JPH05229978A - シクロヘキシル基を有するグリコールエーテル - Google Patents

シクロヘキシル基を有するグリコールエーテル

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JPH05229978A
JPH05229978A JP4034968A JP3496892A JPH05229978A JP H05229978 A JPH05229978 A JP H05229978A JP 4034968 A JP4034968 A JP 4034968A JP 3496892 A JP3496892 A JP 3496892A JP H05229978 A JPH05229978 A JP H05229978A
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JP
Japan
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propylene glycol
glycol ether
glycol
cyclohexyl
water
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4034968A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Watanabe
智也 渡辺
Masazumi Chono
昌純 丁野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP4034968A priority Critical patent/JPH05229978A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】式(1)のシクロヘキシル基を有するプロピレ
ングリコール系グリコールエーテル。 (R:水素原子又はシクロヘキシル基,R:水素原
子又はメチル基,R:水素原子又はメチル基,n:1
〜3の整数,C11はシクロヘキシル基、R
) 【効果】このプロピレングリコール系グリコールエーテ
ルは、低毒性、低水溶性であり環境問題に適応した溶剤
として、種々の分野に使用が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低毒性の溶剤として有
用な、新規なプロピレングリコール系グリコールエーテ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境及び労働環境問題が議論
され、その中でも環境破壊に直接関係する溶剤について
は、その使用禁止や総量規制により、その使用量の削減
と低毒性溶剤への代替化が行われている。例えば、洗浄
剤や塗料、インクの溶剤として用いられているエチレン
グリコール系溶剤は、毒性の低いプロピレングリコール
系溶剤へと代替化が進んでおり、メチル基やエチル基、
ブチル基等の低級アルキル基でエーテル化したグリコー
ルエーテルが開発されている。しかしながら、これらの
低級アルキル基を用いたグリコールエーテルは水に溶け
易い為、回収等に問題がある。又特開平3ー62895
号公報には、ヘキシル基のような高級アルキル基を用い
た例があるが、エチレングリコール系、プロピレングリ
コール系ともに水には多少溶けにくくなるが、水のグリ
コールエーテルへの溶解性が大きく、回収に問題があ
る。更にアルキル基を長くすると、この問題は解決でき
るが沸点及び粘度が上がり実用上問題があり、これらを
満足するグリコールエーテルの開発が急がれていいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、低毒
性でかつ回収容易である新規な、プロピレングリコール
系グリコールエーテルの提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
重ねた結果、シクロヘキシル基を有するプロピレングリ
コール系グリコールエーテルが、その目的に適合しうる
ことを見い出し、この知見に基ずき本発明をなすに至つ
た。即ち本発明は、グリコールエーテルであつて、その
構造が次の式1に示されるシクロヘキシル基を有するプ
ロピレングリコールエーテルである。
【0005】
【化2】
【0006】C6 11はシクロヘキシル基、(R2 ≠R
3 )この式1において、n=1プロピレングリコールの
エーテルを示し、n=2、n=3は、それぞれジプロピ
レグリコール、トリプロピレングリコールのエーテルを
示している。本発明の化合物は、いずれも文献未載の化
合物であるが一般的には、プロピレングリコール(ポリ
プロピレングリコール)とシクロヘキセン又はシクロヘ
キサノールを触媒の存在下に反応させることにより、合
成することができる。
【0007】例えば、プロピレングリコールとシクロヘ
キセンを用いた場合の例を示す。所定の比率のプロピレ
ングリコールとシクロヘキセンを酸触媒の存在下に、オ
ートクレーブ中で加熱することにより得ることができ
る。反応溶媒としては通常は用いないが、反応を阻害し
ない、ハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素類ヘキサン、デカン、シクロ
ヘキサン等の脂肪族炭化水素類DMF、DMAC、N−
メチルピロリドン等のアミド類や水を用いることができ
る。
【0008】プロピレングリコール(PGと略す)とシ
クロヘキセン(CHと略す)の比率はPG/CH=20
/1〜1/20の範囲から適当に選ぶことができる。反
応温度は、原料の種類、溶媒の種類、その他の条件によ
り必ずしも一定しないが、通常は、50℃〜200℃の
間を選択する。反応圧は、反応温度により一定しない
が、常圧〜10kg/cm2 程度である。
【0009】使用する触媒は、通常の酸の中から選ば
れ、ゼオライトモルデナイト等の固体酸、ナフイオン等
の酸性樹脂、硫酸などの無機酸、フツ素スルフオン酸、
ベンゼンスルフオン酸のような有機酸を用いる事ができ
る。又、その使用量は反応液の0.01%〜20%で、
この反応は、オートクレーブ以外にも管型反応を用いて
行うことができる。
【0010】このようにして得られる反応混合物から、
目的化合物を単離するには、通常は蒸留を行うが、反応
混合物を水洗しPGを水相に分離した後、蒸留を行うと
効率がよい。その他の合成法としては、シクロヘキサノ
ールとプロピレンオキシドを用いる方法も、用いること
ができる。
【0011】本発明の化合物は、NMR、IR及び、マ
ススペクトル(GC−Mass)により、同定すること
ができる。このようにして得られた本発明の化合物は、
低毒性、低水溶性、疎水性、低分解性であり、さらに製
造が容易で安価であるため、従来のエチレングリコール
系溶剤やハロゲン系溶剤等を用いていた洗浄剤や希釈剤
として、又一般溶剤として利用することができる。
【0012】
【実施例】次に実施例において具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例には何ら限定されない。実施例中
の測定データは、下記の装置を用いて測定した。IR:
JASCO製FT/IRー5300、GC−Mass:
フューレットパッカー製HP−5971Aキャピラリー
(OV−17、30m)、水分測定:KYOTO・El
ectronics製カールフイ シャー水分計(MKC
−210)、GC:島津製GC−8A;G−カラム、2
0m。
【0013】
【実施例1】耐圧硝子社製100mlガラスオートクレ
ーブにプロピレングリコール23g(0.3mole)
とシクロヘキセン50g(0.6mole)およびNa
fion5gを入れ120℃で6時間反応させた。この
時の反応圧は1.8kg/cm2 であった。反応混合物
をGCで分析したところ、プロピレングリコールの転化
率は36%であり、モノシクロヘキシル体の選択率は9
9%であり、ジシクロヘキシル体生成は認められなかつ
た。又ジプロピレングリコール等の副生物は生成してい
なかった。
【0014】この反応混合物に水を50g加え、水層と
シクロヘキセン層に分離させ、水層にプロピレングリコ
ールを抽出した。シクロヘキセン層は、硫酸ナトリウム
で乾燥した後蒸留を行い、シクロヘキセン、モノシクロ
ヘキシル体の分離を行った。これにより、モノシクロヘ
キシル体14gを得た。この、IR及びGC−Mass
チャートを下記に示す。
【0015】モノシクロヘキシル体: IR(図1) GC−Mass(図2)測定したその他のデータ《溶解
度(in water)溶解度(water in)沸
点、引火点》を表1に示す。
【0016】
【実施例2】プロピレングリコールの代わりに、ジプロ
ピレングリコールを30g(0.22mole)、シク
ロヘキセンを40g(0.48mole)を用いる以外
は、実施例1と同様に反応を行い、ジプロピレングリコ
ールのモノシクロヘキシル体11gを得た。測定したデ
ータ《溶解度(in water)溶解度(water
in)沸点、引火点》を表1に示す。
【0017】
【参考例1〜4】市販されているグリコールエーテルの
諸物性を表1に示す。 例1:エチレングリコール−n−ヘキシルエーテル 例2:ジエチレングリオール−n−ヘキシルエーテル 例3:プロピレングリコール−n−ブチルエーテル 例4:ジプロピレングリコール−n−ブチルエーテル
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明の化合物は、低毒性で、しかも水
溶性でない、回収が容易な新規プロピレングリコール系
グリコールエーテルであり、環境問題に適応した溶剤と
して種々の分野で使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化合物の1例のIRスペクトル図であ
る。
【図2】本発明の化合物の1例のGC−Massスペク
トル図である。(その1)
【図3】本発明の化合物の1例のGC−Massスペク
トル図である。(その2)
【図4】本発明の化合物の1例のGC−Massスペク
トル図である。(その3)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリコールエーテルであつて、その構造
    が下記式1に示されるシクロヘキシル基を有するプロピ
    レングリコールエーテル。 【化1】
JP4034968A 1992-02-21 1992-02-21 シクロヘキシル基を有するグリコールエーテル Withdrawn JPH05229978A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2710338A1 (fr) * 1993-09-21 1995-03-31 Asahi Chemical Ind Oxydes de propylèneglycol cyclohexyle, leur procédé de préparation et leur utilisation.

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JPS5959537U (ja) * 1982-10-13 1984-04-18 日産自動車株式会社 振動体の支持装置
JPS6072307U (ja) * 1983-10-25 1985-05-22 いすゞ自動車株式会社 車両のばね定数可変型空気ばね懸架装置
JPS61126124U (ja) * 1985-01-29 1986-08-08
JPH02199338A (ja) * 1989-01-25 1990-08-07 Bridgestone Corp 免震支持装置

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