JPH05228177A - 新規な弾性複合体を伸縮部に備えたパンツ状生理用品 - Google Patents
新規な弾性複合体を伸縮部に備えたパンツ状生理用品Info
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- JPH05228177A JPH05228177A JP4035467A JP3546792A JPH05228177A JP H05228177 A JPH05228177 A JP H05228177A JP 4035467 A JP4035467 A JP 4035467A JP 3546792 A JP3546792 A JP 3546792A JP H05228177 A JPH05228177 A JP H05228177A
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Abstract
ツ、パンツ型失禁処理用品に関し、伸縮性の安定した弾
性複合体を伸縮所望部位に備えてなるものを提供するも
のである。 【構成】 緩和状態のシート状弾性体の両面又は片面に
不織布基材を、結合部と結合部との間にひだを形成する
非結合部を有するように複合してなる弾性複合体を、パ
ンツの伸縮所望部位と不織布基材側において接合させて
なることを特徴とするものである。
Description
用オムツ、大人用オムツ、パンツ型失禁処理用品に関す
るもので、新規な弾性複合体をその伸縮部に備えてなる
パンツ状生理用品である。
理用品の代表として、小児用オムツを例にして説明する
と、粘着テープ等のいわゆる結束具5を備えた図31の
ような構造を持ったものと、下着のような結束具のない
図32のような構造を持ったものに大別される。即ち図
31の左図のように1,2がそれぞれ背部、腹部に於け
る弾性体であり、これが前後の腰部端末部3,4に結合
され、背部の腰部側端部に結束具5である結束用テープ
がついている。この結束具を結束させると図31の右図
のようにパンツに変化する。一方結束具のない型では図
32のように背部、腹部端末部全域にわたって弾性体
6,7が備えられている。
を模式図によって示すと、図33,図34のようにな
る。即ち腰部に弾性体を備える範囲を考えると背部A,
腹部B,腰部端末部C,結束部D,両側部Eとしたとき
に、 1)A,B,C,D,Eの部分のみに弾性体を備えた製
品 2)A+B,A+C,A+D,A+E2つの部位に渡っ
て弾性体を備えた製品 3)A+B+C,A+B+Eの3つの部位に渡って弾性
体を備えた製品が考えられる。
すでにヒンジテープとして市販されているが、本発明の
対象とは異なるのでDの部位については除外することに
する。図31のような結束具を備えた製品に於いては弾
性体の配座を最適にするためには図33のA+C,ある
いはA+B+Cの部位の伸縮性を最適ならしめることが
必要である。しかしBの腹部に接する腰部端末部は結束
具が固定される部分(テープランディングゾーン)を有
するため伸縮性を大きくして変形を大きくすることは望
ましくない。従って結束具を備えた製品の場合には図3
3のA+Cの伸縮性を最適化することになる。
た。さて、もしA+Cの伸縮性の最適化するためには
A,C部分が収縮、伸展可能な状態に至らしめなければ
ならないが、A部は図35に示したように固い構造の吸
収体の影響とホットメルトにより結合されたバックシー
ト、トップシートの抵抗により、伸縮状態にするのは極
めてむずかしい。C部分もAに比較すれば収縮しやすい
が、抵抗を有することになる。
いても弾性体の配座を最適にするためには図31のA+
B+Cの部位の伸縮性を最適ならしめることが必要にな
る。このためにはA,B,Cの部位が収縮、伸展可能な
状態に至らしめなければならないが図35に示したよう
に、A,Bは固い吸収体に加うるにホットメルトにより
結合されたバックシート、トップシートの抵抗により伸
縮状態をもたらすのは極めてむずかしい。C部分にして
もAと比較すれば収縮しやすいが抵抗を持つことにな
る。そのためこのようなA,B,C部の影響をいかに排
除するかが、真に機能する弾性体を備えたオムツ設計に
関する最大の課題である。
6、図37のような、可逆性を与えるためにはさまざま
な試みが行われてきた。その主な考え方を示すと下記表
1のとおりである。
どの機能の低下をまねくことなく、しかもコストアップ
をもたらすことなく、これらの問題を解決するには、な
んらかの手段により腰部の端末部の基材と弾性体とも直
接接触させることなく、弾性体のもつ伸縮力を100%
利用することができれば理想的である。それに近いやり
方とは、いわば端末部基材から弾性体を浮かすようにつ
り下げるフローティング構造を保つことが望ましい。フ
ローティング構造を形成するためには図38の上に示す
ように支点はできるだけ少い方がよいが、全領域に渡っ
て均等な伸縮分布をもたせるためには図38の下に示す
ように支点の数も必要になる。これらの支点の間隔につ
いては用いられる弾性体の性能、腰部端末部の性状によ
って異なってくる。
造を保って弾性体を取付けることによって、オムツの吸
収機能はなんら損うことなく、十分な弾性機能をもた
せ、しかもこのような構成のものを安価に提供するもの
である。
ート状弾性体の両面又は片面に不織布基材を、結合部と
結合部との間にひだを形成する非結合部を有するように
複合してなる弾性複合体を、パンツの伸縮所望部位と、
不織布基材側において接合させてなることを特徴とする
新規な弾性複合体を伸縮部に備えたパンツ状生理用品で
ある。
図1において、端末部とは、前述したオムツにおける
A,B,C,E部に相当し、これに弾性体を複数の支点
によって吊った状態を示しているが、本発明ではこの状
態を実現するために端末部に、緩和状態の弾性体の片側
に不織布基材がひだを形成するように結合部において結
合されている弾性体と不織布基材との弾性複合体を接合
させることによって、ひだの部分が上記の支点に相当す
るフローティング構造を形成する。これをフローティン
グギャザーという。しかしこの場合は、弾性体面が人体
の肌に直接接触することとなり、必ずしも快適でない場
合がある。これを防ぐために、図2に示すように、表面
シートと弾性体との間に同じようなフローティング構造
を形成させればよい。そのためには上記図1と同様の不
織布基材を弾性体の両面に形成すればよい。この場合に
は、不織布基材自体が肌触りがよいので、表面シートは
必ずしも貼着しなくてもよい。
不織布基材がひだを形成するように結合されてなる弾性
体と不織布基材との弾性複合体を接合させることによっ
てフローティングギャザーを形成させることができる。
このようなフローティングギャザーをパンツの伸縮所望
部位例えば腰部端末部に形成するには、図3に示すよう
な工程を経て行なわれる。すなわち、パンツの腰部端末
部(1)に対して弾性複合体(2)を用意する。その弾
性複合体を緊張して、(3)に示すように、その緊張弾
性複合体を緊張下で腰部端末部と不端布基体側で接合す
る。この接合体の緊張状態を緩和すると(4)に示すフ
ローティングギャザーが形成される。
る両側にひだを有する弾性複合体の性能によって決定ず
けられる。まずこの弾性複合体について説明する。
11,12にシート状弾性体13を部分的に接合してな
る複合体であり、この弾性複合体の性能は構成する素材
即ちひだになる不織布部分11,12と芯になる弾性体
13とその接合状態即ち接合面積とひだの深さによって
決定される。
なタイプ、即ち乾式、湿式、スパンボンド、水流交絡
法、メルトブローン等の後述のような製法によって、不
織布の適切な選択が必要になる。いわゆる延伸ラミネー
ト法による場合には伸びの少ない不織布が用いられ、特
公開昭59−59901(US 502366)の方法
による場合には縦あるいは横方向に伸びの大きな不織布
を用いるのが好ましい。両面を形成する不織布は使用す
る状態、接着性、肌への刺激性等によって不織布の素材
を変えてもよいが、均一な収縮状態を保つには両側が同
じ素材が望ましい。芯になるシート状弾性体は、いわゆ
るゴム弾性を持つ素材から選ばれるが、それらは天然ゴ
ム、合成ゴム、ポリウレタン類、ポリオレフィンエラス
トマー類から単独あるいは複合ブレンドして構成される
フィルム状、不織布状、フォーム状等のシート状の弾性
体である。
特徴は弾性体の本来持つ性能を十二分に発揮できること
にあり、比較的コストの安い融点が低く、自己接着を起
こしやすくしかも扱いにくいポリオレフィン系エラスト
マーが本発明には好んで用いられる。
E,エチレン・プロピレンエラストマー,エチレン・メ
チルアクリシートエラストマー,SEBS等の単独フィ
ルムあるいはポリマーブレンドフィルム,あるいは上記
ウレタンとポリオレフィン系エラストマーとの共押出し
フィルム等である。それは本発明の特徴である不織布と
の複合により、大幅にハンドリング性能が向上するため
である。
説明する。
位(A)と非接合部位(B)とから構成され、接合部と
非接合部との割合を示すA/A+B×100(%)は5
0%以下、好ましくは40%〜5%が望ましい。更に望
ましくは40%〜10%である。5%未満では接合強度
を維持することが難しく、又50%を越えると伸縮性を
損なう結果となる。
を示したものであり、伸縮能力の尺度となる、不織布の
ひだの長さ(Q)と弾性体の緩和時の長さ(P)の割合
Q/Pで示されるがその値は1.5以上あることが必要
であり、好ましくは2.0〜4.0である。1.5未満
であると弾性体としての魅力の乏しいものであり、4.
0を越えるのは理論上可能であるとしても実使用上の意
味は少ない。
図9に示すように、その接合のピッチ、ひだの深さ等は
さまざまに変えることは可能であるが、一般的には上
面、下面の不織布とも同じピッチ、同じ深さを保ことが
効率的である。しかし後述するように、オムツの腰部の
構成材との接合を行う場合、腹部、背部に相当する部分
と側端部との伸長状態を調節するために、ひだの深さを
変えることや、腰部材料との接合強度を大きくし、一方
フローティングギャザーとしての機能を十分に発揮する
目的で、接合に関与する側のひだの深さを、接合に関与
しない側のひだの深さに対して深くすることも有効な方
法である。
の接合点の相対的位置は生産性や装置精度上許容される
かぎりほぼ一致させることが望ましい。
ては、この相対的位置関係は、あまり重要ではない。こ
の間の理由を明確にするため、まず弾性体の存在状態に
ついて説明する。
芯になる弾性体は図10に示す一層である場合が一般的
であるが、図11に示すように多層である場合もある。
これはたとえば片側にひだを有するような弾性体を弾性
体面で重ね合わせたり、接合したりした場合である。そ
の接合状態は、その接合面に自由度を持つような接合が
理想的であり、離れない程度の比較的弱い接合状態を保
つことによって、良好な伸縮弾性を保つことができる。
たとえば部分的な接着さらに望ましくは前述したような
ポリオレフィン系エラストマーの比較的低融点エラスト
マーの有する自己接着による自着性を利用すると極めて
良好な伸縮性を有する両面にひだを有する複合弾性体が
得られる。その材質、状態を示したのが表2である。す
なわち、単一層の弾性体の両面の不織布の接合点の位置
を変えると、弾性複合体の伸縮性は著しく阻害される
が、2層の自着性により重ね合わされた弾性体の場合は
両面の不織布の接合点を変えても殆ど影響がない。
よって伸長度をかえた弾性複合体の組合せの例として、
側端部(上下端部)と中央とを伸長度をかえる場合につ
いて説明する。
長限界を示したものである。例えば側端部を低伸縮部、
中央部に高伸縮部を配するようにするには、図12のよ
うな接合構造を持つ弾性複合体を利用することによっ
て、両端部は伸縮率が小さく、中央部が伸縮率の大きな
構造の複合弾性体が得られる。
要とされる部位に対する接合について説明する。表4は
弾性体をオムツの腰部に接合した場合の伸長前(L1)
と伸長後(L2)と前後の伸長率を比較したものであ
る。
ようなストレッチ ラミネートで得られる状態であり、
(2)と(3)は全く同じ構造を持った片側にひだを持
った弾性体を(2)は通常の方法で接合した場合、
(3)はひだを持った不織布側フローティング構造を持
つように接合した場合であり、(4)は両側にひだを持
った本発明の弾性複合体を接合した場合を示す。接合方
法によって(2)のような効果しか持たないものが、フ
ローティング構造を持たせることによって(3)、
(4)のように大幅に伸長率の増大を見せることがよく
わかる。これが本発明のフローティング・ギャザーの一
番大きな特徴である。
結合させて、フローティング構造を持った弾性体を形成
する場合、図13ののように弾性複合体のどちらかの
片面の不織布のひだ部分と結合し、他の不織布は露出さ
せて、そのソフトでパルキーな不織布の感触を利用する
場合もあるが、のように両側の不織布に結合する場合
もある。
その結合面積を加えることによって、弾性複合体のひだ
構造を製品本体部位に転写することも可能である。その
状態を示したのが図14である。
いられる弾性複合体の製造例について説明する。
目的によって縦方向に伸縮性を持つものと、横方向に伸
縮性を持つものに分けられる。図15はそれを模式的に
示したものである。図15(a)は縦方向に伸縮性をも
ち、たとえばオムツの股ギャザー部に用いられ、図15
(b)は横方向に伸縮性をもち、たとえば腰部ギャザー
部に用いられる。さてこれら弾性複合体の製造法の1つ
としては図16に示したような工程で製造する場合であ
って、その製造プロセスとしては図17に示したものに
なる。即ち弾性基材をロール14、ロール15で引き出
し、ロール14、15とロール16、17との間のスピ
ードをかえて伸長する。伸長状態で不織布を上、下に重
ね合せたのち凸起を有し、しかも加熱された図18のよ
うなパターンを持ったロール18、19を用いて、横方
向に間欠的に熱結合あるいは超音波接着を行う。これを
緩和すると本発明に用いられる弾性複合体が得られる。
図19に示した工程は伸長性の不織布の特性を利用した
製法であって、製造プロセスとしては図20に示したも
のになる。
給する。その状態で図21で示すような表面を持った加
熱突起ロールを通過させ、冷却ロールにより構造固定し
たのち、延伸ロールにより不織布伸長限界に近い点まで
延伸する。そののち緩和すると本発明に用いられる弾性
複合体が得られる。図22に示した工程は片側にのみひ
だのある弾性複合体をまずつくり、それを2枚接合する
ことによって、両側にひだを持つ弾性複合体をつくる方
法である。この方法のフローシートは図22に示した
が、まず緩和した状態の片側にひだを持った弾性複合体
をつくり、それをまた伸長し、弾性部材面相互を結合
し、緩和する方法であるが、図22の矢印で示すよう
に、まず片側に不織布基材と弾性基材とを部分結合し、
伸長時に2層を結合する方法もある。しかし更に簡単な
工程は図23に示すように部分結合した不織布と弾性部
材との結合体をそのまま2層を弾性部材面で接合しその
のち伸長、緩和すれば極めて簡単に目的とする弾性複合
体が得られる。図24の工程は上記部分結合した不織布
と弾性部材との結合体の連続製造法を示した。即ち2
1、22より溶融押出しされた弾性部材を23で冷却
後、不織布を圧着ののち図25のようなグリッド表面を
持った加熱ロール26を通過させると、不織布と弾性部
材の結合体が得られる。この結合体を2層接合後伸長、
緩和すれば目的とする弾性複合体が得られる。
織布と製品本体とを結合すれば、いわゆるフローティン
グ構造を持った弾性体が得られるわけであるが、工業的
製造工程への応用例を図で説明しておく。
の形成に際して、縦方向に伸縮性を有する本発明になる
弾性複合体を応用する工程図の一例を示したものであ
る。
伸長下で、弾性複合体の不織布部分と紙おむつの股部に
接する位置のサイドフラップの表面材とを、たとえば公
開平3−218752のような形でホットメルトを用い
て接着させると、伸縮性に極めてすぐれたフローティン
グ股ギャザーが形成される。
部の形成に際して、横方向に伸縮性を有する本発明にな
る弾性複合体を応用する工程図の一例を示したものであ
る。即ち横方向に短冊状に切断した弾性複合体をベルト
により両端部を把持しながら、横方向に拡張しつつ伸長
し、把持した状態を保ちつつ、おむつ腰部に相当する部
位にホットメルトを用いて接合する。その後に腰部相当
部を切離し、緊張をとり除くと伸縮性に極めてすぐれた
フローティング腰部ギャザーが形成される。
合、弾性複合体と製造工程と当該弾性複合体を製品への
結合工程とは判然と区別されるべきものでなく、弾性複
合体の製造工程の一部を製品本体への結合工程を持ちこ
むことも重要である。実施例2にはその例を示してい
る。
ン樹脂フィルム20mμを芯にしてSEBS樹脂(三菱
油化製ラバロン)フィルム約15μを両側に3層押出し
フィルムの約50μの厚さを持つフィルム14ロールを
用意する。本フィルムは破断伸度が縦方向420%であ
った。同時にこのフィルムは良好な超音波シール性を持
つ。不織布部材として乾式スポットボンドP,P不織布
(米社ベルデックス社製)20R/m2を2ロール用意
する。この不織布の縦方向破断伸度は38%であった。
図17のようなプロセスによりロール14(約20m/
min)、ロール15(約60m/min)の間で上記
弾性部材を約3倍に伸長し、ロール16、17のところ
に弾性部材をサンドイッチするように上、下2層の不織
布を供給する。この3層シートを回転式超音波融着装置
(ブランソン社製)を備え、アンビルに25m/m間隔
にグリットをもつロールを用意し、約62m/minの
速度で通過させ、伸長状態で巻き取った。この3層部分
結合シートを切りとりTention Freeの状態
で緩和させたところ、縦方向の限界伸長率は185%を
有する両側にひだを有する弾性複合体が得られた。な
お、結合部の面積比{(A+B)/A}×100(%)
は約20%、Q/Pは約2.7倍であった。
して市販の紙おむつ(PG社製パンパースMサイズ)の
外側の線状ギャザーを除去し、ギャザー形成部になるサ
イドクラップ部位の上層トップシートと上記弾性複合体
の不織布のひだ部分とをひだを伸長する状態で永久粘着
型ホットメルト接着剤により結合させた。その股部に形
成されたギャザーは約180%の伸長率を持ち、殆ど弾
性複合体の性能が損なわれることがなかった。約30ピ
ースをつくり赤ちゃん5名でテストし、母親にインタビ
ューしたところもれも少なく極めて表面がソフトである
との結果を得た。
ieneを主成分とするポリオレフィンエラストマー
(東燃化学製ラプレーズ)を用いてインフレーション法
により30μの厚さをもつ筒状のフィルムを成形する。
この弾性部材は破断伸度520%であり、フィルムを重
ね合わせて圧搾すると自己接着を容易に起こすような性
質を持っている。
まま巻きとりロール状で保存する。一方伸長性不織布は
次のようにして製造される。
by side型Conjugate繊維(チッソ社
製ES複合繊維)2d×51m/mからランダム状繊維
ウエブ(ヘルゲス社製ランダムカード)を開孔ベルトで
高圧水流で処理し、繊維相互と交絡された不織布を製造
する。これを加圧脱水後130℃の熱気乾燥機中を1.
6倍にオードフィードした状態で通過させる乾燥収縮を
起こし極めて伸長性に富んだ不織布が得られた。この不
織布の破断伸度は190%であった。この不織布を2ロ
ール用意する。
性部材を芯にして上、下に2層の伸長性不織布をサンド
イッチした状態で、図20、21のようなプロセスと表
面を持った100℃に加熱されたロール間を30m/m
in.の速度で通過させ、横しま状の熱接着パターンを
有する3層の複合シートが得られた。熱接着部分(A)
は3m/m、未接着部分(B)は8m/mであった。こ
の複合シートを約2.5倍に伸長したところ未接着部分
が不織布と弾性部材ともに伸長された。この状態の複合
シートをテンションを除き緩和させると約150%程度
の伸長性を有する弾性複合体が得られる。Q/Pは約
2.5倍であった。この弾性複合体は弾性部材が2層に
なり、相互が自着状に接合されており、その両側に不織
布のひだが形成された構造を持っていた。
ような工程で得られる、伸長前の不織布と弾性部材との
複合シートをスリットして、テープ状に加工したロール
状に巻取ったシートを得た。(伸長後巻取ると、伸長テ
ンションにより弾性部材が応力緩和を生起し経時的に伸
縮性を喪失する。一方伸長後の緩和状態の複合弾性体を
無緊張で巻取ると極めてバルキーなものになり経済性に
そぐわない。)上述したような15m/mのテープ状シ
ートを図27に示すような工程で、上記複合シートを
2.4倍に伸長しながら、所定の長さに切断して、オム
ツの股ギャザー相当部位に不織布面とおむつの表面材料
とをホットメルトで接着したのち、無緊張状態にしたと
ころ140%の伸長性を有する伸縮の極めてすぐれた弾
性体が得られた。
を主成分とするポリオレフィンエラストマー弾性シート
(三井東圧化学製)を溶融ダイスからの押出し成形によ
り30mのフィルムを成形する。このフィルムは縦方向
に延伸されていて、縦方向(MD)の破断伸度は180
%前後であったが、横方向(CD)の破断伸度は420
%で極めて横方向に伸縮しやすい構造を持っていた。
和紡製)2.2d×45m/mから約35g/m2のパ
ラレル状(ホリングスワース社製タンデムマスターカー
ド使用)のウエブを多数の組孔と脱水ゾーンを備えた円
柱状シリンダー上で、高圧の水流(50〜60kg/c
m2)で繊維相互を交絡させ、後乾燥すると25g/m2
のソフトな感触を有する不織布が得られる。この不織布
は縦方向の破断伸度は約58%であったが、横方向の破
断伸度は220%であり極めて横方向に伸長しやすい構
造を持っていた。図24で示したようなプロセスにより
上記弾性部材を溶融押出し後のフィルムを約50m/m
inで冷却後まず上記不織布をロールに導き不織布とフ
ィルムを圧着するとフィルムと不織布が仮圧着状態に至
る。この複合シートを片側に図25に示すようなグリッ
ト状に加熱ロールを通過させた。表面が約110℃に加
熱された溝付ロールは不織布側から接触させた。結合部
(A)は約2m/m非結合部の巾(B)は約6m/mで
あった。これによって不織布と弾性フィルム部材が部分
的線状に熱結合された複合シートが得られる。これを横
方向に伸長すると約2.8倍(180%)まで伸長さ
れ、これを無緊張状態にして緩和すると片側に不織布の
ひだを有する伸縮性に極めてすぐれた弾性複合体が得ら
れる。Q/Pは約2.8倍であった。
ることなく、そのまま巻とり500m巻ロールを製造し
た。このロールからは不織布層があるため自着すること
なく安定に再巻出しが可能であった。このシートを切取
り、露出している弾性部材面を重ね合わせるように、2
枚を重ね合わせ常温で圧着すると、フィルム同志が自着
状態を起こし接合した。この重ね合わせた状態で横方向
に伸長すると約2.7倍伸長され(170%)た。これ
を無緊張状態にして緩和すると両側に不織布ひだを有す
る伸縮性に極めてすぐれた弾性複合体が得られた。
合シートをスリットして、約巾180m/mのシートロ
ール2本を用意する。180m/mのシート2枚を弾性
部材を接合するように2枚重ね合わせ、加圧すると2枚
のシートは自着現象により仮接着状態となる(図2
8)。
0℃の表面平滑な表面ロールで両サイドを加熱加圧する
と図29のように両サイド30m/mの部分は完全に熱
圧着され、中央部120m/mは仮接着状態の複合シー
トを図27のようなプロセスによって巾50m/mの短
冊状に切断しつつ、両側端の圧着部をベルトに挿んで全
体が約2倍になるように横に拡張、伸長した。その変化
を図30に示した。伸長により両端の30m/m(60
m/m)は伸長せず中央の120m/mの部分が約30
0m/m即ち2.5倍に伸長された。その伸長状態のま
ま連続的に走行する使い捨てのおむつの腰部相当部位の
表面材に、弾性複合体の不織布を結合させ、更に側端3
0m/mの完全圧着に結束具である粘着テープをとりつ
け、単一おつむに切断、緊張をとりのぞき緩和すると極
めて良好な伸縮性を有する弾性体とテープを備えた腰部
構造を持った子供用おむつが製造された。
品において、その伸縮所望部位に新規な弾性複合体を配
して、スムースな伸縮性を得ると共に安価に提供するこ
とができるものである。
図である。
説明図である。
る。
である。
る。
合体の説明図である。
である。
である。
である。
である。
を示す説明図である。
式の説明図である。
図である。
態を示す説明図である。
る。
る。
明図である。
明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 緩和状態のシート状弾性体の両面又は片
面に不織布基材を、結合部と結合部との間にひだを形成
する非結合部を有するように複合してなる弾性複合体
を、パンツの伸縮所望部位と、不織布基材側において接
合させてなることを特徴とする新規な弾性複合体を伸縮
部に備えたパンツ状生理用品。 - 【請求項2】 請求項1において、弾性複合体がパンツ
の腰部被覆部端部に接合されてなる新規な弾性複合体を
伸縮部に備えたパンツ状生理用品。 - 【請求項3】 請求項2において、弾性複合体が前後に
分れた腰部被覆部端部の全体に渡って配置され、かつ、
前後の腰部被覆部相互はその側端部に備えられた結束体
によって結束されるように構成されている新規な弾性複
合体を伸縮部に備えたパンツ状生理用品。 - 【請求項4】 請求項2において、弾性複合体がパンツ
の腰部被覆部端部の全周に渡って切断部がないように接
合されている新規な弾性複合体を伸縮部に備えたパンツ
状生理用品。 - 【請求項5】 請求項1において、シート状弾性体の両
面に不織布基材結合する場合に、弾性体とひだになる不
織布の結合点が両面ともほぼ同一の位置で結合されてな
る新規な弾性複合体を伸縮部に備えたパンツ状生理用
品。 - 【請求項6】 請求項3において、ひだを有する弾性複
合体のひだの高さを結束部を設置する両側端部において
低くし、背部および/あるいは腹部の中央部分において
高く形成してなる新規な弾性複合体を伸縮部に備えたパ
ンツ状生理用品。 - 【請求項7】 請求項4において、弾性複合体のひだの
高さが、背部および/あるいは腹部の中央部分において
高くし、両脇部分において低く形成してなる新規な弾性
複合体を伸縮部に備えたパンツ状生理用品。 - 【請求項8】 請求項1において弾性体が自己接着性を
有するポリオレフィンエラストマーである新規な弾性複
合体を伸縮部に備えたパンツ状生理用品。 - 【請求項9】 請求項6又は7において、ひだの高さの
高い部分における緩和状態の弾性体の部分長Pとひだの
全長Qとの関係がQ/P≧1.5である新規な弾性複合
体を伸縮部に備えたパンツ状生理用品。
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