JPH05222979A - エンジンの運転状態制御装置 - Google Patents
エンジンの運転状態制御装置Info
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- JPH05222979A JPH05222979A JP5741392A JP5741392A JPH05222979A JP H05222979 A JPH05222979 A JP H05222979A JP 5741392 A JP5741392 A JP 5741392A JP 5741392 A JP5741392 A JP 5741392A JP H05222979 A JPH05222979 A JP H05222979A
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- opening
- speed
- engine
- throttle valve
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大気汚染物質の排出量を大幅に低減できるエ
ンジンの運転状態制御装置を提供する。 【構成】 エンジンの運転状態制御装置において、吸気
通路5を開閉する絞り弁6の開度を、冷機運転時,過渡
運転時にそれぞれ最大開度より小さい冷機時開度,過渡
時開度に規制する開度規制装置27を設ける。また上記
絞り弁6の開弁速度を、少なくとも冷機運転時及び過渡
運転時に所定速度より遅い冷機時速度,過渡時速度に規
制する開弁速度規制装置30を設ける。
ンジンの運転状態制御装置を提供する。 【構成】 エンジンの運転状態制御装置において、吸気
通路5を開閉する絞り弁6の開度を、冷機運転時,過渡
運転時にそれぞれ最大開度より小さい冷機時開度,過渡
時開度に規制する開度規制装置27を設ける。また上記
絞り弁6の開弁速度を、少なくとも冷機運転時及び過渡
運転時に所定速度より遅い冷機時速度,過渡時速度に規
制する開弁速度規制装置30を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用エンジンに好
適の運転状態制御装置に関し、特に大気汚染物質の排出
量を低減できるようにした絞り弁の開度,及び開弁速度
の制御方法の改善に関する。
適の運転状態制御装置に関し、特に大気汚染物質の排出
量を低減できるようにした絞り弁の開度,及び開弁速度
の制御方法の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では自動車から排出される大気汚染
物質の大幅な低減が要請されている。例えば米国のウル
トラ・ロー・エミッション・ビィークル(ULEV)の
レギュレーションでは、従来の自動車が排出する炭化水
素(HC)の量を約1/10に低減することが要求され
ている。このような大気汚染物質低減要求に対して、従
来から三元触媒コンバータが採用されている。この触媒
は排気ガス中の一酸化炭素(CO)及び炭化水素(H
C)の酸化と、窒素酸化物(NOx )の還元を同時に行
うためのものである。
物質の大幅な低減が要請されている。例えば米国のウル
トラ・ロー・エミッション・ビィークル(ULEV)の
レギュレーションでは、従来の自動車が排出する炭化水
素(HC)の量を約1/10に低減することが要求され
ている。このような大気汚染物質低減要求に対して、従
来から三元触媒コンバータが採用されている。この触媒
は排気ガス中の一酸化炭素(CO)及び炭化水素(H
C)の酸化と、窒素酸化物(NOx )の還元を同時に行
うためのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記三元触媒
コンバータの浄化特性はエンジンに供給される混合気の
空燃比によって大きく変化する。例えば空燃比が薄いほ
ど酸化作用が活発に、還元作用が不活発になり、濃いほ
どその逆になる。そしてこの酸化と還元のバランスがと
れたとき(理論空燃比付近)最も有効に働く。また上記
三元触媒コンバータは、所定温度(約350℃)以上に
暖められた場合に上記触媒機能を完全に発揮する。
コンバータの浄化特性はエンジンに供給される混合気の
空燃比によって大きく変化する。例えば空燃比が薄いほ
ど酸化作用が活発に、還元作用が不活発になり、濃いほ
どその逆になる。そしてこの酸化と還元のバランスがと
れたとき(理論空燃比付近)最も有効に働く。また上記
三元触媒コンバータは、所定温度(約350℃)以上に
暖められた場合に上記触媒機能を完全に発揮する。
【0004】上記三元触媒コンバータを採用した従来の
エンジンでは、上記触媒が活性化した暖機終了後でかつ
定速走行する場合は、排気ガスは略完全に浄化されるの
で上記大気汚染物質は極めて少ない。しかし、上記触媒
が活性化する前の冷機状態で走行する場合は触媒の浄化
能力が充分でなく、また、冷機運転時及び過渡運転時
(例えば急加速時)のように一次的に空燃比が変動する
場合も触媒による浄化能力が充分でない。そのためこの
ような運転域では上記大気汚染物質の排出量が増加す
る。従ってこのような運転域では排気ガス量そのものを
低減することが重要である。
エンジンでは、上記触媒が活性化した暖機終了後でかつ
定速走行する場合は、排気ガスは略完全に浄化されるの
で上記大気汚染物質は極めて少ない。しかし、上記触媒
が活性化する前の冷機状態で走行する場合は触媒の浄化
能力が充分でなく、また、冷機運転時及び過渡運転時
(例えば急加速時)のように一次的に空燃比が変動する
場合も触媒による浄化能力が充分でない。そのためこの
ような運転域では上記大気汚染物質の排出量が増加す
る。従ってこのような運転域では排気ガス量そのものを
低減することが重要である。
【0005】また、一般に絞り弁を一定の速度以上で開
いた場合は、燃料の増量が空気の増量に追随し切れずに
一次的に理論空燃比より希薄になることから触媒の浄化
能力が充分でなくなる。従って特に上述の冷機運転時,
過渡運転時には過度の空燃比変動が行われないようにす
ることが重要である。
いた場合は、燃料の増量が空気の増量に追随し切れずに
一次的に理論空燃比より希薄になることから触媒の浄化
能力が充分でなくなる。従って特に上述の冷機運転時,
過渡運転時には過度の空燃比変動が行われないようにす
ることが重要である。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、大気汚染物質の排出量を大幅に低減できる
エンジンの運転状態制御装置を提供することを目的とし
ている。
れたもので、大気汚染物質の排出量を大幅に低減できる
エンジンの運転状態制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の発明
は、冷機運転時,過渡運転時には排気ガス量そのものを
低減するとの観点にたったエンジンの運転状態制御装置
であり、吸気通路を開閉する絞り弁の開度を、冷機運転
時,過渡運転時にそれぞれ最大開度より小さい冷機時開
度,過渡時開度に規制する開度規制手段を備えたことを
特徴としている。
は、冷機運転時,過渡運転時には排気ガス量そのものを
低減するとの観点にたったエンジンの運転状態制御装置
であり、吸気通路を開閉する絞り弁の開度を、冷機運転
時,過渡運転時にそれぞれ最大開度より小さい冷機時開
度,過渡時開度に規制する開度規制手段を備えたことを
特徴としている。
【0008】また請求項2の発明は、特に冷機運転時,
過渡運転時には過度の空燃比変動が行われないようにす
るとの観点にたったエンジンの運転状態制御装置であ
り、吸気通路を開閉する絞り弁の開弁速度を、少なくと
も冷機運転時及び過渡運転時に所定速度より遅い冷機時
速度,過渡時速度に規制する開弁速度規制手段を備えた
ことを特徴としている。
過渡運転時には過度の空燃比変動が行われないようにす
るとの観点にたったエンジンの運転状態制御装置であ
り、吸気通路を開閉する絞り弁の開弁速度を、少なくと
も冷機運転時及び過渡運転時に所定速度より遅い冷機時
速度,過渡時速度に規制する開弁速度規制手段を備えた
ことを特徴としている。
【0009】ここで本発明における冷機運転時とは、例
えばエンジン冷却水温度が60℃以下の暖機完了までの
状態、あるいは触媒温度が例えば300℃以下の不活性
状態をいう。また本発明における過渡運転時とは、例え
ば低負荷状態から中負荷状態に、あるいはさらに高負荷
状態に変化する場合をいい、具体的には例えば加速時等
にアクセルペダルを深く踏み込むとそれに応じてエンジ
ン回転数が高くなっていく状態をいう。
えばエンジン冷却水温度が60℃以下の暖機完了までの
状態、あるいは触媒温度が例えば300℃以下の不活性
状態をいう。また本発明における過渡運転時とは、例え
ば低負荷状態から中負荷状態に、あるいはさらに高負荷
状態に変化する場合をいい、具体的には例えば加速時等
にアクセルペダルを深く踏み込むとそれに応じてエンジ
ン回転数が高くなっていく状態をいう。
【0010】また請求項1の発明における絞り弁開度の
規制値は、一定値に固定する必要はなく、例えば図1に
示すように、冷却水温度,触媒温度の変化に応じて変化
させることが望ましい。
規制値は、一定値に固定する必要はなく、例えば図1に
示すように、冷却水温度,触媒温度の変化に応じて変化
させることが望ましい。
【0011】また請求項2の発明における絞り弁の開速
度の規制値についても一定値に固定する必要はなく、例
えば図2に示すように、冷却水温度,触媒温度の変化に
応じて変化させることが望ましい。
度の規制値についても一定値に固定する必要はなく、例
えば図2に示すように、冷却水温度,触媒温度の変化に
応じて変化させることが望ましい。
【0012】
【作用】請求項1の発明に係るエンジンの運転状態制御
装置によれば、冷機運転時,過渡運転時には、絞り弁開
度が最大開度より小さい冷機時開度,過渡時開度に規制
される。従って、触媒が活性化していない,及び空燃比
が一次的に変動することから浄化能力が充分でない冷機
運転時,及び過渡運転時には排気ガス量そのものが低減
され、その結果それだけ大気汚染物質の排出量が減少す
る。
装置によれば、冷機運転時,過渡運転時には、絞り弁開
度が最大開度より小さい冷機時開度,過渡時開度に規制
される。従って、触媒が活性化していない,及び空燃比
が一次的に変動することから浄化能力が充分でない冷機
運転時,及び過渡運転時には排気ガス量そのものが低減
され、その結果それだけ大気汚染物質の排出量が減少す
る。
【0013】また請求項2の発明に係るエンジンの運転
状態制御装置によれば、少なくとも冷機運転時,過渡運
転時には、絞り弁の開速度が所定速度以下に規制され
る。従って、特に冷機運転時,過渡運転時において空燃
比が過度に変動することはないので触媒の浄化能力を保
持でき、それだけ大気汚染物質の排出量を減少できる。
状態制御装置によれば、少なくとも冷機運転時,過渡運
転時には、絞り弁の開速度が所定速度以下に規制され
る。従って、特に冷機運転時,過渡運転時において空燃
比が過度に変動することはないので触媒の浄化能力を保
持でき、それだけ大気汚染物質の排出量を減少できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1ないし図5は請求項1,2の発明の一実施例に
よるエンジンの運転状態制御装置を説明するための図で
あり、図1は絞り弁開度の規制値を示す図、図2は絞り
弁の開速度の規制値を示す図、図3はエンジン駆動と電
動駆動との配分を示すマップ図、図4は本実施例装置の
模式構成図、図5は本実施例装置を備えた自動車の模式
構成図である。
る。図1ないし図5は請求項1,2の発明の一実施例に
よるエンジンの運転状態制御装置を説明するための図で
あり、図1は絞り弁開度の規制値を示す図、図2は絞り
弁の開速度の規制値を示す図、図3はエンジン駆動と電
動駆動との配分を示すマップ図、図4は本実施例装置の
模式構成図、図5は本実施例装置を備えた自動車の模式
構成図である。
【0015】図4,図5において、1は本実施例装置を
備えた自動車である。該自動車1はガソリンエンジン
2,及び発電機能を有する電動機3を備えたハイブリッ
ド車であり、上記エンジン2によって後輪4を駆動する
エンジン駆動と、電動機3によって後輪4を駆動する電
動駆動とを選択的に、あるいは同時に行うことができる
ように構成されている。
備えた自動車である。該自動車1はガソリンエンジン
2,及び発電機能を有する電動機3を備えたハイブリッ
ド車であり、上記エンジン2によって後輪4を駆動する
エンジン駆動と、電動機3によって後輪4を駆動する電
動駆動とを選択的に、あるいは同時に行うことができる
ように構成されている。
【0016】上記エンジン2に接続された吸気通路5に
は、該通路5を開閉する絞り弁6が回動自在に配設され
ている。この絞り弁6は、アーム7,ケーブル8,ばね
9を介してアクセルペダル10に接続されている。上記
ばね9のばね特性は、通常のアクセル踏み込み動作を行
った場合はほとんど伸びることなく該動作をそのまま絞
り弁6に伝達でき、かつ絞り弁6の開度が外部から規制
された場合は伸びてその後の踏み込み操作にほとんど支
障のないように設定されている。なお11は吸気通路負
圧を検出する圧力センサ、36はアクセルペダル10の
踏み込み量を検出するアクセル開度センサである。
は、該通路5を開閉する絞り弁6が回動自在に配設され
ている。この絞り弁6は、アーム7,ケーブル8,ばね
9を介してアクセルペダル10に接続されている。上記
ばね9のばね特性は、通常のアクセル踏み込み動作を行
った場合はほとんど伸びることなく該動作をそのまま絞
り弁6に伝達でき、かつ絞り弁6の開度が外部から規制
された場合は伸びてその後の踏み込み操作にほとんど支
障のないように設定されている。なお11は吸気通路負
圧を検出する圧力センサ、36はアクセルペダル10の
踏み込み量を検出するアクセル開度センサである。
【0017】また上記エンジン2に接続された排気通路
12には、三元触媒コンバータ13が配設されている。
該コンバータ13は、排気ガス中の一酸化炭素(CO)
及び炭化水素(HC)の酸化と、窒素酸化物(NOx )
の還元を同時に行うためのものである。なお、14は触
媒温度を検出する触媒温度センサ、19はエンジンの冷
却水温度を検出する水温センサ、20はエンジン回転数
を検出する回転数センサである。
12には、三元触媒コンバータ13が配設されている。
該コンバータ13は、排気ガス中の一酸化炭素(CO)
及び炭化水素(HC)の酸化と、窒素酸化物(NOx )
の還元を同時に行うためのものである。なお、14は触
媒温度を検出する触媒温度センサ、19はエンジンの冷
却水温度を検出する水温センサ、20はエンジン回転数
を検出する回転数センサである。
【0018】15は上記エンジン2の出力側に接続され
た自動変速機であり、その出力軸はプロペラシャフト1
6,デファレンシャル17を介して上記後輪4に連結さ
れている。またこの自動変速機15のクラッチ18は、
通常は一般的な流体コンバータ式のものと同様にエンジ
ン出力を該変速機15に伝達し、かつ外部信号により該
変速機15とエンジン2とを遮断可能に構成されてい
る。
た自動変速機であり、その出力軸はプロペラシャフト1
6,デファレンシャル17を介して上記後輪4に連結さ
れている。またこの自動変速機15のクラッチ18は、
通常は一般的な流体コンバータ式のものと同様にエンジ
ン出力を該変速機15に伝達し、かつ外部信号により該
変速機15とエンジン2とを遮断可能に構成されてい
る。
【0019】上記電動機3の出力軸21は上記自動変速
機15のカウンタシャフト22にベルト23で連結され
ており、従って常時上記プロペラシャフト16に連結さ
れている。またこの電動機3は、互いに並列接続された
インバータスイッチ24,ダイオード25を介してバッ
テリ26に接続されている。上記クラッチ18がオフ
(遮断)のとき、及びエンジン回転速度が所定値より低
い場合はバッテリ電力が上記インバータスイッチ24を
介して上記電動機3に供給され、これにより該電動機3
は、後輪4を駆動する駆動源となる。また上記電動機3
は上記クラッチ18がオン(接続)し、かつエンジン回
転速度が所定値より高い場合、及び車両減速時には発電
機として機能し、該発電された電力は上記ダイオード2
5を介して上記バッテリ26に供給される。
機15のカウンタシャフト22にベルト23で連結され
ており、従って常時上記プロペラシャフト16に連結さ
れている。またこの電動機3は、互いに並列接続された
インバータスイッチ24,ダイオード25を介してバッ
テリ26に接続されている。上記クラッチ18がオフ
(遮断)のとき、及びエンジン回転速度が所定値より低
い場合はバッテリ電力が上記インバータスイッチ24を
介して上記電動機3に供給され、これにより該電動機3
は、後輪4を駆動する駆動源となる。また上記電動機3
は上記クラッチ18がオン(接続)し、かつエンジン回
転速度が所定値より高い場合、及び車両減速時には発電
機として機能し、該発電された電力は上記ダイオード2
5を介して上記バッテリ26に供給される。
【0020】27は絞り弁6の開度を規制する開度規制
装置であり、これは絞り弁6の上記アーム7に当接して
該アーム7の最大回動角度を規制するカムストッパ28
と、該カムストッパ28を回動させることにより上記規
制開度を変化させるパルスモータ29とで構成されてい
る。
装置であり、これは絞り弁6の上記アーム7に当接して
該アーム7の最大回動角度を規制するカムストッパ28
と、該カムストッパ28を回動させることにより上記規
制開度を変化させるパルスモータ29とで構成されてい
る。
【0021】30は上記絞り弁6の開弁速度を規制する
開弁速度規制装置であり、これはピストン31aを内蔵
するシリンダ31と、該シリンダ31の上記ピストン3
1aで画成された一方の室から他方の室に作動油を循環
させる循環通路32とで構成されている。上記ピストン
31aのロッドは上記絞り弁6のアーム7に当接してい
る。また上記循環通路32には上記ピストン31aの図
示右方(絞り弁6の閉じ方向)への移動のみを自由とす
る逆止弁33と、図示左方への移動速度(絞り弁6の開
速度)を調整するめの流量調整弁34が介設されてい
る。
開弁速度規制装置であり、これはピストン31aを内蔵
するシリンダ31と、該シリンダ31の上記ピストン3
1aで画成された一方の室から他方の室に作動油を循環
させる循環通路32とで構成されている。上記ピストン
31aのロッドは上記絞り弁6のアーム7に当接してい
る。また上記循環通路32には上記ピストン31aの図
示右方(絞り弁6の閉じ方向)への移動のみを自由とす
る逆止弁33と、図示左方への移動速度(絞り弁6の開
速度)を調整するめの流量調整弁34が介設されてい
る。
【0022】35はエンジン運転状態を制御するCPU
であり、これは上記各センサ11,19,20,14,
36からの吸気圧信号a,水温信号b,回転数信号c,
触媒温度信号d,アクセル開度信号eが入力され、上記
クラッチ18,自動変速機15,インバータスイッチ2
4,パルスモータ29,流量調整弁34にそれぞれ駆動
信号A〜Eを出力する。
であり、これは上記各センサ11,19,20,14,
36からの吸気圧信号a,水温信号b,回転数信号c,
触媒温度信号d,アクセル開度信号eが入力され、上記
クラッチ18,自動変速機15,インバータスイッチ2
4,パルスモータ29,流量調整弁34にそれぞれ駆動
信号A〜Eを出力する。
【0023】次に本実施例の作用効果を説明する。本実
施例自動車1では、図3に示すように、ガソリンエンジ
ン2で後輪4を駆動するエンジン駆動と、電動機3で駆
動する電動駆動とが選択的に、又は同時に行われる。
施例自動車1では、図3に示すように、ガソリンエンジ
ン2で後輪4を駆動するエンジン駆動と、電動機3で駆
動する電動駆動とが選択的に、又は同時に行われる。
【0024】例えば水温,触媒温度が低温でかつ低負荷
の状態(図3の領域イ)では電動駆動のみが行われる。
この場合、CPU35からの駆動信号Aによりクラッチ
18がオフし、駆動信号Bにより自動変速機15が車両
速度に応じた速度段となり、また開度規制装置27への
開度規制信号Dがファストアイドル開度(図1のT1参
照)となり、開弁速度規制装置30への速度規制信号E
が零速度(図2のT1参照)となり、さらに駆動信号C
によりインバータスイッチ24が電動機3への電力を要
求車両速度等に応じた値とする。
の状態(図3の領域イ)では電動駆動のみが行われる。
この場合、CPU35からの駆動信号Aによりクラッチ
18がオフし、駆動信号Bにより自動変速機15が車両
速度に応じた速度段となり、また開度規制装置27への
開度規制信号Dがファストアイドル開度(図1のT1参
照)となり、開弁速度規制装置30への速度規制信号E
が零速度(図2のT1参照)となり、さらに駆動信号C
によりインバータスイッチ24が電動機3への電力を要
求車両速度等に応じた値とする。
【0025】これにより、パルスモータ29がカムスト
ッパ28をファストアイドル開度位置に回動させ、また
流量調整弁34が循環通路32を閉じる。そのため絞り
弁6は、アクセルペダル10の踏み込み量,踏み込み速
度に関わらずファストアイドル開度,零速度に規制さ
れ、その結果エンジン2はアイドル状態で暖機が進むの
を待つこととなる。またこの場合は、アクセルペダル1
0の踏み込み量,速度に応じた駆動信号Cによりインバ
ータスイッチ24が電動機3への電力を調整し、該自動
車1は電動駆動のみで走行する。
ッパ28をファストアイドル開度位置に回動させ、また
流量調整弁34が循環通路32を閉じる。そのため絞り
弁6は、アクセルペダル10の踏み込み量,踏み込み速
度に関わらずファストアイドル開度,零速度に規制さ
れ、その結果エンジン2はアイドル状態で暖機が進むの
を待つこととなる。またこの場合は、アクセルペダル1
0の踏み込み量,速度に応じた駆動信号Cによりインバ
ータスイッチ24が電動機3への電力を調整し、該自動
車1は電動駆動のみで走行する。
【0026】また水温が上昇し、かつ低負荷の状態(図
3の領域ロ)でも上記各駆動信号A,B,Cは領域イの
場合と同様に設定され、電動駆動のみが行われる。しか
しこの領域では絞り弁開度,開弁速度は上記領域イの場
合より大きい開度,速い速度(図1,図2のT2部分)
に規制される。一方、この温度状態で中負荷(領域ハ)
になると、クラッチ18がオンとなり、エンジン駆動と
電動駆動が併用して行われる。
3の領域ロ)でも上記各駆動信号A,B,Cは領域イの
場合と同様に設定され、電動駆動のみが行われる。しか
しこの領域では絞り弁開度,開弁速度は上記領域イの場
合より大きい開度,速い速度(図1,図2のT2部分)
に規制される。一方、この温度状態で中負荷(領域ハ)
になると、クラッチ18がオンとなり、エンジン駆動と
電動駆動が併用して行われる。
【0027】また水温がさらに上昇すると(図1,図2
のT3部分)暖機完了と判定して、絞り弁開度,開弁速
度の規制は解除される。この温度状態でかつ低負荷,中
負荷の場合(領域ニ,ホ)では、電動機3への電力供給
が遮断される。これによりエンジン駆動のみが行われる
とともに、電動機3はエンジンにより回転駆動され、発
電機として機能し、発生した電力はダイオード25を通
ってバッテリ26を充電することとなる。さらにまた上
記T3の温度状態で、かつ高負荷の場合は、エンジン駆
動と電動駆動とが併用して行われる。
のT3部分)暖機完了と判定して、絞り弁開度,開弁速
度の規制は解除される。この温度状態でかつ低負荷,中
負荷の場合(領域ニ,ホ)では、電動機3への電力供給
が遮断される。これによりエンジン駆動のみが行われる
とともに、電動機3はエンジンにより回転駆動され、発
電機として機能し、発生した電力はダイオード25を通
ってバッテリ26を充電することとなる。さらにまた上
記T3の温度状態で、かつ高負荷の場合は、エンジン駆
動と電動駆動とが併用して行われる。
【0028】またエンジン駆動時において、車両の減速
時には、クラッチ18がオフとなり、エンジンブレーキ
を作用させず、この減速力で電動機3を回転駆動する。
これにより該電動機3が発電を行うとともに制動力を発
生する。
時には、クラッチ18がオフとなり、エンジンブレーキ
を作用させず、この減速力で電動機3を回転駆動する。
これにより該電動機3が発電を行うとともに制動力を発
生する。
【0029】さらにまた図示していないが、運転域が低
負荷域から中負荷域に、あるいはさらに高負荷域に変化
する過渡運転域においては、上記暖機が完了した後でも
絞り弁開度を全開より小さい過渡時開度に規制する。こ
の規制開度は、エンジンの暖機の進行状態に応じて次第
に大きい値に設定される。また絞り弁の開速度について
も同様である。
負荷域から中負荷域に、あるいはさらに高負荷域に変化
する過渡運転域においては、上記暖機が完了した後でも
絞り弁開度を全開より小さい過渡時開度に規制する。こ
の規制開度は、エンジンの暖機の進行状態に応じて次第
に大きい値に設定される。また絞り弁の開速度について
も同様である。
【0030】このように本実施例では、冷機運転域及び
過渡運転域においては、絞り弁6の開度,開弁速度を暖
機の進行状態に応じた開度,速度に規制したので、触媒
コンバータ13の温度が低いことに起因して、あるいは
空燃比が一次的に変動することに起因して触媒機能が不
十分の状態では、排気ガス量自体を低減でき、それだけ
大気汚染物質を低減できる。また絞り弁を急速に開いた
ことにより空燃比が希薄になるのを防止でき大気汚染物
質の低減を図ることができる。
過渡運転域においては、絞り弁6の開度,開弁速度を暖
機の進行状態に応じた開度,速度に規制したので、触媒
コンバータ13の温度が低いことに起因して、あるいは
空燃比が一次的に変動することに起因して触媒機能が不
十分の状態では、排気ガス量自体を低減でき、それだけ
大気汚染物質を低減できる。また絞り弁を急速に開いた
ことにより空燃比が希薄になるのを防止でき大気汚染物
質の低減を図ることができる。
【0031】そして本実施例では、絞り弁開度,開弁速
度を規制するとともに、該規制領域では電動駆動のみを
行い、あるいは電動駆動とエンジン駆動とを併用して行
うようにしたので、エンジン出力が制限される冷機運転
時,過渡運転時においても必要な車両運転能力を確保で
きる。
度を規制するとともに、該規制領域では電動駆動のみを
行い、あるいは電動駆動とエンジン駆動とを併用して行
うようにしたので、エンジン出力が制限される冷機運転
時,過渡運転時においても必要な車両運転能力を確保で
きる。
【0032】なお、上記実施例では、エンジン駆動と電
動駆動とを選択的又は同時に行うハイブリッド車両につ
いて説明したが、本発明はガソリンエンジン,あるいは
LPGエンジンのみを搭載した車両にも勿論採用可能で
ある。
動駆動とを選択的又は同時に行うハイブリッド車両につ
いて説明したが、本発明はガソリンエンジン,あるいは
LPGエンジンのみを搭載した車両にも勿論採用可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係るエン
ジンの運転状態制御装置によれば、冷機運転時,過渡運
転時には絞り弁開度を最大開度より小さい開度に規制し
たので、触媒の浄化能力が充分でない冷機運転時,過渡
運転時には排気ガス量そのものを低減でき、その結果大
気汚染物質の排出量を低減できる効果がある。また請求
項2の発明によれば、少なくとも冷機運転時,過渡運転
時には絞り弁の開弁速度を所定速度以下に規制したの
で、空燃比が希薄になるのを防止でき、その結果触媒の
浄化能力を保持して大気汚染物質の排出量を低減できる
効果がある。
ジンの運転状態制御装置によれば、冷機運転時,過渡運
転時には絞り弁開度を最大開度より小さい開度に規制し
たので、触媒の浄化能力が充分でない冷機運転時,過渡
運転時には排気ガス量そのものを低減でき、その結果大
気汚染物質の排出量を低減できる効果がある。また請求
項2の発明によれば、少なくとも冷機運転時,過渡運転
時には絞り弁の開弁速度を所定速度以下に規制したの
で、空燃比が希薄になるのを防止でき、その結果触媒の
浄化能力を保持して大気汚染物質の排出量を低減できる
効果がある。
【図1】請求項1の発明の一実施例によるエンジンの運
転状態制御装置における絞り弁開度の規制値を示す特性
図である。
転状態制御装置における絞り弁開度の規制値を示す特性
図である。
【図2】請求項2の発明の一実施例によるエンジンの運
転状態制御装置における絞り弁の開速度の規制値を示す
特性図である。
転状態制御装置における絞り弁の開速度の規制値を示す
特性図である。
【図3】上記両実施例におけるエンジン駆動,電動駆動
の選択,併用状態を示す特性図である。
の選択,併用状態を示す特性図である。
【図4】上記両実施例装置を備えたエンジンの模式構成
図である。
図である。
【図5】上記両実施例装置を備えた自動車の模式構成図
である。
である。
2 エンジン 5 吸気通路 6 絞り弁 27 開度規制装置 30 開速度規制装置
Claims (2)
- 【請求項1】 吸気通路を開閉する絞り弁の開度を、冷
機運転時,過渡運転時にそれぞれ最大開度より小さい冷
機時開度,過渡時開度に規制する開度規制手段を備えた
ことを特徴とするエンジンの運転状態制御装置。 - 【請求項2】 吸気通路を開閉する絞り弁の開弁速度
を、少なくとも冷機運転時,過渡運転時に所定速度より
遅い冷機時速度,過渡時速度に規制する開弁速度規制手
段を備えたことを特徴とするエンジンの運転状態制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5741392A JP3172240B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | エンジンの運転状態制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5741392A JP3172240B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | エンジンの運転状態制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05222979A true JPH05222979A (ja) | 1993-08-31 |
| JP3172240B2 JP3172240B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=13054965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5741392A Expired - Fee Related JP3172240B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | エンジンの運転状態制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3172240B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009108745A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のスロットル弁制御装置 |
| JP2014210566A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-11-13 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御システム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6046428B2 (ja) * | 2012-09-07 | 2016-12-14 | 帝人株式会社 | 放射線遮蔽性シート |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP5741392A patent/JP3172240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009108745A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のスロットル弁制御装置 |
| JP2014210566A (ja) * | 2013-04-03 | 2014-11-13 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御システム |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3172240B2 (ja) | 2001-06-04 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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