JPH05228575A - 鋳型用樹脂組成物及びこれを用いた鋳型の製造法 - Google Patents
鋳型用樹脂組成物及びこれを用いた鋳型の製造法Info
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- JPH05228575A JPH05228575A JP3486392A JP3486392A JPH05228575A JP H05228575 A JPH05228575 A JP H05228575A JP 3486392 A JP3486392 A JP 3486392A JP 3486392 A JP3486392 A JP 3486392A JP H05228575 A JPH05228575 A JP H05228575A
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Abstract
を硬化剤として、耐火性粒状材料を造型する鋳物用砂型
の製造に用いられる粘結剤組成物で、耐火性粒状物質の
再使用性が著しく、鋳型強度が向上する硬化性鋳型用粘
結剤組成物。 【構成】 粘結剤組成物は、(a)水溶性フェノール樹
脂の重量平均分子量が500〜8,000。(b)固形
分が30〜75重量%。(c)フェノールに対するホル
ムアルデヒドのモル比が1.0〜3.0。(d)フェノ
ールに対するアルカリ金属水酸化物のモル比率が0.3
〜1.5。(e)少なくとも1種以上の2価の金属元素
を樹脂組成物に対し30〜50000ppm含有する。
Description
性鋳型造型法における硬化性鋳型用粘結剤組成物及び鋳
物用砂型の製造方法に関するものであり、更に詳しく
は、水溶性フェノール樹脂を用い、有機エステルを硬化
剤として、耐火性粒状材料を造型する鋳物用砂型の製造
方法に用いられる粘結剤組成物において、耐火性粒状材
料の再使用性が著しく、且つ実用的に改良された硬化性
鋳型用粘結剤組成物に関するものである。
結剤組成物として、水溶性フェノール樹脂を粘結剤と
し、これを有機エステルで硬化せしめる有機自硬性鋳型
造型法及びガス硬化性鋳型造型法に用いられる鋳物砂用
粘結剤組成物が特開昭50−130627号公報、特許第155403
0 号、特許第1554031 号等により知られるようになっ
た。特に鋳鋼分野において、従来から使用されてきた鋳
物用砂型の造型法である水ガラスを中心とする粘結剤、
即ち、水ガラス/CO2 、水ガラス/ダイカル法の一部
が上記鋳型造型法に転換されつつある 。しかし、上記
水溶性フェノール樹脂を用いた鋳型造型法で鋳造された
鋳物砂を再利用すると、鋳型造型した鋳型の強度が次第
に低下する傾向があった。これは、フラン樹脂を用いた
造型法に比較すると、全く逆の現象であり、その結果水
溶性フェノール樹脂を用いた鋳型造型法は砂再生性(一
旦鋳造された鋳型を取り壊し再び鋳物砂として再利用の
し易さ)が極端に悪くなり、その使用には制限があるこ
とはよく知られているところであり改善が強く要望され
ている。
は、得られる鋳型の強度が低いため、造型に必要な鋳型
強度を得るために樹脂の添加量が多くならざるを得なか
った。またこの粘結剤の特に大きな欠点として、一旦鋳
造した後再使用を目的とする回収砂や複数回繰り返して
使用した再生砂を用いるほど鋳型強度の確保が難しくな
り、ますます粘結剤の砂に対する使用量が多くなる等の
悪循環に陥りやすい欠点があった。またこのような鋳型
中の粘結剤量の増大は、注湯時の熱分解ガス量の増大に
つながり、鋳物のガス欠陥及び作業環境の悪化につなが
る等の欠点も併せ持つことになる。かような欠点を少し
でも軽減するために、一般的には砂表面の残留有機物や
アルカリ分の除去や強度の機械的研磨再生処理を行うと
同時に、新砂の補給割合を多くするか、若しくは砂の使
い捨て等で対処しているのが現状であった。このため、
鋳物砂を再生で使用する場合には砂の再生率はせいぜい
85%程度が限界であった(FOUNDRY TRADE JOURNAL−8
/22 DECEMBER 1989)。
いる酸硬化型のフラン樹脂の場合と比較すると尚一層違
いが明確になる。即ち、酸硬化型フラン樹脂の場合、一
般的に新砂よりも再生砂を用いる方が鋳型の強度を高く
とれるため、粘結剤の添加量を再生砂系では若干少なく
でき、且つ強度の機械的研磨再生処理は必要としないた
め、再生砂の回収率も約95%以上である。また、硬化可
能な粘結剤によって結合した砂から鋳型と中子を製造す
る場合に、砂の再生は重要な経済的問題である。
物を取り出した後に、使用済み鋳型と中子を機械的な振
動又は分解により砂をばらばらにし、塊又は凝集体を破
壊し砂を回収する。回収した砂表面には粘結剤の焼け残
り成分が存在するため、普通は次に再生処理する。再生
砂の再生方法には一般的には3方法(機械的、湿式、熱
的)が知られている。湿式再生方法は、洗浄水に関連し
た廃棄問題と砂の乾燥に要するエネルギーコストのため
に、比較的好ましくない方法であり、又熱的再生方法
は、この方法のエネルギーコストが高いために、比較的
好ましくない方法である。この反面、機械的再生方法は
最も経済的であるために、鋳物工業で最も一般的に用い
られており、普及している再生方法である。
溶性フェノール樹脂を有機エステルで硬化させるバイン
ダープロセスでは、十分な鋳型強度が得られないという
前述した如き本プロセス特有の欠点が存在し、広く普及
している酸硬化性フラン樹脂の場合とは全く異なってい
るため、改良が強く望まれている。最近再生砂を用いた
鋳型の強度向上を目的として、粘結剤中の樹脂固形分濃
度を低くすることによる方法が特開平1−262042号公報
に、又再生砂を予めシラン溶液で前処理する方法が特開
平1−262043号公報に開示されている。しかし、これら
の方法は再生砂の強度を多少向上させるものもあるが、
満足な鋳型強度は得られない。
を解決すべく鋭意研究の結果、水溶性フェノール樹脂を
粘結剤とし、有機エステルを硬化剤として、耐火性粒状
材料を造型する鋳物用砂型の製造方法に用いられる粘結
剤組成物において、特定の性質を有する樹脂組成物に、
特定の金属元素を特定量含有する粘結剤組成物としたも
のを用いることにより、特に再生した耐火性粒状材料
(以下再生砂という)から造型された鋳型の強度が大幅
に向上することを見出し、本発明を完成するに至ったも
のである。
結剤とし、有機エステルを硬化剤として、耐火性粒状材
料を造型する鋳物用砂型の製造方法に用いられる粘結剤
組成物の性状が、(a) 樹脂の重量平均分子量が 500〜8,
000 、(b) 固形分が30〜75重量%、(c) フェノールに対
するホルムアルデヒドのモル比が 1.0〜3.0 、(d) フェ
ノールに対する水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の
アルカリ金属水酸化物のモル比率が 0.3〜1.5 であり、
且つ(e) フェノール−ホルムアルデヒド樹脂組成物に対
して2価の金属元素を30〜50,000ppm 含有することを特
徴とする硬化性鋳型用粘結剤組成物を提供するものであ
る。さらに好ましくは(a) フェノール−ホルムアルデヒ
ド樹脂の重量平均分子量が 1,000〜5,000 であり、(b)
固形分が40〜65重量%、(c) フェノールに対するホルム
アルデヒドのモル比が 1.5〜2.5、(d) フェノールに対
する水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金
属水酸化物のモル比率が 0.3〜1.2 であり、且つ(e) 2
価の金属元素を前記フェノール−ホルムアルデヒド樹脂
組成物に対して 100〜30,000ppm 含有せしめることを特
徴とする硬化性鋳型用粘結剤組成物を提供するものであ
る。上記樹脂の性状(a) 、(b) 、(c) 、(d) 及び(e) が
上記範囲外の場合は鋳型強度の低下が大きくなる傾向に
ある。
に詳細に説明すると、本発明の粘結剤組成物を得る方法
として、2価金属として、IB族ではCu, II族ではMg, C
a, Sr, Ba, Zn, Cd、IV族ではSn, Pb, VII族ではMn, V
III族ではFe, Co, Niから成る群より選ばれる一種又は
二種以上の金属元素を含有する化合物を、水溶性フェノ
ール樹脂及び/又は有機エステルに金属元素として30〜
50,000ppm 、好ましくは100〜30,000ppm 混合及び/又
は溶解させることにより得られる。夫々の金属元素濃度
としてはIB族のCuでは50〜50000ppm、 IIA族のMgでは30
〜50000ppm、Caでは50〜50000ppm、Srでは50〜50000pp
m、Baでは50〜50000ppm、 IIB族のZnでは30〜50000pp
m、IVB 族のSnでは50〜50000ppm、VIIA族のMnでは50〜5
0000ppm、VIII族のFeでは50〜50000ppm、Coでは50〜500
00ppm、Niでは50〜50000ppm、合計濃度としては30〜500
00ppmであり、好ましくは 100〜30000ppmである。
形態としては、金属粉、酸化物、水酸化物、無機酸塩、
有機酸塩、錯化合物等種々の形態があるが、いずれの形
態でも使用可能である。該金属元素が粘結剤組成物中に
含まれていれば良いのであって、なんら金属元素を含む
化合物の形態にとらわれるものではない。以下該金属元
素及びそれらを含有する化合物の具体例を挙げるが、こ
れらに限定されるものではない。
合金粉としてはフェロニッケル、マグナリウム,フェロ
マンガン等が挙げられる。更に詳しくは、2価金属元素
を含む化合物の代表的なものとしては、塩類及び複塩、
水酸化物、酸化物、アルキル基、アリール基等の炭化水
素基と金属原子との結合した有機金属化合物、窒化物、
アルコキシド、水素化物、炭化物、金属イミド、過酸化
物、硫化物、リン化物、ニトロ化物、アニリド、フェノ
ラート、六アンモニア化物、フェロセン及びその類似化
合物、ジベンゼンクロム及びその類似化合物、無機ヘテ
ロポリマー、金属カルボニル、金属含有酵素、包接化合
物、金属錯体、キレート化合物、配位高分子等が挙げら
れる。
の代表的な構造は下記一般式で表わされる。 MaXb (式中、Mは2価の該金属元素、Xは酸素原子又は水酸
基また無機酸の陰イオン原子団若しくは有機酸の陰イオ
ン原子団又は金属イオン封鎖性を示す酸の陰イオン原子
団である。また、aおよびbは1以上の整数を示す。)
Mとしては、上記と同様に、IB族ではCu, II族ではMg,
Ca, Sr, Ba, Zn, Cd、IV族ではSn, Pb, VII族ではMn,
VIII族ではFe, Co, Ni等が挙げられるが、通常半金属と
呼ばれるB, Si, As, Te 等は好ましくない。
機酸の陰イオン原子団としてハロゲン類(F, Cl, Br等)
、SO4 、SO3 、S2O3、S2O6、SiF6、MoO4、MnO4、N
O3 、NO2、ClO3、ClO 、CO3 、HCO3、CrO4、IO3 、P
O3 、PO4 、HPO3、HPO4、H2PO4 、P2O7、H2PO2 、Si
O3、BO2 、BO3 、B4O7、Fe(CN)6 等が挙げられる。ま
た、有機酸の陰イオン原子団としては蟻酸、酢酸、シュ
ウ酸、乳酸、酒石酸、安息香酸等のカルボン酸の陰イオ
ン原子団等が挙げられ、スルファミン酸、キシレンスル
ホン酸、トルエンスルホン酸、フェノールスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸等の
有機スルホン酸の陰イオン原子団が挙げられる。更にメ
チルリン酸、エチルリン酸等の有機リン酸の陰イオン原
子団等が挙げられる。
に使用される代表的な化合物としては、次の様なものが
挙げられる。塩類として、塩化カルシウム、塩化マグネ
シウム、塩化バリウム、塩化銅、塩化亜鉛、臭化カルシ
ウム、、塩化バナジウム、塩化モリブデン、塩化マンガ
ン、塩化鉄、塩化ニッケル、硫酸カルシウム、炭酸カル
シウム、リン酸マグネシウム、リン酸カルシウム、塩化
錫、蟻酸カルシウム、シュウ酸マグネシウム、トルエン
スルホン酸カルシウム、酢酸マグネシウム、酢酸亜鉛、
乳酸亜鉛等がある。
水酸化マグネシウム、水酸化亜鉛等がある。酸化物とし
ては、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化バリウ
ム、酸化亜鉛、酸化ニッケル等が挙げられるが、更にこ
れらの酸化物の二種以上の組み合わせから成る複化合物
及び上記酸化物とその他の元素の酸化物若しくは塩類と
の組み合わせから成る複化合物が好ましく使用される。
代表的なものとしては次の様なものが挙げられる。セメ
ント類として、水硬性石灰、ローマンセメント、天然セ
メント、ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカ
セメント、フライアッシュセメント、メーソンリーセメ
ント、膨脹性セメント、特殊セメント等や高炉スラグ類
である高炉かす、マグネ精錬かす、フェロクロムかす、
Caベントナイト等があり、その主たる代表的な化学構造
はmCaO ・nSiO2,mCaO ・nAl2O3 ,mBaO ・nAl2O
3 ,CaO ・mAl2O3 ・nSiO2,CaO ・mMgO ・nSiO2,
mCaCO3 ・nMgCO3 ,mCaO・nFe2O3 ,lCaO ・mAl2
O3 ・nFe2O3 (l、m、nは0又は1以上の整数から
成る組合わせで示される。)である。酸化物又は複化合
物としてはその他粘土質原料、酸化鉄原料及びその他の
鉱物原料がある。該酸化物を用いる場合、その粒径は出
来るだけ細かいものが良く、通常平均粒径が 200ミクロ
ン以下、好ましくは50ミクロン以下が良い。
ール基等の炭化水素基と金属原子との結合した有機金属
化合物としては、次の様なものが挙げられる。Zn(C6H5)
2,(CH2=CH)2Zn,Ca(C2H5)2 や、R-Mg-X(R;アルキル基
又はアリール基、X;ハロゲン)等のグリニャール試薬
である。2価の該金属元素を含む金属アルコキシドとし
ては、Zn(OCH3)2 等が挙げられる。2価の該金属元素を
含む水素化物としてはCaH2,BaH2等が挙げられる。2価
の該金属元素を含むCaC2等が挙げられる。2価の該金属
元素を含む金属イミドとしては、Ca(NH2)2等が挙げられ
る。2価の該金属元素を含む過酸化物としては、CaO2,
BaO2,BaO4等が挙げられる。2価の該金属元素を含む硫
化物としては、ZnS ,Cu2S,CuS 等が挙げられる。2価
の該金属元素を含むニトロ化物としては、CuNO2 等が挙
げられる。2価の該金属元素を含むZn−フェノラート,
Ca−フェノラート等が挙げられる。2価の該金属元素を
含む六アンモニア化物としては、Ca(NH3)6等が挙げられ
る。2価の該金属元素を含むフェロセンおよびその類似
化合物としては、フェロセン(Fe(C5H5)2),Zn(C5H5)2,
Ni(C5H5)2, Mn(C5H5)2等が挙げられる。2価の該金属元
素を含む無機ヘテロポリマーとしては、次の様なものが
挙げられる。水素化ベリリウムポリマー、水素化マグネ
シウムポリマー等の水素化無機ヘテロポリマー。2価の
該金属元素を含む包接化合物としては、環状ポリエーテ
ル(クラウンエーテル)、環状ポリアミン(アザクラウ
ン化合物)、環状ポリチアエーテル(チアクラウン化合
物)、複合ドナークラウン化合物、複環式クラウン化合
物(クリプタンド)、高分子クラウン化合物、環状フェ
ノール(カクスアレーン)、シクロデキストリン誘導体
等との錯体。例えばジベンゾ−18−クラウン−6とCa2+
との錯体(錯塩化合物)、クリプタド〔2・2・2〕の
Ca2+との錯体等である。
は、Cl- ,CN- , NCS - ,SO4 2- ,NO2 - ,ONO - ,NO
3 - ,HCOO - ,C2O4 2-,CO3 2- ,OH- ,H2N ・ CH2 ・ CO
O -, F - , Br- ,ONO - , I - , NH2 - , SCN - 等の
陰イオン性及び/ 又は、H2N・ CH2 ・ CH2NH2,C6H5N ,N
H3 ,H2O 等の中性配位子及び/又は、H2N ・ NH3+,H2N
・ CH2 ・ CH2 ・ NH3 + 等の陽イオン性配位子を有す
る、 配位数2から8より選ばれるものであり、一例を
挙げれば、〔Zn(NH3)6〕Cl2 等である。その他、2価の
該金属元素を含む化合物としては、Ni(CO)4 ,Mn2(CO)
10 等の金属カルボニルや、カルボキシペプチターゼ
A、サーモリシン等の金属含有酵素等があげられる。
封鎖性化合物を用いてもよい。かような金属イオン封鎖
性化合物として、以下のものがあげられる。酢酸系アミ
ノカルボン酸型の代表的なものは、エチレンジアミン四
酢酸(EDTA)又はその塩類、ニトリロ三酢酸(NTA)又は
その塩類、トランス− 1,2−シクロヘキサンジアミン四
酢酸(CyDTA)又はその塩類、ジエチレントリアミン五酢
酸(DTPA)又はその塩類、トリエチレンテトラミン六酢
酸(TTHA)又はその塩類、グリコールエーテルジアミン
四酢酸(GEDTA)又はその塩類、イミノ二酢酸(IDA)又は
その塩類、ポリアルキレンジアミン四酢酸又はその塩
類、及び N−ヒドロキシアルキレンイミノ二酢酸又はそ
の塩類が、フェニル系アミノカルボン酸型の代表的なも
のは、 2−オキシフェニルイミノ二酢酸又はその塩類、
フェニルイミノ二酢酸又はその塩類、 2−オキシベンジ
ルイミノ二酢酸又はその塩類、ベンジルイミノ二酢酸又
はその塩類、及びN,N'−エチレンビス−〔 2−( O−ヒ
ドロキシフェニル)〕グリシン又はその塩類が、メルカ
プタン基を有するアミノカルボン酸型の代表的なもの
は、β−メルカプトエチルイミノ二酢酸又はその塩類
が、エーテル結合を有するアミノカルボン酸型の代表的
なものは、エチルエーテルジアミン四酢酸又はその塩類
が、チオエーテル結合を有するアミノカルボン酸型の代
表的なものは、エチルチオエーテルジアミン四酢酸又は
その塩類が、スルホン酸基を有するアミノカルボン酸型
の代表的なものは、β−アミノエチルスルホン酸−N,N
−二酢酸又はその塩類が、ホスホン酸基を有するアミノ
カルボン酸型の代表的なものは、ニトリロ二酢酸−メチ
レンホスホン酸又はその塩類が、ペプチド結合を有する
アミノカルボン酸型の代表的なものは、N,N'−ジグリシ
ルエチレンジアミン− N',N'',N''',N''''−四酢酸又は
その塩類等が、オキシカルボン酸型の代表的なものは、
グルコン酸又はその塩類、クエン酸又はその塩類、及び
酒石酸又はその塩類等が、更にリン酸型の代表的なもの
は、トリポリリン酸又はその塩類、ヒドロキシエタンジ
ホスホン酸(HEDP)又はその塩類、及びニトリロトリス
チレンホスホン酸(NTP)又はその塩類、及びアセチルア
セトン等が挙げられる。
位高分子としては、分子内にアミン基、及び/又は窒素
複素環、及び/又はSchiff塩基、及び/又はアルコー
ル、カルボン酸、及び/又はケトン、エステル、アミ
ド、及び/又はアミノカルボン酸、及び/又はホスホン
酸、及び/又はホスフィン、及び/又はチオールを有す
る高分子等が挙げられる。これら具体例で説明してきた
金属元素中、好ましいものはII族ではMg, Ca, Ba, Zn,
IV族ではSn, VIII族ではFe, Co, Niであり、その中でも
特にZn,Mg,Ca,Niが好ましい。
は、一般に以下のように行う。 〔粘結剤中の金属元素の定量〕粘結剤を、充分混合攪拌
し、 100ml用白金皿に 0.5〜0.8g秤量する。これに、濃
硝酸10mlを添加し酸分解後、弱熱分解する。HClO4を10m
l添加し、白煙処理し HClO4の残量を3mlとする。放冷
後、HCl(1+1、濃度50%)10ml+H2O 10mlを加え、加熱
溶解する。これを、濾過(No5C濾紙)し、希塩酸+温水
にて洗浄する。濾紙上に残った残渣は、30mlの白金るつ
ぼ中、 900〜1000℃にて灰化後放冷し、ピロ硫酸カリウ
ム2gを加え 800℃にて酸融解する。融解物を抽出した
ものを、先の濾液と合わせ、メスシリンダーにて 100ml
の溶液とした後、 ICP(誘導結合プラズマ発光分析)法
により該金属元素を定量する。
は、有機エステルで硬化可能な樹脂であり、例えばフェ
ノール、クレゾール、レゾルシノール、 3,5−キシレノ
ール、その他の置換フェノールを含めたフェノール類
を、大量のアルカリ性物質の水溶液の中でホルムアルデ
ヒド、パラホルムアルデヒド等のアルデヒド類又はこれ
らの混合物との反応によって得られるものである。或
は、ビスフェノール−ホルムアルデヒド樹脂をこれらの
樹脂に配合しても良い。また、これらに尿素、メラミ
ン、シクロヘキサノン等のホルマリン縮合が可能なモノ
マーを重量比で主たる構成単位とならない程度に共縮合
させても良い。
に用いられる適当なアルカリ性物質は、アルカリ金属の
水酸化物である水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム及びこれらの混合物であるが、水酸化カリ
ウムが最も好ましい。該金属元素を含有する水溶性フェ
ノール樹脂は、この樹脂のいかなる製造段階において
も、該金属元素を含有する化合物を添加することで得ら
れる。即ち、予めフェノール類に該金属元素を含有する
化合物を溶解若しくは混合させた後にアルデヒド類との
重縮合反応を行うか、或はフェノール類とアルデヒド類
の重縮合反応が進んだ段階で該金属元素を含有する化合
物を溶解若しくは混合させることで得られる。尚、水溶
性フェノール樹脂を合成又は配合時に用いる水に該金属
元素を、本発明の所定量含有若しくは添加せしめておい
ても差し支えない。該金属化合物の金属元素としての含
有量としては、30〜50,000ppm であり、好ましくは 100
〜30,000ppm である。含有量が 30ppm未満では、本発明
の効果としては十分ではなく、一方 50,000ppmを超える
と効果は飽和領域になり、好ましくない。
組成物を使用することにより、再生砂の強度が著しく回
復することは全く知られていなかった。他方、フェノー
ル類のフェノール核間のオルト位にベンジルエーテル結
合を形成せしめる触媒として金属イオンが知られてい
る。たとえば特公昭47−50873 号公報、米国特許第 348
5797号、特公昭54−15797 号公報、特公昭60−23769 号
公報等に、第II族元素又は遷移元素が記載されている。
しかしながらこれら公知技術における金属元素は、レゾ
ール化又はベンジルエーテル化反応を起こさせるために
必要な触媒であるが、得られたレゾール樹脂は、熱硬化
性の固形レゾール樹脂に分類されるものであって、使用
分野及び硬化機構が全く異なるものである。即ち、本発
明でいう水溶性フェノール樹脂は、硬化剤である有機エ
ステルが強アルカリ性を示す樹脂中で加水分解反応を起
こすことに触発されて硬化するものであり、上述した固
形レゾール樹脂とは硬化機構が全く異なるものである。
事実、上記の如き公知文献にみられる樹脂に有機エステ
ルを添加しても、アルカリ度不足により何等硬化反応を
誘起しない。従って、これらの公知技術はなんら本発明
の先行技術にはあたらない。
金属イオンの存在下pH7以下の酸性下でフェノール類と
ホルムアルデヒドを縮合反応させてベンジルエーテル型
の樹脂を得、次いで過剰のアルカリの存在下、未反応の
ホルムアルデヒドを反応させ、フェノール核にメチロー
ル化せしめることによりベンジルエーテル型の有機エス
テル硬化性水溶性レゾール樹脂を得ている。該公知技術
における金属イオンの目的は、フェノール核同志のオル
ト位間に、ベンジルエーテル結合を形成せしめる目的の
触媒であり、かような条件下で製造されたベンジルエー
テル型の水溶性レゾール樹脂〔 NMR(核磁気共鳴)法の
分析により確認が可能〕は、アルカリ金属を合成触媒と
した強アルカリ条件下で製造されるフェノール核間の結
合がメチレン型結合をもつ公知の水溶性フェノール樹脂
と比較して、強度がでるとしたものであり、なんら再生
砂における水溶性フェノール樹脂の問題点に着目し、改
良したものではない。この点において本発明とは決定的
に異なるものである。
ラクトン類或いは炭素数1〜10の一価又は多価アルコー
ルと炭素数1〜10の有機カルボン酸より導かれる有機エ
ステルの単独若しくは混合物が用いられるが、自硬性鋳
型造型法ではγ−ブチロラクトン、プロピオンラクト
ン、ε−カプロラクトン、ギ酸エチル、エチレングリコ
ールジアセテート、エチレングリコールモノアセテー
ト、トリアセチン等を用いるのが好ましく、ガス硬化性
鋳型造型法では蟻酸メチルを用いるのが好ましい。
する珪砂、クロマイト砂、ジルコン砂、オリビン砂、ア
ルミナサンド等が挙げられる。本発明においてはこれら
の耐火性粒状材料は新砂、再生砂のいずれを用いること
もできるが、特に再生砂を用いた場合の鋳型強度向上効
果が顕著である。再生砂を使用する場合、再生砂は通常
の磨耗式或いは焙焼式で得られるものが使用されるが、
再生砂を得る方法は特に限定されるものではない。本発
明の粘結剤組成物中には、その他添加剤として従来より
公知であるシランカップリング剤を使用することができ
る。その具体例としては、好ましいものとしてγ−アミ
ノプロピルトリエトキシシランやγ−(2−アミノエチ
ル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。本発
明においてはこのシランカップリング剤を粘結剤組成物
と併用するのが好ましい。
を自硬性鋳型造型法によって製造するにあたっては周知
の方法が採用される。例えば、再生砂 100重量部に、本
発明に係わる粘結剤組成物の構成成分である硬化剤の有
機エステルを0.05〜9重量部、好ましくは 0.1〜5重量
部及び水溶性フェノール樹脂水溶液 0.4〜15重量部、好
ましくは 0.6〜5重量部を周知の方法で混練し、従来の
自硬性鋳型製造プロセスをそのまま利用して鋳型を製造
することができる。
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。合成例1 攪拌機、還流コンデンサー、温度計を備えた四つ口フラ
スコに水 255重量部、フェノール 267重量部、2価金属
元素化合物であるエチレンジアミン四酢酸マグネシウム
塩を34重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加熱し、85℃
で30分保持した。その後48%水酸化カリウム 282重量部
加えた後、92%パラホルムアルデヒド 158重量部を1時
間かけて添加した。同温度で反応を続け、重量平均分子
量 350である樹脂溶液を得た後、γ−アミノプロピルト
リエトキシシランを 4.0g加え、マグネシウム元素とし
て1,931ppm含有する樹脂溶液サンプルを得た。
子量 530である樹脂溶液を得た後、同様にγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランを 4.0g加え、マグネシウム
元素として1,931ppm含有する樹脂溶液サンプルを得た。
子量1060である樹脂溶液を得た後、同様にγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランを 4.0g加え、マグネシウム
元素として1,931ppm含有する樹脂溶液サンプルを得た。
子量3620である樹脂溶液を得た後、同様にγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランを 4.0g加え、マグネシウム
元素として1,931ppm含有する樹脂溶液サンプル(固形分
49%)を得た。その後、上記樹脂溶液サンプルをナスフ
ラスコに入れ65℃に保温し、蒸発装置で5mmHgに減圧し
水分を蒸発させ、樹脂溶液サンプルの固形分がそれぞれ
59%、68%、74%のものを得た。また、低固形分の樹脂
溶液サンプルは合成例4の樹脂溶液サンプルを用いて、
水で希釈させ固形分がそれぞれ25%、31%、40%のもの
を得た。
子量7570である樹脂溶液を得た後、同様にγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランを 4.0g加え、マグネシウム
元素として1,931ppm含有する樹脂溶液サンプルを得た。
子量9350である樹脂溶液を得た後、同様にγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランを 4.0g加え、マグネシウム
元素として1,931ppm含有する樹脂溶液サンプルを得た。
スコに水 264重量部、フェノール 277重量部、48%水酸
化カリウム 292重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加熱
し85℃に保持した。その後、92%パラホルムアルデヒド
163重量部を1時間かけて添加した。同温度で反応を続
け重量平均分子量 350である樹脂溶液を得た後、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシランを4重量部加えた樹脂
溶液サンプルを得た。
子量 530である樹脂溶液を得た後、同様にγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランを4重量部加えた樹脂溶液サ
ンプルを得た。
子量1060である樹脂溶液を得た後、同様にγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランを4重量部加えた樹脂溶液サ
ンプルを得た。
分子量3620である樹脂溶液サンプルを得た。その後、上
記樹脂溶液サンプルをナスフラスコに入れ65℃に保温
し、蒸発装置で5mmHgに減圧し水分を蒸発させ、樹脂溶
液サンプルの固形分がそれぞれ59%、68%、74%のもの
を得た。また、低固形分の樹脂溶液サンプルは合成例4
の樹脂溶液サンプルを用いて、水で希釈させ固形分がそ
れぞれ25%、31%、40%のものを得た。
子量7570である樹脂溶液を得た後、同様にγ−アミ
ノプロピルトリエトキシシランを4重量部加えた樹脂溶
液サンプルを得た。
子量9350である樹脂溶液を得た後、同様にγ−アミノプ
ロピルトリエトキシシランを4重量部加えた樹脂溶液サ
ンプルを得た。
スコに水 263重量部、フェノール 275.5重量部、48%水
酸化カリウム 291重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加
熱し85℃に保持した。その後、92%パラホルムアルデヒ
ド47.8重量部を18分かけて添加した。同温度で反応を続
け、重量平均分子量2300である樹脂溶液を得た後冷却
し、塩化亜鉛 3.5重量部及びγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン4重量部加え、樹脂溶液サンプルを得た
(ホルムアルデヒド/フェノールのモル比=0.5 )。
スコに水 263重量部、フェノール 275.5重量部、48%水
酸化カリウム 291重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加
熱し85℃に保持した。その後、92%パラホルムアルデヒ
ド95.5重量部を35分かけて添加した。同温度で反応を続
け、重量平均分子量2300である樹脂溶液を得た後冷却
し、塩化亜鉛 3.5重量部及びγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン4重量部加え、樹脂溶液サンプルを得た
(ホルムアルデヒド/フェノールのモル比=1.0 )合成
例15 攪拌機、還流コンデンサー、温度計を備えた四つ口フラ
スコに水 263重量部、フェノール 275.5重量部、48%水
酸化カリウム 291重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加
熱し85℃に保持した。その後、92%パラホルムアルデヒ
ド 163重量部を60分かけて添加した。同温度で反応を続
け、重量平均分子量2300である樹脂溶液を得た後冷却
し、塩化亜鉛 3.5重量部及びγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン4重量部加え、樹脂溶液サンプルを得た
(ホルムアルデヒド/フェノールのモル比=1.7 )。
スコに水 263重量部、フェノール 275.5重量部、48%水
酸化カリウム 291重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加
熱し85℃に保持した。その後、92%パラホルムアルデヒ
ド 286.5重量部を 105分かけて添加した。同温度で反応
を続け、重量平均分子量2300である樹脂溶液を得た後冷
却し、塩化亜鉛 3.5重量部及びγ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン4重量部加え、樹脂溶液サンプルを得た
(ホルムアルデヒド/フェノールのモル比=3.0 )。
スコに水 263重量部、フェノール 275.5重量部、48%水
酸化カリウム 291重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加
熱し85℃に保持した。その後、92%パラホルムアルデヒ
ド 382重量部を140分かけて添加した。同温度で反応を
続け、重量平均分子量2300である樹脂溶液を得た後冷却
し、塩化亜鉛 3.5重量部及びγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン4重量部加え、樹脂溶液サンプルを得た
(ホルムアルデヒド/フェノールのモル比=4.0 )。
スコに水 263重量部、フェノール 275.5重量部、48%水
酸化カリウム68.5重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加
熱し85℃に保持した。その後、92%パラホルムアルデヒ
ド 163重量部を60分かけて添加した。同温度で反応を続
け、重量平均分子量2300である樹脂溶液を得た後冷却
し、塩化亜鉛 3.5重量部及びγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン4重量部加え、樹脂溶液サンプルを得た
(水酸化カリウム/フェノールのモル比=0.2 )。
スコに水 263重量部、フェノール 275.5重量部、48%水
酸化カリウム 514重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加
熱し85℃に保持した。その後、92%パラホルムアルデヒ
ド 163重量部を60分かけて添加した。同温度で反応を続
け、重量平均分子量2300である樹脂溶液を得た後冷却
し、塩化亜鉛 3.5重量部及びγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン4重量部加え、樹脂溶液サンプルを得た
(水酸化カリウム/フェノールのモル比=1.5 )。
スコに水 263重量部、フェノール 275.5重量部、48%水
酸化カリウム1369重量部加え、攪拌しながら湯浴上で加
熱し85℃に保持した。その後、92%パラホムアルデヒド
163重量部を60分かけて添加した。同温度で反応を続
け、重量平均分子量2300である樹脂溶液を得た後冷却
し、塩化亜鉛 3.5重量部及びγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン4重量部加え、樹脂溶液サンプルを得た
(水酸化カリウム/フェノールのモル比=4.0 )。
2価金属元素を含有する樹脂溶液を得、所定の方法に従
って抗圧力試験用テストピースをつくり、調製後の鋳型
強度を測定した。結果を表1に示す。
を得、所定の方法に従って抗圧力試験用テストピースを
つくり、調製後の鋳型強度を測定した。結果を表1に示
す。
性フェノール樹脂溶液(固形分40%)を得、所定の方法
に従って抗圧力試験用テストピースをつくり、調製後の
鋳型強度を測定した。結果を表1に示す。
砂を処理した。即ち、再生砂 100重量部に対して、予め
γ−アミノプロピルトリエトキシシランの40%水溶液
0.024重量部を添加することによって25℃において処理
した後、所定の方法に従って抗圧力試験用テストピース
をつくり、調製後の鋳型強度を測定した。結果を表1に
示す。
液を得、所定の方法に従って抗圧力試験用テストピース
をつくり、調製後の鋳型強度を測定した。結果を表2に
示す。
溶液を得、所定の方法に従って抗圧力試験用テストピー
スをつくり、調製後の鋳型強度を測定した。結果を表2
に示す。
溶液を得、所定の方法に従って抗圧力試験用テストピー
スをつくり、調製後の鋳型強度を測定した。結果を表2
に示す。
れ31%、40%、49%、59%、68%、74%である2価金属
元素を含有する樹脂溶液を得、所定の方法に従って抗圧
力試験用テストピースをつくり、調製後の鋳型強度を測
定した。結果を表3に示す。
れ25%、76%である2価金属元素を含有する樹脂溶液を
得、所定の方法に従って抗圧力試験用テストピースをつ
くり、調製後の鋳型強度を測定した。結果を表3に示
す。
れ25%、31%、40%、49%、59%、68%、74%である2
価金属元素を含有しない樹脂溶液を得、所定の方法に従
って抗圧力試験用テストピースをつくり、調製後の鋳型
強度を測定した。結果を表3に示す。
のモル比をそれぞれ 1.0、 1.7、 3.0に調整し、且つ2
価金属元素を含有する樹脂溶液を得、所定の方法に従っ
て抗圧力試験用テストピースをつくり、調製後の鋳型強
度を測定した。結果を表4に示す。
ルのモル比をそれぞれ0.5、 4.0に調整し、且つ2価金
属元素を含有する樹脂溶液を得、所定の方法に従って抗
圧力試験用テストピースをつくり、調製後の鋳型強度の
経時変化を測定した。結果を表4に示す。
のモル比をそれぞれ0.85、 2.0に調整し、且つ2価金属
元素を含有する樹脂溶液を得、所定の方法に従って抗圧
力試験用テストピースをつくり、調製後の鋳型強度を測
定した。結果を表5に示す。
のモル比をそれぞれ 0.2、 4.0に調整し、且つ2価金属
元素を含有する樹脂溶液を得、所定の方法に従って抗圧
力試験用テストピースをつくり、調製後の鋳型強度を測
定した。結果を表5に示す。
2価金属元素を含有する樹脂溶液を得、ガス硬化性鋳型
造型方法に従って抗圧力試験用テストピースをつくり、
調製後の鋳型強度を測定した。
を得、ガス硬化性鋳型造型方法に従って抗圧力試験用テ
ストピースをつくり、調製後の鋳型強度を測定した。結
果を表6に示す。
フリーマントル硅砂である再生砂 100重量部に対し、ト
リアセチンを 0.375重量部、本発明の実施例及び比較例
の水溶性フェノール樹脂(固形分49%、重量平均分子量
3620)を 1.5重量部添加混練した混合物を50mmφ×50mm
h のテストピース用模型に充填し、混練後の抗圧力を測
定した。
類がフリーマントル硅砂である再生砂 100重量部に対
し、本発明の実施例及び比較例の水溶性フェノール樹脂
(固形分49%、重量平均分子量3620)を 1.5重量部添加
混練した混合物を50mmφ×50mmh のガス硬化用テストピ
ース用模型に充填し、ガス状の蟻酸メチルを水溶性フェ
ノール樹脂に対し50重量部をガッシングした後、上記テ
ストピースの抗圧力を測定した。
の新砂 100重量部に対し、硬化剤であるトリアセチン
0.375重量部、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン
0.5重量%(対フェノール樹脂)を含有する水溶性フェ
ノール樹脂(固形分49%、重量平均分子量2300)を 1.5
重量部添加混練した混合物より造型した鋳型を用い、FC
−25(S/M=3.5)を鋳造し、回収した砂をクラッシャーに
かけ、日本鋳造製 M型ロータリークレーマーを用いて再
生(A再生、2パス)した。以上の工程を5回繰り返し
て得られた再生砂を上記の鋳型強度試験用の調製に用い
た。
生成した沈澱を濾過分離し、水洗し乾燥する。これをテ
トラヒドロフラン(THF)に溶解し、 GPC用のサンプルを
調整した。 (b) カラム〔(株)島津製作所製〕 ガードカラム :Shim-pack GPC-800P(4.6mmφ×1.0cm)
1本 測定カラム :Shim-pack GPC-801,GPC-802,GPC-804
( 8.0mmφ×30cm)3本 カラムの接続法:出入口側よりガードカラム、Shim-pac
k GPC-804,802,801の順番に接続。 (c) 標準物質 ポリスチレン〔東ソー(株)製〕 (d) 溶出液 THF 、流速:1ml/min(圧力:40〜70Kg/cm2) (e) カラム温度 40℃ (f) 検出器 RI (g) 分子量計算の為の分割法 時間分割(10秒) 〔測定結果〕表1 表1は自硬性鋳型造型法により鋳型造型されたものであ
るが、比較例2及び3は2価金属元素を添加せしめない
比較例1よりも多少の効果は認められるものの、特定の
2価金属元素を添加せしめた実施例1〜20は鋳型強度の
向上が顕著に優れていることが判る。表2 表2は自硬性鋳型造型法により鋳型造型されたものであ
るが、特定の2価金属元素を添加せしめ、重量平均分子
量が 350及び9,350 の比較例4及び5のものより、特定
の2価金属元素を添加せしめ、重量平均分子量が 530〜
7,570 の実施例21〜24のものが鋳型強度の向上が顕著に
優れており、又2価金属元素を添加せしめない比較例6
〜11は鋳型強度が劣っていることが判る。表3 表3は自硬性鋳型造型法により鋳型造型されたものであ
るが、2価金属元素を添加せしめ、固形分25%及び76%
の比較例12及び13のものより、実施例25〜29の固形分31
〜68%のものが鋳型強度の向上が優れており、又比較例
14〜20と比べても顕著に効果が認められることが判る。表4 表4は自硬性鋳型造型法により鋳型造型されたものであ
るが、特定の2価金属元素を添加せしめ、ホルムアルデ
ヒド/フェノールのモル比を 0.5及び4.0 になるように
調整した比較例21及び22のものより、ホルムアルデヒド
/フェノールのモル比をそれぞれ1.0 、1.7 、3.0 にな
るように調整した実施例30〜32のものが鋳型強度の向上
が優れていることが判る。表5 表5は自硬性鋳型造型法により鋳型造型されたものであ
るが、特定の2価金属元素を添加せしめ、水酸化カリウ
ム/フェノールのモル比を 0.2及び4.0 になるように調
整した比較例21及び22のものより、水酸化カリウム/フ
ェノールのモル比を 0.2及び4.0 になるように調整した
実施例33及び34のものが鋳型強度の向上が優れているこ
とが判る。表6 表6はガス硬化性鋳型造型法により鋳型造型されたもの
であるが、2価金属元素を添加せしめない比較例25のも
のに比べ、実施例35〜53は特定の2価金属元素を特定の
濃度で添加せしめることにより、鋳型強度の向上が優れ
ていることが判る。
に、特定の性状を有する水溶性フェノール樹脂に、特定
の2価金属元素を特定の濃度に添加及び調整せしめたも
のを粘結剤として用い、耐火骨材として再生砂及び/又
は回収砂の骨材が主成分であるものを使用して鋳型造型
することにより、鋳型強度の向上が顕著に優れ、粘結剤
の添加量が低減でき、ガス欠陥等の少ない鋳物を製造す
ることが可能になる。
Claims (6)
- 【請求項1】 水溶性フェノール樹脂を有機エステルで
硬化させる鋳型製造法において用いられる、以下の性質
を有する鋳型用樹脂組成物。 (a) 樹脂の重量平均分子量が 500〜8,000 (b) 固形分が30〜75重量% (c) フェノールに対するホルムアルデヒドのモル比が
1.0〜3.0 (d) フェノールに対するアルカリ金属水酸化物のモル比
率が 0.3〜1.5 (e) 少なくとも1種以上の2価の金属元素を樹脂組成物
に対し30〜50000ppm含有する。 - 【請求項2】 2価金属元素が周期率表IB族のCu、 IIA
族のMg、Ca、Sr、Ba、 IIB族のZn、 IVB族のSn、VIIA族
のMn、VIII族のFe、Co、Niから選ばれた1種又は2種以
上であり、その樹脂組成物中の濃度が 100〜30000ppmで
ある請求項1記載の鋳型用樹脂組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の鋳型用樹脂組成
物に、さらに有機エステルを含有することを特徴とする
鋳型用粘結剤組成物。 - 【請求項4】 請求項3記載の鋳型用粘結剤組成物と耐
火性骨材とを含有する鋳型組成物。 - 【請求項5】 請求項4記載の耐火性骨材が再生後及び
/又は回収後の骨材が主成分であることを特徴とする鋳
型組成物。 - 【請求項6】 請求項3記載の鋳型用粘結剤組成物を用
いることを特徴とする鋳型の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03486392A JP3173842B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 鋳型用樹脂組成物及びこれを用いた鋳型の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03486392A JP3173842B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 鋳型用樹脂組成物及びこれを用いた鋳型の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05228575A true JPH05228575A (ja) | 1993-09-07 |
| JP3173842B2 JP3173842B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=12426008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03486392A Expired - Lifetime JP3173842B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 鋳型用樹脂組成物及びこれを用いた鋳型の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3173842B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP03486392A patent/JP3173842B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3173842B2 (ja) | 2001-06-04 |
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