JPH05228150A - 超音波探触子及び超音波診断装置 - Google Patents
超音波探触子及び超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH05228150A JPH05228150A JP4038234A JP3823492A JPH05228150A JP H05228150 A JPH05228150 A JP H05228150A JP 4038234 A JP4038234 A JP 4038234A JP 3823492 A JP3823492 A JP 3823492A JP H05228150 A JPH05228150 A JP H05228150A
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- Japan
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- ultrasonic
- tube
- ultrasonic probe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、人体の中空器官、特に血管に挿入し
て超音波ビームを送受信し、これにより観察,診断を行
う超音波探触子と、該超音波探触子を備えた超音波診断
装置に関し、体内への挿抜を繰り返さずに診断と治療を
行うことを可能とする。 【構成】前端が開口したチューブの該前端近傍の外方に
ホットチップを備え、該チューブの内部に該チューブに
対し相対的にスライドする超音波送受信子を備えた。
て超音波ビームを送受信し、これにより観察,診断を行
う超音波探触子と、該超音波探触子を備えた超音波診断
装置に関し、体内への挿抜を繰り返さずに診断と治療を
行うことを可能とする。 【構成】前端が開口したチューブの該前端近傍の外方に
ホットチップを備え、該チューブの内部に該チューブに
対し相対的にスライドする超音波送受信子を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体の中空器官、例え
ば血管に挿入して超音波ビームを送受信する超音波探触
子、及びこの超音波探触子を用いて得られた超音波画像
を表示して観察、診断に供する超音波診断装置に関す
る。
ば血管に挿入して超音波ビームを送受信する超音波探触
子、及びこの超音波探触子を用いて得られた超音波画像
を表示して観察、診断に供する超音波診断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ここでは、特に生体の血管に関して説明
するが、生体の他の中空器官、例えば食道、胃等につい
ても同様である。血管の、血栓(アテローム)が存在す
る動脈硬化部分を特定するために、従来、患者に血管造
影剤を投与してX線撮影を行う方法や、光ファイバを用
い光学的に診断を行う方法が採用されている。また動脈
硬化部分を同定した後、レーザファイバ又は前端にホッ
トチップが付されたレーザファイバをその前端がその動
脈硬化部分に達するように血管内を通し、レーザ光もし
くはレーザ光で熱せられたホットチップをアテロームに
当てることにより、アテロームを除去する治療法が採用
されている。また血管が閉塞してしまっている場合等に
は、人工血管あるいは人体の他の部分の血管を用いてそ
の閉塞部をバイパスする手術も行われている。
するが、生体の他の中空器官、例えば食道、胃等につい
ても同様である。血管の、血栓(アテローム)が存在す
る動脈硬化部分を特定するために、従来、患者に血管造
影剤を投与してX線撮影を行う方法や、光ファイバを用
い光学的に診断を行う方法が採用されている。また動脈
硬化部分を同定した後、レーザファイバ又は前端にホッ
トチップが付されたレーザファイバをその前端がその動
脈硬化部分に達するように血管内を通し、レーザ光もし
くはレーザ光で熱せられたホットチップをアテロームに
当てることにより、アテロームを除去する治療法が採用
されている。また血管が閉塞してしまっている場合等に
は、人工血管あるいは人体の他の部分の血管を用いてそ
の閉塞部をバイパスする手術も行われている。
【0003】また動脈硬化部分の同定のために、上記X
線モニタに代え、または上記X線モニタとともに細いチ
ューブの前端近傍に超音波を送受信するための圧電振動
子を配置したカテーテル型の超音波探触子を血管内に挿
入し、超音波診断により動脈硬化部分を同定する技術も
知られている。図6は、超音波による診断、レーザ光,
ホットチップによるアテローム除去の様子を示した模式
図である。
線モニタに代え、または上記X線モニタとともに細いチ
ューブの前端近傍に超音波を送受信するための圧電振動
子を配置したカテーテル型の超音波探触子を血管内に挿
入し、超音波診断により動脈硬化部分を同定する技術も
知られている。図6は、超音波による診断、レーザ光,
ホットチップによるアテローム除去の様子を示した模式
図である。
【0004】図6(A)に示すように、チューブ1の前
端近傍に超音波3を送受信する圧電振動子2が配置され
た超音波探触子4が血管5内に挿入され、超音波診断に
よりアテローム6が堆積した動脈硬化部分の同定が行わ
れる。その後、図6(B)に示すように、その同定され
た部分にレーザファイバ7を挿入してその前端からレー
ザ光を照射し、あるいは図7(C)に示すように前端部
にホットチップ10を備えたレーザファイバ9を挿入し
てレーザ光によりホットチップ10を熱してこのホット
チップ10をアテローム6に接触させ、そのレーザ光の
熱あるいはホットチップの熱でアテローム6を焼き、こ
れによりアテロームを除去する。
端近傍に超音波3を送受信する圧電振動子2が配置され
た超音波探触子4が血管5内に挿入され、超音波診断に
よりアテローム6が堆積した動脈硬化部分の同定が行わ
れる。その後、図6(B)に示すように、その同定され
た部分にレーザファイバ7を挿入してその前端からレー
ザ光を照射し、あるいは図7(C)に示すように前端部
にホットチップ10を備えたレーザファイバ9を挿入し
てレーザ光によりホットチップ10を熱してこのホット
チップ10をアテローム6に接触させ、そのレーザ光の
熱あるいはホットチップの熱でアテローム6を焼き、こ
れによりアテロームを除去する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記X線でモニタしな
がら診断治療を行う方法では、特に血管造影剤の影響等
により人体に苦痛を与えることとなる。またX線モニタ
では血管の一断面しか投影されないため、動脈硬化部分
の現状、治療の結果を完全に把握することができないと
いう問題がある。また、アテロームの除去を行いながら
同時に診断を行うことができないため、レーザを用いた
アテロームの除去治療の際、レーザの出力制御を誤ると
正常な血管まで損傷させてしまう恐れがある。
がら診断治療を行う方法では、特に血管造影剤の影響等
により人体に苦痛を与えることとなる。またX線モニタ
では血管の一断面しか投影されないため、動脈硬化部分
の現状、治療の結果を完全に把握することができないと
いう問題がある。また、アテロームの除去を行いながら
同時に診断を行うことができないため、レーザを用いた
アテロームの除去治療の際、レーザの出力制御を誤ると
正常な血管まで損傷させてしまう恐れがある。
【0006】また、超音波探触子を用いて動脈硬化部分
を同定する方法では、超音波探触子を血管内に進入させ
てその部分を同定した後、超音波探触子を抜き取り再度
レーザファイバを挿入してアテロームの除去を行う必要
がある。このため、アテロームの除去後の診断を含める
と多数回挿抜を繰り返す必要があり、やはり患者に苦痛
を与えるという問題があり、また治療を行いながら同時
に診断を行うことができないという問題もある。
を同定する方法では、超音波探触子を血管内に進入させ
てその部分を同定した後、超音波探触子を抜き取り再度
レーザファイバを挿入してアテロームの除去を行う必要
がある。このため、アテロームの除去後の診断を含める
と多数回挿抜を繰り返す必要があり、やはり患者に苦痛
を与えるという問題があり、また治療を行いながら同時
に診断を行うことができないという問題もある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、体内へ挿抜を
繰り返さずに診断と治療を行うことのできる超音波探触
子及び該超音波探触子を備えた超音波診断装置を提供す
ることを目的とする。
繰り返さずに診断と治療を行うことのできる超音波探触
子及び該超音波探触子を備えた超音波診断装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の超音波探触子は、 (1)生体の中空器官内に挿入される、前端が開口した
チューブ (2)チューブの前端近傍の外方に備えられたホットチ
ップ (3)上記チューブに対し相対的に、該チューブに収納
された位置と該チューブの前端を越えて突出した位置と
の間を移動自在に該チューブに内に備えられた、超音波
を送信するとともに生体内で反射した超音波を受信する
超音波送受信子を備えたことを特徴とするものである。
の本発明の超音波探触子は、 (1)生体の中空器官内に挿入される、前端が開口した
チューブ (2)チューブの前端近傍の外方に備えられたホットチ
ップ (3)上記チューブに対し相対的に、該チューブに収納
された位置と該チューブの前端を越えて突出した位置と
の間を移動自在に該チューブに内に備えられた、超音波
を送信するとともに生体内で反射した超音波を受信する
超音波送受信子を備えたことを特徴とするものである。
【0009】ここで、上記チューブの壁内をレーザ光を
通し、このチューブの壁内を通ったレーザ光により上記
ホットチップが加温されるように構成されることが好ま
しい。また、上記超音波送受信子は、前方に超音波を送
信し該前方で反射した超音波を受信するように構成する
こともでき、あるいは上記チューブの中心軸方向に対し
垂直な側方に超音波を送信し該側方で反射した超音波を
受信するように構成することもできる。
通し、このチューブの壁内を通ったレーザ光により上記
ホットチップが加温されるように構成されることが好ま
しい。また、上記超音波送受信子は、前方に超音波を送
信し該前方で反射した超音波を受信するように構成する
こともでき、あるいは上記チューブの中心軸方向に対し
垂直な側方に超音波を送信し該側方で反射した超音波を
受信するように構成することもできる。
【0010】また、上記チューブに上記ホットチップの
温度を測定する温度センサを備えることが好ましく、超
音波診断装置に、超音波探触子により得られた、互いに
異なる時点の複数の超音波画像を並べて表示する表示手
段を備えることも好ましい態様である。
温度を測定する温度センサを備えることが好ましく、超
音波診断装置に、超音波探触子により得られた、互いに
異なる時点の複数の超音波画像を並べて表示する表示手
段を備えることも好ましい態様である。
【0011】
【作用】本発明の超音波探触子は、前端が開口したチュ
ーブ(上記(1))の前端近傍の外方にホットチップを
備え(上記(2))、該チューブの内側に該チューブに
対して相対的にスライドする超音波送受信子を備えた
(上記(3))ため、このチューブを患者に一度挿入す
るだけで、このチューブの前端から超音波送受信子を突
出させて超音波による診断を行い、ホットチップを用い
て治療を行うことができる。
ーブ(上記(1))の前端近傍の外方にホットチップを
備え(上記(2))、該チューブの内側に該チューブに
対して相対的にスライドする超音波送受信子を備えた
(上記(3))ため、このチューブを患者に一度挿入す
るだけで、このチューブの前端から超音波送受信子を突
出させて超音波による診断を行い、ホットチップを用い
て治療を行うことができる。
【0012】ここで、ホットチップを加温するにあた
り、チューブの材質そのものを導光性材料とし、このチ
ューブの材質内を経由したレーザ光でホットチップを加
温するように構成すると、ホットチップ加温のための別
体のレーザファイバが不要となり、その分このチューブ
の径を細くすることができる。また上記超音波送受信子
を、上記チューブの前方に超音波を送信し該前方で反射
した超音波を受信するように構成した場合は、例えば血
管内のチューブを、あとどれだけ前進させるとアテロー
ムが存在する部分に達するかを知ることができ、動脈硬
化部分の同定に優れた超音波探触子となる。また上記超
音波探触子を側方に超音波を送信し該側方で反射した超
音波を受信するように構成した場合は、アテロームの厚
さを正確に知ることができ、したがってホットチップを
あとどれだけアテロームに押し当てればよいかを知るこ
とができる。
り、チューブの材質そのものを導光性材料とし、このチ
ューブの材質内を経由したレーザ光でホットチップを加
温するように構成すると、ホットチップ加温のための別
体のレーザファイバが不要となり、その分このチューブ
の径を細くすることができる。また上記超音波送受信子
を、上記チューブの前方に超音波を送信し該前方で反射
した超音波を受信するように構成した場合は、例えば血
管内のチューブを、あとどれだけ前進させるとアテロー
ムが存在する部分に達するかを知ることができ、動脈硬
化部分の同定に優れた超音波探触子となる。また上記超
音波探触子を側方に超音波を送信し該側方で反射した超
音波を受信するように構成した場合は、アテロームの厚
さを正確に知ることができ、したがってホットチップを
あとどれだけアテロームに押し当てればよいかを知るこ
とができる。
【0013】もちろん上記超音波送受信子を、前方、側
方の両方とも送受信可能とすれば、両者の利点である、
アテロームの存在位置と厚さとの双方を知ることが可能
であることは言うまでもない。また、ホットチップの温
度を測定する温度センサを備えることにより、より厳
密、正確な治療を行うことができ、超音波診断装置が、
上記超音波探触子により得られた、互いに異なる時点の
複数の超音波画像を並べて表示する表示手段を備えた場
合は、例えば治療前後の画像を同時に見ることで一層安
全かつ確実な治療を行うことができる。
方の両方とも送受信可能とすれば、両者の利点である、
アテロームの存在位置と厚さとの双方を知ることが可能
であることは言うまでもない。また、ホットチップの温
度を測定する温度センサを備えることにより、より厳
密、正確な治療を行うことができ、超音波診断装置が、
上記超音波探触子により得られた、互いに異なる時点の
複数の超音波画像を並べて表示する表示手段を備えた場
合は、例えば治療前後の画像を同時に見ることで一層安
全かつ確実な治療を行うことができる。
【0014】なお、ここでは血管内に超音波探触子が挿
入される場合について説明したが、例えば食道や胃等生
体の他の中空器官に挿入した場合も同様であり患部の同
定と、止血や脂肪分の除去等の治療とをほぼ同時に行う
ことができる。
入される場合について説明したが、例えば食道や胃等生
体の他の中空器官に挿入した場合も同様であり患部の同
定と、止血や脂肪分の除去等の治療とをほぼ同時に行う
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の超音波探触子の一実施例で、その前端部
を模式的に表わした斜視図(A)及び断面図(B)であ
る。図示しない超音波診断装置本体部に後端が接続され
たチューブ11の前端に開口12が形成されており、そ
の開口12の外方向にホットチップ13が備えられてい
る。このホットチップ13は金属、金属粉をまぶした、
人工サファイア、ルビー等で形成されている。
1は、本発明の超音波探触子の一実施例で、その前端部
を模式的に表わした斜視図(A)及び断面図(B)であ
る。図示しない超音波診断装置本体部に後端が接続され
たチューブ11の前端に開口12が形成されており、そ
の開口12の外方向にホットチップ13が備えられてい
る。このホットチップ13は金属、金属粉をまぶした、
人工サファイア、ルビー等で形成されている。
【0016】チューブ11は導光性材料で構成されてお
り、本体部側からこのチューブ11の壁内に入射された
レーザ光がこのチューブ11の壁内を伝達してホットチ
ップに照射され、これによりこのホットチップが所定の
温度に熱せられる。尚、本実施例において、チューブを
通るレーザ光が外部にもれないようにチューブにはコー
ティングが施されており、ホットチップのみを加熱する
ものとする。またこのチューブ11内には、図1(B)
に示すように本体部とリード線14で接続された圧電振
動子15をその前端部に備えた超音波送受信子16が備
えられており、この超音波送受信子16はその前端部が
チューブ11の開口12から突出した位置とチューブ1
1内に収納された位置との間で移動自在となるように構
成されている。なお、この図では明示されていないが、
チューブ11の内壁と超音波送受信子16の外壁との間
に血液が入り込まないようにシールされていることは言
うまでもない。
り、本体部側からこのチューブ11の壁内に入射された
レーザ光がこのチューブ11の壁内を伝達してホットチ
ップに照射され、これによりこのホットチップが所定の
温度に熱せられる。尚、本実施例において、チューブを
通るレーザ光が外部にもれないようにチューブにはコー
ティングが施されており、ホットチップのみを加熱する
ものとする。またこのチューブ11内には、図1(B)
に示すように本体部とリード線14で接続された圧電振
動子15をその前端部に備えた超音波送受信子16が備
えられており、この超音波送受信子16はその前端部が
チューブ11の開口12から突出した位置とチューブ1
1内に収納された位置との間で移動自在となるように構
成されている。なお、この図では明示されていないが、
チューブ11の内壁と超音波送受信子16の外壁との間
に血液が入り込まないようにシールされていることは言
うまでもない。
【0017】また、圧電振動子15は、超音波ビームを
絞るための音響レンズ、送受信特性において、効率を向
上させたり、周波数帯域を広くしたりするための整合
層、バッキング等を具備しても何ら差し支えなく、周知
の技術である。図2は、図1に示す超音波診断装置を用
いた、診断,治療の様子を示す模式図である。
絞るための音響レンズ、送受信特性において、効率を向
上させたり、周波数帯域を広くしたりするための整合
層、バッキング等を具備しても何ら差し支えなく、周知
の技術である。図2は、図1に示す超音波診断装置を用
いた、診断,治療の様子を示す模式図である。
【0018】図2(A)に示すように、先ず血管5内に
チューブ11を挿入し、超音波送受信子16をチューブ
11の前端から突出させてアテローム6の存在個所を同
定する。次に、図2(B)に示すようにこのアテローム
6の存在する個所までチューブ11を前進させて、チュ
ーブ11の壁内にレーザ光を通し、チューブ11の前端
に備えられたホットチップ13を熱してこのホットチッ
プ13をアテローム6に当て、これによりアテローム6
を除去する。
チューブ11を挿入し、超音波送受信子16をチューブ
11の前端から突出させてアテローム6の存在個所を同
定する。次に、図2(B)に示すようにこのアテローム
6の存在する個所までチューブ11を前進させて、チュ
ーブ11の壁内にレーザ光を通し、チューブ11の前端
に備えられたホットチップ13を熱してこのホットチッ
プ13をアテローム6に当て、これによりアテローム6
を除去する。
【0019】さらにその後、図2(C)に示すように、
チューブ11をやや後退させて超音波送受信子11を突
出させ、治療結果をモニタする。このように前端に開口
したチューブ11の前端部にホットチップ13を備え、
チューブ11内を超音波送受信子を通す構造としたた
め、このチューブ11を患者の血管内に挿入し、挿抜を
繰返すことなく診断と治療を行うことが可能となる。
チューブ11をやや後退させて超音波送受信子11を突
出させ、治療結果をモニタする。このように前端に開口
したチューブ11の前端部にホットチップ13を備え、
チューブ11内を超音波送受信子を通す構造としたた
め、このチューブ11を患者の血管内に挿入し、挿抜を
繰返すことなく診断と治療を行うことが可能となる。
【0020】図3は、本発明の超音波探触子の他の実施
例の、血管内に挿入されるチューブの前端部を模式的に
表わした斜視図(A)及び断面図(B)である。チュー
ブ21の前端に開口22が形成されており、チューブ2
1の前端近傍の外方にホットチップ23が備えられてお
り、このホットチップ23に接するように温度センサ2
4が備えられている。このホットチップ23は前述した
実施例と同様にチューブ21の壁内を通るレーザ光によ
り熱せられる。
例の、血管内に挿入されるチューブの前端部を模式的に
表わした斜視図(A)及び断面図(B)である。チュー
ブ21の前端に開口22が形成されており、チューブ2
1の前端近傍の外方にホットチップ23が備えられてお
り、このホットチップ23に接するように温度センサ2
4が備えられている。このホットチップ23は前述した
実施例と同様にチューブ21の壁内を通るレーザ光によ
り熱せられる。
【0021】また、このホットチップ23からやや後方
に下がった位置にバルーン25が備えられている。この
バルーン25の内部は、本体側に伸びる細管26と連絡
しており、この細管26を通じて例えば生理食塩水が注
入され、あるいは抜き取られる。生理食塩水が注入され
るとこのバルーン25がふくらんで欠陥の内壁と当接
し、これによりチューブ21の前端部の向きを変えるこ
とができる。
に下がった位置にバルーン25が備えられている。この
バルーン25の内部は、本体側に伸びる細管26と連絡
しており、この細管26を通じて例えば生理食塩水が注
入され、あるいは抜き取られる。生理食塩水が注入され
るとこのバルーン25がふくらんで欠陥の内壁と当接
し、これによりチューブ21の前端部の向きを変えるこ
とができる。
【0022】また、チューブ21内には超音波送受信子
27がチューブ21に対し摺動自在に収納されている。
この超音波送受信子27の前端には圧電振動子28が備
えられており、後方に向けて超音波が発せられ、反射体
29で反射されてこの超音波送受信子27の側方へ超音
波が送信されるように構成されている。またこの反射体
29は本体部(図示せず)側のモータの軸と連結された
フレキシブルワイヤ30と連結されており、モータの回
転に伴って回転し、これにより超音波による血管の断面
方向走査が行われる。
27がチューブ21に対し摺動自在に収納されている。
この超音波送受信子27の前端には圧電振動子28が備
えられており、後方に向けて超音波が発せられ、反射体
29で反射されてこの超音波送受信子27の側方へ超音
波が送信されるように構成されている。またこの反射体
29は本体部(図示せず)側のモータの軸と連結された
フレキシブルワイヤ30と連結されており、モータの回
転に伴って回転し、これにより超音波による血管の断面
方向走査が行われる。
【0023】図4(A),(B)は、図3に示す超音波
探触子を用いた、診断,治療の様子を示す模式図であ
る。先ず血管5内にチューブ21を挿入し、さらに図4
(A)に示すようにチューブ21の前端から超音波送受
信子27を突出させて超音波ビーム31を図に示す矢印
32の方向に走査し、これによりアテローム6の厚さや
長さを知る。
探触子を用いた、診断,治療の様子を示す模式図であ
る。先ず血管5内にチューブ21を挿入し、さらに図4
(A)に示すようにチューブ21の前端から超音波送受
信子27を突出させて超音波ビーム31を図に示す矢印
32の方向に走査し、これによりアテローム6の厚さや
長さを知る。
【0024】超音波は血管5を輪切りにする方向に走査
されるため、その断面内のアテローム6の厚さを正しく
知ることができ、また血管の長さ方向にもアテローム6
の存在位置を正しく同定することができる。次に図4
(B)に示すように、超音波送受信子27はチューブ2
1内に収納し、チューブ21自身をアテローム6の位置
まで前進させ、ホットチップ23を熱し、必要に応じて
バルーン25をふくらませ、この熱せられたホットチッ
プ23をアテロームに当て、これによりアテローム除去
の治療が行われる。上述したように、この超音波送受信
子27は超音波を側方に照射するように構成されている
ため、アテローム6の厚さを正しく同定でき、したがっ
てより正確な治療が可能となる。この治療の後、再度図
4(A)のように超音波送受信子を突出させ、治療後の
様子をモニタすることもできる。
されるため、その断面内のアテローム6の厚さを正しく
知ることができ、また血管の長さ方向にもアテローム6
の存在位置を正しく同定することができる。次に図4
(B)に示すように、超音波送受信子27はチューブ2
1内に収納し、チューブ21自身をアテローム6の位置
まで前進させ、ホットチップ23を熱し、必要に応じて
バルーン25をふくらませ、この熱せられたホットチッ
プ23をアテロームに当て、これによりアテローム除去
の治療が行われる。上述したように、この超音波送受信
子27は超音波を側方に照射するように構成されている
ため、アテローム6の厚さを正しく同定でき、したがっ
てより正確な治療が可能となる。この治療の後、再度図
4(A)のように超音波送受信子を突出させ、治療後の
様子をモニタすることもできる。
【0025】また図3(B)に示すように、この実施例
では、温度センサ24を備えているため、レーザ光の出
力パワーを調整してホットチップ23の温度を適切に制
御することができ、正常な血管組織に損傷を与えること
なくアテローム6だけを除去することができる。図5
は、図3に示す超音波探触子を具備した超音波診断装置
における表示態様の一例を示した図である。
では、温度センサ24を備えているため、レーザ光の出
力パワーを調整してホットチップ23の温度を適切に制
御することができ、正常な血管組織に損傷を与えること
なくアテローム6だけを除去することができる。図5
は、図3に示す超音波探触子を具備した超音波診断装置
における表示態様の一例を示した図である。
【0026】超音波探触子により得られた超音波画像
は、本体部側に備えられたCRTディスプレイ装置等の
モニタ装置の表示画面40上に可視画像として表示され
る。この表示例では、血管の像5’の内部にアテローム
の像6’、超音波探触子自身の像27’からなる2枚の
超音波断層像が横に並べられて表示されている。この2
枚の超音波断層像のうちの左側、右側の画像は、それぞ
れ治療前、治療後のものである。このように治療前の画
像を記憶しておき、治療後において治療前後の断層像を
並べて表示することにより、治療の程度を把握すること
ができ、一層確実な治療を行うことができる。
は、本体部側に備えられたCRTディスプレイ装置等の
モニタ装置の表示画面40上に可視画像として表示され
る。この表示例では、血管の像5’の内部にアテローム
の像6’、超音波探触子自身の像27’からなる2枚の
超音波断層像が横に並べられて表示されている。この2
枚の超音波断層像のうちの左側、右側の画像は、それぞ
れ治療前、治療後のものである。このように治療前の画
像を記憶しておき、治療後において治療前後の断層像を
並べて表示することにより、治療の程度を把握すること
ができ、一層確実な治療を行うことができる。
【0027】以上の各実施例においては、前方あるいは
側方のいずれか一方のみについて走査を行なう超音波送
受信子について説明したが、勿論、同時に又は順次に双
方の走査を行なう超音波送受信子を構成することも可能
であることは言うまでもない。また上記各実施例では血
管内に超音波探触子を挿入する場合について述べたが、
血管のほか、食道や胃等生体の他の中空器官に挿入する
超音波探触子についても本発明を適用できることは言う
までもない。
側方のいずれか一方のみについて走査を行なう超音波送
受信子について説明したが、勿論、同時に又は順次に双
方の走査を行なう超音波送受信子を構成することも可能
であることは言うまでもない。また上記各実施例では血
管内に超音波探触子を挿入する場合について述べたが、
血管のほか、食道や胃等生体の他の中空器官に挿入する
超音波探触子についても本発明を適用できることは言う
までもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波探
触子は、前端に開口したチューブの該前端近傍の外方に
ホットチップを備え、該チューブの内部に該チューブに
対し相対的にスライドする超音波送受信子を備えたた
め、血管内に診断、治療のためのチューブを多数回挿抜
する必要なく、1回挿入しただけで診断と治療との双方
を行うことができる。
触子は、前端に開口したチューブの該前端近傍の外方に
ホットチップを備え、該チューブの内部に該チューブに
対し相対的にスライドする超音波送受信子を備えたた
め、血管内に診断、治療のためのチューブを多数回挿抜
する必要なく、1回挿入しただけで診断と治療との双方
を行うことができる。
【図1】本発明の超音波探触子の一実施例の、血管内に
挿入されるチューブの前端部を模式的に表わした斜視図
(A)及び断面図(B)である。
挿入されるチューブの前端部を模式的に表わした斜視図
(A)及び断面図(B)である。
【図2】図1に示す超音波探触子を用いた、診断,治療
の様子を示す模式図である。
の様子を示す模式図である。
【図3】本発明の超音波探触子の他の実施例の、血管内
に挿入されるチューブの前端部を模式的に表わした斜視
図(A)及び断面図(B)である。
に挿入されるチューブの前端部を模式的に表わした斜視
図(A)及び断面図(B)である。
【図4】図3に示す超音波探触子を用いた、診断,治療
の様子を示す模式図である。
の様子を示す模式図である。
【図5】図3に示す超音波探触子を具備した超音波診断
装置における表示態様の一例を示した図である。
装置における表示態様の一例を示した図である。
【図6】超音波探触子による診断、レーザ光,ホットチ
ップによるアテローム除去の様子を示した模式図であ
る。
ップによるアテローム除去の様子を示した模式図であ
る。
5 血管 6 アテローム 11、21 チューブ 12、22 開口 13、23 ホットチップ 16、27 超音波送受信子 24 温度センサ 25 バルーン
Claims (6)
- 【請求項1】 生体の中空器官内に挿入される、前端に
開口したチューブと、 前記チューブの前端近傍の外方に備えられたホットチッ
プと、 前記チューブに対して相対的に、該チューブに収納され
た位置と該チューブの前端を越えて突出した位置との間
を移動自在に該チューブ内に備えられた、生体内に向け
て超音波を送信するとともに生体内で反射した超音波を
受信する超音波送受信子とを備えたことを特徴とする超
音波探触子。 - 【請求項2】 前記ホットチップが、前記チューブの壁
内を伝達されたレーザ光により加温されるものであるこ
とを特徴とする請求項1記載の超音波探触子。 - 【請求項3】 前記超音波送受信子が、前記チューブの
前端よりもさらに前方に超音波を送信し該前方で反射し
た超音波を受信するものであることを特徴とする請求項
1記載の超音波探触子。 - 【請求項4】 前記超音波送受信子が、前記チューブの
延びる前後方向に対し側方に超音波を送信し該側方で反
射した超音波を受信するものであることを特徴とする請
求項1記載の超音波探触子。 - 【請求項5】 前記ホットチップの温度を測定する温度
センサを備えたことを特徴とする請求項1記載の超音波
探触子。 - 【請求項6】 請求項1記載の超音波探触子を具備し、
該超音波探触子により得られた、互いに異なる時点の複
数の超音波画像を並べて表示する表示手段を備えたこと
を特徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4038234A JPH05228150A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 超音波探触子及び超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4038234A JPH05228150A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 超音波探触子及び超音波診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05228150A true JPH05228150A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12519613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4038234A Withdrawn JPH05228150A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 超音波探触子及び超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05228150A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009142653A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-07-02 | Biosense Webster Inc | カテーテルベースの音響放射力インパルスシステム |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP4038234A patent/JPH05228150A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009142653A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-07-02 | Biosense Webster Inc | カテーテルベースの音響放射力インパルスシステム |
| US10492854B2 (en) | 2007-12-05 | 2019-12-03 | Biosense Webster, Inc. | Catheter-based acoustic radiation force impulse system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |