JPH05227875A - 異物除去装置 - Google Patents
異物除去装置Info
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- JPH05227875A JPH05227875A JP4029288A JP2928892A JPH05227875A JP H05227875 A JPH05227875 A JP H05227875A JP 4029288 A JP4029288 A JP 4029288A JP 2928892 A JP2928892 A JP 2928892A JP H05227875 A JPH05227875 A JP H05227875A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】肉の品質を低下させることなく、肉の切れ目な
どに噛み込まれている異物を効率的に除去する。 【構成】処理水を収容する水槽11と、肉を水槽11内
に搬入する搬入手段を有し、該搬入手段の近傍に供給口
が設けられ、処理水を水槽11内に供給する。搬入手段
の先にはロールブラシ集合体17が設けられ、肉に付着
した異物を剥離する。該ロールブラシ集合体17は、ロ
ールブラシ対と、該ロールブラシ対を回転させ、肉の表
面にブラシを当てる駆動手段から成る。また、該ロール
ブラシ集合体17の先には、異物が剥離された後の肉を
搬出するコンベア35が設けられる。前記処理水は底部
吸引ノズル31によって回収され、回収した処理水中に
浮遊している異物が、フィルタ27によって捕獲され
る。
どに噛み込まれている異物を効率的に除去する。 【構成】処理水を収容する水槽11と、肉を水槽11内
に搬入する搬入手段を有し、該搬入手段の近傍に供給口
が設けられ、処理水を水槽11内に供給する。搬入手段
の先にはロールブラシ集合体17が設けられ、肉に付着
した異物を剥離する。該ロールブラシ集合体17は、ロ
ールブラシ対と、該ロールブラシ対を回転させ、肉の表
面にブラシを当てる駆動手段から成る。また、該ロール
ブラシ集合体17の先には、異物が剥離された後の肉を
搬出するコンベア35が設けられる。前記処理水は底部
吸引ノズル31によって回収され、回収した処理水中に
浮遊している異物が、フィルタ27によって捕獲され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異物除去装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハムやベーコンを製造する場合、
毛、皮等を除去し、骨を抜いた肉塊から単身品と称され
る部分を取り出し、それを加工しているが、前記単身品
を取り出す時の残りの肉(残肉)はソーセージの原料に
される。ソーセージを製造する場合、前記残りの肉はサ
イレントカッタで細かく砕かれる。
毛、皮等を除去し、骨を抜いた肉塊から単身品と称され
る部分を取り出し、それを加工しているが、前記単身品
を取り出す時の残りの肉(残肉)はソーセージの原料に
される。ソーセージを製造する場合、前記残りの肉はサ
イレントカッタで細かく砕かれる。
【0003】ところが、前記肉の表面には毛、筋等の異
物が付着していることがあり、これら異物が付着したま
まカッティング工程に送られると、最終製品に異物が混
入し、消費者の印象を著しく害してしまうため、通常は
カッティング工程に送る前に肉の目視検査を行い、手作
業で異物を除去するようにしている。
物が付着していることがあり、これら異物が付着したま
まカッティング工程に送られると、最終製品に異物が混
入し、消費者の印象を著しく害してしまうため、通常は
カッティング工程に送る前に肉の目視検査を行い、手作
業で異物を除去するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の異物除去方法においては、肉の目視検査を行い、手
作業で異物を除去する場合は、除去に必要な時間が極め
て長くなり、作業コストが高くなってしまう。例えば、
通常、作業者一人が1時間かけて目視検査を行い、手作
業で異物を除去する場合、肉の処理量はわずかに数十
〔kg〕程度であり、1時間当たり2〜3〔t〕の肉を
処理する場合には、極めて多くの作業員が必要になる。
来の異物除去方法においては、肉の目視検査を行い、手
作業で異物を除去する場合は、除去に必要な時間が極め
て長くなり、作業コストが高くなってしまう。例えば、
通常、作業者一人が1時間かけて目視検査を行い、手作
業で異物を除去する場合、肉の処理量はわずかに数十
〔kg〕程度であり、1時間当たり2〜3〔t〕の肉を
処理する場合には、極めて多くの作業員が必要になる。
【0005】しかも、塩付工程に送られる肉は圧縮又は
押圧され、箱に詰められるなどして搬送されるため、肉
の切れ目などにも毛が噛み込まれていることがあり、目
視検査では発見することができず、そのまま最終製品中
に混入してしまうことがある。さらに、手作業で異物を
除去する際に肉が手の温度で温められてしまうため、品
質が低下してしまう。
押圧され、箱に詰められるなどして搬送されるため、肉
の切れ目などにも毛が噛み込まれていることがあり、目
視検査では発見することができず、そのまま最終製品中
に混入してしまうことがある。さらに、手作業で異物を
除去する際に肉が手の温度で温められてしまうため、品
質が低下してしまう。
【0006】本発明は、前記従来の異物除去方法の問題
点を解決して、肉の表面だけでなく、切れ目などに噛み
込まれている異物を除去することができ、肉の品質を低
下させることのない異物除去装置を提供することを目的
とする。
点を解決して、肉の表面だけでなく、切れ目などに噛み
込まれている異物を除去することができ、肉の品質を低
下させることのない異物除去装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の異
物除去装置においては、処理水を収容する水槽と、肉を
水槽内に搬入する搬入手段を有しており、該搬入手段の
近傍に供給口が設けられ、処理水を水槽内に供給する。
前記搬入手段の先には、ロールブラシ集合体が設けら
れ、肉に付着している異物を剥離する。該ロールブラシ
集合体は、少なくとも一つのロールブラシ対と、該ロー
ルブラシ対を回転させ、肉の表面にブラシを当てる駆動
手段から成る。
物除去装置においては、処理水を収容する水槽と、肉を
水槽内に搬入する搬入手段を有しており、該搬入手段の
近傍に供給口が設けられ、処理水を水槽内に供給する。
前記搬入手段の先には、ロールブラシ集合体が設けら
れ、肉に付着している異物を剥離する。該ロールブラシ
集合体は、少なくとも一つのロールブラシ対と、該ロー
ルブラシ対を回転させ、肉の表面にブラシを当てる駆動
手段から成る。
【0008】また、該ロールブラシ集合体の先には、異
物が剥離された後の肉を搬出する搬出手段が設けられ
る。前記処理水は回収手段によって回収され、回収した
処理水中の異物が捕獲手段によって捕獲される。
物が剥離された後の肉を搬出する搬出手段が設けられ
る。前記処理水は回収手段によって回収され、回収した
処理水中の異物が捕獲手段によって捕獲される。
【0009】
【作用】本発明によれば、前記のように処理水を収容す
る水槽と、肉を水槽内に搬入する搬入手段を有してお
り、該搬入手段の近傍に供給口が設けられ、処理水を水
槽内に供給する。搬入手段から肉が落下すると、前記供
給口から供給された処理水によって肉は開かれ、ほぐさ
れる。
る水槽と、肉を水槽内に搬入する搬入手段を有してお
り、該搬入手段の近傍に供給口が設けられ、処理水を水
槽内に供給する。搬入手段から肉が落下すると、前記供
給口から供給された処理水によって肉は開かれ、ほぐさ
れる。
【0010】前記搬入手段の先には、ロールブラシ集合
体が設けられ、肉に付着している異物を剥離する。該ロ
ールブラシ集合体は、少なくとも一つのロールブラシ対
と、該ロールブラシ対を回転させ、肉の表面にブラシを
当てる駆動手段から成る。したがって、肉の表面に付着
している異物は前記ロールブラシ集合体のブラシによっ
てはじき飛ばされ、剥離される。また、この場合、処理
水中でブラシに当てられるので、肉の表面から異物が剥
離しやすい。
体が設けられ、肉に付着している異物を剥離する。該ロ
ールブラシ集合体は、少なくとも一つのロールブラシ対
と、該ロールブラシ対を回転させ、肉の表面にブラシを
当てる駆動手段から成る。したがって、肉の表面に付着
している異物は前記ロールブラシ集合体のブラシによっ
てはじき飛ばされ、剥離される。また、この場合、処理
水中でブラシに当てられるので、肉の表面から異物が剥
離しやすい。
【0011】また、該ロールブラシ集合体の先には、異
物が剥離された後の肉を搬出する搬出手段が設けられ
る。前記処理水は回収手段によって回収され、回収した
処理水中の異物が捕獲手段によって捕獲されるので、一
旦剥離した異物が再び肉に付着することがなくなる。
物が剥離された後の肉を搬出する搬出手段が設けられ
る。前記処理水は回収手段によって回収され、回収した
処理水中の異物が捕獲手段によって捕獲されるので、一
旦剥離した異物が再び肉に付着することがなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の異物除去装置の
断面図、図2は本発明の異物除去装置の概念図である。
図において、11は上方が開放された細長い箱形の水槽
であり、該水槽11内に処理水、例えばチラー水12が
収容され、肉に付着している毛、筋等の異物が前記チラ
ー水12中において除去されるようになっている。前記
チラー水12は、異物を除去する間に肉の品質が低下し
ないようにするとともに、肉を低温に維持したまま次の
塩付工程に送るため、図示しない冷凍機によって+2〜
−2〔°C〕に維持されている。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の異物除去装置の
断面図、図2は本発明の異物除去装置の概念図である。
図において、11は上方が開放された細長い箱形の水槽
であり、該水槽11内に処理水、例えばチラー水12が
収容され、肉に付着している毛、筋等の異物が前記チラ
ー水12中において除去されるようになっている。前記
チラー水12は、異物を除去する間に肉の品質が低下し
ないようにするとともに、肉を低温に維持したまま次の
塩付工程に送るため、図示しない冷凍機によって+2〜
−2〔°C〕に維持されている。
【0013】なお、本実施例においては、前記処理水と
してチラー水12を使用しているが、必ずしもチラー水
12を使用する必要はなく、常温水、温水等も使用する
ことができる。また、肉からドリップが溶け出すのを防
止するために、食塩水、リン酸塩溶液を使用することも
できる。前記水槽11の一端側の上縁部には、圧縮又は
押圧された状態で搬送されてきた肉を開き工程に送るた
めの搬入手段、例えばホッパ13が配設されている。該
ホッパ13は所定の角度で傾斜するプレートで形成され
ていて、該プレートの上方近傍には供給口として噴射ノ
ズル16が配設される。該噴射ノズル16は、チラー水
12及び必要に応じて気泡を噴射して水槽11内で水流
を形成する。該噴射ノズル16は図においては下方に向
けて形成されているが、肉の進行方向に向けて形成し、
チラー水12を水平方向に噴射させてもよい。
してチラー水12を使用しているが、必ずしもチラー水
12を使用する必要はなく、常温水、温水等も使用する
ことができる。また、肉からドリップが溶け出すのを防
止するために、食塩水、リン酸塩溶液を使用することも
できる。前記水槽11の一端側の上縁部には、圧縮又は
押圧された状態で搬送されてきた肉を開き工程に送るた
めの搬入手段、例えばホッパ13が配設されている。該
ホッパ13は所定の角度で傾斜するプレートで形成され
ていて、該プレートの上方近傍には供給口として噴射ノ
ズル16が配設される。該噴射ノズル16は、チラー水
12及び必要に応じて気泡を噴射して水槽11内で水流
を形成する。該噴射ノズル16は図においては下方に向
けて形成されているが、肉の進行方向に向けて形成し、
チラー水12を水平方向に噴射させてもよい。
【0014】前記ホッパ13に搬送された肉は、プレー
ト上を転がって落下し、前記チラー水12の流れに乗っ
て移動するとともに、チラー水12内において水流や気
泡の力によって転動したり、互いにぶつかり合ったりし
て踊らされ、ほぐされる。開き工程を出た肉は、続いて
剥離工程に送られる。該剥離工程において、肉はロール
ブラシ集合体17に送られ、該ロールブラシ集合体17
によって肉の表面から異物を剥離させるようになってい
る。
ト上を転がって落下し、前記チラー水12の流れに乗っ
て移動するとともに、チラー水12内において水流や気
泡の力によって転動したり、互いにぶつかり合ったりし
て踊らされ、ほぐされる。開き工程を出た肉は、続いて
剥離工程に送られる。該剥離工程において、肉はロール
ブラシ集合体17に送られ、該ロールブラシ集合体17
によって肉の表面から異物を剥離させるようになってい
る。
【0015】そのため、前記ロールブラシ集合体17
は、前記ホッパ13の先端近傍から肉の進行方向に向け
て少なくとも1個、好ましくは複数個配設された水平ロ
ールブラシ対18及び垂直ロールブラシ対19から成
る。前記水平ロールブラシ対18は水平方向に配設され
た一対のロールブラシから成り、垂直ロールブラシ対1
9は垂直方向に配設された一対のロールブラシから成
る。そして、前記水平ロールブラシ対18と垂直ロール
ブラシ対19は交互に配設されていて、肉は水平ロール
ブラシ対18間及び垂直ロールブラシ対19間を順次通
過して送られる。なお、各ロールブラシ対18,19は
必要に応じて所定角度だけ傾斜させることができる。
は、前記ホッパ13の先端近傍から肉の進行方向に向け
て少なくとも1個、好ましくは複数個配設された水平ロ
ールブラシ対18及び垂直ロールブラシ対19から成
る。前記水平ロールブラシ対18は水平方向に配設され
た一対のロールブラシから成り、垂直ロールブラシ対1
9は垂直方向に配設された一対のロールブラシから成
る。そして、前記水平ロールブラシ対18と垂直ロール
ブラシ対19は交互に配設されていて、肉は水平ロール
ブラシ対18間及び垂直ロールブラシ対19間を順次通
過して送られる。なお、各ロールブラシ対18,19は
必要に応じて所定角度だけ傾斜させることができる。
【0016】各ロールブラシ対18,19を構成するロ
ールブラシは、いずれも図示しないモータなどの駆動手
段に連結されていて、該モータによって回転させられ
る。各ロールブラシ対18,19を構成する各ロールブ
ラシの回転方向は、肉の進行方向に対して互いに異方向
になるようにしてもよいし、同方向になるようにしても
よいが、異方向に回転させ、進行方向に肉を送り出すよ
うにするのが好ましい。
ールブラシは、いずれも図示しないモータなどの駆動手
段に連結されていて、該モータによって回転させられ
る。各ロールブラシ対18,19を構成する各ロールブ
ラシの回転方向は、肉の進行方向に対して互いに異方向
になるようにしてもよいし、同方向になるようにしても
よいが、異方向に回転させ、進行方向に肉を送り出すよ
うにするのが好ましい。
【0017】各ロールブラシは表面全体に植設された多
数のブラシを備えており、ロールブラシの回転によって
肉の表面に付着している異物がはじき飛ばされ、剥離さ
れる。この剥離を良好に行うために、各水平ロールブラ
シ対18と垂直ロールブラシ対19は交互に配設され、
水平ロールブラシ対18によって行われる上下からの剥
離と、垂直ロールブラシ対19によって行われる左右か
らの剥離が繰り返される。したがって、水平ロールブラ
シ対18間及び垂直ロールブラシ対19間を交互に通過
する間に、肉の各方向からブラシが当てられ、表面の全
体から異物が剥離される。
数のブラシを備えており、ロールブラシの回転によって
肉の表面に付着している異物がはじき飛ばされ、剥離さ
れる。この剥離を良好に行うために、各水平ロールブラ
シ対18と垂直ロールブラシ対19は交互に配設され、
水平ロールブラシ対18によって行われる上下からの剥
離と、垂直ロールブラシ対19によって行われる左右か
らの剥離が繰り返される。したがって、水平ロールブラ
シ対18間及び垂直ロールブラシ対19間を交互に通過
する間に、肉の各方向からブラシが当てられ、表面の全
体から異物が剥離される。
【0018】このように、前記開き工程において肉はほ
ぐされており、さらに、水平ロールブラシ対18間及び
垂直ロールブラシ対19間を交互に通過する間に一層ほ
ぐされるため、肉の切れ目などに噛み込まれていた異物
は肉の表面に出てきて、各ロールブラシのブラシによっ
て剥離される。ところで、肉は水分や脂肪分を多く含む
ため柔らかく、空気中でロールブラシを使用しても異物
を剥離することが困難であり、仮に剥離しても再び付着
してしまう。ところが、剥離がチラー水12中で行われ
るため、異物が肉の表面から剥離しやすく、一旦剥離し
た異物は再び肉に付着しにくい。また、チラー水12の
温度が+2〜−2〔°C〕であり、肉に含まれている脂
肪分が固化するため、ブラシの表面に油膜が付着するこ
とがなく、常に良好な剥離力を維持することができる。
ぐされており、さらに、水平ロールブラシ対18間及び
垂直ロールブラシ対19間を交互に通過する間に一層ほ
ぐされるため、肉の切れ目などに噛み込まれていた異物
は肉の表面に出てきて、各ロールブラシのブラシによっ
て剥離される。ところで、肉は水分や脂肪分を多く含む
ため柔らかく、空気中でロールブラシを使用しても異物
を剥離することが困難であり、仮に剥離しても再び付着
してしまう。ところが、剥離がチラー水12中で行われ
るため、異物が肉の表面から剥離しやすく、一旦剥離し
た異物は再び肉に付着しにくい。また、チラー水12の
温度が+2〜−2〔°C〕であり、肉に含まれている脂
肪分が固化するため、ブラシの表面に油膜が付着するこ
とがなく、常に良好な剥離力を維持することができる。
【0019】また、水槽11の底部の全域には底部吸引
ノズル31が複数個配設されていて、剥離された異物を
含むチラー水12は、前記底部吸引ノズル31から吸引
され回収される。そして、フィルタ27に送られ、該フ
ィルタ27において異物が捕獲される。したがって、剥
離され、チラー水12中に浮遊する異物が再び肉に付着
することがなくなる。そして、フィルタ27を通過して
異物が捕獲された後のチラー水12は、ポンプ28によ
って吸引され、前記噴射ノズル16から再び水槽11内
に噴射される。また、前記水平ロールブラシ対18及び
垂直ロールブラシ対19の間に、吸引ノズルを設けるこ
ともできる。
ノズル31が複数個配設されていて、剥離された異物を
含むチラー水12は、前記底部吸引ノズル31から吸引
され回収される。そして、フィルタ27に送られ、該フ
ィルタ27において異物が捕獲される。したがって、剥
離され、チラー水12中に浮遊する異物が再び肉に付着
することがなくなる。そして、フィルタ27を通過して
異物が捕獲された後のチラー水12は、ポンプ28によ
って吸引され、前記噴射ノズル16から再び水槽11内
に噴射される。また、前記水平ロールブラシ対18及び
垂直ロールブラシ対19の間に、吸引ノズルを設けるこ
ともできる。
【0020】前記フィルタ27は、水槽11とは別に配
設された分離槽29内に設けられ、粗さの異なる複数の
メッシュで構成される。なお、30はオーバフローした
チラー水12の回収用パイプである。なお、前記ロール
ブラシのブラシには肉から剥離した異物が付着すること
があるが、該異物は定期的にロールブラシを水槽11か
ら取り外し、水洗することによって除去される。
設された分離槽29内に設けられ、粗さの異なる複数の
メッシュで構成される。なお、30はオーバフローした
チラー水12の回収用パイプである。なお、前記ロール
ブラシのブラシには肉から剥離した異物が付着すること
があるが、該異物は定期的にロールブラシを水槽11か
ら取り外し、水洗することによって除去される。
【0021】ロールブラシ集合体17の各ロールブラシ
対18,19の先の排出端には、送られてきた肉を搬出
するためのコンベア35が上がり勾配に取り付けられて
いる。該コンベア35は水槽11の他端側の上縁部に固
定されているため、肉はコンベア35に搬送され、水槽
11の他端側の上縁部から搬出される。次に、ロールブ
ラシの詳細について説明する。
対18,19の先の排出端には、送られてきた肉を搬出
するためのコンベア35が上がり勾配に取り付けられて
いる。該コンベア35は水槽11の他端側の上縁部に固
定されているため、肉はコンベア35に搬送され、水槽
11の他端側の上縁部から搬出される。次に、ロールブ
ラシの詳細について説明する。
【0022】図3は本発明の異物除去装置に採用される
ロールブラシの斜視図である。図において、36は図示
しないモータに連結されたシャフト、37はロール、3
8は該ロール37の表面全体に植設された樹脂製のブラ
シである。説明の便宜上、図には上端及び下端のブラシ
38のみが示されている。前記シャフト36の径aは1
5〔mm〕、ロール37の径bは60〔mm〕、ロール
ブラシの径cは240〔mm〕である。ロール37の長
さdは水槽11(図1)の幅や深さに対応して任意に設
定される。また、ブラシ38の長さは、対象とする肉の
形状によって異なるが、通常、50〜200〔mm〕が
好ましく、これより長いとブラシ38に付着した異物や
肉を除去するのが困難になり、これより短いと肉の切れ
目に噛み込まれた異物を除去することができない。本実
施例の場合、90〔mm〕とする。各ロールブラシ対1
8,19の対向するロールブラシは、ブラシ38が相互
に0〜5〔mm〕重なるように配設される。
ロールブラシの斜視図である。図において、36は図示
しないモータに連結されたシャフト、37はロール、3
8は該ロール37の表面全体に植設された樹脂製のブラ
シである。説明の便宜上、図には上端及び下端のブラシ
38のみが示されている。前記シャフト36の径aは1
5〔mm〕、ロール37の径bは60〔mm〕、ロール
ブラシの径cは240〔mm〕である。ロール37の長
さdは水槽11(図1)の幅や深さに対応して任意に設
定される。また、ブラシ38の長さは、対象とする肉の
形状によって異なるが、通常、50〜200〔mm〕が
好ましく、これより長いとブラシ38に付着した異物や
肉を除去するのが困難になり、これより短いと肉の切れ
目に噛み込まれた異物を除去することができない。本実
施例の場合、90〔mm〕とする。各ロールブラシ対1
8,19の対向するロールブラシは、ブラシ38が相互
に0〜5〔mm〕重なるように配設される。
【0023】前記ブラシ38は、線径が太すぎると肉の
切れ目に噛み込まれた異物を除去することができず、肉
を傷つける。また、細すぎると異物を除去する力がなく
なるだけでなく、ブラシ38を長時間使用した場合に折
れたり、曲がったりする。本実施例の場合、0.7〔m
m〕とする。また、ロールブラシは、回転数が低すぎる
と肉からの異物の剥離性が低下し、高すぎると肉が各ロ
ールブラシ対18,19間を通過する時間が短くなりす
ぎる。したがって、ロールブラシの径cが240〔m
m〕である場合、回転数を5〜300〔rpm〕、望ま
しくは30〜120〔rpm〕とする。水平ロールブラ
シ対18を異方向に回転させる場合、上方のロールブラ
シと下方のロールブラシの回転数を同じにするか、上方
のロールブラシの回転数を下方のロールブラシの回転数
より高くすると、肉の送りが良好になる。一方、上方の
ロールブラシの回転数を下方のロールブラシの回転数よ
り低くすると、肉がブラシ38に噛み込んでしまう。
切れ目に噛み込まれた異物を除去することができず、肉
を傷つける。また、細すぎると異物を除去する力がなく
なるだけでなく、ブラシ38を長時間使用した場合に折
れたり、曲がったりする。本実施例の場合、0.7〔m
m〕とする。また、ロールブラシは、回転数が低すぎる
と肉からの異物の剥離性が低下し、高すぎると肉が各ロ
ールブラシ対18,19間を通過する時間が短くなりす
ぎる。したがって、ロールブラシの径cが240〔m
m〕である場合、回転数を5〜300〔rpm〕、望ま
しくは30〜120〔rpm〕とする。水平ロールブラ
シ対18を異方向に回転させる場合、上方のロールブラ
シと下方のロールブラシの回転数を同じにするか、上方
のロールブラシの回転数を下方のロールブラシの回転数
より高くすると、肉の送りが良好になる。一方、上方の
ロールブラシの回転数を下方のロールブラシの回転数よ
り低くすると、肉がブラシ38に噛み込んでしまう。
【0024】なお、垂直ロールブラシ対19を異方向に
回転させる場合、左右のロールブラシの回転数は同じに
される。前記実施例においては、開き工程と剥離工程を
複数回繰り返すようにしているが、必ずしも複数回繰り
返す必要はなく、開き工程と剥離工程を1回ずつ設ける
だけでもよい。
回転させる場合、左右のロールブラシの回転数は同じに
される。前記実施例においては、開き工程と剥離工程を
複数回繰り返すようにしているが、必ずしも複数回繰り
返す必要はなく、開き工程と剥離工程を1回ずつ設ける
だけでもよい。
【0025】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、処理水を収容する水槽と、肉を水槽内に搬入する
搬入手段を有しており、該搬入手段の近傍に供給口が設
けられ、処理水を水槽内に供給する。前記搬入手段の先
には、ロールブラシ集合体が設けられ、肉に付着した異
物を剥離する。したがって、処理水中で肉は開かれ、ほ
ぐされているため、肉の切れ目などに噛み込まれた異物
が肉の表面に出てきて剥離される。
れば、処理水を収容する水槽と、肉を水槽内に搬入する
搬入手段を有しており、該搬入手段の近傍に供給口が設
けられ、処理水を水槽内に供給する。前記搬入手段の先
には、ロールブラシ集合体が設けられ、肉に付着した異
物を剥離する。したがって、処理水中で肉は開かれ、ほ
ぐされているため、肉の切れ目などに噛み込まれた異物
が肉の表面に出てきて剥離される。
【0027】前記ロールブラシ集合体は、少なくとも一
つのロールブラシ対と、該ロールブラシ対を回転させる
駆動手段から成る。したがって、肉の表面に付着した異
物は前記ロールブラシのブラシによってはじき飛ばさ
れ、剥離される。また、この場合、処理水中でブラシに
当てられるので、肉の表面から異物が剥離しやすい。ま
た、前記処理水は回収手段によって回収され、回収した
処理水中の異物が、捕獲手段によって捕獲されるので、
一旦剥離した異物が再び肉に付着することがなくなる。
つのロールブラシ対と、該ロールブラシ対を回転させる
駆動手段から成る。したがって、肉の表面に付着した異
物は前記ロールブラシのブラシによってはじき飛ばさ
れ、剥離される。また、この場合、処理水中でブラシに
当てられるので、肉の表面から異物が剥離しやすい。ま
た、前記処理水は回収手段によって回収され、回収した
処理水中の異物が、捕獲手段によって捕獲されるので、
一旦剥離した異物が再び肉に付着することがなくなる。
【0028】さらに、異物を除去する作業を自動化する
ことができるため、1時間当たり1〜1.5〔t〕の処
理を行うことができる。
ことができるため、1時間当たり1〜1.5〔t〕の処
理を行うことができる。
【図1】本発明の異物除去装置の断面図である。
【図2】本発明の異物除去装置の概念図である。
【図3】本発明の異物除去装置に採用されるロールブラ
シの斜視図である。
シの斜視図である。
11 水槽 12 チラー水 13 ホッパ 16 噴射ノズル 17 ロールブラシ集合体 18 水平ロールブラシ対 19 垂直ロールブラシ対 27 フィルタ 31 底部吸引ノズル 35 コンベア
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)処理水を収容する水槽と、(b)
肉を水槽内に搬入する搬入手段と、(c)該搬入手段の
近傍に設けられ、処理水を供給する供給口と、(d)前
記搬入手段の先に配設され、肉に付着している異物を剥
離するためのロールブラシ集合体と、(e)該ロールブ
ラシ集合体の先に配設され、前記異物が剥離された後の
肉を搬出する搬出手段と、(f)処理水を回収する回収
手段と、(g)回収した処理水中の前記異物を捕獲する
捕獲手段を有し、(h)前記ロールブラシ集合体は、少
なくとも一つのロールブラシ対と、該ロールブラシ対を
回転させ、肉の表面にブラシを当てる駆動手段から成る
ことを特徴とする異物除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4029288A JPH0779607B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 食肉の異物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4029288A JPH0779607B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 食肉の異物除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05227875A true JPH05227875A (ja) | 1993-09-07 |
| JPH0779607B2 JPH0779607B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=12272065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4029288A Expired - Lifetime JPH0779607B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 食肉の異物除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779607B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010089631A1 (en) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | Ecolab Inc. | Improved carcass cleaning method and system |
| CN110896986A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-24 | 安徽万礼食品有限责任公司 | 一种牛肉断筋装置 |
| CN111972469A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-11-24 | 宿州市符离集刘老二烧鸡有限公司 | 一种烧鸡清洗工段生产装置 |
| JP2023076807A (ja) * | 2021-11-23 | 2023-06-02 | 海南浙江大学研究院 | 全自動豚肉洗浄装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5035289B2 (ja) * | 2009-04-09 | 2012-09-26 | フレモント ビーフ カンパニー | 食肉処理システム |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP4029288A patent/JPH0779607B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010089631A1 (en) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | Ecolab Inc. | Improved carcass cleaning method and system |
| CN110896986A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-03-24 | 安徽万礼食品有限责任公司 | 一种牛肉断筋装置 |
| CN111972469A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-11-24 | 宿州市符离集刘老二烧鸡有限公司 | 一种烧鸡清洗工段生产装置 |
| JP2023076807A (ja) * | 2021-11-23 | 2023-06-02 | 海南浙江大学研究院 | 全自動豚肉洗浄装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0779607B2 (ja) | 1995-08-30 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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