JPH05222094A - Hcvに対する抗体の検出、hcv感染の診断及びワクチンとしてのその予防に特異的な合成ペプチド - Google Patents
Hcvに対する抗体の検出、hcv感染の診断及びワクチンとしてのその予防に特異的な合成ペプチドInfo
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 C型肝炎ウイルス(HCV)または非A非B
型肝炎ウイルス(NANBHV)に対する抗体と免疫反
応性のあるペプチド、及びこのペプチドを抗原として用
いることで体液中のHCV或いはNANBHV抗体の存
在を検出する方法の提供。 【構成】 例えば以下のアミノ酸配列を持つペプチドを
含むペプチド構成物。 Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−S
er−Tyr−Ala−Asn−Gly−Ser−Gl
y−Pro−Asp−Gln−Arg−Pro−Tyr
−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro−
Lys−Pro−Cys−Gly−Ile−Val−P
ro−Ala−Lys−Ser−Val−Cys−Gl
y−Pro−Val−Tyr−Cys−X ただしXは−OHまたは−NH2及びアナログ、分節、
複合体及びそれらの重合体である。さらに免疫分析手順
に於いて上記のペプチド構成物を充分量用いたHCVに
対する抗体の検出法または、HCV感染またはNANB
Hの診断法。
型肝炎ウイルス(NANBHV)に対する抗体と免疫反
応性のあるペプチド、及びこのペプチドを抗原として用
いることで体液中のHCV或いはNANBHV抗体の存
在を検出する方法の提供。 【構成】 例えば以下のアミノ酸配列を持つペプチドを
含むペプチド構成物。 Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−S
er−Tyr−Ala−Asn−Gly−Ser−Gl
y−Pro−Asp−Gln−Arg−Pro−Tyr
−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro−
Lys−Pro−Cys−Gly−Ile−Val−P
ro−Ala−Lys−Ser−Val−Cys−Gl
y−Pro−Val−Tyr−Cys−X ただしXは−OHまたは−NH2及びアナログ、分節、
複合体及びそれらの重合体である。さらに免疫分析手順
に於いて上記のペプチド構成物を充分量用いたHCVに
対する抗体の検出法または、HCV感染またはNANB
Hの診断法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はC型肝炎ウイルス(HC
V)感染または非A非B型肝炎(NANBH)の診断並
びに予防に特異的なペプチドに関する。より詳細には、
本発明は体液中のHCVに対する抗体の検出及びそれを
用いたイムノアッセイに特異的な合成ペプチドに関す
る。本発明はHCVに対するモノクローナル及びポリク
ローナル抗体を誘導するための抗原としての組成物中、
並びにNANBH或いはHCV感染を予防するためのワ
クチン中の免疫源としての合成ペプチドの利用法も含
む。 【0002】 【従来の技術】近年、非A非B型肝炎(NANBH)は
輸血後肝炎の最も一般的な型となっている。チンパンジ
ーへの接種を含む研究から、感染病原体はトガウイルス
科ファミリーに類似した、脂質を含むウイルスである証
拠が得られた。 【0003】最近、C型肝炎ウイルス(HCV)と命名
されたこの病原体は、後に複数の構造タンパク質及び非
構造タンパク質にプロセスされる単一のポリプロテイン
をコードする、約10キロベースのゲノムサイズを有す
るRNAウイルスであると示された(1−4)。さらに
コンピューターを用いたタンパク質分析により、HCV
は動物のペスティウイルス科及びフラビウイルス科、並
びに2つの植物ウイルススーパーグループのメンバーと
類似性をもつことが証明された(5)。 【0004】さらに最近になって、多くの報告から、ウ
イルスの様々な領域の機能、及び変異体または近縁のウ
イルスから単離したゲノム断片間の関係について、首尾
一貫した理解が進んでいる。 【0005】HCVの構造の要約を、ウイルスのN末端
側から、以下に述べる。HCVは構造タンパク質領域及
び非構造(NS)タンパク質領域から成る。構造タンパ
ク質領域はさらにキャプシド及びエンベロープタンパク
質に分けられる。NSタンパク質領域はさらに、NS−
1からNS−5領域に分けられる(3)。 【0006】予想されるキャプシド領域(AA1−AA
120)は、C型肝炎感染の検出に於いて感度が上昇す
る、高い免疫反応性をもつ保存されたエピトープを含む
ことが示されている(6−8)。その領域はおそらく重
複の結果生じた、互いに相同で、黄熱病ウイルス(9)
及びフラビウイルス(表1A)のN末端コア領域とも相
同性を有する。等長の2つの部分(AA1−AA61,
AA61−AA120)から成る。ペプチドVIIIE(A
A2−AA62)及びIXD(AA65−AA119)と
表され、出願シリアルNo.558,799で開示された
両半節共、免疫反応性であることが示されている。クロ
ーン2と称される、Arimaらによってクローニング
されたNANBHウイルスのゲノム断片は、ペプチドVI
IIE(表1B)中の39〜43番の残基と同一な、Gl
y−Pro−Arg−Leu−Gly配列を含み、それ
はこのクローン2断片の、類縁ウイルスで予想されるコ
ア領域中に位置する。Reyesら(11)及びAri
maら(クローン1)(12)によってクローニングさ
れたNANBHウイルス由来の2つの他の塩基配列は、
黄熱病ウイルスのキャプシド領域と塩基配列の類似性を
示す(表1C)。このように、多数の類縁ウイルスが存
在し、クローニングの容易さから明らかなように、それ
らはすべて高い免疫原性のキャプシド領域を有する。C
型肝炎の変異体(J,J−1,J−4)もこの領域は高
度に保存され(2−4)、従ってArimaらによって
記述された他のクローンはHCVの変異体からと言うよ
りも寧ろ、別種のウイルス由来であり得る。 【0007】Mishiroとその共同研究者は、PC
RでHCV陽性の個体から得た血清に反応性を示すエピ
トープを含む、宿主細胞の塩基配列をコードするNAN
BHに感染したチンパンジーの血漿から、cDNAクロ
ーンを単離した(13)。免疫反応性ペプチド(GOR
エピトープ)の配列は、HCVにはコードされておら
ず、ゲノムの3/4に渡って塩基配列が発表されたHC
V(1)またはゲノムの上流側1/4をカバーするHC
Vの5′末端側塩基配列(2)とは似ていないことが報
告された。しかしながら、GDRエピトープ塩基配列の
検分から、UBI出願シリアルNo.558,799に記
述されたペプチドVIIIEにカバーされるN末端断片と4
7%相同であることが示された。より低い相同性が黄熱
病ウイルスキャプシドタンパク質(33%)及びAri
maらのクローン1に対応するタンパク質断片(37.
5%)との比較から得られた(12)(表1Dを見
よ)。 【0008】HCV感染個体のGDRエピトープ配列と
交叉反応する抗体の存在は、GDRエピトープとそれに
対応するHCVキャプシドタンパク質の領域の構造上の
類似性から説明できる。以前Houghtonらによっ
て固定され、C100領域に対する抗体である抗−C1
00(抗−C100陽性血清のすべてではないいくつか
に存在するという点で抗−GDRと共通の特徴をもつ、
ペプチドVIIIEに対する抗体)と比べて、それらは急性
及び慢性NANBH患者の双方から得られた、抗C−1
00陰性血清(それらは一連の血清変換で抗−C100
以前に現れる)でも検出され得、また抗−C100の血
清変換状態以降にも検出され、さらに正常な対照の1〜
2%、HBsAg陽性個体の15〜20%にも存在す
る。初期のNANBHアッセイでは、宿主限定的な細胞
質性抗原と反応することが報告され、実際に抗HCVキ
ャプシドタンパク質交叉反応が検出され得た。 【0009】予想されるエンベロープ(env)領域は
120番から400番のアミノ酸から成る。フラビウイ
ルス科のenv糖タンパク質は、env領域がフリーな
ウイルス粒子の主要な抗原であり、フラビウイルスの生
物学に於いて中心的な役割をもつことから、免疫化の重
要な標的となる。env領域は細胞受容体との結合を媒
介し、おそらく膜との融合を促進する。それはまた、予
防接種またはフラビウイルスの自然感染後の防御的免疫
反応を誘導し(14,15)、細胞性免疫を活性化する
(16)。env上のタイプ特異的エピトープは、フラ
ビウイルスに対する防御的免疫反応と最も強く関与した
ものである(17〜19)。米国と日本の株の比較に基
づくと、HCVのenv領域には多数の超可変性領域が
存在し(2)、このことからエピトープの株特異的反応
性が示され得る。 【0010】エンベロープのスモールMタンパク質に加
え、非構造タンパクNS−1は、デング熱に於ける防御
的免疫に寄与していることが示されている(20,2
1)。塩基配列と疎水性プロファイルの検分は、HCV
のNS−1領域は2つの相似なドメインを含むことを示
した(表1E)。この領域の典型的なモチーフは、5つ
またはそれ以上のアミノ酸を挟むシステイン対である。 【0011】NS−2領域の機能は知られておらず、そ
の特徴もほとんど報告されていない。 【0012】黄熱病ウイルスとの類似性から、HCVの
NS−3領域は、ウイルスの複製に必要なプロテアーゼ
活性を含む可能性がある(22)。黄熱病ウイルスで
は、His−53,Asp−77及びSer−138か
ら成る触媒3残基に対するNS−3の部位特異的突然変
異誘発により、トリプシン様セリンプロテアーゼ活性部
位が同定された。HCVに於いて対応する領域はNS−
3のN末端側1/3で、必須な残基はHis−110
3,Asp−1127及びSer−1188である。H
CVのNS−3のこれ以外の領域は免疫反応性を示す領
域を含む。この領域は互いに相似な3つの副領域から成
り(表1F)、これらの副領域は、NS−1領域の反復
分節とわずかな相関を持つ。 【0013】今日まで最も幅広く研究が行われた領域
は、NS−4非構造領域である。その機能は不明だが、
高い免疫反応性を示す領域を含み、Houghtonら
により第一にC100と命名された領域を含み(1)、
それは組換え技術を用いてHCV診断テストの基礎とな
った。C100HCV塩基配列の一部と黄熱病ウイルス
のそれに対応する領域の間には、高い構造上の相似が観
察される(表1G)。この領域はNANBHによる、ウ
イルスに対する抗体を主として検出するが(23)、実
験的には、先行するUnited Biomedica
l Inc.の出願シリアルNo.558,799及び多
数の最近の報告が、テストの感度及び特異性が抗原とし
てC100ポリペプチドに依存しているとするのは短絡
的であると示している。しかしながら、先行する出願シ
リアルNo.558,799で記述されているNS−4領
域由来の合成ペプチドは非特異的反応性の問題を解決し
ている。 【0014】HCVのC末端に隣接する非構造領域はN
S−5であり、ポリメラーゼ(pol)活性部位であ
る。この領域のGly−Asp−Asp配列は、多くの
ウイルスを通じて保存されている(11)。Maeno
らはNANBHの慢性期の患者から得た血清に特異的に
反応する免疫反応性のNS−5領域中のpol部位の上
流塩基配列に対応するクローンを単離した(24)。 【0015】何千もの血清と、何百もの注意深くデザイ
ンされた合成ペプチドを用いる血清学的確認を含む、幅
広い一連の実験を通じて、我々は免疫反応性ペプチドに
関与するキャプシドタンパク質をさらに解明し、エンベ
ロープ,NS−1,NS−2,NS−3及びNS−5タ
ンパク質領域内に含まれる新たな免疫反応性エピトープ
を同定した。 【0016】タンパク質表面の抗原性または免疫原性部
位を、最近“部位特異的血清学”と呼ばれる手法でマッ
ピングするため、合成ペプチドがますます用いられてき
ている。我々は、United Biomedical
で、HIVのエンベロープ及びコアタンパク質上の高抗
原性エピトープを同定し、解明する手法として、また、
HIV(以前はHTLV−III と称されていた)に対す
る抗体を検出するための、高感度で特異的なイムノアッ
セイを開発する手法としてこれを用いた。1988年4
月5日発効の米国特許4,735,896号、及び19
89年11月7日発効の米国特許4,879,212号
を見よ。それらの内容はここに、参照文献により完全に
編入されている(28,29)。後に、HTLV−I/
IIに感染した個体の抗体を検出するための合成ペプチド
を基にした診断アッセイの開発に於いて、より詳細にマ
ッピングされ、より解明されたHTLV−I/IIに関す
る一連の合成ペプチドが用いられた(30,31)。1
989年5月23日発効の米国特許4,833,071
号、1989年1月13日提出のU.S.S.N.07
/297,635号、1990年1月24日提出のU.
S.S.N.07/469,294号も見よ。これらの
アッセイは卓越した感度と他より優れた特異性を提供
し、あるケースでは2つのごく近縁のウイルス間の感染
を区別する能力を提供し、それによりウイルスライセー
トまたは組換えDNA由来タンパク質の双方に基づく生
物学的テストに伴われていた多くの問題を解決した。 【0017】即ち、それゆえ、本発明の目的は、同定さ
れ、特質が明らかにされた免疫反応性のHCVペプチド
を、HCV感染を同定及びモニターするための検出また
は診断法の開発に用いることである。 【0018】さらに、体液中のHCVに対する抗体の存
在を検出し、NANBHを診断するのに用いられるテス
ト試薬を化学合成することも目的である。 【0019】もう一つの目的は、ヒトを含む健康な哺乳
動物に導入された時、意図した効果を有する抗HCV抗
体の生産を刺激し、それによりHCV感染の予防を提供
するワクチンを開発することである。 【0020】加えて、HCVに対するモノクローナル及
びポリクローナル抗体の生産のための、哺乳動物で用い
ることができる合成免疫原を提供することも目的であ
る。 【0021】 【表1】黄熱病ウイルス(AA2−AA68、上段;Ref.
9)及びC型肝炎ウイルス(AA2−AA64、中段;
及びAA63−AA119、下段;Ref.2)の対応
するN末端キャプシドタンパク質由来のアミノ酸配列
(一文字表記)が相同性比較のために並べられている。
同一のアミノ酸一致は実線で囲まれ、PAM−250マ
トリックスによる相同的な一致はコロンで継がってい
る。ダッシュは配列を最適化するために隣り合うアミノ
酸の間に挿入されたスペースを表す。 【0022】 ArimaらのNANBHVタンパク質クローン2(上
段;Ref.10)の断片及びC型肝炎ウイルスのN末
端キャプシドタンパク質(AA2−AA52、中段;及
びAA63−AA111、下段)のアミノ酸配列(一文
字表記)が相同性比較のために並べられている。同一の
アミノ酸一致は実線で囲まれ、PAM−250マトリッ
クスによる相同的な一致はコロンで継がっている。ダッ
シュは配列を最適化するために隣り合うアミノ酸の間に
挿入されたスペースを表す。 【0023】黄熱病ウイルス(AA5−AA69、上段;Ref.
9)、Reyesらによってクローニングされた他のN
ANBHVの配列(AA1−AA55、中段;図3、R
ef.11)及びArimaらによってクローニングさ
れたもう一つのNANBHVの配列(AA5−AA6
6、下段;Ref.12)のN末端キャプシドタンパク
質由来のアミノ酸配列(一文字表記)が相同性比較のた
めに並べられている。同一のアミノ酸は実線で囲まれ、
PAM−250マトリックスによる相同的な一致はコロ
ンで継がっている。ダッシュは配列を最適化するために
隣り合うアミノ酸の間に挿入されたスペースを表す。 【0024】GDRエピトープ(上段;Ref.139)、先行出願
のHCV AA4−AA19を表すHCVキャプシドペ
プチドの断片(2段目)、Arimaらによって報告さ
れたNANBHV配列(クローン1)のAA22−AA
37(3段目;Ref.12)及び黄熱病ウイルスN末
端キャプシドタンパク質の断片(AA2−AA19;R
ef.9)由来のアミノ酸配列(一文字表記)が相同性
比較のために並べられている。同一のアミノ酸一致は実
線で囲まれ、PAM−250マトリックスによる相同的
な一致はコロンで継がっている。ダッシュは配列を最適
化するために隣り合うアミノ酸の間に挿入されたスペー
スを表す。 【0025】HCV NS−1タンパク質の2つの断片(上段、AA
459−AA508;および下段、AA520−AA5
69)由来のアミノ酸配列(一文字表記)が相同性比較
のために並べられている。同一のアミノ酸一致は実線で
囲まれ、PAM−250マトリックスによる相同的な一
致はコロンで継がっている。ダッシュは配列を最適化す
るために隣り合うアミノ酸の間に挿入されたスペースを
表す。 【0026】 3つのHCV株(J−1,J−4及びJ)由来のNS−
1タンパク質断片(AA459−AA508)のアミノ
酸配列(一文字表記)が相同性比較のために並べられて
いる。 【0027】2つのHCV株(PT及びJ)由来のNS−1タンパク
質断片(AA520−AA569)のアミノ酸配列(一
文字表記)が相同性比較のために並べられている。 【0028】 2つのHCV株(PT及びJ)由来のNS−1タンパク
質断片(AA520−AA569)のアミノ酸配列(一
文字表記)が相同性比較のために並べられている。 【0029】HCV NS−3タンパク質の3つの断片(AA119
4−AA1241,上段;AA1276−AA132
4,中段;及びAA1360−AA1407,下段)由
来のアミノ酸配列(一文字表記)が相同性比較のために
並べられている。同一のアミノ酸一致は実線で囲まれ、
PAM−250マトリックスによる相同的な一致はコロ
ンで継がっている。ダッシュは配列を最適化するために
隣り合うアミノ酸の間に挿入されたスペースを表す。 【0030】HCV(AA1344−AA1356,上表;及びAA
1486−1500,下表)、ウシ下痢ウイルス(BV
D,AA2025−AA2037;AA2181−AA
2196)、ホッグコレラウイルス(HOG,AA18
86−AA1898;AA2042−AA2057)及
び黄熱病ウイルス(YFV AA1800−AA181
2;AA1944−AA1958)のNS−3タンパク
質領域(一文字表記)にコードされている、2つの高度
に保存された断片のアライメントが相同性比較のために
並べられている。 【0031】 HCV NS−4タンパク質及びそれに対応する黄熱病
ウイルスNS−4タンパク質の断片(下段,AA210
9−AA2176,Ref.9)由来のアミノ酸配列
(一文字表記)が相同性比較のために並べられている。
同一のアミノ酸一致は実線で囲まれ、PAM−250マ
トリックスによる相同的な一致はコロンで継がってい
る。ダッシュは配列を最適化するために隣り合うアミノ
酸の間に挿入されたスペースを表す。 【0032】参考分献 1.Houghton M,Choo Q−L,Kuo
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vaccine for ATL,and meth
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hetic peptide composition
s with immunoreactivities
to antibodies to HTLV. 【0033】 【課題を解決するための手段】本発明により、C型肝炎
ウイルス(HCV)の仮定エンベロップタンパク質及び
非構造タンパク質NS−1,NS−2,NS−3及びN
S−5の、免疫反応性の高い領域に相当する、各々特定
の配列中に取り決められた、一連の合成ペプチドを固定
し、固相ペプチド合成により作成した。これらのペプチ
ドは、血清及び体液中でのHCVに対する抗体の検出、
及び非A型非B型肝炎(NANBH)の診断に有用であ
ることが認められた。その免疫反応性のために、これら
のペプチドは、また、Balb/Cマウスのような健康
な哺乳類中及び、HCV或いはNANBHVの感染を予
防するワクチン合成の際に、抗HCV抗体の産生を刺激
するのに有用であると期待される。 【0034】本発明に従うと、抗HCV抗体の検出及び
NANBHの診断に有用なペプチド組成物は以下の配列
に相当する、HCVのエンベロップ,NS−1,NS−
2,NS−3及びNS−5領域由来のペプチドから成
る: (a)Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−Ser−Tyr− Ala−Asn−Gly−Ser−Gly−Pro−Asp−Gln−Arg− Pro−Tyr−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro−Lys− Pro−Cys−Gly−Ile−Val−Pro−Ala−Lys−Ser− Val−Cys−Gly−Pro−Val−Tyr−Cys−X Pep1 (b)Pro−Pro−Leu−Gly−Asn−Trp−Phe−Gly− Cys−Thr−Trp−Met−Asn−Ser−Thr−Gly−Phe− Thr−Lys−Val−Cys−Gly−Ala−Pro−Pro−Cys− X Pep2 (c)Gly−Cys−Ser−Gly−Gly−Ala−Tyr−Asp− Ile−Ile−Ile−Cys−Asp−Glu−Leu−His−Ser− Thr−Asp−Ala−Thr−Ser−Ile−Leu−Gly−Ile− Gly−Thr−Val−Leu−Asp−Gln−Ala−Glu−Thr− Ala−Gly−X Pep3 (d)Asp−Pro−Ser−His−Ile−Thr−Ala−Glu− Ala−Ala−Gly−Arg−Arg−Leu−Ala−Arg−Gly− Ser−Pro−Pro−Ser−Val−Ala−Ser−Ser−Ser− Ala−Ser−Gln−Leu−Ser−Ala−Pro−Ser−Leu− Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His−Asp− Ser−Pro−X Pep4 (e)Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu−Ala−Asn− Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly− Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn− Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp− Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg− X Pep5 (f)Asp−Pro−Gln−Ala−Arg−Val−Ala−Ile− Lys−Ser−Leu−Thr−Glu−Arg−Leu−Thr−Val− Gly−Gly−Pro−Leu−Thr−Asn−Ser−Arg−Gly− Glu−Asn−Cys−Gly−Tyr−Arg−Arg−Cys−Arg− Ala−Ser−X Pep6 (g)Cys−Leu−Thr−Val−Pro−Ala−Ser−Ala− Tyr−Gln−Val−Arg−Asn−Ser−Thr−Gly−Leu− Tyr−His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−Pro−Asn− Ser−Ser−Ile−Val−Tyr−Glu−Ala−His−Asp− Ala−Ile−Leu−His−Thr−Pro−Gly−Cys−Val− Pro−Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−X Pep7 (h)Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His− Trp−Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−Asn−Cys−Ser− Ile−Tyr−Pro−Gly−His−Ile−Thr−Gly−His− Arg−Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met−Met−Asn− Trp−Ser−Pro−Thr−Ala−X Pep8 (i)Val−Asp−Ala−Glu−Thr−Ile−Val−Ser− Gly−Gly−Gln−Ala−Ala−Arg−Ala−Met−Ser− Gly−Leu−Val−Ser−Leu−Phe−Thr−Pro−Gly− Ala−Lys−Gln−Asn−Ile−Gln−Leu−Ile−Asn− X Pep9 (j)Trp−His−Ile−Asn−Ser−Thr−Ala−Leu− Asn−Cys−Asn−Glu−Ser−Leu−Asn−Thr−Gly− Trp−Leu−Ala−Gly−Leu−Ile−Tyr−Glu−His− Lys−Phe−Asn−Ser−Ser−Gly−Cys−Pro−Glu− Arg−Leu−Ala−Ser−Cys−X Pep10 (k)Glu−Ile−Leu−Arg−Lys−Ser−Arg−Arg− Phe−Ala−Gln−Ala−Leu−Pro−Val−Trp−Ala− Arg−Pro−Asp−Tyr−Asn−Pro−Pro−Leu−Val− Glu−Thr−Trp−Lys−Lys−Pro−Asp−Tyr−Glu− Pro−Pro−Val−Val−His−Gly−Cys−Pro−Leu− Pro−Pro−Pro−Lys−Ser−Pro−Pro−Val−Pro− Pro−Pro−Arg−Lys−Lys−Arg−Thr−X Pep11 (l)Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His− Asp−Ser−Pro−Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu− Ala−Asn−Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met− Gly−Gly−Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser− Glu−Asn−Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser− Phe−Asp−Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp− Glu−Arg−X Pep12 (m)Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly−Asn−Ile− Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn−Lys−Val− Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp−Pro−Leu− Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg−Glu−Ile− Ser−Val−Pro−Ala−Glu−Ile−Leu−Arg−Lys− Ser−Arg−Arg−X Pep13 (n)Cys−Lys−Pro−Leu−Leu−Arg−Glu−Glu− Val−Ser−Phe−Arg−Val−Gly−Leu−His−Glu− Tyr−Pro−Val−Gly−Ser−Gln−Leu−Pro−Cys− Glu−Pro−Glu−Pro−Asp−X Pep14 (o)Glu−Glu−Tyr−Val−Glu−Ile−Arg−Gln− Val−Gly−Asp−Phe−His−Tyr−Val−Thr−Gly− Met−Thr−Thr−Asp−Asn−Leu−Lys−Cys−Pro− Cys−Gln−Val−Pro−Ser−Pro−X Pep15 (p)Gly−Ser−Trp−Leu−Arg−Asp−Ile−Trp− Asp−Trp−Ile−Cys−Glu−Val−Leu−Ser−Asp− Phe−Lys−Thr−Trp−Leu−Lys−Ala−Lys−Leu− Met−Pro−Gln−Leu−X Pep16 (q)Gly−Pro−Ala−Asp−Gly−Met−Val−Ser− Lys−Gly−Trp−Arg−Leu−Leu−Ala−Pro−Ile− Thr−Ala−Tyr−Ala−Gln−Gln−Thr−Arg−Gly− Leu−Leu−Gly−Cys−Ile−Ile−Thr−Ser−Leu− Thr−Gly−Arg−Asp−Lys−Asn−Gln−Val−Glu− Gly−X Pep17 (r)Glu−Ile−Pro−Phe−Tyr−Gly−Lys−Ala− Ile−Pro−Leu−Glu−Val−Ile−Lys−Gly−Gly− Arg−His−Leu−Ile−Phe−Cys−His−Ser−Lys− Lys−Lys−Cys−Asp−Glu−Leu−Ala−Ala−Lys− Leu−Val−Ala−Leu−X Pep18 (s)Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−Trp−Val−Ala−Met−Thr−Pro−Thr− Val−Ala−Thr−Arg−Asp−Gly−Lys−Leu−Pro− Ala−Thr−Gln−Leu−Arg−Arg−His−Ile−Asp− Leu−Leu−Val−Gly−Ser−Ala−Thr−Leu−Cys− X Pep19 これら19ペプチドが、やはり反応的で抗HCV抗体の
検出及びNANBHの診断に有用であると認められたペ
プチドVIIIE(構造タンパク質領域由来のペプチド)、
ペプチドIIH及びV(非構造タンパク質領域由来のペプ
チド)の他に加えられている。 【0035】ペプチドVIIIEは次の配列を有する:Se
r−Thr−Ile−Pro−Lys−Pro−Gln
−Arg−Lys−Thy−Lys−Arg−His−
Thr−Asn−Arg−Arg−Pro−Gln−A
sp−Val−Lys−Phe−Pro−Gly−Gl
y−Gly−Gln−Ile−Val−Gly−Gly
−Val−Tyr−Leu−Leu−Pro−Arg−
Arg−Gly−Pro−Arg−Leu−Gly−V
al−Arg−Ala−Thr−Arg−Lys−Th
r−Ser−Glu−Arg−Ser−Gln−Pro
−Arg−Gly−Arg−Arg−X, ペプチドIIHは次の配列を有する:Ser−Gly−L
ys−Pro−Ala−Ile−Ile−Pro−As
p−Arg−Glu−Val−Leu−Tyr−Arg
−Glu−Phe−Asp−Glu−Met−Glu−
Glu−Cys−Ser−Gln−His−Leu−P
ro−Tyr−Ile−Glu−Gln−Gly−Me
t−Met−Leu−Ala−Glu−Gln−Phe
−Lys−Gln−Lys−Ala−Leu−Gly−
Leu−X, ペプチドVは次の配列を有する:Lys−Gln−Ly
s−Ala−Leu−Gly−Leu−Leu−Gln
−Thr−Ala−Ser−Arg−Gln−Ala−
Glu−Val−Ile−Ala−Pro−Ala−V
al−Gln−Thr−Asn−Trp−Gln−Ly
s−Leu−Glu−Thr−Phe−Trp−Ala
−Lys−His−Met−Trp−Asn−Phe−
X ここでXは、−OHあるいはNH2 であり、そこ(その
配列)からの類縁体、部分体、混合物、複合体及び重合
体を(ペプチドは)含んでいる。 【0036】さらに、本発明によると、ペプチドのみ、
或いは、タンパク質にもしくはホモまたはヘテロダイマ
ー或いはさらに高度の重合体である重合担体にホモまた
はヘテロ機能(官能基)多価架橋試薬を使用して、連結
されている場合、或いは分枝形の多価リジン樹脂に直接
合成し結合している場合において、ペプチドは、ヒトを
含む、健康な哺乳類中に抗HCV抗体の産生を誘導する
ために使用できる。 【0037】方法は、各々、個々のペプチド、またはそ
れらの類縁体、部分体、混合物、結合体、或いは重合形
態のものを含む有効量のペプチド組成物を腹腔内または
皮下注射により健康な哺乳類の体内へ導入することから
なる。 【0038】本発明に従うペプチドを、かぎとなる免疫
原として含むワクチンもまた、上記のように或いは、既
知の方法により、調製できるであろう。このようなワク
チン組成物はHCV感染またはNANBHの予防に有効
であるだろうことが期待される。 【0039】(図面の簡単な説明)図1は八量体ペプチ
ド免疫原のコンピューター生成構造の図である。 【0040】(発明の詳細な説明)本発明に従って、1
9のペプチドと部分体を含むそれらの類縁体をHCVの
非構造領域から選別し、化学的に合成した。その類縁体
を含むこれらのペプチドは体液中の抗HCV抗体の検
出、NANBHの診断及び抗HCV抗体の産生を刺激す
ることにより健康な哺乳類のワクチン接種に有用であ
る。これらのペプチドは、以下の配列に取りきめられて
いる。 【0041】 (a)Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−Ser−Tyr− Ala−Asn−Gly−Ser−Gly−Pro−Asp−Gln−Arg− Pro−Tyr−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro−Lys− Pro−Cys−Gly−Ile−Val−Pro−Ala−Lys−Ser− Val−Cys−Gly−Pro−Val−Tyr−Cys−X Pep1 (b)Pro−Pro−Leu−Gly−Asn−Trp−Phe−Gly− Cys−Thr−Trp−Met−Asn−Ser−Thr−Gly−Phe− Thr−Lys−Val−Cys−Gly−Ala−Pro−Pro−Cys− X Pep2 (c)Gly−Cys−Ser−Gly−Gly−Ala−Tyr−Asp− Ile−Ile−Ile−Cys−Asp−Glu−Leu−His−Ser− Thr−Asp−Ala−Thr−Ser−Ile−Leu−Gly−Ile− Gly−Thr−Val−Leu−Asp−Gln−Ala−Glu−Thr− Ala−Gly−X Pep3 (d)Asp−Pro−Ser−His−Ile−Thr−Ala−Glu− Ala−Ala−Gly−Arg−Arg−Leu−Ala−Arg−Gly− Ser−Pro−Pro−Ser−Val−Ala−Ser−Ser−Ser− Ala−Ser−Gln−Leu−Ser−Ala−Pro−Ser−Leu− Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His−Asp− Ser−Pro−X Pep4 (e)Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu−Ala−Asn− Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly− Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn− Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp− Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg− X Pep5 (f)Asp−Pro−Gln−Ala−Arg−Val−Ala−Ile− Lys−Ser−Leu−Thr−Glu−Arg−Leu−Thr−Val− Gly−Gly−Pro−Leu−Thr−Asn−Ser−Arg−Gly− Glu−Asn−Cys−Gly−Tyr−Arg−Arg−Cys−Arg− Ala−Ser−X Pep6 (g)Cys−Leu−Thr−Val−Pro−Ala−Ser−Ala− Tyr−Gln−Val−Arg−Asn−Ser−Thr−Gly−Leu− Tyr−His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−Pro−Asn− Ser−Ser−Ile−Val−Tyr−Glu−Ala−His−Asp− Ala−Ile−Leu−His−Thr−Pro−Gly−Cys−Val− Pro−Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−X Pep7 (h)Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His− Trp−Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−Asn−Cys−Ser− Ile−Tyr−Pro−Gly−His−Ile−Thr−Gly−His− Arg−Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met−Met−Asn− Trp−Ser−Pro−Thr−Ala−X Pep8 (i)Val−Asp−Ala−Glu−Thr−Ile−Val−Ser− Gly−Gly−Gln−Ala−Ala−Arg−Ala−Met−Ser− Gly−Leu−Val−Ser−Leu−Phe−Thr−Pro−Gly− Ala−Lys−Gln−Asn−Ile−Gln−Leu−Ile−Asn− X Pep9 (j)Trp−His−Ile−Asn−Ser−Thr−Ala−Leu− Asn−Cys−Asn−Glu−Ser−Leu−Asn−Thr−Gly− Trp−Leu−Ala−Gly−Leu−Ile−Tyr−Glu−His− Lys−Phe−Asn−Ser−Ser−Gly−Cys−Pro−Glu− Arg−Leu−Ala−Ser−Cys−X Pep10 (k)Glu−Ile−Leu−Arg−Lys−Ser−Arg−Arg− Phe−Ala−Gln−Ala−Leu−Pro−Val−Trp−Ala− Arg−Pro−Asp−Tyr−Asn−Pro−Pro−Leu−Val− Glu−Thr−Trp−Lys−Lys−Pro−Asp−Tyr−Glu− Pro−Pro−Val−Val−His−Gly−Cys−Pro−Leu− Pro−Pro−Pro−Lys−Ser−Pro−Pro−Val−Pro− Pro−Pro−Arg−Lys−Lys−Arg−Thr−X Pep11 (l)Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His− Asp−Ser−Pro−Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu− Ala−Asn−Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met− Gly−Gly−Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser− Glu−Asn−Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser− Phe−Asp−Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp− Glu−Arg−X Pep12 (m)Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly−Asn−Ile− Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn−Lys−Val− Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp−Pro−Leu− Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg−Glu−Ile− Ser−Val−Pro−Ala−Glu−Ile−Leu−Arg−Lys− Ser−Arg−Arg−X Pep13 (n)Cys−Lys−Pro−Leu−Leu−Arg−Glu−Glu− Val−Ser−Phe−Arg−Val−Gly−Leu−His−Glu− Tyr−Pro−Val−Gly−Ser−Gln−Leu−Pro−Cys− Glu−Pro−Glu−Pro−Asp−X Pep14 (o)Glu−Glu−Tyr−Val−Glu−Ile−Arg−Gln− Val−Gly−Asp−Phe−His−Tyr−Val−Thr−Gly− Met−Thr−Thr−Asp−Asn−Leu−Lys−Cys−Pro− Cys−Gln−Val−Pro−Ser−Pro−X Pep15 (p)Gly−Ser−Trp−Leu−Arg−Asp−Ile−Trp− Asp−Trp−Ile−Cys−Glu−Val−Leu−Ser−Asp− Phe−Lys−Thr−Trp−Leu−Lys−Ala−Lys−Leu− Met−Pro−Gln−Leu−X Pep16 (q)Gly−Pro−Ala−Asp−Gly−Met−Val−Ser− Lys−Gly−Trp−Arg−Leu−Leu−Ala−Pro−Ile− Thr−Ala−Tyr−Ala−Gln−Gln−Thr−Arg−Gly− Leu−Leu−Gly−Cys−Ile−Ile−Thr−Ser−Leu− Thr−Gly−Arg−Asp−Lys−Asn−Gln−Val−Glu− Gly−X Pep17 (r)Glu−Ile−Pro−Phe−Tyr−Gly−Lys−Ala− Ile−Pro−Leu−Glu−Val−Ile−Lys−Gly−Gly− Arg−His−Leu−Ile−Phe−Cys−His−Ser−Lys− Lys−Lys−Cys−Asp−Glu−Leu−Ala−Ala−Lys− Leu−Val−Ala−Leu−X Pep18 (s)Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−Trp−Val−Ala−Met−Thr−Pro−Thr− Val−Ala−Thr−Arg−Asp−Gly−Lys−Leu−Pro− Ala−Thr−Gln−Leu−Arg−Arg−His−Ile−Asp− Leu−Leu−Val−Gly−Ser−Ala−Thr−Leu−Cys− X Pep19 これら19ペプチドが、やはり反応的で抗HCV抗体の
検出及びNANBHの診断に有用であると認められたペ
プチドVIIIE(構造タンパク質領域由来のペプチド)、
ペプチドIIH及びV(非構造タンパク質領域由来のペプ
チド)の他に加えられている。 【0042】ペプチドVIIIEは次の配列を有する:Se
r−Thr−Ile−Pro−Lys−Pro−Gln
−Arg−Lys−Thy−Lys−Arg−His−
Thr−Asn−Arg−Arg−Pro−Gln−A
sp−Val−Lys−Phe−Pro−Gly−Gl
y−Gly−Gln−Ile−Val−Gly−Gly
−Val−Tyr−Leu−Leu−Pro−Arg−
Arg−Gly−Pro−Arg−Leu−Gly−V
al−Arg−Ala−Thr−Arg−Lys−Th
r−Ser−Glu−Arg−Ser−Gln−Pro
−Arg−Gly−Arg−Arg−X ペプチドIIHは次の配列を有する:Ser−Gly−L
ys−Pro−Ala−Ile−Ile−Pro−As
p−Arg−Glu−Val−Leu−Tyr−Arg
−Glu−Phe−Asp−Glu−Met−Glu−
Glu−Cys−Ser−Gln−His−Leu−P
ro−Tyr−Ile−Glu−Gln−Gly−Me
t−Met−Leu−Ala−Glu−Gln−Phe
−Lys−Gln−Lys−Ala−Leu−Gly−
Leu−X ペプチドVは次の配列を有する:Lys−Gln−Ly
s−Ala−Leu−Gly−Leu−Leu−Gln
−Thr−Ala−Ser−Arg−Gln−Ala−
Glu−Val−Ile−Ala−Pro−Ala−V
al−Gln−Thr−Asn−Trp−Gln−Ly
s−Leu−Glu−Thr−Phe−Trp−Ala
−Lys−His−Met−Trp−Asn−Phe−
X ここでXは、−OH或いはNH2 であり、そこ(その配
列)からの類縁体、部分体、混合物複合体及び重合体を
(ペプチドは)含んでいる。 【0043】これらのペプチドは、結合体または部分
体、すなわち、末端アミノ酸に余分のアミノ酸が付加さ
れるためにより長いペプチド鎖、またはどちら側の末端
からでもアミノ酸が除かれるためにより短いペプチド鎖
を含んでもよい。 【0044】これらのペプチドはまた、HCVの異なる
単離体間の、系統から系統への変化を適応させるよう
な、類縁体を含んでもよい。HCVは頻繁に変異をおこ
すことが示されている。つまり、DT,J,J−1及び
J−4(1−4)のような、様々な系統が存在すること
が予想される。 【0045】保存的置換に対する調整及び非保存的置換
を含んでいる選択肢間の選択が前述の配列中で行われて
もよい(例、表1E,表8C,表11参照、エンベロッ
プ及びNS−1タンパク質の高度可変領域における可能
性のあるアミノ酸置換が示されている)。合成ペプチド
のこれらの類縁体は、従って、抗HCV抗体によって認
識される免疫反応性が保持されている限り、様々な系統
を適応させるために、上記の配列に列挙されたアミノ酸
の置換、挿入及び/或いは欠失を含んでもよい。 【0046】これらのペプチドは複合体から成ってもよ
い、つまり、牛血清アルブミン(BSA)またはヒト血
清アルブミン(HSA)のような担体タンパク質と結合
していてもよい。またさらに、これらのペプチドは重合
体から成ってもよい、つまり、分枝形の八量体リジン樹
脂のような、重合樹脂上や、または二量、四量、八量、
十六量体のペプチドやその類縁体中に合成されてもよ
い。 【0047】分枝ポリ−L−リジンはLys8 ,Lys
4 Lys2 Lys,Lys4 Lys2 LysLys2 L
ys,Lysであるはずであり、最後のLysは、Ly
s4Lys2 Lys2 Lys−Yのように、Yが付くこ
とができて、ここでYはOH,−NH2 である。 【0048】発明に記述されている、体液中の抗HCV
抗体の検出用や、NANBHの診断用の検査試薬として
有用なポリペプチドのアミノ酸配列は、Houghto
net al.(13),Okamoto et al
(2)及びKato etal(4)から得たアミノ酸
配列情報に基づく、ENV,NS−1,NS−2,NS
−3及びNS−5と呼ばれているHCVの仮定エンベロ
ップ及び非構造タンパク質のアミノ酸配列の部分に相当
するように選択される。 【0049】抗原基解析に対してHCVタンパク質の領
域を選ぶ際に、HCVエンベロップ及び非構造タンパク
質領域NS−1,NS−2,NS−3及びNS−5に完
全に範囲が及ぶように、アミノ酸配列にして約40マー
の大きさのペプチドを合成した。これらを、数千の患者
及び健康人血清をスクリーニングして、HCVへの特有
の(単一の)免疫反応性を基準にあらかじめ選んであっ
た特定の標本に対する免疫反応性について検査した。 【0050】Pep1,Pep2,Pep3,Pep
4,Pep5,Pep6,Pep7,Pep8,Pep
9,Pep10,Pep11,Pep12,Pep1
3,Pep14,Pep15,Pep16,Pep1
7,Pepo18及びPep19と呼ばれる仮定エンベ
ロップ及び非構造タンパク質領域NS−1,NS−2,
NS−3及びNS−5由来の19ペプチドとその類縁体
が、陽性HCV血清に対して特異的免疫反応性を有する
ことが識別された。 【0051】現在、タンパク質構造について得ることの
できる情報では、科学者は免疫原性の高いエピトープに
対応するであろうアミノ酸配列を予想することはできて
いない。抗原または免疫原としてのペプチドの有用性は
実験的に決定しなければならない。“血清有効性確認反
応?”と呼ばれる広範なプロセスを通じてのみ、免疫反
応性のエピトープを識別及び特徴づけできてきた。次の
例は免疫反応性エピトープの識別がいかに困難であるか
を示している。 【0052】例えば、NS−3領域中にコードされてい
るC33cと呼ばれるクローンは、免疫反応性を有する
と報告された(3)。 【0053】このクローンは265アミノ酸残基に及
ぶ。有用なペプチドは長さにして少くとも6アミノ酸は
なくてはならず、しかも適度な収量での合成ペプチドの
上限が120残基であると仮定すると、C33c領域由
来の考えられうる独立のペプチド数は23,028であ
る。HCVゲノム全体に対してでは、その数は約26
0,000である。 【0054】さらに、ペプチドの免疫効力の発揮には、
抽出条件が重大であることを示したが(実施例4C)、
従って単独に抽出された、この領域由来のペプチドは2
3,028の数倍になる。pH調整といった抽出後の変
化の可能性(実施例4B)によりさらに、おこりうる選
択は106 以上にまで増大する。様々な位置でのアミノ
酸置換を考慮にいれるとこの数字は、急速に数百万まで
増大するであろう。HCVのコア領域では、ペプチドVI
IIEとIXDが最適の類縁体であったが、その領域とは対
照的に、NS−3/C33c領域ではより長いペプチド
はより短いペプチドほど好適ではない。例えば、表4,
4D上の42マー279Bは表4Dで279Aと呼ばれ
ている、37マー・ペプチド3の3%の反応性しかな
い。C33c領域に及ぶ、試験された30ペプチド中、
唯一有用なものが認められた。Houghton et
al(3)中で言及されている抗原性指標は、エピト
ープへの有用な目安(規準)ではないことが、ペプチド
3に対するプロファイルがその配列の30%のみが陽性
で残り70%については陰性であるので、判明した。血
清有効性確認の方法は、目標とするエピトープの予測さ
れる性質にも依存する。HIV−1のgp41膜貫通ペ
プチドのような、普遍的免疫優性エピトープはウイルス
に感染していることがわかっている患者からの1つの代
表的血清サンプルによってスクリーニングできる。感染
した個人全員には認識されないエピトープ、または、抗
体が遅くまたは一時的にのみ産生されるようなエピトー
プ、及び特に、抗体を無効にしてしまうエピトープは、
大きい一団の血清によってスクリーニングしなければな
らない。例えば、表4A中に示されているペプチド27
2BはまずHCV感染者由来の8血清の一団について試
験した(パネル1)。 【0055】880mAの吸収度で、明らかに陽性であっ
たのはただ1つのサンプルのみであった。3つは弱く反
応し(<200mA)、4つは陰性であった。 【0056】免疫反応性エピトープの同定は、使用した
血清集団にも依存している。一団が、望ましいエピトー
プに対してもっとも血清陽性であるらしい集団をより強
く代表しているほど、エピトープが同定される機会が増
大する。例えば、NS−1領域由来で合成されたペプチ
ドは、抗体の無効化をおこすのに重要であると仮定され
ていたが、それらは新たに及び/または慢性的にHCV
に感染している人々由来の、非常に多くの数(n>20
0)のサンプルにおいてスクリーニングしたところ、弱
く反応する、または陰性の結果しか与えなかった。しか
しながら、肝炎ウイルスの既知の風土病的地理学的地
域、台湾及び中国本土からの無症状性の人々由来の24
サンプルの一団では、NS−1の複数のペプチドに対し
て、吸収度>2000mAの2つのサンプルがでた。 【0057】結局、既に同定したエピトープから構成さ
れるアッセイの反応性の範囲を拡大することが、ねらい
とするペプチド/エピトープの望ましい目的であるなら
ば、そういう場合、感染の恐れはあるが、既知のエピト
ープに対して血清陰性である人々からの多数のサンプル
をスクリーニングに用いなければならない。 【0058】不幸にして、臨床的に証明されかつ記録を
添付されている感染症例由来のもっとも重要なサンプル
は、スクリーニングの目的には不十分な量しか入手する
ことができない。これは、ペプチドの免疫反応性を決定
する血清有効性確認でぶつかる他の(新たな)問題点/
困難である。 【0059】“血清有効性確認”プロセスは、同定する
エピトープが感染患者グループの部分集団でしか、抗体
を誘導しない場合、特に困難となる。このようなエピト
ープを同定のねらいとする場合、酵素イムノアッセイ試
験時に非常に弱い反応性を示す合成ペプチドに、特別の
注意を払わなければならない。 【0060】幸い、合成ペプチドの吸収度のバックグラ
ンドが低いために弱い反応性を正確に検出できる。場合
によっては、バックグランドの示度に対して50mAの吸
収度も、十分に意味があり、ペプチドのアミノ酸配列の
継続的改善を通して重要なエピトープの同定に導くこと
ができる。吸収度200−300mA以下の範囲で行う場
合、一貫性及び信頼性のある結果を得るには、最大限の
技術的熟達が要求される。例えば:表4D上に示されて
いるペプチド261Eと261Fは、8HCV血清集団
メンバーの中のただ1つと(パネル−I)、それぞれ、
307及び269mAの吸収度で反応した。それでもこの
弱い反応性によって結果としてPep3(または279
A)の同定が導かれ、このペプチドに対して、一団の半
数が反応し、吸収度>2000mAを示す追加の反応する
サンプルもある。 【0061】本発明によるペプチドの免疫反応性に基づ
き、これらのペプチドはまたNANBHを予防するワク
チンにも有用であると思われている。タンパク質と結合
している場合、或いは重合担体樹脂(例、八量体リジン
樹脂)上に合成されている場合、もしくはシステイン酸
化、またはジスルフィド架橋を誘導して、またはホモ或
いはヘテロ官能基(機能)多価架橋試薬の使用により、
ホモ或いはヘテロ二量体またはさらに高度の重合体に重
合化されている場合のポリペプチドは、健康な哺乳類中
の抗HCV抗体の産生を刺激するために、健常な素質者
に取り入れさせることができる。 【0062】合成ペプチドを用いる利点はわかってい
る。 【0063】本発明に従うペプチドはウイルスから生物
学的に得られたものではないので、ワクチンを受ける予
定の健常な素質者を病原体を引き起こす疾患にさらす危
険はない。 【0064】ペプチドは化学的に容易に合成できる。こ
のため、検査試薬またはワクチンを作成するプロセス間
のどの時においてもHCVと掛かり合いをもつことがな
い。本発明のプロセスによって最小化できる他の問題
は、HCV融合タンパク質と共に精製された抗原物質の
存在によってひきおこされる擬似陽性結果である。健常
者のなかには発現系由来の抗原性物質と交差反応する、
大腸菌や酵母タンパク質に対する抗体を有する人がい
る。これらの健常者由来の血清はイムノアッセイ中で陽
性反応を示すかもしれない。 【0065】さらに、適切なアミノ酸修飾または置換に
よって、前述のアミノ酸配列に基づく種々のペプチド類
縁体が、低いバックグランドの示度を与える特性;また
はHCV抗体スクリーニングアッセイに有用な、固相に
対してよりいい結合能をもつように合成できる。 【0066】その上、本発明のペプチド組成物は、合成
的に調製されているため、量を制御することが可能であ
り結果として、検査結果の再現性が保証できる。また、
非常に少量のペプチドしか各々の検査方法に必要とされ
ず、そしてペプチドを調製する費用が比較的低いので、
抗HCV抗体に対する体液のスクリーニング、NANB
H感染の診断、及びワクチンの調製のコストは比較的低
い。 【0067】本発明に従って調製されたペプチドはHC
V感染の検出及びNANBH診断に、エンザイム−リン
クイムノソルベントアッセイ(ELISA)、酵素イム
ノドットアッセイ、凝集に基づいたアッセイ、或いは他
のよく知られているイムノアッセイ法中で検査試薬とし
て使用することで用いることができる。以下の実施例は
本発明を例証する役に立ち、また発明の範囲を制限する
ことに用いられるためのものではない。 【0068】 【実施例】実施例1 酵素結合イムノソルベントアッセイによるHCV合成ペ
プチドに関する相対免疫反応性(%)の測定 HCV合成ペプチドの相対免疫反応性(%)がどのよう
に測定されるかを示す例として、96穴プレートのウェ
ルを10mM NaHCO3 緩衝液、pH9.5中5μg
/mlのIIH,V,VIIIE及びPep11の各ペプチドを
ウェル当たり100μl用いて37℃で1時間コートし
た。つぎに、ペプチドでコートしたウェルにPBS中3
重量%のゼラチン250μlを入れて37℃で1時間イ
ンキュベートして、非特異的なタンパク質結合部位をブ
ロックし、TWEEN20を0.05体積%含むPBS
で3回洗浄し、乾燥させた。8種類のよく解析されたH
CV抗体陽性患者血清のパネルを含む試料を、20体積
%ヤギ正常血清、1重量%ゼラチン、及び0.05体積
%TWEEN20を含むPBSで、それぞれ1:20の
体積比で希釈した。希釈した試料200μlを各ウェル
に加え、37℃で15分間反応させた。 【0069】つぎに、ウェルを0.05体積%のTWE
EN20を含むPBSで6回洗浄して、結合していない
抗体を除いた。ホースラディッシュペルオキシダーゼが
結合しているヤギ抗ヒトIgGを二次抗体トレーサーと
して用いて、陽性のウェル中で形成されたHCV抗体−
ペプチド複合体と結合させた。1体積%のヤギ正常血
清、0.05体積%TWEEN20を含むPBSで1:
1800に希釈したペルオキシダーゼ標識ヤギ抗ヒトI
gG 100μlを各ウェルに加え、37℃でさらに1
5分間インキュベートした。 【0070】ウェルを0.05体積% TWEEN 2
0を含むPBSで6回洗浄して結合していない抗体を除
去し、0.04重量%オルトフェニレンジアミン(OP
D)、及び0.12体積%過酸化水素水を含むクエン酸
ナトリウム緩衝液、pH5.0の基質混合液100μl
と反応させた。 【0071】この基質混合液を用いて、発色産物を形成
させてペルオキシダーゼを検出した。反応は100μl
の1.0M H2 SO4 を添加することにより停止さ
せ、A492 nmを測定した。この実験で得られた各ペプチ
ドの相対免疫反応性の結果を、ペプチドIIHを参考とし
て、以下の表Aに示す。 【0072】 実施例2 酵素イムノアッセイによる、相対免疫反応性%に関す
る、よく解析された8種のHCV血清パネル(パネル
I)とHCVキャプシドタンパク質関連ペプチドによる
HCV免疫反応性の比較 最近岡本ら(8)によって開示された、HCV EIA
に基づいた36マーのHCVキャプシドタンパク質を、
ペプチドVIIIA,VIIIB,VIIIEと免疫反応性の比較の
ために合成した(表2A)。実施例1でのべた方法によ
り、免疫反応性の比較のために、5,1,及び0.2μ
g/mlの濃度でペプチドをコートした。この36マーは
VIIIEの47.8%の反応性しか示さなかった(表2
A)。さらに重要なことに、血清学的確認のために用い
た我々のよく解析されたHCV血清パネルによって検査
した場合、8試料のうち7試料がVIIIEと反応したのに
対して、8試料のうち4試料しか36マーと反応しなか
った。IXDがIXCよりも反応性が高くないことか
ら、この36マーのC末端はペプチドのHCV免疫反応
性に寄与しているとはいえないことが示された(表2
A)。 【0073】さらに、フラヴィウイルス黄熱ウイルスの
キャプシド領域に相同な、アリマクローン1の配列に対
応する61マーのペプチド、及び30マー、40マー及
び50マーからなる断片を合成し、HCVの対応する領
域由来のペプチドVIIIEと免疫反応性を比較した(表2
B)。クローン1の40マー及び60マーが最も強い反
応性を示した。しかし、これらはペプチドVIIIEの免疫
反応性のそれぞれわずか21.1%及び20.7%であ
った。 【0074】 実施例3 酵素連結イムノソルベントアッセイによるNS−1合成
ペプチドの相対免疫反応性(%) (A)免疫反応性を持つNS−1ペプチドの同定 96穴プレートのウェルを10mM NaHCO3 緩衝
液、pH9.5中、5μg/mlの濃度で、ウェル当たり
100μlの、NS−1領域由来の配列によって合成し
た16のペプチド(ペプチド241A−C,231A−
E,232A−D,233C,234A−Cで表す;表
3A)で、37℃で1時間コートした。各ペプチドの免
疫反応性を上述のように(実施例1参照)、8種類の血
清パネルを用いて測定した(パネルI)。 【0075】16種すべてのペプチドは血清パネルIと
はほとんどまたは全く反応性を示さなかった。最も強い
反応性を示したペプチド、Pep1(表3Aでは231
C)は、同じパネル上のペプチドVIIIEと比較して1
3.9%の免疫反応性指数を持っていた。エピトープ認
識の単離例がある;例えば、試料4に関して、232シ
リーズのすべての類似物質は、785mAの吸光度をもつ
最長のペプチド232Dを除いては20mA以下の吸光度
を有していた。しかしながら、残りの7種のパネル要素
は、232Dで調べた場合には陰性であった。 【0076】これら16種のNS−1領域由来ペプチド
をさらに200以上のHCV陽性血清でスクリーニング
して、ほとんどまたは全く免疫反応性を示さないことが
明らかになった後に、これら16種のNS−1ペプチド
の免疫反応性を別の血清で調べた。C型肝炎が見られる
地域、すなわち中国及び台湾出身者由来の血清試料パネ
ルを、これらのNS−1タンパク質由来ペプチドに対す
る反応性に関して検査した。非A非B肝炎の顕著な兆候
が見られない者から24試料が選ばれ、彼らに関しては
実施例11に記載されるHCV EIA,C型に基づく
ペプチドは反応しなかった。24試料のうち7試料(2
9%)はNS−1領域由来のペプチド1種類以上と反応
し、この領域に反応する長期にわたって保護する抗体の
存在が示唆された。この7種のパネル(パネルII,CH
1−CH2と呼ぶ)を用いて、その免疫反応性に関して
これらのNS−1ペプチドをさらに解析した。 【0077】血清パネルIIに対して最も強い反応性を示
したペプチドはPep1(表3Aでは231C)であっ
た。このペプチドを標準として、その他の15種のNS
−1領域由来の各ペプチドの相対免疫反応性を表3Aに
算出した。 【0078】最も強い免疫反応性を持つアナログ4種
(Pep1、すなわち231C;Pep2、すなわち2
32A;233C及び234A)に関する7種の血清パ
ネルIIからの詳細な結果を表3Bに示す。231Cと2
32Aの反応性は、231CではCH−1とCH−2が
最も強く、232Aに対してはCH−3からCH−7が
より強いという点において、相補的である。 【0079】(B)初期及び長期HCV感染におけるN
S−1反応性 さらに、感染初期のHCV抗体陽性供与者(n=9)、
すなわちALTレベルが>100 i. u./Lで最初に現
れた血漿交換供与者、及び、抗HCVの結果が過去の感
染を示すと思われる抗HCVまたはHBcに反応性を示
すために血液供与から除外された無徴候者(n=14)
の試料のパネルで試験した。これらの選択パネルは、N
S−1抗原を認識できる能力に基づき、数百のHCV陽
性血清から選ばれた。16種のNS−1ペプチドを用い
たパネルの検査の結果を表3Cに示す。どちらのグルー
プも232A(Pep2)で表されるペプチドが最も強
い免疫反応性を有した。Pep2を標準として用いて、
各ペプチドの相対免疫反応性を算出した(表3C)。 【0080】 実施例4 酵素連結イムノソルベントアッセイによるNS−3タン
パク質由来合成ペプチドに関する相対免疫反応性(%) (A)NS−3タンパク質由来免疫反応性ペプチドの同
定 96穴プレートのウェルを、10mM NaHCO3 緩衝
液、pH9.5中、5μg/mlの濃度で、ウェル当たり
100μlの、NS−3領域由来の配列によって合成し
た30のペプチド(261A−F,262A−F,27
2A−C,274A−D,275A−D及び279A,
B,E)で、37℃で1時間コートした。各ペプチドの
免疫反応性は、8種のHCV血清パネル(パネルI)に
よって測定した。最も強い免疫反応性を示したペプチ
ド、Pep3、表4Dでは279Aとして示されている
ものは、ペプチドVIIIEと比較して23.9%の相対免
疫反応性を持っていた(データは示さない)。Pep3
の免疫反応性を標準として用いて、他のNS−3ペプチ
ドの相対免疫反応性を算出したところ(表4A,4B,
4C及び4D)、そのほかの29種すべてのペプチドは
辛うじて免疫反応性を示した。さらに驚くべきことに
は、37マーのPep3の配列は、ペプチド261E,
261F,274B,274C,274D,279B及
び279Eに完全に含まれているが、これら7種のより
長いペプチドは、その断片であるPep3と比較した場
合、わずかに2.2%から34%の範囲の相対免疫反応
性しか持たなかった。さらに驚くべきことは、Pep3
のN末端にわずか5残基が付加されただけで、ペプチド
の反応性が失われたことである(表4DのPep3とペ
プチド279Bの相対免疫反応性を比較せよ)。 【0081】 (B)pH調節によるペプチド免疫反応性の増強 それぞれ合成されて切断された産物である、30種のN
S−3由来ペプチドのうち29種の免疫反応性は辛うじ
て検出される程度ではあるが、いくつかのペプチドの立
体構造はpH調節によって操作され、その免疫反応性が
増強される場合がある。 【0082】H2 O、pH4.0に1mg/mlの濃度で溶
解したペプチドを、希釈したNaOHの添加によってp
H11に滴定した。pH11で5分後、ペプチド溶液の
pHを希釈HClで7.0まで下げた。このように処理
したペプチドの免疫反応性をpH調節前の反応性と比較
した(表4E)。A492 nmで2倍から3倍の上昇が見ら
れた。幾つかの非反応性であった血清試料がpH調節を
したペプチドと反応できた。例えば、血清試料1は26
1Cと非反応性であるが、pH処理したペプチドで調べ
た場合には1401mAの吸光度を示した。pH調節によ
るペプチド261Cの相対免疫反応性は、標準のPep
3(すなわち279A)と比較して、3.2%から6
8.5%に上昇した。 【0083】(C)HF切断後のペプチドの抽出条件の
免疫反応性に対する効果 HF切断後のペプチド免疫反応性に対する効果を調べる
ために、HF切断後のペプチド抽出条件を変化させた。
Pep3(すなわち279A)はpH2で酢酸で抽出し
たのに対して、Pep3′はpH8で重炭酸アンモニウ
ムで抽出した。後者の抽出産物は、検査したすべての反
応性試料において反応性が減少した(表4F)。減少は
77.6%から99.3%の範囲であった。 【0084】 実施例5 酵素連結イムノソルベントアッセイによるNS−5タン
パク質由来合成ペプチドに関する相対免疫反応性(%) 96穴プレートのウェルを、HCVのNS−5領域由来
の3種のペプチド(Pep4,Pep5及びPep6と
呼ぶ)で、37℃で1時間コートした。得られた結果
(表5)は、これらすべてのペプチドは、5種のHCV
陽性血清の特異的なグループと免疫反応性があることを
示している。 【0085】 実施例6 凝集検定によるHCV抗体の検出 本請求項中のペプチドは、Merrifield固相法
に従って合成されたもので、低パーセントのグルタール
アルデヒド溶液存在下で、もしくはm−マレイミドベン
ゾイル−N−ヒドロキシサクシンイミドエステル(m−
maleimidobenzoyl−N−hydrox
ysuccinimide ester;MBS)等の
別の架橋剤を用いて、容易な架橋法によりウシ血清アル
ブミン(BSA)に結合させることができる。 【0086】上記のペプチド−BSAコンジュゲーショ
ンプロセスに基づいてコンジュゲートしたペプチドをp
H4.0で二重アルデヒド固定したヒトO赤血球上にと
りこませた。ペプチドコンジュゲートでコートした赤血
球を、それからNaBH4 で処理して非特異的なタンパ
ク質の結合が起こらないようにした。ペプチドコンジュ
ゲートでコートした赤血球を次に、PBSで洗い、5%
標準ヒト血清−PBS溶液でインキュベートした。この
ような工程を経た細胞を、次に、血清及び血漿の両方の
試料内のHCV抗体を検出するため、凝集検定に使用し
た。試料をサンプル希釈バッファーで1:10に希釈
し、等量のインジケーターセルを希釈した試料に混合し
た。凝集パターンを1時間以内に整理し、アッセイの結
果は肉眼で読み取られた3パネルのよく特徴づけられた
血清変換者から連続的に採血し、上記のHCV受動赤血
球凝集検定(passive hemagglutin
ation assay)(PHA)で、ペプチドVIII
E−BSAコンジュゲートと、ペプチドIIH−BSAコ
ンジュゲートを固相に使用してHCVに対する抗体につ
いて試験した。その結果を、本ペプチドをベースとした
HCVEIA(フォーマットC、実施例11に記載)及
びC100をベースとしたHCVEIA(表6)のA4
92及びS/C比と比較した。 【0087】簡単に述べると、本ペプチドをベースとし
たEIAにおけるA492の増加(フォーマットC)が
現れる頃に、3パネルともHCV抗体がPHAアッセイ
により検出され、rc100をベースとしたEIAはH
CVPHAの結果に比べ4〜8週の遅れがあった。 【0088】実施例7 HCVペプチドでコートしたラテックス粒子を固相免疫
吸着剤として用いた凝集検定によるHCVに対する抗体
の検出 前項の実施例で記載したペプチド−BSAコンジュゲー
ト工程を用いて結合させたペプチドVIIIE−BSAを、
pH9.5でラテックス粒子(0.4μサイズ)にとり
こませた。そのペプチドコンジュゲートでコートしたラ
テックス粒子を次に、BSAで処理して非特異的なタン
パク質の結合が起きないようにした。このようにコート
したラテックス粒子を、それから、HCV抗体を検出す
るために凝集検定に使用した。試料をラテックス溶液
(0.5%)と1:1の比で混合した。凝集パターンは
15分間で完了した。アッセイの結果は肉眼と顕微鏡検
査により読み取られた。よく特徴づけられた抗HCVポ
ジティブな血漿サンプルから連続的に希釈したサンプル
についての結果が表7にまとめてある。コーディング濃
度0.3mg/mLが、抗体検出に最適の感度を支えること
が見出された。特異性に対するコントロールとして正常
ドナーからのプールした血漿試料をペプチドVIII−BS
Aコンジュゲートラテックスアッセイで試験したとこ
ろ、明らかにネガティブとされた。 【0089】 実施例8 免疫原/ワクチンの重要成分としての8量体HCVペプ
チド抗原の合成 低分子量マトリックスとなるコアを形成しているトリフ
ァンクショナルなアミノ酸(または類似アナログ)のシ
ーケンシャルな制限伸長の利用が、放射状に枝分かれし
た多量体ペプチド抗原系の形成の、根底にある基本的な
原理である。トリファンクショナルなアミノ酸のBoc
−Lys(Boc)もしくはジ−(Boc)−Lys
は、Nα−とNε−の両方のアミノ基が反応性末端とし
て利用できるので最も適している。例えばジ−(Bo
c)−Lysの第1レベルのカップリングにより、二価
のペプチド抗原としての反応性アミノ末端が2ケ所生じ
る。従ってジ−(Boc)−Lysとの第2,第3,第
4のステップをシーケンシャルに行うと、それぞれ4
価,8価,16価のペプチド抗原が生産される。一例と
して、 〔Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−
Ser−Tyr−Ala−Asn−Gly−Ser−G
ly−Pro−Asp−Gln−Arg−Pro−Ty
r−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro
−Lys−Pro−Cys−Gly−Ile−Val−
Pro−Ala−Lys−Ser−Val−Cys−G
ly−Pro−Val−Tyr−Cys〕8 −Lys4
−Lys2−Lys 成る構造を持つ8量体HCVペプチドの免疫原を、我々
がモルモットの免疫処理に使用するプロトタイプの免疫
原として合成した。この8量体抗原は、小さなヘプタク
リジンのコア(<20%)を持ち、大部分(>80%)
が、コアマトリックスを囲んで層をなしている高密度の
均一なペプチド抗原により形成されている。このデザイ
ンは、従来のペプチド−キャリア−コンジュゲート(P
PDやKLH等の大きなタンパク質キャリアと、その表
面にランダムで定まらない形で分布している低密度のペ
プチド抗原より成る)とは異なるものである。 【0090】8量体HCVペプチドの免疫原の合成に当
たっては、Boc−アミノ酸樹脂の結合したベンズヒド
リルアミドとtBoc化学を組み合わせて利用した。8
量体ヘプタリジンのコア樹脂は、エクストラ低ローディ
ング0.14mmole/g MBHA(4−メチルベンズヒド
リルアミン;4−methyl benzhydryl
amine)樹脂上にジ−t−Boc LysをBio
search9500器で結合させることで調製した。
カップリングサイクル2回ごとにジ−(Boc)−Ly
sを用いて1回カップリングを行い次いで2つのキャッ
ピング反応(0.3Mアセチルイミダゾール/DMFジ
メチルホルムアミドを使用)を行った。最初のジ−(N
H2 )Lys−樹脂上に、さらに2回ジ−(Boc)−
Lysをカップリングさせた後、合成8量体樹脂の置換
レベルをニンヒドリン試験により決定したところ、理論
的なカップリング率に基づいた計算から適当量の−NH
2 基があることが見出されたので、その後標準的なt−
Boc化学に従って予め定められたアミノ酸配列各々と
共に8量体ペプチド抗原の合成に使用した。 【0091】酸に不安定なtert−ブチルオキシカル
ボニル(tert−butyloxycarbony
l;t−Boc)をN−αアミノ酸の保護に使用した。
以下の機能的な側鎖保護基を使用した:Thr,Se
r,Glu及びTyrにはo−ベンジルを;Argには
Nδ−トルシを;HisにはBoM(=Boc−Nim−
ベンジルオキシメチル)を;LysにはNε−ジクロロ
ベンジルオキシカルボニルを;CysにはS−4−メチ
ルベンジルを;Aspにはo−シクロヘキシルを;Tr
pにはCHO基を使用した。次いでアミノ酸が配列に従
って付加された。その結果得られた8量体ペプチジル樹
脂を無水HFにより切断した〔10%(v/v)アニリ
ール存在下で0℃1時間〕。遊離してきた8量体抗原を
エーテルで2回洗い、酢酸で抽出した。それを凍結乾燥
して乾かし、免疫原として使用できるようにした。そう
した8量体免疫原のコンピューター画像を図1に示す。 【0092】実施例9 エンベロープ/NS−1タンパク質由来の合成ペプチド
についての、エンザイムリンクしたイムノリルベントア
ッセイによる相対(%)免疫反応性 96ウェルプレートのウェルを21の各ペプチド(25
5A−C;244A,B;254A−C;248A−
C;247A−E及び246A−Eと命名されており、
HCVのエンベロープ/NS−1領域由来の配列で合成
されたもので10mM NaHCO3 バッファーpH9.
5で5μg/mlを各ウェルごとに100μlずつ使用)
で37℃1時間コートした。各ペプチドの免疫反応性
を、8名のHCV血清パネルにより測定した(パネル
1)。21全てのペプチドがこの標準スクリーニングの
HCVパネル上での免疫反応性を示さなかった。しかし
ながら、ペプチド254Bはある1つのパネルメンバー
との弱い免疫反応性が見られ、さらに試験したところ、
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)酵素活性
が上昇した(100i.u./L)抗HCVポジティブ(ペ
プチドVIIIEとIIHに対しポジティブ)なプラズマフェ
レシスドナー(plasmapheresis don
er)由来のサンプルとも強く反応した。エンベロープ
/NS−1領域からのペプチドに対して反応するサンプ
ルパネルを選択するため、ALTレベルの上昇した抗H
CVポジティブなプラズマフェレシスからの同様の97
サンプルについて、ペプチド254Bを用いて試験を行
った。1つのサンプルが3.214の吸光度を示し、そ
れについで2.184を示すものも見られた。ペプチド
254Bと最も高い反応性を示すサンプル17個を選
び、第3のパネル(パネルIII)を作成し、エンベロープ
/NS−1領域からの別の20ペプチドの免疫反応性に
ついてスクリーニングを行った。ペプチド254Bをス
タンダードとして使用した時の相対(%)免疫反応性を
表8aに示す。最も高い反応性を示す4ペプチド(25
5c(Pep7),254B(Pep8),247B
(Pep9)及び246D(Pep10))に対する1
7サンプル各々の吸光度の個々の値を表8bに挙げる。 【0093】4ペプチド各々に対してパネルIII のメン
バーに関して独特の免疫反応性パターンが観察された
(箱で囲んだ値を参照)ので、4ペプチドの全て、もし
くはそのアナログは、HCV、特にエンベロープ/NS
−1関連タンパク質に対する抗体の検出とスクリーニン
グ用に考案されたイムノアッセイの開発に当たって、抗
原として利用できることがわかる。表8bに記載された
4ペプチドによって生じる、この“独特”だが“相補
的”な免疫反応性のパターンは、さらに、本ペプチドの
HCV抗体検出用の抗体としての、HCVエンベロープ
/NS−1タンパク質に対する抗体の開発用の免疫原と
しての、そしてHCV感染の予防用のワクチンとしての
有用性を明示するものである。 【0094】4ペプチド(Pep7,Pep8,Pep
9及びPep10)の全てがHCVエンベロープ/NS
−1タンパク質の可変領域に由来するので、この4ペプ
チドの置換アナログの例を、表8cに示す。これは3種
の異なるHCV株由来のアミノ酸配列(一文字表記)の
情報に基づいている。 【0095】パネルIII のサンプルのスクリーニングに
加えて、プラズマフェレシスのドナー(そのALTレベ
ルは上昇しているが、コア(例:ペプチドVIIIE)やN
S−4(例:ペプチドIIH)領域のHCVスクリーニン
グEIAとは反応しない)からのサンプルに対してもエ
ンベロープ/NS−1ペプチドを試験した。このサンプ
ルのうち6つは初期の血清変換サンプルと思われるもの
で1つまたはそれ以上のエンベロープ/NS−1ペプチ
ドに反応した(表8d)。HCVEIAに反応しないこ
れらのサンプルの吸光度の値はパネルIII のサンプルに
見られた値より低いものである。Pep7とPep10
の場合においては、その短いセグメント225B及び2
46Cが、それぞれパネルIII のものと比較して高い免
疫反応性を与えた。 【0096】 実施例10 免疫原/ワクチンの重要成分としての8量体HCVエン
ベロープ/NS−1ペプチドの合成 〔Cys−Leu−Thr−Val−Pro−Ala−
Ser−Ala−Tyr−Gln−Val−Arg−A
sn−Ser−Thr−Gly−Leu−Tyr−Hi
s−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−Pro
−Asn−Ser−Ser−Ile−Val−Tyr−
Glu−Ala−His−Asp−Ala−Ile−L
eu−His−Thr−Pro−Gly−Cys−Va
l−Pro−Cys−Val−Arg−Glu−Gly
−Asn−Val−Ser−Arg−Cys〕8 Lys
4 Lys2 Lys(8量体Pep7);〔Phe−Th
r−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His
−Trp−Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−
Asn−Cys−Ser−Ile−Tyr−Pro−G
ly−His−Ile−Thr−Gly−His−Ar
g−Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met
−Met−Asn−Trp−Ser−Pro−Thr−
Ala〕8 Lys4 Lys2 Lys(8量体Pep8);〔Val
−Asp−Ala−Glu−Thr−Ile−Val−
Ser−Gly−Gly−Gln−Ala−Ala−A
rg−Ala−Met−Ser−Gly−Leu−Va
l−Ser−Leu−Phe−Thr−Pro−Gly
−Ala−Lys−Gln−Asn−Ile−Gln−
Leu−Ile−Asn〕8 Lys4 Lys2 Lys
(8量体Pep9)及び〔Trp−His−Ile−A
sn−Ser−Thr−Ala−Leu−Asn−Cy
s−Asn−Glu−Ser−Leu−Asn−Thr
−Gly−Trp−Leu−Ala−Gly−Leu−
Ile−Tyr−Gln−His−Lys−Phe−A
sn−Ser−Ser−Gly−Cys−Pro−Gl
u−Arg−Leu−Ala−Ser−Cys〕8 Ly
s4 Lys2 Lys(8量体Pep10),という構造
を持つ4種の8量体HCVエンベロープ/NS−1ペプ
チド免疫原を、実施例8に記載した一般的な化学的合成
法に従って各々合成し、我々が、モルモットやチンパン
ジーを免疫処理する際に免疫原として使用した。 【0097】この8量体ペプチドを、混合液として健康
で実験に使用されたことのない動物に25μg/混合液
/kg体重の薬量で皮内及び皮下の両方に注射する。その
際、2%ミョウバンを佐剤として使用する。最初の免疫
処理後、4ケ月間、月に一度の割合で、等量の薬剤でこ
の動物に二次免疫注射を行う。その動物から毎月採血
し、回収した免疫血清を、抗HCVエンベロープ/NS
−1免疫反応性についてモニターする。最後の免疫注射
後6ケ月してから、次いで、免疫処理したチンパンジー
に立証済の感染因子であるファクターVIIIの濃縮液を様
々な量(例:50mL)で実験的に接種する。尚、ファク
ターVIIIはHCVを含むことが知られており、以上の8
量体エンベロープ/NS−1ペプチドの混合液をHCV
感染の予防用ワクチンとして用いた時の効力を評価する
ために使用する。 【0098】実施例11 フォーマットCを用いたペプチドをベースにしたエンザ
イムイム/アッセイ(EIA)によるHCVに対する抗
体の検出 合計221のよく特徴づけられた臨床標本を4グループ
(a)〜(d)に分類し、代表的なHCVペプチドをベ
ースにしたEIAで試験した(プレートは、ペプチドII
H,V及びVIIIを各々5.3及び2μg/mLを含む混合
液をウェル当たり100μl使用してコートした(フォ
ーマットC)。これは表Bに示すようにHCVコア及び
非構造ペプチドの両方を含むものである)。 【0099】 実施例12 フォーマット1〜6を使用した、ペプチドをベースにし
たHCV EIAによるHCVに対する抗体の検出 以下に記す5グループの血清標本: (a)アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)酵
素活性の上昇した(>100i.u./L)プラズマフ
ェレシスドナー(n=30); (b)ALT酵素活性の上昇した(>45i.u./
L)血液ドナー(n=15); (c)慢性NANBH患者(n=30); (d)別のウイルス感染者(n=11); (e)自己免疫疾患者(n=9);を本発明に記載した
代表的なHCVペプチドをベースにしたEIAキットで
分析した。その際プレートを以下のいずれかのフォーマ
ットでウェル当たり100μlでコートした: (i)フォーマット1:ペプチドVIIIE,IIH及びPe
p11(それぞれ0.5,3及び1μg/mL); (ii)フォーマット2:ペプチドVIIIE及びPep11
(それぞれ0.5及び1μg/mL); (iii)フォーマット3:ペプチドVIIIE,Pep11及
びPep8(それぞれ0.5,1及び10μg/mL); (iv)フォーマット4:ペプチドVIIIE及びPep8
(それぞれ0.5及び10μg/mL); (v)フォーマット5:ペプチドVIIIE,Pep11及
びPep12(それぞれ0.5,1及び2μg/mL); (vi)フォーマット6:ペプチドVIIIE及びPep12
(それぞれ0.5及び2μg/mL)。 【0100】これらのキットは、コア、NS−4及びN
S−5(フォーマット1)、コア及びNS−5(フォー
マット2,5及び6)、コア、NS−5及びENV(フ
ォーマット3)そしてコア及びENV(フォーマット
4)に相当する。 【0101】上の95のよく特徴づけられたサンプルに
ついてフォーマット1〜6で試験した結果を表9に示
す。グループ(a)では、サンプルの(30/30)が
フォーマット1,2及び3に反応し;90%(27/3
0)がフォーマット4に反応し;97%(29/30)
がフォーマット5及び6に反応したことが、その結果に
より示される。グループ(b)及び(c)では全てのサ
ンプルが6フォーマットの全てにポジティブであった。
グループ(a),(b)及び(c)については、実施例
11に記載したフォーマットCに反応することが示され
た。 【0102】グループ(d)については3サンプルがフ
ォーマット1〜4に反応した。対照的に、これらのサン
プルはフォーマットCに対してネガティブということが
示された。血清サンプル“86”及び“124”は明ら
かにPep11の存在に対して反応していた。血清サン
プル“VEV2500”はフォーマット4及び5におい
てPep8の存在によりポジティブということが示され
た。 【0103】グループ(c)の血清サンプルは全て、フ
ォーマットCを含む全てのフォーマットにネガティブで
あった。 【0104】 実施例13 ランダム血液供与体に対する6ペプチド基盤HCV E
IAフォーマット(1−6)を用いた検査結果の比較 ランダム血液供与体試料(n=100)はフォーマット
1−6に基づいて検査された。100試料全てフォーマ
ット2,5及び6に関して陰性であった。試料14は、
フォーマット1に於いて吸光度0.680であり、試料
34は、フォーマット3,4に於いてそれぞれ吸光度
0.601及び0.551であった。平均吸光度及び標
準偏差の算定のために、>0.500の吸光値は解析か
ら除外された。表10にフォーマット1−6に基づいた
100試料の平均吸光度及び標準偏差を一覧にしてい
る。 【0105】 実施例14 HCV−反応性血清のサブタイピングに用いるHCV変
異株由来のペプチドアナログ ENV及びNS−1領域から得られた免疫反応性ペプチ
ドPep7,Pep8,Pep9及びPep19、そし
て、HCV株 HC−J1,CDC/HCV1,H,H
C−J4,HCV−JH,HCV−J,BK,HC−J
6及びHC−J7は、表11に従ったアミノ酸配列を持
つように合成された。免疫反応性ペプチドは、マイクロ
タイタープレートの各ウェルに5μg/mL溶液が100
μLずつ塗布されており、台湾、日本、ヨーロッパ、オ
ーストラリア、及び北アメリカからのHCV陽性血清を
分析し、そのHCV反応性から、例えばHCV−J1,
HC−J4,HC−J6及びHC−J7といったサブタ
イプに分類するために用いられる。HCVの超変異領域
から得られたこれらのペプチドは、感染の原因となるH
CVのサブタイプを識別するのに有用である。 【0106】 実施例15 NS−5タンパク質由来合成ペプチドに対する免疫反応
性の比較 96穴プレートのウェルは、23ペプチドの各々(25
9A−259E,260A−260C,309A−30
9C、310A−310C、311A−311C、31
2A−312C及び314A−314Cと称されてい
る)で37°C1時間被膜されるが、これらはNS−5
領域由来の配列に基づいて合成されており、NaHCO
3 バッファーpH9.5条件下、濃度5μg/mL、ウェ
ル当たり100μLになっている。各ペプチドの免疫反
応性は8メンバーHCV血清パネル(パネルI)によっ
て測定された。最大免疫反応性を持つペプチドはPep
11で、表12に309Cとして示している。Pep1
1の免疫反応性をそのほかのNS−5ペプチドの相対免
疫有効性を算出するために用いると、一連の309−3
14のペプチドは実施例4のPep4及びPep5と同
等かそれ以上の反応性を持つことになる。Pep5がさ
らに10残基(259EすなわちPep12)含むよう
に拡張すると、相対免疫有効性は、47.6%から7
0.1%に増加する。 【0107】 実施例16 NS−2タンパク質由来合成ペプチドの免疫反応性 96穴プレートにウェルは、HCVのNS−2領域由来
の9合成ペプチドで37℃1時間被膜された。その結果
(表13)はペプチド289B(すなわちPep17)
がALTレベルの高くなった選択された抗HCV陽性試
料と免疫反応性があることを示している。 【0108】 実施例17 NS−3タンパク質由来合成ペプチドの初期HCV感染
個体血清に対する免疫反応性 96穴プレートのウェルは、HCVのNS−3領域由来
の合成ペプチド315D(すなわちPep18)で37
℃1時間被膜された。この結果(表14)は、ペプチド
315Dが、ALTレベルの高くなった血漿搬出供与体
由来のふたつの連なった試料と強く反応することを示し
ている。 【0109】 実施例18 フォーマット7及び8を用いたペプチド基盤EIAによ
るHCV NS−1及びENV領域に対する抗体の検出 ALTレベルの高くなった血漿搬出試料は典型的HCV
ペプチド基盤EIAに関して、本発明に従い、(i)P
ep1及びPep10C、それぞれ10及び10μg/
mL(フォーマット7,NS−1キット)、または、(i
i)Pep7及びPep8、それぞれ10及び10μg
/mL(フォーマット8,ENVキット)で被膜されたプ
レートを用いて解析された。ALTレベルの高くなった
HCV陽性試料に関する結果は表15に示されており、
HCV感染個体の部分集団はNS−1及びENVタンパ
ク質に特有の領域に対する特異的体液性免疫応答を昂進
させていることを示唆している。 【0110】 実施例19 HCV抗原/ワクチンの構成物としての8量体HCVエ
ンベロープペプチドの置換アナログの合成 以下の構造を持つ8量体HCVエンベロープペプチドP
ep7,Pep8及びPep19の置換アナログ (a)〔Cys−Leu−Thr−Ile−Pro−A
la−Ser−Ala−Tyr−Glu−Val−Ar
g−Asn−Val−Ser−Gly−Ile−Tyr
−His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−
Ser−Asn−Ser−Ser−Ile−Val−T
yr−Glu−Ala−Ala−Asp−Val−Il
e−Met−His−Ala−Pro−Gly−Cys
−Val−Pro−Cys−Val−Arg−Glu−
Asn−Asn−Ser−Ser−Arg−Cys−〕
8 K4 K2 K(HCV−JHより引用された配列を持つ
8量体Pep7のアナログ) (b)〔Cys−Ile−Thr−Thr−Pro−V
al−Ser−Ala−Ala−Glu−Val−Ly
s−Asn−Ile−Ser−Thr−Gly−Tyr
−Met−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−
Thr−Asn−Asp−Ser−Ile−Thr−T
rp−Gln−Leu−Gln−Ala−Ala−Va
l−Leu−His−Val−Pro−Gly−Cys
−Val−Pro−Cys−Glu−Lys−Val−
Gly−Asn−Thr−Ser−Arg−Cys−〕
8 K4 K2 K(HCV−J6より引用された配列を持つ
8量体Pep7のアナログ) (c)〔Cys−Val−Thr−Val−Pro−V
al−Ser−Ala−Val−Glu−Val−Ar
g−Asn−Ile−Ser−Ser−Ser−Tyr
−Tyr−Ala−Thr−Asn−Asp−Cys−
Ser−Asn−Asn−Ser−Ile−Thr−T
rp−Gln−Leu−Thr−Asn−Ala−Va
l−Leu−His−Leu−Pro−Gly−Cys
−Val−Pro−Cys−Glu−Asn−Asp−
Asn−Gly−Thr−Leu−Arg−Cys−〕
8 K4 K2 K(HCV−J6より引用された配列を持つ
8量体Pep7のアナログ) (d)〔Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−A
rg−Arg−His−Glu−Thr−Val−Gl
n−Asp−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile
−Tyr−Pro−Gly−His−Val−Ser−
Gly−His−Arg−Met−Ala−Trp−A
sp−Met−Met−Met−Asn−Trp−Se
r−Pro−Thr−Ala−〕8 K4 K2 K(HCV
−JHより引用された配列を持つ8量体Pep8のアナ
ログ) (e)〔Phe−Ile−Val−Ser−Pro−G
ln−His−His−His−Phe−Val−Gl
n−Asp−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile
−Tyr−Pro−Gly−Thr−Ile−Thr−
Gly−His−Arg−Met−Ala−Trp−A
sp−Met−Met−Met−Asn−Trp−Se
r−Pro−Thr−Ala−〕8 K4 K2 K(HCV
−J6より引用された配列を持つ8量体Pep8のアナ
ログ) (f)〔Phe−Ile−Ile−Ser−Pro−G
lu−Arg−Asn−Phe−Thr−Gln−Gl
u−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile−Tyr
−Gln−Gly−His−Ile−Thr−Gly−
His−Arg−Met−Ala−Trp−Asp−M
et−Met−Leu−Asn−Trp−Ser−Pr
o−Thr−Leu−〕8 K4 K2 K(HCV−J7よ
り引用された配列を持つ8量体Pep8のアナログ) (g)〔Cys−Val−Arg−Glu−Gly−A
sn−Val−Ser−Arg−Cys−Trp−Va
l−Ala−Met−Thr−Pro−Thr−Val
−Ala−Thr−Arg−Asp−Gly−Lys−
Leu−Pro−Ala−Thr−Gln−Leu−A
rg−Arg−His−Ile−Asp−Leu−Le
u−Val−Gly−Ser−Ala−Thr−Leu
−Cys−〕8 K4 K2 K(8量体Pep19) (h)〔Cys−Val−Arg−Glu−Asn−A
sn−Ser−Ser−Arg−Cys−Trp−Va
l−Ala−Leu−Thr−Pro−Thr−Leu
−Ala−Ala−Arg−Asn−Ala−Ser−
Val−Pro−Thr−Thr−Thr−Leu−A
rg−Arg−His−Val−Asp−Leu−Le
u−Val−Gly−Thr−Ala−Ala−Phe
−Cys−〕8 K4 K2 K(HCV−JHより引用され
た配列を持つ8量体Pep19のアナログ) (i)〔Cys−Glu−Lys−Val−Gly−A
sn−Thr−Ser−Arg−Cys−Trp−Il
e−Pro−Val−Ser−Pro−Asn−Val
−Ala−Val−Gln−Gln−Pro−Gly−
Ala−Leu−Thr−Gln−Gly−Leu−A
rg−Thr−His−Ile−Asp−Met−Va
l−Val−Met−Ser−Ala−Thr−Leu
−Cys−〕8 K4 K2 K(HCV−J6より引用され
た配列を持つ8量体Pep19のアナログ) (j)〔Cys−Glu−Asn−Asp−Asn−G
ly−Thr−Leu−Arg−Cys−Trp−Il
e−Gln−Val−Thr−Pro−Asn−Val
−Ala−Val−Lys−His−Arg−Gly−
Ala−Leu−Thr−His−Asn−Leu−A
rg−Thr−His−Val−Asp−Met−Il
e−Val−Met−Ala−Ala−Thr−Val
−Cys−〕8 K4 K2 K(HCV−J7より引用され
た配列を持つ8量体Pep19のアナログ) これら各々は実施例7に記述された一般的化学合成手順
に従っており、本発明に於けるモルモット及びチンパン
ジーの免疫時に抗原として用いられた。 【0111】これら8量体ペプチドは混合され、健康な
免疫されていない動物に皮内及び皮下注射(2%みょう
ばんをアジュバントとし、混合物当たり、体重1kg当た
り25μg投与)された。最初の免疫化の後、4カ月の
間月に一度同じ投与量を与え、免疫を促進した。動物は
月に一度採血され、その免疫血清の抗HCVエンベロー
プ/NS−1免疫反応性がモニターされた。最後の投与
の後6カ月後に免疫化されたチンパンジーは、続いて、
様々な投与量(例えば50mL)のHCVを含むことが知
られている検査済み感染性ファクターIII 濃縮物を接種
され、これら8量体エンベロープペプチド混合物をHC
V感染を防ぐためのワクチンとして用いる時の効果を評
価するが、最初にいくつかの血清学的/臨床学的マーカ
ーを評価し、続いてこれらの動物に於けるNANBHの
臨床学的徴候を観察する。 【0112】本発明は上述の実施例において例示されて
いるが、これは発明の範囲を制限するためのものではな
い。
V)感染または非A非B型肝炎(NANBH)の診断並
びに予防に特異的なペプチドに関する。より詳細には、
本発明は体液中のHCVに対する抗体の検出及びそれを
用いたイムノアッセイに特異的な合成ペプチドに関す
る。本発明はHCVに対するモノクローナル及びポリク
ローナル抗体を誘導するための抗原としての組成物中、
並びにNANBH或いはHCV感染を予防するためのワ
クチン中の免疫源としての合成ペプチドの利用法も含
む。 【0002】 【従来の技術】近年、非A非B型肝炎(NANBH)は
輸血後肝炎の最も一般的な型となっている。チンパンジ
ーへの接種を含む研究から、感染病原体はトガウイルス
科ファミリーに類似した、脂質を含むウイルスである証
拠が得られた。 【0003】最近、C型肝炎ウイルス(HCV)と命名
されたこの病原体は、後に複数の構造タンパク質及び非
構造タンパク質にプロセスされる単一のポリプロテイン
をコードする、約10キロベースのゲノムサイズを有す
るRNAウイルスであると示された(1−4)。さらに
コンピューターを用いたタンパク質分析により、HCV
は動物のペスティウイルス科及びフラビウイルス科、並
びに2つの植物ウイルススーパーグループのメンバーと
類似性をもつことが証明された(5)。 【0004】さらに最近になって、多くの報告から、ウ
イルスの様々な領域の機能、及び変異体または近縁のウ
イルスから単離したゲノム断片間の関係について、首尾
一貫した理解が進んでいる。 【0005】HCVの構造の要約を、ウイルスのN末端
側から、以下に述べる。HCVは構造タンパク質領域及
び非構造(NS)タンパク質領域から成る。構造タンパ
ク質領域はさらにキャプシド及びエンベロープタンパク
質に分けられる。NSタンパク質領域はさらに、NS−
1からNS−5領域に分けられる(3)。 【0006】予想されるキャプシド領域(AA1−AA
120)は、C型肝炎感染の検出に於いて感度が上昇す
る、高い免疫反応性をもつ保存されたエピトープを含む
ことが示されている(6−8)。その領域はおそらく重
複の結果生じた、互いに相同で、黄熱病ウイルス(9)
及びフラビウイルス(表1A)のN末端コア領域とも相
同性を有する。等長の2つの部分(AA1−AA61,
AA61−AA120)から成る。ペプチドVIIIE(A
A2−AA62)及びIXD(AA65−AA119)と
表され、出願シリアルNo.558,799で開示された
両半節共、免疫反応性であることが示されている。クロ
ーン2と称される、Arimaらによってクローニング
されたNANBHウイルスのゲノム断片は、ペプチドVI
IIE(表1B)中の39〜43番の残基と同一な、Gl
y−Pro−Arg−Leu−Gly配列を含み、それ
はこのクローン2断片の、類縁ウイルスで予想されるコ
ア領域中に位置する。Reyesら(11)及びAri
maら(クローン1)(12)によってクローニングさ
れたNANBHウイルス由来の2つの他の塩基配列は、
黄熱病ウイルスのキャプシド領域と塩基配列の類似性を
示す(表1C)。このように、多数の類縁ウイルスが存
在し、クローニングの容易さから明らかなように、それ
らはすべて高い免疫原性のキャプシド領域を有する。C
型肝炎の変異体(J,J−1,J−4)もこの領域は高
度に保存され(2−4)、従ってArimaらによって
記述された他のクローンはHCVの変異体からと言うよ
りも寧ろ、別種のウイルス由来であり得る。 【0007】Mishiroとその共同研究者は、PC
RでHCV陽性の個体から得た血清に反応性を示すエピ
トープを含む、宿主細胞の塩基配列をコードするNAN
BHに感染したチンパンジーの血漿から、cDNAクロ
ーンを単離した(13)。免疫反応性ペプチド(GOR
エピトープ)の配列は、HCVにはコードされておら
ず、ゲノムの3/4に渡って塩基配列が発表されたHC
V(1)またはゲノムの上流側1/4をカバーするHC
Vの5′末端側塩基配列(2)とは似ていないことが報
告された。しかしながら、GDRエピトープ塩基配列の
検分から、UBI出願シリアルNo.558,799に記
述されたペプチドVIIIEにカバーされるN末端断片と4
7%相同であることが示された。より低い相同性が黄熱
病ウイルスキャプシドタンパク質(33%)及びAri
maらのクローン1に対応するタンパク質断片(37.
5%)との比較から得られた(12)(表1Dを見
よ)。 【0008】HCV感染個体のGDRエピトープ配列と
交叉反応する抗体の存在は、GDRエピトープとそれに
対応するHCVキャプシドタンパク質の領域の構造上の
類似性から説明できる。以前Houghtonらによっ
て固定され、C100領域に対する抗体である抗−C1
00(抗−C100陽性血清のすべてではないいくつか
に存在するという点で抗−GDRと共通の特徴をもつ、
ペプチドVIIIEに対する抗体)と比べて、それらは急性
及び慢性NANBH患者の双方から得られた、抗C−1
00陰性血清(それらは一連の血清変換で抗−C100
以前に現れる)でも検出され得、また抗−C100の血
清変換状態以降にも検出され、さらに正常な対照の1〜
2%、HBsAg陽性個体の15〜20%にも存在す
る。初期のNANBHアッセイでは、宿主限定的な細胞
質性抗原と反応することが報告され、実際に抗HCVキ
ャプシドタンパク質交叉反応が検出され得た。 【0009】予想されるエンベロープ(env)領域は
120番から400番のアミノ酸から成る。フラビウイ
ルス科のenv糖タンパク質は、env領域がフリーな
ウイルス粒子の主要な抗原であり、フラビウイルスの生
物学に於いて中心的な役割をもつことから、免疫化の重
要な標的となる。env領域は細胞受容体との結合を媒
介し、おそらく膜との融合を促進する。それはまた、予
防接種またはフラビウイルスの自然感染後の防御的免疫
反応を誘導し(14,15)、細胞性免疫を活性化する
(16)。env上のタイプ特異的エピトープは、フラ
ビウイルスに対する防御的免疫反応と最も強く関与した
ものである(17〜19)。米国と日本の株の比較に基
づくと、HCVのenv領域には多数の超可変性領域が
存在し(2)、このことからエピトープの株特異的反応
性が示され得る。 【0010】エンベロープのスモールMタンパク質に加
え、非構造タンパクNS−1は、デング熱に於ける防御
的免疫に寄与していることが示されている(20,2
1)。塩基配列と疎水性プロファイルの検分は、HCV
のNS−1領域は2つの相似なドメインを含むことを示
した(表1E)。この領域の典型的なモチーフは、5つ
またはそれ以上のアミノ酸を挟むシステイン対である。 【0011】NS−2領域の機能は知られておらず、そ
の特徴もほとんど報告されていない。 【0012】黄熱病ウイルスとの類似性から、HCVの
NS−3領域は、ウイルスの複製に必要なプロテアーゼ
活性を含む可能性がある(22)。黄熱病ウイルスで
は、His−53,Asp−77及びSer−138か
ら成る触媒3残基に対するNS−3の部位特異的突然変
異誘発により、トリプシン様セリンプロテアーゼ活性部
位が同定された。HCVに於いて対応する領域はNS−
3のN末端側1/3で、必須な残基はHis−110
3,Asp−1127及びSer−1188である。H
CVのNS−3のこれ以外の領域は免疫反応性を示す領
域を含む。この領域は互いに相似な3つの副領域から成
り(表1F)、これらの副領域は、NS−1領域の反復
分節とわずかな相関を持つ。 【0013】今日まで最も幅広く研究が行われた領域
は、NS−4非構造領域である。その機能は不明だが、
高い免疫反応性を示す領域を含み、Houghtonら
により第一にC100と命名された領域を含み(1)、
それは組換え技術を用いてHCV診断テストの基礎とな
った。C100HCV塩基配列の一部と黄熱病ウイルス
のそれに対応する領域の間には、高い構造上の相似が観
察される(表1G)。この領域はNANBHによる、ウ
イルスに対する抗体を主として検出するが(23)、実
験的には、先行するUnited Biomedica
l Inc.の出願シリアルNo.558,799及び多
数の最近の報告が、テストの感度及び特異性が抗原とし
てC100ポリペプチドに依存しているとするのは短絡
的であると示している。しかしながら、先行する出願シ
リアルNo.558,799で記述されているNS−4領
域由来の合成ペプチドは非特異的反応性の問題を解決し
ている。 【0014】HCVのC末端に隣接する非構造領域はN
S−5であり、ポリメラーゼ(pol)活性部位であ
る。この領域のGly−Asp−Asp配列は、多くの
ウイルスを通じて保存されている(11)。Maeno
らはNANBHの慢性期の患者から得た血清に特異的に
反応する免疫反応性のNS−5領域中のpol部位の上
流塩基配列に対応するクローンを単離した(24)。 【0015】何千もの血清と、何百もの注意深くデザイ
ンされた合成ペプチドを用いる血清学的確認を含む、幅
広い一連の実験を通じて、我々は免疫反応性ペプチドに
関与するキャプシドタンパク質をさらに解明し、エンベ
ロープ,NS−1,NS−2,NS−3及びNS−5タ
ンパク質領域内に含まれる新たな免疫反応性エピトープ
を同定した。 【0016】タンパク質表面の抗原性または免疫原性部
位を、最近“部位特異的血清学”と呼ばれる手法でマッ
ピングするため、合成ペプチドがますます用いられてき
ている。我々は、United Biomedical
で、HIVのエンベロープ及びコアタンパク質上の高抗
原性エピトープを同定し、解明する手法として、また、
HIV(以前はHTLV−III と称されていた)に対す
る抗体を検出するための、高感度で特異的なイムノアッ
セイを開発する手法としてこれを用いた。1988年4
月5日発効の米国特許4,735,896号、及び19
89年11月7日発効の米国特許4,879,212号
を見よ。それらの内容はここに、参照文献により完全に
編入されている(28,29)。後に、HTLV−I/
IIに感染した個体の抗体を検出するための合成ペプチド
を基にした診断アッセイの開発に於いて、より詳細にマ
ッピングされ、より解明されたHTLV−I/IIに関す
る一連の合成ペプチドが用いられた(30,31)。1
989年5月23日発効の米国特許4,833,071
号、1989年1月13日提出のU.S.S.N.07
/297,635号、1990年1月24日提出のU.
S.S.N.07/469,294号も見よ。これらの
アッセイは卓越した感度と他より優れた特異性を提供
し、あるケースでは2つのごく近縁のウイルス間の感染
を区別する能力を提供し、それによりウイルスライセー
トまたは組換えDNA由来タンパク質の双方に基づく生
物学的テストに伴われていた多くの問題を解決した。 【0017】即ち、それゆえ、本発明の目的は、同定さ
れ、特質が明らかにされた免疫反応性のHCVペプチド
を、HCV感染を同定及びモニターするための検出また
は診断法の開発に用いることである。 【0018】さらに、体液中のHCVに対する抗体の存
在を検出し、NANBHを診断するのに用いられるテス
ト試薬を化学合成することも目的である。 【0019】もう一つの目的は、ヒトを含む健康な哺乳
動物に導入された時、意図した効果を有する抗HCV抗
体の生産を刺激し、それによりHCV感染の予防を提供
するワクチンを開発することである。 【0020】加えて、HCVに対するモノクローナル及
びポリクローナル抗体の生産のための、哺乳動物で用い
ることができる合成免疫原を提供することも目的であ
る。 【0021】 【表1】黄熱病ウイルス(AA2−AA68、上段;Ref.
9)及びC型肝炎ウイルス(AA2−AA64、中段;
及びAA63−AA119、下段;Ref.2)の対応
するN末端キャプシドタンパク質由来のアミノ酸配列
(一文字表記)が相同性比較のために並べられている。
同一のアミノ酸一致は実線で囲まれ、PAM−250マ
トリックスによる相同的な一致はコロンで継がってい
る。ダッシュは配列を最適化するために隣り合うアミノ
酸の間に挿入されたスペースを表す。 【0022】 ArimaらのNANBHVタンパク質クローン2(上
段;Ref.10)の断片及びC型肝炎ウイルスのN末
端キャプシドタンパク質(AA2−AA52、中段;及
びAA63−AA111、下段)のアミノ酸配列(一文
字表記)が相同性比較のために並べられている。同一の
アミノ酸一致は実線で囲まれ、PAM−250マトリッ
クスによる相同的な一致はコロンで継がっている。ダッ
シュは配列を最適化するために隣り合うアミノ酸の間に
挿入されたスペースを表す。 【0023】黄熱病ウイルス(AA5−AA69、上段;Ref.
9)、Reyesらによってクローニングされた他のN
ANBHVの配列(AA1−AA55、中段;図3、R
ef.11)及びArimaらによってクローニングさ
れたもう一つのNANBHVの配列(AA5−AA6
6、下段;Ref.12)のN末端キャプシドタンパク
質由来のアミノ酸配列(一文字表記)が相同性比較のた
めに並べられている。同一のアミノ酸は実線で囲まれ、
PAM−250マトリックスによる相同的な一致はコロ
ンで継がっている。ダッシュは配列を最適化するために
隣り合うアミノ酸の間に挿入されたスペースを表す。 【0024】GDRエピトープ(上段;Ref.139)、先行出願
のHCV AA4−AA19を表すHCVキャプシドペ
プチドの断片(2段目)、Arimaらによって報告さ
れたNANBHV配列(クローン1)のAA22−AA
37(3段目;Ref.12)及び黄熱病ウイルスN末
端キャプシドタンパク質の断片(AA2−AA19;R
ef.9)由来のアミノ酸配列(一文字表記)が相同性
比較のために並べられている。同一のアミノ酸一致は実
線で囲まれ、PAM−250マトリックスによる相同的
な一致はコロンで継がっている。ダッシュは配列を最適
化するために隣り合うアミノ酸の間に挿入されたスペー
スを表す。 【0025】HCV NS−1タンパク質の2つの断片(上段、AA
459−AA508;および下段、AA520−AA5
69)由来のアミノ酸配列(一文字表記)が相同性比較
のために並べられている。同一のアミノ酸一致は実線で
囲まれ、PAM−250マトリックスによる相同的な一
致はコロンで継がっている。ダッシュは配列を最適化す
るために隣り合うアミノ酸の間に挿入されたスペースを
表す。 【0026】 3つのHCV株(J−1,J−4及びJ)由来のNS−
1タンパク質断片(AA459−AA508)のアミノ
酸配列(一文字表記)が相同性比較のために並べられて
いる。 【0027】2つのHCV株(PT及びJ)由来のNS−1タンパク
質断片(AA520−AA569)のアミノ酸配列(一
文字表記)が相同性比較のために並べられている。 【0028】 2つのHCV株(PT及びJ)由来のNS−1タンパク
質断片(AA520−AA569)のアミノ酸配列(一
文字表記)が相同性比較のために並べられている。 【0029】HCV NS−3タンパク質の3つの断片(AA119
4−AA1241,上段;AA1276−AA132
4,中段;及びAA1360−AA1407,下段)由
来のアミノ酸配列(一文字表記)が相同性比較のために
並べられている。同一のアミノ酸一致は実線で囲まれ、
PAM−250マトリックスによる相同的な一致はコロ
ンで継がっている。ダッシュは配列を最適化するために
隣り合うアミノ酸の間に挿入されたスペースを表す。 【0030】HCV(AA1344−AA1356,上表;及びAA
1486−1500,下表)、ウシ下痢ウイルス(BV
D,AA2025−AA2037;AA2181−AA
2196)、ホッグコレラウイルス(HOG,AA18
86−AA1898;AA2042−AA2057)及
び黄熱病ウイルス(YFV AA1800−AA181
2;AA1944−AA1958)のNS−3タンパク
質領域(一文字表記)にコードされている、2つの高度
に保存された断片のアライメントが相同性比較のために
並べられている。 【0031】 HCV NS−4タンパク質及びそれに対応する黄熱病
ウイルスNS−4タンパク質の断片(下段,AA210
9−AA2176,Ref.9)由来のアミノ酸配列
(一文字表記)が相同性比較のために並べられている。
同一のアミノ酸一致は実線で囲まれ、PAM−250マ
トリックスによる相同的な一致はコロンで継がってい
る。ダッシュは配列を最適化するために隣り合うアミノ
酸の間に挿入されたスペースを表す。 【0032】参考分献 1.Houghton M,Choo Q−L,Kuo
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to antibodies to HTLV. 【0033】 【課題を解決するための手段】本発明により、C型肝炎
ウイルス(HCV)の仮定エンベロップタンパク質及び
非構造タンパク質NS−1,NS−2,NS−3及びN
S−5の、免疫反応性の高い領域に相当する、各々特定
の配列中に取り決められた、一連の合成ペプチドを固定
し、固相ペプチド合成により作成した。これらのペプチ
ドは、血清及び体液中でのHCVに対する抗体の検出、
及び非A型非B型肝炎(NANBH)の診断に有用であ
ることが認められた。その免疫反応性のために、これら
のペプチドは、また、Balb/Cマウスのような健康
な哺乳類中及び、HCV或いはNANBHVの感染を予
防するワクチン合成の際に、抗HCV抗体の産生を刺激
するのに有用であると期待される。 【0034】本発明に従うと、抗HCV抗体の検出及び
NANBHの診断に有用なペプチド組成物は以下の配列
に相当する、HCVのエンベロップ,NS−1,NS−
2,NS−3及びNS−5領域由来のペプチドから成
る: (a)Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−Ser−Tyr− Ala−Asn−Gly−Ser−Gly−Pro−Asp−Gln−Arg− Pro−Tyr−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro−Lys− Pro−Cys−Gly−Ile−Val−Pro−Ala−Lys−Ser− Val−Cys−Gly−Pro−Val−Tyr−Cys−X Pep1 (b)Pro−Pro−Leu−Gly−Asn−Trp−Phe−Gly− Cys−Thr−Trp−Met−Asn−Ser−Thr−Gly−Phe− Thr−Lys−Val−Cys−Gly−Ala−Pro−Pro−Cys− X Pep2 (c)Gly−Cys−Ser−Gly−Gly−Ala−Tyr−Asp− Ile−Ile−Ile−Cys−Asp−Glu−Leu−His−Ser− Thr−Asp−Ala−Thr−Ser−Ile−Leu−Gly−Ile− Gly−Thr−Val−Leu−Asp−Gln−Ala−Glu−Thr− Ala−Gly−X Pep3 (d)Asp−Pro−Ser−His−Ile−Thr−Ala−Glu− Ala−Ala−Gly−Arg−Arg−Leu−Ala−Arg−Gly− Ser−Pro−Pro−Ser−Val−Ala−Ser−Ser−Ser− Ala−Ser−Gln−Leu−Ser−Ala−Pro−Ser−Leu− Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His−Asp− Ser−Pro−X Pep4 (e)Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu−Ala−Asn− Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly− Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn− Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp− Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg− X Pep5 (f)Asp−Pro−Gln−Ala−Arg−Val−Ala−Ile− Lys−Ser−Leu−Thr−Glu−Arg−Leu−Thr−Val− Gly−Gly−Pro−Leu−Thr−Asn−Ser−Arg−Gly− Glu−Asn−Cys−Gly−Tyr−Arg−Arg−Cys−Arg− Ala−Ser−X Pep6 (g)Cys−Leu−Thr−Val−Pro−Ala−Ser−Ala− Tyr−Gln−Val−Arg−Asn−Ser−Thr−Gly−Leu− Tyr−His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−Pro−Asn− Ser−Ser−Ile−Val−Tyr−Glu−Ala−His−Asp− Ala−Ile−Leu−His−Thr−Pro−Gly−Cys−Val− Pro−Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−X Pep7 (h)Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His− Trp−Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−Asn−Cys−Ser− Ile−Tyr−Pro−Gly−His−Ile−Thr−Gly−His− Arg−Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met−Met−Asn− Trp−Ser−Pro−Thr−Ala−X Pep8 (i)Val−Asp−Ala−Glu−Thr−Ile−Val−Ser− Gly−Gly−Gln−Ala−Ala−Arg−Ala−Met−Ser− Gly−Leu−Val−Ser−Leu−Phe−Thr−Pro−Gly− Ala−Lys−Gln−Asn−Ile−Gln−Leu−Ile−Asn− X Pep9 (j)Trp−His−Ile−Asn−Ser−Thr−Ala−Leu− Asn−Cys−Asn−Glu−Ser−Leu−Asn−Thr−Gly− Trp−Leu−Ala−Gly−Leu−Ile−Tyr−Glu−His− Lys−Phe−Asn−Ser−Ser−Gly−Cys−Pro−Glu− Arg−Leu−Ala−Ser−Cys−X Pep10 (k)Glu−Ile−Leu−Arg−Lys−Ser−Arg−Arg− Phe−Ala−Gln−Ala−Leu−Pro−Val−Trp−Ala− Arg−Pro−Asp−Tyr−Asn−Pro−Pro−Leu−Val− Glu−Thr−Trp−Lys−Lys−Pro−Asp−Tyr−Glu− Pro−Pro−Val−Val−His−Gly−Cys−Pro−Leu− Pro−Pro−Pro−Lys−Ser−Pro−Pro−Val−Pro− Pro−Pro−Arg−Lys−Lys−Arg−Thr−X Pep11 (l)Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His− Asp−Ser−Pro−Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu− Ala−Asn−Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met− Gly−Gly−Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser− Glu−Asn−Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser− Phe−Asp−Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp− Glu−Arg−X Pep12 (m)Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly−Asn−Ile− Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn−Lys−Val− Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp−Pro−Leu− Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg−Glu−Ile− Ser−Val−Pro−Ala−Glu−Ile−Leu−Arg−Lys− Ser−Arg−Arg−X Pep13 (n)Cys−Lys−Pro−Leu−Leu−Arg−Glu−Glu− Val−Ser−Phe−Arg−Val−Gly−Leu−His−Glu− Tyr−Pro−Val−Gly−Ser−Gln−Leu−Pro−Cys− Glu−Pro−Glu−Pro−Asp−X Pep14 (o)Glu−Glu−Tyr−Val−Glu−Ile−Arg−Gln− Val−Gly−Asp−Phe−His−Tyr−Val−Thr−Gly− Met−Thr−Thr−Asp−Asn−Leu−Lys−Cys−Pro− Cys−Gln−Val−Pro−Ser−Pro−X Pep15 (p)Gly−Ser−Trp−Leu−Arg−Asp−Ile−Trp− Asp−Trp−Ile−Cys−Glu−Val−Leu−Ser−Asp− Phe−Lys−Thr−Trp−Leu−Lys−Ala−Lys−Leu− Met−Pro−Gln−Leu−X Pep16 (q)Gly−Pro−Ala−Asp−Gly−Met−Val−Ser− Lys−Gly−Trp−Arg−Leu−Leu−Ala−Pro−Ile− Thr−Ala−Tyr−Ala−Gln−Gln−Thr−Arg−Gly− Leu−Leu−Gly−Cys−Ile−Ile−Thr−Ser−Leu− Thr−Gly−Arg−Asp−Lys−Asn−Gln−Val−Glu− Gly−X Pep17 (r)Glu−Ile−Pro−Phe−Tyr−Gly−Lys−Ala− Ile−Pro−Leu−Glu−Val−Ile−Lys−Gly−Gly− Arg−His−Leu−Ile−Phe−Cys−His−Ser−Lys− Lys−Lys−Cys−Asp−Glu−Leu−Ala−Ala−Lys− Leu−Val−Ala−Leu−X Pep18 (s)Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−Trp−Val−Ala−Met−Thr−Pro−Thr− Val−Ala−Thr−Arg−Asp−Gly−Lys−Leu−Pro− Ala−Thr−Gln−Leu−Arg−Arg−His−Ile−Asp− Leu−Leu−Val−Gly−Ser−Ala−Thr−Leu−Cys− X Pep19 これら19ペプチドが、やはり反応的で抗HCV抗体の
検出及びNANBHの診断に有用であると認められたペ
プチドVIIIE(構造タンパク質領域由来のペプチド)、
ペプチドIIH及びV(非構造タンパク質領域由来のペプ
チド)の他に加えられている。 【0035】ペプチドVIIIEは次の配列を有する:Se
r−Thr−Ile−Pro−Lys−Pro−Gln
−Arg−Lys−Thy−Lys−Arg−His−
Thr−Asn−Arg−Arg−Pro−Gln−A
sp−Val−Lys−Phe−Pro−Gly−Gl
y−Gly−Gln−Ile−Val−Gly−Gly
−Val−Tyr−Leu−Leu−Pro−Arg−
Arg−Gly−Pro−Arg−Leu−Gly−V
al−Arg−Ala−Thr−Arg−Lys−Th
r−Ser−Glu−Arg−Ser−Gln−Pro
−Arg−Gly−Arg−Arg−X, ペプチドIIHは次の配列を有する:Ser−Gly−L
ys−Pro−Ala−Ile−Ile−Pro−As
p−Arg−Glu−Val−Leu−Tyr−Arg
−Glu−Phe−Asp−Glu−Met−Glu−
Glu−Cys−Ser−Gln−His−Leu−P
ro−Tyr−Ile−Glu−Gln−Gly−Me
t−Met−Leu−Ala−Glu−Gln−Phe
−Lys−Gln−Lys−Ala−Leu−Gly−
Leu−X, ペプチドVは次の配列を有する:Lys−Gln−Ly
s−Ala−Leu−Gly−Leu−Leu−Gln
−Thr−Ala−Ser−Arg−Gln−Ala−
Glu−Val−Ile−Ala−Pro−Ala−V
al−Gln−Thr−Asn−Trp−Gln−Ly
s−Leu−Glu−Thr−Phe−Trp−Ala
−Lys−His−Met−Trp−Asn−Phe−
X ここでXは、−OHあるいはNH2 であり、そこ(その
配列)からの類縁体、部分体、混合物、複合体及び重合
体を(ペプチドは)含んでいる。 【0036】さらに、本発明によると、ペプチドのみ、
或いは、タンパク質にもしくはホモまたはヘテロダイマ
ー或いはさらに高度の重合体である重合担体にホモまた
はヘテロ機能(官能基)多価架橋試薬を使用して、連結
されている場合、或いは分枝形の多価リジン樹脂に直接
合成し結合している場合において、ペプチドは、ヒトを
含む、健康な哺乳類中に抗HCV抗体の産生を誘導する
ために使用できる。 【0037】方法は、各々、個々のペプチド、またはそ
れらの類縁体、部分体、混合物、結合体、或いは重合形
態のものを含む有効量のペプチド組成物を腹腔内または
皮下注射により健康な哺乳類の体内へ導入することから
なる。 【0038】本発明に従うペプチドを、かぎとなる免疫
原として含むワクチンもまた、上記のように或いは、既
知の方法により、調製できるであろう。このようなワク
チン組成物はHCV感染またはNANBHの予防に有効
であるだろうことが期待される。 【0039】(図面の簡単な説明)図1は八量体ペプチ
ド免疫原のコンピューター生成構造の図である。 【0040】(発明の詳細な説明)本発明に従って、1
9のペプチドと部分体を含むそれらの類縁体をHCVの
非構造領域から選別し、化学的に合成した。その類縁体
を含むこれらのペプチドは体液中の抗HCV抗体の検
出、NANBHの診断及び抗HCV抗体の産生を刺激す
ることにより健康な哺乳類のワクチン接種に有用であ
る。これらのペプチドは、以下の配列に取りきめられて
いる。 【0041】 (a)Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−Ser−Tyr− Ala−Asn−Gly−Ser−Gly−Pro−Asp−Gln−Arg− Pro−Tyr−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro−Lys− Pro−Cys−Gly−Ile−Val−Pro−Ala−Lys−Ser− Val−Cys−Gly−Pro−Val−Tyr−Cys−X Pep1 (b)Pro−Pro−Leu−Gly−Asn−Trp−Phe−Gly− Cys−Thr−Trp−Met−Asn−Ser−Thr−Gly−Phe− Thr−Lys−Val−Cys−Gly−Ala−Pro−Pro−Cys− X Pep2 (c)Gly−Cys−Ser−Gly−Gly−Ala−Tyr−Asp− Ile−Ile−Ile−Cys−Asp−Glu−Leu−His−Ser− Thr−Asp−Ala−Thr−Ser−Ile−Leu−Gly−Ile− Gly−Thr−Val−Leu−Asp−Gln−Ala−Glu−Thr− Ala−Gly−X Pep3 (d)Asp−Pro−Ser−His−Ile−Thr−Ala−Glu− Ala−Ala−Gly−Arg−Arg−Leu−Ala−Arg−Gly− Ser−Pro−Pro−Ser−Val−Ala−Ser−Ser−Ser− Ala−Ser−Gln−Leu−Ser−Ala−Pro−Ser−Leu− Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His−Asp− Ser−Pro−X Pep4 (e)Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu−Ala−Asn− Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly− Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn− Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp− Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg− X Pep5 (f)Asp−Pro−Gln−Ala−Arg−Val−Ala−Ile− Lys−Ser−Leu−Thr−Glu−Arg−Leu−Thr−Val− Gly−Gly−Pro−Leu−Thr−Asn−Ser−Arg−Gly− Glu−Asn−Cys−Gly−Tyr−Arg−Arg−Cys−Arg− Ala−Ser−X Pep6 (g)Cys−Leu−Thr−Val−Pro−Ala−Ser−Ala− Tyr−Gln−Val−Arg−Asn−Ser−Thr−Gly−Leu− Tyr−His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−Pro−Asn− Ser−Ser−Ile−Val−Tyr−Glu−Ala−His−Asp− Ala−Ile−Leu−His−Thr−Pro−Gly−Cys−Val− Pro−Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−X Pep7 (h)Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His− Trp−Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−Asn−Cys−Ser− Ile−Tyr−Pro−Gly−His−Ile−Thr−Gly−His− Arg−Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met−Met−Asn− Trp−Ser−Pro−Thr−Ala−X Pep8 (i)Val−Asp−Ala−Glu−Thr−Ile−Val−Ser− Gly−Gly−Gln−Ala−Ala−Arg−Ala−Met−Ser− Gly−Leu−Val−Ser−Leu−Phe−Thr−Pro−Gly− Ala−Lys−Gln−Asn−Ile−Gln−Leu−Ile−Asn− X Pep9 (j)Trp−His−Ile−Asn−Ser−Thr−Ala−Leu− Asn−Cys−Asn−Glu−Ser−Leu−Asn−Thr−Gly− Trp−Leu−Ala−Gly−Leu−Ile−Tyr−Glu−His− Lys−Phe−Asn−Ser−Ser−Gly−Cys−Pro−Glu− Arg−Leu−Ala−Ser−Cys−X Pep10 (k)Glu−Ile−Leu−Arg−Lys−Ser−Arg−Arg− Phe−Ala−Gln−Ala−Leu−Pro−Val−Trp−Ala− Arg−Pro−Asp−Tyr−Asn−Pro−Pro−Leu−Val− Glu−Thr−Trp−Lys−Lys−Pro−Asp−Tyr−Glu− Pro−Pro−Val−Val−His−Gly−Cys−Pro−Leu− Pro−Pro−Pro−Lys−Ser−Pro−Pro−Val−Pro− Pro−Pro−Arg−Lys−Lys−Arg−Thr−X Pep11 (l)Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His− Asp−Ser−Pro−Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu− Ala−Asn−Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met− Gly−Gly−Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser− Glu−Asn−Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser− Phe−Asp−Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp− Glu−Arg−X Pep12 (m)Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly−Asn−Ile− Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn−Lys−Val− Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp−Pro−Leu− Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg−Glu−Ile− Ser−Val−Pro−Ala−Glu−Ile−Leu−Arg−Lys− Ser−Arg−Arg−X Pep13 (n)Cys−Lys−Pro−Leu−Leu−Arg−Glu−Glu− Val−Ser−Phe−Arg−Val−Gly−Leu−His−Glu− Tyr−Pro−Val−Gly−Ser−Gln−Leu−Pro−Cys− Glu−Pro−Glu−Pro−Asp−X Pep14 (o)Glu−Glu−Tyr−Val−Glu−Ile−Arg−Gln− Val−Gly−Asp−Phe−His−Tyr−Val−Thr−Gly− Met−Thr−Thr−Asp−Asn−Leu−Lys−Cys−Pro− Cys−Gln−Val−Pro−Ser−Pro−X Pep15 (p)Gly−Ser−Trp−Leu−Arg−Asp−Ile−Trp− Asp−Trp−Ile−Cys−Glu−Val−Leu−Ser−Asp− Phe−Lys−Thr−Trp−Leu−Lys−Ala−Lys−Leu− Met−Pro−Gln−Leu−X Pep16 (q)Gly−Pro−Ala−Asp−Gly−Met−Val−Ser− Lys−Gly−Trp−Arg−Leu−Leu−Ala−Pro−Ile− Thr−Ala−Tyr−Ala−Gln−Gln−Thr−Arg−Gly− Leu−Leu−Gly−Cys−Ile−Ile−Thr−Ser−Leu− Thr−Gly−Arg−Asp−Lys−Asn−Gln−Val−Glu− Gly−X Pep17 (r)Glu−Ile−Pro−Phe−Tyr−Gly−Lys−Ala− Ile−Pro−Leu−Glu−Val−Ile−Lys−Gly−Gly− Arg−His−Leu−Ile−Phe−Cys−His−Ser−Lys− Lys−Lys−Cys−Asp−Glu−Leu−Ala−Ala−Lys− Leu−Val−Ala−Leu−X Pep18 (s)Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−Trp−Val−Ala−Met−Thr−Pro−Thr− Val−Ala−Thr−Arg−Asp−Gly−Lys−Leu−Pro− Ala−Thr−Gln−Leu−Arg−Arg−His−Ile−Asp− Leu−Leu−Val−Gly−Ser−Ala−Thr−Leu−Cys− X Pep19 これら19ペプチドが、やはり反応的で抗HCV抗体の
検出及びNANBHの診断に有用であると認められたペ
プチドVIIIE(構造タンパク質領域由来のペプチド)、
ペプチドIIH及びV(非構造タンパク質領域由来のペプ
チド)の他に加えられている。 【0042】ペプチドVIIIEは次の配列を有する:Se
r−Thr−Ile−Pro−Lys−Pro−Gln
−Arg−Lys−Thy−Lys−Arg−His−
Thr−Asn−Arg−Arg−Pro−Gln−A
sp−Val−Lys−Phe−Pro−Gly−Gl
y−Gly−Gln−Ile−Val−Gly−Gly
−Val−Tyr−Leu−Leu−Pro−Arg−
Arg−Gly−Pro−Arg−Leu−Gly−V
al−Arg−Ala−Thr−Arg−Lys−Th
r−Ser−Glu−Arg−Ser−Gln−Pro
−Arg−Gly−Arg−Arg−X ペプチドIIHは次の配列を有する:Ser−Gly−L
ys−Pro−Ala−Ile−Ile−Pro−As
p−Arg−Glu−Val−Leu−Tyr−Arg
−Glu−Phe−Asp−Glu−Met−Glu−
Glu−Cys−Ser−Gln−His−Leu−P
ro−Tyr−Ile−Glu−Gln−Gly−Me
t−Met−Leu−Ala−Glu−Gln−Phe
−Lys−Gln−Lys−Ala−Leu−Gly−
Leu−X ペプチドVは次の配列を有する:Lys−Gln−Ly
s−Ala−Leu−Gly−Leu−Leu−Gln
−Thr−Ala−Ser−Arg−Gln−Ala−
Glu−Val−Ile−Ala−Pro−Ala−V
al−Gln−Thr−Asn−Trp−Gln−Ly
s−Leu−Glu−Thr−Phe−Trp−Ala
−Lys−His−Met−Trp−Asn−Phe−
X ここでXは、−OH或いはNH2 であり、そこ(その配
列)からの類縁体、部分体、混合物複合体及び重合体を
(ペプチドは)含んでいる。 【0043】これらのペプチドは、結合体または部分
体、すなわち、末端アミノ酸に余分のアミノ酸が付加さ
れるためにより長いペプチド鎖、またはどちら側の末端
からでもアミノ酸が除かれるためにより短いペプチド鎖
を含んでもよい。 【0044】これらのペプチドはまた、HCVの異なる
単離体間の、系統から系統への変化を適応させるよう
な、類縁体を含んでもよい。HCVは頻繁に変異をおこ
すことが示されている。つまり、DT,J,J−1及び
J−4(1−4)のような、様々な系統が存在すること
が予想される。 【0045】保存的置換に対する調整及び非保存的置換
を含んでいる選択肢間の選択が前述の配列中で行われて
もよい(例、表1E,表8C,表11参照、エンベロッ
プ及びNS−1タンパク質の高度可変領域における可能
性のあるアミノ酸置換が示されている)。合成ペプチド
のこれらの類縁体は、従って、抗HCV抗体によって認
識される免疫反応性が保持されている限り、様々な系統
を適応させるために、上記の配列に列挙されたアミノ酸
の置換、挿入及び/或いは欠失を含んでもよい。 【0046】これらのペプチドは複合体から成ってもよ
い、つまり、牛血清アルブミン(BSA)またはヒト血
清アルブミン(HSA)のような担体タンパク質と結合
していてもよい。またさらに、これらのペプチドは重合
体から成ってもよい、つまり、分枝形の八量体リジン樹
脂のような、重合樹脂上や、または二量、四量、八量、
十六量体のペプチドやその類縁体中に合成されてもよ
い。 【0047】分枝ポリ−L−リジンはLys8 ,Lys
4 Lys2 Lys,Lys4 Lys2 LysLys2 L
ys,Lysであるはずであり、最後のLysは、Ly
s4Lys2 Lys2 Lys−Yのように、Yが付くこ
とができて、ここでYはOH,−NH2 である。 【0048】発明に記述されている、体液中の抗HCV
抗体の検出用や、NANBHの診断用の検査試薬として
有用なポリペプチドのアミノ酸配列は、Houghto
net al.(13),Okamoto et al
(2)及びKato etal(4)から得たアミノ酸
配列情報に基づく、ENV,NS−1,NS−2,NS
−3及びNS−5と呼ばれているHCVの仮定エンベロ
ップ及び非構造タンパク質のアミノ酸配列の部分に相当
するように選択される。 【0049】抗原基解析に対してHCVタンパク質の領
域を選ぶ際に、HCVエンベロップ及び非構造タンパク
質領域NS−1,NS−2,NS−3及びNS−5に完
全に範囲が及ぶように、アミノ酸配列にして約40マー
の大きさのペプチドを合成した。これらを、数千の患者
及び健康人血清をスクリーニングして、HCVへの特有
の(単一の)免疫反応性を基準にあらかじめ選んであっ
た特定の標本に対する免疫反応性について検査した。 【0050】Pep1,Pep2,Pep3,Pep
4,Pep5,Pep6,Pep7,Pep8,Pep
9,Pep10,Pep11,Pep12,Pep1
3,Pep14,Pep15,Pep16,Pep1
7,Pepo18及びPep19と呼ばれる仮定エンベ
ロップ及び非構造タンパク質領域NS−1,NS−2,
NS−3及びNS−5由来の19ペプチドとその類縁体
が、陽性HCV血清に対して特異的免疫反応性を有する
ことが識別された。 【0051】現在、タンパク質構造について得ることの
できる情報では、科学者は免疫原性の高いエピトープに
対応するであろうアミノ酸配列を予想することはできて
いない。抗原または免疫原としてのペプチドの有用性は
実験的に決定しなければならない。“血清有効性確認反
応?”と呼ばれる広範なプロセスを通じてのみ、免疫反
応性のエピトープを識別及び特徴づけできてきた。次の
例は免疫反応性エピトープの識別がいかに困難であるか
を示している。 【0052】例えば、NS−3領域中にコードされてい
るC33cと呼ばれるクローンは、免疫反応性を有する
と報告された(3)。 【0053】このクローンは265アミノ酸残基に及
ぶ。有用なペプチドは長さにして少くとも6アミノ酸は
なくてはならず、しかも適度な収量での合成ペプチドの
上限が120残基であると仮定すると、C33c領域由
来の考えられうる独立のペプチド数は23,028であ
る。HCVゲノム全体に対してでは、その数は約26
0,000である。 【0054】さらに、ペプチドの免疫効力の発揮には、
抽出条件が重大であることを示したが(実施例4C)、
従って単独に抽出された、この領域由来のペプチドは2
3,028の数倍になる。pH調整といった抽出後の変
化の可能性(実施例4B)によりさらに、おこりうる選
択は106 以上にまで増大する。様々な位置でのアミノ
酸置換を考慮にいれるとこの数字は、急速に数百万まで
増大するであろう。HCVのコア領域では、ペプチドVI
IIEとIXDが最適の類縁体であったが、その領域とは対
照的に、NS−3/C33c領域ではより長いペプチド
はより短いペプチドほど好適ではない。例えば、表4,
4D上の42マー279Bは表4Dで279Aと呼ばれ
ている、37マー・ペプチド3の3%の反応性しかな
い。C33c領域に及ぶ、試験された30ペプチド中、
唯一有用なものが認められた。Houghton et
al(3)中で言及されている抗原性指標は、エピト
ープへの有用な目安(規準)ではないことが、ペプチド
3に対するプロファイルがその配列の30%のみが陽性
で残り70%については陰性であるので、判明した。血
清有効性確認の方法は、目標とするエピトープの予測さ
れる性質にも依存する。HIV−1のgp41膜貫通ペ
プチドのような、普遍的免疫優性エピトープはウイルス
に感染していることがわかっている患者からの1つの代
表的血清サンプルによってスクリーニングできる。感染
した個人全員には認識されないエピトープ、または、抗
体が遅くまたは一時的にのみ産生されるようなエピトー
プ、及び特に、抗体を無効にしてしまうエピトープは、
大きい一団の血清によってスクリーニングしなければな
らない。例えば、表4A中に示されているペプチド27
2BはまずHCV感染者由来の8血清の一団について試
験した(パネル1)。 【0055】880mAの吸収度で、明らかに陽性であっ
たのはただ1つのサンプルのみであった。3つは弱く反
応し(<200mA)、4つは陰性であった。 【0056】免疫反応性エピトープの同定は、使用した
血清集団にも依存している。一団が、望ましいエピトー
プに対してもっとも血清陽性であるらしい集団をより強
く代表しているほど、エピトープが同定される機会が増
大する。例えば、NS−1領域由来で合成されたペプチ
ドは、抗体の無効化をおこすのに重要であると仮定され
ていたが、それらは新たに及び/または慢性的にHCV
に感染している人々由来の、非常に多くの数(n>20
0)のサンプルにおいてスクリーニングしたところ、弱
く反応する、または陰性の結果しか与えなかった。しか
しながら、肝炎ウイルスの既知の風土病的地理学的地
域、台湾及び中国本土からの無症状性の人々由来の24
サンプルの一団では、NS−1の複数のペプチドに対し
て、吸収度>2000mAの2つのサンプルがでた。 【0057】結局、既に同定したエピトープから構成さ
れるアッセイの反応性の範囲を拡大することが、ねらい
とするペプチド/エピトープの望ましい目的であるなら
ば、そういう場合、感染の恐れはあるが、既知のエピト
ープに対して血清陰性である人々からの多数のサンプル
をスクリーニングに用いなければならない。 【0058】不幸にして、臨床的に証明されかつ記録を
添付されている感染症例由来のもっとも重要なサンプル
は、スクリーニングの目的には不十分な量しか入手する
ことができない。これは、ペプチドの免疫反応性を決定
する血清有効性確認でぶつかる他の(新たな)問題点/
困難である。 【0059】“血清有効性確認”プロセスは、同定する
エピトープが感染患者グループの部分集団でしか、抗体
を誘導しない場合、特に困難となる。このようなエピト
ープを同定のねらいとする場合、酵素イムノアッセイ試
験時に非常に弱い反応性を示す合成ペプチドに、特別の
注意を払わなければならない。 【0060】幸い、合成ペプチドの吸収度のバックグラ
ンドが低いために弱い反応性を正確に検出できる。場合
によっては、バックグランドの示度に対して50mAの吸
収度も、十分に意味があり、ペプチドのアミノ酸配列の
継続的改善を通して重要なエピトープの同定に導くこと
ができる。吸収度200−300mA以下の範囲で行う場
合、一貫性及び信頼性のある結果を得るには、最大限の
技術的熟達が要求される。例えば:表4D上に示されて
いるペプチド261Eと261Fは、8HCV血清集団
メンバーの中のただ1つと(パネル−I)、それぞれ、
307及び269mAの吸収度で反応した。それでもこの
弱い反応性によって結果としてPep3(または279
A)の同定が導かれ、このペプチドに対して、一団の半
数が反応し、吸収度>2000mAを示す追加の反応する
サンプルもある。 【0061】本発明によるペプチドの免疫反応性に基づ
き、これらのペプチドはまたNANBHを予防するワク
チンにも有用であると思われている。タンパク質と結合
している場合、或いは重合担体樹脂(例、八量体リジン
樹脂)上に合成されている場合、もしくはシステイン酸
化、またはジスルフィド架橋を誘導して、またはホモ或
いはヘテロ官能基(機能)多価架橋試薬の使用により、
ホモ或いはヘテロ二量体またはさらに高度の重合体に重
合化されている場合のポリペプチドは、健康な哺乳類中
の抗HCV抗体の産生を刺激するために、健常な素質者
に取り入れさせることができる。 【0062】合成ペプチドを用いる利点はわかってい
る。 【0063】本発明に従うペプチドはウイルスから生物
学的に得られたものではないので、ワクチンを受ける予
定の健常な素質者を病原体を引き起こす疾患にさらす危
険はない。 【0064】ペプチドは化学的に容易に合成できる。こ
のため、検査試薬またはワクチンを作成するプロセス間
のどの時においてもHCVと掛かり合いをもつことがな
い。本発明のプロセスによって最小化できる他の問題
は、HCV融合タンパク質と共に精製された抗原物質の
存在によってひきおこされる擬似陽性結果である。健常
者のなかには発現系由来の抗原性物質と交差反応する、
大腸菌や酵母タンパク質に対する抗体を有する人がい
る。これらの健常者由来の血清はイムノアッセイ中で陽
性反応を示すかもしれない。 【0065】さらに、適切なアミノ酸修飾または置換に
よって、前述のアミノ酸配列に基づく種々のペプチド類
縁体が、低いバックグランドの示度を与える特性;また
はHCV抗体スクリーニングアッセイに有用な、固相に
対してよりいい結合能をもつように合成できる。 【0066】その上、本発明のペプチド組成物は、合成
的に調製されているため、量を制御することが可能であ
り結果として、検査結果の再現性が保証できる。また、
非常に少量のペプチドしか各々の検査方法に必要とされ
ず、そしてペプチドを調製する費用が比較的低いので、
抗HCV抗体に対する体液のスクリーニング、NANB
H感染の診断、及びワクチンの調製のコストは比較的低
い。 【0067】本発明に従って調製されたペプチドはHC
V感染の検出及びNANBH診断に、エンザイム−リン
クイムノソルベントアッセイ(ELISA)、酵素イム
ノドットアッセイ、凝集に基づいたアッセイ、或いは他
のよく知られているイムノアッセイ法中で検査試薬とし
て使用することで用いることができる。以下の実施例は
本発明を例証する役に立ち、また発明の範囲を制限する
ことに用いられるためのものではない。 【0068】 【実施例】実施例1 酵素結合イムノソルベントアッセイによるHCV合成ペ
プチドに関する相対免疫反応性(%)の測定 HCV合成ペプチドの相対免疫反応性(%)がどのよう
に測定されるかを示す例として、96穴プレートのウェ
ルを10mM NaHCO3 緩衝液、pH9.5中5μg
/mlのIIH,V,VIIIE及びPep11の各ペプチドを
ウェル当たり100μl用いて37℃で1時間コートし
た。つぎに、ペプチドでコートしたウェルにPBS中3
重量%のゼラチン250μlを入れて37℃で1時間イ
ンキュベートして、非特異的なタンパク質結合部位をブ
ロックし、TWEEN20を0.05体積%含むPBS
で3回洗浄し、乾燥させた。8種類のよく解析されたH
CV抗体陽性患者血清のパネルを含む試料を、20体積
%ヤギ正常血清、1重量%ゼラチン、及び0.05体積
%TWEEN20を含むPBSで、それぞれ1:20の
体積比で希釈した。希釈した試料200μlを各ウェル
に加え、37℃で15分間反応させた。 【0069】つぎに、ウェルを0.05体積%のTWE
EN20を含むPBSで6回洗浄して、結合していない
抗体を除いた。ホースラディッシュペルオキシダーゼが
結合しているヤギ抗ヒトIgGを二次抗体トレーサーと
して用いて、陽性のウェル中で形成されたHCV抗体−
ペプチド複合体と結合させた。1体積%のヤギ正常血
清、0.05体積%TWEEN20を含むPBSで1:
1800に希釈したペルオキシダーゼ標識ヤギ抗ヒトI
gG 100μlを各ウェルに加え、37℃でさらに1
5分間インキュベートした。 【0070】ウェルを0.05体積% TWEEN 2
0を含むPBSで6回洗浄して結合していない抗体を除
去し、0.04重量%オルトフェニレンジアミン(OP
D)、及び0.12体積%過酸化水素水を含むクエン酸
ナトリウム緩衝液、pH5.0の基質混合液100μl
と反応させた。 【0071】この基質混合液を用いて、発色産物を形成
させてペルオキシダーゼを検出した。反応は100μl
の1.0M H2 SO4 を添加することにより停止さ
せ、A492 nmを測定した。この実験で得られた各ペプチ
ドの相対免疫反応性の結果を、ペプチドIIHを参考とし
て、以下の表Aに示す。 【0072】 実施例2 酵素イムノアッセイによる、相対免疫反応性%に関す
る、よく解析された8種のHCV血清パネル(パネル
I)とHCVキャプシドタンパク質関連ペプチドによる
HCV免疫反応性の比較 最近岡本ら(8)によって開示された、HCV EIA
に基づいた36マーのHCVキャプシドタンパク質を、
ペプチドVIIIA,VIIIB,VIIIEと免疫反応性の比較の
ために合成した(表2A)。実施例1でのべた方法によ
り、免疫反応性の比較のために、5,1,及び0.2μ
g/mlの濃度でペプチドをコートした。この36マーは
VIIIEの47.8%の反応性しか示さなかった(表2
A)。さらに重要なことに、血清学的確認のために用い
た我々のよく解析されたHCV血清パネルによって検査
した場合、8試料のうち7試料がVIIIEと反応したのに
対して、8試料のうち4試料しか36マーと反応しなか
った。IXDがIXCよりも反応性が高くないことか
ら、この36マーのC末端はペプチドのHCV免疫反応
性に寄与しているとはいえないことが示された(表2
A)。 【0073】さらに、フラヴィウイルス黄熱ウイルスの
キャプシド領域に相同な、アリマクローン1の配列に対
応する61マーのペプチド、及び30マー、40マー及
び50マーからなる断片を合成し、HCVの対応する領
域由来のペプチドVIIIEと免疫反応性を比較した(表2
B)。クローン1の40マー及び60マーが最も強い反
応性を示した。しかし、これらはペプチドVIIIEの免疫
反応性のそれぞれわずか21.1%及び20.7%であ
った。 【0074】 実施例3 酵素連結イムノソルベントアッセイによるNS−1合成
ペプチドの相対免疫反応性(%) (A)免疫反応性を持つNS−1ペプチドの同定 96穴プレートのウェルを10mM NaHCO3 緩衝
液、pH9.5中、5μg/mlの濃度で、ウェル当たり
100μlの、NS−1領域由来の配列によって合成し
た16のペプチド(ペプチド241A−C,231A−
E,232A−D,233C,234A−Cで表す;表
3A)で、37℃で1時間コートした。各ペプチドの免
疫反応性を上述のように(実施例1参照)、8種類の血
清パネルを用いて測定した(パネルI)。 【0075】16種すべてのペプチドは血清パネルIと
はほとんどまたは全く反応性を示さなかった。最も強い
反応性を示したペプチド、Pep1(表3Aでは231
C)は、同じパネル上のペプチドVIIIEと比較して1
3.9%の免疫反応性指数を持っていた。エピトープ認
識の単離例がある;例えば、試料4に関して、232シ
リーズのすべての類似物質は、785mAの吸光度をもつ
最長のペプチド232Dを除いては20mA以下の吸光度
を有していた。しかしながら、残りの7種のパネル要素
は、232Dで調べた場合には陰性であった。 【0076】これら16種のNS−1領域由来ペプチド
をさらに200以上のHCV陽性血清でスクリーニング
して、ほとんどまたは全く免疫反応性を示さないことが
明らかになった後に、これら16種のNS−1ペプチド
の免疫反応性を別の血清で調べた。C型肝炎が見られる
地域、すなわち中国及び台湾出身者由来の血清試料パネ
ルを、これらのNS−1タンパク質由来ペプチドに対す
る反応性に関して検査した。非A非B肝炎の顕著な兆候
が見られない者から24試料が選ばれ、彼らに関しては
実施例11に記載されるHCV EIA,C型に基づく
ペプチドは反応しなかった。24試料のうち7試料(2
9%)はNS−1領域由来のペプチド1種類以上と反応
し、この領域に反応する長期にわたって保護する抗体の
存在が示唆された。この7種のパネル(パネルII,CH
1−CH2と呼ぶ)を用いて、その免疫反応性に関して
これらのNS−1ペプチドをさらに解析した。 【0077】血清パネルIIに対して最も強い反応性を示
したペプチドはPep1(表3Aでは231C)であっ
た。このペプチドを標準として、その他の15種のNS
−1領域由来の各ペプチドの相対免疫反応性を表3Aに
算出した。 【0078】最も強い免疫反応性を持つアナログ4種
(Pep1、すなわち231C;Pep2、すなわち2
32A;233C及び234A)に関する7種の血清パ
ネルIIからの詳細な結果を表3Bに示す。231Cと2
32Aの反応性は、231CではCH−1とCH−2が
最も強く、232Aに対してはCH−3からCH−7が
より強いという点において、相補的である。 【0079】(B)初期及び長期HCV感染におけるN
S−1反応性 さらに、感染初期のHCV抗体陽性供与者(n=9)、
すなわちALTレベルが>100 i. u./Lで最初に現
れた血漿交換供与者、及び、抗HCVの結果が過去の感
染を示すと思われる抗HCVまたはHBcに反応性を示
すために血液供与から除外された無徴候者(n=14)
の試料のパネルで試験した。これらの選択パネルは、N
S−1抗原を認識できる能力に基づき、数百のHCV陽
性血清から選ばれた。16種のNS−1ペプチドを用い
たパネルの検査の結果を表3Cに示す。どちらのグルー
プも232A(Pep2)で表されるペプチドが最も強
い免疫反応性を有した。Pep2を標準として用いて、
各ペプチドの相対免疫反応性を算出した(表3C)。 【0080】 実施例4 酵素連結イムノソルベントアッセイによるNS−3タン
パク質由来合成ペプチドに関する相対免疫反応性(%) (A)NS−3タンパク質由来免疫反応性ペプチドの同
定 96穴プレートのウェルを、10mM NaHCO3 緩衝
液、pH9.5中、5μg/mlの濃度で、ウェル当たり
100μlの、NS−3領域由来の配列によって合成し
た30のペプチド(261A−F,262A−F,27
2A−C,274A−D,275A−D及び279A,
B,E)で、37℃で1時間コートした。各ペプチドの
免疫反応性は、8種のHCV血清パネル(パネルI)に
よって測定した。最も強い免疫反応性を示したペプチ
ド、Pep3、表4Dでは279Aとして示されている
ものは、ペプチドVIIIEと比較して23.9%の相対免
疫反応性を持っていた(データは示さない)。Pep3
の免疫反応性を標準として用いて、他のNS−3ペプチ
ドの相対免疫反応性を算出したところ(表4A,4B,
4C及び4D)、そのほかの29種すべてのペプチドは
辛うじて免疫反応性を示した。さらに驚くべきことに
は、37マーのPep3の配列は、ペプチド261E,
261F,274B,274C,274D,279B及
び279Eに完全に含まれているが、これら7種のより
長いペプチドは、その断片であるPep3と比較した場
合、わずかに2.2%から34%の範囲の相対免疫反応
性しか持たなかった。さらに驚くべきことは、Pep3
のN末端にわずか5残基が付加されただけで、ペプチド
の反応性が失われたことである(表4DのPep3とペ
プチド279Bの相対免疫反応性を比較せよ)。 【0081】 (B)pH調節によるペプチド免疫反応性の増強 それぞれ合成されて切断された産物である、30種のN
S−3由来ペプチドのうち29種の免疫反応性は辛うじ
て検出される程度ではあるが、いくつかのペプチドの立
体構造はpH調節によって操作され、その免疫反応性が
増強される場合がある。 【0082】H2 O、pH4.0に1mg/mlの濃度で溶
解したペプチドを、希釈したNaOHの添加によってp
H11に滴定した。pH11で5分後、ペプチド溶液の
pHを希釈HClで7.0まで下げた。このように処理
したペプチドの免疫反応性をpH調節前の反応性と比較
した(表4E)。A492 nmで2倍から3倍の上昇が見ら
れた。幾つかの非反応性であった血清試料がpH調節を
したペプチドと反応できた。例えば、血清試料1は26
1Cと非反応性であるが、pH処理したペプチドで調べ
た場合には1401mAの吸光度を示した。pH調節によ
るペプチド261Cの相対免疫反応性は、標準のPep
3(すなわち279A)と比較して、3.2%から6
8.5%に上昇した。 【0083】(C)HF切断後のペプチドの抽出条件の
免疫反応性に対する効果 HF切断後のペプチド免疫反応性に対する効果を調べる
ために、HF切断後のペプチド抽出条件を変化させた。
Pep3(すなわち279A)はpH2で酢酸で抽出し
たのに対して、Pep3′はpH8で重炭酸アンモニウ
ムで抽出した。後者の抽出産物は、検査したすべての反
応性試料において反応性が減少した(表4F)。減少は
77.6%から99.3%の範囲であった。 【0084】 実施例5 酵素連結イムノソルベントアッセイによるNS−5タン
パク質由来合成ペプチドに関する相対免疫反応性(%) 96穴プレートのウェルを、HCVのNS−5領域由来
の3種のペプチド(Pep4,Pep5及びPep6と
呼ぶ)で、37℃で1時間コートした。得られた結果
(表5)は、これらすべてのペプチドは、5種のHCV
陽性血清の特異的なグループと免疫反応性があることを
示している。 【0085】 実施例6 凝集検定によるHCV抗体の検出 本請求項中のペプチドは、Merrifield固相法
に従って合成されたもので、低パーセントのグルタール
アルデヒド溶液存在下で、もしくはm−マレイミドベン
ゾイル−N−ヒドロキシサクシンイミドエステル(m−
maleimidobenzoyl−N−hydrox
ysuccinimide ester;MBS)等の
別の架橋剤を用いて、容易な架橋法によりウシ血清アル
ブミン(BSA)に結合させることができる。 【0086】上記のペプチド−BSAコンジュゲーショ
ンプロセスに基づいてコンジュゲートしたペプチドをp
H4.0で二重アルデヒド固定したヒトO赤血球上にと
りこませた。ペプチドコンジュゲートでコートした赤血
球を、それからNaBH4 で処理して非特異的なタンパ
ク質の結合が起こらないようにした。ペプチドコンジュ
ゲートでコートした赤血球を次に、PBSで洗い、5%
標準ヒト血清−PBS溶液でインキュベートした。この
ような工程を経た細胞を、次に、血清及び血漿の両方の
試料内のHCV抗体を検出するため、凝集検定に使用し
た。試料をサンプル希釈バッファーで1:10に希釈
し、等量のインジケーターセルを希釈した試料に混合し
た。凝集パターンを1時間以内に整理し、アッセイの結
果は肉眼で読み取られた3パネルのよく特徴づけられた
血清変換者から連続的に採血し、上記のHCV受動赤血
球凝集検定(passive hemagglutin
ation assay)(PHA)で、ペプチドVIII
E−BSAコンジュゲートと、ペプチドIIH−BSAコ
ンジュゲートを固相に使用してHCVに対する抗体につ
いて試験した。その結果を、本ペプチドをベースとした
HCVEIA(フォーマットC、実施例11に記載)及
びC100をベースとしたHCVEIA(表6)のA4
92及びS/C比と比較した。 【0087】簡単に述べると、本ペプチドをベースとし
たEIAにおけるA492の増加(フォーマットC)が
現れる頃に、3パネルともHCV抗体がPHAアッセイ
により検出され、rc100をベースとしたEIAはH
CVPHAの結果に比べ4〜8週の遅れがあった。 【0088】実施例7 HCVペプチドでコートしたラテックス粒子を固相免疫
吸着剤として用いた凝集検定によるHCVに対する抗体
の検出 前項の実施例で記載したペプチド−BSAコンジュゲー
ト工程を用いて結合させたペプチドVIIIE−BSAを、
pH9.5でラテックス粒子(0.4μサイズ)にとり
こませた。そのペプチドコンジュゲートでコートしたラ
テックス粒子を次に、BSAで処理して非特異的なタン
パク質の結合が起きないようにした。このようにコート
したラテックス粒子を、それから、HCV抗体を検出す
るために凝集検定に使用した。試料をラテックス溶液
(0.5%)と1:1の比で混合した。凝集パターンは
15分間で完了した。アッセイの結果は肉眼と顕微鏡検
査により読み取られた。よく特徴づけられた抗HCVポ
ジティブな血漿サンプルから連続的に希釈したサンプル
についての結果が表7にまとめてある。コーディング濃
度0.3mg/mLが、抗体検出に最適の感度を支えること
が見出された。特異性に対するコントロールとして正常
ドナーからのプールした血漿試料をペプチドVIII−BS
Aコンジュゲートラテックスアッセイで試験したとこ
ろ、明らかにネガティブとされた。 【0089】 実施例8 免疫原/ワクチンの重要成分としての8量体HCVペプ
チド抗原の合成 低分子量マトリックスとなるコアを形成しているトリフ
ァンクショナルなアミノ酸(または類似アナログ)のシ
ーケンシャルな制限伸長の利用が、放射状に枝分かれし
た多量体ペプチド抗原系の形成の、根底にある基本的な
原理である。トリファンクショナルなアミノ酸のBoc
−Lys(Boc)もしくはジ−(Boc)−Lys
は、Nα−とNε−の両方のアミノ基が反応性末端とし
て利用できるので最も適している。例えばジ−(Bo
c)−Lysの第1レベルのカップリングにより、二価
のペプチド抗原としての反応性アミノ末端が2ケ所生じ
る。従ってジ−(Boc)−Lysとの第2,第3,第
4のステップをシーケンシャルに行うと、それぞれ4
価,8価,16価のペプチド抗原が生産される。一例と
して、 〔Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−
Ser−Tyr−Ala−Asn−Gly−Ser−G
ly−Pro−Asp−Gln−Arg−Pro−Ty
r−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro
−Lys−Pro−Cys−Gly−Ile−Val−
Pro−Ala−Lys−Ser−Val−Cys−G
ly−Pro−Val−Tyr−Cys〕8 −Lys4
−Lys2−Lys 成る構造を持つ8量体HCVペプチドの免疫原を、我々
がモルモットの免疫処理に使用するプロトタイプの免疫
原として合成した。この8量体抗原は、小さなヘプタク
リジンのコア(<20%)を持ち、大部分(>80%)
が、コアマトリックスを囲んで層をなしている高密度の
均一なペプチド抗原により形成されている。このデザイ
ンは、従来のペプチド−キャリア−コンジュゲート(P
PDやKLH等の大きなタンパク質キャリアと、その表
面にランダムで定まらない形で分布している低密度のペ
プチド抗原より成る)とは異なるものである。 【0090】8量体HCVペプチドの免疫原の合成に当
たっては、Boc−アミノ酸樹脂の結合したベンズヒド
リルアミドとtBoc化学を組み合わせて利用した。8
量体ヘプタリジンのコア樹脂は、エクストラ低ローディ
ング0.14mmole/g MBHA(4−メチルベンズヒド
リルアミン;4−methyl benzhydryl
amine)樹脂上にジ−t−Boc LysをBio
search9500器で結合させることで調製した。
カップリングサイクル2回ごとにジ−(Boc)−Ly
sを用いて1回カップリングを行い次いで2つのキャッ
ピング反応(0.3Mアセチルイミダゾール/DMFジ
メチルホルムアミドを使用)を行った。最初のジ−(N
H2 )Lys−樹脂上に、さらに2回ジ−(Boc)−
Lysをカップリングさせた後、合成8量体樹脂の置換
レベルをニンヒドリン試験により決定したところ、理論
的なカップリング率に基づいた計算から適当量の−NH
2 基があることが見出されたので、その後標準的なt−
Boc化学に従って予め定められたアミノ酸配列各々と
共に8量体ペプチド抗原の合成に使用した。 【0091】酸に不安定なtert−ブチルオキシカル
ボニル(tert−butyloxycarbony
l;t−Boc)をN−αアミノ酸の保護に使用した。
以下の機能的な側鎖保護基を使用した:Thr,Se
r,Glu及びTyrにはo−ベンジルを;Argには
Nδ−トルシを;HisにはBoM(=Boc−Nim−
ベンジルオキシメチル)を;LysにはNε−ジクロロ
ベンジルオキシカルボニルを;CysにはS−4−メチ
ルベンジルを;Aspにはo−シクロヘキシルを;Tr
pにはCHO基を使用した。次いでアミノ酸が配列に従
って付加された。その結果得られた8量体ペプチジル樹
脂を無水HFにより切断した〔10%(v/v)アニリ
ール存在下で0℃1時間〕。遊離してきた8量体抗原を
エーテルで2回洗い、酢酸で抽出した。それを凍結乾燥
して乾かし、免疫原として使用できるようにした。そう
した8量体免疫原のコンピューター画像を図1に示す。 【0092】実施例9 エンベロープ/NS−1タンパク質由来の合成ペプチド
についての、エンザイムリンクしたイムノリルベントア
ッセイによる相対(%)免疫反応性 96ウェルプレートのウェルを21の各ペプチド(25
5A−C;244A,B;254A−C;248A−
C;247A−E及び246A−Eと命名されており、
HCVのエンベロープ/NS−1領域由来の配列で合成
されたもので10mM NaHCO3 バッファーpH9.
5で5μg/mlを各ウェルごとに100μlずつ使用)
で37℃1時間コートした。各ペプチドの免疫反応性
を、8名のHCV血清パネルにより測定した(パネル
1)。21全てのペプチドがこの標準スクリーニングの
HCVパネル上での免疫反応性を示さなかった。しかし
ながら、ペプチド254Bはある1つのパネルメンバー
との弱い免疫反応性が見られ、さらに試験したところ、
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)酵素活性
が上昇した(100i.u./L)抗HCVポジティブ(ペ
プチドVIIIEとIIHに対しポジティブ)なプラズマフェ
レシスドナー(plasmapheresis don
er)由来のサンプルとも強く反応した。エンベロープ
/NS−1領域からのペプチドに対して反応するサンプ
ルパネルを選択するため、ALTレベルの上昇した抗H
CVポジティブなプラズマフェレシスからの同様の97
サンプルについて、ペプチド254Bを用いて試験を行
った。1つのサンプルが3.214の吸光度を示し、そ
れについで2.184を示すものも見られた。ペプチド
254Bと最も高い反応性を示すサンプル17個を選
び、第3のパネル(パネルIII)を作成し、エンベロープ
/NS−1領域からの別の20ペプチドの免疫反応性に
ついてスクリーニングを行った。ペプチド254Bをス
タンダードとして使用した時の相対(%)免疫反応性を
表8aに示す。最も高い反応性を示す4ペプチド(25
5c(Pep7),254B(Pep8),247B
(Pep9)及び246D(Pep10))に対する1
7サンプル各々の吸光度の個々の値を表8bに挙げる。 【0093】4ペプチド各々に対してパネルIII のメン
バーに関して独特の免疫反応性パターンが観察された
(箱で囲んだ値を参照)ので、4ペプチドの全て、もし
くはそのアナログは、HCV、特にエンベロープ/NS
−1関連タンパク質に対する抗体の検出とスクリーニン
グ用に考案されたイムノアッセイの開発に当たって、抗
原として利用できることがわかる。表8bに記載された
4ペプチドによって生じる、この“独特”だが“相補
的”な免疫反応性のパターンは、さらに、本ペプチドの
HCV抗体検出用の抗体としての、HCVエンベロープ
/NS−1タンパク質に対する抗体の開発用の免疫原と
しての、そしてHCV感染の予防用のワクチンとしての
有用性を明示するものである。 【0094】4ペプチド(Pep7,Pep8,Pep
9及びPep10)の全てがHCVエンベロープ/NS
−1タンパク質の可変領域に由来するので、この4ペプ
チドの置換アナログの例を、表8cに示す。これは3種
の異なるHCV株由来のアミノ酸配列(一文字表記)の
情報に基づいている。 【0095】パネルIII のサンプルのスクリーニングに
加えて、プラズマフェレシスのドナー(そのALTレベ
ルは上昇しているが、コア(例:ペプチドVIIIE)やN
S−4(例:ペプチドIIH)領域のHCVスクリーニン
グEIAとは反応しない)からのサンプルに対してもエ
ンベロープ/NS−1ペプチドを試験した。このサンプ
ルのうち6つは初期の血清変換サンプルと思われるもの
で1つまたはそれ以上のエンベロープ/NS−1ペプチ
ドに反応した(表8d)。HCVEIAに反応しないこ
れらのサンプルの吸光度の値はパネルIII のサンプルに
見られた値より低いものである。Pep7とPep10
の場合においては、その短いセグメント225B及び2
46Cが、それぞれパネルIII のものと比較して高い免
疫反応性を与えた。 【0096】 実施例10 免疫原/ワクチンの重要成分としての8量体HCVエン
ベロープ/NS−1ペプチドの合成 〔Cys−Leu−Thr−Val−Pro−Ala−
Ser−Ala−Tyr−Gln−Val−Arg−A
sn−Ser−Thr−Gly−Leu−Tyr−Hi
s−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−Pro
−Asn−Ser−Ser−Ile−Val−Tyr−
Glu−Ala−His−Asp−Ala−Ile−L
eu−His−Thr−Pro−Gly−Cys−Va
l−Pro−Cys−Val−Arg−Glu−Gly
−Asn−Val−Ser−Arg−Cys〕8 Lys
4 Lys2 Lys(8量体Pep7);〔Phe−Th
r−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His
−Trp−Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−
Asn−Cys−Ser−Ile−Tyr−Pro−G
ly−His−Ile−Thr−Gly−His−Ar
g−Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met
−Met−Asn−Trp−Ser−Pro−Thr−
Ala〕8 Lys4 Lys2 Lys(8量体Pep8);〔Val
−Asp−Ala−Glu−Thr−Ile−Val−
Ser−Gly−Gly−Gln−Ala−Ala−A
rg−Ala−Met−Ser−Gly−Leu−Va
l−Ser−Leu−Phe−Thr−Pro−Gly
−Ala−Lys−Gln−Asn−Ile−Gln−
Leu−Ile−Asn〕8 Lys4 Lys2 Lys
(8量体Pep9)及び〔Trp−His−Ile−A
sn−Ser−Thr−Ala−Leu−Asn−Cy
s−Asn−Glu−Ser−Leu−Asn−Thr
−Gly−Trp−Leu−Ala−Gly−Leu−
Ile−Tyr−Gln−His−Lys−Phe−A
sn−Ser−Ser−Gly−Cys−Pro−Gl
u−Arg−Leu−Ala−Ser−Cys〕8 Ly
s4 Lys2 Lys(8量体Pep10),という構造
を持つ4種の8量体HCVエンベロープ/NS−1ペプ
チド免疫原を、実施例8に記載した一般的な化学的合成
法に従って各々合成し、我々が、モルモットやチンパン
ジーを免疫処理する際に免疫原として使用した。 【0097】この8量体ペプチドを、混合液として健康
で実験に使用されたことのない動物に25μg/混合液
/kg体重の薬量で皮内及び皮下の両方に注射する。その
際、2%ミョウバンを佐剤として使用する。最初の免疫
処理後、4ケ月間、月に一度の割合で、等量の薬剤でこ
の動物に二次免疫注射を行う。その動物から毎月採血
し、回収した免疫血清を、抗HCVエンベロープ/NS
−1免疫反応性についてモニターする。最後の免疫注射
後6ケ月してから、次いで、免疫処理したチンパンジー
に立証済の感染因子であるファクターVIIIの濃縮液を様
々な量(例:50mL)で実験的に接種する。尚、ファク
ターVIIIはHCVを含むことが知られており、以上の8
量体エンベロープ/NS−1ペプチドの混合液をHCV
感染の予防用ワクチンとして用いた時の効力を評価する
ために使用する。 【0098】実施例11 フォーマットCを用いたペプチドをベースにしたエンザ
イムイム/アッセイ(EIA)によるHCVに対する抗
体の検出 合計221のよく特徴づけられた臨床標本を4グループ
(a)〜(d)に分類し、代表的なHCVペプチドをベ
ースにしたEIAで試験した(プレートは、ペプチドII
H,V及びVIIIを各々5.3及び2μg/mLを含む混合
液をウェル当たり100μl使用してコートした(フォ
ーマットC)。これは表Bに示すようにHCVコア及び
非構造ペプチドの両方を含むものである)。 【0099】 実施例12 フォーマット1〜6を使用した、ペプチドをベースにし
たHCV EIAによるHCVに対する抗体の検出 以下に記す5グループの血清標本: (a)アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)酵
素活性の上昇した(>100i.u./L)プラズマフ
ェレシスドナー(n=30); (b)ALT酵素活性の上昇した(>45i.u./
L)血液ドナー(n=15); (c)慢性NANBH患者(n=30); (d)別のウイルス感染者(n=11); (e)自己免疫疾患者(n=9);を本発明に記載した
代表的なHCVペプチドをベースにしたEIAキットで
分析した。その際プレートを以下のいずれかのフォーマ
ットでウェル当たり100μlでコートした: (i)フォーマット1:ペプチドVIIIE,IIH及びPe
p11(それぞれ0.5,3及び1μg/mL); (ii)フォーマット2:ペプチドVIIIE及びPep11
(それぞれ0.5及び1μg/mL); (iii)フォーマット3:ペプチドVIIIE,Pep11及
びPep8(それぞれ0.5,1及び10μg/mL); (iv)フォーマット4:ペプチドVIIIE及びPep8
(それぞれ0.5及び10μg/mL); (v)フォーマット5:ペプチドVIIIE,Pep11及
びPep12(それぞれ0.5,1及び2μg/mL); (vi)フォーマット6:ペプチドVIIIE及びPep12
(それぞれ0.5及び2μg/mL)。 【0100】これらのキットは、コア、NS−4及びN
S−5(フォーマット1)、コア及びNS−5(フォー
マット2,5及び6)、コア、NS−5及びENV(フ
ォーマット3)そしてコア及びENV(フォーマット
4)に相当する。 【0101】上の95のよく特徴づけられたサンプルに
ついてフォーマット1〜6で試験した結果を表9に示
す。グループ(a)では、サンプルの(30/30)が
フォーマット1,2及び3に反応し;90%(27/3
0)がフォーマット4に反応し;97%(29/30)
がフォーマット5及び6に反応したことが、その結果に
より示される。グループ(b)及び(c)では全てのサ
ンプルが6フォーマットの全てにポジティブであった。
グループ(a),(b)及び(c)については、実施例
11に記載したフォーマットCに反応することが示され
た。 【0102】グループ(d)については3サンプルがフ
ォーマット1〜4に反応した。対照的に、これらのサン
プルはフォーマットCに対してネガティブということが
示された。血清サンプル“86”及び“124”は明ら
かにPep11の存在に対して反応していた。血清サン
プル“VEV2500”はフォーマット4及び5におい
てPep8の存在によりポジティブということが示され
た。 【0103】グループ(c)の血清サンプルは全て、フ
ォーマットCを含む全てのフォーマットにネガティブで
あった。 【0104】 実施例13 ランダム血液供与体に対する6ペプチド基盤HCV E
IAフォーマット(1−6)を用いた検査結果の比較 ランダム血液供与体試料(n=100)はフォーマット
1−6に基づいて検査された。100試料全てフォーマ
ット2,5及び6に関して陰性であった。試料14は、
フォーマット1に於いて吸光度0.680であり、試料
34は、フォーマット3,4に於いてそれぞれ吸光度
0.601及び0.551であった。平均吸光度及び標
準偏差の算定のために、>0.500の吸光値は解析か
ら除外された。表10にフォーマット1−6に基づいた
100試料の平均吸光度及び標準偏差を一覧にしてい
る。 【0105】 実施例14 HCV−反応性血清のサブタイピングに用いるHCV変
異株由来のペプチドアナログ ENV及びNS−1領域から得られた免疫反応性ペプチ
ドPep7,Pep8,Pep9及びPep19、そし
て、HCV株 HC−J1,CDC/HCV1,H,H
C−J4,HCV−JH,HCV−J,BK,HC−J
6及びHC−J7は、表11に従ったアミノ酸配列を持
つように合成された。免疫反応性ペプチドは、マイクロ
タイタープレートの各ウェルに5μg/mL溶液が100
μLずつ塗布されており、台湾、日本、ヨーロッパ、オ
ーストラリア、及び北アメリカからのHCV陽性血清を
分析し、そのHCV反応性から、例えばHCV−J1,
HC−J4,HC−J6及びHC−J7といったサブタ
イプに分類するために用いられる。HCVの超変異領域
から得られたこれらのペプチドは、感染の原因となるH
CVのサブタイプを識別するのに有用である。 【0106】 実施例15 NS−5タンパク質由来合成ペプチドに対する免疫反応
性の比較 96穴プレートのウェルは、23ペプチドの各々(25
9A−259E,260A−260C,309A−30
9C、310A−310C、311A−311C、31
2A−312C及び314A−314Cと称されてい
る)で37°C1時間被膜されるが、これらはNS−5
領域由来の配列に基づいて合成されており、NaHCO
3 バッファーpH9.5条件下、濃度5μg/mL、ウェ
ル当たり100μLになっている。各ペプチドの免疫反
応性は8メンバーHCV血清パネル(パネルI)によっ
て測定された。最大免疫反応性を持つペプチドはPep
11で、表12に309Cとして示している。Pep1
1の免疫反応性をそのほかのNS−5ペプチドの相対免
疫有効性を算出するために用いると、一連の309−3
14のペプチドは実施例4のPep4及びPep5と同
等かそれ以上の反応性を持つことになる。Pep5がさ
らに10残基(259EすなわちPep12)含むよう
に拡張すると、相対免疫有効性は、47.6%から7
0.1%に増加する。 【0107】 実施例16 NS−2タンパク質由来合成ペプチドの免疫反応性 96穴プレートにウェルは、HCVのNS−2領域由来
の9合成ペプチドで37℃1時間被膜された。その結果
(表13)はペプチド289B(すなわちPep17)
がALTレベルの高くなった選択された抗HCV陽性試
料と免疫反応性があることを示している。 【0108】 実施例17 NS−3タンパク質由来合成ペプチドの初期HCV感染
個体血清に対する免疫反応性 96穴プレートのウェルは、HCVのNS−3領域由来
の合成ペプチド315D(すなわちPep18)で37
℃1時間被膜された。この結果(表14)は、ペプチド
315Dが、ALTレベルの高くなった血漿搬出供与体
由来のふたつの連なった試料と強く反応することを示し
ている。 【0109】 実施例18 フォーマット7及び8を用いたペプチド基盤EIAによ
るHCV NS−1及びENV領域に対する抗体の検出 ALTレベルの高くなった血漿搬出試料は典型的HCV
ペプチド基盤EIAに関して、本発明に従い、(i)P
ep1及びPep10C、それぞれ10及び10μg/
mL(フォーマット7,NS−1キット)、または、(i
i)Pep7及びPep8、それぞれ10及び10μg
/mL(フォーマット8,ENVキット)で被膜されたプ
レートを用いて解析された。ALTレベルの高くなった
HCV陽性試料に関する結果は表15に示されており、
HCV感染個体の部分集団はNS−1及びENVタンパ
ク質に特有の領域に対する特異的体液性免疫応答を昂進
させていることを示唆している。 【0110】 実施例19 HCV抗原/ワクチンの構成物としての8量体HCVエ
ンベロープペプチドの置換アナログの合成 以下の構造を持つ8量体HCVエンベロープペプチドP
ep7,Pep8及びPep19の置換アナログ (a)〔Cys−Leu−Thr−Ile−Pro−A
la−Ser−Ala−Tyr−Glu−Val−Ar
g−Asn−Val−Ser−Gly−Ile−Tyr
−His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−
Ser−Asn−Ser−Ser−Ile−Val−T
yr−Glu−Ala−Ala−Asp−Val−Il
e−Met−His−Ala−Pro−Gly−Cys
−Val−Pro−Cys−Val−Arg−Glu−
Asn−Asn−Ser−Ser−Arg−Cys−〕
8 K4 K2 K(HCV−JHより引用された配列を持つ
8量体Pep7のアナログ) (b)〔Cys−Ile−Thr−Thr−Pro−V
al−Ser−Ala−Ala−Glu−Val−Ly
s−Asn−Ile−Ser−Thr−Gly−Tyr
−Met−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−
Thr−Asn−Asp−Ser−Ile−Thr−T
rp−Gln−Leu−Gln−Ala−Ala−Va
l−Leu−His−Val−Pro−Gly−Cys
−Val−Pro−Cys−Glu−Lys−Val−
Gly−Asn−Thr−Ser−Arg−Cys−〕
8 K4 K2 K(HCV−J6より引用された配列を持つ
8量体Pep7のアナログ) (c)〔Cys−Val−Thr−Val−Pro−V
al−Ser−Ala−Val−Glu−Val−Ar
g−Asn−Ile−Ser−Ser−Ser−Tyr
−Tyr−Ala−Thr−Asn−Asp−Cys−
Ser−Asn−Asn−Ser−Ile−Thr−T
rp−Gln−Leu−Thr−Asn−Ala−Va
l−Leu−His−Leu−Pro−Gly−Cys
−Val−Pro−Cys−Glu−Asn−Asp−
Asn−Gly−Thr−Leu−Arg−Cys−〕
8 K4 K2 K(HCV−J6より引用された配列を持つ
8量体Pep7のアナログ) (d)〔Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−A
rg−Arg−His−Glu−Thr−Val−Gl
n−Asp−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile
−Tyr−Pro−Gly−His−Val−Ser−
Gly−His−Arg−Met−Ala−Trp−A
sp−Met−Met−Met−Asn−Trp−Se
r−Pro−Thr−Ala−〕8 K4 K2 K(HCV
−JHより引用された配列を持つ8量体Pep8のアナ
ログ) (e)〔Phe−Ile−Val−Ser−Pro−G
ln−His−His−His−Phe−Val−Gl
n−Asp−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile
−Tyr−Pro−Gly−Thr−Ile−Thr−
Gly−His−Arg−Met−Ala−Trp−A
sp−Met−Met−Met−Asn−Trp−Se
r−Pro−Thr−Ala−〕8 K4 K2 K(HCV
−J6より引用された配列を持つ8量体Pep8のアナ
ログ) (f)〔Phe−Ile−Ile−Ser−Pro−G
lu−Arg−Asn−Phe−Thr−Gln−Gl
u−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile−Tyr
−Gln−Gly−His−Ile−Thr−Gly−
His−Arg−Met−Ala−Trp−Asp−M
et−Met−Leu−Asn−Trp−Ser−Pr
o−Thr−Leu−〕8 K4 K2 K(HCV−J7よ
り引用された配列を持つ8量体Pep8のアナログ) (g)〔Cys−Val−Arg−Glu−Gly−A
sn−Val−Ser−Arg−Cys−Trp−Va
l−Ala−Met−Thr−Pro−Thr−Val
−Ala−Thr−Arg−Asp−Gly−Lys−
Leu−Pro−Ala−Thr−Gln−Leu−A
rg−Arg−His−Ile−Asp−Leu−Le
u−Val−Gly−Ser−Ala−Thr−Leu
−Cys−〕8 K4 K2 K(8量体Pep19) (h)〔Cys−Val−Arg−Glu−Asn−A
sn−Ser−Ser−Arg−Cys−Trp−Va
l−Ala−Leu−Thr−Pro−Thr−Leu
−Ala−Ala−Arg−Asn−Ala−Ser−
Val−Pro−Thr−Thr−Thr−Leu−A
rg−Arg−His−Val−Asp−Leu−Le
u−Val−Gly−Thr−Ala−Ala−Phe
−Cys−〕8 K4 K2 K(HCV−JHより引用され
た配列を持つ8量体Pep19のアナログ) (i)〔Cys−Glu−Lys−Val−Gly−A
sn−Thr−Ser−Arg−Cys−Trp−Il
e−Pro−Val−Ser−Pro−Asn−Val
−Ala−Val−Gln−Gln−Pro−Gly−
Ala−Leu−Thr−Gln−Gly−Leu−A
rg−Thr−His−Ile−Asp−Met−Va
l−Val−Met−Ser−Ala−Thr−Leu
−Cys−〕8 K4 K2 K(HCV−J6より引用され
た配列を持つ8量体Pep19のアナログ) (j)〔Cys−Glu−Asn−Asp−Asn−G
ly−Thr−Leu−Arg−Cys−Trp−Il
e−Gln−Val−Thr−Pro−Asn−Val
−Ala−Val−Lys−His−Arg−Gly−
Ala−Leu−Thr−His−Asn−Leu−A
rg−Thr−His−Val−Asp−Met−Il
e−Val−Met−Ala−Ala−Thr−Val
−Cys−〕8 K4 K2 K(HCV−J7より引用され
た配列を持つ8量体Pep19のアナログ) これら各々は実施例7に記述された一般的化学合成手順
に従っており、本発明に於けるモルモット及びチンパン
ジーの免疫時に抗原として用いられた。 【0111】これら8量体ペプチドは混合され、健康な
免疫されていない動物に皮内及び皮下注射(2%みょう
ばんをアジュバントとし、混合物当たり、体重1kg当た
り25μg投与)された。最初の免疫化の後、4カ月の
間月に一度同じ投与量を与え、免疫を促進した。動物は
月に一度採血され、その免疫血清の抗HCVエンベロー
プ/NS−1免疫反応性がモニターされた。最後の投与
の後6カ月後に免疫化されたチンパンジーは、続いて、
様々な投与量(例えば50mL)のHCVを含むことが知
られている検査済み感染性ファクターIII 濃縮物を接種
され、これら8量体エンベロープペプチド混合物をHC
V感染を防ぐためのワクチンとして用いる時の効果を評
価するが、最初にいくつかの血清学的/臨床学的マーカ
ーを評価し、続いてこれらの動物に於けるNANBHの
臨床学的徴候を観察する。 【0112】本発明は上述の実施例において例示されて
いるが、これは発明の範囲を制限するためのものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】8量体ペプチド免疫原のコンピューター生成構
造を示す図である。
造を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
// C07K 99:00
(31)優先権主張番号 719819
(32)優先日 1991年6月24日
(33)優先権主張国 米国(US)
(72)発明者 バーバラ・ホセイン
アメリカ合衆国ニューヨーク州11021,ニ
ューヨーク,イースト・セブンティフィフ
ス・ストリート 196
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 以下の配列からなるグループから選択さ
れたアミノ酸配列を持つペプチドを含むペプチド構成
物。 (a)Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−Ser−Tyr− Ala−Asn−Gly−Ser−Gly−Pro−Asp−Gln−Arg− Pro−Tyr−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro−Lys− Pro−Cys−Gly−Ile−Val−Pro−Ala−Lys−Ser− Val−Cys−Gly−Pro−Val−Tyr−Cys−X; Pep1 (b)Pro−Pro−Leu−Gly−Asn−Trp−Phe−Gly− Cys−Thr−Trp−Met−Asn−Ser−Thr−Gly−Phe− Thr−Lys−Val−Cys−Gly−Ala−Pro−Pro−Cys− X; Pep2 (c)Gly−Cys−Ser−Gly−Gly−Ala−Tyr−Asp− Ile−Ile−Ile−Cys−Asp−Glu−Leu−His−Ser− Thr−Asp−Ala−Thr−Ser−Ile−Leu−Gly−Ile− Gly−Thr−Val−Leu−Asp−Gln−Ala−Glu−Thr− Ala−Gly−X; Pep3 (d)Asp−Pro−Ser−His−Ile−Thr−Ala−Glu− Ala−Ala−Gly−Arg−Arg−Leu−Ala−Arg−Gly− Ser−Pro−Pro−Ser−Val−Ala−Ser−Ser−Ser− Ala−Ser−Gln−Leu−Ser−Ala−Pro−Ser−Leu− Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His−Asp− Ser−Pro−X; Pep4 (e)Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu−Ala−Asn− Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly− Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn− Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp− Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg− X; Pep5 (f)Asp−Pro−Gln−Ala−Arg−Val−Ala−Ile− Lys−Ser−Leu−Thr−Glu−Arg−Leu−Thr−Val− Gly−Gly−Pro−Leu−Thr−Asn−Ser−Arg−Gly− Glu−Asn−Cys−Gly−Tyr−Arg−Arg−Cys−Arg− Ala−Ser−X; Pep6 (g)Cys−Leu−Thr−Val−Pro−Ala−Ser−Ala− Tyr−Gln−Val−Arg−Asn−Ser−Thr−Gly−Leu− Tyr−His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−Pro−Asn− Ser−Ser−Ile−Val−Tyr−Glu−Ala−His−Asp− Ala−Ile−Leu−His−Thr−Pro−Gly−Cys−Val− Pro−Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−X; Pep7 (h)Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His− Trp−Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−Asn−Cys−Ser− Ile−Tyr−Pro−Gly−His−Ile−Thr−Gly−His− Arg−Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met−Met−Asn− Trp−Ser−Pro−Thr−Ala−X; Pep8 (i)Val−Asp−Ala−Glu−Thr−Ile−Val−Ser− Gly−Gly−Gln−Ala−Ala−Arg−Ala−Met−Ser− Gly−Leu−Val−Ser−Leu−Phe−Thr−Pro−Gly− Ala−Lys−Gln−Asn−Ile−Gln−Leu−Ile−Asn− X; Pep9 (j)Trp−His−Ile−Asn−Ser−Thr−Ala−Leu− Asn−Cys−Asn−Glu−Ser−Leu−Asn−Thr−Gly− Trp−Leu−Ala−Gly−Leu−Ile−Tyr−Glu−His− Lys−Phe−Asn−Ser−Ser−Gly−Cys−Pro−Glu− Arg−Leu−Ala−Ser−Cys−X; Pep10 (k)Glu−Ile−Leu−Arg−Lys−Ser−Arg−Arg− Phe−Ala−Gln−Ala−Leu−Pro−Val−Trp−Ala− Arg−Pro−Asp−Tyr−Asn−Pro−Pro−Leu−Val− Glu−Thr−Trp−Lys−Lys−Pro−Asp−Tyr−Glu− Pro−Pro−Val−Val−His−Gly−Cys−Pro−Leu− Pro−Pro−Pro−Lys−Ser−Pro−Pro−Val−Pro− Pro−Pro−Arg−Lys−Lys−Arg−Thr−X; Pep11 (l)Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His− Asp−Ser−Pro−Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu− Ala−Asn−Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met− Gly−Gly−Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser− Glu−Asn−Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser− Phe−Asp−Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp− Glu−Arg−X; Pep12 (m)Arg−Gln−Glu−Met−Gly−Gly−Asn−Ile− Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu−Asn−Lys−Val− Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe−Asp−Pro−Leu− Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu−Arg−Glu−Ile− Ser−Val−Pro−Ala−Glu−Ile−Leu−Arg−Lys− Ser−Arg−Arg−X; Pep13 (n)Cys−Lys−Pro−Leu−Leu−Arg−Glu−Glu− Val−Ser−Phe−Arg−Val−Gly−Leu−His−Glu− Tyr−Pro−Val−Gly−Ser−Gln−Leu−Pro−Cys− Glu−Pro−Glu−Pro−Asp−X; Pep14 (o)Glu−Glu−Tyr−Val−Glu−Ile−Arg−Gln− Val−Gly−Asp−Phe−His−Tyr−Val−Thr−Gly− Met−Thr−Thr−Asp−Asn−Leu−Lys−Cys−Pro− Cys−Gln−Val−Pro−Ser−Pro−X; Pep15 (p)Gly−Ser−Trp−Leu−Arg−Asp−Ile−Trp− Asp−Trp−Ile−Cys−Glu−Val−Leu−Ser−Asp− Phe−Lys−Thr−Trp−Leu−Lys−Ala−Lys−Leu− Met−Pro−Gln−Leu−X; Pep16 (q)Gly−Pro−Ala−Asp−Gly−Met−Val−Ser− Lys−Gly−Trp−Arg−Leu−Leu−Ala−Pro−Ile− Thr−Ala−Tyr−Ala−Gln−Gln−Thr−Arg−Gly− Leu−Leu−Gly−Cys−Ile−Ile−Thr−Ser−Leu− Thr−Gly−Arg−Asp−Lys−Asn−Gln−Val−Glu− Gly−X; Pep17 (r)Glu−Ile−Pro−Phe−Tyr−Gly−Lys−Ala− Ile−Pro−Leu−Glu−Val−Ile−Lys−Gly−Gly− Arg−His−Leu−Ile−Phe−Cys−His−Ser−Lys− Lys−Lys−Cys−Asp−Glu−Leu−Ala−Ala−Lys− Leu−Val−Ala−Leu−X; Pep18 (s)Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser− Arg−Cys−Trp−Val−Ala−Met−Thr−Pro−Thr− Val−Ala−Thr−Arg−Asp−Gly−Lys−Leu−Pro− Ala−Thr−Gln−Leu−Arg−Arg−His−Ile−Asp− Leu−Leu−Val−Gly−Ser−Ala−Thr−Leu−Cys− X; Pep19 ただしXは−OHまたは−NH2 及びアナログ、分節、
混合物、複合体及びそれらの重合体である。 【請求項2】 以下のペプチドを含むような請求項1記
載のペプチド構成物。 Cys−Leu−Thr−Val−Pro−Ala−Ser−Ala−Tyr− Gln−Val−Arg−Asn−Ser−Thr−Gly−Leu−Tyr− His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−Pro−Asn−Ser− Ser−Ile−Val−Tyr−Glu−Ala−His−Asp−Ala− Ile−Leu−His−Thr−Pro−Gly−Cys−Val−Pro− Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser−Arg− Cys−X; Pep7 ただしXは−OHまたは−NH2 及びアナログ、分節、
複合体及びそれらの重合体である。 【請求項3】 以下のペプチドを含むような請求項1記
載のペプチド構成物。 Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His−Trp− Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile− Tyr−Pro−Gly−His−Ile−Thr−Gly−His−Arg− Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met−Met−Asn−Trp− Ser−Pro−Thr−Ala−X; Pep8 ただしXは−OHまたは−NH2 及びアナログ、分節、
複合体及びそれらの重合体である。 【請求項4】 以下のペプチドを含むような請求項1記
載のペプチド構成物。 Trp−His−Ile−Asn−Ser−Thr−Ala−Leu−Asn− Cys−Asn−Glu−Ser−Leu−Asn−Thr−Gly−Trp− Leu−Ala−Gly−Leu−Ile−Tyr−Glu−His−Lys− Phe−Asn−Ser−Ser−Gly−Cys−Pro−Glu−Arg− Leu−Ala−Ser−Cys−X; Pep10 ただしXは−OHまたは−NH2 及びアナログ、分節、
複合体及びそれらの重合体である。 【請求項5】 以下のペプチドを含むような請求項1記
載のペプチド構成物。 Glu−Ile−Leu−Arg−Lys−Ser−Arg−Arg−Phe− Ala−Gln−Ala−Leu−Pro−Val−Trp−Ala−Arg− Pro−Asp−Tyr−Asn−Pro−Pro−Leu−Val−Glu− Thr−Trp−Lys−Lys−Pro−Asp−Tyr−Glu−Pro− Pro−Val−Val−His−Gly−Cys−Pro−Leu−Pro− Pro−Pro−Lys−Ser−Pro−Pro−Val−Pro−Pro− Pro−Arg−Lys−Lys−Arg−Thr−X; Pep11 ただしXは−OHまたは−NH2 及びアナログ、分節、
複合体及びそれらの重合体である。 【請求項6】 ペプチドVIIIEが以下に示す配列である
時ペプチドVIIIE及びPep11の混合物を含むペプチ
ド構成物。 Ser−Thr−Ile−Pro−Lys−Pro−Gln−Arg−Lys− Thr−Lys−Arg−Asn−Thr−Asn−Arg−Arg−Pro− Gln−Asp−Val−Lys−Phe−Pro−Gly−Gly−Gly− Gln−Ile−Val−Gly−Gly−Val−Tyr−Leu−Leu− Pro−Arg−Arg−Gly−Pro−Arg−Leu−Gly−Val− Arg−Ala−Thr−Arg−Lys−Thr−Ser−Glu−Arg− Ser−Gln−Pro−Arg−Gly−Arg−Arg−X; (VIIIE) Pep11とは Glu−Ile−Leu−Arg−Lys−Ser−Arg−Arg−Phe− Ala−Gln−Ala−Leu−Pro−Val−Trp−Ala−Arg− Pro−Asp−Tyr−Asn−Pro−Pro−Leu−Val−Glu− Thr−Trp−Lys−Lys−Pro−Asp−Tyr−Glu−Pro− Pro−Val−Val−His−Gly−Cys−Pro−Leu−Pro− Pro−Pro−Lys−Ser−Pro−Pro−Val−Pro−Pro− Pro−Arg−Lys−Lys−Arg−Thr−X; Pep11 ただしXは−OHまたは−NH2 及びそれらのアナログ
である。 【請求項7】 請求項6の記載に加えさらに以下に示す
配列を持つペプチドIIHを含むペプチド構成物。 Ser−Gly−Lys−Pro−Ala−Ile−Ile−Pro−Asp− Arg−Glu−Val−Leu−Tyr−Arg−Glu−Phe−Asp− Glu−Met−Glu−Glu−Cys−Ser−Gln−His−Leu− Pro−Tyr−Ile−Glu−Gln−Gly−Met−Met−Leu− Ala−Glu−Gln−Phe−Lys−Gln−Lys−Ala−Leu− Gly−Leu−X; (IIH) ただしXは−OHまたは−NH2 及びそれらのアナログ
である。 【請求項8】 請求項6の記載に加えさらに以下に示す
配列を持つペプチドPep8を含むペプチド構成物。 Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His−Trp− Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile− Tyr−Pro−Gly−His−Ile−Thr−Gly−His−Arg− Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met−Met−Asn−Trp− Ser−Pro−Thr−Ala−X; Pep8 ただしXは−OHまたは−NH2 及びそれらのアナログ
である。 【請求項9】 請求項6の記載に加えさらに以下に示す
配列を持つペプチドPep12を含むペプチド構成物。 Lys−Ala−Thr−Cys−Thr−Ala−Asn−His−Asp− Ser−Pro−Asp−Ala−Glu−Leu−Ile−Glu−Ala− Asn−Leu−Leu−Trp−Arg−Gln−Glu−Met−Gly− Gly−Asn−Ile−Thr−Arg−Val−Glu−Ser−Glu− Asn−Lys−Val−Val−Ile−Leu−Asp−Ser−Phe− Asp−Pro−Leu−Val−Ala−Glu−Glu−Asp−Glu− Arg−X; Pep12 ただしXは−OHまたは−NH2及びそれらのアナログ
である。 【請求項10】 ペプチドVIIIEが以下に示す配列であ
る時ペプチドVIIIE及びPep8の混合物を含むペプチ
ド構成物。 Ser−Thr−Ile−Pro−Lys−Pro−Gln−Arg−Lys− Thr−Lys−Arg−Asn−Thr−Asn−Arg−Arg−Pro− Gln−Asp−Val−Lys−Phe−Pro−Gly−Gly−Gly− Gln−Ile−Val−Gly−Gly−Val−Tyr−Leu−Leu− Pro−Arg−Arg−Gly−Pro−Arg−Leu−Gly−Val− Arg−Ala−Thr−Arg−Lys−Thr−Ser−Glu−Arg− Ser−Gln−Pro−Arg−Gly−Arg−Arg−X; (VIIIE) Pep8とは Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His−Trp− Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile− Tyr−Pro−Gly−His−Ile−Thr−Gly−His−Arg− Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met−Met−Asn−Trp− Ser−Pro−Thr−Ala−X; Pep8 ただしXは−OHまたは−NH2 及びそれらのアナログ
である。 【請求項11】 Pep7が以下に示す配列である時P
ep7及びPep8を含むなような請求項1記載のペプ
チド構成物。 Cys−Leu−Thr−Val−Pro−Ala−Ser−Ala−Tyr− Gln−Val−Arg−Asn−Ser−Thr−Gly−Leu−Tyr− His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−Pro−Asn−Ser− Ser−Ile−Val−Tyr−Glu−Ala−His−Asp−Ala− Ile−Leu−His−Thr−Pro−Gly−Cys−Val−Pro− Cys−Val−Arg−Glu−Gly−Asn−Val−Ser−Arg− Cys−X; Pep7 Pep8とは Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Arg−Arg−His−Trp− Thr−Thr−Gln−Gly−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile− Tyr−Pro−Gly−His−Ile−Thr−Gly−His−Arg− Met−Ala−Trp−Asp−Met−Met−Met−Asn−Trp− Ser−Pro−Thr−Ala−X; Pep8 ただしXは−OHまたは−NH2 及びそれらのアナログ
である。 【請求項12】 Pep1が以下に示す配列である時P
ep1及びPep10を含むような請求項1記載のペプ
チド構成物。 Gln−Gly−Trp−Gly−Pro−Ile−Ser−Tyr−Ala− Asn−Gly−Ser−Gly−Pro−Asp−Gln−Arg−Pro− Tyr−Cys−Trp−His−Tyr−Pro−Pro−Lys−Pro− Cys−Gly−Ile−Val−Pro−Ala−Lys−Ser−Val− Cys−Gly−Pro−Val−Tyr−Cys−X; Pep1 Pep10とは Trp−His−Ile−Asn−Ser−Thr−Ala−Leu−Asn− Cys−Asn−Glu−Ser−Leu−Asn−Thr−Gly−Trp− Leu−Ala−Gly−Leu−Ile−Tyr−Glu−His−Lys− Phe−Asn−Ser−Ser−Gly−Cys−Pro−Glu−Arg− Leu−Ala−Ser−Cys−X; Pep10 ただしXは−OHまたは−NH2 及びそれらのアナログ
である。 【請求項13】 免疫分析手順に於いて請求項1記載の
ペプチド構成物を充分量用いたHCVに対する抗体の検
出法または、HCV感染またはNANBHの診断法。 【請求項14】 免疫分析手順に於いて請求項6記載の
ペプチド構成物を充分量用いたHCVに対する抗体の検
出法または、HCV感染またはNANBHの診断法。 【請求項15】 免疫分析手順に於いて請求項7記載の
ペプチド構成物を充分量用いたHCVに対する抗体の検
出法または、HCV感染またはNANBHの診断法。 【請求項16 免疫分析手順に於いて請求項8記載の
ペプチド構成物を充分量用いたHCVに対する抗体の検
出法または、HCV感染またはNANBHの診断法。 【請求項17】 免疫分析手順に於いて請求項9記載の
ペプチド構成物を充分量用いたHCVに対する抗体の検
出法または、HCV感染またはNANBHの診断法。 【請求項18】 免疫分析手順に於いて請求項10記載
のペプチド構成物を充分量用いたHCVに対する抗体の
検出法または、HCV感染またはNANBHの診断法。 【請求項19】 免疫分析手順に於いて請求項11記載
のペプチド構成物を充分量用いたHCVに対する抗体の
検出法または、HCV感染またはNANBHの診断法。 【請求項20】 免疫分析手順に於いて請求項12記載
のペプチド構成物を充分量用いたHCVに対する抗体の
検出法または、HCV感染またはNANBHの診断法。 【請求項21】 以下のペプチドから成るグループから
選択された多量体ペプチドを含む抗原ペプチド。 〔Peptide〕16Lys8 Lys4 Lys2 Lys
−Y 〔Peptide〕8 Lys4 Lys2 Lys−Y 〔Peptide〕4 Lys2 Lys−Y 〔Peptide〕2 Lys−Y ただし、Yは−OH2 ,−NH2 または機能基のある側
鎖を持たないアミノ酸で、Peptideは以下から成
るグループから選択されている。 (a)Cys−Leu−Thr−Ile−Pro−Al
a−Ser−Ala−Tyr−Glu−Val−Arg
−Asn−Val−Ser−Gly−Ile−Tyr−
His−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−S
er−Asn−Ser−Ser−Ile−Val−Ty
r−Glu−Ala−Ala−Asp−Val−Ile
−Met−His−Ala−Pro−Gly−Cys−
Val−Pro−Cys−Val−Arg−Glu−A
sn−Asn−Ser−Ser−Arg−Cys; (b)Cys−Ile−Thr−Thr−Pro−Va
l−Ser−Ala−Ala−Glu−Val−Lys
−Asn−Ile−Ser−Thr−Gly−Tyr−
Met−Val−Thr−Asn−Asp−Cys−T
hr−Asn−Asp−Ser−Ile−Thr−Tr
p−Gln−Leu−Gln−Ala−Ala−Val
−Leu−His−Val−Pro−Gly−Cys−
Val−Pro−Cys−Glu−Lys−Val−G
ly−Asn−Thr−Ser−Arg−Cys; (c)Cys−Val−Thr−Val−Pro−Va
l−Ser−Ala−Val−Glu−Val−Arg
−Asn−Ile−Ser−Ser−Ser−Tyr−
Tyr−Ala−Thr−Asn−Asp−Cys−S
er−Asn−Asn−Ser−Ile−Thr−Tr
p−Gln−Leu−Thr−Asn−Ala−Val
−Leu−His−Leu−Pro−Gly−Cys−
Val−Pro−Cys−Glu−Asn−Asp−A
sn−Gly−Thr−Leu−Arg−Cys; (d)Phe−Thr−Phe−Ser−Pro−Ar
g−Arg−His−Glu−Thr−Val−Gln
−Asp−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile−
Tyr−Pro−Gly−His−Val−Ser−G
ly−His−Arg−Met−Ala−Trp−As
p−Met−Met−Met−Asn−Trp−Ser
−Pro−Thr−Ala; (e)Phe−Ile−Val−Ser−Pro−Gl
n−His−His−His−Phe−Val−Gln
−Asp−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile−
Tyr−Pro−Gly−Thr−Ile−Thr−G
ly−His−Arg−Met−Ala−Trp−As
p−Met−Met−Met−Asn−Trp−Ser
−Pro−Thr−Ala; (f)Phe−Ile−Ile−Ser−Pro−Gl
u−Arg−Asn−Phe−Thr−Gln−Glu
−Cys−Asn−Cys−Ser−Ile−Tyr−
Gln−Gly−His−Ile−Thr−Gly−H
is−Arg−Met−Ala−Trp−Asp−Me
t−Met−Leu−Asn−Trp−Ser−Pro
−Thr−Leu; (g)Cys−Val−Arg−Glu−Gly−As
n−Val−Ser−Arg−Cys−Trp−Val
−Ala−Met−Thr−Pro−Thr−Val−
Ala−Thr−Arg−Asp−Gly−Lys−L
eu−Pro−Ala−Thr−Gln−Leu−Ar
g−Arg−His−Ile−Asp−Leu−Leu
−Val−Gly−Ser−Ala−Thr−Leu−
Cys; (h)Cys−Val−Arg−Glu−Asn−As
n−Ser−Ser−Arg−Cys−Trp−Val
−Ala−Leu−Thr−Pro−Thr−Leu−
Ala−Ala−Arg−Asn−Ala−Ser−V
al−Pro−Thr−Thr−Thr−Leu−Ar
g−Arg−His−Val−Asp−Leu−Leu
−Val−Gly−Thr−Ala−Ala−Phe−
Cys; (i)Cys−Glu−Lys−Val−Gly−As
n−Thr−Ser−Arg−Cys−Trp−Ile
−Pro−Val−Ser−Pro−Asn−Val−
Ala−Val−Gln−Gln−Pro−Gly−A
la−Leu−Thr−Gln−Gly−Leu−Ar
g−Thr−His−Ile−Asp−Met−Val
−Val−Met−Ser−Ala−Thr−Leu−
Cys;and (j)Cys−Glu−Asn−Asp−Asn−Gl
y−Thr−Leu−Arg−Cys−Trp−Ile
−Gln−Val−Thr−Pro−Asn−Val−
Ala−Val−Lys−His−Arg−Gly−A
la−Leu−Thr−His−Asn−Leu−Ar
g−Thr−His−Val−Asp−Met−Ile
−Val−Met−Ala−Ala−Thr−Val−
Cys.及びこれらのアナログ。
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