JPH05228522A - 圧延機の自動板厚制御方法 - Google Patents

圧延機の自動板厚制御方法

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Publication number
JPH05228522A
JPH05228522A JP4070295A JP7029592A JPH05228522A JP H05228522 A JPH05228522 A JP H05228522A JP 4070295 A JP4070295 A JP 4070295A JP 7029592 A JP7029592 A JP 7029592A JP H05228522 A JPH05228522 A JP H05228522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate thickness
rolling mill
thickness
moving average
entrance side
Prior art date
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Pending
Application number
JP4070295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Iwasaki
大 岩崎
Ichiro Ueda
一郎 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP4070295A priority Critical patent/JPH05228522A/ja
Publication of JPH05228522A publication Critical patent/JPH05228522A/ja
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  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 γ線厚み計を用いた場合でも高い製品板厚精
度が確保できるフィ−ドフォワ−ド自動板厚制御方法を
確立する。 【構成】 圧延機入側でγ線厚み計2により入側板厚を
測定し、該測定信号を移動平均して雑音を除去した後、
この信号に基づいて圧延機のロ−ル間隙を調整するフィ
−ドフォワ−ド自動板厚制御方法において、移動平均フ
ィルタゲインに相応した補償量を特定の演算式により算
出し、この算出された補償量を加味して雑音除去処理に
起因した前記入側板厚偏差信号の遅れを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧延機の自動板厚制
御技術に係り、特に板厚精度の向上を図ったフィ−ドフ
ォワ−ド自動板厚制御方法に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】現在、薄板圧延用圧延機の自動
板厚制御方法(AGC)としては、所謂“ゲ−ジメ−タ
自動板厚制御法”のほか、“フィ−ドバック自動板厚制
御法”や“フィ−ドフォワ−ド自動板厚制御法(以降
「FF−AGC」と略称する)”等が一般的に知られて
いる。
【0003】図2は、これら自動板厚制御方法の内のF
F−AGCの一例を説明したブロック図である。図2に
おいて、まず圧延機入側の厚み計2で入側板厚を測定さ
れると、その板厚信号がリファレンスとしてFF−AG
Cコントロ−ラ9に入力される。FF−AGCコントロ
−ラ9では、入力された上記入側板厚の板厚信号を雑音
除去装置3にて雑音除去処理した後、デ−タトラッキン
グ装置4にて圧延材の当該測定部位をデ−タトラッキン
グする。そして、次式 Δs=Q/M×A×ΔH ……(1) を演算するためにQ/M設定器5から「Q/M」を、ゲ
イン設定器6から「補正値A」をそれぞれ掛け算器に入
力し、デ−タトラッキングした入側板厚偏差の入力(Δ
H)と共に上記式を演算し、制御量であるΔsを得て、
これに基づき圧下制御装置7によってロ−ル間隙を調整
し、板厚を制御する。
【0004】ここで、圧延機入側の厚み計2で測定した
板厚信号を実際に圧延が行われるミル圧下点に送る際の
デ−タトラッキングは、例えば特開昭63−13271
3号公報にも示されているように、板速計1により測定
される板速のみを用いた手法によっていた。
【0005】ところで、厚鋼板の圧延においては、厚鋼
板の放射線透過量が少ないのを考慮して板厚測定には
“γ線厚み計”が用いられている。しかし、このγ線厚
み計は薄板の熱間圧延等で用いられるX線厚み計に比べ
て雑音が大きく、そのため雑音処理としては“移動平均
処理”が採用されている。ここで、或る時刻よりT秒以
前からその時刻までの入力の平均値を出力する処理を
「移動平均時間がT秒の移動平均処理」と称している。
【0006】ただ、この場合には、移動平均時間を短く
すると雑音の高周波成分が十分に除去できず、逆に移動
平均時間を長くすると雑音だけでなく板厚信号の高周波
成分までもが除去されてしまうので、これが外乱となり
出側板厚精度に悪影響を及ぼす。従って、雑音の大きさ
が被測定材料の放射線透過量に大きく依存することも考
慮し、材質,仕上げ板厚等に関して最適な移動平均時間
が分類されている。
【0007】しかしながら、移動平均処理を採用した場
合、X線厚み計等のときに適用していた雑音処理と比べ
て出力信号の遅れが無視できず、そのため従来の「板速
のみを用いたトラッキング方法」によると、厚み計−ミ
ル間のデ−タトラッキングを行う際に“移動平均処理に
よる信号の遅れ”を考慮していないことから板長手方向
の圧延材と厚み計出力の対応が十分に取れていない所謂
“トラッキング誤差”が生じ、フィ−ドフォワ−ド自動
板厚制御における板厚精度向上の大きな阻害要因となっ
ていた。
【0007】このようなことから、本発明が目的とした
のは、γ線厚み計を用いた圧延機のフィ−ドフォワ−ド
自動板厚制御に指摘されている上記問題点を解消し、γ
線厚み計を用いた場合でも高い製品板厚精度が確保でき
るフィ−ドフォワ−ド自動板厚制御方法を確立すること
であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべくなされたもので、「圧延機入側でγ線厚み計に
より入側板厚を測定し、 該測定信号を移動平均して雑音
を除去した後、 この信号に基づいて圧延機のロ−ル間隙
を調整するフィ−ドフォワ−ド自動板厚制御方法におい
て、 移動平均フィルタゲインに相応した補償量を算出
し、 この補償量を加味して雑音除去処理に起因する前記
入側板厚偏差信号の遅れを補正することで高い製品板厚
精度を確保し得るようにした点」に大きな特徴を有して
いる。
【0009】なお、前記「補償量」は、移動平均フィル
タゲインに応じて後述する如き特定の演算式から求めら
れる。
【0010】即ち、本発明は、板速のみを用いたデ−タ
トラッキングに対して、圧延機入側のγ線厚み計で測定
した板厚信号を移動平均処理する時間による出力信号の
遅れを補正し、これにより製品板厚の精度を向上させる
フィ−ドフォワ−ド自動板厚制御方法を提供するもので
あるが、以下、本発明をその作用と共に詳述する。
【0011】
【作用】いま、“厚み計により圧延機入側で測定した入
側板厚信号”を移動平均処理する際の処理特性を“離散
時間における伝達関数(z)”で表すと、 となり、この (2)式から周波数応答を導くと次の (3)式
の如くなる。 そして、これより、位相特性(θ)は θ=−(N−1)ω/2 ……(4) であることが分かる。
【0012】そこで、これに対し「z(N-1)/2 {位相特
性はθ=(N−1)ω}」なる伝達特性を持つ補償器を
用いると、全周波数にわたって位相の遅れが解消され
る。
【0013】前記 (3)式による補償方法は、厚み計によ
り測定した板厚信号を時間にして Δt×(N−1)/2 ……(5) だけ早めてデ−タトラッキング装置に送ることを意味す
るが、これは、トラッキング位置においては V×Δt×(N−1)/2 ……(6) だけ当該部分の位置を前へズラすことで実現される。こ
れによって、移動平均処理に起因するデ−タトラッキン
グのズレは解消される訳である。
【0014】次に、本発明を実施例により説明する。
【実施例】図1は、本発明に係わるフィ−ドフォワ−ド
自動板厚制御方法の一実施例を示したブロック図であ
る。
【0015】即ち、圧延機入側の厚み計2によって圧延
材の入側板厚偏差を測定し、これを“移動平均時間設定
器8によって設定された時間移動平均処理”を行う雑音
除去装置3により雑音を除去してからデ−タトラッキン
グ装置4に入力する。一方、圧延機入側の板速計1によ
り圧延材の入側速度を測定し、これをデ−タトラッキン
グ装置4に入力する。
【0016】また、前記移動平均時間設定器8により設
定した移動平均時間をトラッキング補償器10に入力し、
設定された移動平均時間に対する補償量を先に示した
(6)式に基づいて計算し、デ−タトラッキング装置4へ
出力する。デ−タトラッキング装置4では、入側板速に
よるトラッキングに対し“トラッキング補償器10で算出
した距離”だけトラッキングデ−タを前に進め、圧延材
の板厚偏差測定部位がロ−ル圧下点に到達したときに入
側板厚偏差を出力する。
【0017】次に、掛け算器において、まずトラッキン
グされた入側板厚成分とQ/M設定器からのQ/Mとを
掛け算し、次にゲイン設定器からのゲインとを掛け算し
て制御量であるロ−ル間隙(Δs)を得る。そして、こ
のΔsを圧下制御装置に入力してロ−ル間隙を調整し、
板厚制御が行われる。
【0018】さて、実際の圧延機を用い、上記図1で示
した板厚制御方法に従って板厚20mm,板幅3000m
m,板長30mmの厚鋼板の仕上げ圧延を行った。また、
この本発明例に対する比較として、前述した“図2に示
す従来の板厚制御方法”に従った圧延も実施した。
【0019】上記2通りの方法によりそれぞれ10枚の
厚鋼板を圧延し、圧延後の出側板厚の板内偏差を実測し
て比較したところ、従来例では板内偏差の平均値が64
μmであったのに対し、本発例では板内偏差の平均値が
36μmと大幅に低減されていることが確認された。
【0020】
【効果の総括】以上に説明した如く、この発明によれ
ば、γ線入側厚み計を用いた圧延機のFF−AGCにお
いて、厚み計の雑音除去のための移動平均処理を材料に
対して最適な時間に設定した場合でも移動平均時間に応
じたトラッキングの補償が行われるので、圧延材のデ−
タトラッキングの誤差が的確に抑えられて製品板厚精度
を十分に向上させることが可能となるなど、産業上極め
て有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による圧延機板厚制御装置の
動作を示すブロック図である。
【図2】従来の板厚制御装置の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】 1 板速計 2 厚み計 3 雑音除去装置 4 デ−タトラッキング装置 5 Q/M設定器 6 ゲイン設定器 7 圧下制御装置 8 移動平均時間設定器 9 FF−AGCコントロ−ラ 10 トラッキング補償器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延機入側でγ線厚み計により入側板厚
    を測定し、該測定信号を移動平均して雑音を除去した
    後、この信号に基づいて圧延機のロ−ル間隙を調整する
    フィ−ドフォワ−ド自動板厚制御方法において、移動平
    均フィルタゲインに相応した補償量を算出し、この補償
    量を加味して雑音除去処理に起因する前記入側板厚偏差
    信号の遅れを補正することを特徴とする、圧延機のフィ
    −ドフォワ−ド自動板厚制御方法。
JP4070295A 1992-02-20 1992-02-20 圧延機の自動板厚制御方法 Pending JPH05228522A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5858265B1 (ja) * 2015-07-24 2016-02-10 富士電機株式会社 圧下制御装置及び圧下制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5858265B1 (ja) * 2015-07-24 2016-02-10 富士電機株式会社 圧下制御装置及び圧下制御方法

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