JPH05223777A - 電気化学式ガス検出器 - Google Patents
電気化学式ガス検出器Info
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- JPH05223777A JPH05223777A JP4061319A JP6131992A JPH05223777A JP H05223777 A JPH05223777 A JP H05223777A JP 4061319 A JP4061319 A JP 4061319A JP 6131992 A JP6131992 A JP 6131992A JP H05223777 A JPH05223777 A JP H05223777A
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Abstract
内部圧力の上昇を防止すること。 【構成】 電解液2を収容するセル1に開口3、4を設
け、撥水性多孔質膜7、8の中央部附近にだけ電極1
1、12を形成した隔膜5、6により開口3、4を封止
しする。撥水性多孔質膜7、8の電極非形成部9,10
が撥水性を維持するから、セル空間24に気体が自由に
出入りできて、セル内の圧力が大気圧と平衡する。
Description
ーの電極構造に関する。
は、図6に示したように電解液Aを収容するセルBに開
口C、Dを設け、この開口C、Dを弗素樹脂等の撥水性
多孔質膜E、Fのほぼ表面全体に白金等の電極G、Hを
形成した隔膜I、Jを、その電極G、H面に吸水紙K、
Lを当てがって封止して構成されている。これにより隔
膜I、H全体に電解液Aが常時接することになる。この
状態で作用極となる電極、例えば電極Gに一定電位を印
加すると、隔膜Iから侵入した被検ガスにより電解電流
が発生するので、この電流からガスの濃度を測定するこ
とができる。
液Aが多孔質膜E、Fを介して外気に接しているため、
電解液Aを構成している水分が多孔質膜E、Fから揮散
してセル中の電解液Aの液位が低下するので、電解液A
である希硫酸の濃度は大気からの湿気の吸収分と揮散分
とが可及的に均衡するように調整されてはいるが、それ
でも大気の湿度が高くなる梅雨時や、高湿度環境では揮
散分よりも吸水分が多くなるため、セル内の電解液の液
量が増大する。しかしながら、隔膜I、Hには面全体に
電極G、Hが形成されていて多孔質膜表面での撥水性が
失われているところに、吸水紙によって電解液が接して
いるため、空気に対する通気抵抗が極めて高く、このた
めセル内の空気Qが外部に逃げ切れず、セル内の圧力が
一時的に上昇することになって、隔膜I、Jの膨張によ
る出力変動や、またシール部からの電解液の洩れ出しが
生じるなどの問題がある。このような問題を解消するべ
く、通常セルBへの電解液注入口Mに多孔質膜Nを張設
して、塵埃等の侵入を防ぎつつ、セルB内の空気を大気
に放出させて圧力変動を防止する用にした電気化学式ガ
ス検出器も実用化されている。
うな構造を採用することにより内圧の上昇は緩和するこ
とが可能となるが、電解液注入口Mに多孔質膜Nを張設
するための作業が必要となって製造工程が複雑化するば
かりでなく、電解液の漏洩を防止するための余分な封止
機構Pを必要とする等の不都合がある。本発明は、この
ような問題に鑑みてなされたものであって、その目的と
するところは、大気開放用の膜を不要とした新規な電気
化学的ガス検出器を提供することにある。
るために本発明においては電解液を収容するセルに開口
を設け、撥水性多孔質膜に電極を形成した隔膜により前
記開口を封止してなる電気化学式ガス検出器において、
前記電極が前記多孔質膜の一部にだけ形成するようにし
た。
ず、かつ電解液水面から露出している領域が撥水性を発
揮して通気性を確保するから、セル内の空気が自由に大
気に流出することができ、セルの内とセルの外との圧力
が平衡する。
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示すも
のであって、図中符号1は、硫酸等の電解液2を収容す
るセルで、側壁に開口3、4を形成して後述する隔膜
5、6により液封されている。5、6は、前述の隔膜
で、弗素樹脂などの撥水性を備えた多孔質膜7、8の一
方の面に白金などの金属を、図2に示したように膜7、
8の表面の周縁領域に一部空白部、つまり電極非形成部
9、10を設けるようにして蒸着や、スパッタリング
や、さらには白金黒と粘結剤との混和物を塗布、焼成し
て電極11、12が形成されている。
だけ濾紙等の給水紙13、14を当てがってセル1の開
口3、4にOリング等のパッキング15、16、17、
18を介して取り付け枠22、23でもって液密に取り
付けられている。このように容器体に構成した段階で、
電解液注入口20からシリンジなどにより、隔膜5、6
を形成している多孔質膜7、8の電極非形成部9、10
の少なくとも一部が電解液2の電解液水面から露出する
位置まで電解液2を注入して栓体21により封止する。
なお、隔膜5、6の取り付け作業時においては、電極非
形成部9、10にだけパッキン15〜18の応力が作用
するので、電極11、12に応力が作用することがなく
電極11,12が安定した電極特性を示すことになる。
姿勢、つまり各電極11、12が電解液2に接液するよ
うにセットすると、給水紙13、14により吸上げられ
た電解液2が電極11、12に接液する。この状態で隔
膜5を被検ガスが透過すると、被検ガスの濃度に比例し
た電解電流が発生する。
の湿気を吸収して電解液が増量すると、セル空間24に
存在する気体の圧力が上昇しようとするが、図3に示し
たように隔膜5、6を形成している多孔質膜7、8の電
極非形成部9、10は、白金などの電極材が存在しない
ため、依然として撥水性を維持していて、電解液2から
露出した領域9aが通気性を備えている。この結果、湿
気の吸収により圧力増大分となった気体が上記領域から
外部に流出して、セル内部の圧力と外部の圧力とが平衡
し、隔膜5、6の変形や電解液2の漏洩が防止される。
あって、図中符号20は、セル本体で、中央部にスポン
ジ等の電解液保持材21を配置し、これの両側を通孔2
3、23、23‥‥が穿設された枠体24、24により
固定し、さらには周囲には電解液保持材21から溢れた
電解液を収容する電解液室22を形成して構成されてい
る。この電解液室22には、その上下に通孔25、25
が穿設されていて後述する隔膜26、27の電極非形成
部により封止されるようになっている。
撥水性を備えた多孔質膜28、29の一方の表面に、図
5(イ)、(ロ)に示したように通孔25、26と当接
する位置に電極非形成部30、31を残すように電極3
2、33を形成して構成されている。これらの隔膜2
6、27は、電極非形成部30,31の少なくとも一部
を残すようにして濾紙などの給水紙34、35を当てが
ってOリング等のパッキン部材36、37を介して押え
板38、39により液密となるように固定されている。
これにより、隔膜26、27の電極非形成部40、41
は、枠体24の通孔25、25、25‥‥当接し、また
各電極32、33は、それぞれ通孔23、23、23‥
‥から供給される電解液と給水紙34、35を介して接
触することになる。
7の電極32、33、及び電極非形成部30,31を大
気に連通させるための通気孔40、40、40‥‥、4
1、41、14‥‥、及び通孔42、42、42‥‥、
43、43、43‥‥が穿設されている
平となる状態で載置した場合には、隔膜26、27の電
極非形成部30,31が前述と同様に電解液から露出
し、ただ電解液保持材21に含まれている電解液が給水
紙34、35を介して電極32、33と接触するから、
2つの隔膜26、27に形成された電極32、33は、
電解液を介して導電関係を形成することになる。一方、
端縁部の電極非形成部30、31は、自身の撥水性によ
り電解液室22内の電解液に浸漬されていない部分でも
って通気性を維持しているから、電解液室22は大気と
連通関係を維持することになる。
検出器を載置した場合には、少なくとも上部に位置する
側の隔膜26は、ただ給水紙34を介して電解液の供給
を受けるだけであるから、多孔質膜28の電極非形成部
30が電解液から露出し、充分な通気性を維持する。し
たがって、どのような設置形態を採っても隔膜26、2
7を構成している多孔質膜28、29の電極非形成部3
0、31が通気性を確保することになるから、電解液室
22の圧力は、多孔質膜28、29の電極非形成部3
0、31を介して大気と平衡を維持することになる。
成時に部分的に選択的に電極を形成するようにしている
が、全面に電極を形成した後、所用の箇所だけを残して
部分的に金属層を剥ぎ取るようにしても同様の作用を奏
することは明らかである。また、上述の実施例において
はセルに設ける隔膜全てに電極を形成しない部分を設け
るようにしているが、少なくとも一方の隔膜に電極非形
成部を形成しただけでも同様の作用を奏することは明ら
かである。
いて電解液を電極に接液させているが、電極表面が親水
性を有している場合には、給水紙が不要となることは明
かであり、この場合にあっても上述と同様の作用を奏す
ることは明かである。
は、電解液を収容するセルに開口を、撥水性多孔質膜の
一部にだけ電極を形成した隔膜により封止するようにし
たので、セルに隔膜を取り付けるだけで、通気手段が形
成されることになり、特別な空気抜き部材を必要とする
ことがなく、組み立て作業の簡素化を図ることができる
ばかりでなく、液洩れの原因となる箇所が少なくなって
信頼性を向上させることができ、さらには隔膜取り付け
作業時に電極にパッキン部材が当接することがないの
で、電極部に無用な応力が作用することが無く電極のひ
び割れなどによる動作不良を防止することができる。
用する隔膜の一実施例を示す上面図である。
である。
ある。
使用する隔膜の一実施例を示す上面図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 電解液を収容するセルに開口を設け、撥
水性多孔質膜に電極を形成した隔膜により前記開口を封
止してなる電気化学式ガス検出器において、前記電極が
前記多孔質膜の一部にだけ形成されていることを特徴と
する電気化学式ガス検出器。 - 【請求項2】 前記電極は、給水紙を介して電解液と接
液することを特徴とする請求項1の電気化学式ガス検出
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04061319A JP3129821B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 電気化学式ガス検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04061319A JP3129821B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 電気化学式ガス検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05223777A true JPH05223777A (ja) | 1993-08-31 |
| JP3129821B2 JP3129821B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=13167708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04061319A Expired - Lifetime JP3129821B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 電気化学式ガス検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3129821B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002071621A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-12 | New Cosmos Electric Corp | 定電位電解式ガスセンサ |
| JP2014044055A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Riken Keiki Co Ltd | 電気化学式ガスセンサ |
| JP2014199235A (ja) * | 2013-03-30 | 2014-10-23 | 新コスモス電機株式会社 | 電気化学式ガスセンサ |
| JP2015125064A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 新コスモス電機株式会社 | 定電位電解式ガスセンサ |
| JP2016164508A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 新コスモス電機株式会社 | 定電位電解式ガスセンサ |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP04061319A patent/JP3129821B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002071621A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-12 | New Cosmos Electric Corp | 定電位電解式ガスセンサ |
| JP2014044055A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Riken Keiki Co Ltd | 電気化学式ガスセンサ |
| JP2014199235A (ja) * | 2013-03-30 | 2014-10-23 | 新コスモス電機株式会社 | 電気化学式ガスセンサ |
| JP2015125064A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 新コスモス電機株式会社 | 定電位電解式ガスセンサ |
| JP2016164508A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 新コスモス電機株式会社 | 定電位電解式ガスセンサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3129821B2 (ja) | 2001-01-31 |
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