JPH05230065A - アルテラミド及びその製造法 - Google Patents
アルテラミド及びその製造法Info
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- JPH05230065A JPH05230065A JP4069752A JP6975292A JPH05230065A JP H05230065 A JPH05230065 A JP H05230065A JP 4069752 A JP4069752 A JP 4069752A JP 6975292 A JP6975292 A JP 6975292A JP H05230065 A JPH05230065 A JP H05230065A
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- JP
- Japan
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- substance
- medium
- microorganism
- alteromonas
- alteramide
- Prior art date
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規抗腫瘍物質及び該物質を産生することが
できる微生物を提供する。 【構成】 下記式 【化1】 で表わされるアルテラミド及び該物質を産生できるアル
テロモナス属微生物。
できる微生物を提供する。 【構成】 下記式 【化1】 で表わされるアルテラミド及び該物質を産生できるアル
テロモナス属微生物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下記式
【0002】
【化2】
【0003】で表されるアルテラミド、該物質を生産す
る微生物及びその製造法に関するものである。本化合物
は癌細胞であるマウスリンパ性白血病細胞(P388)に対
して強いin vitro増殖阻害活性を持ち、抗腫瘍剤として
利用することが期待される。
る微生物及びその製造法に関するものである。本化合物
は癌細胞であるマウスリンパ性白血病細胞(P388)に対
して強いin vitro増殖阻害活性を持ち、抗腫瘍剤として
利用することが期待される。
【0004】
【従来の技術】癌治療の分野において化学療法剤の進歩
はめざましいものがあるが、まだ不満足な点が多い。か
ような段階にある現在、癌治療剤の開発をめざして、天
然からの抗腫瘍物質の単離は重要な課題となっている。
微生物を含む天然源から見出された抗腫瘍物質は多く知
られているが、医療の場では常により有効な薬剤が求め
られている。
はめざましいものがあるが、まだ不満足な点が多い。か
ような段階にある現在、癌治療剤の開発をめざして、天
然からの抗腫瘍物質の単離は重要な課題となっている。
微生物を含む天然源から見出された抗腫瘍物質は多く知
られているが、医療の場では常により有効な薬剤が求め
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、抗腫
瘍物質源として新しいタイプの抗腫瘍物質を得ようとす
るものである。本発明者等は、微生物として、広く海洋
微生物を研究した結果、アルテロモナス(Alteromonas)
属に属する新規微生物が新しいタイプの抗腫瘍物質を生
産するこを見出し、本発明を完成した。
瘍物質源として新しいタイプの抗腫瘍物質を得ようとす
るものである。本発明者等は、微生物として、広く海洋
微生物を研究した結果、アルテロモナス(Alteromonas)
属に属する新規微生物が新しいタイプの抗腫瘍物質を生
産するこを見出し、本発明を完成した。
【0006】従って本発明は、アルテロモナス属の微生
物により生産される新規物質アルテラミド、該物質を生
産するアルテロモナス属の新規微生物、及び該微生物を
培養し、この培養物から前記物質を採取することを特徴
する該物質の製造方法を提供しようとするものである。
物により生産される新規物質アルテラミド、該物質を生
産するアルテロモナス属の新規微生物、及び該微生物を
培養し、この培養物から前記物質を採取することを特徴
する該物質の製造方法を提供しようとするものである。
【0007】本発明において使用する微生物は、アルテ
ロモナス属に属し、物質アルテラミドを生産する事が出
来るものであればよく、このような微生物は自然界から
新たに分離する事ができる。
ロモナス属に属し、物質アルテラミドを生産する事が出
来るものであればよく、このような微生物は自然界から
新たに分離する事ができる。
【0008】アルテロモナスに属する微生物の例とし
て、物質アルテラミド産生能を持つ微生物として本発明
者等が新たに分離し、アルテロモナス(Alteromonas)属
に属する新規微生物と同定したSCRC-KK280を挙げる事が
出来る。この新菌株アルテロモナス属に属する新規微生
物SCRC-KK280は工業技術院微生物工業技術研究所に微工
研菌寄第 号として寄託されている。
て、物質アルテラミド産生能を持つ微生物として本発明
者等が新たに分離し、アルテロモナス(Alteromonas)属
に属する新規微生物と同定したSCRC-KK280を挙げる事が
出来る。この新菌株アルテロモナス属に属する新規微生
物SCRC-KK280は工業技術院微生物工業技術研究所に微工
研菌寄第 号として寄託されている。
【0009】この新菌株は次のように分離する。次の表
に示す組成の培地を調整した。 この寒天平板培地に各地の海洋より採取した海洋性サン
プルを滅菌した生理食塩水で適度に希釈したものを接種
し、25℃で1〜2日間培養した。この寒天平板培地に出
現したコロニーを同じ培地組成の斜面培地に釣菌した。
に示す組成の培地を調整した。 この寒天平板培地に各地の海洋より採取した海洋性サン
プルを滅菌した生理食塩水で適度に希釈したものを接種
し、25℃で1〜2日間培養した。この寒天平板培地に出
現したコロニーを同じ培地組成の斜面培地に釣菌した。
【0010】このようにして各地の海洋より採取した海
洋性サンプルから多数の菌株を分離した。次に表の培地
より寒天を抜いたものを試験管に5mlずつ分注し、同様
に滅菌した。それぞれの菌株をこの培地で25℃、1〜2
日間培養した。このようにして、物質アルテラミドを生
産するアルテロモナスエスピーSCRC-KK280を、相模湾よ
り採取した海洋性サンプルより得た。
洋性サンプルから多数の菌株を分離した。次に表の培地
より寒天を抜いたものを試験管に5mlずつ分注し、同様
に滅菌した。それぞれの菌株をこの培地で25℃、1〜2
日間培養した。このようにして、物質アルテラミドを生
産するアルテロモナスエスピーSCRC-KK280を、相模湾よ
り採取した海洋性サンプルより得た。
【0011】この新規な菌株は、次のような菌学的性質
を有する。 観察項目 a)形態 1 細胞の形 短かん菌 大きさ 1.0 ×2.0 μm 2 多形性の有無 無 3 運動性の有無 有 鞭毛の着生状態 単極毛 4 胞子の有無 無 5 グラム染色 陰性 6 抗酸性 陰性
を有する。 観察項目 a)形態 1 細胞の形 短かん菌 大きさ 1.0 ×2.0 μm 2 多形性の有無 無 3 運動性の有無 有 鞭毛の着生状態 単極毛 4 胞子の有無 無 5 グラム染色 陰性 6 抗酸性 陰性
【0012】b)各培地に於ける生育状態 1 肉汁寒天平板培養(25℃、2日間) イ)コロニー形状(直径) 1.5 〜2.0mm ロ)コロニーの形 円形 ハ)コロニー表面の形状 平滑 ニ)コロニーの隆起状態 台状 ホ)コロニーの周縁 善縁 ヘ)コロニーの色調 淡黄色 ト)コロニーの透明度 半透明 チ)コロニーの光沢 光沢 リ)可溶性色素の生成 無 2 肉汁寒天斜面培養(25℃、2日間) イ)生育の良否 良好 ロ)コロニーの光沢 光沢 3 肉汁液体培地(25℃、2日間) イ)表面の生育 無 ロ)濁度 濁る ハ)沈澱 粉状 ニ)ガス発生 無 4 肉汁ゼラチン(25℃、2日間) ゼラチン液化 液化せず 5 リトマスミルク 還元・凝固・液
化
化
【0013】c)生理学的性質 1 硝酸塩の還元 + 2 脱窒 − 3 MR − 4 VP − 5 インドール生成 + 6 硫化水素の生成 − 7 デンプンの加水分解 − 8 クエン酸利用 イ)Koser − ロ)Christensen + 9 硝酸塩の利用 − 10 色素生成 イ)King A 培地 − ロ)King B 培地 − 11 ウレアーゼ − 12 オキシダーゼ + 13 カタラーゼ + 14 生育の範囲 イ)pH 6〜10 ロ)温度 10℃〜30℃ 15 酸素に対する態度 好気性 16 O−Fテスト(グルコース) − 17 糖類から酸及びガス生成 1.L−アラビノース − 2.D−キシロース − 3.D−グルコース + 4.D−マンノース + 5.D−フラクトース + 6.D−ガラクトース − 7.麦芽糖 + 8.ショ糖 + 9.乳糖 − 10. トレハロース − 11. D−ソルビット − 12. D−マンニット − 13. イノシット − 14. グリセリン − 15. デンプン − (ただしガスの生成 全項目−)
【0014】d)その他の諸性質 SS寒天培地での生育 + マッコンキー寒天培地での生育 + 6.5 %NaCl耐塩性 + DNase + オルニチンの分解 − アルギニンの分解 + G+C含量 43.8% ゼラチンの分解 − NaCl要求性 +
【0015】以上のような諸性質から、本菌株SCRC-KK2
80は下記の大きな特徴を持つ。 (1) グラム陰性 (2) 運動性を持つ (3) 非胞子形成の好気性かん菌 (4) O−Fテスト陰性 (5) カタラーゼ、オキシダーゼ陽性 (6) 一本の極鞭毛を持つ (7) DNA分解能を持つ (8) グルコースからの酸産生(+)、ガス産生(−) (9) NaCl又は海水要求性 (10) G+C含量 43.8% (11) 硝酸塩還元能を持つ (12) オルニチン分解能(−)
80は下記の大きな特徴を持つ。 (1) グラム陰性 (2) 運動性を持つ (3) 非胞子形成の好気性かん菌 (4) O−Fテスト陰性 (5) カタラーゼ、オキシダーゼ陽性 (6) 一本の極鞭毛を持つ (7) DNA分解能を持つ (8) グルコースからの酸産生(+)、ガス産生(−) (9) NaCl又は海水要求性 (10) G+C含量 43.8% (11) 硝酸塩還元能を持つ (12) オルニチン分解能(−)
【0016】このような諸性質を有する本菌株SCRC-KK2
80株の分類学的な位置は、バージイズ・マニュアル・オ
ブ・ディタミナティブ・バクテリオロジー(Bergey's M
anual of Determinative Bacteriology)第8版、1974
年、及びバージイズ・マニュアル・オブ・システマティ
ク・バクテリオロジー(Bergey's Manual of Systemati
c Bacteriology) 第1巻、343 〜352 頁、1984年の分類
基準、さらにマニュアル・オブ・クリニカル・マイクロ
バイオロジー(Manual of Clinical Microbiology)第3
版、1980年及びジャーナル・オブ・ゼネラル・マイクロ
バイオロジー(Journal of General Microbiology)129
3057-3074(1983) 等の文献に従って、次のように同定し
た。上記(1)から(10)までの項目については、アルテロ
モナス・ピュートリファシエンス(Alteromonas putref
aciens) と一致した。しかしながら、硝酸塩還元能を持
ち、またオルニチン分解能や、クエン酸・麦芽糖、ショ
糖利用能を持たないことから、ピュートリファシエンス
種とは必ずしも一致せず、従って本菌株はアルテロモナ
ス(Alteromonas)属に属する新規微生物であると同定し
た。
80株の分類学的な位置は、バージイズ・マニュアル・オ
ブ・ディタミナティブ・バクテリオロジー(Bergey's M
anual of Determinative Bacteriology)第8版、1974
年、及びバージイズ・マニュアル・オブ・システマティ
ク・バクテリオロジー(Bergey's Manual of Systemati
c Bacteriology) 第1巻、343 〜352 頁、1984年の分類
基準、さらにマニュアル・オブ・クリニカル・マイクロ
バイオロジー(Manual of Clinical Microbiology)第3
版、1980年及びジャーナル・オブ・ゼネラル・マイクロ
バイオロジー(Journal of General Microbiology)129
3057-3074(1983) 等の文献に従って、次のように同定し
た。上記(1)から(10)までの項目については、アルテロ
モナス・ピュートリファシエンス(Alteromonas putref
aciens) と一致した。しかしながら、硝酸塩還元能を持
ち、またオルニチン分解能や、クエン酸・麦芽糖、ショ
糖利用能を持たないことから、ピュートリファシエンス
種とは必ずしも一致せず、従って本菌株はアルテロモナ
ス(Alteromonas)属に属する新規微生物であると同定し
た。
【0017】以上、自然界から分離したこの新菌株につ
いて詳細に記載したが、この菌に変異を生じさせて一層
生産性の高い菌株を得ることも出来る。この発明の菌株
は、常法に従って保存することが出来、例えば寒天スラ
ント培地上で、または凍結乾燥法により保存することが
出来る。寒天スラント培地としては、アルテロモナス属
細菌の保存に常用されている培地、例えば菌の分離に関
して前記した培地を使用することが出来る。また、凍結
乾燥保存も常用に従って行なうことが出来る。
いて詳細に記載したが、この菌に変異を生じさせて一層
生産性の高い菌株を得ることも出来る。この発明の菌株
は、常法に従って保存することが出来、例えば寒天スラ
ント培地上で、または凍結乾燥法により保存することが
出来る。寒天スラント培地としては、アルテロモナス属
細菌の保存に常用されている培地、例えば菌の分離に関
して前記した培地を使用することが出来る。また、凍結
乾燥保存も常用に従って行なうことが出来る。
【0018】前記の微生物を培養して本発明の物質アル
テラミドを製造しようとする場合、基礎栄養培地とし
て、この発明の微生物が増殖しうるものであればいずれ
を使用しても良い。この培地は、窒素源として例えば酵
母エキス、ペプトン、肉エキス等の1種類または複数種
類を含有する。またこの培地には必要に応じて炭素源と
して各種の糖類を加えることが出来る。この培地には、
塩化ナトリウム、もしくは天然海水や人工海水を加える
ことが必要である。
テラミドを製造しようとする場合、基礎栄養培地とし
て、この発明の微生物が増殖しうるものであればいずれ
を使用しても良い。この培地は、窒素源として例えば酵
母エキス、ペプトン、肉エキス等の1種類または複数種
類を含有する。またこの培地には必要に応じて炭素源と
して各種の糖類を加えることが出来る。この培地には、
塩化ナトリウム、もしくは天然海水や人工海水を加える
ことが必要である。
【0019】培養は固体培地または液体培地のいずれを
用いても良いが、目的とする物質アルテラミドを多量に
得る為には、液体培地を用い、静置培養もしくは振とう
培養、通気・攪拌培養等により好気条件下で培養を行な
うのが好ましい。培養温度は菌が生育し、物質アルテラ
ミドが生産される温度範囲であればいずれの温度でも良
く、好ましくは10〜30℃であり、より好ましくは15〜25
℃である。pHは6〜9、好ましくは7〜8の範囲であ
る。培養時間は採取し得る量の物質アルテラミドが生産
される時間を選べば良く、好ましくは8〜48時間であ
る。
用いても良いが、目的とする物質アルテラミドを多量に
得る為には、液体培地を用い、静置培養もしくは振とう
培養、通気・攪拌培養等により好気条件下で培養を行な
うのが好ましい。培養温度は菌が生育し、物質アルテラ
ミドが生産される温度範囲であればいずれの温度でも良
く、好ましくは10〜30℃であり、より好ましくは15〜25
℃である。pHは6〜9、好ましくは7〜8の範囲であ
る。培養時間は採取し得る量の物質アルテラミドが生産
される時間を選べば良く、好ましくは8〜48時間であ
る。
【0020】次に得られた培養物から、例えば次のよう
にして本発明の物質アルテラミドが採取される。上記の
培養液を遠心分離等により菌体を得、クロロホルム−メ
タノール(2:1c/c)溶液にて抽出し、得られた抽出物
を、セファデックスLH−20カラムを用い、メタノール
を溶出溶媒として分画する。得られた各分画物質をP388
を用いる抗腫瘍活性試験で活性を示す部分を集め、くり
返し分画することにより目的物であるアルテラミドを得
る事ができる。
にして本発明の物質アルテラミドが採取される。上記の
培養液を遠心分離等により菌体を得、クロロホルム−メ
タノール(2:1c/c)溶液にて抽出し、得られた抽出物
を、セファデックスLH−20カラムを用い、メタノール
を溶出溶媒として分画する。得られた各分画物質をP388
を用いる抗腫瘍活性試験で活性を示す部分を集め、くり
返し分画することにより目的物であるアルテラミドを得
る事ができる。
【0021】以下実施例及び試験例によりさらにくわし
く説明するが、この方法にのみ限定されるものではな
い。
く説明するが、この方法にのみ限定されるものではな
い。
実施例1 SCRC-KK280の培養によるアルテラミドの生
産 酵母エキス0.5 %、ペプトン1.0 %を含む海水培地(pH
7.0 に調整)で、25℃・24時間好気的にアルテロモナス
エスピーSCRC-KK280(微工研菌寄第号)を培養した。得
られた湿菌体52gをクロロホルム−メタトール(2:1
c/c) 溶液10mlで3回抽出し、クロロホルム相を得る。
溶媒を留去後、得られた油状物質を内径35mm×28cmのガ
ラスカラムを用いたセファデックスLH−20カラムによ
り、メタノールを溶出溶媒として分画を行った。抗腫瘍
物質アルテラミドは、溶媒流出量が150ml 〜250ml のと
ころで最も濃縮されていた。この画分を集め、溶媒留去
後、さらに、同ガラムを用い、カラムクロマトグラフィ
ーを行うことにより、純粋な目的物質80mgを得た。
産 酵母エキス0.5 %、ペプトン1.0 %を含む海水培地(pH
7.0 に調整)で、25℃・24時間好気的にアルテロモナス
エスピーSCRC-KK280(微工研菌寄第号)を培養した。得
られた湿菌体52gをクロロホルム−メタトール(2:1
c/c) 溶液10mlで3回抽出し、クロロホルム相を得る。
溶媒を留去後、得られた油状物質を内径35mm×28cmのガ
ラスカラムを用いたセファデックスLH−20カラムによ
り、メタノールを溶出溶媒として分画を行った。抗腫瘍
物質アルテラミドは、溶媒流出量が150ml 〜250ml のと
ころで最も濃縮されていた。この画分を集め、溶媒留去
後、さらに、同ガラムを用い、カラムクロマトグラフィ
ーを行うことにより、純粋な目的物質80mgを得た。
【0022】1H-NMR(CD3OD):δ 0.94(1H,m,H-29b),0.95
(3H,t,J=7.0Hz,H-30),0.96(1H,m,H-9b),1.10(3H,d,J=7.
0Hz,H-31),1.15(1H,m,H-29a),1.26(1H,m,H-7b),1.36(1
H,m,H-11),1.47(2H,m,H-26a,26b),1.62(1H,m,H-13),1.6
8(1H,m,H-10),1.95(1H,m,H-7a),2.14(1H,m,H-12),2.16
(1H,m,H-9a),2.42(1H,m,H-8),2.46(1H,m,H-6),2.84(1H,
m,H-27b),3.70(1H,m,H-27a),3.82(1H,brs,H-23),3.89(1
H,m,H-14),4.11(1H,m,H-25),5.60(1H,dd,J=9.6,14.9Hz,
H-5),5.71(1H,dd,J=8.3,15.4Hz,H-15),5.78(1H,d,J=15.
1Hz,H-2),6.04(1H,dd,J=11.2,14.9Hz,H-4),6.11(1H,dd,
J=10.7,15.4Hz,H-16),6.85(1H,dd,J=11.2,15.1Hz,H-3),
7.21(1H,dd,J=10.7,15.1Hz,H-17),7.37(1H,d,J=15.1Hz,
H-18).13 C-NMR(CD3OD):δ12.8(q,C-30),18.4(q,C-30),27.9
(t,C-29),32.7(t,C-28),38.1(t,C-27),40.2(t,C-9),42.
8(d,C-8),44.2(t,C-7),48.5(d,C-11),54.5(d,C-6),54.5
(d,C-10),58.0(d,C-13),58.8(d,C-12),68.7(d,C-23),7
2.6(d,C-25),78.8(d,C-14),103.1(d,C-20),123.4(d,C-
2),130.4(d,C-4),130.4(d,C-18),133.2(d,C-16),141.9
(d,C-17),141.9(d,C-3),145.1(d,C-15),147.9(d,C-5),1
68.9(s,C-1),180.1(s,C-21),184.8(s,C-19),194.9(s,C-
24). FAB-MS (m/Z):625 (M+ +Glycerol+Na),533 (M+ +N
a).
(3H,t,J=7.0Hz,H-30),0.96(1H,m,H-9b),1.10(3H,d,J=7.
0Hz,H-31),1.15(1H,m,H-29a),1.26(1H,m,H-7b),1.36(1
H,m,H-11),1.47(2H,m,H-26a,26b),1.62(1H,m,H-13),1.6
8(1H,m,H-10),1.95(1H,m,H-7a),2.14(1H,m,H-12),2.16
(1H,m,H-9a),2.42(1H,m,H-8),2.46(1H,m,H-6),2.84(1H,
m,H-27b),3.70(1H,m,H-27a),3.82(1H,brs,H-23),3.89(1
H,m,H-14),4.11(1H,m,H-25),5.60(1H,dd,J=9.6,14.9Hz,
H-5),5.71(1H,dd,J=8.3,15.4Hz,H-15),5.78(1H,d,J=15.
1Hz,H-2),6.04(1H,dd,J=11.2,14.9Hz,H-4),6.11(1H,dd,
J=10.7,15.4Hz,H-16),6.85(1H,dd,J=11.2,15.1Hz,H-3),
7.21(1H,dd,J=10.7,15.1Hz,H-17),7.37(1H,d,J=15.1Hz,
H-18).13 C-NMR(CD3OD):δ12.8(q,C-30),18.4(q,C-30),27.9
(t,C-29),32.7(t,C-28),38.1(t,C-27),40.2(t,C-9),42.
8(d,C-8),44.2(t,C-7),48.5(d,C-11),54.5(d,C-6),54.5
(d,C-10),58.0(d,C-13),58.8(d,C-12),68.7(d,C-23),7
2.6(d,C-25),78.8(d,C-14),103.1(d,C-20),123.4(d,C-
2),130.4(d,C-4),130.4(d,C-18),133.2(d,C-16),141.9
(d,C-17),141.9(d,C-3),145.1(d,C-15),147.9(d,C-5),1
68.9(s,C-1),180.1(s,C-21),184.8(s,C-19),194.9(s,C-
24). FAB-MS (m/Z):625 (M+ +Glycerol+Na),533 (M+ +N
a).
【0023】試験例1 抗腫瘍活性の確認 マウスリンパ性白血病細胞(P388)を2−ヒドロキシエ
チルジスルフィド5μM、硫酸カナマイシン100 μg/
mlを添加した10%牛胎児血清含有のRPMI−1640培地に加
え、培養細胞を1×104 個/mlに調整し、前記活性成分
を所定の濃度になるように添加し、CO2 培養器(CO2 5
%、湿度100 %、37℃)で4日間培養した。MTT比色
法により生存細胞数を計測し、対照群に対する増殖阻害
率から50%細胞増殖阻害濃度(IC50)を求めた。結果を
表1に示す。
チルジスルフィド5μM、硫酸カナマイシン100 μg/
mlを添加した10%牛胎児血清含有のRPMI−1640培地に加
え、培養細胞を1×104 個/mlに調整し、前記活性成分
を所定の濃度になるように添加し、CO2 培養器(CO2 5
%、湿度100 %、37℃)で4日間培養した。MTT比色
法により生存細胞数を計測し、対照群に対する増殖阻害
率から50%細胞増殖阻害濃度(IC50)を求めた。結果を
表1に示す。
【表1】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】アルテロモナスに属する微生物の例とし
て、物質アルテラミド産生能を持つ微生物として本発明
者等が新たに分離し、アルテロモナス(Alteromonas)属
に属する新規微生物と同定したSCRC-KK280を挙げる事が
出来る。この新菌株アルテロモナス属に属する新規微生
物SCRC-KK280は工業技術院微生物工業技術研究所に微工
研菌寄第12755号として寄託されている。
て、物質アルテラミド産生能を持つ微生物として本発明
者等が新たに分離し、アルテロモナス(Alteromonas)属
に属する新規微生物と同定したSCRC-KK280を挙げる事が
出来る。この新菌株アルテロモナス属に属する新規微生
物SCRC-KK280は工業技術院微生物工業技術研究所に微工
研菌寄第12755号として寄託されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:01) (C12P 17/18 C12R 1:01) (72)発明者 繁森 英幸 北海道札幌市北区北23条西13丁目北大第3 職員寮405号室
Claims (4)
- 【請求項1】 【化1】 で表されるアルテラミド。
- 【請求項2】 請求項1に記載のアルテラミドを生産す
るアルテロモナス(Alteromonas) 属微生物。 - 【請求項3】 前記微生物がアルテロモナスエスピーSC
RC-KK280である請求項2に記載の微生物。 - 【請求項4】 請求項2に記載の微生物を培養し、その
培養液から請求項1に記載の物質アルテラミドを採取す
ることを特徴とするアルテラミドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4069752A JPH05230065A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | アルテラミド及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4069752A JPH05230065A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | アルテラミド及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05230065A true JPH05230065A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=13411843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4069752A Pending JPH05230065A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | アルテラミド及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05230065A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN121653013A (zh) * | 2026-02-03 | 2026-03-13 | 中国海洋大学 | 一株产alteramide A的温海假交替单胞菌M044及其应用 |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP4069752A patent/JPH05230065A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN121653013A (zh) * | 2026-02-03 | 2026-03-13 | 中国海洋大学 | 一株产alteramide A的温海假交替单胞菌M044及其应用 |
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