 13 シール材 14 シーズヒータ 15 シーズヒータ 16 シーズヒータ
Claims (1)
- 【請求項1】 車両壁面に設置される略平板形状のベー
ス、多数の通気孔を有し前記ベースに取り付けられる断
面コ字形状のカバーからなるケースと、このケース内に
設置され、両端末部分を近接させるように屈曲した棒状
発熱体とを備え、前記両端末部分を前記ケース内の下方
に配置することを特徴とする車両用暖房器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4021260A JPH05213191A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 車両用暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4021260A JPH05213191A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 車両用暖房器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05213191A true JPH05213191A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12050131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4021260A Pending JPH05213191A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 車両用暖房器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05213191A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6855410B2 (en) | 1992-07-14 | 2005-02-15 | Theresa M. Buckley | Phase change material thermal capacitor clothing |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP4021260A patent/JPH05213191A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6855410B2 (en) | 1992-07-14 | 2005-02-15 | Theresa M. Buckley | Phase change material thermal capacitor clothing |
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