JPH0522089U - 発泡樹脂廃材の減容処理装置 - Google Patents
発泡樹脂廃材の減容処理装置Info
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】発泡樹脂製品の廃材を大きな塊のまま投入する
だけで自動的に細かく破砕し、それを効率良く減容して
ブロック状や柱状などの取扱いやすい塊に成形すること
ができ、また、フレーム等の高温化も防止し得るコンパ
クトな発泡樹脂廃材の減容処理装置を提供することにあ
る。 【構成】本体1に発泡樹脂製品廃材を投入する開閉蓋1
00を備えた上室Aを設けるとともに、この上室の底に
通じる容積の狭まった通路状の下室Bを設け、上室内A
には投入された発泡樹脂製品廃材を粗砕する粗砕刃機構
3を設ける一方、下室内には粗砕された発泡樹脂製品廃
材片を細砕する細砕刃機構3’を設け、下室Bの外側に
は一部が下室に開口する送り筒4を設けるとともに、該
送り筒に、先端にノズル5aを有する熱伝導性のよい材
質からなる加熱筒5を熱遮断性能を有する継手9を介し
て直列状に接続し、本体1には下底に前記ノズルの噴孔
を嵌める穴を有する金型筒12を装脱可能に内蔵した。
だけで自動的に細かく破砕し、それを効率良く減容して
ブロック状や柱状などの取扱いやすい塊に成形すること
ができ、また、フレーム等の高温化も防止し得るコンパ
クトな発泡樹脂廃材の減容処理装置を提供することにあ
る。 【構成】本体1に発泡樹脂製品廃材を投入する開閉蓋1
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通じる容積の狭まった通路状の下室Bを設け、上室内A
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を嵌める穴を有する金型筒12を装脱可能に内蔵した。
Description
【0001】
本考案は発泡樹脂廃材の減容処理装置の改良に関する。
【0002】
発泡樹脂は断熱性、軽量性、クッション性などの特性から包装資材、建築資材 などに盛んに利用されているが、使用後の発泡樹脂製品は嵩張るため始末に難渋 をきたしている。従来このような発泡樹脂製品の廃物は、雑芥としてそのまま焼 却されている。
【0003】 しかしながら、発泡樹脂製品の廃物は高発熱量物質であるため、炉を損傷した り、旺盛に発生する煙による公害問題を引き起すなどのスラブルが発生しやすい 。この対策として、本出願人は、平成2年実用新案登録願第405259号にお いて、発泡樹脂製品の廃材を自動的に破砕−送り−加熱−押出しブロック成形の 工程により減容化し得る装置を提案した。 この装置はダンボール紙や布などのセルロース系廃棄物や、釘、ねじ、ホチキ ス片などの金属片が混入されていてもトラブルが生じにくいというメリットがあ った。しかし、破砕が広い容積のホッパー内で行われるだけであるため、発泡樹 脂製品の廃材を細かくすることができず、あらかじめ適度に分割してからホッパ ーに投入することが必要となったり、大きな片が送り工程部分や加熱工程部分に 装入されるため、それらの負荷が増したり、詰まりが生じたりする問題があった 。また、加熱筒の熱容量が大きくヒータの熱が効率良く伝達されないため、加熱 筒内の発泡樹脂片が過熱されて発煙などが生ずる危険があり、しかも送り筒と加 熱筒が一体化されているため、フレーム等に伝熱され使用時間の経過と共に高温 化するという問題があった。
【0004】
本考案は前記のような問題点を解消するために考案されたもので、発泡樹脂製 品の廃材を大きな塊のまま投入するだけで自動的に細かく破砕し、それを効率良 く減容してブロック状や柱状などの取扱いやすい塊に成形することができ、また 、フレーム等の高温化も防止し得るコンパクトな発泡樹脂廃材の減容処理装置を 提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するため本考案は、本体に発泡樹脂製品廃材を投入する開閉蓋 を備えた上室を設けるとともに、この上室の底に通じる容積の狭まった通路状の 下室とを設け、上室内には開閉蓋から投入された発泡樹脂製品廃材を粗砕する粗 砕刃機構を設ける一方、下室内には粗砕された発泡樹脂製品廃材片を細砕する細 砕刃機構を設け、下室の外側には一部が下室に開口する送り筒を設けるとともに 、該送り筒に、先端にノズルを有する熱伝導性のよい材質からなる加熱筒を筒状 継手を介して直列状に接続し、本体には下底に前記ノズルの噴孔を嵌める穴を有 する金型筒を装脱可能に内蔵した構成としたものである。
【0006】
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。 図1ないし図8は本考案による発泡樹脂廃材の減容処理装置の実施例を示して おり、図1しないし図3は全体の構造を示している。 1は本体であり、矩形状枠体の前後、左右及び頂面にカバー1a,1b,1c ,1d,1eが張設されることでボックス状となっており、キャスタ24により 移動自在となっている。 前記本体1の上半部には上室Aが画成されている。この上室Aは、前面側から 奥に向かって下向きに傾斜した前側板2aと、後側カバー側から下向きに傾斜し た後側板2bと、左右カバーの内側に設けたフレーム板1f,1gから下向きに 傾斜した左右側板2c,2dとによって下すぼまり状をなしている。また、本体 1の下半部には、前記上室Aと連通する下室Bが画成されている。この下室Bは 、図1と図2のように、左右側板2c,2dに続いて本体の下側方に先すぼまり 状に下る壁板2c’,2d’と前側板2aと後側板2bに続く壁板2a’、2b ’とによって先細り状の通路として構成され、先端が後述する送り筒の受け入れ 口に通じている。下室Bは図2のように本体1の後方でかつ左右のいずれかに偏 した方向に向いている。 そして、前記本体1の前面上隅部域には、投入口を構成する開閉蓋100が設 けられている。この開閉蓋100は、図2に示すように前方に開く第1蓋100 aと上方に開く第1蓋100bとを有し、第1蓋100aによって発泡樹脂廃材 Wの投入操作時に腕部が上室A内に過度に差し込まれることを防止している。 3は粗砕刃機構であり、上室A内に設けられ、投入された発泡樹脂廃材Wを粗 砕するとともに粗砕発泡樹脂廃材片を下室Bに押し込むものである。粗砕刃機構 は、図1ないし図3にように、上室Aのほぼ中央域を横切りフレーム板1f,1 gに軸受300,300を介して回転自在に横架された角断面の破砕軸3aと、 該破砕軸3aに軸線方向で所定間隔ごとでかつ円周方向では120度間隔で固定 された複数枚の移動刃3bと、それら移動刃3bと組をなすように前側板2aに 固設された固定刃3cとを有している。 前記破砕軸3aは先端にスプロケット32を有し、このスプロケット32は前 側板2aの下の中間フレーム1h上に設けたモータ33の出力軸に固定した駆動 スプロケットとチェーンにより結ばれ、所定の回転数で駆動されるようになって いる。 前記移動刃3bは投入口から投入された粗砕発泡樹脂廃材Wを下方へ掻きこみ ながらカットするように回転方向に刃部を持った長い波形状をなし、基端部の角 穴によって前記破砕軸3aに嵌合し、各移動刃3b間は円筒状のスペーサ34に よって間隔が規制されている。固定刃3cは前記移動刃3bと小さなクリアラン スを持つように配置されている。
【0007】 3’は下室Bに内蔵した細砕刃機構であり、前記粗砕刃機構3によって強制的 に押し込まれた粗砕発泡樹脂廃材片W’を細かく破砕して下方へと送るためのも のである。細砕刃機構3’は、図1、図2、図7、図8に示されており、壁板2 c’,2d’を貫通して軸受によって支持された一端にフランジ3gを持つドラ ム状破砕軸3a’と、ドラム状破砕軸3a’にリング状ワッシャ3とともに積層 されるように外嵌され外周に複数の刃部303を有するリング状のカッタブレー ド3dと、ドラム状破砕軸3a’の端面にビスで着脱可能に止められたストッパ プレート3fを備えている。この構造を採用することによって軽量化とメインテ ナンスの容易化を図ることができる。 前記ドラム状破砕軸3a’は端部にスプロケット32’を有し、そのスプロケ ット32’は下部フレーム1iに設けたモータ33’によって後記する回転スク リューともども駆動されるようになっている。ドラム状破砕軸3a’は180度 ごとにキー溝301,301を有し、ブレード数枚ごとに位相がずれるようにカ ッタブレード3dの内径部に配設したキー溝が前記キー溝と整合されキー302 ,302を打ち込むことによって図2のように刃部303が破砕軸線に斜めに交 差した並びとなるようにしている。そして、下室Bの壁板2c’,2d’はカッ タブレード3dの回転半径に近い間隔で対峙している。 4は前記下室Bの外側の下部フレーム近傍において粗砕刃機構3と直角状に設 けられた送り筒であり、鉄系の材質からからなり、図4に示すように、後端のフ ランジ42が壁板2a’、2b’に支持されている。そして、この送り筒4は前 記細砕刃機構3’によって細破砕された発泡樹脂細片W”の受入れ口41を下室 Bの下部領域に開口している。
【0008】 5は前記送り筒4と同軸上に設けられた加熱筒である。該加熱筒5はアルミニ ウムなどの熱伝導性のよい材質の薄肉パイプからなっており、外周には先端領域 に達するまでヒータ20が囲繞されている。このヒータ20は圧縮工程の負荷を 減じてスムーズに破砕発泡樹脂片を送りつつ軟化・溶融させるためである。加熱 筒5は、必要に応じて内径側後端部にテーパ壁を有していてもよい。 そして送り筒4の先端側と加熱筒5の後端側は適度の隙間をおいて対峙し、熱 遮断性能を持つ継手機構9を介して接続されるとともに下部フレーム1iに支持 されている。継手機構9は、図4と図5に示されており、詳しくは、送り筒4の 先端側と加熱筒5の後端側に外嵌する筒状継手本体9aと、筒状継手本体9aを 遊嵌し得る穴90を有する第1のブラケット9bを備えている。送り筒4の先端 外周と加熱筒5の後端外周には所定間隔でリング溝400,500が形成されて おり、このリング溝400,500によって筒状継手本体9aに線接触に近い形 ではめられている。 ブラケット9bは下部に座部92を有し、ボルト93によって下部フレーム1 iに固定されている。そして、ブラケット9bは穴90の周りに複数個のボス9 1が設けられ、各ボス91の端面が筒状継手本体9aのフランジ94に当接され 、ボス91のめねじ穴910にボルト95をねじ込むことで筒状継手本体9aを 小さな接触面積で支持している。
【0009】 一方、加熱筒5は先端が図3のように本体1の前面側下方に移置しており、そ の先端領域に上方に伸びるノズル5aを一体に有し、そのノズル5aより先には フランジ5bが設けられ、このフランジ5bの外端面に加熱筒5の先端開口に嵌 まるボスを有する端板5cが当接している。そして、フランジ5bは熱遮断性能 を持つ第2のブラケット9b’を介して下部フレーム1iに支持されている。こ の機構は図4と図6に示されている。 すなわち、ブラケット9b’は全体として角カップ状をなし、カップ底には加 熱筒5を遊嵌する穴90’が設けられこの穴90’一部から上面にはノズル5a をはめるための切欠き96が設けられている。穴90’の周りのカップ底には前 記第1のブラケット9bと同様にめねじ穴を持つ複数のボス91’が設けられ、 これらがフランジ5bの内端面と小さな接触面積で接し、ボルト95’によって フランジ5bおよび端板5cと結合されている。そして、ブラケット9b’は下 面が下部フレーム1iに乗せられ、ボルト93’によって支持されている。
【0010】 8は回転スクリューであり、先端が前記端板5cのボスに軸受を介して支持さ れ、後端が軸受800によって回転自在に支持され、軸端には前記ドラム状破砕 軸3a’に設けたスプロケット32’とチェーン35で連絡されたスプロケット 34が設けられ、低速の所定の回転数で駆動回転されるようになっている。 前記回転スクリュー8は、先端すなわちノズル5aの領域に練り棒8cを有し これよりも後方に送り筒の後端までスクリュー羽根8aが設けられている。前記 練り棒8cはスクリュー羽根8aの径よりも小さく、必要に応じて外周にスクリ ュー軸と平行かまたは適度に傾斜した複数本の溝が設けられる。端板5cまたは 加熱筒5の先端に近い領域には熱電対などからなる温度センサ5dが取付けられ ており、一定以上たとえば180℃となったときにモータ33’の駆動を停止さ せるようになっている。 前記第2のブラケット9b’の上面には図4で示すように受け皿97がビス等 によって固定されている。この受け皿には前記ノズル5aに嵌まる注入ガイド9 70が設けられている。
【0011】 12は金型筒であり、図1と図3に示すように本体1のフレーム板1fとカバ ー1c間に設けた縦長の空室Cに配される。そして、前面カバー1aには金型筒 12を装脱するための開閉蓋1jが取付けられている。 金型筒12は受け皿97に対し着脱される角形など任意の断面形状を有し、図 4のように、底部には前記注入ガイド970に挿脱可能に嵌まる充填穴120を 有し、側面は本体1の前面内に設けた少なくとも一組の保持アーム13で直立状 に支持されるようになっている。金型筒12の外周にはハンドリング用の取手1 21が設けられている。
【0012】 一方、筒室Cを構成する壁には樹脂が一定量金型筒12に充填されたときに自 動的に運転を停止させるための制御機構を有している。この機構は任意であるが 、この実施例では、図1のようにヒンジ27を介して金型筒12の上端を覆う蓋 体15が取付けられている。前記蓋体15は吊り部材を介して内部に中蓋150 を支持している一方、外部にはブラケット状のリミット板18が設けられている 。そして、壁には前記リミット板18に当接するリミットスイツチ16が取付け られている。リミットスイツチ16はモータ33の給電制御器に電気的に接続さ れ、金型筒12内を上昇した充填樹脂が中蓋150を介して蓋体15を押し上げ たときに、蓋体15がヒンジ27を支点として傾動しそれによりリミットスイッ チ16と離間し、その信号でモータ33の駆動を停止するようになっている。
【0013】 なお、実施例では、リミットスイッチ16でモータ33の駆動を制御している が、これに代えてクラッチ機構を制御してスプロケット32'、34の駆動力の 伝達を断接するようにしてもよい。また、蓋体15は単純にヒンジ20で支持し ているが、これに代えて、たとえばクランプ式などの蓋開閉機構を採用してもよ い。
【0014】 〔実施例の作用〕 次に本考案の使用方法と作用を説明する。 発泡樹脂廃材たとえば発泡ポリエチレンや発泡スチロールWを処理するに当っ ては、開閉蓋1jを開いて金型筒12を空室Cに装入し、充填穴120を注入ガ イド970に嵌めあわせ、金型筒12の上端開口に蓋体15を嵌合する。以上に より金型筒12がセットされ、それとともに、蓋体15のリミット板18がリミ ットスイツチ16と当接するため、モータ33は駆動可能な状態となる。
【0015】 発泡樹脂廃材Wは図2のように開閉蓋100を開いて投入すればよく、給電制 御器を操作してモータ33,33’を駆動するとともにヒータ20を作動させれ ばよい。こうすれば、上室Aに投入された発泡樹脂廃材Wは、まず粗砕刃機構3 の破砕軸3aの回転により移動刃3bと固定刃3cとで大まかに効率よく分割さ れる。 そして、粗砕発泡樹脂廃材片W’は移動刃3bの回転によって上室Aのすぼま った下部域から通路状の下室Bに強制的に送り込まれる。この下室Bではこれと 小さなクリアランスをもって細砕刃機構3’が回転しており、下室Bに送り込ま れた粗砕発泡樹脂廃材片W’はここに溜められながら積層状のしかも刃の位相が 周方向でずれたカッタブレード3dによって細かく破砕される。このようにして 細破砕された発泡樹脂細片W”は下室Bを流下し、底部に開口している受入れ口 41から送り筒4にスムーズに装填される。
【0016】 送り筒4内においては回転スクリュー8が回転しており、細破砕された発泡樹 脂細片W”はスクリュー羽根8aにより順次前方に移送され、加熱筒5に入る。 この加熱筒5は熱容量が小さく、熱伝導性がよいため、細破砕された発泡樹脂細 片W”をは前送されながら効率良く加熱されて軟化し、互いに融着されつつ先端 領域に押し込まれる。 特に加熱筒5は始業時に外周のヒータ20によりすばやく全体が均一に加熱さ れ、加熱筒5に発泡樹脂細片W”が残存していても、過熱によって発煙が生じた りすることがない。しかも、加熱筒5が熱容量が小さく熱伝導性がよいと送り筒 4や本体1に熱が伝わって高温となりやすいが、加熱筒5と送り筒4とがリング 溝400,500によって線接触的に筒状継手本体9aに保持され、その筒状継 手本体9aがボス91という小さな接触面積でブラケット9bに支持固定されて いる。また、加熱筒5の先端側も同様にボス91’を介してブラケット9b’に 支持固定されている。これらにより送り筒4や本体1のフレーム類とをうまく熱 遮断することができる。
【0017】 この先端領域には送り機能を有しない練り棒8cがスクリュー羽根8aと同一 回転している。このため、軟化融着しあった樹脂はこの領域で送りスピードが低 下され、滞留状態となり、後続するスクリュー羽根8aからの押圧と樹脂自体の 発熱とで脱泡される。脱泡ガスはスクリュー羽根8aと直筒穴52とのクリアラ ンスを介して後方に逃げ、送り筒4とスクリュー羽根8aとのクリアランスから 下室Bに排出される。一方、樹脂はヒータ20からの受熱でなかば溶融するとと もに、練り棒8cに捕捉されてスクリュー軸線の周りに回動され、これと回転ス クリュー8による送りとが交差するため、脱泡減容した樹脂は飴状ないしつきた ての餅のような弾力性のある性状に練り上げられる。
【0018】 このように練り上げられた脱泡減容樹脂は加熱筒5の上方に立設開口している ノズル5aに押し込まれ、注入ガイド970を介して金型筒12の内部に送り込 まれ始める。脱泡減容樹脂は金型筒12内を底から満たし始め、経時的に金型筒 12内を上昇する。そして、脱泡減容樹脂が充満すると、樹脂の頂部が中蓋15 0を押し上げ、それにより蓋体15がヒンジ27を支点として傾転する。すると リミット板18が位置固定のリミットスイッチ16から離間する。これにより、 モータ33、33’への通電が自動的に停止され、破砕および回転スクリュー8 による送りが停止される。
【0019】 そこであとは、取手121により金型筒12を少し持ち上げて充填穴120を 注入ガイド970から外せば金型筒12はフリーとなるので、開閉蓋1jを開い て取り出し、取手121により運搬し、水槽などの冷却手段に装入する。これに より樹脂は固化され、枕木や擬木などの再生品が得られる。または粉砕機に投入 すればペレット化される。前記金型筒12としてスペアを用意しておき、そのス ペアの金型筒12をすぐに受け皿97にはめれば、リミットイッチ16がオンと なる。以下前記サイクルを繰り返すことでほとんどタイムラグなく減容再生を行 うことができる。発泡樹脂の投入と金型筒12の装脱がいずれも本体1の前面側 で行われるため操作性がよく、しかも金型筒12が空室Cに格納されるため体裁 がよい。
【0020】 脱泡減容樹脂を押出しノズルから押し出してカッタで切断するようなことをし ないうえ、脱泡減容樹脂を容積を縮めた押出し室に押し込まず、練り棒8cを使 用して大きな容積の室を確保したまま脱泡・溶融化させるようにしているため、 処理すべき発泡樹脂廃材と一緒に金属片、木片、ダンボール屑などの異物が混入 していても、ノズルやカッタ等の損傷や押出し機構部分の詰りといったトラブル が生じない。
【0021】 〔考案の効果〕 以上説明した本考案によるときには、本体1に発泡樹脂製品廃材を投入する開 閉蓋100を備えた上室Aを設けるとともに、この上室の底に通じる容積の狭ま った通路状の下室Bを設け、上室内Aには投入された発泡樹脂製品廃材を粗砕す る粗砕刃機構3を設ける一方、下室内には粗砕された発泡樹脂製品廃材片を細砕 する細砕刃機構3’を設け、下室Bの外側には一部が下室に開口する送り筒4を 設けるとともに、該送り筒に、先端にノズル5aを有する熱伝導性のよい材質か らなる加熱筒5を熱遮断性能を有する継手9を介して直列状に接続し、本体1に は下底に前記ノズルの噴孔を嵌める穴を有する金型筒12を装脱可能に内蔵した ので、発泡樹脂廃材を大きな塊のまま投入しても、これを自動的に細かく破砕し 、さらにこれを所望形状・寸法の樹脂塊に再生することができ、しかも、送り筒 5の加熱効率がよく均一に加熱できるため減容効率が高く、装置全体をコンパク トな構造とすることができるとともに、始業時に局部過熱によって発煙が生ずる といったトラブルを回避できる。しかも加熱筒5の熱を送り筒4や本体を構成す るフレーム類に伝えにくくすることができるいうすぐれた効果が得られる。
【図1】本考案による発泡樹脂廃材の減容処理装置の実
施例を示す一部切欠正面図である。
施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】同じくその縦断側面図である。
【図3】同じくその部分切欠平面図である。
【図4】本考案装置における送り筒および加熱筒部分の
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図5】本考案装置における継手部分の部分切欠側面図
である。
である。
【図6】本考案装置における過熱筒先端部の平面図であ
る。
る。
【図7】本考案装置における細砕刃機構の縦断側面図で
ある。
ある。
【図8】図7のX−X線に沿う断面図である。
1 本体 3 粗砕刃機構 3’ 細砕刃機構 4 送り筒 5 加熱筒 9 継手 9b,9b’ ブラケット 12 金型筒 100 開閉蓋 A 上室 B 下室
Claims (3)
- 【請求項1】本体1に発泡樹脂製品廃材を投入する開閉
蓋100を備えた上室Aを設けるとともに、この上室の
底に通じる容積の狭まった通路状の下室Bを設け、上室
内Aには投入された発泡樹脂製品廃材を粗砕する粗砕刃
機構3を設ける一方、下室内には粗砕された発泡樹脂製
品廃材片を細砕する細砕刃機構3’を設け、下室Bの外
側には一部が下室に開口する送り筒4を設けるととも
に、該送り筒に、先端にノズル5aを有する熱伝導性の
よい材質からなる加熱筒5を熱遮断性能を有する継手9
を介して直列状に接続し、本体1には下底に前記ノズル
の噴孔を嵌める穴を有する金型筒12を装脱可能に内蔵
したことを特徴とする発泡樹脂廃材の減容処理装置。 - 【請求項2】熱遮断性能を有する継手9が、送り筒4の
先端側と加熱筒5の後端側に外嵌する筒状継手本体9a
と、筒状継手本体9aを遊嵌し得る穴90を有する第1
のブラケット9bを備え、送り筒4の先端外周と加熱筒
5の後端外周には所定間隔でリング溝400,500を
有し、ブラケット9bは穴90の周りに複数個のボス9
1を有し各ボス91の端面が筒状継手本体9aのフラン
ジ94に当接され、ボス91のめねじ穴910にボルト
95をねじ込むことで筒状継手本体9aを小さな接触面
積で支持している請求項1に記載の発泡樹脂廃材の減容
処理装置。 - 【請求項3】細砕刃機構3’が、一端にフランジ3gを
持つドラム状破砕軸3a’と、ドラム状破砕軸3a’に
リング状ワッシャ3とともに積層されるように外嵌され
外周に複数の刃部303を有するリング状のカッタブレ
ード3dと、ドラム状破砕軸3a’の端面に着脱可能に
止められたストッパプレート3fを備えている請求項1
に記載の発泡樹脂廃材の減容処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7820391U JPH0522089U (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 発泡樹脂廃材の減容処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7820391U JPH0522089U (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 発泡樹脂廃材の減容処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522089U true JPH0522089U (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=13655468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7820391U Pending JPH0522089U (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 発泡樹脂廃材の減容処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522089U (ja) |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP7820391U patent/JPH0522089U/ja active Pending
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