JPH0521632Y2 - - Google Patents
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- JPH0521632Y2 JPH0521632Y2 JP1987074941U JP7494187U JPH0521632Y2 JP H0521632 Y2 JPH0521632 Y2 JP H0521632Y2 JP 1987074941 U JP1987074941 U JP 1987074941U JP 7494187 U JP7494187 U JP 7494187U JP H0521632 Y2 JPH0521632 Y2 JP H0521632Y2
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- Japan
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- bypass valve
- engine
- valve
- bypass
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、内燃機関の吸気制御装置に係り、特
に所定の運転状態のとき機械駆動式の過給機をバ
イパスしている通路を強制的に開いて吸入空気量
を確保する装置に関する。
に所定の運転状態のとき機械駆動式の過給機をバ
イパスしている通路を強制的に開いて吸入空気量
を確保する装置に関する。
(従来の技術)
一般に、排気量を変えずに機関の出力を向上さ
せる方法としては、機関が単位時間に燃焼に利用
する空気重量を増加させる、いわゆる過給による
方法が広く知られており、機関の駆動力を受けて
過給を行う機械駆動式過給機(以下、スーパチヤ
ージヤという)が実用化され、過給圧力を機関の
運転状態に応じて変えることが行われている。
せる方法としては、機関が単位時間に燃焼に利用
する空気重量を増加させる、いわゆる過給による
方法が広く知られており、機関の駆動力を受けて
過給を行う機械駆動式過給機(以下、スーパチヤ
ージヤという)が実用化され、過給圧力を機関の
運転状態に応じて変えることが行われている。
従来のこの種の内燃機関の吸気制御装置として
は、例えば特開昭59−60029号公報、実開昭61−
169239号公報、実開昭61−169240号公報に記載の
ものがあり、第9図のように示される。同図にお
いて、スーパチヤージヤ1は吸気通路2に配設さ
れており、スーパチヤージヤ1はエンジン3の駆
動力を受けて吸入空気を過給する。スーパチヤー
ジヤ1への駆動力は電磁クラツチ4を介して伝達
され、電磁クラツチ4によつて駆動力が接続、遮
断される。スーパチヤージヤ1には並列にバイパ
ス弁5が介装され、バイパス弁5は絞弁6の前後
の差圧を受けた2つのダイヤフラムアクチユエー
タ7,8によりその開度が制御される。すなわ
ち、絞弁6が全閉のときは差圧が大きくなつてバ
イパス弁5が弁開となる。したがつて、スーパチ
ヤージヤ1の過給圧力はバイパス弁5によつてバ
イパスされ、エンジン3に対する過給は行なわれ
ない。絞弁6が開くに従つて差圧が小さくなり、
バイパス弁5は弁開から全閉に至る。したがつ
て、スーパチヤージヤ1の過給圧力も徐々に増加
し、やがて最大過給圧となる。
は、例えば特開昭59−60029号公報、実開昭61−
169239号公報、実開昭61−169240号公報に記載の
ものがあり、第9図のように示される。同図にお
いて、スーパチヤージヤ1は吸気通路2に配設さ
れており、スーパチヤージヤ1はエンジン3の駆
動力を受けて吸入空気を過給する。スーパチヤー
ジヤ1への駆動力は電磁クラツチ4を介して伝達
され、電磁クラツチ4によつて駆動力が接続、遮
断される。スーパチヤージヤ1には並列にバイパ
ス弁5が介装され、バイパス弁5は絞弁6の前後
の差圧を受けた2つのダイヤフラムアクチユエー
タ7,8によりその開度が制御される。すなわ
ち、絞弁6が全閉のときは差圧が大きくなつてバ
イパス弁5が弁開となる。したがつて、スーパチ
ヤージヤ1の過給圧力はバイパス弁5によつてバ
イパスされ、エンジン3に対する過給は行なわれ
ない。絞弁6が開くに従つて差圧が小さくなり、
バイパス弁5は弁開から全閉に至る。したがつ
て、スーパチヤージヤ1の過給圧力も徐々に増加
し、やがて最大過給圧となる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の内燃機関の吸
気制御装置にあつては、絞弁6の前後の圧力差に
応じてバイパス弁5を開閉し、スーパチヤージヤ
1の過給圧力を制御する構成となつていたため、
エンジン3の始動時等のようにスーパチヤージヤ
1が作動しないときであつて、かつ絞弁6の前後
の差圧が極めて少ないような場合、エンジン3に
十分な吸入空気が供給されず、運転性が損なわれ
るという問題点があつた。
気制御装置にあつては、絞弁6の前後の圧力差に
応じてバイパス弁5を開閉し、スーパチヤージヤ
1の過給圧力を制御する構成となつていたため、
エンジン3の始動時等のようにスーパチヤージヤ
1が作動しないときであつて、かつ絞弁6の前後
の差圧が極めて少ないような場合、エンジン3に
十分な吸入空気が供給されず、運転性が損なわれ
るという問題点があつた。
すなわち、例えば始動時にはスーパチヤージヤ
1が過給していない状態であり、かつバイパス弁
5が閉じている。このため、バイパス弁5とスー
パチヤージヤ1の下流側における吸気通路2の容
積分の空気のみしかエンジン3に供給されず、空
気量が不足気味で始動が困難となる。また、この
ような始動時に限らず、例えば低速域でスーパチ
ヤージヤ1の駆動が停止され、かつ絞弁6の前後
差圧が小さいときも同様の不具合がある。さら
に、スーパチヤージヤ1に動力を伝達しているベ
ルトの破損や電磁クラツチ4の異常時の場合もか
かる不具合に到る。
1が過給していない状態であり、かつバイパス弁
5が閉じている。このため、バイパス弁5とスー
パチヤージヤ1の下流側における吸気通路2の容
積分の空気のみしかエンジン3に供給されず、空
気量が不足気味で始動が困難となる。また、この
ような始動時に限らず、例えば低速域でスーパチ
ヤージヤ1の駆動が停止され、かつ絞弁6の前後
差圧が小さいときも同様の不具合がある。さら
に、スーパチヤージヤ1に動力を伝達しているベ
ルトの破損や電磁クラツチ4の異常時の場合もか
かる不具合に到る。
(考案の目的)
そこで本考案は、エンジンの回転数から絞弁の
前後差圧の小さい所定のアイドル回転数よりも低
い運転状態を判別し、この運転状態に到るとバイ
パス弁が所定低開度以下に閉弁することを禁止す
ることにより、絞弁の前後差圧が小さく、かつ過
給が行われないような状態であつても十分な吸入
空気量を確保して、運転性を向上させることを目
的としている。
前後差圧の小さい所定のアイドル回転数よりも低
い運転状態を判別し、この運転状態に到るとバイ
パス弁が所定低開度以下に閉弁することを禁止す
ることにより、絞弁の前後差圧が小さく、かつ過
給が行われないような状態であつても十分な吸入
空気量を確保して、運転性を向上させることを目
的としている。
(問題点を解決するための手段)
本考案による内燃機関の吸気制御装置は上記目
的達成のため、その基本概念図を第1図に示すよ
うに、絞弁上流の吸気通路に配設された機械駆動
式の過給機aと、過給機aをバイパスするバイパ
ス通路bと、バイパス通路bに設けられ、該通路
bを全開する状態から全閉する状態まで開閉する
バイパス弁cと、絞弁上流側の圧力の絞弁下流側
の圧力に対する差圧に応じてバイパス弁cを操作
し、該差圧が高いときにバイパス弁cを開くとと
もに、該差圧が低いときにバイパス弁cを閉じる
ように制御する制御手段dと、バイパス弁cの開
閉状態に応じて移動し、バイパス弁cの全開状態
に対応する位置および所定低開度状態に対応する
位置に亘つて形成された凹部を有する応動部材e
と、機関回転数を検出する回転数検出手段fと、
機関回転数に基づいて機関の運転状態を判別し、
アイドル回転数よりも低下した状態のときに全閉
禁止指令を出力する全閉禁止指令手段gと、全閉
禁止指令に基づいて応動部材eの凹部に突出して
該凹部に掛合し、バイパス弁cが所定低開度以下
に閉弁するのを禁止する全閉禁止手段hと、を備
えている。
的達成のため、その基本概念図を第1図に示すよ
うに、絞弁上流の吸気通路に配設された機械駆動
式の過給機aと、過給機aをバイパスするバイパ
ス通路bと、バイパス通路bに設けられ、該通路
bを全開する状態から全閉する状態まで開閉する
バイパス弁cと、絞弁上流側の圧力の絞弁下流側
の圧力に対する差圧に応じてバイパス弁cを操作
し、該差圧が高いときにバイパス弁cを開くとと
もに、該差圧が低いときにバイパス弁cを閉じる
ように制御する制御手段dと、バイパス弁cの開
閉状態に応じて移動し、バイパス弁cの全開状態
に対応する位置および所定低開度状態に対応する
位置に亘つて形成された凹部を有する応動部材e
と、機関回転数を検出する回転数検出手段fと、
機関回転数に基づいて機関の運転状態を判別し、
アイドル回転数よりも低下した状態のときに全閉
禁止指令を出力する全閉禁止指令手段gと、全閉
禁止指令に基づいて応動部材eの凹部に突出して
該凹部に掛合し、バイパス弁cが所定低開度以下
に閉弁するのを禁止する全閉禁止手段hと、を備
えている。
(作用)
本考案では、エンジンの回転数から絞弁の前後
差圧が小さいアイドル回転数よりも低い運転状態
が判別され、この運転状態に到ると、バイパス弁
が所定低開度以下に閉弁することが禁止される。
絞弁の前後差圧が小さく、かつ過給が行われない
状態であつても吸入空気量が十分に確保され、運
転性が向上する。
差圧が小さいアイドル回転数よりも低い運転状態
が判別され、この運転状態に到ると、バイパス弁
が所定低開度以下に閉弁することが禁止される。
絞弁の前後差圧が小さく、かつ過給が行われない
状態であつても吸入空気量が十分に確保され、運
転性が向上する。
(実施例)
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第2〜5図は本考案に係る内燃機関の吸気制御
装置の第1実施例を示す図である。
装置の第1実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第2図において、11
はエンジンであり、吸入空気はエアクリーナ12
から吸気通路13を通り、絞弁14により流量が
制御されて各気筒に供給され、燃料はインジエク
タ(図示略)により噴射される。気筒内の混合気
は所定の点火タイミングで着火、爆発し、排気と
なつて排出される。
はエンジンであり、吸入空気はエアクリーナ12
から吸気通路13を通り、絞弁14により流量が
制御されて各気筒に供給され、燃料はインジエク
タ(図示略)により噴射される。気筒内の混合気
は所定の点火タイミングで着火、爆発し、排気と
なつて排出される。
吸気通路13にはルーツポンプ式の過給機15
が配設されており、過給機15は機械駆動式で2
つのまゆ型ロータ15aの回転により吸気を過給
する。過給機15にはクランクプーリ16からの
動力がベルト17を介して伝達され、該動力は電
磁クラツチ18によつて接続、遮断される。ま
た、過給機15には過給機15をバイパスするバ
イパス通路19が併設されており、バイパス通路
19にはバイパス弁20が設けられる。バイパス
弁20は直線運動を回転運動に変換するリンク機
構21を介して対向する一対のダイヤフラムアク
チユエータ22,23に連結され、ダイヤフラム
アクチユエータ22,23はリンク機構21を介
してバイパス弁20をバイパス通路19を全開す
る状態から全閉する状態の間で開閉駆動する。各
ダイヤフラムアクチユエータ22,23の構成は
略同一であり、それぞれ作動室24,25を画成
するダイヤフラム26,27、リターンスプリン
グ28,29および同軸上に連結されたロツド3
0,31から構成され、各作動室24,25には
それぞれ通路32,33を介して絞弁14の前後
の圧力PA,PBが導かれる。そして、これらのダ
イヤフラムアクチユエータ22,23は圧力PA,
PBに応動してロツド30,31を図中左右方向
に移動させバイパス弁20を駆動する。例えば、
作動室圧力PBが大きな負圧になると、リターン
スプリング29に抗してダイヤフラム27が図中
右方向に引かれてバイパス弁20が時計方向に回
動してバイパス通路19を開く。また、作動室圧
力PAが大気圧よりも高くなつた場合もリターン
スプリング28に抗してダイヤフラム26が図中
右方に押されて同様にバイパス通路19が開く。
すなわち、2つのダイヤフラムアクチユエータ2
2,23は連動構成され、絞弁14上流側と絞弁
14下流側の作動室間の差圧(PA−PB)に応じ
てバイパス弁20の開度を制御する。上記リンク
機構21、ダイヤフラムアクチユエータ22,2
3および通路32,33は、上記差圧(PA−PB)
が高いときにバイパス弁20を開くとともに、該
差圧が低いときにバイパス弁20を閉じるように
制御する制御手段34を構成している。
が配設されており、過給機15は機械駆動式で2
つのまゆ型ロータ15aの回転により吸気を過給
する。過給機15にはクランクプーリ16からの
動力がベルト17を介して伝達され、該動力は電
磁クラツチ18によつて接続、遮断される。ま
た、過給機15には過給機15をバイパスするバ
イパス通路19が併設されており、バイパス通路
19にはバイパス弁20が設けられる。バイパス
弁20は直線運動を回転運動に変換するリンク機
構21を介して対向する一対のダイヤフラムアク
チユエータ22,23に連結され、ダイヤフラム
アクチユエータ22,23はリンク機構21を介
してバイパス弁20をバイパス通路19を全開す
る状態から全閉する状態の間で開閉駆動する。各
ダイヤフラムアクチユエータ22,23の構成は
略同一であり、それぞれ作動室24,25を画成
するダイヤフラム26,27、リターンスプリン
グ28,29および同軸上に連結されたロツド3
0,31から構成され、各作動室24,25には
それぞれ通路32,33を介して絞弁14の前後
の圧力PA,PBが導かれる。そして、これらのダ
イヤフラムアクチユエータ22,23は圧力PA,
PBに応動してロツド30,31を図中左右方向
に移動させバイパス弁20を駆動する。例えば、
作動室圧力PBが大きな負圧になると、リターン
スプリング29に抗してダイヤフラム27が図中
右方向に引かれてバイパス弁20が時計方向に回
動してバイパス通路19を開く。また、作動室圧
力PAが大気圧よりも高くなつた場合もリターン
スプリング28に抗してダイヤフラム26が図中
右方に押されて同様にバイパス通路19が開く。
すなわち、2つのダイヤフラムアクチユエータ2
2,23は連動構成され、絞弁14上流側と絞弁
14下流側の作動室間の差圧(PA−PB)に応じ
てバイパス弁20の開度を制御する。上記リンク
機構21、ダイヤフラムアクチユエータ22,2
3および通路32,33は、上記差圧(PA−PB)
が高いときにバイパス弁20を開くとともに、該
差圧が低いときにバイパス弁20を閉じるように
制御する制御手段34を構成している。
ダイヤフラムアクチユエータ22,23の側方
にはロツド31のストローク量を規制するソレノ
イド35が設けられており、ソレノイド35は第
3図に詳細を示すようにハウジング36と、ハウ
ジング36内を図中上下方向に移動し、先端部が
ロツド31まで突出可能な可動片37と、可動片
37を上方に付勢するスプリング38と、可動片
37に連結されたプランジヤ39と、プランジヤ
39を吸引するコイル40とにより構成される。
にはロツド31のストローク量を規制するソレノ
イド35が設けられており、ソレノイド35は第
3図に詳細を示すようにハウジング36と、ハウ
ジング36内を図中上下方向に移動し、先端部が
ロツド31まで突出可能な可動片37と、可動片
37を上方に付勢するスプリング38と、可動片
37に連結されたプランジヤ39と、プランジヤ
39を吸引するコイル40とにより構成される。
一方、通路33にはバイパス通路41が併設さ
れており、バイパス通路41にはワンウエイバル
ブ42および負圧タンク43が設けられる。ワン
ウエイバルブ42は吸気通路13と負圧タンク4
3を連通して負圧タンク43に吸気通路13の圧
力PB(負圧)を導くとともに、該連通を遮断して
負圧タンク43内に圧力PBを貯える。また、通
路33にはソレノイドバルブ44が設けられてお
り、ソレノイドバルブ44は通路33と吸気通路
13あるいはパイパス通路41を連通する。
れており、バイパス通路41にはワンウエイバル
ブ42および負圧タンク43が設けられる。ワン
ウエイバルブ42は吸気通路13と負圧タンク4
3を連通して負圧タンク43に吸気通路13の圧
力PB(負圧)を導くとともに、該連通を遮断して
負圧タンク43内に圧力PBを貯える。また、通
路33にはソレノイドバルブ44が設けられてお
り、ソレノイドバルブ44は通路33と吸気通路
13あるいはパイパス通路41を連通する。
ソレノイド35およびソレノイドバルブ44は
コントロールユニツト46によつて制御され、コ
ントロールユニツト46にはデイストリビユータ
(回転数検出手段)47が接続されている。デイ
ストリビユータ47はクランク角センサ(図示せ
ず)を内蔵しており、このクランク角センサの出
力するパルスを計数することによりエンジン回転
数Nを知ることができる。コントロールユニツト
46は、例えばマイクロコンピユータからなり、
内部に格納されているプログラムに従つてソレノ
イド35およびソレノイドバルブ44への通電制
御を行う。このコントロールユニツト46は機関
回転数に基づいて機関の運転状態を判別し、アイ
ドル回転数よりも低下した状態のときに全閉禁止
指令を出力する全閉禁止指令手段を構成するもの
である。ソレノイドバルブ44は通常、通電され
ず、吸気通路13と通路33を連通する。一方、
通電されると通路33とバイパス通路41を連通
し、負圧タンク43内の負圧をダイヤフラムアク
チユエータ23に導く。ダイヤフラムアクチユエ
ータ22,23は作動室24,25の圧力差によ
り、バイパス弁20を開弁方向に回転させる。ま
た、ソレノイド35は通電されるとコイル40に
磁力を発させてプランジヤ39を吸引し、可動片
37の先端部をハウジング36と略面一となる位
置まで後退させる。一方、バイパス弁20が開弁
した状態で通電が停止されると、スプリング38
の付勢力により可動片37をハウジング36から
突出させて、その先端部をロツド31(応動部
材)31に形成された長円形の孔31a(凹部)
に遊挿する。孔31aは第4図に示すようにロツ
ド31のストローク範囲を規制しており、ロツド
31は同図aに示すバイパス弁20の全開(80°)
に対応する位置から同図bに示す所定低開度、例
えば開度30°に対応する位置の範囲でストローク
する。したがつて、コントロールユニツト46に
よつてソレノイド35は通電されているときロツ
ド31のストロークをフリーな状態とし、通電が
停止されると、すなわち、コントロールユニツト
46から全閉禁止指令が出力されると、可動片3
7を孔31aに挿入して孔31aに掛合わせてロ
ツド31の全開方向へのストロークを規制し、バ
イパス弁20が開度30°以下の状態とならないよ
うにロツクする。よつて、通電が停止されたとき
はバイパス弁20が全閉となることはなく、少な
くとも開度30°以上の開口面積に保持される。上
述したソレノイド35、バイパス通路41、ワン
ウエイバルブ42、負圧タンク43およびソレノ
イドバルブ44は全閉禁止手段45を構成する。
コントロールユニツト46によつて制御され、コ
ントロールユニツト46にはデイストリビユータ
(回転数検出手段)47が接続されている。デイ
ストリビユータ47はクランク角センサ(図示せ
ず)を内蔵しており、このクランク角センサの出
力するパルスを計数することによりエンジン回転
数Nを知ることができる。コントロールユニツト
46は、例えばマイクロコンピユータからなり、
内部に格納されているプログラムに従つてソレノ
イド35およびソレノイドバルブ44への通電制
御を行う。このコントロールユニツト46は機関
回転数に基づいて機関の運転状態を判別し、アイ
ドル回転数よりも低下した状態のときに全閉禁止
指令を出力する全閉禁止指令手段を構成するもの
である。ソレノイドバルブ44は通常、通電され
ず、吸気通路13と通路33を連通する。一方、
通電されると通路33とバイパス通路41を連通
し、負圧タンク43内の負圧をダイヤフラムアク
チユエータ23に導く。ダイヤフラムアクチユエ
ータ22,23は作動室24,25の圧力差によ
り、バイパス弁20を開弁方向に回転させる。ま
た、ソレノイド35は通電されるとコイル40に
磁力を発させてプランジヤ39を吸引し、可動片
37の先端部をハウジング36と略面一となる位
置まで後退させる。一方、バイパス弁20が開弁
した状態で通電が停止されると、スプリング38
の付勢力により可動片37をハウジング36から
突出させて、その先端部をロツド31(応動部
材)31に形成された長円形の孔31a(凹部)
に遊挿する。孔31aは第4図に示すようにロツ
ド31のストローク範囲を規制しており、ロツド
31は同図aに示すバイパス弁20の全開(80°)
に対応する位置から同図bに示す所定低開度、例
えば開度30°に対応する位置の範囲でストローク
する。したがつて、コントロールユニツト46に
よつてソレノイド35は通電されているときロツ
ド31のストロークをフリーな状態とし、通電が
停止されると、すなわち、コントロールユニツト
46から全閉禁止指令が出力されると、可動片3
7を孔31aに挿入して孔31aに掛合わせてロ
ツド31の全開方向へのストロークを規制し、バ
イパス弁20が開度30°以下の状態とならないよ
うにロツクする。よつて、通電が停止されたとき
はバイパス弁20が全閉となることはなく、少な
くとも開度30°以上の開口面積に保持される。上
述したソレノイド35、バイパス通路41、ワン
ウエイバルブ42、負圧タンク43およびソレノ
イドバルブ44は全閉禁止手段45を構成する。
次に、作用を説明する。
第5図はコントロールユニツト46により実行
される吸気制御のプログラムを示すフローチヤー
トであり、本プログラムは所定時間毎に一度実行
される。
される吸気制御のプログラムを示すフローチヤー
トであり、本プログラムは所定時間毎に一度実行
される。
まず、P1で現在の回転数Nを読み込み、P2で
これを基準回転数N0と比較する。ここに基準回
転数N0はアイドル回転数よりも低く設定され、
エンストを起こす可能性のある回転数、例えば
550rpmである。N≦N0のときはエンジン11の
停止、あるいは停止の可能性があると判断して、
次回の始動時に吸入空気量が不足しないようにバ
イパス弁20を強制的に開弁するようP3〜P6を
実行する。まず、P3でソレノイドバルブ44を
ONとして、負圧タンク43内の負圧によりダイ
ヤフラムアクチユエータ22,23が作動してバ
イパス弁20を開弁させる。次いで、P4でタイ
マをスタートさせ、P6でタイマのカウント値が
所定値t0か否かを判別する。このタイマはソレノ
イドバルブ44がONとなつてからバイパス弁2
0の作動が完全に終了するまでの待時間であり、
例えば2秒である。t<t0のときはまだタイムア
ツプしていないと判断して、再びタイマをカウン
トする。t=t0になると、P7でソレノイド35を
作動させロツド31の孔31aに可動片37を突
出させて、ロツド31の開弁状態でロツクする。
これにより、次回の始動時にはバイパス弁20が
開弁しているので、過給機15による過給が行わ
れていなくても十分な吸入空気量が確保される。
次いで、P7で次回の始動時のためのバイパス弁
20の開弁の作業が終了したので、コントロール
ユニツト46の電源OFFの禁止を解除する。電
源OFFの禁止は次回の始動時に備えてコントロ
ールユニツト46の電源OFFの前に必ずバイパ
ス弁20の開弁が行われるように、コントロール
ユニツト46の電源OFFを規制するものである。
これを基準回転数N0と比較する。ここに基準回
転数N0はアイドル回転数よりも低く設定され、
エンストを起こす可能性のある回転数、例えば
550rpmである。N≦N0のときはエンジン11の
停止、あるいは停止の可能性があると判断して、
次回の始動時に吸入空気量が不足しないようにバ
イパス弁20を強制的に開弁するようP3〜P6を
実行する。まず、P3でソレノイドバルブ44を
ONとして、負圧タンク43内の負圧によりダイ
ヤフラムアクチユエータ22,23が作動してバ
イパス弁20を開弁させる。次いで、P4でタイ
マをスタートさせ、P6でタイマのカウント値が
所定値t0か否かを判別する。このタイマはソレノ
イドバルブ44がONとなつてからバイパス弁2
0の作動が完全に終了するまでの待時間であり、
例えば2秒である。t<t0のときはまだタイムア
ツプしていないと判断して、再びタイマをカウン
トする。t=t0になると、P7でソレノイド35を
作動させロツド31の孔31aに可動片37を突
出させて、ロツド31の開弁状態でロツクする。
これにより、次回の始動時にはバイパス弁20が
開弁しているので、過給機15による過給が行わ
れていなくても十分な吸入空気量が確保される。
次いで、P7で次回の始動時のためのバイパス弁
20の開弁の作業が終了したので、コントロール
ユニツト46の電源OFFの禁止を解除する。電
源OFFの禁止は次回の始動時に備えてコントロ
ールユニツト46の電源OFFの前に必ずバイパ
ス弁20の開弁が行われるように、コントロール
ユニツト46の電源OFFを規制するものである。
一方、N>N0のときは走行中であり、通常の
運転状態であるので、エンジン11の停止がない
と判断して、P7でコントロールユニツト46の
電源OFFの禁止を解除する。
運転状態であるので、エンジン11の停止がない
と判断して、P7でコントロールユニツト46の
電源OFFの禁止を解除する。
このように本実施例では、エンジンの回転数N
が基準回転数N0以下になり、エンジン11の停
止あるいは停止の可能性があると、次回の始動時
に備えてソレノイド35を作動させ負圧タンク4
3をダイヤフラムアクチユエータ23の作動室2
5に連通させる。そして、作動室24と作動室2
5の差圧によりバイパス弁20を強制的に開弁さ
せ、さらにソレノイド35の可動片37をロツク
31の孔31aに突出させてバイパス弁20を開
の状態でロツクさせるようになつている。すなわ
ち、デイストリビユータ47、コントロールユニ
ツト46、ロツド31aおよび全閉禁止手段45
を有しているため、機関始動時に、過給が行なわ
れていず、しかも絞弁14の前後差圧が発生して
いないためバイパス弁20が差圧によつて開弁で
きない場合でも、バイパス弁20を全閉でなく、
所定低開度に維持することができるので、始動時
に必要な吸入空気をエンジン11に供給すること
ができ、始動を確実に行なうことができる。この
結果、運転性能を向上させることができる。ま
た、リンク機構21、ダイヤフラムアクチユエー
タ22,23および通路32,33からなる制御
手段34により、絞弁14上流側の圧力の絞弁下
流側の圧力に対する差圧に応じてバイパス弁20
を操作し、該差圧が高いときにバイパス弁20を
開くとともに、該差圧が低いときにバイパス弁2
0を閉じるように制御しているため、絞弁14下
流側の吸気負圧、すなわちエンジン負荷に応じ、
エンジン負荷が高い程バイパス弁20を閉じて過
給圧を高めてよりよいエンジン出力を得ることが
できることと、一方、絞り弁14上流の過給圧に
応じ、過給圧が高い程バイパス弁20を開いて過
給圧の異常上昇を防止してエンジン11の耐久性
を向上させることできること、を両立させること
ができる。
が基準回転数N0以下になり、エンジン11の停
止あるいは停止の可能性があると、次回の始動時
に備えてソレノイド35を作動させ負圧タンク4
3をダイヤフラムアクチユエータ23の作動室2
5に連通させる。そして、作動室24と作動室2
5の差圧によりバイパス弁20を強制的に開弁さ
せ、さらにソレノイド35の可動片37をロツク
31の孔31aに突出させてバイパス弁20を開
の状態でロツクさせるようになつている。すなわ
ち、デイストリビユータ47、コントロールユニ
ツト46、ロツド31aおよび全閉禁止手段45
を有しているため、機関始動時に、過給が行なわ
れていず、しかも絞弁14の前後差圧が発生して
いないためバイパス弁20が差圧によつて開弁で
きない場合でも、バイパス弁20を全閉でなく、
所定低開度に維持することができるので、始動時
に必要な吸入空気をエンジン11に供給すること
ができ、始動を確実に行なうことができる。この
結果、運転性能を向上させることができる。ま
た、リンク機構21、ダイヤフラムアクチユエー
タ22,23および通路32,33からなる制御
手段34により、絞弁14上流側の圧力の絞弁下
流側の圧力に対する差圧に応じてバイパス弁20
を操作し、該差圧が高いときにバイパス弁20を
開くとともに、該差圧が低いときにバイパス弁2
0を閉じるように制御しているため、絞弁14下
流側の吸気負圧、すなわちエンジン負荷に応じ、
エンジン負荷が高い程バイパス弁20を閉じて過
給圧を高めてよりよいエンジン出力を得ることが
できることと、一方、絞り弁14上流の過給圧に
応じ、過給圧が高い程バイパス弁20を開いて過
給圧の異常上昇を防止してエンジン11の耐久性
を向上させることできること、を両立させること
ができる。
また、コントロールユツト46により、エンジ
ン回転数に基づいてエンジン11の運転状態を判
別し、アイドル回転数よりも低下した状態のとき
に全閉禁止指令を出力しているため、エンジン停
止後すぐに再始動するような場合にも、既にバイ
パス弁20が所定低開度開いているため、始動を
確実に行なうことができる。
ン回転数に基づいてエンジン11の運転状態を判
別し、アイドル回転数よりも低下した状態のとき
に全閉禁止指令を出力しているため、エンジン停
止後すぐに再始動するような場合にも、既にバイ
パス弁20が所定低開度開いているため、始動を
確実に行なうことができる。
さらに、バイパス弁20が、バイパス弁20の
全開状態に対応する位置および所定低開度状態に
対応する位置に亘つて孔31aが成形されたロツ
ド31に連結され、コントロールユニツト46に
よる全閉禁止指令に基づいて孔31aに可動片3
7を突出させて該可動片37を孔31aに掛合
し、バイパス弁20が所定低開度以下に閉弁する
のを禁止するようにしているため、次ぎに述べる
ようにフエイルセーフが働いてバイパス弁の制御
を確実なものにすることができる。
全開状態に対応する位置および所定低開度状態に
対応する位置に亘つて孔31aが成形されたロツ
ド31に連結され、コントロールユニツト46に
よる全閉禁止指令に基づいて孔31aに可動片3
7を突出させて該可動片37を孔31aに掛合
し、バイパス弁20が所定低開度以下に閉弁する
のを禁止するようにしているため、次ぎに述べる
ようにフエイルセーフが働いてバイパス弁の制御
を確実なものにすることができる。
全閉禁止手段を構成するソレノイド35の可
動片37をロツド31の孔31aに掛合させる
ようにしたため、可動片37が孔31aに一度
掛合わされると、例え振動や多少の誤振動を受
けてソレノイド35が誤作動を発生しそうな状
態になつたとしても、掛合い力または掛合い部
の摩擦力によつてソレノイド35が誤解除され
てエンジン始動不可能に陥ることを防止する事
ができる。
動片37をロツド31の孔31aに掛合させる
ようにしたため、可動片37が孔31aに一度
掛合わされると、例え振動や多少の誤振動を受
けてソレノイド35が誤作動を発生しそうな状
態になつたとしても、掛合い力または掛合い部
の摩擦力によつてソレノイド35が誤解除され
てエンジン始動不可能に陥ることを防止する事
ができる。
始動後には、エンジン回転速度が基準回転数
N0よりも上昇して全閉禁止手段が解除される
が、絞弁14の前後の差圧が徐々に高まるに従
つてバイパス弁20とロツド31が徐々に開い
て行く過程で、所定低開度を越えた開度状態に
おいて、ソレノイド35の可動片37は掛合い
を解かれて確実に解除される。
N0よりも上昇して全閉禁止手段が解除される
が、絞弁14の前後の差圧が徐々に高まるに従
つてバイパス弁20とロツド31が徐々に開い
て行く過程で、所定低開度を越えた開度状態に
おいて、ソレノイド35の可動片37は掛合い
を解かれて確実に解除される。
解除指令に関わらず可動片37が孔31aか
ら解除されないような事態が発生したとしても
(例えば、ソレノイド35が断線したり、可動
片37が突出した状態で固着して孔31a内に
突出した状態から引き込みができない場合)、
孔31aがバイパス弁20の全開状態に対応す
る位置および所定低開度状態に対応する位置に
亘つて形成されていることからバイパス弁20
は所定低開度から全開開度まで自由に開弁する
ことができ、過給圧が高いときにはバイパス弁
20を開いて過給圧力の異常上昇を防止してエ
ンジン11の破損を防止することができる。ま
た、過給機15に動力を伝達しているベルト1
7の破損や電磁クラツチ18の異常等の場合に
ついても同様に適用して本実施例と同様の効果
を得ることができる。
ら解除されないような事態が発生したとしても
(例えば、ソレノイド35が断線したり、可動
片37が突出した状態で固着して孔31a内に
突出した状態から引き込みができない場合)、
孔31aがバイパス弁20の全開状態に対応す
る位置および所定低開度状態に対応する位置に
亘つて形成されていることからバイパス弁20
は所定低開度から全開開度まで自由に開弁する
ことができ、過給圧が高いときにはバイパス弁
20を開いて過給圧力の異常上昇を防止してエ
ンジン11の破損を防止することができる。ま
た、過給機15に動力を伝達しているベルト1
7の破損や電磁クラツチ18の異常等の場合に
ついても同様に適用して本実施例と同様の効果
を得ることができる。
なお、本考案は上述の第1実施例に示した態様
に限らず、他の態様であつても実現可能である。
に限らず、他の態様であつても実現可能である。
以下に、これらの他の態様を第2実施例および
第3実施例として具体的に示す。
第3実施例として具体的に示す。
第6、7図は本考案の第2実施例を示す図であ
り、本実施例は第1実施例と同一構成でコントロ
ールユニツト46の制御態様を電源OFFと同時
に全閉禁止手段45を作動させるようにした例で
ある。第6,7図において、電源がOFFされる
と第6図に示すように全閉禁止手段45の一部で
あるソレノイド35の可動片37がスプリング3
8の付勢力によりロツド31に当接し、また、ソ
レノイドバルブ44がダイヤフラムアクチユエー
タ23の作動室25と負圧タンク43を連通させ
て作動室25内に負圧を導く。そして、作動室2
4と作動室25の差圧によりロツド31を第6図
中左側に移動させ、バイパス弁20を強制的に開
弁させる。また、第7図に示すようにロツド31
の移動により可動片37がロツド31上を摺接し
ながら孔31a内に突出し、ロツド31の移動を
規制してバイパス弁20を開弁の状態でロツクさ
せる。したがつて、エンジン11の停止時にバイ
パス弁20が開弁となつているので、始動時の吸
入空気を十分に確保することができ、運転性を向
上させることができる。また、本実施例では第1
実施例のようにタイマで開弁作業を管理する必要
がないので、開弁作業の時間超過等によりバイパ
ス弁20が閉弁のまま作業を終了するようなこと
がなく、確実にバイパス弁20を開弁させること
ができる。
り、本実施例は第1実施例と同一構成でコントロ
ールユニツト46の制御態様を電源OFFと同時
に全閉禁止手段45を作動させるようにした例で
ある。第6,7図において、電源がOFFされる
と第6図に示すように全閉禁止手段45の一部で
あるソレノイド35の可動片37がスプリング3
8の付勢力によりロツド31に当接し、また、ソ
レノイドバルブ44がダイヤフラムアクチユエー
タ23の作動室25と負圧タンク43を連通させ
て作動室25内に負圧を導く。そして、作動室2
4と作動室25の差圧によりロツド31を第6図
中左側に移動させ、バイパス弁20を強制的に開
弁させる。また、第7図に示すようにロツド31
の移動により可動片37がロツド31上を摺接し
ながら孔31a内に突出し、ロツド31の移動を
規制してバイパス弁20を開弁の状態でロツクさ
せる。したがつて、エンジン11の停止時にバイ
パス弁20が開弁となつているので、始動時の吸
入空気を十分に確保することができ、運転性を向
上させることができる。また、本実施例では第1
実施例のようにタイマで開弁作業を管理する必要
がないので、開弁作業の時間超過等によりバイパ
ス弁20が閉弁のまま作業を終了するようなこと
がなく、確実にバイパス弁20を開弁させること
ができる。
第8図は本考案の第3実施例を示す図であり、
本実施例はバイパス弁20の軸51にレバー52
を取り付け、レバー52の回動を規制した例であ
る。なお、本実施例において、第1実施例と同一
の構成部材については同一の符号を付してその説
明を省略する。第8図において、軸51には一体
的に図外のバイパス弁20が形成されており、リ
ンク機構21に連結された軸51を回動させるこ
とによりバイパス弁20が開閉される。軸51に
は略扇状のレバー52が取り付けられており、レ
バー52は扇の要側の基部が軸51に固定されて
軸51と一体に回転可能である。レバー52の先
端側には孔52aが形成されており、孔52aは
円弧状の長円形である。孔52aはソレノイド3
5の可動片37の遊挿によりバイパス弁20の開
度を所定範囲、例えば全開から開度30°の範囲で
規制する。なお、レバー52の全閉から開度30°
までの間は平端である。そして、電源がOFFさ
れると第2実施例と同様にソレノイド35の可動
片37がスプリング38の付勢力により突出して
レバー52に当接し、また、ソレノイドバルブ4
4がダイヤフラムアクチユエータ23の作動室2
5と負圧タンク43を連通させて作動室25内に
負圧を導く。作動室24と作動室25の差圧によ
りロツド30およびロツド31を移動させ、軸5
1およびレバー52を図中反時計方向に回動させ
てバイパス弁20を強制的に開弁させる。また、
レバー52の回動により可動片37がレバー52
上を摺接しながら孔52a内に突出し、レバー5
2の回動を規制してバイパス弁20を開の状態で
ロツクさせる。したがつて、第1、第2実施例と
同様にエンジン11の停止時にバイパス弁20が
開弁となつているので、始動時の吸入空気を十分
に確保することができ、運転性を向上させること
ができる。また、本実施例は第2実施例と同様の
制御態様となつているので、確実にバイパス弁2
0を開弁させることができる。
本実施例はバイパス弁20の軸51にレバー52
を取り付け、レバー52の回動を規制した例であ
る。なお、本実施例において、第1実施例と同一
の構成部材については同一の符号を付してその説
明を省略する。第8図において、軸51には一体
的に図外のバイパス弁20が形成されており、リ
ンク機構21に連結された軸51を回動させるこ
とによりバイパス弁20が開閉される。軸51に
は略扇状のレバー52が取り付けられており、レ
バー52は扇の要側の基部が軸51に固定されて
軸51と一体に回転可能である。レバー52の先
端側には孔52aが形成されており、孔52aは
円弧状の長円形である。孔52aはソレノイド3
5の可動片37の遊挿によりバイパス弁20の開
度を所定範囲、例えば全開から開度30°の範囲で
規制する。なお、レバー52の全閉から開度30°
までの間は平端である。そして、電源がOFFさ
れると第2実施例と同様にソレノイド35の可動
片37がスプリング38の付勢力により突出して
レバー52に当接し、また、ソレノイドバルブ4
4がダイヤフラムアクチユエータ23の作動室2
5と負圧タンク43を連通させて作動室25内に
負圧を導く。作動室24と作動室25の差圧によ
りロツド30およびロツド31を移動させ、軸5
1およびレバー52を図中反時計方向に回動させ
てバイパス弁20を強制的に開弁させる。また、
レバー52の回動により可動片37がレバー52
上を摺接しながら孔52a内に突出し、レバー5
2の回動を規制してバイパス弁20を開の状態で
ロツクさせる。したがつて、第1、第2実施例と
同様にエンジン11の停止時にバイパス弁20が
開弁となつているので、始動時の吸入空気を十分
に確保することができ、運転性を向上させること
ができる。また、本実施例は第2実施例と同様の
制御態様となつているので、確実にバイパス弁2
0を開弁させることができる。
(効果)
本考案によれば、全閉禁止指令手段、応動部材
および全閉禁止手段により、エンジンの回転数か
ら絞弁の前後差圧の小さいアイドル回転数よりも
低い運転状態を判別し、この運転状態に到るとバ
イパス弁を所定低開度以下に閉弁することを禁止
しているので、機関始動時、過給が行なわれてい
ず、しかも絞り弁の前後差圧が発生していないた
めバイパス弁が差圧によつて開弁できない場合で
も、バイパス弁を全閉でなく、所定低開度に維持
することができ、始動に必要な吸入空気をエンジ
ンに供給することができる。この結果、始動を確
実に行なうことができ、運転性を向上させること
ができる。また、制御手段および過給機を有して
いるため、絞弁下流の吸気負圧、すなわちエンジ
ン負荷に応じ、エンジン負荷が高い程バイパス弁
を閉じて過給圧を高めてよりよいエンジン出力を
得ることができることと、一方、絞り弁上流の過
給圧に応じ、過給圧が高い程バイパス弁を開いて
過給圧の異常上昇を防止してエンジンの耐久性を
向上させることができること、を両立させること
ができる。また、全閉禁止指令手段を有している
ため、エンジン停止後すぐに再始動するような場
合にも、既にバイパス弁が所定低開度開いている
ため、始動を確実に行なうことができる。
および全閉禁止手段により、エンジンの回転数か
ら絞弁の前後差圧の小さいアイドル回転数よりも
低い運転状態を判別し、この運転状態に到るとバ
イパス弁を所定低開度以下に閉弁することを禁止
しているので、機関始動時、過給が行なわれてい
ず、しかも絞り弁の前後差圧が発生していないた
めバイパス弁が差圧によつて開弁できない場合で
も、バイパス弁を全閉でなく、所定低開度に維持
することができ、始動に必要な吸入空気をエンジ
ンに供給することができる。この結果、始動を確
実に行なうことができ、運転性を向上させること
ができる。また、制御手段および過給機を有して
いるため、絞弁下流の吸気負圧、すなわちエンジ
ン負荷に応じ、エンジン負荷が高い程バイパス弁
を閉じて過給圧を高めてよりよいエンジン出力を
得ることができることと、一方、絞り弁上流の過
給圧に応じ、過給圧が高い程バイパス弁を開いて
過給圧の異常上昇を防止してエンジンの耐久性を
向上させることができること、を両立させること
ができる。また、全閉禁止指令手段を有している
ため、エンジン停止後すぐに再始動するような場
合にも、既にバイパス弁が所定低開度開いている
ため、始動を確実に行なうことができる。
さらに、応動部材および全閉禁止手段を有して
いるため、次ぎに述べるようにフエイルセーフが
働いてバイパス弁の制御を確実なものにすること
ができる。
いるため、次ぎに述べるようにフエイルセーフが
働いてバイパス弁の制御を確実なものにすること
ができる。
全閉禁止手段および凹部の掛合いにより、全
閉禁止手段が凹部に一度掛合わされると、例え
振動や多少の誤振動を受けて全閉禁止手段が誤
作動を発生しそうな状態になつたとしても、掛
合い力または掛合い部の摩擦力によつて全閉禁
止手段が誤解除されてエンジン始動不可能に陥
ることを防止する事ができる。
閉禁止手段が凹部に一度掛合わされると、例え
振動や多少の誤振動を受けて全閉禁止手段が誤
作動を発生しそうな状態になつたとしても、掛
合い力または掛合い部の摩擦力によつて全閉禁
止手段が誤解除されてエンジン始動不可能に陥
ることを防止する事ができる。
始動後には、エンジン回転速度が基準回転数
よりも上昇して全閉禁止指令が解除されるが、
絞弁の前後の差圧が徐々に高まるに従つてバイ
パス弁と応動部材が徐々に開いて行く過程で、
所定低開度を越えた開度状態において、全閉禁
止手段は掛合いを解かれて確実に解除される。
よりも上昇して全閉禁止指令が解除されるが、
絞弁の前後の差圧が徐々に高まるに従つてバイ
パス弁と応動部材が徐々に開いて行く過程で、
所定低開度を越えた開度状態において、全閉禁
止手段は掛合いを解かれて確実に解除される。
解除指令に関わらず全閉禁止手段が凹部から
解除されないような事態が発生したとしても
(例えば、ソレノイドが断線したり、可動片が
突出した状態で固着して凹部内に突出した状態
から引き込みができない場合)、凹部がバイパ
ス弁の全開状態に対応する位置および所定低開
度状態に対応する位置に亘つて形成されている
ことからバイパス弁は所定低開度から全開開度
まで自由に開弁することができ、過給圧が高い
ときにはバイパス弁を開いて過給圧力の異常上
昇を防止してエンジンの破損を防止することが
できる。
解除されないような事態が発生したとしても
(例えば、ソレノイドが断線したり、可動片が
突出した状態で固着して凹部内に突出した状態
から引き込みができない場合)、凹部がバイパ
ス弁の全開状態に対応する位置および所定低開
度状態に対応する位置に亘つて形成されている
ことからバイパス弁は所定低開度から全開開度
まで自由に開弁することができ、過給圧が高い
ときにはバイパス弁を開いて過給圧力の異常上
昇を防止してエンジンの破損を防止することが
できる。
第1図は本考案の基本概念図、第2〜5図は本
考案に係る内燃機関の吸気制御装置の第1実施例
を示す図であり、第2図はその全体構成図、第3
図はそのソレノイドの構成を示す断面図、第4図
はそのロツドと可動片の位置関係を示す図、第5
図はそのソレノイド駆動制御のプログラムを示す
フローチヤート、第6,7図は本考案に係る内燃
機関の吸気制御装置の第2実施例を示す図であ
り、第6図はその可動片がロツドに当接した状態
を示す図、第7図はその可動片が孔内に突出した
状態を示す図、第8図は本考案に係る内燃機関の
吸気制御装置の第3実施例を示すそのレバー部分
を示す平面図、第9図は従来の内燃機関の吸気制
御装置を示すその全体構成図である。 13……吸気通路、14……絞弁、15……過
給機、19……バイパス通路、20……バイパス
弁、34……制御手段、45……全閉禁止手段、
46……コントロールユニツト(全閉禁止指令手
段)、47……デイストリビユータ(回転数検出
手段)。
考案に係る内燃機関の吸気制御装置の第1実施例
を示す図であり、第2図はその全体構成図、第3
図はそのソレノイドの構成を示す断面図、第4図
はそのロツドと可動片の位置関係を示す図、第5
図はそのソレノイド駆動制御のプログラムを示す
フローチヤート、第6,7図は本考案に係る内燃
機関の吸気制御装置の第2実施例を示す図であ
り、第6図はその可動片がロツドに当接した状態
を示す図、第7図はその可動片が孔内に突出した
状態を示す図、第8図は本考案に係る内燃機関の
吸気制御装置の第3実施例を示すそのレバー部分
を示す平面図、第9図は従来の内燃機関の吸気制
御装置を示すその全体構成図である。 13……吸気通路、14……絞弁、15……過
給機、19……バイパス通路、20……バイパス
弁、34……制御手段、45……全閉禁止手段、
46……コントロールユニツト(全閉禁止指令手
段)、47……デイストリビユータ(回転数検出
手段)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 a 絞弁上流の吸気通路に配設された機械駆動式
の過給機と、 b 過給機をバイパスするバイパス通路と、 c バイパス通路に設けられ、該通路を全開する
状態から全閉する状態まで開閉するバイパス弁
と、 d 絞弁上流側の圧力の絞弁下流側の圧力に対す
る差圧に応じてバイパス弁を操作し、該差圧が
高いときにバイパス弁を開くとともに、該差圧
が低いときにバイパス弁を閉じるように制御す
る制御手段と、 e バイパス弁の開閉状態に応じて移動し、バイ
パス弁の全開状態に対応する位置および所定低
開度状態に対応する位置に亘つて形成された凹
部を有する応動部材と、 f 機関回転数を検出する回転数検出手段と、 g 機関回転数に基づいて機関の運転状態を判別
し、アイドル回転数よりも低下した状態のとき
に全閉禁止指令を出力する全閉禁止指令手段
と、 h 全閉禁止指令に基づいて応動部材の凹部に突
出して該凹部に掛合し、バイパス弁が所定低開
度以下に閉弁するのを禁止する全閉禁止手段
と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987074941U JPH0521632Y2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987074941U JPH0521632Y2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63182233U JPS63182233U (ja) | 1988-11-24 |
| JPH0521632Y2 true JPH0521632Y2 (ja) | 1993-06-03 |
Family
ID=30920628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987074941U Expired - Lifetime JPH0521632Y2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0521632Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5924939U (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-16 | 日産自動車株式会社 | 機械式過給機の制御装置 |
| JPS59110330U (ja) * | 1983-01-18 | 1984-07-25 | トヨタ自動車株式会社 | 機械式過給機付エンジン |
| JPH0318661Y2 (ja) * | 1984-09-19 | 1991-04-19 |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP1987074941U patent/JPH0521632Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63182233U (ja) | 1988-11-24 |
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