JPH0522068Y2 - - Google Patents

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JPH0522068Y2
JPH0522068Y2 JP1987108498U JP10849887U JPH0522068Y2 JP H0522068 Y2 JPH0522068 Y2 JP H0522068Y2 JP 1987108498 U JP1987108498 U JP 1987108498U JP 10849887 U JP10849887 U JP 10849887U JP H0522068 Y2 JPH0522068 Y2 JP H0522068Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は鮪延縄漁業等の延縄漁業における枝縄
結着信号発生装置に関し、特には各種の延縄条件
に応じて、幹縄の任意の位置に枝縄及び浮玉を結
着するための合図となる信号を発生するようにし
た装置に関するものである。
従来の技術 鮪延縄漁業においては、船体の投縄機から幹縄
を海中に投縄する際に、該幹縄に一定の間隔で浮
玉を固着した浮縄を取り付けるとともに前記幹縄
に適宜の間隔を保つて餌をつけた枝縄を結着して
いる。
幹縄に前記枝縄及び浮玉を結着するには、該幹
縄を繰り出す際に、一定間隔で信号音を発する枝
縄結着信号発生装置が一般に使用されており、作
業員は上記信号音に合わせて、投縄機から投縄さ
れている幹縄に枝縄及び浮玉を結着している。従
つて前記幹縄結着信号発生装置から発せられる信
号音の周期を変更することによつて、枝縄を結着
する間隔を適宜調節することが可能となる。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の幹縄に枝縄及
び浮玉を結着する手段の場合、前記信号音の周期
は、漁労長の過去の経験とか勘に頼つて決定され
ているのが通例であり、枝縄の間隔が必ずしも最
適な間隔を常に保持しているとはいえないという
問題点がある。更に投縄後の幹縄が海中でどのよ
うな形状となつているのかが不明である上、各枝
縄の先端にある餌の水深も明らかでないので、例
えば不漁時に前記信号音の周期を変える等の処置
を施しても充分に漁果の向上に反映させることが
出来ないという難点がある。特に鮪漁では、通常
温度躍層部と呼ばれる水温の極端に変化する水深
部に餌を吊るす事が有効であることが知られてい
るが、従来の勘に頼つた方法では、上記温度躍層
部に対して集中的に餌を吊るすような枝縄の結着
作業を行うことができない。
そこで本考案はこのような従来の延縄漁業にお
ける枝縄結着信号発生装置が有している問題点を
解消して、各種の条件に対応して常に最適な位置
に枝縄を結着することが出来る装置の提供を目的
とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上記の目的を達成するために、投縄速
度、浮玉間の幹縄長さ及び船速等の各種データを
入力する入力部と、該入力部のデータに基づいて
延縄曲線を二次関数曲線として算出する演算処理
部と、該演算処理部に連動して前記二次関数曲線
を画像として表示するとともに、表示された延縄
曲線上に前記入力部を介して設定された任意の複
数個の位置に枝縄を表示する画像表示部と、該設
定位置に対応して枝縄結着信号を発生する前記演
算処理部に付設された信号発生部とから成ること
を特徴とする延縄漁業における枝縄結着信号発生
装置を提供する。
作 用 上記構成の本考案によれば、入力部から投縄速
度、浮玉間の幹縄長さ及び船速等の投縄条件の各
種データを入力すると、上記各データに基づいて
演算処理部が延縄曲線を二次関数曲線として算出
し、画像表示部が前記二次関数曲線を画像として
表示する。前記二次関数曲線上の任意の位置に前
記入力部を介して目視により設定された複数個の
枝縄位置に対応して、前記演算処理部に付設され
た信号発生部が枝縄を結着する信号を発生する。
従つて作業者は上記信号発生部から得られる信号
に基づいて枝縄及び浮玉を幹縄に結着することに
よつて、最も適した結着位置を確保することが出
来る。
実施例 以下図面を参照して本考案にかかる延縄漁業に
おける枝縄結着信号発生装置の一実施例を説明す
る。
第1図は本考案の基本的な構成を示すブロツク
回路図であつて、図中1は各種データを入力する
入力部であり、上記データとして例えば投縄速度
2、浮玉間の幹縄長さ3、船速4等が挙げられ
る。5は演算処理部であつて、前記入力部1から
のデータに基づいて、延縄曲線を二次関数曲線と
して算出する機能を有している。6は画像表示部
であり、演算処理部5に連動して前記二次関数曲
線のグラフを画像として表示するものである。7
は信号発生部であつて、該信号発生部7は前記演
算処理部5に付設されて、画像表示部6に表示さ
れた延縄曲線上の入力部1により設定された任意
の複数個の位置に枝縄を結着する信号を発生する
ようにしてある。
第2図は画像表示部6に表示される延縄の一例
を示したものであつて、同図において横軸は浮玉
間の距離、縦軸は水深を示しており、8は水深用
カーソル線、9は延縄曲線を示す。枝縄10は延
縄曲線9上を入力部1からの設定により自由に移
動させることが可能であつて、例えば破線で示し
た枝縄10aの位置に自在に変更することが出来
る。10b,10cはこのようにして設定された
枝縄であり、必要数の枝縄の設定が可能である。
また水深用カーソル線8を上下方向に移動させる
ことにより水深位置を知ることが出来る。従つ
て、予め調べてある温度躍層の水深に容易に枝縄
を必要数設定可能である。
第3図は実際の海中における枝縄10の結着状
態を示した例であり、図中11は幹縄、12a,
12bは浮玉、13は浮縄であつて、図示例は先
端部に餌14を付けた枝縄10を幹縄11に5本
吊り下げた場合を示している。
幹縄11は浮玉12a,12b間に吊下されて
いて、該浮玉12a,12b間を通る二次関数曲
線を浮縄13の長さ分だけ下方に並行移動した曲
線となつている。
今、第3図に示した各枝縄10間の距離をl1,
l2,……l6とすると、浮玉12a,12b間の幹
縄11の全長Lは、 L=l1+l2+……+l6 ……(1) となる。一方浮玉12a,12b間の距離Dは投
縄速度をW、船速をSとすると、 D=(L/W)×S ……(2) で示される。
今、図示上の浮玉12aの位置を原点とし、水
平方向をX軸、垂直方向をY軸とすると、前記幹
縄11は下記(3)式の二次関数で表わされる。
Y=f(x)=ax(X−D) ……(3) a:定数 また幹縄11の全長Lは、 L=∫D 0√1+{′()}2dx ……(4) で与えられる。上記(2),(3)式を代入して(4)式を解
けば、前記(3)式の定数aが求められ、二次関数式
f(x)が確定する。
第1図に示した入力部1に投縄速度2(W)、浮
玉間の幹縄長さ3(L)及び船速4(S)を入力す
ると、演算処理部5は前述した方向で二次関数f
(x)を求め、画像表示部6上に関数f(x)の曲
線を浮縄13の長さ分、下方に並行移動した延縄
曲線として表示する。
第3図において幹縄11上の枝縄結着位置のX
座標を左からx1,x2,x3,x4,x5とすれば、l1
〜l6は順次演算処理部5により、次のように求め
られる。
l1=∫X1 0√1+{′()}2dx l2=∫X2 X1√1+{′()}2dx 〓 l5=∫X5 X4√1+{′()}2dx l6=L−(l1+l2+l3+l4+l5) 従つて信号発生部7は浮玉12aを投入した
後、1本目の枝縄をl1/W時間後、2本目は(l1
+l2)/W時間後、以下順次(l1+l2+l3)/W
時間後、(l1+l2+l3+l4)/W時間後、(l1+l2+
l3+l4+l5)/W時間後及びL/W時間後の間隔
で信号を発生する。よつて作業者は信号発生部7
から発せられる上記信号に合せて、幹縄11に順
次枝縄10を結着することによつて、そのときの
条件に合せて最適な結着間隔を保持した枝縄結着
状態を得ることができる。
考案の効果 以上詳細に説明した如く、本考案にかかる延縄
漁業における枝縄結着信号発生装置は、投縄速
度、浮玉間の幹縄長さ及び船速等の各種データを
入力する入力部と、該入力部のデータに基づいて
延縄曲線を二次関数曲線として算出する演算処理
部と、該演算処理部に連動して前記二次関数曲線
を画像として表示するとともに、表示された延縄
曲線上に前記入力部を介して設定された任意の複
数個の位置に枝縄を表示する画像表示部と、該設
定位置に対応して枝縄結着信号を発生する前記演
算処理部に付設された信号発生部とから成る構成
としたので、以下に記す作用効果が得られる。即
ち幹縄に枝縄及び浮玉を結着する際の信号音の周
期が単に漁労長等の経験又は勘に頼ることなく、
予め投縄速度、浮玉間の幹縄長さ、船速等の各種
データを入力部に入力することにより、演算処理
部が演算した延縄曲線上に枝縄結着位置を目視に
より自由に設定でき、この設定位置に対応して自
動的に発生する信号音に基づいて温度躍層部に餌
を集中的に吊ることが可能となり、漁場における
状況に最も適した枝縄及び浮玉の結着間隔を速か
に、かつ、容易に得ることが出来る。従つて、各
漁場に応じて漁果の向上に速かに反映されること
ができるという大きな利点を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる延縄漁業における枝縄
結着信号発生装置の一実施例を示すブロツク回路
図、第2図は画像表示部に表示される延縄曲線の
一例を示すグラフ、第3図は幹縄に対する枝縄の
結着例を示す概要図である。 1……入力部、2……投縄速度、3……浮玉間
の幹縄長さ、4……船速、5……演算処理部、6
……画像表示部、7……信号発生部、8……水深
用カーソル線、9……延縄曲線、10……枝縄、
11……幹縄、12a,12b……浮玉、13…
…浮縄、14……餌。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 投縄速度、浮玉間の幹縄長さ及び船速等の各種
    データを入力する入力部と、該入力部のデータに
    基づいて延縄曲線を二次関数曲線として算出する
    演算処理部と、該演算処理部に連動して前記二次
    関数曲線を画像として表示するとともに、表示さ
    れた延縄曲線上に前記入力部を介して設定された
    任意の複数個の位置に枝縄を表示する画像表示部
    と、該設定位置に対応して枝縄結着信号を発生す
    る前記演算処理部に付設された信号発生部とから
    成ることを特徴とする延縄漁業における枝縄結着
    信号発生装置。
JP1987108498U 1987-07-14 1987-07-14 Expired - Lifetime JPH0522068Y2 (ja)

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JPS6411672U JPS6411672U (ja) 1989-01-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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