JPH0523596Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0523596Y2 JPH0523596Y2 JP1987193632U JP19363287U JPH0523596Y2 JP H0523596 Y2 JPH0523596 Y2 JP H0523596Y2 JP 1987193632 U JP1987193632 U JP 1987193632U JP 19363287 U JP19363287 U JP 19363287U JP H0523596 Y2 JPH0523596 Y2 JP H0523596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- pressure oil
- shoe
- groove
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は抄紙機や圧延機などの帯状品のプレス
装置に用いられる撓み補償装置を有するプレスロ
ールに関するものである。
装置に用いられる撓み補償装置を有するプレスロ
ールに関するものである。
(従来の技術)
第3図は従来のプレスロールの1例を示す。プ
レスロールは大抵の場合上下一対のロールより構
成されているが、第3図では上部ロールは図示し
ておらず、下部ロールの一部のみを示している。
図において01は下部ロールで自重による撓みを
補償するため中空になつており、その内面にはシ
ユー02により下から上に一定の力が加えられて
いる。そしてこの力は、一対のシリンダ03とそ
の中を上下方向に滑動可能なピストン04におい
て、ピストン04の最下部に形成される圧力室0
5に外部より導油管06を介して高圧油を送り込
むことにより与えられ、またこの力は、円柱状の
支持ピン07を介してシユー02に伝えられる。
なお、ピストン04の側面には圧力室05に導入
された高圧油がシリンダ03とピストン04との
隙間より漏れないように、シール08が設けられ
ている。このようにしてシユー02に加えられた
力は、下部ロール01の内面を下から上に押し上
げ、下部ロール01の自重による下向きの撓みを
補正し、図示されていない上部ロールとの間に軸
方向全域に亘つて一定の隙間を形成することが出
来る。
レスロールは大抵の場合上下一対のロールより構
成されているが、第3図では上部ロールは図示し
ておらず、下部ロールの一部のみを示している。
図において01は下部ロールで自重による撓みを
補償するため中空になつており、その内面にはシ
ユー02により下から上に一定の力が加えられて
いる。そしてこの力は、一対のシリンダ03とそ
の中を上下方向に滑動可能なピストン04におい
て、ピストン04の最下部に形成される圧力室0
5に外部より導油管06を介して高圧油を送り込
むことにより与えられ、またこの力は、円柱状の
支持ピン07を介してシユー02に伝えられる。
なお、ピストン04の側面には圧力室05に導入
された高圧油がシリンダ03とピストン04との
隙間より漏れないように、シール08が設けられ
ている。このようにしてシユー02に加えられた
力は、下部ロール01の内面を下から上に押し上
げ、下部ロール01の自重による下向きの撓みを
補正し、図示されていない上部ロールとの間に軸
方向全域に亘つて一定の隙間を形成することが出
来る。
しかしこの時シユー02が下部ロール01の内
面に直接接触したのでは下部ロール01が矢印の
方向に高速で回転した時に両者は忽ちの内に焼き
付き、大惨事を招くことになる。そこでシユー0
2は支持ピン07の廻りに回転可能とし、シユー
02と下部ロール01の内面との間に潤滑油09
を持ち込むことにより、シユー02を一種の傾斜
パツド軸受として働かせるようになつている。即
ち、両者の間に回転方向の手前から後方に向かつ
て隙間が狭くなる(h1>h2)、所謂くさび形油膜
を形成することにより、ピストン04に加えられ
た力と釣り合う流体動力学的圧力を発生させ、両
者の直接接触を回避している。
面に直接接触したのでは下部ロール01が矢印の
方向に高速で回転した時に両者は忽ちの内に焼き
付き、大惨事を招くことになる。そこでシユー0
2は支持ピン07の廻りに回転可能とし、シユー
02と下部ロール01の内面との間に潤滑油09
を持ち込むことにより、シユー02を一種の傾斜
パツド軸受として働かせるようになつている。即
ち、両者の間に回転方向の手前から後方に向かつ
て隙間が狭くなる(h1>h2)、所謂くさび形油膜
を形成することにより、ピストン04に加えられ
た力と釣り合う流体動力学的圧力を発生させ、両
者の直接接触を回避している。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来のプレスロールにおける潤滑油09
は、下部ロール01の最下部に溜まつており、下
部ロール01が回転することによる遠心力によつ
てロール内面にへばり着いたものが、隙間h1に供
給される。しかし下部ロール01の回転が遅い起
動、或は停止時においては、潤滑油09に作用す
る遠心力が小さい為に、十分な潤滑油09がシユ
ー02の前縁まで到達することが出来ない。その
為前記の作用が全く期待出来ず、シユー02は下
部ロール01の内面に接触してしまう虞れがあつ
た。
は、下部ロール01の最下部に溜まつており、下
部ロール01が回転することによる遠心力によつ
てロール内面にへばり着いたものが、隙間h1に供
給される。しかし下部ロール01の回転が遅い起
動、或は停止時においては、潤滑油09に作用す
る遠心力が小さい為に、十分な潤滑油09がシユ
ー02の前縁まで到達することが出来ない。その
為前記の作用が全く期待出来ず、シユー02は下
部ロール01の内面に接触してしまう虞れがあつ
た。
本考案はシユーがロール内面に接触して焼き付
きを起こす等の前記従来の問題点を解決するため
に提案されたものである。
きを起こす等の前記従来の問題点を解決するため
に提案されたものである。
(問題点を解決するための手段)
このため本考案は、帯状品のプレスロールの内
面にシユーを設けた撓み補償装置を有するプレス
ロールにおいて、シユーのロール内面に対峙する
面に、両端が閉塞された幅が狭く深さの浅い溝を
軸方向にわたつて設け、かつ同溝内にロール外部
より高圧油を導く通路を設け、ロール低速回転時
には同溝内に高圧油を送り込んで静圧潤滑で作動
させ、高速回転時には同溝内への高圧油の送油を
停止し動圧潤滑で作動させるようにしてなるもの
で、これを問題点解決のための手段とするもので
ある。
面にシユーを設けた撓み補償装置を有するプレス
ロールにおいて、シユーのロール内面に対峙する
面に、両端が閉塞された幅が狭く深さの浅い溝を
軸方向にわたつて設け、かつ同溝内にロール外部
より高圧油を導く通路を設け、ロール低速回転時
には同溝内に高圧油を送り込んで静圧潤滑で作動
させ、高速回転時には同溝内への高圧油の送油を
停止し動圧潤滑で作動させるようにしてなるもの
で、これを問題点解決のための手段とするもので
ある。
(作用)
シリンダの圧力室に高圧油を導くことにより、
シユーをプレスロールの内面に向けて押圧すると
共に、更に外部からシユーのロール内面に対峙す
る面に設けられた溝に高圧油を導くことにより、
シユーとロール内面との間には、高圧油による流
体静力学的効果を利用し、ロールの撓みを補正す
るのに必要な力を伝達しながら隙間を形成させ、
ここに外部から導かれた高圧油を常に介在させ
て、シユーとロール内面との接触を避け、焼き付
きを防止することができる。
シユーをプレスロールの内面に向けて押圧すると
共に、更に外部からシユーのロール内面に対峙す
る面に設けられた溝に高圧油を導くことにより、
シユーとロール内面との間には、高圧油による流
体静力学的効果を利用し、ロールの撓みを補正す
るのに必要な力を伝達しながら隙間を形成させ、
ここに外部から導かれた高圧油を常に介在させ
て、シユーとロール内面との接触を避け、焼き付
きを防止することができる。
(実施例)
以下本考案を図面の実施例について説明する
と、第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、
第1図はプレスロールのうち下部ロールの一部の
断面図、第2図は第1図のA〜A断面図である。
と、第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、
第1図はプレスロールのうち下部ロールの一部の
断面図、第2図は第1図のA〜A断面図である。
第1図において、下部ロールの全体構成は前記
の第3図に準ずるが、シユー2の下部ロール1と
対峙する面には、軸方向にその両端を貫通してい
ない、即ち両端が閉塞された狭く浅い溝10が設
けられており、この溝10は数本の半径方向の細
孔11及び軸方向に延びる導油管12を介して、
下部ロール1の外部に配置されている高圧油ポン
プ13と接続している。なお、この高圧油ポンプ
13はピストン4の最下部にある圧力室5に通路
6より送り込む高圧油源を兼ねていてもよいし、
別物でもよい。また下部ロール1の回転が遅いと
前述したように下部ロール1の内面には潤滑油が
へばり着いて上がつて来ないので、シユー2には
流体動力学的効果を期待することは出来ない。こ
のような場合には、高圧油ポンプ13より導油管
12と細孔11を通じて溝10に高圧油14を送
り込むことにより、流体静力学的効果を利用し、
シユー2と下部ロール1の内面との間に隙間h3を
形成しながら、ピストン4に加えられた力を支え
ることが出来る。従つてシユー2と下部ロール1
との直接接触を回避でき、低速時においても安全
な作動が可能となる。なお、図中3はシリンダ、
7は支持ピン、8はシールである。
の第3図に準ずるが、シユー2の下部ロール1と
対峙する面には、軸方向にその両端を貫通してい
ない、即ち両端が閉塞された狭く浅い溝10が設
けられており、この溝10は数本の半径方向の細
孔11及び軸方向に延びる導油管12を介して、
下部ロール1の外部に配置されている高圧油ポン
プ13と接続している。なお、この高圧油ポンプ
13はピストン4の最下部にある圧力室5に通路
6より送り込む高圧油源を兼ねていてもよいし、
別物でもよい。また下部ロール1の回転が遅いと
前述したように下部ロール1の内面には潤滑油が
へばり着いて上がつて来ないので、シユー2には
流体動力学的効果を期待することは出来ない。こ
のような場合には、高圧油ポンプ13より導油管
12と細孔11を通じて溝10に高圧油14を送
り込むことにより、流体静力学的効果を利用し、
シユー2と下部ロール1の内面との間に隙間h3を
形成しながら、ピストン4に加えられた力を支え
ることが出来る。従つてシユー2と下部ロール1
との直接接触を回避でき、低速時においても安全
な作動が可能となる。なお、図中3はシリンダ、
7は支持ピン、8はシールである。
なお、高速回転になれば、第3図で説明したの
と同じ効果が得られるので、ポンプ13により溝
10に高圧油を送り込む等の運転は不要であり、
高圧油ポンプ13の運転を停止し、省エネルギー
運転を行なうことが出来る(但し高圧油ポンプ1
3が圧力室5に送油する装置を兼ねている場合
は、前記運転を停止することは出来ず、高圧油ポ
ンプ13と導油管12との間にバルブを設け、こ
れを閉じることになる)。またこの流体動力学的
効果の発生を妨げないよう、溝10は幅が狭く深
さの浅いものとすると共に、逆流を防止すべく溝
10と高圧油ポンプ13との間に逆止弁15を設
ける必要がある。
と同じ効果が得られるので、ポンプ13により溝
10に高圧油を送り込む等の運転は不要であり、
高圧油ポンプ13の運転を停止し、省エネルギー
運転を行なうことが出来る(但し高圧油ポンプ1
3が圧力室5に送油する装置を兼ねている場合
は、前記運転を停止することは出来ず、高圧油ポ
ンプ13と導油管12との間にバルブを設け、こ
れを閉じることになる)。またこの流体動力学的
効果の発生を妨げないよう、溝10は幅が狭く深
さの浅いものとすると共に、逆流を防止すべく溝
10と高圧油ポンプ13との間に逆止弁15を設
ける必要がある。
(考案の効果)
以上詳細に説明した如く本考案は、シユーのロ
ール内面に対峙する面に両端が閉塞された幅が狭
く深さの浅い溝を設け、同溝内にロール外部より
高圧油を導く通路を設けたので、ロールの回転が
遅かつたり、停止している場合でもシユーとロー
ル内面間には、高圧油による流体静力学的効果を
利用し、ロールの撓みを補正するのに必要な力を
伝達しながら隙間を形成することができ、この隙
間には十分な潤滑油が供給されることになり、従
来のようにシユーがロール内面に接触して焼き付
けを起こすなどの問題を完全に除去することがで
きる。
ール内面に対峙する面に両端が閉塞された幅が狭
く深さの浅い溝を設け、同溝内にロール外部より
高圧油を導く通路を設けたので、ロールの回転が
遅かつたり、停止している場合でもシユーとロー
ル内面間には、高圧油による流体静力学的効果を
利用し、ロールの撓みを補正するのに必要な力を
伝達しながら隙間を形成することができ、この隙
間には十分な潤滑油が供給されることになり、従
来のようにシユーがロール内面に接触して焼き付
けを起こすなどの問題を完全に除去することがで
きる。
また本考案は、高速回転時には前記溝内への高
圧油の送油を停止し、通常の動圧潤滑で作動させ
るようにしたので、ロールの回転とは無関係に常
に静圧潤滑下で作動するようにした従来技術(例
えば特開昭61−97494号公報)のように不必要時
に圧油の供給を行なう必要はなく、ポンプ等によ
り溝内に高圧油を送り込むなどの運転は不要で、
高圧油ポンプ等の運転を停止し省エネルギー運転
を行なうことができる。
圧油の送油を停止し、通常の動圧潤滑で作動させ
るようにしたので、ロールの回転とは無関係に常
に静圧潤滑下で作動するようにした従来技術(例
えば特開昭61−97494号公報)のように不必要時
に圧油の供給を行なう必要はなく、ポンプ等によ
り溝内に高圧油を送り込むなどの運転は不要で、
高圧油ポンプ等の運転を停止し省エネルギー運転
を行なうことができる。
第1図は本考案の実施例を示すプレスロールの
うち下部ロールの要部の正面断面図、第2図は第
1図のA〜A断面図、第3図は従来のプレスロー
ルのうち下部ロールの要部の正面断面図である。 図の主要部分の説明、1……下部ロール、2…
…シユー、3……シリンダ、4……ピストン、5
……圧力室、7……支持ピン、10……溝、11
……細孔、12……導油管。
うち下部ロールの要部の正面断面図、第2図は第
1図のA〜A断面図、第3図は従来のプレスロー
ルのうち下部ロールの要部の正面断面図である。 図の主要部分の説明、1……下部ロール、2…
…シユー、3……シリンダ、4……ピストン、5
……圧力室、7……支持ピン、10……溝、11
……細孔、12……導油管。
Claims (1)
- 帯状品のプレスロールの内面にシユーを設けた
撓み補償装置を有するプレスロールにおいて、シ
ユーのロール内面に対峙する面に、両端が閉塞さ
れた幅が狭く深さの浅い溝を軸方向にわたつて設
け、かつ同溝内にロール外部より高圧油を導く通
路を設け、ロール低速回転時には同溝内に高圧油
を送り込んで静圧潤滑で作動させ、高速回転時に
は同溝内への高圧油の送油を停止し動圧潤滑で作
動させることを特徴とするプレスロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987193632U JPH0523596Y2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987193632U JPH0523596Y2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0198197U JPH0198197U (ja) | 1989-06-30 |
| JPH0523596Y2 true JPH0523596Y2 (ja) | 1993-06-16 |
Family
ID=31484414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987193632U Expired - Lifetime JPH0523596Y2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523596Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6197494A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-15 | 石川島播磨重工業株式会社 | たわみ調節ロ−ル |
-
1987
- 1987-12-21 JP JP1987193632U patent/JPH0523596Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0198197U (ja) | 1989-06-30 |
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