JPH0522284A - 秘話通信方式 - Google Patents

秘話通信方式

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JPH0522284A
JPH0522284A JP3199896A JP19989691A JPH0522284A JP H0522284 A JPH0522284 A JP H0522284A JP 3199896 A JP3199896 A JP 3199896A JP 19989691 A JP19989691 A JP 19989691A JP H0522284 A JPH0522284 A JP H0522284A
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JP
Japan
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signal
block
sub
voice signal
vowel
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Application number
JP3199896A
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English (en)
Inventor
Osamu Watanabe
治 渡辺
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Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル音声信号を時間領域で信号系列の
ブロック相互間の置換を行って伝送し、受信側で逆置換
を行って再生音声信号を得る秘話通信方法において、再
生音声品質を改善することを目的とする。 【構成】 送信側で、ブロックをさらに細分化したサブ
ブロック毎に音声信号分析を行い、無音区間又は母音区
間に所定のディジタルデータ列の雑音データ又はダミー
スペクトラムを加算し、送信側で、無音区間又は母音区
間の送信側で加算されたディジタルデータ列と同じデー
タ列を減算することにより、雑音区間の送信側背景雑音
を忠実に再生し又は母音の音声情報を忠実に再生するよ
うにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に機密性の高い情報
の伝送を行う場合、伝送途中で第三者に傍受されること
を防ぐために、送信側で音声信号を加工して伝送し、受
信側で復元する音声信号の秘話通信方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の時間領域で信号系列の置換
を行う第1の秘話通信方式の信号処理過程に基づく各部
の波形図である。図において、 (イ) は入力信号波形で
ある。この入力波形は(ロ)のようにある一定の長さ
(ここでは代表値として320ms)のフレーム(A,
B)に区分化される。続いてこの各々のフレームA,B
を(ハ)のようなある一定の長さ(ここでは代表値とし
て80ms)のブロック(a,b,c,d)にそれぞれ細
分化する。
【0003】次に、分析の為に各ブロック(a〜d)は
(ニ)のような一定の長さ(ここでは代表値として20
ms)のサブブロック(1,2,3,4)にそれぞれ分割
される。このサブブロック単位で入力信号を分析し音声
信号の有無を判定する。ここで雑音はスペクトラム包絡
の変動が少なくピッチ成分を有しないものであり、又、
有声音(母音)はスペクトラム包絡の変動が少なくピッ
チ成分を有し、無声音(子音)はスペクトラム包絡の変
動が大きくピッチ成分を有しないものであるということ
が既知であるので、その性質を有利する。判定結果は
(ホ)のようになり音声信号が存在する場合を〔V〕そ
うでない場合を〔N〕で示す。この判定結果で音声信号
が存在しないという結果〔N〕が得られ、かつ、それが
2サブブロック以上続いたときのみ(ヘ)のように雑音
を発生させる。
【0004】次に、この雑音(ヘ)をディジタルデータ
とし入力信号(イ)に加算してアナログ表記された信号
(ト)を得る。この信号系列(ト)を置換部に入力して
フレーム内でa,b,c,dのブロック単位で互いに置
換し、アナログ表記された信号系列(リ)を得る。ここ
で置換の様子を(チ)に示す。信号系列(リ)はディジ
タルアナログ変換後伝送され、受信側でアナログディジ
タル変換後置換部に入力され、もとの配列に逆置換され
る。この様子を(ヌ)に示す。次に信号系列の逆置換が
なされたディジタル信号(ル)に対しても送信側と同様
の分析で音声信号の有無を判定する。この判定結果は
(ヲ)に示す。ここでAフレームcブロック4番サブブ
ロックは、雑音の加算が始まったところであるから、ス
ペクトラム包絡の変動は大きくなり、音声信号(無声
音)が存在すると判定される。このため(ワ)に示すよ
うに音声信号が存在しないと判定されたときは、そのサ
ブブロックと、その一つ前の音声信号が存在すると判定
されたサブブロックに亘って出力を0にする。従って
(ル)と(ワ)を乗算することによって受信側で復元さ
れた信号出力(カ)は、送信側入力信号(イ)を再生し
たものとなる。
【0005】図7,図8は従来の第1方式の処理系統図
である。図7は送信側の構成例を示す。図において、入
力信号(イ)はアナログディジタル変換器201でディ
ジタル信号(ヨ)となる。スペクトラム分析器202は
この信号(ヨ)を周波数領域に変換した後、スペクトラ
ム分析を実行し、スペクトラム包絡の定常性とピッチ成
分の有無(ム)を出力する。これらの情報(ム)を受け
た音声サブブロック検出器203では、サブブロック単
位に音声信号を含むか否かの判定(ホ)をし、〔N〕と
判定されたサブブロックにおいて雑音発生器204によ
り雑音(レ)を発生させる。一方、遅延回路205によ
って適正な時間遅延させられた入力信号(ソ)とディジ
タル化された雑音発生器204の出力(レ)を加算器2
06で加算し、その出力(ト)を信号系列置換部へ入力
して、信号系列の置換を行い、その後ディジタルアナロ
グ変換し送出する。
【0006】図8は受信側の構成例を示す。図におい
て、受信側の信号系列置換部より出力された元の信号系
列にもどされた信号(ル)は、スペクトラム分析器20
7で送信側と同様に周波数領域での分析がなされスペク
トラム包絡の定常性とピッチ成分の有無(ツ)を出力す
る。これらの情報(ツ)から付加雑音サブブロック検出
器208では周波数領域で雑音区間と判定したサブブロ
ックと雑音区間と判定したサブブロックの一つ前のサブ
ブロックを付加雑音サブブロックであると判定し、その
判定結果(ワ)によって、スイッチ制御回路209は、
付加雑音サブブロックのときはスイッチ(SW)212
を開放し、それ以外のときは、SW212を短絡となる
ようにSW212を制御する。一方、SW212には、
遅延回路210によって適正な時間遅延させられた元の
信号系列にもどっている信号(ネ)が入力され、SW2
12によって付加雑音サブブロック時は、出力が0とな
った信号(ナ)が得られる。この信号(ナ)はディジタ
ルアナログ(DA)変換器211によってアナログ信号
(カ)に変換されて音声出力となる。
【0007】又、以上で述べた以外の方式として次のよ
うなものがある。図9は従来の第2の秘話装置の信号処
理過程に基づく各部の波形図である。図において、
(ラ)は入力信号波形である。この入力信号波形(ラ)
は(ム)のようにある一定の長さ(ここでは320ms)
のフレームに区分化される。ここでは、1フレーム分
(A)のみ示してある。続いてこの各々のフレームを
(ウ)のようなある一定の長さ(ここでは80ms)のブ
ロック(a,b,c,d)に細分化する。次に、このブ
ロック(a〜d)は分析のために(ヰ)のようなある一
定の長さ(ここでは20ms)のサブブロック(1,2,
3,4)にそれぞれ分割される。このサブブロック単位
で入力信号を分析し、入力信号が音声信号の母音である
か、母音以外のものであるかを判定する。ここで母音は
ピッチ成分を有し、以外のものはピッチ成分を有しない
ということが既知であるのでその性質を利用する。
【0008】判定結果は(ノ)に示すように母音の場合
は〔V〕そうでない場合は〔NC〕で示す。この判定結
果(ノ)の母音であるという結果が得られたときのみ
(オ)のように雑音を発生させる。ここで雑音は、サブ
ブロックのスペクトラム密度の低い部分に重畳する狭帯
域の信号(ダミースペクトラム)である。又、(オ)は
ディジタル信号であるがアナログ表記してある。次に、
この雑音(オ)を入力信号(ラ)に加算し、(ク)のよ
うにアナログ表記された信号を得る。この(ク)の信号
の各サブブロックごとのスペクトラム(周波数fに対す
るパワーpの特性)を(ヤ)に示す。次に、(ク)の信
号を信号系列置換部に入力しフレーム内で、a,b,
c,dのブロック単位で互いに置換し(ケ)のようにア
ナログ表記された信号系列を得る。ここで置換の様子を
(マ)に示す。(ケ)の信号系列はディジタルアナログ
置換後伝送され、受信側でアナログディジタル変換後信
号系列置換部に入力されもとの配列に逆置換される。こ
の様子を(フ)に示す。次に、信号系列の逆置換がなさ
れたディジタル信号(コ)に対しても送信側と同様の分
析で母音とそれ以外の判定を行う。この判定結果は
(エ)に示す。この結果(エ)に基づき、母音と判定し
たときのみ、狭帯域の帯域除去フィルタ(BEF)によ
って、付加された狭帯域信号を除去することで、受信側
で復元された信号出力(テ)は、送信側入力信号(ラ)
を再現できる。
【0009】図10,図11は従来の第2方式の処理系
統図を示す。図10は送信側の構成例を示す。図におい
て、入力信号(ラ)は、アナログディジタル(AD)変
換器401でディジタル信号(ア)となる。母音サブブ
ロック検出器402はこの信号(ア)を分析し、ピッチ
の有無によって、母音か母音でないかの判定結果(ノ)
を出力する。この情報(ノ)が母音〔V〕と判定された
サブブロックにおいて、狭帯域信号発生器403により
狭帯域信号(オ)を発生させる。一方、遅延回路404
によって適正な時間遅延させられた入力信号(サ)と狭
帯域信号発生器403の出力(オ)を加算器405で加
算し、その出力(ク)を信号系列置換部へ入力して信号
系列の置換を行いその後ディジタルアナログ変換し送出
する。
【0010】図11は受信側の構成例を示す。図におい
て、受信側の信号系列置換部より出力された元の信号系
列にもどされた信号(コ)を母音サブブロック検出器4
06は、送信側と同様に分析を行い分析したサブブロッ
クが母音区間であるか、そうでないかの判定結果(エ)
を出力する。この情報(エ)に基づいて狭帯域除去フィ
ルタ(BEF)制御回路407は、母音のときは狭帯域
除去フィルタ(BEF)409を挿入し、母音でないと
きは狭帯域除去フィルタ409をバイパスするように制
御する。一方、狭帯域除去フィルタ(BEF)409に
は、遅延回路408によって適正な時間遅延させられた
元の信号系列にもどっている信号(キ)が入力されてお
り、狭帯域除去フィルタ409によって送信側で付加さ
れた狭帯域信号が除去された信号(ユ)が得られる。こ
の信号(ユ)は、ディジタルアナログ(DA)変換器4
10によってアナログ信号(ラ)に変換され音声出力と
なる。
【0011】以上のように従来の第1方式では、音声信
号の存在しない部分に雑音を付加してから時間領域で信
号系列を置換することで、又、従来の第2方式では、音
声信号の母音部分に狭帯域の信号を付加してから時間領
域で信号系列を置換することで、秘話音声のスペクトラ
ム包絡情報を元の信号のスペクトラム包絡情報と異なっ
たものとすることができるため秘話強度を高めることが
できる。又、従来の第1方式と従来の第2方式は同時に
使用でき、この構成を用いると、どちらか一方の方式を
用いた場合より、さらに秘話強度を高めることができ
る。以上の従来の第1及び第2の方式は本発明者が先
(平成2年11月29日)に出願したものである(特願
平2−325801号参照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の第1方
式は送信側で付加した雑音のブロックを受信側でスイッ
チによりクリップ(全ての情報を0とする)ので、背景
雑音のレベルが大きい場合には音声の存在する区間以外
で急に背景雑音がなくなり、受信者にとって非常に聞き
づらい現象となって明瞭度を下げる。又、従来の第2方
式は、送信側で母音の区間に付加した雑音(狭帯域信
号)を受信側で狭帯域の帯域除去フィルタによって除去
するため雑音(狭帯域信号)を除去すると同時に音声の
情報も除去され、音声の自然性が損なわれる原因とな
る。このように従来技術では、秘話強度は得られるが通
話品質が十分でないという欠点がある。本発明は、前記
従来の方法において問題となる通話品質を向上させ、高
い通話品質でかつ秘話強度も高い秘話通信方式を提供す
ることが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の秘話通信方式
は、ディジタル信号に変換された音声信号が時間領域に
おいてフレーム単位に複数のブロック信号系列に分割さ
れ該ブロック相互間の置換が行われて秘話化された信号
が送出され、受信側で該ブロック相互間の逆置換により
再生音声信号が得られるように構成された秘話通信方式
において、送信側で、前記ブロック信号系列を細分化し
たサブブロック毎に音声信号分析を行って子音,母音,
無音のいずれかを判定し、判定結果が無音と判定された
サブブロックが2つ以上連続したとき該2つ以上のサブ
ブロックに対して所定のディジタルデータ列からなる雑
音データを加算した後に前記ブロック信号系列相互間の
置換を行って秘話化した信号を送出し、または、判定結
果が母音と判定されたサブブロックに対して所定のディ
ジタルデータ列からなるダミースペクトラムを加算した
後に前記ブロック信号系列相互間の置換を行って秘話化
した信号を送出し、受信側で、受信信号の前記ブロック
信号系列相互間の逆置換を行った後に前記サブブロック
毎に音声信号を分析して子音,母音,無音のいずれかを
判定し、判定結果が無音と判定され前記雑音データが加
算されている前記サブブロックから送信側で加算された
前記ディジタルデータ列と同じディジタルデータ列を減
算して再生音声信号を得るようにし、または、判定結果
が母音と判定され前記ダミースペクトラムが加算されて
いる前記サブブロックから送信側で加算された前記ディ
ジタルデータ列と同じディジタルデータ列を減算して再
生音声信号を得るようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0014】本発明は、音声の存在しない区間の背景雑
音も忠実に再現することのできる第一方式と、音声成分
の一部を損なうことなく忠実に再現することのできる第
二方式とがあり、基本的にはこの2つの方式は同様の処
理で実現することができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す信号処理過程に
おける各部の波形図である。図において、(メ)は入力
信号波形である。この入力波形は(ミ)のようにある一
定の長さ(ここでは代表値として320ms)のフレーム
(A,B)に区分化される。続いてこの各々のフレーム
は(シ)のようなある一定の長さ(ここでは代表値とし
て80ms)のブロック(a,b,c,d)にそれぞれ細
分化される。次に分析のために(ヱ)のような一定の長
さ(ここでは代表値として20ms)のサブブロック
(1,2,3,4)に分割される。このサブブロック単
位で従来の第一方式と同様に入力信号を分析し、音声信
号の有無を判定する。判定結果は(ヒ)に示し、音声信
号が存在する場合を〔V〕そうでない場合を〔N〕で示
す。
【0016】この判定結果で音声信号が存在しないとい
う結果〔N〕が得られ、かつそれが2サブブロック以上
続いたとき、(モ)のように雑音用データメモリから雑
音データを送出する。ここで(モ)はディジタルデータ
であるがアナログ表記してあり、又、1サブブロックご
との雑音データは同一のものを使用することとする。次
に、この雑音(モ)を入力信号(メ)に加算し、アナロ
グ表記された信号(セ)を得る。この信号系列(セ)を
従来と同様置換部へ入力し、フレーム内でa,b,c,
dのブロック単位で互いに置換し、(ン)のようにアナ
ログ表記された信号を得る。ここで置換の様子を(ス)
に示す。(ン)の信号系列はディジタルアナログ変換後
伝送され、受信側でアナログディジタル変換後、置換部
に入力されもとの配列に逆置換される。この様子を
(い)に示す。次に信号系列の逆置換がなされたディジ
タル信号(ろ)についても送信側と同様の分析で音声信
号の有無を判定する。この判定結果は(は)に示す。こ
の結果(は)に基づき従来の第一方式と同様の考え方で
雑音データを減算するサブブロックを決定する。(に)
に示すものがそれであり、0のところが雑音データを減
算するサブブロックである。従って(に)に示す判定が
0のときに、信号(ろ)から送信側で使用した雑音用デ
ータと同一のデータを減算すれば、(ほ)に示すように
送信側入力信号(メ)の音声の存在しない背景雑音のみ
のサブブロックにおいても背景雑音を忠実に再現するこ
とができる。
【0017】図2,図3は本発明の第1の実施例の処理
系統図である。図2は送信側の構成例を示す。図におい
て、入力信号(メ)はアナログディジタル(AD)変換
器601でディジタル信号(と)となる。スペクトラム
分析器602はこの信号(と)を周波数領域に変換した
後スペクトラム分析を実行し、スペクトラム包絡の定常
性とピッチ成分の有無(ち)を出力する。これらの情報
(ち)を受けた音声サブブロック検出器603ではサブ
ブロック単位に音声信号を含むか否かの判定(ヒ)を
し、〔N〕と判定されたサブブロックにおいて雑音用デ
ータメモリ604より雑音データ(ぬ)を送出する。一
方、遅延回路605により適正な時間遅延させられた入
力信号(る)と雑音データ(ぬ)を加算器606で加算
し、その出力(セ)を信号系列置換部へ入力して信号系
列の置換を行い、その後ディジタルアナログ変換し送出
する。
【0018】図3は、受信側の構成例を示す。図におい
て、受信側の信号系列置換部より出力された元の信号系
列にもどされた信号(ろ)は、スペクトラム分析器60
7で送信側と同様に周波数領域での分析がなされスペク
トラム包絡の定常性とピッチ成分の有無(を)を出力す
る。これらの情報(を)から、付加雑音サブブロック検
出器608では、周波数領域で雑音区間と判定したサブ
ブロックと雑音区間と判定したサブブロックの一つ前の
音声のサブブロックを付加雑音サブブロックであると判
定し、その判定結果(に)に基づいて、付加雑音サブブ
ロックのときは、雑音用データメモリ609から雑音デ
ータが送出され、それ以外のときは、0を送出する。一
方、減算器612には、遅延回路610によって適正な
時間遅延された元の信号系列にもどっている信号(わ)
が入力され、減算器612によってその信号(わ)か
ら、送信側と同一の雑音データを減算することによっ
て、付加雑音サブブロック時でも、送信側入力信号
(メ)に含まれる背景雑音も復元される。この減算器6
12の出力(か)は、ディジタルアナログ(DA)変換
器611によりアナログ信号(ほ)に変換され音声出力
となる。
【0019】本発明の第2の実施例においても、送信側
で付加する狭帯域信号を受信側で、送信側と同一のデー
タ列の減算により除去すること以外は、従来の第二方式
と同様であるが、その処理によって、従来、狭帯域の帯
域除去フィルタによって、音声成分の一部を損なってし
まうことが回避できる。図4,図5は本発明の第2の実
施例の処理系統図である。図4は送信側の構成例を示
す。図において、入力信号(よ)は、アナログディジタ
ル(AD)変換701でディジタル信号(た)となる。
母音サブブロック検出器702は、この信号(た)を分
析しピッチの有無によって母音か母音でないかの判定結
果(れ)を出力する。この情報(れ)が母音と判定され
たサブブロックにおいて、狭帯域信号用データメモリ7
03から狭帯域信号データ(そ)を送出する。一方、遅
延回路704によって適正な時間遅延させられた入力信
号(つ)と狭帯域信号用データメモリ703の出力
(そ)とを加算器705で加算し、その出力(ね)を信
号系列置換部へ入力して信号系列の置換を行い、その後
ディジタルアナログ変換し送出する。
【0020】図5は受信側の構成例を示す。図におい
て、受信側の信号系列の置換部より出力された元の信号
系列にもどされた信号(な)は、母音サブブロック検出
器706により送信側と同様に分析が行われ分析された
サブブロックが母音区間であるか、そうでないかの判定
結果(ら)を出力する。この情報(ら)に基づいて、狭
帯域信号用データメモリ707からは、母音のときは送
信側と同一の狭帯域信号データを送出し、母音でないと
きは0を送出する。一方、遅延回路708で適正な時間
遅延させられた元の信号系列にもどっている信号(む)
も減算器709に入力されており、この減算器709
で、送信側で加算した狭帯域信号のみを忠実に除去した
信号(う)が得られる。この信号(う)はディジタルア
ナログ(DA)変換器710によってアナログ信号
(の)に変換され音声出力となる。以上説明したよう
に、本発明の第1の実施例では、背景雑音も受信側で再
現することにより、通話における明瞭度が上がる。又、
本発明の第2の実施例では、音声成分の損失が生じない
ため、音声の自然性が向上する。このように、従来の第
1,第2の方式と比較し、秘話強度は保ったまま通話品
質を向上させていることが明らかである。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、秘話強度を高めるために送信側で加算した雑音
を、受信側で他の信号に影響を与えずに加算された雑音
のみを正確に除去するので、送信側の入力信号を受信側
で忠実に再生することができ、高い秘話強度を保ちなが
ら通話品質を向上できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の処理波形図
【図2】本発明の第1の実施例の送信側処理系統図
【図3】本発明の第1の実施例の受信側処理系統図
【図4】本発明の第2の実施例の送信側処理系統図
【図5】本発明の第2の実施例の受信側処理系統図
【図6】従来の第1方式の処理波形図
【図7】従来の第1方式の送信側処理系統図
【図8】従来の第1方式の受信側処理系統図
【図9】従来の第2方式の処理波形図
【図10】従来の第2方式の送信側処理系統図
【図11】従来の第2方式の受信側処理系統図
【符号の説明】
601 AD変換器 602,607 スペクトラム分析器 603 音声サブブロック検出器 604,609 雑音用データメモリ 605,610 遅延回路 606 加算器 608 付加雑音サブブロック検出器 612 減算器 611 DA変換器 701 AD変換器 702,706 母音サブブロック検出器 703,707 狭帯域信号用データメモリ 704,708 遅延回路 705 加算器 709 減算器 710 DA変換器 201 AD変換器 202,207 スペクトラム分析器 203 母音サブブロック検出器 204 雑音発生器 205,210 遅延回路 206 加算器 208 付加雑音サブブロック検出器 209 スイッチ制御回路 212 スイッチ(SW) 213 DA変換器 401 AD変換器 402,406 母音サブブロック検出器 403 狭帯域信号発生器 404,408 遅延回路 405 加算器 407 BEF制御回路 409 BEF 410 DA変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号に変換された音声信号が
    時間領域においてフレーム単位に複数のブロック信号系
    列に分割され該ブロック相互間の置換が行われて秘話化
    された信号が送出され、受信側で該ブロック相互間の逆
    置換により再生音声信号が得られるように構成された秘
    話通信方式において、 送信側で、前記ブロック信号系列を細分化したサブブロ
    ック毎に音声信号分析を行って子音,母音,無音のいず
    れかを判定し、無音と判定されたサブブロックが2つ以
    上連続したとき該2つ以上のサブブロックに対して所定
    のディジタルデータ列からなる雑音データを加算した後
    に前記ブロック信号系列相互間の置換を行って秘話化し
    た信号を送出し、 受信側で、受信信号の前記ブロック信号系列相互間の逆
    置換を行った後に前記サブブロック毎に音声信号を分析
    して子音,母音,無音のいずれかを判定し、無音と判定
    され前記雑音データが加算されている前記サブブロック
    から送信側で加算された前記ディジタルデータ列と同じ
    ディジタルデータ列を減算して再生音声信号を得るよう
    にしたことを特徴とする秘話通信方式。
  2. 【請求項2】 ディジタル信号に変換された音声信号が
    時間領域においてフレーム単位に複数のブロック信号系
    列に分割され該ブロック相互間の置換が行われて秘話化
    された信号が送出され、受信側で該ブロック相互間の逆
    置換により再生音声信号が得られるように構成された秘
    話通信方式において、 送信側で、前記ブロック信号系列を細分化したサブブロ
    ック毎に音声信号分析を行って子音,母音,無音のいず
    れかを判定し、母音と判定されたサブブロックに対して
    所定のディジタルデータ列からなるダミースペクトラム
    を加算した後に前記ブロック信号系列相互間の置換を行
    って秘話化した信号を送出し、 受信側で、受信信号の前記ブロック信号系列相互間の逆
    置換を行った後に前記サブブロック毎に音声信号を分析
    して子音,母音,無音のいずれかを判定し、母音と判定
    され前記ダミースペクトラムが加算されている前記サブ
    ブロックから送信側で加算された前記ディジタルデータ
    列と同じディジタルデータ列を減算して再生音声信号を
    得るようにしたことを特徴とする秘話通信方式。
JP3199896A 1991-07-16 1991-07-16 秘話通信方式 Pending JPH0522284A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001049058A1 (en) * 1999-12-27 2001-07-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Radio communication device and radio communication method
GB2366704A (en) * 1998-08-07 2002-03-13 Roke Manor Research Improvements in or relating to secure communication systems

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