JPH05227066A - 微弱電波による通信方式および同通信方式に用いる送信機 - Google Patents
微弱電波による通信方式および同通信方式に用いる送信機Info
- Publication number
- JPH05227066A JPH05227066A JP4028389A JP2838992A JPH05227066A JP H05227066 A JPH05227066 A JP H05227066A JP 4028389 A JP4028389 A JP 4028389A JP 2838992 A JP2838992 A JP 2838992A JP H05227066 A JPH05227066 A JP H05227066A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- wave
- radio waves
- frequencies
- modulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 13
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims abstract description 17
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 14
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 102100026396 ADP/ATP translocase 2 Human genes 0.000 description 10
- 101000718417 Homo sapiens ADP/ATP translocase 2 Proteins 0.000 description 10
- 102100032533 ADP/ATP translocase 1 Human genes 0.000 description 7
- 101000768061 Escherichia phage P1 Antirepressor protein 1 Proteins 0.000 description 7
- 101000796932 Homo sapiens ADP/ATP translocase 1 Proteins 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 3
- 230000002902 bimodal effect Effects 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000009933 burial Methods 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Radio Transmission System (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存の受信機器を利用して通信でき、しかも
微弱電波としては十分な通信能力を有する通信方式およ
びこの方式に用いる送信機を提供すること 【構成】 送信側では、変調波により互いに近い異周波
数の二つの被変調波を変調して第1および第2の周波数
の信号を形成し、前記第1および第2の周波数の各信号
により互いに90度偏波角度の異なる二つの微弱電波を
送出し、受信側では、前記二つの電波をともに受信して
復調する微弱電波による通信方式、および通信すべき内
容を持った変調波を発生する変調波発生器(11〜1
4)と、第1の周波数の信号を発生する第1の発振器
と、第2の周波数の信号を発生する第2の発振器と、前
記第1の発振器の信号を前記変調波発生器による変調波
で変調する第1の変調器(15)と、前記第2の発振器
の信号を前記変調波発生器による変調波で変調する第2
の変調器(16)と、前記第1および第2の変調器の各
出力を互いに90度偏波角度の異なる二つの微弱電波と
して各別に送出する第1および第2の送信機(17、1
8)とをそなえる微弱電波送信機。
微弱電波としては十分な通信能力を有する通信方式およ
びこの方式に用いる送信機を提供すること 【構成】 送信側では、変調波により互いに近い異周波
数の二つの被変調波を変調して第1および第2の周波数
の信号を形成し、前記第1および第2の周波数の各信号
により互いに90度偏波角度の異なる二つの微弱電波を
送出し、受信側では、前記二つの電波をともに受信して
復調する微弱電波による通信方式、および通信すべき内
容を持った変調波を発生する変調波発生器(11〜1
4)と、第1の周波数の信号を発生する第1の発振器
と、第2の周波数の信号を発生する第2の発振器と、前
記第1の発振器の信号を前記変調波発生器による変調波
で変調する第1の変調器(15)と、前記第2の発振器
の信号を前記変調波発生器による変調波で変調する第2
の変調器(16)と、前記第1および第2の変調器の各
出力を互いに90度偏波角度の異なる二つの微弱電波と
して各別に送出する第1および第2の送信機(17、1
8)とをそなえる微弱電波送信機。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微弱電波を用いる通信方
式およびこの通信方式に用いる送信機に関する。
式およびこの通信方式に用いる送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】電波法上の免許を要しない点で微弱電波
が広く利用されている。とくに家庭用機器で使用される
程度の通信を目的とする場合、非常に使い勝手のよい電
波である。
が広く利用されている。とくに家庭用機器で使用される
程度の通信を目的とする場合、非常に使い勝手のよい電
波である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような注目を浴び
ている微弱電波であるが、電波の指向性に起因するも
の、電波強度が小さいため電波の反射波と直進波との位
相干渉による電界劣化、それに外部ノイズへの信号埋没
などが問題とされている。
ている微弱電波であるが、電波の指向性に起因するも
の、電波強度が小さいため電波の反射波と直進波との位
相干渉による電界劣化、それに外部ノイズへの信号埋没
などが問題とされている。
【0004】図8は、空間における電波伝搬の測定を行
う条件を示したもので、送信用半波長ダイポールアンテ
ナTxに信号発生器SGを接続して信号を送信させ、送
信アンテナTxからXm離れた点における1/4波長受
信アンテナRxでの受信信号をスペクトラムアナライザ
SAで信号レベルを測定する。
う条件を示したもので、送信用半波長ダイポールアンテ
ナTxに信号発生器SGを接続して信号を送信させ、送
信アンテナTxからXm離れた点における1/4波長受
信アンテナRxでの受信信号をスペクトラムアナライザ
SAで信号レベルを測定する。
【0005】図9は、この測定を行う環境を示したもの
で、送信機Txの設置場所と受信機Rxの設置場所の両
側にはビル壁、受信機Rxから見て送信機Txの背後に
もベランダ面を間に置いて図示しないビル壁がある。し
たがって電波の反射が生じ易い状況にある。
で、送信機Txの設置場所と受信機Rxの設置場所の両
側にはビル壁、受信機Rxから見て送信機Txの背後に
もベランダ面を間に置いて図示しないビル壁がある。し
たがって電波の反射が生じ易い状況にある。
【0006】図10は、実測結果をグラフとして示して
おり、f1=300MHz、f2=303MHz、f3
=306MHz、f4=309MHzの4つの周波数の
電波につき伝搬測定を行ったところ、測定位置が逐次変
化するに連れて受信アンテナレベルが大きく変動するこ
とが分った。
おり、f1=300MHz、f2=303MHz、f3
=306MHz、f4=309MHzの4つの周波数の
電波につき伝搬測定を行ったところ、測定位置が逐次変
化するに連れて受信アンテナレベルが大きく変動するこ
とが分った。
【0007】ここで注目すべきは、同一地点でも電波の
周波数が異なると受信レベルが大幅に異なるということ
である。
周波数が異なると受信レベルが大幅に異なるということ
である。
【0008】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、既存の受信機器を利用して通信でき、しかも微弱電
波としては十分な通信能力を有する通信方式およびこの
方式に用いる送信機を提供することを目的とする。
で、既存の受信機器を利用して通信でき、しかも微弱電
波としては十分な通信能力を有する通信方式およびこの
方式に用いる送信機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、送信側では、変調波により互いに近い異周波
数の二つの被変調波を変調して第1および第2の周波数
の信号を形成し、前記第1および第2の周波数の各信号
により互いに90度偏波角度の異なる二つの微弱電波を
送出し、受信側では、前記二つの電波をともに受信して
復調する微弱電波による通信方式、および通信すべき内
容を持った変調波を発生する変調波発生器と、第1の周
波数の信号を発生する第1の発振器と、第2の周波数の
信号を発生する第2の発振器と、前記第1の発振器の信
号を前記変調波発生器による変調波で変調する第1の変
調器と、前記第2の発振器の信号を前記変調波発生器に
よる変調波で変調する第2の変調器と、前記第1および
第2の変調器の各出力を互いに90度偏波角度の異なる
二つの微弱電波として各別に送出する第1および第2の
送信機、とをそなえる微弱電波送信機、を提供するもの
である。
発明では、送信側では、変調波により互いに近い異周波
数の二つの被変調波を変調して第1および第2の周波数
の信号を形成し、前記第1および第2の周波数の各信号
により互いに90度偏波角度の異なる二つの微弱電波を
送出し、受信側では、前記二つの電波をともに受信して
復調する微弱電波による通信方式、および通信すべき内
容を持った変調波を発生する変調波発生器と、第1の周
波数の信号を発生する第1の発振器と、第2の周波数の
信号を発生する第2の発振器と、前記第1の発振器の信
号を前記変調波発生器による変調波で変調する第1の変
調器と、前記第2の発振器の信号を前記変調波発生器に
よる変調波で変調する第2の変調器と、前記第1および
第2の変調器の各出力を互いに90度偏波角度の異なる
二つの微弱電波として各別に送出する第1および第2の
送信機、とをそなえる微弱電波送信機、を提供するもの
である。
【0010】
【作用】本発明の方式では、送信側で二つの互いに近い
周波数の被変調波に基づいて互いに90度偏波角度の異
なる二つの微弱電波を送出し、受信側では二つの電波を
同時受信して復調する。実際上は、二つの偏波成分のう
ち受信し易いものを主として受信し、他の成分は補助的
なものになるが、一方の成分だけの場合に比べて電界強
度の大きな信号を受信することができる。
周波数の被変調波に基づいて互いに90度偏波角度の異
なる二つの微弱電波を送出し、受信側では二つの電波を
同時受信して復調する。実際上は、二つの偏波成分のう
ち受信し易いものを主として受信し、他の成分は補助的
なものになるが、一方の成分だけの場合に比べて電界強
度の大きな信号を受信することができる。
【0011】本発明の装置では、第1および第2の発振
器の信号は、第1および第2の変調器において変調波発
生器からの変調波により変調され、第1および第2の送
信機に各別に与えられる。これら送信機では、互いに9
0度偏波角度の異なる二つの微弱電波を送出する。受信
機は、二つの微弱電波を同時受信するがそのうち電界強
度のより大きいものを主として復調する。
器の信号は、第1および第2の変調器において変調波発
生器からの変調波により変調され、第1および第2の送
信機に各別に与えられる。これら送信機では、互いに9
0度偏波角度の異なる二つの微弱電波を送出する。受信
機は、二つの微弱電波を同時受信するがそのうち電界強
度のより大きいものを主として復調する。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように、送信電波として
周波数が引き込み現象を起こさない程度に近く互いに9
0度偏波角度が異なる二つの電波を送出し、受信側でこ
れら二つの電波を同時受信して復調するようにしたた
め、二つの偏波のうちいづれか電界強度の大きい電波に
基づく復調信号を得ることができ、従来の単一偏波の電
波のみによるものに比べて遥かに良好な通信を行うこと
ができる。
周波数が引き込み現象を起こさない程度に近く互いに9
0度偏波角度が異なる二つの電波を送出し、受信側でこ
れら二つの電波を同時受信して復調するようにしたた
め、二つの偏波のうちいづれか電界強度の大きい電波に
基づく復調信号を得ることができ、従来の単一偏波の電
波のみによるものに比べて遥かに良好な通信を行うこと
ができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示したものであ
る。同図において、Txは送信機でありRxが受信機で
ある。
る。同図において、Txは送信機でありRxが受信機で
ある。
【0014】送信機Txは、この場合3つの変調信号に
より二つの周波数の信号を変調して互いに90度偏波角
度の異なる信号として送出するものである。このため、
それぞれ符号11、12および13で表されるセンサ
A、同Bおよび同Cからの3つの変調波がパルスコード
化回路14に与えられてこれらセンサからの変調波に応
じたパルス信号が形成され、このパルス信号が二つの変
調回路15および16に与えられる。
より二つの周波数の信号を変調して互いに90度偏波角
度の異なる信号として送出するものである。このため、
それぞれ符号11、12および13で表されるセンサ
A、同Bおよび同Cからの3つの変調波がパルスコード
化回路14に与えられてこれらセンサからの変調波に応
じたパルス信号が形成され、このパルス信号が二つの変
調回路15および16に与えられる。
【0015】変調回路15および16は、引き込み現象
を起こさない程度に近い二つの周波数の信号源を有して
おり、これら信号源からの被変調波信号がパルスコード
化回路14からの変調波により変調される。変調回路1
5および16の各出力は発信回路17および18に与え
られ、互いに90度偏波角度の異なる電波としてアンテ
ナから送出される。
を起こさない程度に近い二つの周波数の信号源を有して
おり、これら信号源からの被変調波信号がパルスコード
化回路14からの変調波により変調される。変調回路1
5および16の各出力は発信回路17および18に与え
られ、互いに90度偏波角度の異なる電波としてアンテ
ナから送出される。
【0016】この電波は、電波の陰に当たる部分が生じ
難いように、相補的な働きをしている。そして、両者を
最大限の状態で受信すると3dBの利得増加が得られ
る。実際には、位相障害などにより1〜2dBの利得増
加となる。
難いように、相補的な働きをしている。そして、両者を
最大限の状態で受信すると3dBの利得増加が得られ
る。実際には、位相障害などにより1〜2dBの利得増
加となる。
【0017】受信機Rxは、送信機Txからの二つの偏
波方向の異なる電波のうち電界強度のより強い電波を中
心に受信して復調し、パルスコード処理を施して3つの
変調信号を再生する。すなわち、アンテナで受信した信
号は高周波増幅回路21により増幅されて検波回路22
に与えられる。検波回路22では、検波によりパルス信
号を復調する。そしてパルス信号はパルスコード処理回
路23に与えられ、センサAないしCによる3つの変調
信号と対応する信号として出力回路A、同Bおよび同C
に与えられる。
波方向の異なる電波のうち電界強度のより強い電波を中
心に受信して復調し、パルスコード処理を施して3つの
変調信号を再生する。すなわち、アンテナで受信した信
号は高周波増幅回路21により増幅されて検波回路22
に与えられる。検波回路22では、検波によりパルス信
号を復調する。そしてパルス信号はパルスコード処理回
路23に与えられ、センサAないしCによる3つの変調
信号と対応する信号として出力回路A、同Bおよび同C
に与えられる。
【0018】図2(a) 、(b) は、電波位相障害を信号の
波形として示した図である。
波形として示した図である。
【0019】まず同図(a) は、屋外での電波伝搬状況を
示しており、送信地点a0から送出された電波が受信地
点a1を通り壁a2で反射されたのち、受信地点a1に
達する場合を説明するものである。
示しており、送信地点a0から送出された電波が受信地
点a1を通り壁a2で反射されたのち、受信地点a1に
達する場合を説明するものである。
【0020】送信地点a0から第1の周波数300MH
zの電波であるf1直接波、および第2の周波数306
MHzの電波であるf2直接波として受信地点a1に達
する一方、受信地点a1を通過して壁a2で反射された
電波f1´およびf2´として受信地点a1に達する。
この場合、直接波と反射波とは位相がずれているのが通
例である。
zの電波であるf1直接波、および第2の周波数306
MHzの電波であるf2直接波として受信地点a1に達
する一方、受信地点a1を通過して壁a2で反射された
電波f1´およびf2´として受信地点a1に達する。
この場合、直接波と反射波とは位相がずれているのが通
例である。
【0021】したがって、受信地点a1では、周波数が
同一で位相の異なる二つの信号を受信する。この結果、
受信信号としては直接波と反射波との打消し合いにより
信号レベルが低下する。同レベルで180度の位相差で
あると信号はゼロになる。
同一で位相の異なる二つの信号を受信する。この結果、
受信信号としては直接波と反射波との打消し合いにより
信号レベルが低下する。同レベルで180度の位相差で
あると信号はゼロになる。
【0022】この点、二つの周波数の電波を用いると、
一方の周波数の信号f1が反射波と逆位相になって打消
し合い受信不能な関係であっても、他方の周波数の信号
f2は位相のずれ具合が異なるから直接波、反射波のい
づれかが強くなって受信は可能である。
一方の周波数の信号f1が反射波と逆位相になって打消
し合い受信不能な関係であっても、他方の周波数の信号
f2は位相のずれ具合が異なるから直接波、反射波のい
づれかが強くなって受信は可能である。
【0023】また同図(b) は、屋内での電波伝搬状況を
示しており、送信地点b0から受信地点b1に至る間の
直線上に建物の壁とか家具などの障害物b3が存在する
場合の直接波と反射波との関係を示している。
示しており、送信地点b0から受信地点b1に至る間の
直線上に建物の壁とか家具などの障害物b3が存在する
場合の直接波と反射波との関係を示している。
【0024】図示のように、障害物b3を通過するとき
電波は大幅に減衰して受信地点b1に到達する。他方、
障害物b3を通らずに電波の壁b2で反射してきた電波
f1´、f2´も受信地点b1の到達する。この場合は
直接波より反射波の方が強くなり、とくに周波数が高い
ほどその傾向が強い。このような状況で単一波通信を行
うと通信障害が生じるのが通例である。
電波は大幅に減衰して受信地点b1に到達する。他方、
障害物b3を通らずに電波の壁b2で反射してきた電波
f1´、f2´も受信地点b1の到達する。この場合は
直接波より反射波の方が強くなり、とくに周波数が高い
ほどその傾向が強い。このような状況で単一波通信を行
うと通信障害が生じるのが通例である。
【0025】この対策としても本発明は有効であり、周
波数が異なる上に偏波方向も異なる二つの電波を用いて
電波の谷間を補い合って、かつ直接波と反射波との干渉
においても通信障害を回避しようとするものである。
波数が異なる上に偏波方向も異なる二つの電波を用いて
電波の谷間を補い合って、かつ直接波と反射波との干渉
においても通信障害を回避しようとするものである。
【0026】さらに同図(b')では、二つの周波数の電波
のうち一方の周波数のものでは合成波f1''が非常に小
さなレベルになっているが、他方のものは周波数が異な
る結果位相ずれの度合いが異なり合成波f2''のレベル
がかなり大きなものとなっていて通信障害を生じ難くな
っている。
のうち一方の周波数のものでは合成波f1''が非常に小
さなレベルになっているが、他方のものは周波数が異な
る結果位相ずれの度合いが異なり合成波f2''のレベル
がかなり大きなものとなっていて通信障害を生じ難くな
っている。
【0027】図3は、図1の回路における送信機Txの
要部構成を示したものである。すなわち図示しない3つ
のセンサからの信号に応じてパルスコード化回路14
は、パルス信号を形成して変調回路15および16に変
調信号として与える。変調回路15および16の各変調
出力は、それぞれ発信回路17および18に与えられ、
送信信号f1、f2として送出される。
要部構成を示したものである。すなわち図示しない3つ
のセンサからの信号に応じてパルスコード化回路14
は、パルス信号を形成して変調回路15および16に変
調信号として与える。変調回路15および16の各変調
出力は、それぞれ発信回路17および18に与えられ、
送信信号f1、f2として送出される。
【0028】これらの信号の周波数は、引き込み現象を
生じないものという条件の外に、二つの周波数を一方の
周波数に対し他方の周波数を1/8波長を限度としてず
らすように選ぶことが望ましい。したがって、二つの周
波数は適当に近く、また適当に離れていることが必要で
ある。
生じないものという条件の外に、二つの周波数を一方の
周波数に対し他方の周波数を1/8波長を限度としてず
らすように選ぶことが望ましい。したがって、二つの周
波数は適当に近く、また適当に離れていることが必要で
ある。
【0029】また引き込み現象を避けるには、二つの発
信回路17、18の位置を遠去けてもよい。例えば同一
基板の上下または左右という風にしてもよい。両周波数
の信号相互の干渉を防ぐためのシールドはなくともよ
い。
信回路17、18の位置を遠去けてもよい。例えば同一
基板の上下または左右という風にしてもよい。両周波数
の信号相互の干渉を防ぐためのシールドはなくともよ
い。
【0030】発信回路17、18の各出力は、調整用可
変抵抗VR1、VR2により調整される。なお、電源B
は、インダクタを介して相互干渉しないように、各変調
回路15、16および発信回路17、18に給電する。
変抵抗VR1、VR2により調整される。なお、電源B
は、インダクタを介して相互干渉しないように、各変調
回路15、16および発信回路17、18に給電する。
【0031】図4(a) 、(b) は、同図(a) が二つの周波
数の干渉防止を図った回路配置を模擬的に示した図であ
り、同図(b) が本発明の装置による発信波の指向特性を
示す図である。
数の干渉防止を図った回路配置を模擬的に示した図であ
り、同図(b) が本発明の装置による発信波の指向特性を
示す図である。
【0032】同図(a) に示すように、回路要素はできる
だけ干渉を防ぐ配置とし、二つのダイポールアンテナA
NT1、ANT2から互いに90度偏波角度の異なる二
つの周波数の電波を送出する。
だけ干渉を防ぐ配置とし、二つのダイポールアンテナA
NT1、ANT2から互いに90度偏波角度の異なる二
つの周波数の電波を送出する。
【0033】同図(b) は、これら二つのアンテナANT
1、ANT2の放射指向特性を示しており、アンテナA
NT1はそのダイポール11を中心にしたドーナツ状
に、またアンテナANT2はそのダイポール22を中心
にしたドーナツ状になっている。したがってダイポール
に直角の方向が最も電界強度が大となり、ダイポールの
延長方向が最も電界強度が弱くなる。
1、ANT2の放射指向特性を示しており、アンテナA
NT1はそのダイポール11を中心にしたドーナツ状
に、またアンテナANT2はそのダイポール22を中心
にしたドーナツ状になっている。したがってダイポール
に直角の方向が最も電界強度が大となり、ダイポールの
延長方向が最も電界強度が弱くなる。
【0034】図5は、送信機から送出される電波の周波
数スペクトラムと受信機の受信周波数特性とを示したも
のである。すなわち受信機の受信電波f1、f2の強さ
には一般に差があり、図の場合周波数f1のピーク値P
oに対して周波数f2のピーク値はPだけ小さい。
数スペクトラムと受信機の受信周波数特性とを示したも
のである。すなわち受信機の受信電波f1、f2の強さ
には一般に差があり、図の場合周波数f1のピーク値P
oに対して周波数f2のピーク値はPだけ小さい。
【0035】このようにレベルが二つの周波数f1、f
2をピークとする双峰性特性の電波を、図示の双峰性特
性の受信機で受信すると、受信特性は二つの周波数f
1、f2の間の周波数で受信レベルが低下する総合特性
となる。
2をピークとする双峰性特性の電波を、図示の双峰性特
性の受信機で受信すると、受信特性は二つの周波数f
1、f2の間の周波数で受信レベルが低下する総合特性
となる。
【0036】図6は、図4(b) の二つの送信アンテナA
NT1、ANT2の指向特性をアンテナANT1につい
ては水平面で、またもう一つのアンテナANT2につい
ては垂直面で切断したときの状態を示したものである。
アンテナANT1についてはダイポール11の両端11
a、11bを結ぶ方向に直交する方向1aLで最大レベ
ルとなり、アンテナANT2についてはダイポール22
の両端22a,22bを結ぶ方向に直交する方向2aR
で最大レベルとなる。
NT1、ANT2の指向特性をアンテナANT1につい
ては水平面で、またもう一つのアンテナANT2につい
ては垂直面で切断したときの状態を示したものである。
アンテナANT1についてはダイポール11の両端11
a、11bを結ぶ方向に直交する方向1aLで最大レベ
ルとなり、アンテナANT2についてはダイポール22
の両端22a,22bを結ぶ方向に直交する方向2aR
で最大レベルとなる。
【0037】図7は、送信アンテナANT1,ANT2
の電波送出特性を電測計で実測した結果を示しており、
送信機をアンテナANT2のダイポール22を軸にして
360度回転させたとき(これを横転と呼ぶ)、および
アンテナANT1のダイポール11を軸にして360度
回転させたとき(これを縦転と呼ぶ)における同一受信
位置での受信感度を20度置きにプロットしたものであ
る。
の電波送出特性を電測計で実測した結果を示しており、
送信機をアンテナANT2のダイポール22を軸にして
360度回転させたとき(これを横転と呼ぶ)、および
アンテナANT1のダイポール11を軸にして360度
回転させたとき(これを縦転と呼ぶ)における同一受信
位置での受信感度を20度置きにプロットしたものであ
る。
【0038】この図7における20度付近および180
度付近では縦転306MHzでの谷間が、110度付近
および290度付近では横転300MHzでの谷間がそ
れぞれ現れている。そして縦転300MHzおよび横転
306MHzでは顕著な谷間が現れていない。これが二
つの周波数の電波を、それぞれの偏波方向を90度ずら
して送出した効果である。
度付近では縦転306MHzでの谷間が、110度付近
および290度付近では横転300MHzでの谷間がそ
れぞれ現れている。そして縦転300MHzおよび横転
306MHzでは顕著な谷間が現れていない。これが二
つの周波数の電波を、それぞれの偏波方向を90度ずら
して送出した効果である。
【0039】上記実施例では、二つの周波数の信号を同
時にパルス変調するとしているが、各周波数を各別に変
調して交互送信とすることもできる。ただし、両周波数
が相加わって最大で3dB増しとなる効果はなくなる。
時にパルス変調するとしているが、各周波数を各別に変
調して交互送信とすることもできる。ただし、両周波数
が相加わって最大で3dB増しとなる効果はなくなる。
【図1】本発明の一実施例を示したブロック線図。
【図2】同図(a) 、(b) は、電波位相障害を信号の波形
として示した図。
として示した図。
【図3】図1の回路における送信機Txの要部の詳細構
成を示した図。
成を示した図。
【図4】同図(a) が二つの周波数の干渉防止を図った回
路配置を模擬的に示した図。
路配置を模擬的に示した図。
【図5】送信機から送出される電波の周波数スペクトラ
ムと受信機の受信周波数特性とを示した図。
ムと受信機の受信周波数特性とを示した図。
【図6】図4(b) の二つの送信アンテナANT1、AN
T2の指向特性をアンテナANT1については水平面
で、またもう一つのアンテナANT2については垂直面
で切断したときの状態を示した図。
T2の指向特性をアンテナANT1については水平面
で、またもう一つのアンテナANT2については垂直面
で切断したときの状態を示した図。
【図7】送信アンテナANT1,ANT2の電波送出特
性を電測計で実測した結果を示した図。
性を電測計で実測した結果を示した図。
【図8】空間における電波伝搬の測定方式を示した図。
【図9】図8の測定を行う環境を示した図。
【図10】図8による実測結果をグラフとして示した
図。
図。
Tx 送信機 Rx 受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹 内 勝 義 東京都大田区東馬込1丁目22番12号
Claims (4)
- 【請求項1】送信側では、変調波により互いに近い異周
波数の二つの被変調波を変調して第1および第2の周波
数の信号を形成し、前記第1および第2の周波数の各信
号により互いに90度偏波角度の異なる二つの微弱電波
を送出し、 受信側では、前記二つの電波をともに受信して復調する
微弱電波による通信方式。 - 【請求項2】請求項1記載の通信方式において、 前記第1および第2の周波数は、互いに引き込みを起こ
さない程度の差を有するものである微弱電波による通信
方式。 - 【請求項3】通信すべき内容を持った変調波を発生する
変調波発生器と、 第1の周波数の信号を発生する第1の発振器と、 第2の周波数の信号を発生する第2の発振器と、 前記第1の発振器の信号を前記変調波発生器による変調
波で変調する第1の変調器と、 前記第2の発振器の信号を前記変調波発生器による変調
波で変調する第2の変調器と、 前記第1および第2の変調器の各出力を互いに90度偏
波角度の異なる微弱電波として送出する送信機、 とをそなえる微弱電波送信機。 - 【請求項4】請求項3記載の送信機において、 前記第1および第2の周波数は、引き込みを起こさない
程度の差を有するものである送信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4028389A JPH05227066A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 微弱電波による通信方式および同通信方式に用いる送信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4028389A JPH05227066A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 微弱電波による通信方式および同通信方式に用いる送信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05227066A true JPH05227066A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12247302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4028389A Pending JPH05227066A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 微弱電波による通信方式および同通信方式に用いる送信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05227066A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011036934A1 (ja) * | 2009-09-28 | 2011-03-31 | 株式会社日立製作所 | 位置情報発信機、通信端末、及び測位システム |
| WO2011142394A1 (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-17 | 測位衛星技術株式会社 | ナビゲーション信号送信装置、ナビゲーション信号送信方法および位置情報提供装置 |
| JP2012252010A (ja) * | 2012-07-26 | 2012-12-20 | Hitachi Ltd | 位置情報発信機及び測位システム |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4028389A patent/JPH05227066A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011036934A1 (ja) * | 2009-09-28 | 2011-03-31 | 株式会社日立製作所 | 位置情報発信機、通信端末、及び測位システム |
| JP2011069748A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Hitachi Ltd | 位置情報発信機、通信端末、及び測位システム |
| CN102472812A (zh) * | 2009-09-28 | 2012-05-23 | 株式会社日立制作所 | 位置信息发送机、通信终端及测位系统 |
| US9310489B2 (en) | 2009-09-28 | 2016-04-12 | Hitachi, Ltd. | Positional information transmitter, communication terminal, and positioning system using position data |
| WO2011142394A1 (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-17 | 測位衛星技術株式会社 | ナビゲーション信号送信装置、ナビゲーション信号送信方法および位置情報提供装置 |
| JP2011237386A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-24 | Gnss Technologies Inc | ナビゲーション信号送信装置、ナビゲーション信号送信方法および位置情報提供装置 |
| CN103003716A (zh) * | 2010-05-13 | 2013-03-27 | 测位卫星技术株式会社 | 导航信号发送装置、导航信号发送方法以及位置信息提供装置 |
| KR20130111926A (ko) * | 2010-05-13 | 2013-10-11 | 지엔에스에스 테크놀로지스 아이엔씨 | 내비게이션 신호 송신 장치, 내비게이션 신호 송신 방법 및 위치 정보 제공 장치 |
| TWI504917B (zh) * | 2010-05-13 | 2015-10-21 | Gnss Technologies Inc | A navigation signal transmission device, a navigation signal transmission method, and a location information providing device |
| US10429512B2 (en) | 2010-05-13 | 2019-10-01 | Gnss Technologies Inc. | Navigation signal transmitting apparatus, navigation signal transmission method and positional information providing apparatus |
| JP2012252010A (ja) * | 2012-07-26 | 2012-12-20 | Hitachi Ltd | 位置情報発信機及び測位システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1084592A (en) | System for compensating cross-polarized waves | |
| US6049301A (en) | Surveillance apparatus and method for the detection of radio receivers | |
| US5125108A (en) | Interference cancellation system for interference signals received with differing phases | |
| RO120442B1 (ro) | Metodă şi sistem de comunicaţie prin unde electromagnetice | |
| US5152010A (en) | Highly directive radio receiver employing relatively small antennas | |
| JPWO2005011148A1 (ja) | ミリ波帯無線通信方法及びシステム | |
| US5392459A (en) | Power control in microwave transmission system increasing power of both horizontally and vertically polarized waves | |
| CA2358125A1 (en) | Mobile communication base station equipment | |
| JPH01212035A (ja) | 電磁界ダイバ−シチ受信方式 | |
| US3987444A (en) | Interference rejection system for multi-beam antenna having single control loop | |
| US3560977A (en) | Aerial follower device | |
| US6546236B1 (en) | Phase-compensating polarization diversity receiver | |
| US5124711A (en) | Device for auto-adaptive direction and polarization filtering of radio waves received on a network of aerials coupled to a receiver | |
| US20060164240A1 (en) | Human detection device | |
| US4404563A (en) | System of directional antennas with means for reducing flutter | |
| CN107121675B (zh) | 具有杂波抑制功能的远程位移测量装置、系统及方法 | |
| JPH07141577A (ja) | 室内侵入者検知装置 | |
| KR20000069821A (ko) | 분배 안테나 시스템에 안테나를 일체화하는 방법 | |
| US3357018A (en) | Mode-averaging diversity combining reception system for high-frequency radio waves | |
| WO1994006227A1 (en) | A spectrum sharing communications system | |
| DE69932584D1 (de) | Satellit mit rundstrahlender Antenne | |
| US6541976B1 (en) | Under and above ground, radio frequency driven element, metal locating system | |
| JPS63318826A (ja) | 無線装置 | |
| US2658991A (en) | Antijamming radar system | |
| JP2676936B2 (ja) | 方位探知装置 |