JPH05217448A - セラミック積層電子部品の製造方法 - Google Patents

セラミック積層電子部品の製造方法

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JPH05217448A
JPH05217448A JP2001992A JP2001992A JPH05217448A JP H05217448 A JPH05217448 A JP H05217448A JP 2001992 A JP2001992 A JP 2001992A JP 2001992 A JP2001992 A JP 2001992A JP H05217448 A JPH05217448 A JP H05217448A
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
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    • H05K3/4644Manufacturing multilayer circuits by building the multilayer layer by layer, i.e. build-up multilayer circuits

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 層剥がれが生じ難く、内部電極周囲に電気的
特性を劣化させるポアが発生し難いセラミック焼結体を
得ることを可能とするセラミック積層電子部品の製造方
法を提供する。 【構成】 セラミックグリーンシート23の上面に複数
の内部電極24を印刷・乾燥し、内部電極24の印刷さ
れている部分の周囲の領域にセラミックペースト25を
印刷し、セラミックペースト25が乾燥しないうちに、
セラミックグリーンシート26を印刷し、乾燥する工程
を備える、セラミック積層電子部品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部電極を介してセラ
ミックグリーンシートを積層し、一体焼成することによ
り得られた積層体を用いたセラミック積層電子部品の製
造方法に関し、特に、セラミックグリーンシートの積層
方法が改良されたセラミック積層電子部品の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】積層コンデンサのようなセラミック積層
電子部品の製造に際しては、内部電極を介して複数枚の
セラミックグリーンシートを積層し、一体焼成すること
により得られた焼結体を製作し、該焼結体の外表面に外
部電極を付与するのが普通である。この種のセラミック
積層電子部品の製造方法を、積層コンデンサを例にとり
説明する。
【0003】図2に示すように、まず、複数の内部電極
1が導電ペーストを印刷することにより整列形成された
セラミックグリーンシート2と、同じく複数の内部電極
3が導電ペーストを印刷することにより一方面上に形成
されたセラミックグリーンシート4とを用意し、交互に
積層する。得られた積層ブロック5の図2のIII−I
II線に相当の部分で切断した断面図を図3に示す。積
層ブロック5では、複数の内部電極1,3がセラミック
グリーンシートを介して厚み方向に積層されている。そ
して、図3の破線Aに沿って切断し、かつ破線Aで示す
方向と直交する方向においても所定の間隔で厚み方向に
切断することにより、図4(a),(b)に示す積層体
6が得られる。
【0004】図4(a)は、上記のようにして得た積層
体6の側面断面図を示し、(b)は図3と同一方向から
見た積層体6の断面図である。積層体6では、内部電極
1a,3aが厚み方向に重なり合っており、内部電極1
aは、端面6aに、内部電極3aは、端面6bに引き出
されている。このようにして得られた積層体6を焼成
し、端面6a,6bに外部電極を付与することにより、
積層コンデンサが得られる。
【0005】ところで、上記積層体6を得るにあたって
は、従来、テープ方式あるいは印刷方式と称されて
いる方法が一般的に用いられていた。テープ方式と称
されている方法は、合成樹脂フィルムの一方面上におい
て、ドクターブレード法またはキャスティング法により
セラミックスラリーを成形し、乾燥した後、合成樹脂フ
ィルムから剥離することによりテープ状のセラミックグ
リーンシートとする。そして、得られたセラミックグリ
ーンシートを矩形の形状に切断した後、導電ペーストを
印刷することにより内部電極を形成して図2のセラミッ
クグリーンシート2,4を得、前述の方法により積層体
6を得ていた。
【0006】他方、印刷方式と称されている方法で
は、スクリーン印刷により合成樹脂フィルムの一方面上
にセラミックペーストを印刷し、乾燥した後に、該形成
されたセラミックグリーンシート上に導電ペーストを印
刷して内部電極を形成し、さらに内部電極材料が乾燥し
た後に、上面にセラミックペーストを印刷・乾燥し、形
成されたセラミックグリーンシート上に同様にして内部
電極を形成するという工程を複数回繰り返した後に、図
3に示した積層体5を得ていた。しかしながら、上記い
ずれの方法においても、大容量の積層コンデンサを得よ
うとした場合には、内部電極1a,3a間で挟まれるセ
ラミック層の厚みを薄くし、かつ積層数を増大しなけれ
ばならず、例えば100層以上積層する必要があった。
【0007】このように、薄いセラミック層を内部電極
を介在して多数積層する場合、内部電極材料が設けられ
ている部分の端縁の段差により、焼成後にセラミック層
間が剥がれるという、いわゆるデラミネーションという
減少が発生しがちであった。すなわち、図5に示すよう
に、上下のセラミックグリーンシート2,4間に内部電
極1が介在するために、内部電極1が形成されている部
分と内部電極1の周囲の領域とで、積層体において密度
差が生じ、セラミック層間の層剥がれが生じがちである
という問題があった。
【0008】そこで、図6に示す積層方法が提案されて
いる。この方法では、図6(a)に示すように、まずセ
ラミックグリーンシート11を成形し、乾燥した後、セ
ラミックグリーンシート11の上面に導電ペーストを印
刷し、乾燥させることにより複数の内部電極12を形成
する。次に、図6(b)に示すように、セラミックグリ
ーンシート11の上面において、内部電極12の形成さ
れている部分の周囲の領域にセラミックペースト13を
印刷し、乾燥させる。しかる後、再度セラミックペース
トをその上から全面に印刷し、乾燥させ、図6(c)に
示すように、セラミックグリーンシート14を形成す
る。さらに、上記セラミックグリーンシート14上にお
いて、内部電極の印刷・乾燥及びセラミックペーストの
印刷・乾燥、さらにセラミックペーストの全面印刷・乾
燥といった工程を繰り返すことにより、セラミック積層
体を得る。図6に示した積層方法では、内部電極12が
形成されている部分の周囲の空間にセラミックペースト
13が印刷されているため、内部電極12が形成されて
いる部分とその周囲の部分との密度差が低減される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6
(c)に図示されているように、内部電極12とセラミ
ックペースト13との間に小さな空隙15が残り、この
空隙15中の気体により、最終的に得られた焼結体中に
多数のポアが発生し、電気的不良をもたらすという問題
があった。そのため、図6に示した積層方法は、現在の
ところ実用化されていない。 なお、上記のような問題
を解決するには、図6(b)に示されているセラミック
ペースト13を、内部電極12との間に隙間を生じさせ
ないように塗布すればよいが、隙間無くセラミックペー
スト13を印刷しようとした場合、セラミックペースト
13が内部電極12上にも及ぶことを避けることができ
ない。そして、内部電極12の上面にセラミックペース
ト13が及び、そのままの状態で乾燥された後に、上面
に次のセラミックグリーンシート14を成形した場合に
は、セラミックグリーンシート14の下面の高さにばら
つきが生じることになる。その結果、従来のセラミック
グリーンシートの積層方法に比べて、より一層デラミネ
ーションが発生しやすくなり、従ってこのような方法を
採用することはできない。
【0010】本発明の目的は、内部電極を介在させて複
数のセラミックグリーンシートを多数積層した場合であ
っても、最終的に得られる焼結体におけるセラミック層
間の層剥がれが生じ難く、かつ焼結体中にポアが発生し
難く、従って信頼性に優れた積層セラミック電子部品を
製造することを可能とする方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のセラミック積層
電子部品の製造方法は、セラミックグリーンシートの一
方面上に複数の内部電極を印刷・乾燥し、前記セラミッ
クグリーンシートの一方面上の内部電極が印刷されてい
る部分の周囲の領域にセラミックペーストを印刷し、前
記セラミックペーストが乾燥しないうちにセラミックグ
リーンシートの前記一方面の全面にセラミックペースト
又はセラミックスラリーを付与し、乾燥する各工程を備
えることを特徴とする。
【0012】
【作用】内部電極が印刷されている部分の周囲の領域に
セラミックペーストを印刷した後に、該セラミックペー
ストが乾燥しないうちに次のセラミックグリーンシート
を構成するためのセラミックペースト又はセラミックス
ラリーを付与するものであるため、全面に印刷されるセ
ラミックペースト又はセラミックスラリーが、先に塗布
されておりかつ乾燥していないセラミックペーストと充
分に馴染むことになる。すなわち、内部電極周囲の領域
に塗布されているセラミックペースト及び次の層のセラ
ミックグリーンシートを構成するためのセラミックペー
スト又はセラミックスラリーの両者がまだ乾燥しておら
ず共に濡れており、充分に馴染む関係にあるため、内部
電極周囲の未乾燥のセラミックペーストと内部電極との
間の空隙にセラミックペースト又はセラミックスラリー
が確実に入り込むことになる。従って、積層体において
内部電極周囲に所望でない空隙が生じ難い。
【0013】
【実施例の説明】以下、本発明の一実施例にかかるセラ
ミック積層電子部品の製造方法を説明する。なお、本実
施例は、積層コンデンサの製造方法に適用したものであ
る。まず、図7に示すように、金属プレート21を用意
し、カーテンコーター法またはフローコーター法と称さ
れている方法によりセラミックグリーンシートを成形す
る。カーテンコーター法またはフローコーター法と称さ
れている方法は、図7の右方に示すように、セラミック
スラリー22を滝のようにさせ、そのセラミックスラリ
ー22の流れ内を金属プレート21を通過させることに
より、金属プレート21の上面にセラミックグリーンシ
ートを成形する方法である。この最下層に位置されるグ
リーンシートは、カーテンコータ法、フローコータ法に
より成形する必要は必ずしもなく、一般的な方法でもよ
いことを指摘しておく。
【0014】上記のようにして、金属プレート21の上
面にセラミックスラリー22を付与し、セラミックグリ
ーンシートを成形し、乾燥した後に、図1(a)に示す
ように、セラミックグリーンシート23の上面に、導電
ペーストを印刷し、乾燥することにより内部電極24を
形成する。導電ペーストの印刷は、スクリーン印刷等の
適宜の方法により行い得る。なお、図1では、上記金属
プレート21の図示は省略してあることを指摘してお
く。但し金属プレート21を取り去った状態で製造する
ことも可能であることも指摘しておく。次に、図1
(b)に示すように、セラミックグリーンシート23の
上面において、内部電極24が形成されている部分の周
囲の領域にセラミックペースト25を印刷する。このセ
ラミックペースト25の印刷は、導電ペーストの印刷・
乾燥後に行うものであるため、スクリーン印刷法等によ
りメッシュを汚すことなく行い得る。
【0015】次に、セラミックペースト25が乾燥しな
いうちに、セラミックペースト25が印刷されたセラミ
ックグリーンシート23を、前述したカーテンコーター
法またはフローコーター法と称されている方法により、
セラミックスラリーの滝の中を通過させ内部電極24及
びセラミックペースト25の形成されている面の上面の
全面にセラミックグリーンシートを成形する。この状態
を、図1(c)に示す。図1(c)において、内部電極
24の上方に形成されたセラミックグリーンシート26
が、前述したセラミックペースト25と一体化し、その
境界がわからないように図示されている。これは、セラ
ミックペースト25が乾燥しない状態で、セラミックス
ラリーの滝の中を通すため、形成されたセラミックグリ
ーンシート26が未乾燥状態のセラミックペースト25
と充分に馴染み、セラミックペースト25と内部電極2
4との間の空隙28(図1(b)参照)内を埋めてしま
うからである。
【0016】次に、上記セラミックグリーンシート26
を乾燥し、その上面に再度導電ペーストを印刷し、乾燥
することにより複数の内部電極27を形成する(図1
(d))。上述した図1(a)〜(d)の工程を繰り返
すことにより、図8に示す積層体29を得ることができ
る。積層体29内では、内部電極24,27がセラミッ
ク層を介して厚み方向に重なり合っている。しかも、上
記セラミックグリーンシート26の形成にあたり、該セ
ラミックグリーンシート26が未乾燥のセラミックペー
スト25と馴染むため、内部電極24,27の周囲に空
隙が形成されていない。よって、上記セラミック積層体
29を厚み方向に所定の大きさに切断し、焼成すること
により、ポアが存在せず、かつ層剥がれの生じ難い焼結
体31(図9参照)を得ることができる。そして、焼結
体31の両端面31a,31bに外部電極32,33を
公知の外部電極形成方法に従って形成することにより、
積層コンデンサ34を得ることができる。
【0017】なお、上記実施例では、セラミックグリー
ンシート23,26の成形を、図7を参照して説明した
カーテンコーター方式またはフローコーター方式と称さ
れている方法で行ったが、キャスティング法やセラミッ
クペーストを印刷する方法によってセラミックグリーン
シート23,26を形成してもよい。その場合であって
も、あらかじめ印刷されたセラミックペースト25が未
乾燥状態であるため、上述した実施例の場合と同様に内
部電極周囲にポアが発生し難い焼結体を得ることができ
る。また、上記実施例は、積層コンデンサの製造方法に
適用した場合を例にとり説明したが、本発明のセラミッ
ク積層電子部品の製造方法は、積層インダクタや積層圧
電素子、多層基板等の他のセラミック積層電子部品の製
造方法にも適用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明では、内部電極周囲の領域に印刷
されたセラミックペーストを乾燥しないうちにセラミッ
クペーストまたはセラミックスラリーが印刷されて次の
層のセラミックグリーンシートが形成される。従って、
未だ乾燥していないセラミックペーストと、次に積層さ
れるセラミックペーストまたはセラミックスラリーとが
充分に馴染み、内部電極とあらかじめ塗布されていたセ
ラミックペーストとの間の空隙に次に塗布されるセラミ
ックペーストまたはセラミックスラリーが確実に充填さ
れる。よって、本発明の製造方法を用いて得られたセラ
ミック積層体を焼結した場合、電極周囲にポアが発生し
難く、かつ層剥がれの生じ難い信頼性に優れた焼結体を
得ることができる。
【0019】従って、本発明のセラミック積層電子部品
の製造方法を用いることにより、例えば大容量の積層コ
ンデンサのようなセラミック積層電子部品の信頼性を高
めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の製造工程を示す断面図であり、(a)
は内部電極を形成した状態を示す断面図、(b)は内部
電極周囲の領域にセラミックペーストを印刷した状態を
示す断面図、(c)はセラミックペーストの上面からセ
ラミックスラリーを付与しセラミックグリーンシートを
積層した状態を示す断面図、(d)は積層されたセラミ
ックグリーンシート上にさらに内部電極を印刷した状態
を示す断面図。
【図2】従来法において、セラミックグリーンシートを
積層する工程を説明するための斜視図。
【図3】従来法において用意される積層体を示す断面図
であり、図2のIII−III線に相当の部分で切断し
た場合の断面図。
【図4】(a)及び(b)は、従来法において個々の積
層コンデンサを得るのに用いられる積層体の側面断面図
及び端面方向から見た断面図。
【図5】従来法において、内部電極を介在してセラミッ
クグリーンシートを積層した状態を模式的に示す側面
図。
【図6】従来法のセラミックグリーンシートの積層方法
を示す図、(a)はセラミックグリーンシート上に内部
電極を印刷した状態を示す断面図、(b)は内部電極周
囲にセラミックペーストを印刷し、乾燥した状態を示す
断面図、(c)は(a)及び(b)に示した工程を繰り
返して得られるセラミック積層体を示す断面図。
【図7】実施例においてセラミックグリーンシートを成
形する工程を説明するための斜視図。
【図8】実施例で得られた積層体を示す断面図。
【図9】実施例で得られた積層コンデンサを示す側面断
面図。
【符号の説明】
23…セラミックグリーンシート 24,27…内部電極 25…セラミックペースト 26…セラミックグリーンシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックグリーンシートの一方面上に
    複数の内部電極を印刷し、乾燥する工程と、 前記セラミックグリーンシートの一方面上の内部電極が
    印刷されている部分の周囲の領域にセラミックペースト
    を印刷する工程と、 前記セラミックペーストが乾燥しないうちに、前記セラ
    ミックグリーンシートの一方面上の全面にさらにセラミ
    ックペースト又はセラミックスラリーを付与し、乾燥す
    る工程とを備えることを特徴とする、セラミック積層電
    子部品の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1308978C (zh) * 2001-05-25 2007-04-04 京陶瓷株式会社 制造陶瓷叠层制品的方法,叠层电子元件及其制造方法
CN100378879C (zh) * 2001-05-25 2008-04-02 京陶瓷株式会社 制造陶瓷叠层制品的方法、叠层电子元件及其制造方法
JP2009049205A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Murata Mfg Co Ltd セラミック多層基板及びその製造方法
US12170174B2 (en) * 2017-12-22 2024-12-17 Taiyo Yuden Co., Ltd. Multi-layer ceramic electronic component, multi-layer ceramic electronic component mounting substrate, and multi-layer ceramic electronic component package

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