JPH05227372A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH05227372A
JPH05227372A JP4023976A JP2397692A JPH05227372A JP H05227372 A JPH05227372 A JP H05227372A JP 4023976 A JP4023976 A JP 4023976A JP 2397692 A JP2397692 A JP 2397692A JP H05227372 A JPH05227372 A JP H05227372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
scanner
sheet
image
forming engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4023976A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Inoue
宜也 井上
Fukuo Ichikawa
福男 市川
Ryuta Takechi
隆太 武市
Tetsuo Yamanaka
哲夫 山中
Masakazu Oshita
政和 大下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4023976A priority Critical patent/JPH05227372A/ja
Publication of JPH05227372A publication Critical patent/JPH05227372A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】複数方向から、原稿載置、排出シートの取り出
し、操作パネル及び走査の各操作を行なう画像形成装置
の操作性を向上させる。 【構成】スキャナ手段200はシート積載部400を大
略覆うよう、対角線配置の2つの支柱180a,180
bにより作像エンジン筐体100の底面積とほぼ同面積
でその上方空間に水平支持される。少くとも支柱の一つ
は中空にされ、信号伝達や操作ケーブル等を配置する。
操作パネル500及び501は原稿積載ガラス30を挟
んで対角位置に配置され、A,B,C,Dの4方向に対
応して、スキャナ手段200に対応するホームポジショ
ン505A〜Dを有し、操作パネル500及び501は
それぞれポジションのA,D間及びB,C間の移動が可
能で、操作パネル配置位置検出により当該方向からの制
御を可能にする。操作方向がシート排出方向のときに
は、シート積載部のトレイ403を上下動させ、シート
取出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスにおいては、OA機器の
導入が推進されており、そのため数多くのOA機器が設
置されている。これらOA機器の設置のために広い空間
が占有され、その結果大きなオフィス床面積を必要とし
ているのが現状である。これに対し、特に都市部におい
ては、オフィスの賃貸料が上昇して高価となり、オフィ
ス床面積をできるだけ少なくすること、そのためにOA
機器の設置のための空間をできるだけ節約することが要
望されている。
【0003】オフィス内の机、椅子、本棚、備品棚、パ
ソコン、または複写機等の画像形成装置のレイアウトを
勘案した場合、複写機等の画像形成装置においては、こ
れら装置の周囲の2方向以上から入力、原稿設定等の操
作ができるときは、画像形成装置の設置の自由度が増え
て省スペース化を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、画像形
成装置の周囲の2方向以上からの入力操作、原稿設定操
作等を可能にするため、複数の操作パネルを使用するこ
と、スキャナ手段の圧板を2方向以上から開閉可能とす
ること等が考えられるが、これらの各機能を備えた画像
形成装置では、操作上問題の生ずることが避けられな
い。
【0005】本発明の課題は、前記の各機能を備えた画
像形成装置の使用に際し生ずる前述の操作上の問題を解
消して、操作性を向上させた画像形成装置を提案するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、画像形成装置が、シート上に画像を形成する作像
エンジンと、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった
画像情報を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給
するスキャナ手段と、少なくとも2方向から操作するた
めの複数の操作パネルと、この複数の操作パネルが操作
されたときの操作の方向を検知する検知手段とを有し、
この検知手段により検知した操作パネルの操作方向に従
って、前記スキャナ手段において原稿を読みとる原稿読
みとり領域を設定することにより解決される。
【0007】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、画像形成装置が、シート上に画像を形成する作像
エンジンと、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった
画像情報を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給
するスキャナ手段と、少なくとも2方向から操作するた
めの複数の操作パネルと、この複数の操作パネルが操作
されたときの操作の方向を検知する検知手段と、前記作
像エンジンで画像を形成されて排出されたシートを積載
するシート積載部と、このシート積載部のトレイを上下
動させる駆動手段とを有し、前記検知手段により検知し
た操作パネルの操作方向に従って、前記シート積載部の
トレイを前記駆動手段により上下動させるか否かを判断
することを提案する。
【0008】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、画像形成装置が、シート上に画像を形成する作像
エンジンと、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった
画像情報を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給
するスキャナ手段と、このスキャナ手段を前記作像エン
ジンの上方に空間を隔てて支持する支持手段と、前記ス
キャナ手段を前記作像エンジンに対し移動させる移動手
段と、この移動手段により移動したスキャナ手段の移動
方向を検知する検知手段とを有し、この検知手段により
検知した前記スキャナ手段の移動方向に従って、前記ス
キャナ手段において原稿を読みとる原稿読みとり領域を
設定することを提案する。
【0009】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、画像形成装置が、シート上に画像を形成する作像
エンジンと、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった
画像情報を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給
するスキャナ手段と、このスキャナ手段を前記作像エン
ジンの上方に空間を隔てて支持する支持手段と、前記ス
キャナ手段を前記作像エンジンに対し移動させる移動手
段と、この移動手段により移動したスキャナ手段の移動
方向を検知する検知手段と、少なくとも2方向から操作
するための複数の操作パネルとを有し、前記検知手段に
より検知した前記スキャナ手段の移動方向に従って、前
記複数の操作パネルのうち使用する操作パネルを選択す
ることを提案する。
【0010】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、画像形成装置が、シート上に画像を形成する作像
エンジンと、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった
画像情報を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給
するスキャナ手段と、このスキャナ手段を前記作像エン
ジンの上方に空間を隔てて支持する支持手段と、前記ス
キャナ手段を前記作像エンジンに対し移動させる移動手
段と、この移動手段により移動したスキャナ手段の移動
方向を検知する検知手段と、前記作像エンジンで画像を
形成されて排出されたシートを積載するシート積載部
と、このシート積載部のトレイを上下動させる駆動手段
とを有し、前記検知手段により検知した前記スキャナ手
段の移動方向に従って、前記シート積載部のトレイを前
記駆動手段により上下動させるか否かを判断することを
提案する。
【0011】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、画像形成装置が、シート上に画像を形成する作像
エンジンと、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった
画像情報を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給
するスキャナ手段と、前記スキャナ手段において少なく
とも2方向からの原稿載置操作を可能にする手段と、こ
の手段による操作の方向を検知する検知手段とを有し、
この検知手段により検知した前記スキャナ手段の原稿載
置操作方向に従って、前記スキャナ手段において原稿を
読みとる原稿読みとり領域を設定することを提案する。
【0012】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、画像形成装置が、シート上に画像を形成する作
像エンジンと、原稿画像情報を読みとり、かく読みとっ
た画像情報を電気信号に変換して前記作像エンジンに供
給するスキャナ手段と、前記スキャナ手段において少な
くとも2方向からの原稿載置操作を可能にする手段と、
この手段による操作の方向を検知する検知手段と、少な
くとも2方向から操作するための複数の操作パネルとを
有し、前記検知手段により検知した前記スキャナ手段の
原稿載置操作方向に従って、前記複数の操作パネルのう
ち使用する操作パネルを選択することを提案する。
【0013】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、画像形成装置が、シート上に画像を形成する作
像エンジンと、原稿画像情報を読みとり、かく読みとっ
た画像情報を電気信号に変換して前記作像エンジンに供
給するスキャナ手段と、前記スキャナ手段において少な
くとも2方向からの原稿載置操作を可能にする手段と、
この手段による操作の方向を検知する検知手段と、前記
作像エンジンで画像を形成されて排出されたシートを積
載するシート積載部と、このシート積載部のトレイを上
下動させる駆動手段とを有し、前記検知手段により検知
した前記スキャナ手段の原稿載置操作方向に従って、前
記シート積載部のトレイを前記駆動手段により上下動さ
せるか否かを判断することを提案する。
【0014】
【作用】画像形成装置を少なくとも2方向から入力操作
するために、複数の操作パネルを設け、どの方向から入
力操作するかを検知し、操作方向に従ってスキャナ手段
における原稿の読み取り領域を設定する。
【0015】また、シート積載部にトレイを上下動させ
る駆動手段を設け、前記操作パネルの操作方向がシート
排出方向であり、従ってシート排出方向からシートを取
り出すときは、前記駆動手段によりトレイを上下動させ
てシートを取り出し易くして操作性を向上させる。その
他の方向よりシートを取り出すときは、トレイを上下動
させることはない。
【0016】また、スキャナ手段の移動手段を設けたと
きは、その移動方向によりスキャナ手段における原稿の
読み取り領域を設定する。
【0017】また、スキャナ手段移動手段の移動方向に
より、複数の操作パネルのうちより使用する操作パネル
を選択する。
【0018】また、スキャナ手段移動手段の移動方向に
より、前記駆動手段によりトレイを上下動させてシート
を取り出すか否かを判断する。
【0019】さらに、スキャナ装置の圧板を2方向以上
から開閉可能として、少なくとも2方向からの原稿載置
操作を可能にしたときは、原稿載置操作方向に従って原
稿の読み取り領域を設定する。
【0020】さらに、前記の原稿載置操作方向に従っ
て、複数の操作パネルのうちより使用する操作パネルを
選択する。
【0021】さらに、前記の原稿載置操作方向に従っ
て、前記駆動手段によりトレイを上下動させてシートを
取り出すか否かを判断する。
【0022】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明するが、まず図
面に示す本発明を適用した複写機の詳細を述べる。
【0023】図1において、複写機1は、ほぼ直方体に
形成した作像エンジン筐体100、スキャナ手段20
0、およびこのスキャナ手段200を前記作像エンジン
筐体100の上方に空間を隔てて支持するための支持手
段180を備えている。前記作像エンジン筐体100内
には、作像エンジン2、その下方に給紙装置3、作像エ
ンジン2の上方にシート積載部400が配置されてい
る。
【0024】給紙装置3から給紙ローラ4によって搬送
されたシートは、レジストローラ5によってタイミング
をとられ、またスキューの補正を行われ、ドラム状の感
光体10からなる像担持体へ搬送される。該感光体は、
図にて反時計回りに回転駆動されている。回転中、該感
光体は帯電ユニット12によるコロナ放電で表面が帯電
され、光学ユニット13からのレーザ光を照射される。
このレーザ光は、スキャナ手段200によって読み取ら
れたデジタル画像情報を潜像化させるように発せられ
る。また、該スキャナ手段以外にも、外部インターフェ
イスを通じて送られてきたデジタル画像情報を潜像化さ
せるように発することも可能である。これらレーザ光に
よって、該感光体上に潜像が形成される。この潜像は、
現像ユニット6を通過するとき、トナーによって可視像
化される。この可視像は、該感光体へ搬送されてきたシ
ートに、コロナ放電などを利用する転写ユニット9によ
り静電的に転写され、かく転写された像は定着ユニット
8によって定着される。次に、該定着ユニットを出たシ
ートは、シート排出手段402によりシート積載部40
0のトレイ403に排出される。他方において、可視像
転写後の該感光体は、クリーニングユニット7により残
留トナーを除去され、かく除去されたトナーは該クリー
ニングユニットに回収、収容される。
【0025】図2に示すように、前記の支持手段は18
0は、作像エンジン筐体100の上面にて対角線上のほ
ゞ頂点位置に配置された2つの支柱180a、180b
よりなる。その1つ、例えば支柱180aは中空となっ
ていて、該スキャナ手段により電気信号に変換された画
像情報を作像エンジン2に伝達するケーブルや、操作パ
ネルにつながるケーブル等がその中空部内に配置されて
いる。
【0026】本構成により、本来なら複写機本体外に突
出して設けたトレイに排出していたシートを、本体内に
排出することが可能である。また、スキャナ手段200
と作像エンジン筐体100との間に既述の空間を設ける
ことにより、排出されたシートを引き出しを開けたりす
る動作なくして取り出すこともできる、同様に、画像形
成されたシートを前記動作なくして目視確認することが
可能となり、それにより複写機の使用空間に占める割合
を小さくすることができ、さらに操作性を損なうことが
なく作業ができるようになった。
【0027】図2に示すように、スキャナ手段200
は、シート積載部400を略覆う平面積、換言すれば作
像エンジン筐体100の底面積とほぼ同面積を有し、か
つ支持手段180によりシート積載部400上方に空間
を隔てて水平に支持される。
【0028】以下に、前述の複写機において、複数の操
作パネルを用いて2方向以上から操作するように構成し
た複写機について説明する。
【0029】図3および図4に示す複写機では、複写機
への情報入力手段となる操作パネル500と操作パネル
501が、それぞれ原稿載置ガラス30をはさんで対角
の位置に配置されている。また、同図中には上面形状が
略四角形である該複写機の各4方向に対応して矢印A、
B、C、Dが描かれ、この4方向に対応して操作パネル
500、501はスキャナ手段200にホームポジショ
ン505A、505B、505C、505Dを有する。
【0030】図3では、操作パネル500がホームポジ
ション505Aに有り、操作パネル501がホームポジ
ション505Cに有ることを示し、図4では、操作パネ
ル500がホームポジション505Dに有り、操作パネ
ル501がホームポジション505Bにあることを示
す。そして、前述の各操作パネルを、レール等の移動手
段により移動することにより、操作パネル500はホー
ムポジション505Aとホームポジション505Dとの
間を移動可能となり、操作パネル501はホームポジシ
ョン505Bとホームポジション505Cとの間を移動
可能となる。更に、同図中に示す各ホームポジションに
設けられた操作パネル位置検知手段となるフォトインタ
ラプタ等のセンサーで、操作パネルがどのホームポジシ
ョンにあるかを検知し、それによって矢印A、B、C、
Dの各方向からの該画像形成装置の操作に関する様々な
制御を行うことが可能となる。
【0031】図5は、第1実施例の複写機の操作に関す
る制御についての制御ブロック図を示す。図5より、前
記の各制御が、複写機の制御エンジンボード上のCPU
により行われることが判る。操作パネル位置検知手段
A、B、C、Dは、操作パネル500または操作パネル
501がそれぞれ前記ホームポジション505A、50
5B、505C、505Dのいずれに位置しているか、
および操作パネルの入力操作方向を検知する。
【0032】図6ないし図8は、操作パネル移動手段と
して、複写機上面にてその1つの角の二等分線上に軸5
02を設けたところを示す。そして、図6および図7に
示す矢印E、Fの方向の順番に操作パネル500、50
1を軸502を中心にして回動することにより、図6、
図7、図8の順番もしくは逆順に操作パネル500、5
01が回動することを示す。
【0033】前記の各図では、操作パネル500、50
1がホームポジションにある場合、該画像形成装置の上
面の隣接する2側辺に沿う面に操作部503が位置して
いることが図示されている。そして、これにより前述の
動作で操作パネル500、501がホームポジション間
を移動した場合でも、各ホームポジションでは操作パネ
ル500、501の両面に設けられた操作部503のい
ずれかが該複写機の上面にあることになり、該複写機へ
の情報入力が可能となる。
【0034】図9ないし図11は、操作パネル500、
501がホームポジション間を図6ないし図8にて説明
したと同様に、軸502により回動することを示す。本
実施例では、枠体520が軸502の周りに矢印E,F
の方向に回動し、この枠体の中空部内で操作パネル50
0、501が図10に示す矢印G1、G2の方向に旋回
する。この場合、操作パネル500、501がホームポ
ジションにあるとき、その片面に設けられた操作部50
3は、常に上面に現われる。
【0035】更に、図12は、前述の動作構成の詳細を
示した図である。ここでは、枠体520の軸502に固
定された歯車507と、該枠体内を回動する操作パネル
500、501の軸となる軸508に固定された歯車5
09と、歯車507と歯車509の間に設置されて歯車
間の伝達を行うタイミングベルト510が設けられてい
る。そして、以上の図示する構成により、枠体520が
矢印EFの方向に回動するとき、タイミングベルト51
0は歯車507により矢印H1、H2の方向に回転し、
この回転により歯車509が矢印I方向に回転する。よ
って、操作パネル500、501は矢印G1、G2の方
向に回動する。従って、前述の動作により操作パネル5
00、501がホームポジションにある場合には、必ず
操作部503が該画像形成装置の上面に現れることにな
り、該画像形成装置への情報入力が可能となる。
【0036】次に、シート積載部に排出されたシートを
取り出す構成について説明する。
【0037】第1図に示すように、シート積載部400
は作像エンジン筐体100上面14より下に凹状に形成
され、シート排出手段402により排出されてきたシー
トが自由落下によって自然とトレイ403に積載される
ようになっている。この構造では、図13に示すよう
に、ユーザは作像エンジン筐体を乗り越えてシートを取
り出さなければならない。この場合、ユーザの姿勢には
無理があり、操作性が悪くなっていた。
【0038】これを改善するために、図14および図1
5に示す複写機では、作像エンジン筐体に溝410a、
410bを設けている。この溝は、シート排出方向B→
Dに対して左右に設けられている。またこの溝の深さ
は、シート積載部400の底面とほぼ同じ高さ、もしく
はその面より下側に設けられていて、該シート積載部に
積載されたシートを取り出し易いように構成されてい
る。また、この溝を少なくともシート搬送方向の左右に
設けることにより、複写機本体の多面からの操作性も向
上する。
【0039】図1に示すように、シート積載部400
は、シート排出手段402側が他の部分に比べて下側に
くるように構成されている。これによって、該シート排
出手段から排出されたシートが、該シート積載部の斜度
に合わせて自然に斜面を滑り、シート排出手段側の面に
て面合わせされ、多数のシートが排出されても、シート
がバラバラにならずに整えられるようになっている。し
かし、該シート排出手段側からシートを取りだそうとす
ると、作像エンジン筐体を乗り越えてシートを取りださ
なければならず、その操作性が非常に悪い(図13参
照)。これを改善するために、該シート積載部に直接シ
ートを排出せずに、シートを排出するトレイ403を設
ける。該トレイは、図16および図17に示すように、
トレイ駆動手段を有している。このトレイ駆動手段は、
トレイ駆動モータ404aと駆動力を該トレイに伝える
トレイ駆動ギヤ404bから構成されている。一方、該
トレイ403は、支点405を中心に回動可能に構成さ
れ、シート排出手段側は弧状となって、こゝにギヤ部4
06が形成され、トレイ駆動ギヤ404bと噛合ってい
る。このギヤ部406は、該トレイ駆動手段から駆動力
を得て、トレイを上下動させる。トレイを上方位置に持
ち来すことにより、シートの取り出しが容易になり、そ
の操作性が向上する。
【0040】シートが排出された後に、該トレイ403
を駆動するわけであるが、その移動量は任意に設定する
ことが出きる。ここでは、その移動量を、該トレイの底
面にあるシートの最下部がシート排出手段の上方にくる
ように設定を行う。これは、図17に示すように、トレ
イ底面をシート排出手段の上方に設定し、排出されたシ
ートを取り易くするためである。なぜなら、そうしなけ
れば、シート最下部が本体に隠れてしまい、目視も出来
ず手をまわりこまして取らなければならないからであ
る。
【0041】トレイ403の上下動を可能とするトレイ
駆動手段404の駆動制御に関する制御ブロック図を図
18に示す。この図は、トレイ駆動手段404の構成要
素であるトレイ駆動モータ404aの駆動制御を、トレ
イ下降指令手段となる複写機の制御エンジンボード上の
CPUにより行うことを示す。更に、図19に示す制御
信号のタイミングチャートで説明すると、複写動作開始
信号により、該CPUからトレイ駆動モータ404aへ
トレイ駆動モータ制御信号が送られ、図中の時間Tの間
トレイ駆動モータ404aはトレイ403を下降させ
る。この場合、トレイ駆動制御信号がLOW状態で、ト
レイ駆動モータ404aはトレイ403を下降させる方
向に回転する。
【0042】図20に示す制御信号のタイミングチャー
トでは、トレイ403の該複写機での最上位置と最下位
置をフォトインタラプタ等のセンサ404e、404f
(図18)により検知し、その検知信号を利用すること
により、前述のトレイ駆動モータ制御信号の出力を該C
PUにより制御することができる。このタイミングチャ
ートでは、複写動作開始信号によりトレイ駆動モータ制
御信号が該CPUから出力され、図19におけると同じ
く、トレイ駆動モータ404aが時間Tの間駆動され
る。それによって、最上位置にあったトレイ403が下
降し、トレイ最上位置検知センサ404eからのトレイ
最上位置検知信号も、LOW状態からトレイ403が最
上位置にはないことを示すHIGH状態となる。そし
て、トレイ403は最下位置に到達して、まずトレイ最
下位置検知センサ404fからのトレイ最下位置検知信
号がHIGH状態からLOW状態となる。このトレイ最
下位置検知信号の変化を該CPUが認識することによ
り、トレイ駆動モータ制御信号をHIGH状態にして、
トレイ駆動モータ404aを停止させることが可能とな
る。従って、この方式により,前述の時間Tを複写動作
開始信号の発生からシートの先端がシートの排出口に到
達するまでの時間よりも短くなるように、トレイ駆動モ
ータ404aの回転速度を決めることが可能となる。
【0043】次に、スキャナ移動手段の構成について説
明する。
【0044】図21ないし図27に示す複写機において
は、既述の2本の支柱180a、180bとそれらの上
側に水平面を形成するテーブル部180cの一体構造と
なっている。テーブル部180cの平面積は、支柱部を
のぞけばスキャナ手段200の平面よりも小さいものと
なっている。正確には、スキャナ手段の4方向への各最
大移動量ずつ内側に小さくなった大きさが望ましい。
【0045】まず、スキャナ手段200には、図21に
示すように、底面中央部から垂直に突出した突起部20
2が設けられている。この突起部202は、テーブル部
180cの中央に十字形状に設けられた案内溝181
(図22)に入ってガイドされ、案内溝内で移動可能で
ある。すなわち、突起部202は、案内溝181の十字
形状の交点をホームポジションとして矢印A、B、C、
Dの4方向への移動が可能である。なお、スキャナ手段
の突起部202には、テーブル部180cの下面側から
止め板204が接合されるので、スキャナ手段のテーブ
ル部からの抜けおよび傾きは防止される。さらに、突起
部202は、案内溝181の各溝部分内に配置された4
つの圧縮スプリング206、207、208、209か
ら成る付勢手段により、釣り合った状態では案内溝18
1の十字形状の交点、すなわちホームポジションに位置
するよう付勢力が与えられている。
【0046】上述した構成により、スキャナ手段200
は操作者に手で押されること、すなわち外力が与えられ
ることによって、シート積載部400に対して移動する
ことが可能となり、前記外力が取り除かれたときには、
移動した先からホームポジションに戻ることが可能であ
る。これにより、ホームポジションに戻す操作を手で行
う必要はなくなる。
【0047】図23、図24、図26は、案内溝181
内の突起部202と付勢手段である4つの圧縮スプリン
グ206、207、208、209との関係を示したも
のである。
【0048】図23は、スキャナ手段200が通常の位
置にある状態を示す。このとき、4つの圧縮スプリング
206、207、208、209が釣り合った状態で、
突起部202は案内溝181のホームポジションにあ
る。
【0049】図24および図25は、操作者がスキャナ
手段200をA方向から奥側に押して移動させた状態を
示す。このとき、突起部202は案内溝181のC側の
溝部分に移動し、ここに配置された圧縮スプリング20
6が圧縮され、突起部202はこれをホームポジション
に戻そうとする付勢力を受ける。
【0050】図26および図27は、操作者がスキャナ
手段200をD方向から奥側に押して移動させた状態を
示す。このとき、突起部202は案内溝181のB側の
溝部分に移動し、B側の圧縮スプリング209が圧縮さ
れ、突起部202はこれをホームポジションに戻そうと
する付勢力を受ける。
【0051】スキャナ手段200をB方向、C方向から
押した場合も、図には示していないが、同様な動作を行
う。すなわち、B方向から押した場合は、突起部202
は圧縮された圧縮スプリング207によりホームポジシ
ョンに戻そうとする付勢力を受け、C方向から押した場
合は、突起部202は圧縮された圧縮スプリング208
によりホームポジションに戻そうとする付勢力を受け
る。
【0052】なお、本実施例では、スキャナ手段をA、
B、C、Dの4方向に移動する構成を示した。しかし、
図示していないが、スキャナ手段を支柱ごと傾ける、ス
キャナ手段をどちらか一方の支柱を軸として回転させ
る、スキャナ手段が上方に持ち上がる等の構成も、本発
明の態様には含まれるものである。
【0053】上述の構成により、スキャナ手段200は
A、B、C、Dの4方向に移動することが可能になる。
図28および図29は、スキャナ手段200の移動によ
りA方向もしくはD方向から画像形成されシート積載部
400に積載された転写紙の取り出しが容易になること
を示す。かくして、シート積載部400に排出されたシ
ートをいずれの方向からも容易に取り出すことが可能と
なったので、操作性が向上するとともに、装置の設置場
所の自由度が大きくなる。
【0054】次に、スキャナ手段から作像エンジンへ電
気信号を伝達する信号線が、シート積載部400のシー
トを取り出すときに邪魔にならないようにした構成につ
いて説明する。
【0055】図21および図22において、スキャナ手
段200からの信号線205は、スキャナ手段底面から
突出する突起部202の中空部、止め板204の中空部
を通って支持手段180のテーブル部180cの下面に
現れ、そこから支柱180aの中空部を通って作像エン
ジン筐体100内へ入って作像エンジンと接続される。
テーブル部180cの下面に現れた信号線205は、ス
キャナ手段200の移動に伴って伸縮自在であるものを
使用し、常にたるまずシート積載部400の上方の空間
で邪魔にならないようになっている。このことは、信号
線がスキャナ手段の移動する分余裕を持った長さを有す
ることが必要であるが、通常の伸縮しない信号線では、
スキャナ手段がホームポジションにあるときには、たる
んだ状態となってしまうことが避けられない。これは、
前述の信号線205を伸縮自在とすることにより防止さ
れる。それによって、シート積載部400からシートを
取り出すときに信号線が邪魔にならず、操作性と安全性
の両面で有利となる。さらに、複写機の外観に信号線が
見えないので、デザイン上好ましいものとなる。
【0056】さらに、移動したスキャナ手段を移動前の
ホームポジションに戻そうとする付勢力に抗して、スキ
ャナ手段を移動した位置で保持するロック手段の構成に
ついて説明する。
【0057】図30において、支持手段180のテーブ
ル部180cの側面部に、それぞれの方向A、B、C、
Dに軸186、187、188、189が突出して設け
られている。これらの軸186、187、188、18
9に、ロック部材216、217、218、219がそ
れぞれ捩りスプリング226、227、228、229
を介して回動可能に取り付けられ、さらに抜け止めとし
て軸の先端には止め輪236、237、238、239
が固定されている。
【0058】テーブル部180cの上方にスキャナ手段
がない場合には、捩りスプリング226、227、22
8、229により与えられる回転力によって、ロック部
の先端216a、217a、218a、219aはテー
ブル部180c上面の高さよりも上に位置する。
【0059】図31は、スキャナ手段200がテーブル
部180cの上面にホームポジションにて支持された状
態を示す。このとき、ロック部材の先端216a、21
7a、218a、219aは全てスキャナ手段200の
底面の存在によって、テーブル部180c上面の高さと
同位置でそれよりも上には出ていない。なお、ロック部
材の先端216a、217a、218a、219aはテ
ーブル部180c上面の高さよりも上に出ようとする回
転力を捩りスプリング226、227、228、229
により与えられているため、スキャナ手段200の底面
は上方向に押し上げられる力を受けるが、図22に示す
止め板204の止め作用によってテーブル部180cか
ら浮くことはない。
【0060】図32は、スキャナ手段200をA方向か
ら操作者が奥側へ押した状態を示す。スキャナ手段20
0のA側側面がテーブル部180cのA側側面180’
cよりも奥へ移動すると、スキャナ手段200の底面の
存在がないため、ロック部材218の先端218aはね
じりスプリング228の回転力によりテーブル部180
cの上面の高さに出る。すると、スキャナ手段の突起部
202には圧縮スプリング206により付勢力が与えら
れていて、スキャナ手段200はホームポジションに戻
ろうとするが、ロック部材の先端218aによってスキ
ャナ手段200のA側側面はこの位置でロックされてし
まう。したがって、スキャナ手段200は移動した位置
のままで保持することが可能となる。
【0061】ロックを解除するには、操作者がロック部
材のレバー部218bを図32に示す矢印方向に回転し
てやればよい。これにより、ロック部材の先端218a
がテーブル部180c上面の高さよりも下になり、スキ
ャナ手段200はホームポジションに戻ることができ
る。
【0062】スキャナ手段200をB方向、C方向、D
方向から押した場合も、図には示していないが、図32
と同様な動作が行われる。すなわち、B方向から押して
移動した場合にはロック部材219が、C方向から押し
て移動した場合にはロック部材216が、D方向から押
して移動した場合にはロック部材217が、それぞれ動
作してスキャナ手段200を移動した位置のままで保持
することが可能となる。
【0063】次に、装置の全方向から原稿設定が可能な
圧板の構成について、以下に説明する。
【0064】図33において、スキャナ手段200に設
けた圧板300は、原稿積載ガラス30の4辺の外側を
覆う圧板第1部材301および原稿積載ガラス面を覆う
圧板第2部材302の2つの主部材から構成される。な
お、この第1部材301は原稿積載ガラス30の少なく
とも隣接する二辺の外周を覆うように形成されるが、本
実施例では原稿積載ガラス30の4辺を覆う構成となっ
ている。
【0065】第1部材301は、第1ヒンジ部310に
よってスキャナ装置本体200に取り付けられている。
第1ヒンジ部310は、支持板310a、軸311、3
12を有する。第1部材301は、その突起部301a
で軸311を介して支持板310aに回動可能に連結さ
れ、その支持板310aの一側部は上記軸311と直交
する向きの軸312を介して回動可能にスキャナ装置2
00に連結されている。
【0066】一方、第2部材302は、第1ヒンジ部3
10と対角の位置関係に配置される第2のヒンジ部32
0によって、第1部材301に取り付けられている。第
2ヒンジ部320は、支持板320a、軸321、32
2を有する。第2部材302は、その突起部302aで
軸321を介して支持板320aに回動可能に連結さ
れ、その支持板320aの一側部は上記軸321と直交
する向きの軸322を介して回動可能に第1部材301
に結合されている。
【0067】ここで第1ヒンジ部の軸311と第2ヒン
ジ部の軸321は平行であり、またこれらに直交した方
向の第1ヒンジ部の軸312と第2ヒンジ部の軸322
も平行の位置関係にある。
【0068】なお、図35に示すように、原稿載置ガラ
ス上の原稿をソフトに押さえる目的で、第2部材302
の裏面にはクッション板303が貼着されている。クッ
ション板303の大きさは、第1部材301の内枠の中
に入る大きさで、厚みは第1部材301と同等以上を有
する。
【0069】スキャナ装置本体200には、図33に示
すように、軸331と軸332が固定されている。その
位置関係は、第1部材301が閉まった状態において、
軸331は第1ヒンジ部310の軸311と同一直線上
になるように設けられ、軸332は第1ヒンジ部の軸3
12と同一直線上になるように設けられている。そして
これらの軸331と軸332に対応して、第1部材30
1には第1の回動支持部301bおよび第2の回動支持
部301cが設けられている。第1及び第2の回動支持
部301b、301cには、軸331、332に係合し
て回動可能となるようU字溝が形成されている。
【0070】さらに、第1部材301には、軸341と
軸342が固定されている。その位置関係は、第2部材
302が閉まった状態において、軸341は第2ヒンジ
部320のの軸321と同一直線上になるように設けら
れ、軸342は第2ヒンジ部の軸322と同一直線上に
なるように設けられている。そして、これらの軸341
と342に対応して、第2部材302には、軸341、
342に係合して回動可能となるよう形成されたU字溝
を有する第3の回動支持部302bおよび第4の回動支
持部302cが設けられている。第3及び第4の回動支
持部302b、302cには、341、342に係合し
て回動可能となるようにU字溝が形成されている。
【0071】図33および図35に示すように、第2部
材302の第2のヒンジ部320と対角位置の裏面に
は、マグネット350が貼着されており、それに向かい
合って第1部材301には、磁性体351が貼着されて
いる。これらのマグネット350と磁性体351は、第
2部材302が第1部材301に対して繰り返し接離可
能な付着手段となっている。
【0072】圧板が4方向から開閉操作可能となる動作
を、次に説明する。
【0073】図34は圧板が閉じられた状態を示し、図
35はB方向から圧板300を開けた状態を示す。付着
手段350、351によって第1部材301に付着して
いた第2部材302は、操作者が把手部302eを持ち
上げることによって付着を解除される。そして、第2部
材302は第2ヒンジ部320の軸322を中心として
回転する。このとき、同時に第2部材支持部302cの
U字溝は、第1部材301に固定された軸342に係合
して回動するので、第2部材302はねじれることなく
操作者方向B方向に前開きとなる。なお、第1部材30
1に固定された軸341は、このときの回動軸322、
342とは直交方向なので、第2部材302のもう一方
の回動支持部302bは軸341には係合せず、圧板を
開ける際にひっかかることはない。
【0074】この圧板が前開きとなった状態で、操作者
が原稿を原稿載置ガラス30にセットし、把手部302
eを持って押し下げることによって、原稿はクッション
板303によって原稿載置ガラス30にずれることなく
押しつけられる。
【0075】図36は、C方向から圧板300を開けた
状態を示す。B方向からの操作と同様に、付着手段35
0、351によって第1部材301に付着していた第2
部材302は、操作者が把手部302dを持ち上げるこ
とによって付着を解除される。そして、第2部材302
は第2ヒンジ部の軸321を中心として回動する。この
とき、同時に第2部材の回動支持部302bのU字溝は
第1部材に固定された軸341に係合して回動するの
で、第2部材302はねじれることなく操作者方向C方
向に前開きとなる。なお、第1部材301に固定された
軸342は、このときの回動軸321、341とは直交
方向なので、第2部材302のもう一方の回動支持部3
02cは軸342には係合せず、圧板を開ける際にひっ
かかることはない。
【0076】この圧板が前開きとなった状態で操作者が
原稿を原稿載置ガラス30にセットし、把手部302d
を持って押し下げることによって、原稿はクッション板
303により原稿載置ガラス30にずれることなく押し
つけられる。
【0077】図37は、A方向から圧板を開けた状態を
示す。操作者が把手部301dを持ち上げることによっ
て、第1部材301は第1ヒンジ部310の軸311を
中心として回転する。このとき、同時に第1部材の回動
支持部301bのU字溝は、スキャナ装置本体に固定さ
れた軸331に係合して回動するので、第1部材301
はねじれることなく操作者方向A方向に前開きとなる。
なお、スキャナ本体200に固定された軸332は、こ
のときの回動軸311、331とは直交方向なので、第
1部材301のもう一方の回動支持部301cは軸33
2には係合せず、圧板を開ける際にひっかかることはな
い。
【0078】この圧板が前開きとなった状態で、操作者
が原稿を原稿載置ガラス30にセットし、把手部301
dを持って押し下げることによって、原稿はクッション
板303によって原稿載置ガラス30にずれることなく
押しつけられる。
【0079】なお、このようにA方向からの開閉操作で
は、第2部材302は、図37では隠れた位置にある
が、付着手段350、351によって第1部材301に
付着されて一体のまま開閉される。したがって、この付
着手段350、351によって、書籍等の厚みのある原
稿の際でも、第2部材302は遊離せず適切に覆い押さ
えることができる。
【0080】図38は、D方向から圧板を開けた状態を
示す。操作者が把手部301eを持ち上げることによっ
て第1部材301は第1ヒンジ部310の軸312を中
心として回動する。このとき、同時に第1部材の回動支
持部301cのU字溝は、スキャナ装置本体に固定され
た軸332に係合して回動するので、第1部材301は
ねじれることなく操作者方向D方向に前開きとなる。な
お、スキャナ本体200に固定された軸331は、この
ときの回動軸312、332とは直交方向なので、第1
部材301のもう一方の回動支持部301bは軸331
には係合せず、圧板を開ける際にひっかかることはな
い。この圧板が前開きとなった状態で、操作者が原稿を
原稿載置ガラス30にセットし、把手部301eを持っ
て押し下げることによって、原稿は、図38には隠れた
位置のクッション板303によって原稿載置ガラス30
0にずれることなく押しつけられる。
【0081】なお、このようにD方向からの開閉操作で
は、A方向からの開閉操作と同様に、第2部材302は
付着手段350、351によって第1部材301に付着
されて一体のまま開閉される。
【0082】さらに本発明は、前述の圧板300を備え
たスキャナ装置200において、圧板を開けて原稿を原
稿載置ガラス上にセットするとき、操作者に原稿のセッ
ト位置をわかり易く教えるために、4つの操作方向それ
ぞれに対する原稿載置基準位置を示すスケールを設けて
いる。以下に、その構成、動作について説明する。なお
説明のため、本スキャナ装置では操作方向から見て原稿
載置ガラスの左手前角を基準として原稿をセットするも
のとする。
【0083】図39は、A方向から圧板を開けた状態で
ある。すなわち第1部材301は上方に回動し、原稿載
置ガラス30から離れた状態となっている。このとき原
稿載置ガラス30の外周の一部には、A方向から見て原
稿載置ガラス30の左手前角が原稿載置基準となり、各
原稿サイズのセット位置を示す第1のスケール601が
設けられている。A方向から操作をするときは、原稿を
この第1スケール601に示された位置にセットするこ
とによって、誤りなくスキャナ動作を行うことができ
る。
【0084】一方、第2部材302をA方向とは直交す
る方向であるD方向から開けた場合は、原稿載置ガラス
30の外周の一部に第2のスケール602が設けられて
いる。この第2のスケール602は、D方向から見て、
原稿載置ガラス30の左手前角が原稿載置基準となり、
各原稿サイズのセット位置を示すようになっている。D
方向から操作をするときは、原稿をこの第2のスケール
602に示された位置にセットすることによって、誤り
なくスキャナ動作を行うことができる。すなわち、第1
スケール601および第2スケール602は、少なくと
も原稿載置ガラスの三辺の外周を覆うことになる。
【0085】図40は、B方向から圧板を開けた状態で
ある。すなわち、第2部材302は上方に回動し、第1
部材301から離れた状態となっている。このとき原稿
載置ガラス30の外周となっている第1部材301上の
一部には、第3のスケール603が設けられている。こ
の第3のスケール603は、B方向から見て原稿載置ガ
ラス30の左手前角が原稿載置基準となり、各原稿サイ
ズのセット位置を示すようになっている。B方向から操
作をするときは、原稿をこの第3のスケール603に示
された位置にセットすることによって、誤りなくスキャ
ナ動作を行うことができる。
【0086】一方、第2部材302をB方向とは直交す
る方向であるC方向から開けた場合は、B方向の場合と
同様に、原稿載置ガラス30の外周となっている第1部
材301上の一部に、第4のスケール604が設けられ
ている。この第4のスケール604は、C方向から見
て、原稿載置ガラスの左手前角が原稿載置基準となり、
各原稿サイズのセット位置を示すようになっている。C
方向から操作をするときは、原稿をこの第4のスケール
604に示された位置にセットすることによって、誤り
なくスキャナ動作を行うことができる。
【0087】さらに本発明は、前述した構成動作のスキ
ャナ装置において、4方向から開閉可能な圧板を任意の
方向から開けて原稿を原稿載置ガラス上にセットすると
き、操作者に原稿のセット位置をわかり易く教えるため
の装置を提案する。圧板の4つの操作方向(開口方向)
を電気的に検知し、原稿載置ガラスの4つの角に設けた
ランプの内、その検知した操作方向に対応する原稿載置
基準となる位置のランプを点灯することで原稿載置基準
を示す。また、前記の4方向にそれぞれに対する原稿載
置基準となるスケールを明示するランプを設け、検知し
た操作方向に対応するスケールのランプを点灯させるこ
とで原稿載置基準を示す。以下に、その構成を説明す
る。
【0088】図41に示すようなセンサ360を、図4
2に示す位置361〜364に設置する。センサ360
は、下端に電導体365aを有する押圧片365を備
え、ばね366により上方への移動習性を与えられてい
る。367は電導体であり、押圧片365が圧下される
と、両電導体365a、367が接触して導通が行われ
る。前記の位置361〜364に配置された各センサ3
60は、図43に示すように配置される。センサ360
は、図44に示すように圧板を開くとセンサがオフ、閉
めるとオンの状態になり、そのセンサが接続されている
I/Oポート(図43)から、圧板の開閉状況を認識す
ることができる。
【0089】圧板の開いた方向を認識すると、その開い
た方向から操作する場合の原稿載置位置の基準を示すラ
ンプを点灯させる。図45により説明すると、A方向か
ら圧板を開いて原稿をセットする場合、原稿載置基準位
置指示ランプ650を点灯させる。D方向から操作した
場合は、651を点灯させる。B、C方向から操作する
場合にも、同様に設けたランプを点灯させる。あるい
は、スケール自体を、またはスケールに表示された紙サ
イズとその載置位置を示すポイントの部分を透過性の素
材あるいは塗料を用いて、スケール内部にランプ等の発
光素子を設け、それを点灯させる。この場合も前述した
のと同様、A方向から操作した場合は、第1のスケール
601に設けたランプを点灯させ、またD方向から操作
した場合は、第2のスケール602に設けたランプを点
灯させる。
【0090】以上のように、原稿載置基準位置またはス
ケールを点灯させることにより、原稿載置操作が容易か
つ正確になる。
【0091】上述した各構成のうち、図3ないし図12
に示すように、複数の操作パネルを用いて4方向からの
操作を行う構成を有する複写機について、本発明による
操作制御を以下に説明する。
【0092】前記の複写機では、まず原稿を載置し、操
作パネルで動作条件を設定し、ついで操作パネルの動作
開始キーを押して画像形成動作をさせる。前記の原稿載
置と操作パネルによる動作条件設定は、順序を逆にして
もよい。前記の各図に示す複写機構成においては、回動
して2個所に移動可能な複数の操作パネル500、50
1を設けることにより、4方向からの操作が可能であ
り、かつ図5に示す操作パネル位置検出手段A、B、
C、Dにより当該複写機を操作している方向が認識され
る。この場合、操作方向に対応して、原稿載置操作も同
じ方向から行うことになり、このための構成を図33な
いし図45に示している。
【0093】4方向のいずれからでも操作できる複写機
でも、スキャナのキャリッジのホームポジション及び移
動方向は一つであるから、原稿載置ガラス上への原稿載
置基準位置も1つになるのが普通である。しかし、ある
ときは右手前が基準となり、あるときは左奥が基準とな
るようでは分かりにくく、また載置しづらく、かつ変
倍、綴じ代等の設定が行ない難く、原稿載置操作に混乱
を来す。これに対して、各方向それぞれに対する原稿載
置基準を一定にすることにより、どの方向からでも原稿
載置基準が常に一定になり、原稿載置操作が容易になる
ことは、図39および図40に関して既に説明した。こ
の説明で述べたように、以下においては、どの操作方向
から見ても、左手前が原稿載置基準になる設定で説明す
る。
【0094】しかしながら、各操作方向に対応する原稿
載置基準がスキャン可能領域上に4個所あると、操作方
向により、スキャン有効領域を変更設定しなければなら
ない。スキャン有効領域、すなわち原稿読み取り領域
は、原稿載置基準と原稿サイズにより決定され、スキャ
ンデータを決定したスキャン有効領域の範囲だけ電気的
に有効にすることにより、可変にすることができる。そ
の場合の必要な操作方向の情報は、前記の操作パネル位
置検出手段A、B、C、Dにより認識することが可能で
あり、その情報を基に原稿載置基準とスキャン有効領域
を設定することにより、多方向それぞれからの原稿載置
操作が容易になる。以下に、操作方向によるスキャン有
効領域、すなわち原稿読み取り領域の設定について説明
する。
【0095】図46はスキャナを上からみた図で、図の
左側にキャリッジホームポジションHがあり、その右に
原稿載置ガラス30が位置する。原稿載置ガラス30は
A3の大きさである。実際のスキャナの原稿載置ガラス
は、A3より若干大きくなっているが、ここではちょう
どA3の大きさであるとする。キャリッジホームポジシ
ョンHと原稿載置ガラス30との間に、スキャナセンサ
Sが配置されている。操作者によって転写紙及び複写倍
率が選択されると、スキャナによる読み取り領域の大き
さが決まる。ここでは、転写紙がB5で等倍、A4で縮
小87%などのように、原稿読み取り領域がB5の場合
を例にする。
【0096】前述したように、原稿載置基準は操作者か
らみて左手前であるから、操作者がAの位置にいるとき
は原稿読み取り領域は破線で示すaの領域、以下同様に
Bの位置では一点鎖線で示すbの領域、Cの位置では破
線で示すcの領域、Dの位置では二点鎖線で示すdの領
域となる。
【0097】まず、aの領域を読み取るには、主走査方
向では「あ」の幅を、副走査方向では「イ」の幅を読め
ばよい。このスキャナの読み取り制御を、図47のタイ
ミングチャートに基づいて説明する。
【0098】キャリッジが移動を開始すると、原稿載置
ガラス30端辺から所定の距離例えば5mmの位置にあ
るスキャナセンサSがオンする。ついで、所定時間経過
後に信号LSYNCと信号FSYNCがオンになる。こ
の所定時間の経過は、タイミングパルス数をカウントす
ることで判断できる。信号FSYNCは、キャリッジが
「イ」の範囲を移動する間中オンであり、このFSYN
Cがオンの間は読み取った画像信号は有効となる。ただ
し、信号LSYNCは1回の主走査の間に、読み取り信
号が「あ」の範囲にあるときオンであり、「い」の範囲
にあるときはオフとなっており、これを図48の信号L
SYNCの拡大図に示す。読み取った信号は、LSYN
C、FSYNCともにオンのときのみ有効とすること
で、必要な領域の画像信号が得られる。
【0099】bの領域は、FSYNCを「ロ」の間オン
にし、LSYNCを「う」の間でオフ、「え」の間でオ
ンとすることによって読み取られる。
【0100】cの領域は、FSYNCを「ハ」の間でオ
フ、「ニ」の間でオンとし、LSYNCを「お」の間で
オフ、「か」の間でオンにすることによって読み取られ
る。
【0101】dの領域は、FSYNCを「ホ」の間でオ
フ、「ヘ」の間でオンとし、LSYNCを「く」の間で
オフ、「き」の間でオンにすることによって読み取られ
る。
【0102】「イ」から「ヘ」、「あ」から「く」のそ
れぞれは、mm(ミリメートル)単位の長さとしてあら
かじめ記憶されている。従って、キャリッジの移動速度
をV(mm/sec)、タイミングパルスの周波数をf
(個/sec)とすれば、例えばFSYNCを「イ」の
間オンにするには、キャリッジが原稿載置ガラス30の
端辺に到達した時にFSYNCをオンとして、タイミン
グパルス数のカウントを開始し、「イ」・f/V(個)
のパルスをカウントした時点でFSYNCをオフとする
ことで、キャリッジが「イ」の範囲を通過する間FSY
NCをオンにできる。他の領域においても、同様であ
る。
【0103】なお、領域aとbにおいては、FSYNC
がオフとなった時点でキャリッジをリターンさせること
で、スキャンに要する時間を短縮することができる。
【0104】以上のようにして、その都度の原稿載置基
準位置に対する原稿読み取り領域を設定することができ
る。
【0105】次に、複数の操作パネルにより多方向より
操作パネル操作が可能である構成と、シート積載部のト
レイ持ち上げ機構とを備える複写機の操作制御につい
て、以下に説明する。
【0106】複数方向から原稿載置操作および操作パネ
ル操作が可能であっても、作像部における作像機構は常
に一方向であるため、画像を作像したシートの排出も一
方向になる。図1に示すように、排出されたシートのシ
ート積載部400は、排紙機構のシート排出手段402
より下になるわけであるから、シート排出手段402の
方向から排紙を取り出す場合、非常に取り出しにくくな
る。そのために、シート排出手段の方向から排紙を取り
出す際に、図16および図17に示すような駆動装置4
04a、404b、406を設け、より低いシート積載
部400のトレイ403を上方に持ち上げ、排紙取り出
しを容易にすることは、既に説明した。この場合の、シ
ート排出手段方向からの操作であることを認識する一つ
の手段として、既述のように、図5に示す操作パネル位
置検出手段A、B、C、Dにより、操作された操作パネ
ルとその操作方向を検知し、その操作方向がシート排出
手段方向からの操作である場合に、図17に示すよう
に、シート積載部のトレイ403を持ち上げることによ
り、操作性を向上させることができる。
【0107】次に、図21ないし図32には、排出し積
載されたシートを取り出し易くするために、スキャナ手
段200を4方向に移動させる構成を示している。この
構成を有する複写機の操作制御について、以下に説明す
る。
【0108】前記の構成は、、スキャナ手段200が支
持手段180によりシート積載部上方に空間を隔てて支
持されていることによるものであり、スキャナ手段を移
動させると言うことは、スキャナ手段を移動させた方向
から、その複写機を操作していることになる。その場
合、スキャナ手段の移動方向はフォトセンサ等で検知す
ることができる。
【0109】4方向から操作パネルにより入力操作する
構成に関して、操作方向に従って原稿載置基準を一定に
なし、スキャン有効領域、すなわち原稿読み取り領域を
変更設定しなければならないが、これについては図46
に関して既に詳細に説明した。スキャナ手段を移動させ
る場合も、その移動方向に従い、前述したところに従っ
て、原稿載置基準と原稿読み取り領域を設定することに
より、操作性を高めることが可能である。その場合、前
記設定に必要な操作方向の情報は、前記のフォトセンサ
等で得ることができる。
【0110】次に、スキャナ手段の移動手段を備えると
ともに、2方向以上から操作が可能な操作パネルを備え
た構成を有する複写機の操作制御について、以下に操作
例により説明する。
【0111】例えば、A方向からユーザ1が複写機を使
用しようとして、図25に示すように、スキャナ手段2
00をA方向からC方向に移動させた直後に、ユーザ2
もB方向から複写機を使用するため操作パネル501を
操作し始めた場合、どちらの方向からの操作が有効にな
るのか、使う側では混乱し、またどちらを有効にするか
の判断等の制御が複雑になる。このような場合、先にス
キャナ手段を移動操作した方を優先するのか、あるいは
まず操作パネルから操作をした方が優先するのか等の定
義をした上で、どちらの操作を有効にするかを制御しな
ければならない。本発明は、このような場合の混乱を防
止するために、先にスキャナ手段の移動操作をした場合
の操作命令を優先する場合の制御である。
【0112】まず、前記例のようにA方向からスキャナ
手段200を移動させ、A方向からの操作であることを
認識する。それを認識したら、図3に示すホームポジシ
ョン505Aの位置にある操作パネル以外の操作パネル
からは、直接複写機の動作につながる操作は受け付けな
くなる。このような制御を行なうことにより、複数方向
からのスキャナー操作と操作パネルの操作、および動作
の混乱を防止することができる。
【0113】次に、スキャナ手段の移動手段を備えると
ともに、シート積載部のトレイ持ち上げ機構とを備える
複写機の操作制御について、以下に説明する。
【0114】既に述べたように、シート積載部は排紙機
構の排紙位置より下にあるので、排紙位置の方向からの
排紙の取り出しは難しい。そのために、図16および図
17に示すような駆動装置404a、404b、406
を設け、排紙位置方向からシートを取り出す場合、より
低いシート積載部400のトレイ403を上方に持ち上
げる。そして、スキャナ手段の移動方向を検知し、その
移動方向が排紙位置方向からの操作である場合に、シー
ト積載部のトレイを持ち上げて排紙取り出しを容易にす
ることができる。
【0115】既述のように、スキャナ手段の移動方向は
フォトセンサ等で検知することができる。また、スキャ
ナ手段を移動させると言うことは、スキャナ手段を移動
させた方向から、その複写機を操作していることにな
る。従って、図5に示す操作パネル位置検出手段A、
B、C、Dにより、操作された操作パネルとその操作方
向を検知することもできる。かく検知した操作方向がシ
ート排出手段方向からの操作である場合に、図17に示
すように、シート積載部のトレイ403を持ち上げる。
【0116】次に、スキャナ手段における原稿載置操作
が少なくとも2方向から可能な構成を有する複写機の操
作制御について、以下に説明する。
【0117】原稿載置操作を4方向から可能にした構成
は、図33ないし図45に示す実施例に関して詳細に説
明したように、圧板の開閉を4方向から可能にすること
により実現し、さらに、これら図のうち図41ないし図
45においては、原稿載置操作方向の検知について述べ
た。
【0118】4方向のいずれからでも原稿載置操作ので
きる複写機でも、スキャナのキャリッジのホームポジシ
ョン及び移動方向は一つであるから、原稿載置ガラス上
への原稿載置基準位置も1つになるのが普通である。し
かし、あるときは右手前が基準となり、あるときは左奥
が基準となるようでは分かりにくく、また載置しづら
く、かつ変倍、綴じ代等の設定が行ない難く、原稿載置
操作に混乱を来す。これに対して、各方向それぞれに対
する原稿載置基準を、どの操作方向から見ても、左手前
が原稿載置基準になる設定することにより、原稿載置操
作が容易になることは、図39および図40に関して既
に説明した。
【0119】さらに、原稿載置操作方向、すなわち本実
施例における圧板の開閉方向はその複写機の操作方向に
なるので、該方向に対応してスキャン有効領域を、すな
わち原稿読み取り領域を変更設定しなければならない
が、これについては図46に関して既に説明した。かく
して、原稿載置操作方向を検知することで操作方向を認
知し、その情報を基に原稿載置基準と原稿読み取り領域
とを設定し、それによって各方向からの原稿載置操作が
容易になる。
【0120】次に、スキャナ手段における原稿載置操作
が少なくとも2方向から可能な構成と、複数の操作パネ
ルにより少なくとも2方向から操作パネル操作が可能で
ある構成とを有する複写機の操作制御について、以下に
操作例により説明する。
【0121】例えば、A方向からユーザ1が複写機を使
用しようとして、図37に示すように、スキャナ手段2
00の圧板300をA方向から開いた直後に、ユーザ2
もB方向から複写機を使用するため操作パネル501を
操作し始めた場合、どちらの方向からの操作が有効にな
るのか、使う側では混乱し、またどちらを有効にするか
の判断等の制御が複雑になる。このような場合、先にス
キャナ手段の圧板を開閉操作した方を優先するのか、あ
るいはまず操作パネルから操作をした方が優先するのか
等の定義をした上で、どちらの操作を有効にするかを制
御しなければならない。本発明は、このような場合の混
乱を防止するために、先に圧板を開閉操作をした場合の
操作命令を優先する制御である。
【0122】まず、前記例のように、A方向から圧板3
00を開き、A方向からの操作であることを認識する。
それを認識したら、図3に示すホームポジション505
Aの位置にある操作パネル以外の操作パネルからは、直
接複写機の動作につながる操作は受け付けなくなる。こ
のような制御を行なうことにより、複数方向からの原稿
載置操作と操作パネルの操作および動作の混乱を防止す
ることができる。
【0123】次に、スキャナ手段における原稿載置操作
が少なくとも2方向から可能な構成と、シート積載部の
トレイ持ち上げ機構とを備える複写機の操作制御につい
て、以下に説明する。
【0124】シート積載部において、排紙位置の方向か
らの排紙の取り出しを容易にするために、図16および
図17に示すように、駆動装置404a、404b、4
06を設け、シート排出手段402より低いシート積載
部400のトレイ403を上方に持ち上げることは、既
に述べた。そして、図41ないし図45に示す検知手段
によりスキャナ手段の圧板開放の方向を検知し、その方
向が排紙位置方向からの操作である場合に、シート積載
部のトレイを持ち上げて排紙取り出しを容易になし、操
作性を向上させることができる。
【0125】
【発明の効果】本発明により、複数方向から原稿載置操
作、排出シートの取り出し操作、操作パネル操作、スキ
ャナ操作を行なう画像形成装置における動作の混乱を防
止して、その操作性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用した複写機の1部を断面に
て示す正面図である。
【図2】図2は同複写機の斜視図である。
【図3】図3は操作パネルを備えた前記複写機の斜視図
である。
【図4】図4は前記操作パネルを移動させた前記複写機
の斜視図である。
【図5】図5は当該複写機の制御ブロック図である。
【図6】図6は操作パネル移動手段の第1実施例を示す
斜視図である。
【図7】図7は前記第1実施例の操作パネル移動経過を
示す斜視図である。
【図8】図8は前記第1実施例の移動を終えた操作パネ
ルを示す斜視図である。
【図9】図9は操作パネル移動手段の第2実施例を示す
斜視図である。
【図10】図10は前記第2実施例の操作パネル移動経
過を示す斜視図である。
【図11】図11は前記第2実施例の移動を終えた操作
パネルを示す斜視図である。
【図12】図12は前記第2実施例の具体的構成を示す
斜視図である。
【図13】図13はシート積載部におけるシートの取り
出し態様の説明図である。
【図14】図14は本発明により設けた溝を備える複写
機の斜視図である。
【図15】図15は図14の複写機を別の方角より見た
斜視図である。
【図16】図16はシート積載部における上下動可能な
トレイの最下位置にあるのを示す説明図である。
【図17】図17はトレイが最上位置にあるのを示す説
明図である。
【図18】図18はトレイ駆動手段の制御ブロック図で
ある。
【図19】図19はトレイ駆動手段の駆動制御信号のタ
イミングチャートである。
【図20】図20は図19におけるとは異なるタイミン
グチャートを示す。
【図21】図21はスキャナ手段を下面より見た斜視図
である。
【図22】図22は本発明により構成した支持手段の斜
視図である。
【図23】図23はスキャナ手段がホームポジションに
あるのを示す支持手段の斜視図である。
【図24】図24はスキャナ手段がA方向に移動したの
を示す支持手段の斜視図である。
【図25】図25はスキャナ手段がA方向に移動したの
を示す複写機の斜視図である。
【図26】図26はスキャナ手段がD方向に移動したの
を示す支持手段の斜視図である。
【図27】図27はスキャナ手段がD方向に移動したの
を示す複写機の斜視図である。
【図28】図28はスキャナ手段がA方向に移動したと
きのシート取り出しを示す斜視図である。
【図29】図29はスキャナ手段がD方向に移動したと
きのシート取り出しを示す斜視図である。
【図30】図30はロック手段を分解して示す支持手段
の斜視図である。
【図31】図31はロック手段が作動しないときの支持
手段の斜視図である。
【図32】図32は1つのロック手段が作動中の支持手
段の斜視図である。
【図33】図33は本発明による圧板の分解斜視図であ
る。
【図34】図34は圧板を閉じたスキャナ装置の斜視図
である。
【図35】図35はB方向から圧板を開けたスキャナ装
置の斜視図である。
【図36】図36はC方向から圧板を開けたスキャナ装
置の斜視図である。
【図37】図37はA方向から圧板を開けたスキャナ装
置の斜視図である。
【図38】図38はD方向から圧板を開けたスキャナ装
置の斜視図である。
【図39】図39はA方向から圧板を開けて第1および
第2スケールを示すスキャナ装置の斜視図である。
【図40】図40はB方向から圧板を開けて第3および
第4スケールを示すスキャナ装置の斜視図である。
【図41】図41は圧板の開閉状態の検知用センサの断
面図である。
【図42】図42は前記センサの配置を示す圧板の分解
斜視図である。
【図43】図43は前記センサを含む回路である。
【図44】図44は圧板の開閉とセンサの検知との関係
を説明するためのスキャナ装置の斜視図である。
【図45】図45は原稿載置基準位置指示ランプを示す
スキャナ装置の斜視図である。
【図46】図46は原稿読み取り領域の設定を説明する
ための原稿載置ガラスの平面図である。
【図47】図47は前記読み取り領域の設定のためのタ
イミングチャートである。
【図48】図48は図47における信号LSYNCの拡
大図である。
【符号の説明】
1 複写機 30 原稿載置ガラス 100 作像エンジン筐体 180 支持手段 180a,180b 支柱 200 スキャナ手段 300 圧板 360 センサ 400 シート積載部 402 シート排出手段 403 トレイ 404a トレイ駆動モータ 500,501 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 哲夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大下 政和 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート上に画像を形成する作像エンジン
    と、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった画像情報
    を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給するスキ
    ャナ手段と、少なくとも2方向から操作するための複数
    の操作パネルと、この複数の操作パネルが操作されたと
    きの操作の方向を検知する検知手段とを有し、この検知
    手段により検知した操作パネルの操作方向に従って、前
    記スキャナ手段において原稿を読みとる原稿読みとり領
    域を設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】シート上に画像を形成する作像エンジン
    と、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった画像情報
    を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給するスキ
    ャナ手段と、少なくとも2方向から操作するための複数
    の操作パネルと、この複数の操作パネルが操作されたと
    きの操作の方向を検知する検知手段と、前記作像エンジ
    ンで画像を形成されて排出されたシートを積載するシー
    ト積載部と、このシート積載部のトレイを上下動させる
    駆動手段とを有し、前記検知手段により検知した操作パ
    ネルの操作方向に従って、前記シート積載部のトレイを
    前記駆動手段により上下動させるか否かを判断すること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】シート上に画像を形成する作像エンジン
    と、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった画像情報
    を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給するスキ
    ャナ手段と、このスキャナ手段を前記作像エンジンの上
    方に空間を隔てて支持する支持手段と、前記スキャナ手
    段を前記作像エンジンに対し移動させる移動手段と、こ
    の移動手段により移動したスキャナ手段の移動方向を検
    知する検知手段とを有し、この検知手段により検知した
    前記スキャナ手段の移動方向に従って、前記スキャナ手
    段において原稿を読みとる原稿読みとり領域を設定する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】シート上に画像を形成する作像エンジン
    と、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった画像情報
    を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給するスキ
    ャナ手段と、このスキャナ手段を前記作像エンジンの上
    方に空間を隔てて支持する支持手段と、前記スキャナ手
    段を前記作像エンジンに対し移動させる移動手段と、こ
    の移動手段により移動したスキャナ手段の移動方向を検
    知する検知手段と、少なくとも2方向から操作するため
    の複数の操作パネルとを有し、前記検知手段により検知
    した前記スキャナ手段の移動方向に従って、前記複数の
    操作パネルのうち使用する操作パネルを選択することを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】シート上に画像を形成する作像エンジン
    と、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった画像情報
    を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給するスキ
    ャナ手段と、このスキャナ手段を前記作像エンジンの上
    方に空間を隔てて支持する支持手段と、前記スキャナ手
    段を前記作像エンジンに対し移動させる移動手段と、こ
    の移動手段により移動したスキャナ手段の移動方向を検
    知する検知手段と、前記作像エンジンで画像を形成され
    て排出されたシートを積載するシート積載部と、このシ
    ート積載部のトレイを上下動させる駆動手段とを有し、
    前記検知手段により検知した前記スキャナ手段の移動方
    向に従って、前記シート積載部のトレイを前記駆動手段
    により上下動させるか否かを判断することを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】シート上に画像を形成する作像エンジン
    と、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった画像情報
    を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給するスキ
    ャナ手段と、前記スキャナ手段において少なくとも2方
    向からの原稿載置操作を可能にする手段と、この手段に
    よる操作の方向を検知する検知手段とを有し、この検知
    手段により検知した前記スキャナ手段の原稿載置操作方
    向に従って、前記スキャナ手段において原稿を読みとる
    原稿読みとり領域を設定することを特徴とする画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】シート上に画像を形成する作像エンジン
    と、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった画像情報
    を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給するスキ
    ャナ手段と、前記スキャナ手段において少なくとも2方
    向からの原稿載置操作を可能にする手段と、この手段に
    よる操作の方向を検知する検知手段と、少なくとも2方
    向から操作するための複数の操作パネルとを有し、前記
    検知手段により検知した前記スキャナ手段の原稿載置操
    作方向に従って、前記複数の操作パネルのうち使用する
    操作パネルを選択することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】シート上に画像を形成する作像エンジン
    と、原稿画像情報を読みとり、かく読みとった画像情報
    を電気信号に変換して前記作像エンジンに供給するスキ
    ャナ手段と、前記スキャナ手段において少なくとも2方
    向からの原稿載置操作を可能にする手段と、この手段に
    よる操作の方向を検知する検知手段と、前記作像エンジ
    ンで画像を形成されて排出されたシートを積載するシー
    ト積載部と、このシート積載部のトレイを上下動させる
    駆動手段とを有し、前記検知手段により検知した前記ス
    キャナ手段の原稿載置操作方向に従って、前記シート積
    載部のトレイを前記駆動手段により上下動させるか否か
    を判断することを特徴とする画像形成装置。
JP4023976A 1992-02-10 1992-02-10 画像形成装置 Pending JPH05227372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023976A JPH05227372A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4023976A JPH05227372A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05227372A true JPH05227372A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12125591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4023976A Pending JPH05227372A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05227372A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8253764B2 (en) * 2006-09-14 2012-08-28 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8253764B2 (en) * 2006-09-14 2012-08-28 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100394326C (zh) 纸张处理装置、安装纸张处理装置的方法以及成像装置
US6873806B2 (en) Image forming system with adaptability based on operator identification
US6997451B2 (en) Sheet post-processing device and image forming apparatus
US6314267B1 (en) Image recording system, recording material post-processing device, and intermediate unit
EP2816415A1 (en) Printing apparatus, method of controlling the same, program and storage medium
JPH05219308A (ja) 画像形成装置
US20050135855A1 (en) Printing apparatus having function of scanner
JP2008217576A (ja) 液晶タッチパネルと操作キーを有する装置
US6873812B2 (en) Image forming apparatus for forming image on different size pages of booklet and image forming method thereof
US5915157A (en) Sheet transport system and apparatus for an image-forming apparatus with crossing sheet transport paths
JPH05227372A (ja) 画像形成装置
JP2008169030A (ja) 画像形成システム、シート搬送装置、及びシート搬送方法
JPH0448868A (ja) 原稿読み取り装置
JPH05201603A (ja) 画像形成装置
US6061479A (en) Image reader apparatus
JP3171874B2 (ja) シート処理方法およびシート処理システム
JP3513280B2 (ja) 画像読取装置
JPH05134503A (ja) 画像形成装置
JPH09244161A (ja) 画像読取装置
KR100189156B1 (ko) 다기능 프린터의 복사장치 및 그 방법
JP3397784B2 (ja) ブック原稿のページめくり装置
JP3093327B2 (ja) 用紙処理装置
JPH09124166A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2003087522A (ja) 画像形成装置
JPH01117172A (ja) 画像形成装置