JPH05232115A - 魚類の脳細胞壊死ウイルス感染診断法 - Google Patents

魚類の脳細胞壊死ウイルス感染診断法

Info

Publication number
JPH05232115A
JPH05232115A JP4039038A JP3903892A JPH05232115A JP H05232115 A JPH05232115 A JP H05232115A JP 4039038 A JP4039038 A JP 4039038A JP 3903892 A JP3903892 A JP 3903892A JP H05232115 A JPH05232115 A JP H05232115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
virus
fish
antibody
serum
cell necrosis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4039038A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07104353B2 (ja
Inventor
Iwao Furusawa
巌 古澤
Misao Arimoto
操 有元
Keiichi Mushiaki
敬一 虫明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUISANCHIYOU CHOKAN
Original Assignee
SUISANCHIYOU CHOKAN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUISANCHIYOU CHOKAN filed Critical SUISANCHIYOU CHOKAN
Priority to JP4039038A priority Critical patent/JPH07104353B2/ja
Publication of JPH05232115A publication Critical patent/JPH05232115A/ja
Publication of JPH07104353B2 publication Critical patent/JPH07104353B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 魚類血清中の抗脳細胞壊死ウイルス抗体を免
疫学的手段により検出することによる魚類の脳細胞壊死
ウイルス感染診断法。 【効果】 本発明によれば魚類を殺すことなく魚類のN
Nウイルス感染の有無が簡便に判定でき、感染した親魚
のみを種苗生産材料からはずすことにより、NNウイル
ス感染なしに魚類の種苗育成が可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は魚類の脳細胞壊死ウイル
ス感染を診断する方法に関し、更に詳細には魚類血清中
の抗脳細胞壊死ウイルス抗体を検出して魚類の脳細胞壊
死ウイルス感染の有無を診断する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】我国に
おいて、魚類、特に海産魚類は食料として極めて重要な
位置を占めている。ところが、漁獲量は年々低下する一
方であり、食料供給、ひいては種の保存のため、種苗生
産方法及び養殖方法の開発が種々検討されている。
【0003】種苗生産は一般に親魚から卵及び精子を採
取し、人工的に受精、孵化させて仔魚にまで育成するこ
とにより行われる。かかる種苗生産の最大の問題は糸状
菌、細菌、ウイルス等による感染である。このうち糸状
菌や細菌による感染は、抗菌剤の開発により予防可能な
場合が多い。これに対し、ウイルス感染は、有効な抗ウ
イルス剤がほとんど存在しないため予防が困難である。
【0004】一方、本発明者らはシマアジの種苗生産に
関する研究過程で、孵化後10日以内のシマアジ稚魚に
鰾異常を起こし、死に至らしめるウイルス、すなわち、
魚類脳細胞壊死ウイルス(Striped Jack
Nervous Necrosis Virus,以下
「NNウイルス」という)が存在することを見出した。
このNNウイルスは、親魚から稚魚に受精卵を経由して
垂直感染していることからNNウイルスに感染した親魚
を検出し、当該親魚を種苗生産の材料として用いなけれ
ば魚類のNNウイルス感染は予防できると考えられる。
ところが、このNNウイルスの確認は卵巣のみからであ
り、他の組織でのNNウイルスの確認は困難であった。
卵巣からNNウイルスを検出する方法においては、卵巣
を親魚から摘出する必要があり、親魚を殺さなければな
らず、NNウイルスが検出されなかった親魚はもはや種
苗生産には使用できないため、この方法は種苗生産のた
めのNNウイルス検出法としては利用できなかった。
【0005】従って、親魚を殺すことなく、その親魚の
NNウイルス感染の有無を簡便に判定する方法の開発が
望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは更に研究を進めた結果、NNウイルスに感染
した魚類の血清中には抗NNウイルス抗体が存在するこ
と、更に当該抗NNウイルス抗体は免疫学的手法を用い
れば検出でき、これにより魚類を殺すことなく魚類のN
Nウイルス感染診断が可能となることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は魚類血清中の抗NNウ
イルス抗体を免疫学的手段により検出することを特徴と
する魚類のNNウイルス感染診断法を提供するものであ
る。
【0008】本発明においては検体として魚類の血清を
用いる。当該血清は魚類から血液を採取し、常法により
分取することにより容易に入手することができる。魚類
血清はそのまま検体として用いてもよいが、IgM画分
を分取して用いれば感度が向上するため好ましい。血清
からIgM画分を分取する方法としては、高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)のMono Qカラムを利
用する方法があるが、DEAE−Sephadex50
を用い当該セファデックスに吸着した画分を分取する方
法が簡便であり好ましい。なお、IgM画分は、IgM
を多量に含有する画分であればよく、高純度である必要
はなく、部分純化されたものでよい。
【0009】本発明における免疫学的手段としては、抗
原抗体反応を利用した免疫学的測定法であれば特に制限
されず、通常の競合法、サンドイッチ法によるラジオイ
ムノアッセイ(RIA)及び酵素免疫測定法(EIA)
等が挙げられ、これらの方法の操作、手順等は常法に従
って行われる。より具体的には、例えば競合法を採用す
る場合、検体中の抗NNウイルス抗体と一定量の不溶化
された抗NNウイルス抗体とを、標識剤で標識されたN
Nウイルス抗原の一定量と競合反応させ、次いで不溶化
抗NNウイルス抗体と標識抗原とを分離し、その何れか
の標識活性を測定することにより検体中の抗NNウイル
ス抗体が検出できる。一方、サンドイッチ法を採用する
場合は、検体中の抗NNウイルス抗体と不溶化されたN
Nウイルス抗原とを反応させて、抗NNウイルス抗体−
不溶化抗原複合体を形成させ、この複合体に、標識抗原
の一定量を反応させ、次いで複合体と標識抗原との結合
体及び非結合標識抗原を分離し、その何れか一方の標識
活性を測定することにより、検体中の抗NNウイルス抗
体を検出することができる。また、本発明においては、
ELISA法を用いるのがより好ましい。例えば不溶化
検体にNNウイルス抗原を反応させ、この複合体に抗N
Nウイルス抗体を反応させ、更に標識2次抗ウサギ−I
gG抗体を反応させ、次いでその標識量を測定すること
により、検体中の抗NNウイルス抗体を検出できる。ま
た、不溶化NNウイルスに検体を反応させ、その複合体
に標識NNウイルス抗原を反応させるか、あるいはその
複合体にNNウイルスを反応させ、更にNNウイルス抗
体、抗ウサギIgG抗体、標識2次抗体を順次反応させ
たのち、結合標識量を測定する。
【0010】本発明に用いられる抗原であるNNウイル
スは、NNウイルスに感染したシマアジから純化するこ
とができる。すなわち、NNウイルスに感染したシマア
ジをEDTA、2−メルカプトエタノールを含むトリス
緩衝液と等量のクロロホルムとともに磨砕し、8,00
0×gで20分程度遠心分離して上清を得、この上清を
しょ糖、各種塩等の濃度勾配にて遠心分離をくり返すこ
とにより次の性状を有するNNウイルスを得ることがで
きる。
【0011】NNウイルスの性状 直径約25nmの球形のRNAウイルスである。分子量約
40000ダルトンからなる外被蛋白質をもっている。
ゲノムRNAは約1.01×105 ダルトン及び0.4
9×106 ダルトンの2本のRNAからなっている。R
NAは1本鎖のポジティブセンスRNAであり、ウサギ
網状赤血球ライセートのインビトロ翻訳系において、そ
れぞれ約100,000ダルトン及び42,000ダル
トンと40,000ダルトンの蛋白質を合成することが
できる。
【0012】これらの性状から、NNウイルスは昆虫ウ
イルスのNodavridaeに属するものと考えられ
る。
【0013】なお、本発明における抗原としてはNNウ
イルス自体及びNNウイルス外被蛋白質のいずれを用い
てもよい。
【0014】本発明に使用できる標識酵素としては、グ
ルコアミラーゼ、パーオキシダーゼ、アルカリホスファ
ターゼ、β−ガラクトシダーゼ等が用いられ、標識化は
常法に従えばよい。また不溶化NNウイルス又は不溶化
NNウイルス外被蛋白質は、これらの抗原を不溶性担体
に化学的又は物理的手段により結合させることにより製
造される。不溶性担体としては、セルロース粉末、セフ
ァデックス、セファロース、ポリスチレン、濾紙、カル
ボキシメチルセルロース、イオン交換樹脂、デキストラ
ン、プラスチックフィルム、プラスチックチューブ、ナ
イロン、ガラスビーズ、絹、ポリアミン−メチルビニル
エーテル−マレイン酸共重合体、アミノ酸共重合物、エ
チレン−マレイン酸共重合物等が挙げられる。不溶化
は、共有結合法としてのジアゾ法、ペプチド法(酸アミ
ド誘導体法、カルボキシクロリド樹脂法、カルボジイミ
ド樹脂法、無水マレイン酸誘導体法、イソシアナート誘
導体法、臭化シアン活性化多糖体法、セルロースカルボ
ナート誘導体法、縮合試薬を使用する方法)、アルキル
化法、架橋試薬による担体結合法(架橋試薬としてグル
タルアルデヒド、ヘキサメチレンイソシアナート等を用
いる)、Ugi反応による担体結合法等の化学的反応;
あるいはイオン交換樹脂のような担体を用いるイオン結
合法;ガラスビーズ等の多孔性ガラスを担体として用い
る物理的吸着法によって行われる。
【0015】ELISA法に用いる酵素標識2次抗体と
しては、NNウイルスをウサギ、マウス、ヤギ等に免疫
して得られる抗NNウイルス抗体を前述の方法で酵素標
識したものを用いることができる。
【0016】本発明方法における反応は、通常の抗原抗
体反応の条件、すなわち、0〜40℃で種々の緩衝液中
で行われる。また標識量の測定は、標識物質により異な
るが、例えば酵素としてアルカリホスファターゼを用い
た場合には基質であるパラニトロフェニルリン酸2ナト
リウムを添加し、405nmにおける吸光度を測定するこ
とにより行うことができる。
【0017】魚類血清中の抗NNウイルス抗体の定量
は、予め作成しておいた検量線より算出される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば魚類を殺すことなく魚類
のNNウイルス感染の有無が簡便に判定でき、感染した
親魚のみを種苗生産材料からはずすことにより、NNウ
イルス感染なしに魚類の種苗育成が可能となった。
【0019】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0020】参考例1(NNウイルスの純化) NNウイルスに感染したシマアジの仔魚60gを200
mlの1mMのエチレンジアミン四酢酸ナトリウム(EDT
A)及び2mM 2−メルカプトエタノールを含む0.1
M Tris−HCl緩衝液(pH7.2)と100mlの
クロロホルムとともにミキサーで磨砕する。その磨砕液
を8,000×gで20分間遠心分離を行い上清を得
る。その上清を100,000×g、2.5時間の遠心
分離を行い沈澱としてウイルス画分を得る。得られた沈
澱を0.5mlのTE緩衝液(100mM Tris−HC
l pH7.2,1mM EDTA)に溶解する。その溶液
を10−40%のショ糖密度勾配にのせ、80,000
×g、2時間の遠心分離を行う。ウイルスは白いバンド
として得られるが、チューブの側面から注射器でそのバ
ンドを抜き取った。得られたウイルス画分を約5倍のT
E緩衝液で希釈したのち、100,000×g、2時間
の遠心分離を行い、ウイルスを沈澱として得た。更に、
沈澱を0.5mlのTEに溶解したのち30−40%のC
sClの密度勾配の上にのせ210,000×g、16
時間の遠心分離を行った。ウイルスのバンドを注射器で
抜き取り、TEで約5倍に希釈したのち、10,000
×g、2時間の遠心分離を行い、ウイルスを沈澱として
得た。得られたウイルス沈澱をTE緩衝液で適当に希釈
し、−70℃で保存した。ウイルスの濃度は他の球形の
RNAウイルスを参考にして、本ウイルスの0.1%溶
液がOD260nm =5であるとして計算した。
【0021】参考例2(シマアジへのNNウイルス外被
蛋白質による免疫) 約150μg のウイルス外被蛋白質を含む0.5mlのP
BSに等量の不完全アジュバントを加えよく混合したの
ち、シマアジの筋肉内に1週間毎に4回注射した。2回
目の注射からは完全アジュバントを用いた。最終の注射
から10日後に採血した。
【0022】実施例1 天然シマアジ及び人工受精で育成したシマアジの血清2
5検体、ウイルスの外被蛋白質で免疫したシマアジの血
清、及び自然海域から採取した健全魚と思われるシマア
ジの血清をそれぞれ500倍に希釈し、ELISAに供
した。ELISAは次の手順で実施した。 (1)抗NNウイルスウサギ抗体の調製 約150μg のNNウイルスを含む0.5mlのPBSに
等量の不完全アジュバントを加えよく混合したのち、ウ
サギの皮下に1週間毎に4回注射した。2回目の注射か
らは完全アジュバントを用いた。最後の注射から10日
後にウサギの耳から10ml採血した。血液を37℃、1
時間培養したのち、氷中に数時間置き、分離した血清を
1.5ml採取した。得られた血清に1.5mlのPBSを
加え、更に3mlのPBS飽和硫安を加え30分、氷中に
置いた。遠心分離(8,000×g、10分間)を行
い、IgG画分を沈澱として得た。この操作を3回繰り
返し、最終的に得られたIgG画分に2mlのPBSを加
え溶解したのち、3,000mlのPBSに対して透析し
た。非特異的な抗原抗体反応を避けるためIgG画分を
アセトンパウダー処理した。健全なシマアジを−20℃
に冷却したアセトンとともに乳鉢で磨砕し、Whatm
an No.2濾紙で濾過し、残渣をアセトンでよく洗
ったのち、風乾した。アセトンパウダーを水不溶性にす
るため、70%エタノールに懸濁し、湯煎の中で10分
間処理した。残渣を濾紙上に集めPBSでよく洗浄し
た。得られたペレット1gを2mlのIgG溶液に入れ、
37℃、1時間培養したのち、4℃で一晩置いた。濾紙
で濾過し得られた濾液を1次抗体としてELISAに用
いた。 (2)ELISA手順 被検体を0.05M炭酸緩衝液(pH9.6)で希釈し、
マイクロタイタープレートのウエルに200μl 入れ、
37℃、1時間反応させウエルにIgMを吸着させた。
0.05%のTween20を含むPBS(PBST)
でウエルを5回洗浄した。PBSに100ng/mlになる
ように純化NNウイルスを懸濁し、その200μl をウ
エルに入れ、37℃、1時間培養した。PBSTで5回
洗浄したのち、PBSで2,000倍に希釈した抗NN
ウイルスIgG画分を加え、37℃、1時間反応させ
た。PBSTで5回洗浄したのち、PBSで3,000
倍に希釈した市販アルカリフォスファターゼ結合抗ウサ
ギIgG−ヤギ抗体(Bio−Rad社)200μl を
ウエルに入れ、37℃、1時間反応させた。PBSTで
5回洗浄したのち、10%ジエタノールアミン(pH9.
8)に1mg/mlになるようにパラニトロフェニルリン酸
−2Naを溶解し、その200μl をウエルに入れ、3
0分室温に置いたのち、マイクロプレートリーダ(東ソ
ー社)で405nmにおける吸光度を測定した。
【0023】得られた結果を図1に示す。その結果、N
o.1〜No.25の全ての検体で、No.27よりも
強い反応が認められ、いずれもNNウイルス感染が示唆
された。また、NNウイルス外被蛋白質で免疫したシマ
アジ(No.26)は非常に高い抗体価を示した。
【0024】実施例2 (1)HPLC−Mono QカラムによるIgMの部
分純化 魚血清をHPLC(高速液体クロマトグラフィー、ファ
ルマシア社製)のMono Qカラムにかけて分画し
た。0.15M NaClを含むPBSで平衡化したカ
ラムに血清をのせ、同バッファーで未吸着成分を完全に
溶出したのち、NaCl濃度を0.15〜1Mまで直線
的に高め20の画分に分け溶出した。各画分から1μl
をスライドガラス上に滴下し、純化ウイルス1μl (2
mg/ml)と混合したのち、湿室に入れ、25℃で30分
間反応させた。顕微鏡下で凝縮反応を示した画分をIg
M画分とした。 (2)IgM画分を用いたELISA 実施例1の検体No.26及びNo.27の血清より上
記(1)の方法に従ってIgMを部分純化した検体を用
いて、実施例1(2)に準じてELISAを行った。そ
の結果、No.26のIgM画分の場合、IgMの濃度
が高いと(原液の80倍希釈まで)非特異的に反応が起
こるようであった。しかし、更に希釈を行うと濃度依存
的に抗体価が低下した(図2)。一方、自然海域から捕
獲したシマアジ(No.27)のIgM画分において
も、その濃度が高いと(原液の160倍希釈まで)非特
異的反応が起こるようである(図3)。従って、部分純
化したIgM画分を用い原液IgMを320倍以上に希
釈することによって、非特異的反応を消去することがで
き、魚血清中のウイルスに対する抗体価を正しく測定で
きるものと判定した。
【0025】実施例3 (1)HPLCは高価な機械であること、また、大量の
試料を処理するには長時間が必要なことから、IgMの
簡易調製法を考案した。その操作は次のようにして行
う。 (a)魚血清100μl をマイクロチューブにとり、9
00μl のPBSを加える。更に、PBSで平衡化した
DEAE−セファデックス50を200μl 加え、数回
チューブを上下逆さまにして、30分間室温に置く。 (b)500rpm,30秒間遠心し、セファデックス粒子
を集め、上清(未吸着成分)をすてる。沈澱に1mlのP
BSを加え、よく混合したのち、遠心し、セファデック
ス粒子をPBSでよく洗浄する。この操作を3回繰り返
す。 (c)セファデックス粒子画分に1M NaClを含む
PBSを1ml加え、よく混合したのち遠心し、上清をP
BSで30及び60倍に希釈したのちELISAに供試
する。 (2)簡易調製法によりIgM画分を用いたELISA 代表として実施例1で用いたNo.1、3、10、2
1、26及び27の試料を選び、それぞれからIgM画
分を上記(1)の簡易純化法で部分純化し、ELISA
の試料とした。各試料を320倍に希釈したのち、実施
例1(2)に準じてELISAを行った結果、いずれも
非感染魚IgM(No.27)よりも高い反応が認めら
れた(図4)。その結果、No.1〜25は全て本ウイ
ルスの感染魚であることが示唆された。
【図面の簡単な説明】
【図1】シマアジ血清を用いたELISAの結果を示す
図である。
【図2】検体No.26をHPLC−Mono Qカラ
ムで部分純化したIgM画分を用いたELISAの結果
を示す図である。
【図3】検体No.27をHPLC−Mono Qカラ
ムで部分純化したIgM画分を用いたELISAの結果
を示す図である。
【図4】簡易法で調製したIgM画分を用いたELIS
Aの結果を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚類血清中の抗脳細胞壊死ウイルス抗体
    を免疫学的手段により検出することを特徴とする魚類の
    脳細胞壊死ウイルス感染診断法。
  2. 【請求項2】 免疫学的手段が、脳細胞壊死ウイルス又
    は当該ウイルスの外被蛋白質及び酵素標識2次抗体を用
    いた酵素標識免疫測定法によるものである請求項1記載
    の診断法。
  3. 【請求項3】 魚類血清に脳細胞壊死ウイルス又は当該
    ウイルスの外被蛋白質及び標識2次抗体を反応させ、魚
    類血清中の抗脳細胞壊死ウイルス抗体に結合した標識量
    又は非結合標識量を測定することを特徴とする、魚類血
    清中の抗脳細胞壊死ウイルス抗体の検出法。
  4. 【請求項4】 魚類血清のIgM画分に脳細胞壊死ウイ
    ルス又は当該ウイルスの外被蛋白質及び標識2次抗体を
    反応させ、魚類血清中の抗脳細胞壊死ウイルス抗体に結
    合した標識量又は非結合標識量を測定することを特徴と
    する魚類血清中の抗脳細胞壊死ウイルス抗体の検出法。
JP4039038A 1992-02-26 1992-02-26 魚類の脳細胞壊死ウイルス感染診断法 Expired - Lifetime JPH07104353B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4039038A JPH07104353B2 (ja) 1992-02-26 1992-02-26 魚類の脳細胞壊死ウイルス感染診断法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4039038A JPH07104353B2 (ja) 1992-02-26 1992-02-26 魚類の脳細胞壊死ウイルス感染診断法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05232115A true JPH05232115A (ja) 1993-09-07
JPH07104353B2 JPH07104353B2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=12541954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4039038A Expired - Lifetime JPH07104353B2 (ja) 1992-02-26 1992-02-26 魚類の脳細胞壊死ウイルス感染診断法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07104353B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007255892A (ja) * 2006-02-24 2007-10-04 Mie Univ 魚類抗体産生の新規検出法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007255892A (ja) * 2006-02-24 2007-10-04 Mie Univ 魚類抗体産生の新規検出法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07104353B2 (ja) 1995-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4433059A (en) Double antibody conjugate
US4536479A (en) Use of anti-idiotype antibodies in immunoassays
CN111246918A (zh) 对称二甲基精氨酸的检测
WO1986000140A1 (en) Polyclonal antibodies, preparation and use
US6800608B2 (en) Homogeneous assay of vancomycin using a stable particle-vancomycin conjugate, a novel rate enhancer, and a novel dose response modulator
US4233286A (en) Low affinity IGM-latex particles and assay therewith for immune complexes
KR100756117B1 (ko) 모노클로날 항체, 하이브리도마, 면역분석 방법 및 진단킷트
JP2001505778A (ja) HIV感染の初期の検出のための未変性の(non―dentured)HIV抗原を使用する新規のEIA試験
CA2005204C (en) Solid phase immunoassay with lyophilised conjugate
JPH05232115A (ja) 魚類の脳細胞壊死ウイルス感染診断法
JPWO1993003365A1 (ja) 下痢性貝毒に特異的なモノクローナル抗体、ハイブリドーマ及び下痢性貝毒の検出方法
EP0404186A2 (en) Process of measuring specific antibody
JP2000180446A (ja) 干渉作用を回避する方法及び試薬
JP3569074B2 (ja) イムノアッセイ法
KR920010224B1 (ko) 응집반응 측정법
US4937201A (en) Latex reagent for detection of the toxin of clostridium difficile
JP3483586B2 (ja) C群ロタウイルス内殻共通抗原に対するモノクローナル抗体
JP4422291B2 (ja) ヒトメダラシンの免疫学的測定方法
JPH11344493A (ja) 免疫的測定法
JP3493543B2 (ja) 抗体測定方法
JP3936678B2 (ja) 抗梅毒トレポネーマ抗体測定試薬及び抗梅毒トレポネーマ抗体の測定方法
JP4037586B2 (ja) ヒトメダラシンの免疫学的測定方法
JP2004184125A (ja) 免疫学的検出試薬、該試薬を用いた検出方法及び該試薬の製造方法
JP2003302401A (ja) 高性能モノクローナル抗ハプテン抗体による迅速高感度測定法
JPH11311625A (ja) 簡便な抗体価測定方法及び抗パルボウイルス抗体検出用参照抗体

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term