JPH05220061A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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Publication number
JPH05220061A
JPH05220061A JP4030357A JP3035792A JPH05220061A JP H05220061 A JPH05220061 A JP H05220061A JP 4030357 A JP4030357 A JP 4030357A JP 3035792 A JP3035792 A JP 3035792A JP H05220061 A JPH05220061 A JP H05220061A
Authority
JP
Japan
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toilet seat
temperature
user
shower
environment
Prior art date
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Pending
Application number
JP4030357A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Shimada
拓生 嶋田
Kazunari Nishii
一成 西井
Kison Naka
基孫 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4030357A priority Critical patent/JPH05220061A/ja
Publication of JPH05220061A publication Critical patent/JPH05220061A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者ごとに異なる快適感や好みや体型に応
じ、自動的に各使用者に最も適した便座環境(便座温
度、シャワー温度、シャワー流量、ノズル位置及び送風
温度など)を提供する。 【構成】 便座本体に着座している使用者の重量を検出
する重量センサ11と、使用者の着座姿勢を検出する距
離センサ12と、この重量センサ11及び距離センサ1
2から検出される使用者の特徴量に基づいて使用者を特
定する個人識別手段13と、個人識別手段13からの出
力に基づき使用者ごとに便座環境を自動調節する便座環
境制御手段8とが備えられている。これによって使用者
ごとに最適な便座環境が自動的に提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は便座暖房、人体局部のシ
ャワー洗浄や乾燥などを行うトイレ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のトイレ装置は図8に示すように、
便器1に便座本体2に取り付けられ、この便座本体2に
便座温調手段3と洗浄手段4と乾燥手段5と操作手段6
とが接続されている。さらに主制御手段7は操作手段6
からの操作信号に応じ便座温調手段3または洗浄手段4
または乾燥手段5に対し便座温度、シャワー温度、シャ
ワー流量、ノズル位置及び送風温度それぞれの制御を行
う。
【0003】操作手段6は便座温度を変更させるための
手動アップ/ダウンの便座温度操作キー6aと、シャワ
ー送出時のシャワー温度を変更させるための手動アップ
/ダウンのシャワー温度操作キー6bと、シャワー送出
時のシャワー流量を変更させるための手動アップ/ダウ
ンのシャワー流量操作キー6cと、シャワー送出時のノ
ズル位置を変更させるための手動アップ/ダウンのノズ
ル位置操作キー6dと、乾燥時の送風温度を変更させる
ための手動アップ/ダウンの送風温度操作キー6eとか
らなる。使用者がこれらのキー操作を行うとキー入力情
報は主制御手段7に伝えられる。
【0004】便座温調手段3は便座温度可変手段3aと
便座温度検出手段3bとからなる。便座温調手段3は主
制御手段7からの便座温度変更指示を受け、便座本体2
に対し便座温度を変更指示された値に保つ。
【0005】洗浄手段4はシャワー本体4aとシャワー
温度可変手段4bとシャワー温度検出手段4cとシャワ
ー流量可変手段4dとシャワー流量検出手段4eとノズ
ル本体4fとノズル位置可変手段4gとからなる。洗浄
手段4は主制御手段7からのシャワー温度変更指示を受
け、便座本体2に対しシャワー送出時のシャワー温度を
変更指示された値に保つ。また主制御手段7からのシャ
ワー流量変更指示を受け、便座本体2に対しシャワー送
出時のシャワー流量を変更指示された値に保つ。また主
制御手段7からのノズル位置変更指示を受け、便座本体
2に対しシャワー送出時のノズル位置を変更指示された
値に保つ。
【0006】乾燥手段5は送風手段5aと送風温度可変
手段5bと送風温度検出手段5cとからなる。乾燥手段
5は主制御手段7からの送風温度変更指示を受け、便座
本体2に対し乾燥時の送風温度を変更指示された値に保
つ。
【0007】主制御手段7は便座本体2に着座している
使用者の指示に従って便座温調制御ないし洗浄制御ない
し乾燥制御を行う。また操作手段6からの変更指示を受
けることで、便座温度、シャワー温度、シャワー流量、
ノズル位置及び送風温度などの制御量を操作手段6にお
ける操作量に応じて変更するよう便座温調手段3、洗浄
手段4及び乾燥手段5に出力する。
【0008】すなわち使用者が操作手段6における手動
操作によって、便座温調手段3における便座温度や洗浄
手段4におけるシャワー温度、シャワー流量、ノズル位
置や乾燥手段5における乾燥温度などを調節できる構成
となっている。さらに一旦手動操作によって調節された
これら便座温度、シャワー温度、シャワー流量、ノズル
位置及び送風温度などは、新たに設定を変えない限り今
までの状態を保持するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、使用者ごとに快適感や好みや体型は大きく
異なるので、複数の人が本トイレ装置を使用する場合
は、使用者が変わる都度手動操作によって便座温度、シ
ャワー温度、シャワー流量、ノズル位置及び送風温度な
どの設定を変更しなければならないという課題を有して
いた。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、使用
者ごとに異なる快適感や好みや体型に応じ、自動的に各
使用者に最も適した便座環境(便座温度、シャワー温
度、シャワー流量、ノズル位置及び送風温度など)を提
供することを目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、便座本体に着座している使用者の重量を検
出する重量センサと、この使用者の着座姿勢を検出する
距離センサと、重量センサ及び距離センサから検出され
る使用者の特徴量に基づいて使用者を特定する個人識別
手段と、この個人識別手段からの出力に基づき使用者ご
とに便座環境を自動調節する便座環境制御手段とを備え
たものである。
【0012】
【作用】本発明は上記構成によって、まず個人識別手段
が本トイレ装置の使用者を使用者の重量及び着座姿勢か
ら特定する。また便座環境制御手段は、その使用者ごと
に異なる快適感や好みや体型に応じ各使用者に最も適し
た便座環境を自動調節によって提供する。重量検出によ
る個人識別手段は、単に時間的に不変な個人ごとの体重
情報だけでなく、着座時の重量の過渡的な変化を検出す
ることで便座本体への着座の仕方(衝撃度)を検出す
る。また距離センサにより使用者の着座姿勢を測定する
ことで使用者の真の体重推定を高精度に行う。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1を参照して説明
する。図1において、図8で示したものと同一機能を持
つブロックには同一番号を付与する。従来と同様、便器
1には便座本体2が取り付けられ、この便座本体2に便
座温調手段3と洗浄手段4と乾燥手段5と操作手段6が
接続されている。さらに主制御手段7は操作手段6から
の操作信号に応じ便座温調手段3または洗浄手段4また
は乾燥手段5に対し便座温度、シャワー温度、シャワー
流量、ノズル位置及び送風温度の制御を行う。
【0014】操作手段6は便座温度を変更させるための
手動アップ/ダウンの便座温度操作キー6aと、シャワ
ー送出時のシャワー温度を変更させるための手動アップ
/ダウンのシャワー温度操作キー6bと、シャワー送出
時のシャワー流量を変更させるための手動アップ/ダウ
ンのシャワー流量操作キー6cと、シャワー送出時のノ
ズル位置を変更させるための手動アップ/ダウンのノズ
ル位置操作キー6dと、乾燥時の送風温度を変更させる
ための手動アップ/ダウンの送風温度操作キー6eとか
らなる。使用者がこれらのキー操作を行うとキー入力情
報は主制御手段7及び好み判定手段9に伝えられる。
【0015】便座温調手段3は便座温度可変手段3aと
便座温度検出手段3bとからなる。便座温調手段3は主
制御手段7ないし便座環境制御手段8からの便座温度変
更指示を受け、便座本体2に対し便座温度を変更指示さ
れた値に保つ。
【0016】洗浄手段4はシャワー本体4aとシャワー
温度可変手段4bとシャワー温度検出手段4cとシャワ
ー流量可変手段4dとシャワー流量検出手段4eとノズ
ル本体4fとノズル位置可変手段4gとからなる。洗浄
手段4は主制御手段7ないし便座環境制御手段8からの
シャワー温度変更指示を受け、便座本体2に対しシャワ
ー送出時のシャワー温度を変更指示された値に保つ。ま
た主制御手段7ないし便座環境制御手段8からのシャワ
ー流量変更指示を受け、便座本体2に対しシャワー送出
時のシャワー流量を変更指示された値に保つ。また主制
御手段7ないし便座環境制御手段8からのノズル位置変
更指示を受け、便座本体2に対しシャワー送出時のノズ
ル位置を変更指示された値に保つ。
【0017】乾燥手段5は送風手段5aと送風温度可変
手段5bと送風温度検出手段5cとからなる。乾燥手段
5は主制御手段7ないし便座環境制御手段8からの送風
温度変更指示を受け、便座本体2に対し乾燥時の送風温
度を変更指示された値に保つ。
【0018】環境検出手段10は、トイレ室内の室温を
計測する室温検出手段10aと、トイレ室内の湿度を計
測する湿度検出手段10bと、トイレ室内の壁温を計測
する壁温検出手段10cと、水道配管内の水温を計測す
る市水温検出手段10dとからなり、計測された各情報
を好み判定手段9に伝える。室内環境の物理量として、
ここでは室温、湿度、壁温及び市水温を挙げたがもちろ
んこれ以外でも構わない。
【0019】重量センサ11は便座本体2に6箇所取り
付けてあり、便器1にかかる重量を計測する。この重量
センサ11の取り付け個所は図6に示すように便座本体
2と便器1が接する便座本体2裏側の脚ゴム部(4個
所)と、便座本体2を開閉するための両側の軸受部(2
個所)であり、便器1にかかる荷重を測定する歪ゲージ
からなる。便座本体2上に着座している使用者から見
て、右側3個所と左側3個所の重量センサは各々左右対
称の位置にある。6つの重量センサ11を便座本体2に
均一に配置したため、各重量センサから得られる重量情
報の関係から便座本体2上に着座している使用者の荷重
分布を検出できる。すなわち前傾して座っているのか後
傾して座っているのかあるいは右に傾いて座っているの
か左に傾いて座っているのかが判別され、便座本体への
着座姿勢を検出することに相当している。
【0020】距離センサ12は図7に示すように便座本
体2の蓋部に取り付けてあり、この蓋から着座している
使用者の背中までの距離を測定する空中超音波センサか
らなる。重量センサ11だけでは足などをはじめ便器1
にかからない人間の荷重は計測されないが、便座本体2
の蓋部から使用者の背中までの距離を測定することで使
用者がどの程度深く腰掛けているかがわかる。ある程度
以上の体重がある限り(着座時に便座本体2から足が宙
に浮いていない限り)、便座本体2との距離が離れるほ
ど前傾して座っている割合(足など便器1以外に逃げる
体重)が多くなる。よって足などに逃げる体重も加えた
使用者の真の体重を距離から推定することができること
になる。無論ここでいう真の体重とは、着衣状態での使
用者の合計体重のことであり、直接は測定できない足な
ど便器1以外に逃げる体重をも合算した値を言う。
【0021】個人識別手段13はこの重量センサ11か
ら検出される個々の重量情報から便座本体に着座してい
る使用者の荷重分布を算出し、さらに距離センサ12か
ら検出される使用者の着座姿勢から使用者の真の体重を
高精度に推定することから着座している使用者を特定す
る。
【0022】荷重分布及び体重測定の算出方法を説明す
る。今重量センサ11において、左前、左中、左後、右
前、右中、右後から得られる個々の重量を順にW1、W
2、W3、W4、W5、W6とすると使用者の合計重量
Waは Wa=W1+W2+W3+W4+W5+W6 で表現され、前に傾いて座っている度合Wbは Wb=(W1+W4)−(W3+W6) あるいは Wb=k1*(W1+W4)+k2*(W2+W5)+
k3*(W3+W6) ここでk1>k2>k3 (k1、k2、k3は定数) で表現され、右に傾いて座っている場合Wcは Wc=(W4+W5+W6)−(W1+W2+W3) などで表現できる。また推定される真の体重Wtは、距
離センサ12によって測定された便座本体2の蓋部と使
用者の背中との距離をdとすると Wt=Wa*(1+(d/D)*(Wb/Wa)) Wa>30Kgの場合 Wt=Wa Wa≦30Kgの場合 ここでDは定数 などで表現できる。もちろん算出式はこれに限定される
ものではないし、各定数も便座本体2の形状、便器1の
高さ及び人間の標準寸法などに基づき実験的に求めて構
わない。またここには詳説しないが荷重重心の時間的移
動や荷重分布のバラツキも同様に算出できる。これらW
a、Wb、Wc、Wt等の情報は着座している使用者の
特徴量として入力される。
【0023】次にすでに過去に登録された重量の合計W
a、前傾度Wb、右傾度Wc、真の推定体重Wtと比較
し、±5%変動以内の情報が入力された場合これを同一
人物と特定する。同一人物の重量の合計、前傾度、右傾
度、真の推定体重は記憶され、最新10回の各情報の移
動平均値を本人の基準データとし登録する(ラベル付さ
れる)。同一人物でないと判定される場合は、新たに別
の人物として基準データを登録する(ラベル付され
る)。分類しうる使用者の最大数は例えば10人とす
る。現在このトイレ装置を使用している人(すなわち便
座本体2に着座している使用者)が、そのうち誰である
のか(1人)を特定し好み判定手段9に伝える。
【0024】個人識別手段13では着座時の重量の過渡
的な変化を検出することで便座本体2への着座の仕方
(衝撃度)を検出することができるため、これを同一人
物を特定するためのデータとして用いてもよい。尚、個
人識別手段13として上記したルールを用いず、例えば
神経回路網を模した学習手法を用いてもよい。
【0025】ところで重量センサ11ないし距離センサ
12は個人識別としてだけでなく人が着座しているか否
かを知る着座スイッチとしての機能も持つ。
【0026】好み判定手段9は、操作手段6、環境検出
手段10及び個人識別手段13からの情報を入力条件と
し、使用者ごとの好み度合を使用の都度学習すること
で、このトイレ装置が実際に使用されている現場で徐々
に使用者ごとの好み度合を正確に把握するように学習す
る。またその使用者ごとに異なる快適感や好みや体型に
応じ各使用者に最も適した便座環境を提供するように便
座環境制御手段8に出力すべき制御量を決定する。
【0027】便座環境制御手段8は、便座温度を変更さ
せるための便座温度制御手段8aと、シャワー送出時の
シャワー温度を変更させるためのシャワー温度制御手段
8bと、シャワー送出時のシャワー流量を変更させるた
めのシャワー流量制御手段8cと、シャワー送出時のノ
ズル位置を変更させるためのノズル位置制御手段8d
と、乾燥時の送風温度を変更させるための送風温度制御
手段8eとからなる。好み判定手段9で決定された便座
温度、シャワー温度、シャワー流量、ノズル位置及び送
風温度に関する各制御量を便座温調手段3、洗浄手段4
及び乾燥手段5に与える。
【0028】主制御手段7は便座本体2に着座している
使用者の指示に従って便座温調制御ないし洗浄制御ない
し乾燥制御を行うが、操作手段6からの変更指示を受け
ない限りは便座環境制御手段8から出力される各制御量
を用いて、便座温度制御、シャワー温度制御、シャワー
流量制御、ノズル位置制御及び送風温度制御を行う。
【0029】好み判定手段9の構成手段として、神経回
路網を模した学習手法を用いる。神経回路網模式手段と
しては、文献1(PDPモデル、D.E.ラメルハート
他2名、甘利俊一監訳、1989年)、文献2(ニュー
ロコンピュータの基礎、p102、中野馨他7名、19
90年)、特公昭63−55106号公報などに示され
たものがある。
【0030】以下、文献1に記載された最もよく知られ
た学習アルゴリズムとして誤差逆伝搬法を用いた多層パ
ーセプトロンを例にとり、具体的な神経回路網模式手段
の構成及び動作について説明する。
【0031】図2は、神経回路網模式手段の構成単位と
なる神経素子の概念図である。図2において、201〜
20Nは神経のシナプス結合を模式する疑似シナプス結
合変換器であり、20aは疑似シナプス結合変換器20
1〜20Nからの出力を加算する加算器であり、20b
は設定された非線形関数、たとえば、しきい値をhとす
るシグモイド関数、 f(y,h)=1/(1+exp(−y+h)) (式1) によって加算器20aの出力を非線形変換する非線形変
換器である。なお、図面が煩雑になるので省略したが、
修正手段からの修正信号を受ける入力線が疑似シナプス
結合変換器201〜20Nと非線形変換器20bにつな
がっている。また、疑似シナプス結合変換器201〜2
0Nが神経回路網模式手段の結合重み係数となる。この
神経素子には、信号処理モードと学習モードの2つの種
類の動作モードがある。
【0032】以下、図2に基づいて神経素子のそれぞれ
のモードの動作について説明する。まず、信号処理モー
ドの動作の説明をする。神経素子はN個の入力X1〜X
nを受けて1つの出力を出す。i番目の入力信号Xi
は、四角で示されたi番目の疑似シナプス結合変換器2
0iにおいてWi・Xiに変換される。疑似シナプス結
合変換器201〜20Nで変換されたN個の信号W1・
X1〜Wn・Xnは加算器20aに入り、加算結果yが
非線形変換器20bに送られ、最終出力f(y,h)と
なる。つぎに、学習モードの動作について説明する。学
習モードでは、疑似シナプス結合変換器201〜20N
と非線形変換器20bの変換パラメータW1〜Wnとh
を、修正手段からの変換パラメータの修正量ΔW1〜Δ
WnとΔhを表す修正信号を受けて、 Wi+ΔWi ; i=1,2,・・ ,N h+Δh (式2) と修正する。
【0033】図3は上記神経素子を4つ並列につないで
構成した信号変換手段の概念図である。いうまでもな
く、以下の説明は、この信号変換手段を構成する神経素
子の個数を4個に特定するものではない。図3におい
て、311〜344は疑似シナプス結合変換器であり、
301〜304は、図2で説明した加算器20aと非線
形変換器20bをまとめた加算非線形変換器である。図
3において、図2と同様に図面が煩雑になるので省略し
たが、修正手段からの修正信号を受ける入力線が疑似シ
ナプス結合変換器311〜344と加算非線形変換器3
01〜304につながっている。疑似シナプス結合変換
器311〜344も結合重み係数となる。この信号変換
手段の動作については、図2で説明した神経素子の動作
が並列してなされるものである。
【0034】図4は、学習アルゴリズムとして誤差逆伝
搬法を採用した場合の信号処理手段の構成を示したブロ
ック図で、41は上述の信号変換手段である。ただし、
ここではN個の入力を受ける神経素子がM個並列に並べ
られたものである。42は学習モードにおける信号変換
手段41の修正量を算出する修正手段である。以下、図
4に基づいて信号処理手段の学習を行う場合の動作につ
いて説明する。信号変換手段41はN個の入力S
in(X)を受け、M個の出力Sout (X)を出力する。
修正手段42は、入力信号Sin(X)と出力信号Sout
(X)とを受け、誤差計算手段または後段の信号変換手
段からのM個の誤差信号δi (X)の入力があるまで待
機する。誤差信号δi (X)が入力され修正量を ΔWij=δi (X)・Siout(X)・(1−Siout(X))・Sjin (X) (i=1〜N,j=1〜M) (式3) と計算し、修正信号を信号変換手段41に送る。信号変
換手段41は、内部の神経素子の変換パラメータを上で
説明した学習モードにしたがって修正する。
【0035】図5は、神経回路網模式手段を用いた多層
パーセプトロンの構成を示すブロック図であり、51
X、51Y、51ZはそれぞれK個、L個及びM個の神
経素子からなる信号変換手段であり、52X、52Y及
び52Zは修正手段であり、53は誤差計算手段であ
る。以上のように構成された多層パーセプトロンについ
て、図5を参照しながらその動作を説明する。信号処理
手段50Xにおいて、信号変換手段51Xは、入力S
iin (X)(i=1〜N)を受け、出力Sjout(X)
(j=1〜K)を出力する。修正手段52Xは、信号S
iin (X)と信号Sjout(X)を受け、誤差信号δ
j (X)(j=1〜K)が入力されるまで待機する。以
下同様の処理が、信号処理手段50Y、50Zにおいて
行われ、信号変換手段51Zより最終出力Shout(Z)
(h=1〜M)が出力される。最終出力Shout(Z)
は、誤差計算手段53にも送られる。誤差計算手段53
においては、2乗誤差の評価関数COST(式4)に基
づいて理想的な出力T(T1,・・・・・,TM )との
誤差が計算され、誤差信号δh (Z)が修正手段52Z
に送られる。
【0036】
【数1】
【0037】ただし、ηは多層パーセプトロンの学習速
度を定めるパラメータである。つぎに、評価関数を2乗
誤差とした場合には誤差信号は、 δh(Z)=−η・(Shout(Z)−Th ) (式5) となる。修正手段52Zは、上で説明した手続きにした
がって、信号変換手段51Zの変換パラメータの修正量
ΔW(Z)を計算し、修正手段52Yに送る誤差信号を
(式6)に基づき計算し、修正信号ΔW(Z)を信号変
換手段51Zに送り、誤差信号δ(Y)を修正手段52
Yに送る。信号変換手段51Zは、修正信号ΔW(Z)
に基づいて内部のパラメータを修正する。なお、誤差信
号δ(Y)は(式6)で与えられる。
【0038】
【数2】
【0039】ここで、Wij(Z)は信号変換手段51Z
の疑似シナプス結合変換器の変換パラメータである。以
下、同様の処理が信号処理手段50X及び50Yにおい
て行われる。学習と呼ばれる以上の手続きを繰り返し行
うことにより、多層パーセプトロンは入力が与えられる
と理想出力Tをよく近似する出力を出すようになる。な
お、上記の説明においては、3段の多層パーセプトロン
を用いたが、これは何段であってもよい。また、文献1
にある信号変換手段のなかの非線形変換手段の変換パラ
メータhの修正法についてと慣性項として知られる学習
高速化の方法については、説明の簡略化のため省略した
が、この省略は本発明を拘束するものではない。このよ
うに神経回路網模式手段からなる好み判定手段9は、個
人識別手段13からの使用者特定データ、環境検出手段
10からの室内環境データ(室温、湿度、壁温、市水
道)とその使用者が操作手段6を操作することで得たそ
の使用者好みの便座環境(便座温度、シャワー温度、シ
ャワー流量、ノズル位置及び送風温度)データとの関係
を学習するものである。また操作手段6及び環境検出手
段10及び個人識別手段13から得られる情報を用いて
どのような便座環境制御が好ましいかということを簡単
なルールで記述することが容易でない場合にも、過去の
経験を元に(学習によって)自然な形で表現することが
できる。
【0040】使用者が操作手段6によって便座環境(便
座温度、シャワー温度、シャワー流量、ノズル位置及び
送風温度)に対する変更指示を与えなかった場合は、最
適な便座環境制御がなされていると見なし学習が強化さ
れる。
【0041】本実施例は、こうして得られた情報を組み
込んで、好み判定手段9を構成するものである。この動
作は使用状態において常時実施される。好み判定手段9
によって特定された使用者が任意の室内環境下において
どのような便座環境(便座温度、シャワー温度、シャワ
ー流量、ノズル位置及び送風温度)を好むかが判定され
るが、便座環境制御手段8ではその使用者が便座本体2
に着座しこのトイレ装置を使用する場合に、初期出力値
として現在の室内環境下でその使用者に対する最適の便
座環境(便座温度、シャワー温度、シャワー流量、ノズ
ル位置及び送風温度)制御量を、便座温調手段3、洗浄
手段4及び乾燥手段5のそれぞれに与える。もちろん従
来と同様、この制御量(初期出力値)に対し使用者が操
作手段6によって便座環境(便座温度、シャワー温度、
シャワー流量、ノズル位置及び送風温度)を手動で変更
させることも可能である。
【0042】使用者が操作手段6によって便座環境(便
座温度、シャワー温度、シャワー流量、ノズル位置及び
送風温度)に対する変更指示を与えなかった場合は、す
でに便座環境制御手段8から最適な便座環境制御がなさ
れていると見なし学習は強化される。
【0043】ところで好み判定手段9の構成手段として
は、神経回路網を模した学習手法を用いず、適当なルー
ルに基づいたテーブルルックアップ法や人工知能を利用
する手法を用いてもよい。学習手法も前記したような誤
差逆伝播による手法でなく、例えばパターン分類型の競
合学習を採用してもよい。また制御すべき便座環境の種
類としては上記した便座温度、シャワー温度、シャワー
流量、ノズル位置及び送風温度に限るものではない。
【0044】上記構成において、まず個人識別手段13
が便座本体2に着座している使用者を特定する。また操
作手段6によりその使用者がどのような便座環境(便座
温度、シャワー温度、シャワー流量、ノズル位置及び送
風温度など)を好んでいるか監視する。また環境検出手
段10によりこの時の室温、湿度、壁温及び市水温など
の室内環境情報を計測することができる。好み判定手段
9はこれら個人識別手段13、操作手段6及び環境検出
手段10からの情報を入力条件とし、使用者ごとの好み
度合を使用の都度常時学習するので、このトイレ装置が
実際に使用されている現場で徐々に使用者ごとの好み度
合を正確に把握するようになる。またその使用者ごとに
異なる快適感や好みや体型に応じ、各使用者に最も適し
た便座環境を提供できるように便座環境制御手段8に出
力すべき制御量を決定する。言いかえると好み判定手段
9は任意の室内環境において任意の使用者が使用するの
に最も適した便座環境制御量を推定するように学習す
る。さらに便座環境制御手段8は、この好み判定手段9
からの出力に基づき便座環境を自動調節するので、各使
用者や室内環境に最適な便座環境を手動操作なしで提供
できるという効果がある。
【0045】また使用者が新たに増えた場合や、ある使
用者の快適感や好みや体型に変化が生じた場合、あるい
は設置場所などの室内環境が変化した場合なども、新た
に最適となった便座環境(便座温度、シャワー温度、シ
ャワー流量、ノズル位置及び送風温度など)を常時学習
によって追従し自動調節するので、設置後の使用形態変
化に対する融通性が非常に高いという効果もある。
【0046】好み判定手段として神経回路網模式手段を
用いているので、未学習の操作、使用者、室内環境に対
してもこれまでの学習結果から妥当な便座環境を推定で
きるという効果がある。また好み判定手段に対し個人識
別手段13、操作手段6、環境検出手段10から突発的
なノイズ性の誤った情報が入力された場合でも、これま
での学習結果から総合して妥当な便座環境を推定できる
という効果もある。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明のトイレ装置によれ
ば、次の効果が得られる。 (1)使用者ごとに大きく異なる快適感や好みや体型に
応じた便座環境(便座温度、シャワー温度、シャワー流
量、ノズル位置及び送風温度など)を自動調節するの
で、複数の人が本トイレ装置を使用する場合でも使用者
が変わる都度設定を変更する必要がなくなるため、使用
者にとって快適でかつ大変使い勝手が良い。 (2)使用者に合致した便座環境制御を行うので必要以
上に暖房したり、過大なシャワー流量を送出することも
なく省エネルギー化を図ることができる。 (3)特に個人識別手段として、便座本体に容易に取り
付けられる重量センサ及び距離センサを用いたので安価
でかつ再現性の高いデータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるトイレ装置の構成を
示すブロック図
【図2】神経回路網模式手段の構成単位となる神経素子
の概念図
【図3】神経素子を4つ並列につないで構成した信号変
換手段の概念図
【図4】学習アルゴリズムとして誤差逆伝搬法を採用し
た場合の信号処理手段の構成を示したブロック図
【図5】神経回路網模式手段を用いた多層パーセプトロ
ンの構成を示すブロック図
【図6】本発明の一実施例における重量センサの取り付
け位置を示す図
【図7】本発明の一実施例における距離センサの取り付
け位置を示す図
【図8】従来のトイレ装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 便器 2 便座本体 3 便座温調手段 4 洗浄手段 5 乾燥手段 6 操作手段 7 主制御手段 8 便座環境制御手段 9 好み判定手段 10 環境検出手段 11 重量センサ 12 距離センサ 13 個人識別手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便座本体に着座している使用者の重量を検
    出する重量センサと、前記便座本体に着座している前記
    使用者の着座姿勢を検出する距離センサと、前記重量セ
    ンサ及び前記距離センサから検出される前記使用者の特
    徴量に基づいて前記使用者を特定する個人識別手段と、
    前記個人識別手段からの出力に基づき前記使用者ごとに
    便座環境を自動調節する便座環境制御手段とを備えたト
    イレ装置。
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