JPH05214683A - 装飾紙体 - Google Patents

装飾紙体

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JPH05214683A
JPH05214683A JP4591592A JP4591592A JPH05214683A JP H05214683 A JPH05214683 A JP H05214683A JP 4591592 A JP4591592 A JP 4591592A JP 4591592 A JP4591592 A JP 4591592A JP H05214683 A JPH05214683 A JP H05214683A
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JP
Japan
Prior art keywords
polyester resin
unsaturated polyester
refractive index
pattern
japanese paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP4591592A
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English (en)
Inventor
Seiji Kono
勢二 河野
Hiroomi Kabata
博臣 椛田
Yoshio Kurisaki
美穂 栗崎
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Original Assignee
Individual
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  • Decoration Of Textiles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 帽子、置台、イヤリング、髪飾り、ブロー
チ、照明器具セード、人形の傘、家屋のポーチの庇等に
使用すると、貫通光に対してはステンドグラス風の色彩
美を見せ、反射光に対しては金属的色彩美を見せる装飾
紙体の提供。 【構成】 一部の塗膜の屈折率が1.50〜1.60の
模様又は絵画を表面に施した和紙を成形し、該成形和紙
に不飽和ポリエステル樹脂を塗布又は含浸した事を特徴
とする装飾紙体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一部の塗膜の屈折率が
1.5〜1.6の模様又は絵画を表面に施した和紙を成
形し、該成形和紙に不飽和ポリエステル樹脂を塗布又は
含浸した装飾紙体に係わり、詳しくは帽子、各種調度品
の置台、イヤリング、髪飾り、ブローチ、照明器具セー
ド、人形の傘、家屋のポーチの庇等に使用すると、模様
又は絵画を含む全体の光線の貫通を可能とし、ステンド
グラス風の色彩美を見せ、反射光に対しては幻想的色彩
美を見せる装飾紙体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から存在するこの種装飾体として
は、例えば、特公昭52−11694号公報が提案す
る、不飽和ポリエステル樹脂と同等の屈折率を有し、模
様を施した薄い和紙を皺付きフイルムで覆ってその間に
不飽和ポリエステル樹脂を流し込んでパネルを得、この
両表面に形成した凹凸形状を利用して、光透過性光分散
性を付与した装飾用パネルを製造する方法により得られ
るパネルがある。更に、特開昭55−148301号公
報が提案する、枠体に和紙又はガラス繊維よりなるベー
ス地を貼着し、該ベース地の全面にポリエステル樹脂液
を塗布又は吹付てポリエステル樹脂膜を形成し、該膜を
常温又は加熱により乾燥・硬化して製造する方法により
得られる照明器具用セードがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した特公昭52−
11694号公報の提案により得られる装飾用パネルは
板状であり、不飽和ポリエステル樹脂層に埋没した和紙
は、不飽和ポリエステル樹脂の屈折率と同等の屈折率を
有するので、該板状のパネルの中に埋没しながらその存
在が不明な状態となり、該和紙に印刷又は手書きで描い
た模様だけが明瞭に顕出するパネルで、これは貫通光線
の配慮或いはその活用を意図しておらず、単純に模様の
顕出のみを試みたもので、その上パネルの他には使用出
来ない。
【0004】又、特開昭55−148301号公報の提
案により得られるセードは、枠体に貼着した和紙がポリ
エステル樹脂の浸透により紙自体の白色が消えて透明化
し、和紙自体のランダムな繊維の陰影が和風的な照明効
果をもたらし、又枠体に貼着したガラス繊維はガラス繊
維の織地の織目の陰影が透かしの中に現れて和風的な照
明効果をもたらすセードで、色彩の貫通光線による活用
は意図しておらず、単純に繊維又は織目の陰影を模様と
して活用するのみで色彩感覚に乏しく、その上セードの
他には使用出来ない。
【0005】本発明は、内蔵した模様を顕出する特公昭
52−11694号公報の提案により得られる装飾用パ
ネルの如く貫通光を無視する事なく、又使用形態が限ら
れる事なく、更には繊維又は織目を模様として見せる特
開昭55−148301号公報の提案により得られる透
明なセードの如く陰影を利用する事なく、多様な用途に
使用出来る装飾紙体を提供し、貫通光に利用してはステ
ンドグラス風の色彩美を見せ、反射光を利用しては幻想
的色彩美を見せる装飾紙体を提供する事を課題とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
達成するために、少なくとも一部の塗膜の屈折率が不飽
和ポリエステル樹脂のそれと同等の1.5〜1.6の模
様又は絵画を表面に施した和紙を成形し、該成形和紙に
不飽和ポリエステル樹脂を含浸した事を特徴とする装飾
紙体を第1の手段とし、
【0007】少なくとも一部の塗膜の屈折率が1.5〜
1.6の模様又は絵画を表面に施した和紙を成形し、該
成形和紙に1〜3重量%の反応開始剤(硬化促進剤)を
添加した不飽和ポリエステル樹脂を含浸した事を特徴と
する装飾紙体を第2の手段とし、
【0008】少なくとも一部の塗膜の屈折率が1.5〜
1.6の模様又は絵画を表面に施した和紙を成形し、該
成形和紙に不飽和ポリエステル樹脂を含浸した後、反応
開始剤(硬化促進剤)を付与した事を特徴とする装飾紙
体を第3の手段とするものである。
【0009】
【作用】本発明者は課題を達成するために種々の実験、
検討を重ね、和紙に印刷又は手書きで模様又は絵画を描
く時に、該塗膜の屈折率が不飽和ポリエステル樹脂の屈
折率と異なるときは、特公昭52−11694号公報の
提案により得られる装飾用パネルの模様の陰影の如く全
く貫通光がなく、又特開昭55−148301号公報の
提案により得られる透明なセードの如く繊維又は織目の
陰影模様の如く和紙に施した模様、絵画は単に陰影を形
成するが、不飽和ポリエステル樹脂の屈折率と同等の
1.5〜1.6の範囲にある塗膜を形成すると、不飽和
ポリエステル樹脂の含浸により和紙全体が透光性を示す
事を見出した。この和紙を各種の所要の形状に成形して
後、不飽和ポリエステル樹脂液を塗布又は吹付けるか、
或いは不飽和ポリエステル樹脂液に浸漬して該不飽和ポ
リエステル樹脂液を前記印刷済和紙に含浸すると、光線
は該印刷済和紙を貫通し、この和紙で製作した構造体は
貫通光により反光源側は恰もステンドグラス下の如く色
彩豊かな環境となり、光源側は反射光によっては幻想的
色彩美を見せる構造体となる事を見出した。これ等の特
有の色彩演出効果は、模様又は絵画の全塗膜を不飽和ポ
リエステル樹脂の屈折率と同等にする必要はなく、使用
目的、使用条件に応じて模様又は絵画のポイントになる
一部、つまり散在する約10%程度の部分の塗膜の屈折
率を不飽和ポリエステル樹脂の屈折率と同等にすると課
題を達成出来る事を見出した。
【0010】
【実施例】以下、図を基に代表的な一部の実施例を説明
する。図1は赤地に白色の小花をちりばめた模様(図示
せず)を印刷した和紙を使用して作成した帽子1の斜視
図で、該小花の塗膜の屈折率は1.5〜1.6の範囲に
あり、不飽和ポリエステル樹脂の屈折率と同等である。
本例は予め作った使用者の頭の型に小花をちりばめた模
様を印刷した和紙を被せて帽子の型を定め、色違いのバ
ンド2を巻き付けて該型を安定させた後、これに不飽和
ポリエステル樹脂液を表面から吹き付けて該和紙に浸透
・含浸させ、しかる後、反応開始剤(硬化促進剤)を吹
き付けて硬化し、これにリボン3を巻き付けたものであ
る。
【0011】図2はピンク地に薄青色の小葉をちりばめ
た模様(図示せず)を印刷した和紙を使用して作成した
髪飾り4の斜視図である。該小葉の薄青色の塗膜の屈折
率は不飽和ポリエステル樹脂の屈折率と同等の1.5〜
1.6の範囲にある。本例は先ず小葉をちりばめた模様
を印刷した和紙の中央を絞って蝶型を定め、これを3重
量%程度の反応開始剤(硬化促進剤)を添加した不飽和
ポリエステル樹脂液に浸漬して硬化し、所定の髪挟み金
具を取り付けたものである。
【0012】図3は紺地に白色の小丸をちりばめた模様
(図示せず)を印刷した和紙で小さな折鶴を作り、これ
で作成したイヤリング5の斜視図である。本例は全塗膜
の屈折率が不飽和ポリエステル樹脂の屈折率と同等の
1.5〜1.6範囲にある。本例は先ず小丸をちりばめ
た模様を印刷した和紙を折って折鶴の型を定め、これを
3重量%程度の反応開始剤(硬化促進剤)を添加した不
飽和ポリエステル樹脂液に浸漬して硬化成形し、裏面に
所定の保持金具6を取り付けたものである。
【0013】図4は青色と黄色の横バーの模様を印刷し
た和紙に、ガラス繊維を裏打ちした庇7と、図5に示す
筒状照明装置8を家屋の出入り口の上方及び両側方に使
用した例の斜視図である。庇7は全塗膜の屈折率が不飽
和ポリエステル樹脂の屈折率と同等の1.5〜1.6の
範囲にある。庇7は先ず和紙とガラス繊維を所定の大き
さに裁断し、模様を上面にして両者を重ね、これに1重
量%程度の反応開始剤(硬化促進剤)を添加した不飽和
ポリエステル樹脂液を塗布し、200℃の雰囲気で加熱
して硬化成型し、家屋のポーチ9の上部の側壁の雨仕舞
10を施した所定の位置に取り付けたものである。
【0014】筒状照明装置8は、図5(イ)に示す円筒
材11、(ロ)に示す角筒材12、(ハ)に示す竹筒材
13の前後に図示の如く複数の窓14を設け、これに塗
膜の屈折率が不飽和ポリエステル樹脂の屈折率と同等の
1.5〜1.6の範囲にある模様又は絵画を施し、1〜
3重量%程度の反応開始剤(硬化促進剤)を添加した不
飽和ポリエステル樹脂液を塗布又は吹付、或いは浸漬に
より含浸した和紙15を貼着すると共に、前記筒状材1
1、12、13内部の上、又は下、或いは中央側面に点
光源(図示せず)を設けるか、上下にわたって棒状光源
(図示せず)を設け、前面又は後面にヒンジを介した開
閉型か、又は嵌合を介した着脱型として開閉可能に構成
し、光源等の保守を可能としたものある。
【0015】説明を省略した上記以外の各種家具の置
台、ブローチ、照明器具セード、人形の傘等を始めとし
て、凡そ光線の貫通時の作用を主体として、反射も含ん
で、より目的を満たす色彩的美観を提供する構造体は、
上記の各々の方法と同様に行えば、少ないコストで容易
に安定して円滑に製作し、使用する事が出来、上記した
好適な作用・効果を享受する事が出来る。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記した手段を用いて上記し
た作用を活用するので、貫通光ではステンドグラス風の
色彩美を見せ、反射光では幻想的色彩美を見せる帽子、
各種家具の置台、イヤリング、髪飾り、ブローチ、照明
器具セード、人形の傘、家屋のポーチの庇等に幅広く使
用する事が可能となり、日常生活への光線と色彩の活用
を容易にし、市民生活の色彩による多様な演出を可能に
する等、市民の日常生活に美観を通じてもたらす心理的
効果の向上は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図。
【図2】他の実施例の平面図。
【図3】更に他の実施例の側面図。
【図4】家屋の庇と筒型照明装置に使用した実施例の斜
視図。
【図5】各筒型照明装置の斜視図で、(イ)は円筒型、
(ロ)は角筒型、(ハ)は竹筒型を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部の塗膜の屈折率が1.5
    〜1.6の模様又は絵画を表面に施した和紙を成形し、
    該成形和紙に不飽和ポリエステル樹脂を含浸した事を特
    徴とする装飾紙体。
  2. 【請求項2】 少なくとも一部の塗膜の屈折率が1.5
    〜1.6の模様又は絵画を表面に施した和紙を成形し、
    該成形和紙に1〜3重量%の反応開始剤(硬化促進剤)
    を添加した不飽和ポリエステル樹脂を含浸した事を特徴
    とする装飾紙体。
  3. 【請求項3】 少なくとも一部の塗膜の屈折率が1.5
    〜1.6の模様又は絵画を表面に施した和紙を成形し、
    該成形和紙に不飽和ポリエステル樹脂を含浸した後、反
    応開始剤(硬化促進剤)を付与した事を特徴とする装飾
    紙体。
JP4591592A 1992-01-31 1992-01-31 装飾紙体 Pending JPH05214683A (ja)

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JP4591592A JPH05214683A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 装飾紙体

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