JPH05219921A - 海洋深層水を利用した清涼飲料及びその製造方法 - Google Patents
海洋深層水を利用した清涼飲料及びその製造方法Info
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- JPH05219921A JPH05219921A JP4056715A JP5671592A JPH05219921A JP H05219921 A JPH05219921 A JP H05219921A JP 4056715 A JP4056715 A JP 4056715A JP 5671592 A JP5671592 A JP 5671592A JP H05219921 A JPH05219921 A JP H05219921A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多くの天然微量元素(ミネラル)を含み、か
つ、清浄である海洋深層水を使用した健康飲料を得るこ
とを目的とする。 【構成】 通常の飲料用水に海洋深層水を所定の配合割
合で混合した液体を原料とした清涼飲料を基本構成と
し、具体的な配合割合として、海洋深層水が1〜20重
量%,原料果汁が0〜5重量%,糖質原料が6〜10重
量%,副原料が0〜0.2重量%,残部飲料用水の配合
割合で構成した清涼飲料及びその製造方法を提供する。
更に製品に応じて飲料中に糖質原料,果汁原料及びビタ
ミン等の副原料を添加して、栄養成分と味覚を高めてあ
る。
つ、清浄である海洋深層水を使用した健康飲料を得るこ
とを目的とする。 【構成】 通常の飲料用水に海洋深層水を所定の配合割
合で混合した液体を原料とした清涼飲料を基本構成と
し、具体的な配合割合として、海洋深層水が1〜20重
量%,原料果汁が0〜5重量%,糖質原料が6〜10重
量%,副原料が0〜0.2重量%,残部飲料用水の配合
割合で構成した清涼飲料及びその製造方法を提供する。
更に製品に応じて飲料中に糖質原料,果汁原料及びビタ
ミン等の副原料を添加して、栄養成分と味覚を高めてあ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は清浄な海洋深層水をミネ
ラル源として所定量含有する清涼飲料及びその製造方法
に関するものである。
ラル源として所定量含有する清涼飲料及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から多種類の清涼飲料が市販されて
いるが、近時の需要者の嗜好はコーラ等の色付きの飲料
からスポーツドリンク等の透明な飲料へと変化してい
る。このスポーツドリンクとは「アイソトニック飲料」
又は「イオンサプライ飲料」とも呼ばれる我国独特の飲
料であって、特にスポーツの後における水分の効果的な
補給と電解質の補給を主たる目的としている。このドリ
ンクは低糖分の無着色飲料であることが特徴となってい
る。
いるが、近時の需要者の嗜好はコーラ等の色付きの飲料
からスポーツドリンク等の透明な飲料へと変化してい
る。このスポーツドリンクとは「アイソトニック飲料」
又は「イオンサプライ飲料」とも呼ばれる我国独特の飲
料であって、特にスポーツの後における水分の効果的な
補給と電解質の補給を主たる目的としている。このドリ
ンクは低糖分の無着色飲料であることが特徴となってい
る。
【0003】上記コーラは原料粉末を精製水で溶解して
炭酸水で希釈したものであり、スポーツドリンクもやは
り精製水に化学的処理を行ったものとか天然ミネラルウ
ォーターを原料として、この原料に果汁とか糖分、ビタ
ミン及び合成香料等を添加して製造している。
炭酸水で希釈したものであり、スポーツドリンクもやは
り精製水に化学的処理を行ったものとか天然ミネラルウ
ォーターを原料として、この原料に果汁とか糖分、ビタ
ミン及び合成香料等を添加して製造している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の清涼飲料水とかスポーツドリンクには、人体
が必要とする全ての天然の微量元素(ミネラル)が含ま
れておらず、健康飲料用として必ずしも満足するものが
得られていない現状にある。特に近時は天然に存在する
微量元素の重要性が見直されている現状にある。更に人
体に必須の塩として通常精製塩が添加されているが、こ
のような精製塩よりも海水から採取した天然塩の方が微
量元素を多く含んでおり、飲料に添加する塩として優れ
ているが、海洋汚染の進んだ現代では海水中の表層水は
飲用に供することはできない。
うな従来の清涼飲料水とかスポーツドリンクには、人体
が必要とする全ての天然の微量元素(ミネラル)が含ま
れておらず、健康飲料用として必ずしも満足するものが
得られていない現状にある。特に近時は天然に存在する
微量元素の重要性が見直されている現状にある。更に人
体に必須の塩として通常精製塩が添加されているが、こ
のような精製塩よりも海水から採取した天然塩の方が微
量元素を多く含んでおり、飲料に添加する塩として優れ
ているが、海洋汚染の進んだ現代では海水中の表層水は
飲用に供することはできない。
【0005】そこで本発明はこのような従来の清涼飲料
水とかスポーツドリンクが有している課題を解消して、
多くの天然微量元素(ミネラル)を含み、かつ、清浄で
ある海洋深層水を使用した健康飲料を得ることを目的と
するものである。
水とかスポーツドリンクが有している課題を解消して、
多くの天然微量元素(ミネラル)を含み、かつ、清浄で
ある海洋深層水を使用した健康飲料を得ることを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、通常の飲料用水に海洋深層水を所定の配合
割合で混合した液体を原料とした清涼飲料を基本構成と
し、具体的な配合割合として、海洋深層水が1〜20重
量%,原料果汁が0〜5重量%,糖質原料が6〜10重
量%,副原料が0〜0.2重量%,残部飲料用水の配合
割合で構成した清涼飲料を提供する。
するために、通常の飲料用水に海洋深層水を所定の配合
割合で混合した液体を原料とした清涼飲料を基本構成と
し、具体的な配合割合として、海洋深層水が1〜20重
量%,原料果汁が0〜5重量%,糖質原料が6〜10重
量%,副原料が0〜0.2重量%,残部飲料用水の配合
割合で構成した清涼飲料を提供する。
【0007】更に具体的な製造方法として、通常の飲料
用水と海洋深層水とを別々に濾過してから予め設定され
た所定の配合割合で配合し、調合タンク内で攪拌混合し
てから所定の温度に加熱して脱気及び殺菌を行う方法
と、製品に応じて、糖質原料,果汁原料及びビタミン等
の副原料を添加し、清浄化された容器に充填した後、再
度加熱して脱気及び殺菌を行う製造方法をその実現手段
としている。
用水と海洋深層水とを別々に濾過してから予め設定され
た所定の配合割合で配合し、調合タンク内で攪拌混合し
てから所定の温度に加熱して脱気及び殺菌を行う方法
と、製品に応じて、糖質原料,果汁原料及びビタミン等
の副原料を添加し、清浄化された容器に充填した後、再
度加熱して脱気及び殺菌を行う製造方法をその実現手段
としている。
【0008】
【作用】かかる清涼飲料及びその製造方法によれば、海
洋深層水にバランス良く含まれている微量元素が有効に
利用されて、得られた飲料中に人体が必要とする全ての
微量元素及び天然塩が含まれており、健康飲料用として
充分に満足する飲料が得られる。更に飲料中に糖質原料
とか果汁原料、ビタミン等の副原料を添加することによ
り、適度な塩味と甘味及び果汁の風味を持たせた清涼飲
料が得られる。
洋深層水にバランス良く含まれている微量元素が有効に
利用されて、得られた飲料中に人体が必要とする全ての
微量元素及び天然塩が含まれており、健康飲料用として
充分に満足する飲料が得られる。更に飲料中に糖質原料
とか果汁原料、ビタミン等の副原料を添加することによ
り、適度な塩味と甘味及び果汁の風味を持たせた清涼飲
料が得られる。
【0009】
【実施例】以下本発明にかかる海洋深層水を利用した清
涼飲料及びその製造方法の一実施例を説明する。即ち、
本実施例では通常の飲料用水に海洋深層水を所定の配合
割合に混合した液体を原料として用いたことを特徴とす
るものである。
涼飲料及びその製造方法の一実施例を説明する。即ち、
本実施例では通常の飲料用水に海洋深層水を所定の配合
割合に混合した液体を原料として用いたことを特徴とす
るものである。
【0010】通常の飲料用水とは、水道法による水質基
準に適合した飲用適の水を指しており、本実施例ではこ
の飲料用水をストレーナで濾過したものを用いる。ま
た、海洋深層水も同様にストレーナで濾過したものを用
意して、上記飲料用水とともに予め設定された配合割合
に応じて調合タンクに入れ、詳細は後述するように糖質
とか果汁,ビタミンC等の副原料とともに攪拌混合して
製造する。
準に適合した飲用適の水を指しており、本実施例ではこ
の飲料用水をストレーナで濾過したものを用いる。ま
た、海洋深層水も同様にストレーナで濾過したものを用
意して、上記飲料用水とともに予め設定された配合割合
に応じて調合タンクに入れ、詳細は後述するように糖質
とか果汁,ビタミンC等の副原料とともに攪拌混合して
製造する。
【0011】上記の海洋深層水とは、海面下200メー
トル以上の深海から取水した清浄な海水であり、この海
洋深層水と上記飲料用水とを商品の種類に応じて決定さ
れる配合割合に応じて混合した液を製造する。図1は本
実施例を適用した清涼飲料の製造方法の工程例を記すチ
ャート図であり、先ずステップ1で通常の水質基準に適
合する飲料用水を用意し、ステップ2でストレーナによ
る濾過を行う。これと併行してステップ3で海洋深層水
を用意し、ステップ4で同様にストレーナによる濾過を
行う。
トル以上の深海から取水した清浄な海水であり、この海
洋深層水と上記飲料用水とを商品の種類に応じて決定さ
れる配合割合に応じて混合した液を製造する。図1は本
実施例を適用した清涼飲料の製造方法の工程例を記すチ
ャート図であり、先ずステップ1で通常の水質基準に適
合する飲料用水を用意し、ステップ2でストレーナによ
る濾過を行う。これと併行してステップ3で海洋深層水
を用意し、ステップ4で同様にストレーナによる濾過を
行う。
【0012】次にステップ5で上記飲料用水と海洋深層
水とを予め設定した所定の配合割合に配合して調合タン
ク内に入れて充分に攪拌混合する。この混合溶液をステ
ップ6で所定の温度、例えば約70℃にまで加熱し、ス
テップ7で蜂蜜等の糖質原料を添加し、ステップ8でユ
ズ果汁等の原料果汁を添加してから更にステップ9でビ
タミンC等の副原料を添加し、ステップ10で再度攪拌
して均質化された飲料とする。
水とを予め設定した所定の配合割合に配合して調合タン
ク内に入れて充分に攪拌混合する。この混合溶液をステ
ップ6で所定の温度、例えば約70℃にまで加熱し、ス
テップ7で蜂蜜等の糖質原料を添加し、ステップ8でユ
ズ果汁等の原料果汁を添加してから更にステップ9でビ
タミンC等の副原料を添加し、ステップ10で再度攪拌
して均質化された飲料とする。
【0013】一方、ステップ11,12の洗瓶、温瓶工
程によって清浄化された容器としての瓶を用意してお
き、ステップ13で充填器を用いて前記瓶内に均質化さ
れた飲料を充填し、ステップ14で約80℃,30分間
の脱気及び殺菌を行い、ステップ15で打栓し、横転さ
せた後、ステップ16で冷却水中に浸漬して冷却する。
次にステップ17で瓶の破損とか異物の混入有無及び外
観の検査を行い、検査合格品をステップ18でラベラー
によるラベリング工程を行ってからステップ19で包装
作業を行って製品が完成する。
程によって清浄化された容器としての瓶を用意してお
き、ステップ13で充填器を用いて前記瓶内に均質化さ
れた飲料を充填し、ステップ14で約80℃,30分間
の脱気及び殺菌を行い、ステップ15で打栓し、横転さ
せた後、ステップ16で冷却水中に浸漬して冷却する。
次にステップ17で瓶の破損とか異物の混入有無及び外
観の検査を行い、検査合格品をステップ18でラベラー
によるラベリング工程を行ってからステップ19で包装
作業を行って製品が完成する。
【0014】上記の製造工程は、添加する果汁の種類と
性状、添加割合、副原料の種類とか要求される商品の品
質規格もしくは容器の相違等によって変更され、更には
甘味料とか酸味料その他の副原料を添加する工程を付加
することがある。また、同一工程であっても操作方法と
か条件が異なることもある。更に飲料用水として天然ミ
ネラルウォーターを利用することができる。
性状、添加割合、副原料の種類とか要求される商品の品
質規格もしくは容器の相違等によって変更され、更には
甘味料とか酸味料その他の副原料を添加する工程を付加
することがある。また、同一工程であっても操作方法と
か条件が異なることもある。更に飲料用水として天然ミ
ネラルウォーターを利用することができる。
【0015】飲料用水と海洋深層水との配合割合は、製
品の種類によっても異なるが、通常は海洋深層水が1〜
20重量%含まれているように配合するのが好ましい。
表1には適当と思われる配合例4例を開示してある。
品の種類によっても異なるが、通常は海洋深層水が1〜
20重量%含まれているように配合するのが好ましい。
表1には適当と思われる配合例4例を開示してある。
【0016】
【表1】
【0017】表1から本実施例にかかる清涼飲料として
の配合割合は、重量%で海洋深層水が1〜20%,原料
果汁が0〜5%,糖質原料が6〜10%,副原料が0〜
0.2%,残部飲料用水となっている。また、試作品と
してのスポーツドリンクの配合割合は、海洋深層水が約
5%、ユズ果汁が約5%、甘味料として蜂蜜約10%、
ビタミンCを約0.2%、残部はミネラルウォーター
(四万十川源流水)として調合した所、適度な塩味と甘
味にユズ果汁がマッチした独特の風味を持つ清涼飲料が
得られた。
の配合割合は、重量%で海洋深層水が1〜20%,原料
果汁が0〜5%,糖質原料が6〜10%,副原料が0〜
0.2%,残部飲料用水となっている。また、試作品と
してのスポーツドリンクの配合割合は、海洋深層水が約
5%、ユズ果汁が約5%、甘味料として蜂蜜約10%、
ビタミンCを約0.2%、残部はミネラルウォーター
(四万十川源流水)として調合した所、適度な塩味と甘
味にユズ果汁がマッチした独特の風味を持つ清涼飲料が
得られた。
【0018】本実施例で採用した海洋深層水に関して以
下に説明する。即ち、この海洋深層水は、通常海洋表層
で見られる風波とか表層温度変化に伴う対流,混合も生
じない環境下にある海水で、地上で使用されている各種
の油類とか化学物質,農薬等の有害物質に起因する海洋
汚染の影響を受けることがない。しかも海水中の溶存有
機物が非常に少なく、かつ、微生物的な観点から極めて
清浄であるという特徴を有している。水温は年間平均で
10℃以下という低温であり、しかも人体が必要とする
多くの天然元素を含んでいる。この海洋深層水は現在世
界中でも「ノルウエー沖」、「ハワイ沖」、「高知県の
室戸岬沖」の3ケ所のみで実用的に取水されている。
尚、本実施例で用いた海洋深層水は、上記室戸岬沖の水
深320メートル地点から取水したものである。
下に説明する。即ち、この海洋深層水は、通常海洋表層
で見られる風波とか表層温度変化に伴う対流,混合も生
じない環境下にある海水で、地上で使用されている各種
の油類とか化学物質,農薬等の有害物質に起因する海洋
汚染の影響を受けることがない。しかも海水中の溶存有
機物が非常に少なく、かつ、微生物的な観点から極めて
清浄であるという特徴を有している。水温は年間平均で
10℃以下という低温であり、しかも人体が必要とする
多くの天然元素を含んでいる。この海洋深層水は現在世
界中でも「ノルウエー沖」、「ハワイ沖」、「高知県の
室戸岬沖」の3ケ所のみで実用的に取水されている。
尚、本実施例で用いた海洋深層水は、上記室戸岬沖の水
深320メートル地点から取水したものである。
【0019】室戸岬沖合の水深320メートル層は、水
温9℃、塩分3.43%、DO(溶存酸素)4.4pp
m前後の比較的安定した環境下にあることが確認されて
いる。取水した深層水中に含まれている三態窒素のう
ち、アンモニア態窒素,亜硝酸態窒素はごく僅かであ
り、生物に与える影響は小さく、硝酸態窒素についても
表層部では微量であったが、水深が増加するにつれて濃
度が高まり、水深200メートル以深の水中での無機溶
存態窒素の95%以上が硝酸態窒素で24μM存在して
いる。その他リン酸態リンが1.7μM、珪酸態珪素が
41μM溶存しており、いずれも表層部の5〜10倍以
上の栄養塩濃度を有している。
温9℃、塩分3.43%、DO(溶存酸素)4.4pp
m前後の比較的安定した環境下にあることが確認されて
いる。取水した深層水中に含まれている三態窒素のう
ち、アンモニア態窒素,亜硝酸態窒素はごく僅かであ
り、生物に与える影響は小さく、硝酸態窒素についても
表層部では微量であったが、水深が増加するにつれて濃
度が高まり、水深200メートル以深の水中での無機溶
存態窒素の95%以上が硝酸態窒素で24μM存在して
いる。その他リン酸態リンが1.7μM、珪酸態珪素が
41μM溶存しており、いずれも表層部の5〜10倍以
上の栄養塩濃度を有している。
【0020】かかる海洋深層水の利用方法として、海洋
深層水を温泉とかプール等の観光目的に利用したり、低
温であることに着目して、冷房とか温度差発電等の工業
的利用、更には魚類とか海藻,サンゴの養殖、プランク
トンの培養等の水産目的に利用しようとする試みがなさ
れている。
深層水を温泉とかプール等の観光目的に利用したり、低
温であることに着目して、冷房とか温度差発電等の工業
的利用、更には魚類とか海藻,サンゴの養殖、プランク
トンの培養等の水産目的に利用しようとする試みがなさ
れている。
【0021】海洋深層水中に含まれている生体の発育上
で必須の天然元素とは、Fe(鉄)、I(沃素)、Cu
(銅)、Mn(マンガン)、Zn(亜鉛)、Co(コバ
ルト)、Mo(モリブデン)、Se(セレン)、Cr
(クロム)、Sn(スズ)、V(バナジウム)、F(フ
ッ素)、Si(ケイ素)、Ni(ニッケル)、As(ヒ
素)の15元素であり、これらの元素が海洋深層水に全
てバランス良く含まれていることが大きな特徴となって
いる。従って海洋深層水は海洋生物の生長とか増殖に対
しても大きな潜在能力を秘めた海水であるといえる。こ
のような潜在能力は、近年メダイやコンブ、深海サンゴ
等の養殖実験に利用されて大きな成果を上げていること
からも実証されている。特に前記ノルウエー沖の海洋深
層水は、フィヨルド深層水と呼ばれてサケ養殖に適して
いることが報告されている。
で必須の天然元素とは、Fe(鉄)、I(沃素)、Cu
(銅)、Mn(マンガン)、Zn(亜鉛)、Co(コバ
ルト)、Mo(モリブデン)、Se(セレン)、Cr
(クロム)、Sn(スズ)、V(バナジウム)、F(フ
ッ素)、Si(ケイ素)、Ni(ニッケル)、As(ヒ
素)の15元素であり、これらの元素が海洋深層水に全
てバランス良く含まれていることが大きな特徴となって
いる。従って海洋深層水は海洋生物の生長とか増殖に対
しても大きな潜在能力を秘めた海水であるといえる。こ
のような潜在能力は、近年メダイやコンブ、深海サンゴ
等の養殖実験に利用されて大きな成果を上げていること
からも実証されている。特に前記ノルウエー沖の海洋深
層水は、フィヨルド深層水と呼ばれてサケ養殖に適して
いることが報告されている。
【0022】海洋深層水中の生菌数は、表層水中のそれ
と比較して、1桁又はそれ以上少なくなっており、しか
も病原生物はほとんど含まれていないため、海水に由来
する魚病菌による病気に関する惧れは全くなく、飲料に
採用した際の安全性が極めて高いという大きな特徴があ
る。本発明はこのような海洋深層水に含まれている天然
元素を飲料水に採り入れることによって、生体の発育を
促進するという従来の清涼飲料では実現することができ
ない特性を持つ飲料を提供することを主眼点としてい
る。
と比較して、1桁又はそれ以上少なくなっており、しか
も病原生物はほとんど含まれていないため、海水に由来
する魚病菌による病気に関する惧れは全くなく、飲料に
採用した際の安全性が極めて高いという大きな特徴があ
る。本発明はこのような海洋深層水に含まれている天然
元素を飲料水に採り入れることによって、生体の発育を
促進するという従来の清涼飲料では実現することができ
ない特性を持つ飲料を提供することを主眼点としてい
る。
【0023】次に室戸岬沖で取水した海洋深層水と通常
の表層水との水質を測定した結果を表2に示す。
の表層水との水質を測定した結果を表2に示す。
【0024】
【表2】
【0025】表2に見られるように、海洋深層水は通常
の表層水よりも低温であり、DO(溶存酸素)は低い
が、硝酸態窒素(NO3−N)とかリン酸態リン(PO4
−P)及び珪酸態珪素(SiO2−Si)等の各種栄養
塩類の含有率は大きくなっている上、生菌数は逆に1桁
又はそれ以上小さくなっている。
の表層水よりも低温であり、DO(溶存酸素)は低い
が、硝酸態窒素(NO3−N)とかリン酸態リン(PO4
−P)及び珪酸態珪素(SiO2−Si)等の各種栄養
塩類の含有率は大きくなっている上、生菌数は逆に1桁
又はそれ以上小さくなっている。
【0026】次に表3により、本実施例を適用した清涼
飲料と既に市販されている各種スポーツドリンクとの原
材料を比較した結果を示し、表4により、本実施例を適
用した清涼飲料A,B,Cと、市販されている各種スポ
ーツドリンクとの成分を分析した結果を示す。
飲料と既に市販されている各種スポーツドリンクとの原
材料を比較した結果を示し、表4により、本実施例を適
用した清涼飲料A,B,Cと、市販されている各種スポ
ーツドリンクとの成分を分析した結果を示す。
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】 表4に示すとおり、本実施例にかかる清涼飲料A,B,
Cの味覚は、適度な塩味と甘味にユズ果汁がマッチして
おり、味覚だけを比較してみても市販の各種スポーツド
リンクに何等遜色のない製品が得られた。
Cの味覚は、適度な塩味と甘味にユズ果汁がマッチして
おり、味覚だけを比較してみても市販の各種スポーツド
リンクに何等遜色のない製品が得られた。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる清涼飲料は、海洋深層水にバランス良く含まれてい
る微量元素を有効に利用することが可能であり、従来の
各種ドリンク剤のように単にスポーツの後における水分
の補給とか電解質の補給にとどまらず、人体の成育に必
要とする全ての微量元素及び天然塩を含む健康飲料を提
供することができる。更に飲料中に糖質原料とか果汁原
料、ビタミン等の副原料を添加することにより、適度な
塩味と甘味及び果汁の風味を持たせた清涼飲料を得るこ
とができる。尚、飲料用水として天然ミネラルウォータ
ーを用いることによって清涼な味覚が高められる。
かる清涼飲料は、海洋深層水にバランス良く含まれてい
る微量元素を有効に利用することが可能であり、従来の
各種ドリンク剤のように単にスポーツの後における水分
の補給とか電解質の補給にとどまらず、人体の成育に必
要とする全ての微量元素及び天然塩を含む健康飲料を提
供することができる。更に飲料中に糖質原料とか果汁原
料、ビタミン等の副原料を添加することにより、適度な
塩味と甘味及び果汁の風味を持たせた清涼飲料を得るこ
とができる。尚、飲料用水として天然ミネラルウォータ
ーを用いることによって清涼な味覚が高められる。
【0030】従って本発明によれば、従来のコーラ等の
清涼飲料,アイソトニック飲料又はイオンサプライ飲料
等に遜色のない味覚を有し、しかも微量ミネラル類のバ
ランスがとれた健康飲料用として充分に満足できる飲料
を提供することが可能となり、製品とした場合の商品価
値を高めるという効果を発揮する。
清涼飲料,アイソトニック飲料又はイオンサプライ飲料
等に遜色のない味覚を有し、しかも微量ミネラル類のバ
ランスがとれた健康飲料用として充分に満足できる飲料
を提供することが可能となり、製品とした場合の商品価
値を高めるという効果を発揮する。
【図1】本発明を適用した清涼飲料の製造方法の工程例
を記すチャート図。
を記すチャート図。
フロントページの続き (72)発明者 田島 健司 高知県室戸市室戸岬町字丸山7156番地 海 洋深層水研究所内 (72)発明者 明神 慶一 高知県室戸市室戸岬町字丸山7156番地 海 洋深層水研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】 通常の飲料用水に海洋深層水を所定の配
合割合で混合した液体を原料としたことを特徴とする海
洋深層水を利用した清涼飲料。 - 【請求項2】 上記飲料用水として天然ミネラルウォー
ターを用いた請求項1記載の海洋深層水を利用した清涼
飲料。 - 【請求項3】 海洋深層水が1〜20重量%,原料果汁
が0〜5重量%,糖質原料が6〜10重量%,副原料が
0〜0.2重量%,残部飲料用水の配合割合で構成した
ことを特徴とする請求項1記載の海洋深層水を利用した
清涼飲料。 - 【請求項4】 通常の飲料用水と海洋深層水とを別々に
濾過してから予め設定された所定の配合割合で配合し、
調合タンク内で攪拌混合してから所定の温度に加熱して
脱気及び殺菌を行うことを特徴とする海洋深層水を利用
した清涼飲料の製造方法。 - 【請求項5】 通常の飲料用水と海洋深層水とを別々に
濾過してから予め設定された所定の配合割合で配合し、
調合タンク内で攪拌混合してから該混合溶液を所定の温
度に加熱し、糖質原料,果汁原料及びビタミン等の副原
料を添加し、清浄化された容器に充填した後、再度加熱
して脱気及び殺菌を行うことを特徴とする海洋深層水を
利用した清涼飲料の製造方法。 - 【請求項6】 上記糖質原料が蜂蜜であり、上記果汁原
料がユズである請求項5記載の海洋深層水を利用した清
涼飲料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056715A JPH0734728B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 海洋深層水を利用した清涼飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056715A JPH0734728B2 (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 海洋深層水を利用した清涼飲料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05219921A true JPH05219921A (ja) | 1993-08-31 |
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- 1992-02-07 JP JP4056715A patent/JPH0734728B2/ja not_active Expired - Lifetime
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