JPH052163Y2 - - Google Patents

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JPH052163Y2
JPH052163Y2 JP1988131106U JP13110688U JPH052163Y2 JP H052163 Y2 JPH052163 Y2 JP H052163Y2 JP 1988131106 U JP1988131106 U JP 1988131106U JP 13110688 U JP13110688 U JP 13110688U JP H052163 Y2 JPH052163 Y2 JP H052163Y2
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silver conductive
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は生体用電極に関し、より詳しくは生体
の皮膚面に密着させることにより、生体内に発生
する微弱な生体電気の電気信号を外部に導出す
る、生体用電極に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、一般によく知られているように、生体に
発生する生体電気は、心臓、脳、筋肉などの活動
によつて誘起されている。
特に心臓の活動によつて誘起され、皮膚面に誘
導された微弱な生体電気の電気信号は、外部の心
電計で心電図としてその波形を記録されることに
より、心臓の診断に供されている。
そしてこの心電計は、人力部を生体と電気的に
結合させるために、生体の皮膚面に生体用電極を
密着させなければならない。
この皮膚面に密着させる従来の生体用電極11
は、第8図に示すように粘着基材12の下部表面
12aを皮膚面に密着させるため粘着性を帯びさ
せるとともに、その中央部が切欠されて開口13
が形成されている。
この粘着基材12の上面側には、第9図に示す
ようにリード線接続ホツク14が接合され、前記
開口13を閉塞している。
このリード線接続ホツク14は、上部にリード
線結合部14aが突設し、下部には銀一塩化銀
(Ag−Agcl)製の板状の電極部15(第10図)
が接続されている。
前記突設したリード線結合部14aは、第10
図に示すように、リード線16が接続されている
リード線接続体17が挟持穴17aによつて挟持
連結され、そのリード線16の他端は図示しない
心電計に接続される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来例の場合、リード線結合部1
4aが突設されているので、装着のまま体を動か
すと皮膚面Mを傷める危険性がり、したがつて長
時間装着を必要とするモニター用には適さないと
いう課題があつた。
また、電極部15は銀一塩化銀の板でできてい
るため重く、装着した皮膚面からずれ易いという
課題があつた。
さらに、重い電極部15を皮膚面Mに安定させ
るため、粘着基材の粘着面積を大きくしなければ
ならず、電極部が大きくなり体の小さい未熟児、
幼児、小児用などには適さないという課題があつ
た。
加えて、リード線16が個別に独立のため、複
数の電極部15を取り付ける場合、操作が煩雑で
誤操作の原因となり、操作性が悪いなどの課題が
あつた。
その上電極、リード線が金属のため心電図モニ
ター時のレントゲン撮影に電極の陰影が現れ、不
都合であつた。
本考案はこのような課題を解決することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は次のような
生体用電極を提供する。すなわち本考案は、 (1) 複数の電極部と回路部とコネクタとを有し生
体内から微弱な電気信号を導出する生体用電極
であつて、前記電極部は貼着基材に印刷され前
記生体内から微弱な電気信号を導出するための
網目状銀導電層と、この網目状銀導電層と接し
生体の皮膚面に当接する含水性ゲルと、前記貼
着基材と前記網目状銀導電層とを被覆している
シリコン等被覆材と前記含水ゲルの周囲を囲繞
している絶縁性のシリコン等の粘着剤とからな
り、前記回路部は前記粘着基材に印刷形成され
た網目状銀導電層と線状銀導電層とからなる複
数の回路を有し、前記貼着基材と前記複数の回
路はシリコン等被覆材で覆われ、前記網目状銀
導電層は前記電極部近傍の回路を、前記線状銀
導電層は前記電極部近傍以外の回路をそれぞれ
形成し、前記回路部は幹状部と複数に分岐した
枝状部とからなり、この複数の枝状部は各先端
部にそれぞれ前記電極部を接続するとともに、
前記コネクタは前記回路部の幹状部の一端に接
続され、同コネクタの複数の端子は前記複数の
電極の配列と同一配列としたことを特徴する、
生体用電極。
(2) 前記複数の電極部数は3個である、請求項1
の生体用電極。
(3) 前記複数の電極部数は6個である、請求項1
の生体用電極、 である。
〔作用〕
上記構成において、本考案の電極部を皮膚面に
当接すると皮膚面と電極部は電解物質である含水
性ゲルによつて接触抵抗を減じ、生体内の微弱電
圧を取り出し易い状態になる。
また、絶縁性のシリコン等粘着剤は、絶縁性を
保ちつつ電極部を皮膚面に粘着して保持する。
シリコン等被覆材は前記含水ゲル以外の部分を
絶縁して電気的外乱を防ぐとともに耐水性を有す
る。
網目状銀導電層はその網目からレントゲン線を
透過する。
回路部の各回路は、各電極部で導出した生体の
微弱電圧を前記電極部配列と同じ配列のコネクタ
の各端子に伝達する。
回路部の枝状部は独立させ、その先端にそれぞ
れ電極部を取り付けてあるので電極間相互の間隔
は可変である。
〔実施例〕
実施例1について、以下図面にしたがつて本考
案の構成が実際上どのように具体化されるかをそ
の作用とともに説明する。第1図は本考案の一実
施例の平面説明図で、一部切欠したものである。
図中、1は電極部で、この電極部1は生体皮膚
面に密着して生体内に発生する微弱な電気信号を
体外に導出するものである。
前記電極部1には回路部2が一体形成されてい
る。
この回路部2は、複数の回路2aを帯状の平面
上に集束させた幹状部2bと、1回路ごとに分岐
独立させた複数の枝状部2cとに大別される。
そして前記電極部1は、前記回路部2の枝状部
2cの先端に取り付けられる。
また、回路部2の幹状部の一端には、外部心電
計などの測定器と接続するためのコネクタ3が設
けられ、そのコネクタ3内の複数の端子3aは前
記電極部1の配列順序と同一の配列とすることに
よつて、電極部装着位置と測定器との対応を正確
に、かつ、迅速に行うことができる。
第2図〜第7図は同実施例の構成の分解説明図
であり、まず、第2図は不織布による貼着基材4
を示し、この貼着基材4の一端にはコネクタ3用
の基板であるフイルム3bが接着により取り付け
られている。
つぎに、第3図の5は網目状銀導電層で、この
網目状銀導電層5は前記貼着基材4の電極部1お
よびその電極部近傍の回路部2の1部に印刷され
る。
同網目状銀導電層5は、銀の網目からレントゲ
ン線を透過させるように構成され、患者に本考案
の電極部を装着のまま、レントゲン撮影ができる
ようになつている。
第3図の6はカーボンで、このカーボン6は電
気の良導体であり、回路部2の回路2aおよびコ
ネクター3の端子3aを形成する。
第4図は粘着基材4と網目状銀導電層5と線状
銀導電層6とを絶縁性のシリコン等被覆材7で覆
つた状態を示している。
これは生体用電極を外部と電気的に絶縁し、無
用な電気的外乱を排除して、生体から導出した微
弱な電気信号の波形を忠実に心電計などの測定器
に伝達するための絶縁被覆であるとともに、生体
用電極の耐水性を高めるものである。
なお、この場合、電極部1の一部は網目状銀導
電層5を絶縁被覆せずに空けておく。
つぎに第5図は、導電性の含水性ゲル8を前記
電極部1の一部の前記被覆せずに空けておいたと
ころへ貼着し、その周囲を囲むように絶縁性のシ
リコン等粘着材であるシリコンゲル9を、電極部
1の前記シリコン等被覆材7に貼着してなる図で
ある。
このシリコンゲル9は、その強い粘着性により
電極部1を皮膚面に粘着保持させるためのもので
ある。
前記シリコンゲル9は皮膚反応が少ないので、
長時間皮膚面に粘着させても皮膚面を傷めること
がなく、皮膚の弱い未熟児、幼児にもモニター用
として使用することができる。
また、前記含水ゲル8は電解物質による電極補
助部材であり、生体の皮膚面に当接してその保水
性により長時間にわたり接触抵抗を減じ、生体内
から微弱な電気信号を効率よく導出して前記網目
状銀導電層5に伝える。
第6図は含水性ゲル8を含む電極部1の表面を
剥離フイルムで覆つた図で、通常、使用前はこの
ようにして粘着面を空気と遮断することによつ
て、電解物質よりなる含水性ゲル8の保水性を維
持することによる導電性と粘着性、シリコンゲル
9の粘着性と絶縁性を保護するとともに、その電
極部1の扱いを容易にし、使用時にこの剥離フイ
ルムを剥がして用いることによつて、前記粘着機
能などを長時間保持し、生体用電極の商品価値を
高めようとするものである。
第7図は本考案の他の実施例を示す平面説明図
であり、この実施例が前記一実施例と異なる点
は、電極部1の数が、前記一実施例では3個であ
つたのに対し、この実施例では6個となつている
点である。
これは、前記一実施例では、未熟児、幼児など
において、必要な個所についてのみ長時間モニタ
ーしたい場所に便利なように構成されているもの
である。
これに対して本実施例で電極部を6個としたの
は、胸部用電極は、心電図をとるとき、胸部皮膚
面上の定められた6点の位置(図示せず)に6個
の電極部1を取り付ける必要があるからである。
以上実施例について説明したように、本考案は
複数の電極部と回路部とコネクタとを有し、粘着
基材に網目状銀導電層と線状銀導電層を印刷して
回路を構成し、電極部においては網目状銀導電層
に含水性ゲルを補助剤として用いることによつて
導電性の向上と安定、軽量化を図り、かつ皮膚反
応の少ないシリコン製の粘着剤で電極部を長時間
にわたり、皮膚面に確実に粘着させることができ
るものである。
また、回路部は幹状部と枝状部とにより構成し
幹状部ては複数の回路を集約して扱いを容易に
し、枝状部では先端の電極部間の間隔調整を可能
とさせ、不特定の患者の体格への適応性を広めた
ものである。
さらに、枝分かれした複数の電極部の配列順位
とコネクタの端子配列順位とを同一に揃え、電極
部装着作業が正確、かつ迅速にできるようにした
ものである。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば、電極部は貼着基材と網
目状銀導電層と含水ゲルとシリコン等被覆材とシ
リコン等粘着材で構成したので軽量とすることが
でき、皮膚面に粘着した場合ずれ落ちる心配はな
く長時間安定保持できるのでモニター用に適す
る。
また、電極部は軽量のため、粘着面が小さくて
もよく、したがつて小型化でき、未熟児や幼児な
どにも適する。
さらに、電極部と回路部とは同一の貼着基材に
一体的に印刷形成したので、ホツクなどの突起物
が無くなり、皮膚を傷めるおそれが無くなつた。
また、そのため長時間装着によるモニター用に
も適し、その他接続クリツプが不要となり扱い易
くなつた上、接続品質が向上した。
加えて、前記一体形成は大量生産に適するか
ら、生産コストを下げることができる。
その上、電極部は網目状銀導電層に電解物質の
含水性ゲルを装着したので、その保水性により長
時間皮膚面との接触抵抗を減じ、生体の微弱な電
気信号を効率よく外部に導出することができる。
また、電極部の粘着剤は皮膚反応の少ないシリ
コンゲルを用いたので、皮膚の弱い未熟児や幼児
でも、長時間モニターが可能となつた。
また、電極部と電極部近傍の回路は網目状銀導
電層としたので、その網目からレントゲン線を透
過でき、電極を装着のままレントゲン撮影が可能
となつた。
その上、回路部の幹状部は複数の回路を集約し
て印刷したので扱い易くなつた。
また、回路部の枝状部は分岐独立させ、その先
端に電極部をそれぞれ取り付けたので、各電極部
相互の間隔が可変となり、患者の体格、形状に柔
軟に対応して電極部を装着できる。
また、各電極部とコネクタの各端子とは配列順
位を同一に構成したので、電極部の装着が正確
に、かつ迅速にできるなど操作性が向上した。
請求項2の考案は電極部が3個で構成のため、
未熟児や幼児などのモニター用に便利である。
請求項3の考案は電極部が6個のため、胸部用
電極として便利である、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面説明図、第2
図〜第7図は同実施例の構成の分解説明図、第7
図は本考案の他の実施例を示す図、第8図〜第1
0図は従来例を示す図である。 1……電極部、2……回路部、2a……回路、
2b……幹状部、2c……枝状部、3……コネク
タ、3a……端子、4……貼着基材(不織布によ
る)、5……網目状銀導電層、6……線状銀導電
層、7……絶縁性のシリコン製被覆材、8……含
水性ゲル、9……シリコンゲル(シリコン製粘着
剤)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の電極部と回路部とコネクタとを有し生
    体内から微弱な電気信号を導出する生体用電極
    であつて、前記電極部は貼着基材に印刷され前
    記生体内から微弱な電気信号を導出するための
    網目状銀導電層と、この網目状銀導電層と接し
    生体の皮膚面に当接する含水性ゲルと、前記貼
    着基材と前記網目状銀導電層とを被覆している
    シリコン等被覆材と前記含水ゲルの周囲を囲繞
    している絶縁性のシリコン等の粘着剤とからな
    り、前記回路部は前記貼着基材に印刷形成され
    た網目状銀導電層と線状銀導電層とからなる複
    数の回路を有し、前記貼着基材と前記複数の回
    路はシリコン等被覆剤で覆われ、前記網目状銀
    導電層は前記電極部近傍の回路を、前記線状銀
    導電層は前記電極部近傍以外の回路をそれぞれ
    形成し、前記回路部は幹状部と複数に分岐した
    枝状部とからなり、この複数の枝状部は各先端
    部にそれぞれ前記電極部を接続するとともに、
    前記コネクタは前記回路部の幹状部の一端に接
    続され、同コネクタの複数の端子は前記複数の
    電極の配列と同一配列としたことを特徴する、
    生体用電極。 (2) 前記複数の電極部数は3個である、請求項1
    の生体用電極。 (3) 前記複数の電極部数は6個である、請求項1
    の生体用電極。
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JPH0251506U JPH0251506U (ja) 1990-04-11
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