JPH0523334A - 超音波ドプラ映像装置 - Google Patents
超音波ドプラ映像装置Info
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- JPH0523334A JPH0523334A JP3186067A JP18606791A JPH0523334A JP H0523334 A JPH0523334 A JP H0523334A JP 3186067 A JP3186067 A JP 3186067A JP 18606791 A JP18606791 A JP 18606791A JP H0523334 A JPH0523334 A JP H0523334A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号処理規模が増大することなく、高精度の
速度演算ができ、良好なドプラーカラー画像を得る。 【構成】 超音波プローブ1から得られた反射超音波の
受信信号をミキサ4、5で直交位相検波する。得られた
I、Q信号の強度から振幅評価部14でクラッタ成分が
多いと評価された制御信号Aによりハイパスフィルタ1
5、16のカットオフ周波数を高くして、低周波クラッ
タ成分を除去する。ハイパスフィルタ15、16からの
出力は速度演算部17で速度情報に変換され、走査変換
器20に書き込まれ表示部21にドプラーカラー画像と
して表示される。
速度演算ができ、良好なドプラーカラー画像を得る。 【構成】 超音波プローブ1から得られた反射超音波の
受信信号をミキサ4、5で直交位相検波する。得られた
I、Q信号の強度から振幅評価部14でクラッタ成分が
多いと評価された制御信号Aによりハイパスフィルタ1
5、16のカットオフ周波数を高くして、低周波クラッ
タ成分を除去する。ハイパスフィルタ15、16からの
出力は速度演算部17で速度情報に変換され、走査変換
器20に書き込まれ表示部21にドプラーカラー画像と
して表示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医用超音波診断に使用
し、生体内の血流速度をリアルタイムで測定する超音波
ドプラ映像装置に関する。
し、生体内の血流速度をリアルタイムで測定する超音波
ドプラ映像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、超音波パルスドプラ計測と、パル
ス反射法を併用して、一つの超音波プローブで生体の血
流情報と断層像(Bモード像)情報を得るとともに、こ
の断層像に重ねて血流情報をリアルタイムでカラー表示
する医用の超音波ドプラ映像装置が知られている。この
ような超音波ドプラ映像装置として特開昭63−599
38号公報の超音波診断装置を挙げることができる。
ス反射法を併用して、一つの超音波プローブで生体の血
流情報と断層像(Bモード像)情報を得るとともに、こ
の断層像に重ねて血流情報をリアルタイムでカラー表示
する医用の超音波ドプラ映像装置が知られている。この
ような超音波ドプラ映像装置として特開昭63−599
38号公報の超音波診断装置を挙げることができる。
【0003】以下、従来の超音波ドプラ映像装置につい
て説明する。図5は従来の超音波ドプラ映像装置の構成
を示している。図5において、被検体から反射された超
音波は超音波プローブ71で受信され、受信回路72に
おいて増幅される。この受信信号には被検体における固
定物体からの反射波と運動物体からの反射波が含まれて
おり、受信回路72の出力信号が第1および第2の信号
処理系に並列に供給される。
て説明する。図5は従来の超音波ドプラ映像装置の構成
を示している。図5において、被検体から反射された超
音波は超音波プローブ71で受信され、受信回路72に
おいて増幅される。この受信信号には被検体における固
定物体からの反射波と運動物体からの反射波が含まれて
おり、受信回路72の出力信号が第1および第2の信号
処理系に並列に供給される。
【0004】第1の信号処理系では、出力信号が検波回
路73で、増幅検波されてBモード信号となり、DSC
74において、ディジタル信号に変換されて画像メモリ
74aに格納される。クラッタマップ75には予め判定
レベルが設定されており、画像メモリ74aに格納され
た信号と比較して判定レベルを越えた信号の番地を記録
して、クラッタが存在する位置のマップを作成する。
路73で、増幅検波されてBモード信号となり、DSC
74において、ディジタル信号に変換されて画像メモリ
74aに格納される。クラッタマップ75には予め判定
レベルが設定されており、画像メモリ74aに格納され
た信号と比較して判定レベルを越えた信号の番地を記録
して、クラッタが存在する位置のマップを作成する。
【0005】第2の信号処理系では、出力信号が二つの
MTI(Moving Target Indicator)回路処理に入力
される。一方の低速MTI処理回路77は遅い移動体か
らの反射波を消去しないで出力する。従って、クラッタ
が存在するときはクラッタは消去しきれないで出力する
ことになる。
MTI(Moving Target Indicator)回路処理に入力
される。一方の低速MTI処理回路77は遅い移動体か
らの反射波を消去しないで出力する。従って、クラッタ
が存在するときはクラッタは消去しきれないで出力する
ことになる。
【0006】他方の高速MTI処理回路78では、位置
の変化の少ない運動物体からの反射波は消去され、クラ
ッタも完全に消去される。従って、クラッタの存在しな
いところでは遅い物体からの反射波が消去されてしま
う。この両MTI処理回路の切り換えはスイッチ制御回
路76によって制御されるスイッチ79により行われ
る。通常は低速MTI処理回路77によって処理されて
運動物体のカラー画像表示を行っているが、クラッタの
存在する位置に音線が入来した時、すなわち、クラッタ
マップ75の番地の信号と、Bモード信号のDSC74
の画像メモリ74aの番地の信号とが合致した場合に、
クラッタマップ75からの出力によりスイッチ制御回路
76が作動して切り換えスイッチ79を切り換え、受信
信号は高速MTI処理回路78により処理されてDSC
80にMTI出力信号が送出される。
の変化の少ない運動物体からの反射波は消去され、クラ
ッタも完全に消去される。従って、クラッタの存在しな
いところでは遅い物体からの反射波が消去されてしま
う。この両MTI処理回路の切り換えはスイッチ制御回
路76によって制御されるスイッチ79により行われ
る。通常は低速MTI処理回路77によって処理されて
運動物体のカラー画像表示を行っているが、クラッタの
存在する位置に音線が入来した時、すなわち、クラッタ
マップ75の番地の信号と、Bモード信号のDSC74
の画像メモリ74aの番地の信号とが合致した場合に、
クラッタマップ75からの出力によりスイッチ制御回路
76が作動して切り換えスイッチ79を切り換え、受信
信号は高速MTI処理回路78により処理されてDSC
80にMTI出力信号が送出される。
【0007】このようにしてクラッタの存在位置をクラ
ッタマップ75に記録して、クラッタの存在に応じてス
イッチ79を切り換えて画像メモリ80aに逐次格納し
ていき、この後カラー画像合成回路81に読み出されて
カラー画像に合成され、表示部82に表示される。
ッタマップ75に記録して、クラッタの存在に応じてス
イッチ79を切り換えて画像メモリ80aに逐次格納し
ていき、この後カラー画像合成回路81に読み出されて
カラー画像に合成され、表示部82に表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の超音波ドプラ映像装置では、低速MTI処理回路7
7、高速MTI処理回路78の二つのMTI処理回路が
必要であり、この場合、信号処理規模が増大するという
欠点がある。
来の超音波ドプラ映像装置では、低速MTI処理回路7
7、高速MTI処理回路78の二つのMTI処理回路が
必要であり、この場合、信号処理規模が増大するという
欠点がある。
【0009】発明は上記課題を解決するものであり、信
号処理規模が増大することなく、高精度の速度演算がで
き、良好なドプラカラー画像を得ることが優れた超音波
ドプラ映像装置を提供することを目的とする。
号処理規模が増大することなく、高精度の速度演算がで
き、良好なドプラカラー画像を得ることが優れた超音波
ドプラ映像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の超音波ドプラ映像装置では、被検
体内に超音波パルスを送信し、且つ、被検体内の散乱体
での反射超音波を受信した受信信号を出力する超音波パ
ルス送受信手段と、受信信号を記憶するための記憶手段
と、この記憶手段からの受信信号が供給されるハイパス
フィルタと、記憶手段から被検体内の同一深さの受信信
号を読み出して振幅評価を行う振幅評価手段と、この振
幅評価手段でクラッタ成分が多いと評価された際にハイ
パスフィルタのカットオフ周波数を高くして低周波クラ
ッタ成分を除去する制御を行う制御手段と、ハイパスフ
ィルタからの出力信号から被検体内の散乱体の移動速度
を得る演算を行う速度演算手段とを備えるものである。
に、請求項1の発明の超音波ドプラ映像装置では、被検
体内に超音波パルスを送信し、且つ、被検体内の散乱体
での反射超音波を受信した受信信号を出力する超音波パ
ルス送受信手段と、受信信号を記憶するための記憶手段
と、この記憶手段からの受信信号が供給されるハイパス
フィルタと、記憶手段から被検体内の同一深さの受信信
号を読み出して振幅評価を行う振幅評価手段と、この振
幅評価手段でクラッタ成分が多いと評価された際にハイ
パスフィルタのカットオフ周波数を高くして低周波クラ
ッタ成分を除去する制御を行う制御手段と、ハイパスフ
ィルタからの出力信号から被検体内の散乱体の移動速度
を得る演算を行う速度演算手段とを備えるものである。
【0011】請求項2の発明の超音波ドプラ映像装置で
は、振幅評価手段に、極めて低周波のクラッタ成分を除
去するための低周波成分除去手段を設けたことを特徴と
するものである。
は、振幅評価手段に、極めて低周波のクラッタ成分を除
去するための低周波成分除去手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0012】請求項3の発明の超音波ドプラ映像装置で
は、ハイパスフィルタは遅延時間が一定であり、且つ、
クラッタ強度が小さい場合に、受信信号をハイパスフィ
ルタを通過させずに、直接速度演算手段で速度を求める
ための通過手段を備えることを特徴とするものである。
は、ハイパスフィルタは遅延時間が一定であり、且つ、
クラッタ強度が小さい場合に、受信信号をハイパスフィ
ルタを通過させずに、直接速度演算手段で速度を求める
ための通過手段を備えることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】したがって、請求項1の発明の超音波ドプラ映
像装置では、被検体内に超音波を送信し、その受信信号
の振幅評価により、クラッタ成分が多い場合にハイパス
フィルタのカットオフ周波数を高めて、低周波のクラッ
タ成分を効率良く除去するようにしたので、MTIの処
理規模が増大することなく、高精度の速度演算ができ、
良好なドプラカラー画像が得られる。
像装置では、被検体内に超音波を送信し、その受信信号
の振幅評価により、クラッタ成分が多い場合にハイパス
フィルタのカットオフ周波数を高めて、低周波のクラッ
タ成分を効率良く除去するようにしたので、MTIの処
理規模が増大することなく、高精度の速度演算ができ、
良好なドプラカラー画像が得られる。
【0014】また、請求項2の発明の超音波ドプラ映像
装置では、振幅評価を行う際に、極めて低周波のクラッ
タ成分を効率良く除去するようにしたので、MTIの処
理規模が増大することなく、高精度の速度演算ができ、
良好なドプラカラー画像が得られる。
装置では、振幅評価を行う際に、極めて低周波のクラッ
タ成分を効率良く除去するようにしたので、MTIの処
理規模が増大することなく、高精度の速度演算ができ、
良好なドプラカラー画像が得られる。
【0015】また、請求項3の発明の超音波ドプラ映像
装置では、ハイパスフィルタの遅延時間を一定にすると
ともに、通過機能を設けてクラッタ強度が小さい場合に
ハイパスフィルタを通過させずに受信信号から直接速度
を求めるようにしたので、信号処理回路のタイミング設
計が容易になるとともに、低速時の感度を高めることが
でき、MTIの処理規模が増大することなく、高精度の
速度演算ができ、良好なドプラカラー画像が得られる。
装置では、ハイパスフィルタの遅延時間を一定にすると
ともに、通過機能を設けてクラッタ強度が小さい場合に
ハイパスフィルタを通過させずに受信信号から直接速度
を求めるようにしたので、信号処理回路のタイミング設
計が容易になるとともに、低速時の感度を高めることが
でき、MTIの処理規模が増大することなく、高精度の
速度演算ができ、良好なドプラカラー画像が得られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の超音波ドプラ映像装置の実施
例を図面を参照して詳細に説明する。
例を図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は実施例の構成を示している。図1に
おいて、1は超音波プローブ、2はパルス発生器、3は
受信回路、4、5はミキサ、6は発振器、7はシフタ、
8、9はローパスフィルタ、10、11はA/D変換
器、12、13はメモリ、14は振幅評価部、15、1
6はハイパスフィルタ、17は速度演算部、18は検波
器、19はフレームメモリ、20は走査変換器、21は
表示部である。
おいて、1は超音波プローブ、2はパルス発生器、3は
受信回路、4、5はミキサ、6は発振器、7はシフタ、
8、9はローパスフィルタ、10、11はA/D変換
器、12、13はメモリ、14は振幅評価部、15、1
6はハイパスフィルタ、17は速度演算部、18は検波
器、19はフレームメモリ、20は走査変換器、21は
表示部である。
【0018】振幅評価部14、ハイパスフィルタ15、
16および速度演算部17はMTI処理を行うものであ
り、以降において詳細に説明する。
16および速度演算部17はMTI処理を行うものであ
り、以降において詳細に説明する。
【0019】次に、上記構成の動作について説明する。
図1において、超音波プローブ1はパルス発生器2によ
り駆動され、被検体に対して方向a、b、c、…nに順
次超音波パルスを放射してセクタ走査を行う。放射され
る超音波パルスは、最初に方向aにN回、例えば、8回
程度超音波パルスを放射する。方向aの第1回目の送受
信において、被検体内の血流で反射されてドプラ偏移し
た信号が超音波プローブ1によって受信され、電気信号
に変換されて受信回路3に送出される。受信回路3から
の受信信号の一方は検波器18を通じてフレームメモリ
19に送出され、他方は直交位相検波される。
図1において、超音波プローブ1はパルス発生器2によ
り駆動され、被検体に対して方向a、b、c、…nに順
次超音波パルスを放射してセクタ走査を行う。放射され
る超音波パルスは、最初に方向aにN回、例えば、8回
程度超音波パルスを放射する。方向aの第1回目の送受
信において、被検体内の血流で反射されてドプラ偏移し
た信号が超音波プローブ1によって受信され、電気信号
に変換されて受信回路3に送出される。受信回路3から
の受信信号の一方は検波器18を通じてフレームメモリ
19に送出され、他方は直交位相検波される。
【0020】この直交位相検波は、パルス発生器2に同
期した発振器6の出力信号はミキサ4およびシフタ7に
より90度移相した後ミキサ5に入力される。ミキサ
4、5の出力はローパスフィルタ8、9を通してI、Q
信号となる。
期した発振器6の出力信号はミキサ4およびシフタ7に
より90度移相した後ミキサ5に入力される。ミキサ
4、5の出力はローパスフィルタ8、9を通してI、Q
信号となる。
【0021】I、Q信号はA/D変換器10、11でデ
ィジタルデータに変換された後、メモリ12、13に記
憶される。メモリ12、13には、放射される超音波パ
ルスの方向aのN回の送受信による受信データが記録さ
れる。
ィジタルデータに変換された後、メモリ12、13に記
憶される。メモリ12、13には、放射される超音波パ
ルスの方向aのN回の送受信による受信データが記録さ
れる。
【0022】次に、メモリ12、13に記憶されたデー
タは被検体内の同一深さをグループとして読み出され
る。この場合、それぞれN個のI、Q信号データのメモ
リ出力は振幅評価部14で振幅が評価されて、制御信号
Aが得られる。一方、振幅評価部14を、そのまま通過
したI、Q信号はハイパスフィルタ15、16で低周波
のクラッタ成分が除去される。このときI、Q信号の振
幅が大きい時には、クラッタ成分が多いとしてハイパス
フィルタ15、16のカットオフ周波数が高められる。
ハイパスフィルタ15、16においてクラッタ成分が除
去されたI、Q信号データは速度演算部17において速
度情報に変換される。この速度情報カラー画像としてフ
レームメモリ19からのBモード振幅情報とともに走査
変換器20に書き込まれる。
タは被検体内の同一深さをグループとして読み出され
る。この場合、それぞれN個のI、Q信号データのメモ
リ出力は振幅評価部14で振幅が評価されて、制御信号
Aが得られる。一方、振幅評価部14を、そのまま通過
したI、Q信号はハイパスフィルタ15、16で低周波
のクラッタ成分が除去される。このときI、Q信号の振
幅が大きい時には、クラッタ成分が多いとしてハイパス
フィルタ15、16のカットオフ周波数が高められる。
ハイパスフィルタ15、16においてクラッタ成分が除
去されたI、Q信号データは速度演算部17において速
度情報に変換される。この速度情報カラー画像としてフ
レームメモリ19からのBモード振幅情報とともに走査
変換器20に書き込まれる。
【0023】以上の速度演算は方向aの各深さについて
順次行われる。方向aの速度演算が終了した後、次々に
方向b、c、…nについて速度演算が行われドプラ映像
が形成されて表示部21でドプラカラー画像として表示
される。
順次行われる。方向aの速度演算が終了した後、次々に
方向b、c、…nについて速度演算が行われドプラ映像
が形成されて表示部21でドプラカラー画像として表示
される。
【0024】このようにして、受信信号中のクラッタ成
分が多い時にハイパスフィルタ15、16の周波数特性
を変化させることができ、精度の良い速度演算ができ、
良質のドプラカラー画像が得られる。
分が多い時にハイパスフィルタ15、16の周波数特性
を変化させることができ、精度の良い速度演算ができ、
良質のドプラカラー画像が得られる。
【0025】図2は振幅評価部14の詳細な構成を示し
ている。図中31、32は遅延回路、33は絶対値回
路、34は累積加算器である。絶対値回路33では、
I、Q信号データの自乗平均根を求める。また、累積加
算器34では絶対値回路33で求めた自乗平均根のN個
の和が求められ、制御信号Aとしてハイパスフィルタ1
5、16の特性制御に用いられる。遅延回路31、32
はデータ遅延を行うものであり、累積加算器34からの
制御信号Aと時間軸を合わせてハイパスフィルタ15、
16へI、Q信号データを送出するためのものである。
ている。図中31、32は遅延回路、33は絶対値回
路、34は累積加算器である。絶対値回路33では、
I、Q信号データの自乗平均根を求める。また、累積加
算器34では絶対値回路33で求めた自乗平均根のN個
の和が求められ、制御信号Aとしてハイパスフィルタ1
5、16の特性制御に用いられる。遅延回路31、32
はデータ遅延を行うものであり、累積加算器34からの
制御信号Aと時間軸を合わせてハイパスフィルタ15、
16へI、Q信号データを送出するためのものである。
【0026】このように振幅評価部14では、受信信号
の強度に応じてハイパスフィルタ15、16の特性制御
を行うための制御信号Aを得ることができる。
の強度に応じてハイパスフィルタ15、16の特性制御
を行うための制御信号Aを得ることができる。
【0027】図3は、ハイパスフィルタ15、16の詳
細なブロック図である。図中40は係数発生器、41、
42、43、44は乗算器、45、47、49はラッチ
回路、46、48、50は加算器である。
細なブロック図である。図中40は係数発生器、41、
42、43、44は乗算器、45、47、49はラッチ
回路、46、48、50は加算器である。
【0028】係数発生器30は係数W0、W1、W2、W3
を発生し、各係数W0、W1、W2、W3の値は制御信号A
の値により変化する。例えば、受信信号の強度が大きい
場合、制御信号Aはハイパスフィルタ15、16のカッ
トオフ周波数を高めるよう係数発生器40を制御する。
係数の具体例として、W0=1、W1=−3、W2=3、
W3=−1の時には、3次のFIRフィルタとなる。ま
た、W0=1、W1=−1、W2=W3=0の時には1次の
FIRフィルタとなる。また、W0=1、W1=W2=W3
=0の時にはデ−タが通過するだけとなる。データがハ
イパスフィルタ15、16を通過する時、いずれの場合
もデータが必ずラッチ回路45、47、49を通過する
ように係数が選ばれるので(W3=0)レイテンシ(遅
延時間)は一定である。
を発生し、各係数W0、W1、W2、W3の値は制御信号A
の値により変化する。例えば、受信信号の強度が大きい
場合、制御信号Aはハイパスフィルタ15、16のカッ
トオフ周波数を高めるよう係数発生器40を制御する。
係数の具体例として、W0=1、W1=−3、W2=3、
W3=−1の時には、3次のFIRフィルタとなる。ま
た、W0=1、W1=−1、W2=W3=0の時には1次の
FIRフィルタとなる。また、W0=1、W1=W2=W3
=0の時にはデ−タが通過するだけとなる。データがハ
イパスフィルタ15、16を通過する時、いずれの場合
もデータが必ずラッチ回路45、47、49を通過する
ように係数が選ばれるので(W3=0)レイテンシ(遅
延時間)は一定である。
【0029】このようにして、ハイパスフィルタ15、
16では、レイテンシを一定にすることにより信号処理
のタイミング設計が容易となる。またハイパスフィルタ
15、16に通過機能を設けることによりクラッタ強度
が小さい場合にはハイパスフィルタを通過させずにI、
Q信号データから速度を求めることができ、低速の血流
に対する感度を高めることができる。
16では、レイテンシを一定にすることにより信号処理
のタイミング設計が容易となる。またハイパスフィルタ
15、16に通過機能を設けることによりクラッタ強度
が小さい場合にはハイパスフィルタを通過させずにI、
Q信号データから速度を求めることができ、低速の血流
に対する感度を高めることができる。
【0030】図4は、振幅評価部14と並列に設けられ
た低周波成分除去部67の構成を示している。図中6
1、62は遅延回路、63、64は平均値回路、65、
66は減算器である。平均値回路63ではN個の各I信
号データの平均値が求められる。平均値回路63で平均
値が求められた後、遅延回路61を通過したI信号デー
タに対して、この平均値が減算される。
た低周波成分除去部67の構成を示している。図中6
1、62は遅延回路、63、64は平均値回路、65、
66は減算器である。平均値回路63ではN個の各I信
号データの平均値が求められる。平均値回路63で平均
値が求められた後、遅延回路61を通過したI信号デー
タに対して、この平均値が減算される。
【0031】以上の演算を行いI信号データに対して平
均値、すなわち直流成分、あるいは極めて低周波の信号
成分を除去できる。Q信号データに対しても同様にして
極めて低周波の信号成分を除去できる。
均値、すなわち直流成分、あるいは極めて低周波の信号
成分を除去できる。Q信号データに対しても同様にして
極めて低周波の信号成分を除去できる。
【0032】以上のようにして、I、Q信号データに対
して極めて低周波のクラッタ成分を除去することができ
る。振幅評価部14の出力、または低周波成分除去部6
7の出力のいずれか一方がハイパスフィルタ15、16
に送出される。この低周波成分除去部67の出力がハイ
パスフィルタ15、16に送出される時は、ハイパスフ
ィルタ15、16を強制的に通過状態にしても良い。
して極めて低周波のクラッタ成分を除去することができ
る。振幅評価部14の出力、または低周波成分除去部6
7の出力のいずれか一方がハイパスフィルタ15、16
に送出される。この低周波成分除去部67の出力がハイ
パスフィルタ15、16に送出される時は、ハイパスフ
ィルタ15、16を強制的に通過状態にしても良い。
【0033】このように振幅評価部14と並列に設けら
れた低周波成分除去部67で極めて低周波のクラッタ成
分のみを除去し、低速の血流に対して感度を上げること
ができる。
れた低周波成分除去部67で極めて低周波のクラッタ成
分のみを除去し、低速の血流に対して感度を上げること
ができる。
【0034】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、請求項
1の発明の超音波ドプラ映像装置では、被検体内に超音
波を送信し、その受信信号の振幅評価により、クラッタ
成分が多い場合にハイパスフィルタのカットオフ周波数
を高めて、低周波のクラッタ成分を効率良く除去するよ
うにしたので、MTIの処理規模が増大することなく、
高精度の速度演算ができ、良好なドプラカラー画像が得
られるという効果を有する。
1の発明の超音波ドプラ映像装置では、被検体内に超音
波を送信し、その受信信号の振幅評価により、クラッタ
成分が多い場合にハイパスフィルタのカットオフ周波数
を高めて、低周波のクラッタ成分を効率良く除去するよ
うにしたので、MTIの処理規模が増大することなく、
高精度の速度演算ができ、良好なドプラカラー画像が得
られるという効果を有する。
【0035】また、請求項2の発明の超音波ドプラ映像
装置では、振幅評価を行う際に、極めて低周波のクラッ
タ成分を効率良く除去するようにしたので、MTIの処
理規模が増大することなく、高精度の速度演算ができ、
良好なドプラカラー画像が得られるという効果を有す
る。
装置では、振幅評価を行う際に、極めて低周波のクラッ
タ成分を効率良く除去するようにしたので、MTIの処
理規模が増大することなく、高精度の速度演算ができ、
良好なドプラカラー画像が得られるという効果を有す
る。
【0036】また、請求項3の発明の超音波ドプラ映像
装置では、ハイパスフィルタのレイテンシを一定にする
とともに、通過機能を設けてクラッタ強度が小さい場合
にハイパスフィルタを通過させずに受信信号から直接速
度を求めるようにしたので、信号処理回路のタイミング
設計が容易になるとともに、低速時の感度を高めること
ができ、MTIの処理規模が増大することなく、高精度
の速度演算ができ、良好なドプラカラー画像が得られる
という効果を有する。
装置では、ハイパスフィルタのレイテンシを一定にする
とともに、通過機能を設けてクラッタ強度が小さい場合
にハイパスフィルタを通過させずに受信信号から直接速
度を求めるようにしたので、信号処理回路のタイミング
設計が容易になるとともに、低速時の感度を高めること
ができ、MTIの処理規模が増大することなく、高精度
の速度演算ができ、良好なドプラカラー画像が得られる
という効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における超音波ドプラ映像装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
【図2】本実施例における振幅評価部の詳細な構成を示
すブロック図
すブロック図
【図3】本実施例におけるハイパスフィルタの詳細な構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図4】本実施例における低周波成分除去部の詳細な構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図5】従来の超音波ドプラ映像装置の構成を示すブロ
ック図
ック図
1 超音波プローブ
3 受信回路
4、5 ミキサ
12、13 メモリ
14 振幅評価部
15、16 ハイパスフィルタ
Claims (3)
- 【請求項1】 被検体内に超音波パルスを送信し、且
つ、被検体内の散乱体での反射超音波を受信した受信信
号を出力する超音波パルス送受信手段と、上記受信信号
を記憶するための記憶手段と、この記憶手段からの受信
信号が供給されるハイパスフィルタと、上記記憶手段か
ら上記被検体内の同一深さの受信信号を読み出して振幅
評価を行う振幅評価手段と、この振幅評価手段でクラッ
タ成分が多いと評価された際に上記ハイパスフィルタの
カットオフ周波数を高くして低周波クラッタ成分を除去
する制御を行う制御手段と、上記ハイパスフィルタから
の出力信号から上記被検体内の散乱体の移動速度を得る
演算を行う速度演算手段とを備えた超音波ドプラ映像装
置。 - 【請求項2】 振幅評価手段に、極めて低周波のクラッ
タ成分を除去するための低周波成分除去手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載の超音波ドプラ映像装置。 - 【請求項3】 ハイパスフィルタは遅延時間が一定であ
り、且つ、クラッタ強度が小さい場合に、受信信号をハ
イパスフィルタを通過させずに、直接速度演算手段で速
度を求めるための通過手段を備えることを特徴とする請
求項1または2記載の超音波ドプラ映像装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186067A JPH0523334A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 超音波ドプラ映像装置 |
| US07/912,752 US5269308A (en) | 1991-07-25 | 1992-07-13 | Ultrasonic doppler imaging apparatus |
| DE69229249T DE69229249T2 (de) | 1991-07-25 | 1992-07-16 | Bildgebender Ultraschall-Doppler-Apparat |
| EP92306542A EP0524774B1 (en) | 1991-07-25 | 1992-07-16 | Ultrasonic doppler imaging apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3186067A JPH0523334A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 超音波ドプラ映像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523334A true JPH0523334A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16181814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3186067A Pending JPH0523334A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 超音波ドプラ映像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523334A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0716227A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Aloka Co Ltd | 超音波パルスドプラ診断装置 |
| JPH11318902A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-11-24 | General Electric Co <Ge> | 超音波反射体をイメ―ジングするシステムおよび方法 |
| JP2009226218A (ja) * | 2008-03-20 | 2009-10-08 | Medison Co Ltd | 超音波システム及びクラッタ信号フィルタリング方法 |
| JP2023003852A (ja) * | 2021-06-24 | 2023-01-17 | 富士フイルムヘルスケア株式会社 | 超音波撮像装置、及び、カラードプラ画像の生成方法 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP3186067A patent/JPH0523334A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0716227A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Aloka Co Ltd | 超音波パルスドプラ診断装置 |
| JPH11318902A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-11-24 | General Electric Co <Ge> | 超音波反射体をイメ―ジングするシステムおよび方法 |
| JP2009226218A (ja) * | 2008-03-20 | 2009-10-08 | Medison Co Ltd | 超音波システム及びクラッタ信号フィルタリング方法 |
| JP2023003852A (ja) * | 2021-06-24 | 2023-01-17 | 富士フイルムヘルスケア株式会社 | 超音波撮像装置、及び、カラードプラ画像の生成方法 |
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