JPH05217865A - 移相マスクを用いた高解像度x線リソグラフィー - Google Patents
移相マスクを用いた高解像度x線リソグラフィーInfo
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- JPH05217865A JPH05217865A JP22266992A JP22266992A JPH05217865A JP H05217865 A JPH05217865 A JP H05217865A JP 22266992 A JP22266992 A JP 22266992A JP 22266992 A JP22266992 A JP 22266992A JP H05217865 A JPH05217865 A JP H05217865A
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/22—Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
- G03F1/26—Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70283—Mask effects on the imaging process
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21K—HANDLING OF PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
- G21K1/00—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating
- G21K1/06—Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diffraction, refraction or reflection, e.g. monochromators
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 X線リソグラフィー用の移相マスクを提供す
る。 【構成】 移相特性部が形成されたキャリアを備え、移
相特性部は、キャリアの表面に対して直立した少なくと
も1つの明確に定められた側壁を有している。移相マス
ク上の特性部の高さは、これを通過するX線の選択され
た帯域を、移相材料のないキャリアの部分を通過するX
線に対して実質的に半波長の移相を与えるように選択さ
れる。移相マスクは、基体上のホトレジストより成るタ
ーゲットの上に至近配置され、好ましくはサイクロトロ
ン放射により形成されたX線が透過される。マスクを通
してホトレジストに送られたコリメートされたX線は、
直立側壁から離れたホトレジストの領域を、現像剤によ
りそれらを除去するに充分なほど露光し、これに対し
て、直立側壁の下の領域は、回折作用によってX線が打
ち消され、現像後も基体上に残されたままとなる。
る。 【構成】 移相特性部が形成されたキャリアを備え、移
相特性部は、キャリアの表面に対して直立した少なくと
も1つの明確に定められた側壁を有している。移相マス
ク上の特性部の高さは、これを通過するX線の選択され
た帯域を、移相材料のないキャリアの部分を通過するX
線に対して実質的に半波長の移相を与えるように選択さ
れる。移相マスクは、基体上のホトレジストより成るタ
ーゲットの上に至近配置され、好ましくはサイクロトロ
ン放射により形成されたX線が透過される。マスクを通
してホトレジストに送られたコリメートされたX線は、
直立側壁から離れたホトレジストの領域を、現像剤によ
りそれらを除去するに充分なほど露光し、これに対し
て、直立側壁の下の領域は、回折作用によってX線が打
ち消され、現像後も基体上に残されたままとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、マイクロ電子
処理技術、特に、X線リソグラフィー及びX線リソグラ
フィーマスクに係る。
処理技術、特に、X線リソグラフィー及びX線リソグラ
フィーマスクに係る。
【0002】
【従来の技術】ホトリソグラフィック技術を使用してマ
イクロ電子デバイスを形成する場合には、ターゲットの
ホトレジスト上に像を形成するのに用いる「光線」の波
長により、得られる像の鮮明度に基本的な限界が生じ
る。像の解像度、即ち像形成することのできる最小の線
巾は、光線を投射するマスクの形状部の縁における光線
の回折によって制限される。一般に使用されている指数
は、f=W2/Gλとして計算されるフレネル数fであ
る。但し、Gはマスクとターゲット表面との間のギャッ
プ距離であり、λは使用する光線の波長でありそしてW
は形状部のサイズである。フレネル数fは、得られる解
像度を評価するときの指数であり、f=0.5は解像度
限界と通常考えられるものに対応する。
イクロ電子デバイスを形成する場合には、ターゲットの
ホトレジスト上に像を形成するのに用いる「光線」の波
長により、得られる像の鮮明度に基本的な限界が生じ
る。像の解像度、即ち像形成することのできる最小の線
巾は、光線を投射するマスクの形状部の縁における光線
の回折によって制限される。一般に使用されている指数
は、f=W2/Gλとして計算されるフレネル数fであ
る。但し、Gはマスクとターゲット表面との間のギャッ
プ距離であり、λは使用する光線の波長でありそしてW
は形状部のサイズである。フレネル数fは、得られる解
像度を評価するときの指数であり、f=0.5は解像度
限界と通常考えられるものに対応する。
【0003】可視又は紫外線光学システムを用いて得ら
れるものよりも小さいマイクロ電子構造体を形成できる
ようにするために、X線源が使用されている。X線リソ
グラフィー用のX線源としてはサイクロトロンが特に適
している。というのは、サイクロトロンは、軟X線から
硬X線までの波長を混合した実質的にコリメートされた
X線光子の強力な安定ビームを発生できるからである。
X線の波長λは、光線もしくは紫外線の波長よりも短い
ので、X線リソグラフィーでは本来小さな形状部を形成
することができる。しかしながら、X線リソグラフィー
システムにもフレネル数基準が適用されるので、X線に
対する形状部のサイズも最終的には制限を受けることに
なる。フレネル数の式は、物理的な作用を含まないので
近似式であり、X線リソグラフィーシステムでは、その
システムについて計算したフレネル数から予想されるも
のよりも大きなギャップで1000オングストローム未
満の解像度が実証されている。しかし、フレネル数は、
最終的な解像度を決定するための近似基準を与える。こ
の基準を用いると、例えば、1ナノメータ(nm)放射
で0.25マイクロメータ(μm)の線を造影するに
は、最大ギャップが12.5μmしかないことが分かっ
た。従って、必要とされる線の解像度が小さくなるにつ
れて、マスクとターゲット表面との間に得られる作用距
離も小さなものとなる。マスクとターゲットとの間の距
離が10μm未満の場合にはX線リソグラフィー露光を
行うことが一般に困難であると考えられる。X線リソグ
ラフィーにおいて解像度を決定するのに考えられる像の
形式は2つあり、即ちアエリアル像(ターゲット表面に
おけるX線輝度)と、ラテント像(ターゲットホトレジ
ストのレジスト材料に記録される像)である。
れるものよりも小さいマイクロ電子構造体を形成できる
ようにするために、X線源が使用されている。X線リソ
グラフィー用のX線源としてはサイクロトロンが特に適
している。というのは、サイクロトロンは、軟X線から
硬X線までの波長を混合した実質的にコリメートされた
X線光子の強力な安定ビームを発生できるからである。
X線の波長λは、光線もしくは紫外線の波長よりも短い
ので、X線リソグラフィーでは本来小さな形状部を形成
することができる。しかしながら、X線リソグラフィー
システムにもフレネル数基準が適用されるので、X線に
対する形状部のサイズも最終的には制限を受けることに
なる。フレネル数の式は、物理的な作用を含まないので
近似式であり、X線リソグラフィーシステムでは、その
システムについて計算したフレネル数から予想されるも
のよりも大きなギャップで1000オングストローム未
満の解像度が実証されている。しかし、フレネル数は、
最終的な解像度を決定するための近似基準を与える。こ
の基準を用いると、例えば、1ナノメータ(nm)放射
で0.25マイクロメータ(μm)の線を造影するに
は、最大ギャップが12.5μmしかないことが分かっ
た。従って、必要とされる線の解像度が小さくなるにつ
れて、マスクとターゲット表面との間に得られる作用距
離も小さなものとなる。マスクとターゲットとの間の距
離が10μm未満の場合にはX線リソグラフィー露光を
行うことが一般に困難であると考えられる。X線リソグ
ラフィーにおいて解像度を決定するのに考えられる像の
形式は2つあり、即ちアエリアル像(ターゲット表面に
おけるX線輝度)と、ラテント像(ターゲットホトレジ
ストのレジスト材料に記録される像)である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】投影光学システムにお
いて像の鮮明さを高めるために移相マスクが使用されて
おり、これを使用して従来の可視及び紫外線光学リソグ
ラフィーシステムの解像度限界を拡張することが提案さ
れている。移相マスクは、幾つかの形状部を定める適当
な厚みの透明な層を含んでおり、この層は、これを透過
する光線のフィールドE1 を、この透明層をもたない領
域を透過する光線のフィールドE2 に対して半波長
(π)だけ移相させるものである。全フィールドE
t は、2つのフィールドを加算することによって得ら
れ、即ちEt =E1 +E2 であり、像平面に沿ったある
位置では、継続性の要求から全フィールドがゼロになら
なければならない。これは、輝度パターンに明確な変調
部を形成する。この移相のための上層膜を慎重に選択す
れば複雑なパターンの場合でも像を改善できるが、この
技術は、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)の製造に使用されるもののような規則的で
且つ反復性のあるものにしか役立たない。
いて像の鮮明さを高めるために移相マスクが使用されて
おり、これを使用して従来の可視及び紫外線光学リソグ
ラフィーシステムの解像度限界を拡張することが提案さ
れている。移相マスクは、幾つかの形状部を定める適当
な厚みの透明な層を含んでおり、この層は、これを透過
する光線のフィールドE1 を、この透明層をもたない領
域を透過する光線のフィールドE2 に対して半波長
(π)だけ移相させるものである。全フィールドE
t は、2つのフィールドを加算することによって得ら
れ、即ちEt =E1 +E2 であり、像平面に沿ったある
位置では、継続性の要求から全フィールドがゼロになら
なければならない。これは、輝度パターンに明確な変調
部を形成する。この移相のための上層膜を慎重に選択す
れば複雑なパターンの場合でも像を改善できるが、この
技術は、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)の製造に使用されるもののような規則的で
且つ反復性のあるものにしか役立たない。
【0005】π移相を与えるのに適した吸収厚みを有す
るX線マスクは像の鮮明さを改善できることが示唆され
ている。1988年発行のJ.Vac.Sci.Tec
hnol.Bの第150ページ以降に記載されたH.
I.スミス著の「π移相マスク(Pi Phase Shift Mask
s)」を参照されたい。ここに記載されたマスクは、吸収
マスクであり、像を画成するのではなく、より洗練した
ものとするために移相作用を使用するものである。
るX線マスクは像の鮮明さを改善できることが示唆され
ている。1988年発行のJ.Vac.Sci.Tec
hnol.Bの第150ページ以降に記載されたH.
I.スミス著の「π移相マスク(Pi Phase Shift Mask
s)」を参照されたい。ここに記載されたマスクは、吸収
マスクであり、像を画成するのではなく、より洗練した
ものとするために移相作用を使用するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも1つの移相特性部、すなわち形状部を有するX線リ
ソグラフィー用の移相マスクが提供される。上記特性部
は、これを支持するキャリアの表面に対して直立した少
なくとも1つの明確に定められた側壁を有している。上
記移相特性部の材料は、これを透過するX線光子を、こ
の移相材料をもたないマスクの領域を通過する光子に対
して半波長だけシフトさせる。移相材料の領域は、これ
を透過するX線の減衰量を比較的低くし、即ちX線に対
して実質的に「透明」であるのが好ましく、そしてそれ
自体がX線に対して実質的に透明であるキャリア基体の
上に取り付けられる。移相マスクは、ホトレジスト材料
の層を含むターゲット構造体の至近に(例えば、5ない
し10マイクロメータ以内であるのが好ましい)配置さ
れる。好ましくはコリメートされたX線であるビームが
マスクを透過して、マスクの下のレジストを露光する。
ポジのホトレジストが使用される場合には、X線光子と
ホトレジストとの相互作用によりホトレジストは現像液
に溶解するようにされる。次いで、露光したホトレジス
トを有するターゲットを現像剤で処理して、露光したホ
トレジストを全て除去し、このホトレジスト領域を除去
できるに充分なほどX線光子に曝されなかったホトレジ
ストの構造体がキャリア上に残される。このような構造
体は、移相マスクの移相特性部の直立した側壁の下の交
差点の下に形成される。というのは、マスクを透過する
空間的にコヒレントなX線の破壊的な干渉が生じるから
である。1/2波長だけ移相された光子と、このように
移相されない光子との相互作用により、好ましくは明確
に定めたレジスト露光スレッシュホールドより低いレベ
ルにあるほとんど有効でないX線エネルギーが蓄積され
るだけのゾーンが2つの領域間に残されることになり、
このエリアではレジストが除去されずに残る。
とも1つの移相特性部、すなわち形状部を有するX線リ
ソグラフィー用の移相マスクが提供される。上記特性部
は、これを支持するキャリアの表面に対して直立した少
なくとも1つの明確に定められた側壁を有している。上
記移相特性部の材料は、これを透過するX線光子を、こ
の移相材料をもたないマスクの領域を通過する光子に対
して半波長だけシフトさせる。移相材料の領域は、これ
を透過するX線の減衰量を比較的低くし、即ちX線に対
して実質的に「透明」であるのが好ましく、そしてそれ
自体がX線に対して実質的に透明であるキャリア基体の
上に取り付けられる。移相マスクは、ホトレジスト材料
の層を含むターゲット構造体の至近に(例えば、5ない
し10マイクロメータ以内であるのが好ましい)配置さ
れる。好ましくはコリメートされたX線であるビームが
マスクを透過して、マスクの下のレジストを露光する。
ポジのホトレジストが使用される場合には、X線光子と
ホトレジストとの相互作用によりホトレジストは現像液
に溶解するようにされる。次いで、露光したホトレジス
トを有するターゲットを現像剤で処理して、露光したホ
トレジストを全て除去し、このホトレジスト領域を除去
できるに充分なほどX線光子に曝されなかったホトレジ
ストの構造体がキャリア上に残される。このような構造
体は、移相マスクの移相特性部の直立した側壁の下の交
差点の下に形成される。というのは、マスクを透過する
空間的にコヒレントなX線の破壊的な干渉が生じるから
である。1/2波長だけ移相された光子と、このように
移相されない光子との相互作用により、好ましくは明確
に定めたレジスト露光スレッシュホールドより低いレベ
ルにあるほとんど有効でないX線エネルギーが蓄積され
るだけのゾーンが2つの領域間に残されることになり、
このエリアではレジストが除去されずに残る。
【0007】本発明の移相マスクは、ターゲット基体上
のホトレジストに、数百オングストロームの範囲の非常
に薄い壁構造体を形成できるようにする。ポリメチルメ
タクリレート(PMMA)のような典型的なX線ホトレ
ジストを用いて、このような構造体を設けることができ
る。電界が急速に変化するために、露光されない領域は
非常に明確に定められることが分かった。領域の巾、即
ち解像度は、マスクとホトレジスト層との間のギャップ
によって左右されるが、変調はそのようにならない。
のホトレジストに、数百オングストロームの範囲の非常
に薄い壁構造体を形成できるようにする。ポリメチルメ
タクリレート(PMMA)のような典型的なX線ホトレ
ジストを用いて、このような構造体を設けることができ
る。電界が急速に変化するために、露光されない領域は
非常に明確に定められることが分かった。領域の巾、即
ち解像度は、マスクとホトレジスト層との間のギャップ
によって左右されるが、変調はそのようにならない。
【0008】本発明によれば、移相材料の境界定めされ
た領域を明確に定められた直立側壁と共にマスクキャリ
ア上に備えた特性部、即ち形状部を設けることにより、
閉じた指状の構造体を容易に形成することができる。し
かしながら、本発明の構造体は、閉じた指状以外のもの
でも形成することができる。例えば、移相マスク領域と
純粋な吸収領域(実質的にX線を阻止する)とを組み合
わせることにより、ターゲットレジストの露光を次のよ
うに行うことができる。即ち、ターゲットレジストの吸
収材で覆われた領域を、現像後に、移相特性マスクで形
成されたラインに接続する。又、実質的に直立した幾つ
かの側壁と、移相マスクの材料が内方又は外方に傾斜し
た傾斜側壁とを有する移相マスクを用いて、接続しない
ラインも形成する。X線ビームがこのような移相マスク
を透過するときには、移相作用により、直立側壁の下の
領域にはX線ビームの破壊的な干渉が生じるが、傾斜側
壁の下の領域ではX線ビームが実質的に打ち消されず、
これら領域の下のホトレジストは実質的に完全に露光さ
れることになる。その結果、マスクの移相特性部の直立
側壁に対応してターゲットレジストに分離した薄い壁が
形成される。移相マスクの傾斜側壁は、例えば、吸収材
を有するX線マスクをある角度で透過するX線ビームで
PMMAホトレジスト材料を露光して、ホトレジストに
向かうX線の吸収がある角度で生じるようにすることに
より、形成することができる。ターゲットホトレジスト
上に露光せずに残されるラインの巾は、マスク構造体と
ターゲットホトレジストとの間のギャップを変更する
か、或いはマスクのキャリア上の移相材料の選択された
領域とその下のターゲットホトレジスト材料との間のギ
ャップを変更することにより、必要に応じて選択するこ
とができる。
た領域を明確に定められた直立側壁と共にマスクキャリ
ア上に備えた特性部、即ち形状部を設けることにより、
閉じた指状の構造体を容易に形成することができる。し
かしながら、本発明の構造体は、閉じた指状以外のもの
でも形成することができる。例えば、移相マスク領域と
純粋な吸収領域(実質的にX線を阻止する)とを組み合
わせることにより、ターゲットレジストの露光を次のよ
うに行うことができる。即ち、ターゲットレジストの吸
収材で覆われた領域を、現像後に、移相特性マスクで形
成されたラインに接続する。又、実質的に直立した幾つ
かの側壁と、移相マスクの材料が内方又は外方に傾斜し
た傾斜側壁とを有する移相マスクを用いて、接続しない
ラインも形成する。X線ビームがこのような移相マスク
を透過するときには、移相作用により、直立側壁の下の
領域にはX線ビームの破壊的な干渉が生じるが、傾斜側
壁の下の領域ではX線ビームが実質的に打ち消されず、
これら領域の下のホトレジストは実質的に完全に露光さ
れることになる。その結果、マスクの移相特性部の直立
側壁に対応してターゲットレジストに分離した薄い壁が
形成される。移相マスクの傾斜側壁は、例えば、吸収材
を有するX線マスクをある角度で透過するX線ビームで
PMMAホトレジスト材料を露光して、ホトレジストに
向かうX線の吸収がある角度で生じるようにすることに
より、形成することができる。ターゲットホトレジスト
上に露光せずに残されるラインの巾は、マスク構造体と
ターゲットホトレジストとの間のギャップを変更する
か、或いはマスクのキャリア上の移相材料の選択された
領域とその下のターゲットホトレジスト材料との間のギ
ャップを変更することにより、必要に応じて選択するこ
とができる。
【0009】本発明の目的、特徴及び効果は、添付図面
を参照した以下の詳細な説明より明らかとなるであろ
う。
を参照した以下の詳細な説明より明らかとなるであろ
う。
【0010】
【実施例】本発明は、高度にコリメートされた広帯域ス
ペクトルのX線束を発生するシンクロトロンX線源を使
用するのに特に適している。このようなX線束を使用し
てターゲットホトレジストを選択的に露光し、吸収X線
マスクにより通常形成できるものよりも小さい構造体を
形成することが図1に示されている。図1に線20で示
された光子束は、好ましくは、サイクロトロンソースか
ら発生され、比較的広いスペクトルの空間的にコヒレン
トで一時的にインコヒレントなX線より成るものであ
る。このX線ビーム20は移相マスク22を透過し、該
マスクは、平らな上面及び下面28及び29を有してい
てX線を実質的に透過するキャリア23と、好ましくは
X線を透過するか又は入射するX線を最小限に吸収する
だけである移相特性部24とを備えている。移相材料2
4の厚みは、これを通る光子が、この移相材料のないマ
スクの領域25を通る光子に対して光子の波長の約1/
2だけ移相される(πシフト)ように選択される。サイ
クロトロンのような広帯域のX線源を使用する場合に
は、ホトレジストと最も相互作用するX線の領域に対し
て実質的に0.5波長の移相を与えるように移相材料の
厚みを選択するのが好ましい。移相されたX線が図1に
線26で示されており、移相されないX線が図1に線2
7で示されている。移相特性部24を形成する領域は、
明確で良好に定められた交点30において領域25に交
差するのが好ましい。ここでは、移相材料24が図1に
示すように実質的に直立した側壁31を有している。こ
の側壁31は、実質的にコリメートされた入力光子20
の伝播方向に対して実質的に平行であって且つキャリア
23の表面28及び29に対して垂直であるという意味
で直立している。
ペクトルのX線束を発生するシンクロトロンX線源を使
用するのに特に適している。このようなX線束を使用し
てターゲットホトレジストを選択的に露光し、吸収X線
マスクにより通常形成できるものよりも小さい構造体を
形成することが図1に示されている。図1に線20で示
された光子束は、好ましくは、サイクロトロンソースか
ら発生され、比較的広いスペクトルの空間的にコヒレン
トで一時的にインコヒレントなX線より成るものであ
る。このX線ビーム20は移相マスク22を透過し、該
マスクは、平らな上面及び下面28及び29を有してい
てX線を実質的に透過するキャリア23と、好ましくは
X線を透過するか又は入射するX線を最小限に吸収する
だけである移相特性部24とを備えている。移相材料2
4の厚みは、これを通る光子が、この移相材料のないマ
スクの領域25を通る光子に対して光子の波長の約1/
2だけ移相される(πシフト)ように選択される。サイ
クロトロンのような広帯域のX線源を使用する場合に
は、ホトレジストと最も相互作用するX線の領域に対し
て実質的に0.5波長の移相を与えるように移相材料の
厚みを選択するのが好ましい。移相されたX線が図1に
線26で示されており、移相されないX線が図1に線2
7で示されている。移相特性部24を形成する領域は、
明確で良好に定められた交点30において領域25に交
差するのが好ましい。ここでは、移相材料24が図1に
示すように実質的に直立した側壁31を有している。こ
の側壁31は、実質的にコリメートされた入力光子20
の伝播方向に対して実質的に平行であって且つキャリア
23の表面28及び29に対して垂直であるという意味
で直立している。
【0011】マスク22を通過したX線26及び27
は、基体34に支持されたターゲットホトレジスト33
の層に入射する。これらの光子はホトレジスト33によ
って選択的に吸収され、説明の目的で、図1の線36
は、マスクの移相領域24と非移相領域25との間の交
点30にある直立側壁に対応する線37の各側において
X線26及び27からホトレジストによって吸収される
相対的なX線エネルギーを示している。空間的にコヒレ
ントなX線26及び27の破壊的な干渉により境界線3
7の付近でそれらのフィールドが打ち消し合い、ターゲ
ットホトレジストによって吸収されるX線エネルギーの
強度が中心線37上の点38において最小に達する。点
38で表されたエネルギーの吸収は、レジスト33の露
光スレッシュホールドエネルギーレベル39より低いの
が好ましい。即ち、図1に示す線39のレベルより低い
光子エネルギーを受け取ったレジストの領域は、ポジレ
ジストの場合に、現像剤によって溶解しない。しかしな
がら、現像剤は、スレッシュホールド39が露光レベル
曲線36に交差する点41の左と、スレッシュホールド
39が曲線36に交差する点42の右ではターゲットホ
トレジストの領域を溶解する。もちろん、実際のホトレ
ジストでは、露光スレッシュホールド39が図1に示す
ような細い線ではなく、一定の移行ゾーンにわたって変
化する。従って、露光後に現像溶剤によってレジストが
除去されたときには、基体34上に残るレジストによっ
て定められる構造体は、点41及び42に純粋な垂直側
壁をもたずに、若干傾斜した側壁をもつことになる。し
かしながら、側壁構造体をできるだけ垂直に且つ明確に
定めるようにするためにレジストスレッシュホールド3
9をできるだけ明確にするのが好ましい。
は、基体34に支持されたターゲットホトレジスト33
の層に入射する。これらの光子はホトレジスト33によ
って選択的に吸収され、説明の目的で、図1の線36
は、マスクの移相領域24と非移相領域25との間の交
点30にある直立側壁に対応する線37の各側において
X線26及び27からホトレジストによって吸収される
相対的なX線エネルギーを示している。空間的にコヒレ
ントなX線26及び27の破壊的な干渉により境界線3
7の付近でそれらのフィールドが打ち消し合い、ターゲ
ットホトレジストによって吸収されるX線エネルギーの
強度が中心線37上の点38において最小に達する。点
38で表されたエネルギーの吸収は、レジスト33の露
光スレッシュホールドエネルギーレベル39より低いの
が好ましい。即ち、図1に示す線39のレベルより低い
光子エネルギーを受け取ったレジストの領域は、ポジレ
ジストの場合に、現像剤によって溶解しない。しかしな
がら、現像剤は、スレッシュホールド39が露光レベル
曲線36に交差する点41の左と、スレッシュホールド
39が曲線36に交差する点42の右ではターゲットホ
トレジストの領域を溶解する。もちろん、実際のホトレ
ジストでは、露光スレッシュホールド39が図1に示す
ような細い線ではなく、一定の移行ゾーンにわたって変
化する。従って、露光後に現像溶剤によってレジストが
除去されたときには、基体34上に残るレジストによっ
て定められる構造体は、点41及び42に純粋な垂直側
壁をもたずに、若干傾斜した側壁をもつことになる。し
かしながら、側壁構造体をできるだけ垂直に且つ明確に
定めるようにするためにレジストスレッシュホールド3
9をできるだけ明確にするのが好ましい。
【0012】移相マスク22は、X線リソグラフィー処
理に適した種々の材料で形成することができる。例え
ば、キャリア23は、入ってくるX線束を著しく吸収し
ないように充分に薄い窒化シリコン(Si3 N4 )の微
細な膜である(例えば、1μm以下の範囲)。移相特性
部24に適した材料は、2.5ないし3μm厚みのフィ
ルムの形態で形成された場合に適当な帯域のX線光子に
対し所望の半波長移相を与えるポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)である。又、適当なターゲットレジスト
33もX線リソグラフィー処理に適したPMMAであ
り、比較的鮮明なスレッシュホールドレベル39を有す
るものである。3.0μmのPMMA層は、移相部24
としては、ターゲットレジストにエネルギーの大部分が
蓄積されるスペクトル領域(1000ないし1300e
V)にわたって約半波長の移相(πシフト)を導入す
る。二酸化シリコンや、多結晶シリコンや、ベリリウム
のような他の材料、及び種々様々な他の材料を移相材料
24として用いて、PMMAよりも固く且つ安定した移
相マスクを形成することができる。
理に適した種々の材料で形成することができる。例え
ば、キャリア23は、入ってくるX線束を著しく吸収し
ないように充分に薄い窒化シリコン(Si3 N4 )の微
細な膜である(例えば、1μm以下の範囲)。移相特性
部24に適した材料は、2.5ないし3μm厚みのフィ
ルムの形態で形成された場合に適当な帯域のX線光子に
対し所望の半波長移相を与えるポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)である。又、適当なターゲットレジスト
33もX線リソグラフィー処理に適したPMMAであ
り、比較的鮮明なスレッシュホールドレベル39を有す
るものである。3.0μmのPMMA層は、移相部24
としては、ターゲットレジストにエネルギーの大部分が
蓄積されるスペクトル領域(1000ないし1300e
V)にわたって約半波長の移相(πシフト)を導入す
る。二酸化シリコンや、多結晶シリコンや、ベリリウム
のような他の材料、及び種々様々な他の材料を移相材料
24として用いて、PMMAよりも固く且つ安定した移
相マスクを形成することができる。
【0013】一般に、干渉打ち消しの強さは、マスク上
の移相材料24のスペクトル特性によって決まるのであ
って、マスク22とターゲットレジスト33の上面との
間のギャップ距離によって決まるのではない。マスク2
2とターゲットレジスト33との間のギャップは、露光
されたターゲットレジストに充分な線巾を得るためには
15μm以下の範囲の小さなものであるのが好ましい。
の移相材料24のスペクトル特性によって決まるのであ
って、マスク22とターゲットレジスト33の上面との
間のギャップ距離によって決まるのではない。マスク2
2とターゲットレジスト33との間のギャップは、露光
されたターゲットレジストに充分な線巾を得るためには
15μm以下の範囲の小さなものであるのが好ましい。
【0014】ターゲットレジストに閉じた曲線を形成す
るマスクを有する本発明による移相マスク22の構造体
が図2及び3に示されている。マスクを形成する例示的
な技術においては、シンクロトロンビームからのX線2
0を用いてマスターマスク44を経て露光が行われ、こ
のマスクは、キャリア45(例えば、1μm以下の窒化
シリコン)と、このキャリアの表面上に形成された金属
の吸収部46及び47(例えば、金)とで形成される。
この吸収部46は明確に定められた直立した側壁を有
し、ビーム20の実質的にコリメートされたX線がこれ
を通過するときには、金属吸収部のパターン46及び4
7に対応するパターンでホトレジストの層(例えば、P
MMA)を露光し、これら吸収部46及び47によって
遮蔽された領域50はレジストが露光されず、一方、ビ
ーム20のX線が金属吸収部によって妨げられない領域
51はレジストが充分に露光される。次いで、この露光
されたPMMAは、適当なPMMA現像液バス、例え
ば、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールや、テト
ラヒドロ−1−4オクサジン(モルホリン)や、2−ア
ミノエタノール(エタノラミン)や、脱イオン化蒸留水
のような混合物を用いて除去される。現像後に、キャリ
ア23上に残るレジスト領域24は、明確に定められた
垂直の直立側壁31を有し、これは、X線ビームがマス
ク22を通過するときに最大の移相干渉を得るのに望ま
れるものである。マスク22を形成するときにはX線リ
ソグラフィーが特に効果的である。というのは、比較的
厚いレジスト層49をキャリア23上にメッキすること
ができ、そして非常に良好に定められた滑らかな直立側
壁31を残すように露光できるからである。もちろん、
レジストの露光を用いて型を形成し、次いで、構造体2
4のまわりでキャリア23上に移相材料をメッキし、付
着した材料が側壁31の形状をとるようにすることによ
り、X線マスクを形成することができる。次いで、型を
形成するPMMA材料は、X線で露光して現像液バスで
現像しPMMA全体を除去することによって取り去るこ
とができる。
るマスクを有する本発明による移相マスク22の構造体
が図2及び3に示されている。マスクを形成する例示的
な技術においては、シンクロトロンビームからのX線2
0を用いてマスターマスク44を経て露光が行われ、こ
のマスクは、キャリア45(例えば、1μm以下の窒化
シリコン)と、このキャリアの表面上に形成された金属
の吸収部46及び47(例えば、金)とで形成される。
この吸収部46は明確に定められた直立した側壁を有
し、ビーム20の実質的にコリメートされたX線がこれ
を通過するときには、金属吸収部のパターン46及び4
7に対応するパターンでホトレジストの層(例えば、P
MMA)を露光し、これら吸収部46及び47によって
遮蔽された領域50はレジストが露光されず、一方、ビ
ーム20のX線が金属吸収部によって妨げられない領域
51はレジストが充分に露光される。次いで、この露光
されたPMMAは、適当なPMMA現像液バス、例え
ば、2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールや、テト
ラヒドロ−1−4オクサジン(モルホリン)や、2−ア
ミノエタノール(エタノラミン)や、脱イオン化蒸留水
のような混合物を用いて除去される。現像後に、キャリ
ア23上に残るレジスト領域24は、明確に定められた
垂直の直立側壁31を有し、これは、X線ビームがマス
ク22を通過するときに最大の移相干渉を得るのに望ま
れるものである。マスク22を形成するときにはX線リ
ソグラフィーが特に効果的である。というのは、比較的
厚いレジスト層49をキャリア23上にメッキすること
ができ、そして非常に良好に定められた滑らかな直立側
壁31を残すように露光できるからである。もちろん、
レジストの露光を用いて型を形成し、次いで、構造体2
4のまわりでキャリア23上に移相材料をメッキし、付
着した材料が側壁31の形状をとるようにすることによ
り、X線マスクを形成することができる。次いで、型を
形成するPMMA材料は、X線で露光して現像液バスで
現像しPMMA全体を除去することによって取り去るこ
とができる。
【0015】図3に示すX線移相マスク22は、移相特
性部24の島が移相特性部をもたないキャリアの領域2
5によって取り巻かれている。従って、図3のマスク2
2を用いてレジストのターゲット層を露光したときに
は、レジストの現像後に、マスク上の移相特性部24の
周囲に対応する閉じた曲線より成る構造体が残される。
しかしながら、本発明は、閉じた曲線の薄い壁状構造体
を形成することに限定されるものではない。
性部24の島が移相特性部をもたないキャリアの領域2
5によって取り巻かれている。従って、図3のマスク2
2を用いてレジストのターゲット層を露光したときに
は、レジストの現像後に、マスク上の移相特性部24の
周囲に対応する閉じた曲線より成る構造体が残される。
しかしながら、本発明は、閉じた曲線の薄い壁状構造体
を形成することに限定されるものではない。
【0016】図4及び5は、閉じた薄壁以外の構造体を
形成することのできるマスク54を示している。これら
の図に示されたマスク54において、キャリア23は、
終端壁56を有する金属の吸収層55(例えば、典型的
に0.8μm厚みの金)を備えている。次いで、移相部
57が、上記したように吸収部55を部分的に覆ってキ
ャリア23上に付着される。移相部57は下部区分58
を含んでおり、その厚みは、移相部もしくは吸収部が形
成されていないキャリアの領域に対してこれを通過する
光子に半波長の移相を導入するように選択される。又、
移相部57は、吸収部55上にメッキされた高レベル部
59も有している。移行部60は、明確に定められた垂
直の直立壁ではなくて横方向に傾斜したパターンで領域
58及び59の上面を接続する。この傾斜部60は、一
般に、キャリア及びこのキャリア上の吸収部55の上に
PMMAレジスト層(例えば、2.5ないし3.0μm
のPMMA)が付着されるときに、自然に形成される。
形成することのできるマスク54を示している。これら
の図に示されたマスク54において、キャリア23は、
終端壁56を有する金属の吸収層55(例えば、典型的
に0.8μm厚みの金)を備えている。次いで、移相部
57が、上記したように吸収部55を部分的に覆ってキ
ャリア23上に付着される。移相部57は下部区分58
を含んでおり、その厚みは、移相部もしくは吸収部が形
成されていないキャリアの領域に対してこれを通過する
光子に半波長の移相を導入するように選択される。又、
移相部57は、吸収部55上にメッキされた高レベル部
59も有している。移行部60は、明確に定められた垂
直の直立壁ではなくて横方向に傾斜したパターンで領域
58及び59の上面を接続する。この傾斜部60は、一
般に、キャリア及びこのキャリア上の吸収部55の上に
PMMAレジスト層(例えば、2.5ないし3.0μm
のPMMA)が付着されるときに、自然に形成される。
【0017】マスク54を用いてX線ビームでターゲッ
トホトレジストの層を露光したときには、図6に示す構
造体が基体34上に形成される。良好に定められた特性
部65が吸収部55の下の現像されたターゲットホトレ
ジストに残され、移相部57の境界側壁61の下でこの
ような側壁がマスク55上になかったところの現像され
たレジストに閉じた薄壁構造体66が残される。マスク
55上の領域59内で移相部を通過するX線は吸収部5
5によって本質的に完全に吸収されるので、移相部の側
壁62の下で基体34上にはそれに対応する構造体が形
成されない。
トホトレジストの層を露光したときには、図6に示す構
造体が基体34上に形成される。良好に定められた特性
部65が吸収部55の下の現像されたターゲットホトレ
ジストに残され、移相部57の境界側壁61の下でこの
ような側壁がマスク55上になかったところの現像され
たレジストに閉じた薄壁構造体66が残される。マスク
55上の領域59内で移相部を通過するX線は吸収部5
5によって本質的に完全に吸収されるので、移相部の側
壁62の下で基体34上にはそれに対応する構造体が形
成されない。
【0018】本発明による移相マスクを用いて完全に分
離した開いた薄壁構造体を形成することもできる。これ
は、移相作用が所望されるところに直立した側壁を有す
ると共に、移相作用が所望されないところに傾斜した側
壁を有するような移相部を形成することによって達成で
きる。傾斜側壁では大巾に位相の異なるX線が相互作用
しないためにフィールドが実質的に打ち消し合わず、従
って、比較的均一で高輝度のX線束がその界面にわたっ
て生じる。このようなX線マスク構造体は、図7に示す
ようにX線レジスト49を最初に露光することにより形
成できる。金属の吸収部71が所望のパターンで形成さ
れたキャリア70より成るマスター(吸収)X線マスク
に対してX線光子がある角度で入射する。マスクを通過
したX線は、ある角度でレジスト層(例えば、2.75
μmのPMMA)に交差し、傾斜面75で合流する露光
領域73と非露光領域74が形成される。その結果、現
像の後に、図8及び9に示すように、実質的に直立した
垂直の側壁78と傾斜した側壁79とを有する位相部7
7が形成される。側壁79の領域においてキャリア23
へ直角に通過するX線に対して与えられる位相の程度
は、側壁の全長にわたって連続的に変化し、側壁79の
下の位置における干渉作用を本質的に取り去るものであ
る。
離した開いた薄壁構造体を形成することもできる。これ
は、移相作用が所望されるところに直立した側壁を有す
ると共に、移相作用が所望されないところに傾斜した側
壁を有するような移相部を形成することによって達成で
きる。傾斜側壁では大巾に位相の異なるX線が相互作用
しないためにフィールドが実質的に打ち消し合わず、従
って、比較的均一で高輝度のX線束がその界面にわたっ
て生じる。このようなX線マスク構造体は、図7に示す
ようにX線レジスト49を最初に露光することにより形
成できる。金属の吸収部71が所望のパターンで形成さ
れたキャリア70より成るマスター(吸収)X線マスク
に対してX線光子がある角度で入射する。マスクを通過
したX線は、ある角度でレジスト層(例えば、2.75
μmのPMMA)に交差し、傾斜面75で合流する露光
領域73と非露光領域74が形成される。その結果、現
像の後に、図8及び9に示すように、実質的に直立した
垂直の側壁78と傾斜した側壁79とを有する位相部7
7が形成される。側壁79の領域においてキャリア23
へ直角に通過するX線に対して与えられる位相の程度
は、側壁の全長にわたって連続的に変化し、側壁79の
下の位置における干渉作用を本質的に取り去るものであ
る。
【0019】図9のマスクを用いてホトレジストのター
ゲット層を露光すると、現像後に、図10に示す構造体
が形成される。この構造体では、ホトレジストの2つの
薄壁80が位相部77の側壁78の下に対応する位置に
おいてキャリア34に残される。
ゲット層を露光すると、現像後に、図10に示す構造体
が形成される。この構造体では、ホトレジストの2つの
薄壁80が位相部77の側壁78の下に対応する位置に
おいてキャリア34に残される。
【0020】本発明の位相マスクを用いると、最終的に
形成される薄壁構造体の巾を選択することができる。こ
れを達成するやり方の例が図11及び12に示されてい
る。図11に示す位相マスク84は、キャリア23の表
面に直接形成された位相特性材料の領域85と、スペー
サ88の上面に形成された別の位相特性部86とを備え
ており、スペーサは、位相特性部85よりも位相特性部
86をターゲット材料から更に遠く離間するものであ
る。スペーサ88は、これを通過するX線を実質的に移
相しない(従って、スペーサ88の側壁において干渉作
用が生じない)非常にロスの少ない材料で形成されても
よいし、或いはX線を移相する材料であるがそれが全波
長の倍数移相(2π移相又はその倍数)となるようにス
ペーサ厚みを選択することにより干渉作用を生じさせな
いもので形成してもよい。従って、X線20がマスク8
4を通過するときには、移相特性部85の側壁89と移
相特性部86の側壁90とにおいてのみ干渉作用が生
じ、ターゲットレジストの現像後には、図12に示すよ
うな薄壁構造体が形成される。移相特性部85の側壁8
9の下には薄壁構造体93が形成され、そして移相特性
部86の側壁90の下には巾の広い壁構造体94が形成
される。一般に、移相部とターゲットレジスト材料との
ギャップが大きいほど、回折パターンが広くなり、干渉
領域のサイズが大きくなることにより、形成される壁構
造体の巾も大きくなる。もちろん、ターゲットホトレジ
ストに形成される全ての線の巾を変えるように、マスク
とターゲット構造体との間のギャップを全体的に変える
ことができる。
形成される薄壁構造体の巾を選択することができる。こ
れを達成するやり方の例が図11及び12に示されてい
る。図11に示す位相マスク84は、キャリア23の表
面に直接形成された位相特性材料の領域85と、スペー
サ88の上面に形成された別の位相特性部86とを備え
ており、スペーサは、位相特性部85よりも位相特性部
86をターゲット材料から更に遠く離間するものであ
る。スペーサ88は、これを通過するX線を実質的に移
相しない(従って、スペーサ88の側壁において干渉作
用が生じない)非常にロスの少ない材料で形成されても
よいし、或いはX線を移相する材料であるがそれが全波
長の倍数移相(2π移相又はその倍数)となるようにス
ペーサ厚みを選択することにより干渉作用を生じさせな
いもので形成してもよい。従って、X線20がマスク8
4を通過するときには、移相特性部85の側壁89と移
相特性部86の側壁90とにおいてのみ干渉作用が生
じ、ターゲットレジストの現像後には、図12に示すよ
うな薄壁構造体が形成される。移相特性部85の側壁8
9の下には薄壁構造体93が形成され、そして移相特性
部86の側壁90の下には巾の広い壁構造体94が形成
される。一般に、移相部とターゲットレジスト材料との
ギャップが大きいほど、回折パターンが広くなり、干渉
領域のサイズが大きくなることにより、形成される壁構
造体の巾も大きくなる。もちろん、ターゲットホトレジ
ストに形成される全ての線の巾を変えるように、マスク
とターゲット構造体との間のギャップを全体的に変える
ことができる。
【0021】本発明においては、移相マスクを通過した
X線束20が充分に広帯域の波長を有しているのが好ま
しい。というのは、実質的にモノクロマティックのX線
源ではなくて広帯域のX線を用いた場合には、移相特性
部の側壁の下の干渉パターンにおけるX線エネルギー強
度のサイドローブが適度なものとなるからである。
X線束20が充分に広帯域の波長を有しているのが好ま
しい。というのは、実質的にモノクロマティックのX線
源ではなくて広帯域のX線を用いた場合には、移相特性
部の側壁の下の干渉パターンにおけるX線エネルギー強
度のサイドローブが適度なものとなるからである。
【0022】又、移相材料は、これを通過するX線をあ
る程度吸収するのが好ましい。その理由が図13及び1
4に示されている。図13は、キャリア34を有し、そ
の上に2つの移相特性部24が非移相領域25によって
分離されて形成された移相マスクを示している。移相領
域24が吸収のない完全移相材料で形成された場合、図
13のマスクを通過したX線に対するターゲットホトレ
ジストのX線強度パターンが図14にグラフ98で示さ
れている。X線束の強度は、移相部24の側壁31の下
の点99において最小に達する。曲線101で示された
移相部24の下の領域における相対的な強度レベルは、
曲線102で示された非移相領域25の下の領域におけ
る強度と実質的に同じレベルである。しかしながら、図
14に示すように、最小点99の付近の位置ではX線強
度に相当の振動がある。
る程度吸収するのが好ましい。その理由が図13及び1
4に示されている。図13は、キャリア34を有し、そ
の上に2つの移相特性部24が非移相領域25によって
分離されて形成された移相マスクを示している。移相領
域24が吸収のない完全移相材料で形成された場合、図
13のマスクを通過したX線に対するターゲットホトレ
ジストのX線強度パターンが図14にグラフ98で示さ
れている。X線束の強度は、移相部24の側壁31の下
の点99において最小に達する。曲線101で示された
移相部24の下の領域における相対的な強度レベルは、
曲線102で示された非移相領域25の下の領域におけ
る強度と実質的に同じレベルである。しかしながら、図
14に示すように、最小点99の付近の位置ではX線強
度に相当の振動がある。
【0023】実際の移相マスク材料を用いた効果が図1
5にグラフ104で示されており、これは、実際の移相
材料の中央領域24と、その周りの非移相領域25とを
有するマスクを通過したX線束のパターンに対応するも
のである。最低強度点106は側壁31の位置にある
が、この場合、領域25の下で側壁以外のところにある
領域107におけるX線強度は、移相部24の下の領域
におけるX線エネルギー109よりも高い。しかし、最
低点106は明確に定められると共に、移相部の下の若
干低いエネルギーレベル109とはエネルギーが相当に
異なり、X線強度の振動も著しく減衰されている。図1
5の曲線105は、0.8μmの窒化シリコンのキャリ
ア上に2.5μmのPMMAをもちそしてマスクとター
ゲットホトレジストとの間のギャップが10μmである
ような吸収マスクに対して計算されたものである。又、
この曲線105は、1200eVのモノクロマティック
X線ビームと13μmのベリリウムフィルタとを用いそ
して露光時間が1秒であるとして計算されたものであ
る。キャリアの強度は0.033であり、マスクコント
ラストは1.328であった。モノクロマティックから
の高周波数振動は、システムの光源をぼかすことによっ
て若干平滑化することができる。これは、空間的なイン
コヒレンス性を加え、像をスムースにする助けをする。
5にグラフ104で示されており、これは、実際の移相
材料の中央領域24と、その周りの非移相領域25とを
有するマスクを通過したX線束のパターンに対応するも
のである。最低強度点106は側壁31の位置にある
が、この場合、領域25の下で側壁以外のところにある
領域107におけるX線強度は、移相部24の下の領域
におけるX線エネルギー109よりも高い。しかし、最
低点106は明確に定められると共に、移相部の下の若
干低いエネルギーレベル109とはエネルギーが相当に
異なり、X線強度の振動も著しく減衰されている。図1
5の曲線105は、0.8μmの窒化シリコンのキャリ
ア上に2.5μmのPMMAをもちそしてマスクとター
ゲットホトレジストとの間のギャップが10μmである
ような吸収マスクに対して計算されたものである。又、
この曲線105は、1200eVのモノクロマティック
X線ビームと13μmのベリリウムフィルタとを用いそ
して露光時間が1秒であるとして計算されたものであ
る。キャリアの強度は0.033であり、マスクコント
ラストは1.328であった。モノクロマティックから
の高周波数振動は、システムの光源をぼかすことによっ
て若干平滑化することができる。これは、空間的なイン
コヒレンス性を加え、像をスムースにする助けをする。
【0024】かくて、本発明は、ターゲット上に巾が5
0nm以下の露光構造体を得ることのできる移相マスク
を提供する。従って、この技術によりホトレジストに薄
壁構造体を形成することができる。しかしながら、選択
された領域内でホトレジストを除去して他の材料層のド
ーピングや酸化や付着を行うといったマイクロ電子処理
に通常使用される他の目的でレジストを選択的に露光す
るようにこの技術を用いることもできる。本発明によれ
ば、近X線リソグラフィーをナノメータレンジまで拡張
できることにより、X線用の投影システムを用いてこの
ような小さい構造体を得ることを不要とすることができ
る。
0nm以下の露光構造体を得ることのできる移相マスク
を提供する。従って、この技術によりホトレジストに薄
壁構造体を形成することができる。しかしながら、選択
された領域内でホトレジストを除去して他の材料層のド
ーピングや酸化や付着を行うといったマイクロ電子処理
に通常使用される他の目的でレジストを選択的に露光す
るようにこの技術を用いることもできる。本発明によれ
ば、近X線リソグラフィーをナノメータレンジまで拡張
できることにより、X線用の投影システムを用いてこの
ような小さい構造体を得ることを不要とすることができ
る。
【0025】以上に本発明の実施例を説明したが、当業
者であれば、請求に範囲に規定する本発明の範囲から逸
脱せずに変更や修正がなされ得ることが明らかであろ
う。
者であれば、請求に範囲に規定する本発明の範囲から逸
脱せずに変更や修正がなされ得ることが明らかであろ
う。
【図1】本発明による移相マスクを通してターゲットホ
トレジストをX線露光するところを示した概略図であ
る。
トレジストをX線露光するところを示した概略図であ
る。
【図2】本発明による移相マスクを形成する例示的なプ
ロセスを示す概略図である。
ロセスを示す概略図である。
【図3】図2のプロセスによって形成された本発明移相
マスクの概略断面図である。
マスクの概略断面図である。
【図4】吸収領域と移相領域を組み合わせた移相マスク
の断面図である。
の断面図である。
【図5】図4の移相マスクの上面図である。
【図6】図4及び5のマスク構造体でホトレジストを露
光し、その後に現像することにより得られたターゲット
ホトレジストのパターンを示す上面図である。
光し、その後に現像することにより得られたターゲット
ホトレジストのパターンを示す上面図である。
【図7】キャリア面の法線に対してある角度でマスクホ
トレジストに向けられるX線を用いてX線マスクを形成
する別の方法であって、露光したホトレジストが次の処
理のためのX線マスクとなるような方法を示す概略図で
ある。
トレジストに向けられるX線を用いてX線マスクを形成
する別の方法であって、露光したホトレジストが次の処
理のためのX線マスクとなるような方法を示す概略図で
ある。
【図8】図7に示すように形成された移相マスク構造体
の平面図である。
の平面図である。
【図9】図8の移相マスクの断面図である。
【図10】図8及び9のマスク構造体を用いてポジのタ
ーゲットレジストに形成した分離されたラインを示す平
面図である。
ーゲットレジストに形成した分離されたラインを示す平
面図である。
【図11】キャリア膜に直接設けられた移相特性部と、
透過するX線に対して本質的に倍数波長の移相を与える
スペーサ材料上の別の移相特性部とを有するマスクの露
光を示した断面図である。
透過するX線に対して本質的に倍数波長の移相を与える
スペーサ材料上の別の移相特性部とを有するマスクの露
光を示した断面図である。
【図12】図11のマスクを用いて露光したことによる
ターゲットホトレジストへの作用を示す図である。
ターゲットホトレジストへの作用を示す図である。
【図13】例示的な移相マスクの断面図である。
【図14】移相特性部がX線を完全に透過するような図
13のマスクの下のX線強度を示すグラフである。
13のマスクの下のX線強度を示すグラフである。
【図15】図14と同様のグラフであって、X線吸収部
をもつ移相部を使用した場合のX線強度を示すグラフで
ある。
をもつ移相部を使用した場合のX線強度を示すグラフで
ある。
20 X線光子束 22 移相マスク 23 キャリア 24 移相特性部 28 上面 29 下面 25 非移相領域 26、27 X線 33 ターゲットホトレジスト 34 基体 38 最小点 39 露光スレッシュホールドエネルギーレベル
Claims (26)
- 【請求項1】 (a)上面及び下面を有し、透過するX
線を実質的に減衰しない薄い材料のキャリアと、 (b)上記キャリアの表面上に形成された少なくとも1
つの移相特性部とを備え、この特性部は、透過するX線
の選択された帯域をそのX線の実質的に半波長だけ移相
するように選択した高さをもつX線移相材料の領域によ
って画成され、更に、この特性部は、上記キャリアの表
面に対して実質的に直立した少なくとも1つの明確に定
められた側壁を有し、マスク上に上記特性部を形成する
材料がPMMAであることを特徴とするX線リソグラフ
ィーマスク。 - 【請求項2】 上記特性部は、キャリア上の高さが約
2.5ないし3.0ミクロンである請求項1に記載のX
線リソグラフィーマスク。 - 【請求項3】 (a)上面及び下面を有し、透過するX
線を実質的に減衰しない薄い材料のキャリアと、 (b)上記キャリアの表面上に形成された少なくとも1
つの移相特性部とを備え、この特性部は、透過するX線
の選択された帯域をそのX線の実質的に半波長だけ移相
するように選択した高さをもつX線移相材料の領域によ
って画成され、更に、この特性部は、上記キャリアの表
面に対して実質的に直立した少なくとも1つの明確に定
められた側壁を有し、上記キャリア上に形成された特性
部は、上記直立した側壁に加えて、上記キャリアの表面
に対してある角度に傾斜した少なくとも1つの側壁を有
することを特徴とするX線リソグラフィーマスク。 - 【請求項4】 上記キャリアの表面上にあるパターンで
形成されたX線吸収材料を更に備え、上記移相特性部を
形成する材料は、その一部分が上記X線吸収材料に重畳
している請求項1に記載のX線リソグラフィーマスク。 - 【請求項5】 (a)上面及び下面を有し、透過するX
線を実質的に減衰しない薄い材料のキャリアと、 (b)上記キャリアの表面上に形成された少なくとも1
つの移相特性部とを備え、この特性部は、透過するX線
の選択された帯域をそのX線の実質的に半波長だけ移相
するように選択した高さをもつX線移相材料の領域によ
って画成され、更に、この特性部は、上記キャリアの表
面に対して実質的に直立した少なくとも1つの明確に定
められた側壁を有し、そして更に、 (c)上記キャリアの表面上に形成された少なくとも1
つのスペーサを備え、このスペーサは、透過するX線を
実質的に移相しない材料のグループから選択されるか、
或いは透過するX線の全波移相又はその倍数移相を導入
するように選択された高さをもつものであり、更に、上
記移相材料で形成された複数の移相特性部があって、こ
れら特性部の少なくとも1つはキャリアの表面上に直接
形成されそして少なくとも1つはスペーサ上に形成さ
れ、これにより、X線が透過するときに、スペーサ上の
移相特性部の下でターゲットホトレジストに形成された
パターンが、キャリアの表面上にある移相特性部の下で
ターゲットホトレジストに形成された構造体よりも広が
ることを特徴とするX線リソグラフィーマスク。 - 【請求項6】 上記移相特性部を形成する材料は、透過
するX線を部分的に吸収する請求項5に記載のX線リソ
グラフィーマスク。 - 【請求項7】 X線リソグラフィーによってマイクロ構
造体を形成する方法において、 (a)上面及び下面を有し、透過するX線を実質的に減
衰しない薄い材料のキャリアと、このキャリアの表面上
に形成された少なくとも1つの移相特性部とを有するX
線リソグラフィーマスクを用意し、上記移相特性部は、
透過するX線の選択された帯域をそのX線の実質的に半
波長だけ移相するような高さをもつ移相材料の領域によ
って画成され、この移相材料はX線を実質的に透過し、
更に、この特性部は、上記キャリアの表面に対して実質
的に直立した少なくとも1つの明確に定められた側壁を
有し、 (b)X線感知ホトレジストのターゲット層を基体上に
設け、このターゲットは上記マスクの下に小さなギャッ
プでマスクから離間して配置させ、 (c)実質的にコリメートしたX線ビームを上記マスク
を通して上記ターゲットに向け、上記移相特性部の上記
側壁下の領域に隣接する領域であって上記移相特性部の
下の領域を含んでいる領域内にあるターゲットホトレジ
ストは実質的に完全に露光させる一方、上記移相特性部
の上記直立側壁下にある領域内のターゲットホトレジス
トは、干渉作用により、このような領域内のホトレジス
トがホトレジスト現像剤で現像されなくなるに充分なほ
ど低レベルに露光させ、そして (d)上記ターゲットホトレジストを現像して、上記完
全に露光したレジストを除去すると共に、マスク上の移
相特性部の直立側壁の下にあった基体上に薄壁構造体を
残すようにしたことを特徴とする方法。 - 【請求項8】 上記マスクとターゲットホトレジストと
の間の上記ギャップは10ミクロン以下である請求項7
に記載の方法。 - 【請求項9】 実質的にコリメートされたX線ビームを
通す上記段階は、サイクロトロンからX線を発生しそし
てこのサイクロトロンからのX線をマスクを経てターゲ
ットホトレジストに通すことにより行なう請求項7に記
載の方法。 - 【請求項10】 上記ホトレジストは、明確に定められ
たレジスト露光スレッシュホールドを有し、上記移相特
性部の垂直側壁の下にあるターゲットレジストの領域
は、上記レジスト露光スレッシュホールドより低い露光
を受け、一方、それに隣接する領域は、X線露光スレッ
シュホールドより強い露光を受け、これにより、露光し
たホトレジストを現像した後は、基体上に残留するホト
レジストにより明確に定められた薄壁構造体が形成され
る請求項10に記載の方法。 - 【請求項11】 上記マスクは、少なくとも1つの直立
した側壁と、この直立した側壁に加えて、キャリアに対
して傾斜した少なくとも1つの側壁とを有する少なくと
も1つの移相特性部を備えていて、X線が透過するとき
に上記傾斜した側壁の下に著しい干渉作用が生じないよ
うになっており、更に、上記傾斜した側壁の下にあるタ
ーゲットホトレジストは現像剤によって全て除去される
請求項7に記載の方法。 - 【請求項12】 傾斜した側壁を有する上記特性部は、
直立側壁に交差してその両端を画成する2つの傾斜側壁
を有し、これにより、X線をマスクに透過してホトレジ
ストを現像した後に、現像されないホトレジストで形成
された分離した開放薄壁構造体が基体上に残されたまま
となる請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 上記X線マスクは、更に、キャリアの
表面にあるパターンで形成されたX線吸収部を含み、上
記移相特性部の材料は、その一部分が上記吸収構造体と
重畳し、これにより、X線がX線マスクを透過するとき
には、上記吸収部の下にあり且つ上記移相特性部の直立
側壁の下にあるターゲットレジストの領域が低いX線露
光を受け、ターゲットレジストの現像後にこの領域が基
体上に残される請求項7に記載の方法。 - 【請求項14】 上記X線マスクは、更に、キャリアの
表面に形成された少なくとも1つのスペーサを含み、こ
のスペーサは、透過するX線を本質的に全く移相しない
か、或いは透過するX線の全波移相又はその倍数移相を
導入する選択された高さを有しており、更に、複数の移
相特性部があって、その少なくとも1つはスペーサの上
面に形成されそして1つはキャリアの表面に直接形成さ
れ、X線がマスクに透過した後に、スペーサ上の特性部
の直立側壁の下にあるターゲットレジストの部分が、キ
ャリア表面上に直接形成された特性部の直立側壁の下に
あるターゲットレジストの部分よりも広い壁構造体を基
体上に残すようにした請求項7に記載の方法。 - 【請求項15】 上記移相特性部の材料は、透過するX
線を部分的に吸収する請求項7に記載の方法。 - 【請求項16】 マスク上の上記移相特性部の材料は、
PMMAで形成される請求項7に記載の方法。 - 【請求項17】 上記特性部は、キャリア表面上の高さ
が2.5ないし3ミクロンである請求項16に記載の方
法。 - 【請求項18】 (a)移相マスクを具備し、このマス
クは、 (1)上面及び下面を有し、透過するX線を実質的に減
衰しない薄い材料のキャリアと、 (2)上記キャリアに形成された少なくとも1つの移相
特性部とを備え、この特性部は、透過するX線の選択さ
れた帯域をそのX線の実質的に半波長だけ移相するよう
な高さをもつX線移相材料の領域によって画成され、更
に、この特性部は、上記キャリアの表面に対して実質的
に直立した少なくとも1つの明確に定められた側壁を有
し、 (b)基体上のホトレジストの層より成るターゲットを
更に具備し、このターゲットホトレジストは、その上面
が上記移相マスクの下に至近離間されてそこからギャッ
プで分離されており、上記ホトレジストは、選択された
帯域のX線が移相特性部を透過するときに、上記直立側
壁の下の領域を除いて、移相特性部の下が実質的に完全
に露光されるように選択されることを特徴とするX線リ
ソグラフィーマスク及びターゲットのセット。 - 【請求項19】 (a)移相マスクを具備し、このマス
クは、 (1)上面及び下面を有し、透過するX線を実質的に減
衰しない薄い材料のキャリアと、 (2)上記キャリアに形成された少なくとも1つの移相
特性部とを備え、この特性部は、透過するX線の選択さ
れた帯域をそのX線の実質的に半波長だけ移相するよう
な高さをもつ移相材料の領域によって画成され、更に、
この移相特性部は、上記キャリアの表面に対して実質的
に直立した少なくとも1つの明確に定められた側壁を有
し、 (b)基体上のホトレジストの層より成るターゲットを
更に具備し、このターゲットホトレジストは、その上面
が上記移相マスクの下に至近離間されてそこから約15
ミクロン以下のギャップで分離されており、マスク上に
上記特性部を形成する材料は、PMMAであることを特
徴とするX線リソグラフィーマスク及びターゲットのセ
ット。 - 【請求項20】 上記特性部は、キャリア上の高さが約
2.5ないし3.0ミクロンである請求項25に記載の
X線リソグラフィーマスク及びターゲットのセット。 - 【請求項21】 (a)移相マスクを具備し、このマス
クは、 (1)上面及び下面を有し、透過するX線を実質的に減
衰しない薄い材料のキャリアと、 (2)上記キャリアに形成された少なくとも1つの移相
特性部とを備え、この特性部は、透過するX線の選択さ
れた帯域をそのX線の実質的に半波長だけ移相するよう
な高さをもつ移相材料の領域によって画成され、更に、
この移相特性部は、上記キャリアの表面に対して実質的
に直立した少なくとも1つの明確に定められた側壁を有
し、 (b)基体上のホトレジストの層より成るターゲットを
更に具備し、このターゲットホトレジストは、その上面
が上記移相マスクの下に至近離間されてそこから約15
ミクロン以下のギャップで分離されており、更に、キャ
リアの表面上に形成された少なくとも1つのスペーサを
含み、このスペーサは、透過するX線を実質的に移相し
ない材料のグループから選択されるか、或いは透過する
X線の全波移相又はその倍数移相を導入するように選択
された高さをもつものであり、更に、上記移相材料で形
成された複数の移相特性部があって、これら特性部の少
なくとも1つはキャリアの表面上に直接形成されそして
少なくとも1つはスペーサ上に形成され、これにより、
X線がマスクを透過するときに、スペーサ上の移相特性
部の下でターゲットホトレジストに形成されたパターン
が、キャリアの表面上にある移相特性部の下でホトレジ
ストに形成された構造体よりも広がることを特徴とする
X線リソグラフィーマスク及びターゲットのセット。 - 【請求項22】 X線リソグラフィーによりマイクロ構
造体を形成する方法において、 (a)上面及び下面を有し、透過するX線を実質的に減
衰しない薄い材料のキャリアと、このキャリアの表面上
に形成された少なくとも1つの移相特性部とを有するX
線リソグラフィーマスクを用意し、上記移相特性部は、
透過するX線の選択された帯域をそのX線の実質的に半
波長だけ移相するような高さをもつ移相材料の領域によ
って画成され、この移相材料はX線を実質的に透過し、
更に、この特性部は、上記キャリアの表面に対して実質
的に直立した少なくとも1つの明確に定められた側壁を
有し、 (b)X線感知ホトレジストのターゲット層を基体上に
設け、このターゲットは上記マスクの下に小さなギャッ
プでマスクから離間して配置させ、 (c)X線ビームを上記マスクを通して上記ターゲット
に向け、上記移相特性部の上記側壁下の領域に隣接する
領域であって上記移相特性部の下の領域を含んでいる領
域内にあるターゲットホトレジストは実質的に完全に露
光させる一方、上記移相特性部の上記直立側壁下にある
領域内のターゲットホトレジストは干渉作用により低レ
ベルで露光させ、そして (d)上記ターゲットホトレジストをそのホトレジスト
用の現像剤で現像することを特徴とする方法。 - 【請求項23】 上記マスクとターゲットホトレジスト
との間の上記ギャップは10ミクロン以下である請求項
22に記載の方法。 - 【請求項24】 上記マスクは、少なくとも1つの直立
した側壁と、この直立した側壁に加えて、キャリアに対
して傾斜した少なくとも1つの側壁とを有する少なくと
も1つの移相特性部を備えていて、X線が透過するとき
に上記傾斜した側壁の下に著しい干渉作用が生じないよ
うになっている請求項22に記載の方法。 - 【請求項25】 傾斜した側壁を有する上記特性部は、
直立側壁に交差してその両端を画成する2つの傾斜側壁
を有する請求項24に記載の方法。 - 【請求項26】 上記X線マスクは、更に、キャリアの
表面にあるパターンで形成されたX線吸収部を含み、上
記移相特性部の材料は、その一部分が上記吸収構造体と
重畳し、これにより、X線がX線マスクを透過するとき
には、上記吸収部の下にあり且つ上記移相特性部の直立
側壁の下にあるターゲットレジストの領域が低いX線露
光を受ける請求項22に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/767838 | 1991-09-30 | ||
| US07/767,838 US5187726A (en) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | High resolution X-ray lithography using phase shift masks |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05217865A true JPH05217865A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=25080744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22266992A Pending JPH05217865A (ja) | 1991-09-30 | 1992-08-21 | 移相マスクを用いた高解像度x線リソグラフィー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5187726A (ja) |
| JP (1) | JPH05217865A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US5458999A (en) * | 1993-06-24 | 1995-10-17 | Szabo; Gabor | Interferometric phase shifting method for high resolution microlithography |
| US5446521A (en) * | 1993-06-30 | 1995-08-29 | Intel Corporation | Phase-shifted opaquing ring |
| JP3499592B2 (ja) * | 1994-01-31 | 2004-02-23 | 株式会社ルネサステクノロジ | 投影露光装置及びパターン転写方法 |
| US5415953A (en) * | 1994-02-14 | 1995-05-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Photomask blanks comprising transmissive embedded phase shifter |
| KR0151427B1 (ko) * | 1994-03-04 | 1999-02-18 | 문정환 | 위상 반전마스크 및 그의 제조방법 |
| US5595843A (en) * | 1995-03-30 | 1997-01-21 | Intel Corporation | Layout methodology, mask set, and patterning method for phase-shifting lithography |
| US5821013A (en) * | 1996-12-13 | 1998-10-13 | Symbios, Inc. | Variable step height control of lithographic patterning through transmitted light intensity variation |
| US6366639B1 (en) * | 1998-06-23 | 2002-04-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | X-ray mask, method of manufacturing the same, and X-ray exposure method |
| US6428939B1 (en) | 2001-03-20 | 2002-08-06 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Enhanced bright peak clear phase shifting mask and method of use |
| JP5236103B1 (ja) * | 2012-07-13 | 2013-07-17 | 株式会社ジェイ・エム・シー | 臓器モデルの製造方法、臓器モデル製造用の型、及び臓器モデル |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4360586A (en) * | 1979-05-29 | 1982-11-23 | Massachusetts Institute Of Technology | Spatial period division exposing |
| US4890309A (en) * | 1987-02-25 | 1989-12-26 | Massachusetts Institute Of Technology | Lithography mask with a π-phase shifting attenuator |
-
1991
- 1991-09-30 US US07/767,838 patent/US5187726A/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-21 JP JP22266992A patent/JPH05217865A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5187726A (en) | 1993-02-16 |
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