JPH05213579A - クレーンフック - Google Patents
クレーンフックInfo
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- JPH05213579A JPH05213579A JP5413692A JP5413692A JPH05213579A JP H05213579 A JPH05213579 A JP H05213579A JP 5413692 A JP5413692 A JP 5413692A JP 5413692 A JP5413692 A JP 5413692A JP H05213579 A JPH05213579 A JP H05213579A
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- crane
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フックの方向が、荷物を吊っていない状態で
は一定方向に向き、荷物を吊った状態では自由方向にな
るというクレーンフックを得る。 【構成】 クレーンの吊り部材21に一水平軸心線YY
まわりに回動自在に支持された耳軸(トラニオン)12
と、この耳軸12に垂直軸心線CLまわりに回動自在に
首部11aを支持されて垂下するフック11とを具備す
るクレーンフックにおいて、耳軸12の水平軸心線YY
の片方側に傾勢重量31を着設した。
は一定方向に向き、荷物を吊った状態では自由方向にな
るというクレーンフックを得る。 【構成】 クレーンの吊り部材21に一水平軸心線YY
まわりに回動自在に支持された耳軸(トラニオン)12
と、この耳軸12に垂直軸心線CLまわりに回動自在に
首部11aを支持されて垂下するフック11とを具備す
るクレーンフックにおいて、耳軸12の水平軸心線YY
の片方側に傾勢重量31を着設した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クレーンフックの改
善に係り、フックの方向が、荷物を吊っていない状態で
は一定方向に向き、荷物を吊った状態では自由に方向を
変えられるようにする手段に関するものである。
善に係り、フックの方向が、荷物を吊っていない状態で
は一定方向に向き、荷物を吊った状態では自由に方向を
変えられるようにする手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は従来のクレーンフックを
示す。図7において、トラニオン(耳軸)12は、クレ
ーン等の吊り部材であるハンガープレート21に水平方
向に支持され、フック11は垂直軸心線まわりに回動自
在に首部をトラニオン12に支持されて垂下している。
フック11の首下部にはロープ外れ止め74を取り付け
るドーナツ板76が固着されている。フックの回り止め
手段として、フック止めピン73を備え、トラニオン1
2に孔12hがあけられ、ドーナツ板76に孔76hが
あけられている。孔12h及び孔76hを通してフック
止めピン73を挿入すれば、フック11はトラニオン1
2に固定されて一定方向に向く。フック止めピン73を
抜けばフック11は回動自在となる。図8において、フ
ック11はフックピン18,フック軸19,及びトラニ
オン(耳軸)12を介してハンガープレート21に支持
されている。トラニオン12にはサイクロ減速機81が
設けられ、その駆動軸82はクラッチ84を介してフッ
ク軸19に連結されている。ケーブル87から電力を供
給し、操作ペンダント88で操作することにより、サイ
クロ減速機81でフック11を回して方向を自由に設定
することができる。クラッチ切換えレバー85を外せば
フック11の回動は自由になる。
示す。図7において、トラニオン(耳軸)12は、クレ
ーン等の吊り部材であるハンガープレート21に水平方
向に支持され、フック11は垂直軸心線まわりに回動自
在に首部をトラニオン12に支持されて垂下している。
フック11の首下部にはロープ外れ止め74を取り付け
るドーナツ板76が固着されている。フックの回り止め
手段として、フック止めピン73を備え、トラニオン1
2に孔12hがあけられ、ドーナツ板76に孔76hが
あけられている。孔12h及び孔76hを通してフック
止めピン73を挿入すれば、フック11はトラニオン1
2に固定されて一定方向に向く。フック止めピン73を
抜けばフック11は回動自在となる。図8において、フ
ック11はフックピン18,フック軸19,及びトラニ
オン(耳軸)12を介してハンガープレート21に支持
されている。トラニオン12にはサイクロ減速機81が
設けられ、その駆動軸82はクラッチ84を介してフッ
ク軸19に連結されている。ケーブル87から電力を供
給し、操作ペンダント88で操作することにより、サイ
クロ減速機81でフック11を回して方向を自由に設定
することができる。クラッチ切換えレバー85を外せば
フック11の回動は自由になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のクレーンフック
の方向設定手段は上記のようであるが、図7に示す手段
は、設定するときは作業員が手でフック11を回して孔
76hの位置を孔12hの位置に合致させてフック止め
ピン73を差し込み、解除するときはフック止めピン7
3を手で抜き取らなければならないので、手間がかかる
上に、手がとどかない状態の場合は固定/自由の切り換
えが不可能である。図8に示す手段は、電動機,減速機
等が高価で、高温や塵埃等の環境に弱く、また、遠隔操
作をするためにはフック方向検出手段等も設ける必要が
あるというような課題があった。
の方向設定手段は上記のようであるが、図7に示す手段
は、設定するときは作業員が手でフック11を回して孔
76hの位置を孔12hの位置に合致させてフック止め
ピン73を差し込み、解除するときはフック止めピン7
3を手で抜き取らなければならないので、手間がかかる
上に、手がとどかない状態の場合は固定/自由の切り換
えが不可能である。図8に示す手段は、電動機,減速機
等が高価で、高温や塵埃等の環境に弱く、また、遠隔操
作をするためにはフック方向検出手段等も設ける必要が
あるというような課題があった。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、フックの方向が、荷物を吊っていない状態
では一定方向に向き、荷物を吊った状態では自由方向に
なるというクレーンフックを得ることを目的とする。
れたもので、フックの方向が、荷物を吊っていない状態
では一定方向に向き、荷物を吊った状態では自由方向に
なるというクレーンフックを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクレーン
フックは、クレーンの吊り部材に一水平軸心線まわりに
回動自在に支持された耳軸と、この耳軸に垂直軸心線ま
わりに回動自在に首部を支持されて垂下するフックとを
具備するクレーンフックにおいて、前記耳軸の前記水平
軸心線の片方側に傾勢重量を着設したものである。
フックは、クレーンの吊り部材に一水平軸心線まわりに
回動自在に支持された耳軸と、この耳軸に垂直軸心線ま
わりに回動自在に首部を支持されて垂下するフックとを
具備するクレーンフックにおいて、前記耳軸の前記水平
軸心線の片方側に傾勢重量を着設したものである。
【0006】
【作用】この発明におけるクレーンフックは、耳軸の水
平軸心線の片方側に傾勢重量を着設したので、荷物を吊
っていない状態では、傾勢重量の偏心モーメントにより
フックの垂直軸心線が鉛直線から傾斜する。すると、フ
ックの垂直軸心線に対して重量分布が大きいフックの背
中側が垂直軸心線の傾斜下側になり、フックの方向が自
動的に決まる。荷物を吊った状態では、フックに荷物の
大きな重量がかかるので、傾勢重量による傾斜モーメン
トは相対的に無視できるようになり、フックの垂直軸心
線は鉛直になるので、フックの方向は自由(不定)方向
になる。
平軸心線の片方側に傾勢重量を着設したので、荷物を吊
っていない状態では、傾勢重量の偏心モーメントにより
フックの垂直軸心線が鉛直線から傾斜する。すると、フ
ックの垂直軸心線に対して重量分布が大きいフックの背
中側が垂直軸心線の傾斜下側になり、フックの方向が自
動的に決まる。荷物を吊った状態では、フックに荷物の
大きな重量がかかるので、傾勢重量による傾斜モーメン
トは相対的に無視できるようになり、フックの垂直軸心
線は鉛直になるので、フックの方向は自由(不定)方向
になる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1乃至図4はこのクレーンフックの実施例を示
し、図1は側面図、図2は正面図、図3は上面図、図4
は動作説明図である。図1乃至図3において、11はフ
ック、12はトラニオン(耳軸)、21はハンガープレ
ート(クレーンの吊り部材)、31は傾勢重量である。
2枚のハンガープレート21はシーブブロック22から
垂下するように一体的に組み立てられ、滑車軸24に支
持されている。シーブブロック22内の複数個の滑車
(シーブ)23には図示しないクレーン等のクレーンロ
ープ25がかけ回してある。2枚のハンガープレート2
1の下部に形成された軸受穴に支持させるように渡し
て、トラニオン12がその水平軸心線YYまわりに回動
自在に設けられている。トラニオン12の断面形状は、
ハンガープレート21間の中央部は角形であり、支持さ
れる両端部はハンガープレート21の軸受穴に入る円形
である。トラニオン12の中央部にはフック11を回動
自在に支持するように円形貫通穴があけられ、この穴の
下端部にはラジアル玉軸受14が、上端部にはスラスト
玉軸受13が設けられ、この穴にフック11のフック首
部11aを挿入し、フック頂部11cにロックナット1
5を螺着し、回り止めボルト16,ナット17で止めて
いる。
する。図1乃至図4はこのクレーンフックの実施例を示
し、図1は側面図、図2は正面図、図3は上面図、図4
は動作説明図である。図1乃至図3において、11はフ
ック、12はトラニオン(耳軸)、21はハンガープレ
ート(クレーンの吊り部材)、31は傾勢重量である。
2枚のハンガープレート21はシーブブロック22から
垂下するように一体的に組み立てられ、滑車軸24に支
持されている。シーブブロック22内の複数個の滑車
(シーブ)23には図示しないクレーン等のクレーンロ
ープ25がかけ回してある。2枚のハンガープレート2
1の下部に形成された軸受穴に支持させるように渡し
て、トラニオン12がその水平軸心線YYまわりに回動
自在に設けられている。トラニオン12の断面形状は、
ハンガープレート21間の中央部は角形であり、支持さ
れる両端部はハンガープレート21の軸受穴に入る円形
である。トラニオン12の中央部にはフック11を回動
自在に支持するように円形貫通穴があけられ、この穴の
下端部にはラジアル玉軸受14が、上端部にはスラスト
玉軸受13が設けられ、この穴にフック11のフック首
部11aを挿入し、フック頂部11cにロックナット1
5を螺着し、回り止めボルト16,ナット17で止めて
いる。
【0008】このクレーンフックは、図1及び図3に示
すように、トラニオン12の水平軸心線YYの片方側
に、取付材33,34を介して取付ボルト35でトラニ
オン12に取り付けることにより、傾勢重量31が設け
られている。この傾勢重量31のトラニオン12の水平
軸心線YYに対する偏心重量により、フック11の垂直
軸心線CLを鉛直線ZZから傾斜させようとするもので
ある。フック11の傾斜角度は、傾勢重量31の重量と
傾勢重量31の重心のトラニオン12の水平軸心線YY
からの偏心距離との積により決まるので、傾勢重量31
の重量及び偏心距離はフック11の傾斜角度が適当な程
度になるように決定する。例えば、取付材33,34の
取付ボルト穴を長穴として傾勢重量31の取付位置を変
えて偏心距離を調節可能としてもよい。
すように、トラニオン12の水平軸心線YYの片方側
に、取付材33,34を介して取付ボルト35でトラニ
オン12に取り付けることにより、傾勢重量31が設け
られている。この傾勢重量31のトラニオン12の水平
軸心線YYに対する偏心重量により、フック11の垂直
軸心線CLを鉛直線ZZから傾斜させようとするもので
ある。フック11の傾斜角度は、傾勢重量31の重量と
傾勢重量31の重心のトラニオン12の水平軸心線YY
からの偏心距離との積により決まるので、傾勢重量31
の重量及び偏心距離はフック11の傾斜角度が適当な程
度になるように決定する。例えば、取付材33,34の
取付ボルト穴を長穴として傾勢重量31の取付位置を変
えて偏心距離を調節可能としてもよい。
【0009】次に、このクレーンフックの動作について
説明する。図1乃至図4において、クレーンロープ25
が図示しないクレーン等の動力により巻込み巻出される
と、クレーンロープ25がかけ回された図示しないクレ
ーンの滑車群と複数個の滑車23との滑車作用により、
低速大力量の懸吊力を発生する。この懸吊力は、滑車軸
24からハンガープレート21を介してトラニオン12
を支持し、トラニオン12はスラスト玉軸受13及びラ
ジアル玉軸受14により回動自在にロックナット15を
介してフック11を支持し、フック11は、図4(B)
に示すように、フック11にかけられた吊り索41等を
介して大重量の荷物を吊支する。
説明する。図1乃至図4において、クレーンロープ25
が図示しないクレーン等の動力により巻込み巻出される
と、クレーンロープ25がかけ回された図示しないクレ
ーンの滑車群と複数個の滑車23との滑車作用により、
低速大力量の懸吊力を発生する。この懸吊力は、滑車軸
24からハンガープレート21を介してトラニオン12
を支持し、トラニオン12はスラスト玉軸受13及びラ
ジアル玉軸受14により回動自在にロックナット15を
介してフック11を支持し、フック11は、図4(B)
に示すように、フック11にかけられた吊り索41等を
介して大重量の荷物を吊支する。
【0010】このクレーンフックは、図1乃至図4に示
すように、トラニオン12の水平軸心線YYの片方側に
傾勢重量31が設けられている。図4において、フック
11及びロックナット15等の垂直軸心線CLまわりに
回動可能な部材の重心(以下、フック重心という)をC
fとし、トラニオン12及び傾勢重量31等の水平軸心
線YYまわりに回動可能な部材の重心(以下、傾勢重心
という)をCcとし、これらの部材の全重心をCtとす
れば、荷物を吊っていない状態では、図4(A)に示す
ように、全重心Ctは水平軸心線Yを通る鉛直線ZZ上
に存在しなければならないので、フック11の垂直軸心
線CLは鉛直線ZZから傾斜している。フック11は大
重量を吊支するための材料力学的要求により図の右側の
背中の部分が大きな曲げモーメントに耐えるように大き
な断面積となっているので、フック重心Cfは垂直軸心
線CLより図の右側に位置する。したがって、図4
(A)に示すように、垂直軸心線CLが鉛直線ZZから
傾斜した場合は、垂直軸心線CLまわりに回動自在な部
材の重心であるフック重心Cfは、最下位置である垂直
軸心線CLの右側の図示の位置に落ち着く。すなわち、
フック11の爪先が図の左方に向く姿勢に必然的に落ち
着く。なお、図示しないクレーンの滑車群の軸心線は一
定方向であり、クレーンロープ25で吊り下げられた滑
車軸24の軸心線及びトラニオン12の軸心線YYも、
クレーンの滑車群の軸心線に平行になり、一定方向であ
るので、フック11の方向も空間的に一定方向になる。
すように、トラニオン12の水平軸心線YYの片方側に
傾勢重量31が設けられている。図4において、フック
11及びロックナット15等の垂直軸心線CLまわりに
回動可能な部材の重心(以下、フック重心という)をC
fとし、トラニオン12及び傾勢重量31等の水平軸心
線YYまわりに回動可能な部材の重心(以下、傾勢重心
という)をCcとし、これらの部材の全重心をCtとす
れば、荷物を吊っていない状態では、図4(A)に示す
ように、全重心Ctは水平軸心線Yを通る鉛直線ZZ上
に存在しなければならないので、フック11の垂直軸心
線CLは鉛直線ZZから傾斜している。フック11は大
重量を吊支するための材料力学的要求により図の右側の
背中の部分が大きな曲げモーメントに耐えるように大き
な断面積となっているので、フック重心Cfは垂直軸心
線CLより図の右側に位置する。したがって、図4
(A)に示すように、垂直軸心線CLが鉛直線ZZから
傾斜した場合は、垂直軸心線CLまわりに回動自在な部
材の重心であるフック重心Cfは、最下位置である垂直
軸心線CLの右側の図示の位置に落ち着く。すなわち、
フック11の爪先が図の左方に向く姿勢に必然的に落ち
着く。なお、図示しないクレーンの滑車群の軸心線は一
定方向であり、クレーンロープ25で吊り下げられた滑
車軸24の軸心線及びトラニオン12の軸心線YYも、
クレーンの滑車群の軸心線に平行になり、一定方向であ
るので、フック11の方向も空間的に一定方向になる。
【0011】図4(B)に示すように、荷物の吊り索4
1等をフック11にかけて大きな荷物重量Wを吊支した
場合は、フック11,トラニオン12,傾勢重量31等
の合計重量は、荷物重量Wに比べると非常に小さくて無
視できるので、吊り索41にかかる荷物重量Wは、Yを
通る鉛直線ZZ上に位置するとしてよい。フック11
は、フック11の内側形状の吊り索41がかかる最低位
置が垂直軸心線CL上にあるように形成されているの
で、このとき、垂直軸心線CLは鉛直線ZZに合致して
いる。したがって、この荷重状態では、フック11が垂
直軸心線CLすなわち鉛直線ZZまわりに回動しても、
吊り索41の位置は変わらず、各重心位置も水平面上を
移動するだけで上下の移動はないので、フック11の方
向は不定であり、フック11はいずれの方向でも向ける
ことができる。
1等をフック11にかけて大きな荷物重量Wを吊支した
場合は、フック11,トラニオン12,傾勢重量31等
の合計重量は、荷物重量Wに比べると非常に小さくて無
視できるので、吊り索41にかかる荷物重量Wは、Yを
通る鉛直線ZZ上に位置するとしてよい。フック11
は、フック11の内側形状の吊り索41がかかる最低位
置が垂直軸心線CL上にあるように形成されているの
で、このとき、垂直軸心線CLは鉛直線ZZに合致して
いる。したがって、この荷重状態では、フック11が垂
直軸心線CLすなわち鉛直線ZZまわりに回動しても、
吊り索41の位置は変わらず、各重心位置も水平面上を
移動するだけで上下の移動はないので、フック11の方
向は不定であり、フック11はいずれの方向でも向ける
ことができる。
【0012】図5は製鋼工場等においてスクラップ鋼片
等を電気炉に投入する作業を示す。この工場では、工場
レイアウトから、例えば、電気炉51の出鋼口51aは
紙面手前方向に向いており、左側に図示するレードルヤ
ードにおけるレードル(柄杓,スクラップ用バケット)
54等の方向は図示の方向になるとする。左側のレード
ルヤードにて、天井走行型のクレーン10は架台56に
置いてあるレードルハンガ55をフック11にかけて吊
り上げ、レードル54の上方に移動し、スクラップ鋼片
等を収容したレードル54の耳54pにレードルハンガ
55の鈎状部を引っ掛けて釣り上げる。この発明による
傾勢重量31を着設したクレーンフックを用いると、レ
ードル54を吊り上げるまでは、フック11に大きな荷
重はかかっていないので、図4(A)について説明した
ところにより、フック11の爪先は紙面手前の方向に向
いており、図示の方向に置いてあるレードルハンガ55
及びレードル54を釣り上げる作業を無人で行うことが
できる。クレーン10は、このレードル54を釣り上げ
て、右側に図示する溶解ヤードに移動する。重いレード
ル54を吊った状態では、図4(B)について説明した
ように、フック11は方向不定で自由に回動させること
ができるので、適当な手段でレードル54の投下側を電
気炉51の方へ向け、傾転ロープ59を引いてレードル
54を傾け、スクラップ鋼片52を電気炉51内に投入
する。以上のように、傾勢重量31を着設したフック1
1を用いることにより、フック11に荷重がかかってい
ないときはフック11は一定方向を向き、フック11に
荷重がかかっているときはフック11は方向不定で自由
に回すことができるので、作業を自動的に容易に行うこ
とができる。
等を電気炉に投入する作業を示す。この工場では、工場
レイアウトから、例えば、電気炉51の出鋼口51aは
紙面手前方向に向いており、左側に図示するレードルヤ
ードにおけるレードル(柄杓,スクラップ用バケット)
54等の方向は図示の方向になるとする。左側のレード
ルヤードにて、天井走行型のクレーン10は架台56に
置いてあるレードルハンガ55をフック11にかけて吊
り上げ、レードル54の上方に移動し、スクラップ鋼片
等を収容したレードル54の耳54pにレードルハンガ
55の鈎状部を引っ掛けて釣り上げる。この発明による
傾勢重量31を着設したクレーンフックを用いると、レ
ードル54を吊り上げるまでは、フック11に大きな荷
重はかかっていないので、図4(A)について説明した
ところにより、フック11の爪先は紙面手前の方向に向
いており、図示の方向に置いてあるレードルハンガ55
及びレードル54を釣り上げる作業を無人で行うことが
できる。クレーン10は、このレードル54を釣り上げ
て、右側に図示する溶解ヤードに移動する。重いレード
ル54を吊った状態では、図4(B)について説明した
ように、フック11は方向不定で自由に回動させること
ができるので、適当な手段でレードル54の投下側を電
気炉51の方へ向け、傾転ロープ59を引いてレードル
54を傾け、スクラップ鋼片52を電気炉51内に投入
する。以上のように、傾勢重量31を着設したフック1
1を用いることにより、フック11に荷重がかかってい
ないときはフック11は一定方向を向き、フック11に
荷重がかかっているときはフック11は方向不定で自由
に回すことができるので、作業を自動的に容易に行うこ
とができる。
【0013】図6は放射能防護を要する核再処理工場等
のプラント,工場等における機器,装置類の移動作業を
示す。全く人が立ち入ることができない左側に図示する
区画と人が防護服62を着けて作業可能な右側に図示す
る区画との間に、クレーン10により機器等を移動させ
る。機器甲63はプーリーケース66を用いて吊り、遮
蔽扉61を開けて、図の左側の区画から右側の区画へ移
動させ、台車64に載せて図示しない他の区画へ運搬す
る。機器乙65はハンドリングヨーク67を用いて吊
り、同様に移動,運搬する。これらの作業において、図
の左側の区画では全く人が立ち入ることができないの
で、無人で確実に吊り上げ吊り下ろし作業を行う必要が
あるが、この場合も、傾勢重量31を着設したフック1
1を用いることにより、フック11に荷重がかかってい
ないときはフック11は一定方向を向き、フック11に
荷重がかかっているときはフック11は方向不定で自由
に回すことができるので、作業を無人で確実かつ容易に
行うことができる。
のプラント,工場等における機器,装置類の移動作業を
示す。全く人が立ち入ることができない左側に図示する
区画と人が防護服62を着けて作業可能な右側に図示す
る区画との間に、クレーン10により機器等を移動させ
る。機器甲63はプーリーケース66を用いて吊り、遮
蔽扉61を開けて、図の左側の区画から右側の区画へ移
動させ、台車64に載せて図示しない他の区画へ運搬す
る。機器乙65はハンドリングヨーク67を用いて吊
り、同様に移動,運搬する。これらの作業において、図
の左側の区画では全く人が立ち入ることができないの
で、無人で確実に吊り上げ吊り下ろし作業を行う必要が
あるが、この場合も、傾勢重量31を着設したフック1
1を用いることにより、フック11に荷重がかかってい
ないときはフック11は一定方向を向き、フック11に
荷重がかかっているときはフック11は方向不定で自由
に回すことができるので、作業を無人で確実かつ容易に
行うことができる。
【0014】なお、傾勢重量31の重量または偏心距離
を変更することにより、垂直軸心線CLの傾斜角度は適
当に設定することができる。また、フック11の背中
(図1の垂直軸心線CLから右側に離れた箇所)に適当
な重量を付加することにより、フック重心Cfの位置を
垂直軸心線CLから図の右側へさらに寄せて、垂直軸心
線CLが傾斜したときのフック11の一定方向指向性を
さらに高めることができる。なお、通常、図示のように
フック11の開口が上方に向くのが使用上好都合である
が、若し、フック11の開口が下方に向く方が好都合で
ある場合は、フック11の開口側に重量を付加して、フ
ック重心Cfの位置が垂直軸心線CLより図の左側のフ
ック開口側に存在するようにすれば、フック11の開口
が下方に向くようにすることも可能である。
を変更することにより、垂直軸心線CLの傾斜角度は適
当に設定することができる。また、フック11の背中
(図1の垂直軸心線CLから右側に離れた箇所)に適当
な重量を付加することにより、フック重心Cfの位置を
垂直軸心線CLから図の右側へさらに寄せて、垂直軸心
線CLが傾斜したときのフック11の一定方向指向性を
さらに高めることができる。なお、通常、図示のように
フック11の開口が上方に向くのが使用上好都合である
が、若し、フック11の開口が下方に向く方が好都合で
ある場合は、フック11の開口側に重量を付加して、フ
ック重心Cfの位置が垂直軸心線CLより図の左側のフ
ック開口側に存在するようにすれば、フック11の開口
が下方に向くようにすることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、傾勢
重量を着設するという簡単な手段により、フックの方向
が、荷物を吊っていない状態では一定方向に向き、荷物
を吊った状態では自由方向になるので、クレーン作業が
容易かつ確実になり、無人化,自動化等を図ることがで
きる。
重量を着設するという簡単な手段により、フックの方向
が、荷物を吊っていない状態では一定方向に向き、荷物
を吊った状態では自由方向になるので、クレーン作業が
容易かつ確実になり、無人化,自動化等を図ることがで
きる。
【図1】この発明の一実施例によるクレーンフックの側
面図である。
面図である。
【図2】この発明の一実施例によるクレーンフックの正
面図である。
面図である。
【図3】この発明の一実施例によるクレーンフックの上
面図である。
面図である。
【図4】この発明の一実施例によるクレーンフックの動
作説明図であり、(A)は荷物を吊っていない状態を示
し、(B)は荷物を吊った状態を示す。
作説明図であり、(A)は荷物を吊っていない状態を示
し、(B)は荷物を吊った状態を示す。
【図5】製鋼工場等における適用例を示す説明図であ
る。
る。
【図6】核再処理工場等における適用例を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】従来のクレーンフックの一例を示し、(A)は
側面図、(B)は要部拡大図である。
側面図、(B)は要部拡大図である。
【図8】従来のクレーンフックの他の一例の側面断面図
である。
である。
11:フック、 11a:フック首部、 12:トラニ
オン(耳軸)、21:ハンガープレート、31:傾勢重
量、Cf:フック重心、 Cc:傾勢重心、 Ct:全
重心、 W:荷物重量、YY:水平軸心線、 CL:垂
直軸心線、 ZZ:鉛直線。
オン(耳軸)、21:ハンガープレート、31:傾勢重
量、Cf:フック重心、 Cc:傾勢重心、 Ct:全
重心、 W:荷物重量、YY:水平軸心線、 CL:垂
直軸心線、 ZZ:鉛直線。
Claims (1)
- 【請求項1】 クレーンの吊り部材に一水平軸心線まわ
りに回動自在に支持された耳軸と、この耳軸に垂直軸心
線まわりに回動自在に首部を支持されて垂下するフック
とを具備するクレーンフックにおいて、前記耳軸の前記
水平軸心線の片方側に傾勢重量を着設したことを特徴と
するクレーンフック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5413692A JPH05213579A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | クレーンフック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5413692A JPH05213579A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | クレーンフック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05213579A true JPH05213579A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12962166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5413692A Withdrawn JPH05213579A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | クレーンフック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05213579A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111960254A (zh) * | 2019-05-20 | 2020-11-20 | 安徽金元素复合材料有限公司 | 防滑落磁力吊钩 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP5413692A patent/JPH05213579A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111960254A (zh) * | 2019-05-20 | 2020-11-20 | 安徽金元素复合材料有限公司 | 防滑落磁力吊钩 |
| CN111960254B (zh) * | 2019-05-20 | 2023-01-31 | 安徽金元素复合材料有限公司 | 防滑落磁力吊钩 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |