JPH0522727A - 衛星受信装置 - Google Patents

衛星受信装置

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Publication number
JPH0522727A
JPH0522727A JP3155866A JP15586691A JPH0522727A JP H0522727 A JPH0522727 A JP H0522727A JP 3155866 A JP3155866 A JP 3155866A JP 15586691 A JP15586691 A JP 15586691A JP H0522727 A JPH0522727 A JP H0522727A
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JP
Japan
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satellite
descrambler
output
selector
tuner
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Pending
Application number
JP3155866A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Miyazaki
憲一 宮崎
Kazuhisa Kasugaya
和久 粕加屋
Yasuhito Yomo
康仁 四方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 有料或は非有料の別を問わず、衛星チャンネ
ルの受信操作を容易にする。 【構成】 衛星チューナ2を内蔵する衛星受信機20に
設けたスクランブル解除された信号専用のデスクランブ
ラ入力端子13に、衛星チューナ2の出力をスクランブ
ル解除するデスクランブラ4の出力を供給し、デスクラ
ンブラ4の出力と衛星チューナ2の出力のいずれか一方
を、デスクランブラ出力を同期判別する同期判別回路1
5の判別結果に従って制御されるセレクタ6により選択
することにより、有料放送或は非有料放送の別を問わ
ず、衛星チャンネルの受信操作を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、有料或は無料の別を
問わず、衛星チャンネルの受信操作を容易にした衛星受
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放送衛星BS2−bの後継機として打ち
上げられたBS−3aにより、衛星放送はNHK2チャ
ンネルの外に民放1チャンネルが追加された。これらの
衛星放送は、いずれも個別受信契約にもとづく有料受信
となっているが、民放局はスクランブル(秘話)方式を
採用しており、このため例えば衛星チューナ又は衛星チ
ューナを内蔵するテレビジョン受像機やビデオテープレ
コーダに、有料で貸与されるデスクランブラを接続しな
ければ受信することはできない。
【0003】図10に示す衛星受信装置1は、衛星チュ
ーナ2を内蔵するテレビジョン受像機3にデスクランブ
ラ4を外部接続することで、スクランブル化された衛星
放送(以下、有料放送と称す)を受信する構成であり、
デスクランブラ4の使用は有料となる。受信料を支払う
ことで一定期間の使用が許されるデスクランブラ4は、
その信号入力端子を衛星チューナ2のFM検波出力端子
2aとビットストリーム出力端子2bに接続し、信号出
力端子をテレビジョン受像機3のビデオ入力端子Viと
左右の音声入力端子Li,Riに接続して使用する。ま
た、デスクランブラ4の電源プラグは、テレビジョン受
像機3と同じように家庭用の電源コンセントに接続する
か、或はテレビジョン受像機3に備わったACアウトレ
ット5に接続する。
【0004】テレビジョン受像機3は、衛星チューナ2
の選局出力とビデオ入力端子Vi及び左右の音声入力端
子Li,Riから送り込まれる信号を、セレクタ6を介
して択一的に映像・音声処理回路7に供給する構成であ
り、映像・音声処理回路7の出力はCRT受像管と左右
のスピーカに供給される。セレクタ6は、リモコン送信
器8からのリモコン指令を受ける選局マイコン9によっ
て切り替えられ、地上波を受信選局する地上波受信機
(図示せず)の受信チャンネルに割り当てられたチャン
ネルを選局する場合も含め、まずリモコン送信器8に設
けられたテレビ/ビデオの選択スイッチを操作し、続い
て希望チャンネルを指定することで、地上放送か外部映
像入力か或は衛星放送のいずれかを視聴することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の衛星受信装
置1は、有料衛星放送を視聴する場合、まずリモコン送
信器8を操作し、セレクタ6をデスクランブラ4が接続
されているビデオ入力端子Viに切り替える。しかし、
セレクタ6が所定のビデオ入力端子に切り替わっても、
デスクランブラ4の電源が投入されていなければ、有料
衛星放送は視聴できず、ユーザはビデオ入力端子Viの
選択が間違っているのではないかと早合点する恐れもあ
る。またその逆に、デスクランブラ4の電源を常時投入
しておいても、デスクランブラ4がどのビデオ入力端子
Viに接続されているかかが不明であれば、ランダムに
適当なビデオ入力端子Viを選択しなければならず、か
なりの試行錯誤が要求されることになる。また、デスク
ランブラ4の電源を投入し、そこでやっと有料衛星放送
を視聴することができても、しばらく経ってから選局者
以外の人が、映像ソースを確認するためリモコン送信器
8のチャンネルコール機能を使って画面に映像ソースを
呼び出したときに、画面上にはビデオ入力端子Viから
の映像を取り込んでいることしかオンスクリーン表示さ
れず、このためデスクランブラ4を経由した有料放送を
受信しているのか、或はビデオテープレコーダやレーザ
ディスクプレーヤといった外部の映像機器の出力を選択
しているのかが分かりずらいといった課題を抱えてい
た。
【0006】さらにまた、デスクランブラ4の電源投入
の手間を省くため、デスクランブラ4の電源プラグをテ
レビジョン受像機3内の電源回路10に通ずるACアウ
トレット5に接続した場合、テレビジョン受像機3の電
源投入に連動して必ずデスクランブラ4の電源が投入さ
れるため、有料衛星放送を受信する場合はよいが、スク
ランブル化されていない衛星放送(以下、非有料放送と
称す)を視聴するときでもデスクランブラ4の電源は終
始入り放しになってしまい、このため電力の無駄がかな
り多いといった課題を抱えていた。また、節電のため必
要時以外はデスクランブラ4の電源を切るようにして
も、衛星チューナ2を経由する非有料放送を受信してい
るときに、たまたま非有料放送からから有料放送に切り
替わったときは、直ちにデスクランブラ4の電源を投入
しても、デスクランブラ4が接続されたビデオ入力端子
を選択しない限り、非有料放送は受信できず、非有料放
送から有料放送への受信の切り替えが滑らかにいかない
ことが多いといった課題を抱えていた。
【0007】また、放送衛星(BS)は、前述のごと
く、NHK2チャンネルの外に民放1チャンネルを放送
しているが、通信衛星(CS)についても既に運用され
ており、郵政省からの放送事業認可が下り次第、これま
で主としてCATV局向けに番組を配給していた番組配
給会社から、個別受信契約を結んだ一般家庭向けに番組
が配給される公算が高い。このため、多くの家電メーカ
は、BSとCSの両方を受信対象とする複合衛星チュー
ナを内蔵した衛星受信機を、単体で或はテレビジョン受
像機やビデオテープレコーダ等に組み込んだ形で量産で
きる態勢にあると言われている。ただし、BSとCSで
はスクランブル方式が異なっており、スクランブル処理
された有料放送を受信する場合、BS受信用には前述し
たデコーダと呼ばれるBS用のデスクランブラ4が必要
であるが、CS受信用にもデコーダと呼ばれるCS用の
デスクランブラが必要である。また、衛星多局化時代を
迎え、近い将来に別種のスクランブル方式が登場するこ
とも予想され、従ってたとえBSとCSの両方を受信す
ることのできる複合衛星チューナを用いたとしても、受
信対象となる衛星を変えるつどデスクランブラの接続を
切り替える必要が生じたり、また衛星ごとに複合受信機
とデスクランブラのセットを用意するにしても、設備コ
ストが高くつくといった課題を抱えていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決したものであり、衛星チューナを内蔵し、スクラン
ブル解除された信号専用のデスクランブラ入力端子を有
する衛星受信機と、この衛星受信機に外部接続され、前
記衛星チューナから供給される信号をスクランブル解除
して前記デスクランブラ入力端子に供給するデスクラン
ブラと、このデスクランブラの出力と前記衛星チューナ
の出力のいずれか一方を選択する信号選択手段を具備す
ることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明は、衛星チューナを内蔵する衛星受信
機に設けたスクランブル解除された信号専用のデスクラ
ンブラ入力端子に、衛星チューナの出力をスクランブル
解除するデスクランブラの出力を供給し、デスクランブ
ラの出力と衛星チューナの出力のいずれか一方を選択す
ることにより、有料放送或は非有料放送の別を問わず、
衛星チャンネルの受信操作を容易にする。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図1ない
し図9を参照して説明する。図1は、この発明の衛星受
信装置の一実施例を示す概略構成図、図2は、図1に示
した同期判別回路の一実施例を示す回路図である。
【0011】図1に示す衛星受信装置11は、衛星チュ
ーナ2を内蔵する衛星受信機20を組み込んだテレビジ
ョン受像機12に、数系統のビデオ入力端子(図示せ
ず)とは別に、デスクランブラ4専用として映像Viと
左右の音声Li,Riのためのデスクランブラ入力端子
13を設けたものである。衛星受信機20は、衛星チュ
ーナ2と選局マイコン9により構成され、FM検波出力
端子2aとビットストリーム出力端子2b及び上記デス
クランブラ入力端子13は、衛星受信機20の入・出力
端子を構成している。デスクランブラ4の信号入力端子
は、これまで通りFM検波出力端子2aとビットストリ
ーム出力端子2bに接続されるが、信号出力端子はビデ
オ入力端子ではなく、デスクランブラ入力端子13に接
続する。また、テレビジョン受像機12の内部には、従
来と同様、衛星チューナ2の出力とデスクランブラ4の
出力とを択一するためのセレクタ6が設けてあるが、こ
のセレクタ6を切り替える切り替え制御回路14には、
デスクランブラ4の出力を同期判別する同期判別回路1
5が接続してある。
【0012】実施例の場合、同期判別回路15と切り替
え制御回路14及びセレクタ6は、信号選択手段を構成
するものであり、デスクランブラ出力が複合映像信号と
しての条件を満たす場合、すなわちここでは正規の水平
又は垂直の同期信号或は水平及び垂直の同期信号を有す
る場合に、セレクタ6をデスクランブラ4側に切り替え
る働きをする。
【0013】同期判別回路15は、図2に示したよう
に、負極性の複合映像信号がベースに印加されるトラン
ジスタQ1のコレクタに、コンデンサC1を介して次段
のトランジスタQ2のベースを接続した同期分離回路1
6を有するものであり、トランジスタQ2のエミッタに
接続したコンデンサC2を介して水平同期信号を取り出
す。取り出された同期信号は、トランジスタQ3のベー
スに印加されるが、トランジスタQ3のエミッタは、テ
レビジョン受像機12の偏向回路(図示せず)から送り
込まれるフライバックパルスをベースに受けるトランジ
スタQ4を介して接地してあり、このため両トランジス
タQ3,Q4がともに導通するときにだけ、トランジス
タQ3のコレクタを接地するコンデンサC3の端子電圧
が一定電圧以下に低下する。そして、コンデンサC3の
電圧が一定電圧以下に降圧したことを受けて、最終段の
トランジスタQ5のコレクタからハイレベルの判別信号
が得られる。従って、有料或は非有料を問わず、衛星放
送を受信したときは、デスクランブラ4の出力に正規の
同期信号が含まれるため、同期判別回路15の出力を受
けて切り替え制御回路14が動作し、セレクタ6がデス
クランブラ4側に切り替わる。
【0014】すなわち、テレビジョン受像機12に対し
デスクランブラ4を外部接続したときは、有料或は非有
料の別なく、衛星チャンネルに対しては常にデスクラン
ブラ4の出力がセレクタ6を介して映像・音声処理回路
7に送り込まれることになり、従ってスクランブル処理
が解除されないままの映像が出力されるといったことは
ない。また、有料放送受信時と非有料放送受信時とでビ
デオ入力端子を経由する外部入力を選択するか、或は内
部の衛星受信機の出力を選択するか切り替える必要があ
った従来の衛星受信装置1等と異なり、ただ単に衛星放
送チャンネルを選局指定するだけで、所望の衛星放送チ
ャンネルを視聴することができる。特に、デスクランブ
ラ4の電源を切った状態で非有料放送を視聴していると
きに、たまたま非有料放送から有料放送に切り替わった
としても、デスクランブラ4の電源を投入するだけで、
ビデオ入力の選択操作なしで有料放送を視聴することが
でき、デスクランブラ4の電源を切っておくことに抵抗
が少ないため、節電型の使用に適している。また、タイ
マ録画予約機能を利用して衛星放送を留守番録画する場
合も、録画途中で非有料放送から有料放送に切り替わっ
たときに、例えば従来のようにテレビジョン受像機12
に内蔵された衛星チューナ2がそのまま動作し続けてし
まい、スクランブル解除されないままの映像しか録画で
きないといった失敗を避けることができる。
【0015】さらにまた、上記実施例では、電源回路1
0とこれに通ずるACアウトレット5とを、ともに選局
マイコン9からの指令を受けて閉じる開閉スイッチ17
を介して商用交流電源に接続してあるため、デスクラン
ブラ4の電源コンセントプラグをテレビジョン受像機1
2のACアウトレット5に接続しておきさえすれば、選
局マイコン9がリモコン送信機8から衛星チャンネルの
選局指令を受けたときにだけ、電源回路10とデスクラ
ンブラ4に電源を供給することができ、これにより電源
回路10とデスクランブラ4に対して、必要時にのみ給
電し、電力の無駄をなくすことができる。
【0016】なお、上記実施例において、同期判別回路
15に代えて、図3に示した同期判別回路21を用いる
こともできる。この同期判別回路21は、同期分離回路
16の出力を受けて自動周波数制御を行うAFC回路2
2の誤差出力を電圧制御発振器23に供給し、誤差出力
に応じた発振周波数でもって発振する電圧制御発振器2
3の出力を、分周器24にて32分周し、アンドゲート
回路25において元の同期信号と位相一致するかどうか
判別する構成をとる。電圧制御発振器23は、AFC回
路22の誤差出力が一定レベル範囲内にある場合は、水
平同期周波数の約32倍の周波数でもって発振するた
め、分周器24にて32分周された電圧制御発振器23
の発振出力は、同期分離回路16にて分離された同期信
号と位相一致し、これによりアンドゲート回路25から
同期判別信号が得られる。同期判別回路21は、同期判
別にフライバックパルスを必要としないため、テレビジ
ョン受像機12の偏向回路が停止していても同期判別が
可能であり、このため例えばテレビジョン受像機12の
ビデオ出力端子に接続したビデオテープレコーダ(図示
せず)により留守番録画するときなどに、きわめて有効
である。
【0017】さらにまた、上記実施例において、図4に
示した衛星受信装置31のごとく、電源回路10用とA
Cアウトレット5用にそれぞれ32,33と開閉スイッ
チを計2個設けることもでき、この場合、デスクランブ
ラ4のための電源と衛星チューナ2のための電源を個別
に制御することで、より合理的に消費電力の節減を図る
ことができる。
【0018】また、上記各実施例ではBS受信を例に説
明したが、図5に示す衛星受信装置51のごとく、BS
とCSの両方を受信することのできる複合衛星チューナ
52を内蔵させた衛星受信機53をもって構成すること
もできる。実施例に示した複合衛星チューナ52は、B
Sアンテナ54とポジショナ付きCSアンテナ55が接
続してあり、CSアンテナ55はポジショナ56を駆動
することで対象衛星に向けて姿勢制御できるようになっ
ている。衛星受信機53は、ここではテレビジョン受像
機やビデオテープレコーダに組み込んでおらず、単体と
して存在しており、複合衛星チューナ52に接続した映
像信号処理回路57及びPCMデコーダ58を介して複
合衛星チューナ52に接続された音声信号処理回路59
の外に、前記各実施例では外付けしていたセレクタ60
を内蔵する形で有する。スクランブル解除処理に用いる
FM検波出力は複合衛星チューナ52から得られ、ビッ
トストリーム出力はPCMデコーダ58から得られる。
【0019】セレクタ60は、映像信号処理回路57と
音声信号処理回路59を経由する信号と、外部から供給
されるデスクランブラ出力とを切り替えるものであり、
ここでは多入力型のA/Vセレクタが用いられる。すな
わち、実施例では、セレクタ60に通ずる3系統のデス
クランブラ入力端子61,62,63とFM検波出力端
子53a及びビットストリーム出力端子53bの間に、
異なるスクランブル方式に対応する3種類のデスクラン
ブラ41,42,43が接続できるようになっている。
3種類のデスクランブラ41,42,43としては、例
えばCS用デコーダとBS用デコーダ及び他方式デコー
ダを想定しており、いずれも電源をオフしたときに信号
スルー状態となるオフスルー式を採用しているため、こ
こでは3個を縦列接続してある。ただし、各デスクラン
ブラ41,42,43の電源プラグは、複合衛星チュー
ナ52に互いに独立して設けたリレー内蔵型の電源コン
セント64,65,66に接続してあり、これらの電源
コンセント64〜65は、複合衛星チューナ52に選局
指令を発する選局マイコン67によって通電制御される
ようになっている。選局マイコン67は、衛星チャンネ
ルごとにスクランブルの有無とスクランブル方式を格納
したROM(図示せず)を内蔵しており、リモコン送信
器から遠隔指令を受けたときに、選局指定された衛星チ
ャンネルに関するROMデータを読み出し、電源コンセ
ント64〜65とともにセレクタ60を切り替え制御
し、処理回路57,59の出力かデスクランブラ41〜
43のいずれかの出力を選択させることができる。
【0020】すなわち、例えばCSから送られてくる有
料放送を受信する場合、選局マイコン67に対してCS
の希望チャンネルを選局するよう指令を発すると、選局
マイコン67が複合衛星チューナ52に対して同チャン
ネルの選局指令を発するとともに、ROMから読み出し
たデータに従ってスクランブル解除に必要なデスクラン
ブラ41に通ずる電源コンセント64に対して通電を指
令し、同時にまたデスクランブラ41の出力が選択され
るようセレクタ60に対して切り替え指令を発する。そ
の結果、複合衛星チューナ52が指定された有料チャン
ネルを選局し、デスクランブラ41にてスクランブル解
除された映像信号と音声信号がセレクタ60を介して外
部に供給される。また、他の有料チャンネルを受信する
場合も、上記と同様、ROMデータに従って選局マイコ
ン67による適確な受信制御が行われる。
【0021】なお、図6に示す衛星受信装置71のごと
く、デスクランブラ41〜43ごとにオフスルーのA/
V入・出力端子を設けた場合、セレクタ72は外部入力
端子が1個あるもので済ませることができる。すなわ
ち、デスクランブラ41〜43のA/V入・出力端子を
縦列接続し、デスクランブラ43のA/V出力をセレク
タ72の外部入力端子に通ずるデスクランブラ入力端子
73に接続するだけでよく、従ってセレクタ72は、従
来のセレクタ6と同じように、非有料放送と有料放送と
で内部入力と外部入力を切り替える2入力1出力型のも
ので済ませることができる。74は、衛星受信機であ
る。
【0022】さらに、図7に示す衛星受信装置81のご
とく、衛星受信機82からセレクタ60或は72等を取
り除き、映像信号処理回路57と音声信号処理回路59
の出力を、デスクランブラ41のA/V入力端子に直接
供給するようにしてもよい。この場合、衛星受信機82
にはデスクランブラ入力端子が不要となる。
【0023】さらにまた、デスクランブラ41〜43が
オフスルー型でない場合は、図8に示す衛星受信装置9
1のごとく、衛星受信機92のFM検波出力端子とビッ
トストリーム出力端子に、分配器93を介してデスクラ
ンブラ41〜43を並列接続することもできる。この場
合、分配器93の電源コンセントプラグを接続する電源
コンセント94についての通電制御は、選局マイコン6
7によって行われる。なお、この実施例の場合、分配器
93を用いる分だけコスト高にはなるが、デスクランブ
ラ41〜43を縦列接続しないで済むため、デスクラン
ブラ41,42,43を経由する信号の信号劣化を最小
限にくい止めることができる。
【0024】また、上記実施例では、遠隔指令を受けた
選局マイコン67が、選局された衛星チャンネルに応じ
て非有料放送であるか或は有料放送であるか、そしてど
の衛星を対象にしているのかを判断して電源コンセント
64,65,66とセレクタ60或は72を切り替え制
御する構成としたが、スクランブル処理の施された衛星
チャンネルについては、通常、スクランブル処理が施さ
れていることを示すデータを重畳させて送信されること
に着目し、選局マイコン67或は別途設けたデコーダ
(図示せず)がこのデータを判別して電源コンセント6
4〜66とセレクタ60,72を切り替え制御するよう
構成することもできる。例えばBSの場合、衛星から送
信されるPCM音声信号は、1フレームが2048ビッ
トからなるディジタル信号であり、1秒間に1000フ
レーム分のデータが送信される。1フレームの先頭の1
6ビットのフレーム同期信号に続く16ビットは、制御
符号に指定されている。制御符号は、図9に示したビッ
ト配列をとり、このなかで第12ビットb12が、映像
信号に対するスクランブル処理の有無を示すビットに割
り当てられている。従って、このビットb12の“1”
又は“0”を判別することにより、映像信号のスクラン
ブル処理の有無を判別することができる。また、制御符
号に続くレンジビットは、Aモード時に32ビット,B
モード時に16ビットのごとく、音声1チャンネルに8
ビットずつ割り当てられている。8ビットのうち、最初
の3ビットはレンジ番号を表し、残りの5ビットのうち
4ビットが伝送途中で生じた誤り訂正に用いられる。そ
して、最後の1ビットは空きビットとして残るが、現在
のBSの有料放送ではこの空きビットを音声信号に対す
るスクランブル処理の有無を示すビットに割り当ててお
り、従って例えば第1音声チャンネルであればビットb
8の“1”又は“0”を判別することで、音声信号のス
クランブル処理の有無を判別することができる。
【0025】なおまた、上記各実施例に示した衛星受信
機20,53,74,82,92は、いずれも単体で使
用できるのは勿論、一部実施例に示したように、テレビ
ジョン受像機に組み込んだり、或はビデオテープレコー
ダといった他のAV機器に自由に組み込むことができ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、衛星
チューナを内蔵する衛星受信機に設けたスクランブル解
除された信号専用のデスクランブラ入力端子に、衛星チ
ューナの出力をスクランブル解除するデスクランブラの
出力を供給し、デスクランブラの出力と衛星チューナの
出力のいずれか一方を選択する構成としたから、デスク
ランブラがビデオ入力端子ではなくデスクランブラ入力
端子という専用の端子に接続されることで、衛星チュー
ナの出力とデスクランブラの出力の切り替えに紛れがな
くなり、それだけ有料放送と非有料放送に対する受信態
様の選択が簡単化され、非有料放送については衛星チュ
ーナの出力を選択すれば、デスクランブラを経由するこ
とに伴う信号劣化の少ない映像や音声を視聴することが
できる等の優れた効果を奏する。
【0027】また、この発明は、信号選択手段を、デス
クランブラの出力と衛星チューナの出力を択一的に切り
替え出力するセレクタと、デスクランブラの出力が映像
信号として所定の条件を満たすか否かを判定し、該条件
を満たす場合に限りセレクタに対してデスクランブラの
出力を選択するよう制御する制御手段から構成すること
により、デスクランブラをデスクランブラ入力端子に接
続した場合は、有料衛星放送であろうが非有料衛星放送
であろうが、衛星放送についてはすべてデスクランブラ
の出力を映像信号処理にかけることができ、このため有
料放送受信時と非有料放送受信時とでビデオ入力端子を
経由する外部入力を選択するか、或は内部の衛星受信機
の出力を選択するか切り替える必要があった従来の衛星
受信装置等と異なり、複雑な選局操作が不要であり、特
にデスクランブラの電源を切った状態で非有料放送を視
聴しているときに、たまたま非有料放送から有料放送に
切り替わったとしても、デスクランブラの電源を投入す
るだけで、ビデオ入力の選択操作なしで有料放送を視聴
することができ、デスクランブラの電源を切っておくこ
とに抵抗が少ないため、節電型の使用に適しており、ま
たタイマ録画予約機能を利用して衛星放送を留守番録画
する場合も、例えば録画途中で非有料放送から有料放送
に切り替わったときに、映像機器に内蔵された衛星受信
機がそのまま動作し続けてしまい、スクランブル解除さ
れないままの映像しか録画できないといった失敗を避け
ることができ、またリモコン送信器等を用いて衛星チャ
ンネルを選局した場合も、チャンネル指定操作だけで有
料或は非有料の別を問わず所望の衛星放送チャンネルを
選局することができ、さらにまた衛星チャンネルが選局
指定されたときにのみ、映像機器を経由してデスクラン
ブラに電源を供給する構成とすれば、デスクランブラに
対して必要時にのみ給電することができ、常時電源を供
給するか或は映像機器に連動して電源を供給する従来の
衛星受信装置等と異なり、消費電力がもっとも少ない最
良の形態でもって節電を図ることができる等の効果を奏
する。
【0028】さらにまた、この発明は、衛星受信機に異
なるスクランブル方式に対応する複数のデスクランブラ
が接続される複数のデスクランブラ入力端子を設けると
ともに、信号選択手段を、複数のデスクランブラ入力端
子を介して供給される複数のデスクランブラの出力と衛
星受信機の出力を、択一的に切り替え出力する多入力型
のセレクタと、衛星チューナへの選局指令に従って多入
力型のセレクタを切り替える制御手段から構成すること
により、BS受信用にはBS用デコーダが、そしてCS
受信用にはCS用デコーダがというように、衛星多局化
時代を迎えてスクランブル方式に応じた異なるデスクラ
ンブラが要求されるときに、例えばBSとCSの両方を
受信することのできる複合衛星チューナを使用している
にも拘わらず、受信対象となる衛星が変わるつどデスク
ランブラの接続を切り替えるといった面倒な作業は一切
不要であり、また衛星ごとに衛星受信機とデスクランブ
ラのセットを用意する必要もないので、設備コストを良
好に抑えることができ、さらにまた多入力型のセレクタ
は、衛星チューナへの選局指令によって切り替えられる
ため、衛星チャンネルごとにスクランブルの有無とスク
ランブル方式をあらかじめメモリ等に格納しておくこと
で、受信したいと思う衛星チャンネルを指定しただけ
で、メモリの記憶に従ってデスクランブラの選択が行わ
れる等の効果を奏する。
【0029】また、この発明は、衛星チューナの出力に
含まれるスクランブル処理の有無を示すデータに従って
前記多入力型のセレクタを切り替える構成とすることに
より、あらかじめメモリ等に衛星チャンネルごとのスク
ランブルの有無或はスクランブル方式等を格納しておか
なくとも、受信した衛星チャンネルに関するチューナ出
力から、スクランブルの有無或はスクランブル方式を判
定し、自動的に適切なデスクランブラを選択することが
できる等の効果を奏する。
【0030】また、この発明は、衛星受信機を、テレビ
ジョン受像機に組み込んだり、或はビデオテープレコー
ダに組み込んだりすることにより、衛星受信機を単体と
してだけでなく、より一般の家庭で使用しやすい形態で
提供することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の衛星受信装置の一実施例を示す概略
構成図である。
【図2】図1に示した同期判別回路の一実施例を示す回
路図である。
【図3】図2に示した同期判別回路の他の実施例を示す
回路図である。
【図4】図1に示した衛星受信装置の変形例を示す概略
構成図である。
【図5】この発明の衛星受信装置の他の実施例を示す概
略構成図である。
【図6】図5に示した衛星受信装置の変形例を示す概略
構成図である。
【図7】図6に示した衛星受信装置の変形例を示す概略
構成図である。
【図8】図5に示した衛星受信装置の他の変形例を示す
概略構成図である。
【図9】PCM音声信号に含まれる制御符号及びレンジ
ビットのビット構成を示す図である。
【図10】従来の衛星受信装置の一例を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
2 衛星チューナ 4,41,42,43 デスクランブラ 11,31,51,71,81,91 衛星受信装置 20,53,74,82,92 衛星受信機 13,61,62,63,73 デスクランブラ入力端
子 6,60,72 信号選択手段(セレクタ) 14 信号選択手段(切り替え制御回路) 15 信号選択手段(同期判別回路) 52 複合衛星チューナ 67 信号選択手段(選局マイコン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 四方 康仁 大阪府大阪市中央区城見一丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星チューナを内蔵し、スクランブル解
    除された信号専用のデスクランブラ入力端子を有する衛
    星受信機と、この衛星受信機に外部接続され、前記衛星
    チューナから供給される信号をスクランブル解除して前
    記デスクランブラ入力端子に供給するデスクランブラ
    と、このデスクランブラの出力と前記衛星チューナの出
    力のいずれか一方を選択する信号選択手段を具備するこ
    とを特徴とする衛星受信装置。
  2. 【請求項2】 前記信号選択手段は、前記デスクランブ
    ラの出力と前記衛星チューナの出力を択一的に切り替え
    て出力するセレクタと、前記デスクランブラの出力が映
    像信号として所定の条件を満たすか否かを判定し、該条
    件を満たす場合に限り前記セレクタに対して前記デスク
    ランブラの出力を選択するよう制御する制御手段からな
    ることを特徴とする請求項1記載の衛星受信装置。
  3. 【請求項3】 前記衛星受信機は、異なるスクランブル
    方式に対応する複数のデスクランブラが接続される複数
    のデスクランブラ入力端子を有しており、前記信号選択
    手段は、前記複数のデスクランブラ入力端子を介して供
    給される前記複数のデスクランブラの出力と前記衛星受
    信機の出力を、択一的に切り替えて出力する多入力型の
    セレクタと、前記衛星チューナへの選局指令に従って前
    記多入力型のセレクタを切り替える制御手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の衛星受信装置。
  4. 【請求項4】 前記衛星受信機は、異なるスクランブル
    方式に対応する複数のデスクランブラが接続される複数
    のデスクランブラ入力端子を有しており、前記信号選択
    手段は、前記複数のデスクランブラ入力端子を介して供
    給される前記複数のデスクランブラの出力と前記衛星受
    信機の出力を、択一的に切り替えて出力する多入力型の
    セレクタと、前記衛星チューナの出力に含まれるスクラ
    ンブル処理の有無を示すデータに従って前記多入力型の
    セレクタを切り替える制御手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の衛星受信装置。
  5. 【請求項5】 前記衛星受信機は、テレビジョン受像機
    に組み込まれていることを特徴とする請求項1記載の衛
    星受信装置。
  6. 【請求項6】 前記衛星受信機は、ビデオテープレコー
    ダに組み込まれていることを特徴とする請求項1記載の
    衛星受信装置。
JP3155866A 1990-07-28 1991-05-30 衛星受信装置 Pending JPH0522727A (ja)

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JP3155866A JPH0522727A (ja) 1990-07-28 1991-05-30 衛星受信装置

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JP2-200289 1990-07-28
JP20028990 1990-07-28
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08331544A (ja) * 1995-06-02 1996-12-13 Hitachi Ltd 信号処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08331544A (ja) * 1995-06-02 1996-12-13 Hitachi Ltd 信号処理装置

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