JPH05223476A - ヒートパイプローラおよびそれに用いる温度センサ - Google Patents

ヒートパイプローラおよびそれに用いる温度センサ

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JPH05223476A
JPH05223476A JP4192086A JP19208692A JPH05223476A JP H05223476 A JPH05223476 A JP H05223476A JP 4192086 A JP4192086 A JP 4192086A JP 19208692 A JP19208692 A JP 19208692A JP H05223476 A JPH05223476 A JP H05223476A
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roller
tubular body
heat pipe
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ヒューズ マーティン
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    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒートパイプのセンサから出力される信号と
干渉する電気的ノイズを発生させることなく、構造が簡
単で製造コストの低減を図ったヒートパイプローラおよ
びこれに用いる温度センサを提供する。 【構成】 主チャンバ(6)を有する外側の管体(4)
とヒータ(10)とセンサ(20)とを具え、センサ
(20)は、主チャンバ(6)と連通し管体(4)上に
設けられるとともに主チャンバ(6)の温度変化と応動
する可動部材(21)と、回転軸線(17)近傍に位置
しセンサ(20)の電気的特性を計測する手段と連結さ
れる固定部材(22)とを具えたヒートパイプローラお
よびそれに用いる温度センサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒートパイプローラ
と、特にヒートパイプローラに使用する温度センサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ヒートパイプローラは、内部チャンバを
有する回転可能な外側の管体を含んだ装置である。この
チャンバには液体が入れられており、使用に際して、液
体が内部ないしは外部のヒータにより加熱されると、液
体の一部は蒸気となる。蒸気となった一部は外側の管体
の内表面に凝結し、凝結による潜熱を発生させ、外側の
管体を加熱する。
【0003】従来のヒートパイプローラにおいては、外
側の管体は、これと同心の内側の管体の端部と対応する
端部においてシールされ、両管体において閉じられた環
状のチャンバを形成している。チャンバは減圧され、か
つ、蒸気と平衡する液体を含んでいる。内側の管体の外
径部には、微細メッシュ材を多層にした吸着材(wic
k)が配設される。チャンバに封入された液体は、この
吸着材へ毛細管現象により充填される。輻射型ヒータ、
例えば線形抵抗型ヒータは、内側の管体の内表面を加熱
するために用いられ、チャンバ内の液体が蒸気となり、
外側管体の内表面に凝結し、この過程において凝結によ
る潜熱を発生させる。もし外側の管体の特定の部分が、
例えば管体に冷却物質を加えた結果として、管体の他の
部分より冷たくなったのであれば、冷却部分における凝
結速度は上昇する。これは、その部分により多くの熱が
移動したことであり、管体の他の部分と同じ温度に戻る
傾向を示す。したがって、外側の管体の表面温度の変化
を補償する傾向のチャンバにおける蒸気の凝結速度の変
化により、外側の管体上に相対的に均一な温度分配を維
持することが可能となる。かかる装置の実例は、米国特
許第4,172,976号および第4,229,644
号(並木および他の者)において開示されている。
【0004】ヒートパイプローラは、特に「乾銀」工程
を使用しフィルム上に写真画像を現像するための装置に
用いるのが好適である。かかる装置においては、フィル
ムは、可撓性を有するベルト手段により外側の管体の外
表面と密着保持され、ヒートパイプローラは、画像を現
像するに際し要求される厳密に決められた温度にフィル
ムを均等に加熱するように機能する。公表されたデータ
および実験によれば、ヒートパイプローラの外側の管体
の外表面全体でわずか±0.5℃の誤差内に表面温度を
維持することが可能である。このようなローラの温度を
監視するため、チャンバ内の蒸気の温度ないしは圧力を
適切に監視する温度ないしは圧力センサを使用すること
は知られている。公知のセンサは回転ローラ上に設けら
れ、スリップリングが通常、センサを制御および計測す
るための機器(ローラとともには回転しない)と連結す
るのに使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構造における第1
の問題は、スリップリングが、特に低速運転時に、ヒー
トパイプの温度ないしは圧力センサから出力される信号
と干渉する電気的ノイズを発生させることである。この
ノイズは、ヒートパイプローラが目指す厳格な温度制御
の利点を減少ないしは否定することになる。さらに、ス
リップリングは、装置の複雑性およびコストを増加せし
める。このスリップリングの使用を避けるために、セン
サからの信号を転送する試みが、ヒートパイプローラと
枠体間のカップリングを誘導方式,静電容量方式,光学
方式ないしはラジオ周波数を利用する方式で行われてい
る。しかしながら、これらすべての試みは、ローラ上に
設けられる耐熱電子回路が必要になり、その結果、製造
コストが上昇する。
【0006】公知のヒートパイプローラにおける第2の
問題は、チャンバ内における非凝結性の気体(一般的に
は水素)が腐蝕ないしは触媒作用の結果、生成されるこ
とにより生ずる。かかる気体は、外側の管体へ熱を移動
するのに全く貢献しないばかりでなく、外側の管体の内
表面をガスシールすることになる。この結果、管体の内
表面に蒸気が到達するのが妨げられ、パイプの作動が阻
止ないしは妨げられる。公知のシステムでは、この問題
を解決するための試みとして、液体および管体材料の慎
重な選定やヒートパイプローラ製造中の清浄化が行われ
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、第1に、流体を収容する内部の主チャンバ
を有する回転可能な外側の管体と、前記流体したがって
前記管体を加熱操作可能なヒータと、センサとを具え、
前記センサは、前記主チャンバと連通するとともに前記
管体と同時に回転すべく前記管体上に設けられた可動部
材と、前記管体の回転軸線近傍に位置し前記管体と前記
相対関係を有することにより前記管体が回転しても回転
しない固定部材とを具え、この固定部材は前記センサの
電気的特性を計測するための手段と連結するように適合
されており、前記可動部材は前記主チャンバにおける温
度変化ないしは温度にかかわる物理的変化に応動し、こ
れにより前記センサの電気的特性において対応する変化
を生ぜしめるように配列されていることを特徴とするヒ
ートパイプローラにある。
【0008】また、第2の発明は、ローラは、流体を収
容する内部の主チャンバを有する回転可能な外側の管体
と、前記流体したがって前記管体を加熱操作可能なヒー
タとを具え、センサは、前記主チャンバと連通し得ると
ともに前記管体と同時に回転すべく前記外側の管体上に
設けられた可動部材と、前記管体の回転軸線近傍に位置
するように設けられ前記管体が回転しても回転しない固
定部材とを具え、この固定部材は前記センサの電気的特
性を計測するための手段と連結するように適合されてお
り、前記可動部材は前記主チャンバにおける温度変化な
いしは温度にかかわる物理的変化に応動し、これにより
前記電気的特性において対応する変化を生ぜしめるよう
に配列されていることを特徴とするヒートパイプローラ
に用いる温度センサにある。
【0009】さらに、第3の発明は、回転可能な外側の
管体に設けられる内部の主チャンバ内の液体は、使用に
際して、ヒータにより気化され、続いて前記外側の管体
を加熱すべく前に外側の管体の内表面上に凝結し、ロー
ラは前記主チャンバと連通する副チャンバを具え、使用
に際して、前記副チャンバは相対的に冷たく、前記ロー
ラ作動の結果として生じる非凝結性の気体が前記副チャ
ンバに集まる傾向を示すべく配列されていることを特徴
とするヒートパイプローラにある。
【0010】なお、本発明の最良の実施態様として、前
記固定部材は電流が流れる導電性要素を具え、前記可動
部材は前記固定および可動の両部材間の距離が変化する
ように移動可能であり、この移動により前記センサのイ
ンダクタンスが変化せしめられるものであってもよい。
【0011】前記可動部材の移動は、前記外側の管体の
回転軸線に沿うものであってもよい。
【0012】前記固定部材は少なくとも1つのコイルを
具え、前記可動部材は強磁性体要素を具えるものであっ
てもよい。
【0013】前記センサは可変差動変圧器を具え、前記
固定部材に設けられるプライマリおよびセカンダリのコ
イルと、前記可動部材に設けられるコアピースを有する
ものであってもよい。
【0014】前記コアピースは、前記管体の回転軸線と
ほぼ同一の軸線に関し回転対称をなすものであってもよ
い。
【0015】前記固定部材は、ベアリングを介して回転
可能な管体上に設けられ、前記ベアリングは前記管体を
前記固定部材に関しその軸線を中心に回転可能とするも
のでもよい。
【0016】前記ベアリングはテーパ付であり、前記固
定部材をバイアス手段により前記ベアリングに対し押し
付けるものであってもよい。
【0017】前記可動部材は、前記温度変化と相関する
前記主チャンバ内の蒸気圧の変化に応動するものであっ
てもよい。
【0018】前記可動部材はベローズを具えるものであ
ってもよい。
【0019】前記ヒートパイプローラは、さらに、内側
の管体と、この内側および前記外側の管体間に形成され
る前記主チャンバと、前記外側の管体の軸線に沿って設
けられるとともに1ないしはそれ以上の導管を介して前
記主チャンバと連通するベローズとを具えるものであっ
てもよい。
【0020】前記ベローズと隣接し前記主チャンバと連
通する副チャンバが設けられ、前記副チャンバが前記主
チャンバよりほぼ冷たいように配列されてもよい。
【0021】前記副チャンバは圧力逃げ装置を具え、こ
れにより副チャンバ内の圧力が予め決定された安全基準
を越えるのを防止するものであってもよい。
【0022】前記副チャンバは前記センサに組み込まれ
たものであってもよい。
【0023】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明に係るヒートパイプローラないしはこれに用いる温度
センサについて説明する。
【0024】図1および図2は、一端に拡径された端部
3が形成された内側の管体2と、他端に縮径された端部
5が形成された外側の管体4とを具えるヒートパイプロ
ーラ1を示したものである。両端部3および5は2つの
端部リップを形成し、この端部リップにおいて、管体2
および4は相互にシールされ、両管体2および4間で閉
じられた環状の主チャンバ6を形成している。主チャン
バ6は減圧され、内側の管体2の外表面にはメッシュ状
の吸着材(wick)7が巻回されるとともに、蒸気と
なる水も封入されている。水は主チャンバ6の底部に貯
まり11(図2)となって集まり、吸着材7に吸収され
る。
【0025】管体2および4は一端部8において開口
し、軸線方向にのびるアーム9が突出している。アーム
9には2つの輻射型ヒータ10が配設され、主チャンバ
6内の液体を加熱するように操作でき、これによって液
体は蒸気となり、続いて外側の管体4の内表面で凝結す
る。ヒータ10は、線形抵抗型のヒータないしは赤外線
タングステン・ハロゲンランプが用いられる。管体2お
よび4の開口端部8は、支持ローラ13により、枠体1
2上に支持される。管体2および4の他端部はプレート
14によって閉蓋され、プレート14からは管状のシャ
フト15が突出している。このシャフト15はベアリン
グ16を介して枠体12上に支持され、これにより管体
2および4は軸線17を中心に回転する。公知の駆動機
構(不図示)も枠体12上に配設され、管体2および4
を軸線17を中心に回転すべく作動可能である。シャフ
ト15にはセンサ20の構成要素の一部が配設され、チ
ャンバ6内の蒸気圧、したがって温度が計測される。
【0026】図3は、エンドキャップ18内に位置する
シャフト15を示したものである。センサ20は、可動
部材21と固定部材22とによって構成される。可動部
材21は、副チャンバ24を有する中心部材23を具え
ている。中心部材23は軸線17近傍に位置する。副チ
ャンバ24は、主チャンバ6と、内側の管体2および中
心部材23に形成された内孔を貫通して突出する放射状
に配設された3本の導管25により連通している。さら
に、副チャンバ24は、シール可能な充填用および減圧
用管体26,ベローズ27およびバーストディスク19
を具える圧力逃し装置とも連通する。
【0027】ベローズ27は、端部フランジ29を有す
る支持体28に付設される。圧縮スプリング30は、フ
ランジ29とシャフト15に付設されたスリーブ34の
一端に形成された肩部31との間で作用する。支持体2
8は、リニアベアリング35により軸方向位置の一端で
保持されるとともに、支持体28には、シャフト37の
端部に支持されている円柱状のコアピース36も付設さ
れ、直線状に変形可能な差動変圧器(linear v
arialbe differentialtrans
former:LVDT)の一部を構成する。コアピー
ス36は、可動部材21の一部を構成することも明らか
である。前記差動変圧器は、固定部材22の一部を構成
する端板38に付設されるコイル50を有するととも
に、コイル50を適切な制御および計測装置に連結する
ためのコネクタ(不図示)を具えている。端板38は、
シャフト15上にテーパ付のローラベアリング40を介
して配設されるとともに、ローラベアリング40に対
し、エンドキャップ18と端板38との間で作用する圧
縮スプリング41によって保持される。さらに、端板3
8には心棒44が突出する挿入孔43が設けられてい
る。
【0028】使用するに際して、管体2および4が回転
すると、中心部材23,ベローズ27,支持体28およ
びコアピース36も軸線17を中心に回転する。しかし
ながら、固定部材22は、ローラ1とともに回転しよう
としても、スプリング41に生ずる捩り荷重および心棒
44の挿入孔43への係合により阻止されることにな
る。また、主チャンバ6における温度の上昇は、これと
対応する蒸気圧の上昇をもたらすことになる。これは、
同様に、ベローズ27をスプリング30の付勢力に抗し
て伸張せしめる方向へ作用させる。この動きは、また、
支持体28を移動せしめ、その結果、コアピース36は
軸線17に沿ってスプリング41側へ移動する。その結
果生ずるコイル50と相関するコアピース36の変位
は、差動変圧器の出力変動をもたらす。主チャンバ6に
おける温度の下降は、これとは正反対の効果をもたらす
ことは明らかである。このように、主チャンバ6におけ
る圧力の変化(温度変化の結果もたらされる)は、回転
するコアピース36と固定されたコイル50間の相対的
な軸線方向運動に変換され、これは、従来型の電子回路
を使用して検出し得る。コアピース36は、いかなる場
合においても、環状のクリアランスを有してコイル50
中を移動自在に構成されている。
【0029】コイル50が回転しないことにより、ヒー
トパイプローラ1は、スリップリングを使用する必要が
生じない。さらに、可動部材21に組み込まれるいかな
る電子回路構成も必要とはならない。副チャンバ24
は、ヒートパイプローラ1の相対的に冷たい部分に位置
するから、その結果、主チャンバ6に形成される非凝結
性の気体は、副チャンバ24に集まる傾向を示す。万
一、副チャンバ24における圧力が予め決められた安全
基準を越えたとしても、ディスク19が破裂し、圧力を
逃すことができる。かかるシステムは、(追加的特徴で
ある)リニアベアリング35によって付与される以外
に、ほとんどヒステリシスは生じないと信じ得る。ヒー
トパイプローラ1は、フィルム処理装置に使用されるこ
とが意図されており、この装置においてフィルムは、フ
ィルムが処理装置を通って引かれるときに回転するロー
ラ1と均質に接触するように保持される。
【0030】好ましい実施例においては、ヒートパイプ
ローラ1は、液体を収容するための内側の主チャンバ6
を有する回転可能な外側の管体4と、液体、したがって
管体4を加熱操作可能なヒータ10と、センサ20とを
具えている。センサ20は、主チャンバ6に連通し管体
4上にこれとともに回転するために設けられた可動部材
21と、管体4の回転軸線17近傍に位置するとともに
ローラ1の回転によって回転しないように管体4に対し
て配設された固定部材22とを具えている。固定部材2
2は、センサ20の電気的特性を計測する手段に連結で
きるようになっている。
【0031】このように構成することにより、使用に際
しては、可動部材21は、主チャンバ6内の温度変化な
いしは温度にかかわる物理的変化に応動し、センサ20
の電気的特性におけるこれと対応する変化を生ぜしめ
る。固定部材22は使用に際して電流が流れる導電性物
質で構成され、可動部材21は固定および可動部材間の
距離が変化するように動くとともに、この動きによりセ
ンサ20のインダクタンスが変化するようにするのが好
ましい。可動部材21のかかる動きは、外側管体4の回
転軸線17に沿って行われるのが好ましい。また、固定
部材22は少なくとも1個のコイル50を含むととも
に、可動部材21は強磁性体で構成されるのが好まし
い。センサ20の電気的特性は、固定部材22と連結す
る計測手段により監視されるから、本発明においてはス
リップリングを使用する必要がない。
【0032】センサ20は、固定部材22上に設けられ
たプライマリおよびセカンダリのコイルと可動部材21
に設けられたコアピース36とを有する可変差動変圧器
を具えるようにしても有利である。この場合、変圧器に
よって生ずる信号は、プライマリコイルに供給される電
圧の振幅および周波数、およびコアピース36の相対的
位置の関数であるセカンダリコイルに誘導される電圧で
ある。
【0033】ヒートパイプローラ1は、管体2および4
の軸線と同一の軸線17を中心に回転するように意図さ
れているにもかかわらず、ローラの構造ないしは配設を
不正確に行うと、これら2つの軸線の相対的位置にずれ
を生ぜしめる。このずれは、使用に際して、回転するロ
ーラ1の動きにおける「がた」となって表われる。した
がって、固定部材22はベアリング40によりローラ1
上にすえつけらえる方が望ましい。これにより、ローラ
1は、固定部材22に関し、その軸線を中心に回転する
ことが可能になる。この特徴により、固定部材22に対
する可動部材21の位置がローラ1の動きにおけるいか
なる「がた」によっても影響されないようにすることが
できる。この場合、ベアリング40はテーパ付である方
が好ましい。これにより固定部材22は、圧縮スプリン
グ41のような付勢部材によりベアリング40に対し強
く押し付けることができる。可動部材21はコアピース
36を含むが、これは、ローラ1の軸線とほぼ同軸線上
の軸線に関し回転対称をなすという利点をもたらす。
【0034】可動部材21は、温度変化に対し直接、応
動する。しかしながら、可動部材21は、温度変化と相
関する主チャンバ6内の蒸気圧の変化に対し応動する方
が好ましい。主チャンバ6の内圧は、管体の凝結温度、
すなわちローラ内面温度における流体の蒸気圧である。
要求される作動温度に関して流体を正しく選択すること
により、温度におけるわずかな変化でも内圧における大
きな変化をもたらすようにすることが可能となる。
【0035】可動部材21は、ベローズ27を具えてい
る。ヒートパイプローラ1は、その間に主チャンバ6が
画成される内側の管体2と外側の管体4とを具えるが、
ベローズ27はローラ1の軸線17上に設けられ、1な
いしはそれ以上の導管、例えば放射状に配設された導管
25を介して主チャンバ6と連通する。かかる配置にお
いても、ベローズ27に隣接し主チャンバ6とも連通す
る副チャンバ24を設けることも好ましい。このように
配設することにより、使用に際しては、副チャンバ24
は主チャンバ6より実際上、冷たいことになる。ローラ
1内で発生する非凝結性の気体は、当初、装置の中の最
も冷たい部分に集まる傾向にあり、かくて、副チャンバ
24へたまる傾向を示す。このように、副チャンバ24
は、非凝結性の気体が主チャンバ6にたまる速さを遅ら
せ、これにより、ローラ1の有効作動年数をのばすこと
になる。副チャンバ24には、圧力が予め決められた安
全基準を越えるのを防止するため、壊れやすいダイアフ
ラムないしはバーストディスク19のような圧力逃し装
置を具えるのも有益である。
【0036】本発明は、流体が封入される内側の主チャ
ンバ6と流体を加熱操作可能なヒータ10を有する回転
可能な外側の管体4とを含むヒートパイプローラ1に使
用されるセンサ20に存する。センサ20は可動部材2
1を含み、可動部材21は主チャンバ6と連通するとと
もに回転するローラ1上に設けられる。また、固定部材
22は、ローラ1の軸線17近傍に位置し、これによ
り、ローラ1の回転は、固定部材22を回転させず、セ
ンサ20の電気的特性を計測する手段と連結している。
このように配設したことにより、使用するにあたって、
可動部材21は、温度変化ないしは主チャンバ6内の温
度にかかわる物理的変化に応動し、電気的特性における
これと対応する変化をもたらす。
【0037】他の観点において、本発明は、ヒートパイ
プローラ1を提供せんとするものであるが、これは、回
転可能な外側の管体4に形成された内側の主チャンバ6
に封入された液体が、使用に際して、ヒータ10により
気化され、続いて外側の管体4の内表面で凝結する。副
チャンバ24がローラ1の回転軸線17近傍に設けられ
る。副チャンバ24は、主チャンバ6と連通するととも
に、ローラ1の比較的冷たい部分に位置し、ローラ1の
操作の結果生じる非凝結性の気体は、副チャンバ24に
集まる傾向を示す。
【0038】副チャンバ24は、例えば固定部材22に
一体的なチャンバとして、センサ20に組合せて設けら
れてもよい。しかしながら、ヒートパイプローラ1が副
チャンバ24は有するものの、前述したようにセンサ2
0を有さない場合でも本発明の範囲に属するものであ
る。
【0039】本発明は、特に「乾銀」工程を使用してフ
ィルム上に写真画像を現像する場合に適用可能であり、
かかるフィルムを現像するための装置に使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒートパイプローラの側断面図で
ある。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】図1および図2に示されるヒートパイプローラ
の一部を構成する温度センサの拡大側断面図である。
【符号の説明】
1 ヒートパイプローラ 2 内側の管体 4 外側の管体 6 主チャンバ 10 ヒータ 17 軸線 19 バーストディスク 20 センサ 21 可動部材 22 固定部材 24 副チャンバ 25 導管 27 ベローズ 36 コアピース 40 ローラベアリング 41 圧縮スプリング 50 コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を収容する内部の主チャンバを有す
    る回転可能な外側の管体と、前記流体したがって前記管
    体を加熱操作可能なヒータと、センサとを具え、 前記センサは、前記主チャンバと連通するとともに前記
    管体と同時に回転すべく前記管体上に設けられた可動部
    材と、前記管体の回転軸線近傍に位置し前記管体と前記
    相対関係を有することにより前記管体が回転しても回転
    しない固定部材とを具え、 この固定部材は前記センサの電気的特性を計測するため
    の手段と連結するように適合されており、 前記可動部材は前記主チャンバにおける温度変化ないし
    は温度にかかわる物理的変化に応動し、これにより前記
    センサの電気的特性において対応する変化を生ぜしめる
    ように配列されていることを特徴とするヒートパイプロ
    ーラ。
  2. 【請求項2】 ローラは、流体を収容する内部の主チャ
    ンバを有する回転可能な外側の管体と、前記流体したが
    って前記管体を加熱操作可能なヒータとを具え、 センサは、前記主チャンバと連通し得るとともに前記管
    体と同時に回転すべく前記外側の管体上に設けられた可
    動部材と、前記管体の回転軸線近傍に位置するように設
    けられ前記管体が回転しても回転しない固定部材とを具
    え、 この固定部材は前記センサの電気的特性を計測するため
    の手段と連結するように適合されており、 前記可動部材は前記主チャンバにおける温度変化ないし
    は温度にかかわる物理的変化に応動し、これにより前記
    電気的特性において対応する変化を生ぜしめるように配
    列されていることを特徴とするヒートパイプローラに用
    いる温度センサ。
  3. 【請求項3】 回転可能な外側の管体に設けられる内部
    の主チャンバ内の流体は、使用に際して、ヒータにより
    気化され、続いて前記外側の管体を加熱すべく前記外側
    の管体の内表面上に凝結し、 ローラは前記主チャンバと連通する副チャンバを具え、 使用に際して、前記副チャンバは相対的に冷たく、前記
    ローラ作動の結果として生じる非凝結性の気体が前記副
    チャンバに集まる傾向を示すべく配列されていることを
    特徴とするヒートパイプローラ。
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