JPH0521880U - 連続式水洗装置 - Google Patents

連続式水洗装置

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JPH0521880U
JPH0521880U JP7675891U JP7675891U JPH0521880U JP H0521880 U JPH0521880 U JP H0521880U JP 7675891 U JP7675891 U JP 7675891U JP 7675891 U JP7675891 U JP 7675891U JP H0521880 U JPH0521880 U JP H0521880U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リサイクルタンクに異なった温度の排水を貯
溜できるようにしておき、このリサイクルタンクから本
洗ゾーンには高温排水を、予洗ゾーンには低温排水を供
給して、各ゾーンに合った温度の洗浄水を得る。 【構成】 ドレンボックス5には高さ調整可能な水位調
整管21が設けられており、ドレンボックス内の洗浄水
はこの水位調整管21から排出されるようになってい
る。水位調整管21は切替弁24を介してリサイクルタ
ンク16a,16bに接続されている。切替弁24は洗
浄水の温度によって切り替えられ、リサイクルタンク1
6a,16bにはそれぞれ高温、低温の排水が貯溜され
るようになっている。リサイクルタンク16aの排水は
本洗ゾーンに、またリサイクルタンク16bの排水は浸
し水タンク15に供給される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は連続式水洗装置に関し、特に洗浄水を有効に活用することができる連 続式水洗装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の連続水洗装置を図4〜図8により説明すると、1はドラムであり、この ドラムは図示しない駆動装置により所定方向に回転して、被洗物10を水洗処理 する円筒状の回転槽として構成されており、この回転槽の両端部には被洗物10 を供給する入口と、排出する出口が形成されている。ドラム1の外側には、すす ぎゾーンZと本洗ゾーンYとの境界部に設けられた水抜き用のドレンボックス5 が、また本洗ゾーンYと予洗ゾーンXとの境界部に設けられたドレンボックス2 及び加熱を行なうための加熱ボックス3,4が図示しないフレームに固着されて いる。6,7は仕切板であり、ドラム1の内側にスパイラル状に溶接されていて 、予洗ゾーンX及び予洗ゾーンXと本洗ゾーンYの境界槽、本洗ゾーンYとすす ぎゾーンZの境界槽は隣合う槽の水が流れ込まないような構成になっている。ま た他の槽における仕切板7には、図5に示すように多数の洗浄水通流孔8が設け られており、回転ドラム1内の洗浄液9はこの洗浄水通流孔8を通って、前記被 洗物10と逆方向又は同方向に流れるようになっている。 図5に示す11はリップシールである。ドラム1は回転するため、ドレンボッ クス2,5及び加熱ボックス3,4とのシールのためにリップシール11が取付 けられている。通常リップシール11は、ドレンボックス2,5、加熱ボックス 3,4の固定側に図示しないボルトで固着されている。リップシール11の材質 を弾性ゴムとすることによって、このゴムの弾性力でドラム1のシール面で摺動 する構造として洗浄液9の漏れを防いでいる。
【0003】 図4に示す15は浸し水タンクであり、被洗物10がドラム1内に供給される とき、同時に同タンク15から浸し水が供給され、被洗物40を短時間に濡らし て汚れを落ち易くする。16はリサイクルタンクであり、すすぎ水20がロータ リージョイント18を経由してドラム内に供給される。このすすぎ水20は被洗 物10をすすいだ後、ドレンボックス5に取付けられている高さ調整可能な水位 調整管21からオーバーフローして、リサイクルタンク16に蓄えられる。この 時、回転ドラム1内のすすぎゾーンZの水位は、水位調整管21により一定に保 たれる。 17は水回収タンクであり、このタンク17は回転ドラム1から洗濯済みの被 洗物10と共に排出された洗浄液9を、後続の脱水機等(図示せず)から回収し て蓄えるためのものであり、この水回収タンク17から浸し水タンク15へポン プ171により一定量の洗浄液が供給される。この時、リサイクルタンク16か らもポンプ161によって一定量の洗浄液9が浸し水タンク15へ供給され、こ れらの混合液が浸し水として使用される。
【0004】 22は本洗水供給管であり、通常リサイクルタンク16から一定量の洗浄液9 が、ポンプ162によって本供給管22を経て加熱槽4へ供給される。この時、 加熱槽4に取付けられている高さ調節可能な水位調節管23に固着されているバ ルブ24は閉じた状態となっている(図7)。 ここで供給された洗浄液9は、被洗物10と反対方向に流れてドレンボックス 2の高さ調整可能な水位調節管26からドラム1外へ排出される。通常はバルブ 28は開いた状態となっていて、加熱ボックス4に供給された洗浄液9が排出で きる構造になっている。25はドレン水排出管であり、ドレンボックス2に固着 されていて、ドレンボックス2の底面に沈殿した汚れをエアシリンダ27を作用 させることによって排出するものである。エアシリンダ27は図示しないタイマ ーによって一定時間作用の後、閉じる構造となっている(図6)。 31は洗浄液供給管であり、ドレンボックス2から洗浄溶液を供給する供給管 であり、通常は回収タンク17から、又は図示しない温水タンクから図示しない ポンプで一定量供給される。35はリサイクルタンク排水バルブであり、色落ち しやすい被洗物10を処理したとき、リサイクルタンク16の水を排水可とする バルブである。36は本洗用新水供給管であり、リサイクルタンク16内の水が 使用できないときの水源である。なお、前記した構成の洗浄水(排出水)の温度 は図8に示す通りである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本洗ゾーンからすすぎゾーンに搬送された被洗物は、高温水と共に送られてく る。そして当初この高温の排水は、その後次第に低い温度のすすぎ排水となって リサイクルタンクに送液される。ところで同リサイクルタンクのすすぎ排水のみ を予洗ゾーンに供給することは、予洗水として蛋白質の汚れを凝固させないため 35℃以下とする必要があることから、すすぎ排水のみでは温度が高すぎて不適 である。このため、この高温水は脱水機からの回収水等と共に混合し、温度を下 げて予洗ゾーンに供給しなければならない。また逆に本洗ゾーンにとってリサイ クルタンク内のすすぎ排水は本洗ゾーンにとっては低温であるため、加熱ボック スでの昇温を要し、効率が悪い。即ち、前記した様にリサイクルタンクの排水温 度が使用先の温度と一致しない不都合がある。 そこで本考案は、係る排水の不都合を解消する連続式水洗装置を提供するもの である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、端部に被洗物の入口と出口を形成したドラムと、同ドラム を各槽に分離し、品物を入口から出口まで順次移送し、予洗ゾーン、本洗ゾーン 、すすぎゾーンにおいて品物の洗濯、すすぎを連続的に行なう連続式水洗機にお いて、すすぎ槽からの排水を回収する2つ以上のタンクと、同すすぎ槽からの排 水を切替弁を介して各タンクへ排出可能な接続管と、同切替弁を切り替えて各タ ンクに異なる温度の排水を貯えるように制御すると共に、それぞれのタンクに貯 えた排水を本洗ゾーンへ供給する手段と、予洗ゾーンへ供給する手段とを有する 構成とし、これを課題解決のための手段とするものである。
【0007】
【作用】
ドレンボックス5からの排水は、制御器で排水の温度検出器或いはタイマーで 制御される切替弁を介して2つ以上のタンク、例えばリサイクルタンク16a或 いは16bへ供給される。即ち、温度が予め設定された温度以上のときはリサイ クルタンク16aへ、それ以下のときにはリサイクルタンク16bへ供給されて 、タンク16a,16bの温度を異にする排水を貯める。また被洗物が次の槽に 送られるタイミングは既知であるため、係る時からのタイマーにより切替弁を切 り替えて、リサイクルタンク16aと16bの温度を異にする様に貯めてもよい 。この様に異なった温度のリサイクルタンクの排水でもって、本洗ゾーンには高 温排水を、予洗ゾーンには低温排水を供給する。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面について説明する。図1において1はドラムで、図 示しない駆動装置により所定方向に回転して、被洗物10を水洗処理する円筒状 の回転槽として構成されており、この回転槽の両端部には被洗物10を供給する 入口と排出する出口が形成されている。ドラム1の外側にはすすぎゾーンZと本 洗ゾーンYとの境界部にドレンボックス5が設けられており、本洗ゾーンYと予 洗ゾーンXとの境界部にはドレンボックス2が、また本洗ゾーン部には加熱ボッ クス3,4が設けられており、これらは図示しないフレームに固着されている。 6,7は仕切板であり、ドラム1の内側にスパイラル状に溶接されていて、予洗 ゾーンX及び予洗ゾーンXと本洗ゾーンYの境界槽、本洗ゾーンYとすすぎゾー ンZの境界槽は隣合う槽の水が流れ込まないような構造となっている。また他の 槽における仕切板7には、図5に示すように多数の洗浄水通流孔8が設けられて おり、回転ドラム1内の洗浄液9はこの洗浄水通流孔8を通って、前記被洗物1 0と逆方向又は同方向に流れるようになっている。
【0009】 ドラム1は回転するため、ドレンボックス2,5及び加熱ボックス3,4との シールのために図5の如くリップシール11が取付けられている。通常リップシ ール11は、ドレンボックス2,5、加熱ボックス3,4の固定側に図示しない ボルトで固着されている。またリップシール11の材質を弾性ゴムとすることに よって、このゴムの弾性力でドラム1のシール面で摺動する構造として洗浄液9 の漏れを防いでいる。 図1に示す15は浸し水タンクであり、被洗物10がドラム1内に供給される とき、同時に同タンク15から浸し水が供給され、被洗物10を短時間に濡らし て汚れを落ち易くする。16aはリサイクルタンクであり、16bはリサイクル タンクである。すすぎ水20がロータリージョイント18を経由してドラム1内 に供給され、このすすぎ水20は被洗物10をすすいだ後、ドレンボックス5に 取付けられている高さ調整可能な水位調整管21からオーバーフローして、回転 ドラム1内の水位を一定に保つと共に、図示しない制御器で切り替えられる切替 弁24を介して各々リサイクルタンク16a、リサイクルタンク16bに供給さ れる。
【0010】 17は水回収タンクで、回転ドラム1から洗濯済みの被洗物10と共に排出さ れた洗浄液9を貯溜するためのタンクであり、すすぎゾーンへポンプ171で洗 浄液が供給される。22は本洗水供給管であり、通常リサイクルタンク16aか ら一定量の洗浄液9がポンプ162によって本供給管22を経て加熱槽4へ供給 される。 ここで供給された洗浄液9は、被洗物10と反対方向に流れてドレンボックス 2の高さ調整可能な水位調節管26からドラム1外へ排出される。通常は、バル ブ28は開いた状態となっていて、加熱ボックス4に供給された洗浄液9が排出 できる構造になっている。125は浸し水タンク15へリサイクルタンク16b からポンプ161を介して送液する供給管である。25はドレン水排出管であり 、ドレンボックス2に固着されていて、ドレンボックス2の底面に沈殿した汚れ を、エアシリンダ27を作用させることによって排出するものである。エアシリ ンダ27は図示しないタイマーによって従来装置と同様に一定時間作用の後、閉 じる構造となっている。31は洗浄液供給管で、ドレンボックス2から洗浄溶液 を供給する供給管であり、通常は回収タンク17から、又は図示しない温水タン クから図示しないポンプで一定量供給される。
【0011】 次に前記の如く構成された実施例について作用を説明すると、すすぎゾーンで 被洗物をすすいだすすぎ水20は、ドレンボックス5の水位調整管21から排出 される。なお、この排出水は本洗ゾーンから被洗物が搬送されたときには約70 ℃であり、順次すすぎ水で低温状態に変位する。そこでこの排出水の温度を温度 計172で検出して、図示しない制御器で切替弁24を制御して、高温排水はリ サイクルタンク16aへ、低温排水はリサイクルタンク16bへ供給する。なお 、本洗ゾーンからすすぎゾーンに被洗物が搬送されるタイミングは予め決められ ており、また高温状態の排水が排出される時間は予め既知である。その為、被洗 物が搬送されたときからの信号に基づいて、タイマーによって切替弁の制御を行 なう様にしてもよい。即ち、本実施例では図3に示すように、排水温度が例えば 35℃を越える場合には、図示省略の制御器で切替弁24をリサイクルタンク1 6a側へ導通するようにして、高温の排水をリサイクルタンク16bへ供給する 。また反対に、それ以下のときにはリサイクルタンク16bへ供給して、タンク 16a,16bの温度を異にする排水を貯溜する。なお、本例でのリサイクルタ ンク16aの温度は約55℃であり、リサイクルタンク16bの温度は約35℃ である。リサイクルタンク16aに貯溜された高温排水は、ポンプ162を介し て本洗ゾーンに供給され、リサイクルタンク16bの排水はポンプ161を介し て予洗ゾーンへ送られる。また脱水機からの排水は、すすぎゾーンへポンプ17 1で供給される。なお、前記実施例では脱水機からの排水をすすぎゾーンに供給 しているため、従来と異なりすすぎ水の節約となる。本実施例はスパイラルタイ プの円筒形ドラムを持つ連続式水洗機について説明したが、本考案はこれに限定 されるものではなく、例えばバッチワッシャ形状のドラムを接続した、所謂スク ープタイプドラムを持つものに対しても適用出来る。
【0012】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く本考案によると、ドレンボックスからの排水を高温と 低温に区分けしてリサイクルタンクに貯溜するため、本洗ゾーンへは高温排水を 供給でき、これによって熱エネルギーの節約をすることができる。また予洗水と して脱水機からの回収水を使用しなくても温度を35℃以下に抑えることができ るので、前記回収水をすすぎ水等に利用でき、水の節約が行なえる等の優れた効 果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す連続式水洗装置の側断面
図である。
【図2】リサイクルタンク周りの斜視図である。
【図3】洗浄水の温度分布を示す説明図である。
【図4】従来例の連続水洗装置の側断面図である。
【図5】従来のドラムの断面図である。
【図6】図4のB〜B断面図である。
【図7】図4のC〜C断面図である。
【図8】従来の洗浄水の温度分布を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 ドレンボックス 3 加熱ボックス 4 加熱ボックス 5 ドレンボックス 16a リサイクルタンク 16b リサイクルタンク 17 水回収タンク 22 本洗水供給管 24 切替弁 125 供給管 161 ポンプ 162 ポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に被洗物の入口と出口を形成したド
    ラムと、同ドラムを各槽に分離し、品物を入口から出口
    まで順次移送し、予洗ゾーン、本洗ゾーン、すすぎゾー
    ンにおいて品物の洗濯、すすぎを連続的に行なう連続式
    水洗機において、すすぎ槽からの排水を回収する2つ以
    上のタンクと、同すすぎ槽からの排水を切替弁を介して
    各タンクへ排出可能な接続管と、同切替弁を切り替えて
    各タンクに異なる温度の排水を貯えるように制御すると
    共に、それぞれのタンクに貯えた排水を本洗ゾーンへ供
    給する手段と、予洗ゾーンへ供給する手段とを有するこ
    とを特徴とする連続式水洗装置。
JP1991076758U 1991-08-30 1991-08-30 連続式水洗装置 Expired - Fee Related JP2565789Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017093799A (ja) * 2015-11-24 2017-06-01 株式会社稲本製作所 過酸化水素分解装置を備えた連続洗濯装置
JP2024008541A (ja) * 2022-07-08 2024-01-19 アイナックス稲本株式会社 業務用洗濯装置及び業務用洗濯装置における予洗水の給水方法

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JPS58159792A (ja) * 1982-03-01 1983-09-22 マシネンフアブリ−ク・ア−デ−・シユルトヘス・ウント・コンパニ−・ア−ゲ− 洗濯物を洗濯する方法及び装置

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