JPH05214596A - 電気めっき装置の陰極部構造 - Google Patents

電気めっき装置の陰極部構造

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JPH05214596A
JPH05214596A JP5423692A JP5423692A JPH05214596A JP H05214596 A JPH05214596 A JP H05214596A JP 5423692 A JP5423692 A JP 5423692A JP 5423692 A JP5423692 A JP 5423692A JP H05214596 A JPH05214596 A JP H05214596A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンリング等の被めっき環状体に均一な
厚さで全面めっきを施すことを可能にする。 【構成】 陰極回転軸1は外周面2に長手方向に等間隔
を置いて複数個の環状溝3を有し、環状溝3は被めっき
環状体10の径方向厚さよりも浅い深さをなす。陰極回
転軸1は水平に回転可能に保持され、めっき時に回転さ
れる。陰極回転軸1の上方にアイドル静止軸7が平行に
配置し、この軸7にはこの外径よりも大きな内径を有し
少なくとも外周面が非導電弾性材で形成された複数個の
アイドル環状体9がスペーサ8を介装して挿入されてい
る。めっき時には、陰極回転軸1の環状溝3に挿入され
た被めっき環状体10が、アイドル環状体9の自重によ
り押圧されて陰極回転軸1に押接され、陰極回転軸1の
回転に応じてアイドル環状体9とともに回転しながら、
陽極6との間でめっきが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環状体例えば内燃機関
用のピストンリング(組合せオイルリングのサイドレー
ルやコイルエキスパンダ等も含む。)の全面めっき等に
使用して有効な電気めっき装置の陰極部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極軸の外周面に長手方向に等間隔を置
いて複数個の環状溝を形成し、これらの溝部に被めっき
環状体を挿入し、この溝付陰極軸を回転させて被めっき
環状体の全面をめっきする考えはあったが、被めっき環
状体の自重に電気容量を依存しているため、ピストンリ
ングのような軽量で且つめっき電流の大きいクロムめっ
きを施すような場合には、接点部が不安定で、電気容量
が不足し採用できなかった。
【0003】したがって、通常は、弾性接点による通電
方法が採用されている。この弾性接点による方法は、図
7に示されている陰極治具20を使用して行われる。陰
極治具20はU字形状の陰極部21を有しており、この
U字形状の陰極部21の対向する直線部にそれぞれ複数
組の弾性接点部材が設けられている。一組の弾性接点部
材は上側に位置する弾性接点部材22と下側に位置する
弾性接点部材23とからなっている。上側に位置する弾
性接点部材22は銅線材で形成され、陰極部21から側
方に突出して二股状に分かれ、各先端部が2つの弾性接
点を構成して真上を向いており、下側の弾性接点部材2
3も銅線材で形成され、陰極部21から側方に突出し
て、先端部が弾性接点を構成して真下を向いているもの
である。
【0004】この陰極治具20に被めっき環状体10と
してピストンリングを装着する場合は、ピストンリング
の合口部を若干開いて上記3つの弾性接点に嵌めれば、
ピストンリングの弾力によりピストンリングは3つの弾
性接点に係止される。このようにして、陰極治具20の
対向する直線部に設けられている複数組の弾性接点部材
22,23に、それぞれピストンリングを装着して、こ
の陰極治具20をめっき槽内の陽極間に配置して通電す
ることにより、各ピストンリングの全面に例えばクロム
めっきが施される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この弾性接点によるめ
っき方法の欠点としては次の点が挙げられる。 弾性接点への被めっき環状体のセッティング作業が面
倒であり、作業性が悪い。 弾性接点に対して被めっき環状体は静止しているた
め、接点部と他の部分とでめっき厚さの不同を生じる。 陰極治具の対向する直線部に複数個の被めっき環状体
が配列するので、隣接する被めっき環状体間の間隔が被
めっき環状体の円周の各部位に対して一定にならない。
その結果、めっき厚さの不同を生じる。 陽極との距離バランスの不均一により、被めっき環状
体同士でめっき厚さの不同を生じる。
【0006】本発明の目的は、被めっき環状体を陰極部
に簡単に装着でき、かつ被めっき環状体の全面等のめっ
きを行え、被めっき環状体自身のめっき厚さおよび複数
個の被めっき環状体同士のめっき厚さの不同を低減でき
る電気めっき装置の陰極部構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気めっき装置
の陰極部構造は、外周面に長手方向に等間隔を置いて複
数個の環状溝を有しており、前記環状溝が被めっき環状
体の径方向厚さよりも浅い深さをなしている水平な陰極
回転軸と、この陰極回転軸の上方に平行をなして配置す
るアイドル静止軸と、前記アイドル静止軸に遊動可能に
挿入されており、少なくとも外周面が非導電材より形成
されている複数個のアイドル環状体とを備えていること
を特徴とする。
【0008】前記アイドル環状体は1つの被めっき環状
体または隣接する2つの被めっき環状体を押接する幅を
備えているのが好ましい。
【0009】また、前記アイドル環状体の少なくとも外
周面が非導電弾性材より形成されているのが好ましい。
【0010】
【作用】陰極回転軸の環状溝に装着されて陰極回転軸に
等間隔に配列されている複数個の被めっき環状体は、陰
極回転軸の上方に配置するアイドル静止軸に挿入されて
いるアイドル環状体の自重によって押圧され、被めっき
環状体の内周面が陰極回転軸の外周面に押接される。
【0011】このように、被めっき環状体が陰極回転軸
に押接されるために、接点部が安定する。そして、アイ
ドル環状体の自重によって押圧される構成のため、各被
めっき環状体の径方向の厚さにバラツキがあっても、そ
の厚さのバラツキを吸収でき、各被めっき環状体の陰極
回転軸への押接力を均一化できる。
【0012】そして、陰極回転軸が回転すると、被めっ
き環状体が回転させられると同時に、アイドル環状体も
回転され、陰極回転軸と被めっき環状体との接点部は常
時移動する。
【0013】以上のように、各被めっき環状体は陰極回
転軸に等間隔をおいて配列し、均一な力で陰極回転軸に
押接できるとともに、陰極回転軸の回転により回転され
て接点が常に移動するので、被めっき環状体自身のめっ
き厚さおよび複数個の被めっき環状体同士のめっき厚さ
の不同を低減できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1および図2において、陰極回転軸1は銅や
銅合金で形成されており、外周面2には長手方向に等間
隔を置いて複数個の環状溝3が形成されている。環状溝
3の深さはピストンリング等の被めっき環状体の径方向
の厚さよりも浅く形成されており、環状溝3以外の外周
面は絶縁皮膜で覆われている。環状溝3の断面形状はU
字状、V字状、あるいは矩形形状等、その形状は問わな
いが、被めっき物の断面形状に対応した形状を採用する
のがよい。例えば、被めっき物の断面形状が円形の場合
はU字状またはV字状にし(例えば被めっき物がコイル
エキスパンダ等の場合)、被めっき物の断面形状が矩形
の場合は矩形形状にすればよい(例えば被めっき物が断
面矩形のコンプレッションリング等の場合)。
【0015】この陰極回転軸1はめっき槽5内に水平に
保持されて、図示外の回転駆動手段によって回転される
ように構成され、且つ回転時は図示外の通電手段によっ
て常時通電できるように構成されている。そしてめっき
槽5内には、陰極回転軸1の両側に複数本の陽極6が配
設されている。陽極6は陰極回転軸1の長手方向に等間
隔を置いて垂直に設けられている。
【0016】陰極回転軸1の上方位置には、アイドル静
止軸7が陰極回転軸1と平行に設けられている。このア
イドル静止軸7には、等間隔を置いて同一の大きさのス
ペーサ8が多数嵌められており、アイドル静止軸7のス
ペーサ8間にそれぞれアイドル環状体9が挿入されてい
る。これらのアイドル環状体9は全て同一の形状、材
質、重量を備えている。
【0017】アイドル環状体9は少なくとも外周面が非
導電弾性材で形成されている。例えば、金属環の外周を
樹脂(弗素樹脂等)で被覆したものや、環状体全部を樹
脂(弗素樹脂等)で形成したものなどで構成されてい
る。そしてアイドル環状体9は、その内径がアイドル静
止軸7の外径よりも大きく、アイドル静止軸7に対して
遊動できるように構成されており、非めっき時は図3に
示されているように、アイドル静止軸7にぶら下がる状
態にあり、めっき時はアイドル静止軸7から浮き上が
り、陰極回転軸1の環状溝3に挿入されている被めっき
環状体10を自重によって押圧して、被めっき環状体1
0の内周面が陰極回転軸1の環状溝3の外周面に押接さ
れるように作用する。この場合、各被めっき環状体10
が陰極回転軸1の環状溝3の外周面に均等に押接される
ようにするために、アイドル環状体9の軸方向長は隣接
する2本の被めっき環状体10に当接する長さ(図1参
照)、あるいは1本の被めっき環状体10に当接する長
さ(図4参照)とするのがよい。
【0018】以上のアイドル静止軸7は上下に移動でき
るように構成されており、めっき時に所定位置まで下降
して、上記の如くアイドル環状体9が陰極回転軸1の環
状溝3に挿入されている被めっき環状体10を自重によ
って押圧するように構成されている。
【0019】以下、上記装置を使用して、コンプレッシ
ョンリングの全面にクロムめっき等のめっきを施す場合
を説明する。
【0020】まず、陰極回転軸1の各環状溝3にコンプ
レッションリング10を挿入する。コンプレッションリ
ング10を装着した陰極回転軸1をめっき槽5内にセッ
トする。次にアイドル静止軸7を所定位置まで下降させ
ると、アイドル環状体9がコンプレッションリング10
の外周面に当接されてアイドル静止軸7から浮き上が
り、コンプレッションリング10がアイドル環状体9の
自重によって押圧されて、コンプレッションリング10
の内周面が陰極回転軸1の環状溝3の外周面に押接され
る。
【0021】そして、図示外の回転駆動手段により陰極
回転軸1が回転させられるとともに、陽極6と陰極回転
軸1との間に図示外の通電手段により通電される。これ
により、コンプレッションリング10の外周面と上下面
とにめっきが施される。この場合、陰極回転軸1が回転
されると、アイドル環状体9によって陰極回転軸1に押
圧されているコンプレッションリング10も回転すると
ともに、アイドル環状体9も回転する。
【0022】したがって、めっき時に、コンプレッショ
ンリング10が回転するので、陰極回転軸1との接点が
常時移動する。そのため、コンプレッションリング10
自身のめっき厚さの不同を減少できる。
【0023】また、めっき時、複数個のコンプレッショ
ンリング10は陰極回転軸1に沿って等間隔に配列され
ているので、隣接するコンプレッションリング10間の
間隔が一定で、めっき厚さの不同を減少できる。
【0024】また、アイドル環状体9の自重によって、
コンプレッションリング10を押圧するので、複数個の
コンプレッションリング10の径方向の厚さにバラツキ
があっても、その厚さのバラツキを吸収でき、各コンプ
レッションリング10が陰極回転軸1に均一な力で押接
される。このため、複数個のコンプレッションリング1
0同士のめっき厚さの不同を減少できる。
【0025】なお、上記実施例では、アイドル静止軸7
にスペーサ8を介してアイドル環状体9を配列したが、
アイドル静止軸に長手方向に等間隔を置いて複数個の環
状溝を形成し、これらの環状溝にそれぞれアイドル環状
体を遊動可能に挿入するように構成してもよい。
【0026】また、上記実施例では、コンプレッション
リング10の全面をめっきするものとしたが、一部の面
をめっきする場合には、非めっき部分をマスキングして
おけばよい。例えば上下面をめっきする場合には、外周
面をマスキングしておけばよい。
【0027】また、本装置は、コンプレッションリング
に適用した例を示したが、この他のピストンリング(組
合せオイルリングのサイドレールやコイルエキスパンダ
等も含む。)など、被めっき物が環状体であれば適用で
きる。
【0028】以下、組合せオイルリングのコイルエキス
パンダについて、比較例および本発明に係るめっき装置
を使用して、全面にクロムめっきを施した例を説明す
る。
【0029】コイルエキスパンダの内容は次の通りであ
る。 線径 :1φmm コイル外径:3φmm(ピッチ1.5mm) 全長 :345.4mm 材質 :炭素鋼
【0030】このコイルエキスパンダに下記のようにし
てクロムめっきを施した。 (比較例)直線状コイルの一端を保持し、陽極間に吊
るし、通電し、常法でクロムめっきした。めっき条件は
被めっき物間を20mm、30本を同時めっきし、めっ
き電流500A、めっき時間25分とした。 (比較例)コイルの両端を使用時状態のようにジョイ
ントして110φmmの環状に形成し、図7により説明
した弾性接点方式の陰極治具に保持してめっきを行っ
た。めっき条件は1ラック当たり、横2列、縦5列で1
ラック当たり10個とし、3ラック同時に陽極間に吊る
し、めっき電流500A、めっき時間25分とした。被
めっき物間は1ラック内20mm、ラック間50mmと
した。 (実施例)コイルの両端を使用時状態のようにジョイン
トして110φmmの環状に形成し、本発明に係るめっ
き装置に供した。被めっき物間を15〜20mm、30
本を同時めっきし、陰極回転軸の回転速度は1mm/秒
の移動量で、めっき電流500A、めっき時間25分と
した。
【0031】上記によりめっきした各めっき物の1個内
9か所の外径を測定し、そのめっき厚さ分布を比較した
(n=30)。
【0032】
【表1】
【0033】比較例は、中央部のめっき厚さが薄く、
下端部にはめっきのトビツキが発生し、めっき厚さの不
同が大きい。また、めっき速度のロスが大きい。通常実
施されている比較例の場合は、被めっき物の電気抵抗
が高く、一方向だけでの通電では電流分布が不均一で均
一めっきができない。したがって、常法通り、めっき途
中で出槽し、保持替え反転する必要があり、作業能率が
劣る。
【0034】比較例は、比較例よりも1個内のめっ
き厚さの不同は小さいが、接点が静止しており且つ被め
っき物間および陽極との間の距離の不同の影響により1
個内の局部的なめっき厚さの不同が大きく、めっき前外
径の不同(σ)に対する増加が約2倍あり不十分であ
る。
【0035】実施例は、めっき厚さの不同が小さく、め
っき前外径の不同(σ)に対する増加が1.2倍と非常
に小さい。
【0036】次に、コンプレッションリングについて、
比較例および本発明に係るめっき装置を使用して、上下
面にクロムめっきを施した例を説明する。
【0037】コンプレッションリングの内容は次の通り
である。 幅(B寸) :4.0mm 厚さ(T寸):5.0mm 外径 :110φmm 自由合い口隙間 :約10mm 材質 :球状黒鉛鋳鉄
【0038】このコンプレッションリングに下記のよう
にしてクロムめっきを施した。 (比較例)図7により説明した弾性接点方式の陰極治具
に保持してめっきを行った。めっき条件は1ラック当た
り、横2列、縦5列で1ラック当たり10個とし、3ラ
ック同時に陽極間に吊るし、めっき電流500A、めっ
き時間60分とした。被めっき物間は1ラック内20m
m、ラック間50mmとした。 (実施例)本発明に係るめっき装置に供した。被めっ
き物間を15〜20mm、30本を同時めっきし、陰極
回転軸の回転速度は1mm/秒の移動量で、めっき電流
300A、めっき時間60分とした。 (実施例)図5に示されているように、被めっき環状
体10の幅寸法(B寸)と同寸法の閉じた環状体11の
内周に、被めっき環状体10を嵌めた後、実施例と同
様にしてめっきに供した。なお、閉じた環状体11に被
めっき環状体10を嵌めたときの被めっき環状体10の
合い口隙間は1〜2mmである。
【0039】上記によりめっきした各めっき物の1個内
9か所の幅寸法(B寸)を測定し、そのめっき厚さ分布
を比較した(n=30)。測定個所は図6(b)に示さ
れているように、両側の合口端部と、その他の周部を略
8等分した個所である。図6(a)に測定結果をグラフ
にしたものを示す。
【0040】
【表2】
【0041】通常実施されている比較例と、実施例
は、めっきの特性である合口部の局部的なめっき厚さの
過大から、めっき厚さの不同(σ)が大きい。しかし、
合口部以外のめっき厚さの不同(σ)の増加が比較例が
2.6倍に対して、本発明の実施例では1.5倍に減
少しており、改善されていることがわかる。
【0042】実施例では、被めっき物が実質的に完全
な環体となることにより、合口部を含むめっき厚さの不
同(σ)は1.3倍に減少し、大幅に改善されている。
また、めっき厚さ分布が均一化し、全体のめっき速度の
向上効果も認められる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
周面に長手方向に等間隔を置いて複数個の環状溝を有し
ており、前記環状溝が被めっき環状体の径方向厚さより
も浅い深さをなしている水平な陰極回転軸と、この陰極
回転軸の上方に平行をなして配置するアイドル静止軸
と、前記アイドル静止軸に遊動可能に挿入されており、
少なくとも外周面が非導電材より形成されている複数個
のアイドル環状体とを備えていることにより、各被めっ
き環状体は陰極回転軸に等間隔をおいて配列し、均一な
力で陰極回転軸に押接できるとともに、陰極回転軸の回
転により回転されて接点が常に移動するので、被めっき
環状体自身のめっき厚さおよび複数個の被めっき環状体
同士のめっき厚さの不同を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のめっき装置を示す平面図である。
【図2】本発明のめっき装置を示す縦断面図である。
【図3】非めっき時のアイドル静止軸とアイドル環状体
を示す断面図である。
【図4】アイドル環状体の別の例を示し、図1に対応す
る(但しめっき槽は省略)平面図である。
【図5】閉じた環状体の内周に被めっき環状体を嵌めた
ものを示す平面図である。
【図6】(a)はコンプレッションリングをクロムめっ
きした際のめっき厚さを測定した結果を示すグラフ、
(b)は測定個所を示す説明図である。
【図7】従来の陰極治具を示す正面図である。
【符号の説明】
1 陰極回転軸 2 外周面 3 環状溝 5 めっき槽 6 陽極 7 アイドル静止軸 8 スペーサ 9 アイドル環状体 10 被めっき環状体 11 閉じた環状体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に長手方向に等間隔を置いて複数
    個の環状溝を有しており、前記環状溝が被めっき環状体
    の径方向厚さよりも浅い深さをなしている水平な陰極回
    転軸と、この陰極回転軸の上方に平行をなして配置する
    アイドル静止軸と、前記アイドル静止軸に遊動可能に挿
    入されており、少なくとも外周面が非導電材より形成さ
    れている複数個のアイドル環状体とを備えていることを
    特徴とする電気めっき装置の陰極部構造。
  2. 【請求項2】 前記アイドル環状体は1つの被めっき環
    状体または隣接する2つの被めっき環状体を押接する幅
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の電気めっ
    き装置の陰極部構造。
  3. 【請求項3】 前記アイドル環状体の少なくとも外周面
    が非導電弾性材より形成されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の電気めっき装置の陰極部構造。
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