JPH05215445A - 冷媒中の水分除去装置 - Google Patents
冷媒中の水分除去装置Info
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- JPH05215445A JPH05215445A JP8894192A JP8894192A JPH05215445A JP H05215445 A JPH05215445 A JP H05215445A JP 8894192 A JP8894192 A JP 8894192A JP 8894192 A JP8894192 A JP 8894192A JP H05215445 A JPH05215445 A JP H05215445A
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 気相中よりも液相中の方が飽和水分濃度が高
い冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、乾燥剤を用い
ず、ガス冷媒中の水分を捕集し、捕集した水分を効果的
に外部へ放出する。 【構成】 アキュームレータケース13内の中空部15
に出口パイプ16の先端部16aを開口し、この先端部
16aにガス冷媒中の水分を捕集するフィルタ17を設
ける。このフィルタ17とアキュームレータケース13
の外気とに接触する位置には、冷媒に比べ水蒸気を透過
しやすい膜穴を有する選択透過膜21を備える。これに
より、フィルタ17で捕集した冷媒中の遊離水は、冷凍
サイクルの停止時、アキュームレータ6の内外の湿度差
によって選択透過膜21を透過してアキュームレータケ
ース13の外部に放出される。
い冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、乾燥剤を用い
ず、ガス冷媒中の水分を捕集し、捕集した水分を効果的
に外部へ放出する。 【構成】 アキュームレータケース13内の中空部15
に出口パイプ16の先端部16aを開口し、この先端部
16aにガス冷媒中の水分を捕集するフィルタ17を設
ける。このフィルタ17とアキュームレータケース13
の外気とに接触する位置には、冷媒に比べ水蒸気を透過
しやすい膜穴を有する選択透過膜21を備える。これに
より、フィルタ17で捕集した冷媒中の遊離水は、冷凍
サイクルの停止時、アキュームレータ6の内外の湿度差
によって選択透過膜21を透過してアキュームレータケ
ース13の外部に放出される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気相中よりも液相中の
方が飽和水分濃度が高い冷媒を用いた冷凍サイクル装置
における冷媒中の水分除去装置に関する。
方が飽和水分濃度が高い冷媒を用いた冷凍サイクル装置
における冷媒中の水分除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクルにおける冷媒中の水分が増
加すると、冷凍サイクル中絞り後に遊離水が発生し、ア
イシングを生じサイクル詰まりが発生する。そのため冷
媒中の水分を除去するためにアキュームレータ内に乾燥
剤を入れたり、あるいはコンデンサと絞りの間に乾燥剤
を入れたりして水分を吸着している。実公昭58−49
017号公報に示されるものは、アキュームレータ内の
乾燥剤を交換可能な構造をもっている。
加すると、冷凍サイクル中絞り後に遊離水が発生し、ア
イシングを生じサイクル詰まりが発生する。そのため冷
媒中の水分を除去するためにアキュームレータ内に乾燥
剤を入れたり、あるいはコンデンサと絞りの間に乾燥剤
を入れたりして水分を吸着している。実公昭58−49
017号公報に示されるものは、アキュームレータ内の
乾燥剤を交換可能な構造をもっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
フロン系冷媒の規制により冷媒をR12からR134a
に変更する場合、この冷媒R134aは気相中よりも液
相中の方が飽和水分濃度が高いため、冷媒中の水分を除
去するための乾燥剤の使用量が増大したりあるいは乾燥
剤を交換するための構造が複雑になるという問題があ
る。
フロン系冷媒の規制により冷媒をR12からR134a
に変更する場合、この冷媒R134aは気相中よりも液
相中の方が飽和水分濃度が高いため、冷媒中の水分を除
去するための乾燥剤の使用量が増大したりあるいは乾燥
剤を交換するための構造が複雑になるという問題があ
る。
【0004】本発明は、気相中よりも液相中の方が飽和
水分濃度が高い冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、乾
燥剤を使用しないで冷凍サイクルの運転と停止の繰り返
しにより冷媒中の水分を効果的に捕集しかつ排出するよ
うにした冷媒中の水分除去装置を提供することを目的と
する。
水分濃度が高い冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、乾
燥剤を使用しないで冷凍サイクルの運転と停止の繰り返
しにより冷媒中の水分を効果的に捕集しかつ排出するよ
うにした冷媒中の水分除去装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明による冷媒中の水分除去装置は、気相中よりも
液相中の方が飽和水分濃度が高い冷媒を用いた冷凍サイ
クル装置において、ガス冷媒と液冷媒を分離して貯溜す
るアキュームレータケースと、先端部が前記アキューム
レータケースの中空部に開口され、前記中空部中のガス
冷媒を外部に流出する出口パイプと、外部に吸引されて
流出されるガス冷媒の流路中に設けられ、ガス冷媒中の
水分を捕集するフィルタと、このフィルタに取付けられ
かつ前記アキュームレータケースの外気に接触されると
ともに、冷媒に比べ水蒸気を透過しやすい膜穴を有する
選択透過膜とを備えたことを特徴とする。
の本発明による冷媒中の水分除去装置は、気相中よりも
液相中の方が飽和水分濃度が高い冷媒を用いた冷凍サイ
クル装置において、ガス冷媒と液冷媒を分離して貯溜す
るアキュームレータケースと、先端部が前記アキューム
レータケースの中空部に開口され、前記中空部中のガス
冷媒を外部に流出する出口パイプと、外部に吸引されて
流出されるガス冷媒の流路中に設けられ、ガス冷媒中の
水分を捕集するフィルタと、このフィルタに取付けられ
かつ前記アキュームレータケースの外気に接触されると
ともに、冷媒に比べ水蒸気を透過しやすい膜穴を有する
選択透過膜とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】気相中よりも液相中の方が飽和水分濃度が高い
冷媒は、液冷媒の一部がガス冷媒に状態変化(蒸発)す
る過程で、例えば図4に示すように、液冷媒とガス冷媒
とで飽和水分濃度が変化する。冷凍サイクルの運転時、
蒸発した冷媒ガス中の水分はフィルタで捕集され、フィ
ルタで捕集された水分は冷凍サイクルの停止時、アキュ
ームレータ内外の湿度差を利用して外気中に積極的に放
出される。このとき、冷媒の透過度よりも水蒸気の透過
度の方が大幅に高い選択透過膜を用いるため、冷媒中の
遊離水をフィルタで捕集し選択透過膜を透過して外部に
放出するので、冷凍サイクル中の水分濃度を低濃度に保
つことができる。
冷媒は、液冷媒の一部がガス冷媒に状態変化(蒸発)す
る過程で、例えば図4に示すように、液冷媒とガス冷媒
とで飽和水分濃度が変化する。冷凍サイクルの運転時、
蒸発した冷媒ガス中の水分はフィルタで捕集され、フィ
ルタで捕集された水分は冷凍サイクルの停止時、アキュ
ームレータ内外の湿度差を利用して外気中に積極的に放
出される。このとき、冷媒の透過度よりも水蒸気の透過
度の方が大幅に高い選択透過膜を用いるため、冷媒中の
遊離水をフィルタで捕集し選択透過膜を透過して外部に
放出するので、冷凍サイクル中の水分濃度を低濃度に保
つことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。本発明を適用した冷凍サイクルの第1実施例を
図1〜図4に示す。図2に示される冷凍サイクルは、圧
縮機1、コンデンサ2、受液器3、絞り4、エバポレー
タ5、アキュームレータ6の順に冷媒が循環される構成
になっている。
明する。本発明を適用した冷凍サイクルの第1実施例を
図1〜図4に示す。図2に示される冷凍サイクルは、圧
縮機1、コンデンサ2、受液器3、絞り4、エバポレー
タ5、アキュームレータ6の順に冷媒が循環される構成
になっている。
【0008】圧縮機1で圧縮されたガス冷媒は、コンデ
ンサ2で熱を奪われて液冷媒となり受液器3に受けられ
る。受液器3に受けられた液冷媒は、絞り4を通ると減
圧され、エバポレータ5に送られると、ここで例えば車
室内空気から熱を奪って冷媒の一部は蒸発し、気液混合
二相(霧状)となってアキュームレータ6に受けられ
る。アキュームレータ6ではガス冷媒と液冷媒に分離
し、液冷媒を底部に貯溜しガス冷媒のみを圧縮機1に供
給し、圧縮機1に吸込まれた冷媒は、上述した冷凍サイ
クルを繰り返す。
ンサ2で熱を奪われて液冷媒となり受液器3に受けられ
る。受液器3に受けられた液冷媒は、絞り4を通ると減
圧され、エバポレータ5に送られると、ここで例えば車
室内空気から熱を奪って冷媒の一部は蒸発し、気液混合
二相(霧状)となってアキュームレータ6に受けられ
る。アキュームレータ6ではガス冷媒と液冷媒に分離
し、液冷媒を底部に貯溜しガス冷媒のみを圧縮機1に供
給し、圧縮機1に吸込まれた冷媒は、上述した冷凍サイ
クルを繰り返す。
【0009】ここで用いる冷媒は、気相中よりも液相中
の方が飽和水分濃度が高い冷媒例えばR134a等を用
いる。R134aは、R12等のフロン系ガスと異な
り、大気中のオゾン層を破壊せず環境保全に貢献する。
この冷媒R134aの場合、図3に示すように、絞り4
を通って減圧された冷媒は、液冷媒10とガス冷媒12
の気液二相となり、このとき冷媒中の水分は液冷媒とガ
ス冷媒に分配される。
の方が飽和水分濃度が高い冷媒例えばR134a等を用
いる。R134aは、R12等のフロン系ガスと異な
り、大気中のオゾン層を破壊せず環境保全に貢献する。
この冷媒R134aの場合、図3に示すように、絞り4
を通って減圧された冷媒は、液冷媒10とガス冷媒12
の気液二相となり、このとき冷媒中の水分は液冷媒とガ
ス冷媒に分配される。
【0010】図4に示すように、この分配された冷媒
は、蒸発が進むにつれて、液冷媒水分濃度、ガス冷媒水
分濃度が上昇する。ここで、図4に破線で示されるガス
の飽和水分濃度は、エバポレータ5内の圧力損失により
低下するため、エバポレータ5の後半からアキュームレ
ータ6内にかけてガス冷媒12中に遊離水が発生する。
遊離水発生域は図4で斜線で示される領域となる。そし
てガス冷媒12中に発生した遊離水は、アキュームレー
タ6のケース13内に受けられる。
は、蒸発が進むにつれて、液冷媒水分濃度、ガス冷媒水
分濃度が上昇する。ここで、図4に破線で示されるガス
の飽和水分濃度は、エバポレータ5内の圧力損失により
低下するため、エバポレータ5の後半からアキュームレ
ータ6内にかけてガス冷媒12中に遊離水が発生する。
遊離水発生域は図4で斜線で示される領域となる。そし
てガス冷媒12中に発生した遊離水は、アキュームレー
タ6のケース13内に受けられる。
【0011】次に、アキュームレータ6は、図1に示さ
れるように、内部を気密に保持されるケース13の頂部
13aに、エバポレータ5に接続される入口パイプ14
と、圧縮機1に接続される出口パイプ16とを取付けて
いる。入口パイプ14の下端14aは中空部15に垂下
される。出口パイプ16は、U字状に曲げられ、その先
端部16aがケース13の頂部13aの下方近辺に開口
されている。
れるように、内部を気密に保持されるケース13の頂部
13aに、エバポレータ5に接続される入口パイプ14
と、圧縮機1に接続される出口パイプ16とを取付けて
いる。入口パイプ14の下端14aは中空部15に垂下
される。出口パイプ16は、U字状に曲げられ、その先
端部16aがケース13の頂部13aの下方近辺に開口
されている。
【0012】出口パイプ16の先端部16aには、フィ
ルタ17が設けられている。フィルタ17は、グラスウ
ールを充填するネット18を取付具20に設けている。
取付具20は、円筒状のもので、その内部にネット18
を収納し、ネット頂面にポリイミドからなる円板状の選
択透過膜21を配置し、この選択透過膜21の上にパン
チングメタル22を配し、このパンチングメタル22を
取付具20でケース頂部13aに固定している。選択透
過膜21は、冷媒を非常に通しづらく水分を選択的に外
部に透過するものである。ケース13内部のガス冷媒
は、フィルタ17を通って先端部16aに入り、この出
口パイプ16から圧縮機1に送られる。ガス冷媒中に発
生した遊離水は、フィルタ17のネット18内のグラス
ウールに捕集され、この捕集された水は、後述する冷凍
サイクルの停止時に選択透過膜21を通ってパンチング
メタル22の穴から外部に放出される。冷媒ガス自体
は、その分子が選択透過膜21を通過できないので、出
口パイプ16の先端部16aに吸引される。
ルタ17が設けられている。フィルタ17は、グラスウ
ールを充填するネット18を取付具20に設けている。
取付具20は、円筒状のもので、その内部にネット18
を収納し、ネット頂面にポリイミドからなる円板状の選
択透過膜21を配置し、この選択透過膜21の上にパン
チングメタル22を配し、このパンチングメタル22を
取付具20でケース頂部13aに固定している。選択透
過膜21は、冷媒を非常に通しづらく水分を選択的に外
部に透過するものである。ケース13内部のガス冷媒
は、フィルタ17を通って先端部16aに入り、この出
口パイプ16から圧縮機1に送られる。ガス冷媒中に発
生した遊離水は、フィルタ17のネット18内のグラス
ウールに捕集され、この捕集された水は、後述する冷凍
サイクルの停止時に選択透過膜21を通ってパンチング
メタル22の穴から外部に放出される。冷媒ガス自体
は、その分子が選択透過膜21を通過できないので、出
口パイプ16の先端部16aに吸引される。
【0013】次に作用について説明する。冷凍サイクル
運転時、エバポレータ5から入口パイプ14にガス冷媒
と液冷媒が流れ、入口パイプ14の下端14aからアキ
ュームレータ6のケース13の底部に液冷媒が溜めら
れ、中空部15にはガス冷媒が充満される。このとき、
ガス冷媒中の飽和水分濃度よりも液冷媒中の飽和水分濃
度の方が高い冷媒を用いているため、霧状の遊離水がア
キュームレータ6のケース13内に散布される。従っ
て、ガス冷媒中の凝縮水がネット18内のグラスウール
に付着し、このときケース13は低温であるから選択透
過膜21の内外ともに多湿状態例えば湿度100%の状
態になる。アキュームレータ6のケース13内のガス冷
媒は、フィルタ17を通って出口パイプ16に流れる一
方、ガス冷媒中の水分は、フィルタ17内のネット18
に充填されるグラスウールに捕集される。従って、冷凍
サイクルを循環する冷媒中の水分は、絞り4の後で遊離
しない濃度まで低下する。
運転時、エバポレータ5から入口パイプ14にガス冷媒
と液冷媒が流れ、入口パイプ14の下端14aからアキ
ュームレータ6のケース13の底部に液冷媒が溜めら
れ、中空部15にはガス冷媒が充満される。このとき、
ガス冷媒中の飽和水分濃度よりも液冷媒中の飽和水分濃
度の方が高い冷媒を用いているため、霧状の遊離水がア
キュームレータ6のケース13内に散布される。従っ
て、ガス冷媒中の凝縮水がネット18内のグラスウール
に付着し、このときケース13は低温であるから選択透
過膜21の内外ともに多湿状態例えば湿度100%の状
態になる。アキュームレータ6のケース13内のガス冷
媒は、フィルタ17を通って出口パイプ16に流れる一
方、ガス冷媒中の水分は、フィルタ17内のネット18
に充填されるグラスウールに捕集される。従って、冷凍
サイクルを循環する冷媒中の水分は、絞り4の後で遊離
しない濃度まで低下する。
【0014】冷凍サイクルの停止時、アキュームレータ
6のケース13は常温になるため、選択透過膜21の外
部の湿度は大気の湿度と同等となる。そのため、冷凍サ
イクル運転中のグラスウールに捕集された捕集水は、選
択透過膜21を透過し湿度の低い外気中に放散される。
すなわち、捕集水は、冷凍サイクル停止時に選択透過膜
21から積極的に外部に放出される。
6のケース13は常温になるため、選択透過膜21の外
部の湿度は大気の湿度と同等となる。そのため、冷凍サ
イクル運転中のグラスウールに捕集された捕集水は、選
択透過膜21を透過し湿度の低い外気中に放散される。
すなわち、捕集水は、冷凍サイクル停止時に選択透過膜
21から積極的に外部に放出される。
【0015】次に実験データを示す。実験で用いた冷凍
サイクルは、図5に示すとおりである。図5において図
2に示す冷凍サイクルと同一の構成部分については同一
符号を付す。エバポレータ5と圧縮機1の間にアキュー
ムレータ6をバイパスするバイパス通路30を設け、こ
のバイパス通路30にバイパスバルブ32を設けてい
る。バイパスバルブ32の下流側のバイパス通路30に
グラスウール35を充填したケース33を取付けてい
る。絞り4とエバポレータ6の間には気液分離器34を
設けている。
サイクルは、図5に示すとおりである。図5において図
2に示す冷凍サイクルと同一の構成部分については同一
符号を付す。エバポレータ5と圧縮機1の間にアキュー
ムレータ6をバイパスするバイパス通路30を設け、こ
のバイパス通路30にバイパスバルブ32を設けてい
る。バイパスバルブ32の下流側のバイパス通路30に
グラスウール35を充填したケース33を取付けてい
る。絞り4とエバポレータ6の間には気液分離器34を
設けている。
【0016】この冷凍サイクルの運転時、図6に示すよ
うに、運転開始後2時間経過後にバイパスバルブ32を
閉状態から開状態に切替えると、運転開始後約10時間
後に絞り4の直後に冷媒中の水分濃度を遊離水が発生し
ない程度の水分濃度200ppmまで除湿することがで
きた。この実験結果から、ケース33内のグラスウール
35によりガス冷媒中の水分が十分に捕集されることが
判明した。
うに、運転開始後2時間経過後にバイパスバルブ32を
閉状態から開状態に切替えると、運転開始後約10時間
後に絞り4の直後に冷媒中の水分濃度を遊離水が発生し
ない程度の水分濃度200ppmまで除湿することがで
きた。この実験結果から、ケース33内のグラスウール
35によりガス冷媒中の水分が十分に捕集されることが
判明した。
【0017】次に、本発明の第2実施例によるアキュー
ムレータを図7に示す。第2実施例では、アキュームレ
ータ6に取付けられる出口パイプ16の途中に開口端1
6bを形成し、この開口端16bにケース13の外部に
連通されるフィルタ37を取付けた例である。フィルタ
37は、グラスウールを充填するネット36を収納し、
そのネット36の側面に円板状の選択透過膜41を配
し、この選択透過膜41の図7で右側側面に円板状のパ
ンチングメタル42を取付けている。パンチングメタル
42は、ケース13の外部の外気に触れている。
ムレータを図7に示す。第2実施例では、アキュームレ
ータ6に取付けられる出口パイプ16の途中に開口端1
6bを形成し、この開口端16bにケース13の外部に
連通されるフィルタ37を取付けた例である。フィルタ
37は、グラスウールを充填するネット36を収納し、
そのネット36の側面に円板状の選択透過膜41を配
し、この選択透過膜41の図7で右側側面に円板状のパ
ンチングメタル42を取付けている。パンチングメタル
42は、ケース13の外部の外気に触れている。
【0018】圧縮機1の吸引力により出口パイプ16か
ら図示矢印a方向にガス冷媒が吸引されるとき、出口パ
イプ16内は負圧になるので、ケース13のガス冷媒の
一部はフィルタ37を通って出口パイプ16の内部に流
入する。このときフィルタ37内のネット36に充填さ
れるグラスウール内にガス冷媒中の水分が捕集される。
捕集水はこの冷凍サイクルの停止時に前記第1実施例と
同様に選択透過膜41を通りパンチングメタル42の穴
から外部に放出される。
ら図示矢印a方向にガス冷媒が吸引されるとき、出口パ
イプ16内は負圧になるので、ケース13のガス冷媒の
一部はフィルタ37を通って出口パイプ16の内部に流
入する。このときフィルタ37内のネット36に充填さ
れるグラスウール内にガス冷媒中の水分が捕集される。
捕集水はこの冷凍サイクルの停止時に前記第1実施例と
同様に選択透過膜41を通りパンチングメタル42の穴
から外部に放出される。
【0019】次に、本発明の第3実施例によるアキュー
ムレータを図8〜図10に示す。第3実施例は、フィル
タ17に捕集された水分を効率よく外部に排出するた
め、フィルタ取付具の開口部に撥水性を有する水蒸気透
過膜50を設けた例である。図8に示すように、フィル
タ17は、取付具20のケース13外側の開口部20a
に水蒸気透過膜50が外気に接触するように設けられ
る。選択透過膜21およびパンチングメタル22は、取
付具20内のネット18と水蒸気透過膜50との間に収
納され、取付具20の外気から遮断される。水蒸気透過
膜50とパンチングメタル22との間には隙間が形成さ
れている。パンチングメタル22は、厚さが例えば1m
m以下のもので、パンチングメタル22の表面に同心円
上に複数の貫通穴が形成される。この貫通穴の穴径は例
えば2mm以下のものである。水蒸気透過膜50は、膜
表面に撥水性を有するもので、材質が例えばナイロン等
からなる。水蒸気透過膜50の膜穴径は、水蒸気透過膜
50の透湿度が選択透過膜21の透湿度よりも充分に大
きくなるように、選択透過膜21の膜穴径より大きく形
成されている。
ムレータを図8〜図10に示す。第3実施例は、フィル
タ17に捕集された水分を効率よく外部に排出するた
め、フィルタ取付具の開口部に撥水性を有する水蒸気透
過膜50を設けた例である。図8に示すように、フィル
タ17は、取付具20のケース13外側の開口部20a
に水蒸気透過膜50が外気に接触するように設けられ
る。選択透過膜21およびパンチングメタル22は、取
付具20内のネット18と水蒸気透過膜50との間に収
納され、取付具20の外気から遮断される。水蒸気透過
膜50とパンチングメタル22との間には隙間が形成さ
れている。パンチングメタル22は、厚さが例えば1m
m以下のもので、パンチングメタル22の表面に同心円
上に複数の貫通穴が形成される。この貫通穴の穴径は例
えば2mm以下のものである。水蒸気透過膜50は、膜
表面に撥水性を有するもので、材質が例えばナイロン等
からなる。水蒸気透過膜50の膜穴径は、水蒸気透過膜
50の透湿度が選択透過膜21の透湿度よりも充分に大
きくなるように、選択透過膜21の膜穴径より大きく形
成されている。
【0020】冷凍サイクルの運転時、ケース13および
取付具20内の雰囲気温度が比較的低温になると、取付
具20、ネット18、選択透過膜21およびパンチング
メタル22の熱伝導により水蒸気透過膜50が冷却され
る。このため、図9に示すように、水蒸気透過膜50に
接触する外気は、冷却されて湿度が高くなり、水蒸気透
過膜50の表面に結露する。しかしながら、水蒸気透過
膜50の表面が撥水性をもつため、結露による水滴は水
蒸気透過膜50の表面にはじかれてケース13の頂面に
落下する。取付具20内は低温に保持されるため、選択
透過膜21およびパンチングメタル22の表面に結露す
ることはない。
取付具20内の雰囲気温度が比較的低温になると、取付
具20、ネット18、選択透過膜21およびパンチング
メタル22の熱伝導により水蒸気透過膜50が冷却され
る。このため、図9に示すように、水蒸気透過膜50に
接触する外気は、冷却されて湿度が高くなり、水蒸気透
過膜50の表面に結露する。しかしながら、水蒸気透過
膜50の表面が撥水性をもつため、結露による水滴は水
蒸気透過膜50の表面にはじかれてケース13の頂面に
落下する。取付具20内は低温に保持されるため、選択
透過膜21およびパンチングメタル22の表面に結露す
ることはない。
【0021】冷凍サイクルの停止時、ケース13および
取付具20内の温度が上昇し、選択透過膜21の内外に
湿度差が生じると、図10に示すように、ネット18に
捕集された水分が水蒸気となって選択透過膜21、パン
チングメタル22の貫通穴22aおよび水蒸気透過膜5
0を通過し、外部へ放出される。このとき、パンチング
メタル22および水蒸気透過膜50の表面には、結露に
よる水滴が存在しないので、水蒸気は、貫通穴22aに
詰まる水滴等により妨害されることなく、確実にケース
13の外部に放出される。また、水蒸気透過膜50は、
選択透過膜21より充分に大きい透湿度をもつため、外
部に放出される水蒸気の妨げになることはない。
取付具20内の温度が上昇し、選択透過膜21の内外に
湿度差が生じると、図10に示すように、ネット18に
捕集された水分が水蒸気となって選択透過膜21、パン
チングメタル22の貫通穴22aおよび水蒸気透過膜5
0を通過し、外部へ放出される。このとき、パンチング
メタル22および水蒸気透過膜50の表面には、結露に
よる水滴が存在しないので、水蒸気は、貫通穴22aに
詰まる水滴等により妨害されることなく、確実にケース
13の外部に放出される。また、水蒸気透過膜50は、
選択透過膜21より充分に大きい透湿度をもつため、外
部に放出される水蒸気の妨げになることはない。
【0022】このように、水蒸気透過膜50を用いる
と、冷凍サイクル停止時にフィルタ17の内部に水蒸気
の通路が確実に確保されるため、ネット18に捕集され
る水分を効率よく迅速に外部に放出することができる。
また、水蒸気透過膜50は、選択透過膜21およびパン
チングメタル22を汚れ、劣化等から防止する役割も果
たす。なお、結露による水滴が水蒸気透過膜50の表面
から容易に除去されるように、水蒸気透過膜50に傾き
を付けたり、円板状の水蒸気透過膜50に代えて、中央
部がケース13外側に膨らむようなを曲面をもつ水蒸気
透過膜にしてもよい。
と、冷凍サイクル停止時にフィルタ17の内部に水蒸気
の通路が確実に確保されるため、ネット18に捕集され
る水分を効率よく迅速に外部に放出することができる。
また、水蒸気透過膜50は、選択透過膜21およびパン
チングメタル22を汚れ、劣化等から防止する役割も果
たす。なお、結露による水滴が水蒸気透過膜50の表面
から容易に除去されるように、水蒸気透過膜50に傾き
を付けたり、円板状の水蒸気透過膜50に代えて、中央
部がケース13外側に膨らむようなを曲面をもつ水蒸気
透過膜にしてもよい。
【0023】次に、本発明の第4実施例によるアキュー
ムレータを図11〜図16に示す。第4実施例は、冷凍
サイクルの停止時にアキュームレータ6のケース13の
内部と捕水材としてのグラスウールとの密閉度を高める
ことでグラスウール中の捕集水が液冷媒中に吸収される
のを防止する例である。まず図11に示すように、アキ
ュームレータ6の出口パイプ16の底部にオイル戻し穴
52が形成され、出口パイプ16の先端部16a近傍の
フィルタ17の下部に主流穴53が形成される。また出
口パイプ16の上部に中空部15に連通する小孔69が
形成される。
ムレータを図11〜図16に示す。第4実施例は、冷凍
サイクルの停止時にアキュームレータ6のケース13の
内部と捕水材としてのグラスウールとの密閉度を高める
ことでグラスウール中の捕集水が液冷媒中に吸収される
のを防止する例である。まず図11に示すように、アキ
ュームレータ6の出口パイプ16の底部にオイル戻し穴
52が形成され、出口パイプ16の先端部16a近傍の
フィルタ17の下部に主流穴53が形成される。また出
口パイプ16の上部に中空部15に連通する小孔69が
形成される。
【0024】フィルタ17の内部は、図12に示すよう
に、筒状の外容器60には中空部15と連通するバイパ
ス流路としての穴60aが形成され、また出口パイプ1
6と連通する穴60bが底部に形成される。外容器60
の内部に上下に摺動可能に設けられる筒状の内容器59
には、周側面に穴60aと連通可能なバイパス流路とし
ての穴59aが形成され、底部には外容器60の内部と
連通する穴59bが形成される。外容器60の内部には
内容器59を上方に付勢するスプリング64が設けられ
る。内容器59の内部にはネット62が設けられ、この
ネット62の内部にグラスウールが充填されている。出
口パイプ16の先端部16aにはこの出口パイプ16を
開閉する弁70が設けられている。弁70は、ヒンジ6
5に揺動可能な半円板状の弁板67が設けられ、この弁
板67がスプリング66に閉方向に付勢されている。図
12に示す弁70は閉状態を示している。
に、筒状の外容器60には中空部15と連通するバイパ
ス流路としての穴60aが形成され、また出口パイプ1
6と連通する穴60bが底部に形成される。外容器60
の内部に上下に摺動可能に設けられる筒状の内容器59
には、周側面に穴60aと連通可能なバイパス流路とし
ての穴59aが形成され、底部には外容器60の内部と
連通する穴59bが形成される。外容器60の内部には
内容器59を上方に付勢するスプリング64が設けられ
る。内容器59の内部にはネット62が設けられ、この
ネット62の内部にグラスウールが充填されている。出
口パイプ16の先端部16aにはこの出口パイプ16を
開閉する弁70が設けられている。弁70は、ヒンジ6
5に揺動可能な半円板状の弁板67が設けられ、この弁
板67がスプリング66に閉方向に付勢されている。図
12に示す弁70は閉状態を示している。
【0025】冷凍サイクルの停止時、図12に示すよう
に穴60aと穴59aとはオーバーラップした状態にあ
り、内容器59の内部に収容されるネット62内のグラ
スウールは、弁70の閉状態によりアキュームレータ6
の中空部15から密閉されている。冷凍サイクルの運転
時、図13に示すように、主流穴53より冷媒が出口パ
イプ16内に矢印Bの如く流れ、出口パイプ16の内外
の差圧によりスプリング64に抗して内容器59が図1
2の位置から下降するとともに、矢印A方向の冷媒の流
れにより弁70の弁板67がスプリング66に抗して開
く。すると、アキュームレータケース6の内部の空気が
バイパス流路としての穴60a、59aを経由して矢印
Aの如く流れ、ネット62内のグラスウールの内部を通
り穴60bから弁70を経由して出口パイプ16の内部
に流れる。また主流穴53を経由してアキュームレータ
ケース6内の冷媒が出口パイプに矢印B方向に流れる。
これにより、グラスウールに水分の捕集がなされる。
に穴60aと穴59aとはオーバーラップした状態にあ
り、内容器59の内部に収容されるネット62内のグラ
スウールは、弁70の閉状態によりアキュームレータ6
の中空部15から密閉されている。冷凍サイクルの運転
時、図13に示すように、主流穴53より冷媒が出口パ
イプ16内に矢印Bの如く流れ、出口パイプ16の内外
の差圧によりスプリング64に抗して内容器59が図1
2の位置から下降するとともに、矢印A方向の冷媒の流
れにより弁70の弁板67がスプリング66に抗して開
く。すると、アキュームレータケース6の内部の空気が
バイパス流路としての穴60a、59aを経由して矢印
Aの如く流れ、ネット62内のグラスウールの内部を通
り穴60bから弁70を経由して出口パイプ16の内部
に流れる。また主流穴53を経由してアキュームレータ
ケース6内の冷媒が出口パイプに矢印B方向に流れる。
これにより、グラスウールに水分の捕集がなされる。
【0026】冷凍サイクル運転時から停止時に切り替わ
ると、図12に示すように、スプリング64の付勢力並
びにスプリング66の付勢力により穴60aと穴59a
が閉じるとともに弁70が閉じ、内容器59が図12に
示す位置に上昇する。これにより、冷凍サイクルの停止
時、内容器59の内部のグラスウールはアキュームレー
タケース6の中空内部15から遮断される。従って、グ
ラスウール中に捕集された捕集水分は図示しないフィル
タ上部の選択透過膜を経由して外気のみに放散され、液
冷媒中に吸収されるのが防止される。
ると、図12に示すように、スプリング64の付勢力並
びにスプリング66の付勢力により穴60aと穴59a
が閉じるとともに弁70が閉じ、内容器59が図12に
示す位置に上昇する。これにより、冷凍サイクルの停止
時、内容器59の内部のグラスウールはアキュームレー
タケース6の中空内部15から遮断される。従って、グ
ラスウール中に捕集された捕集水分は図示しないフィル
タ上部の選択透過膜を経由して外気のみに放散され、液
冷媒中に吸収されるのが防止される。
【0027】前記第4実施例によると、簡単な構成によ
り冷凍サイクルの停止時グラスウールの密閉度を高め、
グラスウール中の捕集水を効果的に選択透過膜21を経
て大気中に放散する。本発明の第5実施例並びに第6実
施例を図14および図15に示す。第5実施例および第
6実施例は、前記第4実施例において出口パイプ16の
内外に生じる差圧によりフィルタ17の外容器60に形
成される穴60aを弾性的に開閉する開閉弁を設けた例
である。第5実施例は、外容器60の穴60aの近傍の
内壁に弾性板72を設け、この弾性板72の一端をリベ
ット73で外容器60に取り付けている。第6実施例
は、外容器60の穴60aの近傍の内壁に穴60aを開
閉可能な板75を設け、この板75の一端をヒンジ76
で外容器60に回動可能に取り付け、板75をスプリン
グ78により閉方向に付勢している。
り冷凍サイクルの停止時グラスウールの密閉度を高め、
グラスウール中の捕集水を効果的に選択透過膜21を経
て大気中に放散する。本発明の第5実施例並びに第6実
施例を図14および図15に示す。第5実施例および第
6実施例は、前記第4実施例において出口パイプ16の
内外に生じる差圧によりフィルタ17の外容器60に形
成される穴60aを弾性的に開閉する開閉弁を設けた例
である。第5実施例は、外容器60の穴60aの近傍の
内壁に弾性板72を設け、この弾性板72の一端をリベ
ット73で外容器60に取り付けている。第6実施例
は、外容器60の穴60aの近傍の内壁に穴60aを開
閉可能な板75を設け、この板75の一端をヒンジ76
で外容器60に回動可能に取り付け、板75をスプリン
グ78により閉方向に付勢している。
【0028】さらには、本発明の第7実施例として、前
記第4実施例における構造において、図12に示すスプ
リング64およびスプリング66を図16に示す特性を
もつ形状記憶合金で製作することもできる。この場合、
スプリング64および66は高温時図12に示す状態と
なり低温時図13に示す状態に形状変形するように設定
してある。この実施例では冷凍サイクルの運転並びに停
止時の環境の温度変化によりグラスウールの密閉状態並
びに開放状態を切り替える例である。
記第4実施例における構造において、図12に示すスプ
リング64およびスプリング66を図16に示す特性を
もつ形状記憶合金で製作することもできる。この場合、
スプリング64および66は高温時図12に示す状態と
なり低温時図13に示す状態に形状変形するように設定
してある。この実施例では冷凍サイクルの運転並びに停
止時の環境の温度変化によりグラスウールの密閉状態並
びに開放状態を切り替える例である。
【0029】以上のように冷凍サイクルの運転中にアキ
ュームレータ6内の冷媒ガス中の水がフィルタ内に捕集
され、この捕集水は冷凍サイクル停止中に選択透過膜を
透過して外部に放出される。従って乾燥剤を必要とせず
冷凍サイクルの停止時に冷媒中の水分を効果的に除去す
ることができる。
ュームレータ6内の冷媒ガス中の水がフィルタ内に捕集
され、この捕集水は冷凍サイクル停止中に選択透過膜を
透過して外部に放出される。従って乾燥剤を必要とせず
冷凍サイクルの停止時に冷媒中の水分を効果的に除去す
ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷媒中の
水分除去装置によれば、冷凍サイクルのアキュームレー
タ内のガス冷媒の一部あるいは全部がフィルタを通り出
口パイプから外部に流出される一方、フィルタに捕集さ
れた捕集水は選択透過膜を通して冷凍サイクル中にアキ
ュームレータ内外の湿度差によって外部に積極的に放出
されるので、冷凍サイクルの運転および停止の繰り返し
により冷媒中の水分が捕集および放出を繰り返し、冷媒
中の捕集水を効果的に除去することができ、冷凍サイク
ルの熱交換効率を向上させることができるという効果が
ある。
水分除去装置によれば、冷凍サイクルのアキュームレー
タ内のガス冷媒の一部あるいは全部がフィルタを通り出
口パイプから外部に流出される一方、フィルタに捕集さ
れた捕集水は選択透過膜を通して冷凍サイクル中にアキ
ュームレータ内外の湿度差によって外部に積極的に放出
されるので、冷凍サイクルの運転および停止の繰り返し
により冷媒中の水分が捕集および放出を繰り返し、冷媒
中の捕集水を効果的に除去することができ、冷凍サイク
ルの熱交換効率を向上させることができるという効果が
ある。
【0031】また、本発明の冷媒中の水分除去装置によ
れば、乾燥剤を用いていないため、乾燥剤の保守点検が
不要となりまた交換も不要となるので経済性が高いとい
う効果もある。
れば、乾燥剤を用いていないため、乾燥剤の保守点検が
不要となりまた交換も不要となるので経済性が高いとい
う効果もある。
【図1】本発明の第1実施例によるアキュームレータを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を適用した冷媒回路を示す
回路図である。
回路図である。
【図3】本発明の第1実施例によるエバポレータとアキ
ュームレータ内の冷媒の状態を示す概略構成図である。
ュームレータ内の冷媒の状態を示す概略構成図である。
【図4】本発明の第1実施例で用いた冷媒中の水分濃度
ならびに遊離水の発生域を示す特性図である。
ならびに遊離水の発生域を示す特性図である。
【図5】実験で用いた冷媒回路の回路図である。
【図6】実験データを示す特性図である。
【図7】本発明の第2実施例によるアキュームレータを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】本発明の第3実施例によるアキュームレータを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施例による冷凍サイクル運転時
のフィルタを示す断面図である。
のフィルタを示す断面図である。
【図10】本発明の第3実施例による冷凍サイクル停止
時のフィルタを示す断面図である。
時のフィルタを示す断面図である。
【図11】本発明の第4実施例によるアキュームレータ
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図12】本発明の第4実施例によるフィルタを示す断
面図である。
面図である。
【図13】図12に示すフィルタの弁開状態を示す断面
図である。
図である。
【図14】本発明の第5実施例による外容器の穴開閉機
構を示す断面図である。
構を示す断面図である。
【図15】本発明の第6実施例による外容器の穴開閉機
構を示す断面図である。
構を示す断面図である。
【図16】本発明の第7実施例で用いた形状記憶合金か
らなるスプリングの温度と変位の関係を示す特性図であ
る。
らなるスプリングの温度と変位の関係を示す特性図であ
る。
6 アキュームレータ 13 ケース(アキュームレータケース) 15 中空部 16 出口パイプ 16a 先端部 17 フィルタ 18 ネット(フィルタ) 21 選択透過膜 20a 開口部(水分放出部) 50 水蒸気透過膜 59 内容器(弁) 60 外容器(弁) 70 弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久野 健司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 石井 幸博 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 気相中よりも液相中の方が飽和水分濃度
が高い冷媒を用いた冷凍サイクル装置において、 ガス冷媒と液冷媒を分離して貯溜するアキュームレータ
ケースと、 先端部が前記アキュームレータケースの中空部に開口さ
れ、前記中空部中のガス冷媒を外部に流出する出口パイ
プと、 外部に吸引されて流出されるガス冷媒の流路中に設けら
れ、ガス冷媒中の水分を捕集するフィルタと、 このフィルタに取付けられかつ前記アキュームレータケ
ースの外気に接触されるとともに、冷媒に比べ水蒸気を
透過しやすい膜穴を有する選択透過膜とを備えたことを
特徴とする冷媒中の水分除去装置。 - 【請求項2】 前記フィルタ中の捕集水を前記アキュー
ムレータケースの外部に放出する水分放出部に前記選択
透過膜より透湿度が高くかつ表面に撥水性を有する水蒸
気透過膜を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷媒
中の水分除去装置。 - 【請求項3】 前記フィルタ内部の捕集材と前記アキュ
ームレータケースの中空部とを連通する通路に弁を設
け、冷凍サイクルの運転停止時に前記弁を閉じることを
特徴とする請求項1または2記載の冷媒中の水分除去装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8894192A JPH05215445A (ja) | 1991-04-12 | 1992-04-09 | 冷媒中の水分除去装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10894091 | 1991-04-12 | ||
| JP3-322902 | 1991-12-06 | ||
| JP3-108940 | 1991-12-06 | ||
| JP32290291 | 1991-12-06 | ||
| JP8894192A JPH05215445A (ja) | 1991-04-12 | 1992-04-09 | 冷媒中の水分除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05215445A true JPH05215445A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=27305955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8894192A Pending JPH05215445A (ja) | 1991-04-12 | 1992-04-09 | 冷媒中の水分除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05215445A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019107011A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | 株式会社不二工機 | アキュームレータ |
| DE102025102439A1 (de) * | 2025-01-23 | 2026-03-12 | Audi Aktiengesellschaft | Kältemittelsammler mit Trennelement zur Festlegung eines Saugraums, Kälteanlage mit einem solchen Kältemittelsammler und Kraftfahrzeug mit einer solchen Kälteanlage |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP8894192A patent/JPH05215445A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019107011A1 (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | 株式会社不二工機 | アキュームレータ |
| JP2019100624A (ja) * | 2017-12-01 | 2019-06-24 | 株式会社不二工機 | アキュームレータ |
| EP3677857A4 (en) * | 2017-12-01 | 2021-06-09 | Fujikoki Corporation | ACCUMULATOR |
| DE102025102439A1 (de) * | 2025-01-23 | 2026-03-12 | Audi Aktiengesellschaft | Kältemittelsammler mit Trennelement zur Festlegung eines Saugraums, Kälteanlage mit einem solchen Kältemittelsammler und Kraftfahrzeug mit einer solchen Kälteanlage |
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