JPH0521995B2 - - Google Patents
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- JPH0521995B2 JPH0521995B2 JP60227910A JP22791085A JPH0521995B2 JP H0521995 B2 JPH0521995 B2 JP H0521995B2 JP 60227910 A JP60227910 A JP 60227910A JP 22791085 A JP22791085 A JP 22791085A JP H0521995 B2 JPH0521995 B2 JP H0521995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- processing
- fabric
- fiber fabric
- treatment
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D13/00—Electrophoretic coating characterised by the process
- C25D13/20—Pretreatment
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、繊維布帛に対する電着塗装法による
表面加工に関するものであり、詳しくはフイルタ
ークロスやスクリーンクロスの如きメツシユ調織
編物に均一な塗装表面を形成するに適した加工方
法に関するものである。
表面加工に関するものであり、詳しくはフイルタ
ークロスやスクリーンクロスの如きメツシユ調織
編物に均一な塗装表面を形成するに適した加工方
法に関するものである。
従来より繊維布帛を表面加工するに際し処理剤
を付与する方法としては、処理剤の溶液、乳化液
又は懸濁液の中に浸漬する方法、浸漬後マングル
にて絞液する方法、スプレーする方法、コーテイ
ング方法等が用いられてきた。
を付与する方法としては、処理剤の溶液、乳化液
又は懸濁液の中に浸漬する方法、浸漬後マングル
にて絞液する方法、スプレーする方法、コーテイ
ング方法等が用いられてきた。
メツシユ調の織編物についても同様の方法が応
用されているが、この場合、経糸と緯糸の間隙が
処理剤にて埋められてしまう(以下、目詰まりと
いう)ことを防止するために処理剤を付与した
後、空気流で経糸と緯糸の間隙に介在する処理剤
を吹きとばしたり、減圧下で吸引するなど特別な
工夫が取り入れられている。
用されているが、この場合、経糸と緯糸の間隙が
処理剤にて埋められてしまう(以下、目詰まりと
いう)ことを防止するために処理剤を付与した
後、空気流で経糸と緯糸の間隙に介在する処理剤
を吹きとばしたり、減圧下で吸引するなど特別な
工夫が取り入れられている。
しかしながら、このような方法では、処理剤の
付着状態が不均一となり処理剤皮膜の厚みバラツ
キ、開口形状のバラツキ、開口率のバラツキを生
じ、巨視的には表裏差さえ生ずる場合もある。
付着状態が不均一となり処理剤皮膜の厚みバラツ
キ、開口形状のバラツキ、開口率のバラツキを生
じ、巨視的には表裏差さえ生ずる場合もある。
従つて開口形状及び開口率の均一性を要求され
るフイルタークロス、印刷用スクリーン、光学ス
クリーンの加工法としてははなはだ不満足なもの
である。
るフイルタークロス、印刷用スクリーン、光学ス
クリーンの加工法としてははなはだ不満足なもの
である。
本発明者等は、このような高度に均一なる処理
剤の付与と均一なる開口形状と開口率を得ること
のできる加工方法について研究を重ねた結果、本
発明に到達したものである。
剤の付与と均一なる開口形状と開口率を得ること
のできる加工方法について研究を重ねた結果、本
発明に到達したものである。
即ち本発明は非導電性繊維表面に必要にして十
分なる導電性を付与することのできる金属化技術
と、導電性物質表面に均一な処理剤皮膜を形成さ
せることのできる電着塗装技術に着目し、従来に
見られない新しい処理方法を可能にしたものであ
る。
分なる導電性を付与することのできる金属化技術
と、導電性物質表面に均一な処理剤皮膜を形成さ
せることのできる電着塗装技術に着目し、従来に
見られない新しい処理方法を可能にしたものであ
る。
その要旨は、本来非導電性である繊維布帛の繊
維表面に乾式又は湿式メツキ処理により金属皮膜
を形成した後、電着塗装法により、該金属皮膜表
面に均一に処理剤を付着させると共に経緯交絡点
を包み込むように処理剤を付着せしめるものであ
る。
維表面に乾式又は湿式メツキ処理により金属皮膜
を形成した後、電着塗装法により、該金属皮膜表
面に均一に処理剤を付着させると共に経緯交絡点
を包み込むように処理剤を付着せしめるものであ
る。
次に本発明を第1図〜第3図に基づいてメツシ
ユ布帛の加工実施例を説明する。
ユ布帛の加工実施例を説明する。
本メツシユ布帛は合成繊維のフイラメント糸
1,2の周囲、及び経緯糸の交絡点3の周囲に無
電解メツキ法によつて連続した金属皮膜4を被覆
した後、電着塗装により該金属皮膜表面を処理剤
として用いた合成樹脂層5で被覆したものであ
り、必要に応じて更にこの合成樹脂による被覆表
面を乾式メツキ法により連続した金属皮膜6にて
被覆した例である。
1,2の周囲、及び経緯糸の交絡点3の周囲に無
電解メツキ法によつて連続した金属皮膜4を被覆
した後、電着塗装により該金属皮膜表面を処理剤
として用いた合成樹脂層5で被覆したものであ
り、必要に応じて更にこの合成樹脂による被覆表
面を乾式メツキ法により連続した金属皮膜6にて
被覆した例である。
本発明方法の対象とする布帛としては、一般に
供せられる全べての織編物が可能であるが、本発
明による方法の特徴が顕著に活かされるものとし
ては、メツシユ織編物で特に処理剤付着後の繊維
経、開口形状、開口率の均一なことを要求される
フイルター基材、スクリーン基材が適当である。
使用する繊維としてはポリエステル、ポリアミド
等の有機合成繊維が好ましく用いられる。これら
の布帛は使用に際しては繊維に付着している汚
れ、油剤、糊剤等の不純物は、後に行うメツキ処
理に悪影響を及ぼすので、予め糊抜、精練、脱脂
等の処理により除去しておく必要がある。
供せられる全べての織編物が可能であるが、本発
明による方法の特徴が顕著に活かされるものとし
ては、メツシユ織編物で特に処理剤付着後の繊維
経、開口形状、開口率の均一なことを要求される
フイルター基材、スクリーン基材が適当である。
使用する繊維としてはポリエステル、ポリアミド
等の有機合成繊維が好ましく用いられる。これら
の布帛は使用に際しては繊維に付着している汚
れ、油剤、糊剤等の不純物は、後に行うメツキ処
理に悪影響を及ぼすので、予め糊抜、精練、脱脂
等の処理により除去しておく必要がある。
次に繊維表面を金属化する方法としては、公知
の化学金属メツキ即ち還元剤による感受性化処
理、貴金属イオン含有液による活性化処理による
前処理を経る所謂無電解メツキによる方法及び電
気メツキを組合せた方法が基本的に応用できる。
この無電解メツキにより析出密着される金属とし
ては、ニツケル、銅、コバルト、クロム、亜鉛、
錫、鉄等があげられるが、本発明の方法において
はメツキ処理の容易さ、経済性等の点より銅、又
はニツケルが好適である。金属比は電着塗装が均
一に斑なく進行するように行わねばならないこと
は勿論であるが、表面抵抗値は1Ω/口以下、望
ましくは0.1Ω/口以下の導電性能が必要である。
また金属化法としては真空蒸着、スパツタリン
グ、イオンプレーテイング等の乾式メツキ法も応
用可能であるが、素材によつて1Ω/口〜0.1
Ω/口以下の導電性が得られず、湿式メツキによ
る方法が好ましい。金属皮膜6を形成させるに
は、乾式メツキ法も活用可能である。
の化学金属メツキ即ち還元剤による感受性化処
理、貴金属イオン含有液による活性化処理による
前処理を経る所謂無電解メツキによる方法及び電
気メツキを組合せた方法が基本的に応用できる。
この無電解メツキにより析出密着される金属とし
ては、ニツケル、銅、コバルト、クロム、亜鉛、
錫、鉄等があげられるが、本発明の方法において
はメツキ処理の容易さ、経済性等の点より銅、又
はニツケルが好適である。金属比は電着塗装が均
一に斑なく進行するように行わねばならないこと
は勿論であるが、表面抵抗値は1Ω/口以下、望
ましくは0.1Ω/口以下の導電性能が必要である。
また金属化法としては真空蒸着、スパツタリン
グ、イオンプレーテイング等の乾式メツキ法も応
用可能であるが、素材によつて1Ω/口〜0.1
Ω/口以下の導電性が得られず、湿式メツキによ
る方法が好ましい。金属皮膜6を形成させるに
は、乾式メツキ法も活用可能である。
特に金属皮膜の表面構造が皮膜厚みxが0.01≦
x≦6μmを満足し且つ、その表面に不規則な凹
凸を有し、その凹凸に於て最低点と最高点の距離
yが0.05≦y≦5μmで該凹凸の密度zが100(μ
m)2当たり25≦z≦500個である金属化繊維を用
いると、次の電着塗装法による仕上剤の付与効果
が顕著に向上する。上記特性を有する金属化繊維
は例えばポリエステルフイラメントを苛性ソーダ
水溶液で処理して5〜40重量%減量させ、次に低
温プラズマ処理して後、無電解メツキで所望厚み
を有する金属皮膜を形成させる方法によつて得る
ことができる。勿論種々の条件を選択組合せるこ
とにより、他の方法でも上記特性を有する金属化
繊維を得ることは可能である。
x≦6μmを満足し且つ、その表面に不規則な凹
凸を有し、その凹凸に於て最低点と最高点の距離
yが0.05≦y≦5μmで該凹凸の密度zが100(μ
m)2当たり25≦z≦500個である金属化繊維を用
いると、次の電着塗装法による仕上剤の付与効果
が顕著に向上する。上記特性を有する金属化繊維
は例えばポリエステルフイラメントを苛性ソーダ
水溶液で処理して5〜40重量%減量させ、次に低
温プラズマ処理して後、無電解メツキで所望厚み
を有する金属皮膜を形成させる方法によつて得る
ことができる。勿論種々の条件を選択組合せるこ
とにより、他の方法でも上記特性を有する金属化
繊維を得ることは可能である。
次に本発明の金属メツキ処理した繊維表面に各
種の仕上剤を付与させるには電着塗装法を使用す
る。この電着塗装は本来導電性を有しない合成繊
維表面には不可能な手段であり本発明の如く繊維
表面を金属化し、導電化することによつて始めて
可能になるものである。
種の仕上剤を付与させるには電着塗装法を使用す
る。この電着塗装は本来導電性を有しない合成繊
維表面には不可能な手段であり本発明の如く繊維
表面を金属化し、導電化することによつて始めて
可能になるものである。
また、この電着による塗装は、電気泳動の原理
を応用した公知の技術であるが塗装材料を処理液
中より電気的引力により被処理物上に吸着し徐々
に折出積層させていくため、他の方法では到底得
ることのできない均一な薄膜を得ることに大きな
特徴がある。この電着塗装法を利用し一本一本の
繊維表面のみならず、経、緯糸交絡点を包み込む
ようにして均一な処理剤皮膜を形成させ、開口形
状が均一でしかも外力によつても開口形状が乱れ
にくい耐久性のあるフイルター材又はスクリーン
材を製造することに本発明の意義がある。しかし
ながら従来非導電性繊維を基材とした布帛に電着
塗装法を量産レベルで応用している例は見られな
い。
を応用した公知の技術であるが塗装材料を処理液
中より電気的引力により被処理物上に吸着し徐々
に折出積層させていくため、他の方法では到底得
ることのできない均一な薄膜を得ることに大きな
特徴がある。この電着塗装法を利用し一本一本の
繊維表面のみならず、経、緯糸交絡点を包み込む
ようにして均一な処理剤皮膜を形成させ、開口形
状が均一でしかも外力によつても開口形状が乱れ
にくい耐久性のあるフイルター材又はスクリーン
材を製造することに本発明の意義がある。しかし
ながら従来非導電性繊維を基材とした布帛に電着
塗装法を量産レベルで応用している例は見られな
い。
従つて本発明に於ても布帛をいかに量産レベル
で電着塗装するか製造方法特に設備治具の工夫を
行つたものである。
で電着塗装するか製造方法特に設備治具の工夫を
行つたものである。
工業的には長尺状布帛での連続加工が望ましい
が連続電解メツキと異なり付着した塗料が完全乾
燥する迄に、電極ロール等に接触すると直ちに布
帛の目詰まりを起こして不良となるためバツチ処
理による製造方法を工夫した。
が連続電解メツキと異なり付着した塗料が完全乾
燥する迄に、電極ロール等に接触すると直ちに布
帛の目詰まりを起こして不良となるためバツチ処
理による製造方法を工夫した。
即ちこの場合のポイントとしては品質的には大
きな繊維表面積全体に渡つて均一な塗装皮膜を得
んがために電極部分の工夫があり、また生産性的
には1バツチ当たり生産量をいかに増大させるか
にある。この両者は、単純には、逆相関にあり、
いたずらに1バツチ当たりの処理面積を増大させ
ると均一な塗装が不可能となる。
きな繊維表面積全体に渡つて均一な塗装皮膜を得
んがために電極部分の工夫があり、また生産性的
には1バツチ当たり生産量をいかに増大させるか
にある。この両者は、単純には、逆相関にあり、
いたずらに1バツチ当たりの処理面積を増大させ
ると均一な塗装が不可能となる。
しかるに電極部の工夫と被処理布帛の装着方法
の検討を行つた結果第4図1,2に示す如き治具
を工夫するに至つたものである。
の検討を行つた結果第4図1,2に示す如き治具
を工夫するに至つたものである。
治具は、ステンレス等の金属で構成されたパイ
プよりなり、電極枠と呼ぶべきものである。この
電極枠は電極としての機能と被処理布の装着具と
しての機能を合わせ持つものであり、次のような
構成部分を具備するものである。即ち電極枠操作
のための取つ手と直流電源からのケーブル接続部
イ、被処理布ホを装着した後長さ方向にたるみな
く布帛を張ることのできる伸長部ロ、被処理布を
装着した後巾方向にたるみなく布帛を張ることの
できる伸長部ハ、より成る。
プよりなり、電極枠と呼ぶべきものである。この
電極枠は電極としての機能と被処理布の装着具と
しての機能を合わせ持つものであり、次のような
構成部分を具備するものである。即ち電極枠操作
のための取つ手と直流電源からのケーブル接続部
イ、被処理布ホを装着した後長さ方向にたるみな
く布帛を張ることのできる伸長部ロ、被処理布を
装着した後巾方向にたるみなく布帛を張ることの
できる伸長部ハ、より成る。
第4図1は巾方向の枠長さと長さ方向の枠長さ
が1:1.5以下の場合であり、巾方向の伸長部ハ、
は必要ない。また、イとロは兼用として取つ手と
なつている。第4図2は巾方向の枠長さと長さ方
向の枠長さが、1:1.5以上の場合であり、巾方
向の伸長部も必要である。
が1:1.5以下の場合であり、巾方向の伸長部ハ、
は必要ない。また、イとロは兼用として取つ手と
なつている。第4図2は巾方向の枠長さと長さ方
向の枠長さが、1:1.5以上の場合であり、巾方
向の伸長部も必要である。
被処理布ニはこの電極枠に巻きまわした二重張
りにて装着することにより、1バツチでの処理長
を枠の長さの2倍として生産性を向上させてい
る。従つて例えば1バツチ140cm×400cmの布帛の
電着塗装が可能であり、工業的に十分満足できる
生産性と経済性を確保できるものである。電着塗
装用処理槽その他は電極枠に合わせた最適の仕様
とすればよく、また、電極枠の取り扱いについて
は、公知の方法に準じたものでよい。
りにて装着することにより、1バツチでの処理長
を枠の長さの2倍として生産性を向上させてい
る。従つて例えば1バツチ140cm×400cmの布帛の
電着塗装が可能であり、工業的に十分満足できる
生産性と経済性を確保できるものである。電着塗
装用処理槽その他は電極枠に合わせた最適の仕様
とすればよく、また、電極枠の取り扱いについて
は、公知の方法に準じたものでよい。
被処理布を一旦電極枠に装着枠に装着した後
は、電着塗装前処理(脱脂、洗滌)、電着塗装処
理、電着塗装後処理(水洗、シヤワリング水洗)、
乾燥、ベーキング等一連の処理を枠よりはずすこ
となく行うことによつて生産性と収率を確保する
ことができるものである。
は、電着塗装前処理(脱脂、洗滌)、電着塗装処
理、電着塗装後処理(水洗、シヤワリング水洗)、
乾燥、ベーキング等一連の処理を枠よりはずすこ
となく行うことによつて生産性と収率を確保する
ことができるものである。
金属化繊維上に均一な厚みの処理剤塗膜を形成
するためには処理液温度、電圧、電流及び通電時
間等の電着処理条件を十分にコントロールする必
要がある。
するためには処理液温度、電圧、電流及び通電時
間等の電着処理条件を十分にコントロールする必
要がある。
電着処理条件としては、処理温度15〜30℃、電
圧40〜150V、通電時間10〜60秒が好ましい。
圧40〜150V、通電時間10〜60秒が好ましい。
電着塗装用処理剤としては有機又は無機のイオ
ン分散粒子の形態をとつた各種の処理剤が応用で
きる。処理剤の中、特に樹脂剤としては目づまり
防止の点から、メラミン樹脂、アクリル樹脂を主
成分とするアニオン系の合成樹脂が好ましい。
ン分散粒子の形態をとつた各種の処理剤が応用で
きる。処理剤の中、特に樹脂剤としては目づまり
防止の点から、メラミン樹脂、アクリル樹脂を主
成分とするアニオン系の合成樹脂が好ましい。
本発明の方法によつて得られる合成繊維製のフ
イルター材又はスクリーン材は次のような機能、
形態、外観を有するものである。
イルター材又はスクリーン材は次のような機能、
形態、外観を有するものである。
即ち(1)均一に処理剤が付着しており、開口形状
と開口率が均一である。(2)経緯糸の交絡点が処理
剤により包み込むように固定されている。(3)表面
を任意に着色できる。(4)金属層が封入されること
により電磁波遮蔽、静電気遮蔽力を持つ。(5)表面
に更に金属皮膜を形成させた場合基材は繊維であ
りながら、表面物性は、金属としての性質を示
す。(6)電着塗装用処理剤の種類により、陰イオ
ン、陽イオンなどのイオン性、撥水性、親水性、
親油性などの機能を糸の表面に付与できる。等で
ある。
と開口率が均一である。(2)経緯糸の交絡点が処理
剤により包み込むように固定されている。(3)表面
を任意に着色できる。(4)金属層が封入されること
により電磁波遮蔽、静電気遮蔽力を持つ。(5)表面
に更に金属皮膜を形成させた場合基材は繊維であ
りながら、表面物性は、金属としての性質を示
す。(6)電着塗装用処理剤の種類により、陰イオ
ン、陽イオンなどのイオン性、撥水性、親水性、
親油性などの機能を糸の表面に付与できる。等で
ある。
これら特徴の一つ又は、いくつかを組合せるこ
とにより、使用用途を合致した製品を作ることが
できる。例えばVDT表面に装着したオペレータ
ーの目を保護するシールドスクリーンは、前記(4)
の電磁波遮蔽能と、静電気遮蔽能を利用したもの
である。なお、このスクリーンは、(3)の特徴を利
用し、黒に着色してある。また(2)の経緯糸交絡点
を固定せしめた上に更に請求範囲3の方法により
金属層を従来のポリエステル紗によるスクリーン
よりも交絡点の安定したところのステンレススク
リーンに近いスクリーンを作ることもできる。ま
た(6)の特徴を活して特殊なフイルターを作ること
もできる。
とにより、使用用途を合致した製品を作ることが
できる。例えばVDT表面に装着したオペレータ
ーの目を保護するシールドスクリーンは、前記(4)
の電磁波遮蔽能と、静電気遮蔽能を利用したもの
である。なお、このスクリーンは、(3)の特徴を利
用し、黒に着色してある。また(2)の経緯糸交絡点
を固定せしめた上に更に請求範囲3の方法により
金属層を従来のポリエステル紗によるスクリーン
よりも交絡点の安定したところのステンレススク
リーンに近いスクリーンを作ることもできる。ま
た(6)の特徴を活して特殊なフイルターを作ること
もできる。
次に本発明を実施例に基づいて詳細に説明す
る。なお、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
る。なお、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
実施例 1
150メツシユのポリエステルモノフイラメント
シヤー織物を充分に脱脂水洗した後、苛性ソーダ
20重量%の水溶液にて織物が約15%重量減となる
ようにエツチングを行う。次に一般プラスチツク
素材の無電解メツキ処理と同様に感受性化及び活
性化処理を行つた後重量比で金属付着量40%、金
属皮膜厚み2μmの湿式無電解銅メツキ処理を行
つた。次にこの銅メツキ処理を施した織物を第4
図に示した電極枠に巻き廻してミシン掛けし枠を
伸長して織物にたるみのないよう装着した。充分
に脱脂、水洗を行つた後、10%のアニオン系電着
塗料中にて、55Vの直流電圧、40秒間印加通電し
膜厚5μの電着を行つた。
シヤー織物を充分に脱脂水洗した後、苛性ソーダ
20重量%の水溶液にて織物が約15%重量減となる
ようにエツチングを行う。次に一般プラスチツク
素材の無電解メツキ処理と同様に感受性化及び活
性化処理を行つた後重量比で金属付着量40%、金
属皮膜厚み2μmの湿式無電解銅メツキ処理を行
つた。次にこの銅メツキ処理を施した織物を第4
図に示した電極枠に巻き廻してミシン掛けし枠を
伸長して織物にたるみのないよう装着した。充分
に脱脂、水洗を行つた後、10%のアニオン系電着
塗料中にて、55Vの直流電圧、40秒間印加通電し
膜厚5μの電着を行つた。
次に電極枠に装着したまま、80℃で20分間乾燥
後150℃で30分間熱処理することにより塗膜を完
全に架橋硬化させ電極枠よりはずした。得られた
スクリーンは、繊維表面及び交絡点が樹脂皮膜で
覆われた均一な開口を有するスクリーンであつ
た。(写真A参照)。
後150℃で30分間熱処理することにより塗膜を完
全に架橋硬化させ電極枠よりはずした。得られた
スクリーンは、繊維表面及び交絡点が樹脂皮膜で
覆われた均一な開口を有するスクリーンであつ
た。(写真A参照)。
実施例 2
上記の実施例1で得られたスクリーンを充分に
脱脂、水洗をした後、コンデイシヨニング、感受
性化、活性化処理等の前処理を行つた後、重量比
で金属付着量20%、金属皮膜厚み3μmの湿式無
電解ニツケルメツキ処理を行い、金属としての表
面特性と均一な開口を有するスクリーンを得た。
脱脂、水洗をした後、コンデイシヨニング、感受
性化、活性化処理等の前処理を行つた後、重量比
で金属付着量20%、金属皮膜厚み3μmの湿式無
電解ニツケルメツキ処理を行い、金属としての表
面特性と均一な開口を有するスクリーンを得た。
実施例 3
上記の実施例1と同様の方法で湿式無電解銅メ
ツキ処理を行つたポリエステルシヤー織物を充分
脱脂、水洗を行つた後、10%のアニオン系黒色電
着塗料中にて同条件にて電着、乾燥、熱処理を行
い、黒色の表面と均一な開口を有するスクリーン
を得た。
ツキ処理を行つたポリエステルシヤー織物を充分
脱脂、水洗を行つた後、10%のアニオン系黒色電
着塗料中にて同条件にて電着、乾燥、熱処理を行
い、黒色の表面と均一な開口を有するスクリーン
を得た。
比較例
実施例1と同様のポリエステルシヤー織物に従
来手法であるラツカー塗装法によりブラツクに着
色した。
来手法であるラツカー塗装法によりブラツクに着
色した。
得られた塗装皮膜の状態は、ささくれたつた部
分のある不均一な表面を呈したものであつた。
(写真B参照)。
分のある不均一な表面を呈したものであつた。
(写真B参照)。
第1図は本発明に使用する合成繊維基布の正面
図、第2図は該合成繊維基布に本発明による処理
を施したスクリーンの一部断面図、第3図は処理
された布帛より取り出した一本の繊維の拡大断面
図、第4図は本発明の処理に用いる被処理布帛保
持用電極枠の正面図である。第5図及び第6図は
繊維の形状を示す写真であり、そのうち第5図
は、繊維表面及び交絡点が樹脂皮膜で被覆された
状態を示す電顕写真、第6図は、繊維上の樹脂皮
膜がささくれ状態を示す電顕写真である。 1……経糸フイラメント糸、2……緯糸フイラ
メント糸、3……経糸及び緯糸の交絡点、4……
金属層、5……合成樹脂層、6……金属層、イ…
…ケーブル接続部、ロ……長さ方向の伸長部、ハ
……巾方向の伸長部、ニ……被処理布。
図、第2図は該合成繊維基布に本発明による処理
を施したスクリーンの一部断面図、第3図は処理
された布帛より取り出した一本の繊維の拡大断面
図、第4図は本発明の処理に用いる被処理布帛保
持用電極枠の正面図である。第5図及び第6図は
繊維の形状を示す写真であり、そのうち第5図
は、繊維表面及び交絡点が樹脂皮膜で被覆された
状態を示す電顕写真、第6図は、繊維上の樹脂皮
膜がささくれ状態を示す電顕写真である。 1……経糸フイラメント糸、2……緯糸フイラ
メント糸、3……経糸及び緯糸の交絡点、4……
金属層、5……合成樹脂層、6……金属層、イ…
…ケーブル接続部、ロ……長さ方向の伸長部、ハ
……巾方向の伸長部、ニ……被処理布。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有機繊維からなる布帛に仕上剤を付与するに
際し、該繊維布帛を構成する繊維表面に金属皮膜
を形成せしめて後、仕上剤を該金属の導電性を利
用した電着塗装法により該金属皮膜上に付着せし
めることを特徴とする繊維布帛の加工方法。 2 該繊維布帛がメツシユ調織編物である特許請
求の範囲第1項記載の繊維布帛の加工方法。 3 繊維表面への金属皮膜の形成を化学メツキに
よつて行う特許請求の範囲第1項又は第2項に記
載の繊維布帛の加工方法。 4 有機繊維が有機合成繊維である特許請求の範
囲第1項から第3項のいずれかに記載の繊維布帛
の加工方法。 5 有機繊維がポリエステルフイラメントである
特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに記
載の繊維布帛の加工方法。 6 皮膜厚みxが0.01≦x≦6μmを満足し且つ、
その表面に不規則な凹凸を有し、その凹凸に於て
最低点と最高点の距離yが0.05≦y≦5μmで該凹
凸の密度zが100(μm)2当たり25≦z≦500個で
あるように金属皮膜を形成する特許請求の範囲第
1項から第5項のいずれかに記載の繊維布帛の加
工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60227910A JPS6289898A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 繊維布帛の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60227910A JPS6289898A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 繊維布帛の加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6289898A JPS6289898A (ja) | 1987-04-24 |
| JPH0521995B2 true JPH0521995B2 (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16868216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60227910A Granted JPS6289898A (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 | 繊維布帛の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6289898A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989000075A1 (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-12 | Crown City Plating Company | Process for preparing plastic electrocoated emi/rfi shielding |
| JPH0416338A (ja) * | 1990-05-09 | 1992-01-21 | C Uyemura & Co Ltd | 電磁波シールド層の形成方法 |
| JP4551586B2 (ja) * | 2001-05-22 | 2010-09-29 | キヤノン株式会社 | 電圧印加プローブ、電子源の製造装置及び製造方法 |
| JP4634063B2 (ja) * | 2004-04-23 | 2011-02-16 | セーレン株式会社 | 黒色導電性メッシュ織物およびその製造方法 |
| JP2010070826A (ja) * | 2008-09-19 | 2010-04-02 | Du Pont Toray Co Ltd | 導電性繊維の製造方法 |
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| JP2017024185A (ja) * | 2015-07-16 | 2017-02-02 | セーレン株式会社 | 導電性布帛及びその製造方法 |
| CN107815855A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-03-20 | 湖南省凯纳方科技有限公司 | 一种纺织品金属化的制备方法 |
-
1985
- 1985-10-15 JP JP60227910A patent/JPS6289898A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6289898A (ja) | 1987-04-24 |
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