JPH05230283A - 空気動圧機器用摺動部材 - Google Patents

空気動圧機器用摺動部材

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Publication number
JPH05230283A
JPH05230283A JP3323392A JP3323392A JPH05230283A JP H05230283 A JPH05230283 A JP H05230283A JP 3323392 A JP3323392 A JP 3323392A JP 3323392 A JP3323392 A JP 3323392A JP H05230283 A JPH05230283 A JP H05230283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
blade
sliding member
air
dimensional change
Prior art date
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Pending
Application number
JP3323392A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyoshi Yoshikawa
元祥 吉川
Kazuo Haruyama
和男 春山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP3323392A priority Critical patent/JPH05230283A/ja
Publication of JPH05230283A publication Critical patent/JPH05230283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性が高く、寸法変化が少なく、しかも耐
衝撃性および耐摩耗性に優れている空気動圧機器用摺動
部材を提供する。 【構成】 12ナイロン樹脂を75〜93重量%含有
し、補強剤としてアラミド繊維を2〜10重量%含有
し、四フッ化エチレン、黒鉛等の潤滑剤を5〜15重量
%含有し、これら樹脂、補強剤及び潤滑剤の合計量が1
00重量%であるブレード10はローター9と一体とな
って回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気動圧機器用摺動部材
に関し、さらに詳しくは空気圧により回転する機器、例
えばエアドリル等に使われる摺動部材であって、高圧エ
アの圧力を回転運動に変換するための摺動部材(以下
「ブレード」ともいう)として、あるいはエアコン等に
装着されるコンプレッサー用ブレードとして使用される
ものに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種の機器としては、例えば特開昭64−15486号公
報(図6および図7参照)に、「シリンダー20と協同
してシールするための多数の羽根(本願のブレードに相
当するもの)23を、ローター21内で軸方向に延びる
スロット22内に支持する空気式羽根型回転機械」が開
示されている。この空気式羽根型回転機械は、空気の入
口ポート24と25を通って動力圧縮空気がシリンダー
20に供給され、出口ポート26を通って外部に排出さ
れる方式である。この過程において、羽根23は高速で
回転するので、羽根23とシリンダー20との間に発生
する高い摩擦抵抗により羽根23が急激に摩耗すること
がある。そこで、この羽根23は耐摩耗性に優れた素材
が必要とされるので、上記公報に開示された発明では、
この羽根23の材質として「アラミド繊維によって補強
されたポリアミドを含む自己潤滑剤」で構成するとして
いる。ところで、このポリアミド系のブレード材料とし
ては、66ナイロン樹脂系のものが公知であり、その他
のブレード材料としては布入りフェノール樹脂も使用さ
れている。
【0003】しかし、66ナイロン樹脂系のものは、
「吸湿による寸法変化が大きい。耐摩耗性に劣
る。」という欠点がある。また、フェノール樹脂系のも
のについては、「成形方法が圧縮成形であるため、成
形時間が長く生産性が低い。吸湿による寸法変化が大
きい。耐衝撃性および耐摩耗性に劣る。」という欠点
がある。
【0004】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、生産
性が高く、寸法変化が少なく、しかも耐衝撃性および耐
摩耗性に優れている空気動圧機器用摺動部材を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の要旨は、12ナイロン樹脂を75〜93重量
%含有し、補強剤としてアラミド繊維を2〜10重量%
含有し、四フッ化エチレン、黒鉛等の潤滑剤を5〜15
重量%含有し、これら樹脂、補強剤及び潤滑剤の合計を
100重量%としたことを特徴とする空気動圧機器用摺
動部材にある。
【0006】
【作用】ベース樹脂として12ナイロンを含有している
ので、射出成形方式を適用することが可能で、摺動部材
を大量生産できる。また、12ナイロンはナイロン樹脂
の中で最も吸湿性が低いので、吸湿による摺動部材の寸
法変化が少ない。さらに、12ナイロンをベース樹脂と
することにより、摺動部材の耐衝撃性、耐疲労性および
耐摩耗性等が向上する。
【0007】また、補強剤としてアラミド繊維が2〜1
0重量%添加されることにより、耐熱性および耐衝撃性
が向上すると共に、摺動相手材がアルミ等の軟質金属で
あっても、炭素繊維やガラス繊維等の補強剤とは異な
り、軟質金属であるアルミを傷つけることはない。
【0008】さらに、四フッ化エチレン、黒鉛等の潤滑
剤が5〜15重量%添加されることにより、耐摩耗性が
向上する。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例について、物性を示す
データと共に以下に説明する。まず、次の表1に示すよ
うな配合(重量%)の本実施例1〜3および比較例1〜
4から、図1に示すような形状のブレード10(図の数
値は、単位mmを示す)を作製した。なお、表1に示す各
配合のものの物理的特性は以下の表2に示す通りであ
る。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】そして、以下に説明する「吸湿による寸法
変化の測定」および「耐摩耗性の試験」を行った。
【0013】1) 吸湿による寸法変化の測定 各実施例および比較例について、図1に示す形状のブレ
ード10を水中に3時間、12時間、24時間浸漬し、
長さ(38mm)および厚み(2mm) の変化をマイクロメーター
にて測定した。その長さの変化を図2に示し、厚みの変
化を図3に示す。図2および図3より、比較例1の布入
りフェノール樹脂、比較例2および比較例4の66ナイ
ロン樹脂系のものは、吸湿による寸法変化が大きいこと
が分かる。一方、12ナイロン樹脂系の実施例1〜3、
11ナイロン樹脂系の比較例3のものには、殆ど寸法変
化が認められない。この点に関しては、表2の吸水率の
数値にも明確な差として表されている。
【0014】2) 耐摩耗性の試験 各実施例および比較例について、図1に示すブレード1
0を図5に示すエアドリルのブレードとして取りつけ、
所定試験時間運転した。ここで、図5の主要構成につい
て簡単に説明すると、1は高圧エアの吸入口で、2は吸
気弁、3はバネ、4はレバー、5は気筒6への空気入
口、7は気筒上蓋、8は気筒下蓋、9はローター、10
は該ローター9の周方向に4個取着された本発明に係る
ブレード、11はドリルチャックである。このエアドリ
ルの動作を簡単に説明すると、レバー4をバネ3のバネ
力に抗して押下げることにより、吸入口1から吸入され
た高圧エアは給気弁2を経て空気入口5から気筒6内へ
入り、このエアによりブレード10が押圧され、該ブレ
ード10と一体のローター9が回転し、ローター9先端
のドリルチャック11に挟持されたドリル(図示せず)
が回転して所定の穿孔作業が行われる。そして、24時
間、48時間、72時間、96時間運転した後のブレー
ド10の長さ方向の摩耗量をマイクロメーターにて測定
した。その結果を図4に示す。
【0015】図4より、比較例1〜4はすべて本実施例
1〜3より摩耗量が多く、本実施例に係るものはこれら
比較例に比して耐摩耗性に優れていることが分かる。さ
らに、表2より、実施例1〜3に係るものは、衝撃値が
高いので耐衝撃性に優れていることが分かる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る摺動部材はベース樹脂とし
て12ナイロンを使用しているので、射出成形方式によ
り大量生産することが可能で、また、吸湿性が低いので
寸法変化が少なく、しかも耐衝撃性、耐摩耗性に優れて
おり、さらに摺動相手材が軟質金属であっても傷つける
ことはなく、空気動圧機器用摺動部材として極めて好適
に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) はブレードの正面図、(b) は側面図であ
る。
【図2】本発明のブレードと比較例のブレードの吸湿に
よる長さ方向の寸法変化を比較する図である。
【図3】本発明のブレードと比較例のブレードの吸湿に
よる厚み方向の寸法変化を比較する図である。
【図4】本発明のブレードと比較例のブレードの摩耗性
を比較する図である。
【図5】エアドリルの要部断面を含む側面図である。
【図6】公知の空気式羽根型回転機械の縦断面図であ
る。
【図7】図6のVII −VII 線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1…吸入口 2…給気弁 3…バネ 4…レバー 5…空気入口 6…気筒 7…気筒上蓋 8…気筒下蓋 9…ローター 10…ブレード 11…ドリルチャック 20…シリンダー 21…ローター 22…スロット 23…羽根 24…入口ポート 25…入口ポート 26…出口ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 77/02 LQW 9286−4J // C08L 77:00 9286−4J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 12ナイロン樹脂を75〜93重量%含
    有し、補強剤としてアラミド繊維を2〜10重量%含有
    し、四フッ化エチレン、黒鉛等の潤滑剤を5〜15重量
    %含有し、これら樹脂、補強剤及び潤滑剤の合計を10
    0重量%としたことを特徴とする空気動圧機器用摺動部
    材。
JP3323392A 1992-02-20 1992-02-20 空気動圧機器用摺動部材 Pending JPH05230283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3323392A JPH05230283A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 空気動圧機器用摺動部材

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JP3323392A JPH05230283A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 空気動圧機器用摺動部材

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JPH05230283A true JPH05230283A (ja) 1993-09-07

Family

ID=12380741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3323392A Pending JPH05230283A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 空気動圧機器用摺動部材

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JP (1) JPH05230283A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1310674A3 (en) * 2001-11-07 2005-06-29 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Coating for swash plate compressor
US8186982B2 (en) * 2006-04-19 2012-05-29 Schwabische Huttenwerke Automotive Gmbh & Co. Kg Adjustable rotary pump with reduced wear

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1310674A3 (en) * 2001-11-07 2005-06-29 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Coating for swash plate compressor
US8186982B2 (en) * 2006-04-19 2012-05-29 Schwabische Huttenwerke Automotive Gmbh & Co. Kg Adjustable rotary pump with reduced wear
US8770955B2 (en) 2006-04-19 2014-07-08 Schwabische Huttenwerke Automotive Gmbh Adjustable rotary pump with reduced wear

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