JPH05215076A - 深井戸用水中モータポンプの監視装置 - Google Patents

深井戸用水中モータポンプの監視装置

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JPH05215076A
JPH05215076A JP5436892A JP5436892A JPH05215076A JP H05215076 A JPH05215076 A JP H05215076A JP 5436892 A JP5436892 A JP 5436892A JP 5436892 A JP5436892 A JP 5436892A JP H05215076 A JPH05215076 A JP H05215076A
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JP
Japan
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pump
deep well
frequency
signal processing
motor
Prior art date
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Application number
JP5436892A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kataoka
匡史 片岡
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 深井戸用水中モータポンプの運転状態を監視
し、このポンプを引き上げなくても、故障の早期発見と
故障部位の特定を行うことのできる深井戸用水中モータ
ポンプの監視装置を提供すること。 【構成】 深井戸用水中モータポンプ10のケーシング
101上に設けた複数個のAEセンサ1,1′と、該複
数個のAEセンサ1,1′で検出したAE(音響伝播)
信号の各AEセンサ1,1′への到達時間の差からAE
の発生位置を演算して該AEがポンプの軸方向を複数に
分割した各区域の内のどの区域内で発生したかを標定し
て各区域内におけるポンプ運転中のAE発生頻度を計数
する信号処理演算装置4,5とを具備する。信号処理演
算装置4,5は各区域における過去の一定期間のAE発
生頻度の平均値を求めるとともに該平均値と新たに計測
したAE発生頻度の比が所定のしきい値を越えた場合に
警報信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、深井戸用水中モータポ
ンプの監視装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】深井戸用水中モータポンプは細くて深い井
戸に納まり、高揚程が要求されることから、多段の羽根
車を持ち軸方向に細長い構造に構成されている。
【0003】ここで図4はこの種の深井戸用水中モータ
ポンプ10を示す概略断面図である。同図に示すように
この深井戸用水中モータポンプ10は、モータ部100
とポンプ部200からなる。
【0004】モータ部100は3相の交流誘導電動機で
あり円筒状のケーシング101内にステータ102を嵌
合し、該ステータ102内を回動自在にロータ103を
貫通し、該ロータ103をモータ主軸107に固定して
構成されている。
【0005】このモータ主軸107はその上下がモータ
上部軸受109とモータ下部軸受111によって回動自
在に軸支され、またその下端はスラスト軸受113によ
って軸支されている。またこの主軸107のモータ上部
軸受109の上部にはメカニカルシール115が取り付
けられ、ポンプ部200側からモータ部100側に外液
が侵入せずまたモータ部100内に封入した液も流出し
ないように構成されている。またメカニカルシール11
5の上部にはサンドスリンガー117が取り付けられて
いる。
【0006】一方ポンプ部200のポンプ主軸201の
下端は結合部203において前記モータ主軸107の上
端に連結され、両者は一体に回転する。このポンプ主軸
201には多数段の羽根車206が固定されており、各
羽根車206にはそれぞれシールを行うためのライナリ
ング207と中間ブッシュ209が取り付けられてい
る。このポンプ主軸201の上下はポンプ上部軸受21
1とポンプ下部軸受213によって軸支されている。
【0007】そしてモータ部100を駆動すると、モー
タ主軸107とポンプ主軸201が回転し、多段の羽根
車206が回転することによって、吸込口215から外
液が吸入されて揚力を得て、吐出口217から吐出され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように深井戸用
水中モータポンプ10は、細くて深い井戸に収納され、
且つ高揚程が要求されるため、多数の羽根車段を軸方向
に細長く配設した構造となっている。このため、モータ
主軸107やポンプ主軸201を支えるための各軸受1
09,111,211,213や、各羽根車段206の
シールを行う中間ブッシュ209,ライナリング207
や、メカニカルシール115等の摺動部品が通常のポン
プに比べて多くなっている。そして該摺動部は故障発生
要因となり易い。
【0009】一方この深井戸用水中モータポンプのメン
テナンスは、このポンプの引上げが容易でないことに加
えて、故障発生部位が外部から判断できない等の困難な
点があった。
【0010】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、深井戸用水中モータポンプの運転状
態を監視し、このポンプを引き上げなくても、故障の早
期発見と故障部位の特定を行うことのできる深井戸用水
中モータポンプの監視装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、細径長尺のケーシング101内にポンプ部
200とモータ部100を設けた深井戸用水中モータポ
ンプ10の監視装置において、前記ケーシング101上
の所定位置に設けられ前記ポンプ部及びモータ部から発
生するAE(音響伝播)を検出する複数個のAEセンサ
1,1′と、該複数個のAEセンサ1,1′で検出した
AE信号の各AEセンサ1,1′への到達時間の差から
AEの発生位置を演算して該AEがポンプの軸方向を複
数に分割した各区域の内のどの区域内で発生したかを標
定して各区域内におけるポンプ運転中のAE発生頻度を
計数する信号処理演算装置4,5とを具備し、該信号処
理演算装置4,5は各区域における過去の一定期間のA
E発生頻度の平均値を求めるとともに該平均値と新たに
計測したAE発生頻度の比が所定のしきい値を越えた場
合に警報信号を発生するようにした。
【0012】
【作用】上記の如く構成すれば、このポンプを引き上げ
なくても、深井戸用水中モータポンプ10のいずれの区
域で故障が発生したかが容易に検出できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明にかかる深井戸用水中モー
タポンプの監視装置の構成を示す図である。同図に示す
ように本発明においては、深井戸用水中モータポンプ1
0のケーシング101の両端にAEセンサー1,1′を
取り付ける。ここでAEとはAcoustic Emissionの略
で、音響伝播(超音波)のことである。そしてAEセン
サー1,1′は、深井戸用水中モータポンプ10内で発
生したAE(音響伝播)を電気信号に変換するセンサー
である。
【0014】そして両AEセンサー1,1′はそれぞれ
低周波バンドパスフィルター2,2′と高周波バンドパ
スフィルター3,3′に接続され、低周波バンドパスフ
ィルター2,2′の出力はいずれも低周波用信号処理演
算装置4に接続され、高周波バンドパスフィルター3,
3′の出力はいずれも高周波用信号処理演算装置5に接
続される。そして両信号処理演算装置4,5の出力は警
報表示装置6に接続されている。
【0015】ここで低周波用信号処理演算装置4と高周
波用信号処理演算装置5は、いずれもマイクロコンピュ
ータで構成され、以下のような処理が行われる。
【0016】ポンプ運転中、AE信号は連続的に発生す
るが、該AE信号の内の所定のスレッショルド値以上の
AE信号を検出し、該検出したAE信号の各AEセンサ
ー1,1′への到達時間差を求め、該到達時間差からA
E発生位置を標定する。
【0017】該標定したAE発生位置が、ポンプの軸方
向を複数に分割した各区域のどの区域内であるかを求
め、各区域のAE発生頻度を計数する。
【0018】ここでこの区域分割は、軸受,シール等の
摺動要素の位置に応じて、軸方向に不均等な長さで割り
付けられており、弁部等の流体音を発生し易くポンプの
故障とは関係の無い区域は意図的に除外する。このた
め、区域を細かく等分割する通常の一次元位置標定方法
に比べて、故障の発生し易い各要素毎のAE発生頻度が
正確に把握でき、流体音等のノイズの影響低減にも効果
がある。
【0019】そして下記する方法で該AE発生頻度が異
常に増大したことを検出した場合には、警報表示装置6
にその信号を出力する。また正常動作時においても、警
報表示装置6に各区域毎のAE発生頻度等のデータを出
力する。
【0020】なお低周波用信号処理演算装置4と高周波
用信号処理演算装置5は、ポンプ運転時のみ信号処理を
行うため、ポンプ運転信号をそのモータ電源部から接点
信号で受け取るようにされている。
【0021】そしてこの監視装置は、以下のように動作
する。即ち、深井戸用水中モータポンプ10のいずれか
の位置でAEが発生すると、該AEは両AEセンサー
1,1′でそれぞれ検出され、そのAE信号は低周波バ
ンドパスフィルター2,2′と高周波バンドパスフィル
ター3,3′を介してそれぞれ低周波用信号処理演算装
置4と高周波用信号処理演算装置5に入力される。
【0022】そして各信号処理演算装置4,5において
各区域のAE発生頻度を計数して該AE発生頻度が異常
か否かを演算し、異常の場合は警報信号を警報表示装置
6に出力する。
【0023】ここで図2は異常判定の方法を示す図であ
る。同図に示すようにAEは正常運転時でも各要素の特
性に応じてある程度発生し、機械的劣化やスケールの付
着等によって長期的に除々に変化(上昇)するが、一方
故障時には急激に変化(上昇又は下降)する。そこで同
図に示すように、過去一定期間ΔTのAE発生頻度の平
均値を計算しておき、この平均値とΔtの周期で繰返し
計測する毎回のAE頻度の計測値を比較し、その比が一
定レベル(同図に一点鎖線で示す)を越えて増加したと
きや減少したときに該区域から異常が発生したと判定し
て、警報信号を発する。この方法によって正常動作時の
AE発生頻度の緩やかな変化には反応せず、故障時の急
激な変化を的確に捉えることができる。
【0024】そして該警報信号を入力した警報表示装置
6は、例えば警報ランプを点燈したり、警報音を発した
りする。
【0025】なお上記警報信号以外に、ポンプの各区域
におけるAE発生頻度,低周波帯域におけるAE発生頻
度の変化率,高周波帯域におけるAE発生頻度の変化率
のデータも警報表示装置6に送られ、表示される。図3
はこの警報表示装置6の表示部のこれらデータを表示す
る表示例を示している。同図に示すようにAE発生頻度
は「AE発生頻度」の欄で、低周波帯域におけるAE発
生頻度の変化率は「低周波警報」の欄で、高周波帯域に
おけるAE発生頻度の変化率は「高周波警報」の欄で、
それぞれのデータがLED のバーグラフで表示される。
【0026】なお上記実施例においては、ポンプ運転信
号をモータ電源部から接点信号で上記信号処理演算装置
4,5に受け取っているので、ポンプ停止時にはその信
号によって上記信号処理演算装置4,5における上記演
算を中止する。これによって基準となるΔTのAE発生
頻度の平均値に影響を与えないようにし(停止時のAE
発生頻度は殆ど0となるため)、次の運転に備える。
【0027】ところで上記実施例において、異なる周波
数帯域でAE発生頻度を監視するのは、正常な作動状態
で観測されるAEの周波数帯域は比較的低周波域にあ
り、摺動部の接触等による異常時の周波数帯域は比較的
高周波域にあることを利用して、両者を比較検討するこ
とで、異常の監視だけでなく、正常状態の確認も行える
ようにするためである。
【0028】なお本発明は上記実施例に限定されず、例
えば以下のような変形が可能である。 上記実施例においてはAEセンサーを2つ取り付けた
が、該AEセンサーは必要に応じてさらに多数個取り付
けても良い。
【0029】上記実施例においては低周波用と高周波
用のバンドパスフィルターによって濾過周波数帯域を2
組に分けたが、必要に応じて1組だけでもよく2組以上
でもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる深井戸用水中モータポンプの監視装置によれば、深
井戸用水中モータポンプの運転状態を監視でき、このポ
ンプを引き上げなくても、容易に故障の早期発見と故障
部位の特定を行うことができるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる深井戸用水中モータポンプの監
視装置の構成を示す図である。
【図2】異常判定の方法を示す図である。
【図3】警報表示装置6の表示部の表示例を示す図であ
る。
【図4】深井戸用水中モータポンプ10を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
1,1′ AEセンサ 2,2′ 低周波バンドパスフィルター 3,3′ 高周波バンドパスフィルター 4 低周波用信号処理演算装置 5 高周波用信号処理演算装置 10 深井戸用水中モータポンプ 100 モータ部 101 ケーシング 200 ポンプ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細径長尺のケーシング内にポンプ部とモ
    ータ部を設けた深井戸用水中モータポンプの監視装置に
    おいて、 前記ケーシング上の所定位置に設けられ前記ポンプ部及
    びモータ部から発生するAE(音響伝播)を検出する複
    数個のAEセンサと、該複数個のAEセンサで検出した
    AE信号の各AEセンサへの到達時間の差からAEの発
    生位置を演算して該AEがポンプの軸方向を複数に分割
    した各区域の内のどの区域内で発生したかを標定して各
    区域内におけるポンプ運転中のAE発生頻度を計数する
    信号処理演算装置とを具備し、該信号処理演算装置は各
    区域における過去の一定期間のAE発生頻度の平均値を
    求めるとともに該平均値と新たに計測したAE発生頻度
    の比が所定のしきい値を越えた場合に警報信号を発生す
    ることを特徴とする深井戸用水中モータポンプの監視装
    置。
  2. 【請求項2】 前記AEセンサは広帯域感度特性を有
    し、また該AEセンサで検出されたAE信号は濾過周波
    数帯域の異なる複数のバンドパスフィルターを介してそ
    れぞれ信号処理演算装置に入力され、それぞれの周波数
    帯域におけるAE発生頻度が計測され警報信号が発生さ
    れることを特徴とする請求項1記載の深井戸用水中モー
    タポンプの監視装置。
JP5436892A 1992-02-05 1992-02-05 深井戸用水中モータポンプの監視装置 Pending JPH05215076A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101443253B1 (ko) * 2014-01-28 2014-11-04 서전엔지니어링(주) 기계식 모터의 정상작동을 확인하는 모니터링 장치
JP2020061067A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 三菱日立パワーシステムズ株式会社 機器評価装置、機器評価方法およびプログラム

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TWI801676B (zh) * 2018-10-12 2023-05-11 日商三菱動力股份有限公司 機器評價裝置,機器評價方法及程式產品

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