JPH0523558A - 支持薄層膜の製造 - Google Patents
支持薄層膜の製造Info
- Publication number
- JPH0523558A JPH0523558A JP17811791A JP17811791A JPH0523558A JP H0523558 A JPH0523558 A JP H0523558A JP 17811791 A JP17811791 A JP 17811791A JP 17811791 A JP17811791 A JP 17811791A JP H0523558 A JPH0523558 A JP H0523558A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- solution
- polymer
- surface tension
- membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 低表面張力溶媒(表面張力、20℃で35ダ
イン/cm未満、例:アセトン)と高溶解力溶媒(極性溶
解パラメーター,25℃で3(cal/cc)1/2以上、例:ジ
メチルホルムアミド)の10/90〜90/100の混
合物及び界面活性剤を含む溶媒溶液中にポリマー(例:
ポリ尿素/ウレタンポリマー)10%未満を含み、20
℃で5〜100cpの粘度を有し、疎水性微孔質支持体の
表面を濡らすが細孔中へ浸透しない湿潤性溶液で疎水性
支持体(例テフロン(登録商標))をウォッシュコーテ
ィングすることを含む薄層複合膜の製法。 【効果】 得られる薄層複合膜は飽和化合物からの芳香
族化合物の分離に有用である。
イン/cm未満、例:アセトン)と高溶解力溶媒(極性溶
解パラメーター,25℃で3(cal/cc)1/2以上、例:ジ
メチルホルムアミド)の10/90〜90/100の混
合物及び界面活性剤を含む溶媒溶液中にポリマー(例:
ポリ尿素/ウレタンポリマー)10%未満を含み、20
℃で5〜100cpの粘度を有し、疎水性微孔質支持体の
表面を濡らすが細孔中へ浸透しない湿潤性溶液で疎水性
支持体(例テフロン(登録商標))をウォッシュコーテ
ィングすることを含む薄層複合膜の製法。 【効果】 得られる薄層複合膜は飽和化合物からの芳香
族化合物の分離に有用である。
Description
【0001】
【発明の概要】好ましくはポリウレタン、ポリ尿素/ウ
レタン、ポリウレタン/イミド又はポリ尿素/ポリウレ
タンコポリマーの薄い緻密な選択性ポリマーフィルムを
微孔質疎水性支持体裏材上に含む高流束薄層複合膜が、
溶媒中のポリマーの最適湿潤性溶液を疎水性支持体上に
ウォッシュコーティングすることにより製造される。溶
媒中のポリマーの湿潤性溶液の粘度は5〜100cp、好
ましくは10〜50cp、より好ましくは20〜40cpで
ある。最適溶液粘度は粘度調整剤の添加、ポリマー濃度
/溶媒組成の調整、溶液の熟成又はこれらの方法の組合
わせにより得ることができる。
レタン、ポリウレタン/イミド又はポリ尿素/ポリウレ
タンコポリマーの薄い緻密な選択性ポリマーフィルムを
微孔質疎水性支持体裏材上に含む高流束薄層複合膜が、
溶媒中のポリマーの最適湿潤性溶液を疎水性支持体上に
ウォッシュコーティングすることにより製造される。溶
媒中のポリマーの湿潤性溶液の粘度は5〜100cp、好
ましくは10〜50cp、より好ましくは20〜40cpで
ある。最適溶液粘度は粘度調整剤の添加、ポリマー濃度
/溶媒組成の調整、溶液の熟成又はこれらの方法の組合
わせにより得ることができる。
【0002】
【発明の背景】飽和化合物からの芳香族化合物の分離に
対する膜の使用は科学的及び工業的集団により追求さ
れ、多くの特許の主題である。例えば米国特許第3,37
0,102号、米国特許第2,958,656号、米国特許第
2,930,754号及び米国特許第4,115,465号参
照。
対する膜の使用は科学的及び工業的集団により追求さ
れ、多くの特許の主題である。例えば米国特許第3,37
0,102号、米国特許第2,958,656号、米国特許第
2,930,754号及び米国特許第4,115,465号参
照。
【0003】米国特許第4,837,054号は溶液からの
析出により製造される薄層複合膜を教示している。ポリ
尿素/ウレタンの薄いフィルムが多成分溶媒系から微孔
質支持物質上にコートされる。ポリ尿素/ウレタンコポ
リマーの溶液は非プロトン性溶媒例えばジメチルホルム
アミド、環状エーテル例えばジオキサン、セロソルブア
セタート又はメチルセロソルブを含む第三成分及び湿潤
剤例えばクロチルアルコールからなる溶媒系中に調製さ
れる。溶媒溶液中のポリマーは支持基体例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン又はテフロン上に薄いフィルムと
して析出され、その後過剰のポリマー/溶媒溶液が支持
体から排液される。その後溶媒が蒸発され、活性ポリ尿
素/ウレタンコポリマーの薄層が支持体裏材上に残され
る。使用される溶媒系は(a)非プロトン性溶媒例えば
DMF、(b)環状エーテル例えばジオキサン、(c)
セロソルブアセタート又はメチルセロソルブ、及び
(d)湿潤剤例えばクロチルアルコールの混合物からな
る。これらの溶媒は約3〜27/94〜33/2〜33
/1〜7の範囲内のa/b/c/dの部毎100比で使
用される。ポリ尿素/ウレタンコポリマーは真の完全コ
ポリマーとして溶媒系中に存在し、ポリマー−溶媒系は
真溶液として存在する。溶液中のポリマー濃度は40部
ポリマー毎100部溶媒まで、好ましくは0.5〜約20
部ポリマー、より好ましくは1〜10部ポリマー、最も
好ましくは1〜5部ポリマー毎100部溶媒溶液の範囲
内であることができる。
析出により製造される薄層複合膜を教示している。ポリ
尿素/ウレタンの薄いフィルムが多成分溶媒系から微孔
質支持物質上にコートされる。ポリ尿素/ウレタンコポ
リマーの溶液は非プロトン性溶媒例えばジメチルホルム
アミド、環状エーテル例えばジオキサン、セロソルブア
セタート又はメチルセロソルブを含む第三成分及び湿潤
剤例えばクロチルアルコールからなる溶媒系中に調製さ
れる。溶媒溶液中のポリマーは支持基体例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン又はテフロン上に薄いフィルムと
して析出され、その後過剰のポリマー/溶媒溶液が支持
体から排液される。その後溶媒が蒸発され、活性ポリ尿
素/ウレタンコポリマーの薄層が支持体裏材上に残され
る。使用される溶媒系は(a)非プロトン性溶媒例えば
DMF、(b)環状エーテル例えばジオキサン、(c)
セロソルブアセタート又はメチルセロソルブ、及び
(d)湿潤剤例えばクロチルアルコールの混合物からな
る。これらの溶媒は約3〜27/94〜33/2〜33
/1〜7の範囲内のa/b/c/dの部毎100比で使
用される。ポリ尿素/ウレタンコポリマーは真の完全コ
ポリマーとして溶媒系中に存在し、ポリマー−溶媒系は
真溶液として存在する。溶液中のポリマー濃度は40部
ポリマー毎100部溶媒まで、好ましくは0.5〜約20
部ポリマー、より好ましくは1〜10部ポリマー、最も
好ましくは1〜5部ポリマー毎100部溶媒溶液の範囲
内であることができる。
【0004】
【詳細な説明】微孔質疎水性支持体上に析出された薄い
活性層を含む支持薄層複合膜が記載される。薄層複合膜
は微孔質疎水性支持体上に溶液からポリマーの薄いフィ
ルムを析出させることにより製造される。ポリマー溶液
は、溶液が低表面張力の溶媒及び界面活性剤を含むの
で、疎水性支持体を適当に湿潤することができる。溶媒
は溶液が疎水性多孔質支持体の表面を濡らすがしかし細
孔中へ浸透しないような最適の湿潤特性を有しなければ
ならない。低流束膜は溶液が細孔中へ浸透すると生ず
る。例えば、純(100%)ジメチルホルムアミドはテ
フロン上で玉になり、不連続、不完全膜層が生ずる。し
かし、低表面張力溶媒例えばアセトンは溶媒混合物がテ
フロン表面を濡らすことを可能にする。60/40のD
MF/アセトン混合物は、それが表面をコートするが、
しかし細孔中へ浸透しないので、5重量%ポリマー溶液
に対する最適湿潤特性を生ずる。しかし、10/90よ
り大きいDMF/アセトン比は細孔中へ浸透するであろ
う。
活性層を含む支持薄層複合膜が記載される。薄層複合膜
は微孔質疎水性支持体上に溶液からポリマーの薄いフィ
ルムを析出させることにより製造される。ポリマー溶液
は、溶液が低表面張力の溶媒及び界面活性剤を含むの
で、疎水性支持体を適当に湿潤することができる。溶媒
は溶液が疎水性多孔質支持体の表面を濡らすがしかし細
孔中へ浸透しないような最適の湿潤特性を有しなければ
ならない。低流束膜は溶液が細孔中へ浸透すると生ず
る。例えば、純(100%)ジメチルホルムアミドはテ
フロン上で玉になり、不連続、不完全膜層が生ずる。し
かし、低表面張力溶媒例えばアセトンは溶媒混合物がテ
フロン表面を濡らすことを可能にする。60/40のD
MF/アセトン混合物は、それが表面をコートするが、
しかし細孔中へ浸透しないので、5重量%ポリマー溶液
に対する最適湿潤特性を生ずる。しかし、10/90よ
り大きいDMF/アセトン比は細孔中へ浸透するであろ
う。
【0005】使用される実際の比は溶媒溶液中に存在す
るポリマーの濃度によるけれども、該比は10/90〜
90/10の範囲内であろう。溶媒中のポリマーの湿潤
性溶液の粘度は20℃で5〜100cp、好ましくは20
℃で10〜50cp、より好ましくは20℃で20〜40
cpである。最適溶液粘度は、例えば粘度調整剤〔例えば
モンサント(Monsanto) のモダフロー(Modaflow) 〕の
添加、ポリマー濃度/溶媒組成の調整、溶液の熟成又は
これらの方法の組合わせにより得ることができる。ポリ
マー溶液は疎水性支持体上にコートする前に少くとも1
日の間熟成すべきであろう。好ましくは、ポリマー溶液
は疎水性支持体例えばテフロン又はポリプロピレン上に
コートする前に3日間、より好ましくは約7日間熟成さ
れる。ポリマー溶液は、それが化学的に反応する雰囲気
にさらされなければ、特定の雰囲気を使用する必要がな
い。熟成温度は、臨界的でないが、しかし、少し高めた
温度における熟成は所望の前記範囲内の粘度を達成する
ために溶液に必要な熟成時間の減少を生ずるであろう。
るポリマーの濃度によるけれども、該比は10/90〜
90/10の範囲内であろう。溶媒中のポリマーの湿潤
性溶液の粘度は20℃で5〜100cp、好ましくは20
℃で10〜50cp、より好ましくは20℃で20〜40
cpである。最適溶液粘度は、例えば粘度調整剤〔例えば
モンサント(Monsanto) のモダフロー(Modaflow) 〕の
添加、ポリマー濃度/溶媒組成の調整、溶液の熟成又は
これらの方法の組合わせにより得ることができる。ポリ
マー溶液は疎水性支持体上にコートする前に少くとも1
日の間熟成すべきであろう。好ましくは、ポリマー溶液
は疎水性支持体例えばテフロン又はポリプロピレン上に
コートする前に3日間、より好ましくは約7日間熟成さ
れる。ポリマー溶液は、それが化学的に反応する雰囲気
にさらされなければ、特定の雰囲気を使用する必要がな
い。熟成温度は、臨界的でないが、しかし、少し高めた
温度における熟成は所望の前記範囲内の粘度を達成する
ために溶液に必要な熟成時間の減少を生ずるであろう。
【0006】使用されるポリマー溶液は、好ましくは溶
媒中のポリ尿素/ウレタンコポリマー、ポリ尿素/ポリ
ウレタンコポリマーアロイ、ポリウレタンイミド又はポ
リウレタンの溶液である。ポリマー溶液中のポリマー濃
度は0.1〜10.0重量%範囲内であることができる。低
い濃度の溶液を使用すると薄い活性層が得られる。厚さ
0.1〜10ミクロン、好ましくは0.5〜5ミクロンの範
囲内の薄い活性層を得ることができる。
媒中のポリ尿素/ウレタンコポリマー、ポリ尿素/ポリ
ウレタンコポリマーアロイ、ポリウレタンイミド又はポ
リウレタンの溶液である。ポリマー溶液中のポリマー濃
度は0.1〜10.0重量%範囲内であることができる。低
い濃度の溶液を使用すると薄い活性層が得られる。厚さ
0.1〜10ミクロン、好ましくは0.5〜5ミクロンの範
囲内の薄い活性層を得ることができる。
【0007】ポリマー溶媒溶液系からポリ尿素/ウレタ
ン、ポリウレタン/イミド又はポリウレタンの薄い活性
層を微孔質支持基体上に析出させることにより作られた
薄層複合膜は飽和炭化水素からの芳香族炭化水素の分離
に有用であり、化学工業において薬品流からの芳香族化
合物例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの回収/
濃縮に、及び石油工業においてヘビ−フィード流例えば
ナフサ、キャタリチックナフサ、ヘビ− catナフサ、軽
質軽油、軽質 cat軽油、改質ガソリンなど中の飽和化合
物からの芳香族化合物の回収に殊に有用である。
ン、ポリウレタン/イミド又はポリウレタンの薄い活性
層を微孔質支持基体上に析出させることにより作られた
薄層複合膜は飽和炭化水素からの芳香族炭化水素の分離
に有用であり、化学工業において薬品流からの芳香族化
合物例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの回収/
濃縮に、及び石油工業においてヘビ−フィード流例えば
ナフサ、キャタリチックナフサ、ヘビ− catナフサ、軽
質軽油、軽質 cat軽油、改質ガソリンなど中の飽和化合
物からの芳香族化合物の回収に殊に有用である。
【0008】ここに記載した薄層複合膜の薄い活性層の
生成に使用でき、膜の形態であるときに分離の遂行に有
効であるポリ尿素/ウレタンコポリマーの例は米国特許
第4,914,064号中、及びシュッカー(Robert C. Sc
hucker) の名で1989年4月11日に提出されたその
一部継続出願USSN第336,172号中に記載されて
いる。
生成に使用でき、膜の形態であるときに分離の遂行に有
効であるポリ尿素/ウレタンコポリマーの例は米国特許
第4,914,064号中、及びシュッカー(Robert C. Sc
hucker) の名で1989年4月11日に提出されたその
一部継続出願USSN第336,172号中に記載されて
いる。
【0009】飽和化合物からの芳香族化合物の分離に有
効である米国特許第4,914,064号中に記載されたポ
リ尿素/ウレタン膜は事実上芳香族であり、他の一定及
び特定の性質を有することにより区別される。その発明
の厚い緻密なフィルム膜の製造に使用された芳香族ポリ
尿素/ウレタンポリマーは、少くとも約20%のしかし
100%未満の尿素指数、少くとも約15モル%の芳香
族炭素含量、少くとも約10毎1000gポリマーの官
能基密度及び約8未満のC=O/NH比をもつことを特
徴とする。
効である米国特許第4,914,064号中に記載されたポ
リ尿素/ウレタン膜は事実上芳香族であり、他の一定及
び特定の性質を有することにより区別される。その発明
の厚い緻密なフィルム膜の製造に使用された芳香族ポリ
尿素/ウレタンポリマーは、少くとも約20%のしかし
100%未満の尿素指数、少くとも約15モル%の芳香
族炭素含量、少くとも約10毎1000gポリマーの官
能基密度及び約8未満のC=O/NH比をもつことを特
徴とする。
【0010】その開示中、緻密な厚いフィルムの芳香族
ポリ尿素/ウレタン層は芳香族ポリ尿素/ウレタンコポ
リマーを用いて製造され、それ自体がジヒドロキシ又は
ポリヒドロキシ化合物(例えば分子量約250〜500
0のポリエーテル又は好ましくはポリエステル)、ある
いは同型の異なる分子量のポリマー、すなわち分子量約
500の成分(ポリエステル又はポリエーテル)と分子
量約2000の成分(ポリエステル又はポリエーテル)
との混合物を脂肪族、アルキルアロマチック又は芳香族
ジイソシアナート又はポリイソシアナート及び低分子量
連鎖延長剤例えばジアミン、ポリアミン又はアミノアル
コールと反応させることにより製造される。ポリエーテ
ル又はポリエステル成分の分子量の選択は妥協の問題で
ある。分子量500のポリエーテル又はポリエステル成
分は最高選択性の、しかし最低流束の膜を与える。高分
子量(例えば2000)のポリエステル又はポリエーテ
ルは低選択性の、しかし高流束の膜を与える。従って、
単一分子量又はブレンドの選択は選択性及び流束の間の
選択及び妥協の問題である。ポリ尿素/ウレタンコポリ
マーの製造に使用されるこれらの成分の割合は飽和化合
物からの芳香族化合物の分離に有用な膜により所有され
る前記特性により決定される。生じたコポリマーは少く
とも約20%のしかし100%未満、好ましくは少くと
も約30%のしかし100%未満、最も好ましくは少く
とも約40%のしかし100%未満の尿素指数を有す
る。尿素指数という語によりポリマー中の全尿素プラス
ウレタン基に関する尿素基のパーセントを意味される。
コポリマーはまた、ポリマー中の全炭素のパーセントと
して表わして少くとも約15モル%、好ましくは少くと
も約20モル%の芳香族炭素を含む。コポリマーはまた
ポリマー1000グラム当りのC=O+NHの合計とし
て規定される官能基の特定密度(DF比)を有し、官能
基の密度は少くとも約10、好ましくは少くとも約12
又はそれ以上である。最後に、官能基が主にカルボニル
でないことを保証するためC=O/NH比は約8未満、
好ましくは約5.0未満である。これは強いポリマー鎖相
互作用及び高い選択性を生ずるに足る水素結合がポリマ
ー内にあることを保証する。このポリ尿素/ウレタンコ
ポリマー配合物はここに記載する薄層複合膜の製造に使
用される本発明中に記載されるポリマー溶液の生成に使
用できる。
ポリ尿素/ウレタン層は芳香族ポリ尿素/ウレタンコポ
リマーを用いて製造され、それ自体がジヒドロキシ又は
ポリヒドロキシ化合物(例えば分子量約250〜500
0のポリエーテル又は好ましくはポリエステル)、ある
いは同型の異なる分子量のポリマー、すなわち分子量約
500の成分(ポリエステル又はポリエーテル)と分子
量約2000の成分(ポリエステル又はポリエーテル)
との混合物を脂肪族、アルキルアロマチック又は芳香族
ジイソシアナート又はポリイソシアナート及び低分子量
連鎖延長剤例えばジアミン、ポリアミン又はアミノアル
コールと反応させることにより製造される。ポリエーテ
ル又はポリエステル成分の分子量の選択は妥協の問題で
ある。分子量500のポリエーテル又はポリエステル成
分は最高選択性の、しかし最低流束の膜を与える。高分
子量(例えば2000)のポリエステル又はポリエーテ
ルは低選択性の、しかし高流束の膜を与える。従って、
単一分子量又はブレンドの選択は選択性及び流束の間の
選択及び妥協の問題である。ポリ尿素/ウレタンコポリ
マーの製造に使用されるこれらの成分の割合は飽和化合
物からの芳香族化合物の分離に有用な膜により所有され
る前記特性により決定される。生じたコポリマーは少く
とも約20%のしかし100%未満、好ましくは少くと
も約30%のしかし100%未満、最も好ましくは少く
とも約40%のしかし100%未満の尿素指数を有す
る。尿素指数という語によりポリマー中の全尿素プラス
ウレタン基に関する尿素基のパーセントを意味される。
コポリマーはまた、ポリマー中の全炭素のパーセントと
して表わして少くとも約15モル%、好ましくは少くと
も約20モル%の芳香族炭素を含む。コポリマーはまた
ポリマー1000グラム当りのC=O+NHの合計とし
て規定される官能基の特定密度(DF比)を有し、官能
基の密度は少くとも約10、好ましくは少くとも約12
又はそれ以上である。最後に、官能基が主にカルボニル
でないことを保証するためC=O/NH比は約8未満、
好ましくは約5.0未満である。これは強いポリマー鎖相
互作用及び高い選択性を生ずるに足る水素結合がポリマ
ー内にあることを保証する。このポリ尿素/ウレタンコ
ポリマー配合物はここに記載する薄層複合膜の製造に使
用される本発明中に記載されるポリマー溶液の生成に使
用できる。
【0011】文献に記載された他のポリウレタン及びポ
リ尿素/ウレタンポリマー、例えば米国特許第4,115,
465号中に記載されたもの(それは脂肪族ポリウレタ
ン又はポリ尿素/ウレタンとして特徴づけることができ
る)もまたこの溶液流延操作に用いて本発明のTFC膜
を製造することができる。本発明の方法により製造され
た薄層複合膜は、フィードを構成する成分が若干の場合
に、高度に複雑な、多環、高度に置換された芳香族種を
含む重質フィード例えば重質 catナフサ中の飽和化合物
からの芳香族化合物の分離に殊によく適する。
リ尿素/ウレタンポリマー、例えば米国特許第4,115,
465号中に記載されたもの(それは脂肪族ポリウレタ
ン又はポリ尿素/ウレタンとして特徴づけることができ
る)もまたこの溶液流延操作に用いて本発明のTFC膜
を製造することができる。本発明の方法により製造され
た薄層複合膜は、フィードを構成する成分が若干の場合
に、高度に複雑な、多環、高度に置換された芳香族種を
含む重質フィード例えば重質 catナフサ中の飽和化合物
からの芳香族化合物の分離に殊によく適する。
【0012】前記のように、薄層複合膜は脂肪族、アル
キルアロマチック又は芳香族ジイソシアナート又はポリ
イソシアナート及び低分子量連鎖延長剤例えばジアミ
ン、ポリアミン又はアミノアルコールと反応したジヒド
ロキシ又はポリヒドロキシ化合物例えば分子量500〜
5000のポリエーテル又はポリエステルから作られた
ポリ尿素/ウレタンコポリマーから製造される。
キルアロマチック又は芳香族ジイソシアナート又はポリ
イソシアナート及び低分子量連鎖延長剤例えばジアミ
ン、ポリアミン又はアミノアルコールと反応したジヒド
ロキシ又はポリヒドロキシ化合物例えば分子量500〜
5000のポリエーテル又はポリエステルから作られた
ポリ尿素/ウレタンコポリマーから製造される。
【0013】ポリエステル成分は脂肪族又は芳香族ジカ
ルボン酸及び脂肪族又は芳香族ジアルコールから製造さ
れる。脂肪族ジカルボン酸は一般式 HOOCRCOOH 〔式
中、Rは2〜10個の炭素をもつ(また直鎖、枝分れ鎖
又は環状構造であることができる)〕を有する物質を示
す。芳香族ジカルボン酸は一般構造 HOOCRCOOH 〔式
中、Rは:
ルボン酸及び脂肪族又は芳香族ジアルコールから製造さ
れる。脂肪族ジカルボン酸は一般式 HOOCRCOOH 〔式
中、Rは2〜10個の炭素をもつ(また直鎖、枝分れ鎖
又は環状構造であることができる)〕を有する物質を示
す。芳香族ジカルボン酸は一般構造 HOOCRCOOH 〔式
中、Rは:
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】
【0016】(式中、R′,R″及びR″′は同一か又
は異なることができ、H及びC1 〜C 5 炭化水素基又は
C6H5 、並びにそれらの組合わせからなる群から選ば
れ、nは0〜4である)である〕を有するものを示す。
上式中、各R′又はR″はそれ自体がH、C1 〜C5 又
は C6H5 の混合物を表わすことができることを理解すべ
きである。
は異なることができ、H及びC1 〜C 5 炭化水素基又は
C6H5 、並びにそれらの組合わせからなる群から選ば
れ、nは0〜4である)である〕を有するものを示す。
上式中、各R′又はR″はそれ自体がH、C1 〜C5 又
は C6H5 の混合物を表わすことができることを理解すべ
きである。
【0017】ジアルコールは一般構造 HOROH〔式中、R
は
は
【0018】
【化3】
【0019】
【化4】
【0020】(式中、nは1〜10、好ましくは4〜6
であり、R′はH、C1 〜C5 又は C 6H5 である)又は
であり、R′はH、C1 〜C5 又は C 6H5 である)又は
【0021】
【化5】
【0022】(式中、R′,R″,R″′及びnは芳香
族ジカルボン酸に対すると同様に規定される)であるこ
とができる〕を有する。有用なジアルコールの例はビス
フェノールAである。 ジイソシアナートは一般構造:
族ジカルボン酸に対すると同様に規定される)であるこ
とができる〕を有する。有用なジアルコールの例はビス
フェノールAである。 ジイソシアナートは一般構造:
【0023】
【化6】
【0024】(式中、R′,R″及びR″′は同一か又
は異なり、H、C1〜C5 及び C6H5 並びにそれらの混
合物からなる群から選ばれ、nは0〜4の範囲内にあ
る)を有する芳香族ジイソシアナートであることができ
る。脂肪族、シクロ脂肪族、芳香族及びアラリファチッ
クジイソシアナート又はポリイソシアナートもまた使用
し、従って、芳香族又は脂肪族ポリウレタン、ポリ尿素
/ウレタン又はポリウレタンイミドの生成を生ずること
ができる。
は異なり、H、C1〜C5 及び C6H5 並びにそれらの混
合物からなる群から選ばれ、nは0〜4の範囲内にあ
る)を有する芳香族ジイソシアナートであることができ
る。脂肪族、シクロ脂肪族、芳香族及びアラリファチッ
クジイソシアナート又はポリイソシアナートもまた使用
し、従って、芳香族又は脂肪族ポリウレタン、ポリ尿素
/ウレタン又はポリウレタンイミドの生成を生ずること
ができる。
【0025】ジアミン連鎖延長剤は一般式 H2NRNH2
〔式中、Rは
〔式中、Rは
【0026】
【化7】
【0027】(式中、nは1〜10であり,R′は同一
か又は異なることができ、H、C1 〜C5 炭化水素基及
び C6H5 並びにそれらの混合物からなる群から選ばれ
る)のような脂肪族及び芳香族部分を含む〕を有する。 式:
か又は異なることができ、H、C1 〜C5 炭化水素基及
び C6H5 並びにそれらの混合物からなる群から選ばれ
る)のような脂肪族及び芳香族部分を含む〕を有する。 式:
【0028】
【化8】
【0029】(式中、R′,R″及びR″′は同一か又
は異なり、H又は Cl あるいはC1 〜C5 あるいは C6H
5 及びそれらの混合物からなる群から選ばれ、nは0〜
4の範囲内にある)のジアミン連鎖延長剤もまた含まれ
る。本発明においてポリマー前駆物質として有用なポリ
エーテルポリオールの例は約250〜4000の範囲内
の分子量を有するポリエチレングリコール(PEG)、
ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリトリメチレ
ングリコール、PEG/PPGランダムコポリマー、な
どである。
は異なり、H又は Cl あるいはC1 〜C5 あるいは C6H
5 及びそれらの混合物からなる群から選ばれ、nは0〜
4の範囲内にある)のジアミン連鎖延長剤もまた含まれ
る。本発明においてポリマー前駆物質として有用なポリ
エーテルポリオールの例は約250〜4000の範囲内
の分子量を有するポリエチレングリコール(PEG)、
ポリプロピレングリコール(PPG)、ポリトリメチレ
ングリコール、PEG/PPGランダムコポリマー、な
どである。
【0030】使用できる脂肪族ジイソシアナートはヘキ
サメチレンジイソシアナート(HDT)、1,6−ジイ
ソシアナート−2,2,4,4−テトラメチルヘキサン
(TMDI)、1,4−シクロヘキサニルジイソシアナ
ート(CHDI)、イソホロンジイソシアナート(IP
DI)により例示され、一方有用なアルキルアロマチク
ジイソシアナートはトルエンジイソシアナート(TD
I)及びビトリレンジイソシアナート(TODI)によ
り例示される。芳香族ジイソシアナートは4,4′−ジ
イソシアナートジフェニルメタン(MDI)により例示
される。ポリイソシアナートはポリマーMDI(PMD
I)及びカルボジイミド変性MDIにより例示される。
有用なポリアミンはポリエチレンイミン、2,2′,
2″−トリアミノトリエチルアミン、4,4′−ジアミ
ノ−3,3′−ジクロロ−ジフェニルメタン(MOC
A)により例示される。有用なアミノアルコールは6−
アミノヘキサノール、4−アミノ−フェノール、4−ア
ミノ−4′−ヒドロキシル−ジフェニルメタンにより例
示される。
サメチレンジイソシアナート(HDT)、1,6−ジイ
ソシアナート−2,2,4,4−テトラメチルヘキサン
(TMDI)、1,4−シクロヘキサニルジイソシアナ
ート(CHDI)、イソホロンジイソシアナート(IP
DI)により例示され、一方有用なアルキルアロマチク
ジイソシアナートはトルエンジイソシアナート(TD
I)及びビトリレンジイソシアナート(TODI)によ
り例示される。芳香族ジイソシアナートは4,4′−ジ
イソシアナートジフェニルメタン(MDI)により例示
される。ポリイソシアナートはポリマーMDI(PMD
I)及びカルボジイミド変性MDIにより例示される。
有用なポリアミンはポリエチレンイミン、2,2′,
2″−トリアミノトリエチルアミン、4,4′−ジアミ
ノ−3,3′−ジクロロ−ジフェニルメタン(MOC
A)により例示される。有用なアミノアルコールは6−
アミノヘキサノール、4−アミノ−フェノール、4−ア
ミノ−4′−ヒドロキシル−ジフェニルメタンにより例
示される。
【0031】前記は単に例として提供される。当業者は
彼らに対するこの教示で、ここに記載した組合わせで所
望特性を有するポリ尿素/ウレタンコポリマーを製造
し、次いでそれを飽和化合物からの芳香族化合物の分離
に有用な膜に流延できる種々の出発物質を、入手できる
多くの物質から選ぶことができる。ポリウレタンは前記
反応物を用いてポリアミン又はアミノアルコール連鎖延
長剤を省略して製造される。
彼らに対するこの教示で、ここに記載した組合わせで所
望特性を有するポリ尿素/ウレタンコポリマーを製造
し、次いでそれを飽和化合物からの芳香族化合物の分離
に有用な膜に流延できる種々の出発物質を、入手できる
多くの物質から選ぶことができる。ポリウレタンは前記
反応物を用いてポリアミン又はアミノアルコール連鎖延
長剤を省略して製造される。
【0032】ポリウレタンイミドは、前記のものから選
ばれるポリオールを、また前記のものから選ばれるポリ
イソシアナートで末端キャッピングすることにより製造
され、一方脂肪族及びシクロ脂肪族ジ−及びポリ−イソ
シアナートはまた脂肪族、シクロ脂肪族、アラルキル及
び芳香族ポリイソシアナートの混合物であることができ
るので、使用し、次いで、直接イミドを生ずるポリ無水
物との、あるいはアミド酸基を生じ、イミドに縮合/環
化できるジ又はポリ−カルボン酸との反応により連鎖延
長することができる。ポリウレタンイミドは米国特許第
4,929,358号の主題である。
ばれるポリオールを、また前記のものから選ばれるポリ
イソシアナートで末端キャッピングすることにより製造
され、一方脂肪族及びシクロ脂肪族ジ−及びポリ−イソ
シアナートはまた脂肪族、シクロ脂肪族、アラルキル及
び芳香族ポリイソシアナートの混合物であることができ
るので、使用し、次いで、直接イミドを生ずるポリ無水
物との、あるいはアミド酸基を生じ、イミドに縮合/環
化できるジ又はポリ−カルボン酸との反応により連鎖延
長することができる。ポリウレタンイミドは米国特許第
4,929,358号の主題である。
【0033】ポリマー、好ましくはポリ尿素/ウレタン
コポリマー、ポリウレタン、又はポリウレタン/イミド
は適当な溶解溶媒中で調製される。選ばれる溶媒(類)
は、ポリマー、好ましくはポリ尿素/ウレタンコポリマ
ー、ポリウレタン又はポリウレタン/イミドを溶解でき
ねばならないだけでなく、またポリマー溶液をコートす
る疎水性支持体を湿潤できねばならない。溶媒(類)は
溶液が疎水性微孔質支持体の表面を濡らすがしかし細孔
中へ浸透しないような最適湿潤特性を有しなければなら
ない。例えば、ジメチルホルムアミド(高溶解力)及び
アセトン(低表面張力)の溶媒混合物で、完全な浸透を
高アセトン濃度で得ることができ、一方、非湿潤状態は
高ジメチルホルムアミド濃度で生ずる。従って、最適ジ
メチルホルムアミド/アセトン溶媒比は10/90と9
0/10の間にある。低表面張力溶媒の20℃における
表面張力は35ダイン/cm未満、好ましくは30ダイン
/cm未満、より好ましくは25ダイン/cm未満であるべ
きであろう。20℃におけるアセトンの表面張力は23
ダイン/cmである。低表面張力溶媒の他の例はトルエ
ン、ヘプタン及びヘキサンである。
コポリマー、ポリウレタン、又はポリウレタン/イミド
は適当な溶解溶媒中で調製される。選ばれる溶媒(類)
は、ポリマー、好ましくはポリ尿素/ウレタンコポリマ
ー、ポリウレタン又はポリウレタン/イミドを溶解でき
ねばならないだけでなく、またポリマー溶液をコートす
る疎水性支持体を湿潤できねばならない。溶媒(類)は
溶液が疎水性微孔質支持体の表面を濡らすがしかし細孔
中へ浸透しないような最適湿潤特性を有しなければなら
ない。例えば、ジメチルホルムアミド(高溶解力)及び
アセトン(低表面張力)の溶媒混合物で、完全な浸透を
高アセトン濃度で得ることができ、一方、非湿潤状態は
高ジメチルホルムアミド濃度で生ずる。従って、最適ジ
メチルホルムアミド/アセトン溶媒比は10/90と9
0/10の間にある。低表面張力溶媒の20℃における
表面張力は35ダイン/cm未満、好ましくは30ダイン
/cm未満、より好ましくは25ダイン/cm未満であるべ
きであろう。20℃におけるアセトンの表面張力は23
ダイン/cmである。低表面張力溶媒の他の例はトルエ
ン、ヘプタン及びヘキサンである。
【0034】高い溶解力を有する溶媒(良溶媒)は高極
性溶解パラメーターにより確認される。良溶媒の25℃
における極性溶解パラメーターは3(cal/cc)1/2以上、
好ましくは5(cal/cc)1/2以上、より好ましくは7(cal
/cc)1/2以上であるべきであろう。ジメチルホルムアミ
ドは8.07(cal/cc)1/2の極性溶解パラメーターを有す
る。良溶媒の他の例はジメチルスルホキシド及びジメチ
ルアセトアミドである。
性溶解パラメーターにより確認される。良溶媒の25℃
における極性溶解パラメーターは3(cal/cc)1/2以上、
好ましくは5(cal/cc)1/2以上、より好ましくは7(cal
/cc)1/2以上であるべきであろう。ジメチルホルムアミ
ドは8.07(cal/cc)1/2の極性溶解パラメーターを有す
る。良溶媒の他の例はジメチルスルホキシド及びジメチ
ルアセトアミドである。
【0035】膜製造工程中に使用される溶媒は、使用さ
れる高溶解力溶媒と低表面張力溶媒との約10/90〜
90/10、好ましくは約20/80〜80/20、最
も好ましくは約40/60〜60/40の比における混
合物を含む。好ましくは溶液は湿潤性溶媒を用いるだけ
でなく、また存在する湿潤性界面活性剤例えばクロチル
アルコール又はゾニル(Zonyl)FSN、デュポン(Dupo
nt)フルオロサーファクタント、を有する。好ましくは
5%未満の湿潤性界面活性剤を使用するべきである。
れる高溶解力溶媒と低表面張力溶媒との約10/90〜
90/10、好ましくは約20/80〜80/20、最
も好ましくは約40/60〜60/40の比における混
合物を含む。好ましくは溶液は湿潤性溶媒を用いるだけ
でなく、また存在する湿潤性界面活性剤例えばクロチル
アルコール又はゾニル(Zonyl)FSN、デュポン(Dupo
nt)フルオロサーファクタント、を有する。好ましくは
5%未満の湿潤性界面活性剤を使用するべきである。
【0036】膜コーティング層が薄く、0.1〜10μ、
好ましくは0.5〜5μの範囲内にあることを保証するた
めに、溶液中のポリマー濃度は約10重量%ポリマー及
びそれ未満の範囲内にあるべきであり、好ましくは低濃
度、0.5〜8重量%、より好ましくは0.5〜5重量%が
使用される。溶媒中のポリマーの湿潤性溶液の粘度は、
5〜100cp、好ましくは10〜50cp、より好ましく
は20〜40cpであるべきである。最適溶液粘度は、例
えば粘度調整剤の添加、ポリマー濃度/溶媒組成物の調
整により、溶液の熟成により、又はこれらの方法の組合
わせにより得ることができる。ポリマー溶液の熟成は意
外にも同組成の、しかし熟成されない、及び所望範囲内
の粘度を有しないポリマー溶液を用いて作った薄層複合
膜に比べて高い選択性の複合膜を生ずる。ポリマー溶液
は少くとも1日、好ましくは少くとも3日、より好まし
くは少くとも7日の間熟成される。熟成はポリマー溶液
を非反応性雰囲気中で室温で放置することにより行なわ
れる。室温より高い温度の使用は同等の粘度を達成する
熟成時間を縮小するであろう。
好ましくは0.5〜5μの範囲内にあることを保証するた
めに、溶液中のポリマー濃度は約10重量%ポリマー及
びそれ未満の範囲内にあるべきであり、好ましくは低濃
度、0.5〜8重量%、より好ましくは0.5〜5重量%が
使用される。溶媒中のポリマーの湿潤性溶液の粘度は、
5〜100cp、好ましくは10〜50cp、より好ましく
は20〜40cpであるべきである。最適溶液粘度は、例
えば粘度調整剤の添加、ポリマー濃度/溶媒組成物の調
整により、溶液の熟成により、又はこれらの方法の組合
わせにより得ることができる。ポリマー溶液の熟成は意
外にも同組成の、しかし熟成されない、及び所望範囲内
の粘度を有しないポリマー溶液を用いて作った薄層複合
膜に比べて高い選択性の複合膜を生ずる。ポリマー溶液
は少くとも1日、好ましくは少くとも3日、より好まし
くは少くとも7日の間熟成される。熟成はポリマー溶液
を非反応性雰囲気中で室温で放置することにより行なわ
れる。室温より高い温度の使用は同等の粘度を達成する
熟成時間を縮小するであろう。
【0037】この熟成したポリマー溶液をコートされる
支持体は疎水性、微孔質支持体、例えばテフロン又はポ
リプロピレンである。疎水性微孔質支持体上にポリマー
溶液の層を付着した後、過剰の溶液を流し去し、残留す
る溶媒部分を蒸発させる。溶媒の蒸発は単に溶媒を雰囲
気中へ消酸させることにより行なうことができ、又は溶
媒の蒸発を熱の添加及び(又は)真空の適用により増大
させることができる。
支持体は疎水性、微孔質支持体、例えばテフロン又はポ
リプロピレンである。疎水性微孔質支持体上にポリマー
溶液の層を付着した後、過剰の溶液を流し去し、残留す
る溶媒部分を蒸発させる。溶媒の蒸発は単に溶媒を雰囲
気中へ消酸させることにより行なうことができ、又は溶
媒の蒸発を熱の添加及び(又は)真空の適用により増大
させることができる。
【0038】薄層複合膜は石油及び薬品流中の飽和化合
物からの芳香族化合物の分離に有用であり、ヘビ− cat
ナフサ流中に遭遇されるような飽和化合物からの大置換
芳香族化合物の分離に殊に有用であることが認められ
た。飽和化合物からの芳香族化合物の分離に適するフィ
ード流である他の流れは中間 catナフサ流、C5 −30
0°F 範囲中で沸騰する(200〜320°F )軽芳香
族含量流、400〜650°F 範囲中で沸騰する軽質キ
ャタリチックサイクル油、並びにベンゼン、トルエン、
キシレン(BTX)又は他の芳香族化合物の回収可能量
を飽和化合物と組合せて含む化学プラント中の流れであ
る。本発明の膜を良好に使用できる分離法にはパースト
ラクション(perstraction) 及びパーベーパレーション
が含まれる。
物からの芳香族化合物の分離に有用であり、ヘビ− cat
ナフサ流中に遭遇されるような飽和化合物からの大置換
芳香族化合物の分離に殊に有用であることが認められ
た。飽和化合物からの芳香族化合物の分離に適するフィ
ード流である他の流れは中間 catナフサ流、C5 −30
0°F 範囲中で沸騰する(200〜320°F )軽芳香
族含量流、400〜650°F 範囲中で沸騰する軽質キ
ャタリチックサイクル油、並びにベンゼン、トルエン、
キシレン(BTX)又は他の芳香族化合物の回収可能量
を飽和化合物と組合せて含む化学プラント中の流れであ
る。本発明の膜を良好に使用できる分離法にはパースト
ラクション(perstraction) 及びパーベーパレーション
が含まれる。
【0039】パーストラクションは混合物中に含まれる
特定成分の膜中への選択的溶解、それらの成分の膜を通
る拡散、及び液体スィープ流の使用による拡散成分の膜
の下流側からの除去を含む。石油又は薬品流(殊にヘビ
− catナフサ流)中の飽和化合物からの芳香族化合物の
パーストラクション分離において、フィード流中に存在
する芳香族分子は膜溶解パラメーターとフィード流中へ
の芳香族種のそれとの間の類似性のために膜フィルム中
へ溶解する。次いで芳香族化合物は膜を通って浸透(拡
散)し、芳香族含量の低いスィープ液体により洗い去ら
れる。これは膜フィルムの透過側における芳香族化合物
の濃度を低く保ち、膜を通る芳香族化合物の透過に関与
する濃度勾配を維持する。
特定成分の膜中への選択的溶解、それらの成分の膜を通
る拡散、及び液体スィープ流の使用による拡散成分の膜
の下流側からの除去を含む。石油又は薬品流(殊にヘビ
− catナフサ流)中の飽和化合物からの芳香族化合物の
パーストラクション分離において、フィード流中に存在
する芳香族分子は膜溶解パラメーターとフィード流中へ
の芳香族種のそれとの間の類似性のために膜フィルム中
へ溶解する。次いで芳香族化合物は膜を通って浸透(拡
散)し、芳香族含量の低いスィープ液体により洗い去ら
れる。これは膜フィルムの透過側における芳香族化合物
の濃度を低く保ち、膜を通る芳香族化合物の透過に関与
する濃度勾配を維持する。
【0040】スィープ液体は芳香族化合物含量が低く、
それ自体濃度勾配を低下しない。スィープ液体は、好ま
しくは透過した芳香族化合物より非常に低いか又は非常
に高い沸点をもつ飽和炭化水素液体である。これは、例
えば簡単な蒸留による分離を容易にするためである。従
って、適当なスィープ液体には例えばC3 〜C6 飽和炭
化水素及び潤滑油ベースストック(C15〜C20)が含ま
れる。
それ自体濃度勾配を低下しない。スィープ液体は、好ま
しくは透過した芳香族化合物より非常に低いか又は非常
に高い沸点をもつ飽和炭化水素液体である。これは、例
えば簡単な蒸留による分離を容易にするためである。従
って、適当なスィープ液体には例えばC3 〜C6 飽和炭
化水素及び潤滑油ベースストック(C15〜C20)が含ま
れる。
【0041】パーストラクション法は、好ましくはでき
るだけ便利な温度で行なわれる。圧力の選択は、パース
トラクション法が圧力に依存しないで、濃度駆動力下に
膜中へ溶解し、それを通って移動するフィード中の芳香
族成分の能力によるので、臨界的でない。従って、便宜
な圧力を使用でき、膜が多孔性裏材上に支持されるなら
ば望ましくない圧縮を、あるいはそうでなければ膜の破
壊を回避するために低いほど良好である。
るだけ便利な温度で行なわれる。圧力の選択は、パース
トラクション法が圧力に依存しないで、濃度駆動力下に
膜中へ溶解し、それを通って移動するフィード中の芳香
族成分の能力によるので、臨界的でない。従って、便宜
な圧力を使用でき、膜が多孔性裏材上に支持されるなら
ば望ましくない圧縮を、あるいはそうでなければ膜の破
壊を回避するために低いほど良好である。
【0042】C3 又はC4 フィード液体が25℃又はそ
れ以上で液体状態で使用されるならば、圧力はそれらを
液相に保つために高めねばならない。対照的に、パーベ
ーパレーションは一般にパーストラクションより高い温
度で運転され、透過側における真空により膜の表面から
透過物を蒸発させ、分離工程を駆動する力を推進する濃
度勾配を維持する。パーストラクションにおけるよう
に、フィード中に存在する芳香族分子が膜フィルム中へ
溶解し、前記フィルムを通って移動し、温度勾配の影響
下に透過側に再び出現する。飽和化合物からの芳香族化
合物のパーベーパレーション分離はヘキサンからのベン
ゼンの分離に対し約25℃の温度で行なうことができる
が、しかしより重質の芳香族/飽和混合物例えば重質 c
atナフサの分離に対し、少くとも80℃及びそれ以上、
好ましくは少くとも100℃及びそれ以上、より好まし
くは120℃及びそれ以上の高温を使用すべきである。
最大上部温度限界は膜が物理的に損傷されるか又は離層
する温度である。1/50mmHg程度の真空が透過側に引
かれる。透過物を含む真空流は冷却されて高芳香族透過
物を凝縮させる。凝縮温度は所与真空レベルにおける透
過物の露点以下であるべきであろう。
れ以上で液体状態で使用されるならば、圧力はそれらを
液相に保つために高めねばならない。対照的に、パーベ
ーパレーションは一般にパーストラクションより高い温
度で運転され、透過側における真空により膜の表面から
透過物を蒸発させ、分離工程を駆動する力を推進する濃
度勾配を維持する。パーストラクションにおけるよう
に、フィード中に存在する芳香族分子が膜フィルム中へ
溶解し、前記フィルムを通って移動し、温度勾配の影響
下に透過側に再び出現する。飽和化合物からの芳香族化
合物のパーベーパレーション分離はヘキサンからのベン
ゼンの分離に対し約25℃の温度で行なうことができる
が、しかしより重質の芳香族/飽和混合物例えば重質 c
atナフサの分離に対し、少くとも80℃及びそれ以上、
好ましくは少くとも100℃及びそれ以上、より好まし
くは120℃及びそれ以上の高温を使用すべきである。
最大上部温度限界は膜が物理的に損傷されるか又は離層
する温度である。1/50mmHg程度の真空が透過側に引
かれる。透過物を含む真空流は冷却されて高芳香族透過
物を凝縮させる。凝縮温度は所与真空レベルにおける透
過物の露点以下であるべきであろう。
【0043】膜はそれ自体任意の便宜なモジュール設計
を用いる任意の便宜な形態であることができる。従っ
て、膜物質のシートはら旋巻又は板及びフレーム透過セ
ルモジュールで使用できる。膜の管及び中空繊維を束ね
た構造で使用でき、管又は繊維の内部空間中にフィード
又はスィープ液体(又は真空)が維持され、相補環境は
明らかに他側に維持される。
を用いる任意の便宜な形態であることができる。従っ
て、膜物質のシートはら旋巻又は板及びフレーム透過セ
ルモジュールで使用できる。膜の管及び中空繊維を束ね
た構造で使用でき、管又は繊維の内部空間中にフィード
又はスィープ液体(又は真空)が維持され、相補環境は
明らかに他側に維持される。
【0044】本発明は、例示として提供され、限定でな
い次の実施例を参照することにより一層よく理解されよ
う。 実施例1 ポリ尿素−ウレタンポリマーを含む溶液を次のように調
製する。ポリエチレンアジペート(MW=2,000)4.
56g(0.00228モル)、500MWポリエチレン
アジペート2.66g(0.00532モル)及び4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアナート3.81g(0.01
52モル)を、かくはん機及び乾燥管を備えた250ml
フラスコに加える。温度を90℃に上げ、かくはん下に
2時間保持し、イソシアナート末端キャプドプレポリマ
ーを生成させる。ジメチルホルムアミド20gをこのプ
レポリマーに加え、混合物を透明になるまでかくはんす
る。4,4′−ジアミノ−ジフェニルメタン1.5g(0.
0076モル)をジメチルホルムアミド10g中に溶解
し、次いで連鎖延長剤としてプレポリマー溶液に加え
る。次いでこの混合物を室温(約22℃)で20分間反
応させた。溶液の粘度は約100cpであった。5ミルキ
ャスチングナイフを用いてフィルムをガラス上にキャス
トし、次いでオーブン中で90℃で2時間乾燥した。こ
の方法は薄層複合体(TFC)に対する対照として20
ミクロンの緻密フィルムを生じた。 実施例2 ポリマー溶液を実施例1に従って作り、溶液がジメチル
ホルムアミド/アセトンの60/40重量%ブレンドを
含有するように5重量%に稀釈した。溶液を室温で7日
間放置した。熟成した溶液の粘度は35cpであった。こ
の時間後、1重量%ゾニルFSN(デュポン)フルオロ
サーファクタントを熟成した溶液に加えた(注:フルオ
ロサーファクタントはまた熟成前に加えることができ
る)。公称0.1ミクロン細孔を有する微孔質テフロン膜
〔デザリネーション・システムズ(Desalination Syste
ms Inc.)からのK−150)をポリマー溶液でウォッシ
ュコートした。ウォッシュコーティングが終った後直ち
にコーティングをホットエアガンで乾燥した。この方法
は厚さ3〜4ミクロンのポリ尿素/ウレタン緻密相を有
する複合膜を生じた。薄いコーティングは溶液中のポリ
マー濃度の低下により得ることができ、一方、厚いコー
ティングは高ポリマー濃度で得られる。
い次の実施例を参照することにより一層よく理解されよ
う。 実施例1 ポリ尿素−ウレタンポリマーを含む溶液を次のように調
製する。ポリエチレンアジペート(MW=2,000)4.
56g(0.00228モル)、500MWポリエチレン
アジペート2.66g(0.00532モル)及び4,4′
−ジフェニルメタンジイソシアナート3.81g(0.01
52モル)を、かくはん機及び乾燥管を備えた250ml
フラスコに加える。温度を90℃に上げ、かくはん下に
2時間保持し、イソシアナート末端キャプドプレポリマ
ーを生成させる。ジメチルホルムアミド20gをこのプ
レポリマーに加え、混合物を透明になるまでかくはんす
る。4,4′−ジアミノ−ジフェニルメタン1.5g(0.
0076モル)をジメチルホルムアミド10g中に溶解
し、次いで連鎖延長剤としてプレポリマー溶液に加え
る。次いでこの混合物を室温(約22℃)で20分間反
応させた。溶液の粘度は約100cpであった。5ミルキ
ャスチングナイフを用いてフィルムをガラス上にキャス
トし、次いでオーブン中で90℃で2時間乾燥した。こ
の方法は薄層複合体(TFC)に対する対照として20
ミクロンの緻密フィルムを生じた。 実施例2 ポリマー溶液を実施例1に従って作り、溶液がジメチル
ホルムアミド/アセトンの60/40重量%ブレンドを
含有するように5重量%に稀釈した。溶液を室温で7日
間放置した。熟成した溶液の粘度は35cpであった。こ
の時間後、1重量%ゾニルFSN(デュポン)フルオロ
サーファクタントを熟成した溶液に加えた(注:フルオ
ロサーファクタントはまた熟成前に加えることができ
る)。公称0.1ミクロン細孔を有する微孔質テフロン膜
〔デザリネーション・システムズ(Desalination Syste
ms Inc.)からのK−150)をポリマー溶液でウォッシ
ュコートした。ウォッシュコーティングが終った後直ち
にコーティングをホットエアガンで乾燥した。この方法
は厚さ3〜4ミクロンのポリ尿素/ウレタン緻密相を有
する複合膜を生じた。薄いコーティングは溶液中のポリ
マー濃度の低下により得ることができ、一方、厚いコー
ティングは高ポリマー濃度で得られる。
【0045】
表 1
(HCN フィード:52容量% arom,パーベーパレーション@140℃/5〜10
ミリバール,<5LV%イールド)
膜 実施例1 実施例2
型 緻密フィルム TFC
コーティング厚さ(μ) 21 3
透過物品質
RI@20℃ 1.5004 1.5000
Arom, 容量%(1) 86.1 85.7
透過物流束,kg/m2-d 40.9 270.0
─────────────────────────────────
(1) FIA分析(蛍光標識分析,ASTM D131
9)を用いて特定HCNフィードに対して開発されたR
I相関に基づく芳香族化合物濃度 (Arom=807.99×RI−1126.24)。
9)を用いて特定HCNフィードに対して開発されたR
I相関に基づく芳香族化合物濃度 (Arom=807.99×RI−1126.24)。
【0046】表1中のデータは緻密フィルムに比べて薄
層複合体の流束性能の6倍以上の増加を示す。明らかに
これは有意な改良を表わす。 実施例3 薄層複合体を実施例2中と同じ溶液から製造したが、し
かし溶液は単に3日間熟成した。溶液は単に3cpの粘度
を有した。
層複合体の流束性能の6倍以上の増加を示す。明らかに
これは有意な改良を表わす。 実施例3 薄層複合体を実施例2中と同じ溶液から製造したが、し
かし溶液は単に3日間熟成した。溶液は単に3cpの粘度
を有した。
【0047】
表 2
(HCN フィード:52容量% arom,パーベーパレーション@140℃/5〜10
ミリバール,<5LV%イールド)
ラン M−229R M−228
膜 実施例2 実施例3
型 TFC TFC
溶液熟成,日 7 3
コーティング厚さ(μ) 3 1
透過物品質
RI@20℃ 1.5000 1.4713
Arom, 容量%(1) 85.7 52.0
透過物流束,kg/m2-d 270.0 >2000
─────────────────────────────────
(1) FIA分析を用いて特定HCNフィードに対して開
発したRI相関に基づく芳香族化合物濃度 (Arom=807.99×RI−1126.24)。
発したRI相関に基づく芳香族化合物濃度 (Arom=807.99×RI−1126.24)。
【0048】表2中のデータは明らかに溶液の熟成が膜
性能を改良することを示す。 実施例4 薄層複合体を実施例2におけるように製造したが、しか
しナイロン微孔質支持体(0.1ミクロン)をウォッシュ
コートした(同一熟成溶液)。 表 3 (HCN フィード:52容量% arom,パーベーパレーション@140℃/5〜10 ミリバール,<5LV%イールド) ラン M−229R M−228 膜 実施例2 実施例4 型 TFC TFC 支持体 0.1 μテフロン 0.1 μナイロン 透過物品質 RI@20℃ 1.5000 1.4953 Arom, 容量%(1) 85.7 81.8 透過物流束,kg/m2-d 270.0 87.0 ─────────────────────────────────── (1) FIA分析を用いて特定HCNフィードに対して開
発したRI相関に基づく芳香族化合物濃度 (Arom=807.99×RI−1126.24)。
性能を改良することを示す。 実施例4 薄層複合体を実施例2におけるように製造したが、しか
しナイロン微孔質支持体(0.1ミクロン)をウォッシュ
コートした(同一熟成溶液)。 表 3 (HCN フィード:52容量% arom,パーベーパレーション@140℃/5〜10 ミリバール,<5LV%イールド) ラン M−229R M−228 膜 実施例2 実施例4 型 TFC TFC 支持体 0.1 μテフロン 0.1 μナイロン 透過物品質 RI@20℃ 1.5000 1.4953 Arom, 容量%(1) 85.7 81.8 透過物流束,kg/m2-d 270.0 87.0 ─────────────────────────────────── (1) FIA分析を用いて特定HCNフィードに対して開
発したRI相関に基づく芳香族化合物濃度 (Arom=807.99×RI−1126.24)。
【0049】表3中のデータは明らかに高表面張力親水
性支持体例えばナイロンの使用が低流束膜を生ずること
を示す。ポリマー溶液はナイロン中へ浸透した。 実施例5 溶液を実施例2におけるように調製したが、しかしポリ
マー溶媒はDMF/アセトンの60/40ブレンドの代
りに100%ジメチルホルムアミド(DMF)であっ
た。この溶液は1重量%ゾニルFSN(デュポン)フル
オロサーファクタントを用いたけれども、0.1ミクロン
テフロン支持体をコートせず、不完全な膜層が得られ
た。溶液の不十分な被覆性の結果、これらの膜は高流束
及び芳香族化合物/飽和化合物非分離を示した。 実施例6 ポリ尿素−ウレタンポリマーを含む溶液を次のように調
製する。ポリエチレンアジペート(MW=2000)1
0.6g(0.00532モル)、500MWポリエチレン
アジペート2.66g(0.00532モル)及び4,4−
ジフェニルメタンジイソシアナート5.33g(0.212
8モル)を、かくはん機及び乾燥管を備えた250mlフ
ラスコに加える。温度を90℃に上げ、かくはん下に2
時間保持してイソシアナート末端キャップドプレポリマ
ーを生成させる。ジメチルホルムアミド20gをこのプ
レポリマーに加え、混合物を透明になるまでかくはんし
る。4,4′−ジアミノ−ジフェニルメタン4.2g(0.
02128モル)をジメチルホルムアミド2g中に溶解
し、次いで連鎖延長剤としてプレポリマー溶液に加え
る。この混合物を次いで室温(約20℃)で20分間反
応させる。次いでポリマー溶液をジメチルホルムアミド
で10重量%に稀釈する。溶液の粘度は約75cpであ
る。1重量%のゾニルFSNフルオロサーファクタント
(デュポン)を加え、次いで溶液を0.1ミクロンの多孔
性テフロン膜試料(デザリネーション・システムズから
のK−150)上にウォッシュコートする。所望範囲内
の粘度を有するけれども、この溶液はテフロンを十分に
濡らさず、その結果乾燥後に大きい割れ目がポリマーコ
ーティング中に存在する。 実施例7 ポリマー溶液を実施例1におけるように調製し、次いで
50/50ジメチルホルムアミド/アセトン溶媒混合物
中の10重量%に稀釈する。溶液の粘度は約75cpであ
った。この溶液を用いて0.1ミクロンの多孔性テフロン
をウォッシュコートした。初めに溶液はテフロンを濡ら
したが、しかしアセトンが蒸発すると残留溶液は表面上
で玉になり、不連続ポリマー層を生じた。 実施例8 1重量%のゾニルFSNフルオロサーファクタント(デ
ュポン)を実施例7におけるように調製した溶液に加え
た。この溶液を用いて0.1ミクロンの多孔性テフロンを
コートした。溶液はテフロンを濡らし、乾燥後連続緻密
層を生じた。粘度はすでに約75cpであったので熟成が
必要でなかった。乾燥後のコーティング厚さは7μであ
った。
性支持体例えばナイロンの使用が低流束膜を生ずること
を示す。ポリマー溶液はナイロン中へ浸透した。 実施例5 溶液を実施例2におけるように調製したが、しかしポリ
マー溶媒はDMF/アセトンの60/40ブレンドの代
りに100%ジメチルホルムアミド(DMF)であっ
た。この溶液は1重量%ゾニルFSN(デュポン)フル
オロサーファクタントを用いたけれども、0.1ミクロン
テフロン支持体をコートせず、不完全な膜層が得られ
た。溶液の不十分な被覆性の結果、これらの膜は高流束
及び芳香族化合物/飽和化合物非分離を示した。 実施例6 ポリ尿素−ウレタンポリマーを含む溶液を次のように調
製する。ポリエチレンアジペート(MW=2000)1
0.6g(0.00532モル)、500MWポリエチレン
アジペート2.66g(0.00532モル)及び4,4−
ジフェニルメタンジイソシアナート5.33g(0.212
8モル)を、かくはん機及び乾燥管を備えた250mlフ
ラスコに加える。温度を90℃に上げ、かくはん下に2
時間保持してイソシアナート末端キャップドプレポリマ
ーを生成させる。ジメチルホルムアミド20gをこのプ
レポリマーに加え、混合物を透明になるまでかくはんし
る。4,4′−ジアミノ−ジフェニルメタン4.2g(0.
02128モル)をジメチルホルムアミド2g中に溶解
し、次いで連鎖延長剤としてプレポリマー溶液に加え
る。この混合物を次いで室温(約20℃)で20分間反
応させる。次いでポリマー溶液をジメチルホルムアミド
で10重量%に稀釈する。溶液の粘度は約75cpであ
る。1重量%のゾニルFSNフルオロサーファクタント
(デュポン)を加え、次いで溶液を0.1ミクロンの多孔
性テフロン膜試料(デザリネーション・システムズから
のK−150)上にウォッシュコートする。所望範囲内
の粘度を有するけれども、この溶液はテフロンを十分に
濡らさず、その結果乾燥後に大きい割れ目がポリマーコ
ーティング中に存在する。 実施例7 ポリマー溶液を実施例1におけるように調製し、次いで
50/50ジメチルホルムアミド/アセトン溶媒混合物
中の10重量%に稀釈する。溶液の粘度は約75cpであ
った。この溶液を用いて0.1ミクロンの多孔性テフロン
をウォッシュコートした。初めに溶液はテフロンを濡ら
したが、しかしアセトンが蒸発すると残留溶液は表面上
で玉になり、不連続ポリマー層を生じた。 実施例8 1重量%のゾニルFSNフルオロサーファクタント(デ
ュポン)を実施例7におけるように調製した溶液に加え
た。この溶液を用いて0.1ミクロンの多孔性テフロンを
コートした。溶液はテフロンを濡らし、乾燥後連続緻密
層を生じた。粘度はすでに約75cpであったので熟成が
必要でなかった。乾燥後のコーティング厚さは7μであ
った。
【0050】表4中に示されるように、連続緻密層が分
離の達成に必要であった(すなわち実施例8の膜)。表
4は連続緻密層をジメチルホルムアミド/アセトン溶媒
混合物及びゾニルFSNフルオロサーファクタント中の
ポリマー溶液で形成できることを示す。これらの実施例
は実施例3と組合わせて、ポリマー溶液が前記範囲中の
粘度を有しなければならないこと、並びに、さらに薄い
連続緻密分離バリヤーを得るために低表面張力溶媒例え
ばアセトン及びフルオロサーファクタント例えばゾニル
FSNを必要とすることを示す。
離の達成に必要であった(すなわち実施例8の膜)。表
4は連続緻密層をジメチルホルムアミド/アセトン溶媒
混合物及びゾニルFSNフルオロサーファクタント中の
ポリマー溶液で形成できることを示す。これらの実施例
は実施例3と組合わせて、ポリマー溶液が前記範囲中の
粘度を有しなければならないこと、並びに、さらに薄い
連続緻密分離バリヤーを得るために低表面張力溶媒例え
ばアセトン及びフルオロサーファクタント例えばゾニル
FSNを必要とすることを示す。
【0051】
表 4
湿潤に対する溶媒混合物及びフルオロサーファクタントの効果
(モデルフィード;50%芳香族化合物,パーストラクション@80℃,
<5LV%イールド)
膜 6 7 8
溶媒 DMF DMF/アセトン DMF/アセトン
ゾニルFSN, 重量% 1 0 1
コーティング完全性 不連続 不連続 連続
透過物
芳香族化合物 50 50 86
───────────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 バーンド アルフレツド ケーニツツアー
カナダ オンタリオ エヌ7エス 4ビー
3 クリアウオーター アスコツト サー
クル 1368
Claims (7)
- 【請求項1】 湿潤性溶液が疎水性微孔質支持体の表面
を濡らすがしかし細孔中浸透せず、20℃において5〜
100cpの範囲内の粘度を有し、溶媒溶液中のポリマー
は溶媒中に10%又はそれ未満のポリマーを含み、前記
溶媒が20℃において35ダイン/cm未満の表面張力を
有する低表面張力溶媒と25℃において3(cal/cc)1/2
未満の高極性溶解パラメーターを有する高溶解力溶媒と
の10/90〜90/10の低表面張力溶媒/高溶解力
溶媒比における混合物を含み、さらに界面活性剤を含む
溶媒中のポリマーの湿潤性溶液で疎水性支持体をウォッ
シュコーティングし、過剰の溶液を排液し、溶液を蒸発
させることにより、微孔質疎水性支持体裏材上に厚さ約
0.1〜10μの薄い緻密な選択性ポリマーフィルムを含
む薄膜複合(TFC)膜を製造する方法。 - 【請求項2】 薄い緻密な選択性ポリマーフィルムが0.
5〜5.0μの厚さである、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 さらに、ポリマー溶液をウォッシュコー
トとして疎水性支持体に適用する前に少くとも1日の期
間の間ポリマー溶液を熟成する段階を含む、請求項1又
は2に記載の方法。 - 【請求項4】 低表面張力/高溶解力溶媒比が20/8
0〜80/20の範囲内にある、請求項1,2又は3に
記載の方法。 - 【請求項5】 疎水性支持体がテフロン又はポリプロピ
レンである、請求項1,2,3又は4に記載の方法。 - 【請求項6】 界面活性剤がクロチルアルコール又はフ
ルオロサーファクタントである、請求項1,2,3,4
又は5に記載の方法。 - 【請求項7】 ポリマー溶液中のポリマーがポリ尿素/
ウレタン、ポリウレタン又はポリウレタンイミドであ
る、請求項1,2,3,4,5又は6に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17811791A JPH0523558A (ja) | 1989-12-19 | 1991-07-18 | 支持薄層膜の製造 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/452,889 US5045354A (en) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | Production of supported thin film membranes |
| JP17811791A JPH0523558A (ja) | 1989-12-19 | 1991-07-18 | 支持薄層膜の製造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523558A true JPH0523558A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=26498398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17811791A Pending JPH0523558A (ja) | 1989-12-19 | 1991-07-18 | 支持薄層膜の製造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523558A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006038409A1 (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-13 | Nitto Denko Corporation | 複合半透膜の製造方法 |
| KR100792056B1 (ko) * | 2004-01-08 | 2008-01-04 | 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 | 폴리우레탄이미드수지, 접착제 조성물, 및 회로접속용접착제 조성물 |
| US8851297B2 (en) | 2006-10-10 | 2014-10-07 | Nitto Denko Corporation | Composite semipermeable membrane and process for producing the same |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP17811791A patent/JPH0523558A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100792056B1 (ko) * | 2004-01-08 | 2008-01-04 | 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 | 폴리우레탄이미드수지, 접착제 조성물, 및 회로접속용접착제 조성물 |
| WO2006038409A1 (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-13 | Nitto Denko Corporation | 複合半透膜の製造方法 |
| JP2006102594A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Nitto Denko Corp | 複合半透膜の製造方法 |
| US8851297B2 (en) | 2006-10-10 | 2014-10-07 | Nitto Denko Corporation | Composite semipermeable membrane and process for producing the same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5045354A (en) | Production of supported thin film membranes | |
| US4914064A (en) | Highly aromatic polyurea/urethane membranes and their use for the separation of aromatics from non-aromatics | |
| US4962271A (en) | Selective separation of multi-ring aromatic hydrocarbons from distillates by perstraction | |
| US5039418A (en) | Membrane made from a multi-block polymer comprising an oxazolidone prepolymer chain extended with a compatible second prepolymer and its use in separations | |
| US4861628A (en) | Thin film composite membrane prepared by suspension deposition | |
| US4929357A (en) | Isocyanurate crosslinked polyurethane membranes and their use for the separation of aromatics from non-aromatics | |
| US20080035557A1 (en) | Polymer-coated inorganic membrane for separating aromatic and aliphatic compounds | |
| EP0319990B1 (en) | Process for preparing composite membranes | |
| JPH01164402A (ja) | ポリ尿素膜及び芳香族化合物と非芳香族化合物との分離のためのその用途 | |
| US5221481A (en) | Multi-block polymer comprising an ester prepolymer, made by combining epoxy with polyester, chain extended with a compatible second prepolymer, the membrane made therefrom and its use for separations | |
| US4879044A (en) | Highly aromatic anisotropic polyurea/urethane membranes and their use for the separation of aromatics from non aromatics | |
| US4837054A (en) | Thin film composite membrane prepared by deposition from a solution | |
| US5063186A (en) | Highly aromatic polyurea/urethane membranes and their use of the separation of aromatics from non-aromatics | |
| US5075006A (en) | Isocyanurate crosslinked polyurethane membranes and their use for the separation of aromatics from non-aromatics | |
| JPH06503510A (ja) | マルチブロックポリマーから作った膜 | |
| JPH022853A (ja) | 高芳香族異方性ポリウレア/ウレタン膜および該膜を用いた非芳香族物質から芳香族物質を分離する方法 | |
| US5030355A (en) | Thin film composite membrane prepared by suspension deposition | |
| JPH09103663A (ja) | ポリエーテルイミド膜 | |
| JPH0523558A (ja) | 支持薄層膜の製造 | |
| US5039417A (en) | Membrane made from a multi-block polymer comprising an imide or amide-acid prepolymer chain extended with a compatible second prepolymer and its use in separations | |
| US5039422A (en) | Multi-block polymer comprising a urea prepolymer chain extended with a compatible second prepolymer, the membrane made therefrom and its use in separations | |
| JPH022855A (ja) | 芳香族物質/非芳香族物質分離用のポリウレアとポリウレタンの高芳香族ポリマーアロイ膜 | |
| US5055632A (en) | Highly aromatic polyurea/urethane membranes and their use for the separation of aromatics from non-aromatics | |
| US5098570A (en) | Multi-block polymer comprising a urea prepolymer chain extended with a compatible second prepolymer, the membrane made therefrom and its use in separations | |
| US4921611A (en) | Thin film composite membrane prepared by deposition from a solution |