JPH05234916A - 分子線エピタキシー装置 - Google Patents
分子線エピタキシー装置Info
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- JPH05234916A JPH05234916A JP4070361A JP7036192A JPH05234916A JP H05234916 A JPH05234916 A JP H05234916A JP 4070361 A JP4070361 A JP 4070361A JP 7036192 A JP7036192 A JP 7036192A JP H05234916 A JPH05234916 A JP H05234916A
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- Japan
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- substrate
- molecular beam
- beam epitaxy
- light
- casing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 成長原料またはドーパントの励起が容易であ
り、かつ結晶成長条件を改善でき、更に構造の簡単なM
BE装置を提供する。 【構成】 内部にガスを供給可能であると共にラジカル
の出口が設けられたケーシングと、このガスを光分解
し、かつ励起可能な光をケーシング内部に供給する光源
とを有する励起セル装置をクヌーセンセル等と併用する
ことにより、容易に成長原料ガスまたはドーパントガス
を励起でき、かつそれ以外の不必要な物質を励起する心
配もない。また、光源からの光を部分的に基板表面に導
いて該基板表面を活性化させることにより結晶成長が促
進され、早期に化合物半導体エピタキシャル結晶を成長
させることができる。加えて、基板表面に該表面を活性
化可能な電子線を照射し、かつその反射した電子線から
結晶の成長状態を検出することにより、結晶成長が一層
促進されると共に成長状態を管理できる。
り、かつ結晶成長条件を改善でき、更に構造の簡単なM
BE装置を提供する。 【構成】 内部にガスを供給可能であると共にラジカル
の出口が設けられたケーシングと、このガスを光分解
し、かつ励起可能な光をケーシング内部に供給する光源
とを有する励起セル装置をクヌーセンセル等と併用する
ことにより、容易に成長原料ガスまたはドーパントガス
を励起でき、かつそれ以外の不必要な物質を励起する心
配もない。また、光源からの光を部分的に基板表面に導
いて該基板表面を活性化させることにより結晶成長が促
進され、早期に化合物半導体エピタキシャル結晶を成長
させることができる。加えて、基板表面に該表面を活性
化可能な電子線を照射し、かつその反射した電子線から
結晶の成長状態を検出することにより、結晶成長が一層
促進されると共に成長状態を管理できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高真空中にて基板の表
面に、1種類若しくは複数種類の成長原料及びドーパン
トを供給して化合物半導体エピタキシャル結晶を成長さ
せるべく成長原料及びドーパントの少なくともいずれか
の分子線発生源を有する分子線エピタキシー装置に関す
るものである。
面に、1種類若しくは複数種類の成長原料及びドーパン
トを供給して化合物半導体エピタキシャル結晶を成長さ
せるべく成長原料及びドーパントの少なくともいずれか
の分子線発生源を有する分子線エピタキシー装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】化合物半導体のエピタキシャル結晶成長
には主として分子線エピタキシー法(以下、本明細書で
はMBE法と略記する)や有機金属化学気相成長法(以
下、本明細書ではMOCVD法と略記する)などが一般
的に用いられている。
には主として分子線エピタキシー法(以下、本明細書で
はMBE法と略記する)や有機金属化学気相成長法(以
下、本明細書ではMOCVD法と略記する)などが一般
的に用いられている。
【0003】一方、特開昭62−88329号公報には
II-VI族のエピタキシャル結晶の一例として砒化ガリウ
ム(GaAs)基板上へのセレン化亜鉛(ZnSe)の
エピタキシャル結晶を成長させ、ドーパントとして砒素
(As)、リン(P)、または窒素(N)を導入してp
型結晶を得るための構造が開示されている。また、米国
のDePuydtらによれば、MBE法にてrfプラズ
マセルにより窒素ラジカルビームを発生させ、1018c
m-3台の窒素ドーピングを実現する方法が提案されてお
り(Appl.Phys.Lett.57,2127
(1991))、これにより低抵抗のp型結晶が得られ
ることが示唆されている。
II-VI族のエピタキシャル結晶の一例として砒化ガリウ
ム(GaAs)基板上へのセレン化亜鉛(ZnSe)の
エピタキシャル結晶を成長させ、ドーパントとして砒素
(As)、リン(P)、または窒素(N)を導入してp
型結晶を得るための構造が開示されている。また、米国
のDePuydtらによれば、MBE法にてrfプラズ
マセルにより窒素ラジカルビームを発生させ、1018c
m-3台の窒素ドーピングを実現する方法が提案されてお
り(Appl.Phys.Lett.57,2127
(1991))、これにより低抵抗のp型結晶が得られ
ることが示唆されている。
【0004】しかしながら、rfプラズマセルにより窒
素ラジカルビームを発生させるには、気圧条件を10-1
〜10-2torr程度にすることが一般的であるが、M
BE法の一般的な適用条件が10-7〜10-10torr
程度であることから、条件が一致せず、実際にはあまり
現実的ではなかった。また、プラズマによりラジカルビ
ームを発生させる場合、セルを構成するドーパント以外
の物質も叩かれて汚染物質としてエピタキシャル結晶内
に拡散し、その品質を著しく劣化させる心配もあった。
更に、このようなMBE装置の場合、上記プラズマセル
から発生したラジカルの平均自由行程が数mm程度であ
り、セルと基板との距離を短くする必要があることか
ら、ドーピングする基板の面積を大きくできない問題も
あった。
素ラジカルビームを発生させるには、気圧条件を10-1
〜10-2torr程度にすることが一般的であるが、M
BE法の一般的な適用条件が10-7〜10-10torr
程度であることから、条件が一致せず、実際にはあまり
現実的ではなかった。また、プラズマによりラジカルビ
ームを発生させる場合、セルを構成するドーパント以外
の物質も叩かれて汚染物質としてエピタキシャル結晶内
に拡散し、その品質を著しく劣化させる心配もあった。
更に、このようなMBE装置の場合、上記プラズマセル
から発生したラジカルの平均自由行程が数mm程度であ
り、セルと基板との距離を短くする必要があることか
ら、ドーピングする基板の面積を大きくできない問題も
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述したよう
な従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主
な目的は、成長原料またはドーパントの励起が容易であ
り、かつ結晶成長条件を改善でき、更に構造の簡単なM
BE装置を提供することにある。
な従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、その主
な目的は、成長原料またはドーパントの励起が容易であ
り、かつ結晶成長条件を改善でき、更に構造の簡単なM
BE装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的は本発明に
よれば、高真空中にて基板の表面に、1種類若しくは複
数種類の成長原料及びドーパントを供給して化合物半導
体エピタキシャル結晶を成長させるべく前記成長原料及
びドーパントの少なくともいずれかの分子線発生源を有
する分子線エピタキシー装置であって、成長原料及びド
ーパントのいずれかがガスであって、内部に前記ガスが
供給されるようになっていると共に前記ラジカルの出口
が設けられたケーシングと、前記ガスを光分解し、かつ
励起可能なエネルギーの光を前記ケーシング内部に供給
する光源と、前記光源からの光を前記基板表面に導いて
該基板表面を活性化させる手段とを有する励起セル装置
を有することを特徴とする分子線エピタキシー装置を提
供することにより達成される。特に、前記基板表面を活
性化可能な電子線を該基板表面に照射する手段と、前記
基板表面に反射した電子線から結晶の成長状態を検出す
る手段とを更に有すると良い。
よれば、高真空中にて基板の表面に、1種類若しくは複
数種類の成長原料及びドーパントを供給して化合物半導
体エピタキシャル結晶を成長させるべく前記成長原料及
びドーパントの少なくともいずれかの分子線発生源を有
する分子線エピタキシー装置であって、成長原料及びド
ーパントのいずれかがガスであって、内部に前記ガスが
供給されるようになっていると共に前記ラジカルの出口
が設けられたケーシングと、前記ガスを光分解し、かつ
励起可能なエネルギーの光を前記ケーシング内部に供給
する光源と、前記光源からの光を前記基板表面に導いて
該基板表面を活性化させる手段とを有する励起セル装置
を有することを特徴とする分子線エピタキシー装置を提
供することにより達成される。特に、前記基板表面を活
性化可能な電子線を該基板表面に照射する手段と、前記
基板表面に反射した電子線から結晶の成長状態を検出す
る手段とを更に有すると良い。
【0007】
【作用】上述の構成によれば、励起すべきガスを当該セ
ル装置のケーシング内に通すのみで、目的のガス以外の
不必要な物質を励起することなく該ガスを光励起でき
る。また、基板に光源からの光を導き照射することで、
結晶成長時に基板が活性化し、結晶成長が促進される。
更に基板表面に該表面を活性化可能な電子線を照射し、
かつその反射した電子線から結晶の成長状態を検出する
ことにより、結晶成長が一層促進されると共に成長状態
を管理できる。
ル装置のケーシング内に通すのみで、目的のガス以外の
不必要な物質を励起することなく該ガスを光励起でき
る。また、基板に光源からの光を導き照射することで、
結晶成長時に基板が活性化し、結晶成長が促進される。
更に基板表面に該表面を活性化可能な電子線を照射し、
かつその反射した電子線から結晶の成長状態を検出する
ことにより、結晶成長が一層促進されると共に成長状態
を管理できる。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面に従って本発明の好適実施
例について説明する。
例について説明する。
【0009】図1は本発明が適用された第1の実施例を
示すMBE装置の模式的側断面図である。本実施例は砒
化ガリウム(GaAs)基板上へのセレン化亜鉛(Zn
Se)のエピタキシャル結晶を成長させ、ドーパントと
して窒素(N)を導入してp型結晶を得るためのMBE
装置である。
示すMBE装置の模式的側断面図である。本実施例は砒
化ガリウム(GaAs)基板上へのセレン化亜鉛(Zn
Se)のエピタキシャル結晶を成長させ、ドーパントと
して窒素(N)を導入してp型結晶を得るためのMBE
装置である。
【0010】反応管1は方形断面をなすと共に鉛直方向
に延在し、その内部通路1aの中間部は反応室2をなし
ている。また、反応室2の上側部分には基板Bを下向き
に保持して回転させるサセプタ3が設けられている。こ
のサセプタ3には基板Bを加熱するための抵抗加熱ヒー
タが付設されている(図示せず)。
に延在し、その内部通路1aの中間部は反応室2をなし
ている。また、反応室2の上側部分には基板Bを下向き
に保持して回転させるサセプタ3が設けられている。こ
のサセプタ3には基板Bを加熱するための抵抗加熱ヒー
タが付設されている(図示せず)。
【0011】内部通路1aの図に於ける下側位置には基
板Bの表面に成長原料を分子線として供給するためのク
ヌーセンセル11が設けられている。また、クヌーセン
セル11と隣接する位置には、ドーパントとしての窒素
ラジカルを基板Bの表面に供給するべく、外部のアンモ
ニアガスの供給源(図示せず)に接続された励起セル装
置4が設けられている。
板Bの表面に成長原料を分子線として供給するためのク
ヌーセンセル11が設けられている。また、クヌーセン
セル11と隣接する位置には、ドーパントとしての窒素
ラジカルを基板Bの表面に供給するべく、外部のアンモ
ニアガスの供給源(図示せず)に接続された励起セル装
置4が設けられている。
【0012】図2に示すように、励起セル装置4は円錐
形をなし、その底面が基板Bと対向するように保持され
ている。励起セル装置4の底面には円形の窒素ラジカル
出口4aが設けられている。また、この出口4aの一部
から励起セル装置4内を臨む位置には、アンモニアガス
を光分解すると共に窒素ラジカルを発生させるのに充分
なエネルギーを有する(波長120nm〜190nm)
励起光を発生するための光源5が受容されている。
形をなし、その底面が基板Bと対向するように保持され
ている。励起セル装置4の底面には円形の窒素ラジカル
出口4aが設けられている。また、この出口4aの一部
から励起セル装置4内を臨む位置には、アンモニアガス
を光分解すると共に窒素ラジカルを発生させるのに充分
なエネルギーを有する(波長120nm〜190nm)
励起光を発生するための光源5が受容されている。
【0013】励起セル装置4の上記底面と相反する側端
部にはアンモニアガス供給管6先端のガスノズル6aが
励起セル装置4内に突入するように設けられている。こ
のガスノズル6aは周面に多数のガス噴出口を有してい
る。尚、出口4aには該出口を選択的に開閉可能なシャ
ッタ7が設けられ、発生した窒素ラジカルを選択的に反
応室2に供給し得るようになっている。
部にはアンモニアガス供給管6先端のガスノズル6aが
励起セル装置4内に突入するように設けられている。こ
のガスノズル6aは周面に多数のガス噴出口を有してい
る。尚、出口4aには該出口を選択的に開閉可能なシャ
ッタ7が設けられ、発生した窒素ラジカルを選択的に反
応室2に供給し得るようになっている。
【0014】ここで、励起セル装置4の円錐形長さL
は、その底面直径Dの5倍以上であり、かつ出口4aの
直径Sは底面直径Dの1/2以下となっている。これに
より励起セル装置4は所謂黒体炉をなし、外部に光源5
から照射された光が漏れることのないようになってい
る。また、円錐内部壁面4bは全面が鏡面となってお
り、光源5から照射された光を窒素ラジカルを生成する
ために有効に利用できるようになっている。
は、その底面直径Dの5倍以上であり、かつ出口4aの
直径Sは底面直径Dの1/2以下となっている。これに
より励起セル装置4は所謂黒体炉をなし、外部に光源5
から照射された光が漏れることのないようになってい
る。また、円錐内部壁面4bは全面が鏡面となってお
り、光源5から照射された光を窒素ラジカルを生成する
ために有効に利用できるようになっている。
【0015】尚、実際には励起セル装置4の円錐形長さ
L、底面直径D及び出口4aの直径Sとの関係は、ドー
パントガスの圧力、流速、窒素ラジカルの平均自由行
程、基板Bと上記直径Sの大きさとの関係などから定め
れば良い。
L、底面直径D及び出口4aの直径Sとの関係は、ドー
パントガスの圧力、流速、窒素ラジカルの平均自由行
程、基板Bと上記直径Sの大きさとの関係などから定め
れば良い。
【0016】光源5は、内部に放電ガスが交換可能に充
填された放電管8と、放電管8内の放電ガスに放電光を
発生させるべくマイクロ波を該放電管8に供給するマイ
クロ波空洞共振器9とを有する、例えば特開昭61−1
2022号公報に開示された装置と同様な放電光発生装
置からなる。また、放電管8の先端部には励起セル装置
4内に放電光を照射するための第1の照射部8aと、基
板Bの表面に放電光を照射するための第2の照射部8b
とが設けられている。
填された放電管8と、放電管8内の放電ガスに放電光を
発生させるべくマイクロ波を該放電管8に供給するマイ
クロ波空洞共振器9とを有する、例えば特開昭61−1
2022号公報に開示された装置と同様な放電光発生装
置からなる。また、放電管8の先端部には励起セル装置
4内に放電光を照射するための第1の照射部8aと、基
板Bの表面に放電光を照射するための第2の照射部8b
とが設けられている。
【0017】放電管8へのガス供給部(図示せず)及び
マイクロ波空洞共振器9には、これらを制御するべく制
御装置10が接続されている。この制御装置10は放電
管8の近傍に設置された放電光の強度センサ10aに接
続され、該センサ10aからの放電光強度検出値に基づ
きマイクロ波空洞共振器9によるマイクロ波の発生量及
び放電ガスの圧力などを調整し、放電光強度をフィード
バック制御するようになっている。
マイクロ波空洞共振器9には、これらを制御するべく制
御装置10が接続されている。この制御装置10は放電
管8の近傍に設置された放電光の強度センサ10aに接
続され、該センサ10aからの放電光強度検出値に基づ
きマイクロ波空洞共振器9によるマイクロ波の発生量及
び放電ガスの圧力などを調整し、放電光強度をフィード
バック制御するようになっている。
【0018】サセプタ3、即ち基板Bと励起セル装置4
との間には、基板B表面に電子線を斜めに照射するため
の電子線照射源としての電子銃12と、基板B表面に反
射した電子線を検出可能なセンサ13とが設けられてい
る。このセンサ13は基板B表面に反射した電子線から
結晶成長状態を検出するためのセンサである。
との間には、基板B表面に電子線を斜めに照射するため
の電子線照射源としての電子銃12と、基板B表面に反
射した電子線を検出可能なセンサ13とが設けられてい
る。このセンサ13は基板B表面に反射した電子線から
結晶成長状態を検出するためのセンサである。
【0019】次に本実施例の作動要領について説明す
る。まず砒化ガリウム基板Bをサセプタ3に下向きに保
持し、この基板Bを回転させると共に加熱する。このと
き、内部通路1aから成長原料を分子線としてクヌーセ
ンセル11から基板Bに供給する。また、励起セル装置
4の光源5を点灯し、かつアンモニアガスを管路6及び
ガスノズル6aを介して励起セル装置4内に供給する。
すると、このアンモニアガスから光励起した窒素ラジカ
ルが発生する。このとき、放電光強度をフィードバック
制御することにより、反応室5内への窒素ラジカルの供
給量を適正制御することができる。そして、シャッタ7
を選択的に開閉することにより、成長するセレン化亜鉛
のエピタキシャル結晶中に窒素をドーパントとして導入
することができる。
る。まず砒化ガリウム基板Bをサセプタ3に下向きに保
持し、この基板Bを回転させると共に加熱する。このと
き、内部通路1aから成長原料を分子線としてクヌーセ
ンセル11から基板Bに供給する。また、励起セル装置
4の光源5を点灯し、かつアンモニアガスを管路6及び
ガスノズル6aを介して励起セル装置4内に供給する。
すると、このアンモニアガスから光励起した窒素ラジカ
ルが発生する。このとき、放電光強度をフィードバック
制御することにより、反応室5内への窒素ラジカルの供
給量を適正制御することができる。そして、シャッタ7
を選択的に開閉することにより、成長するセレン化亜鉛
のエピタキシャル結晶中に窒素をドーパントとして導入
することができる。
【0020】一方、両ガスを反応室2内に供給すると同
時に第2の照射部から基板Bに向けて光を照射する。こ
の光はセレン化亜鉛の禁止帯(バンドギャップ)よりも
高いエネルギーの光であることから基板B表面のセレン
化亜鉛の結晶成長が促進される。
時に第2の照射部から基板Bに向けて光を照射する。こ
の光はセレン化亜鉛の禁止帯(バンドギャップ)よりも
高いエネルギーの光であることから基板B表面のセレン
化亜鉛の結晶成長が促進される。
【0021】更に、電子銃12から基板B表面に向けて
電子線を照射する。これにより結晶成長が一層促進され
ると共に基板B表面に反射した電子線をセンサ13にて
検出することにより結晶成長状態を監視することができ
る。
電子線を照射する。これにより結晶成長が一層促進され
ると共に基板B表面に反射した電子線をセンサ13にて
検出することにより結晶成長状態を監視することができ
る。
【0022】図3は本発明が適用された第2の実施例を
示す図2と同様な図である。本実施例の構成は概ね第1
の実施例と同様であり、第1の実施例と同様な部分には
同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
示す図2と同様な図である。本実施例の構成は概ね第1
の実施例と同様であり、第1の実施例と同様な部分には
同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0023】本実施例の全体構成は概ね第1の実施例と
同様であるが、励起セル装置24が有底の円筒形をな
し、その一方の底面が基板Bと対向すると共に円形の窒
素ラジカル出口24aが設けられている。また、この出
口24aの一部から励起セル装置24内を臨む位置に
は、第1の実施例と同様な放電管28と、マイクロ波空
洞共振器29とを有する放電光発生装置からなる光源2
5が設けられている。この光源25に於ける放電管28
の先端部には励起セル装置24内に放電光を照射する照
射部28aのみが設けられている。
同様であるが、励起セル装置24が有底の円筒形をな
し、その一方の底面が基板Bと対向すると共に円形の窒
素ラジカル出口24aが設けられている。また、この出
口24aの一部から励起セル装置24内を臨む位置に
は、第1の実施例と同様な放電管28と、マイクロ波空
洞共振器29とを有する放電光発生装置からなる光源2
5が設けられている。この光源25に於ける放電管28
の先端部には励起セル装置24内に放電光を照射する照
射部28aのみが設けられている。
【0024】一方、上記底面と相反する側の他方の底面
にはアンモニアガス供給管26先端のガスノズル26a
が励起セル装置24内に突入するように設けられてい
る。また、励起セル装置24の内部壁面24bは全面が
鏡面となっている。これにより或る程度の光が壁面24
bで反射され、出口24aを介して基板Bに照射される
ようになっている。それ以外の構成は第1の実施例と同
様である。
にはアンモニアガス供給管26先端のガスノズル26a
が励起セル装置24内に突入するように設けられてい
る。また、励起セル装置24の内部壁面24bは全面が
鏡面となっている。これにより或る程度の光が壁面24
bで反射され、出口24aを介して基板Bに照射される
ようになっている。それ以外の構成は第1の実施例と同
様である。
【0025】尚、上記各実施例では励起セル装置を円錐
形または円筒形としたが、角錐形または断面が多角形を
なす筒形などとしても良い。また、上記各実施例では励
起セル装置の内部壁面の全面またはその殆どを全反射す
る鏡面としたが、実際は例えば乱反射する拡散面として
も良い。更に、上記各実施例では光源を放電光発生装置
により構成したが、通常のD2ランプなどを用いても良
い。
形または円筒形としたが、角錐形または断面が多角形を
なす筒形などとしても良い。また、上記各実施例では励
起セル装置の内部壁面の全面またはその殆どを全反射す
る鏡面としたが、実際は例えば乱反射する拡散面として
も良い。更に、上記各実施例では光源を放電光発生装置
により構成したが、通常のD2ランプなどを用いても良
い。
【0026】
【発明の効果】上記した説明により明らかなように、本
発明に基づく分子線エピタキシー装置によれば、内部に
ガスが供給されるようになっていると共にラジカルの出
口が設けられたケーシングと、このガスを光分解し、か
つ励起可能なエネルギーの光をケーシング内部に供給す
る光源とを有する励起セル装置をクヌーセンセルと併用
することにより、容易に成長原料ガスまたはドーパント
ガスを励起でき、かつそれ以外の不必要な物質を励起す
る心配もない。また、光源からの光を部分的に基板表面
に導いて該基板表面を活性化させることにより結晶成長
が促進され、早期に化合物半導体エピタキシャル結晶を
成長させることができる。加えて、基板表面に該表面を
活性化可能な電子線を照射し、かつその反射した電子線
から結晶の成長状態を検出することにより、結晶成長が
一層促進されると共に成長状態を管理できる。
発明に基づく分子線エピタキシー装置によれば、内部に
ガスが供給されるようになっていると共にラジカルの出
口が設けられたケーシングと、このガスを光分解し、か
つ励起可能なエネルギーの光をケーシング内部に供給す
る光源とを有する励起セル装置をクヌーセンセルと併用
することにより、容易に成長原料ガスまたはドーパント
ガスを励起でき、かつそれ以外の不必要な物質を励起す
る心配もない。また、光源からの光を部分的に基板表面
に導いて該基板表面を活性化させることにより結晶成長
が促進され、早期に化合物半導体エピタキシャル結晶を
成長させることができる。加えて、基板表面に該表面を
活性化可能な電子線を照射し、かつその反射した電子線
から結晶の成長状態を検出することにより、結晶成長が
一層促進されると共に成長状態を管理できる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す側断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図2と同様な側断
面図である。
面図である。
1 反応管 1a 内部通路 2 反応室 3 サセプタ 4 励起セル装置 4a 窒素ラジカル出口 4b 壁面 5 光源 5a 第1の照射部 5b 第2の照射部 6 管路 7 シャッタ 8 放電管 9 マイクロ波空洞共振器 10 制御装置 10a 強度センサ 11 クヌーセンセル 12 電子銃 13 センサ 24 励起セル装置 24a 窒素ラジカル出口 24b 壁面 25 光源 25a 照射部 26 管 26a ガスノズル 28 放電管 29 マイクロ波空洞共振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/26 8617−4M
Claims (9)
- 【請求項1】 高真空中にて基板の表面に、1種類若
しくは複数種類の成長原料及びドーパントを供給して化
合物半導体エピタキシャル結晶を成長させるべく前記成
長原料及びドーパントの少なくともいずれかの分子線発
生源を有する分子線エピタキシー装置であって、 成長原料及びドーパントのいずれかがガスであって、 内部に前記ガスが供給されるようになっていると共に前
記ラジカルの出口が設けられたケーシングと、前記ガス
を光分解し、かつ励起可能なエネルギーの光を前記ケー
シング内部に供給する光源と、前記光源からの光を前記
基板表面に導いて該基板表面を活性化させる手段とを有
する励起セル装置を有することを特徴とする分子線エピ
タキシー装置。 - 【請求項2】 前記基板表面を活性化可能な電子線を
該基板表面に照射する手段と、 前記基板表面に反射した電子線から結晶の成長状態を検
出する手段とを更に有することを特徴とする請求項1に
記載の分子線エピタキシー装置。 - 【請求項3】 前記光源が、内部に放電ガスが交換可
能に充填された放電管と、前記放電管内の放電ガスに放
電光を発生させるべくマイクロ波を照射するマイクロ波
空洞共振器とを具備する放電光発生装置からなることを
特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の分子線エ
ピタキシー装置。 - 【請求項4】 前記光源が、前記ケーシング内及び前
記基板表面に光を照射する照射部を有し、 前記ケーシングが、前記光源から該ケーシング内に照射
された光が外部に漏出しない黒体炉をなすことを特徴と
する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の分子線エ
ピタキシー装置。 - 【請求項5】 前記黒体炉が、筒形、円錐形及び角錐
形のうちのいずれかの形状をなすことを特徴とする請求
項4に記載の分子線エピタキシー装置。 - 【請求項6】 前記ケーシングが、前記光源から該ケ
ーシング内に照射された光の一部を前記基板表面に導く
形状をなすことを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
ずれかに記載の分子線エピタキシー装置。 - 【請求項7】 前記ケーシングの内壁面が、前記光源
から照射された光を反射する鏡面をなすことを特徴とす
る請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の分子線エピ
タキシー装置。 - 【請求項8】 前記ドーパントが、V族元素の単体、
V族元素の化合物及びI族元素の化合物から選択される
一員のガスからなることを特徴とする請求項1乃至請求
項7のいずれかに記載の分子線エピタキシー装置。 - 【請求項9】 前記V族元素が、窒素、リン、砒素及
びアンチモンからなり、 前記I族元素の化合物が、リチウムのアルキル化合物か
らなることを特徴とする請求項8に記載の分子線エピタ
キシー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4070361A JPH05234916A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 分子線エピタキシー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4070361A JPH05234916A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 分子線エピタキシー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05234916A true JPH05234916A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=13429222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4070361A Withdrawn JPH05234916A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 分子線エピタキシー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05234916A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9180142B2 (en) | 2009-01-27 | 2015-11-10 | Reddress Ltd. | Wound dressings, methods and apparatus for making same and storage and use thereof |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP4070361A patent/JPH05234916A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9180142B2 (en) | 2009-01-27 | 2015-11-10 | Reddress Ltd. | Wound dressings, methods and apparatus for making same and storage and use thereof |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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